【夏の高校野球】京都国際が9回に逆転サヨナラ 16強入りを決める 京都大会

夏の高校野球・京都大会は16日、わかさスタジアム京都など3球場で3回戦が行われた。この日の勝者が、16強へと駒を進めた。
注目を集めたのが、京都国際と京都文教の一戦だ。8回まで京都文教がリードしたが、京都国際が終盤に追い上げ、9回裏に試合をひっくり返した。

夏の京都は、いよいよ中盤戦へと進む。

9回裏に決まった一打


京都国際と京都文教の試合は、序盤から締まった展開となった。
先に動いたのは京都文教で、5回に2点を挙げて先制する。京都国際は再三走者を出しながら、なかなか本塁が遠い。
ようやく1点を返したのは、8回のことだった。
それでも1点差。京都文教は、あと3つのアウトまで迫っていた。
迎えた9回裏、二死で走者はなし。ここから京都国際は反撃する。走者を出すと、4番の小川礼斗が右越えに2ランを放ち、そのまま試合が終わった。3-2、逆転サヨナラである。
京都国際は西田櫂吏が先発し、捕手の中谷隼斗とバッテリーを組んだ。

京都文教は、円山生真から玉井幹大への継投で臨んでいる。

春の成績と夏の戦い


この京都国際は、2024年に全国制覇を果たした学校だ。昨年の京都大会も制しており、今夏は3年連続の優勝を目指している。
ただ、今春の府大会では、立命館宇治に0-1で敗れている。秋と春の府大会を制したのは、龍谷大平安である。つまり、直近の公式戦の成績だけを見れば、京都国際が抜けているわけではない。
それでも夏は夏として、また別の戦いが始まる。実際、この日の京都国際も、8回までリードを許す苦しい展開だった。

春の結果が、そのまま夏を約束するわけではない。逆にいえば、春に届かなかった学校にも、夏の可能性は開かれている。

各地で決着した3回戦


この日は、他の会場でも3回戦が行われた。乙訓が京都精華を6-1で下し、福知山成美は京都先端科学大付に10-2と7回コールドで試合を決めている。
京都成章は京都工学院を6-0で退けた。一方、接戦となった試合もある。
亀岡は宮津天橋を5-4で振り切った。京都両洋と大谷の一戦は延長10回のタイブレークにもつれ込み、京都両洋が2-1で競り勝っている。


点差のついた試合もあれば、最後の一球まで分からない試合もある。それぞれのグラウンドで、それぞれの夏が動いた。

大会は4回戦へ


これで、京都大会は4回戦へと進む。この先には、準々決勝、準決勝、決勝が控えている。夏の甲子園に進めるのは、京都からは1校だけだ。3年連続の優勝を目指す学校もあれば、秋と春の府大会を制した学校もある。初めて上位を狙う学校もあるだろう。
どの学校にも、まだ可能性が残されている。


一つの試合が終わるたび、夏を終える学校が出てくる。9回二死からでも、試合は終わらない。この日の京都国際と京都文教の一戦が、そのことを示していた。
残された戦いで、球児たちがどんな姿を見せるのか。京都の夏は、まだ続いていく。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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