【高校野球】4回戦へ 激戦区の勢力図と注目カード 神奈川大会

夏の高校野球、神奈川大会が中盤戦に入る。7月5日の開会式を経て、14日に3回戦が終了。16日からは、16強を懸けた4回戦が始まる。全国有数の激戦区は、序盤から波乱が続いた。そして16日には、横浜と東海大相模の対戦が実現する。
ここまでの流れと、これからの展望を整理する。

序盤から続いた波乱


まず、ここまでの大会を振り返りたい。神奈川は、序盤から実力校が涙をのむ展開となった。

春季神奈川大会で準優勝した横浜創学館は、平塚学園との延長13回の末に敗退。4時間半を超える激闘だった。第3シードの神奈川工や橘も、姿を消している。
一方で、川和や県相模原といった公立校が勝ち上がる場面もあった。
事前の評価だけでは測れないのが、この激戦区の特徴だ。

16日に横浜と東海大相模


16日の4回戦では、注目を集める一戦が実現する。横浜と東海大相模の対戦だ。
舞台は、サーティーフォー保土ケ谷球場。
午前9時にプレイボールを迎える。両校はこれまで、県大会の決勝で10度にわたって顔を合わせてきた。現在の3年生が入学してからも、すでに6度対戦している。今回が、7度目の顔合わせとなる。
同じ16日には、春季神奈川大会4強の慶応が横浜栄と対戦するなど、各地で16強を懸けた戦いが繰り広げられる。

両校の現在地


両校とも、順調に勝ち上がってきた。横浜は3回戦で住吉を11-0の5回コールドで下している。この試合では、登板した4投手がいずれも140キロ台を計測。
小林鉄三郎は、自己最速となる149キロを記録した。投手陣の層の厚さが、今年の持ち味だ。
東海大相模は3回戦で、茅ケ崎とのロースコアの接戦を制した。今大会は27年ぶりにノーシードからのスタートとなったが、着実に白星を重ねている。春夏合わせて5度の全国制覇を誇る伝統校だ。
横浜の村田監督は「やってみないとわからない」と語り、相手への敬意も口にしている。

頂点までの道はまだ長い


4回戦の後も、5回戦、準々決勝、準決勝と関門は続く。決勝は、26日に予定されている。

注目の一戦がある一方で、他のブロックでも実力校や公立校が勝ち上がりを狙っている。序盤の波乱が示すように、この先も何が起きるかは分からない。一つの敗戦が、そのまま夏の終わりを意味する。だからこそ、どの試合も見逃せない。

夏の甲子園を目指す戦いは、ただ一つの代表の座を懸けて続く。神奈川の夏は、ここからが本番だ。激戦を勝ち抜くのは、どのチームか。
球児たちの一戦一戦に、視線が注がれる。


文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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