女性自身がお届けする新着記事一覧 (22/893)
5月23日、今注目を集める8人組コントユニット・ダウ90000の吉原怜那(23)がInstagramのストーリーズを更新。スタイル抜群の水着姿を公開し話題を呼んでいる。‘20年に旗揚げされたダウ90000。吉原はその最年少メンバーで、現役女子大生で東京大学落語研究会に所属するという一面も持つ。Tポイントから名称を変更したVポイントのCMにも出演中で、《VポイントCMの子、顔がどストライク》《ヤバい、めっちゃかわいい》と注目を集めていた。そんな吉原が、5月24日発売の写真週刊誌「FRIDAY」6月7・14日合併号でグラビアに初挑戦したという。吉原は、23日にInstagramストーリーで黄色の水着姿をアップ。《明日発売のFRIDAY様にグラビア載ってますデジタル写真集も出るみたいマジでよろしくお願いします》と投稿。さらに、浜辺に寝そべる写真をアップし、《これ3月上旬の鎌倉!!!グラビアアイドルってすげぇ!》と撮影を振り返った。『吉原怜那SEXY90000!!』と題した3冊のデジタル写真集も同時に発売するという吉原。自身のXに《あなたが買って見てくれることで断酒フルスクワットの日々が報われる》とも綴った。これまで披露したことのなかった吉原の水着姿にX上ではファンも驚きの声を上げている。《これはかわいすぎるかも》《れなちょ!!綺麗すぎる!!!!!》《あまりにもいい女すぎるって》《ダウの吉原さん、美人な上に面白いし大喜利強いしおまけにスタイルまでいいって最強すぎない?》
2024年05月24日結婚式を大々的に行う文化があることで知られるインドで、儀式の最中に悲劇が起こった。インドのニュースサイトWIONなどが報じている。それは、インド北部ウッタル・プラデーシュ州で今週はじめに行われた結婚式でのことだった。花輪を交換する「ヴァルマーラ」と呼ばれる儀式の後、新郎が新婦にキスをしたところ、新婦の親族が激怒。新郎の親族に詰め寄って口論となった。しだいに諍いはエスカレートし、新婦側の親族が棒を持ってステージに上がり、新郎側の親族に殴りかかったことで大乱闘に発展。警察が呼ばれる事態となってしまった。両家の7人が拘束され、新婦の父親を含む6人が負傷して病院に運ばれた。ABP LIVEによると、乱闘に関係した6人は公共の平和を乱した罪に問われ起訴された。新婦側は、「新郎が無理矢理キスをした」と主張し、新郎側は「新婦がキスをせがんだ」と反論しているという。騒いでいるのはあくまでも乱闘を起こした親類縁者のみで、当の新郎新婦は結婚をやめるつもりはないようだ。地元メディアによれば、村の長老たちが両家の間に入り協議を行い、後日式を仕切り直すことが決まったという。
2024年05月24日星野源(43)の“不倫疑惑”を連想させる投稿がXで拡散したことを受け、即座に否定する声明を発表した大手芸能事務所「アミューズ」。騒動の発端は5月22日夜に、暴露系インフルエンサー・滝沢ガレソ氏が“ある疑惑”を投稿したことだった。「ガレソ氏は“超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手がNHKアナウンサーと不倫し、その情報をキャッチした週刊誌に男性歌手の所属事務所が10億円を支払って揉み消した”という内容を記し、情報提供を呼びかけました。実名は挙げていませんでしたが、瞬く間に“不倫をした男性歌手は星野さんでは”との噂が駆け巡ったのです」(スポーツ紙記者)星野が所属する「アミューズ」の法務部は、ガレソ氏の投稿から約6時間後の23日深夜にXアカウントを更新。ガレソ氏の投稿に言及した上で、《星野源に関してそのような事実は一切ありません。また、当社が記事をもみ消したという事実も一切ありません》と真っ向から否定した。さらに《当社所属アーティストを名指しし、あるいは名指ししなくても、当社所属アーティストであることが分かるような情報を示して虚偽の事実を摘示、投稿することは名誉毀損その他の違法行為に当たります》と注意喚起し、発信者に対して法的措置を検討する方針を示している。同日には星野本人もInstagramのストーリーズ機能で所属事務所の声明を引用し、《上記の投稿のように、いまSNSやインターネット上などで噂されている件に事実は一切ありません。事実無根です》と明言。妻の新垣結衣(35)も自身のXアカウントのプロフィール欄に、《いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません》と追記した。■騒動後もガレソ氏の態度が波紋「ポスト消さないの?」「謝罪しないのか?」そうしたなか、さらなる波紋を呼んでいるのはガレソ氏の態度だ。大きな騒動に発展したにもかかわらず、謝罪はいまだなし。また問題視された当該投稿は一時“削除された”との声も上がっていたが、現時点ではガレソ氏のタイムライン上で閲覧可能だ(24日16時現在)。さらに「アミューズ」が声明を発表した直後もネットの話題を取り上げ、「オススメ記事」を紹介するなど“通常運転”を続けている。いっぽうで「アミューズ」法務部は23日夕方にもXを更新し、再度注意喚起を行なっていた。“SNSで名誉毀損となる内容をリポストすることも違法”との判決が下された事例を紹介し、《SNSのご利用に際しては、名誉毀損ツイートをリツイート(現在の「リポスト」)することにより法的責任が発生することもあるということについてもご認識いただく必要があるといえます》と主張。それだけでなく、《SNSへの書込みやDMで誹謗中傷を繰り返す行為は迷惑防止条例で定められる「つきまとい行為」に該当する場合もあります》とも呼びかけた。だがガレソ氏は、警鐘を鳴らす「アミューズ」を“煽る”投稿もしていたようで……。「アミューズ法務部が2度目の声明を出した数時間後には、ガレソ氏もXを更新していました。その投稿には『ありがたいお言葉』と綴ったハッシュタグを添え、自らを擁護する知人とのやり取り、その知人のポストのスクリーンショットを掲載したのです」(WEBメディア記者)今もまだ“憶測投稿”を削除せず、平常運転を続けているガレソ氏。その無反省な態度に、Xでは驚きの声だけでなく改めて批判する声が相次いでいる。《滝沢ガレソこのポスト消さないの?消さないとやばくねーか? 》《ガレソはアミューズに謝罪しないのか?》《まだ消していないってことは余程自信があるのか、または自らのプライドがそうさせないのか》
2024年05月24日各地で「相乗りタクシー」のサービスが広がっています。相乗りタクシーとは、見知らぬ方と同乗して、それぞれの出発地から目的地まで送ってもらうサービスです。配車アプリなどで予約すると、人工知能(AI)が目的地の近い利用客をマッチングします。国土交通省が認可して2021年11月から運用が始まりました。最大のメリットは、料金が単独での乗車より安いことです。たとえばAさんとBさんの相乗りで、Aさんが15Km、Bさんが10Km乗車したケースでは、合算走行距離25Kmに対してAさんは15Km÷25Km=60%、Bさんは10Km÷25Km=40%の乗車と考えます。全行程のタクシー料金が5千円なら、Aさんは5千円×60%=3千円、Bさんは5千円×40%=2千円。乗車距離に応じた“割り勘”です。料金は、マッチングが決まり予約が完了した時点で確定します。「いくらかかる?」という不安がないのもうれしいですね。加えて、運転手不足を補うこと、走行台数が減って環境への負荷が軽減される点もメリットでしょう。東京都心部では午後8時から午前6時までJR東京駅の半径20Km以内で、相乗りタクシーが利用できます。料金は最大半額です。 大阪市でも2024年3月まで実証実験が行われましたが、料金は最大4割引き。運行は午後11時から午前2時までと、夜間のタクシー不足の解消が目的でしょう。■国が進めるのが「ライドシェア」。6月に全面解禁かまた、横浜市には子どもの送迎専用の相乗りタクシーがあります。親が送迎できないから習い事をあきらめる子どもを減らそうと、スタートアップ企業のhabが運営します。料金はスクールによりますが、片道500円という水泳教室も。乗客は小学生だけなので安心です。いっぽう、いま国が進めているのが「ライドシェア」です。ライドシェアは、客を乗車させるための第二種運転免許を持たない一般の運転手が、自家用車を使って有償で顧客を送迎すること。東京23区など国がタクシー不足を認めた地域で夜間などに限り4月からサービスが始まっています。日本では、ライドシェアの運転手はタクシー会社の試験などを受けて所属する必要があり、運行管理もタクシー会社が行います。利用料金はタクシーと同じです。そのためか、ライドシェアが急激に増えることもなく、いまのところ事故などの情報もありません。 ただ不安はぬぐえません。6月に国が全面解禁などを判断するようですが、時間をかけて安全性を検証してほしいと思います。となると、やはりプロの運転手、相乗りタクシーが安心でしょう。広島県三次市は、バス停や鉄道駅などから700m以上離れた地域に住む方に、相乗りタクシーの利用に使える「相乗りタクシー利用助成券」を配布しています。公共交通機関の少ない地方の“生活の足”として、割安に利用できる相乗りタクシーが身近になる仕組みを、自治体には模索してほしいです。
2024年05月24日5月22日、元子役の鈴木福(19)が、アイドル活動を行う妹・鈴木夢(17)のInstagramに登場。ダンス姿が話題となっている。夢は《Da-iCEさんの「I wonder」お兄ちゃんと踊りましたっ!》とダンス動画を投稿。身近にDa-iCEのファンがいるとして、《実は私、9年くらい前からDa-iCEさんを知ってるんです!!》と明かした夢。《何度か生でもパフォーマンスを見たことがあるのですが、とても迫力のあるかっこいいグループという印象です!あとMCが面白い!笑》とDa-iCEを絶賛。そして《サビの部分もお兄ちゃんと練習中です!笑難しいけど、踊れたら絶対かっこいいんだよな〜》と目標を語っていた。女優として活動している夢だが、昨年12月よりダンスボーカルユニット『PINK PRETZEL』のメンバー「meyu(メーユ)」としても活動を開始。SNSにも頻繁にダンス動画をアップしている。兄弟仲は良いようで、夢のインスタグラムにはたびたび福が登場。5月5日の「こどもの日」には《小さかった私たちお兄ちゃん来月で20歳ってほんと?びっくりびっくり》と、幼い頃の家族写真を投稿していた。福は昨年4月に大学進学し、来月で20歳を迎える。妹と顔を見合わせ仲睦まじく踊る姿に、コメント欄では絶賛の声のほか、「顔がそっくり」と驚きの声も寄せられていた。《福くんかっこいい》《めっちゃそっくり笑》《可愛かった福くんが今はカッコいい》《ほんとこうやってみるときょうだい似てますねー!》《それにしてもそっくりやな。そりゃ兄妹だもんね。仲良きことは美しい》
2024年05月24日タレントで歌手の“あのちゃん”ことあのが5月23日、自身のYouTubeチャンネルで初のスキンケア動画を公開し反響を呼んでいる。「今日はスキンケアを初めて紹介していこうと思う」とあのちゃんが登場。ファンから「スキンケアを知りたいとの要望があった」といい、今回の動画に踏み切ったという。スキンケアの工程はクレンジングから始めるという。サンリオのキャラクター・バッドばつ丸のヘアバンドを装着するも、やはり「見せたくなった」と前髪の両サイドをケロロ軍曹のキャラクターのヘアピンで止め直したあのちゃん。まずはクレンジングオイルを顔に塗ってお湯でしっかりと乳化し、洗面台で洗い流した。固定カメラの画面下が洗面台なので洗っている姿こそ見えないが、洗い終わると“完全”にすっぴんとなったあのちゃんが画面に現れる。そこからミストを吹きかけ、化粧水を「普段は使っていない」というコットンに染み込ませ顔に貼り付ける。その後も次々と素肌にクリームやバームなどを塗り込んでいく。最後に目元用の美容クリームを塗り込んで「スキンケア終わりました〜」と画面が切り替わると、水分も油分もたっぷり塗った“艶々”素肌の接写が映って8分ほどの動画は終了する。毛穴ひとつ見当たらないほどのツルツル肌のあのちゃんのすっぴん姿にファンは悶絶。コメント欄は絶賛する声で溢れた。《肌綺麗すぎる…なんて可愛いんだ》《今までに見た人類の中で1番肌綺麗》《うわぁ、すっぴんえぐ綺麗…そしてめちゃんこ可愛い》《すっぴん綺麗やし肌も白くてつるつるで美しすぎる…忙しいのに美容毎日心がけてるのが伝わってくる…》《近くでカメラ越しに見てもこんなにきめ細かくて毛穴もない真っ白で綺麗な肌を保つためにやっぱりたくさん努力してるんだなぁすごすぎるよ》
2024年05月24日「ハチやゴキブリなどの害虫や、ネズミなどの害獣を駆除してもらう『害虫・害獣駆除サービス』にまつわるトラブルが、近年、急増しています。全国の消費生活センターに寄せられる相談は、2023年度は2千300件近く、前年比で約1.5倍にも増加したため、国民生活センターも注意喚起しています」こう話すのは、防犯アドバイザーの京師美佳さん(以下「」内同)だ。「自宅に害虫が出て、ビックリして慌ててすることが『スマホ検索』という人は、どの世代にも多い。 『料金500円』などという格安業者のページを見て依頼し、法外な料金を提示されるといった消費者トラブルが多発しているんです」京師さんによれば、狙われる筆頭は、お年寄りと若者だという。「お年寄りは在宅率が高く、害虫に出くわす頻度も高い。昔のように近所の業者を電話帳で探すのと違い、いまはスマホ一台で見知らぬ業者を呼びよせてしまうんです」そのスマホ検索に落とし穴が。「『ゴキブリ』『駆除』などで検索したとき上位表示されるものが信頼できるわけではありません。上位表示は、業者がある程度のお金を支払えば可能なことなんです」一方、若い世代が狙われるのは、一人暮らし経験が浅いためだそう。「これまで保護者がしてくれていたことを、自分でする必要がある。害虫が怖い若者も増えています。いまは18歳でクレジットカードを持つこともできますし、悪徳業者に狙われやすい存在なんです」■ゴキブリは3万円、スズメバチは5万円程度が相場では実際の害虫駆除トラブルにはどんなケースがあるのだろうか。全国の消費生活センターに寄せられた相談内容をもとに構成した、4つの事例を紹介する。【事例1】ネットで「500円」業者に依頼するも高額で……(20代女性)深夜のゴキブリ出現にパニック、ネットで「約500円~」という広告を見て電話。「料金は1万円くらいになる」と言われたが、来た作業員には、約10万円の見積書と契約書を手渡された。「仕方ない」と思ってクレジットカードで支払ってしまった。翌日、管理会社の委託業者に見てもらうと「その業者は相場よりかなり高い」と……。【事例2】勝手にどんどん進めて高額請求(30代女性)深夜、ベッドの周りにゴキブリ。「約500円、追加料金なし」というサイトに電話。「基本料金約5千円」と言われ不審に思ったが依頼。訪問した作業員は「ゴキブリの卵もあった」「放置すると増えるので徹底的にやったほうがいい」「総額約15万円くらいになる」といってどんどん作業を進めてしまう。 中断を申し出てようやく中断してもらったが「作業した分の料金は払ってもらう」と約7万円請求された。払うよう強く脅され、ネットバンキングを使って支払った。【事例3】「ハチに刺されて死ぬ」と言われ100万円で契約(50代女性)庭に大きなスズメバチの巣を見つけ、サイト上で簡易見積もりしてもらうと「約700円~」と表示され依頼。実地調査では「このままではハチに刺されて死ぬ」「近所の人が刺されて死ぬと裁判になり大変な費用がかかる」と約150万円を請求されたうえ、「いまなら約100万円にする」などと言われたため、その場で契約してしまった。【事例4】クーリングオフを申し出たが「できない」と(50代女性)ネズミ駆除で「1軒5千円~」とネットに記載がある業者に見積もり依頼。「約13万円」と言われたが、不安が勝り、頭金5千円で作業してもらった。後日、別業者に見てもらうと、「素人の作業ではないか、約13万円は高額だ」と言われた。電話したが「クーリングオフできない」と言われてしまった。では、私たちは悪徳業者に対し、どんな対策を立てればいいのか。前出の京師さんに、国民生活センター相談情報部・樋口雄大さんと加藤良太さんが加わって、対策4カ条を教えてくれた。【1】極端に安い価格に注意「『基本料金500円』と書いてあっても、現場を見ないと業者にも料金はわかりません。少なくとも3桁台の料金表示には注意しましょう」(樋口さん)【2】複数業者から見積もりを取る「複数の業者から相見積もりを取れば、駆除の相場がわかってきます。しかし緊急時には慌ててしまいがちですので、何もない平常時に相見積もりを取っておくこと」こう話す京師さんが害虫別の駆除の相場を教えてくれた。(地域差などがあるため相見積もりを取ること)「毒性が弱いハチなら2万円程度、毒性の強いスズメバチは5万円程度。ゴキブリは3万円程度、ダニは10万~15万円程度です。 ネズミは5万~10万円程度。そしてシロアリは、床下や天井などの違いや家の大きさでも変わりますが、3万~15万円程度となるでしょう」【3】クーリングオフを利用「訪問販売の場合、契約書面を受け取った日から数えて8日以内ならクーリングオフ(無条件での契約解除)が可能です。作業が完了していても、作業の途中であっても、クーリングオフの対象になりえます」(樋口さん)「クーリングオフ期間を過ぎても、解約できる場合もあります」(加藤さん)【4】すぐ消費生活センターに相談「少しでもおかしいと思ったら、自分だけで抱えず家族や友人、知人に相談を。全国共通の消費者ホットライン『188(いやや!)』にも電話しましょう」(樋口さん)目の前の害虫より、コワいのが悪徳業者だと肝に銘じておこう!
2024年05月24日1985年に発生した「日本航空123便墜落事故」のボイスレコーダー等開示請求裁判で、最高裁判所が上告棄却および上告受理申立の不受理を決定したことがわかった。最愛の夫・雅男さん(享年45)を同事故で失った原告・吉備素子さん(81)が、5月23日午後に東京で行われた記者会見で明らかにした。「最高裁の結果は、とても残念な形になってしまいました。しかし、夫を失った39年前には、このように真実を追求するために裁判できるなどと思ってもみませんでした。上告棄却となりましたが、これではあきらめきれません。なぜ、あのような事故が起きて、なぜ、夫を含む520人もの尊い命が犠牲になったのか、その事故原因を、これからも追究していきたいと思います」1985年8月12日18時56分に、群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落した羽田発大阪行き(ボーイング747)には乗員・乗客524人が登場していたが、生存者はわずか4人。犠牲者520人という単独機世界最大の大惨事にもかかわらず、発生から36年間、日本では一度も裁判が行われてこなかった。そんななか吉備さんは2021年3月、日航に対して民事訴訟を東京地裁に起こしたが、同年10月13日に地裁は請求を棄却。その一審判決を不服として控訴するも、’23年6月1日に棄却。そして、その控訴審判決を不服として、上告および上告受理申立を行っていたのだが、最高裁は今年3月28日付で上告棄却および上告受理申立の不受理を決定したのだ。「これによって、本件訴訟は終結しました。『なぜ夫がこの事故で命を失わなければならなかったのか、納得できる原因を追究したい』という吉備さんの望みに、司法が応えることはありませんでした」代理人の三宅弘弁護士は、苦渋の表情でそう語った。同事故は発生直後から、日航による事故原因の説明はなく、運輸省(当時)事故調査委員会による’87年の事故調査報告書で《ボーイング社の修理ミスが原因で後部圧力隔壁が破壊、急減圧が発生し、垂直尾翼が吹き飛ばされたことが原因》とされ、以後の調査は打ち切られていた。他の遺族も含めて何度も訴訟が準備されたが、刑事事件としての告訴は不起訴処分に終わり、32件あった損害賠償請求はすべて和解となり、真相究明から遠ざかるばかりだった。しかし事故調査報告書には「付録」があり、それが2013年に国土交通省ホームページで公開されていたことが、のちにわかった。その116ページには事故機の垂直尾翼の部分に「異常外力の着力点」として黒丸がマークされており、報告書で結論された原因「圧力隔壁の破壊」に対して疑問が広がったのだ。吉備さんは憤りを隠さない。「日航や国の対応は当初から辻褄が合わず、おかしな点ばかり。国も日航も、何か隠している気がして、疑問を持ち続けていました。真相を追究するためには、日航が保管しているボイスレコーダー、フライトレコーダーの音声を聞くしかないと」股関節に持病があり、車椅子が必要なほどの吉備さんが、齢80にして立ち上がった裁判だったが、2023年の控訴審判決の棄却理由を要約すると、(1)ボイスレコーダー等の内容は、事故調査報告書に添付され公開されているため、開示の必要はない(編集部註=同報告書で公開されたのはボイスレコーダーの全部分ではなく、抜粋と思われる書き起こしのみで、音声はなし)(2)かつて吉備さんと日航等とのあいだで成立した和解(前述)は、同事故についてのすべての請求権を消滅させるものだから、ボイスレコーダーの請求権もないそして今回、最高裁で上告棄却と上告受理申立の不受理が決定したのである。「異常外力着力点(前述)に加えて、上野小学校の児童の文集など新証拠が続々見つかり、報告書の矛盾が多く出てきています。それなのに、裁判では『報告書に書いてあるからボイスレコーダーの開示は不要』とされてきたんです」そもそも「異常外力着力点」という表記が注目されたのは、報告書の付録の存在を指摘した青山透子著『日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす』(河出書房新社)が出版された2020年以後であり、吉備さんたちが請求権を放棄したとされる「和解」は20年以上も前に結ばれていたものである。最近になって新しい証拠が、しかも報告書から出てきたわけで、本来、報告書は再検証されてしかるべきなのだが、裁判所は新しい証拠より20年も前に結ばれた取り決めを優先させたということになろう。しかしいま、吉備さんは、気丈に前を向こうとしている。「今月6日に転倒してしまい、主治医から『2週間の安静』と言われていたんです。でも『今日はなんとしても』と起き上がって、みなさまへの報告に上京しました。天国の夫には、今日の時点では『残念な形でした』と報告するしかありません。なんだか、夫に頭をコツンとされたような気もするんですが、できるだけのことを、これからも頑張りたいと思います。そのとき初めて『もういいよ』と言ってくれる気がして……」次なる策は「これから考えていきたい」としながらも、以下のような思いを抱いている。「みなさんのご協力でここまで来たけれど、これであきらめきれません。本当の事故原因を明らかにしてほしい。私は、生後3カ月のときに父がニューギニアで戦死しておりますので、顔も覚えておりません。戦争で父を奪われ、夫があのような形で奪われ、今度は、子や孫たちを奪われてしまうかもしれないという恐れを持っています。それを防ぐために、孫たちの未来のためにも、国に訴えるのか、事故調(国土交通省)に原因究明を願い出るのか、できる限りの方法で、事故原因を明らかにしたいです」(取材・文:鈴木利宗)
2024年05月24日5月23日、俳優の清原翔(31)が自身のInstagramを更新。そこで公開した“近影”にファンからは喜びと歓喜の声が相次いでいる。『MEN’S-NON-NO』の専属モデルとしてブレイクし、大学卒業後に俳優デビューすると、確かな演技力が評判を呼び、NHKの連続テレビ小説『なつぞら』や映画『ファーストラブ』など数々の人気作品に出演。しかし、今後のさらなる活躍が期待されるなか、’20年6月に感染症心内膜炎による脳出血を発症し、緊急手術を行うことに。当時出演を予定していたドラマを降板するなど、俳優としての活動は白紙となった。その後’21年2月に清原の所属事務所は、複数回の手術を経て体調も安定し、復帰に向けてリハビリに取り組んでいることを発表。今年2月3日には、清原本人がInstagramで、《復帰に向け頑張ってます!》と、節分にかけて鬼の仮面を被った写真とともに近況を報告していた。それから約3カ月ぶりとなった今回の投稿では、《守屋とホラちゃんが遊びに来てくれました約4年ぶり楽しかったー30オーバーでヒゲ解禁》という文章とともに、『MEN’S-NON-NO』でともに専属モデルを務めた守屋光治と知人女性の自撮り風写真をアップ。写真には、ピースをする守屋と知人女性とともに、笑顔の清原の姿が。療養前は綺麗なパーマが印象的だった清原だが、今回の写真では髪を後ろで結び、口元と顎にはヒゲもたくわえられていた。清原が自身の近影をInstagramで公開するのは約4年ぶりで、病気療養後は初となる。久しぶりに公開された清原の元気な姿にInstagramのコメント欄ではファンから喜びの声が並んだ。《元気そうで何よりです!》《きよたんおひげがワイルドでビックリ!!笑顔でめちゃ嬉しいです》《キヨたん、笑顔の写真投稿してくれてありがとう!!待ってるよー》
2024年05月24日「木村さんと天海さんの初共演という話題性に加え、ヒューマンドラマであると同時にサスペンスの要素が視聴者をひきつけ、回を追うごとに注目度が大きくなっています」(スポーツ紙記者)今クールの連続ドラマで話題を呼んでいる作品の1つが、木村拓哉(51)主演のドラマ『Believe―君にかける橋―』(テレビ朝日系)だ。木村が演じているのは、橋づくりに情熱を燃やす主人公・狩山陸。思わぬ困難に見舞われながらも、狩山が“再生の道”を模索するというヒューマンドラマだ。キャストには木村の妻役を演じる天海祐希(56)のほか、竹内涼真(31)、斎藤工(42)、上川隆也(59)といった“主演級”が勢ぞろい。5月23日放送の第5話で緊迫の“逃亡編”が完結、第6話からは《驚愕の真相編へ》と予告されている。「キャストのスケジュールの都合もあり、ドラマは3月頭にクランクインしましたが、これは通常の春ドラマよりかなり遅く、撮影はギリギリの状況で進められています。台本も放送回に近いものしか上がっていないため、現場はどこかピリピリしたムードに包まれています」(テレビ局関係者)そんな緊張感漂う現場で、ある俳優の気遣いが和やかな空気を作りだしているという。「天海さんです。初共演となる木村さんと夫婦の役どころですが、撮影中はもちろん、それ以外でも木村さんを立てて、“妻役”に徹しているのです」(前出・テレビ局関係者)そんな天海の姿勢が、撮影現場の雰囲気づくりに一役買っているという。“夫婦”にはこんなエピソードも――。「撮影の合間、待ち時間が少し長引いたことがあったんです。少し、現場の空気が重く感じられてきところに、木村さんが突然『待ち時間が長いですよね、黒柳さん?』と、天海さんに話をふったんです。すると天海さんが『いや、ホントそうなんですよ。困っちゃうわよね~』など、黒柳徹子さんのモノマネで巧みに返したのです。この掛け合いにスタッフ一同爆笑に包まれ、一転現場は明るい空気になりました」(前出・テレビ局関係者)じつは天海は“モノマネ好き”で有名。黒柳のネタはテッパンのレパートリーだという。「そんなやり取りもあるように、木村さんと天海さんは共演者やスタッフたちとも息はピッタリ。木村さんはいつもドラマごとにLINEのグループを作るのですが、今回は天海さん始め、竹内さんや斎藤さんたちとLINEでこまめに連絡を取り、士気を高めているんです」(前出・テレビ局関係者)“ビリーバブル”な仲間たちが、座長を務める木村にとって心強い存在であるようだ――。
2024年05月24日「うま味がギュウっと詰まってる」5月11日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(朝日放送・テレビ朝日系)で、宮崎牛を頬張りながら得意のダジャレを飛ばした神田正輝(73)。昨年春ごろから激やせぶりが報じられていた神田は、昨年11月18日放送回から“体のメンテナンスのため”同番組を9週連続で欠席していたが、1月27日放送回で復帰。その後は以前と変わらぬトーク術で番組を盛り上げ、視聴者を安心させていた。4月27日の放送中には、神田のコメントが視聴者をザワつかせる一コマも。「リポーターの矢吹奈子さんが福岡県久留米市をロケで案内していた際、神田さんが唐突に、『昔の奥さん、久留米……』とつぶやいたのです。離婚から27年もたっていますし、まさかテレビで神田さんの口から聖子さんに関する発言が飛び出すとは、ビックリでしたね」(芸能関係者)’85年、映画での共演をきっかけに結婚した神田と松田聖子(62)。当時は“聖輝の結婚”と騒がれたが、’97年1月に離婚を発表した。そんな2人が再会したのは、愛娘・神田沙也加さん(享年35)が逝去した’21年12月のこと。「沙也加さんが亡くなり、荼毘に付された北海道札幌市の斎場で2人は並んで会見を行ったのです。当初は元夫婦がそろって報道陣の前に姿を見せるとは思われていなかったので、とても驚きました」(前出・芸能関係者)これをきっかけに、その後、元夫婦間での交流が生まれたという。デビュー当時から聖子を知るカメラマンのYAHIMONときはるさんはこう明かす。「お互い深い悲しみに暮れていたことで、お2人の距離が再び縮まったのです。また、当時の神田さんの食生活が乱れがちだったことを聖子さんは心配していました。そのため、聖子さんがスタッフを通じて神田さんに食べ物を届けるようになったと聞いています」手料理のこともあれば、デパ地下の総菜のケースもあったそうだ。「聖子さんは自宅近くの老舗デパートを数十年にわたりひいきにしていて、コンサートのMCで『買い物は絶対ここ!』と公言するほど。常に注目を集める聖子さんにとって、デパ地下での買い物はリフレッシュできる貴重な時間の一つだそうです」(前出・芸能関係者)そして、昨年に神田の激やせが報じられると、聖子からの差し入れの回数が増えたという。体調を気遣う聖子がよく差し入れしていたのは、自身にとっての“思い出の味”であるようだ。聖子の知人が語る。「聖子さんは料理好きなのですが、キッチンに立つときは煮物を作ることが多く、それを神田さんに差し入れすることもあるようです」以前に情報番組に出演した際、手料理について話が及ぶと、聖子は次のように明かしていた。《煮物とか作るのが好きです。筑前煮とか。私たちは“がめ煮”って言うんですけど、家庭料理を作るのも好きです》(『めざましテレビ』(フジテレビ系)’16年6月9日放送)がめ煮は福岡県の郷土料理。正月やお祭り、結婚式などお祝い事に際しよく作られるメニューだ。「聖子さんが同居している母・一子さんは、料理がとても上手。聖子さんは地元・久留米の料理の味付けなどを、一子さんから細かく教わったと聞いています」(前出・知人)神田の順調な回復ぶりの陰には、元妻から届けられる食事のサポートがあったようだ。「2人が直接連絡を取ることはないそうですが、差し入れをもらったときは、神田さんが一子さんへ電話でお礼を伝えているそうです」(前出・YAHIMONさん)テレビでの「昔の奥さん、久留米……」発言も、がめ煮の差し入れが想起させたものなのだろうか。「ほかに、お手製のアップルパイやローストビーフを差し入れすることもあるとか。しっとり焼いたアップルパイは、昔から神田さんのお気に入りだったそうです」(前出・知人)この知人によれば、聖子の現在の夫・Aさんも差し入れのことについては了承しており、神田を応援しているという。5月上旬、本誌は元夫婦間の交流について話を聞くため、仕事へ向かう神田を直撃した。「『女性自身』です。先日の『旅サラダ』でのーー」と声をかけると神田は、「取材は受けないことになっているんです。ごめんなさいね」と、記者の声を遮った。それでも、顔色もよく、しっかりとした足取りで、体調面での不安は感じさせなかったーー。すっかり元気を取り戻した神田。『旅サラダ』での軽快なトークの中で、また元妻に関するコメントが飛び出すかもしれない。
2024年05月24日《滝沢ガレソ氏によるXでの投稿に関連して、アミューズ所属の星野源の名前を挙げての憶測が拡散され当社にも多くのお問合せが寄せられています。星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません。虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします》《皆様におかれましては、憶測や虚偽の投稿にくれぐれもお気を付けください》5月23日3:30頃、Xでこう警鐘を鳴らしたのは芸能事務所「アミューズ」の法務部だ。きっかけはその前日の21:50頃、同社に所属するミュージシャン・星野源(43)の“W不倫疑惑”が浮上したことだった。インフルエンサーである滝沢ガレソ氏が《超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手が、結婚後に今度は番組共演した某NHKアナとW不倫》した、このことについての週刊誌報道を《男性歌手の所属事務所が10億円を支払って》揉み消したとXに投稿。さらに、情報を募集すると呼びかけた。ガレソ氏は女優や歌手、NHKアナの実名を明かさなかったが、Xでは「星野新垣夫妻の話では?」と憶測する人が続出することにーー。そこで、「アミューズ」はガレソ氏の投稿からわずか6時間で「事実無根だ」と一蹴したのだ。その後、星野も自身のInstagramのストーリーで「アミューズ」の声明を引用し、《上記の投稿のように、いまSNSやインターネット上などで噂されている件に事実は一切ありません。事実無根です》と明言し、妻である新垣結衣(35)もXのプロフィールに《火のないところに煙が立っているようですが、いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません。心配してくださっている皆様、ご心配なく》と追記。夫婦でメッセージを送り、それぞれのファンを安堵させた。そんななか注目を集めているのが、「アミューズ」の法務部がポストした時間だ。先述のようにガレソ氏の投稿は22日21:50頃で、同社の法務部がポストしたのは23日3:30頃。わずか6時間での緊急対応という点もさることながら、深夜の声明発表という異例の事態にネットは大注目することに。そのため、Xには法務部の対応に驚きの声がこう上がっている。《何が凄いって早朝4時にTwitter公式アカウントが声明出してるのよ。怒り具合が相当だって事よ?(普通企業が業務を開始する時間に更新を行うもの)反響が凄くて緊急対応するしかなかったんだろうなと》《とりあえず、アミューズが真摯に対応してくれる会社で良かったということが1つ、こんなに朝早くまでにこの投稿の文章を作り、声明を作り、ポストしているということ、本当に怒ってるんだろうと推測できるし、事実無根なんだなと、、》《アミューズ法務部の投稿時間がブチギレ具合を表してるよね》《朝起きたらアミューズブチギレてて安心した良かった》23日16時頃、「アミューズ」の法務部は再びXを更新し、《当社とは無関係の名誉毀損事件についてですが、東京高等裁判所が、2022年11月10日、名誉毀損ツイートをリツイート(現在の「リポスト」)することがその事案においては違法であるとの判決を出しました。つまり、SNSのご利用に際しては、名誉毀損ツイートをリツイート(現在の「リポスト」)することにより法的責任が発生することもあるということについてもご認識いただく必要があるといえます》と綴っている。一連のポストによって、SNS利用者のリテラシーを問うているようだ。
2024年05月24日5月中旬、X上である”レバテキ”の写真が大きな注目を集めた。それは都内に店を構える居酒屋が”名物”として提供していたもの。一見すると美味しそうだが、メニューを説明する看板には豚レバーを“サッと炙って”提供しているとの記述があり、写真では確かに肉の内部に赤みのあるレアの状態だった。平成27年6月12日から食品衛生法に基づき、豚の肉や内臓を生食用として販売・提供することは禁止されている。この投稿は3000万回近く表示され、《危険すぎる》という指摘が殺到した。“生の豚レバー”に危険を感じた投稿者は料理には手をつけず、後日、同店舗を所轄する中野区保健所に利用者の安全のために通報。保健所が《立ち入り指導してくださったとのことです》と報告した。現在は、店への配慮からこの一連の投稿は削除されている。本件について、立ち入り指導したという中野区保健所生活衛生課の担当者に、具体的にはどういった対応をしたのかと、豚のレバーを生食するリスクについて聞いてみた。担当者は「個別具体的な事例についての監視指導の中身は行政情報になりますので回答できません」とした上で、一般論として次のように回答した。「どういった点が不十分であると指導の対象になるのかについては一概に示すことはできませんが、たとえば、加熱不足の豚肉や鶏肉、牛肉のレバーの料理を提供してる場合は、お店に立ち入って施設の衛生状態を確認して、 肉の加熱を中心部までする必要があるといった指導をしております」また、豚レバーを生で食べた場合の健康リスクについては次のように話す。「豚肉や豚レバーを生で食べると、E型肝炎ウイルスに感染するリスクがあって重篤な肝障害を引き起こす可能性があります。それから、サルモネラ属菌やカンピロバクターという細菌がいますので食中毒のリスクもあります。また、豚肉は寄生虫という問題もあり感染事例もありますので、生で食べることをおすすめはしないというか、法令で禁止されています。E型肝炎ウイルスは、潜伏期間が長くて3週間から8週間ぐらいです。最初は発熱や吐き気、腹痛などがありますが、症状が進むと黄疸や肝臓肥大などを引き起こします。特に妊婦さんなどは注意が必要です。サルモネラ属菌は潜伏期間が6〜72時間ぐらいで、下痢や腹痛、嘔吐、発熱などの症状を引き起こします。カンピロバクターも潜伏期間が1〜7日ぐらいと少し幅がありますが、腹痛、下痢、発熱が主な症状で、最初は感染症、つまり風邪と区別がつきにくいですが、激しい下痢があり、発熱も37〜8度台くらいです」飲食店利用者として注意すべき点については次のように話す。「こうしたリスクがあるということを、まず知っていただくということです。豚肉を生で食べることはリスクが高いということを消費者の方々、お店を利用する方々が理解することが大事です。飲食店で、レバ刺しなどの生で食べるメニューがあっても注文しない。お店の方も提供をしないようにこちらの方で指導はしますが、まずは消費者の方、飲食店を利用される方も生で食べるものは注文しない。また、提供された豚肉に加熱不足があるとわかる場合は食べないようにするということです。自ら守ることが大事です。リスクをわざわざ取りにいくことはやめたほうがいいです」豚については、肉も内臓も生食としての販売・提供が共に禁止されている。どんなに新鮮でも、生で食べられる豚肉はないと知っておくことが大切だ。
2024年05月24日‘96年から’18年まで放送されていたお笑いバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)。そこで、当時レギュラーを務めていた三中元克(33)が、お笑いコンビ・ニューヨークのYouTube「【芸人トーク】三中元克 めちゃイケメンバー三ちゃんの過酷すぎた日常とデカすぎる現在」に出演。当時の番組制作の、衝撃的な裏側を明かした。’10年秋に当時長期休養中だった岡村隆史(53)の穴を埋めるべく行われた「めちゃイケ新メンバーオーディション」で、約1万人の中から選ばれた唯一の“素人”としてレギュラーメンバー入りを果たした三中。番組での活動の後、プロの芸人として活動することを決意すると、「めちゃイケに三中は素人として採用された」ため、プロとしても番組に出演し続けて良いのかどうかを公開オーディションで決めることに。再度行われたオーディションでは、まさかの「卒業」が決定。以後、テレビでの活躍は減っていった。5月22日にアップされたYouTube動画に出演した三中は、現在は新コンビ「ラフリベンジャーズ」で活動していると明かし、当時の過酷な収録について振り返った。オーディションが行われた当時、19歳だった三中。合格した瞬間については、「人生の中で1番嬉しかった」と振り返る。しかし、即座に「これほんとになっちゃったけど、来週からどうなんねやろ」と不安を感じたという。憧れの芸人に囲まれるものの、その後もずっと“素人としてどう振る舞えばいいのか”に頭を悩ませていたという三中。そうこうするうちに数年が経ち、’14年秋から約1年にわたって放送された「みちのくプロレス」の企画に参加することになったという。「岡村さんが急に家に来たんすよ。めちゃいけの仲がよかったADの人から連絡が来てて、“さんちゃんちょっと明日昼間打ち合わせしたいから、家おってくれへん?”みたいな。わかりましたって言って待ってたら、ピンポンってなったら、岡村さんが来て“じゃあ今から行こうか”って言われて。カメラ回ってて、東京駅に連れて行かれて、そのまま盛岡行きのチケットを渡されて、盛岡駅でまた岡村さんと集合して、そのままタクシーで2人で向かっていくんですけど、山奥に連れて行かれるんで。ほんと山の上にあるんですよ、そのみちのくプロレスの道場みたいなところが。もうほんと、何されるかがわかんなかったんで、ほんとに怖かったんですよ」■過酷な合宿生活「死んでいいや」と思ったこともそして、その合宿生活も過酷なものだったという。プライベートなスペースは、みちのくプロレスの事務所奥にある2段ベッドの一画のみ。毎日、朝起きるとトイレ掃除や雪かきをしたのちに、練習として筋トレや3時間のランニングを行った。「めちゃイケからの要望で、三中をライザップみたいにしてほしいっていう依頼があったらしいので食事制限とかもきつくて。昼からはロープワークとか、またわりとか、本当のプレスのウェイトトレーニングとかっていうのをやりつつ、みちのくプロレスの宣伝活動にも借り出されてたんで」月曜日だけが唯一の休みだったが、携帯はあってもWi-Fiなどの環境もなく、周囲にはクマがうろついているような山の中。楽しみは近場でご飯を食べるぐらいだったという。さらに、当時はめちゃイケからの給料はなく、東京の家賃だけを払ってくれていたとも明かした。みちのくプロレスの人と仲良くなることはなかったのかと聞かれると、「僕としてはもうやっぱ無理なんすよ。体がついていかないんすよ。でもプロレスラーの人たちはめちゃイケから言われてるし、番組の企画として成立させないといけないからっていうので、もうめっちゃ厳しくされる。仲良くなるってことはほぼなかったです」と孤独だったことも明かした。なんとしてでも、三中をプロレスラーにしたがっていたというめちゃイケ側。しかし、それはあまりにも非現実的だったという。「結局プロレスラーなれなかったんですよ。プロレスラーの人もやっぱり言ったんですよ、めちゃイケのスタッフの人に。彼を本当のプロレスラーにしようと思うと、5、6年かかりますよみたいな。ほんとに目指してきた子でも慣れない世界だからっていう。でも、めちゃイケ的には絶対にしてほしいですって。何年かかってもいいですみたいな」それでも続くプロレス修行の日々。心が折れたこともあったという。「最後はもうほんとに、どうやったら帰れるんだろう?っていうのをずっと考えてて。外ランニングに行った時に、これほんと初めて喋るんですけど、車とか通ってる時に、ちょっとぶつかれば帰れるんじゃないかなって、ほんとに飛び出そうと思ったことあります。1回、山を降りてきて、3時間走って、もう1回山の上に帰るんですけど、その山登ってる時に、途中でふらってなって、倒れたんですよ。やばい、起きな!と思ったんですけど、なんかもういいやと思ったんですよ。もうこのまま、もう死ぬんだったら死んでいいや、もうほんと、死ぬんだったらもうこのまま死んでいいやんって思って。もう雪降ってたんですけど。途中で、やっぱ嫌や、それでもやっぱ生きな!それでもやっぱ勝たな!と思って立とうと思ったら、もう体が震えて立てなかったんですよ。雪も結構積もっちゃってて。ほんとにもうやばいやばいってなった時に、たまたまみちのくプロレスの人が通りかかって、どうした!みたいな感じで。もうちょっと遅かったら、ほんと、死んでた」その後、番組的には「三中が実はもう逃げ帰ってきてましたっていうことになって」企画が終了したという。あまりに過酷だったプロレス企画。YouTubeのコメント欄には、三中に同情する声が相次いで寄せられている。《めちゃイケの印象だとただのダメなヤツってイメージだったけど、めちゃイケ側が理不尽すぎたしその後もちゃんと頑張ってたんだな》《三ちゃん懐かしいなんて思って見始めたら、内容はビックリするほど過酷でもすっごく元気で明るくて話もおもしろい!これから活躍しそう!》《これを聞くとニューヨークがバチエレで留まったのはある意味良かったのかもとか思ってしまう…昔のバラエティ怖すぎる》《ブラックすぎやろ…》
2024年05月24日『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で3年連続ファイナリストとなり2021年には2位の好成績を収めている実力派コンビのAマッソ(加納・むらきゃみ)。同コンビのネタを書いている加納愛子さん(35)はネタの台本だけにとどまらず、小説、エッセイ、ドラマの脚本など執筆活動でも活躍されています。今回、加納さんは初の中編小説集『かわいないで』(文藝春秋)を刊行。執筆活動や下済み時代のお話、お笑いと執筆の仕事の違いや住み分けについてなど多岐に渡ってインタビューマン山下が聞きしました。■最新作の主人公はお笑いライブの制作スタッフーー今回の著書は中編小説が2作品あって、そのうちの1作品「黄色いか黄色くないか」はお笑いライブの制作会社の話がメインとなっています。作品内の制作会社に似た『K-PRO』という実在する会社がありますが。加納まさにそうです。ーーAマッソも同会社のお笑いライブに出演しているので実体験をもとに書かれたんですか?加納実体験ではないんです。けどスタッフさんの中に何人か仲がいい子がいてモチーフにしてます。別に話を聞いてたわけではないんですけど、この子やったら…見たいな感じで勝手に想像して書きました。ーーこの人なら、こんなことを思ったり言ったりするんじゃないかという想像の世界だったんですね。加納そうですね。ちょっと理想も込めながらって感じです。ーー普通なら想像にしても芸人目線の方が書きやすいように感じますがスタッフ目線にしたのは、なにか理由はあるんですか?加納芸人が芸人の話を書くのはいくつか(作品が)あって、自分の世界を書く上で「かぶらんように」というのもあったし。後は女芸人を出さないと嘘っぽくなるなと思ったんですけど、女芸人を書いてしまうとジェンダーの悩みみたいな感じになって「趣旨がズレるのかな」と思って。それで書くなら男芸人かスタッフかというイメージだったんです。ーー作品に登場する制作スタッフが高校時代にお笑いライブをよく見に行っていたという話があります。加納さんも学生時代にお笑いライブを見に行ってたんですか?加納行ってないです。小学生の時に『吉本新喜劇』を見に行ったぐらいなんでお笑いファンではなかったですね。ーー作品内ではライブを見に行って1番前の席に座るときは舞台にパンツを見せないように配慮してスカートの丈を伸ばしていたという話がありました。女性のお客さんのあいだではそういったマナーみたいなものがいくつかあるんですか?加納それは想像です(笑)。ーーえ!?お笑いファンの方に聞いたとかではなく。加納聞いてないですね。お笑いという業種に対して忠誠心が高い子って「どういう行動をとるかな」って考えたらそんなこともあるのかなと。■「小説を書くと人が『多いな!』って感じます(笑)」ーー執筆活動はどういったタイミングでやっているんですか?加納テレビとライブの仕事があって、ここは書きたいんでスケジュールを空けてくださいみたいな感じで。ーー執筆用にスケジュールを取っているんですね。ネタ台本を書くときと小説やエッセイではなにか違いを感じましたか?加納ネタの時は二人だったので……小説は人がいっぱい出てくるんで「多いな!」っていうのは感じます(笑)。ーー確かに小説や脚本は登場人物が多くなりますよね。加納コンビのネタって、「こいつが言いそう」「私が言いそう」っていう当て書きなんですよ。だから私が言いそうじゃない事って省いたりしちゃうんです。小説はそういうのを託せたりとか、嫌いなやつがこう言うとかを落とし込める面白さはありますね。ーー仕事が増えて来て、あったことを忘れてしまうのでメモを取るようになったそうですが例えばどんなことをメモするんですか?加納45歳ぐらいの人としゃべって「こうなりたくないな」とかあるじゃないですか(笑)。「この人はたぶん35歳のときはかっこよかったはずやのに10年で何があったんやろ」というのを想像したりするんですよ。そう言うのをメモして「私は絶対こういうことを言わない45歳になろう」みたいなことです。ーーそういったメモが作品にどう生かされて行くんですか加納自分もそうなってしまうこともあるじゃないですか。25歳のときの自分が35歳の今の自分を見たら「だっさ!」と思うかもしれへんし。そういったことは過去を掘り返す作業にもなるし「そういえば25歳のときはこういう奴のこと嫌いやったな」と思ったらそのときのことを書いたりとか。あの頃はこう思ってたとか。ーーラジオとかでも「こないだ45歳ぐらいのおっさんとしゃべって『こうなりたくないな』と思ってさ~」とかしゃべれますもんね。加納そうです。でもそれを深堀りして「なぜ私がそう思ったか」みたいなとこまで考えたいと思ったらエッセイとかにしたり。■尖った態度でディレクターにどつかれたーー芸人の仕事と書く仕事をそういった感じで使い分けているんですね。メディアに出始めの頃は尖った芸風で失敗もしたそうですが。加納若手のネタの勝ち抜きバトルの番組で1位になったら上の時間帯の番組に出れるみたいなのがあって。その番組で優勝したときに私がテンション低めの「イエ~い」みたいなリアクションで、ガッツポーズをしなかったんですよ。そしたら収録が終わった瞬間にディレクターさんに「すかしてんじゃねぇよ!」って台本でバーンってどつかれて。それはめちゃくちゃ鮮明に覚えてますね。ーーいつぐらいの話ですか?加納7、8年前ぐらいです。それでそのディレクターさんと3年ぐらい前に一緒に仕事をすることになったんですよ。そしたらその人がプロデューサーに昇進して、えらくなってたんですけど「加納さん、お願いします」って頭を下げてきて。「こいつ!」って(笑)。なんかすごい「芸能界やな」と思いました。ーーそのスタッフさんは当時のことは触れてこなかったんですか?加納たぶん覚えてないと思います。いろんな若手に怒鳴るので有名な人なんで。ーー加納さんからも言わなかったんですか?加納言ってないです。私は「あのときはすいません」という気持ちなんで。ーーその頃はお笑いだけでごはんが食べれてたんですか?加納いえ。コロナ禍に入る前の2019年ぐらいまでは食べれてないです。その頃が1番ライブもなくなって「どうしよう」って感じで。それでネタだけじゃなく「やれることはなんでもやろう」みたいな感じでしたね。ーーもともとネタ以外のバラエティ番組の仕事もやりたいという気持ちはありましたか。加納テレビは好きなんで出たくはありました。■「フワちゃんはジャンルが違いすぎる(笑)」ーー仲のいいYouTubeチャンネルは「Aマッソ公式チャンネル」インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している
2024年05月24日『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で3年連続ファイナリストとなり2021年には2位の好成績を収めている実力派コンビのAマッソ(加納・むらきゃみ)。同コンビのネタを書いている加納愛子さん(35)はネタの台本だけにとどまらず、小説、エッセイ、ドラマの脚本など執筆活動でも活躍されています。今回、加納さんは初の中編小説集『かわいないで』(文藝春秋)を刊行。同作品についてや学生時代のお話をインタビューマン山下が聞きしました。■小説の登場人物は“憧れの自分”ーー今回の著書は中編小説が2作品あって、そのうちの1作品で、著書のタイトルにもなっている「かわいないで」は高校生のお話ですが、ご自身の高校時代をモチーフにして書いたんですか?加納私が登場人物の誰とかではないですね。こういうときにこういうことを言えたらよかったなみたいな。ーー実体験というより想像で書いたんですか。加納あの時代のこういうやつのこういう要素みたいなのは織り交ぜてますけど。ーー同作品は主役の千尋の目線で描かれてますが友達の透子が話す言葉で、お笑いのセンスを感じたので透子が加納さんなのかなと思っていたのですが。加納透子は理想というか、誰かが困っているときに私が「こういうことが言えたら良かったな」という憧れの気持ちはありますね。ーー加納さんが高校生のときに同じクラスに自分より面白い人がいたそうですが。加納そうですね。結構いました。普通に。ーーその面白い人が透子なのかなとも思ったんですよ。加納そういう奴の要素もありますね。ーー芸人になろうと思ったときに、その面白い人を誘おうと思わなかったんですか?加納当時全然よぎってもないですね。最初に思ったのは村上(むらきゃみ)です。ずっと仲がよかったんで。ーー村上さんも面白いと思ってたんですか?加納思ってました。村上とは小学校・中学校が一緒で「面白いな」って。■小学生のときに強いられた「むちゃぶり」ーー小学生の頃にいじめられていたそうですが加納はい。(小学校4年のとき)転校してすぐに、ここのルールをわかってへんやつを私だけじゃなく、ボスが決めた順番でいじめられていくみたいなのがありました。ーー例えばどんなことでいじめられるんですか?加納本当にジャイアンみたいなやつがいて「これで面白いことしろ」とか大喜利をめっちゃ振って来るんですよ。「はい、傘で面白いこと」みたいな(笑)。ーー「これで面白いことしろ」とか言って追い込んでいじめるって独特ですね(笑)。芸人さんがむちゃぶりされて追い込まれるみたいな。加納後はなんにもない公園で遊ぶことがあるじゃないですか。そのときに「なんか考えて」って言われて必死で考えるみたいなこともありました。ーーいじめを避けるために当時よく図書室に行っていたそうですが。加納はい。本を読むことが1番身近な存在になったのは、その時代が基礎になっている気がしますね。それまでは絵本とか親が読み聞かしてくれるとかはありましたが自分から選んで読むというのはなかったので。ーーそれがいまの執筆活動の下地になったんですね。どんな本を読んでいたんですか?加納児童書とかを片っ端から読んでました。ーー同じようないじめの境遇にあっている子供たちになにかアドバイスはありますか?加納今はインターネットとか逃げ場がおおいじゃないですか。本もサブスクもあるし逃げるものがたくさんあるので。1つの教室のヒエラルキーとか力関係に脱落したからと言って別に人格否定しなくてもいいし。「ここが無理だったな」というだけですから。だから「執着しなくていいよ」って。最悪、学校に行かんでもいいしね。■M-1グランプリより芥川賞の方が倍率が低い!?ーー今後、芸人以外の仕事だとどういったことをやりたいですか?加納引き続き小説を書きたいのと、このまえ30分のドラマの脚本を書かせてもらったんですけど今度は1時間のドラマとか、今やってることの規模を大きくしたいなと。ーー芸人でドラマの脚本と言えばバカリズムさんが凄いですね。加納テレビの仕事もめっちゃやって絞らずにバケモノですよ(笑)。目標ですね。ーー加納さんは文芸誌で小説を掲載されているので芥川賞を獲る可能性がありますが。加納可能性で言ったらそうですね。今は『又吉直樹さんだけですから凄い快挙になりますよ。加納先生になるわけですから。加納なりたいですね(笑)。頑張ります!【PROFILE】加納愛子芸名は加納。1989年大阪府生まれ。2010年に幼馴染の村上愛(現・むらきゃみ)とお笑いコンビ「Aマッソ」を結成。芸人としての活動のほか、小説やドラマ脚本も執筆している。コンビとしては2024年7月に単独ライブ「縦」を東京・名古屋・大阪・福岡の4都市で開催予定。YouTubeチャンネルは「Aマッソ公式チャンネル」インタビューマン山下1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している
2024年05月24日忘れ物が激しい、というよりは「持っているべきものを持っていないことに気がつかない」という致命的なふわふわっぷりを発揮する我が家の兄妹。細かいものを学校に忘れてくるなんていう生やさしいものではなく、リュックやランドセルごと失ってくるので彼らのカバンには紛失防止のタグがついています。手元から離れるとすかさず通知が来るのがたいへんありがたいこのタグ。見守りの役にも立つ優れものですが、それぞれに子どもたちの名前を登録しているため学校へ送り出すたびに「まめが手元から離れました」「ゆめこが手元から離れました」なんていう通知が届く。切ない。いつか子どもは親元を離れていくものだとはわかってはいるのだけれど、それでもいつまでも一緒にいたいと思ってしまう私の気持ちに少しずつ覚悟を固めさせてくれる。毎朝の儀式です。
2024年05月24日《滝沢ガレソ氏によるXでの投稿に関連して、アミューズ所属の星野源の名前を挙げての憶測が拡散され当社にも多くのお問合せが寄せられています。星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません》5月23日深夜、大手芸能事務所「アミューズ」がXを通じて声明を発表した。発端は前日22日夜に、暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏がXで“ある疑惑”を投稿したこと。瞬く間に所属アーティストの星野源(43)が噂の標的となり、「アミューズ」は直ちに否定したのだ。「ガレソ氏は“超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手がNHKアナウンサーと不倫をし、その情報を捉えた週刊誌に男性歌手の所属事務所が10億円を支払って揉み消した”との内容を記していました。女優や歌手の実名は挙げていませんでしたが、この投稿をきっかけに“星野さんが不倫をしているのではないか”との噂が駆け巡ったのです。Xのフォロワーが237万人を超えるガレソ氏は、これまでも著名人、一般人を問わず暴露ネタを取り上げてきました。その発信力の大きさに、星野さんが所属するアミューズも事態を重く見たようです。ガレソ氏の投稿からわずか6時間で声明を出したのは、異例の対応と言えるでしょう」(スポーツ紙記者)冒頭のようにコメントした「アミューズ」は、《当社所属アーティストを名指しし、あるいは名指ししなくても、当社所属アーティストであることが分かるような情報を示して虚偽の事実を摘示、投稿することは名誉毀損その他の違法行為に当たります》とも主張。虚偽の情報の拡散や発信に対して、法的措置の方針を示している。さらに星野の妻・新垣結衣(35)も同日、約1年半ぶりにXの公式アカウントを更新。ポストではなく、プロフィール欄に《火のないところに煙が立っているようですが、いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません。心配してくださっている皆様、ご心配なく》との文章が追記されたのだった。夫婦共に“疑惑”を一蹴し、ネットニュースのコメント欄やXでは安堵の声が広がっている。《事実でなくて本当に安心しました!》《星野さん新垣さんともに否定のコメント出ていてホッとした》《よかったガッキーと星野源、、、!あなたたちは癒しでありドラマファンとしては光栄な夫婦だよ、、、幸せでいて》そんな星野と新垣は、今月19日に結婚3周年を迎えたばかり。最近でも仲睦まじいエピソードが話題になっていた。今年3月18日放送のラジオ番組『フワちゃんのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)で、フワちゃんは星野やお笑いコンビ・オードリーとパーティーしたことを回想。春日俊彰(45)の自宅で開催されたといい、深夜1時ごろに星野が「妻が迎えに来てくれるみたいです」と切り出したという。車で迎えにきた新垣を前に、フワちゃんは大興奮。「見ちゃったんだよこの目で、ガッキーをさ」と、夫妻が帰宅する姿をしっかり見届けたと明かしていた。ある芸能関係者は言う。「星野さんは自らパーソナリティを務めるラジオ番組でも、新垣さんとの日常をしばしば語っています。今年1月に迎えた星野さんの誕生日は、夫婦で過ごしたと明かしていました。ただ星野さんは体調不良だったといい、新垣さんが肉とケーキを買いに行ってくれたそう。星野さんは『いい感じの誕生日でした』と、嬉しそうでした。今年3月には『FRIDAY』で、2人で家賃が150万円以上すると言われている3LDKの高級マンションに引っ越したとも報じられていました。この時も一部で“不仲説”が囁かれていましたが、新居への引っ越しで噂を一蹴するかたちとなりました。しかも同時期には星野さんがラジオで、“深夜にパソコンを組み立てていたら妻に覗かれていた”とのエピソードも披露。新垣さんが公の場でプライベートについて話すことはほとんどありませんが、自宅では夫婦水入らずの時間を楽しんでいるようです」トラブルを瞬時に回避した“逃げ恥カップル”の絆は、強固のようだ。
2024年05月23日《星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません》5月23日、Xにこう投稿したのは芸能事務所のアミューズ。所属する星野源(43)に関して突如広がった“疑惑”に対し、事実無根であると綴った。5月22日、X上を駆け巡ったのは星野をめぐる不倫疑惑。暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏が《超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手》が不倫をしたこと、《男性歌手の所属事務所が10億円を支払って》そのスクープをもみ消したとして、情報提供を呼びかけたのだ。投稿はまたたく間に拡散。ガレソ氏は実名を出さなかったものの、男性歌手とは星野のことではないかと推測する人が続出した。「事実かどうかわからないにもかかわらず、ガレソ氏の投稿を鵜呑みにして星野さんを一方的に非難する意見が多く見られました。また、妻である新垣結衣さん(35)に対する同情的な声も続出していました」(スポーツ紙記者)こうした事態を受け、アミューズは午前3時半ごろに冒頭のように投稿。《虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします》ともコメントした。星野自身もInstagramのストーリーズにアミューズの声明を投稿。《いまSNSやインターネット上で噂されている件に事実は一切ありません。事実無根です》と綴った。さらに、新垣もこの騒動に言及。Xのプロフィール欄に《火のないところに煙が立っているようですが、いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません。心配してくださっている皆様、ご心配なく》とコメントしたのだ。「新垣さんは22年9月にX(当時Twitter)を開設しましたが、プロフィール欄には《こちらは、なりすまし発生防止を目的としたアカウントです》《情報発信や本人がつぶやく予定はございません》と書かれています。自身の宣材写真を投稿するのみで、使用はしていませんでした。それでも、今回の件にはさすがに黙っていられなかったのでしょう。プロフィール欄の文言が変更されるのは異例のことです」(前出・スポーツ紙記者)拡散された憶測に毅然とした対応をとった新垣に対し、Xやネットでは次のようなコメントが上がっている。《かなりキレてますな》《よっぽど迷惑しているんだろう。この言ったもの勝ちの風潮なんとかならないのだろうか。ネットに上がっている情報を鵜呑みにしすぎて過剰反応しすぎ。よく自分事ではないのにそこまで熱量をもって他人を叩けるな》《普段SNSを更新しないガッキーがコメントを出すということは事務所とご夫婦共々相当ご立腹ということでしょうね》
2024年05月23日5月22日の夜、ネット上をざわつかせた星野源(43)と新垣結衣(35)に関する“憶測”。二人は即座に反応し噂を一刀両断したが、そのいっぽうで、思わぬ人物に同情の声が寄せられている。憶測の“火元”は、Xのインフルエンサーである滝沢ガレソ氏が行ったポスト。同日21:50頃、ガレソ氏は《超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手が、結婚後に今度は番組共演した某NHKアナとW不倫》した、このことについての週刊誌報道を《男性歌手の所属事務所が10億円を支払って》揉み消したと投稿し情報を募集すると綴ったのだ。投稿では、実名などについて言及はされていなかったものの、Xでは「星野新垣夫妻の話では?」との憶測が続出することになった。このポストから約6時間後の23日3:30頃、星野の所属事務所である「アミューズ」の法務部はXを更新。ネットの声に対して、反論する声明を発表した。《滝沢ガレソ氏によるXでの投稿に関連して、アミューズ所属の星野源の名前を挙げての憶測が拡散され当社にも多くのお問合せが寄せられています。星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません。虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします》《皆様におかれましては、憶測や虚偽の投稿にくれぐれもお気を付けください》さらに星野も自身のInstagramのストーリーで「アミューズ」の声明を引用し、《上記の投稿のように、いまSNSやインターネット上などで噂されている件に事実は一切ありません。事実無根です》と断言。また、新垣もXのプロフィールに《火のないところに煙が立っているようですが、いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません。心配してくださっている皆様、ご心配なく》と綴った。双方のファンは安堵したものの、今度はネット上でガレソ氏を非難する声が殺到する事態となった。そんななか、思わぬ人物が注目を集めることにーー。それは、モデルでタレントの滝沢カレン(32)だ。というのも、名前の似ているガレソ氏が本件で大炎上したことで、巻き添えを食らう形で「滝沢カレン」がXのトレンドワードに。一部には《滝沢カレン氏のデマがまた問題になっているようですね》などと、混同する人もいた。星野と新垣が結婚するきっかけになったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の原作者である漫画家の海野つなみ氏(53)も、《自分の名前をもじって中傷を繰り返される滝沢カレンさんもかわいそうすぎる。訴えていい》と同情の声を寄せている。Xでは巻き込まれてしまった滝沢を心配する声が相次いで上がっている。《なんかトレンドに滝沢カレンさんいて可哀想…風評被害じゃん…》《滝沢ガレソのせいで滝沢カレンに風評被害起きてるの本当に可哀想》《全く無関係の滝沢カレンがトレンド入りはかわいそう》《ガレソのせいで滝沢カレンがトレンドに載ってるの理由が理由すぎて可哀想》
2024年05月23日《この度、朗読劇READING WORLDユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還 『約束の果て』に出演を予定していた古谷徹は、 諸般の事情により降板する運びとなりました。》5月22日に電子版「週刊文春」及び「文春オンライン」で、声優・古谷徹(70)が37歳年下のファン・A子さんと4年半にわたって不倫していたと報じられた。同日中に古谷はXを通じて記事の内容を認め、謝罪。一夜明けた23日、古谷が8月10日、11日に京都で出演を予定していた朗読劇のXに、冒頭の文章が掲載された。アニメ『名探偵コナン』で人気キャラクター・安室透の声優を務めている古谷。現在公開中の映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜郭(みちしるべ)』に安室は登場しておらず、“不倫騒動”が問題にはならなかったが、朗読劇には影響が出てしまったようだ。「“諸般の事情”というのは、もちろん今回の不倫騒動だと聞いています。古谷さんと舞台の制作サイドの協議の結果、降板が決まりました。この朗読劇のテーマは“先行き不透明な時代のなか、舞鶴から日本そして世界へ、日本が世界に誇る声優による朗読劇で『平和の尊さ、平和への祈りを届けます』”というものでした。『“世界に誇る声優”のはずの古谷さんが……』と関係者は落胆。スタッフは代役探しに奔走しています」(舞台関係者)電子版「週刊文春」及び「文春オンライン」の記事によると、古谷は不倫関係にあったA子さんに、「いま演じている役も降りなければならなくなる」「大勢の人に迷惑がかかることになるんだ」といい、「妻とは離婚する意思がない」と伝えていたという。仕事に影響を及ぼすことがわかっていて、なぜ不倫を重ねてしまったのだろうかーー。
2024年05月23日5月20日、4人組ロックバンドの「ねぐせ」が、公式Xに『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)のテーマソングのティザー映像を投稿。その内容に、SNSが騒然としている。夏の甲子園に際し、毎年恒例で放送される『熱闘甲子園』。大会期間中、テーマソングも頻繁に放送され、大会を彩る重要な要素となる。今回は、結成4年目の人気ロックバンド・ねぐせがテーマソングを担当することとなった。20日にバンドの公式Xは、『熱闘甲子園』のテーマソング「ずっと好きだから」のティザー映像を投稿。スタジオらしき場所で、バンドメンバーが歌い、楽器を演奏する様子が収められている。注目されているのは、その歌詞。ティザー映像には手書き風の文字で歌詞が書かれているが、「漢字を間違っている」という指摘がX上で相次いでいるのだ。「『えん』と歌っている箇所に『緑』と書かれており、『“縁”の間違いでは?』という声が上がっています。さらに、『観声』と書かれた部分もあります。これは、“歓声”の書き間違いだと指摘されています。『風に載せて』という歌詞もありますが、ここは『乗せて』だという声もあります」(スポーツ紙記者)こうした間違いに驚く声とともに、「周囲に間違いを指摘する人はいなかったのか」という意見が続出している。《曲についてとやかく言う気は無いけれども、漢字間違えててさすがに面白い》《コレで本当にGOサイン出したの?流石に漢字間違ってるし色々ヤバくね…》《周りも上の人も誰か教えてあげろよ、もはやあわれ》《歌がどうこう以前に流石にこれは酷い誤字がないかぐらい確認しとけ》一部には、「何か意味を込めて、あえて間違った漢字を当てているのでは?」という声も。しかし、その後21日にTikTokに投稿された映像を見ると、「緑」は「縁」に、「観声」は「歓声」に変わっていたーー。単なる誤字だったのかもしれない今回の件。間違いは誰にでもあるものだからこそ、今後の彼らの活躍をあたたかく見守りたい。
2024年05月23日《私の残りの人生をかけて誠心誠意償っていく所存です。どんな制裁も受ける覚悟でおります。誠に申し訳ございませんでした》こう反省の弁を綴ったのは、声優の古谷徹(70)。5月22日に電子版「週刊文春」及び「文春オンライン」で37歳年下のファンと4年半にわたる“ゲス不倫”が報じられ、同日中に自らのXを通じて謝罪文を発表した。記事内で伝えられた相手女性への暴力や妊娠・中絶も認めており、衝撃が走っている。『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイや『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面など、数々の人気アニメキャラを演じてきた古谷。さらに人気声優としての地位を不動のものにさせたのは、『名探偵コナン』シリーズで演じた安室透役だ。’18年4月公開の劇場版『ゼロの執行人』ではメインキャラクターとして描かれ、多くの女性ファンの心を掴むことに。古谷自身も髪型や服装をキャラに似せ、舞台挨拶やイベントではファンとの交流を楽しんでいた。今後の仕事の影響も危ぶまれる古谷だが、謝罪文のなかでは相手女性やファン、関係各所に向けてこう詫びていた。《心身共に相手の女性を深く傷つけてしまったことを本当に、本当に申し訳なく思っております。私を長年、応援してくださったファンの皆様方の信頼を裏切り、失望させ、傷つけ、キャラクターを汚してしまったこと、謝っても謝りきれません。全ての関係者の方々の信頼をも裏切り、大変なご迷惑をお掛けすることになってしまいました》だがいっぽうで、発表された文書には自らの家族に言及する言葉はなかった。古谷といえば、’85年に『ストップ!! ひばりくん!』で共演した声優の間嶋里美(69)と再婚。間嶋は結婚を機に声優業を引退し、2人の間には第一子が誕生している。そのため、Xではこんな声が上がっている。《あれ?奥さんはいないの?奥さんへの謝罪は一つもないけど?》《古谷さんの公式謝罪コメントを見たけど言及されているのが相手の女性、ファン、自身が演じたキャラクターで奥さん(間嶋里美さん)に対しての言及がないのが違和感あるな。離婚はしてなかったと思うけど》《4年半妊娠中絶までした不倫で間嶋さんには申し訳ないって文が無くね?》《え、古谷徹最低最悪じゃん奥さんに対する謝罪がないのも輪をかけてクソ》「間嶋さんは引退後も人気ゲーム『スーパーロボット大戦』など過去に演じたキャラの声優を務めていましたが、家庭を優先してきたといいます。安室透役によって『モテ期がきた』と喜ぶ夫を温かく見守り、舞台挨拶の衣装なども一緒に選んでいたそうです。古谷さんも’19年3月に34回目の結婚記念日をXで報告していましたから、家族を大切にされているものだと思っていました。ですが『週刊文春』の報道によれば、この時すでにファン女性と不倫関係にあったといいます。レジェンド声優として幅広い世代から親しまれてきた古谷さんですが、今回の不倫騒動で長年のキャリアに大きな傷がついてしまいました」(アニメ関係者)同じ声優仲間だった糟糠の妻への裏切りに、アニメファンも怒り心頭のようだ。
2024年05月23日《正直……、本当は悔しくて悔しくて……。何でコロナ? 何で? 何で? って。今だに、一人になっては涙してしまう……》ボーカルダンスグループ・MAXのMINA(46)が、母の日の5月12日、自身のInstagramを更新。母の写真とカーネーションの画像をアップし、《私ごとですが、先日母が天国へと旅立ちました》と、3カ月近く前に母が新型コロナウイルス感染症で他界したことを明かした。彼女の投稿によれば、今年2月に父から、〈お母さんがコロナで、救急車で運ばれて入院することになった〉と連絡を受け、その数時間後には、《今日一日持たないかもしれない》と告げられたという。MINAの願いも届かず、罹患から約20日後に母は帰らぬ人に。《今まで大病一つしてこなかった母。まさかの状況に心は全くついていけなかったです》と、今でも悔しさがぬぐえないでいるという。2類感染症相当だった新型コロナが、季節性インフルエンザと同等の5類感染症に移行してから5月8日で1年が過ぎた。すっかり終束したかのようになっているコロナだが、実情は異なる。■死亡者数は第7波に次ぐ3番目の多さ厚生労働省が発表している人口動態調査や死亡診断書によると、“コロナ関連の死亡者数”は、今年1~2月だけで、すでに約1万人超。昨年12月から今年2月の“第10波”による死亡者数は、合計約1万3千人。最多の死者(約2万6千人)を出した第8波(2022年11月~2023年1月)、2番目(約1万6千人)の第7波(2022年7~9月)に次ぐ多さとなっている。重症化率でも、新型コロナは2.49%、季節性インフルエンザは0.79%(いずれも60歳以上、厚労省調べ)と3倍以上の差がある。現在、感染者が増加中の沖縄県で、コロナの外来治療にあたる曙クリニック(那覇市)院長の玉井修さんは、こう警鐘を鳴らす。「当院でも連休明けから、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患がある方、妊婦さんなどの感染者が増えています。MINAさんのお母さんのように、〈大病一つしたことがない〉元気な方でも、急変する可能性があるのがコロナの怖いところ。とくに高齢者や基礎疾患のある重症化リスクの高い方は、感染しない、させないように十分注意してほしい」コロナ患者が増えているのは、沖縄県だけではない。首都圏でコロナ患者の入院も受け入れている公平病院(埼玉県戸田市)院長の公平誠さんも、次のように続ける。「当院でも、4月下旬まではコロナ患者が減っていましたが、5月13日時点では前週より2.7倍増加。今後、さらに増える可能性もあるので注意が必要です」感染のピークから数カ月あとには、死亡者数増の波が来ることも予想される。前出の玉井さんが言うように、高齢者の場合、日ごろは元気でも過信は禁物だ。「つい最近まで元気だった82歳の叔父をコロナで亡くした」という山梨県在住の竹田保さん(仮名)が、その経緯と、つらい胸のうちを本誌に明かしてくれた。「叔父は、4月下旬にコロナに罹患しました。『感染したから、しばらくこちらに来ないで』と言われていたので、見舞いは控えていたんです。そしたら5月3日に突然、『他界した』と家族から連絡があって……」叔父は、罹患後数日間、自宅療養していたが、体調が急変。搬送先の病院で亡くなったという。罹患から、わずか1週間ほどの出来事だった。「叔父は、若いころからスポーツが大好きで、最近までゴルフにいそしんでいました。交友関係も広かったので、友人たちと会うなかで罹患してしまったのかもしれません」竹田さんの親族には医療従事者もおり、日ごろから「5類になってもコロナはなくなっていない。弱毒化もしていない」と聞かされていたという。このように、いまだコロナで死亡する人が減らないのはなぜか。前出の玉井さんは、こう分析する。「現在でも、『発熱患者はお断り』という医療機関があるので、初動が遅れた結果、重症化してしまう方が出てくるのではないでしょうか」■自己負担額の増加で治療薬を断る人も5類に移行する際、厚労省は「最大で約6万4千の外来医療機関でコロナ患者を診る体制を目指す」としてきたが、今年3月27日時点でコロナ患者に対応している外来医療機関は約5万施設止まり。しかも、厚労省は今年3月末で公表を打ち切ったため、その後の増減は不明だ。さらに、「コロナ治療薬などの自己負担が増えたことも拍車をかけている」と玉井さん。政府は、5類移行後も続けてきたコロナ治療薬などの公費負担を今年3月に終了。ラゲブリオやゾコーバといった重症化リスクが高い人に処方される治療薬の自己負担額は、3割負担の場合で約1万5千~3万円にも上る。「ラゲブリオだと1割負担でも1万円弱ですから、年金暮らしの高齢者の場合『それならいらない』と断る方もおられます。当院では断られても、リスクの高い方には、ご家族も呼んで説明し、できる限り服用を勧めています」(玉井さん)また公平さんも、こう続ける。「5類移行後は、熱があっても検査を受ける人は減りましたし、そもそも行動制限がありません。その結果、コロナに罹患していることを知らずに出勤や外出する方もいて、そこからリスクの高い方に感染を広げているのではないでしょうか」では、リスクの高い方を守るためには、どんな対策が必要なのか。「季節性インフルエンザの場合、感染者が増えてくると注意報や警報が出ますが、コロナはそれすらありません。せめてインフルエンザ並みの基準を作らないと、尊い命が失われ続けるでしょう」(玉井さん)せめて感染者数の発表や、罹患者が医療にアクセスしやすい体制を整えるべきだろう。加えて、私たちが「感染しない、させない」ためには、従来どおり、公共の場所でのマスク着用や、体調が悪いときは外出を控えるといった基本的な対策も必要だ。
2024年05月23日5月22日、俳優の中尾彬さんが、16日に心不全のため亡くなっていたことが所属事務所の公式サイトで発表された。所属事務所は同日、ホームページで《弊社所属 中尾 彬が去る2024年5月16日 心不全のため81歳で永眠しましたこれまで応援してくださったファンの皆様 多くの作品でお世話になりました関係者の皆様の生前のご厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます》と発表。妻の池波志乃さん(69)も《15日に容態が急変し、16日の夜中に自宅で私と二人の時に、とても穏やかに本当に眠るように息を引き取りました。あまりに急で、変わらない顔で逝ってしまったので、まだ志乃~と呼ばれそうな気がします。叶いますならば、中尾彬らしいね~と笑って送ってあげてくだされば幸いです》とコメントを寄せた。本誌は、’17年5月に当時74歳だった中尾さんと62歳だった池波さんにインタビューを実施。今回、あらためてその記事を再掲載する。(全3回の3回目)■「私は高校を中退して18歳で女優デビューして、中尾さんとは’77年にドラマの収録で初めて共演したんです」こう語るのは、中尾彬さん(74)との結婚40周年、ルビー婚式も間近の池波志乃さん(62)。芸能界一の“おしどり夫婦”として知られる2人。特に池波さんの献身ぶりはテレビなどでも話題だ。そんな中尾さんと池波さんが2人の馴れ初めを語ってくれた。中尾「そのときに、当時、ブームになっていた日本酒の『越乃寒梅』をやっと手に入れたという話をロケバスの中でしてたんですよ。そしたら、まだ20歳そこそこの志乃が『私、毎晩、飲んでます』って言うじゃないですか。ふざけんな、と思ったんだけどさ(笑)。それで彼女が行きつけの四谷の店の地図を書いてもらったけど、間違ってた。『何かあったら電話ください』って言っていたから、男としては、わざと間違えて電話を待ってるのかなと(笑)。その夜の飲みっぷりも、見事でした。でも、まあ、志ん生の孫ですから、やっぱり酒は飲む家系なのかなと思いましたけどね」池波さんは’55年3月12日、東京・西日暮里の生まれ。父は十代目金原亭馬生、祖父は五代目古今亭志ん生という落語の名門一家の3姉妹の長女。芸に生きた粋人の祖父や父を母親の治子さんが支える姿を、間近に見て育った。中尾さんは’42年8月11日、千葉県木更津市の生まれ、酒店を営む実家で、5人兄弟の長男として育つ。武蔵野美術大学油絵科を経て、’61年に日活ニューフェイスとなり、’64年デビュー。ひと回り年の違う池波さんと出会ったころは、先妻との離婚話が進行中だったという。中尾「初めて四谷で一緒に飲んだ日に、彼女から誘われて、神田の明神下で芸者遊びをしたんです。気付くと、チョコチョコと志乃と芸者衆が廊下で話している。『あの男はどうなのか』と、品定めされてたんですね」池波「芸者衆たちが言うには『言われてるほどチャラくないんじゃない』と(笑)。だって、当時は、『あのプレイボーイの中尾彬が』なんて週刊誌にも、さんざん書かれていたじゃないですか。おたくの雑誌とかですよ(笑)」中尾「実は、最初、挨拶に彼女の家を訪ねたときは、まだ離婚が成立していませんでした。先方が提示した慰謝料などの条件を私が受け入れるだけになっていて」池波「こっちは、まさか離婚してないとは思いませんよ。だって、浮き名も1つや2つじゃなかったですから。だから聞きもしなかった」中尾「離婚が成立して、再び家を訪ねて、『志乃さんをいただきます』と言ったら、親父さんは一瞬黙ったあとに、『いただきますというのは、ご飯のときだけでいいんだよ』と。いや、噺家ってうまいこと言うなと思いましたね」池波「母が、『お父ちゃんとそっくりな男を連れてきたね』とポツリと言ったのが印象的でした」中尾「ただ、頭にきたのは親父の弟子どもが、いや、弟子のみなさんが(笑)、賭けしてるんだよ。『結婚したって、もって3カ月だよ』と」池波「それが、40年でしょう。だから誰も賭けに勝った人はいないんです」
2024年05月23日5月22日、俳優の中尾彬さんが、16日に心不全のため亡くなっていたことが所属事務所の公式サイトで発表された。所属事務所は同日、ホームページで《弊社所属 中尾 彬が去る2024年5月16日 心不全のため81歳で永眠しましたこれまで応援してくださったファンの皆様 多くの作品でお世話になりました関係者の皆様の生前のご厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます》と発表。妻の池波志乃さん(69)も《15日に容態が急変し、16日の夜中に自宅で私と二人の時に、とても穏やかに本当に眠るように息を引き取りました。あまりに急で、変わらない顔で逝ってしまったので、まだ志乃~と呼ばれそうな気がします。叶いますならば、中尾彬らしいね~と笑って送ってあげてくだされば幸いです》とコメントを寄せた。本誌は、’17年5月に当時74歳だった中尾さんと62歳だった池波さんにインタビューを実施。今回、あらためてその記事を再掲載する。(全3回の1回目)■「’15年ごろ、『そろそろ2人のお墓のこと、考えない?』と言い始めたのは、志乃でした。私は長男ですが、千葉の実家は弟がすでに継いでいますから、死んだらいくところはなかった」そう話すのは、池波志乃さん(62)との結婚40周年、ルビー婚式も間近の中尾彬さん(74)。芸能界一の”おしどり夫婦”として知られる2人。特に池波さんの献身ぶりはテレビなどでも話題だ。朝から夫のリクエストに応え、洋食でも和食でも7品ものおかずを、手書きの“お品書”付きで用意するほど。そんな中尾さんと池波さんが“終活”について語ってくれた。池波さんは’55年3月12日、東京・西日暮里の生まれ。父は十代目金原亭馬生、祖父は五代目古今亭志ん生という落語の名門一家の3姉妹の長女。芸に生きた粋人の祖父や父を母親の治子さんが支える姿を、間近に見て育った。中尾さんは’42年8月11日、千葉県木更津市の生まれ、酒店を営む実家で、5人兄弟の長男として育つ。武蔵野美術大学油絵科を経て、’61年に日活ニューフェイスとなり、’64年デビュー。ひと回り年の違う池波さんと出会ったころは、先妻との離婚話が進行中だった。’78年3月14日、35歳の中尾さんと23歳の池波さんは結婚。交際3カ月という“電撃婚”だった。結婚後まもなく志乃さんは妊娠するが、子宮外妊娠で入院してしまうーー。しかし、現実は悩んでいるゆとりなどなかった。地方公演なども含む女優業の傍ら、着物の見立て会などの営業も、それこそ睡眠時間を削ってこなした。夫婦で脇目もふらず、先妻への慰謝料で作った数千万円の借金返済のために働いているうち、子どもを持たない生活を自然な流れで選んでいた。池波「うちも女ばかりの3姉妹で、私は『中尾姓』でしょう。でも、中尾さんは、そんな姓や家にはこだわりがないという考えなんです」中尾「私にとっての墓は彫刻作品と思ってくれと言って、自分でデザインしました。ですから、『中尾家の墓』なんて書いてないです。墓石も普通は縦だけど横に3段重なっていて、刻まれているのは『無』の一文字だけ」子どもを持たない選択をした中尾さんと池波さん。墓まで準備しての終活を進めるなかで頭をよぎるのは、夫婦のどちらかが一人残されたときのこと。中尾「世間の常識では、私のほうが先だと思っているでしょう(笑)。でも、まあ、残された場合のことを考えたら、食事一つとっても大変とは思います。そこに志乃が、いまから洗濯機の回し方なんて教えようとするから、危なっかしくてしょうがない」池波「でも、それも終活の一部なのよ。ご飯なんかは、私がちゃんと貯金してあげていたら、外に行けばいいんでしょうけど。身の回りのことは、ある程度は自分でやれなきゃしょうがない」中尾「だから、いま、徐々に覚えているんだよ」池波「私はね、一人残されても、ふだんの生活は困らないでしょう。ただ、やる気がなくなっちゃうのが、正直、怖い。『おいしいね』と言って食べてくれる相手がいるから、かつお節だって毎日かいているわけですから。しまいには、食べてもつまらなくなって、何していいかわからなくなるんじゃないか、って。餓死なんてことも考えましたね。あまりにも長く一緒にいすぎて」中尾「きっと、どこの夫婦も同じだと思うんです。誰でも、60過ぎたら、人生の始末を考えるべきなんでしょうね」池波「とにかく元気なうちから夫婦で話し合うべき。だって、病気で寝てる人を前にお墓の話はできないでしょう」中尾「その点、うちはいまでも2時間、多いと4時間かけておしゃべりを楽しむ食事を続けて40年。つくづく私たち夫婦は、子どもがいなかったから、2人なりの違った世界というものがあったな」池波「そうですね」
2024年05月23日37歳年下のファンと4年半にわたる不倫が発覚した声優の古谷徹(70)。5月22日に電子版「週刊文春」と「文春オンライン」で報じられ、同日にXを通じて謝罪文を発表した。『巨人の星』の星飛雄馬や『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイなど数々の人気キャラクターを演じ、近年では『名探偵コナン』シリーズの安室透が当たり役に。安室透がメインキャラクターで登場した’18年4月公開の『劇場版名探偵コナン ゼロの執行人』は、興行収入90億円を超えて大ヒット。安室透にハマる女性ファンが続出し、「安室の女」という呼称が生まれるほど人気を博した。「文春オンライン」の記事では古谷と不倫関係を持った女性も“映画をきっかけにファンになった”と語っており、古谷が“安室の声で愛を囁く”こともあったという。だが古谷は女性に暴力を振っただけでなく、妊娠・中絶までさせていたことも判明した。古谷は謝罪文のなかで報道を全面的に認めた上で、こう詫びていた。《心身共に相手の女性を深く傷つけてしまったことを本当に、本当に申し訳なく思っております。私を長年、応援してくださったファンの皆様方の信頼を裏切り、失望させ、傷つけ、キャラクターを汚してしまったこと、謝っても謝りきれません。全ての関係者の方々の信頼をも裏切り、大変なご迷惑をお掛けすることになってしまいました》いっぽう私生活では’85年に、『ストップ!! ひばりくん!』で共演した声優の間嶋里美(69)と再婚した古谷。間島は結婚を機に声優業を引退し、’92年には第一子が誕生している。そんな古谷だが、’19年3月にXで間島との結婚記念日を報告したこともあった。《実は、今日は34回目の結婚記念日♡その昔の初々しい僕たち(^^;;》と嬉しそうに綴り、結婚当時の記念写真を添えていた。だがこの時、すでに不倫期間にあったようで……。「文春の報道によれば、古谷さんが’19年元日にファンの女性にメッセージを送ったことで不倫に発展したそうです。2人が体の関係を持つようになったのは、その直後だったようです。安室透役で女性ファンの心を掴んだ古谷さんは、’18年4月のイベントで『若い女性ファンが増えて、モテ期がきたのかな』と笑顔を見せていました。かねてより抱いていた“モテたい願望”が、叶ったようです。声優仲間だった妻の間嶋さんも、古谷さんの活躍を喜んでいたといいます。’18年12月に掲載されたメディアのインタビューでは、『本人は数十年ぶりに“モテ期が来た!”と喜んでおります(笑)私としては今は主婦業をしながら、主人のバックアップをすることを心がけています』と語っていました。また夫の舞台挨拶の衣装なども、彼女がアドバイスしていたそうです。しかし今回の不貞行為によって、糟糠の妻の支えを踏みにじるような結果となってしまったようです」(アニメ関係者)Xでは古谷への厳しい声だけでなく、間島の心境を慮る声も相次いでいる。《間嶋さんを悲しませんでくれ》《最悪すぎる間嶋さんが心配です…》《古谷さん… 年重ねての不倫+暴力発覚は奥さん可哀想… 本当、止めてほしいな真面目に作品作ってる人の迷惑》昨年6月には、《人気声優とファンがカフェで触れ合えるイベントがあって、時間で入れ替わりファンのみんなが入って来るんだけど、僕だけサインを求められなくて寂しかった(T ^ T) という夢を見た。これも悪夢か(^^;;》と綴っていた古谷。不倫が発覚したいまや、“正夢”になるかもしれないーー。
2024年05月23日「往年の人気キャラが漫画から飛び出てきたようだと、日本だけでなく海外のファンにも好評です。どんな役柄も変幻自在に演じ分ける“カメレオン俳優”の真骨頂ですね」(テレビ局関係者)鈴木亮平(41)が主演を務めるNetflixのオリジナル映画『シティーハンター』が「週間グローバルTOP10(非英語映画)」(4月22~28日)で初登場1位という快挙を成し遂げた。「人気漫画の実写化ですが、鈴木さん演じる主人公・冴羽獠の再現度の高さが話題になっています。冴羽獠は裏社会で活躍する超一流の始末屋でありながら、無類の美女好きで“恐怖のもっこり男”の異名を取るキャラクターです。鈴木さんは“おバカだけどかっこいい”冴羽獠の二面性を表現するため、パンツ一枚で踊る“もっこりダンス”を提案しました。原作をリスペクトしたコミカルな要素を入れつつ、冴羽獠なみに鍛え上げられた肉体美を披露したこのシーンが絶賛されています」(前出・テレビ局関係者)これまでも役に合わせて体形を大きく変化させてきた鈴木。その理由を次のように明かしている。《芝居の役作りは“中身に外見が伴ってこそ”だと思っているので、役によって体重はもちろん、筋肉のつき方から動き、姿勢にいたるまで、できるだけイメージに近づくよう努力はしています》(『an an』’15年10月28日号)鈴木は自分の体作りを細かく記録しているという。「テレビ番組で、『俳優による俳優のための現場での体の作り方と見せ方』というテキストを作成していると明かしていました。鈴木さんは役柄に合わせて部位別に細かく筋トレをするそうです。大柄な役に見せたいときは首回りを集中して鍛え、逆にスリムな役のときは腕から肩にかけての筋肉を削ぎ落とすのだとか。体重や体脂肪率はもちろん、手の血管の見え方にまでこだわっていると聞きました。それらの膨大な体作りのデータを書きためたテキストは、まさに彼独自の“筋肉バイブル”なのでしょう」(芸能関係者)この門外不出のバイブルを授かった“愛弟子”が2人いるという。1人目は賀来賢人(34)だ。「賀来さんはドラマ『忍びの家 House of Ninjas』の撮影に入る前、鈴木さんに体作りの相談をしたそうです。その結果、忍者らしい体を作るために、まず体重を20kg増やしてから10kg絞るというボディメイクに取り組みました。鈴木さんも過去に同じ鍛え方をしているので、当然バイブルにも書いてあるのでしょう。筋トレ仲間なので、鈴木さんは『食事制限中でも、一緒に食事できるのがうれしい』と話していたそうです」(前出・芸能関係者)もう一人が小栗旬(41)だ。「2人は’07年にドラマ『花ざかりの君たちへ?イケメン♂パラダイス?』で共演して以来、切磋琢磨し合う関係だと聞きました。小栗さんが役作りなどで筋トレを本格化させるときには必ず鈴木さんに連絡し、相談するそうです。役者としては小栗さんのほうが先輩ですが、昔から鈴木さんの真面目さと頭のよさにほれ込んでいるのだとか。鈴木さんは、小栗さんが自宅近くに建てたジム付きの稽古場を利用して体を鍛えているそうです」(前出・芸能関係者)バイブルを伝授した2人以外にも鈴木の体作りに影響を受けた俳優は多い。小栗と同じく、『イケパラ』で共演した生田斗真(39)もその一人だ。「鈴木さんが過酷な肉体改造に挑むとき、『途中で投げ出せなくなるから』という理由であえて目標を必ず生田さんに毎回宣言するので、刺激を受けているそうです」(前出・芸能関係者)NHK大河ドラマ『西郷どん』で共演した永山瑛太(41)、錦戸亮(39)も主演の鈴木のストイックぶりに魅了されたという。「瑛太さんは打ち上げで『亮平さんと出会えたこと自体が宝物でした』と話すほど、鈴木さんに心酔していたと聞きました。錦戸さんは鈴木さんを見て、『自分も甘えずに鍛えなくては……』と感化されていたようです」(前出・テレビ局関係者)鈴木は松坂桃李(35)をはじめとする年下の後輩からの信頼も厚い。「松坂さんは映画のアクションシーンで、鈴木さんに予定よりも1回多く殴られたことがあったそうです。2人は対談でそのことを振り返り、『アクションは会話みたいなもの』と明かしていました。鍛え上げた体を本気でぶつけ合い、演技を高め合ったのでしょう」(前出・芸能関係者)鈴木が広めた“もっこり筋肉”が俳優界を席巻していた。
2024年05月23日5月22日、俳優の中尾彬さんが、16日に心不全のため亡くなっていたことが所属事務所の公式サイトで発表された。所属事務所は同日、ホームページで《弊社所属 中尾 彬が去る2024年5月16日 心不全のため81歳で永眠しましたこれまで応援してくださったファンの皆様 多くの作品でお世話になりました関係者の皆様の生前のご厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます》と発表。妻の池波志乃さん(69)も《15日に容態が急変し、16日の夜中に自宅で私と二人の時に、とても穏やかに本当に眠るように息を引き取りました。あまりに急で、変わらない顔で逝ってしまったので、まだ志乃~と呼ばれそうな気がします。叶いますならば、中尾彬らしいね~と笑って送ってあげてくだされば幸いです》とコメントを寄せた。本誌は、’17年5月に当時74歳だった中尾さんと62歳だった池波さんにインタビューを実施。今回、あらためてその記事を再掲載する。(全3回の2回目)■「実は、最初、挨拶に彼女の家を訪ねたときは、まだ離婚が成立していませんでした。先方が提示した慰謝料などの条件を私が受け入れるだけになっていて」そう話すのは、池波志乃さん(62)との結婚40周年、ルビー婚式も間近の中尾彬さん(74)。芸能界一の“おしどり夫婦”として知られる2人。特に池波さんの献身ぶりはテレビなどでも話題だ。朝から夫のリクエストに応え、洋食でも和食でも7品ものおかずを、手書きの“お品書”付きで用意するほど。’78年3月14日、35歳の中尾さんと23歳の池波さんは結婚。交際3カ月という“電撃婚”だった。結婚後まもなく志乃さんは妊娠するが、子宮外妊娠で入院してしまうーー。中尾さんと池波さんが当時のことを明かしてくれた。池波「お医者さまから『片方の卵管は無事だから、また子どもはできる』とは聞かされていました。ただ、当時の思いとしては、こんなことしてる場合じゃないと」中尾「それは、私の借金があったから、とにかく2人で仕事をしなきゃならなかったんです。結局、向こうの離婚の条件をすべてのんだので」池波「慰謝料を一括払いにするために、まず数千万円単位の借金をして、プラス、毎月の養育費もありました。ただ、借金といっても、彼が放蕩したとかじゃありませんからね。結果として、妻となった私も一緒に作った借金のようなものでしたから。子宮外妊娠のときも、無理して働いてこじらせちゃうんですが、入院中にも考えるわけです。もし、また子どもができて働き続けるとして、誰に預けるのか。うちの母も、実の親を介護していたりして、頼れません。そもそも私自身、わが子を誰かに預ける気もなかった。それに、当時、女郎なんていう色っぽい役ばかりやっていて、母親であることは、私の女優としてのイメージにはそぐわないかなとも」しかし、現実は悩んでいるゆとりなどなかった。地方公演なども含む女優業の傍ら、着物の見立て会などの営業も、それこそ睡眠時間を削ってこなした。池波「常に死にそうなくらいに寝不足で、いつも疲れていて。家に帰っても、肌襦袢でメークしたまま、バタバタ台所を走りながら食事の支度をするわけです。楽屋にいても撮影の待ち時間にも、いつも冷蔵庫に残っていた食材は何だっけと考えていて。自然に、あるものでメニューが決まっていくのをメモするんですが、ふと思うんです。どうせやるなら、中尾さん好みに奇麗に書こうと」中尾「ですから、あの志乃のお品書も苦肉の策で、けっして余裕のある生活から生まれたものじゃない」池波「そんな毎日を送っているうちに、ねっ、なんだか、夫婦2人の生活ができあがっていったんです」中尾「うんうん」夫婦で脇目もふらず借金返済のために働いているうちに、子どもを持たない生活を自然な流れで選んでいたのだと、2人は口をそろえて語った。
2024年05月23日「国民から見れば、新型コロナウイルス禍に納めた税金が戻ってくるという意味で還元そのものだ」昨年11月、岸田文雄首相(66)が衆議院本会議で、物価対策の目玉政策として、自慢げに意義を強調したのが「定額減税」だった。納税者本人と配偶者など扶養家族を対象に、1人あたり4万円の所得税・住民税を差し引く制度が6月から実施される。5月21日、岸田内閣は企業などに対し、給与明細に定額減税の減税額を明記するよう義務づける方針を決めた。これに対し、SNSでは、《民間に手間を押し付けて岸田総理のアピールをさせるのか》《増税は隠そうとするのに》と辛らつな声があがっている。■減税の裏で“隠れ増税”が進行中「岸田首相は、9月の自民党総裁選で再選されるために、いまは目先のことしか考えていません。自分の支持率を上げるため、国民に賃金上昇や定額減税を必死にアピールしています。その一方で、防衛費や少子化対策などの歳出拡大で財源を増やす必要がある。だが、“増税します”とは、口が裂けても言えない。世間から“増税メガネ”と揶揄されるのが嫌なので、本当は増税したいが、国民に気づかれにくい“隠れ増税”というやり方で財源確保をしようとしているのです」そう指摘するのは、元経済産業省の官僚で、政治経済評論家の古賀茂明さんだ。いまの日本は、賃金の上昇が物価上昇に追いつかず、家計の購買力が落ち込み、長期にわたって消費低迷が続いている。消費低迷に加え、さらに国民を苦しめているのが、社会保険料に支援金を上乗せするといった姑息な負担増だ。その“隠れ増税”の象徴的な施策が、少子化対策の財源として公的医療保険料に上乗せする「子ども・子育て支援金」。この支援金制度は、2026年度からスタートし、徴収額を段階的に増やし、2028年度に満額徴収となる。岸田首相は当初「負担額は国民1人あたり500円程度」と説明していたが、こども家庭庁による2028年度の試算で、多くの世帯が500円を大きく上回ることが明らかになった。「加入している保険や年収によっては徴収額が高くなるのに、当初それを隠し、ワンコインの負担で済むと説明するなど、明らかに国民を欺くやり方です」(古賀さん)岸田首相は「賃上げするから負担は生じない」と、国会で繰り返し語っていたが、保険料に上乗せして徴収する実質的な増税であることは明らかだ。■“女性のため”を旗印に増税計画が進行中岸田首相がもくろむ負担増はこれだけではない。右の表は2024年にすでに実施されたものと、今後予定されているもの、現在検討中の“隠れ増税”は多数ある。後期高齢者の医療保険料や介護保険料の引き上げなど、やはり保険料を隠れ蓑にしたものが目立つ。直近のトピックスとして気になるのが、自民党の会合や政府税制調査会で検討されている“金融所得を社会保険に反映”と“配偶者控除の見直し”である。現在、株の配当などの金融所得が社会保険料の算定に反映されるのは、確定申告をした場合のみ。確定申告の必要がない特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合は、配当で儲けた分は所得に加算されない。そのため、確定申告をしている人と同じ利益を得ていても、社会保険料が安く済んだ。そこで確定申告の有無にかかわらず、金融所得を保険料の算定に反映することで、国はこれまで未申告だった人の保険料を増やすことができる。このニュースが流れた直後、ネット上で“新NISA増税”というワードが飛び交った。「NISA(少額投資非課税制度)の口座がどんどん開設されています。非課税を売りにしているわけですから、今は、国もNISAには手をつけることはないでしょう。ただ、口座開設が頭打ちになった後どうなるか。将来的にNISAによる金融所得も社会保険料の算定に加算される可能性はゼロではないと思います」(古賀さん)もう一つ気になるのが、“配偶者控除の見直し”議論だ。13日に行われた、政府税制調査会では、就業調整の原因となり、女性の社会進出を阻んでいるとして「配偶者控除」の見直しを求める声が相次いだという。とくにパート主婦などの場合、夫が支払う所得税の配偶者控除の基準となる「103万円の壁」を超えないように働いている人は多い。妻の年収が103万円以下の場合、所得税で38万円、住民税で33万円の配偶者控除が受けられる。仮に、この配偶者控除がなくなってしまったら、負担額はどれだけ増えるのだろうか。WEBメディアで情報発信をしている税理士の板山翔さんに、年収別の試算をしてもらった。「夫と妻の2人世帯、そして社会保険料に子育て支援金が上乗せされた段階で、配偶者控除が全廃された場合のシミュレーションを作成しました。その結果、夫(会社員)の年収が400万円であれば6万1400円、年収600万円では8万1200円、年収800万では12万1600円の負担増となることがわかりました」女性の社会進出といえば聞こえがいいが、配偶者控除をなくすことは実質的な増税にほかならない。■“増税隠し”のために複雑化される税制度「給与から源泉徴収される社会保険料、所得税、住民税の金額を少しずつ上げていけば、国民に増税の負担感を抱かせず、かつ確実に徴税することができます。増税自体は、財源確保のために仕方がない部分もありますが、それを目立たなくするために、税制度がどんどん複雑化されていく。これでは国民も納得できないのではないでしょうか」(板山さん)岸田首相は「今年、物価上昇を上回る所得を必ず実現する。そして来年以降に物価上昇を上回る賃上げを必ず定着させる」と、景気のいい話を繰り返している。だが、共同通信が行った世論調査では、岸田首相が明言している“物価上昇を上回る所得”の年内実現について「実現しないと思う」が、90.5%を占めた(13日)。口で言うほど実体経済は甘くはないことを、国民も理解している。「自民党総裁選、そして次の総選挙の後には、社会保険料の上乗せだけではなく、消費税を含めた本当の増税論議を始めると思います。とくに防衛費をGDP比2%に上げると言っていますが、この円安で米国から武器を買うときに、ものすごく目減りして、とても2%では足りないのが実情です。もしトランプ氏が大統領になったら、もっと武器を買えと迫られる。岸田首相はさらに防衛費を増やさなければならないことは、わかっていますから」(古賀さん)“大増税メガネ”が正体を現す日も近い!
2024年05月23日