8年ぶり20Sに王手、阪神ドリスが緊急登板でわずか3球の火消し

38歳が見せた、危機一髪の職人芸だった。

一死満塁のピンチにわずか3球で対応

阪神は8月1日、神宮球場でのヤクルト戦に7-3で勝利した。9回、4点リードの場面で登板した守護神・岩崎優が一死満塁のピンチを招くと、急きょラファエル・ドリスがマウンドに上がった。ドリスは塩見泰隆を左飛に、丸山和郁を二ゴロに打ち取り、わずか3球で試合を締めくくった。守護神が作ったピンチを、ベテランがロースコアの継投で最小限に食い止めた形だ。

2017年セーブ王、6年ぶり復帰から19S

ドリスは2016年から4年間阪神に在籍し、2017年にセーブ王のタイトルを獲得した実績を持つ。2019年の退団後はメジャーリーグで活動していたが、2025年7月に6年ぶりの復帰を果たした。今季38歳のベテランは、この日の火消しで今季19セーブ目を挙げ、自身2度目の在籍期間を通じて8年ぶりとなる20セーブにも王手をかけた。
試合後は「焦ることなく、いつも通り打たせる球を投げようと思っていた。仲間を助けたいという思いが一番だった」と落ち着いた表情で振り返った。

ベテランの経験が支える終盤戦

岩崎がピンチを招いた形にはなったが、ベテランの経験でチームは連勝を果たした。ペナントレース終盤に向けて守護神陣の役割分担が今後どう固まっていくかにも注目が集まる。かつてのセーブ王が、復帰から1年あまりでここまで結果を残している事実は、若い投手陣にとっても大きな手本となりそうだ。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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