【陸上・関東インカレ2026】「0.18秒の死闘」早稲田大女子、4×400リレーで王座奪還 男子は東洋大が3分4秒台の貫録V
女子1部早稲田が0.18秒差の激戦を制し優勝
1位早稲田大学3:39.01
2位青山学院大学3:39.19
3位日本体育大学3:40.61
第105回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)最終日、女子1部4×400mリレー決勝が行われ、早稲田大学(木下晏里・ガードナレイチェル麻由・山本真菜・千葉史織)が3分39秒01で優勝を果たした。
2位・青山学院大学との差はわずか0.18秒。前回女王・青山学院大との争いは、最後まで目の離せない接戦となった。
1走・木下晏里が先頭で流れを作ると、2走・ガードナレイチェル麻由が「1番で持っていく」との宣言通り前との差を詰め、先頭とほぼ並ぶ形でバトンをつないだ。3走・山本真菜は途中で他校に交わされる場面もあったが粘りの走りでつなぎ、アンカー・千葉史織がラストで逆転。歓声に包まれる中、フィニッシュを切った。
千葉はこの日、400mハードルでも優勝。レース後、リレーについて次のように振り返った。
「前の3人が予選から本当にいい走りをしてくれたことが力になりました。目の前に見えていた応援のところに飛び込むような気持ちで最後まで走りました。400mハードルで優勝した瞬間は『やるべきことを淡々とこなす』という感覚でしたが、このマイルではチームのメンバーと喜びを共有できたことが本当に嬉しいです」
3走・山本も、アンカーへ託した思いを口にした。
「4走に繋いだら絶対抜いてくれると信じていたので、最後まで諦めずに少しでも差を縮めるように頑張りました」
男子1部東洋が貫録の優勝
1位東洋大学3:04.04
2位中央大学3:05.09
3位早稲田大学3:06.26
男子1部は東洋大学(大石亮太・津田伊万・白畑健太郎・山﨑琉惟)が3分4秒04で優勝。2位・中央大学に1秒以上の差をつける快勝を収めた。
1走・大石亮太は、マイルリレーへの強い思いを胸にレースへ臨んだ。
「1走を任される責任の重さを感じ、昨年よりも緊張しました。全カレの決勝メンバーとして走れるようまた頑張りたいです」
また、3走に起用された白畑健太郎は、次戦への高い目標を掲げた。
「全カレでは3分2秒台を出して、他大学に絶対に抜かれないような圧倒的な記録を作りたいです」
4×400mリレーは関東インカレ最大の盛り上がりを見せる種目のひとつである。
スタンドからの大声援が飛び交う中、各校のアンカーがフィニッシュラインへ向かうたびに会場のボルテージは最高潮に達した。
4本のバトンに込められた信頼と意地。、頂を懸けた戦いは、これからも続く。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部