藤枝順心が夏の女王に返り咲き 十文字に完勝、静岡の名門が2大会ぶりのインターハイV

令和8年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)の女子決勝が31日、北海道旭川市のリアルター夢りんご東光スポーツ公園球技場で行われ、藤枝順心(静岡)が十文字(東京)を3-0で退け、2大会ぶりの優勝を飾った。

■終始主導権、危なげない3-0
準決勝をともにPK戦で競り勝って勝ち上がってきた両校の一戦は、藤枝順心が立ち上がりから主導権を握る展開となった。ボールを保持して相手を押し込み、要所で決定機をものにした藤枝順心が3得点。守っては十文字に得点を許さず、無失点のまま頂上決戦を締めくくった。

■王座奪還までの道のり
ここに至るまでの藤枝順心は、決して平坦な道のりではなかった。準決勝では、全日本高校女子選手権で準優勝の実績を持つ神村学園を相手に、2-2からのPK戦を5-4で制して競り勝った。一方の十文字も、前回の全日本選手権を制した柳ヶ浦を準決勝でPK戦の末に振り切っており、実力校同士の決勝が実現していた。

■高校女子サッカーを牽引する常勝校
藤枝順心は、2023年から2024年にかけてインターハイを連覇するなど、長く高校女子サッカー界の中心にあり続けてきた強豪である。
近年は全国選手権でも優勝を重ねてきた。前回大会では頂点を逃していただけに、今回の戴冠は名門による確かな王座奪還となった。

真夏の北海道で頂点に立った藤枝順心。その勢いは、翌1日の男子決勝へと引き継がれる。福島・Jヴィレッジでの大一番には、同じ静岡から静岡学園が勝ち残っており、女子に続いて男子も制すれば、静岡勢が男女そろって全国の頂点に立つ。サッカー王国・静岡が、この夏、あらためてその名にふさわしい底力を示せるか。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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