【W杯】スペインの鉄壁 失点は「三笘の1ミリ」までさかのぼる

スペインの守備が、際立っている。今大会、ここまで一度も失点していない。しかも、この記録は前回大会にまでさかのぼる。
前回と合わせた6試合連続無失点は、ワールドカップ史上初の快挙だ。スペインが最後にゴールを許したのは、前回カタール大会の日本戦。あれから、失点はない。
ポゼッションを軸にした「無敵艦隊」の守備を、事実に沿って読み解く。

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最後の失点は日本戦


スペインが最後に失点した場面を振り返ると、前回のカタール大会に行き着く。

グループステージの日本戦、田中碧が押し込んだゴールだ。ボールがぎりぎりでラインを割っていなかった、いわゆる「三笘の1ミリ」から生まれた得点である。
この一点を最後に、スペインはワールドカップの舞台でゴールを許していない。
日本が刻んだ一撃が、いまも記録の起点として残っている。

史上初の6試合連続無失点


その積み重ねが、歴史的な記録となった。スペインの6試合連続無失点は、ワールドカップ史上初の数字だ。
これまでの最長は、1990年のイタリアや2006年から2010年のスイスが持っていた5試合だった。
ただし、この記録は前回大会をまたいでいる。

前回のスペインは、失点しないまま姿を消した。ラウンド16のモロッコ戦を0-0で終え、PK戦の末に敗退している。無失点がそのまま勝利を意味するわけではない。
それでも、簡単にゴールを許さない戦い方は、このチームの明確な特長だ。

鉄壁のまま準々決勝へ


今大会のスペインは、その守備をさらに磨いている。守護神ウナイ・シモンは、609分間にわたって無失点を継続し、新たな記録を打ち立てた。相手に許す枠内シュートも極端に少なく、危ない場面をほとんど作らせない。ラウンド16では、ロナウド擁するポルトガルを1-0で下した。

次に対戦するのは、準々決勝のベルギーだ。攻撃力のある相手に対し、この守備がどこまで通用するか。日本戦以来続く記録が、次の一戦でも注目される。

前回大会で日本が奪った一点は、いまもスペインが喫した最後の失点として残る。
無敵艦隊の守備は、次はいつ破られるのか。その戦いぶりに、視線が集まる。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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