【夏の高校野球】横浜が8回コールド勝ち 東海大相模との一戦を制す 神奈川大会

神奈川大会の4回戦で、注目を集めた一戦の決着がついた。
16日、サーティーフォー保土ケ谷球場で横浜と東海大相模が対戦。横浜が8-1の8回コールドで勝利し、5回戦へと駒を進めた。
昨夏の決勝と同じ顔合わせとなったこの試合は、平日にもかかわらず開門前から球場に大行列ができるほどの注目を集めた。試合の中身を振り返る。

序盤から着実に加点


試合は、序盤から動いた。横浜は初回、2番・小林大雅の出塁を足がかりに好機をつくると、5番・田島陽翔が左前に2点適時打を放って先制する。
2回にも二死満塁の場面をつくり、小林大雅の左前適時打で3点目。

3回には池田聖摩と川上慧の連打で無死一、二塁とし、6番・安食琥太郎の内野ゴロの間に1点を加えた。
毎回のように走者を出し、確実に加点していく展開だった。
5回にも安食の適時打で5-0とリードを広げる。攻撃のつながりが、そのまま得点に結びついた形だ。

先発の2年生左腕が好投


横浜は、先発マウンドに2年生左腕の小林鉄三郎を送った。ドラフト候補として注目される3年生の織田翔希を温存する起用となる。
その小林鉄三郎は、初回を三者凡退に抑えると、3回まで3安打と落ち着いた投球を見せた。結局、7回3分の2を投げて1失点。
この失点は自責点0で、投球内容そのものは危なげなかった。
その後は織田がマウンドに上がり、リードを守り抜いている。
層の厚い投手陣を、余裕を持って運用できた点も横浜の強みとなった。

東海大相模も一矢を報いる


一方の東海大相模も、追う展開のなかで見せ場をつくった。存在感を示したのが、1年生の竹内球太だ。4番を任され、この日は4打数3安打。チームで唯一、複数の安打を放った。6回には二塁打で出塁し、続く5番・松崎大和の内野安打などで1点を返している。

点差が開く苦しい展開となったが、最後まで攻める姿勢は崩さなかった。
この夏は27年ぶりにシードから外れて臨み、3回戦では茅ケ崎との接戦を制してここまで勝ち上がってきた。夏の戦いは終わったが、選手たちが積み重ねてきたものは、確かにグラウンドに表れていた

大会は5回戦へ進む


これで、神奈川大会は5回戦へと進む。横浜は、県勢としては初となる4季連続の全国大会出場を目指し、次の試合に臨むことになる。もっとも、この先も準々決勝、準決勝と関門は続く。
172チームが参加した大会で、夏の甲子園に届くのは1チームだけだ。この日は他の球場でも、16強を懸けた戦いが繰り広げられた。決勝は26日に予定されている。


一つの試合が終わり、それぞれの夏が続いていく。勝ったチームは次へ、敗れたチームはグラウンドを去る。トーナメントとは、そういう舞台だ。
残された戦いで、球児たちがどんな姿を見せるのか。神奈川の夏は、まだ続いていく。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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