菅野智之、トレード期限でロッキーズ残留 11勝も交渉まとまらず

巨人からメジャーへ渡った菅野智之投手(36)が、ロッキーズでの今シーズンを最後まで戦うことになった。今季11勝を挙げる活躍を見せながらも、トレードによる移籍は実現しなかった。

複数球団が関心も交渉まとまらず

米国東部時間8月3日のトレード期限を前に、ポストシーズン進出を狙う複数球団が、先発陣を強化する補強候補として菅野に関心を示していると報じられていた。ベテランらしい安定感のある投球内容が評価され、獲得に動く球団があるとの見方も出ていたが、交渉がまとまることはなく、菅野はロッキーズにとどまることになった。

編成本部長「検討事項になる」と再契約に言及

トレード期限最終日の3日、ロッキーズのP・デポデスタ編成本部長が会見し、菅野を含むオフにフリーエージェントとなる先発陣3人が残留したことに言及した。デポデスタ編成本部長は再契約の可能性について「今後もそれが続く機会があれば、検討事項になるだろう」とコメントしている。

チーム最多クラスの11勝、先発ローテの支えに

今季チーム最多クラスの11勝を挙げているだけに、米国のファンの間では「トレードされる必要があった」といった声も上がっていたという。チームが売り時だったのではないかとの指摘も出るほど、菅野の評価は高い。
ロッキーズは長期的な低迷から抜け出せておらず、若手育成を優先する方針とも報じられる中、豊富な経験を持つ菅野は先発ローテーションの支えとなっている存在だ。

オフにはFAとなる菅野の去就は、シーズン終了後に改めて注目される展開になりそうだ。今季残りの試合でどこまで勝ち星を積み重ねられるかにも注目したい。ロッキーズは地区で苦しい戦いを続けているが、菅野が引き続きローテーションの柱としてマウンドに立つことで、若手投手陣の手本にもなりそうだ。残留が決まったことで、菅野自身も落ち着いてシーズン後半に集中できる環境が整ったといえる。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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