「Life Co.」tomoさんの「暮らしのお気に入りたち」【後編】

子育てをしながらすてきなシンプルライフを送る人気ブロガー、「Life Co.」のtomoさんのインタビュー。2週にわたってお話を伺っていますが、今回の後編は、インテリアの一部にもなるお気に入りの子どもアイテムと、お子さんとの暮らしの中で大切していることを教えていただきました。

オブジェのような木のおもちゃや機能美が光る子ども椅子…。インテリアの一部にもなり、使い心地もよい子どもアイテムは、おしゃれママたちの憧れです。

2回にわたってお話を伺っている人気ブロガー「Life Co.」のtomoさんのインタビュー。後編は、お子さんとの暮らしの中で大切していることや、お気に入りの子どもアイテムについて教えていただきました。



■「もの選び」の姿勢を子どもたちにも伝えたい

ふたりの息子さんがいるお宅なのに、「ものが少ない」「おしゃれですね」とよく言われるというtomoさん。その理由は「厳選したもの選びにある」という話を前編でご紹介しました。そんなtomoさん流の「もの選び」の姿勢やセンスは子どもアイテムを選ぶときも共通しているようです。

「“もの”と真摯に向き合う姿勢を、子どもたちにもきちんと示したいと考えています。ただ『安いから』とか『なんとなく』でものを買うのではないということ。

たとえば、子どもの家具やおもちゃなどを選ぶときは使うほどに愛着がわくもの。インテリアの一部にもなるおしゃれなデザインとともに、機能的にも優れていて使い心地のいい、思い出に残しておきたくなるお気に入りのものを…。

また、洋服でしたら、なんとなく安い子ども服を何着も買って着せるよりは、多少高くても『記憶や写真に残る、思い出の1着を買ってやりたい』。そんな思いで、子どものアイテムを選ぶようにしています」というtomoさん。



そんな「もの選びに対する思いや姿勢」が子どもたちに伝わればうれしいなと思っているそうです。

「無意識のなか、手に取るものは感性を育む意味で大きく左右すると思うので、いろいろな意味でセンスあるものを選んであげたいと思います。

それでも親の意思でもの選びができる時期は限られているので、最近は、好みがはっきりしてきた6歳の長男にはそんな親の希望が通じないことも多々ありますけどね(笑)」とおっしゃっています。

■tomoさんのお気に入り子どもアイテム1
北欧ノルウェイ「ストッケ」の子ども椅子「TRIPP TRAPP」

そんなtomoさんがとくに気に入っている子どもの家具といえば、ダイニングに2脚並んだ子ども椅子。北欧ノルウェーのブランド「ストッケ」の「TRIPP TRAPP」(トリップ トラップ)という木製の椅子だそうです。

おしゃれなインテリアにも溶け込んでいて、機能的にもベスト。離乳食から使えてとても便利な椅子としてご紹介してくれました。


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「どちらか一方に負荷がかかっても倒れにくい構造で、デザインだけでなく安全面もしっかり考えてつくられた優秀な子ども椅子だと思います。
成長に応じて高さを変えることができ、長く使えることが一番の購入動機でした。

1脚目は長男が2歳のときに購入しましたが、座り心地がたいへん良いようで、それまでは落ち着いて食事ができなかった長男がこの椅子を用意してからはきちんと座れるようになったのが驚きでした。

なので、次男には離乳食開始の早い時期からと心に決めて2脚目もお迎えしました。
6歳、2歳の今でも毎日必ずこの椅子に座って食事をしています」とtomoさん。

この椅子は成長とともに大人になるまで使えるとして、多くの人に愛されているアイテム。お子さんが小さいうちはベビーガードも付けられるようなので安心です。


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■tomoさんのお気に入り子どもアイテム2
見た目も使い心地もよいドイツ「エリツィ社」の木製おままごと

「子ども部屋は遊びやすく、息子にとって特別な空間で、インテリアとしてもすてきだと思えるような部屋作りをめざしています」というtomoさん。シンプルだけどあたたかみがあって、子どもらしさも忘れない空間づくりが理想だといいます。

だからこそおもちゃは、飾っておいてもインテリアの一部になり、長く愛用したいと思えるものを基準に選んでいるそうです。

そんなおもちゃのなかでも、まるでオブジェのようにおしゃれでかわいく、手触りや質感もお気に入りというのが、こちらの木製のおもちゃ。ドイツの老舗おもちゃメーカー、エリツィ社のおままごとです。


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「安全な塗料を使用しているので、万が一舐めてしまっても安心です。
何よりの魅力は木の質感が美しく、カラー表現が絶妙でリアル。マットな仕上げで手触りがなめらかという点。

よく行くお店に置いてあり、サクサク切るのが楽しいらしく、毎回あまりに集中して遊ぶ姿を見て、男の子だけど買うことにしました」

子どもがおもちゃを卒業しても、これなら大事に取っておきたいと思えるくらい気に入っているというtomoさんです。

■tomoさんのお気に入り子どもアイテム3
北欧デンマーク「ワーナー社」のキッズチェア「shoemaker chair No.27」

子ども部屋に置かれたもうひとつの黒いキッズチェアもお気に入りのアイテムです。
座ったときのお尻のラインに合わせたこのゆるやかなカーブがきれいですね。

「お絵かきしたり、毎日座るものだから、子ども用とはいえかなり吟味しました。
長く愛され続けている北欧デンマークのシューメーカー、ワーナー社の『shoemaker chair No.27』というキッズチェアです。

人間工学に基づいた座り心地の良い座面と、簡単に倒れることなく地面にしっかりと立つ3本脚。そして何より美しい曲線ラインと後ろ姿。
こんなにも小さいのに大きな存在感を放ち、ついうっとりしてしまいます」とおっしゃっています。


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豊富なカラーについては悩んだそうですが、「kids卒業後は玄関で使用することを考え飽きがこないモダンな黒を選びました」とtomoさん。

お子さんの成長を考えながら選んでいる点もさすがです。
一緒に置かれたナチュラルカラーのテーブルとの相性もよく、和室がモダンな北欧風のインテリアになっています。そんなところにも、tomoさんらしいもの選びのセンスのよさが光っていますね。

■「子どもの目線にたった収納」もすっきり暮らすコツ

お子さんとの暮らしの中でtomoさんがほかにも大切にしていることがあるようです。

「子どもとはいえ、彼らもひとりの人間。親の所有物ではないので、子どもなりの意思を尊重しながら、互いに依存しすぎない暮らしを心がけています。

おもちゃや学用品、制服など子どもが使うものを収納するときは、子どもの目線にたち、『どうすれば自分で出しやすく、しまいやすいか』。それを考え、子どもたちが自立して生活できる収納システムをつくるようにも心がけています」とtomoさん。



たとえば、おもちゃは使いやすいように、オープン収納にし、しまうときはしまいやすいようにかごを使ったり、無印のオープンタイプの収納ボックスなどを活用しています。
そうした収納の工夫も、シンプルライフにつながっているようですね。


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■大切なものに囲まれた心地よい暮らしが、笑顔にもつながる

最後にtomoさんから、小さいお子さんのいるママへのメッセージをいただきました。

「小さいお子さんの子育て中は、家で過ごす時間が長いので、私自身振り返ってみても『暮らしに対する姿勢』が日々のメンタルにすごく直結していた気がしています。

いつどこで、何のために買ったか忘れてしまうようなものに囲まれ、それらを毎日片付け、掃除する日々よりは、大切なものたちに囲まれ、丁寧に暮らすほうが、より心地よく穏やかに過ごせる気がします。

毎日笑顔で楽しく過ごすことが一番。だからこそ家を整え、心を整え、輝く母でありたいと日々思っています。
そんな思いでつづるブログですが、読んでいただけることで少しでもどなたかのお役に立てれば幸いです」



子育てをしていても、どんな環境にあっても、ママのセンスと工夫次第で心に余裕のあるシンプルライフが送れるはず…。
tomoさんのメッセージとともに、tomoさんのもの選びの姿勢や暮らしぶりからは、そんな「心地よく暮らすヒント」が伝わりますね。

ほんの少しずつでも、大切なものに囲まれた暮らしやちょっとていねいな暮らしを心がけてみると、笑顔になれる日々も増えそうです。

<プロフィール>

エキサイトブログ「Life Co.
ブロガーのtomoさん

大阪市出身。夫と6歳・2歳の息子と4人暮らし。ウェディングプランナー、プランナー育成専門学校講師を経て結婚。転勤族の夫をサポートする暮らしがスタート。結婚8年目で、これまで3度の引越しを経験。現在は住み慣れた関西を離れ、築40年の古い社宅をリフォームしながら、自分たちらしい暮らしを模索する日々。自然に囲まれたのどかで時間がゆったり流れる新天地で、心にもゆとりのある暮らしを楽しんでいる。


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