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ONEOR8『誕生の日』が、2025年1月23日(木) から2月2日(日) まで東京・ザ・スズナリで上演される。本作は、2020年に劇団本公演として日暮里d-倉庫で行われた作品で、今回が4年ぶりの再演となる。主人公は、自己肯定感が低く、女性としての生き方を諦めた女性・木村加寿美。幼い頃から男の子に見間違われ、女性としての自分を押し殺してきた加寿美を軸に、様々なハラスメントや差別のない、マイノリティと向き合う社会にある僅かな歪みに焦点を当てた。性別を超えた存在である加寿美を演じるのは、劇団員の山口森広(男優)。常に仲間のため、お客さんのため、誰かのために生きている加寿美と、常に周囲の人を楽しませようとする山口のエンタメ性がリンクし、可笑しくも切ない物語が出来上がった。客演陣も古くから劇団の理解者である俳優と、作・演出の田村孝裕がワークショップでその才能に惚れ込んだふたりを招き、まさにONEOR8の純粋培養と言える作品となっている。■作・演出 田村孝裕 コメント人間関係の中に潜む無意識や無自覚、その残酷性をどうにか言葉に、台詞に、物語に、と挑んだ作品です。評判も上々で、私も再演を待ち望んでいました。初演は2020年1月、コロナの直前。あれから世の中は大きく変貌しています。この物語が今も通用するのか、もはや時代遅れなのか……普遍性があるのか、アップデートが必要なのか……試行錯誤しながら2020年当時よりもお客さまに“刺さる”物語にしたいと思います。劇団員、山口森広の代表作です。おそらく彼が二度と演じることのない「加寿美」をぜひ劇場でご覧いただきたいです。【あらすじ】木村加寿美、39歳、独身、恋愛経験なし。幼い頃から男の子に見間違われ、母が着せるかわいい服を拒むようになった。思春期に女性としての自我が芽生えるものの、いつしか自分を押し殺し、友人たちに合わせる性格に。クラスメイトである秋山に恋をしたが、もちろんその気持ちは押し殺した。人生で恋をしたのはこの一度きりである。社会に出ると、性別を超えた存在として男女問わず友だちが増え、その容姿は完全なおっさんになった。女性としての生き方を諦めたこと以外は順風満帆と言える人生で、30歳のとき、加寿美は念願であった自分の店(バー)を開店。友人たちの計らいで店の10周年と加寿美の40歳を記念してパーティが開かれることとなると、そこへ秋山もやってくる。久々の再会に、昔の想いが沸々と湧き上がる加寿美。物語は高校時代の淡い恋とパーティが同時進行し、加寿美が今まで押し殺してきた“本当の自分”が顔を出す。新たな木村加寿美の、誕生の瞬間。<公演情報>ONEOR8『誕生の日』作・演出:田村孝裕出演:山口森広、恩田隆一、冨田直美 / 矢部太郎 / ⻄山⻯一、平塚真介、罍陽子、根本大介、鶴町憲、工藤さや、篠原彩(スウィング公演キャスト:服部容子 / 水野創平)日程:2025年1月23日(木)〜2月2日(日)会場:東京・ザ・スズナリ一般発売:2024年12月18日(水) 10:00〜劇団サイト:
2024年11月22日ジェシー・アイゼンバーグの次の監督作が決まった。アイゼンバーグが脚本を書き下ろしたミュージカルコメディ映画で、タイトルは未定。ジュリアン・ムーアとポール・ジアマティが出演する。恥ずかしがり屋の女性が思わぬことから地元の舞台劇に出るはめになるというストーリーらしい。撮影は来年スタートの予定。ムーアはアイゼンバーグの監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』にも出演している。アイゼンバーグの監督2作目『リアル・ペイン〜心の旅〜』は1月31日(金)、日本公開予定。これら2本同様、次もまたエマ・ストーンがプロデューサーに名を連ねる。文=猿渡由紀『リアル・ペイン〜心の旅〜』2025年1月31日(金)公開(C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
2024年11月22日1987年の旗揚げ以来、数々のオリジナル作品を生んできた音楽座ミュージカル。一作目の『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』から一貫して「ワームホールプロジェクト」と呼ばれる独自の創作システムを採用し、クリエイティブスタッフとキャストが各自の専門分野だけでなく、作品全体の成立に向けて行動する形で創作を続けてきた。同作や1989年初演の『とってもゴースト』、1993年初演の『リトルプリンス』、1994年初演の『泣かないで』など、長きにわたって再演が重ねられている作品も数多い。本日11月22日(火)に大阪・高槻城公園芸術文化劇場で上演されるのは、1994年に初演され、第2回読売演劇大賞で優秀男優賞と優秀スタッフ賞を受賞した『ホーム』。血のつながらない一組の家族と、学生運動に身を投じた恋人たち、ふたつの物語を通して地球そのものが“ホーム”であり、そこに生きるすべてが家族だと語りかける作品だ。昭和34年秋。デパートの屋上でアドバルーンの見張りをしていた哲郎の前に、ひとりの女が現れる。夕焼け空を見ながら「空を飛べそうな気がする」とつぶやき、風のように立ち去った女の名はめぐみ。同じ頃、ビルの谷間ではいずみと宏が寄り添っていた。学生運動で世界を変えようとしている宏のために、いずみは進んで手伝いを申し出る。哲郎とめぐみはやがて結婚、新居への引っ越しの日、哲郎の家に初めてテレビがやってくる。赤ん坊も生まれて幸せな日々を送るふたりだったが、ある日めぐみが突然失踪してしまい……?大阪公演と、24日(日)の愛知・幸田町民会館さくらホール公演のあと、29日(金)から12月8日(日)には東京・草月ホールでも上演。写真・動画撮影OKのスペシャルカーテンコール(29日)、キャストと観客が共に歌って踊れるサタデーナイトフィーバー(30日と7日の夜の部)、作中音楽を吹奏楽部の学生が演奏する吹奏楽コンサート(22日、1日)、開演前の舞台上で記念撮影ができるステージフォトイベント(6日夜の部)など、イベントも盛りだくさんだ。文:熊田音子<公演情報>音楽座ミュージカル『ホーム』脚本・演出:相川タロー・ワームホールプロジェクト音楽:高田浩・金子浩介【大阪公演】2024年11月22日(金)会場:高槻城公園芸術文化劇場 南館 トリシマホール【愛知公演】2024年11月24日(日)会場:幸田町民会館 さくらホール【東京公演】2024年11月29日(金)~12月7日(土)会場:草月ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年11月22日映画『恋を知らない僕たちは』のBlu-ray&DVDが、2025年2月14日(金) のバレンタインデーにリリースされることが決定した。本作は、『虹色デイズ』『アオハル荘へようこそ』の水野美波による同名人気少女コミックの実写映画化作品。主演に、本作が映画初主演となるなにわ男子の大西流星を迎え、共演に窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、そして志田彩良という人気若手俳優が集結。監督は『美しい彼』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』などで監督や脚本を担当した酒井麻衣が務めた。豪華版(数量限定生産・3枚組)には特典映像として、大西、窪塚、齊藤、莉子、猪狩、志田のメインキャスト6名が集結し、一緒に映画本編をまるまる鑑賞しながら感想や思い出、裏話等をトークするビジュアルコメンタリーを収録。他にも本編ではカットされてしまった未公開シーンを含むメイキング映像、イベント映像集を収録し、撮影の裏側からプロモーション期間の様子まで余すことなく堪能できる内容となっている。また、封入特典としてキャストたちのオフショットを納めたチェキ風カードと、6人のキャラクターが並んだIDフォトも付属。さらに、豪華版を対象のストアで予約、購入した人に先着で「オリジナルフォンタブ」がプレゼントされる(豪華版のみ/全8色/詳細は公式サイトにて)。法人別オリジナル特典(オリジナルフォンタブ)併せて、Blu-ray&DVDのリリースを記念して、大西流星、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良の6名から特別コメントが到着した。キャスト特別コメント<リリース情報>『恋を知らない僕たちは』Blu-ray&DVD2025年2月14日(金) リリース【豪華版】(数量限定生産)●Blu-ray(本編BD+特典DVD2枚)価格:8,250円(税込)●DVD(本編DVD+特典DVD2枚)価格:7,150円(税込)【特典映像】■本編ディスク・予告集(特報、予告)■特典ディスク1・ビジュアルコメンタリー(大西流星、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良)■特典ディスク2・メイキング映像(未公開シーン含む)・イベント映像集(完成披露試写会/サプライズイベント/初日舞台挨拶/恋僕大感謝祭)【外装特典】・特製アウターケース【封入特典】・チェキ風カード(5枚/オフショット写真使用)・IDフォト(1枚)【法人別オリジナル特典】・オリジナルフォンタブ【通常盤】●DVD価格:4,620円(税込)特典映像:特報映像、予告映像(約2分)Blu-ray&DVD特設サイト:
2024年11月22日ディズニー映画最新作『ライオン・キング:ムファサ』の“超実写プレミアム吹替版”でムファサの弟タカ(若き日のスカー)の声優を務める松田元太(Travis Japan)が、11月20日・21日にシンガポールで行われたディズニーの今後のラインナップを発表するイベント『ディズニー・コンテンツ・ショーケース 2024』にサプライズ登場。国境を超えたステージで本作の魅力を伝えた。今回が2度目のシンガポール訪問となる松田は、ショーケース参加前に自身が演じるライオン“タカ”にちなみシンガポールの観光名所“マーライオン”を訪れ「最高ですね!めっちゃ景色が良いです!」とハイテンション。ブルーカーペット参加について「アジア中のスターたちがたくさん来ていると聞いています。ちょっと緊張していますが、楽しんで盛り上がっていきたいです!」と意気込みを語り、「日本ではけんけん(ムファサ役の尾上右近)をはじめ、たくさんの方々が参加している『ライオン・キング:ムファサ』をたくさんの方に伝えるべく、楽しく頑張りたいなと思います!」と、迫る大舞台を前に頼もしい様子をみせた。ショーケース初日となる20日、ストライプ柄のスタイリッシュなスーツに身を包んだ松田が颯爽と現れたのは、シンガポールのマリーナベイ・サンズに設けられた特設会場。熱狂的なディズニーファンが待ち受けるブルーカーペットに降り立った松田は、大歓声に驚きつつも、笑顔でファンサービス。また日本のファンへのメッセージを求められると「たくさんの方に『ライオン・キング:ムファサ』を届けられたらいいなと思います。ぜひ劇場でご覧ください!」と呼びかけた。ブルーカーペットの翌日、松田はディズニーのラインナップ発表が行われるステージに日本代表としてサプライズ登壇。自身が演じた若き日のタカさながらの明るいキャラクターで、世界中から集まった観客を楽しませた。ブルーカーペットを歩いた感想を改めて聞かれた松田は「初めての経験で、とても興奮しました!ファンの皆さんに感謝したいです!」と興奮冷めやらぬ様子。『ライオン・キング:ムファサ』でディズニー作品初参加&声優初挑戦となることについての喜びを、「とてもマジカルな経験でした。たくさんの方に愛を届けられるとうれしいです」と英語で伝えた。ワールドツアーを行うなどグループとして世界に活動の幅を広げる松田は、エミー賞史上最多受賞作品として話題の『SHOGUN将軍』にもインスパイアされたといい、「僕もいつか真田さんのような素晴らしい賞を取りたいです」とコメント。全世界注目の場で堂々たる夢を語り、最後までファンに手を振りながら名残惜しそうにステージを後にした。<作品情報>映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日(金) 公開公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年11月22日Text:天野史彬Photo:新保勇樹2025年9月20日、フラワーカンパニーズが自身2度目となる日本武道館でのワンマンライブ『フラカンの日本武道館 Part2 〜超・今が旬〜』を開催する。フラカンが前回、武道館公演を行ったのは、10年前の2015年。当時は約10カ月という長期間をかけて行われたプロモーション、さらに仲間のバンドたちやライブハウス、そして多くのファンたちの熱い応援もあり、見事にチケットはソールドアウト。フラカンというバンドの愛されっぷり、そして、彼らが蓄積してきたものの重みとすごみを改めて感じさせる記念碑的なライブとなった。あれから10年の時を経て、再びフラカンは武道館に立つ。以下からはじまるインタビューでは、2度目の武道館公演に至った経緯や心境について、4人に語ってもらっている。4人の発言の中には、なまなましい言葉も出てくる。動員的な部分での不安、加齢によって見えてくるもの。そうした前提のうえで、ライブタイトルの通り『今が旬』であるという自負が、彼らを武道館の舞台に再び駆り立てている。そして取材中、個人的に印象的だったのは、「誰かのため」という言葉が出てきたことだ。1歩足を踏み出そうとするとき、力を与えてくれるのはそういう思いなのかもしれないと、話を聞きながら感じた。――まずは、2025年9月に10年ぶりの日本武道館公演を開催するに至った経緯を教えてください。グレートマエカワ10年前の武道館をやり終わったときから、俺の中では「絶対もう1回やろう」とは思っていたんです。ただ、その後コロナがあったり、ツアーの動員なんかも含めて「もうちょっと状況がよくなったら……」と思っていたんだけど、なかなかそんなにはよくならなかった。年齢は重ねていくし、「どうしようかなぁ」という感じが続いていて。でも、この2年くらいかな、ライブの調子がすごくいいんだよ。確固たる自信が持てるぐらい、ライブの調子がいい。特に鈴木(圭介)の調子が最高潮であることは肌で感じていて。「2度目の武道館をやるなら、ここだな」と思ったんです。グレートマエカワ――今年のツアーのタイトルが『今が旬』で、来年の武道館のタイトルが『超・今が旬』であるのは、そういうところから来ていたんですね。2度目の武道館の話が出たとき、みなさんはどう受け止められましたか?鈴木圭介最初に話が出たのは、1年前くらいかな。リーダーとスタッフの間で出ていて。俺としては「もうやらないでいいんじゃない?」と最初は思った。ここふたり(鈴木と竹安)は、最初は「もういいんじゃない?」という感じだったよね。竹安堅一というか、前回の武道館でもやり残したことはあるし、希望的観測としては「いつかはやりたい」と思っていたけど、自分たちの現状を見ると「口に出してはいけない夢なのかな」というのはあって。でも強めの目標を立てることはいいことだと思うんだよね。そうしないと、現状維持すらできなくなるから。ミスター小西僕はそこまで深くは考えていなくて、「やる?」と聞いてくるのって、成功するかどうかは置いておいて、「やろう」という気持ちがあるからじゃないですか。前の武道館のときのことを振り返ると、もちろんやれたことはうれしかったけど、緊張からほとんど記憶がなくて。終わった後、「チャンスがあれば、もう1回あの場所に立ちたい」と思ったんですよね。だから「やる?」と聞かれたら、僕は、他には何も考えず「やりたいです」と。大変なことはもちろんあると思うけど、「前回のことを考えると……」という感じでしたね。ミスター小西マエカワ鈴木と竹安の反応は、「本当に大丈夫?」という感じだったよね。竹安そう、やりたいのは山々だけど…….、っていう。鈴木俺は、心配なのは動員のことだけだから。ライブの内容に関しては、やれると思う。でも「動員が無理じゃない?」ということ。あと、こういう言い方をするとしらけちゃうんだけど、俺は会場にこだわりがないから。今のキャパの会場で満足しているし、会場が大きかろうが小さかろうが、あまりライブに影響はない。そこは受動的だと思う。――会場にこだわりがないということは、10年前の武道館のときもおっしゃっていましたよね。鈴木さんの中では、どのようにして2度目の武道館を「やる」というふうに気持ちが向いていったのでしょうか?鈴木今ライブが楽しくなっているし、あとは年齢かな。同世代のバンドマンが亡くなったりもしているし、俺たちも、このメンバーであとどれくらい続くか分からない。歳をとればとるほどやりづらくなるのは確かだし、「動員的に無理」とか、そんなことを言っている場合ではないなと思った。できなかったらできなかったで、また頑張ればいい。まだ頑張れると思えるうちに、やっといた方がいいかって。そういうふうに決めたら、気持ちは高揚してきたね。そういう判断を下してよかったなと思う。鈴木圭介――ライブの調子がいいというのは、やはり大前提としてあるということですよね。鈴木調子がいいかどうかは分からないけど、周りからはそう言われるし、何より楽しくなっているんだよ。ライブ、前は楽しみ! という感じではなかった。ライブがはじまっちゃえばいいんだけど、はじまる前は憂鬱で仕方がなかった。緊張もあるしね。ライブが楽しみになってきているのは、20代以降初めてかもしれない。ずっと辛かったから。――その変化は、何故起きたのだと思いますか?鈴木声の心配をあまりしなくなってきたからかな。前は年がら年中ずーっと「声が出るか出ないか」ばかり考えていたのが、イヤモニをするようになったりして、楽に声を出せるようになってきた。もっと言うと、今はもう「出なくてもしょうがないじゃん」とも思うようになったかな。「もういいだろ」って。来たお客さんには申し訳ないけど、出なかったら出なかったで、それはそれでいいかって。考え方が変わってきたと思う。お客さんは声だけを聴きに来ているわけじゃない、全体を聴きに来ているわけだし。そういう意味で言うと、俺が調子いいかどうかは置いといたとしても、バンドが今、強い状態にあるのは分かるよ。――前回の武道館の際は、前年に怒髪天の武道館公演があったこともあり、フラカンと近しい世代のバンドが武道館に向かう大きなムードがありましたよね。それに、フラカン初の武道館でワンマンということで、ライブハウスやバンド、それにファンの方々の間でも「盛り上げていこう」という空気が強くあったと思うんです。今回の武道館では、現時点ではどのように本番に向かっていくことが理想だと思いますか?マエカワ2度目の武道館を発表した後、友達のバンドマンや周りの人たちがたくさん「おめでとう。応援するからね」と言ってくれて。でも、1回目と2回目は全然違うと思うんだよ。世間のムードとして「フラカンの武道館をなんとかして成功させなきゃ!」と思ってくれたとしても、それが前回のように形になるとも俺は思っていなくて。だからその分、自分たちがある意味前回以上になんとか頑張らなきゃいけないし、自分たちで考えなきゃいけないことは増えると思う。10年前とはまた違う感じになるだろうね。竹安2度目の武道館が決まってから、前回の武道館のときのパンフレットを改めて見返したんだけど、そこにはいろんな人たちからもらったメッセージが載っていたり、ファンの方々が頑張ってくれたことが書いてあったりして。改めて、おびただしい数の人を巻き込んで成功した武道館だったんだなと思ったんだけど、それを見ていると……なんというか、恥ずかしくなってきて(苦笑)。もちろん、あの頃はなりふり構わずやっていたんだけどね。今見ると恥ずかしさもあった。ただ、最近お客さんに声を掛けてもらうと、「前回の武道館のときはまだファンじゃなかったんです」という人たちもいたりするんだよ。当たり前のことなんだけど、「そっか、そういう人たちもいるんだ」と思うんだよね。竹安堅一マエカワ多いよね、そういう人も。2度目の武道館を発表してから、「前回は子供が小さくて行けなかったんです」とか「前回は仕事が忙しくて行けなかったんです」とか、そういう人たちの意見も聞くしね。きっとそういう人たちはたくさんいると思う。竹安近いスタッフの中にも「私、前回の武道館は行っていないんです」という人もいるし。そういう人たちの為にも、今回の武道館はしっかりやらないといけないんだと思っている。今回は「なんでもいいから来てくれ」という感じではなくて、前回に比べて多少動員が下がってもいいから、その分、密度が濃い武道館にしなきゃいけないなと思うんだよね。鈴木そうだね。前回の感謝もあるし、今回は素っ裸で武道館に行く。もちろん自分たちだけじゃないよ。スタッフもみんなで行くんだけど、前回は着込んだ服があったから。今回はそれを脱いで、素っ裸で行く。そう思うと、楽しめそうだなと思うんだよね。前回は正直、武道館が決まってから楽しみよりも不安の方が大きかった。でも今は、楽しみの方が大きいかな。マエカワ前の武道館では、SEの前に怒髪天が作ってくれた応援歌が流れたんだよ。最近、久しぶりにあのときの映像を見たんだけど、怒髪天が自分たちのために曲を作ってレコーディングまでしてくれるなんて、本来はあり得ない話なんだよね。前回は本当におんぶにだっこだったというか。周りのバンドのみんなやお客さん、スタッフに「行け! 行け!」と背中を押してもらって、それでワッショイワッショイやってもらったから大成功したわけで。今回ももちろん応援してもらいたいけど、まずはこの4人で、素っ裸で、なにをやれるかだろうね。そこからはじまる感じだと思う。あと、俺らが武道館をやったら、他の人が何か思うかもしれないっていうのはあるね。鈴木そうだね。こっちから引っ張れるかもしれない。引っ張ってもらってばっかりだから。マエカワ俺たちがもう1回武道館をやるのを見て、いろんな人たちに「よし、やらなきゃな」と思ってもらうことができたらいいなと思う。それはバンド仲間だけじゃなくて、お客さんも、「フラカンがやったらな、自分もなにかやってみよう」と思ってくれるかもしれない。そう思うと、やる意味はいくらでもある武道館だと思う。――今年は3月~7月にかけて結成35周年ツアー『今が旬』を開催されて、その後は対バンツアーに入っていきましたが、サニーデイ・サービス、四星球、ピーズ、怒髪天、THE COLLECTORS、SCOOBIE DO、それに水戸ライトハウスとの共同企画では真心ブラザーズとも共演されて、世代や関係性的にも近しいバンドたちとの対バンが続いていましたよね。こうした対バンの場で感じられたことはありますか?鈴木対バン相手はどれも唯一無二の絶対的な個性を持ってサバイブしてきたバンドたちだからね。どのバンドもすごかったよ。単純にみんなかっこいいし、すごい刺激になる。そういうバンドと並んだときに、自分たちを見に来たお客さんが恥ずかしくならないライブをしたいと思ったかな。「フラカン、めちゃくちゃ劣ってるじゃん」と思われるのは嫌だから。自分たちのいいところを出したいなと思ってやってきた。それに、対バンで同世代のバンドとやったときに、「自分たちはこうやってきたんだ」と確認することもすごくあって。自分たちのいいところも見えるし、逆に対バン相手に対して「こういうバンドだから、生き残ってきたんだな」と感じることもあるし。エネルギーをもらえるんだよね。気持ちが活性化されるというか、鼓舞されるというか。マエカワ今年は35周年のワンマンツアーの間に、同世代のかっこいい人たちとやれたらいいなと思って声を掛けたんだけど、みんな「やる」と言ってくれて。鈴木が言ったように、そこでいろんな確認ができた感覚はあったな。自分たちのことって、なかなか自分では分からないから。今回の対バンツアーで、「こんなかっこいい人たちが、誘ったらライブに出てくれて、しかも、お客さんが楽しそうにしている」ということを確認すると、自分たちの今の状況も、自分たちの35年も、悪くないんだなと実感できる。竹安特に今回は短期間で対バンをやったから。そうなると「この人たちはこういうところがすごいんだ」ということが、すごく分かりやすいんだよね。だから勉強になるものも多かったなあ。ギュッと集中してできたことで、得るものは多かったと思うね。小西対バン相手とみんなでツインドラム、ツインギター、ツインベース、みたいな形でセッションをすることもありましたけど、かっこいい人たちと一緒にやると、何より楽しいんですよ。そこにはすごいエネルギーをもらえていると思いますね。――僕は近年、イベントでフラカンのライブを観る機会が何度かありましたが、今のフラカンのライブはすごいものになっている体感というのは自分の中にもあって。フラカンのライブは観る度に「新しいもの」という感じがするんです。その中で特に伺いたいのは、最近ライブで披露されている「ラッコ!ラッコ!ラッコ!」という曲のことで。鈴木さんの歌のテーマが新しいゾーンに入っている楽曲という感じがしたのですが、あの曲はどのようにして生まれた曲なのでしょうか?鈴木単純に、俺がラッコにハマっているから。今、一番歌いたい歌だよね。今一番自分がハマっているものを歌にしたら、ああなった。アルバムに向けて曲を作っている中でできたんだけど、「みんなが求めている歌ではないだろうな」と思ったから、「この曲は、レコーディングは置いておいて、ライブで1、2回やれたらいいです」というテンションで出したんだけど、「いいじゃん、これ」という感じ……だったよね?マエカワうん(笑)。鈴木まあ、自分のことばかり歌ってきたからね。そういうものじゃないテーマを歌ってみたい、というのはあったかもね。いい歳こいて「自分自分」じゃないだろって。マエカワ裏を返せば、今の言葉で言うところの鈴木の「推し」を歌っているわけだから、鈴木の歌だと思うけどね。鈴木そうなんだけどね。私小説ばかり書いていても仕方がないから、ちょっと離れたいというのもあって。軽めに作ったら、すぐできちゃったんだよ。――ラッコという存在には、どのような部分で惹かれるのですか?鈴木それを話し出すと長くなるよ(笑)。――かいつまんでお話しいただけたら……。鈴木まあ、見に行ったらかわいかったんだよ。あと、ラッコが絶滅危惧種だということを意外とみんな知らないよね。俺も知らなかったし。日本の水族館にはもう3頭しかいなくて、あと数年でラッコは日本の水族館で見ることができなくなる。そう思うと余計、愛おしさは増すから。今はYouTubeでいろいろとラッコの映像は見ることができるから、まずはみなさん、見てくださいよ。――分かりました。鈴木「ラッコはここがかわいいぞ」というポイントを最後にひとつ言っておくと、ラッコは、手で食べるんです。ラッコは、人間にものを渡すときも手で渡すんです。で、手が異常に短い。これが他の哺乳類と決定的に違うところ。愛おしいよね。――来年のツアーのタイトルが『正しい哺乳類ツアー2025』であることも、ラッコに関係していますか?鈴木うん、「ラッコ!ラッコ!ラッコ!」の歌詞に「正しい哺乳類」って出てくるんだよ。アルバムのタイトルも、『正しい哺乳類』。――アルバムも、来年9月20日の日本武道館公演も、楽しみにしています。10年前にフラカンが武道館をやったことによって、バンドが武道館でライブをやることに新しい意味合いや物語が生まれたと思うんです。来年の武道館でも、すごくオリジナルな景色を見ることができるのだろうと、今日のお話を聞いて感じました。マエカワ1回目の大成功はビギナーズラックだった部分も大きかったし、当時は大手のレコード会社にいたことで、バックアップもたくさんしてもらえたことが成功の一要因だったことも間違いなくて。でも今回は完全セルフにやっているわけで、「そこで俺たちはどんなことができるだろう?」というのは、今からもう楽しみだね。動員が少なかったら困ることももちろんあるけど、今はとにかく、来年の9月20日までの10カ月が楽しみ。あとは最初に言ったように、今一番言いたいのは、鈴木圭介の調子のよさ。俺が思うフラカンの35年の中で、東京に出てくる前の1年が一番みんなの気持ちもまとまっていて、エネルギーがすごかった。あのときバンドを引っ張っていたのは、完全に鈴木のエネルギーなんだよ。で、今のフラカンはあのときの状態にかなり近いし、その姿を武道館で見せることができると思う。それがなにより楽しみだね。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★フラワーカンパニーズのサイン入りチェキを3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら(OnelinkのURLを貼り付け) からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>20thアルバム『正しい哺乳類』2025年1月22日(水) 発売価格:3,300円(税込)全11曲収録予定※詳細は後日発表<ライブ情報>『フラカンの日本武道館 Part2 〜超・今が旬〜』2025年9月20日(土) 東京・日本武道館開場15:30 / 開演16:30全席指定:7,800円(税込)※詳細は後日発表■FC会員向け優先販売:11月23日(土)10:00 ~12月22日(日)23:59詳細は こちら()ToyosuPIT 10th ANNIVERSARY Special Live『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』supported by エンタメサイト ぴあ2025年1月14日(火) 東京・豊洲PIT開場18:00 / 開演19:00【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場)一般:6,900円(税込)よくばりぴあニスト:5,900円(税込)※よくばりぴあニストは1,000円割引※未就学児童入場不可※お一人様4枚まで※入場時ドリンク代別途必要■ぴあアプリ先行受付:11月24日(日) 23:59まで詳細は こちら()フラワーカンパニーズ『正しい哺乳類ツアー2025』1月25日(土) 静岡・磐田 FMSTAGE1月26日(日) 岐阜・柳ヶ瀬アンツ2月4日(火) 東京・下北沢 SHELTER2月8日(土) 香川・高松 DIME2月9日(日) 愛媛・松山 W studio RED2月11日(火・祝) 大分・T.O.P.S Bitts hall2月13日(木) 大阪・堺 Live Bar FANDANGO3月1日(土) 新潟・CLUB RIVERST3月2日(日) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-33月13日(木) 岡山・PEPPERLAND3月15日(土) 鹿児島・SR HALL3月16日(日) 福岡・BEAT STATION3月20日(木・祝) 青森・Quarter3月22日(土) 宮城・仙台 darwin3月23日(日) 福島・Out Line4月5日(土) 愛知・名古屋 E.L.L4月6日(日) 石川・金沢 AZ4月12日(土) 北海道・札幌 PENNY LANE 244月19日(土) 広島・CLUB QUATTRO4月29日(火・祝) 大阪・BIGCAT5月2日(金) 東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE【チケット情報】■1月25日(土)〜4月6日(日) 公演分前売:5,200円(税込/整理番号付/ドリンク代別途必要)■4月12日(土)~5月2日(金) 公演分前売:5,500円(税込/全席指定/ドリンク代別途必要)※全公演、高校生以下は当日2,000円キャッシュバック当日年齢を証明できるもの(学生証、保険証など)の提示必要■一般チケット発売日1月25日(土)〜3月2日(日) 公演分:2024年11月9日(土)3月13日(木)〜5月2日(金) 公演分:2025年1月11日(土)()その他ライブ情報はこちらフラワーカンパニーズ 公式サイト:
2024年11月21日ラックライフが『ラックライフ QUATTRO TOUR 2024』ファイナル公演、11月21日大阪・梅田QUATTRO TOURにて、EP 『願い』を2025年1月15日(水)デジタルリリースすることを発表。併せて、リリースツアーとして台湾・韓国を含む全9会場にてワンマンライブの開催、ファイナル公演は結成17周年目の記念日・3月15日(土)に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催することも発表した。今回は興奮冷めやらぬ『ラックライフ QUATTRO TOUR 2024』11月18日渋谷QUATTRO TOUR公演のレポートをお届けする。昨年は結成15周年を祝した様々なライブやツアーを行いリスナーを楽しませたラックライフ。彼らが今年11月、東名阪のCLUB QUATTROを回る『ラックライフ QUATTRO TOUR 2024』を開催した。リリースツアーでも記念ツアーでもない、ただただ“あなた”に会いに行くためのツアー。その中日の東京公演は、平日にもかかわらず多くの観客が会場へと詰めかける大盛況の夜となった。LOVE大石(ds)、たく(b)、ikoma(g/cho)、PON(vo/g)の順でステージに登場し、「ファンファーレ」のイントロを鳴らすと観客が掲げた拳とともに高らかな歌声を響かせライブがスタートする。ポップでありながらも骨太で、安定感と躍動感を持ち合わせた歌と演奏は、ステージで自身の音楽を鳴らし続けたバンドだからこそ成し得るものだ。ドラマカウントでつないだ「初めの一歩」ではフロアからコールとシンガロング、クラップが巻き起こり、バンドと観客の阿吽の呼吸も目覚ましい。「サニーデイ」も大石のパワフルなドラム、たくの洒落たベースライン、ikomaの晴れやかなギター、PONの情熱的な歌声が一挙に合わさり、瑞々しくフレッシュな空気を作り出した。PONが「僕たちの何もないツアーに来てくれてありがとう!」と会場を笑わすと、「リリースでもない、周年でもない。あなたが会いに来てくれた、あなたがそこに立ってくれていることがすべてのツアーです」「しょうもないこともたくさん言いますけど、あなたの心に刺さって抜けない歌を歌いにやって参りました」と挨拶をし「Naru」へ。繊細さと力強さのメリハリを効かせて楽曲を輝かせたかと思いきや、「ブレイバー」では硬派なアプローチでドラマチックな展開を作る。ドラムのビートに乗せてPONが「僕の中にはたくさんのミュージックスターが存在してます。まだあの憧れに勝ててなくて。今日勝ちに行ってもいいでしょうか!?……今のかっこいい?」とikomaに話を振るなどして盛り上げるとバンドのロマンとピュアリティが詰まった「MUSIC STAR」、歌謡曲風のメロディがスリリングな「シンボル」と曲ごとに異なる表情を見せて観客を沸かせた。4人で軽快なトークを繰り広げるなかでシームレスに「チキンボーイ」へとつなげると、「リフレイン」「Believe」「Link」と初期曲から今年2月にリリースされた曲まで様々な年代の楽曲を披露する。それでも統一感があるのは今のラックライフが演奏しているからというのも一因でもあるが、ソングライターであるPONがその時その時で「生涯大事にしていきたい」と感じた気持ちを曲にしたため続けていることも大きな理由のひとつだろう。ラックライフのライブを観るたびに「なぜこのバンドはいつもこんなに鮮度が高いのだろうか」と感心するのだが、それはPONにとって色褪せない思いであり、今もなお自身のエネルギーになっているからであると推測する。ikoma、たく、大石もそんなPONにリスペクトを払うだけでなく、さらには自身のプレイヤーとしての美学も持ち合わせ、それを研ぎ澄まし続けているからこそ、それぞれのキャラクターが活きたライブが実現できるのだ。前身バンド時代を含めて18年間、同じメンバーでバンドが続いているという奇跡にも近い現実が、ここまで美しいかたちで成り立っているのは、ライブハウスシーンにおいても大きな希望である。エレアコに持ち替えたPONは、初日の名古屋公演にてライブでしか埋められない心のぬくもりがあることをあらためて自覚した旨を語り、目の前にいる観客のリアクション一つひとつが力になると続ける。「嘘っぽく聞こえるかもしれないけど、俺らはそういうバンドやったと改めて思いました」と話したあと、「どうしようもなかったときに作った曲」と歌い出したのは「あなたを」。PONは曲を書いた当時を思い返すように歌い始めたかと思えば、そのうち当時と今を重ねるように穏やかな表情を浮かべながら目の前の“あなた”に歌っていた。ロックバラード「名前を呼ぶよ」でPONが「歌って」と呼びかけると、じっくり聴き入っていた観客も歌で思いを伝え、迷いのない歌と音色がまっすぐ観客一人ひとりの心を射抜いた「軌跡」ではラストに盛大なシンガロングが起きる。「℃」ではPONが歌い始めてからマイクを離れ、ステージ前方で身を乗り出して歌うと、観客たちも彼の歌に自分の歌を重ねた。「ラックライフの音楽」という唯一の共通点で、ステージとフロアが力を贈り合うような光景は、とても爽やかであたたかく、何よりきらめきに満ちていた。PONが最後に「ほんまはもっと、人が豆粒みたいに見えるでっかいところでやりたい。そんなかから(いま目の前にいる観客を)探すから、頑張るからもうちょっと見ていてください。あなたはあなたの人生を頑張って。その先でまた楽しいことを一緒に作りましょう。あなたがいつでも帰って来られる場所になりたい」と告げると、本編ラストは「Home」。会場にいる全員を抱きしめるような、懐の大きな演奏だった。アンコールではまずメンバーが一言ずつ挨拶をする。ikomaは自分たちを応援してくれる人しかいないワンマンという環境は力になると語り、たくは動画サイトでよく見かけるというスマホゲームのCMのモノマネをしながら「今日はみんなのおかげでこんなに素敵な1日になったよ!」と告げる。大石は今年主催ライブが少なかったがゆえに自分と向き合える時間やバンドのことを考える時間が増えた1年であったと振り返ると、目標を達成したその先にあるものをずっと追い続ける力がないとバンドは進んでいけないこと、それをリスナーと一緒に叶えていきたいことを語り「死ぬまで夢を追い続けようと思う」と宣言した。3人の言葉に「最高やな!」と笑顔を浮かべるPONは、「ラックライフは世界をどかーんと変える力はないかもしれへんけど、ちょっとずつちょっとずつ目の前にある小さな世界を変えていく、愛していくバンドやと思っています。いろんな人の世界をつなぎ合わせて、一緒に生きていくようなバンドになりたいです」と告げ、「大切になりそうな歌ができたから聴いてほしい」と2025年1月15日にリリースされるDigitalEPの表題曲「願い」を披露。ミドルテンポのロックバラードには、今のラックライフが大切にしている気持ちが言葉にも音にも深く刻まれていた。PONが歌い出すや否やフロアから次々と手が挙がり、夢を追い求める思いを綴った「Hand」でこの日を爽快感のなか締めくくった。そして地元大阪で開催されたツアーファイナルでは、全国7ヶ所を回るツアー“Digital EP「願い」release TOUR 2025「願ったり叶ったり」”を発表。東京公演は<FINAL&生誕祭>となる。バンドがこの先もさらなる目標を見据えて走り続けることを表明した。“なんでもない日”が特別な1日になったのは、バンドの歴史と、そのなかで育んできたファンとの信頼関係があったからこそだ。ラックライフの守りたいもの、手放したくないものが混じりけなく表れた、とても純度の高いツアーだった。Text:沖さやこPhoto:佐藤広理ラックライフQUATTRO TOUR 202411/18(月)東京・渋谷CLUB QUATTROセットリスト01.ファンファーレ02.初めの一歩03.サニーデイ04.Naru05.ブレイバー06.MUSIC STAR07.シンボル08.チキンボーイ09.リフレイン10.Believe11.Link12.あなたを13.名前を呼ぶよ14.軌跡15.℃16.HomeEncore17.願い18.Hand<リリース情報>EP『願い』2025年1月15日(水) デジタルリリース【収録曲】1.僕らはそれでも2.あなたがあなたで3.ROLL4.願い配信リンク【EP 『願い』/PON(vo/g)コメント】4曲並べて聞いてみると、すごく劣等感とか、足りない部分とか、なんかそんなんを持ってるんやなあと自分で思いました。笑ただ夢を見てる訳じゃないし、それでも夢を見てるし、叶えたいと思ってます。たくさんの人に届いてほしい、一人一人と一緒にいれる音楽になりたいです。<ツアー情報>「願い」release TOUR 2025『願ったり叶ったり』2月2日(日) 愛知・名古屋Electric Lady Land2月9日(日) 福岡・福岡BEAT STATION2月11日(火・祝) 岡山・岡山IMAGE2月15日(土) 台湾・Corner House角落文創2月22日(土) 宮城・仙台MACANA2月24日(月・祝) 北海道・札幌BESSIE HALL2月28日(金) 大阪・梅田CLUB QUATTRO3月8日(土) 韓国・Mushinsa GarageFINAL & 17th 生誕祭3月15日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA【チケット情報】Luck Life Village & Official HP同時先行申込期間:11月21日(木)21:00~12月2日(月)23:59※台湾・韓国公演以外一般発売:1月15日(水) 12:00〜※台湾・韓国公演以外台湾・韓国公演:12月25日(水) 12:00(現地時間)〜ラックライフオフィシャルサイト
2024年11月21日10月30日に配信シングル「違和感と窮屈」でメジャーデビューしたばかりの鈴木実貴子ズが、配信シングル「暁」を11月27日(水)にリリースする。「暁」には、ギターに田渕ひさ子(ex. NUMBER GIRL、toddle、KERA & Broken Flowers、bloodthirsty butchers)、ベースに五味岳久(LOSTAGE)といった豪華ミュージシャンもレコーディングに参加。また、「暁」の配信ジャケット写真も情報と共に解禁され、背中合わせに演奏する鈴木実貴子ズの姿と"暁"の大きい文字がインパクト大な作品に仕上がっている。2025年1月29日(水)にはメジャー1stアルバム「あばら」もリリースする鈴木実貴子ズ。メジャーデビュー以降、怒涛の活動を展開している彼女たちをぜひ注目してもらいたい。【田渕ひさ子 コメント】初めて鈴木実貴子ズを見た時、歌が自分の身体を貫通したような、ぶん殴られたような、衝撃が凄かったです。歌ってないと生きてられない人なんだろうって思いました。そんな曲に自分がギターで何ができるんだろう?と、悩みましたがたくさんの気持ちを込めて弾かせてもらいました!参加できて嬉しいです!!!<リリース情報>2ndシングル「暁」11月27日(水) デジタルリリース配信リンクシングル「違和感と窮屈」発売中配信リンクメジャー1stアルバム『あばら』2025年1月29日(水)リリース3,300円(税込)【収録内容】・違和感と窮屈ほか全12曲収録予定<ライブ情報>自主企画ライブ『心臓の騒音 -2024年の瀬編-』12月28日(土) 東京・下北沢SHELTER開場 11:30 / 開演 12:00出演:Hwyl / 鈴木実貴子ズ【チケット情報】前売:3,500円(ドリンク代別途必要)学割:3,000円(入場時チケット提示と共に学生証提示で500円キャッシュバック)鈴木実貴子ズ オフィシャルサイト
2024年11月21日新国立劇場のロッシーニ《ウィリアム・テル(ギヨーム・テル)》(新制作)が11月20日に幕を開ける。オペラ・ファン注目の話題の公演だ。指揮は芸術監督の大野和士、演出・美術・衣裳は1944年生まれの巨匠ヤニス・コッコス。初日直前のゲネプロ(Generalprobe=最終の舞台総稽古)を取材した。物語の舞台は14世紀のスイス。題名役である弓の名手ギヨーム・テルをリーダーに、民衆が、オーストリアの圧政からの解放のために立ち上がる姿、そして、もうひとりの主役であるアルノルドと、統治する側のハプスブルク家の王女マティルデとの、いわば敵対勢力同士の禁断の愛、それゆえの葛藤を描く。この主要3役を演じるのは、ゲジム・ミシュケタ(バリトン/テル)、ルネ・バルベラ(テノール/アルノルド)、オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ/マティルド)。現代を代表するベルカントの名手が揃った。世界的なベルカント名手が顔を揃え、日本人歌手も含めて粒揃いのキャスト撮影:堀田力丸提供:新国立劇場この3人にフォーカスしてオペラの聴きどころを追ってみよう。まず第1幕には、テルとアルノルドが互いの真意を探り合う緊迫した二重唱〈どこへ行く?〉がある。バルベラが挨拶がわりにハイC(二点ハ音)を軽々と連発。第2幕は、まさにこの3人が軸となって進む。まず、マティルドが愛するアルノルドへの思いをひとり歌うアリア(ロマンス)〈暗い森〉。ソプラノ・リサイタルで、しばしば単独でも歌われる有名なアリアだ。今をときめくスター・ソプラノ、ペレチャッコの、可憐でやさしく、美しい歌声。そこに当のアルノルドが現れて、互いの気持ちを確認し合う二重唱〈そうです、あなたは私の目が洩らしてしまった秘密を〉になる。大野和士芸術監督が稽古初日の談話で、このふたりのラブシーンこそ、《ウィリアム・テル》がオペラたり得ている重要なポイントだと語っていた、作品全体の肝となる場面だ。祖国スイスへの愛や自由よりもマティルドへの愛を取ると、あらためて決心したアルノルド。しかしその決意は次のシーンですぐに揺らいでしまう。彼女が去ったところへテルがやってきて、ともに戦うようにアルノルドを説得する。アルノルドは、父親が敵に捕らわれ殺されたことを伝えられ、激しい怒りと絶望から復讐を決意。戦うこと、そのためにマティルドと別れる意志を示す三重唱〈なんだと?おお、人殺し!〉を歌う。第3幕ではおなじみの逸話が描かれる。息子の頭の上に乗せたリンゴを矢で射るという、あまりにも有名な例のエピソード。そのシーンにもちゃんとアリアが与えられている。的となる息子に向かって「神のご加護を祈るのだ」と言い含めるアリア〈じっと動かずに〉。チェロ独奏を伴って父親の威厳と不安が交錯する複雑な表情を、ミシュケタのヒロイックなバリトンが繊細に描き出した。第4幕はアルノルドのアリアから始まる。敵に殺された父と暮らしたわが家を訪れ、復讐の意を強くするアリア〈先祖から受け継いだ安らぎの家よ〉。バルベラの力強くも美しい歌唱。最後のハイCも、これみよがしに誇張したりせず、清潔。前幕で捕らえられたテルの代わりに、自らがリーダーとなって民衆を勝利に導くことを決意する。日本人キャストも実力派揃いで、テルの妻エドヴィージュに齊藤純子(メゾ・ソプラノ)、その息子ジェミに安井陽子(ソプラノ)、憎々しい敵の総督ジェスレルに妻屋秀和(バス)、他の面々。なかでも終幕でエドヴィージュが、夫と子供を失ったと思い込んで慟哭する場面の、齊藤の鬼気迫る表現は深く印象に残った。グランド・オペラならではの、合唱とダンスのスペクタクル撮影:堀田力丸提供:新国立劇場19世紀フランスで流行した「グランド・オペラ」の初期代表作に挙げられる《ウィリアム・テル》。「グランド・オペラ」様式の特徴のひとつとして大規模な合唱とバレエの要素は必須。第2幕前半以外はほぼ出ずっぱりと言っていいぐらいの合唱が、濃厚な声のエネルギーを浴び続ける快感を与えてくれる。新国立劇場合唱団(合唱指揮=冨平恭平)の高水準なコーラスは、精彩かつ壮麗。いっぽう、ダンスは第1&3幕に組み込まれている。オペラのバレエ・シーンによくある、取ってつけたようなバレエが唐突に挿し込まれるのではなく、物語の流れに沿った自然な使われ方。ただし今回は、13人のダンサーたちが、村人や兵士といった物語上の登場人物だけでないキャラクターも演じて楽しい。このダンス・シーンだけを切り出してもひとつの小品として成立しそう。ちょっと不思議なインパクトは見どころのひとつだ(振付=ナタリー・ヴァン・パリス)。オーケストラは、有名な序曲だけとっても、しょっぱなのチェロ独奏や、〈静けさ〉の部分のイングリッシュ・ホルンとフルートのソロの掛け合いなど聴きどころ満載。3時間半を超える長尺の音楽を、大野がゆるみなくまとめ上げた。静かに、しかし強く、自由の意味を訴えかける演出撮影:堀田力丸提供:新国立劇場舞台美術家としても活躍するヤニス・コッコスの演出は、派手ではないが美しい。頭上から繰り返し降りてくる矢じりは、(もちろんテルの使う弓矢に由来するわけだが)圧政・弾圧の象徴として民衆に突きつけられる。この逆三角形のモティーフは随所に使われていた。テルたち民衆が勝利するフィナーレでは、当然アルノルドとマティルドも結ばれてハッピーエンド……と思いがちだが、コッコスは、「自分が属していた集団を捨ててしまったマティルドは、すべてを失い、まったくの孤独になってしまう」と述べている。それを示すように、民衆が自由を獲得して歓喜するラスト・シーンで、マティルドも舞台上にはいるものの、後方に離れて立ち、喜びの輪に交わることはない。王女でありながら革命に加担した彼女には、もはやどちら側にも居場所がないのだろう。そして最後の最後。輝かしい自由と荘厳な自然を讃えるスケール大きな合唱の背景に、破壊された現代の建物が映し出される。ウクライナの映像だろうか。オペラの中で描かれてきたような対立が、時代を超えて現実世界でも繰り返されていること。あるいは、自由と正義のためであるとしても、戦いによって失われてゆく命があってよいのかという疑念。そんなことを訴えかけているように受け取れた。声高にではなく、静かに。《ウィリアム・テル》は1829年にパリ・オペラ座で初演されたロッシーニ最後のオペラ。76歳まで生きたロッシーニだが、まだ37歳の時に発表したこの作品を最後に、以後オペラは書かなかった。序曲(とくに最後の「スイス軍の行進」の部分)だけなら、知らない人がいないであろう超有名曲だが、全4幕、上演時間約4時間を要する大作ということもあって、オペラ全体の上演機会は限られてきた。原語フランス語による舞台上演は今回が日本初。それどころか国内での演出付きフル舞台上演自体、日本初演だった藤沢市民オペラの上演(1983年、福永陽一郎指揮、粟國安彦演出/日本語上演)以外の記録がない。今回の上演が日本のオペラ史の新たなページを開くことになる。新国立劇場のロッシーニ《ウィリアム・テル》は、11月20日に初日を迎えたあと、11月23日(土祝)、26日(火)、28日(木)、30日(土)の全5公演。東京・初台の新国立劇場オペラパレスで。上演時間は、第1幕と第2幕のあとの各30分の休憩を含めて約4時間35分。取材・文:宮本明ジョアキーノ・ロッシーニウィリアム・テル(新制作)■チケット情報()11月20日(水)~11月30日(土)新国立劇場オペラパレス
2024年11月21日上田慎一郎監督最新作『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』の本編冒頭映像が公開された。上田監督が『カメラを止めるな!』公開前から準備していた渾身のプロジェクトである本作。ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクの共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に、上田監督が存分にオリジナリティを加えている。公開された映像は、税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら、脱税王の橘(小澤征悦)から未納の10億円を徴収することになった男・熊沢二郎(内野聖陽)と異色のタッグを組む天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が出所するシーンから始まる。何かしらの詐欺で捕まっていたであろう氷室が晴れて自由の身になり刑務所を後にするが、何者かに追われていることに気付く。氷室はこの状況に慣れているかのように軽い身のこなしで逃げていくが、なんと氷室を追っていたのは、後に《アングリースクワッド》として氷室と共に橘から10億円を騙して奪い取るために手を組む闇金業者のルリ子(真矢ミキ)と、その娘で常に債権者の指詰め用トンカチを持ち歩くクレイジーな女・薫(鈴木聖奈)だった。そして親子の目を掻い潜り無事に辿り着いた先には、氷室を迎えにきていた、同じくアングリースクワッドのメンバーである美来(森川葵)の姿が。闇金親子が氷室を追っていた理由、そして氷室と美来の関係など、この後の展開に期待が膨らむ本編映像となっている。映画『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』本編冒頭映像<作品情報>映画『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』11月22日(金) 公開映画『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』メインビジュアル公式サイト:アングリースクワッド製作委員会
2024年11月21日18歳以下の若い世代が気軽にアートと出会い、感性や視野を広げる機会を提供するための試み「Welcome Youth(ウェルカムユース)」が2025年も開催される。「Welcome Youth 2025」では、18歳以下の対象者は、3月1日(土)から4月6日(日)までの期間中、都立博物館・美術館で開催される対象の展覧会を無料で鑑賞できるほか、2025年1月から2月にかけて東京文化会館で開催される音楽公演に無料で招待(抽選で計100名)。さらに3月1日(土)からは、スマートフォンを使って音声でストーリーを楽しみながら博物館や美術館を巡ることができる「Sound AR™コンテンツ」も登場する。〈開催概要〉「Welcome Youth 2025」対象:18歳以下(2006年4月2日以降生まれ)の方公式サイト:東京文化会館の7つの音楽公演に抽選で招待(計100名)※同伴者1名まで可能開催期間:2025年1月3日(金)~2月22日(土)募集期間:2024年11月21日(木)~2025年1月13日(月・祝)(一部公演については2024年12月18日(水)募集締切)※対象公演・応募方法は公式ウェブサイトで確認をB都立美術館・博物館の9つの展覧会に無料で入場可能開催期間:2025年3月1日(土)~4月6日(日)対象施設:江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館※入場方法等詳細は2月中旬に公式ウェブサイトにて告知C「Sound AR™コンテンツ」の提供期間:3月1日(土)より※詳細は後日発表
2024年11月21日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴ランキング(2024年10月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年10月の1位に輝いたのは、柳家小袁治『宿屋の富』。2位は五街道雲助『抜け雀』、3位は柳家花緑『竹の水仙』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年10月)01位 柳家小袁治『宿屋の富』()02位 五街道雲助『抜け雀』()03位 柳家花緑『竹の水仙』()04位 柳家花緑『子別れ』()05位 柳家花緑『紺屋高尾』()06位 三遊亭遊馬『粗忽の使者』()07位 桂三四郎『阿弥陀池』()08位 柳家花緑『明烏』()09位 神田松鯉『源平盛衰記 那須与一 扇の的』()10位 柳家花緑『三軒長屋』()11位 雷門音助『たらちね』()12位 笑福亭福笑『有馬小便』()13位 五街道雲助『幾代餅』()14位 桂右團治『時うどん』()15位 鈴々舎美馬『金明竹』()16位 古今亭菊之丞『二番煎じ』()17位 入船亭扇辰『死ぬなら今』()18位 三遊亭愛楽『ざるや』()19位 柳家花緑『妾馬』()20位 五街道雲助『お直し』()21位 桂文治『牛ほめ』()22位 三遊亭兼好『粗忽の釘』()23位 金原亭馬遊『ピカソ』()24位 春風亭一蔵『井戸の茶碗』()25位 金原亭馬遊『転失気』()26位 神田松鯉『太田道灌』()27位 柳家花緑『笠碁』()28位 古今亭菊之丞『法事の茶』()29位 三遊亭兼好『転失気』()30位 柳家花緑『試し酒』()【集計期間】※2024年10月1日~2024年10月31日※会員の皆さまの視聴時間・回数を集計したランキングとなります(視聴時間・回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年11月21日マーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』の特別映像が公開された。本作に登場するクレイヴンは、マーベル史上最もバイオレンスなヴィランとして描かれている悪名高き史上最強のハンター。一度狙った“獲物”は確実に仕留めるまで、あらゆる手を使ってどこまででも執拗に追い続ける。本作のメガホンをとったJ・C・チャンダー監督は「これは家族の物語であると同時にギャング映画でもある」と語っている。今回の映像には、ラッセル・クロウ演じる“裏の世界の殺戮者”と呼ばれる父親との確執も描かれており、主人公クレイヴンを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンは「生々しくリアルで厳しい世界を描いている」と監督の手腕を絶賛。また激しい肉弾戦や銃撃の模様も映し出されており、ジョンソンは「スタントも自分でやった。裸足でロンドンを走ったり、壁を駆け抜けたり、おかげでリアルな画が撮れた」と、体を張ったアクションに挑戦したことを明かした。そんな“超過激”なハンターであるクレイヴンというキャラクターについて監督は、「血に飢えていて、自分を楽しんでもいる。自分の意見は絶対に曲げないし、倫理的には問題だらけだ。でも、どこか魅かれてしまう」と、ただ狩りを楽しむだけのヴィランではないことをアピールした。最後に、ジョンソンは「覚悟しろ。彼は悪名高い史上最高のハンターだ」と観客に向けて忠告している。『クレイヴン・ザ・ハンター』特別映像<作品情報>『クレイヴン・ザ・ハンター』12月13日(金) 公開公式サイト: and all related character names: (C) & ™ 2024 MARVEL
2024年11月21日12月5日(木)よりNetflixにて独占配信スタートするアニメ『BEASTARS FINAL SEASON』Part1のエンディング主題歌に新曲「Feel Like This」が決定している由薫が、この楽曲を含む計4曲を収録したEP『Wild Nights』を3月にリリースすることを発表した。また、このEPを引っ提げてのツアーも決定。『YU-KA Tour 2025 “ Wild Nights”』 と題し、3月29日(土)大阪・Live House Animaを皮切りに、3月30日(日)愛知・NAGOYA JAMMIN’、4月17日(木)東京・恵比寿LIQUIDROOMの3カ所で開催。11月21日(木)よりオフィシャルチケット先行受付もスタート。来場チケットの他に、由薫の直筆サインが入っているツアービジュアルカードが手に入る特典付きチケットも用意されているとのこと。是非来場の記念に手に入れてほしい。<リリース情報>『Feel Like This』12月5日(木) デジタルリリース※アニメ『BEASTARS FINAL SEASON』Part1のエンディング主題歌<TVアニメ「BEASTARS FINAL SEASON」配信情報>第1・2期:Netflixにて見放題独占配信中ファイナルシーズン:分割2クールにてNetflix独占配信※Part1は2024年12月5日配信予定公式サイトbst-animation.com<ツアー情報>YU-KA Tour 2025 “ Wild Nights”2025年3月29日(土) 大阪・Live House ANIMA開場17:15 / 開演18:003月30日(日)愛知・NAGOYA JAMMIN’開場16:15 /開演 17:004月17日(木) 東京・恵比寿LIQUIDROOM開場18:00 /開演 19:00【チケット情報】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング・特典(直筆サイン入りツアービジュアルカード)付き:7,000円(税込)※入場時ドリンク代が必要オフィシャル先行受付(抽選):12月1日(日)23:59まで由薫 オフィシャルサイト:
2024年11月21日Mrs. GREEN APPLEの映画『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge ㏌ CINEMA』が、12月11日(水) より韓国で公開される。Mrs. GREEN APPLEのメンバー、大森元貴自らがプランナー&ゼネラルプロデューサーを務めた本作は、9月13日に全国106館で初日を迎え、全国週末興行収入ランキング(9月13日~15日興行通信社)で興行収入第1位を獲得。現在興行収入18.9億円、動員数53万人を突破し、2024年度公開の音楽ライブを題材とした映画で興行収入第1位を記録している。韓国では、同国最大の大型シネマコンプレックス「CGV」約20館での上映を予定しており、韓国版ポスターと30秒予告編も公開。また日本とは異なるオリジナルの入場者プレゼントが用意されており、公開1週目は特殊加工のA3ポスターの配布が予定されている。<作品情報>『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge ㏌ CINEMA』韓国:12月11日(水) より2週間限定で公開劇場:CGV龍山アイパークモール他韓国内約20劇場CGV 公式サイト: “Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA” Film Partners
2024年11月21日レキシが11月20日に全国ツアー『レキシツアー2024 秋 ~稲穂をまだ振ってる途中でしょうが~』の最終公演を東京・Zepp DiverCity (TOKYO)にて開催。この終演時に、2025年5月から7月にかけて全国ツアー『レキシツアー2025』の開催をアナウンスした。大阪公演2日目を体調不良にて延期したレキシだが、療養に励み、盤石の体制で東京公演を実施。集まった超満員のファンの前で、約3時間にわたり熱演を繰り広げた。また今年7月にリリースした最新曲「エレキテルミー」の披露時には、フィーチャリングボーカルとして小泉今日子が登場しコラボレーションするスペシャルな展開もあった。本日発表された全国ツアーは、5月10日(土)千葉・市川市文化会館からスタートし、全国のホール会場を巡回。7月22日(火)東京・東京国際フォーラムホールAまで、12都市で14公演を実施する。チケットのファンクラブ先行受付は11月27日(水)正午からスタート。その後の先行予約情報は順次発表される。<リリース情報>レキシ「エレキテルミー feat. あんみつ姫(小泉今日子)」発売中配信リンクレキシ「エレキテルミー feat. あんみつ姫(小泉今日子)」Music Video<ツアー情報>『レキシツアー2025』5月10日(土)千葉・市川市文化会館開場16:00/開演 17:005月18日(日)石川・本多の森 北電ホール開場16:00/開演 17:005月25日(日)神奈川・カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)開場16:00/開演 17:005月29日(木)大阪・フェスティバルホール開場17:30/開演 18:305月30日(金)大阪・フェスティバルホール開場17:30/開演 18:306月15日(日)新潟・新潟テルサ開場16:00/開演 17:006月18日(水)愛知・岡谷鋼機名古屋公会堂 大ホール開場 17:15/開演 18:006月20日(金)宮城・仙台サンプラザホール開場17:30/開演 18:306月24日(火)東京・LINE CUBE SHIBUYA開場17:00/開演 18:006月27日(金)埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール開場 17:30/開演 18:307月4日(金)北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru開場 17:30/開演18:307月11日(金)福岡・福岡サンパレス開場17:30/開演18:307月13日(日)岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場開場 16:00/開演17:007月22日(火)東京・東京国際フォーラム ホールA開場 17:30/開演 18:30※開場・開演時刻につきましては予定となっており、変更になる場合がございます。【チケット料金】全席指定:9,900円 (税込)レキシ オフィシャルサイト
2024年11月21日2024年11月16日、大阪・サンケイホールブリーゼにて、作家=文士たちが役者として舞台に立つ、なにげに文士劇2024旗揚げ公演『放課後』が上演された。大阪では66年ぶりとなる文士劇。日頃、人物や物語を巧みに生み出す人気作家たちが、学校の先生や学生に扮して熱演を繰り広げ、満席の場内から惜しみない拍手が送られた。東野圭吾のデビュー作『放課後』を、THE ROB CARLTON主宰の村角太洋による脚本・演出で届けた舞台は、休憩20分を含めて3時間超えの大作。1カ月以上の稽古を重ね、セリフを身体にたたき込み臨んだ16名は、清々しいほどの団結力で本格的なミステリーを演じ切った。大阪弁の横柄な教師・村橋役の黒川博行、高校生らしからぬ色気とチャーミングさで観客を惹きつける朝倉加奈子役の髙樹のぶ子など、作家自身の“人間力”も伝わってくるステージ。これが1日限りとは実に贅沢だ。舞台は1980年代の「なにげ文愛高等学校」。数学教諭の前島(東山彰良)は何者かに命を狙われていたが、やがて校内で別の殺人事件が起きる。完全な密室殺人に前島は驚きつつ、ときに冷静に立ちまわり、驚くべき真実にたどり着く――。主役の前島を演じた東山はほぼ出ずっぱり。膨大なセリフをこなし、さまざまな役と絶妙な芝居のキャッチボールを見せる。スラっとした容姿にメガネというスタイルも様になっていて、これが初舞台とは思えない。撮影:西木義和前島と事件に向き合う刑事の大谷役を演じた門井慶喜は、明晰かつ淡々とした語り口から、一筋縄ではいかない人物像が立ち上がってくる。アーチェリー部主将の杉田ケイ役・矢野隆は、軽やかな身のこなしとラフな口調で前島に絡み、後半では一気に物語の核心へと迫る頼もしさを見せた。同じアーチェリー部の宮坂恵美役・蝉谷めぐ実は、弓の構えまでが美しく、恵美の想いが爆発するときの険しい表情も印象的。このあたりの真剣勝負的な熱演は、執筆に熱がこもるときのスタンスに近いのでは……と想像するのがまた楽しい。前島の妻・裕美子を演じた一穂ミチは、夫を気にかける優しさだけではないものを秘めた女性役で、その大きな振り幅が観客の想像力をかきたてる。喫煙で停学処分をくらうほどの問題児・高原陽子役の湊かなえも、セーラー服を着こなしたかと思えば、バイクに革ジャン姿でドラマティックに登場し、客席から拍手が沸き起こる!作業着姿で「暑い~」と登場し、親近感溢れる芝居で愛敬をふりまく校務員・バンさん役の朝井まかてや、「密室の謎、解いたり!」と快活に殺人トリックに迫る学校一の秀才・北条雅役・上田秀人は、温かい笑いを誘った。撮影:西木義和(C)新潮社パワハラ気質の栗原校長を、タバコをふかしながら堂々と演じる木下昌輝は、首からなぜか机の小道具をぶら下げているし、松崎教頭を演じた編集者の小林龍之は「松崎ですっ」という決めゼリフを何度も繰り出し、観客は大いにウケる。これまでコメディを手掛けてきた村角太洋の遊び心ある演出が散りばめられていたのも、本作の成功の秘訣だろう。この時代のバブリーな雰囲気をスーツ姿で放つ英語教諭・麻生恭子役の玉岡かおるは、佇まいから洗練されていて物語への説得力があり。几帳面さを感じさせる国語教諭の堀役・澤田瞳子は、飾り立てない演技が逆に好印象。ジャージ姿でノリのいい体育教諭を好演したのは、書店員の百々典孝。養護教諭の志賀役・黒川雅子は数々の小説の装丁にも携わってきた画家であり、様々なバックボーンのキャストが集まったことで、多様な個性が共存する学校の特性を表していたように感じた。原作は女子高が舞台なのを共学にすることで、犯人の動機に改変がなされているが、それも功を奏している。また、長編ミステリーを舞台化するにあたり、主人公・前島の心の内を表す「脳内前島」というキャラクターを、皆がグレーの上下スタイルで次々と見せる演出が斬新。さらにこの記念すべき文士劇を祝うかのように、体育祭の創作ダンスの出し物として、文士たちが「Choo Choo TRAIN」の曲で踊る場面は手拍子が起こり大いに盛り上がった。(C)新潮社一方で物語が二転三転する緊迫感は最後の一瞬まで途切れず、ミステリーの醍醐味を届けようとする文士たちの意気込みは真剣そのもの。衝撃のラストの後、拍手と歓声が沸き起こり、振り付きの愉快なカーテンコールではキャスト全員弾けるような笑顔を見せた。作家ならではの巧みな心理描写を芯にそれぞれが唯一無二の役を造形し、大きな高みを乗り越えた文士たちの奮闘は今後も語り継がれるだろう。(C)新潮社取材・文:小野寺亜紀<公演情報>なにげに文士劇2024 旗揚げ公演『放課後』原作:東野圭吾『放課後』(講談社文庫)脚本・演出:村角太洋【出演】黒川博行・朝井まかて・東山彰良・澤田瞳子・一穂ミチ・上田秀人・門井慶喜・木下昌輝・黒川雅子・小林龍之・蝉谷めぐ実・髙樹のぶ子・玉岡かおる・百々典孝・湊かなえ・矢野隆日程:2024年11月16日会場:大阪・サンケイホールブリーゼ※公演終了公式サイト:
2024年11月21日アイドルグループSnow Manによる新番組『旅するSnow Man』(仮)が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて2025年に配信されることが決定した。本番組は、ディズニープラス初となる日本発のアンスクリプテッド(台本のない)ショーで、多忙な日常を離れたSnow Manのメンバーたちが、普段では話せないような本音や夢を語り合いながら、素の姿で思いのままに旅を楽しんでいくというコンセプトの番組となる。併せて、Snow Manよりコメント動画が到着した。Snow Manコメント動画<番組情報>『旅するSnow Man』(仮)2025年ディズニープラスにて配信出演:Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)
2024年11月21日1987年のバンド結成初ライブ、貴重なライブ音源、未発表曲、バンドデモ、ZAKによる最新ミックス音源など、フィッシュマンズのすべての季節を網羅したアンソロジー・アルバム『HISTORY Of Fishmans』が2025年2月19日(水)にリリースされることが決定した。1998年12月28日赤坂BLITZ での公演が実質最後のライブとなり、のちにその音源と映像は商品化され 『男たちの別れ』 、『LONG SEASON』とともに世界中で圧倒的評価を得る。1999年ボーカル・佐藤伸治の逝去とともに活動を停止していたが、2005 年の『RISING SUN ROCK FESTIVAL』で再始動。メイン・ボーカルをドラムの茂木欣一の他、ゲスト・ボーカルを迎えて断続的にライブ活動を行っている。2021年に劇場公開された『映画 フィッシュマンズ』は、歴代メンバー、関係者へのインタビューを交え、当時の貴重な映像、2019 年リハーサル ライブ映像を収録したドキュメンタリー映画として制作され、ミニシアターランキング1位を記録。本作『History Of Fishmans』は、『映画 フィッシュマンズ』がバンドの軌跡を映像で追った作品であるならば、バンドの軌跡を「音」で追った作品となる。『映画 フィッシュマンズ』ティザー茂木欣一による企画・監修の元、デビュー前の貴重な音源からラジオ出演時の同録、未発表ライブ映像やデモテープなどを2年かけてデジタル・アーカイブ化、茂木自身のインタビューによる全曲解説も付属した渾身のBOX 仕様だ。また、フィッシュマンズ史上最大規模のワンマンライブが2025年2月18日(火)東京ガーデンシアターで開催されることも決定。チケットは現在発売中。<リリース情報>アンソロジー・アルバム『HISTORY Of Fishmans』2025年2月19日(水)発売LP サイズBOX 仕様 Audio 3CD + Blu ray + 36P ブックレット13,200円(税込)【収録予定内容】Disc1 : CD [1987-1991] 結成初期/貴重なライブや未発表曲、デモ音源などを収録Disc2 : CD [1992-1995] メジャーデビューから移籍前の貴重なライブ音源、バンドデモを収録Disc3 : CD [1997-1998] ポリドール移籍/未発表ライブ音源を収録Disc4 : Blu-ray(映像) ※内容未定<ライブ情報>フィッシュマンズ史上最大規模のワンマンライブFishmans "Uchu Nippon Tokyo"2025年2月18日(火)東京ガーデンシアター開場18:00/開演19:00出演:茂木欣一(ds,vo) / 柏原譲(b) / HAKASE-SUN(key) / 木暮晋也(g) / 関口“dARTs”道生(g / 原田郁子(vo)【チケット情報】前売 8,800円(税込)()フィッシュマンズ オフィシャルサイト
2024年11月21日timeleszの新メンバーオーディションに密着したNetflixシリーズ『timelesz project -AUDITION-』の「episode 05 葛藤 -Part3-」が、11月22日(金) 22時より配信される。エントリー数18,922件の中から、1次・2次審査を経て36人になった候補生たちが挑むのは、9人4チーム(RED、BLUE、GREEN、YELLOW)となり、3日間で課題曲のパフォーマンスを仕上げるという、過酷な3次審査。今回配信される「episode 05 葛藤 -Part3-」では、現在暫定1位の山根航海(やまね わたる)率いるYELLOWチームに密着する。YELLOWチームの課題曲は嵐の「Monster」。ダンス未経験者たちを経験者の山根、永井陸(ながい りく)らが支え、チームワークが良く順調に見えたYELLOWチームだが、2日目の中間発表で“経験者と未経験者の大きな差”を改めて指摘され、リーダーの山根は悩み始める。松島聡はそんな山根を心配し、あるアドバイスを送る――。山根は気持ちを新たにし、チームメイトに自分の覚悟を伝え、さらに一致団結したYELLOWチームは、最終日の審査本番でいったいどのようなパフォーマンスを披露することができるのか。そして、この中から4次審査に進むことができる候補生は……?なお、この後複数回の審査を実施し、来年初旬には新メンバーが決定する予定だ。『timelesz project -AUDITION-』episode 05 葛藤 -Part3- 予告編<配信情報>『timelesz project -AUDITION-』episode 05 葛藤 -Part3-:11月22日(金) 22:00よりNetfilxで独占配信スタート※2025年初頭まで複数回の配信を予定※海外の配信開始日は調整中『timelesz project -AUDITION-』告知画像timelesz project 公式サイト:
2024年11月21日『キャッツ❤アイ』の完全新作アニメが、2025年にディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で独占配信されることが発表された。『キャッツ❤アイ』は1981年から1984年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された北条司原作の漫画。喫茶キャッツアイのオーナーである美人3姉妹の瞳、泪、愛が、ある時は怪盗キャッツアイとしてクールに夜を駆け世間を騒がし、華麗なアクションや刑事とのスリリングな恋を描くラブコメディ作品として、日本のみならずアジア、欧米でも強い人気を誇る人気作だ。原作者の北条は「今回、新たにアニメ化していただけるという話を聞いたときは驚きましたが、これも、⻑年支えてくれたファンの皆さんのおかげだと大変感謝しています」とコメント。併せて、公開されたティザービジュアルには瞳、泪、愛の3人が月夜にポーズを決めてたたずむ姿が写し出されている。さらに、本作のオリジナルテーマの歌唱をAdoが担当することも発表され、Adoが歌唱した「CATʼS EYE」(杏里)を使用したスペシャルティザームービーも公開された。『キャッツ❤アイ』の世界観にグッと引き込まれるようなスタイリッシュで、作品への期待が高まる映像となっている。今回の起用に際しAdoは「楽曲を歌唱する際、杏里さんをリスペクトさせていただきつつ、80年代の歌唱法と自分の色を混ぜてみました。みなさまいかがでしたでしょうか?愛され、伝説となった作品が輝きを増して現代に帰還し、そこに自分が歌として携われたことは非常に光栄に思います。新しくも、懐かしさを覚えるような歌に仕上がっていれば幸いです。そして、共にキャッツ♥アイの新シリーズを楽しみましょう」とコメントを寄せている。■原作:北条司 コメントなんと40年ぶりに『キャッツ♥アイ』が再シリーズアニメ化されることになりました。この作品は、連載デビュー作だったので、拙い部分も多々あったと思います。それでも、最近では海外からも作品利用のオファーをいただくことがあり、世界のどこかでこの作品をいまだに気にかけてくださる方がいることを改めて感じていました。そして今回、新たにアニメ化していただけるという話を聞いたときは驚きましたが、これも、⻑年支えてくれたファンの皆さんのおかげだと大変感謝しています。若い世代にこの作品がどのように受け止められるのか、正直不安もありますが、楽しんで観てくれたら嬉しいですね。■Ado コメント伝説的なアニメ『キャッツ♥アイ』の新たなシリーズがディズニープラスさんにて始まります。僭越ながらオリジナルのテーマ曲である「CAT’S EYE」を、林ゆうきさん編曲のもと、カバーをさせていただきました。楽曲を歌唱する際、杏里さんをリスペクトさせていただきつつ、80年代の歌唱法と自分の色を混ぜてみました。みなさまいかがでしたでしょうか?愛され、伝説となった作品が輝きを増して現代に帰還し、そこに自分が歌として携われたことは非常に光栄に思います。新しくも、懐かしさを覚えるような歌に仕上がっていれば幸いです。そして、共にキャッツ♥アイの新シリーズを楽しみましょう。『キャッツ♥アイ』Special Teaser Movie<作品情報>『キャッツ❤アイ』2025年ディズニープラス「スター」にて独占配信公式サイト:
2024年11月21日Text:谷岡正浩Photo:岸本勉/PICSPORT渋谷公園通りの坂を上りきったところに、今はLINE CUBE SHIBUYAと名称を変えたそのホールはある。どれだけ名前が変わろうが、建物が新しくなろうが、そこにその場所があるという事実は変わらない。そしてこの日、そこでライブを行うのは爆風スランプ。1999年に活動を休止して以来、何度か単発での復活ライブはあったものの、本格的にツアーをまわったのは26年ぶりのことだ。デビュー40周年を記念したプロジェクトの一環としてリリースされた、こちらも26年ぶりのシングル「IKIGAI」、そしてバンド初となるメンバー自身のセレクトによる、ベスト盤を引っ提げてのツアー最終日の模様をレポートする。思わず、懐かしさに引き戻されそうになってしまう。けれど、彼らが描いて見せたのは圧倒的に今だった。年齢を重ね、紆余曲折を経て再び集まったバンドの、言うなれば生々しいまでの現状報告として、この日のライブは多くのオーディエンスに勇気を与えるものだった。それは、オープニングに中国のロックバンド布衣(ブイ)が登場したことによって、より鮮明となった。爆風スランプの活動休止後に中国を拠点に活動を開始したファンキー末吉(ds)は、デビューアルバムをプロデュースしたことが縁となり、2018年に布衣の正式メンバーとなった。中国国内を年間100本のペースでツアーをするという実力派ライブバンドである彼らの演奏は、前評判に違うことなく凄まじかった。布衣(ブイ)そして彼らが最後に披露したのが「リゾ・ラバ」で、そこに途中からサンプラザ中野くん(vo)、パッパラー河合(g)、バーベQ和佐田(b)が加わった。1999年からこれまでの、言ってしまえば空白期間を埋めるような演出に、爆風スランプの時計の針は確実に動き続けて今に至っているのだと感じられた。あるいは、それは演出などではなかったのかもしれない。ごく自然な振る舞いとして、布衣からのバトンを受け継いでこの日のライブを盛り上げる――純粋なバンドマンとしての使命感がそうさせたのだと思う。だからこそ感動した。紛れもなく爆風スランプがそこにいると実感できた。普通なら客電をつけた状態で、もちろん音も止めて行われる転換だが、暗転の中、ピンスポットに照らされたパッパラー河合がプレイするのと同時進行でなされた。そして、そのギターフレーズがそのまま次に演奏する「えらいこっちゃ」のイントロになってライブがスタートするという、時間を止めるな! と言わんばかりのスタッフも含めた心意気に胸が熱くなった。と、思うまもなく繰り出されるバーベQ和佐田、ファンキー末吉、パッパラー河合による挨拶代わりの猛烈なソロに、爆風スランプが隠し持っている鋭い牙のようなものを改めて見せつけられ、このバンドの音が色褪せない理由が分かった気がした。「26年ぶりのツアー、最終日でーす! 燃えつきまーす!」というサンプラザ中野くんの宣言に続いてメンバー紹介が行われた。「名古屋、兵庫、渋谷、まだまだできるな」(パッパラー河合)「根性〜! 40年経っても言い続けています。人間変わりません!」(ファンキー末吉)「奢ることなく力一杯やらせていただきます」(バーベQ和佐田)サポートには、中学生からの爆風スランプファンであるジミー岩崎(key)というラインナップ。爆風スランプそしてここで、今回のツアーの裏テーマがサンプラザ中野くんより発表された。「あのときの中高生が今、中高年に。中高年の方が中学生よりも自由に動けます。使えるお金もあります。中高年パワー!」この後、ライブでは何度も「中高年パワー!」と連呼する場面があった。この言葉はそのまま、このツアーの表のテーマである“あなたのIKIGAIナンデスカ?”にそのままリンクするものだ。ライブの中盤は、「War」「まっくろけ」とベスト盤にも収録されている楽曲をパフォーマンス。前者は文字通り戦争のことを、そして後者は生きづらさを歌ったものだ。どちらも普遍的なメッセージとして、というよりも今だからこそより切実に響くというのはある意味での皮肉かもしれない。この2曲を受ける形で披露された「それから」は、ささくれだった心をそっと撫でてくれるように優しく響いた。ここからは、パッパラー河合ワンマンショーともいうべき時間。MCの中で、なぜパッパラーなのか? そのルーツを明かしてくれた。それは、デビューの際、サンプラザ中野くんやファンキー末吉のように何かあったほうがいいというレコードメーカーの人の提案だったということだ。「パッパラーってどうだい? って言われて、ええ! って思ったんですけど(笑)、まあせいぜい2、3年だろうなと。それから40年です。今、はっきり言います、俺がパッパラーだ!」パッパラー河合がボーカルを担当する「スーパーラップX」をファンキー末吉、バーベQ和佐田の3人でパフォーマンスした。この後、サンプラザ中野くんも加わり、“出身地マイ・ラブシリーズ”(サンプラザ中野くん「流山マイ・ラブ」、パッパラー河合「柏マイ・ラブ」、ファンキー末吉「坂出マイ・ラブ」、バーベQ和佐田「京都マイ・ラブ」)の誰バージョンを歌うかのジャンケンが行われた。一発で勝利したのは、バーベQ和佐田。ちなみに、バーベQ和佐田は加入するときに、タコス和佐田という名前をメンバーより提案されるが、それを拒否して「バーベQならいいよ」ということで現在に至っていると明かされた。「史上最悪のヘヴィメタル・ナンバー!」とファンキー末吉が吠えて始まったのは「たいやきやいた」。爆風スランプがデビューした当時の1984年に、一際盛り上がっていたシーンである“ジャパメタ”をパロディしたナンバー。当時のシーンに対する辛辣な音楽風刺とも取れるこの曲が、もはやジャパメタの影もない2024年に炙り出すのはジャンルという括りの危うさだ。メタルも含めてニューウェイブやファンクなど、あらゆる音楽を雑食的に取り込んでオリジナルを追求してきた爆風スランプのアイデンティティーとして逆照射される。まさに上から読んでも下から読んでも「たいやきやいた」、とういうことだ。「ひどく暑かった日のラヴソング」、そして1stアルバムに収録の「よい」と「うわさに、なりたい」をメドレー風に、さらに「涙2」とたたみかけた。本編最後の曲は「Runner」。その前のMCでサンプラザ中野くんが、「この曲にはいろんな思いがこもっている曲です」と言って、こう続けた。「昨日の朝、(江川)ほーじんの夢を見て起きました。爆風スランプのどっかの野外ライブのステージに、和佐田さんがいるにも関わらずベースを持って駆け上がってきて、すごい元気で、前よりもハンサムになって、ベースを弾き散らかして盛り上がっていました。最高のベーシストをふたりも抱えて、本当に幸せなバンドだと思います。いつかダブルベースでおおくりできたらいいなと思います」バンドにとっての最大のヒット曲がもたらしたものは、いいこともそうじゃないこともたくさんあるだろう。けれどひとつはっきりと言えることがあるとすれば、それは今ここで聴いている「Runner」が最高だという事実だ。何年経っても誰かの背中を押し続ける曲として、「Runner」はもしかしたらバンドを追い抜いて走り続けているのかもしれない。アンコールに入る前に、気づいてしまった。今回のツアーの大テーマである新曲「IKIGAI」がまだ披露されていないことに。にもかかわらず、アンコール1曲目はパッパラー河合の弾き語りによる「耳たぶ」。さらに(なぜか)歌い終わった後、その場に悶絶して倒れたパッパラー河合のもとに現れた看護師姿のファンキー末吉とバーベQ和佐田によって救助され、ことなきを得たパッパラーが歌うのは「目ん玉」。〈ペロリ〉という語感がシュールに会場を転がっていく。ステージに現れたサンプラザ中野くんの「中高年パワー!」という掛け声ですべてが中和され、「IKIGAI」へ。誰がこの展開を予想できただろうか。きっとデビュー当時から一切変わっていない姿勢なのだろう。ちなみに「IKIGAI」がリリースされた8月25日は、デビューした日と同日だった。「(今回のツアーの)リハーサルに行くのがウキウキした。リハーサルで歌いながらもウキウキしてた」とサンプラザ中野くんが言ったように、バンドは今、最高の状態にある。まるでデビューするときのような期待感に胸を膨らませて。だからこのツアーは、爆風スランプの新たな始まりなのだと思う。「いつとは言いませんけど、大きな玉ねぎの下でやりたい。でもそこがゴールじゃないよ。そこからまた新しいスタートだから」ラストは「大きな玉ねぎの下で」。再会はまたいつの日か、あの場所で――。<公演情報>『爆風スランプ~IKIGA~デビュー40周年日中友好LIVE“あなたの”IKIGAIナンデスカ?』2024年11月17日(日) 東京・LINE CUBE SHIBUYA【セットリスト】01.リゾ・ラバ02.えらいこっちゃ03.月光04.夕焼け物語05.War06.まっくろけ07.それから08.スーパーラップX09.京都マイ・ラブ10.たいやきやいた11.ひどく暑かった日のラヴソング12.よい〜うわさに、なりたい13.涙214.RunnerEN115.耳たぶ〜目ん玉16.IKIGAI17.旅人よ〜The Longest JourneyEN218.THE BLUE BUS BLUES19.大きな玉ねぎの下で爆風スランプ 公式サイト:
2024年11月21日2PMのオク・テギョンが、2025年3月8日(土) に神奈川・横浜BUNTAIにてファンミーティングを開催する。単独での来日イベントは2年ぶり。ファンミーティングは、13時公演と18時公演の2回行われる。チケットは、ファンクラブ先行が11月21日(木) 12時よりスタート。<イベント情報>『2025 オク・テギョン イベント』2025年3月8日(土) 神奈川・横浜BUNTAI1st:12:00 開場 / 13:00 開演2nd:17:00 開場 / 18:00 開演【チケット】全席指定:13,500円(税込)※5歳以上有料 / 4歳以下入場不可■FC先行受付期間:11月21日(木) 12:00~25日(月) 23:59■FC2次先行受付期間:12月3日(火) 12:00~15日(日) 23:59■オフィシャル先行受付期間:12月20日(金) 12:00~24日(火) 23:59■日本公式ファンクラブサイト:
2024年11月21日2025年2月から3月にかけて東京・シアタートラムで上演されるサイモン・スティーヴンス ダブルビル『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』のメインビジュアルと出演者コメント、公演詳細が発表された。サイモン・スティーヴンスは、20年間に約30本もの戯曲執筆や、リリック・シアターのアーティスティック・アソシエイト及びロイヤル・コートのアソシエイト・プレイライトを務めるなど、イギリス演劇界を担う劇作家のひとり。小説『夜中に犬に起こった奇妙な事件』の舞台化ではローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞を受賞するなど、その執筆力は高く評価されている。今回のダブルビルでは、1幕として、連続爆破テロ事件を背景に都市生活者の孤独をオムニバスで描く『ポルノグラフィ』を、2幕では大晦日の都市の混乱を群像劇で描く『レイジ』を上演する。演出は、ブレヒトやシェイクスピア、チェーホフなどの翻訳劇のほか、古典劇から新進作家の戯曲まで幅広く演出を手掛ける桐山知也。2021年にKAAT 神奈川芸術劇場でリーディング公演として『ポルノグラフィ』を上演して好評を博した桐山が、今回、世田谷パブリックシアターの主催公演としてこの2作品のダブルビルを新たに上演。本作で満を持してシアタートラムでの初演出を果たす。キャストは、NHK連続テレビ小説『らんまん』の野宮朔太郎役で話題となった亀田佳明、映画・舞台・TVで数多くの作品に出演し続けている竹下景子、『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』で第20回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した土井ケイト、『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』やドラマ『虎に翼』、映画『茶飲友達』では主演を務めるなど多方面で活躍する岡本玲、『ドリームガールズ』『イン・ザ・ハイツ』などのミュージカルや舞台に出演する大型新人saraらに加え、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊ら、魅力溢れる11名が集結した。公開されたメインビジュアルでは、黒と黄色の非常に鮮明なコントラストを使い、孤立感や閉塞感を感じる危機感を表現。黄色の線は規制線を意味しており、「黄色の線の内側に下がっていなければ」というキャッチコピーは『ポルノグラフィ』の前書きとして書かれた作家の言葉となっている。<キャスト コメント>■亀田佳明2作品連続上演として執筆された脚本ではないのに、並べてみると不思議な繋がりを感じます。語られる言葉は、市井に生きる人々の日常でありながらも詩的な暗喩も入り混じり世界が広がっていくようです。演出の桐山知也さんと共演者の方々とシアタートラムにどのような劇空間を立ち上げていけるのか今から楽しみにしております。■土井ケイト世界がここまではちゃめちゃな今、この作品に出演できる幸せ、身が引き締まります。冬の澄んだ空気に包まれるような、それでいて暖かい桐山さんの作品がとても好きで、ずっと出演したかったのですが、ついに念願叶いました!どきどき。亀田さんはじめ何度かご一緒させていただいた大好きな俳優さんたち、初めてご一緒させていただく皆様も錚々たる顔ぶれで、とてつもなく楽しみです!■岡本玲初めてのサイモン・スティーヴンスの戯曲、初めましての桐山さん、ダブルビル作品、久々のシアタートラム、心強い共演者の皆さま。緊張と安心と未知のものへの興奮、そのバランスが今の自分にとても心地よく、2025年の幕開けがこの作品で幸せだなと感じています。世界に飲み込まれたり這い出たりしながら、今と地続きのそこにちゃんと存在できたらと思います。楽しみです。■saraふたつの全く異なる作品ですが、同時上演だからこそ立ち上がる何かがあると思います。素晴らしい座組の皆さまと、サイモン・スティーヴンス戯曲の魅力を余すことなく伝えられるよう、お稽古に励みます!■田中亨演出の桐山さんをはじめ、サイモン・スティーヴンスさんの戯曲に挑戦できること、ダブルビル上演であること、今から稽古が始まるのをとても楽しみにしています。これまで共演させていただいた尊敬する先輩の方々と、初めてご一緒させていただく方々も共に作品作りできる事を嬉しく思います。よろしくお願いします!■古谷陸人間誰しもが抱えていて、他人には隠しておきたい孤独感や不安感、周りの環境への不信感、そんな様々な混沌とした部分を剥き出しにして挑まなきゃいけない2作だと感じています。それをとても怖くも感じていて、同時に楽しみにも感じています。演出の桐山さんと素敵な共演者の皆さんとどんな作品を生みだすことができるのか、私自身も期待に胸が膨らむばかりです。■加茂智里出演が決まった時から本当に楽しみにしておりました。同時に『衝撃作』ということもあり、非常に綿密に役作りに挑むべきだという責任感と緊張感も強く抱きました。演出の桐山さんをはじめとするカンパニーの皆様の感性をめいっぱい吸収したいと思います。■森永友基以前、KAATにて上演された桐山さん演出の『ポルノグラフィ』リーディング公演を拝見しました。その時は、「これが実際に演劇として上演されたらどのように立体的になるのだろう?いつか見てみたい!」と思っておりましたが、今回念願叶って、その瞬間を創作段階から見届けられることになりました。桐山さんの精緻な演出によって、この戯曲たちがどのように立ち上がっていくのか、とても楽しみです!■斉藤淳素敵な共演者の皆さんに、桐山さんの演出、そして会場は大好きなシアタートラム。この作品に参加出来る事を、大変光栄に思います。稽古が始まるのが今から楽しみで仕方ありません。素敵な作品になるよう、出演者のひとりとして全力を尽くす所存でございます。どうぞご期待下さい!シアタートラムでお待ちしております!■吉見一豊なかなかやっかいな戯曲ですねぇ。そもそもひとりで戯曲読むのが苦手で、ただぼんやりとしたイメージしか持てず、ろくに語れることもない今現在であります。今後、キャスト・スタッフと集い、一緒に戯曲を読み、話を聞き、稽古を重ね、さてどんなふうになって行くのか。興味深いものとして舞台に立ち上がらせたい、それが観客の皆さまにも伝わればいいなぁと思っています。■竹下景子桐山知也 meets Simon Stephens。しかもダブルビル!これだけで身体が震えます。歪な脆い今の(もしかして、もう壊れてる?)社会を切り取った演劇。亀田佳明さんをはじめ共演の皆様とも初めての出会いです。新しい扉の向こうに何が待ち受けているのか。(大谷翔平さんじゃないけど)ヒリヒリする来春です。どうぞよろしくお願いします。<公演情報>サイモン・スティーヴンス ダブルビル『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』2025年2月15日(土)~3月2日(日)会場:東京・シアタートラム【終演後ポストトーク】2025年2月20日(木) 14:00登壇者:亀田佳明、土井ケイト、竹下景子、桐山知也(演出)2025年2月24日(月・休) 13:00登壇者:桐山知也(演出)、白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)2025年2月26日(水) 14:00登壇者:亀田佳明、岡本玲、sara、田中亨、桐山知也(演出)※開催回のチケットが必要。作:サイモン・スティーヴンス翻訳:小田島創志(『ポルノグラフィ』)、髙田曜子(『レイジ』)演出:桐山知也出演:亀田佳明、土井ケイト、岡本玲、sara、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊、竹下景子スウィング:伊藤わこ、森永友基【チケット】一般:8,000円高校生以下:4,000円※未就学児は入場不可※託児サービスあり※車椅子スペースあり一般発売:2024年12月15日(日)公式HP:
2024年11月21日KAAT神奈川芸術劇場とスコットランドの劇団ヴァニシング・ポイントの日英国際共同制作による舞台『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』が11月29日(金)、KAAT大スタジオにて日本初演の幕を開ける(プレビュー公演は11月28日)。村上春樹の短編小説『品川猿』『品川猿の告白』を原作に、ヴァニシング・ポイントの創設者兼芸術監督であるマシュー・レントンが原案・構成・演出を手掛け、那須凜ら日本人俳優4名と、人形遣いを含めた英国人俳優5名が出演。日英二カ国語の飛び交う、村上文学の新たな世界が立ち上がる。心惹かれる人間の女性の名前を盗む“品川猿”、その奇妙な恋物語に潜むのは、アイデンティティや傷の記憶、罪と救済といったさまざまなテーマだ。近年舞台で目覚ましい活躍を見せる那須凜が、長い時間をかけて積み上げ、いよいよお披露目となる本作への思いを語った。2年間、関わってきた方たちの思いも引き継いで――今回のKAATと劇団ヴァニシング・ポイントによる共同制作企画は、2年前からスタートしているそうですね。那須さんが参加することになった経緯をお話しいただけますか。もともとはKAATの芸術監督である長塚圭史さんに、「ヴァニシング・ポイントの演出家が東京でワークショップをやるので参加しませんか」と声をかけていただいたんです。その時は、今回のキャストではないメンバーも何人かいました。そこで参加させていただいてからワークショップを3、4回くらい重ねていく中で、今回の公演にキャスティングされたという感じですね。――そのワークショップの中には、ヴァニシング・ポイントの拠点であるスコットランドのグラスゴーで行われたものもあったと。そうです。昨年の6月に2週間ほど、私もグラスゴーに行かせていただきまして、トラムウェイという劇場で稽古しました。その時も、今回出演しているキャストとは違う日本とスコットランドの俳優さんも参加されていました。私もその時点でもまだ、自分がこの『品川猿の告白』に参加するのかどうか、わからない状態でしたね。最初はKAATとヴァニシング・ポイントで何かを作ろうという話から始まったんですが、一番最初のワークショップの時点では、この『品川猿の告白』ともうひとつの日本の作品、そのふたつをヴァニシング・ポイント側が提案していて。まずどちらに公演の可能性があるか、それを話し合ったのが1回目のワークショップで、2回目からは『品川猿の告白』を上演する方向で動き出しました。作品を使って何か可能性を探っていくワークを2年もかけてやるなんて、日本ではなかなか経験出来ないことで、贅沢でしたね。ヴァニシング・ポイントの皆さんがやっているワークはとても革新的で、毎回毎回が刺激的でした。――この2年のあいだに那須さんご自身も、いくつもの話題の舞台を踏んで来られましたよね。同時進行していたこの企画が、いよいよこの11月末に形になるということですね。はい、とても感慨深いです。これまで何人もの方が関わって来て、皆何とかこれを上演したいという思いで進めて来たので。結果的にいろいろな都合でキャスティングされなかった俳優さんが日本でもスコットランドでもいらっしゃいますし、そういう方たちの思いも引き継いで、ようやくまずは日本初演を迎えられることが本当に嬉しいです。今回の稽古は2年間の積み重ねがあるので、最初から友達みたいな感じで始められました。「村上春樹の世界ではすべての言語が平等に通じ合う」――少し見学させていただきましたが、皆さんが言葉の壁を感じることなく相手の思いをスムーズにキャッチして、動いているのが印象的でした。見ていただいておわかりかと思いますが、進め方もすごく実験的なんですよね。「こうやってみて」「何か違うな、じゃあこれを持ってきて」……とか、何度もトライ&エラーを繰り返してやっているんです。ワークショップの段階では演出のマシュー・レントンさんのそうしたやり方に戸惑いましたけど、今は“マシューはきっとこういうものを見たいのだろうな”ということがこの2年間で分かってきました。もちろん通訳の方がいないと通じないことはいっぱいありますが、なんとなく相手の動きを見ていると、こちらも理解して動けると言いますか。それはやっぱり“俳優にとっての共通言語は舞台上にある”という感覚が大きいからだと思います。不思議な感覚ですね。――日本語の台詞と英語の台詞が混ざり合って物語が展開していて、表現する俳優さんも大変だと思いますが、観客のほうも適応して観ていかなければいけませんね。はい、そこは大きな課題で、スコットランドの俳優さんたちは日本語を理解していないし、私たちも英語を聞いていてわかる部分とわからない部分があるので、稽古を重ねていくしかないなと思っています。もちろん字幕は出ますけれど、お客さんがどのように字幕とともに舞台を観ていくのかも気になります。日本語と英語が“通じ合っている”として進んでいくことに、お客さんも最初は「あれ?」と感じると思いますけど、観ていくうちに違和感がなくなってくるのではないかなと。マシューさんは“ヒューマンランゲージ”と呼んでいるんですけど、村上春樹の世界ではすべての言語が平等に通じ合う、そういった感覚にお客さんがなってくれたらいいなと思うんですよね。――国内でも海外でも熱く支持されている村上春樹さんの作品世界については、どのような印象をお持ちでしたか?私もこれまでに何作品も読んでいて、とても面白い世界だなと感じています。ただ、村上文学を舞台化したものをいくつか拝見してきて思うのは、村上さんの描く世界を舞台で伝えるのは、やっぱりものすごくハードルが高いんだなと。なので私は最初、村上作品の舞台化に対して、あまり前向きな気持ちではなかったんですね。でもマシューさんはとても村上春樹の世界を愛していて、ほとんどの本を読んでいらっしゃるそうなんです。そしてこの『品川猿の告白』を、単に小説を舞台にしたいだけではなく、村上春樹さん独特の抽象的でありファンタジックな世界観、でもそれは潜在意識に根差したものであるということを絶対にこぼすことのないように、ヴァニシング・ポイントの解釈で作り上げたいと。マシューさんの村上作品に対する理解が深いので、稽古をしながら、これまでにない、新しい村上作品の舞台化が見られるのではないかなという気がしています。なので今は、舞台化に対する不安はまったくなくなりました。――人間の女性に恋し、その名前を盗む“品川猿”が登場するふたつの短編小説、『品川猿』と『品川猿の告白』を巧妙に掛け合わせた台本になっていますね。台本の構成についてはグラスゴーでのワークショップで、マシューさんがホワイトボードにそれぞれの物語の出来事を時系列で書き出して、一週間くらいかけて練っていましたね。私が演じる“みずき”という役の、小説には書かれていない彼女の日常生活の部分を、マシューさんが上手く抽出して構成しています。そうして人物の内面にフォーカスを当てることで、なぜアイデンティティの喪失といったテーマにつながるのかが感じ取れるし、ちゃんと村上さんの作品とリンクしていると思います。みずきは品川猿に名前を取られたから自分の名前を忘れてしまい、それでアイデンティティを喪失した……といった簡単なことではなく、現代に生きる人々の孤独感、生活の中で自分を見失ってしまう瞬間というものにマシューさんは着目しているんですね。日本初演の後はグラスゴーへ――村上文学のファンの方々も、期待を込めてこの舞台を注視しているのではないでしょうか。きっとそうですよね。「村上春樹作品の大ファンの人たちのことを“ハルキスト”と呼ぶんですよ」とマシューさんたちに教えたら、それは知らなかったと言っていました(笑)。実はグラスゴーでのワークショップで、マシューさんが「上演出来ないかもしれない」と言うくらい、行き詰まった時があったんですよ。原作をリスペクトしながらも、舞台を面白くするためにこんなふうに改訂していいのだろうかと、すごく葛藤していたんですね。でも最後にはマシュー自身が「原作に最大限のリスペクトを持つ、それは当然のこととして、ここから原作に立ち戻ることはやめよう。僕たちの『品川猿の告白』を作ることにシフトしましょう」と心を決めたので、私たちも覚悟を決めて動き出しました。批判や不満は出て来るだろうと思いますけど、それよりも「村上春樹の世界を表す、こんな新しい演劇表現があるんだ!」と感じていただける割合の方が絶対に多いと思うので、それを信じて突き進みたいと思います。――日本初演の後は、グラスゴーでも上演が予定されていますね。はい。そのトラムウェイという劇場は名前の通り、かつて電車の修理などをする倉庫だったらしく、とても素敵な劇場です。皆が羨ましがるだろうなと思いますね(笑)。――俳優の先輩でもあるお母様(那須佐代子)も、羨ましく思っていらっしゃるのでは?メチャメチャ羨ましがっていて、「ちょっと待って!来年の2月末から3月でしょ。行けるかな〜、行ったらアパートメントに泊めてくれる?」って言うので「もちろん!」と(笑)。この日本初演からスタートして、評判が広まっていって、いろんな国に持っていけたら最高だなと思っていますね。頑張ります!取材・文:上野紀子撮影:興梠真帆<公演情報>日英国際共同制作 KAAT × Vanishing Point『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』原作:村上春樹(短編「品川猿」「品川猿の告白」より)原案・構成・演出:マシュー・レントン演出協力:サンディ・グライアソン脚色:サンディ・グライアソン、マシュー・レントン翻訳・ドラマトゥルク:阿部のぞみ出演:那須凜サンディ・グライアソン伊達暁エリシア・ダリ田中佑弥サム・ストップフォード家納ジュンコアイシャ・グッドマンエイリー・コーエン(人形遣い)【アンダースタディー】北川雅2024年11月29日(金)~2024年12月8日(日)※11月28日(木) プレビュー公演会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオチケット情報()<ツアー情報>【スコットランドグラスゴー公演】2025年2月22日(土)~3月1日(土) Tramway【スコットランドダンディー公演】2025年3月6日(木)~3月8日(土) Dundee Rep公式サイト
2024年11月21日メジャーデビューから10周年を記念したベストアルバム『All the Greatest Dudes』を11月27日(水)に発売するGLIM SPANKYに、以前から交流のある数々の著名人からお祝いコメント&ベストアルバム感想コメントが到着。浅井健一、太田光(爆笑問題)、上白石萌歌、佐野元春ら、総勢20名からのコメントが「GLIM SPANKY メジャーデビュー10周年特設サイト」にて公開された。今作は、デジタルリリースされた「Fighter」「風にキスをして」「ひみつを君に feat.花譜」「赤い轍」「愛が満ちるまで feat. LOVE PSYCHEDELICO」をはじめ、「Hallucination」も含めた全28曲を収録。まさにGLIM SPANKYの軌跡と進化がひとつのパッケージとなった究極のベストアルバムとなっている。さらに、WOWOWにて独占放送・配信「連続ドラマWゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」第4話のエンディングテーマ「赤い轍」のMusic Videoと第4話ドラマ内のシーンを融合させた、ティザー映像が公開となったので併せてチェックしてほしい。◾️コメント(サイト内【COMMENT】からチェック)浅井健一いしわたり淳治(作詞家 / 音楽プロデューサー)いとうせいこう太田光(爆笑問題)大貫亜美(PUFFY)小谷実由花譜上白石萌歌加山雄三佐藤征史(くるり)佐野元春THE BAWDIES(ROY / TAXMAN / JIM / MARCY)高見沢俊彦(THE ALFEE)中田クルミ野宮真貴FROGMANホリエアツシ(ストレイテナー)みうらじゅん(イラストレーター)ムーディ勝山山中さわお(the pillows) SPANKY –「赤い轍」Music Video × 「連続ドラマWゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」第4話 ティザー映像[Official Music Video]<リリース情報>GLIM SPANKY10周年記念ベストアルバム『All the Greatest Dudes』11月27日(水)リリース◾️完全数量限定10周年記念限定盤(2CD+Blu-ray+Goods)※完売:15,000円(税込)・豪華LPサイズスペシャルBOX仕様・CD : 2 DISCS・Blu-ray:「The Goldmine Tour 2024」at 東京・日比谷公園大音楽堂 (2024.3.24)・Goods:10周年記念オリジナルヴィンテージ加工Tシャツ(松尾レミ プロデュース)(サイズ:L(男女兼用)着丈:約77cm 身幅:約55cm 肩幅:約51cm 袖丈:約39cm / ボディ色:スミクロ / 素材:綿100%)※寸法は製品ごとに多少の誤差がございます。・ピックチャームキーホルダー・LPサイズオリジナルポスター 10枚セット・フォトブックレット 48ページ・歌詞ブックレット24ページ※10周年記念限定盤はUNIVERSAL MUSIC STOREのみ限定販売◾️初回限定盤(2CD+DVD):7,000円(税込)・CD : 2 DISCS・DVD:「The Goldmine Tour 2024」at 東京・日比谷公園大音楽堂 (2024.3.24)・フォトブックレット48ページ・歌詞ブックレット24ページ◾️通常盤(2CD):4,500円(税込)・CD:2 DISCS・ブックレット40ページ予約はこちらから※店舗予約あり<ライブ情報>『All the Greatest Dudes Tour 2025』2月28日(金) 北海道・札幌PENNY LANE243月02日(日) 宮城・仙台Rensa3月08日(土) 大阪・なんばHatch3月09日(日) 愛知・名古屋DIAMOND HALL3月14日(金) 福岡・DRUM LOGOS3月15日(土) 広島・CLUB QUATTRO3月21日(金) 東京・台場Zepp DiverCity TOKYO『All the Greatest Dudes Tour 2025 "Extra Show"』3月23日(日) 長野・飯田文化会館チケット受付 SPANKY オフィシャルサイト:()
2024年11月21日アン・ハサウェイが『Verity』に主演することになった。原作は、コリーン・フーバーが書いた同名のベストセラー小説。ハサウェイ演じるべりティ・クロフォードは人気作家。彼女が事故に遭い、書きかけの小説を完成できなくなった時、彼女の夫はお金に困っている女性ライターを雇う。だが、クロフォード家にやってきたそのライターは、思いもかけなかったことを発見していく。監督は、ハサウェイと『アイデア・オブ・ユー〜大人の愛が叶うまで〜』で組んだばかりのマイケル・ショウォルター。製作、配給は『アイデア・オブ・ユー〜』同様、アマゾンMGMスタジオ。ただし、今回は劇場公開する予定だという。やはりフーバーの小説を映画化したブレイク・ライヴリーの『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』がアメリカでヒットしたこともあり、勢いのあるうちにスタジオは『Verity』を早く製作にこぎつけようとしているようだ。文=猿渡由紀
2024年11月21日来年結成30周年を迎えるSOPHIAが、2025年2月9日(日)大阪城ホールにて『1995 SIAM SOPHIA-G』の開催を発表した。SOPHIA・松岡充(vo)が発起人となり、彼らと同じく2025年にデビュー30周年を迎えるSIAM SHADEのボーカル栄喜に声をかけ、2組のバンドメンバーが同じステージで互いのデビュー30周年のスタートを祝う、一夜限りのスペシャルライヴとなる。SOPHIAとSIAM SHADEは 同じ1995年10月にデビュー。お互いのバンドのあり方、音楽性を含め、自分たちにはないものを持ったライバル的存在として意識し合いながらも、これまで交わることがなかった2組が30年の時を経て、初共演を果たすこととなった。当日は30周年ならではの熱いライブパフォーマンスを繰り広げながら、「SIAM SOPHIA」というユニット名を掲げ、松岡がSIAM SHADE側に、栄喜がSOPHIA側に入るという、祝祭感たっぷりのプレミアムなコラボシーンも計画中とのこと。また、同じく1995年に芸能活動を開始したお笑い芸人のガレッジセールも参戦し、この貴重なステージを総合司会として仕切りながら、2002年にテレビ番組の企画で誕生した音楽ユニット・Gaphia(ガレッジセール+SOPHIA)としての出演も決定。30周年を迎える3組が大阪城ホールで、はちゃめちゃに楽しむ一夜限りのこのライヴ。チケットは11月22日(金) 15:00〜SOPHIA OFFICIAL FAN CLUB 「Eternal」と、SIAM SHADE・栄喜、KAZUMA NATCHIN、淳士それぞれのSNS最速優先予約がスタートする。「SIAM SOPHIA」を代表して、SOPHIA・松岡充とSIAM SHADE・栄喜からのコメントが到着した。【SOPHIA・松岡充 コメント】このコラボレーションに多くの方が、特にお互いのファンはびっくりしたかもしれませんが、僕の中ではSOPHIAで活動しながらも、『いつか良き友であり、ライバルでもあるSIAM SHADEメンバーと一緒に同じステージに立ちたい』と思っていました。デビューから30年という年月を経てやっとその夢が叶います。皆さんの想像以上に急に決まったことなので準備もままならないのですが、やりたいときにやる、バンドマンってそういうものじゃないかなと。デビューを夢見てがむしゃらだった頃の気持ちとなんら変わっていません。“急過ぎるよ”と言われるかもしれませんが、楽しくないはずがないので、そこはご了承下さい。30周年を迎える2つのバンドメンバーとガレッジセールが一緒になって、集まってくれたオーディエンスを巻き込み、とにかく楽しい一夜を創ることは保証します。【SIAM SHADE・栄喜 コメント】松ちゃんからのこの声かけは僕にとっては大きなサプライズでした。こういう形で、しかもこのタイミングで、誘ってもらえたのはすごく嬉しかったです。メンバー間で大変なことが続いていて、つい先日ああいう発表をしたばかりで、ファンの方のなかには動揺して落ち込んでる人もいると思います。そんなタイミングで誘ってくれたというのは、純粋に友達としてすごくありがたかったです。今回のこのライブのきっかけがない限り、30周年の活動予定はなかったので、ファンの気持ちを考えてもすごくありがたいというか…感謝しかないです。初の大阪城ホール、僕自身とても楽しみです。メイキング(YouTube)<ライブ情報>FM OSAKA 55th anniversary1995 SIAM SOPHIA – G【イチキュウキュウゴ シャムソフィアージー】2025年2月9日(日)大阪城ホール開場:15:30/開演:16:30出演:SOPHIA /栄喜(SIAM SHADE)/KAZUMA(SIAM SHADE)/NATCHIN(SIAM SHADE)/淳士(SIAM SHADE)総合MC:ガレッジセール【チケット情報】◾️SS Special Seat:15,400円(税込)SS Special Seat特典1.アリーナ席保証(座席は抽選になります)2.SS Special Seat専用入場口利用可能3.終演後、メンバーが客席にてご挨拶※出演者全員でアリーナ席のSS Special Seat全体に向けてご挨拶させていただきます。◾️一般指定席:9,900円(税込)※SS Special Seatアップグレード対象、リセール可◾️着席指定席:13,200円(税込)※公演中は必ず着席にてご覧いただきます。◾️ファミリーシート:大人9,900円(税込)・高校生以下3,500円(税込) ※入場時に身分証明確認有り/電子のみ[当日引換]大人1名+子供1名:13,400円(税込)大人1名+子供2名:16,900(税込)大人2名+子供1名:23,300円(税込)大人2名+子供2名:26,800円(税込)※着席が指定の席ではございませんので立ちあがっての観覧は可能です。SS Special Seaアップグレード対象外 ※当日引換券、リセール不可◾️学生シート:4,400円(税込)※SS Special Seatアップグレード対象外、リセール可 ※入場時に学生証チェック有/電子のみSOPHIA オフィシャルサイト SHADE・栄喜 オフィシャルサイト SIAM SOPHIA-G 特設ページ
2024年11月21日映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』の公開を記念して、映画『ワンダー 君は太陽』が11月29日(金) から12月5日(木) の1週間限定でTOHOシネマズ シャンテにて再上映されることが決定した。『ワンダー 君は太陽』は、全世界800万部突破のベストセラー小説『ワンダー』の実写映画化作品。普通ではない見た目で生まれてきたオギーが、初めて通い始めた学校でいじめや裏切りにあい、何度もくじけそうになりながらも家族に支えられて困難に立ち向かう姿を描く。そして、『ワンダー 君は太陽』から生まれた、もうひとつの物語が『ホワイトバード はじまりのワンダー』だ。前作でいじめっこだった少年ジュリアン(ブライス・ガイザー)と、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)が主人公の本作は、あれから6年、学校を退学となった自覚のない孫の行く先を心配したサラが、希望に満ちた未来へ導くために自ら封印していた“衝撃の過去”を告白する、感動のヒューマンドラマとなっている。併せて、11月30日(土) に高校生の息子をもつ女優・プロデューサーのMEGUMIが登壇するトークショーの実施も決定。今年は第77回カンヌ国際映画祭で「JAPAN NIGHT」を主催したほか、ベストセラー美容本の著者として数多くの美容アワードを受賞しているMEGUMIが、『ワンダー 君は太陽』から学ぶ子育ての方法、そして『ホワイトバード はじまりのワンダー』へと続く“ワンダー”シリーズの魅力を語る。さらに、本編映像も到着。公開されたのは、ジュリアンの祖母サラが自らの忘れたい少女時代の衝撃的な秘密を、孫のために話そうと決意するシーン。ジュリアン役を続投したガイザーは出演を決めた理由について、「僕は長い間マーク・フォースター監督の大ファンだったんだ。子供の頃、家族で『ワールド・ウォーZ』をよく観ていた。グロテスクな映画だけど、彼の演出はとても素晴らしかった。だから、彼がこの映画の監督を務めると聞いて、即座にイエスと答えたよ。やろう!って」と語っている。『ホワイトバード はじまりのワンダー』本編映像<上映情報>『ワンダー 君は太陽』再上映上映期間:11月29日(金)~12月5日(木)上映劇場:TOHOシネマズ シャンテ【チケット】一般:1,500円シニア:1,200円学生:1,000円障がい者割引:適応(1,000円)※前売券、クーポン・割引券、無料券:使用不可<作品情報>『ホワイトバード はじまりのワンダー』2024年12月6日(金) 公開公式サイト: Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.
2024年11月21日ダンスショーケース公演『吉祥寺ダンスリライトvol.4』が、2025年1月31日(金) から2月2日(日) に東京・吉祥寺シアターで開催される。本公演は、次世代を担う若手振付家・ダンサーが現在を「上書き=リライト」しようと試み、新たな表現を提示する、吉祥寺シアター発信のダンス企画。2019年に始動、総合ディレクターにBaobab主宰で振付家・ダンサーとして幅広く活躍する北尾亘を迎え、ショーケース全体の芸術面のコンセプト設計やそれを元にした出演団体の選出を担う。様々な身体性が居並ぶ現在、「踊る身体」こそが基本にあり、ダンスの未来を書き換えていくものと信じ、自立した身体性を提示するショーケースを目指す。参加団体は、身体性、空間性、将来性の観点から、北尾と吉祥寺シアターがセレクション。またvol.4の今回は「ダンス鑑賞の裾野を広げる」ことを見据え、ダンスを日頃から頻繁に鑑賞する人に限らず、ダンス公演を初めて観る人など不特定の観客が楽しめるダンス公演に。出演は6グループ。Aプログラム、Bプログラムの2組に分かれ、それぞれが2ステージずつ上演、全4ステージを予定している。また各回終了後にはアフタートークも行われる。<総合ディレクター プロフィール>■北尾亘(C)大野隆介振付家、ダンサー、俳優、「Baobab」主宰。振付家として、舞台作品や映像作品に多数振付を提供。ダンサー・俳優として、近藤良平、杉原邦生、熊谷拓明などの作品に出演。尚美学園大学・桜美林大学・多摩美術大学非常勤講師。ベッシー賞「OUTSTANDING PERFORMER部門」(2020年)ノミネートほか、多数受賞。<参加アーティスト プロフィール>■浅川奏瑛(出演者:榎本結衣、勝村音央、阪田小波、鈴木梨音)(C)染宮久樹ダンサー・振付家埼玉県越谷市出身。尚美学園大学芸術情報学部舞台表現学科ダンスコース卒業。自主企画や子ども向けWS、高校生への振付指導、野外フェスティバルへの参加など幅広く活動。ヨコハマダンスコレクション2021-DEC 最優秀新人賞受賞。■egglife(出演者:4名予定)(C)前谷開asamicroが主宰を務めるegglife。エネルギッシュな群舞と即興に眠る個々の身体性を見つめ、HIPHOPダンスで得た瞬発力や低重心を活かした振付を行う。ダンサーの身体の枠や空間との連携を意識し異なるジャンルの作家と共に創作を行う。■BALA(出演者:3~5名予定)浜田純平、池上たっくん、大西彩瑛、村井玲美、堀川千夏、青柳潤による6人のダンスカンパニー。多種多様なバックグラウンドを持ち合わせたバラエティ豊かな表現方法で今を生きる自分たちの年代と社会が結びつく活動を目指す。トップを作らず、振付・演出を全員で行うのが特徴。■宮悠介(出演者:風間宥利、横濱さくら、宮悠介)(C)Shoya Fukunaga1998年生まれ。身体表現者。筑波大学、大学院修了。ダンサーとして鈴木ユキオ「堆積」シビウ国際演劇祭に参加。振付家として自己の実体験を基に自作自演で踊る作品を創作。地元新潟で町おこしを行う弟とAIR画策中。YDCコンペⅡ最優秀新人賞受賞。■Baobab(出演者:米田沙織、伊藤まこと、シュミッツ茂仁香、アラキミユ、上松萌子、北尾亘(以上、Baobab)植田崇幸、岡本優(TABATHA))(C)大洞博靖主宰北尾亘が全作品の振付・構成・演出を行う。土着的でリズミカルな振付を用いた圧倒的な群舞が特徴。過去15回の単独公演のほか、国内外の様々なフェスティバルに参加。2016年より隔年でダンスフェスティバル『DANCE×Scrum!!!』を開催。ダンス界の活性化を目指す企画運営も行っている。■Von・noズ(一般公募若手ダンサー出演作品/振付・構成・演出)(C)齋藤優作上村有紀と久保佳絵によるコンテンポラリーダンスカンパニー。ダンスは動作による芸術であるという考えのもと、創作活動を行う。抽象化したもの・具体的なものを混在させ、定義を限定しない作品に仕上げる。それぞれにクラシックバレエの経験があり、動きのベースとなっている。国内外で作品の上演を行うほか、近年はコラボレーションも多く行う。また、世代間交流を目的とした異世代へ向けたダンスワークショップや作品創作を行いながら、身体の可能性を探り続けている。2025・2026年度公共ホール現代ダンス活性化事業登録アーティスト。<公演情報>『吉祥寺ダンスリライトvol.4』2025年1月31日(金)~2月2日(日) 東京・吉祥寺シアター1月31日(金) 19:00 A2月1日(土) 14:00 A/19:00 B2月2日(日) 14:00 BAプログラム:浅川奏瑛BALABaobabBプログラム:egglife宮悠介Von・noズ+公募ダンサー公式サイト:
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