【ドジャース】大谷翔平、ラッシングとの不協和音に「いいきっかけになれば」

ドジャースの大谷翔平(31)とダルトン・ラッシング捕手(25)のバッテリー間の連係に課題が浮かんでいる。6月24日(日本時間25日)のツインズ戦は今季3度目のバッテリー。2回の捕逸による失点やABSチャレンジを巡る意思疎通のズレが映像で拡散し、米球界でも大きな話題を呼んだ。それでも試合後の大谷は、前を向くコメントに終始した。

3回以降に大谷がサインを主導

試合中、3回以降は大谷が自らサインを出して投球を組み立てる形に切り替えた。試合後の会見で大谷は「今後ラッシングと組むことはもちろんあると思うので」と前置きしたうえで、「言葉で説明することも大事ですけど、自分のピッチングはこうだというところをゲームの中でコミュニケーションを取る意味でも、いい試合になったのかなと。いいきっかけになれば。お互いがお互いのいいところをバッテリーとして今後やったときに、良いきっかけになれば」と次回を見据えたコメントに終始した。
課題より先に解決策を語るあたりに、エースとしての器が表れている。

ABSチャレンジの共有が今後の鍵

ABSチャレンジについても大谷は「自信があるときはもちろんやりますし。どのシチュエーションでやるべきかが大事なので。ミスする、しないよりはどこで使うかが大事。2つあるチャレンジをどういうところにチームとして使っていこうか共有していれば、積極的に使っていいんじゃないかなと思います」と語った。判定を覆した場面での見解の相違は、あくまで「情報共有の問題」として捉えている姿勢だ。

ラッシングは深く反省 正捕手スミスは離脱中

ラッシングは試合後、「最初から最後まで恥ずかしい思いでした。大谷は素晴らしくて試合をコントロールできましたが、それでも本当に恥ずかしかった」と深く反省した。
「気持ちをリセットするために次の試合が待ち遠しい」とも語り、前向きな姿勢を示した。正捕手スミスは首の炎症で6月8日から負傷者リストに入っており、25歳の若手がその穴を埋めている状況だ。ラッシングのメジャー出場はまだ100試合。責任の大きさに対して経験が追いついていない面もある。

大谷がポジティブに定義した「いいきっかけ」。次にふたりがバッテリーを組む試合が、関係修復の分岐点となる。

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