8月にWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』のメインキャストが発表された。本作は、“警察の中の警察”とも言われ、警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係の知られざる内部捜査を描いた本格サスペンス『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』の続編。伊兼源太郎による『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』の2作を原作に、前作よりもさらにスケールアップしたエンターテインメント作品として制作される。ジンイチ監察係所属の主人公・佐良正輝役として続投が決まっていた松岡昌宏に加え、佐良の上司である監察官・能馬慶一郎役の仲村トオル、能馬の右腕であり公安出身の「首切りのプロ」と呼ばれる監察係長・須賀透役の池田鉄洋、前作で不正を疑われジンイチの監察対象となったが、本作では佐良とともに不正の全貌解明に挑む皆口菜子役の泉里香、捜査一課時代の佐良の後輩で、佐良の眼の前で殉死を遂げた斎藤康太役の戸塚祥太も前作から引き続き出演することが決定。さらに、サイバーセキュリティ対策本部より異動してきた若手監察係員役で浜中文一、監察係の班長役でマキタスポーツが登場する。併せて、本作の特報映像が公開された。■松岡昌宏 コメント――続編制作の決定を聞いたときのお気持ち、更に撮影がスタートして今の心境は?また大変な時間が始まる。――次のステージへと進んだ本作、シーズン2の魅力を一言で団体戦。――視聴者の皆様へのメッセージお手柔らかに。■仲村トオル コメント脚本を読み終えた時の印象は、「こんなリアリティのある怖い話をドラマにするのは怖いな……」という【二重の怖れ】でした。ホラー映画も観ない、絶叫マシンにも乗らない、恐怖にエンタメ料金を払う気の無い自分ですが「この怖さは面白い!」と思いました。闇の中の泥沼の淵を歩く松岡昌宏君演じる佐良正輝を冷たく見守り、時に堅く支え、静かに背中を押す。そんな能馬慶一郎になれば、と思っています。■泉里香 コメント約3年ぶりに『密告はうたう』が帰ってきます。私にとって前作は練習を重ねたアクションシーンや水中ダイブしたりと体当たりで向き合った思い入れが深い作品で、監督、スタッフさん、共演者の方々など同じチームでまたご一緒できることを嬉しく思っております。今作で私が演じる皆口は交通課から警視庁人事一課に異動して松岡さん演じる佐良さんの部下として葛藤しながらも情熱を持って警察という大きな組織と戦い、また前作で殉職した恋人の斎藤康太の死の真相に迫っていきます。行確される側からする側になっても、自分の信念を持って真っ直ぐに歩む皆口を表現できるように演じていますので成長した姿をぜひご覧ください。■池田鉄洋 コメント『密告はうたう』は、私のなかで最もタフな撮影でした。皆が皆を疑い、対象者を行確(尾行)する。そんなシーンの数々を演じていると、結末を知っていながら、疑心暗鬼に陥り、苦しくなってくるのです。お互いを疑う関係性では、共演者に頼る事もできません。そんな緊迫した撮影現場から作り出される物語は、視聴者の皆様を、揺さぶり、惑わせ、夢中にさせます。前作を超えるただならぬ緊張感を、是非お楽しみください。■浜中文一 コメント私が演じる毛利は、警察の厳しい上下関係のなかでも、思ったことを悪気なく言ってしまう“今どき”なキャラクターです。私はどちらかというと上下関係に気を遣うタイプなので全く逆なのですが、世代ごとの考え方の違いがでるよう意識して役作りをしました。この作品は、登場人物の全てが怪しく、疑わしく見えます。もし自分がこの作品の世界にいたら人間不信になるのでは、と感じるほどです(笑)。シーズン2から初めてご覧になる方も、ご自身で推理しながら楽しんで頂ける作品だと思いますので、ご期待頂ければと思います。■マキタスポーツ コメント今シーズンから“ジンイチ”に参加することになりました原西道男役のマキタスポーツです。前シーズンの重厚な雰囲気は踏襲したまま、警察の中の警察という神経がすり減る役どころですが、どこか人間味を残せるよう撮影に臨んでおります。撮影現場も緊張感があり、その甲斐もあってか見どころの多い内容になっていますので、是非ともお楽しみに!またこれを機にWOWOWへの加入もご一考ください。■戸塚祥太 コメント殉職した斎藤康太として今回も参加させていただきます。内片監督のもとで松岡さんの背中を追いかけた時間が今も身体の隅々まで染み込んでいます。真正面から闇に飛び込む佐良先輩の物語を楽しみながら再び背中を追わせていただきます。楽しみにしていてください。『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』特報映像<番組情報>『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』WOWOWで8月に放送・配信予定(全8話)公式サイト:
2024年04月27日6月21日(金) より公開される映画『ザ・ウォッチャーズ』が、お笑いコンビ・ラランドのニシダが背負うリュックサックに広告を掲示するサービス「ニシダ・アド」へ広告展開することが決定した。本作は、『シックス・センス』『オールド』で知られるM・ナイト・シャマランの娘、イシャナ・ナイト・シャマランが自ら脚本・長編初監督を手掛けた作品。地図にない森に迷い込んだダコタ・ファニング演じる主人公ミナが、忽然と現れた謎のガラス貼りの部屋で、見知らぬ3人とともに“謎の何か”に毎晩監視される恐怖を描く。ニシダ・アド実施理由について宣伝担当者は、「監視するに値する人間性を持つニシダさんのリュックサックに“監視者募集中”の広告を掲出できて光栄です」とコメント。5月1日から30日までの1カ月間、不穏なビジュアルを背負うことが決定したニシダは、「今回かなり目を引くビジュアル内容なので、街中でずっと監視されてるような気になりそうです。いつもの広告より目立ちそうで怖いです」と主人公さながらに監視される恐怖を語っている。5月中旬には『ザ・ウォッチャーズ』の関係者が“監視者”となって、ニシダの動きをレポートする予定となっている。「ニシダ・アド」『ザ・ウォッチャーズ』ビジュアル(c)2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED<作品情報>『ザ・ウォッチャーズ』6月21日(金) 公開公式サイト: WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
2024年04月27日だんだんと暑くなる季節。外へのおでかけはサンダルが増えますよね。でも、レジャーなどでは足先が出るデザインは危ないし、かといってスニーカーだと蒸れるし靴下を履くのも面倒。今回はそんな人におすすめしたい、ワークマンの人気サンダルを実際に履いてみてレビューします!【ワークマン】フィールドサンダルアドバンス:2,500円(税込)カラー・サイズ・素材・カラー:ブラック、アッシュグレー(ワークマン女子では限定カラー「ホワイト」も販売)・サイズ:S〜3L・素材:ポリエステル、ゴム底・男女兼用フロントにドローコードのあるデザインが、人気フットウェアブランド「KEEN(キーン)」の「ニューポートH2サンダル」のようだとネットでも話題です。KEENのアイテムはAmazonで14,000〜15,000円ほどしたので、それに比べるとかなりの激安価格ですね。立ったままラクに脱ぎ履きできる【ワークマン フィールドサンダルアドバンス】ラクに脱ぎ履きできるのが嬉しい足首周りのゴムを引っ張るだけで簡単に脱ぎ履きできるので、忙しい朝や、アウトドアで脱ぎ履きすることが多いシーンでも楽ちんです。立ったままでも履けますよ。メッシュ加工で通気性が良く、裸足で履いても蒸れません。といっても全体がメッシュで覆われているわけではなく、サイドには肌が覗く部分もあるので、見た目もスニーカーに比べて涼しげです。重さはLサイズで片足277gでした。もちろん布面積が少ない分、一般的なスニーカーよりは軽いです。さすがにビーチサンダルやクロックスほどの軽さはありませんが、軽量タイプのランニング用シューズくらいの軽さで、長時間履いても重さで足が疲れませんよ。靴底には滑り止め付きで安心靴底を見ると、ギザギザの滑り止めがついています。かかと部分はより細かい模様の滑り止めがついていて、しっかりと地面を掴んでくれます足元の悪いレジャー先の地面でも、安全に履くことができそうです。コーディネート例【ワークマン フィールドサンダルアドバンス】足元に重心が置かれておしゃれに決まりますまずはグレーの7分丈プリーツスカートと合わせてみました。足先が見えるサンダルと違い、足全体が隠れるため、あえて足首が見えるくらいのスカートと合わせると涼しげでいいですよ。トップスは蛍光イエローのフーディや水色のシャツなどを合わせました。グレーはカラフルな色の引き立て役になってくれるのがいいですね。このサンダル、正面のデザインからか割と存在感があるので、ゆるめのボトムスと合わせた重心低めのコーデも面白いなと思いました。裸足はもちろん、靴下を履いても違和感なし。黒い靴下とも合わせてみましたが、カラーソックスをちらりと覗かせるコーデもかわいいかもしれません!実際に履いて1時間ほど過ごしてみた!さっそく履いて子どもとのお出かけに。出発時は肌寒かったので靴下を着用しました。少し風がある中、20分ほど自転車を漕いで公園に到着。靴底はスニーカーのようにしっかりしているので、ペダルも快適に漕げました。その後、コンクリートや土の上を子どもとかけっこしたり、遊具の上り下りをしたりと割とアクティブに活動しましたが、軽くて疲れにくく、快適に過ごせました。子どもは急に走り出したり止まったり予測不能な動きをしますが、そんな動きにも普通のスニーカーのように対応することができます。また、薄いソールのサンダルはすぐに足が疲れがちですが、このサンダルは靴底がしっかりしているので、そうした疲労や痛みも感じませんでした!ワークマンの春夏サンダルはおしゃれなデザインなだけでなく、機能性や安全性にも優れたアイテムでした。人気アイテムなので、売り切れる前に早めにチェックしてみて!※価格はセールなどで変動する場合があります。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※デザイン・種類数は変更となる場合があります。文=くわばらなっとう【ワークマンの靴】2024春夏最高傑作!足へのストレスゼロな「激安新作スニーカー」で長時間歩いてみた()ワークマン新作「激安セットアップ」が最高!着てみたらおしゃれで無限に着回せた【コーデ例も紹介】()【山崎実業】まるでホテルみたい!「カオスで不便な洗面台」がtowerの“スゴい収納”で大変身【賃貸OK】()
2024年04月27日小沢健二が、アルバム『LIFE』の発売30周年を記念して、8月31日に東京・日本武道館でアニバーサリーライブを開催する。『LIFE』は、1994年8月31日にリリースされた小沢健二の2ndアルバム。「愛し愛されて生きるのさ」「ラブリー」「今夜はブギー・バック」「ぼくらが旅に出る理由」などのヒットシングルを含む全9トラックが収録され、発売から30年を経た今も多くの音楽ファンに愛され続けている。本ライブでは、『LIFE』の収録曲全曲を演奏するだけでなく、アルバムのサウンドを徹底的に再現すべくレコーディングに参加した主要ミュージシャンのほぼ全員を招集。東京スカパラダイスオーケストラのメンバー、スチャダラパー、ヒックスヴィル、服部隆之指揮によるオーケストラなど、『LIFE』の音を作り上げた面々が日本武道館のステージに集結する。また、演奏には可能な限り当時の機材・手法が使用される予定となっており、再現度の高いライブパフォーマンスとなりそうだ。なお、当日のステージでは『LIFE』収録曲をライブ後半にまとめて演奏し、ライブ前半は『LIFE』以外の曲を披露する予定だ。■小沢健二 コメントアルバム『LIFE』の発売日は1994年8月31日。そのピッタリ30年後の8月31日の土曜日に日本武道館で、スカパラのメンバーやスチャダラやヒックスヴィルや服部隆之指揮のオーケストラ……、つまり一緒に録音した大勢のみんなと、『LIFE』全曲の音を再現します。キーボードが3台入っている曲は、3人のキーボーディストで再現。「あの音だ!」となるはず。昔一緒に聴いてたご友人や、最近音楽に興味のあるお子さんたちと聴きにきてください。帰り道、「お父さん、なんで泣いてるの?」となるやつです。笑ライブ前半は『LIFE』以外の曲をやります。聴きたい曲があれば、インスタやXwitterに #LIFE小沢健二 でどうぞ。できたら、私的なエピソードも添えて。長い時間、本当にありがとう。最後は一緒に「愛し愛されて生きるのさ」をみんなで歌って、今の生活に帰ろう。家族や友人たちと。<ライブ情報>小沢健二『LIFE再現ライブ』8月31日(土) 東京・日本武道館開場 16:30 / 開演 17:30■演奏ミュージシャンNARGO, 北原雅彦,GAMO & 沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)、スチャダラパー(ANI、Bose、SHINCO)、ヒックスヴィル(真城めぐみ、木暮晋也、中森泰弘)、服部隆之オーケストラ(服部隆之指揮、コンサートマスター・室屋光一郎)、朝川朋之、他『LIFE』録音及び小沢ライブ演奏メンバー小沢健二 オフィシャルサイト:
2024年04月26日シンガーソングライターの折坂悠太が、4thアルバム『呪文』を6月26日(水) にリリースすることが決定した。コロナ禍で制作された前作『心理』からおよそ2年8カ月ぶりのアルバムとなる本作は、内省的なコンセプトの前作と比べ、風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような確かな眼差しを落とし込んだ内容となっている。BS-TBS 木曜ドラマ23『天狗の台所』主題歌の「人人」のほか、以前からライブやフェスでも演奏してきた楽曲、書き下ろしの新曲を含む全9曲が収録される。アルバムには、senoo ricky(ドラム)、宮田あずみ(コントラバス)、山内弘太(エレキギター)からなるバンドメンバーを中心に、折坂悠太(重奏)で共に活動してきたyatchi(ピアノ)、ハラナツコ(サックス)、宮坂遼太郎(パーカッション)、波多野敦子(ストリングス)らが参加。レコーディングとミックスを、角銅真実、NRQ、池間由布子、テニスコーツなどを手がける大城真が担当し、マスタリングはFrederic Staderが行う。またアルバムリリースを記念して、全国8都市9公演をまわるホールツアー『呪文ツアー』の開催が発表された。チケットの先行受付は5月13日(月) まで。■折坂悠太 コメント草葉の陰から、台所のつめたい床。「虚しいね」と言い捨てたすぐ後で、捨てた言葉が気になって、今来た廊下を探して戻る。生姜とにんにくそれぞれひとかけ。玉葱・りんご、1/4きれ。ミキサーの中へ。「大丈夫」の代わりに、呪文を唱える。ディダバディ、ディダバディ、愛しています。<リリース情報>折坂悠太 4thアルバム『呪文』6月26日(水) リリース折坂悠太『呪文』ジャケット●初回限定盤(2CD):4,400円(税込)アルバムCD+インストバージョンCD●通常盤(CDのみ):3,300円(税込)【収録曲】1. スペル2. 夜香木3. 人人4. 凪5. 信濃路6. 努努7. 正気8. 無言9. ハチス<ツアー情報>折坂悠太『呪文ツアー』折坂悠太『呪文ツアー』告知画像9月18日(水) 宮城・日立システムズホール仙台 シアターホールOPEN18:00 / START19:009月20日(金) 北海道・共済ホールOPEN18:00 / START19:009月22日(日) 大阪・サンケイホールブリーゼOPEN17:00 / START18:009月23日(月) 岡山・おかやま未来ホールOPEN17:00 / START18:0010月6日(日) 福岡・電気ビルみらいホールOPEN17:00 / START18:0010月7日(月) 愛知・名古屋市青少年文化センター アートピアホールOPEN18:00 / START19:0010月9日(水) 京都・ロームシアター京都 サウスホールOPEN18:00 / START19:0010月17日(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYAOPEN17:30 / START18:3010月18日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYAOPEN17:30 / START18:30■オフィシャル先行:5月13日(月) 23:59まで()公式サイト:
2024年04月26日ロックバンド・ヤングスキニーが、ツアー『“老いてもヤングスキニーツアーvol.4”いったことないとこあったんだ編』を開催することを発表した。本ツアーは、まだ行ったことがないライブハウスを巡る対バンツアーとなっており、7月23日(火) 山口・RISING HALLから10月5日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場まで、全11公演が行われる。ゲストは後日発表される。チケットは、本日よりヤングスキニーオフィシャルファンクラブ「ヤンスキカンパニー」会員限定最速先行の受付がスタート。<ツアー情報>『“老いてもヤングスキニーツアーvol.4”いったことないとこあったんだ編』『“老いてもヤングスキニーツアーvol.4”いったことないとこあったんだ編』ビジュアル7月23日(火) 山口・RISING HALL開場 18:15 / 開演 19:007月25日(木) 徳島・club GRINDHOUSE開場 18:30 / 開演 19:007月28日(日) 和歌山・CLUB GATE開場 17:30 / 開演 18:008月8日(木) 富山・SOUL POWER開場 18:30 / 開演 19:008月10日(土) 秋田・Club SWINDLE開場 17:30 / 開演 18:008月12日(月・祝) 青森・Quarter開場 17:30 / 開演 18:008月28日(水) 宮崎・FLOOR開場 18:30 / 開演 19:008月29日(木) 大分・DRUM Be-0開場 18:30 / 開演 19:009月5日(木) 北海道・函館club COCOA開場 18:30 / 開演 19:009月8日(日) 北海道・帯広MEGA STONE開場 15:30 / 開演 16:0010月5日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場開場 17:00 / 開演 18:00【チケット料金】前売:4,000円(税込)※オールスタンディング(整理番号付き)山口公演のみ2階席指定 / 未就学児入場不可 / 各会場ドリンク代別途必要■ファンクラブ先行(抽選)受付期間:4月26日(金) 21:00~5月1日(水) 23:59<ライブ情報>ヤングスキニー『ヤンスキ春の野音祭り』■ヤンスキ春の野音祭り 東京編5月6日(月・祝) 東京・日比谷野外音楽堂開場 17:00 / 開演 18:00■ヤンスキ春の野音祭り 大阪編5月25日(土) 大阪・大阪城野外音楽堂開場 16:30 / 開演 17:30【チケット情報】前売:5,500円(税込)※全席指定 / 未就学児入場不可チケット情報:()Official HP:
2024年04月26日8月4日(日) に開催される『PSYCHIC FES 2024』の第3弾出演アーティストが発表された。『PSYCHIC FES』は、ロックバンド・PK shampooが主催するサーキットイベント。大阪・BIGCATを中心として、SUNHALL、ANIMA、FANJ twice、Pangea、HOKAGEの心斎橋一帯のライブハウス6会場ほかで行われる。このたび第3弾アーティストとしてKALMA、多次元制御機構よだか、TEMPLE、No Fun、Mega Shinnosuke、目やに!、RAZORS EDGEの出演が決定した。チケットは4月27日(土) 10時より一般発売がスタート。一般発売Aは期間限定価格のスタンディング6,000円での販売となるが、予定枚数終了後は、一般発売Bとしてスタンディング6,800円での販売となる。■ヤマトパンクス(PK shampoo) コメントまずい!好き放題やってたらとんでもない赤字が出そうになってきた!やばい!怒られる!!怒られたくない!!ついては次回のチケットからちょびっとだけ値上げさせてくれ!!つまり是非とも今回買っといてくれ!!ヨロシャス!!追伸:2年前、犬を飼いたくて少々割高でもペット可の今の物件を選んだのですが、結局犬を飼わないまま引っ越すことになりそうです。大家さん、お金を返してください。行きあたりばったりですみません。PSYCHIC FES、よろしくお願いします。<イベント情報>『PSYCHIC FES 2024』8月4日(日) 開場12:00 / 開演13:00会場:BIGCAT / SUNHALL / ANIMA / FANJ twice / Pangea / HOKAGE 他『PSYCHIC FES 2024』告知画像【出演アーティスト】(50音順)アルカラ / 梅田サイファー / Order From Minor. / ガガガSP / かずき山盛り / 加速するラブズ / KALMA / 小林私 / SuiseiNoboAz / 多次元制御機構よだか / the dadadadys / TENDOUJI / TEMPLE / トップシークレットマン / ドミコ / ネクライトーキー / No Fun / THE BACK HORN / PK shampoo / PURIKURA MIND / the bercedes menz / Mega Shinnosuke / 目やに! / 山田亮一 / 夜の本気ダンス / RAZORS EDGE / LOSTAGE / 浪漫革命 他チケット情報:()イベントHP:
2024年04月26日映画『愛と誠』三部作の初となるデジタル配信が、本日4月26日(金) よりプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルでスタートした。『愛と誠』は、1973年3・4合併号から1976年39号まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された、梶原一騎(原作)&ながやす巧(作画)による同名漫画を原作とした実写映画。不良高校生のリーダーと財閥の娘との純愛を描いた学園青春バトルアクションもの、および学園純愛ラブストーリーものという、今や日本映画の人気二大ジャンルのはしり、プロトタイプとも言える作品だ。主演は西城秀樹(1作目)、南条弘二(2作目)、加納竜(3作目)がそれぞれ務め、ヒロイン役は3作共通で本作がデビュー作となった早乙女愛が演じた。また2012年には三池崇史監督、妻夫木聡、武井咲、斎藤工出演で再映画化されている。なお「プラス松竹」での独占配信は本日から3カ月間となる。<作品情報>『愛と誠』(1974年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:石森史郎/山根成之監督:山根成之出演:西城秀樹/早乙女愛/仲雅美/織田あきら/坂上大樹 他『愛と誠』キーアート【ストーリー】信州・蓼科高原のスキー場。財閥の娘、早乙女愛は危うく谷に転落する寸前、少年、太賀誠に助けられる。彼の額には傷が残った。9年後、ふたりは意外な、そして運命的な出会いをする。名門・青葉台高校のアイドルになっていた愛とその仲間が、合宿中暴走族に絡まれるのを救ったのが、地元の不良高校生のリーダー、誠だった。愛は、傷の償いをすべく父の力を借りて、誠を青葉台高校に転入させる。凶暴な誠は、1日目から問題を起こした。さらに誠は不良仲間を支配し、その横暴は日増しにエスカレートしていく……。配信リンク: 松竹株式会社『続・愛と誠』(1975年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:石森史郎/山根成之監督:山根成之出演:早乙女愛/南条弘二/森次晃嗣/中川加奈/多岐川裕美 他『続・愛と誠』キーアート【ストーリー】青葉台高校を退学させられた太賀誠は、悪名高い花園実業へ転校。早乙女愛も誠を追って転校する。花園実業には、誰もが畏怖するスケバングループがいた。ふてぶてしい誠の態度にその中のひとりが襲いかかるが、反対に逆さ吊りにされる。それは、彼女たちへの誠の宣戦布告でもあった。誠はスケバンの影の大番長を探すが、なかなか見つからない。そんな時、新人の体育教師が襲撃される事件が起きた。その犯人こそ、影の大番長高原由紀だった。配信リンク: 松竹株式会社『愛と誠・完結篇』(1976年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:山根成之監督:南部英夫出演:早乙女愛/加納竜/柴俊夫/白木万理/東八郎/大滝秀治 他『愛と誠・完結篇』キーアート【ストーリー】悪の温床、花園実業高校に通う愛と誠。ある夜、愛に脅迫電話があった。「誠に転校するよう伝えろ。彼の命が惜しければ」。愛から忠告された誠は、逆に新たな挑戦状に闘志を燃やす始末だった。翌朝登校した誠の教室は、悪名高いヤングマフィア「緋桜団」に占拠されていた。檀長の砂土谷峻の鞭が誠に飛び、打ちのめされる。そこに割って入ったのが、高校の理事長で政財界の黒幕、座王だった。座王と峻は実の親子で、子どもの頃に目を傷つけられた峻は家を飛び出した過去がある。その日以来、誠と峻の因縁の対決が始まった。そして突然、早乙女家に重大事件が起き、最大の危機が迫る……。配信リンク: 松竹株式会社プラス松竹 公式サイト:
2024年04月26日4月13日、14日の2日間、大阪・天王寺公園エントランスエリアてんしばで、大阪・西成を拠点とするブルワリー『Derailleur Brew Works』と、関西最大級の無料ローカルフェス『GREENJAM』がタッグを組んだ野外音楽フェス『坂ノ上音楽祭』が開催。キセルやSPECIAL OTHERS、TENSAIBAND BEYOND、土岐麻子らが出演した同フェスの2日目にego apartmentが登場。気温25℃の夏日、桜も満開のお花見ウィークエンドのてんしばで最高にアツいステージを繰り広げたego apartmentのライブをレポートする。まだライブが始まる前、リハーサル中のego apartmentの演奏に引き寄せられるようにステージ前のスタンディングエリアに人が集まってくる。会場の天王寺公園にはフットサルコートや小さな子どもが遊べるアトラクションがあり、天王寺動物園も隣接。晴天に恵まれたこの日は、親子連れや友達同士がひしめき合うスタンディングエリアと、その奥のピクニックエリア、さらにその奥に広がる広大なフリーエリアもシートを広げてくつろぐ人で満杯。大人も子どもも芝生でくつろぎながらクラフトビールとグッドミュージック、DJやトークライブが楽しめると謳う『坂ノ上音楽祭』ならではの光景だ。「Next Live Artist, ego apartment!」とアナウンスがかると、White Townの「Your Woman」にのせてego apartment の3人が歓声に迎えられ登場。ステージ中央に集まり、お互いに気合を入れるようにそれぞれの背中を両手で叩き合うと、ステージ向かって左にZen(Gt&Vo)、中央の少し奥まったところにDyna(B)、右手にShu(Vo&Gt)といういつも通りの立ち位置へ。「よろしくお願いしますego apartmentです!」とZenが観客に呼びかけ、オープニングは「1998」。イントロのベースパートでステージ前方に歩み出るDyna。低く囁くようなZenのボーカルと、Shuのハイトーンが交差しながら気だるいグルーブを生み出してゆく。真っ青な空の下にいながら深夜のような酩酊感を覚え、それも心地よい。Zen(Gt&Vo)「NEXT 2 U」のイントロが聴こえると、「wow!」という歓声が上がり、曲に合わせてクラップが起きる。Dynaは嬉しそうに微笑む。哀愁を帯びた曲調ながら、DynaとZenが向かい合ってプレイする姿に観客のテンションも高まっていく。私の背後で「えっ、ドラムいないんだ!」という驚きの声が聞こえたが、彼らはサポートメンバーを入れず3人+同期を使ったステージを行うのがデフォルト。が、昨秋のワンマンではShuが数曲でドラムをプレイする場面もあり、この先いくらでも起こりうるであろう変化に期待もしている。続く「Wrong with u」は青空を仰ぎたくなるような心地よいメロディー。彼らの曲は英語詞中心で、時折ごく自然に日本語詞が差し込まれる。この曲でもZenのブルージーな低音ボーカルに体を揺らしていると、Shuの「時間はもうないとりあえずバイトゆくわ」というフレーズがひょいと顔を出す。サイパン出身で兵庫育ちのDynaとオーストラリア出身のZen、大阪出身で中学時代から洋楽中心の音楽ライフを送っていたShu。3人ともが作詞作曲をし、関西を拠点に2020年からego apartmentとしての活動が始まった。この日はホームである関西ということや、駆け出したくなるような春の陽気も相まってか、ステージの3人もとてもリラックスして演奏を楽しんでいるように見えた。MCでは、「言わなアカンことがいっぱいある」とDynaが思い出したようにメモを取り出し、5月29日に2年ぶりのニューアルバムをリリースすることや、その2ndアルバムのリリースパーティーを6月27日に大阪で開催することをお知らせ。「メモ用意してるんや」と笑うZenも含め、クールなステージ運びとMCでの飾らない素顔のギャップも彼らのチャームポイントだ。Shu(Vo&Gt)中盤は「FOG」からスタートし、1日の始まりを思わせる清々しい「mayonnaise」からシームレスに「N o o N」へ。この2曲は彼らのライブではおなじみの流れだけれど、ライブハウスとは景色の違う抜けるような青空の下、デイタイムに体感できるのは格別だ。掲げた手をゆらりと風にまかせて踊る人。日差しを避けるようにego apartmentのタオルを肩にかけてステージに見入る人。風に乗って飛んできた桜の花びらが前に立つ人の肩にはらりと舞い落ちる最高のロケーションの中、各々が自由にライブを楽しむ姿が目に心地よかった。続けて「1月にリリースした新曲を聴いてください」(Dyna)と「mad cooking machine」を。ゆらめくようなギターと浮遊感のあるトラックはまるで深海で踊っているよう。ShuのファルセットとZenの低音ボーカルが重なるパートは、ハモるというよりそれぞれの持ち味が発色していて良い。ダンサブルだけれど熱量はそれほど高くなく、漂うムードも温度もひんやり。それでいて気づけば音の波間に体を委ねている。続く「Sensation」では深海から原色の世界へ一息にワープ。ギターのカッティングで、「one, two, three!」の掛け声で観客のテンションを上げていく。ego apartmentの歌詞を紐解いてみると実は内省的な色合いが濃いものも多いのだけれど、それがメロディーに乗りサウンドで彩られると、まさに昇華というのか途端にダンスナンバーとなって聴く者を酔わせる。続いて披露された「Weigh me down」もそう。タオルをガンガンに振り回すようなアッパーな盛り上がりとはまた違った、聴き手の体の芯に作用しじっくりと解き放っていくような高揚感を味わわせてくれる。Dyna(B)「OKラスト!」の掛け声とともに、最後の曲である「huu」が賑やかに騒々しくスタート。「1、2、3、4!」のカウントでDynaが煽れば、瞬く間に火が広がるようにスタンディングエリアではあちこちでジャンプする人や、拳を上げる人が。ステージ前方へせり出たDynaは羽を広げるように両手を伸ばし風と一体化するかのよう。そのDynaと向き合ってギターを掻き鳴らすZenはどんどんボルテージが上がり、最後にはステージに仰向けになり頭の上でギターをプレイ。ライブが最高潮に達する中、「ありがとうego apartmentでした!」の言葉を残しステージは終了。メンバーがステージを去るまで拍手と歓声が続いた。MCでも告知された2年ぶり2枚目となるフルアルバム『ku ru i』は果たしてどんなアルバムになるのか。昨秋のワンマンでいくつか新曲がプレイされ、中には磁石のS極とN極ぐらい真反対の方を向いた曲もあり、改めて3人の中から湧き出るアイディアの奥深さに驚嘆させられた。ヒップホップやR&B、ソウル、インディーロックもエレクトロもK-POPもJ-POPも幅広く滋養とするユニークでキャッチーな音作りはego apartmentの大きな魅力であり持ち味だ。そのアルバムを携えたリリースパーティー『ego apartment presents O do ri Ku ru i』は6月27日(木)心斎橋Yogibo META VALLEYにて開催。アルバム発売から約1カ月を経過し、『ku ru i』の曲たちがじっくりとリスナーに浸透していった頃にパーティーの幕が開く。そしてリリースパーティー=ワンマンかと思いきや、スケジュールではこの日のACTは“ego apartment and special more…”と表記されている。ego apartment プラスDJ?ゲストバンド?さらにこのパーティーはオンラインチケットも用意され、ワールドワイドに配信。世界のどこにいても、誰でも同じひとときを楽しむことができるこのパーティーが待ち遠しいし、この夜何が起こるのか、この目と耳で確かめたい。Text:梶原有紀子Photo:@shohnophoto<公演情報>坂ノ上音楽祭2024年4月14日(日)てんしば(天王寺公園)セットリスト1.19982.NEXT 2 U3.Wrong with u4.FOG5.mayonnaise6.N o o N7.mad cooking machine8.Sensation9.Weigh me down10.huu<イベント情報>ego apartment presents『O do ri Ku ru i』6月27日(木) 大阪・Yogibo META VALLEY開場19:00 / 開演19:30出演:ego apartment / and more※配信あり。配信期間は6月27日(木) 19:00〜6月28日(金) 17:00までチケット情報:()公式サイト:
2024年04月26日全国から3000人以上が応募した声優ガールズユニットオーディションから選ばれた8人で結成されたIBERIs&(イベリスアンド)。昨年3月のメジャーデビュー以来、すでに5枚のシングルをリリースし、1周年を経た5月6日には3回目のワンマンライブを行う。メンバーから小川華果、園田れい、西尾桃子の3人に、これまでの経緯を踏まえたステージへの想いを聞いた。――メジャーデビューから1年になりますが、デビュー前の皆さんはどんな生活を送っていたんですか?小川高校を卒業してすぐ、焼肉と日本料理を出すお店の厨房で働いていました。もし声優になれなかったら、料理の道もいいなと思って。――「特技はキャベツの千切り」とアピールしています。小川かつらむきや魚のさばき方も教えてもらいました。覚え切ってない時点でやめてしまったので、うまくはさばけないんですけど(笑)。――メンバーに料理をふるまったことも?園田1回も手料理を食べたことがないです(笑)。西尾キャベツの千切りが特技と知って2年経つのに(笑)。小川私の家のキッチンが狭いので。いつかみんなにふるまえたらいいなと思います。西尾ふるまわれたい(笑)。園田楽しみにしているね!――小川さんは歌も特技にされていますが、練習していたんですか?小川レッスンを受けたことはなかったんですけど、学校で毎日歌っていました。生徒会の副会長をやっていて、放課後に生徒会室から距離が離れた職員室まで「聞こえていたよ」と言われるくらいの声量でした(笑)。西尾私は高校を卒業して少しだけ、声優の養成所に通っていたんですけど、一回挫折してしまいました。それでフリーターになって、何も考えずに過ごす時期がありました。でも、歌もダンスも好きだし、やっぱり声優になりたいと思った時期に「SUN AUDITION」があって、「受けてみるか」と。――バイトもしていたんですか?西尾高校生の頃から、ずっとやっていました。うどん屋さんとか、全部接客業です。人と話すのが好きで、ずっとニコニコしていました。――西尾さん目当てで、うどん屋さんに来るお客さんもいたでしょうね。小川いそう!西尾話し掛けられるのは日常茶飯事でした(笑)。――あと、西尾さんは2歳からサンバをやっていたそうですが、そんな小さい頃にどう始めたんですか?西尾サンバチームが練習しているところに、勝手に飛び込んでいって踊ったのがきっかけらしいです。記憶はないですけど、導かれたのかなと。それから家族みんなでサンバをするようになりました。母が一緒にダンサーになって、父がバテリア(楽器隊)に入って。――IBERIs&でダンス経験があったのは、西尾さんと日菜さんだけとか。西尾中学までサンバをやって、高校ではダンス部に入って、K-POPのカバーとかしていました。――園田さんは3月まで女子大生だったんですよね。園田オーディションを受けるまでは普通の大学生で、芸術系のことを学んでいました。アニメーションの制作をメインに、油彩、水彩、版画、陶芸とかいろいろと。面白おかしい学生生活でした。――合コンに行ったりも?園田そういうのとは一番ほど遠かったです(笑)。でも、イラストを描くのが大好きで、美術や芸術をたくさん勉強できた4年間はすごく楽しかったです。――卒業制作は仕事をしながら大変だったのでは?園田制作期間は一番大変でしたね。2分弱のアニメーションで、プロジェクションマッピングで縦長の画像を出して、インスタレーションをする展示作品を作りました。仕事をしていることは大学の人にあまり言ってなかったんですけど、授業に出られないときは親しい友だちに助けてもらって、どうにか完成しました。いつかみなさんにも公開したいです。小川頑張っていたもんな。――IBERIs&に入ってから、変わったところもありますか?西尾人間としての成長を自分で感じます。昔は人生楽しければいいという感じで、頭を動かすこともしてなくて、勉強とかも逃げていたんです。それが、この世界で「逃げちゃダメだ!」みたいな気持ちが芽生えました。プロの凄さを目の当たりにしながら、精進しています。小川調理師として働いていても、どこかで声優をやりたい気持ちがあったから、身が入らないときもあって。「本当にやりたいのはこれじゃない」と思っている自分がいました。IBERIs&には最後の挑戦と決めて入って、これこそやりたいことでしたけど、妥協していたら、お仕事はもらえない。ツケは全部自分に回ってくる。日々の練習は欠かせないし、自分の人生に対する責任感はすごく持つようになりました。――北海道から上京して、生活で戸惑いもありました?小川東京は北海道より寒く感じます。西尾エーッ?小川ビル風がすごく吹くから冷たくて。2月に久々に北海道に行ったときも、気温はマイナス2度とかでも日差しがあって、暖かかったです。あと、東京は風が吹く分、花粉がすごく飛んでますよね。私は花粉症がひどくて、くしゃみのしすぎで声が変わってしまったり、体調面で悩まされることは多いです。園田IBERIs&で1年半くらい活動してきて、自分の知らなかった領域の自分を知りました。こんなに泣くタイプとは思ってなかったんです(笑)。中学や高校の卒業式でも涙はカラッカラで「みんなバイバイ」みたいな感じでしたけど、オーディション中から最近でも、すごく泣いてしまって。――どんなことで?園田いろいろあります。自分について考えすぎて、かえって何もわからなくなったり。お芝居に悩んで世界の終わりみたいな感じでグショグショに落ち込むこともありました。そんなとき、桃子も華果も親身になって相談に乗ってくれて、励ましてもらえて。ユニットの活動は人生で初めてで、仲が悪くなったりするのかなと思っていたんですけど、身近に切磋琢磨し合える仲間がいることがこんなにありがたいんだと、元気をもらえました。――最初の頃と印象が変わったメンバーもいますか?西尾いますね。この3人はオーディションから同じグループで、華果は最初おとなしくてあまり喋らない印象でした。「私なんて……」って謙遜するタイプかと思っていたら、めっちゃひとり言が多くて、一番のカマチョでした(笑)。園田わかる!「こんなに喋るんだ」と思った(笑)。小川たぶん思ったことを全部口に出しているんです。西尾最近の一番の口ぐせが「むくんできた」という(笑)。小川すぐむくむんです。たとえばうどんを食べると、スープを飲んだ瞬間から、むくみ始めます(笑)。私は桃子をテンションが高い子かと思ったら、それだけではなくて、周りをよく見ていてリーダーシップもありました。れいはオーディションで残っていた20人が写真を撮影した日に、すごく泣いていました(笑)。園田泣いちゃった~(笑)。カシャカシャ撮られて緊張して、スタッフさんに「大丈夫だよ」と言われてフーンとなっちゃって。小川か弱い女の子かと思ったら、発言が面白いし、哲学的なことを考えているんです。西尾難しい言葉を発します。3次審査の会場で爆ウケしたのが、「このオーディションに受からなかったら、どうします?」と聞かれて「バクチします」と言って(笑)。ひと言でフロアを沸かせていました。園田そんなこと言ってた?「気づいたらここまで来ていて、時は過ぎ去って、諸行無常ですね」みたいなことは言った記憶があります(笑)。桃子は裏表がないというか、ずっとワーッとしている感じで、イメージが一貫しています。華果は……難しいな(笑)。小川何だよ(笑)。最近れいに言われたのは「IBERIs&で唯一年上に思える」と。園田最年長が(大橋)海咲と(三波)春香で、次が華果、その下が私ですけど、海咲と春香は私と同い年な感じがするんです。華果だけが年上だなと。小川何ででしょう?園田オーディション期間中、助けてもらっていたんです。私はまともに周りと関わらず、端っこで小さくなっていましたけど、華果だけはやさしくしてくれて、他に話せる人がいなくて。その印象があるかもしれません。――園田さんの食いしん坊ぶりは昔からですか?西尾最初から、お弁当が余分に用意されていると、1コ食べたあとに「もう1コいいですか?」と言っていたよね(笑)。園田今日はちょっと少なめにしようと、ごはんをよそって席に行ったら、近くにいたメンバーがのぞき込んで「こんなに食べるの?」と言われたことがありました(笑)。西尾基準から大盛りなんだね(笑)。――『バズリズム02』でIBERIs&が密着されたときは、ダンスレッスンについて園田さんが「毎日のように泣いてた」と話してました。園田初心者で全然うまくできなくて、毎回落ち込みまくっていました。「もうダメだ」となって、何とか復活して、また落ち込んで……と毎日繰り返していて。小川私もダンスは未経験で、「どんな体の動かし方をしたら、そうなるんだ?」と理解するまで、すごく時間が掛かりました。今でも振り覚えは遅いですけど、何とか食らいついています。西尾私は最初、世の中を知らなくて謎の自信を持っていましたけど、この世界で周りの人を見て、全然足りないと気づきました。あの凄い技術を自分も身に付けようと、日々頑張っています。――西尾さんは泣きはしませんでした?西尾いや、聞いてください。私、初期は泣き虫キャラだったのが、れいに盗られたんです(笑)!園田盗ってはいないから(笑)。西尾本当に凄かったんです。毎回リリースイベントで感想を言うたびに、泣いていましたから(笑)。「こんなに皆さんがいてくれて嬉しい。ふえーん……」みたいな。でも、先輩の吉岡茉由さんに「ステージでは涙を見せない。みんなが不安にならないように、私は強いんだと示している」とおっしゃっていて。それから泣かないようにしました。園田私だって、それからステージでは泣かないようにしているし(笑)。でも、いまだに春香は日菜が喋ると「うえーん……」って泣いてます。小川何かもう母親目線なんだよね(笑)。園田最年長が最年少を見て「成長したね」って母性を感じちゃって(笑)。――5月6日にメジャーデビュー1周年のワンマンがありますが、これまでで特に印象深いステージはありますか?西尾としま文化の日に池袋のグローバルリングでやったライブは、私たちを知らない方もいっぱい駆け寄ってきてくれて。小川オープンスペースだったので。西尾ライブ中に、お客さんがガーッと多くなってきたんです。園田それが目に見えてわかったので嬉しくて。盛り上がりを肌で感じて、楽しかった気持ちをいまだに思い出します。小川私たちのファンの&er(アンダー)の皆さんも「俺らのIBERIs&だぜ」みたいに誇りに思ってくれていたのも、すごく伝わってきました。――初期の北海道遠征のVlog動画では、小川さんが「心臓が痛い」と言っていました。小川言ってました?まだ何もわからない状態で、地元でいいところを見せなきゃという気持ちもあって、余計に緊張していたんだと思います。家族も来ていて、ステージに立っている私を見て目の前で泣き出したので、私もつられて泣きました(笑)。西尾初めて8人全員揃ってステージに立ったのが、あの「ルスツうまいもんまつり」だったんです。園田お披露目イベントは、私が体調不良で出演できなかったので。初ステージがまさかの北の大地になりました。緊張して「ステージに出たらMCであの話をして、ダンスをして歌って……。あーあーあー、ちゃんとできるかな?」みたいな感じでしたね。懐かしいな。今は全然緊張しなくなりました。西尾私は昔から緊張しないタイプです。サンバのステージにいっぱい出ていたので、人前には慣れていて。園田メンバーの春香は、さっきから名前がよく出ますけど(笑)、いまだに緊張していて「背中を叩いて」と言われます。西尾私もMCはいまだに緊張するときがあります。でも、ステージの最中は、いろいろなことに気を配りながらも、楽しむことができています。――出番前の楽屋はどんな感じですか?園田ずっと変な話をしているよね。ここでは言えないような(笑)。西尾くだらない話です(笑)。園田気持ちがちょっと落ちたとき、上げるためにミニゲームをやるのが、メンバー内で流行っています。西尾MCの打ち合わせをして頭がいっぱいになってくると、リセットするためにほうれんそうゲームをしたり。――西尾さんは=LOVEの有明アリーナを観たそうですが、学ぶこともありました?西尾小さい頃からアイドルが好きで、いろいろなグループを見てきましたけど、今は=LOVEさん、≠MEさんが一番。ライブもいつも行っていて、本当に素晴らしくて。この前はステージに近い良い席で、憧れでお手本の皆さんを間近で見られて、いっぱい吸収して帰ってきました。――どんなことを?西尾皆さん、自分の歌割でないところでもずっと世界観に入っていて。踊り方や歌い方が曲によって全然違うし、声も変えられています。ライブとしてのクオリティがすごく高いので、IBERIs&もそんなふうになりたいと思いました。――髙松瞳さんの推しうちわを持った写真がSNSで上がっていました。西尾瞳さん推しです!でも、大谷映美里さんのような女性らしさに溢れた方も好きで、どっちもなりたい対象ですね。――IBERIs&のライブの良さはどんなことだと思いますか?西尾セトリに毎回こだわっていて、スタッフさんと話し合っています。カッコいい曲、かわいい曲、盛り上がる曲、感謝を伝える曲など盛りだくさん。IBERIs&のいろいろな顔が一気に見られるところが私たちのライブの良さだと思います。あと、MCが面白い!園田いろいろな意味でね(笑)。西尾私たちのワチャワチャ感を詰め込んで、お客さんにもツッコんだり。みんなで会話しているようなアットホーム感があります。園田ポンコツMCとも言われますけど(笑)。西尾事前に話すことを考えていても、メンバーの話を聞いていると、ツッコむところが多すぎて(笑)。個性が8人バラバラなので。園田楽しい雰囲気は感じられると思います。――最新シングルの「UUUUU」が初のラブソングだったので、かわいさもよりフィーチャーされますか?園田そこは出します。恋するキュンキュンを全力で表現します。西尾メンバーの顔がかわいいんですよ(笑)。かわいらしい表情が似合う子が多くて、MVでもそこを押し出しているので、注目してほしいです。声もかわいいしね。園田声優アーティストなので、みんなレコーディングからなり切って、かわいさをめっちゃ出しています。西尾私もいつもの13倍くらいのかわいさを絞り出しました(笑)。――今度のライブでは、今までにない取り組みもありますか?園田特典会でね。西尾スタッフさんとメンバーで大会議をしたんです。新しいことをやります。「UUUUU」のMV、とってもかわいいですよね。小川キュンとするシーンが多くて、ハイライトがすごい。西尾それだけ言っておこうかな(笑)。――今の話にヒントがあるわけですか(笑)。本番までに個々で磨いておきたいことも?小川体力作りはすごく大事だと思います。曲数がさらに増えて、5thシングルのカップリングの「Merry Go-Round」では、サビをほぼ1人で歌わせてもらっているので。どんなセトリの組み方になっても、常に全力で歌えるようにしないと。――体力作りのために、どんなことをしているんですか?小川ジムに通ってランニングをしたり、久々にプランクも始めました。西尾地味にキツいよね。体をねじったり。小川運動なんて全然してこなかったんですけど、かわいい自分を見てもらいたいのでがんばります!西尾私はお客さんと目を合わせて踊るのが好きですけど、歌とダンスとファンサのバランスが難しくて。いい感じに全部をバランス良くできるようになりたいと思っています。園田私も筋トレを毎日コツコツしています。こんなに脚が出る衣装が初めてということもあって。YouTubeの動画で腹筋、プランク、脚パカとかメニューをまとめて、「これは脚痩せのため」「腹筋を割るため」と一連でやっています。――結構ハードそうですね。園田1日の終わりにやっているので、眠すぎるときは気絶しそうになります(笑)。でも、皆さんにもっと素敵な私を見てもらいたくて。――食べる量も減らしますか?園田そこは妥協しません(笑)。食べた分はエネルギーとして体力や筋力に還元して、きれいになっていきます!Text:斉藤貴志Photo:小境勝巳ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<ライブ情報>IBERIs& ワンマンライブ ”Magic Hour” vol.3〜UUUUU〜2024年5月6日(月・休) GARRET udagawa16:30開場 / 17:00開演チケットはこちら:()IBERIs&オフィシャルサイト
2024年04月26日5月3日(金・祝) より公開される映画『マイ・スイート・ハニー』より、ユ・ヘジンのインタビューが到着した。本作は、ユ・ヘジン演じる仕事中毒の製菓会社研究員チャ・チホが、何事にもポジティブなシングルマザーのイ・イルヨンと出会ったことで、初めて恋を知る物語。1997年の映画『ブラック・ジャック』でデビュー以降、『ベテラン』『梟ーフクロウー』『コンフィデンシャル:国際共助捜査』など、様々作品に出演しているユ・ヘジン。本作では初のラブコメに挑戦し、第28回春史国際映画祭の審査委員特別賞(俳優部門)を受賞している。──本作出演のオファーを受けた際のお気持ちと、最初に脚本を読んだ際の感想をお願いいたします。『ワンドゥギ』という作品を観て、イ・ハン監督の作品に関心を持っていましたが、ちょうど『マイ・スイート・ハニー』のシナリオを受け取りました。ファン・スンウォンの小説『ソナギ(にわか雨)』を想起させるような純粋さもありながら、おもしろかった。傷を抱えた男女のロマンスがどう描かれるのか気になり、穏やかな微笑を浮かべるような物語が心に染みたんだと思います。シナリオを興味深く読みました。──本作でラブコメディに初挑戦され、ユ・ヘジンさんの新たな一面を観ることができました。チホという役を演じるにあたって、まずどのように役作りをされたのでしょうか。また、チホさんとご自身との共通点はあると思いますか?物語に入り込むと、キャラクターが自然とできてくる方です。現実感覚というものがまったくないチホが恋に落ちて、ときめきと痛みを感じるのですが、初めて感じるそういう感情にどう反応するのか考えているうちに、自然とキャラクターができてきたんだと思います。相手と手をつなぎたくてしょうがないのに、つなぐまでものすごくドキドキした記憶や、一緒にいて別れた途端また会いたいような感情を思い起こしながら、チホを作り上げました。──演じるにあたって難しかった点、苦労された点がありましたら、教えてください。チホは現実感覚がなく、社会性も不足していますが、イルヨンがチホを“なぜ”好きなのかという疑問を感じさせてはいけないと思いました。ですから、現実感覚はないけども、イルヨンが十分愛するに値するキャラクターにしないといけない。そのバランスを考えました。イルヨンが一目ぼれするような、チホの純粋な魅力をどう表現するか、ずっと考えていました。──チャ・チホを演じる上で、監督から何か注文はありましたか?またアドリブはどの程度入れられましたか?作品の準備をしながら、演出するイ・ハン監督の実際の姿をいろいろ参考にしました。監督は本当に純粋で、まるでチホのような感じなんです。だからこの映画が人間味の感じられる映画になったんだと思います。──キム・ヒソンさんとの初共演は、いかがでしたか。愛の物語なので、相手方の俳優との相性がとっても重要な作品なんです。キム・ヒソンさんの性格の良さはよく聞いていましたが、現場で会ってみると、びっくりするぐらい、相手の俳優を居心地よくしてくれます。スタッフたちも、ミーアキャットみたいにいつもキム・ヒソンさんを待っていました(笑)。キム・ヒソンさんの明るいエネルギーのおかげで、私もいい影響をたくさん受けた気がします。──キム・ヒソンさんとのシーンでもっとも印象的だったシーンと、その理由を教えてください。映画の中で、イルヨンとチホが別れる場面があります。イルヨンが別れようと言って人波の中に入っていくシーンの撮影で、私が大泣きしました。モニターを見ながら、私も監督もヒソンさんも涙を流したのを覚えています。シナリオには「人波の中に消えていくイルヨンを見る」と書かれていたのですが、私がチホになって考えてみると、その感情はただ眺めているのでは収まらず、座り込みました。純粋な愛を感じた場面でした。──その他のキャストの方々や監督との現場でのエピソードで、印象に残っているものを教えてください。ドライブインシアターでの撮影場面は、NGが何度も出たんですが、笑いながら楽しく撮影した記憶があります。露出は避けたい方なのですが、この場面では私がちょっと積極的にアイディアを出しました。チホのような純粋な人が慌てふためく姿を見せるとおもしろいだろうと思ったんです。ズボンが脱げて慌てるチホの姿がうまく撮れたと思います(笑)。──本作ならではの魅力は何だと思われますか?『マイ・スイート・ハニー』は刺激的でない、本当に純粋な愛の物語を描いた映画です。日本の観客の皆さんも見て共感できる、温かく純粋な物語という点が、この作品の最大の魅力だと思います。<作品情報>映画『マイ・スイート・ハニー』5月3日(金・祝) 公開公式サイト: Inc. & MOVIEROCK ALL RIGHT RESERVED
2024年04月26日KUNIOの新作公演、KUNIO16『ゴドーを待ちながら』の上演が決定した。『ゴドーを待ちながら』は、サミュエル・ベケットが1952年にフランス語で初出版し、その翌年にパリで初演されて以降、不条理演劇の代名詞として多くの演出家によって上演し続けられている戯曲。今回、KUNIOでは、2016年に河合祥一郎が主宰する“Kawai Project”での上演時に新翻訳を行った台本(未出版)を元に上演を行う。出演は、小田豊、外山誠二を中心に、所属する劇団「柿喰う客」にとどまらず幅広く活躍する大村わたる、杉原邦生演出の木ノ下歌舞伎『勧進帳』にて弁慶役で強烈な印象を残したリー5世、という杉原が信頼を寄せる俳優たちと、今回が舞台初挑戦となる中山翔貴まで、バラエティに富んだ顔ぶれとなった。上演は2024年6月、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて。■演出・美術 杉原邦生 コメントとある公演の終演後、楽屋のベンチで雑談しながら、何の気なしに「今後演ってみたい戯曲ってあるんですか?」と尋ねたとき、小田豊さんは「死ぬまでに『ゴドー(を待ちながら)』を演りたい」と、即答してくれました。『ゴドーを待ちながら』は、僕自身いつか上演したいと思い続けていた作品のひとつでしたが、KUNIOの企画会議で何度か候補にあがっても、その度、いま(その時)ではない気がして、先送りになっていました。だから、なんだか勝手に運命的なものを感じてしまい、その場で「じゃあ、KUNIOで企画していいですか?」と言ってしまいました。こうして、今回の上演は思いもかけないきっかけからスタートしたのです。僕たちは、忙しなく日常を動き続けているとき、〈動かぬもの〉に気づけないことがあります。その〈動かぬもの〉とは、物理的に存在しているものだけではありません。終わりの見えない課題、変えようのない事実、答えのない問い、自分の中にある感情、記憶もしかすると、僕たちはいつも、それら〈動かぬもの〉に気づけていないのではなく、気づけていないことにしているだけなのかもしれません。なぜなら、そのものたちに真剣に目を向けようとしたとき、僕たちの思考もまた、忙しなく動き続ける日常の中で〈動かぬもの〉になってしまうからです。小田さんと『ゴドー』を演ろうという話をして、さっそく戯曲を読み直してみたとき、なぜか、涙が溢れてきました。あの場から動かぬふたりの男たちは、必死に〈動かぬもの〉に対峙しようとしている、そう見えたからなのかもしれません。そして、あのとき何の気なしに聞いていた小田さんの「死ぬまでに」という言葉が、僕の中に〈動かぬもの〉として残っていたからなのかもしれません。目まぐるしく動きつづける現代で、僕たちはいま、多くの〈動かぬもの〉にどう向き合うべきなのか。そんなことを考えながら、絶大な信頼を寄せるお馴染みのキャスト、スタッフと共に、KUNIO版『ゴドーを待ちながら』をお届けしたいと思っています。<公演情報>KUNIO16『ゴドーを待ちながら』6月22日(土)〜30日(日) 神奈川・KAAT神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉※受付は開演の45分前、開場は30分前より原作:Samuel BECKETTS “EN ATTENDANT GODOT”翻訳:河合祥一郎演出・美術:杉原邦生【出演】小田豊外山誠二大村わたるリー5世中山翔貴【チケット料金】([全席自由席・整理番号付)一般:5,500円プレビュー割引:4,500円(6月22日(土) のみ)夜割引:5,000円(6月27日(木) のみ)25才以下割引:3,500円※未就学児はご入場いただけません。※一般料金のチケットで年齢割引の対象者様が入場されても差額の返金はできません。また、年齢割引のチケットで一般の方がご入場される際は、公演当日に受付で差額のお支払をお願いいたします。※25才以下割引は前売のみが対象。※公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。※やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報などに変更が生じる場合がございます。■チケット一般発売5月18日(土) 10:00
2024年04月26日イギリスの作家A・A・ミルンによる児童小説『クマのプーさん』を原作に、ディズニーが1960年代からたびたび映像化し、キャラクターたちを不動の人気者にしてきた『くまのプーさん』シリーズ。そのプー、クリストファー・ロビン、ピグレット、ティガーらが、なんとミュージカルとなってお目見えする。2021年にオフ・ブロードウェイで初演され、その後世界各地で上演されてきたミュージカルの日本版が、明日4月27日(土)に東京・日本橋三井ホールで開幕。5月6日(月・休)までの東京公演を皮切りに、日本人キャストがパペットを操りながら日本語で演じる『くまのプーさん』が、7月14日(日)まで全国10都市を回る。ミュージカル『くまのプーさん』アメリカ公演より @2023 Disney.All Rights Reservedミュージカル『くまのプーさん』アメリカ公演より @2023 Disney.All Rights Reservedディズニーと共同で本作を製作したのは、ほかにも『はらぺこあおむし』『パディントン』『セサミストリート』『ピーターラビット』といった人気キャラクターたちの物語を、パペットを使って舞台化してきているロックフェラー・プロダクションズ。ストーリーは原作とアニメシリーズを基に同社が新たに創作したもので、音楽は主にリチャード&ロバート・シャーマン兄弟(『メリー・ポピンズ』)がアニメシリーズのために書いた楽曲で構成されるほか、原作者ミルンの書いたプーの「鼻歌」もあちこちに登場するという。日本版の主催は、『シュレック・ザ・ミュージカル』ミュージカル『魔女の宅急便』などの実績を持つアークスインターナショナル。同二作で演出や音楽監督を務めた、共に劇団四季出身の岸本功喜と小島良太が、今作でも日本版演出補と翻訳を担う。キャストは、くまのプーさん役に横山達夫・養田陸矢・岩田大輝、ピグレット/ルー役に新田恵海・石橋佑果、ティガー役に風間由次郎・伊藤広祥、クリストファー・ロビン役に櫻井碧人・村山董絃・笹本旭ら(各役ダブル/トリプルキャスト)。パペットたちと子役が100エーカーの森を駆け回る、ゴールデンウィークにぴったりのファミリー向けエンターテインメントと言えそうだ。ミュージカル『くまのプーさん』アメリカ公演より文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』脚本・演出:ジョナサン・ロックフェラー作詞作曲:シャーマン・ブラザーズ、A.A.ミルン追加作曲:ネイト・エドモンソン日本版演出補:岸本功喜翻訳:小島良太出演:くまのプーさん:横山達夫養田陸矢岩田大輝ピグレット/ルー: 新田恵海石橋佑果ティガー:風間由次郎伊藤広祥イーヨー/オウル/ラビット:鈴木たけゆき深堀景介岩田大輝カンガ:渡辺七海澤田美紀クリストファー・ロビン:櫻井碧人村山董絃笹本旭【東京公演】2024年4月27日(土)~5月6日(月・休)会場:日本橋三井ホール(COREDO室町1)【愛知公演】2024年5月11日(土)・12日(日)会場:岡崎市民会館 あおいホール【千葉公演】2024年5月18日(土)・19日(日)会場:松戸市民会館【大阪公演】2024年5月23日(木)~5月26日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール【埼玉公演】2024年6月1日(土)・2日(日)会場:あげお富士住建ホール(上尾市文化センター) 大ホール【宮城公演】2024年6月8日(土)・9日(日)会場:多賀城市民会館 大ホール【神奈川公演】2024年6月15日(土)・16日(日)会場:相模原市民会館ホール【福岡公演】2024年6月22日(土)・23日(日)会場:キャナルシティ劇場【広島公演】2024年7月6日(土)・7日(日)会場:広島国際会議場 フェニックスホール【静岡公演】2024年7月13日(土)・14日(日)会場:静岡市民文化会館 中ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年04月26日体験型「恐竜」ライブエンターテインメント『DINO SAFARI(ディノサファリ)2024』が、4月26日(金) から5月6日(月・休) まで、渋谷ヒカリエ9階のヒカリエホールにて開催される(全34公演)。もしも恐竜に本当に出会えたら?『DINO SAFARI(ディノサファリ)』では、株式会社ON-ART社が17年の歳月をかけ開発したリアルな“恐竜型メカニカルスーツ”が、観客の目の前で自由に歩き回り、まるで観客自身が恐竜の世界に入り込んだかのような体験ができる。今年の大きな見どころは、ティラノサウルスとギガノトサウルスの“ライバル”対決だ。ティラノサウルスは、頑丈な体を誇り、北米大陸に君臨していた大型肉食恐竜。かたや、南米大陸に生息したギガノトサウルスは、大きな体と爪が特徴だ。どちらも最恐の捕食者として謳われている2頭の頂上決戦が、時代を超えて渋谷で実現する。また、分厚く特徴的な頭を持つパキケファロサウルスが2頭で渋谷に初上陸するので、こちらも注目だ。恐竜たちを生み出しているON-ART社の代表取締役・金丸賀也氏も「ティラノサウルスとギガノトサウルスが、バトルを繰り広げるんですが、やはりそこが大きな見どころです」とアピール。昨年、新たに完成したというギガノトサウルスの出来ばえにも自信を示した。また、今回はワンダースタルと呼ばれる、緑色に光り輝く古代石が、ライブ全体の鍵を握る存在として登場。驚きや恐れ、感動といった言葉にできない気持ちの結晶だといい、金丸氏は「ディノサファリが、どのように生まれたのか理解していただけるんじゃないかと思います」と説明。実際、ワンダースタルに秘められた不思議なパワーが、展開に大きな影響を与えており、例年以上に、ストーリー性が強いものに。恐竜と人間との共生ドラマが、視覚的にはもちろん、より感情移入できる内容になっている。研究結果から恐竜の生態をより忠実に再現するライブショーとしての迫力に加えて、来場者を恐竜の世界に導くナビゲーターと、冒険の安全を守るレンジャーたちによる解説にも工夫が凝らされている。4年連続でナビゲーターを務める中村麻里子は「毎年新鮮な気持ちで臨んでいるが、本当にさらにパワーアップしていると感じている。新しい恐竜も皆さんにご紹介できるので、楽しみ」と意気込み。初登場の柏木佑介は、「恐竜たちが間近ですごい」と驚きの表情を見せ、「お子さんにとっては、きっと一生忘れられない思い出になるはず。僕らレンジャーは、恐竜の魅力を最大限、皆さんにお届けできるように、千秋楽まで頑張りたい」と抱負を語った。公演が行われる渋谷ヒカリエホールAに隣接するホールBでは会期中、物販エリア「DINOバザール」に加えて、「DINO SAFARI」初となるスペシャルフードの提供も決定。大好評の化石発掘体験、恐竜変身マスク制作、オリジナル缶バッジの制作、立体恐竜ペイント、恐竜すくいゲームが楽しめるワークショップ「わくわくDINOワーク」が開催される(各ワークショップは、別途参加料金が必要)。また、ホールAホワイエには、鉛筆で恐竜を描く高校生YouTuber「チャンネルD」が描いたイラストをパネル化して展示。本公演のために描き下ろした初公開のイラストも見ることができる。なお、本公演では外国の人にも楽しんでもらえるように、スマホを使った英語ガイドも準備される。取材・文・撮影:内田涼<開催情報>DINO-A-LIVE『DINO SAFARI 2024』日程:4月26日(金)~5月6日(月・休) ※全34公演場所:東京・渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホール公式サイト:チケット情報:()
2024年04月26日『ファイブ・ナイツ・アット・フレディ-ズ』『ゲット・アウト』を手がけるブラムハウス・プロダクションズの最新作『ナイトスイム』が6月7日(金)から公開になる。本作は、プール付きの家に引っ越してきた一家が、想像を絶する体験をする様を描いた作品で、ホラー/サスペンスのジャンルで数々の人気作を生み出し、現在も続々と新作が登場している“変な家/怖い家”作品だ。本作の舞台は、プール付きの邸宅。難病によって引退を余儀なくされた元メジャーリーガーのレイは家族と共にこの家に引っ越してくるが、裏庭にあるプールはなぜか15年ものあいだ未使用のままだという。いつしか彼らは不気味な声や人影に気づくようになり、やがて不吉な予感は恐怖へと変貌していく。ホラー映画には様々なタイプがあるが、多くの人がまずイメージするのは“アイコン”と呼ぶべき殺人鬼が登場する作品だろう。ジェイソン、レザーフェイス、フレディ、チャッキー……映画ファンならすぐに姿が浮かぶ凶悪なキャラクターが恐怖を演出する。一方で、物語の舞台になる“場”が恐ろしい映画も多い。本作や現在ヒット中の『変な家』もその系譜にある。古くは、大量殺人事件が起こった家に引っ越してきた家族を描いた1979年製作の『悪魔の棲む家』をはじめ、霊が棲む家が舞台の『たたり』、山奥にある奇妙な屋敷を舞台にした大林宣彦監督の傑作『ハウス』、トビー・フーパーが監督を務めた『ポルタ―ガイスト』、そして本作で製作を務めるジェームズ・ワンが参加した『死霊館』など、“変な家ホラー”は定番中の定番、ファンが思わず観たくなるジャンルだ。本作ではタイトルにもある通り“プール”に秘密があるようで、物語が進むにつれて、その謎も明らかになっていくが、そこにいたる過程には恐怖描写が次々と登場。映画ファンを徹底的に追いつめる展開が待っている。『ナイトスイム』6月7日(金) 劇場公開(C) 2023 Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年04月26日ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』が、『Hibiya Festival 2024』へ参加することが発表された。本作は、ブロードウェイなど数多くの舞台作品を手掛けているスティーヴン・ダルドリーが初めて監督を務めた長編映画『リトル・ダンサー』を自ら舞台化。1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台に、ひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描く。今回の日比谷フェスティバルでは、厳しいオーディションで選び抜かれたビリー役4人による 「エレクトリシティ」を、スペシャルバージョンで披露。また、おばあちゃん役の阿知波悟美、トニー役の西川大貴がビリー・エリオットの魅力についてトークする。併せて、東京10月公演のチケットが、ホリプロステージにて5月3日(金・祝)より先行受付をスタートすることが決定した。<公演情報>ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』【東京公演】オープニング公演:7月27日(土)~8月1日(木)本公演:8月2日(金)~10月26日(土)会場:東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【チケット料金】S席:平日15,000円/土日祝15,500円A席:平日12,000円/土日祝12,500円B席:平日9,000円/土日祝9,500円Yシート:2,000円(期間限定販売・20歳以下対象チケット)※ホリプロステージのみ取扱学生券:平日7,500円/土日祝8,000円(学生当日引換券)■10月公演 一般発売6月26日(水) 11:00チケットはこちら:()【イベント】■オープニング公演カーテンコール撮影対象日程:7月27日(土)~8月1日(木) オープニング公演(計6公演)■アフタートークイベント対象日程:8月29日(木) 13:30(登壇者:鶴見辰吾×濱田めぐみ×吉田広大)9月19日(木) 13:30(登壇者:益岡徹×安蘭けい×西川大貴)※登壇者は急遽変更になる場合もございます。※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。<イベント情報>『Hibiya Festival 2024』4月27日(土) 11:30~12:00会場:日比谷ステップ広場出演:浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一、阿知波悟美、西川大貴『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』詳細はこちら:
2024年04月26日7月26日(金) から28日(日) に新潟・苗場スキー場で開催される『FUJI ROCK FESTIVAL ’24』の第5弾ラインナップが発表された。今回アナウンスされたのは全9組。2023年にリリースしたアルバムがブリット・アワード2024で史上最多の6部門受賞を果たしたイギリスの歌姫RAYE、同じくUK出身のファミリー・バンド、キティ・デイジー&ルイスの共同リーダーであり、マルチ・インストゥルメンタリストのKITTY LIV、結成40周年を迎えるスコットランド出身のレジェンドTHE JESUS AND MARY CHAINの出演が決定した。さらに、日本でも確固たるファン・ベースを確立しているバスク出身のフェルミン・ムルグサのバックを支える名プレイヤーたちによる外様ユニットESNE BELTZA、NewJeansのプロデューサーとしても脚光を浴びる250(イオゴン)、パワフルなロック魂とファンクやヒップホップなど取り入れたサウンドでオーディエンスを魅了するTHEATRE BROOK、様々な楽器や非楽器を用いて作曲・演奏・録音をこなす音楽家トクマルシューゴ、世界を舞台に独自の軌跡を残し続けているサウンドクリエーターDJ KRUSH、世界的に注目されているアーティストとの共演を重ね、自身のキャリアが脚光を浴び始めているDJ SAMOといった面々が登場する。チケットは2次先行発売中。<イベント情報>『FUJI ROCK FESTIVAL ’24』7月26日(金)~28日(日) 新潟・苗場スキー場チケット情報:()公式サイト:
2024年04月26日5月31日(金) より公開される映画『マッドマックス:フュリオサ』の日本語版吹替キャスト10名が発表された。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のキャラクター、フュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)を主人公とした本作。舞台は、世界崩壊から45年後。バイカー軍団に連れ去られ、すべてを奪われた若きフュリオサは故郷への帰還を誓い、MADな世界(マッドワールド)に対峙する。主人公”怒りの戦士”フュリオサ役には、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の空条徐倫役などで知られるファイルーズあい。フュリオサが復讐を誓う、“宿敵”ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)役には、映画『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでクリス・ヘムズワース演じるソーの吹替としても知られる三宅健太。フュリオサの母メリー・ジャバサ(チャーリー・フレイザー)役を、アニメ『進撃の巨人』サシャ・ブラウス役を演じた小林ゆうが務める。また、フュリオサと共にディメンタス等に立ち向かう戦士プレトリアン・ジャック(トム・バーク)役には津田健次郎、恐怖と暴力で荒野を支配するイモータン・ジョー(ラッキー・ヒューム)役には大塚明夫、イモータンの不気味な同盟者・人食い男爵(ジョン・ハワード)役には玄田哲章、同じくイモータンの同盟者の一人・武器将軍(リー・ペリー)役には千葉繁と、レジェンド声優が集結した。そのほか、イモータンの息子リクタス(ネイサン・ジョーンズ)役に洋画でヴィン・ディーゼルの吹替などでも知られる西凜太朗、イモータンの息子スクロータス(ジョシュ・ヘルマン)役に『デッドプール』ウィーゼル役、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』パヴィトル役などの佐藤せつじ。“医者”のオーガニック・メカニック(アンガス・サンプソン)役に多くの番組でナレーションを務める飯島肇が担当する。<日本語吹替版キャスト コメント>■ファイルーズあい フュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)役このMADな怒りの世界の中で、自分だったら、フュリオサだったらどう生き抜くのか、野獣感を意識して演じさせていただきました。吹替声優の皆さんが、鼓膜と脳に直接届くようなMAXな声量で臨まれていて私もそれに負けないよう、MADでMAXな声量で臨んでいるので、ものすごい熱量が作品から伝わるはずです!圧倒的な世界観と息を呑む展開の連続に、きっと皆さんも驚かれると思います。"怒り"を燃やして楽しみに待っていてください!■三宅健太 ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)役今回、『マッドマックス:フュリオサ』にてディメンタスの日本語版を担当させていただくことになりました。喜びと興奮の気持ちがV8のエンジンのごとくクレイジーなうなりを上げております。そう、収録に際して「とにかくクレイジーであってくれ」というオーダーが多々ありました。今回の『マッドマックス:フュリオサ』、やばいです。クレイジーです。“MAD”にあふれた“MAD”な世界で、フュリオサたちが“MAD”を解放した末に見る景色とは……皆さん、是非心の“MAD”を解放し、ぶち上がってお楽しみください!!■小林ゆう メリー・ジャバサ(チャーリー・フレイザー)役ジャバサ役の日本語吹替を担当させていただきます小林ゆうと申します。以前から拝見しておりました『マッドマックス』最新作に出演させていただけることになりまして、本当に感激です。〈マッドワールド〉を皆様に感じていただけるように精一杯演じさせていただきました!ストーリーは勿論のこと、ジャバサさんの生き様にもご注目いただけましたら幸いです。スピード感溢れる大迫力の映像を、是非劇場でご鑑賞ください!どうぞよろしくお願いいたします。■津田健次郎 プレトリアン・ジャック(トム・バーク)役『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は大好きな映画なので、今回参加できることが本当に嬉しかったです。(因みに、ひたすらギターをかき鳴らすキャラクター、コーマドゥーフ・ウォリアーが一番の推しでした!)僕が吹替を担当させていただいた、ジャックというキャラクターはフュリオサのメンターになるようなキャラクターですが、狂った世界の中でふたりの心の繋がりを感じられるよう丁寧に演じることを心がけました。僕の思う『マッドマックス』の魅力は圧倒的な世界観です。最新作は前作を超えるオリジナリティの高さを感じられる、息も付かせぬような、絶対に皆さんの期待に応えるカッコいい作品になってると思います!V8!!■大塚明夫 イモータン・ジョー(ラッキー・ヒューム)役『マッドマックス:フュリオサ』のオファーを受けたことに、本当に興奮しています!このシリーズは常に私の心を燃やしてくれるもので、特にイモータン・ジョーというキャラクターを演じることは、一種の栄誉です。この役を通じて、私たちの内に秘めた“MAD(怒り)”を解放し、観客をマッドワールドの渦中に引き込むことができると信じています。ファンの皆さん、この旅に一緒に乗り出しましょう!エンジンを全開にして、“MADな気持ち”を爆発させる準備をしましょう。行くぞーてめえらー!■玄田哲章 人食い男爵(ジョン・ハワード)役今回もかなり過激で「手に汗握る」シーンの連続で、演じる方としても嫌でも力が入ってしまうというか、テンション爆上がりの作品だと思います。荒れ果てた大地に建つ巨大な砦をめぐってのバイク、カーアクションの強烈さはとても印象深いものに仕上がっているので、現実世界のめんどくさいことは、一時忘れて、没頭してください。■千葉繁 武器将軍(リー・ペリー)役全くもってマッドなマックス全開なヘンゲロチロチロな世界に砂塵が舞うぜ!生半可な根性じゃ三日と生きちゃいられねぇアーバン地獄!おい!「黒と赤なのに何でお前が金魚なんだ!」などと意味不明な悪態ついてる未来が見えない若者よ!明日のお天道様を拝みたければお前のMAD(怒り)を解放しろ〜!そしてパチンコに負けたくらいでヤケになりスクランブル交差点のド真ん中で三点倒立しているお爺ちゃん!世間の迷惑考えろ!そんなフニャけた筍みたいな事やってないで俺たちと一緒にMADな世界〈マッドワールド〉でマッハな火花を撒き散らし、満点の夜空にぶち上がろぜ〜〜!( ^ω^)■西凜太朗 リクタス(ネイサン・ジョーンズ)役【マッドマックス】第1作目を観たのは14歳の時。車やバイクが大好きだった俺は主人公が操るV8インターセプターのド迫力、暴走族が乗るバイク(マニアが泣いて喜ぶ名車ばかり)がどこまでも続く道をフルスピードで駆け抜けるそのド迫力に度胆を抜かれた。映画の内容から、なんだか近寄ってはいけないヤバい世界の映画というのは子供心に感じた。本当の怖さ。剝き出しのバイオレンス。それから彼の生き様を追うように【マッドマックス】のシリーズを観てきた。そんな映画大好き少年が、シリーズ最新作の日本語版のオファーが来た時の興奮がいかほどであったか。あの時の14歳の俺に教えてあげたい。「お前もその世界に入れるぞ」と。そっち側ではなくあっち側の役だけど。相当イタイ役だけど(笑)収録は“真剣に遊ぶ”ことが出来ました。面白いですよめちゃくちゃ。めちゃくちゃ面白い。■佐藤せつじ イモータンの息子スクロータス(ジョシュ・ヘルマン)役吹替版スクロータスさんを担当しました佐藤MADせつじです。イモータン・ジョー(吹替版は大塚明夫さん)の息子なだけあってMAXにMADなやつでした。吹き替え演出によって兄弟のリクタス(吹替版は西凛太朗さん)と共にかなり面白くしていただきました。ぼくらの他にも業界のクセ強MADおじさんが沢山いるのでもともとMAXに面白い作品が吹き替え版でよりMADになってる可能性もあります。是非劇場でMAXしてください※MADは色々な意味があるので調べてください■飯島肇 オーガニック・メカニック(アンガス・サンプソン)役「オーガニック・メカニック」役を担当しました飯島肇デス。ヒャッハー!!!マッドマックスのあの「MADな世界」へ再び参戦できるとは至極光栄、感謝感激、まさに声優冥利に尽きるってもんだゼ!!!『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に引き続き今作にも登場する「ドクター」ことオーガニック・メカニック。前作ではイモータン・ジョーの配下に属していたが公式サイトで公開されている新ビジュアル&新場面写真を見るとなんとそこには、ディメンタス将軍の一味と一緒にいる彼の姿が!?おいおい、一体どうなっちまってるんだ!!!?“怒りの戦士”フュリオサの物語はどうなるのか?もう今から色んなことが気になって仕方がないゼ!愛らしいウォーボーイズたちに会えるのも楽しみだ!!『マッドマックス:フュリオサ』日本語吹替え版。オリジナルに負けない、より“MAD”な究極の吹替え版になるようハイオク満タン、エンジン全開で収録に臨ませてもらうぜぇ!!!ありがとうジョージ・ミラー監督!最高だぜマッドマックス!!爆音上映待ってるゼェ!!!<作品情報>『マッドマックス:フュリオサ』5月31日(金) 公開公式サイト: 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年04月26日ミュージカル『三銃士』が、9月8日(日) から28日(土) にかけて東京・日生劇場、10月4日(金) から6日(日) にかけて広島・広島文化学園HBGホール、10月18日(金) から27日(日) にかけて大阪・SkyシアターMBSで上演されることが決定した。19世紀フランスの作家であるアレクサンドル・デュマの代表作『三銃士』は、スリリングなストーリー性から世界各国でミュージカル化されてきた。本作は、2004年にチェコで製作された後、2009年に韓国で脚本や楽曲を大幅にリニューアルされ、再演が繰り返されている人気作品だ。演出を手掛けるのは、『THE BOY FROM OZ』、日本版『ロックオペラ モーツァルト』、『スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク』で知られるフィリップ・マッキンリー。憧れの銃士を目指すダルタニャンの成長と恋の物語だけでなく、三銃士のリーダー格であるアトスにも焦点を当て、かつての恋人との間で揺れる愛憎や、ダルタニャンの亡き父を通してアトスとダルタニャンの絆を描き出す。また本作では、メインテーマ曲としてブライアン・アダムスの「All For Love」を起用。本楽曲は、ブライアン・アダムス、ロッド・スチュワート、スティングの3人が“三銃士”として歌い、世界中で大ヒットした名曲となっている。剣の腕前に優れた三銃士のリーダー格、アトスを演じるのは坂本昌行。銃士になることを夢見て田舎町からパリへ出てきた青年ダルタニャンに末澤誠也(Aぇ! group)、ダルタニャンと恋に落ちる純真な娘コンスタンスに屋比久知奈、三銃士のひとりで仲間思いのアラミスに上口耕平、同じく三銃士のひとりで元海賊であり腕力に自信があるポルトスに原田優一、銃士隊と敵対する枢機卿の親衛隊長ジュサックに上山竜治、枢機卿の腹心として暗躍し悪女と噂されるミレディにシルビア・グラブ、そして国王を追い出しフランスの全権を掌握しようと企てる枢機卿リシュリューに今井清隆と、個性豊かな俳優陣が集結した。<コメント>■演出:フィリップ・マッキンリー今回『三銃士』の演出家としてまた来日することができ、大変光栄です。作品に対する私のクリエイティブなビジョンを、情熱を持って受け入れそして支えてくださる製作陣に恵まれたことは、本当に幸運です。愛、名誉、そして「正義のために」を伝える不変の冒険物語に私は深く共鳴しており、この作品を素晴らしいキャスト、クリエイター、スタッフたちと作れる機会は格別です。私が思い描く『三銃士』をお届けするために、日本はいつもクリエイティブな情熱とコラボレーションに敬意を表してくれ、理想的な環境を与えてくれています。この冒険物語をお楽しみください!■主演:坂本昌行日本で何度も上演されている名作『三銃士』に参加出来る事を心から嬉しく思います。また「THE BOY FROM OZ」でお世話になった演出家のフィリップさんを始め、今井さん、シルビアさん、末澤君など共演した事のある方々で、お互いに刺激し合いながら楽しい稽古になると思いますし、新たな『三銃士』を創りあげていきたいと思います。それを大好きな日生劇場で公演出来る事も喜びのひとつです。さて、どんな作品に仕上がるのか今から僕自身も非常に楽しみです。■出演:末澤誠也(Aぇ! group)Aぇ! groupの末澤誠也です。演出のフィリップさんとは「THE BOY FROM OZ」でお世話になり、稽古から熱くご指導してくださったので、今回もご一緒させていただけることを嬉しく光栄に思います。坂本くんともまたご一緒出来て、作品を作り上げられるのが楽しみで仕方ないです!『三銃士』は映画を観たことがあり、ストーリー展開もアクションも見応えがあったので、ミュージカルでどのような演出でストーリーが進んでいくのか今から楽しみでワクワクしています。純粋で正義感が強いダルタニャンが三銃士と出会ってどのように成長していくのか、またコンスタンスとの甘酸っぱい恋愛やアトスとの絆、色んなダルタニャンをみなさんに見て楽しんでいただけるように精進したいと思います。劇場でお待ちしております。<公演情報>ミュージカル『三銃士』ミュージカル『三銃士』ティザービジュアル原作:アレクサンドル・デュマ音楽:マイケル・デイヴィッド、ブライアン・アダムス演出:フィリップ・マッキンリー【出演】坂本昌行、末澤誠也(Aぇ! group)、屋比久知奈上口耕平、原田優一、上山竜治シルビア・グラブ、今井清隆青山航士、酒井大藍実成、飯田一徳、今井稜、岩下零時、北村毅、佐々木誠露口洋暁、中桐光貴、中野高志、中村拳、西田健二、政田洋平尾久葉優衣、酒井比那、関根結花、深瀬友梨、山本晴美、吉元美里衣【公演日程】東京:9月8日(日)~28日(土) 日生劇場広島:10月4日(金)~6日(日) 広島文化学園 HBG ホール大阪:10月18日(金)~27日(日) SkyシアターMBS公式HP:
2024年04月26日ヴァイオリニストであるニコロ・パガニーニ、そして彼と血の契約を結ぶことによって“自分が生み出した最高傑作”とした悪魔・アムドゥスキアス。彼らの姿を描くミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』の再演が、4月22日(月) に開幕した。パガニーニは相葉裕樹と木内健人、ジプシーの娘・アーシャは加藤梨里香と有沙瞳、パガニーニの執事・アルマンドは山寺宏一と畠中 洋が、それぞれWキャストで演じている。公演2日目にあたる4月23日(火)、木内・有沙・山寺の初日直前に行われたゲネプロの模様をお伝えしよう。雷鳴の轟音による、衝撃的な幕開け。パガニーニの屋敷を訪ねたアーシャは、執事のアルマンドに遭遇する。このファーストシーンに限らずアーシャとアルマンドにはコミカルなやりとりも見られ、いわば本作の明るさ担当。アーシャを演じる有沙の明るく活発、さらにはかわいらしさだけでなく芯の強さも感じられる風情が魅力的だ。また、主人であるパガニーニに忠実に仕え、時に厳しく、時に慈愛をもって彼を包み込むアルマンドの山寺は「さすが」としか言いようのないテンポの良さ、そして巧みな緩急。ソロナンバー「Prayer Of Rage」では、奥深い歌声を響かせた。そして特筆すべきは、アムドゥスキアスの中川晃教が発する圧倒的な歌声。音楽を愛する悪魔らしく、また人間を翻弄することをも楽しむかのような、蠱惑的な歌声。中川でなければ、ここまでいきいきと、自在にうねる音の渦によって表現することはできないだろう。タイトル曲「CROSS ROAD」は、まさにその極み。人の心の暗い部分に付け入るのが悪魔の常道とはいえ、悪魔自身が魅力的でなければ十字路、つまり人生の岐路に立つ人間に最後の一線を越えさせることはできないだろう。中川のアムドゥスキアスには、それだけの磁力がある。端的に言えば、この上ないはまり役ということだ。パガニーニはアムドゥスキアスとの契約で才能が開花、ヴァイオリニストとしてセンセーションを巻き起こす。だが熱狂的に支持される一方で、「悪魔の音楽」と激しく攻撃されてしまう。木内のパガニーニには、悪魔に魅入られることがなければ、ヴァイオリンには挫折しても平凡な、しかし平穏な人生を送る道もありえたのではないかと思える、まっすぐな青年らしさがある。これはおそらく木内自身の持ち味によるものだろう。そんな彼が自分の命を削りながら弾き続ける姿には、否応なしに惹き込まれる。本作によって木内は今後、役柄の幅がぐっと広がるのではないだろうか。パガニーニを取り巻く人々の立ち位置も興味深い。アーシャとフランス皇帝ナポレオンの妹であるエリザは、パガニーニを挟んで“光と影”の対照性を見せているかのよう。エリザを演じる元榮菜摘の、憂いのある立ち姿や歌声も印象的だ。また、パガニーニにヴァイオリンを教え、のちに彼を告発するコスタと、彼に才能を認められたベルリオーズ。坂元健児が演じるこの二役は、彼の音楽家人生の始まりと終わりに関わっている。そしてパガニーニの母・テレーザは貧しい生活の中で愚直なまでに息子の才能を信じ続ける。テレーザを演じる春野寿美礼の「Casa Nostalgia」はまさに無償の愛でパガニーニを癒し、導く光。観客の心にも深く染み入る、愛に満ちた1曲だ。パガニーニとアムドゥスキアス、人と悪魔が奏でる極上の輪舞曲のような本作は、深い余韻に浸ることができる。東京・シアタークリエにて5月12日(日)まで。大阪、福岡公演あり。取材・文:金井まゆみ★4月26日(金) 23:59まで!【「ぴあ」アプリ限定 割引チケット販売中!】ミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』ぴあ半館貸切公演()<公演情報>ミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』原作・脚本・作詞:藤沢文翁作曲:村中俊之編曲:江草啓太演出:末永陽一出演:音楽の悪魔アムドゥスキアス:中川晃教ニコロ・パガニーニ:相葉裕樹/木内健人(Wキャスト)ジプシーの娘 アーシャ:加藤梨里香/有沙瞳(Wキャスト)ナポレオン皇帝の娘 エリザ・ボナパルト:元榮菜摘ヴァイオリン教師 コスタ:坂元健児パガニーニに仕える執事 アルマンド:山寺宏一/畠中洋(Wキャスト)パガニーニの母 テレーザ:春野寿美礼荒居清香荒川湧太小倉優佳川口大地柴田実奈趙京來德岡明中野亮輔宮田佳奈山﨑感音【東京公演】2024年4月22日(月)~5月12日(日)会場:シアタークリエ【大阪公演】2024年5月17日(金)~5月19日(日)会場:新歌舞伎座【福岡公演】2024年5月24日(金)~5月26日(日)会場:博多座
2024年04月26日5月より、日本航空(JAL)の国際線および国内線の機内エンターテインメントにて、映画祭『ぴあフィルムフェスティバル(PFF)』の映画コンペティション「PFF アワード」受賞作品の上映がスタートする。今回上映されるのは、「PFF アワード 2023」で最終審査員の石井裕也監督らが絶賛し、557本の応募作の中からグランプリに選ばれた『リテイク』をはじめとする受賞作6本。上映作品は、今後定期的に入れ替わる予定だ。1977年にスタートした映画祭『ぴあフィルムフェスティバル』は、メインプログラムの「PFF アワード」から、180名以上のプロの映画監督を輩出してきた。『スパイの妻』の黒沢清監督、『キングダム』シリーズの佐藤信介監督、『月』の石井裕也監督、『PLAN75』の早川千絵監督らもPFFで入選している。【上映開始時期】2024年5月よりスタート※今後、上映作品は定期的に入れ替わる予定【対象便】日本航空(JAL)の国際線および国内線の機内エンターテインメント(一部、機材除く)<上映作品>『リテイク』監督:中野晃太/110分読めない展開!劇中映画に翻弄される110分映画監督を目指す若者たちの登竜門『ぴあフィルムフェスティバル』のグランプリ作品。高校生たちの映画作りをめぐる胸キュン青春ドラマ。カメラ好きの学生ケイは、想いを寄せる女子高生から自主映画の撮影を頼まれる。テイク1、テイク2、撮影が進むと驚きの展開が……。『ふれる』監督:髙田恭輔/60分「ふれる」ことで喪失に向き合っていく少女の成長物語。『ぴあフィルムフェスティバル』の準グランプリ作品。数年前に母を亡くした小学生の美咲は、問題行動で周囲を困らせていた。しかし近所のアトリエで、陶芸にふれることで変化が……。少女をめぐる繊細な心模様を、21歳の監督が活写。『うらぼんえ』監督:寺西涼/28分夢と、うつつと、現実と。世界がうらがえる28分!『ぴあフィルムフェスティバル』の審査員特別賞受賞作品。かつて子供を水の事故で亡くした絵画教室の講師。彼は生徒から、故人の「死後結婚」の言い伝えを聞く。あっと驚く展開で、家族の絆をミステリアスに描いた幻想ファンタジー。『完璧な若い女性』監督:渡邉龍平/65分令和のシンカンカク歌謡映画、ここに誕生!『ぴあフィルムフェスティバル』のエンタテインメント賞受賞作品。謎のアーティスト、Perfect Young Ladyの電子音楽を全編に使用し、男女3人の再会と別れをポップに描く。22歳の監督によるニューレトロ歌謡映画。『じゃ、また。』監督:石川泰地/53分この部屋はどこに繋がって、どこに向かっているのか?『ぴあフィルムフェスティバル』の映画ファン賞作品。雨降る夏の夜、大学を除籍になって引きこもる青年のアパートに、かつての映画仲間が突然現れる。彼はなぜ家にやって来たのか?ユーモラスかつ奇想天外な物語に翻弄される53分。『移動する記憶装置展』監督:たかはしそうた/71分かつて栄えた町の記憶を巡る、町民とアーティストたちの物語『ぴあフィルムフェスティバル』の観客賞受賞作品。ある日、団地に芸術家がやってくる。彼が始めた作品作りから、団地の過去、現在、未来が浮かび上がる。シリアスなテーマをオフビートなユーモアで包み込んだ、人と団地と記憶の映画。<イベント情報>「第46回ぴあフィルムフェスティバル 2024」2024年9月7日(土)~21日(土) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(京橋)PFF公式サイト:
2024年04月26日「BS10スターチャンネル リニューアルキャンペーン2024」が、本日4月26日(金) より展開される。このたび、そのイメージキャラクターとして声優・大塚明夫の就任が発表された。1998年よりプレミアム映画専門チャンネルとして放送サービスを提供してきたスターチャンネルは、6月より新たに「スターチャンネル」の1チャンネルに集約・統合した形でリニューアル。今後は「さらに映画ファンに楽しんでいただける、満足していただけるサービス」を目指し、これまでと変わらずハリウッドの大作や世界中から厳選・濃縮した良質な映画・ドラマなど、質も作品本数もさらに充実させ、映画ファンが日々映画の素晴らしさや楽しさを改めて感じることができる作品群を提供していくという。イメージキャラクターを務める大塚の起用理由は、スティーヴン・セガール、デンゼル・ワシントン、アントニオ・バンデラスなどの数々の日本語吹替版での声の印象は言わずもがな、NHK大河ドラマへの出演などで知名度の高さは声優界屈指であることが挙げられる。また、父は声優の大塚周夫であり、さらに『ルパン三世』次元大介役を小林清志から引き継ぐなど、今回のスターチャンネルのリニューアルのコンセプト“歴史を引き継ぎ、新しいものを創り出す”にも重なる点が多いため、熱いラブコールに応える形で実現の運びとなった。本キャンペーンは「今日も濃いめの映画体験を。」をキャッチコピーに、今回公開されたブランディングムービーとキービジュアルなどを、スターチャンネルでの放送やYouTubeでの動画展開、特設ページの開設や公式SNSでの投稿などを通じて、“生まれ変わった”新スターチャンネルを映画ファンに向けてアピールしていくという。■大塚明夫 コメント此の度チャンネルのイメージキャラクターを仰せつかり、そのあまりの大役に慄えております大塚明夫です。子どものころからTVの洋画劇場に親しみ、長じてはその洋画の吹き替えを生業としてまいりました。映画を観る楽しみはもう言葉にできないと思っています。私ども声優もハイクォリティな吹き替え版をお送りできますよう精一杯励んでまいります。リニューアルされたスターチャンネル、話題作、問題作から日本語吹き替え版まで幅広いラインナップが楽しめるはず!映画を観る楽しみを忘れていた方、ちょっと思い出してみませんか?もちろん、映画がなければ生きて行かれない方も、さぁ、ご一緒に!新スターチャンネル ブランディングムービーキャンペーン特設サイト:
2024年04月26日今や一大ジャンルに成長したBLドラマが、また新たな熱狂を起こそうとしている。それが、夏野寛子の人気同名コミックを実写化した木ドラ24『25時、赤坂で』だ。人気俳優・羽山麻水と、新人俳優の白崎由岐。大学の先輩後輩だった2人はBLドラマでカップルを演じることに。初めての大役に思い悩む白崎に羽山が提案したのは、撮影が終わるまでの間、役づくりとして恋人関係を結ぶこと。リアルとフィクションの間を交錯する2人の関係に沼落ちするファンが続出している。そこで、気になる撮影現場を独占取材。羽山役の駒木根葵汰&白崎役の新原泰佑の仲良し対談とあわせてお届けする。駒木根さんは知性的、新原さんは情熱的今回潜入したのは、2話の重要な場面である羽山&白崎のデートシーン。見上げるほどの巨大水槽の前に集まるエキストラたち。スタッフも機材セッティングのため忙しなく駆け回っている。そんな独特の緊張の中、ひと際目立つ人影が。羽山役の駒木根葵汰と白崎役の新原泰佑だ。監督の堀江貴大を交え、このシーンの打ち合わせをしている。SNSで原作ファンからネガティブなコメントを浴び、自信を失ってしまった白崎。自分が「誰にも見つけられないまま」この世界になんとか潜り込んだのに対し、羽山は「選ばれて」この世界に入った。その差に引け目を感じる白崎の心を、羽山の言葉が救う大事なシーンだ。まずは、段取り(ドライリハーサル)から。カメラをまわさず、動きや台詞のニュアンスなどのチェックを行う。ひと通りシーンを通すと、すぐに監督とディスカッション。2人が真摯に役に向き合っているのが伝わってくる。このシーンで、白崎は初めて羽山のことを「麻水さん」と名前で呼ぶ。台本には(照れつつ)と記載されているが、新原が名前を呼んでから照れるという芝居をする。そのことについて監督に尋ねられると、新原は「きっと白崎は、動揺している羽山を見て、衝動的に名前で呼びたくなったんだと思う」と解釈。その上で、名前を口にしてから照れ臭くなったというふうに、自分なりのアレンジを試みたようだ。そんな新原のアイデアに、監督も「僕のイメージを越えて、新原さんの中で1本筋が通ってるんだなとうれしくなりました」と納得の表情。「新原さんは情熱的に、感情と身体全部ひっくるめて役に飛び込んで演じる俳優さん。自信と不安を常に持ち続けながら、ちゃんと悩んで役と向き合っている感じが人間らしくて好きです」と信頼を寄せている。一方、段取りを終えたあと、駒木根も監督と2人で演技の相談を始めた。ある台詞について、監督から「ここの台詞を一番響かせたい」とオーダーを受けたようだ。監督の話に熱心に耳を傾ける駒木根。「じゃあ、その台詞を際立たせるために直前の台詞を少し抜けたトーンでやってみます」と自ら提案を重ねる。単に言われた通りに演技をするのではなく、キャッチボールを交わしながら、ベストの羽山を追求する。駒木根もまた役への妥協が一切ない。そんな駒木根を監督は「知性的で、見ていて居心地の良い芝居をする俳優さん」と称賛。「すごく深く役のことを考えてきて現場に臨んでいるけど、お芝居をする瞬間はその場で演じてみて感じたことを大事にお芝居できるところがとても素敵です」とその柔軟な感性に敬意を表していた。待ち時間に2人が話していたのは…?ドラマの現場というのは、意外に待ち時間が多いもの。本番に向けて、スタッフが準備を進める中、2人もしばし休憩。すると、新原の方からスマホを持ち出し、水槽をバックに2人で自撮り。その光景は、本物のデートさながらだ。手すりにもたれながら、仲良く雑談する2人。目の前の魚たちを指差しながら、何やら盛り上がっている。そっと聞き耳を立ててみると、魚を前に好きな刺身トークに花を咲かせているようだ。「俺はノドグロと中トロ!」と駒木根が答えれば、「俺はタコとタイ」と新原も目を輝かせる。多忙な撮影が続く中、ふっとできた束の間の休憩タイムは、学校の休み時間に他愛のない話を繰り広げる同級生のよう。2人の間だけ、マイナスイオンが放出されているような癒しの時間が流れていた。いよいよ準備が終わり、本番スタート。リハーサルとはまた違う、背筋の伸びるような空気が館内を包み込む。その中で、真剣にお芝居を交わす駒木根と新原。アングルの都合上、こうした撮影は何度か同じシーンを繰り返さなければならない。けれど、集中が切れる気配は一切ない。重要な台詞のやりとりが続くが、2人からNGが出ることはなく、快調に撮影が進んでいく。そして、現場に入ってからわずか2時間足らずで、このシーンは無事に撮影終了!駒木根&新原の2人はもちろん、スタッフの高いプロフェッショナリズムを感じる撮影だった。最後に、駒木根&新原のインタビューをお届け!人気原作に真摯に向き合う姿勢と、“あるもの”に対して異常にヒートアップする2人のトークを楽しんでほしい。1話のキスシーンで、この人で大丈夫だと安心できた――1話のラストのキスシーンが大きな話題を呼びました。撮影の様子を聞かせてください。新原すごく緊張しました!駒木根緊張してたんだ?新原え?どうなんですかね?駒木根いや、全然そんなふうには見えなかったから。新原違う世界線にいた2人が、初めて同じ時間軸を歩みはじめるシーン。ドラマとしても、「2話も観たい」と思ってもらえるシーンにしなくちゃいけなかったから、やっぱりプレッシャーはありました。駒木根くんは緊張しなかったの?駒木根僕は緊張というよりも、ちゃんとできるのかなって心配のほうが強かったかな。ちゃんとしたキスシーンがほぼ初めてだったから、見せ方とかが全然わからなくて。いろんな方がモニター前で見ているのを「どうでした?」「どうでした?」って聞きながら試行錯誤していました。新原僕は今まで映像でいただいた役がわりとキャラクターっぽい役が多くて。ここまで内からすべてを出していく役をあまりやったことがなかったんですね。だから、自分の中で表現方法の選択肢が少なくて。でも監督からは内面を出すことを求められるし。どんどんわけがわからなくなって、周りも見えなくなって、正直、あのシーンの記憶があんまりない(笑)。駒木根個人的にはあのシーンを撮り終えたことで、新原くんとちょっと心の距離が近づいたかなと思った。大事な場面だからこそ、僕としても絶対妥協したくないという思いがあったし。新原くんも同じ気持ちでいてくれているのが伝わってきたから、これから一緒にやっていく上で、改めてこの人で大丈夫だって安心できたシーンでもありました。キャラクター芝居ではなく、人間味を追求する――実際にクランクインして一緒にやってみたことで気づいた相手の意外な一面はありますか。駒木根基本、待ち時間の間は新原くんが80%喋って、僕が20%喋るという感じなんですよ。新原大体そんな感じですね。駒木根だから、すごく話すのが好きで明るい人なのかなと思っていたら、お芝居に対して真剣に悩む姿というのを目の当たりにして。そのもがいている姿を見て、なんか僕はうれしかったんですよね。新原え?どのシーン?駒木根2話のエゴサをした後のシーン。新原ああ!まさに昨日撮ったばかりのところね(笑)。駒木根SNSのマイナスなコメントを見て落ち込んだ白崎が、羽山に対して珍しく強い気持ちをぶつけるシーンなんですけど。新原白崎としては、羽山さんと再会して、初めて大きな役をもらえて、連ドラの現場という夢見た場所についに足を踏み入れて高揚している中、一気にどん底に突き落とされるわけで。そこには、自分に対する悔しさもあれば、やっぱり羽山さんへのジェラシーもあるわけじゃないですか。駒木根そうだね。新原だから、あそこのシーンは感情がひとつじゃないんですよね。複数の感情が入り混じっていて。ある意味、白崎っぽくないシーン。こういうとき、白崎ならどう動くんだろうって監督やプロデューサーさんと話をして。いつもであれば、カメラワークとかも考えながら動きを決めるんですけど、「白崎は本能のまま言いたいことを言うし、やりたいことをやるキャラクターだから、それをそのまま撮りたい」と監督がおっしゃって。自分ではどう動けばいいのかわからない。でも、監督は白崎としての確固たる意志が見えない限り、撮りはじめない人なので。自分を納得させつつ、監督たちにも納得してもらえる芝居って何だろうって、昨日は悩みましたね。駒木根難しいよね。原作がある作品だからこそ、白崎というキャラクターをどう見るかはたぶん人それぞれ違っていて。これが白崎だという全員共通の答えがない中、自分なりの白崎を提示しなきゃいけない。みんなの意見を聞きながら、その中で自分にとっていいと思えるものとそうじゃないものを出し引きしながら役を見つける作業は大変だろうなと思いながら見守っていました。新原また駒木根くんが優しいから、いくらでも付き合ってくれるんですよ。今のところその優しさにずっとおんぶに抱っこになっています(笑)。駒木根そんなことはない。むしろそういう試行錯誤しているところを最初に見せてくれて助かったというか。僕もこれからどんどんそういう場面にぶちあたっていくわけじゃない?新原そうだよね。駒木根今はまだ羽山はミステリアスなままというか。白崎に対してどう思っているのか、観ている人も確信が持てない状態。後々もっと気持ちをさらけ出す場面が出てくると思うので、そこに辿り着くまでの過程を、羽山のキャラクターをぶらさずに、いちばんいい形で表現できたらと考えながらやっています。新原この作品ってキャラクター芝居にしようと思えば、いくらでもできると思うんです。でもそこを駒木根くんも僕も人間味のある役にしようとしていて。2次元と3次元を織り交ぜながら、原作の実写化としても、ひとつのドラマとしても、誰もがっかりしない面白い作品にすることが目標。そのためのいい塩梅を2人で探り合っている感じです。菌類についてディベートしていました(笑)――では、最後に今2人の間で流行っていることを教えてください。駒木根菌です。新原菌ですね。――菌……?駒木根キノコとか納豆とかの、菌類。新原菌類についてディベートしていました(笑)。駒木根僕がキノコが苦手なんですよ。でも、新原くんはキノコとかなめ茸が大好きで。僕が「キノコなんて菌じゃん」って話をしたら。新原「駒木根くんも納豆とかヨーグルト好きなんでしょう。それも菌じゃん!」って。駒木根だから僕も「納豆の菌は素晴らしい菌だ。ヨーグルトの菌も素晴らしい菌だ。でもキノコの菌だけは違うんだ」と。新原意味わからないでしょ?駒木根僕は脳筋スタイルなんで、何が違うのか僕自身もわかってないんですけど、力で押し通しました(笑)。新原僕は「この人は何を言ってんだろうな…」と思いながら、「いや、キノコも菌だよ」ってずっと言い返していました(笑)。駒木根今のところ全勝です。新原違うんです。駒木根くんが勝った気でいるだけで、僕が匙を投げて途中から何も言わなくなるだけです。駒木根でもそれは僕の理論に打ち勝てなくなった証拠なので。新原意味わからないんですよ。「キノコは毒キノコもあるんだよ。毒がある時点でこれはダメな菌なんだ」って言い出して、「勝った…!」ってドヤ顔をしていました。駒木根だって、毒納豆とか、毒ヨーグルト聞いたことあります?ないですよね。新原いや、キノコも毒のないものが普通にあるから。駒木根毒のあるものもあるわけでしょ?危ない危ない。新原「もし手に取ったのが毒キノコだったらどうするんだ」って熱弁してくるから。「いや、そんなスーパーに毒キノコとか並んでないと思うんだけどな…」と心の中で思ってた(笑)。駒木根だって、そこらへんにキノコがあったら食べちゃうでしょ?危ないよ。新原待って。僕、そこらへんのキノコ食べちゃうような顔してます?(笑)駒木根顔とかじゃなくて。キノコ大好きって言うから。新原キノコが大好きだと言ってるだけで、別にそのへんのキノコを食べますと言ってるわけじゃないですよ。駒木根いつかそういうときが来るかもしれない。新原サバイバル的なね。でもそうなったら駒木根くんも食べてるかもしれないですよ?駒木根絶対食べない。新原サバイバルでも?目の前にキノコしかないの。他に食料はないの。どうする?駒木根食べない。新原食べずに死ぬの?だったら諦めず、そこにある怪しい毒キノコを食べてみます。何事もやらずに後悔するより、やって後悔した方がいいでしょ! ねえ、何の話―!取材・文:横川良明撮影:杉映貴子<番組情報>木ドラ24「25時、赤坂で」テレビ東京 テレビ大阪 テレビ愛知 テレビせとうち テレビ北海道 TVQ 九州放送/毎週木曜深夜24:30〜25:00放送中BSテレ東、BSテレ東4K/ 毎週火曜深夜 24:00〜24:30放送中(C)「25時、赤坂で」製作委員会公式サイト:
2024年04月26日山田尚子が監督を務める長編アニメーション映画『きみの色』が、現地時間6月9日(日) から15日(土) にフランス・アヌシーで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭2024の長編コンペティション部門に正式出品されることが決定した。山田監督にとって同映画祭への出品は、2017年の『聲の形』、2018年の『リズの青い鳥』での長編部門への出品に続いて、本作が3度目となる。出品の決定を受けて山田監督は「ひとつの色やことばでは収まりきらない、カテゴライズしてしまってはあふれてしまうようなひとりひとりの存在、その尊さを描いたこの物語を世界中の方々にも届けることができるのはこの上ないしあわせです」と喜びを語っている。併せて、“音楽×青春”をテーマとして描かれた本作の場面写真11枚が公開された。子どもの頃から人が「色」で見えるトツ子が、綺麗な「色」を見てうっとりしているカットや、トツ子と同じ学校に通っていたが突然中退してしまったきみがギターを弾いている姿、音楽好きで物静かな少年のルイがレコードを手にした姿、そしてとあるきっかけでバンドを組むこととなった3人が並んでアイスを食べている一幕など、物語の中心となる3人の性格が見えてくるような写真となっている。そのほかにも、3人を導く物語のキーパーソン・シスター日吉子が聖堂でトツ子と話しているカットや、朗らかな表情で踊るトツ子、色とりどりに花が咲く庭の中、軽やかな足元だけを写した、山田監督作品らしい繊細な色遣いへのこだわりを感じさせる印象的なカットも確認できる。■山田尚子監督 コメント全文きみの色は「好きなものを好きと言えるつよさ」を3人の少年少女がそれぞれの想いで歩いていくお話です。この思いは、私自身も作品を作っていく上でとても大切にしたい事だと改めてつよく感じたことでした。ひとつの色やことばでは収まりきらない、カテゴライズしてしまっては溢れてしまうようなひとりひとりの存在、その尊さを描いたこの物語を世界中の方々にも届けることができるのはこの上ないしあわせです。どうぞきみの色をよろしくお願いします!<作品情報>『きみの色』8月30日(金) 公開公式サイト:「きみの色」製作委員会
2024年04月26日仲道郁代は、高い技術と美しい音色、哲学的思考をもって楽曲に向かい、常に高みに向かって挑戦し続けるピアニストである。そんな彼女が自身の演奏活動40周年と、特に敬愛し情熱をもって取り組んできた作曲家であるベートーヴェンの没後200年が重なる2027年に向けて行っている「仲道郁代 The Road to 2027リサイタル・シリーズ」が6月2日(日)に開催される。「今回は、音の響きの中に“さめざめと泣き続けたくなるような夢”を聴いているようなプログラムです。タイトルにある“夢”というのは、理想かもしれませんし、どこか永遠の世界や焦がれてやまない故郷、あるいは永遠の世界かもしれません。“何処へ”とは、場所を指すかもしれませんし、探し求めるという行為とも言えます。二つの言葉を照らし合わせながら今回の楽曲をお聴きいただくことで、何か見えてくるものがあると思います」「The Road to 2027」には春と秋のシリーズがあり、春はベートーヴェンのピアノ・ソナタを核としたプログラム。今回は第27番に第13番「幻想曲風」、第14番「月光」を並べ、そこにシューベルトの第18番「幻想」を重ねることで、ベートーヴェンとシューベルトのソナタに込められた哲学的意味を探求していく。「ふたりの作曲家が生きた時代は重なっていますし、シューベルトはベートーヴェンを尊敬していました。しかし、彼らの夢の捉え方は異なるように思えます。ベートーヴェンは夢や理想に真っすぐに向かい、理想を追うこと自体が素晴らしいという考え方を持っていたと思います。対するシューベルトは、理想には到達しないとわかっていて、わかりつつもさすらい、巡ることが美しいと味わうという考え方のように思えます。今回の演奏曲を通して、ベートーヴェンがどのように夢や理想、遠く離れたものを描いたのか、シューベルトが見出したかったものは何だったのか、ということをぜひお聴き比べ頂きたいです」全てのプログラムが注目曲なのだが、特に今回は最有名曲「月光」の印象が大きく変わりそうである。発見されたベートーヴェン自身によるメモ書きから、彼が「月光」作曲に関連してエオリアンハープという古来の楽器に関心を持っていたことや、『エオリアンハープ』と題された書物に掲載されている詩に興味を抱いていたことがわかりました。その詩の一節には、こんな言葉が書かれています。『…甘い夢に抱かれて、人生からあまりに早く見放され、この世の目的を果たせなかった人々の魂…』第1楽章から第3楽章にかけて、ベートーヴェンがこの曲で何を見出したかったのか、ということを改めて考えながら演奏していきたいと思っています」取材・文:長井進之介The Road to 2027 仲道郁代 ピアノ・リサイタル 夢は何処へ■チケット情報()5月11日(土)14:00開演アクトシティ浜松中ホール5月19日(日)14:00開演兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール5月25日(土)14:00開演宗次ホール6月2日(日) 14:00開演サントリーホールベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 Op. 90ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番 Op. 27-1ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「⽉光 」Op. 27-2シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番「幻想 」D894 Op. 78
2024年04月26日横浜のそごう横浜店6階に位置するそごう美術館では、2024年5月1日(水)より『KAGAYA星空の世界天空の贈り物』を開催する。星空写真家・KAGAYAの代表的な写真作品、新作32点を含む約100点を紹介する展覧会だ。星空写真家にしてプラネタリウム映像クリエイターのKAGAYAは、1968年、埼玉県生まれ。天空と地球が織りなす壮大な奇跡を、デジタルアートやプラネタリウム番組、写真などを通して世界中の人々に紹介してきた。2006年に発表したプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は、国内をはじめ欧米、アジアで累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、100万人以上の観客を動員。2010年以降は、暗い星空と風景をデジタル一眼カメラを用い短時間で撮影する現在のスタイルを確立し、以後、壮大な宇宙の神秘を感じさせる幻想的な写真で、多くの人々を魅了し続けている。《銀河のともし灯》©KAGAYA満点の空の下で旅の安全を守る《銀河のともし灯》や、シリウスが、木のいただきで明るく輝く《シリウスのツリー》、雨季のウユニ塩湖が雄大な銀河を映し出す《銀河のほとりで》。そんな彼の代表作を、従来の「四季の星空」「月のある空」「オーロラ」といったカテゴリーに、新章「天空を映す」を加えて紹介する同展では、16mの大画面を用いた映像作品も初公開。神秘的な星空の世界を、美しい音楽とともに体感できるコーナーだ。《セレスティアル・レイク》©KAGAYA展示作品のなかには、人気プラネタリウムプログラム『水の惑星』と関わり深い作品も。同プログラムのファンには、写真作品を通じ感動をあらたにする人も多いだろう。そのほか、超小型人工衛星『EYE』を用いてKAGAYAが撮影した地球の写真など、「宇宙の視点」から見た地球の様々な表情も興味深い。<開催概要>『KAGAYA星空の世界天空の贈り物』会期:2024年5月1日(水)〜7月1日(月)会場:そごう美術館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)※会期中無休料金:一般1,400円、大高1,200円公式サイト:
2024年04月26日振付家・演出家・ダンサーとして舞台だけでなく、テレビやMVの振付でも活躍するスズキ拓朗。彼が率いるダンスカンパニーCHAiroiPLINは、ダンスや歌、オノマトペなどをふんだんに用いた、ダンスを見たことのない人でも直感的に楽しめるエンターテインメント性の高い公演を重ねてきた。シェイクスピア、小説、童話、国宝である鳥獣戯画をダンスにしたおどるマンガ『鳥獣戯画』まで、ありとあらゆるものをダンスに仕立て、パフォーマンスを行っている。スズキ拓朗撮影:HARUそんな彼らが今回挑むのはおどる落語『らくだ』。落語という言葉だけで紡がれるものをダンスで表現すると聞くと難しく感じるが、そこはこれまでさまざまなものをダンスとして上演してきたCHAiroiPLINのこと。2022年にはおどる落語『あたま山』を上演しているが、その際もまさに山のような小道具のあるステージで、歌ありセリフありの公演が繰り広げられていた。おどる落語『あたま山』2022年4月 三鷹市芸術文化センター星のホール(撮影:HARU)今回はスズキによれば「動物園」がテーマになっているという。「らくだ」以外にも、久六が「ねこの久六」であったり、大家が「大家のトラ」、ほかにもクジャク、タコ、オウム、きりん……。大勢のキャストで勢いのいい舞台をつくることの多いCHAiroiPLINだが、今回のキャストは彼らにしては少なめの9名。それでも、登場人物の名前を見ているだけで、相当ポップな作品であることが伺える。タイトルにもなっている「らくだ」を演じるのはオクイシュージ。これまでさまざまな役を演じてきたオクイだが、ダンスカンパニーに参加するのは初めてとのこと。そんなオクイがどんなふうにこの舞台に立つのか、興味深い。また、死骸に俗謡・かんかんのうを踊らせるシーンは「らくだ」を聞いたことがない人でも知っているほど有名だ。CHAiroiPLINでは公演のたびオリジナル曲をつくりアコーディオンでの生演奏を披露する清水ゆりが、このかんかんのうをどのように音楽で表現するのかも、見どころのひとつになるだろう。落語✕ダンス✕動物園。「大人も子供も楽しめる」という常套句があるが、その言葉はこの異種格闘的な組み合わせにこそぴったりかもしれない。文:釣木文恵<公演情報>CHAiroiPLINおどる落語『らくだ』振付・構成・演出:スズキ拓朗出演:エリザベス・マリー / 清水ゆり / よし乃 / スズキ拓朗 (以上CHAiroiPLIN)オクイシュージ / 中野英樹 / 鳥越勇作 / 木原実優 / 江口力斗2024年4月27日(土)~5月5日(日・祝)会場:東京・三鷹市芸術文化センター 星のホール公式サイト:
2024年04月26日1980年のヒット映画『9時から5時まで』のリブート企画が進んでいる。プロデューサーはジェニファー・アニストン。脚本は『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディが執筆している。監督、キャストは未定。オリジナルには、ドリー・パートン、ジェーン・フォンダ、リリー・トムリンが主演。パートンが歌う主題歌は、オスカーの歌曲部門にノミネートされた。監督はコリン・ヒギンス。アニストンは、Apple TV+のドラマ『ザ・モーニングショー』、Netflixの映画『マーダー・ミステリー』とその続編でもエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。コディの最近作はコメディホラー映画『Lisa Frankenstein』。文=猿渡由紀
2024年04月26日ホラー映画『あのコはだぁれ?』の特別映像“上映中止ver”が公開された。『あのコはだぁれ?』は、『呪怨』シリーズを手がけ、ハリウッドリメイク版として世界中で公開された『THE JUON/呪怨』が日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得するなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督の最新作。とある夏休み、補習授業を受ける男女5人の教室でいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラーで、映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じる。また補習授業を受ける生徒役には、6月に公開を控える映画『違国日記』で新垣結衣とダブル主演にオーディションで抜擢された早瀬憩をはじめ、宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』で主人公の声優を務めた山時聡真、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning】で雪代縁役の新田真剣佑の青年期役を演じた荒木飛羽、若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業」プロジェクト第5弾『こころのふた~雪ふるまちで~』の公開が控える今森茉耶、『孤狼の血 LEVEL2』で鈴木亮平演じるヤクザの少年時代を演じた蒼井旬が名を連ねた。さらに、ほのかの恋人役で染谷将太が登場するほか、松尾諭、小原正子(クワバタオハラ)、マキタスポーツなどバラエティ豊かな面々も出演する。今回公開された特別映像“上映中止ver”は、一部の観客に強い恐怖感を与えてしまう可能性があるという理由から、劇場での上映を中止したWEB限定映像。とある夏休み、補習授業を受ける生徒たちの中には、本来教室にいるはずのない“あのコ”の姿が。ターゲットたちの名前が順々に読み上げられ、見る者の恐怖を煽るような仕上がりとなっている。また、5月5日(日・祝) に実施される『大阪コミックコンベンション 2024』と映画雑誌『DVD&動画配信でーた』のコラボ企画ステージ「大阪“怖”コン 2024」に、主演の渋谷をはじめ、生徒役の穂紫朋子、清水監督の出演が決定した。『あのコはだぁれ?』特別映像“上映中止ver”<作品情報>『あのコはだぁれ?』7月19日(金) 公開公式サイト:「あのコはだぁれ?」製作委員会
2024年04月26日『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』の日本公開日が9月6日(金) に決定。併せて特報映像とティザーポスターが公開された。本作では、大型宇宙船の中でエイリアンに次々と襲われる恐怖を描いた1作目『エイリアン』の“その後の物語”が、『エイリアン』を監督したリドリー・スコット自身の製作によって描かれる。メガホンをとるのは『ドント・ブリーズ』で知られるフェデ・アルバレス。時系列的には『エイリアン』と『エイリアン2』の間に位置する新作だが、これらの過去作の世界観を守りつつも、全く独立したストーリーとなる。『エイリアン』の劇中で、宇宙船ノストロモ号の乗員たちが初めてエイリアンに遭遇した惑星LV-426にちなみ制定された記念日“エイリアンの日”である、本日4月26日(金) に公開された映像では、薄暗く閉ざされた宇宙ステーションの不穏な音楽と、若者たちの悲鳴をバックに響かせ、血塗られたラボが恐怖の幕開けを知らせている。また若者たちに次々と襲いかかっていくのは、人間に寄生することで成長する最恐の生命体エイリアン。クモのような見た目をしたエイリアンの第2段階・フェイスハガーが、多数の脚で宿主の顔に襲い掛かり、口に寄生管を挿入し寄生していくおぞましいシーンも確認できる。映像は、エイリアンが進化を遂げた最終形態・ゼノモーフと対峙するところで締められており、見る者を震え上がらせるようなエイリアンの造形、手に汗握る緊迫した展開に期待が高まる内容となっている。出演者は、ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞したケイリー・スピーニーをはじめ、『ライ・レーン』のデヴィッド・ジョンソン、『暗黒と神秘の骨』のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセードら、注目の若手俳優たちが名を連ねている。『エイリアン:ロムルス』特報映像<作品情報>『エイリアン:ロムルス』9月6日(金) 公開(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月26日