【MLB 大谷翔平】次はマウンドへ 監督が語った復帰の道筋
ドジャースの先発陣に、投手が戻ってきている。その中で、大谷翔平の投手復帰プランの輪郭がはっきりしてきた。
日本時間8月13日、本拠地ロイヤルズ戦の試合前。デーブ・ロバーツ監督は報道陣に対し、大谷の次の段階について「次はマウンド(ブルペン)になると思う」と明言した。
そのうえで、復帰の道筋についてこう説明している——「ブルペン、ライブBPを何回やるか未定だけど、調整登板(実戦復帰)はMLBで行うことになる」。
短い一言だが、含む情報は小さくない。
通常、故障から復帰する投手はマイナーリーグでリハビリ登板を重ね、球数と回復具合を確かめてからメジャーに戻る。だが大谷の場合、その工程をメジャーの公式戦で行うという。
理由は明快で、大谷は打者としてすでに毎日ラインアップに入っている。打者としての出場を止めてマイナーに送ることはできない。
したがって、投手としての調整は球数を制限した公式戦登板という形をとらざるを得ない。
つまり復帰初戦は、いきなりメジャーの試合になる。ただし1〜2イニング程度から始まる可能性が高い。「復帰登板」という言葉から想像される姿とは、少し違う入り方になる。
7月下旬に一度つまずいた後、8月に入って距離が18メートルから61メートルへと伸びた。
大谷が登板から離れている間に、ドジャースの先発陣は補強と復帰が重なった。
8月1日(同2日)、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたタリク・スクーバルをタイガースからトレードで獲得。日本時間8月13日にはブレイク・スネルが約3カ月ぶりに復帰登板を果たし、6回1失点10奪三振と結果を残した。
タイラー・グラスノーも8月末までに復帰の見通しとされる。山本由伸はローテーションを守り続けている。
7月時点の「先発が足りない」という状況は、8月半ばで一定程度解消された。
先発陣が充実したことが復帰を急がない理由か——そう問われたロバーツ監督の答えが、現在の位置づけをよく表している。
打者・大谷はすでにチームの中心として毎日出場している。投手・大谷は、そこに積み増される部分という整理である。頭数が戻ったことで、この整理を貫きやすくなったとは言える。
8月上旬の時点では、早くても8月下旬から9月初旬の復帰という見方が報じられていた。ブルペン投球、ライブBP、そして球数を絞った公式戦登板——この各段階を踏むには、それぞれ数日から1週間の間隔が必要になる。
10月のポストシーズンから逆算したとき、ブルペン投球がいつ行われるかが最初の分岐点になる。
当面は、ブルペンに入った日と、そこからライブBPまでの間隔を追うことになる。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
日本時間8月13日、本拠地ロイヤルズ戦の試合前。デーブ・ロバーツ監督は報道陣に対し、大谷の次の段階について「次はマウンド(ブルペン)になると思う」と明言した。
そのうえで、復帰の道筋についてこう説明している——「ブルペン、ライブBPを何回やるか未定だけど、調整登板(実戦復帰)はMLBで行うことになる」。
「調整登板はMLBで」が意味すること
短い一言だが、含む情報は小さくない。
通常、故障から復帰する投手はマイナーリーグでリハビリ登板を重ね、球数と回復具合を確かめてからメジャーに戻る。だが大谷の場合、その工程をメジャーの公式戦で行うという。
昨季の復帰時と同じ形である。
理由は明快で、大谷は打者としてすでに毎日ラインアップに入っている。打者としての出場を止めてマイナーに送ることはできない。
したがって、投手としての調整は球数を制限した公式戦登板という形をとらざるを得ない。
つまり復帰初戦は、いきなりメジャーの試合になる。ただし1〜2イニング程度から始まる可能性が高い。「復帰登板」という言葉から想像される姿とは、少し違う入り方になる。
7月下旬に一度つまずいた後、8月に入って距離が18メートルから61メートルへと伸びた。
この2週間で工程は前に進んでいる。
先発陣に戻ってきた頭数
大谷が登板から離れている間に、ドジャースの先発陣は補強と復帰が重なった。
8月1日(同2日)、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたタリク・スクーバルをタイガースからトレードで獲得。日本時間8月13日にはブレイク・スネルが約3カ月ぶりに復帰登板を果たし、6回1失点10奪三振と結果を残した。
タイラー・グラスノーも8月末までに復帰の見通しとされる。山本由伸はローテーションを守り続けている。
7月時点の「先発が足りない」という状況は、8月半ばで一定程度解消された。
「おまけ」という表現
先発陣が充実したことが復帰を急がない理由か——そう問われたロバーツ監督の答えが、現在の位置づけをよく表している。
「スネルが戻ってこなかったとしても、最も大事なことは彼(大谷)の健康。最善の選択をしないといけない。彼は二刀流選手だから、イニングを稼いでくれたらある意味『おまけ』と考えられる」
打者・大谷はすでにチームの中心として毎日出場している。投手・大谷は、そこに積み増される部分という整理である。頭数が戻ったことで、この整理を貫きやすくなったとは言える。
逆算すると
8月上旬の時点では、早くても8月下旬から9月初旬の復帰という見方が報じられていた。ブルペン投球、ライブBP、そして球数を絞った公式戦登板——この各段階を踏むには、それぞれ数日から1週間の間隔が必要になる。
10月のポストシーズンから逆算したとき、ブルペン投球がいつ行われるかが最初の分岐点になる。
監督が回数を「未定」としている以上、日程は前後する。
当面は、ブルペンに入った日と、そこからライブBPまでの間隔を追うことになる。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部