【W杯2026】ノイアーがドイツ代表引退へ 128試合・5大会出場の守護神が幕を下ろす

40歳のゴールキーパーが、静かに別れを告げた。FCバイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーは、FIFAワールドカップ2026の決勝トーナメント1回戦、パラグアイとのPK戦での敗退をもって代表引退を表明した。2009年の代表デビューから17年。通算128試合を戦い抜いた守護神が、長きにわたる代表キャリアに幕を下ろす。

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EURO2024引退からの異例の復帰
ノイアーは2024年、自国開催のUEFA EURO2024終了後にドイツ代表からの引退を表明していた。しかしユリアン・ナーゲルスマン監督からの要請を受け、約1年10か月のブランクを経て復帰を決断。2026年5月にW杯2026のメンバーに選出され、異例の「再登板」を果たした。
5大会連続のW杯出場となった今大会では、グループEの全試合でゴールマウスを守り続けた。
ドイツはグループステージを突破したものの、決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦。120分の激闘でも決着がつかず、PK戦の末に敗れてベスト32で大会を終えた。ノイアーは全4試合に出場し、最後まで守護神の責務を果たした。

今大会で樹立した2つの記録
注目は大会序盤に打ち立てた記録だ。グループE第1節のキュラソー戦(7-1)でスタメン出場を果たしたノイアーは、ローター・マテウス氏が持っていた主要国際大会(EUROおよびW杯)におけるドイツ人史上最年長出場記録を塗り替えた。
さらにW杯の出場試合数でも歴史に名を刻んだ。GKとしてのW杯最多出場記録を更新し、元フランス代表ユーゴ・ロリスが持っていた記録を抜いて21試合に到達。「GKとしてW杯に最も多く出場した選手」という称号を手にして、代表での幕を閉じる。


【ノイアー代表主要記録17年間の代表キャリア】
代表通算出場:128試合(歴代5位)
W杯出場:5大会(2010・2014・2018・2022・2026年)
W杯優勝:2014年ブラジル大会(大会最優秀GK受賞)
代表デビュー:2009年6月

GKとしてのポジションの概念を塗り替えた「スイーパー・キーパー」の第一人者として、現代サッカーに大きな足跡を残したノイアー。ドイツ代表の歴史に刻まれた128という数字は、その長さと重さを物語る。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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