FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (781/858)
アーティスト・D[di:]手掛けるライフスタイルブランド「ザ テキスタイル アンド ジーン バイ ディー(THE TEXTILE AND GENE BY D[di:])」から、ガジェット向けグッズを手掛ける「ギズモビーズ(Gizmobies)」とコラボレーションしたiPhoneケースが発売された。D[di:]は2000年、宮崎駿監督のお墨付きを受けて多摩美術大学在学中に発表した『ファンタスティック・サイレント』でデビュー。2作目の『キぐるみ』では、“ノベルコミック”という文学スタイルを生み出し、読者に衝撃を与えた。現在は繊密なタッチのタブローを制作する傍ら、小説、漫画、イラスト、ファッション、デザインなどの幅広い分野で活躍している。今回のコラボレーションでは、GizmobiesのiPhoneカバーに、これまでD[di:]が描いてきた作品に登場した動物たちをプリント。繊密で独特なタッチによって、“エリザベスカラーを巻いた猫”などのユーモラスなキャラが、シニカルかつキュートに描かれている。ラインアップは、手帳カバー(iPhone6/4,000円)とシールタイプ(iPhone6/4,000円、iPhone5/5S/3,800円)の2種類。手帳タイプは、「エリザベスカラーを巻いた猫」「フクロウ」の2柄を用意。一方、シールタイプは手帳タイプと同じ2種類に加え、「アルパカ」「ピンク・キャット」「フォックス」を追加した5アイテムをラインアップした。手帳タイプはカードポケットを内蔵し、パスケースとしても使えるアイテムとなっている。
2015年02月20日ビジュアル撮影当日、ももクロがピンクハウスで春を告げる撮影には多くのスタッフが関係する。カメラマン、ヘアメイク、アートディレクター、レタッチャー…。そして、メンバーたちのスタイリングを手掛けるピンクハウスのスタッフやマネージャー。数えてみると、約30人のスタッフが会する撮影になった。いつもと違う“ファッションのももクロ”をどう作りあげていくか。スタッフミーティングが重ねられた。仕上がった彼女たちの姿はご覧頂いた通り。スモーキーな世界の中に佇むメンバーは憂いに満ちた目で世界を見つめている。ボリューミーなヘアアレンジにやわらかな色味がメイクで添えられた。撮影の合間に用意されたケータリングに歓声を上げる百田、ヘアメイクさんとの談笑が盛り上がる高城、撮影後に携帯で写真を撮る佐々木。メンバーそれぞれにこの時間を楽しんでいる様子だ。有安は「春になったらピクニックがしたい」と春をイメージした撮影の合間に語り、佐々木も「春になったら苺狩りに行きたい」と、まもなく来る春に胸を弾ませているようだ。撮影を終えたばかりの玉井に撮影の感想を聞くと「ももクロというと5色のイメージが強いと思うけど、ピンクハウスさんは“クローバー”に注目してくれた。ファンのみなさんにも、そうじゃない人にも着てもらえたら嬉しい」と話してくれた。幾重ものフリルに包まれた彼女達がミューズとなった「PINK HOUSE―flower shower・永遠の少女性―」。着飾ることで心が踊るような、世界の見え方がちょっぴり変わるような、なんだかいつもより背筋が伸びるような、“ファッション”の楽しさを感じられるきっかけになるだろうか。2015年の春を思い出す時、無数のクローバーに包まれた彼女達の姿が眼下に浮かんだなら、それは素敵な出来事だと思う。前編に戻る。
2015年02月20日ファッションが時代を映し出すように、アイドルもまたその時代を物語るのではないだろうか。安室奈美恵が「CAN YOU CELEBRATE?」を歌ったあの頃、街にはバーバリーブルーレーベルのミニスカートの少女たちが溢れていた。90年代、2000年代、それぞれの時代の空気と共に、ファッションや音楽、そしてアイドルたちも人々の思い出の中に確かに刻まれていくのだろう。2015年1月某日、都内のスタジオに現れたのはももいろクローバーZ(以下、ももクロ)のメンバーたち。早朝、私服で現れたメンバーたちは、カラフルな衣装に身を包んだ“アイドル”というより、等身大の少女たちといった印象だ。ほんの1週間前に埼玉スーパーアリーナで、数万人を前にしたステージの熱量を見ていたこちらは、その自然体な彼女たちに少しほっとしたりもした。今日、このピュアな少女達に、ファッションの魔法で変身を遂げてもらうのだ。この日は、思いっきり「少女」になってもらいたい。これまでにない、ももクロのイメージを作りたいとスタッフたちは準備を重ねていた。この日、ももクロのメンバーたちは「ピンクハウス(PINK HOUSE)」の15年春夏のイメージビジュアルを撮影するためにスタジオ入りした。30周年を迎えた同ブランドが2月18日から伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区で「PINK HOUSE―flower shower・永遠の少女性―」と題したポップアップショップをオープンした。ももクロメンバーが春を告げるミューズとして選ばれたのだ。■ある秋の日のこと、デザイン画を持ってメンバーの元へ遡ること約1ヶ月半前、秋も深まった11月のある日のこと。スタジオでリハーサル中のももクロメンバーの元をピンクハウスのデザイナーと伊勢丹バイヤーが尋ねた。ピンクハウスがももクロメンバーをイメージして書き下ろしたビジュアル撮影のデザイン画を見せるためである。練習を終えた彼女たちが打ち合わせの場にやってきた。マネージャーが見守る中、メンバーに「ピンクハウスの春のイメージビジュアルをお願いしたい」と告げる。佐々木から「わぁ、ピンクハウス!ママが大好きなの、早く教えたい!」と歓声が溢れた。メンバーたちも、デザイナーがメンバーそれぞれのキャラクターとピンクハウスが持つアーカイブや世界観から描き出した手描きのデザイン画を広げていく。彼女たちは時にため息を漏らしながら、目の前に広がるデザイン画を見つめていた。彼女達が“ピンクハウスを知っているか”という不安が一気に吹き飛ばされたこともあり、その場にリラックスした空気が流れた。最後にメンバーに意見を求めると、普段からパンツを着ることが多いという高城から「パンツスタイルはどうですか」という提案があった。そんな宿題をもらって、この日の打ち合わせは終了した。そこから1ヶ月あまりの間に急ピッチで撮影に向けた準備は進められた。メンバーが着る撮影用アイテムだけではなく、実際に店舗で販売する商品準備も同時進行だった。後編に続く。
2015年02月20日ナイキラボ(NikeLab)が「NikeLab × GYAKUSOU」の15SSコレクション発売された。このコレクションはエリートランナーに向けたナイキのパフォーマンステクノロジーに、デザイナー・高橋盾が考えた都会ランナー向けの機能的なディテール、新しいシルエットを取り入れたもの。昇華プリントのカモフラージュ模様がスピード感を表現し、一見断ち切ったままに見える素材の端は柔らかく、縫い目のない素材とともに肌に優しくフィットする。これに、貴重品を仕舞うポケットや視認性を高める反射素材を加え、暖かな都会の環境に合わせて身体を適度にカバーする軽量なランニングウエアを完成させた。コレクションの中で最も都会ランナーのニーズを明確に反映したのは、「NikeLab GYAKUSOU Utility Short Tights」。これは、「NikeLab GYAKUSOU Men’s Utility Long Tights」のSSモデルで、ランニングショーツの快適性とタイツの機能性を1 枚で得られるガーメントが欲しいというアイデアから製作。鍵や小銭などが入る小さなポケットを備え、上は通常のスポーツショーツのようにゆとりあるフィットの軽量タイツに仕上がった。一方、「NikeLab GYAKUSOU Shield Lite Jacket」では肩やフード、首の後ろなどの必要な部分にのみ防水機能を持たせ、他の部分には撥水性と通気性に優れた軽量メッシュを使用した。隠しジッパーのポケットや反射素材のディテール、ドローコード付きのフードを備え、悪天候から体を守る究極の一着となっている。その他、「NikeLab GYAKUSOU Lightweight Racer Jacket」では、オーセンティックなフロントジップのランナー用ジャケットをベースに、通気性のあるDri-FIT パネルやジップ付きサイドポケット、反射素材と対照的な字体のロゴなどを配置。羽根のようなレーシングシューズの軽さを兼ね備えた「NikeLab GYAKUSOU Lunaracer+ 3」では、メッシュアッパーに昇華プリントで施されたカモフラージュプリントが、コレクションに一貫したスピード感を表現している。また、ナイキスポーツ研究所が発汗量を地図の形に示した「スウェットマップ」を元に、「NikeLab GYAKUSOU Short Sleeve Sweat Map Top」「NikeLab GYAKUSOU Long Sleeve Sweat Map Top」が登場。このパフォーマンスシャツは「GYAKUSOU」の14年スプリングコレクションで初めて登場したもので、ニット素材によって体温が高くなる部分のみ通気性を高める工夫が施された。15年スプリングコレクションでは、最新のスウェットマップデータを用いて更にパワーアップ。背中の裾近くに反射素材で「GYAKUSOU」のロゴが記されたジッパー付きのポケットをあしらっている。カラーバリエーションはバンブー、ドリフトウッド、マッシュルームなどの落ち着いたものをベースに、サングリア、ジムレッド、チームレッドなどの暖かい気候やスポーツにインスピレーションを受けたビビッドなものが使用された。2月19日から公式オンラインショップで先行発売され、21日に一部の店舗で販売が開始される。取り扱い店舗は、NikeLab GYAKUSOU Short Sleeve Sweat Map Top とNikeLab GYAKUSOU Long Sleeve SweatNIKE.COM/NIKELAB 、NIKELAB DSM GNZ、NIKE 原宿、NIKE OSAKA RUNNING 、UNDERCOVER AOYAMA 、UNDERCOVER SENDAI 、UNDERCOVER KANAZAWA、UNDERCOVER NAGOYA、NIKE RUNNING STORE スポーツクエスト、ステップスポーツ東京本店、ステップスポーツ大宮店、ステップスポーツ大阪店、オッシュマンズ新宿店、オッシュマンズ二子玉川店、新宿伊勢丹リスタイルスポーツ・スポーツゲイト、うめだ阪急イングス、スポーツ館ミツハシ京都烏丸御池本店Map Top。
2015年02月20日イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)が2月13日に発売したブランド初のオイルルージュ「ヴォリュプテ ティントインオイル」(3,800円)の販売数が、発売以来、20秒で1本のペースで記録を更新中だ。同ルージュは、五種の植物オイルが配合され、オイル美容液のトリートメント効果とメイクアップ効果が融合。みずみずしく透明感のある独自の発色が特徴だ。現在、歴代のルージュでも有数の売り上げを記録しており、発売を記念してバレンタインに東京・表参道で行われたイベントには、2日間で2,000人以上がこのリップを目当てに集まったという。また、同日に発売された「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」、「ヴォリュプテ キャンディー」の新色も、同様に絶好調な売れ行きとのこと。中でも、2013年に発売した“婚活リップ”の異名を持つルージュ ヴォリュプテ シャインは日本での販売個数が世界で一番多く、今なお1分に1本のペースで売れているという。
2015年02月20日パルファムジバンシイ(PERFUMS GIVENCHY)が3月1日、「ディーダブリューパワーテン(DW10)」シリーズから三つの新製品を発売する。皮膚学や生化学、薬学などの各分野の専門家たちが、ホワイトニングスとスキンケアの両立を目指した同シリーズ。肌の白さを奪う色素沈着の3ステップ「生成」「輸送」「蓄積」に着目し、まっさらな白肌のために専門家が選び抜いた複合成分“ホワイトインテグラルシーケンサー”が配合された。更に、色ムラのないキメ細やかな肌に整え、より多くの光を反射する白肌をキープさせるという。薬用美容液「DW10 モアーザンホワイトセラムプラス」(30ml/1万2,500円)は、ホワイトインテグラルシーケンサーに加え、整肌成分であるジャノヒゲエキスを新たに配合。肌をキメ細かでなめらかな質感に整え、輝きがあふれる美しい白肌へと導く。同じく薬用美容液の「DW10 クリアショット」(15ml/9,500円)には、整肌成分のマツヨイグサエキスを配合。エキスが肌の角質層へと広がり、ずっと続くまっさらな素肌を目指した。気になる箇所にダイレクトに塗布出来るユニークなパッケージで提供される。一方、専用クリーム「DW10 ホワイトニングナイトクリーム」(50ml/1万1,1000円)は、栄養素を壊さないようにじっくりと抽出された整肌成分アプリコットシードオイルを配合。乾燥しがちな睡眠中の肌に潤いを与え、健全な肌の機能をサポートしてくれる。「DW」シリーズを1万3,000円以上購入した人には、数量限定でオリジナル UVカットパラソルをプレゼント。
2015年02月20日ハイク(HYKE)がドーバー ストリート マーケット ギンザ限定モデルを発売した。15SSコレクションからは、スウェットシャツやパーカなど全5アイテムが展開され、カラーパレットに独自のOLIVE DRABを使用。一方、マッキントッシュ(MACKINTOSH)とのコラボアイテムでは、同ブランドの伝統と気品の中にハイクらしさを感じさせる全4型を用意した。色はブラックとパイソンの2色で、3月上旬には更にOLIVE DRABモデルが提供される。値段帯はカットソー6,500円から、スウェットシャツ2万3,000円から、ブルゾン15万5,000円から、コート21万5,000円から。
2015年02月19日三越伊勢丹ホールディングスが4月3日に東京ミッドタウン内にオープンする新業態「イセタンサローネ」のオープニング時のファッションディレクションは「ブラック&ホワイト」。同店の内装デザインには、現代美術家として知られる杉本博司が参画する。このタイミングで、新ブランド「ティジーアイエフ レディ フォア ザウィークエンド(T.G.I.F. Ready for the Weekend)」がデビュー。同ブランドは「自分らしさを大切にしながらシンプルに良いものを楽しみたいと願う女性」をターゲットにしており、東京コレクションでも注目を集める「タロウホリウチ(TAROHORIUCHI)」や「ベイジ(Beige,)」とコラボレーションした限定品も用意する。同ショップの商品企画担当者によれば「伊勢丹新宿店の本館2階で展開する『レディフォア ザ ウィークエンド』では、女性として、妻として、母として、という三つの役割を持つ女性をターゲットに、リラックスしたカジュアルスタイルや、日常のお出かけシーンのファッションを中心に提案してきた。今回、イセタンサローネのお客様をイメージし、“より自分自身と向き合う時間を大切にしている女性”に着てもらいたいコーディネートを提案したい」とコメントする。同ブランドでは、プリーツが全体的に施された動きのあるタンクトップや、長く着ていてもストレスを感じにくいジャージー素材のライダースジャケット、モノクロプリントがアクセントのシンプルなTシャツなど、コーディネートの幅を広げてくれるシンプルな中にセンスを感じらえるアイテムがそろう。モノトーンアイテムに質感やディテールで変化を加えている。また、オリジナルブランド以外にも「ブラック&ホワイト」をテーマに用意された限定品も登場。「マメ(mame)」からは、繊細なレースと女性らしい落ち感が美しいドレスワンピース。「ハイク(HYKE)」もモノトーンのトップスや平面的なシルエットのデニム素材のアウター、パンツ、スカートを展開。「ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)」からは、大きめビジューがデザインされたモノトーンを貴重にしたサンダルが登場。ファッションの基本色である白と黒を採用することで、それぞれのブランドの個性が引き立つ仕掛けとなりそうだ。
2015年02月19日ベトナム人アーティスト、ディン・Q・レの日本初となる個展「ディン・Q・レ展:明日への記憶」が、7月25日から10月12日まで森美術館で開催される。レは1968年に国境付近であるベトナムのハーティエンに生まれ、ポル・ポト派の侵略から逃れるために10歳の時に家族とともに渡米。その後、カリフォルニア大学サンタバーバラ校とニューヨーク視覚芸術学校で、写真とメディアアートを学んだ。これまでに、シャーマン現代美術基金やニューヨーク近代美術館などで個展を開催し、国際的にも高い評価を受けている。会場では彼を一躍有名にした作品である、ベトナムの伝統的なゴザ編みから着想を得た「フォト・ウィービング」シリーズを展示。ベトナム戦争をはじめ、カンボジアの遺跡、ポル・ポト派による虐殺、ハリウッド映画などの裁断された写真がタペストリー状に編み込まれ、見る角度や立ち位置によって様々な印象を与える。更に、3面の映像と手作りのヘリコプターを組み合わせた映像インスタレーション作品「農民とヘリコプター」も展示される。この作品では自作のヘリコプターの開発に挑むベトナム人男性に焦点を当て、ベトナムと戦争の象徴であるヘリコプターをめぐる複雑な関係を巧みに描き出した。他にも、結合双生児をテーマとし、ベトナム戦争中にアメリカ軍が散布した枯葉剤との関連を示唆する作品「傷ついた遺伝子」など、人々の様々な実体験を繊密なリサーチとインタビューに基づいてダイナミックに表現。これまで語られなかった名もなき市井の物語をすくい上げ、見落とされてきた人々の痛みや喪失を独自の視点で描き出している。その他、会場では、“報道写真を通して見るベトナム戦争”“ベトナム戦争が日本社会や日米関係に与えた影響”“今日のベトナムの現代アートシーン”“ビジネス・マーケットとしてのベトナムの魅力”などのテーマで、レクチャーやセッションを開催する。【イベント情報】ディン・Q・レ展:明日への記憶会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階会期:7月25日から10月12日まで時間:10:00から22:00まで(火曜日は9月22日を除き17:00まで)料金:一般1,800円、高大学生1,200円、4歳から中学生600円、65歳以上1,500円
2015年02月19日スペイン料理の名店「エル・ブジ」で活躍したシェフ、アラン・デーバーハイブ・トロサによる「シェフアラン・デーバーハイブ・トロサジャパンツアー 2015」が、ザ・リッツ・カールトンホテルで開催される。期間は3月8日から30日まで。「エル・ブジ」は年間200万件の予約希望が殺到し、予約の取れないレストランとして名を馳せながら、2011 年に突然閉店された。過去にはミシュランガイドの三つ星を獲得しており、「世界のベストレストラン50」の第1位に何度も選ばれている。今回来日するアランは、そんな「エル・ブジ」のスターシェフであるフェラン・アドリアの下で10年間、右腕として活躍していた人物。現在はシンガポールや香港でスペイン料理ブームの発端となった人気店「カタルーニャ」のオーナシェフとして、世界にその名を轟かせている。今回のイベントは、アランがシンガポール、香港、上海のなどのアジア諸国にある「ザ・リッツ・カールトンホテル」を巡るアジアツアーの一環として行われるもの。3月8日から12日までは「ザ・リッツ・カールトン京都」で、17日から21日までは「ザ・リッツ・カールトン大阪」で、26日から30日までは「ザ・リッツ・カールトン東京」で料理を振る舞う。価格はランチが6,000円から、ディナーが1万2,000円からで、現在予約を受け付け中だ。提供されるメニューは、アランの故郷であるスペインのカタルーニャ地方の伝統料理をベースにしたもの。そこに「分子ガストロミー」などの斬新な新技術で知られる「エル・ブジ」のエッセンスを注入し、これまでにないスペイン料理に仕上げた。中でも、アランのスペシャリテとして知られているのが「コションドレホタテ貝柱とアーティチョーク」。クリスピーに焼き上げた仔豚のバラ肉を、ホタテとアーティチョークでまるで絵画のように彩ったもので、他にも見る人を驚かせるような料理が展開される。今回の来日についてアランは、「ジャパンツアーを実施するにあたり、とてもワクワクしています。1ヶ月弱の短い期間ではありますが、日本のリッツ・カールトンホテルと共に皆様をお迎え出来ることを心待ちにしています」とコメントしている。
2015年02月19日伊勢丹新宿店メンズ館1階プロモーションスペースでは、世界各国のニッチなフレグランスを一堂に会したフレグランスギャラリーを開催中。3月3日まで。本イベントでは、美しき風景や人々を求め世界中を旅し続けるトラベルカルチャー誌『トランジット(TRANSIT)』とコラボレーション。ブランドと商品を大切にし、香料や調香にこだわった本物志向の「ニッチフレグランス」にフィーチャーしている。トランジットが撮り下ろした世界各国の都市の写真と共に、異国の雰囲気を香りからも堪能してもらいという試みだ。オランダのアムステルダム、トルコのイスタンブール、ロシアのサンクトペテルブルク、アルゼンチンのブエノスアイレスといった、個性の異なる4都市の写真を飾った空間で“旅と香り”を繋いでゆく。ふらりと旅に出るような感覚で、シーンや気分、シチュエーションに合わせてフレグランスを選び、アクセサリーを纏うように気軽に楽しんで欲しいという思いが込められている。フレグランスは、メンズ館の1階、8階で展開中の11ブランドからセレクトした。同スペースでは、心地よい風が通り過ぎるアムステルダムの風景に溶け込むような、透明感のある香り「イルプロフーモ(IL PROFVMO)」のムスクブルーなど、それぞれの都市のイメージに合わせたフレグランスを紹介する。イスタンブールはターキッシュローズの芳醇な香りが印象的な「ペンハリガン(PENHALIGON‘S)」のハマンブーケ。活気溢れるブエノスアイレスの地にふさわしい、大胆で情熱的なチューベローズが香る「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」。真っ白な雪が降りしきる美しい街サンクトペテルブルクを象徴する、パウダリーでピュアな雪の色を表す「ロレンツォ・ヴィロレッツィ(LORENZO VILLORESI)」のタンドネージュなど、バラエティー豊かにピックアップ。また都市名を冠したオーダーフレグランスも並ぶ。会期中、22日と23日には、2013年にデビューしたイタリアのフレグランスブランド「ミルコ ブッフィーニ フィレンツェ(MIRKO BUFFINI FIRENZE)」の調香師、ミルコ・ブッフィーニ氏が来店し、コンサルティング販売を行う。また28日、3月1日には、日本人の調香師、松野秀至氏によるフレグランスオーダー会を実施。顧客の好みを聞き、その場で調香してくれるサービスで、約2週間でオリジナルブレンドのフレグランス(50ml/1万円)を用意する。
2015年02月19日アシックスは今年、ランニングウエアのグローバルコンセプトシリーズを発売。好調な売れ行きを見せている。このシリーズには“より遠くへ、より早く走る”というテーマを元に、世界で展開してきたブランドの開発ノウハウを結集。中でも、ランニングが盛んなヨーロッパのランナーからの意見を積極的に取り入れ、シンプルなフォルムと軽さの中にも、優れたフィット感で動きやすさを追及。ウエアの擦れる音を軽減するなど、ストレスフリーへの配慮も行われた。ラインアップは伸縮性に優れたジャケット、再帰反射テープで夜間の視認性を高めたタイツ、吸汗速乾性の高いTシャツなどウィメンズ・メンズ合わせて62品。軽さや伸縮性といった素材面でのアプローチだけでなく、デザインについても徹底的にランニングと向き合う開発が行われ、グラフィックなカラーや全面プリント、グラデーション、杢素材のナチュラルな質感などを用いて、洗練された都会のイメージを表現している。直営店「アシックスストア」各店、全国のスポーツ用品店などで取り扱い、メーカー希望小売価格は2,900円から1万1,000円。初年度は合計10万枚の販売を予定している。今年1月の発売から約1か月が経ち、ランナーから様々な反響が寄せられている。「今までもそうだったけど、実際に走る・プレイする立場の視点では、アシックスはやっぱりいいブランドだと思う」、「走ることに関しては(アシックスが)多分世界一だと思う。ブランドって言うより技術でここまで来たよな」などといった声に加え、機能面について「軽くて良い。靴もそうだが、やはりウエアも軽い方が走りやすい」や、「よく汗を吸ってくれるのに、すぐ乾いてくれて楽」などと高く評価されているようだ。アシックスは「オニツカタイガー」として49年に生まれて以来、靴底に吸盤型のくぼみがついたバスケットシューズや、靴内の空気を吸排気するマラソンシューズなど、時代を先取りするアイディアで日本のスポーツ界を支えてきた。今回のグローバルコンセプトモデルは世界標準モデルとして、ブランドの技術力を改めて世界に広めることになりそうだ。
2015年02月19日滑らかな曲線がモダンなフォルムを象るジバンシィ(GIVENCHY)のシグネチャーバッグ「パンドラ ボックス(Pandora Box)」のミニサイズ(H10×W18×D4cm)。ころんとしたフォルムが造形的な「パンドラ ボックス」は、モノリシックな流線型建築からインスパイアされている。2013年の誕生以来、多くのファンを魅了し続け、マドンナ、アンジェリーナ・ジョリーを始めとするセレブリティーが愛用。15SSとして新たに登場したのは、今季ウェアにも用いられたかすみ草プリントがプリントされた、カーフレザー仕立てのタイプ(25万円)と、素材のテクスチャーを生かしスネーク柄を描いた、ブラック×ホワイトの配色がクールなウォータースネーク仕立てのタイプ(29万5,000円)。ゆったりとマチをとった立体的なボックス型により、小ぶりながら抜群な収納力を兼ね備え、フロントへ大胆に設けたファスナーのおかげで中身の出し入れも自由自在。ストラップは取り外せて、クラッチのように持つこともできる。<問い合わせ先>GIVENCHY 表参道/ジバンシィ 表参道店TEL:03-3404-0360
2015年02月19日日本橋三越本店本館6階美術フロアでは、3月4日から17日まで、三越伊勢丹限定の商品を紹介する「オンリーエムアイキャンペーン」の一環として、洋画家の古吉弘氏が描いた新作銅版画作品を販売する。今回会場では、同氏の新作銅版画「マヤ(MAYA)」(18cm×24cm/15万円)が30点限定で販売される。この作品は、物憂げな少女が、何かを伝えたそうに横を振り返っているポートレートで、背景には彼女自身が未来や過去の自分を想像しているようにも見え、同氏の独特な世界観が反映された作品に仕上がっている。同氏は1959年生まれで、京都芸術短期大学在学中に、フェルメールらが活躍したオランダの古典絵画技法を今日に継承する青木敏郎に師事、1995年から2011年まで日本橋三越本店で隔年で個展を開催していた。現在は、現代リアリズム絵画の旗手の1人として、カリスマ的な人気を博している。2014年には世界で最も規模の大きいオークションハウスであるロンドンのクリスティーズ(Chiristie’s )にて、同氏が描いた「キャンベル(CAMPBELL)」(油絵6号、32cm×40cm)が約800万円(当時のレート)で落札され話題を呼んだ。この作品は “骨董の”人形の顔や花瓶など、ミステリアス感あふれるモチーフがキャンバス一面に描かれた棚に並び、その前には少年が起立している、どこかサスペンス的ながらも不思議な好奇心を起こさせる雰囲気を醸し出している。担当バイヤーによれば、「現在、古吉先生の作品は世界中でも入手困難な状態。今回は先生の作品を求める多くのお客様の要望に対応するため、特別に数量限定で制作して頂いた。確固とした技量に裏打ちされた先生の精緻な世界観が表現された当作品を味わえる貴重な機会だ」と話す。
2015年02月19日2月18日、伊勢丹新宿店にて、花のモチーフや柔らかな色彩が春の息吹を感じさせる「花々祭」がスタートした。開催と同時に本館2階センターパーク/TOKYO解放区にオープンしたのは、ピンクハウス(PINK HOUSE)のポップアップショップ。3月3日までの期間限定となるショップで「flower shower~永遠の少女性~」をテーマに掲げたアイテム各種を展開する。開店前には、このテーマを表現するのに最も相応しいミューズとして迎えられた、ももいろクローバーZが登場。メンバーそれぞれのキャラクターをイメージして作られたというピンクハウスのオリジナルクチュールをまとい、可憐な表情を見せた。5人が着用した衣装は、本企画のイメージビジュアルにも採用された、クローバー柄のワンピースやブルゾン。裏地が四葉のクローバー柄になっている「ゼッケン付ブルゾン」(4万2,000円)はリバーシブル仕様で、5人のテーマカラーである赤、ピンク、黄色、緑、紫のラインアップが用意されている。いずれのアイテムも細部にもこだわっており、クローバーモチーフのヘッドピースには、ももくろの「Z」が隠されている。このこだわりに、メンバーの百田夏菜子は「さりげない感じがかわいい」と満面の笑顔をみせた。玉井誌織からは、「ブルゾンは(カラー面を表にして)袖を折り返して中のクローバー柄をちらみせするのもかわいい」とスタイリングのアドバイスも飛び出した。また、有安杏果が「普段から、プライベートで買い物するときも、5色展開かどうかを確認してから購入しがち。だからメンバーカラーがそろう今回のコラボはすごくうれしい」とコメントすると、佐々木彩夏は「実はママが昔からピンクハウスのファンで、小さい頃の写真を見ると、家族全員でピンクハウスを着てたりするんです。今回のコラボのことも、真っ先にママに報告しました」と明かした。さらに、高城れにからは「2015年は花柄系男子がくると思う」という、大胆予想も飛び出した。トークセッション中盤には、メンバーがそろって、ブルゾンと同じく5色展開のTシャツも披露。「首元の空き具合も丁度よく、とっても着やすいシルエット」と百田がお気に入りポイントを述べると、高城も「(普段の衣装とは違って)主張しすぎない淡い色味がいい感じだよね」とにっこり。会見終了後には、店内の商品を手を嬉しそうに手に取るメンバーたちの様子が見られた。今回のポップアップショップでは「G.V.G.V.」「シアタープロダクツ(Theatre PRODUCTS)」「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」などの人気ブランドとピンクハウスとのコラボレーションアイテムも展開されるため、各ブランドのファンやももクロファンで会場も賑わいそうだ。伊勢丹新宿店での会期終了後、3月11日から17日まで三越日本橋本店、3月18日から24日まで三越銀座店、4月2日から7日までイセタン クローゼット ルクア イーレ店にて同企画が開催される他、一部商品はECサイトでも販売される。
2015年02月19日コスメブランド「RMK」が、限定コレクション「STREET ESSENCE “RMK × BRADLEY THEODORE”」の発売を記念して、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでスペシャルイベントをスタートした。2月23日まで。18日にはオープニングイベントとして、ファッションモデルの秋元梢をゲストに招き、RMKクリエーティブディレクターのKAORIさんと三越伊勢丹の佐藤化粧品バイヤーによるスペシャルトークショーが行われ、大勢のファンが集まった。STREET ESSENCE “RMK × BRADLEY THEODORE”は、アナ・ウィンターやカール・ラガーフェルドらファッション界の大物をモチーフに描かれた骸骨風アートで脚光を浴びたニューヨークの新鋭アーティスト ブラッドリー・セオドアと、一人ひとりの個性を引き出すメイクで女性達を輝かせてきたKAORIさんの感性が共鳴し合い誕生したコレクション。ニューヨークでKAORIさんがセオドアのストリートアートに感銘を受け、直接Eメールを送ったことがきっかけで実現したという。黒と赤を基調としたスペシャルイベントの会場にはセオドアが今回のために描き下ろしたイラストの原画や、独特のタッチで描かれるカラフルでアバンギャルドな作品たちが一面に飾られ、ニューヨークのストリートさながらのライブネスな雰囲気に満ちている。会場入口では、セオドアがマンハッタンでストリートペインティングを行う様子を撮影したショートムービーも放映されている。トークショーでは、STREET ESSENCEでつくる春のメイクをテーマに、最新メイクやファッションについてトークを展開。佐藤バイヤーによると、この春も引き続き“赤リップ”を取り入れたメイクがトレンドだという。赤リップがトレードマークでもある秋元さんは「STREET ESSENCEの『イレジスティブル リップス』は肌なじみのよいカラーで発色もクリア。これまで赤リップに抵抗があった人でも気軽にチャレンジ出来るのでは」とコメント。ブラックやネイビーといったシックな色合いのファッションに赤リップを合わせるのが秋元流だという。新作のファンデーションにも力を入れたと語るのはKAORIさん。「コラボレーションパレット 2015にもセットされているカジュアルソリッド ファンデーションは、素肌っぽさをとことん追求した自信作。赤リップに似合うのはしっかりとカバーした肌ではなく、素肌のようにクリアで透明感のある軽い肌。ぜひ限定のレッドカラーのリップと合わせて使ってほしい」と語った。イベント会場で注目を集めていたのは、トークショーでも紹介された「RMK コラボレーションパレット 2015」(9,500円)、アイシャドウ2色とチーク1色がセットになった「RMK メイクアップパレット 2015」(全2種、各4,500円)や「RMK イレジスティブル リップス M」(新色2色、各3,000円)など。他にも、セオドアの描き下ろしイラストがプリントされたミニミラーつきのオリジナルポーチ(3,800円)や、旅行などに便利な携帯用フェイスカラーブラシ、アイシャドウブラシ、リップブラシがケースに入ったオリジナルブラシセット(4,500円)、オリジナルミラー(2,000円)など、次々と女性客らが手に取る姿が見られた。また会場には、STREET ESSENCEを実際に試せるタッチアンドトライスペースや、国内外で活躍するRMK専属メイクアップアーティストが日替わりで登場しメイクアップデモンストレーションを行うショーウインドウスペースなど、ここでしか見ることのできないスペシャルコンテンツが用意されている。メイクアップデモンストレーションはイベント期間中毎日実施され、STREET ESSENCEを使ったプロによる最新のメイクを体験出来る。更に20日から22日の週末にかけては、KAORIとRMK専属メイクアップアーティストによるダブルメイクアップショーや、来日するセオドア本人によるライブペインティングなど、見逃せないスペシャルイベントが実施される予定。「今しか味わえないSTREET ESSENCEの世界観を思う存分に楽しんでもらいたい」と同ブランドの広報担当者は語る。イベントスケジュールの詳細は公式ホームページなどでチェックを。
2015年02月19日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー3階)です。■「スイスデザイン展図録」現在、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の展覧会「スイスデザイン展」の公式図録。質の高さと洗練されたユニークさが特徴のスイスのデザインスタイルは、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、建築など多様な領域において指標とされ、世界中で親しまれてきた。本展では、観光産業に関わるデザインを始めル・コルビュジェやマックス・ビルなど世界のデザインに影響を与えたスイス生まれの巨匠たちの偉業や、彼らの思想が受け継がれた最新のスイスデザインの動向を紹介する。また、会場には「バリー(BALLY)」「ビクトリノックス(Victorinox)」「スウォッチ(Swatch) 」「USMモジュラーファーニチャー」「シグ(SIGG)」「ビクトリノックス(VICTORINOX) 」「ネフ(NAEF)」など、生活に馴染みのあるブランド製品が展示され、スイスのデザインをより一層身近に感じることが出来る。本書はこれらの展示物の豊富なカラー図版と、各デザイン領域の専門家による解説によって構成されており、資料としても満足いく読み応えを与えてくれる。大判の洋雑誌のような仕上がりも魅力的な、デザインファン必携の1冊である。会期限定販売。なお、展覧会は1月17日よりスタートし、3月29日まで開催されている。【書籍情報】「スイスデザイン展図録」出版社:キュレイターズ言語:日本語、英語ソフトカバー/225ページ/270mm×270mm発刊:2015年価格:2,778円
2015年02月19日イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)が2月13日に発売したブランド初のオイルルージュ「ヴォリュプテ ティントインオイル」(3,800円)の販売数が、発売から3日間で5,000本を突破した。同ルージュは、五種の植物オイルが配合され、オイル美容液のトリートメント効果とメイクアップ効果が融合。みずみずしく透明感のある独自の発色が特徴だ。現在、歴代のルージュでも有数の売り上げを記録しており、発売を記念してバレンタインに東京・表参道で行われたイベントには、2日間で2,000人がこのリップを目当てに集まったという。また、同日に発売された「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」、「ヴォリュプテ キャンディー」の新色も、3日間で3,000個を売り上げた。中でも、“婚活リップ”の異名を持つヴォリュプテ シャインは日本での売り上げが世界で一番多く、昨年末には日本だけで1か月に2万3,000本以上を売り上げた。2014年末の時点で、日本のデパートで一番売れていた リップも、やはりヴォリュプテ シャインだったという(1カウンターあたりの売上個数平均による)。
2015年02月19日2月20日発売の雑誌『スイッチ(SWITCH)』3月号(1,200円)は、「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」を90ページ以上にわたり大特集する。永久保存版とも言える充実の内容だ。最近『アイスクリーム(EYESCREAM)』や『+81』で大型特集が組まれているコム デ ギャルソンだが、今回注目なのはコム デ ギャルソンの伝説的ビジュアルマガジン『Six』全8冊の全ページが掲載されること。『Six』は1988 年から91 年まで顧客や関係者にブランドイメージを伝えるために少部数発行されたプリント媒体。ファッションジャーナリスト・小指敦子による編集、井上嗣也のアートディレクションが高い評価を得ており、現在では古書店やオークションなどで1冊2万円ほどで取り引きされている希少なアイテムだ。この『Six』のDNAは、近年のアーティスト等とコラボレーションして製作するDMプロジェクトに受け継がれており、今号では現代美術家・JRが起用された2015年DMを詩人・谷川俊太郎書き下ろしの詩5編と紹介する。デザイナーである川久保玲には13ページにわたる独占ロングインタビューを敢行。更に過去のインタビューより彼女の言葉を抜粋して掲載。そして15SSコレクション「薔薇と血」をかつてコム デ ギャルソンのカタログを手掛けていた写真家・操上和美がシューティングと、以上90ページにわたり充実の内容でコム デ ギャルソンが特集される。またスイッチ・オンラインストアから購入すると、2015 年DMかA2サイズ表紙ポスターが特典として付属する。
2015年02月19日伊勢丹新宿店では3月4日、5階リビングフロアと6階ベビー子供フロアがグランドオープンする。それに伴い、5階ウエストパークにて鹿児島睦の個展「“装飾”展―花と鳥―」が開催される。同氏は独特のタッチと図案構成で、動物や植物をモチーフとする作品を生み出す陶芸家。陶器だけでなくファブリックや版画などの製作も行っており、これまでにアメリカやイギリスなどでも個展を開催している。同展ではそんな鹿児島の作品の中から、ポット型のアートピースをはじめ、花や鳥をモチーフとしたアートオブジェや壁面オブジェのウォールレリーフなど、希少な限定アイテムがラインアップされる。さらに、優雅に翼を広げる鳥の姿を波佐見焼で表した“壁の鳥”のオブジェの先行販売も行う。全3型のバリエーションで、色もホワイト、ブラック、イエロー、ブルーなど全11色。同氏は「“壁の鳥”は陶芸を始めてすぐから作り始めた。波佐見の名工の方々とプロダクト化することができ、とても嬉しい」とコメントしている。同氏は15年春から子供服ブランド「ファミリア」とコラボレートし、自身がデザインしたオリジナルファブリックを用いたベビー用のカバーオールやクッションカバー、バッグ、ポーチなどのアイテムを提供してきた。同展ではそれらの作品の中から、大小の花をモチーフにしたファブリックパネルが展示される。
2015年02月19日ネコ好きのクリエーターを集めたプロジェクト「キャッツイシュー(Cat’s ISSUE)」が、2月20日から26日までラフォーレ原宿にポップアップショップをオープンする。キャッツイシューはこれまでネコへの“偏愛”を発信することを目的に、展覧会やネコ新聞『The Cat’s Whiskers』の発刊などを行ってきた。今回オープンするストアでは、様々なブランドとコラボレーションしたアイテムを販売。「シモン(simmon)」はネコ型の限定ジュエリーを、「ギズモビーズ(Gizmobies)」はネコのドアップがプリントされたオリジナルiPhoneケースを出品。「ザ ウォール ペーパー トーキョー(THE WALLPAPER TOKYO)」からは様々な種類のネコが並んだ、貼ってはがせる壁紙が提供される。また、“夢の「ネコ総柄」プロジェクト”と題して、愛猫の写真でネコの総柄を製作するサービスを実施。出来上がった総柄を用いて、オリジナルのアイテムもオーダー出来る。一方で愛猫の写真を使ったクッションや小物をオーダーメイド出来る、「アトリエkiji」のオーダーショップも登場する予定だ。更に、1階中央階段では動物愛護応援企画として、プロジェクトがオリジナルで開発した爪研ぎケースを展示する。これは様々なアーティストによるオリジナルペイントが施された一点物となり、会場では販売も行われる予定だ。参加アーティストは、あんこ(ancco)、石黒亜矢子、ヒグチユウコ、布川愛子など。その他、「A TINY SEAL SHOP」の第2弾では、最新の30種を含む全60アイテムのネコシールを販売。人気ネコさんの写真シリーズをはじめ、ウィスット・ポンニミット(WisutPonnimit)、高木耕一郎、mimoeなどのイラストレーターが参加したイラストシリーズなどが展開される。
2015年02月19日エルカフェ(ELLE cafe)の六本木ヒルズ店は3月1日、コールドプレスジュースの新作3メニューを発売する。“K”のイニシャルを持つケールにからし菜と、二つの野菜を主役としたのが「ケークレンズ(K Cleanse)」(920円)。水溶性食物繊維を豊富に含んでおり、お腹の調子を整えるだけでなく、体内の余分な塩分を排出出来る。更に、免疫力を向上させるバジル、脂質を分解するパイナップル、コレステロールを抑えるチアシードをブレンドした。その他、「フラッシュジンジャー(Flash Ginger)」(900円)は、生姜と唐辛子が新陳代謝を効果的に改善させるジュース。運動前に飲むことで脂肪燃焼を助け、発汗を促すことも出来る。一方、「ハニービービューティー(Honey BB)」(900円)では、蜜蜂が体内から分泌した酵素で花粉を固めた“ビーボーレン”を配合。疲労回復、滋養強壮、抗アレルギーなどに効果があると言われており、これに花粉症を抑えると話題のマヌカハニーをブレンドした。コールドプレスジュースとは、野菜や果物からパルプと呼ばれる不溶性の食物繊維を取り除いたもの。食材が持つビタミンや酵素などを損なうことなく、消化器官に負担をかけずに摂取出来る。更に、水溶性の食物繊維による整腸効果も期待出来るとのことだ。
2015年02月19日アニエスベー ボヤージュが4月14日まで、レザーバッグにフィーチャーした「ル・トラバーユ(le travail)」キャンペーンを開催する。期間中は、レッド、ブルー、ブラックの3色で展開する巾着型とブガッティ型の新作「alice」を提供。更に、シンプルなボストンバッグ「grace」、カラフルなミニボストンバッグ「iris」のニューモデルなど、ワーキングウーマンのスプリングファッションを彩るアイテムがバリエーション豊かにそろった。更に、全国の直営店、及び百貨店に期間限定でオープンするイベントスペースでは、キャンペーン対象商品を2万5,000円以上購入すると、先着順でオリジナルドキュメントフォルダがプレゼントされる。開催期間は新宿丸井店の1 階カレンダリウムが2月16日から3月2日まで、2階イベントスペースが3月3日から3月15日まで、大阪高島屋店の2階中央エスカレーター前特設コーナーが2月18日から2 月24日まで、ジェイアール京都伊勢丹5階の中央エスカレーター脇特設会場が2月18日から2月24日まで、渋谷東急東横店の西館5階イベントステージ 5Aが2月19日から3月4日まで、神戸そごう店の本館2階エスカレーター横イベントスペースが2月24日から3月2日まで、新宿小田急店の本館3階ハンドバッグ売場特設会場中央エスカレーター前が2月25日から3月3日まで、錦糸町丸井店の1 階下りエスカレーター前が3月1日から3月18日まで、神戸大丸店の1 階ハンドバッグ売場イベントスペースが3月11日から3月17日まで、池袋西武店の2 階(中央A6)ハンドバッグ売場特設会場が3月11日から3月24日まで、上野丸井店の1 階革小物前イベントスペースが3月16日から3月31日まで、新宿高島屋店の2階イベントスペースが3月25日から4月7日まで、京都大丸店の1 階店内ご案内所前特設会場が3月28日から4月5日まで、松屋銀座店の3 階中央特設会場が4月1日から4月7日まで、梅田大丸店の1 階東イベントスペース アンテナプラスが4月1日から4月7日まで。
2015年02月18日サカイ(sacai)がナイキ(NIKE)とコラボレーションし、ウィメンズスポーツウエアコレクション「NikeLab x sacai」を3月下旬にグローバルで発売する。クラシックで普遍的なガーメントを崩し、マスキュリンとフェミニンなど異なる要素をハイブリッドするサカイ独特の手法は、今回のコレクションでも遺憾なく発揮される。ニットと繊細な布帛など全く対照的な風合いの組み合わせなど遊び心にあふれたデザインが登場する。サカイデザイナーの阿部千登勢は今回、ナイキの素材のイノベーションと体の動きを考えたデザインに着目し、彼女のユニークなスタイルで解釈。「常にクラシックなものに刺激を受けています。伝統的なシルエットやアイデアは、しばしばスポーツウエアに由来しますが、それらを扱っているうちに、異なる素材や形を融合させて、着やすく、新しいハイブリッドなものを作りたいと思うようになりました」と話している。シルエットは伝統的なナイキのメンズがベース。それを女性らしさとモダニティーを持つスタイルに転換した。コレクションの更なる情報は、 NIKE.COM/NIKELAB で随時更新される。
2015年02月18日ミキモトコスメティックスが2月19日、国内では5店舗目となる百貨店コスメティックカウンターを東武百貨店池袋店2階の「1番地」にオープンする。昨年オープンした小田急百貨店新宿店に続く、都内では3店舗目となるカウンター。デザインは白を基調に真珠をイメージし、広めのソファータイプの席も設置。更に、特別なオープニングキットも用意された。ミキモトコスメティックスは、科学の視点から真珠と化粧品を研究。真珠の研究から生まれた様々な成分を化粧品に配合し、すこやかな素肌づくりを目指している。
2015年02月18日アディダス オリジナルス(adidas Originals)とシンガーソングライターのリタ・オラ(Rita Ora)によるコラボレーションコレクション「アディダス オリジナルス バイ リタ・オラ(adidas Originals by Rita Ora)」が3月5日、「Rita Ora Super Pack」を発売する。アパレルとシューズからなる今回のコレクションでは、積極性や自信、楽天主義を主張するポップアートグラフィックを、大胆かつテクニカルなカラーで美しくデザイン。真っ赤なリップ、猫のような目、プラチナブロンドの髪など、オラの印象的な容姿の特徴をコレクション全体に散りばめた。その中に、コミックブック特有の擬音である「Kapow」をモチーフとして取り入れている。ファブリックにはきらびやかなトリコットやカラダのラインをいかしたメッシュ、スーパーソフトなジャージ素材などを使用。一方、シューズでは「スーパースター」をベースに、遊び心にあふれたダイナミックなカラーパレットが展開される。全国の「アディダス オリジナルス」直営店、及びブランドの公式オンラインショップで販売される。
2015年02月18日伊勢丹新宿店は、雑誌『SPUR』と伊勢丹がコラボレーションするイベント「SPUR HOTEL」を3月4日から10日まで開催。同イベント内で、ジョージ・ルーカス(George Lucas)監督の映画『スター・ウォーズ(STAR WARS)』に登場するダース・ヴェイダーが描かれたアイテムが発売される。同店が『SPUR』とタッグを組むのは今回で4回目。第1弾の「SPUR LAND」、第2弾の「SPUR TOURS」に続き、第3弾となる「SPUR CITY」では、ディズニーのキャラクター・オズワルドを市長に迎えて、店舗全体を一つの街に見立てたイベントを開催したが、今回はその続きという設定だ。足を踏み入れた街(CITY)で人々がまず行うことは何だろうと考えたところ出てきた答えが「ホテルへのチェックイン」だったことから、第4弾のテーマを決定したという。会期中は、“ホテル”で快適な時間を過ごすためのアイテムが幅広く展開される。人気ブランドとのコラボレーションアイテムをはじめ、ここでしか手に入らないウエアや雑貨が各フロアを彩る中、一際目を引くのが、『ダース・ヴェイダー アンド サン(Darth Vader and son)』と「アメリカーナ(AMERICANA)」との限定コラボレーション品の数々。ラインアップはクッションカバー(6,500円)、枕カバー(6,500円)などのホームグッズやトートバッグ(5,500円)、パーカ(メンズ/1万8,000円、レディス/1万7,000円、キッズ/1万4,000円)等。絵本『ダース・ヴェイダー アンド サン』のイラストがあしらわれたアイテムが展開される。この絵本は、映画『スター・ウォーズ』のスピンオフストーリーを描いたもので、4歳のルークを子育てするダース・ヴェイダーの姿が楽しいほのぼのとしたストーリーと手描きのタッチのイラストが特徴だ。会場は、伊勢丹新宿店本館2階のTOKYOクローゼット/リ・スタイルTOKYO。会期中はノベルティーとしてオリジナルのノート、ボールペンが数量限定でプレゼントされる。
2015年02月18日クロエ(Chloe)の70年代スピリットが表われている、15SS新作バッグコレクション「フェイ(FAYE)」のミニサイズ(H14×W18×D3cm/スウェード/8万1,000円)。ゴールドプレートの力強さとフェミニンな細いストラップが好バランスで、コーディネートのアクセントに。ランウェイではストラップ部分をラフにくしゃっと掴むように持ち、ヒッピーテイストを都会的に解釈したレースストラップのサンダルとコーディネートしている。カードケース、キー、スマートフォンなど必需品一式が収まるコンパクトサイズで、アクセサリー感覚で持ち歩ける。荷物の多い日にはトートバッグのハンドルにストラップを結べば、バッグインバッグとしても活躍する。素材はエキゾチックレザー調にエンボス加工されたカーフスキン、パイソン、スウェードの3種で展開。スウェードはキャニオンブラウン(CANYON BROWN)、ゴールドイエロー(GOLD YELLOW)、デザートベージュ(DESERT BEIGE)と3色。洗練されたアースカラーが特徴だ。ヴィンテージ感のあるレースやウォッシュドデニムとも相性抜群で、この春旬のフォークロアスタイルを印象づける一品。他にも、「フェイ」コレクションとして、フラップのリングと蛇腹のボディを持ったミディアム、スモールの2サイズも展開している。<問い合わせ先> クロエ インフォメーションデスク TEL:03-4335-1750
2015年02月18日ロシャス(ROCHAS)が2月18日から3月3日まで、日本橋三越本館3階のイベントスペースにポップアップショップをオープンする。クリエーティブディレクター、アレッサンドロ・デラクア(Alessandro dell’Acqua)手掛ける繊細でロマンティックな15SSリゾートコレクションがそろう。更に、今年で90周年を迎えるブランドの歴史を紹介するパネルや、ビンテージのパフュームボトルなどが展示される。ロシャスは1925年にマルセル・ロシャス(Marcel Rochas)によって設立されたブランド。過去には裾をひきずるようなサファリ・スーツ、シープスキンのジャケット、ビスチェなど、様々なアイデアを発表してきた。また、フレグランスブランドとしても高い人気を集めている。
2015年02月18日アナ スイ(ANNA SUI)15SSアジア版のシーズンビジュアルが公開された。今シーズンは同ブランド初となる男性モデルを起用。これまで同ブランドのシーズンビジュアルには、ニューヨークコレクションのショーに登用した女性モデルをセレクトしてきた。今回初の男性モデルに抜擢されたのが国内外で活躍するダンサーで、近年は俳優としても活躍中の大貫勇輔。ストリートダンスからバレエまで様々なジャンルのダンスをしなやかに踊る長身の大貫に白羽の矢が立った。撮影はデザイナーのアナ・スイの立ち会いのもと、昨年末ニューヨークにある「エレクトリック・レディ・スタジオ(Electric Lady Studios)」で行われた。シューティングが行われた同スタジオは1970年代にジミ・ヘンドリックスが「世界中からミュージシャンが集まり、音楽という共通の言語を一つ屋根の下で録音して欲しい」という願いを込めてオープンした伝説的なスタジオ。今シーズンのアナ スイには、アナが敬愛する60年代、70年代のロックスターたちへのオマージュともいえる華やかな雰囲気のアイテムも多い。ランウエイでも、蝶デザインに加え、星モチーフやメタリックなテキスタイルなど、サイケデリックな色彩でその時代の雰囲気を彷彿させた。その世界観をそのままにフォトグラファーにエマ・サマートン (Emma Summerton)を迎え、シーズンビジュアルが撮影された。アナとニューヨークで言葉を交わした大貫は「ニューヨークで海外のスタッフに囲まれての撮影は緊張もありましたが、アナ・スイ氏はじめ一流のスタッフの方々と、歴史あるレコーディングスタジオでの撮影はすごく貴重な経験になりました。幸せなシューティングでした」とコメント。来年日本上陸20周年を迎えるアナ スイの新たなシーズンローンチに注目だ。
2015年02月18日