女性自身がお届けする新着記事一覧 (133/893)
「猿之助容疑者は『両親の顔にかぶせたビニール袋を養生テープでとめた』などと供述していますが、そのビニール袋は見つかっておらず、警視庁は犯行後に証拠隠滅を図った可能性があるとみて調べています。また『家族3人でうどんを食べた後、処方された睡眠薬を水に溶かして飲んだ』との供述も、1リットル以上を飲まないと致死量に至らず、普通なら途中で眠くなって寝てしまうはずです」(捜査関係者)6月27日、市川猿之助容疑者(47)が、死亡した両親のうち母・延子さん(享年75)の自殺を手助けしたとして自殺ほう助の疑いで逮捕された。猿之助容疑者は5月17日、東京都目黒区の自宅で両親に睡眠薬を服用させ、一家心中を図ったとされる。自らのパワハラとセクハラ疑惑を報じた週刊誌『女性セブン』の発売前日だった。「家族会議で一家心中を決めた理由について、猿之助容疑者は『あることないことが週刊誌に掲載されることが引き金』だという趣旨の供述をしていたそうです。母親と同じく死亡した父親・段四郎さん(享年76)も、死因は向精神薬中毒の疑いとされています。今後、父親に関しても何らかの容疑で再逮捕されるとみられています。認知症の症状が進んでいたという父親が自殺の意思表示ができたのか。殺人容疑になる可能性もあります」(全国紙記者)東京・上野にある寛永寺に、段四郎さんの両親が眠っている一族の大きな墓がある。段四郎さん夫妻、猿之助容疑者の塔婆も見える。お墓は掃除されているが、供え物も、献花も、焼香の跡もない。両親の納骨はまだのようだ。「その件については、一切お答えできません」(寺の管理事務所)後援会関係者は言う。「両親の遺体は荼毘にふすこともできず、安置所にあるようです。猿之助さんが転院したとき、香川さんが面会に行ったそうです。『澤瀉屋のことは任せろ』と伝えた香川さんに、猿之助さんは弱々しく『ありがとう。迷惑かけてすみません』と答えたといいます」猿之助容疑者に科される刑について渋谷第一法律事務所の寺井友浩弁護士は言う。「母親だけの自殺ほう助であれば6カ月から最長7年の刑となります。初犯のため4~5年の執行猶予がつく可能性もありました。ですが、今回は両親が亡くなり、併合罪になるでしょう。併合罪とは同一人物が犯した複数の罪ですが、重いほうの罪が優先されます。父親も自殺ほう助となれば、6カ月から最長7年の刑ですが、2人の自殺ほう助なら初犯でも執行猶予がつかない可能性もあります。自殺の方法を猿之助容疑者が調べていたということですので、過失致死罪などの可能性もあるかもしれません。今後の捜査や供述にもよりますが、故意の殺人となれば最低でも5年以上の懲役刑。自殺が目的であったという情状酌量などで判決的には6~7年の実刑になるのではないかと考えます」■香川照之はほとんど眠らず宙乗りを歌舞伎関係者は言う。「猿之助さんは歌舞伎役者を引退する意向だそうです。当初、松竹側は猿之助さんが逮捕されなければ、歌舞伎役者として舞台に立つのは無理でも、演出・脚本家としての道を用意することを考えていたようですが、逮捕によって事情が一変しました。猿之助さんは今後、歌舞伎界から完全に退かざるをえないでしょう。もう猿之助を名乗ることもできなくなり、以後は本名・喜熨斗孝彦として別の人生を歩むことになります。澤瀉屋の今後については、トップの猿翁さんは病気のため事件について判断できる状態ではないと聞いているので、中車さん(香川照之)の意向も聞き、松竹が総合的に判断することになるでしょう」7月の歌舞伎座での「七月大歌舞伎」で、中車は猿之助容疑者の代役として宙乗りに初挑戦してる。「じつは中車さんも事件後眠れず、睡眠薬を常用していましたが、摂取量が過度になるのを避けるため現在はほとんど眠らずに宙乗りの稽古に必死なのです。そのため、かなりやつれていると聞いています」(前出・後援会関係者)別の歌舞伎関係者は言う。「猿之助容疑者が父への殺人罪で実刑となった場合は、歌舞伎界から完全追放となり、もう『猿之助』の名跡すら、おいそれと使うことはできなくなるでしょう。澤瀉屋内からも『猿之助の名跡は未来永劫、使われることのない“止め名”にしてはどうか』という話も出ているそうです」歌舞伎界で“止め名”とは、諸事情により、封印された名跡のことを指す。「二代続けて早く亡くなった尾上榮三郎や、初代團十郎を刺殺した生島半六など、いわくつきの名跡がそれにあたります」(前出・歌舞伎関係者)演劇評論家の上村以和於さんはこう語る。「尾上榮三郎や生島半六以外の“止め名”のケースでは、具体的な名前は避けますが、役者の没後、その妻だった方が『絶対にこの名前は誰にも継がせたくない』とおっしゃって、誰も襲名しない名前もあります。少なくとも今回、猿之助という名跡が“止め名”になってもおかしくはないですね。本来なら猿翁さんが決めることになるのでしょうが、お体のこともあるし、松竹も絡んでくる問題になるでしょう」猿之助が“止め名”になれば、中車の息子・團子も、五代目猿之助を名乗ることはなくなる。「本来、團子という名前は将来、猿之助もしくは段四郎になるべき人が若い時代にこれまで名乗ってきた名前です」(前出・上村さん)團子が猿之助ではなく、段四郎として澤瀉屋を背負う選択肢は残されているようだ。「そのためにも中車さんにはもっと頑張ってもらわないと困ります。幸か不幸か、香川照之としての仕事がなくなってしまっています。もうこの際、中車に専念してやってもらいたいと思います」(前出・上村さん)自らの家族だけでなく、歌舞伎界全体に大きな被害を与えてしまった猿之助容疑者。今後の捜査で新事実は明らかになるのか――。
2023年07月04日「ボクがこれまで50歳という年齢に持っていた印象は“人生の終わり”。織田信長の《人生五十年》という言葉をどこかに意識していました。でも、今わかったのは《人生五十年》って、50年しか生きられないという意味ではなくて、50になる前にどれだけのことができたのかということなのかと。もう30代や40代には戻れないですし。それまでどれだけ全力で走っていけるのかが、人生でいちばん大事だと思うようになりました。かつてのボクのなかでは、30歳までに自分がどれだけできるのかという思いがあり、余生が50歳で終わりというイメージで。だから正直今思うことは、まだなぜか生きてる…よくここまで生きたな…そんな感じです」7月4日に50歳の誕生日を迎えたGACKT。待望の主演映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の公開も11月23日に決まった。年齢非公表だった彼が、初めて年齢を明らかにしたのは’09年、主演舞台『眠狂四郎無頼控』の制作発表でのことだった。その真意を聞くと――。「年齢公表するかしないかは意識していませんでした。でも、そのとき、もうそろそろ年齢を言ってもいいんじゃないか、と思ったんです。ファンも知らなかったし。たまたま、そのときのプロデューサーが『年齢言うのはどう?』と提案してきた。だから『いいよ』って。別に隠したいことでもなかったですし。だからそこで『え、俺より年下だったの?』と思った人いっぱいいると思います。『あんなに態度でかいのに』って(笑)。自分の年齢を隠した理由はひとつだけ。ボクは20歳のとき上京して音楽始めたとき、周りがみんな先輩だったんですよ。だから年齢を言うと、すぐさま後輩扱いされてこき使われる。先輩後輩って年齢で勝手に決まるでしょう?そうすると年上の相手はなめてくるから、当時のバンドメンバー以外には、年齢は一切言わなかったんですよ。448歳とか適当に言っていました。『あいつ絶対俺より年下だよな。なめた態度とってきたから潰すか』みたいな感じになったら『じゃ、やる?』って。バンド時代は、そんなことばかりでしたから」■例年、GACKTは誕生日にプライベートパーティを開くという「7月4日はだいたいライブと誕生日イベントがあって、それが全部終わって疲れ果てた後にプライベートのパーティがあります。300~400人集まるから、お酒も大量に用意してますよ。最初はワインだったけれど、ここ12~13年前からはテキーラになりました。一人1分話しても400人いたら400分、約7時間。ワインをそんな飲み続けるのはキビしいでしょう?だったら、みんな参加型の“テキーラ生き残り”パーティにしようかと。常に覚悟のある人だけ来てくれと連絡しています。入口で誓約書も書かせます。ここで何が起きてもすべて自己責任だと。誕生会が始まると、仲間たちがステージ上に来て、すぐテキーラを10杯飲むから、キツイですよ(笑)。だからみんなどんどん消えてく。最後に残るのが30人ぐらい。最後はみんなベロベロで帰ります。残された後はひたすら孤独。完全にハイになって眠れないから、朝からみんなにメッセージ打ってます。当然、誰も返ってこない。昼過ぎになって、ようやくポツポツと『大丈夫ですか?』と返信が来て。『ずっと朝からメッセージ打ってたよ。孤独だな』と返すんですよ。そのとき思ったのが『もしかしたら戦場って、こんな感じなのかな』って。戦争で生き残って帰ってきた人たちって、また戦場に戻るっていいますよね。精神的に日常の生活が受け入れられなくて、虚無感があって。みんなもう飲みたくないって言うし、ボクも飲みたいわけではないんだけど、極限状態にまた返ってしまう気持ち、わかるなって。そんなこと考えているからおかしいとか言われるんでしょうね(笑)。ただ、体調不良で活動を休止してから酒は弱くなりました。昔みたいにテキーラを5~6本とか飲めなくなりました。この前の誕生日のときは3本ぐらいかな」■財産、愛犬のこと。遺書20通書きましたGACKTは昨年末、本誌のインタビューで’21年秋からの約1年間の活動休止期間中、遺書を書いたと語っていた。50歳を前に、終活を考える契機があったようだ。「遺書はね、20通ぐらい書きました。『財産はこういうふうに分けて、車は清算して』とかね。愛犬は姉だったり、スタッフに託したりとか、そういうことを書きました。ボクの墓のことも姉に伝えています。『沖縄の海に散骨してくれ』と。墓なんていりません。昔からそうなんですよ。墓に来てもらいたくないですよ。海を見て手合わせてくれるぐらいで十分。身内のお墓を買ったり、いろんなことをやったとき思ったんです。ここ(墓)にいたくないなって。ボクは毎年、沖縄に戻って実家の墓を掃除してるんですよ。今はボクの役目になっていて。最低20人から30人のスタッフを連れて墓掃除に行ってます。20代後半からお墓の掃除を手伝っていましたが、一族の人たち皆、年をとってやり手がいなくなってしまったんですよ。沖縄の門中墓(むんちゅうばか)って、もともとサイズが大きい。うちの墓は山奥にあって、古かったから建て直したんですが、今も(今回撮影した)このスタジオぐらいの大きさはありますよ。もともとは、もっとデカかった。覚えているのは6歳のとき。サトウキビ畑を車で抜けて、あぜ道を抜け山の中歩いて、たどり着くまでも大変で。大きな墓に苔も生えるし草も生えるし、汚れも全部掃除しないといけない。ハブの出ない時期に行くようにしてました。お墓だけではなく祭壇もあって、お墓と祭壇が沖縄の別々の場所にあって。うちの先祖のルーツは沖縄の南部エリア。お墓は南部にあって、ひいじいさんが北部で町を作ったから祭壇は北部にあるんです。だからお墓と祭壇の掃除は日帰りでは行けなくて。いちばん最初は6人で行ったんだけど、終わらなくて墓掃除だけで2日半かかって。ボクの後の世代には、そんな嫌なことをさせたくない。死後、毎年管理しなきゃいけない状況が続くとしんどいでしょう?だからボクは散骨でいい。海を見に来てくれて『ここにいるんだな』っていうぐらいでちょうどいい。そのうち誰も来なくなっても、誰も困らないでしょう」ヘアメイク:奥川哲也(dynamic)スタイリスト:Rockey衣装:HARAJUKU VILLAGE
2023年07月04日7月3日、国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が深夜1時まで小学6年生の長女を会食につき合わせていたことが報道され、賛否を巻き起こしている。「Smart FLASH」は東京都の条例違反であることを指摘し、深夜の会食に小学生の娘をつき合わせるのはいかがなものかと質問したというが、三浦は「我が家の教育方針としてはとくに問題はありません」と回答したという。さらに三浦はTwitterでも、《条例が懸念している『不審者』って、子供につきまとって隠し撮りしている週刊誌カメラマンのことなんじゃないかと思うんだな》と反発していた。そんな三浦が過去、『GOETHE』WEBのインタビューで、自身の子育て論について語っていた。《私は、親子のヒエラルキーはあった方がよいと思っています。お母さんひとりがキッチンで立ち働いていて、お父さんと子供たちはリビングでテレビを見ているというのは、よくないですね。我が家では、娘がもっと小さい頃から、『お水を1杯くんできて』『寝室からママのスマホを持ってきて』と、しょっちゅう使い立てをしていました。娘は、『ママは、仕事があるのに家事もしていて、我が家で一番大変なんだから、私も役に立つ人間になるわ』という意識でいます》幼いころから家族のため、母親のために動くことを意識させた結果、三浦の長女は自分のことは自分でするようになったという。《娘は、小学校に入った時には、掃除や洗濯、食事の後片づけ、簡単な料理まで、できるようになっていました。彼女にとってそれは、“お手伝い”ではなく“自分がやるべきこと”なんです》さらに、自身は神奈川県下トップの進学校から東大に進学したが、娘には習い事や趣味の時間を優先させ、中学受験はさせない方針を表明している。《娘の周りでは、受験が理由で、大好きな習いごとを辞めるケースがとても多いんですね。そして学校が終わった後に、週4回、1日3~4時間、塾で勉強するわけです。そういう時間の使い方がいいのか、それとも他にやりたいことがあるのか。娘とも話し合い、自分がやりたいことに時間を使うために、受験はせず、公立の中学に進むことにしました》三浦が勉強よりも大事にすべきだと考えているのは「親子の時間」だという。《幼少期は人生哲学を学ぶ時期。親自身の人生哲学が確立しているのであれば、親が近くにいて、子供に関与した方がよいと思っています。何より、自由な時間がたっぷりとれるのは、幼少期ならではの特権ですからね。私は、その自由な時間を、親子で楽しみたいと思っています》“小6の娘を連れての深夜会食”も三浦に言わせれば「親子で楽しむ自由な時間」だったのかもしれない。だが長女が母の役に立つ人間になろうとして、頑張っていたのなら、なんともいじらしい話だ。
2023年07月04日「キザ山キザ夫です。3回目の登場かな。スキャンダルにまみれて世間からバッシングを受けて苦しんでいる人たちへ」7月2日に更新した自らのYouTubeチャンネルで、一輪の花を片手にこう切り出したのは脳科学者の茂木健一郎氏(60)。続けて、「ピー子さんとか、ピージュンさんとか、シェフのピーさんとか。大丈夫だよ。君たちのことを、このキザ山キザ夫が守ってあげるさ」と呼びかけた。自ら効果音を発することで具体的な人物名は伏せていたが、W不倫騒動の渦中にある広末涼子(42)や彼女の夫のキャンドル・ジュン氏(49)、広末との不倫を認めたシェフの鳥羽周作氏(45)を指しているようだ。騒動をめぐっては、6月14日に広末と鳥羽氏がW不倫を認める謝罪文を発表。18日にキャンドル氏が単独で記者会見を開くと、次は広末が「週刊文春」に直電をして所属事務所の社長の対応を批判した。その後、鳥羽氏までもが「週刊文春」で200分にわたって広末との不倫の経緯や騒動の影響などを赤裸々に告白。それだけに留まらず、「東スポ」の取材にキャンドル氏だけでなく、ラジオ番組で騒動に言及した和田アキ子(73)をも痛烈に批判したのだった。そんな騒動が泥沼化している当事者たちについて、茂木氏は“味方”であると表明した。「君たちのことを上から目線で色々言ってくる人たちがいるだろ?例えば、芸能界のご意見番とか言われているピー田ピー子さんとか。彼女たちは自分たちを安全圏に置いて、自分たちがあたかも世間の言葉を代表しているかのように、君たちを批判してくるかもしれないけど。大丈夫、キザ山キザ夫は知ってるよ。もう世間なんて存在しないのさ」茂木氏はこのコメントでも実名は明かさなかったが、“芸能界のご意見番”の「ピー田ピー子さん」とは和田のことと推察される。2日公開の「東スポWEB」によれば、鳥羽氏は1日にオープンした新店舗に姿を現し、来店した記者に声をかけたという。その際、同日放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で、和田が鳥羽氏について“妻とは連絡をとっていないのに、広末とは連絡をとっているのはおかしい”と疑問視したことに言及。鳥羽氏は妻から連絡を拒否されていることを明かした上で、和田を「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかなって思いますけどね」と批判したと報じられている。その後、2日放送の『アッコにおまかせ』(TBS系)で、鳥羽氏の発言をネットニュースで知ったという和田が激怒。「あれだけのシェフに言われたんですけど、すいません、頭の悪いご意見番で」「ご意見番と言われたことに腹が立ってる」と、憤っていた。■「君たちの愛を貫いてくれ」渦中の3人に“愛のエール”世間を騒がせている一連の出来事について、茂木氏は「芸能界のご意見番が出ている番組だって若いやつらは誰も見てないし、それをネットニュースやテレビやラジオ番組もあたかも見たように報じてるけど、若い世代は何もそんなことを気にしてないさ」と一蹴。「若い世代が気にしているのは、(騒動の渦中にある3人が)どのように生きているか、そういうことだけさ。一人ひとりの人間としてどれくらい説得力があって、自分らしさを貫いて生きているか」と続けた。その後も、「芸能界のご意見番とか言っているピー田ピー子さんとか、それに対してシェフのピーさんが怒っていたみたいだけど、良いんだよ。もうそんな地上波テレビだとか世間だとか、そういうことを前提にしていた人たちの時代は終わりさ」と持論を述べていた。動画が終盤に差し掛かると、茂木氏は不倫騒動の当事者たちに向けて“愛のエール”を語りかけた。「君たちの愛を貫いてくれ。それぞれの愛をね。愛は時に衝突し合う、だけど衝突するのが愛というものではないのかね。衝突することによって愛は燃え上ってしまうこともある。そして、ラブレターを書く時には手書きがいいね。手書きにその人の心が表れるよ。たとえ、言葉を間違っても良いじゃないか。その言葉が間違ったことに、逆に心の揺れを感じて僕たちは無限のロマンスを見るのさ。人間にとって生きる上で、ロマンスが一番大事なことだよ」始終、キザなキャラクター設定で愛を説いた茂木氏。果たして、このメッセージは渦中にある彼らに届くだろうか?
2023年07月03日「週刊文春」が報じた広末涼子(42)と有名シェフ・鳥羽周作氏(45)のW不倫。騒動が沈静化する気配はなく、芸能界の大御所まで巻き込む事態となっている。「あれだけのシェフに言われたんですけど、すいません、頭の悪いご意見番で」怒りをにじませ、こうコメントしたのは和田アキ子(73)。7月2日、『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演し、鳥羽氏について言及した。事の発端は、7月1日放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)」での和田の発言だった。「広末さんは『文春』に自ら電話して所属事務所への不信感を吐露しましたが、『文春』の記者の連絡先は鳥羽さんから聞いたそうです。また鳥羽氏も『文春』に対し、自身の妻と連絡を取っていないことを明かしています。それを知った和田さんはラジオ番組で『(鳥羽氏の)家族とは会えてないけど、広末さんとは連絡とってるの。どないなってんの?』と、広末さんの行動を疑問視したのです」(スポーツ紙記者)和田はこれまでにもたびたび『アッコにおまかせ!』で不倫騒動について言及してきたこともあって、鳥羽氏は腹に据えかねるものがあったのだろうか。7月2日に『東スポWEB』が、鳥羽氏の驚愕の“逆ギレ”を報じたのだ。記事によると、7月1日に鳥羽氏は新店舗「NAGANO」を訪れていた「東スポ」の記者に自ら話しかけ、「和田アキ子さんとかも、俺が広末と連絡取ってて家族と取ってないからどうだとか言ってるけど、俺は取りたいけど向こうが今とってほしくないって言ってるからとってないってだけの話で」と語ったという。さらに「広末さんと連絡取るの普通じゃん。文春の話とかで事実ベースで連絡取るでしょ」と、和田に反論。挙句、「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかな」と言い放ったという。鳥羽氏による反論を知った和田は、2日放送の『アッコにおまかせ!』で冒頭のようにコメント。「どういうことなんですか?わたしをなんで出すんですか、ここで。わかりませんけれども」と不快感を示したのだ。芸能界の大御所である和田に、「頭が悪い」とまさかの暴言を放った鳥羽氏。しかし和田はむやみに鳥羽氏を批判しているわけではなく、寄り添う姿勢を見せたこともーー。不倫騒動を受けて広末は芸能活動を無期限謹慎処分となり、CM契約各社が動画を削除。主演映画も降板となった。いっぽうの鳥羽氏も、25年の大阪・関西万博出展に向けメニュー開発などの協力を依頼していた「六甲バター」が契約解除するなど、不倫の代償を支払うことに。「6月25日放送の『アッコにおまかせ!』で和田さんは、『すべてを解除するっていうのはどうかなっていう気もしないでもない』と、鳥羽さんの現状に対し腑に落ちない様子でした。不貞行為は許されるものではありませんが、和田さんは数々の契約解除は“やりすぎ”と感じたからこそ、鳥羽氏を慮るようなコメントをしたのでしょう。それにもかかわらず、鳥羽さんは和田さんに噛みつくなんて……。鳥羽さんへの逆風は強まるばかりで、得策ではなかったと思います」(前出・スポーツ紙記者)和田の優しさを無下にし、「頭悪い」とまで言い放った鳥羽氏。事態は泥沼化するばかりではないだろうかーー。
2023年07月03日21歳年下女性との再々婚を発表した渡辺謙(63)。喜ばしいことではあるが、交際の背景から実の娘で女優の杏(37)を心配する声も少なくないようだ。渡辺は6月30日、報道各社に送付した文書で「この春、婚姻届を出させていただきました。のんびりとやってまいります。今後ともよろしくお願いいたします」と報告。渡辺と女性はすでに長野・軽井沢で同居しているという。’13年に出会い、その1年後に交際をスタートさせたという2人だが、その時渡辺には妻がいた。「渡辺さんは1人目の妻との間に俳優の渡辺大さん(38)と杏さんをもうけますが、’05年3月に離婚。その後、同12月に南果歩さん(59)と再婚し、おしどり夫婦として知られていました。しかし、南さんが乳がん闘病中だった’17年3月に、『週刊文春』に不倫が報じられ、その後記者会見で認めて謝罪しています。その時不倫相手と報じられた女性が、今回再々婚した人なのです」’18年5月に南と離婚し、出会いから10年で“ゴールイン”した渡辺。しかし、今回の発表を受けてネット上では、娘の杏の心境を気遣う声が相次いでいる。《渡辺謙再々婚かー杏ちゃんはどんな気持ちなんだろ?》《渡辺謙が再々婚していたと報道しています。渡辺謙は南果歩さんの乳がん闘病中に不倫していましたね。杏ちゃんは父親も夫も不倫する人なんて可哀想ですね。私は子供がいながら他の人と仲良くするって考えた事ないです。芸能人は簡単に次から次に再婚を繰り返して…》《杏はお母さんが5つ上になるのか戸籍上》《不倫相手か。杏さんは何と言ってるのかな?》それもそのはず、杏も不倫の“被害者”だからだ。「杏さんは朝ドラでの共演をきっかけに、東出昌大さん(35)と’15年1月に結婚し、3人の子宝にも恵まれましたが、’20年1月に東出さんの不倫が発覚。しかも、相手の唐田えりかさんと3年ほど関係が続いていたことから、東出さんもかなり“本気”だったと言われています。杏さんのショックは凄まじいものだったといいます。同年に離婚していますが、昨年8月から始めたパリ移住を決断する理由の一つにも不倫はあったといいます。それほど杏さんにとって東出さんの不倫は大きな出来事だったのです。昨年、自身のYouTubeチャンネルのゲストに招くなど、渡辺さんと杏さんの親子仲は良好だといいます。とはいえ、実の父が不倫相手と報じられた女性と再々婚するということに対して、複雑な気持ちもあると思います。ましてや、自分も不倫をされたというトラウマがあるだけに、戸惑いはより強いのではないでしょうか」(芸能関係者)実際、渡辺の再々婚発表後、杏のSNSでは父親を祝福する投稿はされていない。果たして、杏はパリで父親の結婚に何を思うのかーー。
2023年07月03日タイタニック号見学ツアー中、爆発大破した潜水艇タイタン。この事故で乗客4名とオーシャン・ゲート社CEOのストックトン・ラッシュ氏が命を落とした。生前のラッシュ氏にこのツアーへの参加を打診されたことがあるというラスベガスの富豪ジェイ・ブルームさんが、彼とのメッセージのやり取りをTMZに公表した。■2月3日ラッシュ氏「どうですか?今日の午後、ミッション2に興味を持っているカップルと会う予定です。進捗状況をお知らせください」ブルームさん「息子の友人が、失敗したときのことを調べてくれて、息子が怖がっているんですよ。説得しますがね。とても楽しみにしているのですが、危険性を心配しているんです」ラッシュ氏「喜んで彼とビデオ通話しますよ。何も知らない人は、危険だと言うでしょう。その危険性が本物であれ、想像の産物であれ」ブルームさん「彼はその深度における海洋生物と、船に対する脅威を調べてくれました。マッコウクジラに襲われたり、ダイオウイカに掴まれたりして船体が危険に晒されるかもしれない」ラッシュ氏「そんなバカげた心配はご無用ですよ。マッコウクジラやイカが潜水艇にちょっかいを出せるわけがない。リスクはあるにはありますが、ヘリコプターやスキューバダイビングよりもはるかに安全なんです。この35年間、軍用以外の潜水艇で事故は1件もありません」■2月5日ラッシュ氏「その後いかがですか?参考までに、マッコウクジラの口よりも潜水艇のほうが大きいということをお伝えしておきます」ブルームさん「まだです。クジラに食べられる心配はしていませんよ。あとでSkypeしましょう」■3月30日ラッシュ氏「今年も来年も席はもう埋まりつつあります。予約しましょうか?」ブルームさん「まだ様子を見させてほしい。今年じゃなければ、来年にするかもしれない」ラッシュ氏「わかりました。5月の日程はギリギリまで空きがあるかもしれません」■4月24日ラッシュ氏「ミッション1(5月11?19日)、ミッション2(5月20?28日)にはまだ空きがあります。直前価格は1人1万5千ドルですよ」ブルームさん「スケジュールを確認して折り返します」■5月15日ラッシュ氏「全て順調。次の20?28日の回、タイタニック号近海の天気は良さそうです。5月29日から6月7日の回は残り2席ですよ」ブルームさんの息子ショーンさんは、タイタンが深海の水圧に耐えられないかもしれないと考え、乗船に乗り気だった父親をやめるよう説得したという。ラッシュ氏がロジクール製のゲーム用コントローラーでタイタンを操作していることにも多大な不安を覚えたそうだ。この決断が親子の命を救った。タイタンの最期については、今も様々な憶測が飛んでいる。Daily Mailによると、タイタンは降下中に電力節約のためヘッドライトを消すことになっていたという。暗闇の中、突然の爆縮により乗っていた5人は何が起こったかもわからないまま即死した可能性が高いとされている。
2023年07月03日7月3日、国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が文藝春秋の社長・飯窪成幸氏と舞台鑑賞や会食をしていたことが報じられた。「Smart FLASH」によると、6月下旬、三浦氏は小学6年生の長女を連れ、飯窪氏と新国立劇場で舞台『ラ・ボエーム』を鑑賞。その後、恵比寿のバーで脳科学者の茂木健一郎氏らと合流し、0時半までワインを楽しんだという。長女は三浦氏が帰宅するまで同行し、バーではカウンター席の奥でずっと本を読んでいたという。記事は長女を深夜まで外出させていたことが東京都の条例違反であることを指摘しているが、三浦氏はこの記事に反発。Twitterで次のようにつづった。《条例が懸念している『不審者』って、子供につきまとって隠し撮りしている週刊誌カメラマンのことなんじゃないかと思うんだな》《ちなみに、娘がイタリアン食堂の中で夢中で読んでいたのは、ジェシカ・タウンゼント著『ネバームーア――モリガン・クロウの挑戦』早川書房でした。たいへん面白いそうなので、ぜひお子さんの夏休みの読書にどうぞ》三浦氏が推薦する『ネバームーア―― モリガン・クロウの挑戦』はオーストラリアの作家であるジェシカ・タウンゼントによる児童向けファンタジー小説。11歳になる少女モリガン・クロウは呪われた子供とされ、この世のすべての不幸が彼女のせいとされていたが、ある日謎の男に導かれ魔法都市に行き、数多くの子供たちと競争することになる…というのがあらすじだ。「社会から理不尽に虐げられる少女が過酷な運命に抗いながら成長していく物語で、世界36カ国語以上で出版が決定しており、映画化も予定されています。主に小学校高学年の児童から支持を得ている作品です」(出版関係者)三浦氏は、夫の三浦清志氏が業務上横領の疑いで逮捕・起訴され、自身も今年3月にテレビ朝日の社員から起こされた訴訟で敗訴。現在はテレビ出演などを休止して表舞台から姿を消し、苦境に立たされている。あえて書名を公表したのは、どんなに人に嫌われても強く生きていってほしいという娘への願いがあったからなのか、それとも“自分も理不尽に虐げられているが、負けない”という思いからだったのか。
2023年07月03日旅行情報バラエティ『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で総合司会を務める俳優・神田正輝(72)。生放送で見せた姿に、またも波紋が広がっている。以前からたびたびその変貌を指摘されていた神田。4月29日と5月6日の放送回では、その激やせぶりがSNS上で大きな話題になっていた。そこから2カ月、7月1日の放送で須賀健太をゲストに迎えた神田は、さらに頬がこけた様子。また、白髪がかなり増え、髪の毛も全体的にボリュームダウンした印象だ。従来のイメージからは程遠い姿に、視聴者からは動揺の声が相次いだ。《『旅サラダ』の神田正輝は、関口宏よりも老けてるように見える。今週は特に白髪具合が急激に進行した感じ。》《神田正輝に違和感感じたのは俺だけじゃなかったんだ1年でここまで老け込むとわ…》《神田正輝 たしかに今朝見たらだいぶ頬こけて老けたなあ…って思ったんだよな 体調大丈夫かな……》さらに、番組を見ているファンからは、“毎週痩せていく”との指摘も上がっている。《毎週、旅サラダ観てるから分かるけど、神田正輝さんは最近ヤバくなった。》《神田正輝さん見る度に痩せてらっしゃる気がして心配あれだけの事があればタイムラグがあって身体に現れても不思議じゃないよね》《毎週土曜、ちらっと見る神田正輝さん、以前と変わらず明るそうにされてますがお嬢さんを亡くされてから私には空元気にしか見えず、最近毎週痩せ方が…心配です》‘20年12月には、元妻の松田聖子との一人娘である神田沙也加さん(享年35)が突如この世を去るという悲劇に見舞われている神田。これまで『旅サラダ』を一度も休まずに出演してきたが、その心労は計り知れない。体に不調が出てもおかしくない年齢でもあり、まず体調を気遣ってほしいものだ。
2023年07月03日《条例が懸念している「不審者」って、子供につきまとって隠し撮りしている週刊誌カメラマンのことなんじゃないかと思うんだな》7月3日の午前、Twitterでこう呟いたのは国際政治学者の三浦瑠麗(42)。「Smart FLASH」が同日に公開した「三浦瑠麗氏、文春新社長と小6娘を連れ夜遊び姿自宅は六本木ヒルズから“都落ち”、軽井沢別荘は『夫の保釈金のため』売却」と題する記事を引用し、不快感を示した。記事によれば6月下旬に、三浦は小6の長女を伴って文藝春秋の社長・飯窪成幸氏と東京・渋谷区にある新国立劇場で上演されたオペラ『ラ・ボエーム』を鑑賞したという。22時に劇場を後にした3人は都内のバーへ移動し、同じ劇場で鑑賞していた脳科学者の茂木健一郎氏(60)らと合流。宴は0時半まで続き、三浦親子が帰宅したときは深夜1時を回っていたという。娘を深夜まで帯同させていたことについて、「週刊FLASH」の取材に「我が家の教育方針としてはとくに問題はありません」と回答した三浦。しかし、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」第十五条の四では、《保護者は、通勤又は通学その他正当な理由がある場合を除き、深夜(午後十一時から翌日午前四時までの時間をいう。以下同じ。)に青少年を外出させないように努めなければならない》と記されている。報道内容は事実のようだが、“週刊誌が子供につきまとっている”と反論した三浦。さらに記事内では、娘がバーのカウンター席の奥でずっと本を読んでいたと伝えられていたことから、《ちなみに、娘がイタリアン食堂の中で夢中で読んでいたのは、ジェシカ・タウンゼント著『ネバームーアーーモリガン・クロウの挑戦』早川書房でした。たいへん面白いそうなので、ぜひお子さんの夏休みの読書にどうぞ》ともツイート。しかし、自らの行動を正当化し挑発するかような三浦の言動に、ネット上では批判の声が続出している。《これが逆ギレってやつか》《そもそも親が子供を夜遅くまで連れ回さなきゃいい》《深夜まで子供連れ回す。しかも親は飲酒。それは正当化できんやろ。子供がかわいそうだ》《反論になってないですよ。そうだとして、だから子供を深夜に外に出すなって条例があり、それを貴方は破っているのが問題視されているのです》夫である三浦清志被告が業務上横領の疑いで逮捕・起訴されて以降、表舞台から姿を消している三浦。本誌は6月27日に、三浦が代表を務める山猫総合研究所のオフィスが移転していたことを報じている。「三浦さんのオフィスは、国会議事堂や首相官邸に徒歩5分以内という永田町の一等地にありました。ビルの1階で、清志氏の会社『トライベイキャピタル』と同じフロアに入居していたのです。登記簿謄本によれば5月17日にこのビルから所在地を移しており、渋谷区の高層複合ビル内にある月額1万5000円のシェアオフィスに引っ越したようです。三浦さんといえば歯に衣を着せぬ発言が注目を集め、テレビ出演を中心に知名度を上げてきた人物。しかし今年3月には、’19年7月の三浦さんのツイートが『夫婦関係に関する投稿をされプライバシーが侵害された』として、テレビ朝日の社員から訴えられた裁判で敗訴したばかり。にもかかわらず強気な発言を続けているので、あまり反省しているように思えないですね」(週刊誌記者)娘を連れた深夜の夜遊びは、“都落ち”のストレスを発散していたのだろうか。
2023年07月03日6月27日に、母の自殺を手助けした自殺ほう助の疑いで逮捕された市川猿之助容疑者(47)。逮捕の余波は広がり続けている。猿之助容疑者はその高い演技力で、歌舞伎界からはもちろん、テレビや映画界からも引っ張りだこ。これまで『半沢直樹』(TBS系)やNHK大河『風林火山』など数々の話題作に出演してきた。しかし、今回の逮捕を受けて28日にNHKは有料配信サービス「NHKオンデマンド」で配信していた猿之助が出演していた8番組の配信停止を発表。昨年好評を得た大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本を担当していた三谷幸喜氏は、7月1日放送の『情報7daysニュースキャスター』の中で、「いろんな事情があるのはわかる」とした上で、「ただ、何か容疑者でしょ、今のところ。刑が確定したなら分かるんだけど、容疑者の段階でそこまでしちゃうのかなって、少し理不尽な感じはしますけどね」と語っていた。そんななか、直近で最も大きなあおりを受けている猿之助の出演作がテレビ朝日が誇る人気シリーズ『緊急取調室』だ。天海祐希が主役を務め、14年にFIRST SEASONが放送されるとたちまち人気を集め、これまで4シリーズが制作されている。そして、6月16日には完結作となる映画『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』が公開される予定だったが……。「もともと劇場版は昨年の公開を予定していましたが、昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件を受けて今年に公開が延期。満を持して公開というところでしたが、直前に猿之助容疑者の心中騒動が起き、6月1日に『総合的な判断』として公開延期が発表されました」(スポーツ紙記者)猿之助容疑者が逮捕を受けて、撮り直して改めて公開するとする一部報道もあるが、実際はかなり難しいようだ。テレビ朝日の関係者は言う。「テレ朝屈指の人気シリーズの完結編ですし、局側もどうにかして撮り直してきちんと公開したいという気持ちはあります。ただ、猿之助さんは今回の主要キャラクターですから、脚本を書き直し、撮り直しではなくもう一度イチから作る必要がありますさらに、主役の天海さんをはじめ、佐々木蔵之介さんや小日向文世さんなど出演者も多忙な人ばかり。そもそもスケジュールがいつ揃うかわかりませんし、スタッフも以前と同じテンションで撮影するのは難しいでしょう。そして、猿之助さんが逮捕されたことで、作品へのネガティブイメージはますます強くなってしまいました。そんな状況下で撮り直しを敢行するのはかなり難しく、局内からはお蔵入りが現実的という声も聞こえてきます」
2023年07月03日女優・広末涼子(42)とのW不倫で注目されている料理人・鳥羽周作氏(45)が芸能界の超大御所を痛烈批判。自ら広末に追い討ちをかける形となっているようだ。「東スポWEB」の記事によると1日、新店舗「NAGANO」のオープンに姿を現した鳥羽氏は、同紙記者に自ら話しかけ、キャンドル・ジュン氏を痛烈に批判するなど現在の心境を赤裸々に語ったという。そのなかで、ラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)での和田アキ子(73)の発言を痛烈に批判。鳥羽氏は「和田アキ子さんとかも、俺が広末と連絡取ってて家族と取ってないからどうだとか言ってるけど、俺は取りたいけど向こうが今とってほしくないって言ってるからとってないってだけの話で」と、家族側から連絡を拒否されているため連絡を取れないことを明かした。一方、広末と連絡を取るのは普通であるとの認識を示したうえで、「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかなって思いますけどね」と和田に対する不快感を示したという。この鳥羽氏の発言に対し、和田も2日に出演した『アッコにおまかせ!』(TBS系)で応戦。和田は、「普段ネットニュースとか見ないんですけど、今朝ネットでこの方がわたしのことを”頭のあんまり良くないご意見番”っておっしゃって」と鳥羽氏の発言に触れ、「あれだけのシェフに言われたんですけど、すいません、頭の悪いご意見番で」と憤りをあらわに。さらに、「ご意見番と言われたことに腹が立ってる。すいませんね。この時間取っちゃって。これでちょっとスッキリした」と鳥羽氏の発言に立腹していることを明らかにした。突如、和田にもケンカをふっかけた鳥羽氏。この発言は、無期限謹慎中の広末の芸能界復帰にも悪影響だと芸能関係者は語る。「広末さんは芸能活動を無期限謹慎中で、今後復帰を目指しているかはわかりませんが、鳥羽さんの発言で復帰はよりしにくくなったのではないでしょうか。地上波テレビやCMに今までと同じように復帰するのは難しくても、女優としての評価も高かった広末さんなら映画やNetflixなどの配信サービス系の作品からオファーされる可能性は十分あると思います。また長いこと芸能界の第一線で活躍してきましたから、不倫後も広末さんを応援する俳優仲間やスタッフもいたはずです。ただ、そんな時に不倫相手である鳥羽さんが、和田さんにわざわざ噛み付いてしまった。不倫しただけでなく、その相手が芸能界の大御所にケンカをふっかけるような危険人物ということで、広末さんとの共演を躊躇する事務所が出てきてもおかしくないでしょう。鳥羽さんは自分のいいたいことをぶちまけてすっきりしたかもしれませんが、結果として、芸能界での広末さんの立場を危うくしてしまっているのです」さらなる燃料を投下してしまった鳥羽氏。このW不倫騒動の余波は思った以上に長く続きそうだ。
2023年07月03日徳光和夫(82)が7月1日、パーソナリティーを務める『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(28)について持論を展開。ところが、あまり支持は得られていないようだ。日本時間の6月30日に行われたホワイトソックス戦で、29号2ランを放った大谷選手。6月に打ったホームランが14本となり、日本人メジャー選手としては’07年に松井秀喜氏(49)がマークした月間13本を抜くことに。さらに“メジャー最強のバッター”とも言われるチームメイトのマイク・トラウト選手(31)が持つ月間13本の記録も更新した上に、本塁打と打点でリーグ2冠となった。なお、その後行われた日本時間7月1日の試合でも30号を放ち、月間記録を15本に伸ばした。このニュースを番組で取り上げると、徳光は「すごいね」と感嘆。「打率も上がってきそうだしね」と期待を込めたものの、続けて「日本の野球で大谷選手がいたら、これだけの成績を残せるだろうか。みんな当たり前のように思っているけれども」と疑問視した。さらに「アメリカの投手はあまりにも大谷研究を怠っているなと僕は思いましたね」と言い、アシスタントが「そうですか」と相槌を打つと「そうですよ!」と語気を荒げた。続けて「日本の投手だったら絶対にこんなに打たれてないですよ。この時期に29本、月間10何本なんてね」と話し、「それほどまでに日本の研究するサポーター、スコアラーはしっかりしているんですよ」と述べた。そして「何度も言いますけども、アメリカは世界2位の国ですから。日本が世界一の野球国ですから」と、今年3月に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝を回想するように話した。自信満々に「日本の野球はすごい!」と繰り返した徳光だったがーー。「アメリカでは、チーム編成や選手の育成においてデータが欠かせません。例えばメジャーリーグでは全ての球場に投球の変化量や打球の速度など、詳しいデータを取る機器を取り付けていますが、この費用はメジャーリーグ機構が負担しています。さらにこのデータは、ネット上で誰でもアクセスできるよう公開されています。また大谷選手を筆頭に、メジャーには様々な国から優秀な選手が集まるため、国別の対抗戦であるWBCとは趣旨が違います。徳光さんの持論は的外れのように感じますね」(スポーツ紙記者)ネットでも、徳光に厳しい声がこう相次いでいる。《米国のメジャーリーグには北米、中南米、アジア、ヨーロッパ各国から優秀な選手が集まる最高峰のリーグ。日本チームが勝ったのは米国チームであり、メジャーリーグに勝った訳ではありません》《少しでもMLBを見ていたら、その分析力の高さに驚かされる》《大谷は日本にいたときから、すでに投打とも凄い数字を残していました。しかし、フィジカル、技術とも上がっている今の大谷なら、日本でプレイすれば、移動や試合間隔の日米の違いを考えてもさらにとんでもない数字を残すとしか思えません》また’21年6月に『サンデーモーニング』(TBS系)で「アメリカの野球協会には野球を知ってる人がいるのかな」と話すなど、数々の発言が物議を醸してきた野球評論家の張本勲氏(83)を引き合いに出し《徳光さんも張本さんの域に到達したか》《徳さん、、、張本化してしまう》という声も上がる徳光。発言の“選球眼”が甘かったようだ。
2023年07月03日1978年6月25日に発売された『勝手にシンドバッド』で衝撃的なデビューを飾り、今年45周年を迎えたサザンオールスターズ。7月から新曲を3カ月連続で配信予定、さらに9月には神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎公園野球場で『茅ヶ崎ライブ2023』を4日間にわたり開催することを発表した。今もサザンオールスターズが多くの人の心をつかんで離さない理由を音楽評論家のスージー鈴木さんに聞いた。■圧倒的な感情を喚起させる“桑田語”「鮮烈なデビュー曲『勝手にシンドバッド』の衝撃は45年たっても色あせません。そもそも『胸さわぎの腰つき』ってどんな腰つきかわからない。けれども音楽の中で聴くと『わかる』のです。言葉そのものというより、言葉とビートがぴったりと結び付くことで、文字だけでは伝わらない圧倒的な感情が喚起される。そんな“桑田語”に私たちは癒され、勇気づけられ、心震わせられてきました」そう語るのは音楽評論家のスージー鈴木さん。サザンが45年もの間、支持され続ける理由についてこう分析する。「ワンマンバンドはだいたい早くついえるんです。ところが桑田佳祐という強烈なリーダーがいながら45年続いている。その理由のひとつがテクニシャンバンドだということです。サザンを一貫して牽引し続けているのはドラムスの松田弘。『勝手にシンドバッド』のリズムをたたき出せたことこそがブレークに結びついたと思います。さらに原由子のセンスのいいキーボードも大きな役割を果たした。メンバーの和気あいあいとした姿を見るにつけ、桑田はリーダーでありながら上から目線にならない“ムードメーカー”なのでしょう」サザンは活動休止期間もあるが、メンバーそれぞれ実力があるからこそ長続きしているという。■ラブソングも、エロも、政治的なことも…何を歌ってもいいさらに桑田の「こだわり」も私たちの心を離さない理由のひとつだという。「桑田には『ロック音楽は何を歌ってもいいんだ』という揺るぎない根本思想を感じます。45年間貫いているのは歌詞にまつわるさまざまな制約に対する抵抗感かもしれません。とにかく何を歌ってもいい。ラブソングでなくともいい。エロなことから政治的なことまで、ノー制約で何を歌ってもいいという感覚。戦後の音楽家で『表現の自由』をもっとも満喫し、謳歌した人です」日本の音楽シーンの先頭を駆け続けているサザンについて、最後にスージーさんはこう語る。「桑田佳祐は67歳。そう考えると、なかなかの高齢だと思ってしまいますが、沢田研二が今年75歳になったにもかかわらず、積極的にライブ活動をしているのを見るにつけ、5年後の50周年でも桑田佳祐は現役バリバリかもしれませんね。ファンとしては長く地味に、のんびりと活動してほしいものですが、ドームコンサートなどこれまで以上にド派手なことをしてくれそうな気がします」【PROFILE】スージー鈴木1966年、大阪府生まれ。音楽評論家。著書に『サザンオールスターズ1978-1985』『桑田佳祐論』など。
2023年07月03日1978年6月25日に発売された『勝手にシンドバッド』で衝撃的なデビューを飾り、今年45周年を迎えたサザンオールスターズ。7月から新曲を3カ月連続で配信予定、さらに9月には神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎公園野球場で『茅ヶ崎ライブ2023』を4日間にわたり開催することを発表した。桑田佳祐の故郷・神奈川県茅ヶ崎市も盛り上がりを見せている。そこでサザンの世界観が広がる茅ヶ崎スポットを一挙紹介!【1】サザン神社サザン30周年に商店街が建立(もとは商店街の事務所)。壁は全国から訪れたファンのメッセージでいっぱい。天井には中学時代の桑田の写真が飾られている。45周年を記念した“御朱印”は茶商・小林園で受け取ることができる【2】サッポロ軒中高時代の桑田が足繁く通ったラーメン店。お気に入りは大盛りの味噌ラーメン(900円)。創業59年のサッポロラーメン専門店は3代目の小田切洋さんが暖の簾れんを守っている。2000年の野外コンサートでは、スタッフに出前を頼んだとか!住所:茅ヶ崎市東海岸北2-3-36【3】茶商 小林園2000年から販売している銘茶「茶山」(100グラム1,080円)が人気。桑田の中学の野球部の先輩で社長の小林健二さんは「桑田家に“献上”すると原さんからいつも丁寧なお礼状が届きます。国民的なバンドを率いているのに偉ぶらないで、いつも人に気を使ってばかりのいいやつなんだよ」と。店内ではTシャツやキーホルダーなどサザングッズも購入できる。住所:茅ヶ崎市共恵2-1-40【4】エトアール洋菓子店開業はサザンのデビューと同じ45年前。サザンとともに歩んだ洋菓子店の人気商品はえぼし岩を模した「サザンサブレ」(バニラ、ソルト、シナモンの3種類セット7枚入り1,080円)、45周年を記念した「ミス・ブランデーマロン」(1,200円)などのオリジナルサザンスイーツ。サザンを愛してやまない店主でパティシエの古屋宣仁さんが腕をふるう。「店内にいつもサザンの曲が流れています」とパティシエの古屋さん住所:茅ヶ崎市共恵1-7-17【5】茅ヶ崎サザンC「サザンビーチちがさき」のシンボル「サザンC」は53枚目のシングル『I AM YOUR SINGER』のCDジャケットにもなっている。“サザン巡礼”では定番の撮影スポットだ。【6】茅ヶ崎公園野球場2000年に市民の呼びかけで実現した凱旋ライブが行われた会場。2013年の復活ライブも開催!球場のロビーにはライブ時のグッズや写真などの展示も。【7】えぼし岩遠くにえぼし岩(正式名称・姥うば島じま)が見える。14枚目のシングル『チャコの海岸物語』や45枚目シングル『HOTEL PACIFIC』などの歌詞で描かれた“日本一有名な岩”。【8】サザン通り茅ヶ崎駅から海へと続く「サザン通り」の街路灯にはサザンの曲名のステッカーが貼られ、サザンの曲のBGMが。桑田が少年時代を過ごした通りにはサザングッズを扱う店も。
2023年07月03日「初めてお会いしたのは’83年で、『涙のリクエスト』のレコーディングだったと思います。絵に描いたようなプレーボーイって感じでした。年代物の古いベンツのSLに乗って、カジュアルなジャケットに白いハットをかぶり、颯爽とやってくる紳士というイメージです」(元チェッカーズの藤井フミヤ)「昨年、ニューアルバム『Shadow』のリード曲『Again』を作詞していただきました。レコーディングの際、スタジオで作曲の林哲司先生が電話をつないでくださり売野先生とお話ししました。『どう、歌ってみて大丈夫?』と優しく尋ねてくださった声のトーンが、私が高校生だったときと変わらず、時間が戻ったようで不思議な感覚でした」(菊池桃子)こうしたイメージのまま、作詞家の売野雅勇(72)は、都内の音楽スタジオに姿を現した。この日は売野がプロデュースするロシア人女性ボーカルユニット「Max Lux」のリハーサル。コロナ禍で延期となった作詞家デビュー40周年を記念したコンサートが7月15日に迫るなか、参加アーティストである彼女らの歌声を聴くためだ。『六本木純情派』『禁区』『星屑のステージ』『め組のひと』など、売野は丸椅子に座り、リズムに合わせて足を小刻みに動かしながら、自ら作詞した歌を聴き込む。「いいんじゃない、問題ないよ。ただ、1行目と2行目のアタックがもうちょっと強いほうがいいかも」5年ほど前、売野自身が発掘したユニットに、笑顔でアドバイスを始めたのだった。「歌がうまいこと、ヴィジュアルに華があることは大事ですが、いちばんのポイントは素直なこと。嫌な人間じゃ仕事をしても楽しくないじゃないですか。人生、人との出会いでできているから、どうせなら好きな人と仕事をしたい」売野は大学卒業後はコピーライターとして活躍。レコードやCDのキャッチコピーなどを担当したことをきっかけに、シャネルズ(現ラッツ&スター)の楽曲で作詞家デビュー。中森明菜のセカンドシングル『少女A』で作詞家としての足場を確かなものにし、『涙のリクエスト』や『2億4千万の瞳』などヒット曲を連発した。「計画どおりにはいかないから、そもそも計画は立てません。むしろ流れに乗って、目の前にやってきた仕事や出会いを大事にしてきたら、いまに至ったという感じの人生なんです」■アメフトとロックに明け暮れた大学時代。初めは広告代理店に勤務し、27歳で結婚売野雅勇は、’51年2月22日、栃木県足利市に生まれた。高校卒業を機に上京し、上智大学ではアメフトに明け暮れたが、一方でクリエイティブな世界にも興味を抱いていた。「博報堂が、一般視聴者から『エメロンシャンプー』のコマーシャル企画を募集していたんです。それで大学時代、アメフト選手たちがグラウンドで練習していて、髪のきれいな女性が振り向くみたいな企画を応募したら通ったんです。撮影もすべて終えたのに、なぜか放映はされませんでした。ディレクターが、白いスーツを着たキザな男でしたね(笑)」日曜日のアメフトの練習が終わると、渋谷にあった「ブラック・ホーク」という伝説的なロック喫茶にも足を運んでいた。「ジャズを聴くみたいに、みんながロックを黙って聴いてるんですね。で、しゃべるとシーってやられる。レコードをかける人が気難しい顔をしていたのをよく覚えています」こうした経験もあり、就職活動はテレビ局やレコード会社、広告代理店などを中心に挑戦した。「でも、ほぼ全滅で。ニッポン放送は社長面接まで行ったのですが、最終的には落とされて。結局、萬年社という日本最古といわれる広告代理店に入ることに」営業職で入社したが、間もなく、新聞や雑誌に載せる広告のコピーを主に担当した。そのうちテレビCMも手がけるようになり、ガムのメーカーのCMでヒットを飛ばす。「クリエイティブディレクターの人が厳しくて、ものすごくいっぱい企画を出さなければならないんですね。苦労のうちに入らないと思いますけど、鍛えられました」27歳で結婚したのを機に、フリーとして活動を始めた。「妻と知り合ったのは大学時代。アメフトは珍しいから、近くの女子校の生徒が30人くらい、グラウンドにずらーっと見学に来るんですよ。するとボクたちは『今日はかわいいコいるな』って話題にするんですが、そのなかの一人が妻で、お付き合いするようになった感じですね」当時の憧れが、映画評論家、音楽評論家の今野雄二さんだった。「出版社に勤めていた編集者だったんですけど、独立してフリーでやっているような人で、カッコよかったんですね。自分も、結婚に縛られずに自由気ままに生きたいなっていうのがあって。だから妻から結婚を申し込まれたんですが、2回も断っているんです。でも、妻は占いか何かで売野姓になると、夫が成功するといわれたようなんですね。妻の友人たちの説得なんかもあって、3回目はやり過ごせなかったというか、押し切られて結婚したという感じです(笑)」そんな時期、初めて音楽関係の仕事が入ってきた。CBS・ソニーのレコードやCDの帯コピー、音楽誌に掲載する広告の文章やキャッチフレーズを考案する仕事だ。「朝10時から夜9時くらいまで仕事するんですけど、試聴室でヘッドホンを耳に当て、ずーっと聴いてるんです。おもしろくない曲は飛ばしたりしますけど」ここで担当したシャネルズの新聞広告のキャッチコピーが担当ディレクターの印象に残り、「作詞をやってみませんか」と電話がかかってきた。29歳のときだった。■『少女A』が急遽シングルカットされ大ヒット。明菜をスターダムに押し上げ、快進撃「コピーが気に入ってもらえたのかもしれませんが、糸井重里さんが『TOKIO』を書いた時代ですから“コピーライターに書かせてみたい”って思ったんでしょうね。シャネルズのメンバーも集まった会議で、ブレーンとして出席しました。若いから頭の回転がよかったですね。アイデアがいくらでも出てくるんですよ。シャネルズの2枚目のアルバム『Heart&Soul』に収録された、鈴木雅之さんが作曲した『星くずのダンス・ホール』が、ボクの作詞家デビュー作(麻生麗二名義)になったんです」これがきっかけとなり、作詞家として道が一気に広がると、新たな人との出会いにもつながった。シャネルズの大ヒット曲『ランナウェイ』を作曲した井上大輔さんの目に留まったのだ。「井上さんがソロアルバムを出すとき『シャネルズの曲を書いている、麻生麗二ってやつがいい』って誘ってくださり、井上さんの作家事務所に入ったんです」プライベートでは、’82年の2月に長女に恵まれた。「夜中に仕事していたんで、深夜の授乳とかはボクがやる。ゲップをさせるのが、楽しくてね。おかげで妻は夜、ずっと寝られたから『時間が不規則の作詞家と結婚するのも、いいわね』と」そんな売野のもとに、井上さんのマネージャーから「中森明菜というアイドルがデビューしたんだけど、セカンドアルバムの曲を集めているから書いてみてはどうですか」と連絡があった。「『ボク、アイドルとか、そんな好きじゃないんですけど』って言うと、『プロの作詞家でやっていくには、こういうのを書かないとダメだよ』ってやさしく言われて」先方からは、曲のイメージなども伝えられなかった。「ダメならボツにすればいいやっていうくらいで、そこまで期待もされてなかったんでしょう。詞が先で、あとから曲をつけるということだったので、早く書かなくちゃいけなかったんですけど、全然、書けなくて切羽詰まってきたとき、『少女A』というタイトルだけが、パッと思い浮かんだんです」かつて沢田研二に書いてボツになった詞があったのを思い出した。「ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』をイメージしたボツ原稿は、中年の男性が若い女性をプールサイドで口説いてるっていうもの。で、これを少女目線に置き換えたのが『少女A』の最初の2行だったんです」紆余曲折がありながら、作曲家の芹澤廣明氏のメロディに合わせて詞を組みかえ、明菜のセカンドアルバム『バリエーション〈変奏曲〉』に収録されることに。このアルバムで、シングルカットされる曲は、明菜のデビュー曲『スローモーション』の作曲を手がけた来生たかお、作詞を手がけた来生えつこの曲に決まりかけていた。「ところが明菜さんのマネージャーが、レコード会社のディレクターのデスクで『少女A』とデカデカとタイトルを書いた原稿用紙を見て“なんだ、これは”と興味を示してくれて、急遽、『少女A』がシングルカットされることになったそうです」だが、歌の内容に明菜本人は難色を示したというのは、有名な話。「『少女A』というタイトルや挑発的な曲の内容が、自分のイメージとは違うということで『こういう歌は歌いたくない』と思ったみたいです。来生さんたちの『スローモーション』の流れからは、だいぶかけ離れていますからね」だが、セカンドシングル『少女A』は大ヒットとなり、明菜をスターダムに押し上げた。また売野にとっても、作詞家として名刺代わりになるような曲となった。その後、明菜の曲は『1/2の神話』や『禁区』『十戒』など手がけるがー。「じつはご本人とは、1回しか会ったことがないんです。やっぱり『少女A』の印象が悪かったのかな(笑)。録音スタジオに呼ばれて、挨拶だけしたんですが、見ようによっては不貞腐れているし、見ようによっては売野が嫌いって感じ。でも、ボクはそうした反応も“繊細で傷つきやすい少女”に思えて、嫌な気持ちにはなりませんでした」『少女A』で新たに出会った芹澤氏とのコンビは、さらに快進撃を続けることになるーー。【後編】『涙のリクエスト』でスターに!作詞家・売野雅勇明かすチェッカーズの素顔へ続く
2023年07月02日中森明菜、チェッカーズ、菊池桃子などに数々のヒット曲を提供し、スターを輝かせ、時代を変えた。初めはコピーライターとして、しだいに作詞家として頭角を現した彼は、曲の中で「人間の本質を描きたい」と語る。多くのアーティストたち、そして妻が創造力を高めてくれた。40周年コンサートを控えた72歳のいまも、ペンが止まることはない。令和の時代に新たな一曲を紡いでいく。■チェッカーズとの出会い「ヤマハのライトミュージックコンテストで賞を取った、チェッカーズっていうバンドがデビューするんだけど」売野のもとに新たな仕事が舞い込んだ。作業にとりかかったのは、ちょうど映画『アメリカン・グラフィティ』から着想を得た、稲垣潤一が歌う『夏のクラクション』を書き終えたときだった。「映画には実在するウルフマン・ジャックというラジオDJが登場するんですが、それで『ミッドナイトDJ』というワードがふっと思い浮かんできて“おもしろいな”と。1時間45分ほどで書き上げた作品が『涙のリクエスト』だったんです」『ギザギザハートの子守唄』や『涙のリクエスト』『哀しくてジェラシー』などが候補となり、どの曲をデビュー曲にするのかが話し合われたという。「『涙のリクエスト』はデビュー曲には弱い、『ギザギザハート』くらいアクが強いほうがいいんじゃないかということに。じつはボクも『ギザギザハート』には詞をつけたんだけど、康珍化さんの書いた歌詞のインパクトにはとてもかなわなかったんですね」だが『ギザギザハートの子守唄』のセールスは期待どおりには伸びなかった。だからこそ、チェッカーズのメンバーにとって、2曲目となる『涙のリクエスト』にかける気持ちは強かったという。レコード会社のディレクターの結婚式会場のロビーで、チェッカーズの鶴久政治と武内享、藤井尚之と顔を合わせたとき、鶴久が話しかけてきたという。「売野さん、次の『涙のリクエスト』は売れますか?」「売れるよ」「ボク、売れなかったら、久留米に帰って八百屋やらなくちゃいけないんですよ」「八百屋もいいんじゃないの、おもしろいじゃない」「いやですよ、チェッカーズのほうが千倍いいですよ」「そりゃそうだよね、大丈夫、売れるから。ビートルズだって『Love Me Do』で全然売れなかったじゃない。次の『Please Please Me』で売れたんだよ」「そうっすよね。でもビートルズなんて、話がデカすぎです」「ちょっと待てよって。中森明菜だって、2枚目の『少女A』で売れただろ。俺たちがやるとそうなるから期待してて」その言葉どおり『涙のリクエスト』が爆発的にヒットすると、『ギザギザハートの子守唄』、3枚目のシングル『哀しくてジェラシー』の3曲が同時に『ザ・ベストテン』にランクインした。「もちろん売れる歌を書いたって自信はあったけど、それ以上に反響がすごい。ライブを見た芹澤さんから電話がかかってきて『すごいことになってるよ。みんなペンライト振っちゃってさ、感動したよ。あれ、やばいかもね』って驚いていました」藤井フミヤも、こう振り返る。「売野さんの歌詞の世界観がそのまま“ちょっとヤンチャで、ナイーブで、ハートブレークな少年たち”というチェッカーズのイメージを作り上げたと思います」’86年に発表した『Say Yes!』を歌った菊池桃子は、こう述懐する。「当時、同世代に向けた応援メッセージという気持ちで歌っていました。ずいぶん大人になった’23年のいま歌っても、歌詞が心に寄り添うので、売野先生の普遍性のある創造力に感謝しています」アーティストたちをも魅了した売野は’86年、’87年に2年連続で、作詞家としてのレコード売上げ枚数1位を記録したのだった。表舞台では華やかな活躍をしていた売野だが、一方では家族と向き合っていた。「プライベートはあまり見せたくないんですよね」と、前置きして、売野は少しずつ語り始めた。「妻はすごく楽しくて明るい人。料理がうまくて、ボクはほとんど外食はせず、家で食べていたんですね。その妻が、子供が生まれて1〜2年たってから、パニックになると感情を抑えられなくなったりした時期があるんです。人間って、ふだんは遠慮して言わないことも多いものですが、パニック状態となると、虚飾が一つもなく、むき出しの感情をぶつけられるんです」それは言葉のナイフや棘となって、売野の心を傷つけたこともあったという。「ともかく耳を塞いでその場を凌ぎたいと、嵐が去るのを待つような感覚になったりしました。でも、作詞家である以上、人間の本質を描きたいって思うものですよね。深いところまで考える回路っていうんですかね、それがないと、いい詞は書けない。ボクはのほほんと育って、おおらかで明るい性格。人間の陰の部分を考えることってなかったんですね。そういった意味で、妻はボクを人間として成長させてくれたと思います」親しい知人のなかには「なんで離婚しないの」「売野さんって仏様みたいな人だね」と言われることもあったというが、離婚を考えたことはなかった。その理由を聞くと、うーんと少し考えながら、照れくさそうに、こう語るのだった。「まあ好きなんだと思うんですよ。プラス、マイナスを含めて、根源的に好きな人なんですよ。ふだんは明るくて、笑ってばかりいる人です。でも、ちょっと浮世離れしていて興味深い。具体的に彼女のことを書いた詞はないんですけど、ボクの創作活動に精神的にも寄り添ってくれた、コーチみたいな存在なんですよね」売野が出会い、大事に思っていた人がすべて、作詞家として成長させてくれたのだった。■「こんなに仕事をするの!?」というほどハイペースで創作を続けている「本やCDの解説の原稿の締切りが5月末にあったんですが、じつはまだ終わっていなくて、大幅に遅れているんですよ。朝7時くらいから、夜の9時、10時まで、ずっと自宅にこもっています。さすがに自分でも“こんなに仕事をするの!?”って驚いているんです」6月中旬に行われた取材では、疲れた様子を見せず、いつものように飄々としていた。’15年には心臓病で倒れ1カ月ほど入院したこともあるので、健康には気をつけているという。「睡眠を取らないと調子が悪いから、睡眠時間を取るように。食べ物は、なるべくオーガニックのものを食べて添加物は取らない。週に2回、筋トレのためにジムに行く日は外食ですが、オーガニック野菜を使うお店に行くようにしています」健康に留意して、万全の体調で仕事に臨む。7月15日には、作詞家デビュー40周年を記念したライブが控えているのだ。「40周年は’21年なんですけど、コロナ禍だったのでイベントは延期していたんです。でもボクは、“いつか元に戻るだろうから”って、延期することにためらいはなく、あたふたすることもありませんでした」これも自然体で流れに身を任せる売野らしい考え方。そしてようやく実現に漕ぎ着けたコンサートには、藤井フミヤ、山本達彦、稲垣潤一、荻野目洋子など、これまでに出会ったアーティストが20組も出演してくれる。「3時間半を超えるようなコンサートになりそうです。すべてみなさんが知っているようなヒット曲ばかりだから、盛り上がりますよ。ボクも客席で聴きたいくらいです」売野が紡いできた詞が、時代を超えて、再び人々の心に響き渡るーー。
2023年07月02日「有村さんの撮影が終わると、松本さんは抜け殻になったように力が抜けてしまったのだとか。その姿は有村さんが少し心配になるほどだったそう。小心者の家康としっかり者の瀬名の役柄のとおりですね」(制作関係者)放送中の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)で、徳川家康の妻・瀬名を演じる有村架純(30)。家康を演じる松本潤(39)は有村についてこう語っている。《瀬名のキャラクターとも相まって無条件に安心感を与えてくれる存在で、ずっと支えられてきました》(『NHK大河ドラマ・ガイドどうする家康 後編』)有村と松本の共演は今回で3度目となる。「1度目は’14年のドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)での兄妹役。2度目は映画『ナラタージュ』(’17年)で、禁断の恋に落ちる教師と元生徒役でした。そして今回が夫婦役。役柄として距離が縮まるのと同時に、2人の信頼関係も強くなっているのでしょう。お互いに安心して撮影に臨めたと話していました」(前出・制作関係者)初共演の『失恋ショコラティエ』の撮影中、有村は松本からあるものをプレゼントされたという。「ドラマの撮影中に21歳の誕生日を迎えた有村さんは、“松本さんおすすめのDVDが欲しい!”とリクエスト。松本さんはそれに応え、年齢と同じ21本のDVDを贈ったといいます。それに加えて松本さんは、バラもプレゼント。青と黄色のバラだったそうです」(前出・制作関係者)青のバラには「奇跡」「夢かなう」という花言葉がある。「有村さんはかねて大河ドラマに憧れていたそうで、今作が念願の初出演でした。約10年前の初共演時、松本さんには有村さんは非常に若くてキラキラして見えたそうですが、頼もしく成長した有村さんを誇らしく思っているでしょうね」(前出・制作関係者)見事に「大河出演」という夢をかなえた有村。その役柄には、黄色のバラの花言葉「献身」がぴったりで……。「有村さんが今作で演じた瀬名は従来、悪女とされており、家康との夫婦仲も悪かったと伝えられてきました。しかし、今回の家康と瀬名は仲よし夫婦。瀬名は、徳川家を守るために生きた良妻という新解釈で描かれています」(前出・制作関係者)放送では、瀬名の最後の登場が近づいている。「瀬名の最期のシーンの台本を初めて読んだとき、有村さんは思わず涙を流したそう。有村さんとしても思い入れの強い役になったようです」(前出・制作関係者)「奇跡の献身」妻を演じ、10年越しに松本からの2色のバラの指令を完遂した有村。安堵の殿が抜け殻になるのも無理はない!?
2023年07月02日多くの期待の声が寄せられている、8月31日からNetflixで独占配信が開始される実写ドラマ版『ONE PIECE』。とはいえ、実写化される漫画は少年漫画ばかりではない。今春のドラマでは、橋本環奈(24)や山田涼介(30)が主演を務める『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)は同名の少女漫画が原作。今年3月に公開された、なにわ男子・高橋恭平(23)と畑芽育(21)が主演を務める『なのに、千輝くんが甘すぎる。』も1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかった同名の大人気少女漫画が原作だ。こちらは、興行収入10億円を突破するヒットとなった。しかし、どんなに人気のある作品であっても、いざ実写化されると視聴者の期待する世界観が表現しきれず、酷評を受けるものも。果たして、少女漫画におけるファンの期待を超える実写化作品とはどんな作品なのか?ファンの期待を超えられなかったのはどのような作品なのか?そこで、今回は『少女漫画原作』の映画やドラマを対象に、「期待以上だった実写化作品」と「がっかりした実写化作品」についてアンケートを実施。今回は「期待以上だった実写化作品」の結果を公表する。3位に選ばれたのは、『君に届け』。’05年から「別冊マーガレット」で連載を開始し、当時10代の女の子を中心に人気を集め、’10年には「ファン待望の国民的ラブストーリー!」と大々的に銘打って実写映画が公開。原作にそったストーリー性はさることながら、主演である多部未華子と三浦春馬さんのキャスティングに好感触を持つ人は多く、本作品のために書き下ろされたflumpoolの主題歌にも心を揺さぶられたという声が多かった。《三浦春馬と多部未華子の演技がよく主題歌も大好きだから》《主役の男女どちらもイメージぴったりの配役だった》《風早くんがイメージ通り》《主題歌も良く内容もよく真剣に観てしまった》2位に選ばれたのは、『花ざかりの君たちへ』。’96年から漫画雑誌「花とゆめ」(白泉社)で連載を開始し、単行本全23巻は’07年時点で売り上げ1300万部を超える大ヒット作品だ。フジテレビの連続ドラマとして実写化され、『花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス〜2007』というタイトルで、’07年7月から9月まで放送された。日本中のイケメンが集まる全寮制男子校に、主人公である帰国子女の堀北真希(34)が性別を偽って編入する、という学園青春ラブコメディー。その他の登場人物は、小栗旬(40)や生田斗真(38)、水嶋ヒロ(39)……など。設定どおり”イケメン”ばかりを集めた本作品には、キャスティングを評価する声が多く寄せられた。《漫画より面白かったから》《堀北真希がめちゃめちゃはまり役だった》《小栗旬がピッタリだった》《生田斗真の中津が良かった》《水嶋ヒロがかっこよかったです》そして、2位に大差をつけ1位に選ばれたのが『花より男子』。少女漫画雑誌「マーガレット」で’92年に連載を開始し、単行本全37巻の累計発行部数はなんと6100万部を突破(2015年時点)。テレビドラマ以外にも、アニメや海外での実写ドラマにもなるほどの大人気作品だ。ストーリーの舞台は、お金持ちばかりが通う名門私立高校。主人公である庶民の牧野つくしは入学して早々、いじめられている友人をかばったことで、「F4」と呼ばれる学園を代表する御曹司たちと衝突してしまうことに。しかし、繰り返されるいじめに“つくし根性”で立ち向かっていく牧野の姿を見て、F4のリーダーである道明寺司は少しずつ心が惹かれていく……というラブコメディーだ。’05年に放送されたTBS版テレビドラマは、平均視聴率は19%を超える大ヒットを記録。他の作品同様にキャスティングを評価する声もあった他、あまり現実的でない世界観にもかかわらずその再現度の高さを称賛する声も多く上がった。ちなみに、本作は「がっかりした実写化映画」でも1位を獲得。それだけファンが多い作品ということなのだろう。《出演者たちがピッタリで演技も上手だった世界観を壊さずに上手く話数に収めてて最高だった!》《男優さん達が皆ピッタリのイメージだったので》《井上真央ちゃんがつくしにぴったり!》《松潤、小栗旬、がよかった》《お金持ちばかりが出てくる話でも、完全に再現されていて漫画の世界観そのままだったから》《主演の井上真央がかわいかったし、富豪の世界観もピッタリだった》今後、“花男”越えの実写化ドラマは現れるのだろうかーー。漫画の実写化から、目が離せない!【期待以上だった少女漫画の実写化作品】1位:花より男子(’05年ドラマ版)2位:花ざかりの君たちへ3位:君に届け(’10年の映画版)4位:NANA5位:俺物語!!6位:ホットロード7位:ハチミツとクローバー(映画版)8位:ひるなかの流星9位:ラブ★コン10位:アオハライド10位:青空エール10位:ヒロイン失格10位:となりの怪物くん調査日:2023年6月28日調査対象:15歳以上の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年07月02日青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!【『俺たちの朝』(日本テレビ系・’76~’77年)】鎌倉にて共同生活をすることになったオッス(勝野洋)、チュー(小倉一郎)、カーコ(長谷直美)の青春ドラマ。番組にちなんだ記念切符も発行され、江ノ島電鉄は史上空前の利益を計上。「『太陽にほえろ!』(日本テレビ系・’72~’86年)にテキサスとして出演していた勝野洋さんが“殉職”してから間もなく、同番組の岡田晋吉プロデューサーから呼び出されたんです。『“俺たちシリーズ”を勝野くんで1本作ってあげようと思う。小倉くん、勝野をスターにしてあげたいから手伝ってくれないか』と」こう振り返るのは、昨年、がんを患ったものの治療が奏功し、再スタートの気持ちで改名した小倉一郎改め、小倉蒼蛙(そうあ)さん(71)だ。『俺たちの朝』は江ノ電の極楽寺駅を舞台に、男性2人と女性1人の共同生活が描かれた青春ドラマ。「当時、江ノ電は廃線危機だったそうですが、ドラマが大ヒットし、江ノ電ブームにもなったので盛り返したようです」撮影現場にも多くの“追っかけファン”が押し寄せた。「3~4人の女のコのグループがタクシーに乗ってついてくるのですが、撮影スタッフとしては困るので『次は長谷寺です』と女のコたちにうそをついて、実際は七里ヶ浜でロケをしたこともありました。今思えば女のコたちがかわいそうですよね(笑)」■撮影現場に行くと台本にはなかったシーンがロケバスに揺られて鎌倉から東京へ帰ってくるのは、毎日、夜になってから。翌日も朝6時に出発だった。「勝野さんとは、睡眠時間を計算しながら、1年間、毎晩のようにバーで酒を飲んでいました。勝野さんは飲んでも変わらない人。あの人は熊本の阿蘇の人なんだけど、すごく朴訥で人懐っこい。だから石原裕次郎さんとか竜雷太さん、下川辰平さんなどの、『太陽にほえろ!』の錚々たる大先輩のなかで、かわいがられたのでしょうね」『俺たちの朝』のメイン監督を務めていた山本迪夫氏と小倉さん、勝野さんの3人で飲んだことがあったという。「山本監督は自分の子どものように勝野さんを育てたいから、厳しいわけ。酒席でも『勝野はどうのこうの』っていうから、僕が『飲んでいる席でやめなさいよ』って間に入ったら、監督がお怒りになってしまって……」次の日、撮影現場に行くと台本にはなかったはずのマージャン卓が用意されていた。「監督は僕がマージャンをやらないのを知っていて。マージャン牌を積もうとしても、ガラガラと崩れてしまってできないんですよ。すると監督は『小倉、ちゃんとやれ!』って怒るんです。こっちも『きったねえなあー』と言い返したり(笑)。僕にとっても、楽しい思い出の詰まったドラマでしたね」【PROFILE】小倉蒼蛙’51年、東京都生まれ。小学3年生から東映のエキストラとして映画に出演。’17年には初恋の相手であった女性と4度目の結婚。病気を機に、一郎から俳号としていた蒼蛙に改名した
2023年07月02日『ONE PIECE』の実写版ドラマが話題だが、近年実写化される漫画作品は増え続けている。それは少年漫画、青年漫画だけでなく少女漫画も同じ。少女漫画を原作とする作品では、今春もドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が公開されたほか、7月クールの新ドラマではSexy Zoneの菊池風磨主演で『ウソ婚』(カンテレ・フジテレビ系)が放送される。少女漫画は、大掛かりなアクションやバトルシーンを伴わない作品が多く、比較的実写化されやすいジャンル。しかし、どんなに人気のある作品であっても、実写化作品が必ずしも評価されるとは限らない。漫画の実写化は、どこでファンの期待を裏切るのか?今回は『少女漫画』を原作とした映画やドラマを対象に、「期待以上だった実写化作品」と「がっかりした実写化作品」についてアンケートを行った。今回は「がっかりした実写化作品」の結果を公表する。3位に選ばれたのは『NANA』。原作となった矢沢あいによる同名漫画は、パンクロッカーの大崎ナナと、素敵なお嫁さんになるのが夢の小松奈々というタイプの違う二人のナナと、二つのバンドをめぐり恋愛が繰り広げられる物語。少女漫画にもかかわらず“王子様不在”のリアリティを描き、多くの読者の心をつかんで離さなかった。現在では、累計発行部数5000万部を超える伝説的人気作品なのだが、’09年に21巻が発売されて以降新刊は出ず未完のままだ。中島美嘉と宮崎あおいのW主演で実写映画化されたのは、’05年のこと。中島美嘉が歌った主題歌「GLAMOROUS SKY」はオリコン週間チャートで2週連続1位を記録、2005年度年間ランキングでもトップ10入りする大ヒットに。しかし、原作愛の強いファンからは、”漫画の雰囲気と異なる””キャストのイメージが違う”などの声が寄せられた。また、続編の『NANA2』ではキャストが大幅に変更になったこともマイナス評価に。《出演者がイメージと違った》《キャストがしっくり来なかったから》《漫画とのイメージが少し違う感じがした》2位に選ばれてしまったのは『となりの怪物くん』。単行本の累計発行部数が710万部を突破する人気作品。冷徹でよい成績をとることにしか興味がない高校生の主人公・水谷雫が、隣の席の超問題児・吉田春と心を通わせていくという物語だ。‘18年の映画では、主役の二人を土屋太鳳と菅田将暉が演じたものの、このキャスティングへの評価が厳しいものに。演技はうまいが、“高校生に見えない”というものだ。また映画内で使用されるワイヤーアクションにも不自然だとの評価が。’12年にテレビアニメが放映されていたため“これで十分”とそもそも実写化に否定的というファンもいたようだ。《マンガの空気感と大きく異なっていたため残念だった》《内容が映画の尺にあっていなかった全体的に高校生に見えない》《アニメの出来が良すぎて実写化にそもそも否定的だったため》がっかりした実写化作品1位に選ばれてしまったのは、『花より男子』。セレブ高校に入学した貧乏少女・牧野つくしが、大金持ちの男子グループ「F4」などと対決しながら持ち前の“雑草魂”で奮闘・恋愛するストーリー。原作漫画の累計発行部数は6100万部をこえており、2023年には、「最も多く発行された単一作者による少女コミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定される超絶人気作品だ。‘95年にも内田有紀主演で映画化もされているが、今回不評だったのは’05年からのテレビドラマ版。主人公の牧野つくしを井上真央が、F4のメンバーは道明寺を松本潤、花沢を小栗旬、西門総二郎を松田翔太、美作あきらを阿部力が演じるという超豪華なキャスティング。実は本作は「期待以上だった作品」でも1位に選ばれているのだが、F4のキャスティングについて、絶賛する声とがっかりする声で割れてしまった。《やはり、これは漫画だから良さがあって、実写では、しらけてしまった》《俳優がキャラにあっていなかった》《俳優がイメージと違う》《F4が安っぽい》とはいえ、「期待以上」ランキングでも1位なうえに、この’05年の実写化以降、韓国、中国、タイと海外でもドラマ化されていることから客観的な評価が高いことは事実である。全体的に得票数の差が少なかった今回のランキング。人気作品ほど、原作キャラクターをどう”実写化”するか、で意見が割れやすいのだろう。【がっかりした少女漫画の実写化作品】1位:花より男子(’05年ドラマ版)2位:となりの怪物くん3位:NANA4位:ハチミツとクローバー(映画版)4位:花ざかりの君たちへ6位:桜蘭高校ホスト部7位:君に届け(’10年の映画版)8位:アオハライド9位:俺物語!!9位:PとJK調査日:2023年6月28日調査対象:15歳以上の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年07月02日「仕事と子育てのバランスを取るのが難しいことに悩んでモヤモヤしているときに、このドラマのお話をいただきました。原作を読み、家族がお互いを思い合って進んでいくところが心に響き、いっきに読み終えました。そしてミユキ役をやってみたい、挑戦したいという気持ちになりました」そう語るのは、現在放送中のドラマ『やさしい猫』(NHK総合・土曜22時~)で主人公の保育士としてひとり娘を育てるシングルマザー、ミユキを演じる優香(43)。物語はミユキがスリランカ人のクマラ(オミラ・シャクティ)と出会って家族になるものの、失業したクマラが在留資格を失って母国へ強制送還されることに。横たわっているのは入管法などの社会問題だ。「入管についてはニュースで聞いたことがあるなといった程度で、このドラマに携わるまではほとんど知りませんでした。物語のミユキさんとまったく一緒です。自分が関わることになり、いろいろなことを知っていきました」撮影現場に3歳になるお子さんを連れていくこともあったそう。「『連れてきていいですよ』と現場の方々が温かく迎えてくださいました。シリアスなシーンだとご迷惑をかけてしまうので、フェスティバルなど楽しいシーンのときに連れていきました。遠目に見ていた子どもも何か感じるものがあったようで、『ママ、かっこいい』と言っていましたよと教えてもらいました。子どももいい経験ができたと思いたいです」仕事と育児の両立について聞いてみると「全然できてないです」と苦笑いする。「私たちは不規則な仕事の夫婦なので、自分たちだけではどうにもならない。母や周りの人に助けてもらっているので、感謝しています」ドラマでは家族の愛が映し出されるが、撮影を通して「思いやりを持って接すること」の大事さを感じたと話す。「家族もそうですし、身近な人の思っていることをちゃんと聞いてあげる、そういう些細なことが大事だなと思いました。ミユキさんもクマラさんがいろいろなことを言いやすい空気にしてあげればよかったなと思うときがあった。毎日忙しいと会話がおろそかになってしまうので、なるべく時間を作って、お互いを思いやることが大事だなと思いました」
2023年07月01日《横浜1日目2日目ありがとうございました。楽しかった。また会いましょう》6月29日、自身のTwitterにこうつづったのはシンガーソングライターの米津玄師(32)。全国11都市をまわるライブツアー『米津玄師 2023 TOUR / 空想』が、6月28日、29日、7月1日、7月2日の4日間横浜アリーナで開催される公演でツアーフィナーレを迎える。連日、多くのファンを熱狂させる米津。そんな彼のライブ会場には多くの祝い花が届いていたが、中には“思わぬところ”からのものもあったようでーー。「6月28日に横浜アリーナで開催されたライブに、菅田将暉さん(30)やつんく♂さん(54)などから送られた祝い花に並んで、スタジオジブリの宮崎駿監督(82)と鈴木敏夫氏(74)から送られたものが飾られていました」(ライブに訪れたファン)宮崎監督の10年ぶりとなる長編アニメーション作品『君たちはどう生きるか』の公開が7月14日に控えているスタジオジブリ。プロデューサーの鈴木氏が“同作品ではプロモーション活動を全く行わない”と明言しており、予告編の公開や、声の出演者の発表なども一切行われていない。そういった状況で、送られた祝い花から推察するファンが。「ジブリの大ファンを公言している米津さんは`18年7月に放送された鈴木氏のラジオ番組で対談して以降、鈴木氏と親しいそうです。また’21年10月にスタジオジブリの公式Twitterで、“差し入れのアイスを頂いているところです”という文言とともに投稿された写真で鈴木氏が食べているアイスは、米津さんがコラボして制作されたものでした。米津さんからの差し入れだったのではないでしょうか。そんな米津さんと関係が深い鈴木氏と宮崎監督から映画公開直前のタイミングで送られた祝い花の写真をみて、『君たちはどう生きるか』で主題歌を務めるか、または声優として出演するのではないかと期待するファンも少なくないようです」(芸能関係者)SNS上では“匂わせ”から米津と『君たちはどう生きるか』とのコラボを予想する声が多数あがった。《ジブリの新作はまさかの米津ミュージック、ということ??》《ジブリ新作は米津玄師主題歌確定かと思ったけど、声優の可能性もあるのか。それはそれでめちゃくちゃ楽しみ》《ジブリが主題歌に米津とかそんな時代に迎合したことするかなぁ~、と一瞬思ったんですが、声優起用なら十分ありえるな、と思い直しました》《まってまってまって主題歌?????声優?????どっちもって線もある?!?!?!?》
2023年07月01日現在テレビ出演などを休止し、表舞台から姿を消している三浦瑠麗氏(42)。コメンテーターとして引っ張りだこだった三浦氏が消えたきっかけは、夫の三浦清志氏だった。投資会社「トライベイキャピタル」代表取締役である清志氏は「建設の見込みのない太陽光発電の建設計画を別の会社の代表に持ちかけ、出資金としておよそ10億円を騙し取った」として刑事告訴され、その後、業務上横領の疑いで逮捕・起訴された。当の三浦氏にも数々の“いわく”がーー。’19年7月、三浦氏のTwitter投稿によって「夫婦関係に関する投稿をされプライバシーが侵害された」として、テレビ朝日の社員が三浦氏を相手に起こした訴訟で、今年3月に三浦氏の敗訴が確定。原告は当時、「公に発言することの責任を、三浦さんには自覚してほしいと思います」とのコメントを発表していた。本誌も今年2月下旬の夜、夫ではない男性と腕を組んで歩いたり、タクシーの中で男性にしなだれかかる姿を目撃している。そんな三浦氏だが、気になる点が。それは、フジテレビの番組審議会に参加しているということだ。三浦氏は’19年4月から同会の委員を務めており、今年6月14日開催の「第528回 番組審議会」にも参加している。このことについては清志氏の逮捕から特に異論が噴出しており、SNSでは厳しい声がこう上がっている。《三浦瑠麗氏を番組審議会委員として平然と起用し続けるフジテレビ》《未だに三浦瑠麗氏を番組審議会の委員のままにしているフジテレビ。この人に何を審議してもらうの?》《フジテレビは何を考えているのでしょう。番組審議会のメンバーとして相応しいのでしょうか?》そこで、本誌はフジテレビに「三浦さんは7月の番組審議会にも参加しますか」「三浦さんが審議会の委員を続けていることを批判する声もありますが、見解は」「国際政治学者の肩書を掲げる三浦さんが番組審議会の委員に選ばれたのは、なぜでしょうか」といった質問状をメールで送った。すると、担当者はこう回答した。「三浦さんには、当社の番組審議会の委員として、番組や放送全体について貴重なご意見を頂いています。7月もその予定に変更はございません」テレビからいなくなっても、テレビの審議は続けていくようだ。
2023年07月01日「ハルはコミュニケーション能力が高くて、いつも自信に満ちあふれているし、どちらかというと不器用な僕とはかけ離れている部分ばかり」そう話すのは、主演ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系・金曜22時~)で天性の人たらしで世界一のワガママ男、ハル(天王寺陽)演じるSnow Manの目黒蓮(26)。一癖も二癖もあるハルは、目黒本人やこれまで演じてきた役柄とは一線を画すキャラクターだ。「ただ、常に上を目指して目標を達成していこうとする姿勢は、同じかもしれないですね。オファーをいただいたときから、今回の役は自分にとって大きな挑戦になるだろうと思っていました。守りに入るのは嫌なので、攻める気持ちを大切に頑張りたいです」謙虚で真面目なイメージが強い目黒だが、あえてハルのように“ワガママ”でいようとしている部分もあるのだとか。「自分の中で強く思っていることは、必ず周りにも言うようにしています。もともと自分の意見を言えないタイプだったんですけど、Jr.時代に友人からそれを指摘されたことがあって。このままくすぶり続けるくらいなら、自分を変えないと後悔すると思ったのがきっかけです」ハルは「1兆ドル=トリリオンダラーを稼ぐ」という野望に向かって、挑戦を続けていく。目黒自身も、大きな目標のために挑戦をしたことはあるのだろうか。「たくさん挑戦してきていると思いますが、いちばん印象的なのは’17年の『滝沢歌舞伎』。公演初日の前日に、けがをした出演者の代役を打診されて、とにかく無我夢中でセリフを覚えました。今思うと、あのとき自分は大きなチャンスをつかんだんじゃないかと思います。僕は、目の前のことを精いっぱいやることしかできないほうなんですけど、ハルはきっと、何がチャンスか事前に見極められるタイプ。それはすごくうらやましい」最後に、ハルと同じくらい大きな野望は何かと聞いてみると、意外な答えが。「僕の人生の最終目標は自然の中で自給自足の生活を送ること。農家の方や漁師さんをすごくリスペクトしていて、いつか自分でも挑戦してみたいんです。もちろん、簡単なことじゃないのはわかっていますけど、やっぱり憧れます。自分が食べられない分は、みなさんに買ってもらって、お金を稼ぐのもありかもしれないですね(笑)」
2023年07月01日コロナ禍が落ち着き、イベント開催なども増えた今年、結婚式を開くという人も多いだろう。この季節になると、意識するのが6月に結婚すると幸せになれるという言い伝え、“ジューンブライド”だ。ヨーロッパの古くからの伝承で、一説によるとギリシャ神話に登場する結婚や出産を司る女神「ジュノ」が守護する月が6月であることが由来だという。日本にも持ち込まれたこの風習に倣い、多くの芸能人が6月に結婚している。ジューンブライドは本当に幸せになれるのだろうか?6月に結婚した夫婦の行方を調べてみた。夫婦円満なジューンブライド夫婦といえば、まず浮かぶのが辻希美(36)、杉浦太陽(42)夫妻だ。’07年6月に結婚した二人は、今年で結婚16年目を迎える。4人の子供に恵まれ、昨年3月には白亜の大豪邸に引っ越すなど順風満帆だ。今年4月に『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演した辻は今の生活について「誰に何を言われようと幸せです」と語っていた。夫の杉浦も想いは同じなようで、昨年11月におむつのサブスクサービスのイベントに夫婦で登壇した際、「無言の時間も苦じゃないし、しゃべっていても楽しい」とラブラブぶりを明かしている。昨年3月に第一子を授かった清野菜名(28)と生田斗真(38)も幸せいっぱいのジューンブライド夫婦だ。’15年にドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)で共演したことをきっかけに交際を開始した2人は、’20年6月1日に結婚を発表した。同年10月に、本誌は友人を交えて生田と清野の誕生日を祝う食事会を開く二人を目撃している。一次会の後に、隠れ家的なバーで8時間近く二次会を愉しんだ二人は、店から出てきた際にはへべれけな様子だった。清野は放送中の『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)で、出産後初となる連続ドラマの主演を務める。生田も映画『渇水』での演技が評価されているほか、7月からは『警部補ダイマジン』で主役を務める。清野と生田はプライべートも仕事も絶好調だ。’19年6月に結婚し、ことし結婚4年目を迎えた蒼井優(37)、南海キャンディーズの山里亮太(46)夫妻。結婚してまもない7月下旬、本誌は2人のデート現場を目撃している。そば店で遅めのランチを終えた2人は、肩を組みながら商店街を散歩。時折、蒼井が山里の口に手を当ててじゃれ合うなど、どこまでも仲睦まじい姿を見せていた。山里は、5月に出演した「成田さん、極論ですが…!」(TBS系)で夫婦関係を尋ねられると、「うちはまだケンカがないもので」とコメントし、「僕が何もできない人なので、それに(蒼井が)ガッカリしてないんで」と夫婦円満の秘訣を分析していた。新婚のラブラブぶりは今も健在のようだ。残念ながら、6月に結婚するからといって誰もがうまくいくとは限らないようだ。’13年6月に結婚するも、’19年に離婚を発表したのは西山茉希(37)と早乙女太一(31)。‘12年5月に激昂した早乙女が西山を地面に押し倒すという“路上DV騒動”を起こすなど、結婚前から波乱万丈だった二人。後日、早乙女は謝罪会見を開き、西山と同棲していることを告白し、翌年4月に結婚する予定であることを発表した。結婚後も、しばしばテレビで早乙女の愚痴を漏らしていた西山。早乙女が何も言わずひとりで遊園地に遊びに行っていたときには大ゲンカとなり「子ども産んで初めてぐらいしっかり泣きました」と明かしていたほか、別の番組では早乙女が育児に協力しないことに対する不満を漏らす場面も。その結果’19年6月に離婚を選択した二人。その後も、早乙女が自宅に居座るなど、波乱は続いていたが、西山は昨年、格闘家の皇治との“路チュー”が報じられ再婚にも意欲的だそう。その時もやはりジューンブライドを選ぶのだろうか。
2023年07月01日「この春、婚姻届を出させていただきました。のんびりとやってまいります。今後ともよろしくお願いいたします」6月30日、報道各社へのFAXを通じて再々婚を発表した渡辺謙(63)。各メディアによれば、お相手は’13年に出会った21歳年下の女性だという。「2人は出会ってから1年後に交際をスタートさせ、約9年間にわたって関係を築いてきたそうです。渡辺さんは’19年11月に役者仲間や娘の杏さん(37)など約200名を招いた還暦パーティーを開き、パートナーとして女性を紹介していました。現在は長野県軽井沢で一緒に暮らしています」(芸能関係者)NHKの大河ドラマ『独眼竜政宗』(’87年)や『炎立つ』(’93年)で主人公を演じ、ハリウッドデビューとなった’03年公開の『ラスト サムライ』や’06年公開の『硫黄島からの手紙』で世界的に演技力が評価された渡辺。’14年にはアメリカで製作された映画『GODZILLA ゴジラ』に出演し、’15年のミュージカル『王様と私』で王様役を好演するなど現在も第一線で活躍している。一方、プライベートでは2度の離婚歴があり、最初の妻との間に俳優の渡辺大(38)と杏が誕生するも’05年3月に離婚が成立。9カ月後の’05年12月には、’03年1月放送のドラマ『異端の夏』(テレビ東京系)で共演した南果歩(59)と再婚した。しかし、’18年5月には南との夫婦生活にピリオドを打つことに。渡辺は離婚前の’17年3月に不倫が報じられ、同年7月に開いた記者会見で「自分で起こしてしまったことに関しては弁解の余地はない」と謝罪。一方の南は’16年に乳がんが発覚し、渡辺の不倫報道も重なって心身に大きなダメージを負った。南は本誌’22年12月27日号に登場した際、重度のうつ病を患っていたことを告白。「喜怒哀楽もない“無”のような状態で、未来のことなんてまったく想像もできない。奈落の底にいるような感覚でした」と、振り返っていた。■「傷が癒えるのはもっと時間が必要だと思います」そんな南は離婚に至るまで、“二重生活”を続ける渡辺に複雑な胸中を抱えてきた。離婚協議中だと報じられた’18年1月、本誌の直撃に離婚協議中であることを否定した上で、渡辺との話し合いが実現していないことを明かした南。その理由について、「いま、彼は『西郷どん』の仕事で九州にいますし、忙しいでしょうからね。そんなときに、いろいろ物事を進めるわけにはいけませんよ」と気遣いを見せていた。記者が「どこかで自分を裏切った渡辺さんを憎む気持ちもありますか?」と問いかけると、少し沈黙したのちにこう語った。「……もちろん縁があって夫婦になったわけですから、(憎むとか)そういった言葉は、やっぱりいまも使えません。繰り返しになりますが、彼にはしっかりとお仕事をまっとうすることだけを考えて欲しいと思っています」彼女は離婚の危機にありながらも、常に渡辺を尊重していたのだ。しかし、4カ月後には離婚が成立することに……。当時、Twitterで離婚を報告した南は、《出会いから16年、様々なことを学びました。そしてこの1年は、自身の生き方を見つめ直す時間を与えられました。これからは曇りのない笑顔で、私らしく歩んで参りたいと思います》と綴っていた。だが、気持ちが吹っ切れるには時間がかかったようだ。離婚して2カ月経った’18年7月下旬、南は本誌の直撃にこう語った。「おかげさまで仕事も再開しました!でも、(心の)傷が癒えるのはもっと時間が必要だと思います。もう、一生癒えないかも……」当時は早くも渡辺に“再々婚報道”が飛び出していたが、そのことについて問うと彼女はしばらく絶句。「まったく知りませんでした……。とはいえ、もう自由じゃないですか。祝福するまでには至ってないですけど(笑)」と、複雑な表情を浮かべていた。各メディアによれば、30日に舞台『これだけはわかってる』の公開ゲネプロと取材会に出席した南は、渡辺の再々婚について「びっくりしました」とコメント。その上で、「私にとっては過ぎ去った季節のことなので。まずはおめでとうございます」と祝福したという。辛い時期を乗り越え、今は新しい人生を謳歌しているはずだーー。
2023年07月01日「結婚したからには幸せになってほしい」こう語ったのは南果歩(59)。6月30日、舞台「これだけはわかってる~Things I know to be true~」の取材に登場し、同日に再々婚を発表した元夫の渡辺謙(63)を笑顔で祝福した。渡辺はこの春、婚姻届を提出したことを報道各社向けの文書で発表。お相手は21歳下の女性だという。「2人が出会ったのは13年夏ごろで、約1年後に交際を始めたそう。しかしこの頃渡辺さんは南さんと結婚していました。今回再々婚した女性との不倫を17年3月に『週刊文春』が報じましたが、この当時南さんは乳がんの治療中だったこともあり、世間に大きな衝撃を与えました」(スポーツ紙記者)渡辺と不倫相手との結婚に「誰もが幸せになるために生まれてきた。私はもう同じ時間を過ごす人間ではないですけど、過ぎ去った季節なので、おめでとうという気持ちです」ともコメントした。渡辺の不倫報道もあって、重度のうつ病を患ったという南。しかしその当時から、南は本誌の取材に気丈に振舞っていたーー。不倫報道後、渡辺とは別居していた南。離婚に向けた話し合いが始まっているとも報じられたなか、南は話し合いが実現していない理由について本誌の取材に「いま“彼”は(『西郷どん』の)仕事で、九州にいますし、忙しいでしょうからね。そんなときに、いろいろ物事を進めるわけにはいけませんよ」と答えていた。その後も、何度か本誌の直撃に対応してくれた南だったが、自身の不安な気持ちを吐露することはあっても、渡辺を直接責めるような言葉を使うことはなかった。不倫で裏切られてもなお、明るく振る舞い、渡辺を気遣い続けた南。そして、再々婚にもエールを送った南に対して、SNS上では賞賛の声が続出している。《果歩さんの大人のコメント素敵です。果歩さんがまず幸せになりますように、祈っています!》《自分は相当傷ついただろうに、他の誰も傷つけない大人の対応。素晴らしいです。》《この人は本当に大人なんだね。私ならノーコメントとしたいけど口からこんなコメント出せるなんて凄いとしか言えないし見習いたい》
2023年06月30日米国の月刊誌『The Atlantic』には、読者からの相談に専門家が答える「Dear Therapist(セラピストさんへ)」というコーナーがある。こちらに寄せられた、ある母親からの質問が話題となっている。「今30歳の娘に、実の父親は兄で、父は祖父だったと伝えるにはどうしたらよいでしょうか」相談者は2人の子を持つ男性と結婚。彼女自身も”子どもが欲しい”と望んでいたが、すでに夫はパイプカット手術を受けており、元に戻すことはできなかった。そこで、夫の連れ子である義理の息子に精子ドナーになってもらったという。「それが最善の策だと思ったんです。私たちの子どもは夫の遺伝子を受け継ぐことになりますし、義理の息子の健康状態や性格、知能もわかっています。彼も協力すると言ってくれました」という相談者。そんな経緯で授かった娘ももう30歳となり、打ち明けなければと思いつつも、「私も夫も戸惑っていますし、不安です」と悩みを綴っていた。これに対し、心理療法士の資格を持つコラムニスト、ロリ・ゴットリーブ氏が回答。「あなたの娘さんには、向き合わなければならない真実が2つあります。1つはもちろん、兄が父親だったということ。そして自分の親だと思っていた人たちが、30年間も自分を騙していたということです」と鋭く指摘した。そして「まず、謝る前に、できるだけ単純明快に事実を述べることが肝要です。その際、言い訳をしてはいけません。最初から真実を話さなかったことについての全責任を取る、という姿勢を見せましょう。その後の会話では、できるだけあなたは話さず、娘さんの思いを優先させることが大切です」とアドバイスした。この『The Atlantic』の話題を取り上げたMail Onlineのコメント欄には、「打ち明けるべきではない」という意見が多く寄せられていた。《話してしまったら、娘の人生は破壊される。残りの人生は欺瞞によって歪んだ日々を過ごすことになってしまうだろう》《なぜ30歳まで隠していた?信じられないくらい愚かな母親だ》《そんな事実は墓場まで持って行くべきでは》
2023年06月30日今年デビュー40周年を祝したワールドツアー『ザ・セレブレーション・ツアー』を7月からスタートさせる予定だった世界の歌姫マドンナ(64)が、ニューヨークで意識不明の状態で発見されたことが6月28日に発表された。現地メディアの報道によると、マドンナは救急搬送され集中治療室(ICU)に入院。深刻な細菌感染のため少なくとも一晩は気管挿管されるなど危険な状態だったという。29日には、退院してニューヨークのアパートに戻り、回復に向かっていることも明らかになった。公式ウェブサイトによると、40年にわたるキャリアを振り返る大規模なワールドツアーは全84公演で、ほぼ完売となっているが、7月15日から始まるツアーは当面延期するという。マドンナといえば、近年は“激変した風貌”に関する話題が相次いでいた。今年1月にワールドツアーに向けてInstagramの投稿は一掃されたものの、過激な下着姿や20代にしか見えないシワひとつない近影を載せたかと思えば、眉毛もアイメイクもほとんどしていない無表情の動画を投稿するなど、SNS上で奇妙な投稿を連発。《正直ちょっと怖い》《マドンナはどこ?》などと、ファンやマスコミを騒がせてきた。現在もTikTok上ではそれらの投稿を見ることができる。さらに今年2月には、マドンナがネットでの“外見批判”に激怒する事態も。第65回グラミー賞受賞式で、マドンナが「最優秀ポップデュオ/グループ・パフォーマンス」のキム・ペトラスとサム・スミスを紹介するスピーチを行った際、ステージ後方のスクリーンに過去のマドンナの写真が投影されていたため、Twitterには《一体マドンナの顔に何が起こったの?》《顔いじりすぎ》《誰だかわからない》などと、現在の彼女との違いに驚愕する声が多数投稿されたのだ。これにマドンナは翌日Instagramで反論。《アーティストの勇気に感謝する、とスピーチで私が言ったことよりも、人々は誰の顔でも歪んでしまうようなプレスカメラマンの長いレンズで撮られた私の顔のアップについて話すことを選んだ!!》と長文で怒りをあらわにし、下記のように締めくくった。《私はこれまで、自分のクリエイティブな選択や自分の見た目、服装について謝罪なんてしたことはないし、これからもするつもりはない。私はキャリアを積み始めたときからメディアにコケにされ続けてきたけれど、これは全て試練だと理解しているし、私の後に続く女性たちが今後もっと楽に生きられるなら、私は喜んで先駆者になる》年齢など関係なく“マドンナらしく”生きてきた彼女の回復を祈るばかりだ。
2023年06月30日