女性自身がお届けする新着記事一覧 (111/893)
「9月1日に吉永小百合さん(78)の主演映画『こんにちは、母さん』が公開されました。’59年に映画デビューした吉永さんは、同作で123本目の映画出演となります」(映像制作関係者)『こんにちは、母さん』は、吉永と山田洋次監督(91)がタッグを組んだ『母べえ』『母と暮せば』に続く母三部作の集大成だ。’73年にテレビディレクターと結婚し、今年の3月で結婚50周年を迎えた吉永。実生活では子供はいないが、女優としてたびたび母役を務め、今作でも大泉洋(50)の母役を好演した。そんな彼女には、実の親子のように心を通わせる俳優が。「二宮和也さん(40)です。吉永さんは二宮さんのことを“和也さん”と呼び、わが子のようにかわいがっています」(芸能関係者)吉永と二宮は、’15年に公開された母三部作の2作目『母と暮せば』で初共演を果たした。「2人は初対面からすぐに気が合ったそうです。今では家族ぐるみの付き合いで、二宮さんの自宅に吉永さんが訪ねたことも。また基本的にはバラエティ番組に出演しない方針の吉永さんは、オファーを受けるべきかの相談を二宮さんにしているそうです。こうして8月には二宮さんとの縁から『ニノさんとあそぼ』(日本テレビ系)に出演し、さらに『まつもtoなかい』(フジテレビ系)にも出演しました。吉永さんは二宮さんの存在のおかげで母親役をより理解することができたと話していましたよ」(前出・芸能関係者)8月18日に放送された『ZIP!』(日本テレビ系)で吉永は、二宮との関係をこう語っていた。「(和也さんとは)自然に親子になって今も親子なんですよ。とっても仲よしで、家族で会って一緒にご飯を食べたりとかしています」女優としても私生活でも充実の日々を送る吉永だが、8月31日に放送された『NHK NEWS おはよう日本』で注目発言を。女優を続けてきた理由を聞かれ、「ちょっとやめる時期がわからないんですよね、自分で」と言い、さらにこう明かしていた。「(俳優は)自分でピリオドを打つのか、あるいはやれるのかっていうのを、自分で判断しなければいけないんです」女優の引き際について言及した吉永。実は理想の“ピリオド”があるようだ。「’19年の日本アカデミー賞の授賞式に、別々の作品で選ばれた吉永さんと二宮さんが出席し、顔を合わせたそうです。これがとてもうれしかったのだとか。共演に限らず、お互いがよい作品に携わりつづけ、二宮さんと日本アカデミー賞の授賞式の場で“再会”したいと考えているそうです」(前出・芸能関係者)いつか訪れる女優のフィナーレを“愛息”二宮と迎えるため、吉永は演じ続けるーー。
2023年09月14日11月23日から公開される北野武(76)の6年ぶりとなる新作『首』。今年5月の『第76回カンヌ国際映画祭』では、‘20年に再婚した18歳年下の夫人を伴ってレッドカーペットを歩いたたけしを記憶している人も多いだろう。これまでたけしは『HANA-BI』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を獲得し、以降も『座頭市』『アウトレイジ』など数々の話題作を世に送り出してきた。『首』はそんなたけしが構想に30年を費やした戦国スペクタクル映画だ。「たけしさんが原作、脚本、監督を務め、これまで多くの作品で描かれてきた『本能寺の変』を独自の視点で描くドラマ。メインキャストとなる明智光秀役には西島秀俊さんが演じ、たけしさん本人は羽柴秀吉役を演じます」(映画担当記者)一部では「これが最後の北野映画になるのでは」という噂も出ている『首』。しかし、“世界のキタノ”は老いてなお意気込みを見せているようだ。「9月3日夜、表参道にある老舗のロックバー『レッドシューズ』で行われた音楽イベントにたけしさんがお忍びで来ていたんです」こう話すのは、ライブ会場にいたファン。ここはかつて日本のミュージシャンはもとより、ローリングストーンズやデヴィット・ボウイなど世界のアーティストが訪れる伝説の音楽バー&ライブハウス。そこにたけしがやってきたというのだ。「この日は『アクターズナイト』と銘打たれたイベントが行われ、そこには俳優の中村獅童さんと大森南朋さん、そして浅野忠信さんがそれぞれのバンドを率いて出演していました。この3人は『首』の主要キャストで、告知にも“映画公開記念”と銘打たれていました。そのため、会場に入れないほどファンが詰めかけていました」(前出・ファン)あまり知られていないが、獅童、大森、浅野はそれぞれ音楽活動も行っている。そんな“超大物”の3人によるライブがひっそりと行われていたのだ。「たけしさんの来場は告知されていませんし、3人ともMCの中で特に触れることはありませんでした。しかし、たけしさんはこっそりと1人で来場。奥にあるVIPルームでライブを楽しんでいたそうです」3人のステージを見てから、たけしは会場を後にしたという。“世界のキタノ”の登場に、大物俳優の3人も大いに喜んだことだろう。
2023年09月14日創業者である故・ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題で揺れているジャニーズ事務所。9月7日の記者会見で新社長に就任した東山紀之(56)や藤島ジュリー景子氏(57)らがジャニー氏による性加害を謝罪して以降、風向きが変わってきている。各企業で所属タレントの広告起用の見直しや契約更新の見送りがなされるなど、大きな対応が次々と取られることに。東京海上日動火災保険を皮切りに、日本航空やアサヒグループHD、日本マクドナルドなど大企業も追随しているかたちだ。そうした事態のなか、ジャニーズ内部でも起こった“変化”が注目を集めている。13日の「スポニチアネックス」によれば、ジャニーズ事務所本社の入り口に展示されていたジャニー氏の肖像画が12日までに取り外されていたという。「この肖像画は、活動休止中の嵐・大野智(42)さんによる作品です。芸能活動と並行して創作活動に取り組んできた大野さんは、’20年9月に集大成となる個展を開催。ジャニー氏の肖像画は、個展に向けて制作されました。縦2メートル27センチ、横1メートル62センチの巨大キャンパスに描かれ、カラフルな色彩が特徴的な渾身の作品です。『思いがあるものを描きたい』と考えていた大野さんは、周囲から勧められたこともあり、描くことを決断したといいます」(芸能関係者)いっぽうで当時は、嵐が活動休止に入る直前でもあった。’20年10月にNetflixで配信された『ARASHI’s Diary -Voyage-』第16話では、大野がジャニー氏の肖像画に対する思いをこう語っていた。「俺、正直、ジャニーさんが死んだ時、泣けなかったのね。現実的になれなかったのかもしれないけど、感情がなかったのかもしれないけど、わかんない。でも、こうやって今、ジャニーさんを描いていて、ジャニーさんと2人で会話したこと、接したことを勝手に思い出す。ある程度描き終わって、1回引きで(絵を)見た。休憩の時に。やっぱり涙が出るね。うん、不思議なもんでね。(中略)でも、この絵を描いていて、ジャニーさんと一緒に過ごした過去をすっごい思い出したね。メンバーのことも思い出したし、(人生が)ほぼジャニーズだから、俺。色んなことを思い出したね」お酒を飲みながらのインタビューだったようで、ほろ酔いの大野。ここまで一息に語ると、「また泣いちゃうからやめよう」と泣きそうな表情を垣間見せていた。活動休止中でもあり、騒動について沈黙を守っている大野だが、果たして現在の胸中はいかにーー。
2023年09月13日昨年、配信中に「身長170cm以下の男性は人権がない」という発言で批判を浴び、所属チームから契約を解除された元プロゲーマーのたぬかな。彼女が10月に主催する“弱者男性”を対象とした合コンの受付が9月10日から開始された。8月23日の配信でたぬかなは“弱者男性合コン”について、男性側の応募条件は“弱者”であること、女性側は「弱者男性と分かった上で相手してもいいかなって思える」ことが条件だと説明。弱者の明確な定義は明かされていないが、応募フォームに身長、年収や弱者男性としてのエピソードを記入し、書類選考を通過した男性のみが合コンに参加できるようだ(女性側も審査あり)。審査の基準についてたぬかなは配信の中で「生え抜きのよりすぐりの弱男から救っていきたい」とし、「冷やかし目的の人が集まらないように」企画会社と選抜要項を作成すると語っていた。合コンの模様は、たぬかなのチャンネルにて配信される予定で、彼女も司会として参加。また、合コンには参加せずその様子を見物するだけの“貴族席”という名の有料席を設けるとも発表されている。「恋愛関係で不自由してなく、潤沢な資金がありつつ、で暇もあってこんなしょうもない会に弱者を見に来るような暇とそのメンタリティーがある」人を集めることを目的としているという。この合コン企画に対し、ネット上では期待する声が。《ハイスペック男性限定みたいな街コンが乱立する昨今、まさか弱者男性限定合コンなんて地獄のような企画できるのマジでおもろいw》《たぬかな主催の弱者男性ターゲットにした合コン このワードだけでクソ面白いし、たぬかなを好きになるわ》一方で企画の趣旨やVIP席などについて否定的な声も少なくない。《たぬかなの弱者男性合コン有料VIP席、めちゃくちゃ悪趣味だなと思ったけどパブサすると「見たい!」「たぬかなさすが」みたいな肯定的なツイートが多くて引いた》《あー、これは流石に気持ち悪いね 恐らくたぬかな信者や飲食タダに釣られて応募してきた弱者男性を女性参加者や「Vip席」とやらに据えた何者か(たぶん強者男性的な人物)と引き合わせてオドオドしてる様子を配信し、見世物にするって企画でしょ もし決行されたら炎上商法でも類を見ない悪質性の高さだよ》昨年の炎上騒動で休止期間を経たのち、今年1月に活動を再開したたぬかな。今回の弱者男性合コンの構想は活動再開直後から明かしていたものだ。好条件の人と結婚したいという世間の婚活の流れに“逆張り”した形の合コンだが、その結果はいかにーー。
2023年09月13日これまでに『4月の東京は…』『高良くんと天城くん』『永遠の昨日』など、多くのBLドラマで話題を呼んできたMBSのドラマシャワー。8月よりあらたに『体感予報』が放送中だ。「BL アワード2023」コミック部門1位、「電子コミック大賞2023」BL部門受賞の話題作でW主演を務めるのは若手俳優・増子敦貴さん、樋口幸平さんの2人。崖っぷちエロ漫画家の棚田葉役を務める増子敦貴(GENIC)さんにお話しを伺いました!――本作は人気コミックの実写化ですが、実写化にあたり原作ファンからの反応が気になったりと、プレッシャーはありませんでしたか?「もちろんプレッシャーはありましたし、実写化を見てファンの方をがっかりさせるような演技をしてはいけないと思いました。なので、まず一番大事なのは、僕ら2人がお互いの役になりきって、皆さんにキュンキュンしてもらえるよう頑張ることだと思い、本当に精一杯やらせてもらいました。逆に僕らの『体感予報』を観て、初めてこの作品にふれ、興味を持たれた方々には、原作も手に取ってもらえたらすごく嬉しいです」――増子さんが演じられている棚田葉役のオファーがあったときの感想をお聞かせください。「これまではかっこいい役が多かったので意外でした。と同時に新しい挑戦にもなると思いましたし、相手も幸平だったので安心して演じられたと思います」――お相手役が樋口幸平さんとお聞きしたときの感想は?「まさか幸平とカップル役になるとは!と驚きました。僕はもともと人生において、2度出会う人は運命の人だと信じているので、それかなと。今回はほぼ相棒のような感じで2人でのシーンが多かったので、撮影の前からご飯に行ったりして関係を深めていきました」――お相手役のイケメン気象予報士・瀬ヶ崎瑞貴を演じる樋口幸平さんとは、過去に共演されたことがあるんですよね?「そうですね。以前僕は『機界戦隊ゼンカイジャー』という戦隊シリーズの作品に出演していたのですが、幸平がひとつあとの『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に出演していて、コラボ映画で1度共演をしていました。顔見知りだとカップル役はやりづらいのかなと思っていたのですが、すごく波長も合いましたし、スムーズに撮影できました。お互いに刺激しあえたなと思います」――撮影中も役柄や2人の関係性についていろいろお話し合いをされたのでしょうか?「すごく話し合いました。お互いどういう感情でこの台詞を言っているのかなど意見の交換をしたり。気を遣っていてはいいものが撮れないので、そこは我慢せずに思ったことを伝えました。キスシーンもきれいに見える角度やカメラのフォーカスなどを研究して撮影にのぞみました」――増子さんは本ドラマが地上波初主演作品となります。「そうですね。今回、僕はW主演のひとりで、作品自体を引っ張っていかなければならない重要な立ち位置なのですが、これまで僕はそういった経験をあまりしてこなかったので、新しい挑戦者として、現場に入っていったような気がします」――戦隊シリーズの撮影現場と違うなと感じた部分がありましたら教えてください。「戦隊シリーズと違うのは悪がいないことですかね。あと変身しない(笑)。変身しなくても、葉には瑞貴というヒーローがいるので、度々助けてもらいながら撮影はスムーズに進みクランクアップしました」――増子さんが演じる崖っぷちのエロ漫画家の棚田葉役ですが、葉はどういう人物なのでしょう?「一言で表すと瑞貴に転がされているような役かと。漫画家としても、人としても大好きなんですけど、そこを認めたくない自分と、体が求めてしまっている自分にすごく葛藤している人物です」――演じていて、葉との共通点はありましたか。「料理が下手なところです、そこは葉に近いと思います。下手なのに一生懸命つくってくれる姿に瑞貴はたぶんキュンとするんだろうなと思います」――ということは、棚田葉は何に対しても一生懸命な人なのでしょうか。「そうですね。好きな人に対してはすごく尽くすタイプだと思います。そういう点も自分と似ているかも」――増子さんはダンス&ボーカルグループ GENIC(ジェニック)のメンバーとして、そして俳優としても活躍されていますが、最後に今後の抱負をお聞かせください。「GENICのメンバーとして僕を知っている方には、俳優としての姿を見ていただきたいですし、逆に俳優としての僕を知っていただいた方には、曲を聞いてもらって、ライブに遊びにきてもらえたらすごくうれしいです。どちらも頑張って新たなステージにいきたい。二刀流になれればいいなと。ツアーや撮影が重なったときは少し大変ですが、そこは体力をつけながらどちらも手を抜かず120%でできるようにしたいです。芸能界の大谷翔平さんのようになれたらいいなと思っています!」【PROFILE】avexのDNAを継承する新グループ育成プロジェクト=a-genic PROJECTを経て、男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICとして2020年5月にメジャーデビュー。俳優としても活動しており、これまでミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、テレビ朝日系『機界戦隊ゼンカイジャー』ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー役、ミュージカル『東京ラブストーリー』などに出演。現在、NHK Eテレ「ビットワールド」、仙台放送「あらあらかしこ」の準レギュラーとして出演中。そして現在放送中のMBSドラマシャワー「体感予報」にてW主演を務める。
2023年09月13日堺雅人(49)が主演を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。最終回直前となった9月10日に放送された第9話の世帯視聴率は14.9%、個人視聴率は9.8%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。視聴者の間で“考察合戦”が繰り広げられるなどクライマックスが最高潮に達するなか、注目を集めているのは堺の“良きパパ”姿だ。12日に「Smart FLASH」が報じた記事によれば、9月上旬に妻の菅野美穂(46)が小学2年生の息子を自転車で野球教室に送っていたという。翌日には堺が同じ自転車で4歳の娘を幼稚園まで送り届けていたようだが、掲載された写真には白いヘルメットを着用した堺の姿が。今年4月1日に改正道路交通法の施行によって、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたばかり。ヘルメットを着用せずとも罰則はないが、堺は安全を確保しようと努めていたようだ。自転車に乗る堺のヘルメット姿に、ネット上では称賛の声が続々。《ヘルメット付きでママチャリ乗る姿の堺雅人に好感度しかない》《多くの人が使ってないのにちゃんとヘルメットかぶってえらいな。さすがですね》《努力義務のなかヘルメット被って偉いですね堺雅人が被ってるのだからと、世間に着用者がふえるといいのですが》冒頭のドラマでは自衛隊の秘密組織“別班”で諜報員を演じ、高い演技力を披露している堺。いっぽうプライベートでは、家族とともに庶民的な暮らしを送っているようだ。■堺は娘を連れてテーマパークへ、夫婦で仕事をセーブし“育児共闘”本誌もこれまで、堺が家族を大切にする姿を見てきた。続編として反響を呼んだ『半沢直樹』(TBS系)が始まって間もない’20年7月下旬のこと。この日は撮影が休みだったのか、堺は朝から自宅マンション近くで娘を乗せたベビーカーを押していた。だが撮影のイメージトレーニングをしていたのか、堺の硬い表情は“半沢直樹”そのもの。いっぽうベビーカーのカゴには買い物も積み込んでおり、多忙な合間をぬって家事をこなしていたようだ。’21年3月下旬にも、娘を連れて人気アニメのテーマパークを訪れる堺を目撃。遊具スペースで遊びまわる娘を嬉しそうにスマホで撮影し、フードコートでは手際よく席を見つけていた。この時、菅野と長男がいなかったのには、わけがあったようだ。「菅野さんは、主演した連ドラ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)の撮影が終わったばかりでした。大仕事を終えた妻に少しでもゆっくり休んでもらうため、堺さんは娘さんを連れて出かけたのではないでしょうか」(テレビ局関係者)ともに売れっ子の夫婦だが、’20年版の『半沢直樹』終了後はしばらく仕事をセーブしていた堺。そして菅野も’21年1月期の『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』と同年5月公開の映画『明日の食卓』で主演を務めた以降は、出演作がない状態が続いていた。揃って仕事をセーブしていたのは、夫婦で“育児共闘”に励んでいたからだという。「当時は娘さんも小さかったですし、ご長男の小学校受験がありましたから、夫婦で育児を最優先にしていたそうです。それ以前は堺さんのスケジュールが多忙の時は、菅野さんが家を切り盛り。反対に菅野さんがドラマ出演した際は、堺さんがスケジュールを調整するなど協力し合ってきたといいます」(前出・テレビ局関係者)さらに本誌は’21年12月に、堺の長男が複数の有名私立小学校に合格したことを報じている。「長男には0歳児のころから英語やフィットネスのレッスンを受けさせてきたそうで、夫婦のお受験に対する熱意は相当なものだと聞きました。子どもの将来の選択肢が広がるよう、手厚くサポートしてくれる小学校に通わせたかったのでしょう。また、夫婦でお子さんに勉強を教えることも多々あるとか。堺さんは撮影現場で『お子さんたちに教えるのは大変じゃないですか?』と聞かれ、『楽しんでいるからそんなことないよ』と答えていたといいます」(前出・テレビ局関係者)間もなく最終回を迎える『VIVANT』の成功を、家族たちも願っていることだろう。
2023年09月13日9月7日、東山紀之(56)の新社長就任も発表されたジャニーズ事務所による会見。会場となった名門ホテル「パレスホテル東京」は、出版関係者の間では、故・瀬戸内寂聴さんが“東京の定宿”としていたホテルとしても知られている。かつて東山紀之が、寂聴さんと対談をするために京都・寂庵を訪れたのは、’12年1月のことだった。《寂聴ようこそ寂庵へ!嵯峨野の奥まで、よくいらしてくださいました。東山実は萩原(健一)さんと何度もドラマでご一緒させていただいて、そのたびに寂聴さんのお話を伺っていたので、一度お会いしたいな、と思っておりました》(本誌’12年2月28日号)当時、東山は45歳。第1子となる長女は2カ月前に誕生したばかり。対談での話題は、東山の生い立ち、共通の知人である萩原健一さん(享年68)や森光子さん(享年92)との交流、『源氏物語』……と、多岐にわたったが、その間に寂聴さんが繰り返し口にしていたことがあった。それは、「もっと悪人になりなさい」「悪いこともしなさい」といったことだった。自他共に認める“対談の名手”だった寂聴さん。だが東山は生来の真面目さからか、44歳も年上の“人生の先輩”との初対面に緊張していたのか、なかなかリラックスした様子を見せなかった。そんな彼に足りないものとして寂聴さんが指摘したのが、“マイナスの経験もプラスにする考え方”だったのだ。寂聴さんは東山にこんなアドバイスをーー。「あなたは今までだって普通の人よりずっと華やかな人生を送ってきて、それに無限の才能も持っています。でも、私からみるとそれがまだ7割も出ていないような気がして、何かもったいない、と思います。あなたの人生はこれからが本当の盛りです。マイナスをプラスにする前向きの考え方をこれからも忘れないで、もっともっと芸を大きくしてください。ショーケンと同じことをする必要はありませんが、ちょっと“不良”もしてほしいですね。そうすれば、あなたはもっと大きな人物になります」寂聴さんの真情が通じたのだろう、東山は辞去する際、歯を見せて、こう語ったのだ。「悪くなるように勧めていただいたことも含めて、今日は今の僕に必要なことをたくさん教えていただいた気がします」それから11年、危機にある会社を背負っていくために、さらに“大きくなること”を求められている東山。寂聴さんの期待に応えることはできるのか。
2023年09月13日いよいよ9月17日に最終回を迎える話題の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。その中で、最後まで物語のカギを握る人物として話題となっているのが、阿部寛演じる野崎守の右腕としてサポートするドラムだ。「第一話から主要メンバーとして登場し、公安刑事の野崎や堺雅人さん演じる乃木憂助を何度も窮地から救いました。言葉を発さずにスマホで会話するという設定と、愛嬌のある体型と笑顔の癒し系ですが、じつは国籍も定かではない謎の人物。ネット上では最後に“裏切り者説”が飛び交うなど、キーマンの一人です」(スポーツ紙記者)このドラムを演じているのが、富栄(とみさかえ)ドラム(31)。役名と同じ名前を持つドラムだが、じつは大相撲の元力士。中学卒業とともに入門し幕下6枚目まで登り詰めたものの、ケガのため‘21年に引退。その後はユーチューバーに転身していた。「本格的なドラマ出演は、この『VIVANT』が初めてだったそうです。最初はエキストラのオーディションに参加したところを監督の福澤克雄さんに見いだされレギュラー出演が決まったそうです」(前出・スポーツ紙記者)実際に現場でのドラムは、ドラマ以上の“愛されキャラ”だという。「じつは当初ドラムさんにはセリフも用意されていたですが、やはり演技経験がないということで、声優の林原めぐみさんが翻訳アプリで話すという設定になったといいます。ただ現場では、全員から本当に可愛がられていますよ。やはり演技についてはNGも出すこともあり福澤監督からも怒鳴られることも多いんですが、そのたびにあの紅潮した額から吹き出る大量の汗を拭いながら、“すいません、すいません”と……。何度も頭を下げながら、先輩俳優たちに恐縮しきっていました。ただその姿が本当に愛らしく、主演の堺さんや阿部さんはいつもドラムさんが謝るたびに“大丈夫だよ”と温かく見守っています」(ドラマ関係者)インタビューでも、「阿部さんには何度も励ましの言葉をかけていただき、堺さんにはお芝居のことを相談させていただきました」と語っているドラム。あのセリフがないキャラも“愛されキャラ”のおかげかもしれない。
2023年09月13日厚生労働省の審議会は7月28日、最低賃金の引き上げ目安を過去最高の41円と決めました。今後は各地で審議され、10月ごろに地域別の最低賃金が正式決定されますが、目安どおりに上がれば最低賃金の全国平均は1千2円。過去最高の上昇率4.3%で、初めて1千円の大台に達します。最低賃金は企業が従業員に支払う賃金の最低ラインで、全労働者に適用されます。ですから最低賃金の上昇は、働く私たちにとって喜ばしいことには違いありません。しかし、昨今の物価上昇は激しく、物価変動を除いた実質賃金は14カ月連続でマイナス(厚生労働省)。つまり賃金の伸びより、物価上昇が大きい状態です。実際に最低賃金が上がる10月には、国による電気・ガスやガソリン代の補助が終わり、物価はもう一段上がるでしょう。また、増税や社会保険料引き上げの議論もあります。最低賃金が1千円を超えたからといって、手取りが増え生活が楽になるとは思えません。加えて、日本の最低賃金は諸外国に比べてかなり低いことも問題です。7月11日に発表されたOECDの統計では、’20年12月~’23年5月の最低賃金の伸び率は、アメリカを除く29カ国の平均が29%、物価上昇を差し引いた実質でも2.3%です。いっぽう、同時期の日本の平均は6.5%、実質では0.7%にとどまり、世界の3分の1にも届きません。たとえ1千円超が実現しても、諸外国との差は埋まらないでしょう。■今年はすでに倒産67件前年同期の2.3倍原因は、国が給料アップのための有効な政策をとらないこと。今の賃上げ税制は、従業員の給料を一定以上上げたら、その年は給料上昇分の最大40%法人税を下げるというものですが、そもそも日本の企業の約7割は赤字で、法人税を払っていません。赤字企業に法人減税のメリットはないのです。また、法人税を払う企業にとっても、給料はいったん上げると簡単に下げられないもの。だから法人税の1回減額くらいでは、給料アップの英断は下せません。これらの結果、給料アップが遅々として進まないのです。私は、給与アップに「同一労働同一賃金」の厳格化が有効だと思います。実現すると、非正規で働く人の給料が上がり、楽になる家庭も多いと思います。ただ経団連など雇用する側の反対が根強く、国は決断できません。国には雇う側の顔色ではなく、生活に苦しむ労働者をよく見てほしいものです。最後に、最低賃金の上昇で1つ心配があります。企業、特に中小零細企業の経営が厳しくなることです。’23年1~6月でも人件費の高騰などに関する倒産は67件。前年同期の2.3倍です(東京商工リサーチ)。こうした倒産がこれ以上増えないよう国の支援が必要だと思います。家計にとって最低賃金の上昇は“焼け石に水”。私たちは一層生活を引き締めるしかありません。
2023年09月13日新型コロナによる行動制限が緩和され、インバウンドが復調しつつある日本。日常でも外国人観光客が賑う光景が見られるなか、とある飲食店によるSNSでの投稿が波紋を呼んでいる。《17時50分入店の中国人団体、30名、突然キャンセルwwwwwさすがだ!》9月8日、X(旧Twitter)でこう呟いたのは東京・墨田区にある創業明治22年の老舗割烹料理店「割烹 三州家」の公式アカウント。投稿には、食事の準備がされている広間の写真も添えられていた。その後の投稿では《キャンセルの残骸。当店のスタッフでおいしく召し上がらせていただきます》と、天ぷらが盛り付けられた皿が並んだ写真とともに報告(現在はどちらも削除済み)。しかしこの投稿に、《さすがだ!ってどういう意味ですか?》《何が「さすが」なのかな?》といった声が。また、当時は台風13号が関東に接近していたこともあり、《台風があるからな 日本旅行楽しみやったろうに……》《台風でたどりつけなかったのかな》といった声も上がっていた。数々の反応を受け、店は翌9日に釈明文をXに連投。《昨日のキャンセルについての投稿ですが、台風の影響によるものではありません》と否定した上で、こう説明したのだった(投稿は全て原文ママ)。《20分後に到着するというお電話を下さり、その17分後にキャンセルの電話をいただきました。「さすがだ」意味は差別ではなく、100%のキャンセル料を支払ってでも海産物拒否という、リッチな考え・行動に対してです》《その点については誤解を招く表現をしてしまい申し訳ありませんでした。なお、台風によるキャンセルと受け止められている間違いが危惧できますので、昨日の投稿を数時間後に削除させていただきます。ご迷惑をおかけいたしました》《「さすがだ」「リッチな考え・行動」についてですが、人種差別の意図は全くありませんでした。前払いで数万円もするコースご予約されたのに、当日ご来店されない各国のお客様もまれにいらっしゃいます》《世界各国と日本の金銭的価値観の違い、これぐらいの金額ならばキャンセル料を支払ってもいいと思う額の違いに驚かさた発言でした。ということで、該当の投稿を削除させてただきます》しかし、この説明の受け止め方はユーザーによって様々だったようで、疑問点を指摘する声が続出する事態に。《海産物拒否します!って言われたんですか?》《なんで台風の影響じゃないと断言できるのか分からない》《海産物拒否がキャンセル理由なのか、投稿者が思ったことなのかわからん。キャンセル理由何だったんでしょう》だがいっぽうで、30名もの団体客にドタキャンされた店を同情する声も寄せられている。《“海産物拒否“の手段として、このキャンセル行為は良くない》《謝る必要なんてないですよいちいち相手にする必要ない》《せっかく作った料理を無下に扱われて可哀想… 応援しています》■「旅行会社経由でのご予約だった」「決してお客様への批判ではない」いったい、何が原因で予約をキャンセルされてしまったのだろうか?また、《さすがだ!》と投稿した真意とはーー。本誌が9月12日に三州家に電話で問い合わせると、担当者が経緯を語ってくれた(以下、カッコ内は担当者)。まず担当者によれば、「旅行会社経由でのご予約だったんです」とのこと。団体旅行ではホテルやレストラン、観光施設等に到着する前に、ツアーガイドが到着予定時刻を連絡する「入れ込み電話」をすることが一般的とされている。担当者は、「この入れ込み電話が予約時刻の20分前に入ったので、それを合図に当店もお食事の準備に取りかかりました」と説明。だが予約時間の直前に、キャンセルの連絡が入ることに。Xの投稿からは3分前と推察できるが、実際には「1分半前にキャンセルの電話が入った」という。そして肝心なキャンセル理由について問うと、担当者はこう語った。「はじめは(キャンセル理由を)書かない方が良かったかなと思ったのですが、実際のところ海産物が理由でした。旅行会社を介しているので、事前に打ち合わせはしていたんですね。『この料理には海産物が含まれています』というのは伝えていました。旅行会社様は『それでも構いませんので、出してください』とのことだったので、承った次第です」またキャンセル料については、「インバウンドのお客様の場合、前金でお代金を頂戴しております。理由としましては、万が一のことがあった場合、海外まで集金に行くことが難しいためです。海外から来られるお客様には一律に、そのようにお願いしております」とのこと。いっぽう、Xの投稿が炎上してしまったことをどう受け止めているか尋ねると、担当者は「事実関係を知らない方もいらっしゃるので、事実ではないことが入り混じった情報が拡散してしまった」と言及。その上で、こう続けた。「はじめは『台風の影響でキャンセルになったのではないか』『台風の影響を考慮しない店はなんだ』といった風に、批判を浴びてしましました。ですが、旅行会社様から入れ込み電話を頂戴していましたので、台風の影響ではないことは確かです。また今回ご予約のあった団体のお客様は、過去3回も当店をご利用いただいております。今回で4回目だったので、旅行会社様とも懇意になっておりました」そして波紋を呼んだ《さすがだ!》の投稿については、予約をキャンセルした団体客を皮肉ったり、非難したりする意図はなかったという。「そもそも『さすが』という言葉は批判の時には使わず、誉め言葉として使うのが通常かと思います。私もそのつもりだと思っております。また当店には、数万円単位の高額なコースもございます。そういったコースをご注文されたにもかかわらず、当日キャンセルをされる外国人のお客様もいらっしゃいます。そのようなお客様について、『リッチだな』『すごいな』と感じるんです。逆に申し上げると、そこで日本との格差を感じてしまうと言いますか……。『日本はこんなに貧しくなってきちゃったのかなぁ』と。外国のお客様というのは、予約をしても違う目的ができれば高額でもキャンセルされることがあります。そういう場面に遭遇するたびに、ただただ驚いております。『さすが』というのは決してお客様への批判ではなく、外国のお客様の考え方やお金の使い方を尊敬するという意味です」また担当者は「当店は積極的にインバウンドのお客様を受け入れておりまして、中国のお客様向けにも銀聯カードに加盟するなど歓迎しております」とも言い添え、最後まで“批判する意図はない”と主張していた。
2023年09月13日「相続でもめたくないと多くの人が望んでいますが、そのための準備を行っている人は少ないのが現状です」そう話すのは税理士で『相続でモメる人、モメない人』(講談社)の著者、天野大輔さんだ。2024年の贈与から、相続開始前の贈与を相続財産に加算する期間が死亡前の3年から7年に延長するなど、最近、相続関連の法改正が相次ぐ。「ただ時代や場所、地位や財産額などに関係なく、相続トラブルは太古から起きています。法律が変わっても、税金などの“勘定”より人の“感情”が大切なことは変わりません」(天野さん、以下同)相続トラブルの原因は何なのだろう?「多くはコミュニケーション不足です。特にきょうだいは『いまさら』と思いがちですが、それぞれの事情はわかりづらいでしょう」確かに、年に1回会うかどうかというきょうだいも多い。「ふだんからちょっとした贈り物をするなど、『いつも申し訳ない。ありがとう』の気持ちを伝えてください。お互いの気遣いが円滑なコミュニケーションをつくり、もめない相続へとつながります」親に相続の意向を確かめたいとき、どう切り出せばいい?「単刀直入では、本音は聞けないかも。おすすめしているのは『何かおっくうなことはない?』と聞くこと。親の困りごとを聞き、手伝ううちに、相続への思いも打ち明けやすくなるでしょう」それでは相続クイズでポイントをつかんで、もめない相続を実現させよう。【Q1】相続の相談のために帰省するならどっち?(A)ひとりでふらっと(B)子どもや配偶者と一緒に【A1】(A)配偶者や子どもがいると話しづらいこともある。親の本音を聞きたいなら、ひとりでふらっと帰省しよう。自分の誕生日などにひとりで帰省し、まずは感謝を伝えよう。【Q2】頻繁に帰省している場合、きょうだいにはどう対応する。(A)特に報告しない(B)親のようすなどを情報共有する【A2】(B)頻繁に帰省すると、きょうだいから「相続を有利に進めようとたくらんでいるのでは」などと勘ぐられることも。帰省後「親は元気」「お墓の話をした」などと報告を。LINEのグループなどを活用する手も。【Q3】親と離れて暮らしている場合、帰省時に親の近くで暮らすきょうだいに対してどう対応する?(A)贈り物を持参する(B)きょうだいだから気を使わない【A3】(A)相続でもめないために、ふだんのコミュニケーションが大切。「いつも親を見てくれてありがとう」という思いを、言葉や贈り物で伝えよう。「ありがとう」「こちらこそ」の関係構築を目指して。【Q4】「相続財産は実家だけ」の家庭で、自分が実家を継ぐ場合はどうする?(A)きょうだいにはガマンしてもらうしかない(B)代償分割(金銭での補てん)を考える【A4】(B)「親の介護を担った」「実家は改修も必要」などの言い分があっても、「継ぐ自分はありがたい」と感謝すると「ほかのきょうだいにも穴埋めを」と自然に思える。お互いに譲る気持ちが大事。【Q5】自分が親の介護を中心的に担っている場合はどっち?(A)愚痴っぽくなるから、きょうだいに詳しい実情を伝えない(B)親のようすをきょうだいと共有する【A5】(B)介護は負担が大きいが、実情がわかりづらいもの。「親の資金を使い込んでいないか」と疑念を生むことも。情報を共有し病院通いが頻繁だとわかれば、医療費の察しがつく。入院などは費用の報告も。【Q6】遺産分割の協議をするとき、弁護士はどうする?(A)最初から立ち会ってもらう(B)弁護士に頼むのは最終手段【A6】(B)弁護士の存在は“もめるのが前提”に感じがち。専門家が必要なら税理士に。意見がぶつかっても、自分たちで解決策を探ろう。ただし、遺産分割の交渉ができるのは弁護士だけ。最終手段と心得て。【Q7】遺産分割協議には誰が集まる?(A)相続人のみが集まる(B)子どもの配偶者も一緒に話し合う【A7】(A)子どもの配偶者が参加するともめやすい。原則、配偶者抜きで話し合い、協議後それぞれが報告を。ただし、農家などで長男夫婦が同居の場合、遺産分割は長男の妻の生活に影響あるため参加もアリ。【Q8】遺産分割協議はどうやるべき?(A)できるだけスピーディに対処しよう(B)じっくり時間をかけて取り組もう【A8】(B)ゆっくり気持ちを整理して、じっくり話し合いを。申告後に別の資産が見つかると修正申告が必要だし、税務調査で申告漏れが発覚したら過少申告加算税などのペナルティも。期限内にミスのない申告を。【PROFILE】天野大輔公認会計士、税理士、行政書士で、税理士法人レガシィ代表。『リア王』など文学から相続の知恵を学ぶYouTube チャンネル「相続と文学」も発信中
2023年09月13日ジャニーズ事務所をゆるがす、故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題。9月7日の会見以後、同事務所に所属する多くのタレントがコメントを発表している。9月11日には、’19年にジャニーズ事務所を退所した錦戸亮(38)が自身のX(旧Twitter)を更新。《まぁ言えることは1つ。組織が好きっていうのが入り口だった人は違うかも知らんけど、自分が好きになった人は今日も明日も好きでいていいんじゃないかなと》と、性加害問題についてと思われるコメントを発表した。そんななか、沈黙を守り続けるのが’21年に同事務所を退所した長瀬智也(44)だ。長瀬と同様の“辞めジャニ”である錦戸がコメントを発表したことや、長瀬がSNSを頻繁に更新することから何かしらのアクションがあるのではないかと期待する人も少なくない。しかし、長瀬のインスタグラムは9月7日に投稿されたラーメン店とバイクの写真を最後に、更新はない状況だ。長瀬といえばこれまで、たびたびジャニー氏や事務所に対する“意味深発言”が注目されてきた。‘19年7月にジャニー氏が亡くなった際、長瀬はジャニー氏を“最高”と称えながら、《ジャニーさんはカッコ良すぎるのでたぶん地獄行きです。僕も地獄を目指している男なのでまた地獄で会いましょう》と追悼。独特の表現からその真意を推測する人が相次いだ。また、同年2月に長瀬は木村拓哉(50)がパーソナリティを務める『木村拓哉FLOW』(TOKYO FM)に出演。番組内では、ジャニーズ事務所に“入所した”という長瀬の言い回しについて“プリズン感”があると木村にたしなめられる場面もあった。今回の問題に対し、長瀬は一体何を思っているのだろうかーー。
2023年09月13日顧客や元従業員による告発が物議を醸しているペットショップ業界最大手の「Coo&RIKU」(以下、クーアンドリク)。発端は「デイリー新潮」が8月5日に、今年6月に木更津店で子犬を購入した20代女性の告発を掲載したこと。子犬は引き渡された直後から体調が悪く、獣医から「お腹の中に寄生虫が」いると診断されたという。だが、“保障期間内にケガや病気でペットが死亡した場合に代替ペットを提供する”という「生命保障制度」を理由に、女性は店から治療費の支払いを断られることに。その後、子犬は快復したものの、女性は治療費13万円を負担したままだと報じられた。報道を受けて、クーアンドリクは8月15日に公式サイトで釈明文を発表。具体的な記事や出版社名は明かさなかったが、報じられている「顧客とのトラブル」について《解決済みもしくは解決に向けて対応している案件》と説明。また文章内では、《対応の行き届かない点やお客様のお申し出については、今まで以上に1つ1つの声に耳を傾け、誠心誠意対応していきたいと考えております》と呼びかけていた。しかし、余波は広がり続けるばかり。「デイリー新潮」は9月9日にも、元従業員がずさんな経営体制を告発する記事を掲載。さらに暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏も11日に、Xで《クーアンドリク、過去最多のタレコミを頂いており情報整理に時間を頂いています》と明かしていた。クーアンドリクの動向に注目が集まるなか、騒動の思わぬ火の粉が降りかかってしまった人物が。それは女優の田中麗奈(43)だ。昨年春頃にクーアンドリクのCMに出演していたことから、一部ネットユーザーから降板や同社との契約解除を求める声が上がる事態に。“ひろゆき”こと西村博之氏(46)も10日に、Xで《田中麗奈さん、CM降りた方が長期的なブランド価値上がると思いますよ》と綴っていた。いっぽう、現在はクーアンドリクの公式サイトや公式YouTubeチャンネルから田中が出演していたCM動画は削除されている。そこで本誌は、田中の所属事務所にクーアンドリクの契約状況を問い合わせた。すると、「今年の4月で契約は終了しています」との回答だった。
2023年09月12日9月13日に予定されている内閣改造・党役員人事。各メディアによると、岸田文雄(66)総理大臣は小渕優子議員(49)を自民党の選挙対策委員長に起用する意向であるという。一部メディアでは、小渕議員の党4役への起用は女性の積極登用をアピールする狙いもあるとみられると報じている。第84代総理大臣である小渕恵三氏(享年62)を父に持つ小渕議員。恵三氏は’00年4月の総理在任中に脳梗塞で倒れ、5月に急逝。その翌月に小渕議員は自民党公認で出馬し、初当選を果たしている。’08年には内閣府特命担当大臣として少子化対策や男女共同参画などに携わり、’14年には経済産業大臣に就任。ところが大臣当時、大きなスキャンダルが発覚した。「政治資金規正法違反が報じられ、その影響で経済産業大臣を辞任しました。東京地検特捜部が後援会事務所などを家宅捜索したところ、会計書類などを保存したパソコンのハードディスクに電動ドリルで破壊された痕跡が見つかったのです。そこでネットを中心に、『ドリル優子』という異名を持つことに。小渕議員は嫌疑不十分で不起訴となりましたが、“証拠隠滅”疑惑によって国民からの信頼を失う結果となってしまいました」(全国紙記者)今回の“重役登用”報道により、9年前の騒動が蒸し返されたことで、再び「ドリル優子」がTwitter(現X)でトレンド入り。今回の人事についても、「国民はドリル事件を忘れてない!」と批判する声が上がっている。《ドリル優子は、国会議員は忘れても国民は忘れないですよ》《小渕優子のコトは忘れてもドリル優子のコトは忘れません!》《「ドリル優子」忘れてないよ》また《就任会見では徹底的な説明を求めて欲しい》《ドリルで破壊した説明責任を果たせ》《贈収賄疑惑を説明しろ、ドリル優子》と説明を求める声がいまだ後を絶たない。世論を納得させない限り、騒動は風化せず、ずっと彼女について回ることになりそうだ。
2023年09月12日経団連が、少子化対策など社会保障財源として、消費税の引き上げが“有力な選択肢”だと提言したことが波紋を広げている。経団連は、9月11日に令和6年度税制改正に関する提言を公表。その中で、異次元の少子化対策などを含む社会保障費の財源として消費税を取り上げた。消費税がもつ《広く全世代の国民全体が負担すること、生涯所得に対して比例的で長期的には公平であること、財源として安定的である》などの特徴から、《社会保障財源としての重要性が高く、中長期的な視点からは、その引上げは有力な選択肢の1つである》と提言したのだ。引き上げの実施時期と上げ幅については、《デフレからの完全な脱却を見据えながら、経済情勢を踏まえて検討する必要がある》とした。現状、政府は少子化対策の財源確保について、消費税を含めた新たな税財源は考えていないという。ただし、年間1兆円程度については社会保険料への上乗せで賄う方向が有力視されている。経団連の十倉雅和会長は、これまでも会見や新聞社の取材などで少子化対策の財源として消費税を含めて議論するべきだと主張してきた。もちろん、住友化学の会長を務め、23年3月期の報酬として1億1800万円を受け取る“上級国民”の十倉氏には消費税の増税は痛くも痒くもないだろう。しかし、庶民にとって消費税の増税は大きな痛手となる。厚生労働省が8日に発表した7月の毎月勤労統計調査では、実質賃金は前年同月比2.5%減で、6カ月連続のマイナス。いまだに物価の上昇に賃金が追いつかず、社会保険料は年々増加の一途を辿るというなかでの増税は家計には大きな負担になる。少子化の要因としては経済的不安が指摘されているが、消費税の増税は低所得者ほど負担割合が高くなるという逆進性もはらんでいる。このような状況下で“消費税増税”という経団連の考えは、庶民には受け入れられなかったようだ。SNS上では、自分本位なこの提言に多くの怒りの声が上がった。《とんでもない提言。消費増税だと、物価高騰の折、国民の生活はますます苦しくなる。国民の生活を苦しくすることが少子化対策になるのか?そんなはずはない》《実質賃金をプラスになるまで賃上げを実現してから言うて来い!》《消費税増税???は???え???まじで殺す気???》《消費税のこと、生きてるだけで罰金って言ってる人いたけどその言葉頭から離れないよ…》《なんで真逆をいこうとするんだろ?ほんと、なんなんだろ…一年、うちら庶民と同じ給料で生活してみてよ、そんな事言えないから。》
2023年09月12日英ロンドンの高級住宅街チェルシーで、500万ポンド(約9億円)の豪邸に住む隣人に執拗な嫌がらせを繰り返していた81歳の女が複数の罪で有罪判決を受けた。Daily Mailが報じている。被害を受けたのは、調香師のアナスタシア・ド・ブラウウェレ・ブロズラーさん(57)とその夫で弁護士のアランさん(60)。夫妻は数カ月前から、自宅地下へ続く外階段付近に充満する悪臭に悩まされていたという。アナスタシアさんは仕事道具であるフレグランスオイルが汚染されることを何よりも懸念していたそうだ。夫妻から調査を依頼された専門家は、隣に住むジャニーン・マッキンレイ被告(81)が1日に3回、プラスチックの水差しから階段の手すりに液体を撒いている様子が防犯カメラに映っていることを確認。その液体が、マッキンレイ被告自身の尿だったことを突き止めた。夫妻がマッキンレイ被告を問いただすと、「地獄に落ちろ」「自分の国へ帰れ」などと暴言を吐かれたという。アナスタシアさんはオーストリア生まれ、アランさんはオランダ生まれだ。「私の鼻は訓練されています。自宅で働く調香師で、私が外国人であり、それが隣人にとって大問題であることもわかっています。彼女は私にものすごく腹を立てていて、私や子どもたちにひどい言葉を投げかけていました」と、アナスタシアさんは被告人との関係を法廷で語った。悪臭被害に関しては「ドアを開けるたびに刺激臭が家の中に入ってきて、窓も開けられませんでした。換気扇からも臭いが吸い込まれてくるのです。本当に嫌なものでした。アロマキャンドルをあちこちに置かなければなりませんでしたし、仕事で水が必要なのにキッチンも使えませんでした」と述懐する。息子と娘に付き添われて出廷したマッキンレイ被告は、尿を外に撒いたことについては否定しなかったという。しかし、関節炎で階段を上ってトイレに行くことができないため、やむを得ず尿を外に捨てていたと主張。「悪意はなかったし、他の人の財産を傷つけたこともありません。淑女らしくないということは理解しています」と証言したそうだ。判事は「この行動は、隣に住む人々をひどく苦しめてきた」として、マッキンレイ被告に嫌がらせの罪で有罪判決を下した。また、マッキンレイは被害者の所有物に犯罪的な損害を与えた罪でも有罪となり、修繕費用の支払いと、12カ月の夫妻への接近禁止も言い渡された。
2023年09月12日昨年10月26日の囲み取材で、「(大阪・関西万博の会場建設費を)1850億円の予算の範囲内でおさめていきたい」と語っていた大阪府の吉村洋文知事。しかし、吉村知事も副会長を務める、万博の運営主体「日本国際博覧会協会」に本誌が問い合わせると、こんな答えが。「会場建設費については資材高騰の影響により、増額の懸念が高まっていることから、8月31日に政府のほうから指示があり、必要な額の精査を行っているところです」予算の枠を超え、さらに血税がつぎ込まれる可能性があることを示唆された形だ。会場建設費は、すでに資材価格の高騰や人手不足の影響で、2020年12月に1250億円から1850億円に引き上げられているが、今後さらにどれほどの予算の上振れがあるのだろうか。建築エコノミストの森山高至さんが解説する。「万博の開催地である夢洲は産業廃棄物などで埋め立てた人工島で、地盤が軟弱です。埋立地に造られた関西国際空港も埋め立て後、たった1年で6メートル近くも地盤が沈下し、開港から30年間でさらに4メートル近くも地盤が下がりました。パビリオンが建設されるエリアは、埋立て工事が終わったばかりで関西国際空港以上の地盤沈下が懸念されます。軟弱な地盤に施設を造るためには50?60メートルの鉄筋コンクリート製の杭を硬い地層まで何十本も打ち込むことになりますが、建設費用は2割以上増えます。その負担は招致する側の日本が負う可能性が高いのです」さらに、打ち込んだ杭は、万博が閉幕して数カ月後には、撤去することが義務づけられているという。「杭を抜き取るのは、打ち込むよりも困難な作業となります。また抜き取った杭は廃棄されますから大量のがれきの処理費用もかかります。資材費などのさらなる高騰も含めると、会場建設費は現在の2倍に膨らんでもおかしくはありません」(森山さん)現在の2倍となれば、3700億円となる。だが、予算の増額が懸念されているのは、会場建設費ばかりではない。■「カジノのためのインフラを税金で」関西万博推進特別委員を務めた、日本共産党の井上浩大阪市議が話す。「夢洲へのアクセス道路である高速道路『淀川左岸線2期事業』も、当初の計画(1162億円)から2.5倍の2957億円にふくれあがりました。都心部と夢洲を結ぶ大阪メトロ中央線の延伸工事は、当初の工事費は250億円でしたが、掘削土から国の基準を超えるヒ素が検出。土壌汚染対策や障害物の除去などに2?3倍の費用がかかることが指摘されています。夢洲は、万博後にはカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の会場に。国策として進める万博を口実に、カジノのためのインフラ整備費が上乗せされているのです」さらに、現在、1000億円程度が見込まれている、駅の整備や道路の施設などの各種インフラの整備費用も、2800億円程度になる可能性があるという。こうしたインフラ費用を含めると、万博に費やされる総費用は1兆円近くになるおそれがある。さらに万博は半年間の開催で約2800万人が来場すると見込んで予算を組んだ。しかし、万博に対する国民の関心は薄く、来場者数が下回った場合、赤字額が税金で補填される可能性があるという。これだけの予算をかける価値が万博にあるのか。一度、立ち止まって考えてみる必要がありそうだ。
2023年09月12日あれっ?少し前まで“大阪のイベント”と思っていた大阪万博が、いつの間にか“国家プロジェクト”に格上げされている……。そんな展開に違和感を覚えた人も多いのでは?「総理大臣として成功に向けて政府の先頭に立って取り組む決意だ」8月31日、「大阪・関西万博」(以下、万博)について行われた、大阪府の吉村洋文知事らとの会合でこう語った岸田文雄首相。パビリオン建設の遅れなどで2025年の開幕が危惧されている万博の「はた振り役」になることを宣言した形だ。神戸大学の小笠原博毅教授(社会学)はこう語る。「党勢拡大を狙う日本維新の会の共同代表である吉村知事は、万博を成功させて自分や党の功積にするつもりだったのでしょう。しかし建設費が上振れするなどさまざまな課題が噴出し、当初の目論見に不安が生じた。岸田首相とタッグを組むことで責任の所在をあいまいにし、万博が成功と言えなくなっても、批判の矛先を変える狙いがあるのかもしれません」今年4月に行われた大阪府知事選、市長選のダブル選挙で、吉村知事は「(万博を)最後まで責任を持ってすばらしいものにする」と演説している。また、立憲民主党の蓮舫議員からの批判に対し、7月20日にX(旧Twitter)で《万博の成功は僕の公約の柱の一つ》と反論するなど、万博を自分の責任で開催することに強いこだわりを持ってきたはずなのだが……。政治アナリストの伊藤惇夫さんもこう指摘する。「今年7月に万博の華である海外パビリオンの『建設申請ゼロ』というニュースが流れました。万博が開催できるかどうか瀬戸際に追い詰められた吉村知事は急きょ、『万博は国家事業で国が主催すべき』と方針を変え、政府に泣きついたのです。それまで“お手並み拝見”とばかりに静観していた岸田首相ですが、吉村知事が“国主導でお願いします”とヒザを屈した。政治は貸し借りの世界ですから、岸田首相は維新に恩を売るチャンスと考えるのが当然です。国会審議や選挙の協力などのなんらかの約束を取り交わしたはず。大阪府の選挙区では圧倒的に強い維新が、1?2議席を自民党に譲る“お礼”があってもおかしくありません」万博の会場建設費は、国、大阪府と市、経済界が3分の1ずつ負担することになっている。つまり3分の2は税金だ。しかし、資材価格の高騰や人手不足の影響で、2020年12月時点で、会場建設費は1250億円から1850億円に引き上げられている。吉村知事は、昨年10月26日の囲み取材で、「(会場建設費を)1850億円の予算の範囲内でおさめていきたい」などと明言してきたが、その時点から物価はさらに高騰しているうえ、準備の遅れもあって、建設費のさらなる上昇が懸念されている。“予算の範囲内でおさめる”という約束は守られるのか。吉村知事も副会長を務める、万博の運営主体「日本国際博覧会協会」に聞いてみると、こんな答えが返ってきた。「会場建設費については資材高騰の影響により、増額の懸念が高まっていることから、8月31日に政府のほうから指示があり、必要な額の精査を行っているところです」岸田首相と吉村知事がタッグを組んだとたん、予算の枠を超え、さらなる血税がつぎ込まれる可能性があることを示唆された。吉村知事が共同代表を務める日本維新の会は「身を切る改革」を信条としてきたが、“公約の柱”である万博だけはどうやら特別になりそうだ。
2023年09月12日ペットショップ業界最大手の「Coo&RIKU」(以下、クーアンドリク)に、厳しい視線が向けられている。さかのぼること8月5日、「デイリー新潮」が今年6月に木更津店で子犬を購入した20代女性の告発記事を掲載。子犬は引き渡された当日から体調を崩していたといい、獣医から「二種類の寄生虫がいる」「命の危険がある」と診断されたという。女性が店にクレームをいれるも、女性が加入した「生命保証制度」を理由に“治療費は賠償できないが代替ペットは提供できる”と説明されたと明かしていた。この報道を受けて、8月15日にクーアンドリクは公式サイトに「オンライン記事の報道について」と題する声明を発表。冒頭で《複数の憶測や誤認が含まれている内容であると認識しております》と記し、顧客との間で解決に向けて対応していると説明。その上で、同社の活動姿勢について次のように弁明していた。《法令の遵守はもちろん、動物取扱業に課せられる、又は適用される、各種ガイドラインや規程を遵守の上、透明性の高い運営を行っております。動物という生き物を取り扱う事業であるがゆえに、時に「命を物みたいに」や「命を軽視している」等の心無い言葉が向けられますが、我々は動物の命の重さ、尊さを十分に理解して、活動しております》しかし、その後も告発が後を絶たないようで……。9月9日にも「デイリー新潮」は、「『嫌がるメスを無理やり交尾させ…』『大量生産して売れ残ったら里親に譲渡』元社員が明かすペットショップ『クーアンドリク』凄絶な繁殖現場の実態」と題する記事を掲載。複数の元社員が犬猫の命だけでなく顧客や社員を軽んじるような同社のエピソード、ゴキブリやネズミだらけという不衛生な繁殖現場の劣悪な環境などを告白している。■動物の命を軽視するような告発に、SNSでは「ビッグモーターより悪質」との声もそうした報道が物議を醸すなか、数々の著名人からもクーアンドリクに対して苦言が続出している。まず、「週刊新潮」9月7日号で取材に応じた「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」代表でタレントの杉本彩(55)は2日、X(旧Twitter)でこう訴えた。《本当に非道な商売です。クーアンドリクに限ったことではないが業界からも特に悪質なペットショップだということが昔から聞こえていました。どれくらいの広告費を入れているか知りませんが、これ以上被害を広げないためにもテレビで取り上げるべきだと思います》また“ひろゆき”こと西村博之氏(46)も、9日に配信された「デイリー新潮」の記事を引用して《犬を安売りする為に大量繁殖》とXで皮肉った。弁護士の紀藤正樹(62)は、《そろそろペットの展示販売自体を規制すべき時が来ているのではないか》と問題提起している。さらに暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏はXに、《クーアンドリク、過去最多のタレコミを頂いており情報整理に時間を頂いています》と投稿。ガレソ氏の元にも、多数の告発が寄せられているというのだ。もちろん、一般ユーザーからも懸念する声が相次いでいる。顧客や元社員による告発が後を絶たないこと。また昨年春ごろから同社のテレビCMに出演している女優の田中麗奈(43)についても降板を求める声があがっていることから、保険金不正請求問題やパワハラ問題が取り沙汰され、佐藤隆太もCM契約を解除した大手中古車販売「ビッグモーター」と重ねる声も散見されている。《クーアンドリク、ビッグモーター超えに燃え上がりそうだ。こわすぎ》《ビッグモーターでクルマ買うのとココでペット買うの同程度のハイリスク》いっぽう、アメリカやフランスなど海外では生体販売の規制が進んでいる。だが、そうした流れに逆行するかのように営利目的を優先し、動物の命をぞんざいに扱うような告発内容に、《クーアンドリクは、ビッグモーターより悪質だと思う》《命が関わってるあたり ビッグモーターより酷いやん》との声も。同社は、「我々は動物の命の重さ、尊さを十分に理解して、活動しております」と主張していたが――。今後の行方に、世間の関心も高まっている。
2023年09月12日大阪維新の会に所属する、大阪市会議員のホンダリエ氏(50)。9月9日、Twitter(現X)で自党を応援したが、そのツイートに添付されていた画像がネットで物議を醸している。10日は、大阪府交野市の市議会議員選挙の投票日だった。そのため前日である9日、ホンダ議員はTwitterにこう綴った。《交野市の皆さま 市議会議員選挙の投票日は明日9月10日です 維新の会からは5人が立候補してます 是非投票よろしくお願い申し上げます》このツイートには画像が一点添付されている。そこには交野市の市議会議員選挙のポスター掲示場の様子が収められており、ホンダ議員がアプリなどで書き足したのか、大阪維新の会に所属する5人の候補者が緑色の線で囲まれている。ところが同党以外の候補者は、すべて顔や名前が同じく緑色の線で塗り潰されている。’20年5月から1年間、第117代大阪市会議長を務めたこともあるホンダ議員。公式サイトで「大阪をビフォーアフターします」と意気込みを見せているが、しかし写真の“ビフォーアフター”は波紋を呼ぶこととなり、Twitterには厳しい声がこう上がっている。《倫理に欠ける行為!自分の顔のポスター塗られてたら、いい気せんやろ?》《下品さ、攻撃性、規範意識の無さが如実に表れたツイート》《スゴいなこれ、いじめで同級生の教科書やノートに落書きするいじめの加害者みたいだ》《他の議員を尊重できない人に、市民の身になった仕事ができるとは思えない》塗りつぶし行為が批判を浴びたホンダ議員。11日、交野市の選挙を振り返り、《定数15人(維新5人現職3、新人2)の激戦 結果は維新3議席でした とても厳しい結果に衛星市の選挙の難しさを実感します》(原文ママ)と心情を明かしているが、“厳しい結果”は自身のツイートの影響もあるかもしれない。
2023年09月12日SNSやYouTube上で、怒りをあらわにすることも多い“ホリエモン”こと堀江貴文氏(50)。先日、過去の騒動への怒りを再燃させたのだが……。堀江氏はコロナ禍真っ只中の’20年9月に訪れた広島・尾道の餃子店「四一餃子」で、同行者がマスクを着用してなかったことから入店を拒否された。その後、堀江氏が「尾道の数字から始まる餃子店」と店名が特定できるような表現で餃子店を批判したこともあって、特定された店は見知らぬ人からの嫌がらせなどの被害に遭い一時休業。その後、店はクラウドファンディングを立ち上げ、“ひろゆき”こと西村博之氏(46)も支援するなど、大きな騒動となっていた。あれから3年経ち、さすがに収束したかと思いきや9月6日、堀江氏はX(旧Twitter)で騒動を蒸し返すリプライに対して、《餃子屋に対して俺は一ミリも悪いことしてない。だから謝る根拠はないし、補償金?なんだそれ笑。ひろゆきに唆されてクラファンで焼け太ってるだろ奴は》と返答。また西村氏との仲直りを希望するリプライに対しては、こう反応していた。《それさ、ひろゆきにまた掌で転がされて騙されてるよ笑。一見もっともらしそうに見えるけど、彼は単に私を使って、困ってる私を世間に晒して、面白がって遊んでるだけ。あの奥さんを精神的に追い込んでるのはそもそも餃子屋の旦那だからな。。》この堀江氏の投稿に対し、「四一餃子」の店主もXで反応。11日、こう投稿した。《色々ショック過ぎて寝れない…妻は働くことも家にも帰れなくて、家族全員が辛い思いを我慢して店を守ろうと必死で頑張ってるのに。妻を追い込んだのは俺ってか!絶対に許せない》騒動後、店主は自身のブログにて、嫌がらせがきっかけで店主の妻は不安障害を患ったことを明かしている。その後、西村氏が支援したクラウドファンディングなどで集めた資金をもとに、無人販売の店舗を運営。その後、餃子店は’22年12月に通常営業を開始したが、営業再開してからも嫌がらせは続いており、妻が店頭に立てないときは店主の娘がサポートしながら営業を維持しているようだった。店主は、前述の投稿に続ける形でこうも綴っている。《8月いっぱいで閉店を考えていた。娘が必死に説得してくれてお手伝いも頑張ってくれて、スタッフが助け舟を出してくれたから続けてみようと思ったけどしんどいな》怒りを再燃させた堀江氏だったが、当事者の苦しみも蒸し返してしまったようだ。
2023年09月12日「たくさんの人を巻き込んで迷惑をかけた結果、あの方は誰も幸せにはしなかった。人類史上、最も愚かな事件だと思います」9月7日、ジャニーズ事務所は会見を開き、創業者・ジャニー喜多川氏の性加害行為を初めて認めて謝罪した。そのうえで藤島ジュリー景子氏(57)の社長辞任と東山紀之(56)の新社長就任を発表。東山は会見でジャニー喜多川氏を「あの方」と呼び、性加害を断罪したのだ。「被害に遭われた方々、長きにわたり、心身共につらい思いをさせたことを本当に申し訳なく思います。今後はこの事実に真摯に向き合うため、私は年内をもって表舞台から引退します。今後は人生を懸けて、この問題に取り組んでいく覚悟です」東山新社長は数百人とされる被害者と真摯に向き合っていくことになる。会見には子会社・ジャニーズアイランドの社長でもある井ノ原快彦(47)も同席した。「社長を引責辞任した藤島氏は代表取締役にとどまり、被害者への補償や救済などの業務のみを行うと強調しました。東山社長は、第三者を含めた委員会を設置したうえで、被害者には法を超えた補償をしていくと断言しました」(全国紙記者)東山は喜多川氏から性加害を受けたことはなく、先輩・後輩から相談もなかったため、「噂として聞いていた」と語っていたが――。「ジャニーズの謝罪会見を受け、被害を訴えている元ジャニーズJr.らで構成された『ジャニーズ性加害問題当事者の会』も会見を行いました。『事実認定と謝罪と救済。この3点セットについては認められた』『100のうち10ぐらいは楽になった』と謝罪を評価する一方で、『当時の話を隠蔽されている東山氏を残念に思った』という批判の声も出ました」(前出・全国紙記者)■リハーサルでは「喜多川氏を擁護する発言だけは絶対にしない」と確認ジャニーズ事務所が性加害の事実を公に認めたことで、ギネス・ワールド・レコーズは「ジャニー喜多川氏に関する記録を公式サイトより削除した」と発表した。また、日本航空や東京海上日動火災保険、アサヒグループホールディングスなど、所属タレントとの広告契約の見直しに踏み切った企業も増えている。東山は会見で改めて喜多川氏について、「自分の根本にあったものが、すべてなくなった思い。自分の人生の中でも、これほどの落胆はなかった。ましてや、それを隠蔽していた。生きてる意味とかも含めて本当に考えました。やっていることは鬼畜の所業だと。今は愛情はほとんどありません」と言い切った。だが、事務所名を変えなかった批判については、苦渋の思いをこう語った。「これだけの犯罪ですから、創業者の名前である社名を引き続き名乗るべきか(考えた)。何より大事なのは、これまでタレントが培ってきたエネルギー、プライドだと思います。 やはり僕らはファンに支えられているものですから、今後はそういうイメージを払拭できるよう、みんな一丸となって頑張っていくべきと今は判断しました」音楽関係者は言う。「2日にわたって、弁護士立ち会いのもと、東山さん、井ノ原さん、藤島氏らで今回の会見のリハーサルが行われました。その中で、喜多川氏を擁護する発言だけは絶対にしないことを確認し合ったそうです」会見では、東山が藤島氏から社長就任を正式に打診されたのは8月上旬だったと明かされた。「最年長でいちばん長く、いてくれた部分があります。『社長は二足のわらじが難しい』という思いは伝えたところ、1日かけて考えて回答してもらいました」(藤島氏)前出の全国紙記者は言う。「当初は藤島氏がよく知る、ジャニーズ外部の経営者を招く計画でしたが、断られたうえ、完全に外部の人間が就任すると、所属タレントたちが大量に離脱する可能性が強いと考えたようです。そのため、“ジャニーズの長男”と称されていた東山さんに白羽の矢が立ったのです。東山さんは喜多川氏の性加害問題が表面化してからずっと“長男”として責任を感じていて、けじめをつけるため新社長就任を受諾したそうです」■東山は40代になってから何度も拓哉と食事会を8月下旬、東山新社長を囲む決起集会が開かれた。東山、藤島氏、井ノ原、国分太一(49)そして木村拓哉(50)が参加したという。東山は会見でこう語っている。「こういう(社長の)覚悟を持っているという話をしました。驚いてはいましたね。ただ、その覚悟も感じていただき、皆の同意もある程度いただけたと思いました」当の井ノ原も、「びっくりしたのは引退されるということ。僕も木村さんも国分さんも、東山さんの背中を見て育ちましたので辞めないでほしいという思いはありました。そこまでの覚悟を持っているのであれば、皆で力を合わせましょう、というところで会は終わったと思います」と、そのときの様子を語っていた。前出の音楽関係者は言う。「国分さんは昨春、株式会社TOKIOの関連会社の社長に就任しています。木村さんを除けば、そこに出席していたのは事務所の幹部たちなのです。その会合に木村さんが呼ばれたのは事務所再建の最重要人物だからです。食事会では今後の事務所タレントについて『新たなトップは木村さんに』と東山さん自ら伝えたと聞いています」東山が木村にそう熱弁したのは理由があったようだ。「実はジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみに出てから、木村さんは世界を目指す2人の娘さんたちの将来を考え、退所も選択肢に入っていたそうです。東山さんは若いころ、木村さんとの接点はほとんどありませんでしたが、40代から接する機会が増えました。結婚して子供たちが生まれたことや、グループ活動を経て、自分だけが事務所に残ったことなど、境遇が似ているところが影響したのかもしれません。木村さんと、彼の高校の同級生でもあるマツコ・デラックスさんと一緒にご飯を食べに行くこともあったそうです。東山さんは、木村さんの退所だけは絶対避けたかったのでしょう。彼を新たな“ジャニーズの長男”に後継指名して、今後を託したようです」(前出・音楽関係者)当の木村は、今回の会見が行われた直後、自身のインスタを更新。《show must go on!》というコメントと、敬礼のような決めポーズをした自身の写真を公開した。「“この時期に喜多川氏のモットーを引用するとは”と一部で批判も受けましたが、東山新体制を全力で支え、今後のジャニーズの再建を共に担うという木村さんなりの強いメッセージだったのでしょう」(前出・音楽関係者)また、東山は新社長として誠意をもって被害者の補償、救済に取り組みながら、ファンのためにジャニーズの再建も不可欠だと考えているという。■次の課題は「嵐の再始動」と「国民的アイドルの育成」その大きな柱の1つが、現在活動休止中で11月にデビュー25周年を迎える嵐の再始動問題だ。「嵐の復活を待ち望む声は絶えませんが、大野智さん(42)はいまも芸能活動を休止中です。しかし、東山さんが新社長となったことで、大野さんが考え方を変える可能性が出てきたのです。もともと大野さんは少年隊のバックダンサーを務めていました。そのため、東山さんは嵐のリーダーに大野さんを推し、ハワイで行われた嵐のデビュー会見で司会を務めたのも東山さんなのです。大野さんは東山さんの自宅に遊びに行くほど慕っていました。東山さんの覚悟を知り、大野さんも意を決するかもしれません」(テレビ局関係者)さらに東山が気にかけている若手グループがいる。Snow Manだ。今年3月に“育ての親”である滝沢秀明氏(41)が新事務所「TOBE」を設立。すでに三宅健(44)や元King&Princeの平野紫耀(26)らが合流しており、今後さらなるタレントの合流が噂されている。前出の音楽関係者は言う。「滝沢さんが新事務所を立ち上げたことで、Snow Manのメンバーに動揺が生じたのは事実です。東山さんは’08年、少年隊の主演ミュージカル『PLAYZONE』で現在のSnow Manメンバーたちと共演しています。昨年、テレビ番組でSnow Manと共演した際は『すごく苦労している。頑張っているとファンの人たちが本当に応援してくれるようになる。その象徴』と絶賛。一刻も早く、事務所を彼らが安心できるような環境に改善したうえで、SMAPや嵐のような国民的グループとして大きく育てていきたいと考えているといいます」東山は会見の最後、ファンや所属タレントへの思いを語っていた。「過去は変えられない。その信頼を再び勝ち取るのは至難の業だと思っています。まずは努力を続けること。それしかないと思います」大逆風のなか、果たして東山新社長は荒波を乗り越えられるのか。来月1日、彼を支える副社長人事などが発表される予定だ。
2023年09月12日脳科学者やコメディアンなどの肩書を掲げる茂木健一郎氏(60)が9月11日、Twitter(現X)で「SMAPが歌っても、それは偽物でしかない」などの投稿を行った。過去の発言とあまりに矛盾する”二枚舌ぶり”が、ネットで物議を醸している。11日、Twitterで《ジャニーズにだまされないでほしい。人生がもったいないし、人生の時間が無駄になるから。ジャニーズはほんものじゃないし、あなたのためでもない。ほんものは他にあるし、あなたのためになるものは他のところにある》と切り出した茂木氏。そして、持論を展開した。《ジャニーズにだまされる人は、芸術の教養が根本的に欠けている。クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない。ジャニーズを聴くんだったら、モーツァルトやビートルズ、ボブ・マーリーを聴いた方がはるかに深く世界に通じる教養が身につく》さらに《「世界に一つだけの花」だって、SMAPの楽曲じゃなくて、槇原敬之さんの楽曲だ。槇原敬之さんの生き方、人間性があってこそあの歌の詞、メロディが生きてくるわけで、SMAPが歌っても、それは偽物でしかない》といい、《SMAPの楽曲はスガシカオとか槇原敬之のもので、彼らが歌った方がはるかにいい、SMAPの歌唱は偽物だ、というくらいのことは、批評的言説としてはごく当たり前で、今まで日本にはなかっただけのこと》と綴った。SMAPを筆頭に“ジャニーズは本物ではない”という茂木氏。同氏のジャニーズ批判はここ最近顕著になっており、5月12日にはTwitterで《ジャニーズ事務所の問題は、ジャニーさんのこともそうだけど、歌も踊りもへたくそな若い男の子たちの学芸会のパフォーマンスを、「スター」というキャラ設定で垂れ流しして、番組のMCや大河の主役に起用して、日本のエンタメのレベルを落としてきたことへの検証こそメディアはやってほしい》と辛辣な言葉を並べている。また、9月6日には《国民的アイドル、という考え方自体が、キモい》と嫌悪感を露にしていた。■過去には“聴きたいな。元SMAPのメンバーたちが歌う、「世界で一つだけの花」”しかし以前は、“真逆”のスタンスだったようだ。’16年8月14日、こうツイートしている。《SMAPのみなさんとは、個別に、あるいはSMAP全員の方と、何度か現場をご一緒したことがありました。とても礼儀正しく、才能にあふれていて、すばらしい方々だと思いました。まさに国民的アイドルの名に、ふさわしい存在です》《SMAPのメンバー一人ひとりの、表現者としてのポテンシャルは、決して、海外の著名アーティストに劣っているとは思いません。表現は、番組や舞台、コンサートでやればいいという考えもあるかもしれませんが、それだけで済む現代でもありません》また’17年11月11日には自身のブログで《「世界で一つだけの花」は名曲中の名曲だが、今こそ、元SMAPの方々が歌ったら、心にしみるし、すばらしい効果を上げると思うのだが》《聴きたいな。元SMAPのメンバーたちが歌う、「世界で一つだけの花」》とSMAPを大絶賛。「SMAPが『世界に一つだけの花』を歌っても偽物でしかない」と綴っていた人と同一人物とは思えない投稿をしていた。’14年12月24日には嵐のコンサートを鑑賞したと明かし、《日本の「アイドル」は、英語でも、「aidoru」と表現されることがあるくらい、独自の文化として発展してきていますが、昨日の嵐のステージを拝見して、「アイドル」のあり方が、ここまで宇宙的スケールの、サイバー・アート的進化を遂げていたかと、大いに感銘を受けた次第です》と讃えていた茂木氏。その“二枚舌ぶり”にネットでは呆れ声がこう上がっている。《茂木健一郎、もはや自分が言ったことすら覚えてないんやろな 言ってることダブスタすぎてアハ体験できるわ》《私は脳科学者ではないですが、此れ程迄に清々しい掌返しが出来る茂木先生の脳内には物凄く興味があります》《二枚舌素晴らしいわいな》また「音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない」などの投稿をめぐって、あるTwitterアカウントから《茂木さんも騙されてたということですか?》と指摘された茂木氏。すると、こう綴った。《ぼくは、それぞれの人の一番いいところを見ようと、普段から心がけています それと批評は別 人間は、それぞれ、唯一無二。アイドルも一般の方も 一方、批評は芸術の神さまに捧げられている SMAPや嵐のメンバーも、もし芸術を愛していれば、自分たちの活動の意味はわかっていることでしょう》しかし抽象的な反論に始終しているため、再び厳しい声が相次いでいる。《自己弁護に神を持ち出してきた脳科学者》《もうこれ自分でも何言ってんだかわかってないでしょ》《マジで何言ってんのかわかんない》
2023年09月11日9月10日にNHK総合で放送されたドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録3』。この日に最終回を迎えたが、そこであるハプニングが起きてしまったようだ。フランス発のドラマ『アストリッドとラファエル』は、パリ警視庁の熱血警視・ラファエルと、局の文書係で自閉症の当事者であるアストリッドがバディを組んで事件を解決していくというミステリードラマ。これまでNHKでは’22年7月からシーズン1が、’23年5月からシーズン2が、7月からシーズン3が放映されてきた。そして10日に放映されたシーズン3の最終回では、アストリッドの父である警視・アンギュスが殉職するきっかけとなった事件の真相が明らかになっていた。ハプニングが起こったのは、その終盤のことだった。最終回ということでシーズン4に関する情報が字幕でアナウンスされたものの、放送中にトカラ列島近海を震源地とした地震が発生したため、「シーズン4は」に続く文章と、「地震情報はネットで」「リモコンのdボタンでも」という文言やQRコードが画面上で丸被りしたのだ。結局、シーズン4はいつ放映されるのか――。そのことでドラマのファンは困惑し、Twitter(現X)ではこんな声が上がっている。《地震情報のテロップでシーズン4の開始時期がわからないというミステリー》《シーズン4の放送時期という最大のミステリーを残して糸冬》《シーズン4がいつ放送なのかという最大の謎をアストリッドとラファエルに解決して貰いたい》《「アストリッドとラファエル」シーズン3の最大の謎はシーズン4がいつからか地震情報が綺麗に被って一切わからないことである…》その後11日、「NHKドラマ」の公式Twitterアカウントは《シーズン4 は2024年1月ごろ放送予定です》と投稿した。これでファンも一安心だろう。
2023年09月11日故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題への対応で揺れるジャニーズ事務所。9月7日の会見以降、所属タレントの間でもコメントを発表するなどの動きがひろがっているが、KinKi Kidsの堂本光一(44)のインスタグラムにもある“変化”があった。堂本は、9月8日に有料会員向けのファンクラブサイト「ジャニーズウェブ」でジャニー喜多川氏による性加害問題について言及。《自分の知っているジャニーさんと違いがありすぎて何が真実でどう受け止めればいいのか、とても難しく感じておりました。彼の裏の顔を信じたくない気持ちも正直あります》と本音を明かしつつ、《実際に被害に遭われた方の事を考えると、その方たちの人生やこれまで感じてきた恐怖、それは想像を絶するものだと思います。恩師だった彼への自分の思いも改めなければなりません》と、ジャニー氏への向き合い方を変えていかなければならないという決心を語っていた。そんななか、ファンの間では堂本のインスタグラム上に起こった変化にも注目が集まっている。それは、とある投稿の削除だ。《光一さんインスタのジャニーさん消したのか》《光一くんインスタのジャニーさんの写真消してる》《光一くんのあのインスタの投稿が無い…削除されてる…》堂本は、’21年7月と10月にジャニー氏に扮した写真を、今年2月にはジャニー氏の肖像画とみられる写真を投稿していたが、これらを全て削除したのだ。また、ハイライト機能でジャニー氏の誕生日を祝う投稿を残していたが、こちらも消している。今回の投稿の削除について、ファンたちは堂本の複雑な胸中を慮っているようだ。《光一くんのブログ読了して思ったのは、ここまで書くのにずいぶんと時間費やしたんだろうなと。書いては消しての繰り返しで。そしてインスタでの削除も勇気要ったのではないかな。2人には太陽を日を見させてもらいました。活力です》《光一さんのインスタ、一部削除されてますね。どんな想いで、、、と考えると、朝から涙が出てきます。苦しいだろうなぁ。近しい人が寄り添ってくれてるかなぁ》《インスタの肖像画と自身が扮装した写真、消えてる…。いつかそうしなければいけないんだろうなとは思ってたけど、光一くんがどんな気持ちで削除したのか…と思うとやるせない》
2023年09月11日茂木健一郎氏(60)が9月11日、Twitter(現X)で独自のジャニーズ論を展開した。しかし、あまり賛同は得られていないようだ。脳科学者に作家、ブロードキャスターにコメディアンという肩書を掲げる茂木氏。11日、Twitterでまず、こう切り出した。《ジャニーズにだまされないでほしい。人生がもったいないし、人生の時間が無駄になるから。ジャニーズはほんものじゃないし、あなたのためでもない。ほんものは他にあるし、あなたのためになるものは他のところにある》そして《ジャニー喜多川さんはウェストサイドストーリーを初期メンバーと見に行って、日本でもそのようなものをと思ったそうだが、だったら最初からウェスト・サイド・ストーリーを鑑賞したらいい》とし、こう続けた。《ジャニーズにだまされる人は、芸術の教養が根本的に欠けている。クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない。ジャニーズを聴くんだったら、モーツァルトやビートルズ、ボブ・マーリーを聴いた方がはるかに深く世界に通じる教養が身につく》また《「世界に一つだけの花」だって、SMAPの楽曲じゃなくて、槇原敬之さんの楽曲だ。槇原敬之さんの生き方、人間性があってこそあの歌の詞、メロディが生きてくるわけで、SMAPが歌っても、それは偽物でしかない》と綴った茂木氏。《SMAPの楽曲はスガシカオとか槇原敬之のもので、彼らが歌った方がはるかにいい、SMAPの歌唱は偽物だ、というくらいのことは、批評的言説としてはごく当たり前で、今まで日本にはなかっただけのこと》と断言した。“ジャニーズの音楽は本物じゃない”という持論を展開した茂木氏。しかし、ネットでは大きな波紋を呼んでおり、Twitterでは「茂木健一郎」がトレンド入り。さらに、非難が殺到している。《「音楽のほんもの」ってなんだよ。定義は?なんでジャニーズの曲を聞きたい人がモーツァルトを聴かなあかんのや》《ジャニオタのことバカにしてるから騙されてるって思い込んで勘違いしてるよね。営業なの理解してる上で応援してますんでご心配なく》《誰がが何を聞こうと自由であり好きな音楽によって教養が無いということは差別的だと思います》また突然“ジャニーズの音楽は本物じゃない”と言い始めた茂木氏に対して、《なんで茂木健一郎はSMAPとかのアイドル論評してんのかさっぱりわからん。性加害の件とどう関係あるんだろ?》《ジャニーズのその音楽性は誰も叩いてないし非難してない》《茂木健一郎みたいにここぞとばかり性加害以外のことでジャニーズを叩きながら自分のアピールにつなげるのは糞ダサいと思う》と“筋違い”を指摘する声も相次いでいる。
2023年09月11日ウエスト50.7cmという抜群のスタイルなどで注目されるインフルエンサー・ゆりにゃ。そのInstagramアカウントで、彼氏であるたいちが詐欺案件をPRしたとしてSNS上で謝罪した。ゆりにゃのInstagramアカウントは、9月9日ごろ、“このストーリー投稿から登録すると31000円分のキャッシュバックがなされる”として、ポイントサイトへの会員登録を促すストーリー投稿をアップ。ストーリーには“三井住友銀行”や“Tポイント”などの文字とともに誘導リンクが設置されていた。しかし、X(旧Twitter)上では、ゆりにゃの投稿から同キャンペーンに登録したところアイフルの口座を開設されるよう要求され、指示に従った結果数十万円が出金されてしまったとの被害が報告されることに。編集部が確認できた被害金額はそれぞれ20万円、30万円だった。9月10日の夜、ゆりにゃはInstagramのストーリーを更新。《たいちです。昨日のTポイントカードの公式LINE今すぐブロックしてください。この案件はゆりかは一切関与しておらず僕の独断で行ったものです。当初企業と話していた内容と全く違く三井住友銀行の口座登録、ポイントカードの作成では無くアイフルに登録を促す様に仕向けられていました。詐欺ですので今すぐブロックお願い致します。パスワード、ID、ピンコードなどは教えないように、 よろしくお願い致します。ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。後ほどインスタライブで説明させて頂きます》とし、紹介した案件が詐欺であったことを報告した。さらに9月11日の午前1時ごろ、ゆりにゃのアカウント上で彼氏のたいちが「本当に申し訳ないです……」と号泣する動画とともに今回の詐欺案件についての謝罪文を掲載。《齊藤太一です。この度はゆりかのファンの皆様を詐欺被害に遭わせてしまい大変申し訳ございませんでした。謝罪の一言では足りない大変な事を自分はしてしまったのだと重々承知しております》と陳謝した。また、《当時の僕は詐欺だと気づいておらず、悪気は全くありませんでした》《最初からアイフルへの口座登録の誘導と分かっていたら、紹介などしておりません。案件の金銭も一才もらっておりません。大企業からのお仕事で正常な判断が付いておらず、その巧妙な詐欺の手口に引っ掛かってしまい、ファンの皆様を巻き込んでしまった形です》と、当初この案件が詐欺であることは把握していなかったと明かした。今回の案件について、たいちはゆりにゃはかかわっておらず、たいちの独断で投稿したことを強調。《いつもならストーリーはゆりにゃが投稿しておりますが、今回だけは僕の独断でお得な物なら皆様に共有したいなという気持ちでストーリーを投稿しました》《普段からゆりにゃの事を応援し、好きでいて頂いてるファンの皆様にとって、非常に最悪な結果となってしまいました。心の底からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。》とし、ゆりにゃのファンに対し重ねて謝罪した。そのうえで、注意喚起として詐欺の手口を紹介。LINE追加後、アイフルで個人情報を入力し口座開設しただけの状態の場合については、現状お金を抜き取られたという報告はないという。しかし、アイフルで口座登録完了後にLINEで、名前、ID、パスワードなどを教えると出金される被害に遭ってしまうという。たいち側では現在、3名ほどについて詐欺被害にあったことを確認していると報告。しかし、被害者はこれから増える可能性があるとし、登録してしまった人に対しては、《LINEはブロックをし、アイフルへ口座解除依頼の連絡をお願い致します。今回詐欺に遭われてしまった方は警察へ相談して頂きたいです》と呼びかけた。今後の対応については、《僕も一被害者として明日アイフル、T-moneyへ連絡をし、警察署で今後どの様に動いたら良いか相談致します。進展ありましたら僕から皆様にご報告させて頂きます》とコメントした。
2023年09月11日「生涯未婚率」とは、政府等の統計で“50歳になった時点で一度も結婚したことがない人の割合”のこと。すなわち、国は「50歳以上で初婚の人は極めてまれ」と規定している、ともいえるのかもーー。でも、その規定に反し、50代以降に結婚して幸せをつかんだ人ももちろんいます。回り道したからこそ気づけた幸せとは?53歳で結婚した大島さと子さん(63)に聞きました。取材中、「私はたまたま結婚した感じで……」と繰り返していた大島さと子さんは、20代から友人だったという1歳年上の実業家男性と、53歳のときに結婚。男性がハワイで事業を営んでいるため、結婚後は現在まで、ハワイと東京の二拠点生活を送っている。「少子化がますます進むと困るかもしれないけど、30代、40代のエネルギーをかけて自分の人生を駆け抜けたい、という女性もいると思います。平均寿命までの30年を穏やかに暮らしていこうと思ったら、50歳以上の“熟年婚”もありですよ、とお伝えしたいです」大島さんは、大学在学中に芸能界デビュー。バラエティから、レポーター、キャスターとトークを強みに活躍するなか、30代で女優業へとシフトしていった。「自分の軸をどうしていくか一生懸命考えて決めたことでしたし、仕事に対する責任もますます感じるようになりました。そうなると正直、結婚に対する思いを持つ余裕がないというか、興味が持てないというような感じだったのかな」仕事は順調そのもの。経済的に自立していることもあり、生活面で人に頼る必要がなく、男友達やボーイフレンドはいても、結婚を考えることはなかったという。そして年を重ねていくと、結婚適齢期を過ぎた未婚女性の活躍が珍しい時代だったこともあり、テレビ番組で“結婚しない女”と、いじられることも増えた。ところが「全然気にならなかった」と笑う。「とくに40代前半までは仕事も充実していて、子どものことを少し考えたことはあっても、未婚であることが欠点だとは思わなかったんです。『生涯独身を通すんですか?』と聞かれたこともありました(笑)」一方で、女優として役柄の幅が狭まり、壁を感じ始めたという40代中盤に入ったころ、『レディス4』(テレビ東京/’06年より出演)の司会を務めることになった。「それまで女優というイメージを定着させることが大事だったので、司会の仕事をセーブしていたんです。このお仕事も、正直とても悩みましたが、40代の私だからこそできるのかもしれないなと思い、引き受けることにしたんです」■50代になって芽生えた「自分の家族」への願望司会の仕事に携わることを決める少し前、現在のご主人が、事業を行うため単身ハワイへ。同世代の仲間の挑戦を、友人として応援していたという。「同じような時期に、お互いに『新しいステージ』を迎えたという部分で、シンパシーを感じたんですよね。ハワイと東京という、物理的な距離は離れましたが、以前よりコミュニケーションをとるようになり、仕事のことだけでなく、高齢の親についても相談するように」大島さんは45歳のときに父親を亡くし、その後、母親も病気に。自宅や施設での介護も経験している。「姉がいますが、結婚して家族がいるので、仕事が忙しいとはいえ自由のきく私が率先して介護をしていた感じです。一方の彼も一人っ子で早くにお母さまを亡くしていて、高齢のお父さまと2人家族という状況で。話すことで、お互いの支えになっていたと思います」また、「親はいつかいなくなる」という現実と向き合い、自分が一人であることを実感したという。「父が亡くなるまで、親がいることは当たり前で、『一人になる』という感覚が一切なかったんです。20代から一人暮らしでしたし、実家に寄り付かないなんてこともふつうだったので、物理的なことではなくて、両親の存在が心の支えになっていたんでしょうね。母もいつ亡くなるかわからない、というような状況のなかで、初めて家族というものを意識しました」寂しさを感じたということかと尋ねると、しばらく考えたあと、「というよりは、一人になることへの恐れ、不安……。本当に一人になったらどうなるんだろう、という不安だと思います。たとえば、自分が病気になるとか、トラブルに遭ったときに、いちばん最初に助けてくれるのは家族ですよね。友人とはちょっと違いますし、姉には姉の家族がいるので……」この不安を受け入れたことで、「一人で生きていくだろう」という気持ちが揺らぎ始めたという。50代に入ったころには「自分の家族」への願望が芽生えた。「当時、すでに主人とお付き合いをしていたので、お互いにいろいろと話していくなかで、『やっぱり誰かと一緒にいたい!』という結論に至りました。2人でいたら、この不安が少しは解消されるのかな、という気持ちになったんです」そして’12年、53歳のときに結婚。「一緒にいる」ことが目的ならば、籍を入れずパートナーという選択肢もあったのだろうか。「私たちの結婚は『家族』がキーワードだと思います。パートナーを選択する方も当然いると思いますし、それこそ家族と変わらないという方もいると思います。ただ、私たちは東京とハワイという距離があったので、ずるずると遠距離恋愛が続く可能性もあったんですよね。籍を入れて家族になることで、2人が一緒にいられる場所をつくっていくことが大切でした」結婚を機に、生放送だった『レディス4』の卒業を申し出たという。とても大きな決断だったのでは?「そういう決断ができたのが53歳だったんでしょうね。それだけ自分の家族をつくりたいと本気で思ったということ。昨年、母が亡くなりましたが、主人がいてくれて本当によかったと思いました。コロナ禍では、数カ月会えなかったり、逆に数カ月一緒にいられたり、いろいろありましたが、家族だから『一緒にいていい』という安心感に気づけたことも大きいです」近年、芸能界で50代以上での結婚が増えていることを尋ねると、「私が結婚した11年前は、浅野ゆう子ちゃんも、高橋ひとみちゃんも、床嶋佳子ちゃんも、『絶対結婚しない』というような顔しているように見えました(笑)。彼女たちも50代で何か変化があったんだと思いますし、今後はますます時代も変わっていくんでしょうね」【PROFILE】おおしま・さとこ1959年9月17日生まれ。神奈川県出身。1981年、大学在学中に芸能界デビュー。女優、司会者などマルチに活躍。
2023年09月11日「生涯未婚率」とは、政府等の統計で“50歳になった時点で一度も結婚したことがない人の割合”のこと。すなわち、国は「50歳以上で初婚の人は極めてまれ」と規定している、ともいえるのかもーー。でも、その規定に反し、50代以降に結婚して幸せをつかんだ人ももちろんいます。回り道したからこそ気づけた幸せとは?55歳で結婚した床嶋佳子さん(58)に聞きました。「私、半分諦めていたんですよ。確率として考えても、ハードルが高いというか、まさか結婚できるとは思っていませんでした」女優の床嶋佳子さんは、50代に入り「結婚したい」と友人や知人に伝えるようになったという。さらに、バラエティ番組で「寂しい!」と本音を出したことで、周囲から食事会や紹介の話が舞い込んだ。そして共通の知人を介してご主人に会った瞬間、「この人だ!」と思ったといい、8カ月の交際期間を経て、’20年、55歳のときに結婚。SNSではご主人との外出や食卓の様子など幸せな暮らしが垣間見える。「結婚3年を迎えますが、改めて幸せだなと感じています。とはいえ、長くそれぞれの生活をしてきたので、ぶつかることも。とくに新婚1年目は、とまどいもありました。たとえば、私は毎日お酒をんでいましたが、主人は健康のためにも平日はお酒を飲まないほうがいいと言っていましたし、ちょっとした電気のつけ方でも感覚の違いみたいなものがありましたね。でも、最近はお互い理解してぶつかることも減ってきました(笑)」床嶋さんがとくに結婚に求めていたのは、「心の豊かさ」だった。「50代って、ある程度のキャリアがあって、この先を諦めているわけではないけど若いときのような野心は少しそげてきますよね。そうしたなかで、これからどう生きていきたいか考えたときに、一人でいるより、同じ景色を見て『きれいだね』とか、食事をして『おいしいね』とか、人と幸せを共有することを楽しめるような、心の豊かな暮らしを望むようになりました」自分の望みがしっかり確立しているからこそ、日々の些細な衝突を大きくすることはない。「そうですね、けんかばかりするのはつまらないですから。けんかをして険悪でいるより、譲れるところは譲って、譲れないことはしっかり主張する。そのようなことを繰り返すことで、お互いの大事にしている部分を尊重できるようにも。ぶつかり合いと寄り添い合いを繰り返して、少しずつ歩み寄って、私たちのルールみたいなものがやっと見えてきた気がします。もちろん違う価値観の2人がともに暮らすのですからハッピーばかりとはいきませんが、それでもやっぱり2人でいるときは幸せだなって思えるんです」すてきな笑顔で語る床嶋さんだが、40代は「寂しさを感じていた」のだという。ところが、順調だった女優の仕事と向き合う時間のほうが長かった。「子どもを生み、育てる女性ってなんともいえない美しさがありますよね。憧れましたし、結婚願望ももちろんありましたが、ご縁がなかった。心が前向きになれず、だんだん『結婚はもう無理かも』という諦めになり、一生独身でいるのかなと。40代後半になると、すてきな人がいてもときめかない。人を好きになれない自分がますます嫌になり、幸せそうな家族を見るのもつらい時期がありました。悪循環ですね」仕事を忙しくすることで、悪循環に陥っている心を見ないようにしてきた面もあるという。ところが、50代に入り体に変化が訪れた。「更年期もそうですし、人間には老いというものがあって、がんばりきれなくなる時期がやってくるんですね。そこに寂しさも重なりましたが、だからこそ自分を変えるしかないと思えたんです」住む場所を変えてみたり、丁寧な暮らしを意識したりと、自分にできる変化を取り入れていったという。そして、思い切って知人や友人に頼ることに。事務所のスタッフにも相談したことで、バラエティ出演という新境地も開けた。「それまでは、女優としてのというか、“女優・床嶋佳子”として人に頼る、ましてや『寂しい』『結婚したい』なんて言っていいものか……と考えていたんです。恥ずかしさみたいなものもありました。でも、心を開いたことで、いろいろな方が手を差し伸べてくれて、主人に会うことができたんです」出会いの場では結婚相手としての条件ではなく、自分の「好き」という感覚を大事にしていたという。■「好き」という気持ちが日々の暮らしの助けに「すてきな人に会えてありがたいなと、いまでも思います。たとえば、思い切りけんかしても、『好き』という気持ちが助けてくれるんです。何もかもすべて合う人はいないでしょうし、条件で探したとして、その条件が崩れたときに一緒にいるのがつらくなりそうじゃないですか?私はそう思うんです」その「好き」という感覚をつかむこと自体が難しいように感じるが、努力で培うことができるようだ。「感覚や感性は磨けると思っています。たとえば自然に触れて心が動いたときに、『私はこういうものが好きなんだ』とインプットして、自分の感性を開いていくんです。何が好きで何が嫌いなのか、客観的に観察しながら、感性を磨いていくような感じです。いま思うと、40代の悪循環時代は、自分で感性を閉じてしまったんでしょうね」この感性を衰えさせないためにも、「後半の人生を2人で楽しもう」と考えているという。「だから主人にも、時間ができたら旅行しようと言っています。本当に仕事で忙しい日々を送っていて、頭が下がります。主人の仕事が一息ついたら、これまで味わっていないものをたくさん共有したいと思っているんです」2人の時間が増えていくことが、晩婚のよさなのかもしれない。「私も仕事がありますけど、若いときのように、がむしゃらに働く時期ではなくなってきたので、お休みの日には可能な限り趣味などを一緒に楽しめたらいいなと思っています。全然違う2人が出会って、受け入れられない部分もあったけれど、少しずつお互いを理解することで、心から楽しめるようになっています。50歳を超えて、こんな体験ができるとは思っていませんでした」人生100年時代、心が豊かになる結婚生活を満喫してほしい。【PROFILE】とこしま・よしこ1964年9月23日生まれ。福岡県出身。元バレエダンサー。1991年、27歳のときに女優に転身。ドラマや舞台のほか、近年はバラエティ番組にも出演している
2023年09月11日9月10日、茨城県内でシングルマザーを対象とした婚活パーティーが開催されたが、波紋を呼んでいた。この婚活パーティーが行われたのは、公益社団法人「日本青年会議所」の関東地区茨城ブロック協議会が主催する「第52回茨城ブロック大会つくば大会~Change the REAL」という催し内でのこと。こども家庭庁が推進する「ベビーファースト運動」に賛同した取り組みとして、県や市で展開されている子育て支援やひとり親の世帯への支援の紹介するブースとともに、「ベビ婚出会いの広場」の設営が予定されていた。紹介パンフレットには大きく「再婚女性&シングルマザー理解者限定婚活パーティー」と書かれており、30〜40代の年収500万円以上の独身男性20名と、再婚希望者でシングルマザーの女性20名を募集していた。シングルマザーと”その理解者の男性”をマッチングさせる趣旨のこのイベントに、SNS上では批判の声が殺到。シングルマザーと結婚したい男性を募集すると、家庭を築くことが目的なのではなく、シングルマザーの子どもに性的ないたずらをすることを目的とする人が紛れ込んでしまうのではないかという指摘だ。《何がダメって、シングルマザーも参加OKとかではなく、シングルに限定しているところ。たまたま好きになった女性がシングルでしたはあっても、シングル“が”いいという男性は子供目当てである可能性もある。それなら、お互いシンパパ、シンママにしたら理解あるのでは》《好きになった人がたまたまシングルマザー、というのと、シングルマザー狙いって全く違うし、なんか怖い》また、《シングルマザー限定にした婚活アプリがあんなに批判浴びて停止されたのに、今時そういう情報集めないでまたこういう事はじめちゃう団体がいるんですね》という声も出ていたように、シングルマザーを対象とした“サービス”が批判を浴びた例はほかにも。今年1月、元ZOZOTOWNの前澤友作氏(47)が監修したシングルマザーを対象とした婚活・恋活マッチングアプリ「コアリー」が配信されるも、たった一日で配信停止している。この際も、アプリに子どもの性別や年齢を登録する項目があったことから、子どもを狙った目的で近づく男性を懸念する声が続出。そうした指摘を受け、前澤氏はX(旧Twitter)で《シンママの皆様への事前ヒアリングを重ねた上でサービス設計し、懸念に対する予防措置や監視体制を整えてまいりましたが、不測の事態を懸念される皆様のご意見や、現在の状況を鑑み、より慎重に進めるべきと判断し、配信を停止しました》と説明していた。そうした出来事が話題になっていたにもかかわらず、シングルマザーを対象とした婚活パーティーを主催した公益社団法人「日本青年会議所」の関東地区茨城ブロック協議会。開催委員会について、批判についての見解などを問い合わせたが、期日までに返答はなかった。
2023年09月11日