オダギリジョーが脚本・演出を手掛ける全3回の連続ドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」のメインビジュアルが完成した。本作は、池松壮亮演じる鑑識課警察犬係に所属する警察官・青葉一平と、相棒の警察犬オリバーが、次々と発生する不可解な事件に挑んでいく物語。しかし、そこには様々な思惑が入り乱れて…という、可笑しくもサスペンスフルな物語となっている。今回到着したのは、そんな主人公・一平と相棒のオリバーが写ったメインビジュアルだ。2人が事件解決に奮闘する様子を描く本作。焦点の少しボヤけた世界で、彼らが見つめる先には何があるのか、リードの途切れた互いの関係とは…?また、ドラマの舞台となる狭間県警の制服は、オダギリさんもデザインに深く関与し、何度も試行錯誤を重ねたオリジナルのもの。こだわりの黒いツナギ、そしてえんじ色のベレー帽が特徴的。さらに、脚本と演出を手掛けるオダギリさんだが、ほかにも編集も手掛け、出演もしている。そして本作の主題歌は、音楽ユニット「EGO-WRAPPIN’」(エゴラッピン)の書き下ろし新曲「The Hunter」に決定。ドラマの劇伴も「EGO-WRAPPIN’」の森雅樹が手掛ける。なお、ドラマ公式Instagramもスタート。今後、様々な写真や動画コンテンツが公開されていく予定だ。ストーリーある日、いつものようにオリバーと朝のトレーニングを終えた一平(池松壮亮)。出勤すると、先輩・漆原(麻生久美子)から、優秀なオリバーの足を引っ張らないよう釘をさされてしまう。一平が所属する狭間県警の鑑識課警察犬係は、課長(國村隼)以下、同僚で同じハンドラーのユキナ(本田翼)と、後輩の三浦(岡山天音)がメンバー。そんな彼らのもとに、出動の要請が。このときの彼らは、まだ知らなかった。自分たちが、奇妙で不可思議な事件に巻き込まれていくことになるとは…。ドラマ10「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は9月17日、24日、10月1日、毎週金曜日22時~NHK総合にて放送(全3回)。(cinemacafe.net)
2021年08月17日上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、オダギリジョー、市川実日子、早乙女太一、村田雄浩、濱田マリ、近藤芳正、笑福亭笑瓶といった7名の新たな出演者が発表された。本作は、ラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリー。深津さんが演じるのは、初代ヒロイン・安子(上白石萌音)の娘として生まれた2代目ヒロイン・るい。彼女の物語は、昭和37年の大阪からスタート。“自分らしく自由に生きていきたい“と願い、岡山を飛び出し大阪の街へ。そこでジャズに出会い、個性あふれる面々との出会いの中で新しい物語がスタートする。今回連続テレビ小説初出演となるオダギリさんは、るいが働くクリーニング店に客として訪れる謎の男、大月錠一郎(通称:ジョー)を演じる。いつもシャツには同じ汚れをつけ、背広から下着まで大量の洗濯物を置いていく錠一郎。彼のつかみどころのない言動や行動が、るいを戸惑わせ、やがてるいの運命を動かしていく人物となる。オダギリさんは「期待以上のお返しができるよう、全力を尽くすつもりです」と意気込みを語っている。そんな錠一郎に惚れており、るいに対して敵対心むき出しで迫ってくる女子大生ベリー(通称)役を市川さん。るいにちょっかいをかけてくるミュージシャンのトミー(通称)を、連続テレビ小説初出演の早乙女さんが演じる。市川さんは「個人的に憧れている時代でもあるので、その空気感の中に入れることがとても楽しみ」と期待し、早乙女さんは「ミュージシャンの役どころなので、既に楽器の稽古に苦戦しておりますが、なんとか頑張りたいと思っています」と現状を明かす。さらに、ひょんなことからるいを店に迎える「竹村クリーニング店」の店主・竹村平助役の村田さんは「我々夫婦が…物語のオアシスの様な存在になれたらいいな」と言い、平助の妻・和子役の濱田さんは「るいちゃんを温かく見守る竹村夫妻を、大好きな村田雄浩さんとともに明るく楽しく演じたいと思います」と語る。錠一郎を知るジャズ喫茶の支配人兼バーテンダー・木暮洋輔役の近藤さんは「でしゃばることなく控えめにジャズ喫茶のマスターを演じられれば!出ているかどうかわからないような、存在になれれば最高です!」と語っている。竹村クリーニング店の近所にある映画館の館主で町内会長の西山太を演じる笑瓶さんも連続テレビ小説初出演。「久々のドラマなので、迷惑をかけないようにしたいと思います」とコメントしている。そんな豪華キャストの発表に深津さんは「楽しみで、楽しみで、楽しみで。待ちきれません」と喜び、「大変な時代の中育ててくれた母のこと、ずっと見守ってくれた岡山のみんなの思いを胸に藤本さんの素晴らしい脚本をきちんとお届けできるよう、一生懸命務めさせていただきます」と改めて意気込んだ。2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年07月15日人間関係が希薄になりがちな現代だからこそ、欠かせないのは人と人の相互理解。そんななか、まさにいまの時代だからこそ観るべき1本としてオススメの映画は、まもなく公開の注目作『アジアの天使』です。今回は、主演を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。池松壮亮さん【映画、ときどき私】 vol. 393劇中で池松さんが演じているのは、妻を病気で亡くしたシングルファーザーの青木剛。兄に誘われるまま、ひとり息子とともに韓国へ渡るところから物語は始まります。そこで、本作出演のきっかけや撮影時の忘れられないエピソード、そしてこれからにかける思いについて語っていただきました。―今回、池松さんは石井裕也監督と一緒に韓国へロケハンにも行かれたそうですが、主演を超えた関わり方をすることになったいきさつについて教えていただけますか?池松さん始まりは石井監督が2014年に釜山国際映画祭で審査員を務めたときに、本作の韓国側のプロデューサーであるパク・ジョンボム監督と出会って意気投合したことでした。僕は石井さんとはこれまでに映画を介して深く、親交を深めていきました。翌年パクさんが日本に遊びに来たときに紹介してもらい、石井さんとパクさんと、今作の日本側のプロデュサーの永井さんと僕が出会いました。その後、年に1度は日本か韓国のどちらかで会って、交流を深めてきました。たくさんの対話を繰り返すなかで、真ん中につねにあるのは、映画。いつかここから映画が始まるんだろうなということは感じていました。―背景には、濃密な時間がみなさんの間にあったのですね。では、シングルファーザーという役に関しては、どういう印象を受けましたか?池松さん私生活で父親になった経験がないので、最初はどうしようかなと思いましたが、設定がとてもおもしろいなと思いました。この映画の主人公には何か決定的な損失を抱えている必要がありました。それが過去に妻を亡くしていることです。時代の転換期を迎えて、多くの損失を抱える私たち自身の世界とリンクが起こります。そして石井さんは実際に7歳のときにお母さんを亡くされています。劇中での息子役の年齢設定は8歳です。石井さんのオリジナル作品、海外進出の一作目として、強いメッセージを受け取りました。とにかく今回向き合う学役の(佐藤)凌と2人のベストを尽くそうと思いました。互いが父親と息子であることを心から信じることさえ出来れば親子に見えてくるというのは、これまでの人生経験である程度分かっていました。それは映画を作ることとも似ていますが、ゼロから何かを作り上げ、同じ物語を一緒に信じることができれば、生命共同体のように、または家族のようなものになっていくだろうと信じてトライしました。普段とは言葉や文化が違う韓国の人たちとそれを目指すことは、大きなチャレンジでした。オダギリさんにはたくさん背中を見せてもらった―兄役のオダギリジョーさんの存在も大きかったと思いますが、俳優としてのオダギリさんの魅力はどのようなところだとお感じになりましたか?池松さん同じ俳優という目線から見ると、俳優としての技術と物事を選ぶセンス、それからユーモアの深み等においてはるかに次元が違うところに到達している方だと思っています。オダギリさんの手にかかればどんなキャラクターでも起き上がります。この国でもっとも優れた俳優のひとりだと思っていますし、とても尊敬しています。―そのなかでも、今回の現場で刺激を受けた瞬間として思い出すことといえば?池松さん俳優というのは、無限の選択肢のなかから選択してお芝居を積み重ねていくものですが、オダギリさんの圧倒的なセンスとさりげなさには毎回驚かされます。あと、オダギリさんと言えば、以前から韓国やアジアの映画と深いつながりがありますが、韓国での人気がすごかったです。どんな田舎に行っても、みんなが「オダギリジョーだ!」と大騒ぎになっていました(笑)。おそらく韓国における有名な日本人のトップ5には入っていると思います。オダギリさんは、それくらい映画を通して韓国に影響を与えてきた人で、その様子を間近で見ていてとても面白かったです。あの時代の日本映画が海を渡って、韓国の人に好まれていたかということですよね。そういう部分も含めて兄貴として見せてくれた背中がたくさんありました。現場では“親子ゲンカ”してしまったこともあった―池松さんが見たオダギリさんの知られざる一面などがあれば、教えてください。池松さんもしかしたら、こういうことを言うとオダギリさんは嫌がるかもしれないですし、本人はそういうところを見せるのが好きではないと思いますが、愛情深さで言ったらトップクラスですね。真に愛情深い人はそれを表でひけらかすようなことはしないんですよ。むしろ隠します。愛情深さと知性とユーモア、パンクな精神と表現者としての色濃い資質が混在している方です。―現場でそういった部分を目の当たりにしたような出来事もあったのでしょうか?池松さん実は、撮影の合間に僕と凌が一度大喧嘩をしてしまい、お互いに「お父さんなんて嫌いだー!」「お前なんか日本に帰れー!」みたいな感じになってしまったことがあったんです(笑)。理由は、ヒロイン役のチェ・ヒソさんに凌が本気で恋をしてしまい、僕がヒソさんと2人で話をしていたら、嫉妬で怒り狂ってしまったからなんですけど(笑)。その後、凌は現場を離れてひとりで遠くで泣いていたんですが、僕も心を鬼にして声をかけずにいました。しばらくするとオダギリさんがゲラゲラ笑っている声が聞こえてきて、いつの間にか凌の相手をしてあげていたんですね。なんて優しい人なんだろうと思いました。後からオダギリさんに聞いたら、「誰誰が凌のことをブタだって言ってたよ」って言って、凌が、「ぶっ飛ばしてやるー!」と叫んでいる動画を見せてくれました(笑)。そんなふうに日本側の家族と韓国側の家族をさりげなく気遣ってくれていた姿を撮影中たびたび見ました。リスクを冒してくれた韓国チームには感謝しかない―さりげない優しさが素敵ですね。ananwebでは、以前チェ・ヒソさんにも取材させていただいており、本当に魅力的な方だったので、凌くんが恋に落ちるのもわかります。池松さんから見た韓国の俳優陣はどのような印象でしたか?池松さんこの企画が立ち上がってから準備を経て撮影に入るまでの期間、日韓関係は戦後最悪と言われる状況でした。日々悲しいニュースを目にしましたし、僕たちが撮影のために韓国入りした頃は日本製品の不買運動が最も盛んな時期でした。そんな状況下で、この作品に携わった韓国のキャストやスタッフのみなさんにとっては非常にリスクが高かったと思います。日本よりも韓国社会の方がそのことはシビアに感じました。にもかかわらず、リスクを冒してでもこの映画がやろうとすることに共感し、ひとつの共同体として国を超えて一緒に映画を作り上げてくれたことに対して、心からの感謝しかありません。何よりもまずは、そのことを言いたいです。現場では95%以上が韓国チームだったので、いろいろな問題が起きましたし、何よりも言葉が通じないことや通訳を介することで解釈が変わってしまうこともあって、互いの共通認識を得るまでに、互いのルールや価値観を理解し合うまでには多くの時間がかかりました。そんななか、ヒソさんは日本語が堪能だったこともあり、自ら通訳を買って出てその困難に立ち向かってくれたことがたびたびありました。韓国の俳優さんたちはとてもピュアな方が多く、哲学的なアプローチで物事に対する解釈が深い印象を受けましたが、なかでもヒソさんは人格者であり、とても愛情深い方でした。今回の現場ではヒソさんに助けられた部分はたくさんありました。俳優としてできることをつねに模索している―池松さんも2年半ほど前にananwebにご登場いただいていますが、そのときは今後について「時代の転換期のなかで、これから世の中はどんどん良からぬ方向に向かってしまう可能性もあるから、そのなかで自分が何をできるか考えたい」とおっしゃっていました。実際そういう社会になりましたが、心境に変化はありましたか?池松さんここまで世界がひっくり返るとは思ってもいませんでしたね。まだまだ世界各地で破壊は続いていますし、長引く混乱に世界が疲弊していることを感じます。映画に何が出来るのか、何をなすべきなのか日々考えています。映画には様々な価値がありますが、社会に漂っているものを察知し、それに対して切り込んだり、カバーしたりする力があります。世界の先進国に遅れをとる日本では、未だ映画と社会との結びつきが非常に薄く、なかなか理解されない部分も多いです。ですが、これ以上この国の映画が衰退してゆくところを見たくないですし、暗いトンネルを抜けるために映画を通して何ができるか、自分が俳優としてできることは何か、といったことについて、これからも模索していきます。この作品では、緩やかな団結と再生を描いています。新しい時代を切り拓くための冒険を共にし、異質な奇跡に出会い、希望を得て、2つの家族が再生へと向かう。そういうことを見てもらえるのではないかと期待しています。課題は誠実にポジティブに映画と向き合うこと―30歳という節目を迎えたことも、池松さんに何か影響を与えていますか?池松さん20代も終えて、いよいよ30代に入り、世界もこういった状況で、日々思うことはたくさんありますが、これからどれだけ誠実に、真摯にそしてポジティブに俳優として映画と向き合っていけるかは課題です。30代はもう誰もが認める大人ですから、遠慮せずにどんどん責任を取るつもりで、自分の好きなことや、社会や未来に対してやるべきことをやっていきたいと思っています。―ちなみに、俳優としてではなく、素の池松さんが挑戦したいことがあれば、教えてください。池松さんうーん、映画以外は特にないですね(笑)。挑戦ではありませんが、コロナが落ち着いて一番にしたいのは、今回の現場でたくさん愛情を注いでくれた韓国のみんなに会いに行くこと。辛い食べ物とかも、あれだけ痛い目にあったのにちょっと恋しくなってますから(笑)。なので、まずは韓国の風を感じに行きたいなと思っています。インタビューを終えてみて……。映画に対する真摯な思いが、言葉の端々からあふれ出ている池松さん。撮影時の様子をうれしそうに話す姿からも、本作に対する愛を強く感じました。ぜひ、劇場でその思いをしっかりと受け取ってください。珠玉のラストシーンに胸が熱くなる!言葉を超えたコミュニケーションや家族の新しい形など、さまざまな気づきを与えてくれる本作。縛られたルールや固定概念を打ち壊したあと、目の前に新たな景色が広がるのを感じるはずです。写真・大内香織(池松壮亮)取材、文・志村昌美ヘアメイク:FUJIU JIMIストーリー妻を病気で亡くした小説家の青木剛は、「韓国で仕事がある」という兄の言葉を頼って、ひとり息子の学とともにソウルへとやって来た。ところが、いざ到着してみると、当てにしていた仕事は最初からなかったことが判明する。代わりに怪しげなコスメの輸入販売の話を持ち掛けられるが、兄の相棒に商品を持ち逃げされ、全財産を失ってしまう。そんな兄弟は、わらをもつかむ思いで“最後の切り札”を求めて海沿いの江陵を目指す。その旅の途中で、元人気アイドル歌手のソルと兄妹の3人と出会い、行動をともにすることに……。惹きつけられる予告編はこちら!作品情報『アジアの天使』7月2日(金)テアトル新宿ほか全国公開配給:クロックワークス© 2021 The Asian Angel Film Partners写真・大内香織(池松壮亮)
2021年07月01日松たか子主演、坂元裕二が脚本を手がけた「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回が6月15日放送。SNSではゲスト出演した風吹ジュンの名とともに“最高のドラマ”というワードがトレンド入り。放送終了後も本作への賛辞がタイムライン上にあふれ続けている。本作はこれまでに三度結婚し、三度離婚している大豆田とわ子と、とわ子が好きな三人の元夫たちによるたまらなく愛おしいロマンティックコメディー。キャストは3回結婚して3回離婚したバツ3で子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長のとわ子を松さんが演じるほか、とわ子の最初の夫で奥渋谷でレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソンをしている田中八作に松田龍平。ファッションカメラマンをしている二番目の夫・佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。「しろくまハウジング」の顧問弁護士をしている三番目の夫・中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘の唄に豊嶋花。ナレーションには伊藤沙莉。またとわ子の親友で亡くなってしまった綿来かごめに市川実日子。とわ子の“4番目の夫”になるかもしれなかった小鳥遊大史にオダギリジョー。三ッ屋早良に石橋静河。古木美怜に瀧内公美。小谷翼に石橋菜津美。高橋メアリージュン、斎藤工らも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではとわ子が亡くなった母・つき子の遺品から、旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた“ラブレター”を発見。そこに書かれた「なぜあなたのことを選ばなかったのか」「夫と娘の面倒を見るだけの人生なんて」という母の嘆きの言葉にショックを受けつつ、唄から送り先の人物に会いに行こうと提案され、母が手紙を送ろうとした“マー”に会いに行く。母が“マー”と呼んだ相手は女性だった。マー(風吹さん)は「(つき子の)恋人だったの?」と聞く唄に、つき子と想い合ってたことを認め、どうして母がマコトを選ばず父と結婚して自分を産んだのかと問うとわ子に「あなた、不安だったんだよね。大丈夫だよ、つき子はあなたのことを愛してた」と語る…というストーリーが展開。「風吹ジュンさん、瞳の中の光までお芝居できるの感動した。なんて優しい光を放つんだろう」「マーさんに風吹ジュンさん、女性であり、すごいキャスティングであり、とわことかごめの関係性に似てたり最後まですごいなあ」「風吹ジュンさんくるなんて聞いてないのよ…しかも展開が予想外過ぎて、どこまで楽しませてくれるの、このドラマは…」など風吹さんのキャスティングとその演技に絶賛の声が集中。“風吹ジュンさん”がTwitterのトレンド入りを果たす。その後はハワイから帰国した慎森と、八作、鹿太郎がとわ子の自宅に集結。慎森のおみやげである英字新聞シャツを全員で着て“家飲み”。3人の元夫たちの“愛に囲まれた”とわ子の姿と、これまで登場した早良、美怜、翼らのその後も描かれ物語は幕を閉じた。とわ子と3人の元夫たちに「こんな関係をお互いに築けるこの4人は超最強」「元夫はみんな、別れたとしても、恋愛して結婚してた時のとわこの愛に今もまだ満たされてる」といった声が送られるとともに「大豆田ほんっとに素晴らしいな…偏見なく真っ新な気持ちで色んな人に見てほしい」「最高の人生賛美ドラマだったな。こういう最終回を希望してたし予想してた」「3人の元夫に愛着が湧きすぎて、結末が思いつかないけど、とわ子には3人の元夫と幸せになってほしい、と思っていたら、その通りの結末になって、大満足」など最終回の展開に触れたコメントも。「この流れなら言える大豆田とわ子と三人の元夫最高ドラマでしたありがとう」「どの登場人物も愛おしいドラマでした」「前向きに人生を楽しめばいいと背中を押す素敵なお話だった」など様々な感想が投稿され“最高のドラマ”というワードもトレンド入り。本作の終了を名残惜しむ声がネットにあふれている。(笠緒)
2021年06月16日池松壮亮が『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『ぼくたちの家族』などの石井裕也監督と再びタッグを組んだ『アジアの天使』。この度、池松さん演じる主人公と“兄”役のオダギリジョー、韓国で出会う元アイドル役のチェ・ヒソをとらえた【兄弟編】【恋愛編】2つの特別映像が解禁された。【兄弟編】最愛の妻を失い喪失感を抱える小説家の青木剛(池松さん)は8歳のひとり息子・学を連れ韓国へ渡った。疎遠になっていた兄・透(オダギリさん)から「韓国で仕事がある」という言葉を頼りにしたが、あてにしていた仕事は最初からなかったことが判明。代わりに韓国コスメの怪しげな輸入販売を持ちかけられるが、その事業も失敗。剛たちは、藁をも掴む思いでソウルから北東部にある海沿いの江陵(カンヌン)を目指す。妻を失い深い悲しみと向き合ったからこそ、言葉や文化を超えて人と人が分かり合おうとすることをあきらめない剛と、剛とは対照的な、いい加減に見えるがどこか憎めない飄々とした兄の透との息の合った掛け合いのシーンが映し出された本映像。江陵に向かう電車の中で黙々と小説を書く剛と、暇を持て余したように剛の後部座席からパソコン画面をのぞき込みちょっかいを出し始める透。うんざりしている剛をよそに「うるさくてもお兄ちゃんは言うべきことは言うよ」と話しかけ、続けて「お前の小説全然売れないな、ていうかお前旅が好きだよな、だから韓国まで来たんだろ、いや違う、生活に困ってたのか」と言う。剛はたまらなくなり「お前マジ勘弁してくれ、そのデリカシーの無さやばいぞ、お前のせいでこんな事態になっているんだぞ」と淡々と詰め寄るが、透はのらりくらり「お前って言うな、お兄ちゃんと言え」と適当にかわしてしまう。この池松さんとオダギリさんが織りなす兄弟ならではの軽快なやりとりも本作の魅力の1つ。疎遠だった兄弟は、この旅を通してどんな変化を見せるのか注目だ。【恋愛編】ソウルのショッピングセンターの一角で、剛は観客のいないステージに立つソル(チェ・ヒソ)を目撃する。元・人気アイドルで歌手のソルは、自分の歌いたい歌を歌えずに悩んでいたが、若くして亡くなった父母の代わりに、兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。市場で再びソルを見かけた剛は言葉が伝わらないことを知りながら、泣いているソルをほっておけず、「大丈夫ですか」と日本語で話しかける。ソルは剛に気づくが、自分を見ながら笑っている剛に対して「なに笑ってるのよ!」と一蹴。その後、江陵行きの列車で再会した剛とソルは、それぞれの行き先を目指しながら旅を共にすることに。ソルの「あなたは私の言葉が理解できないからこっそり弱音をはいているだけ」と剛につぶやく。そして剛は言葉が分からないながらも、サングラス奥のソルの悲しげな表情を心配し寄り添っていく。映像には、旅を共にするうちに、同じ痛みを抱えていたこと、2人とも“天使“を見たことがあったことなど、しだいに距離が縮まっていく2人の様子が映し出されている。「あなたは私の運命の人なの?」最後に流す2人の涙の理由とは――。剛とソルの関係の行方も見逃せない。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月15日《text:西森路代》2021年4月から、様々なドラマがスタートしている。個人的に注目しているのは坂元裕二脚本の「大豆田とわ子と三人の元夫」であるが、昨今のドラマは、王道のラブ・コメディと、ラブ・コメディではないが、その中にひとつではない愛の形を問うような作品とが存在しているように思う。王道のラブ・コメディの昨今の特徴としては、今まで、ラブ・コメディには出演しなかったような、もしくは20代前半には出演していても、その後はそれ以外の作風のものに多く出演していた人が、ここへきて、王道のラブ・コメディに抜擢されるということがあるように思える。例えば、この昨今の流れの原点にあるのは、佐藤健がTBSの「恋はつづくよどこまでも」で、ヒロインの恋する毒舌でドSな医師を演じたことで、彼がラブコメのど真ん中の役を演じると発表があったときには、その意外性に驚かされた。同じTBSの火曜日の枠では、その後も「私の家政夫ナギサさん」で大森南朋がヒロインの家にやってくる家政夫のナギサさんを演じて、またもやその意外性に驚かされた。その後もこうした傾向は続き、今期は、TBSの「リコカツ」で永山瑛太がヒロインとお互いに一目ぼれしたことにより結婚、そして離婚に向かう自衛官を演じているほか、フジテレビの「レンアイ漫画家」には、大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛役や、「銭形警部」で銭形を演じたりと、ラブコメのイメージのない(「東京タラレバ娘」にはその要素はあったが)鈴木亮平がヒロインと不器用ながらも恋に落ちる漫画家役を演じている。また、日テレの「恋はDeepに」には、「MIU404」の刑事役や、映画『ホムンクルス』の主演が記憶に新しい綾野剛が石原さとみと共にラブコメに挑戦した。石原さとみで日テレのドラマというと、「高嶺の花」の峯田和伸の出演も思い出される。こうした、意外な俳優がラブコメに出演するのには、さまざまな理由があるだろう。ひとつは、俳優もシリアスな役や、自分のイメージにあった役ばかりをやっていたため、新たなことに挑戦してみようと思っているというタイミングもあるのではないか。それに加え、やはりこの流れの元にある「恋つづ」の佐藤健の成功に続けという思いもあるだろう。そして、世の中にラブコメのファンというのが幅広く存在していて、そのニーズに応えたいということや、制作側としても、意外性のある俳優をキャスティングすることで、注目してほしいということもあるだろう。しかし、その一方で、その効果だけを期待して、ラブ以外の部分でのテーマをはっきり持たせず、俳優の魅力を活かし切れていないと、高視聴率にもつながりにくかったりもする。ラブコメ人気があるからこそ、こうした企画が今後も毎クール生まれるとも考えられる一方で、ラブコメの企画が頭打ちであるということも感じさせられてしまう。今後も様々な俳優がラブコメに参入するのは楽しみであるが、せっかく俳優がこうした企画に挑戦するからには、演者も視聴者も納得のいく企画が生まれることを期待したい。冒頭に挙げた「大豆田とわ子と三人の元夫」はロマンティックコメディとうたわれているが、そのテーマは多岐にわたっていて、主人公の大豆田とわ子と三人の元夫の関係性のほかにも、突然現れたオダギリジョー演じる外資系ファンドの本部長との恋も描かれる。この作品では、決してラブコメの主人公の恋愛が成就すればよいとは描かれず、主人公のみならず、登場人物が迷ったり別れを経験したりしている姿を描いている。特に、主人公のとわ子の幼なじみであり、彼女のことをずっと想ってきた、生きることに不器用な、かごめの突然の死のシーンを見て、世の中には、筋書き通りにいかないことがある、ままならないことがあるということに、どう向き合って生きていくのかが描かれているように思われた。また、NHKの「半径5メートル」「今ここにある危機とぼくの好感度について」などのような、テーマは恋愛ではないが、ときに恋愛が印象深く描かれる作品も多い。「半径5メートル」は、芳根京子演じる、とある女性週刊誌の編集者が、取材を通してさまざまな真実に真摯に向き合う姿を描いている。このドラマでは「恋はつづくよどこまでも」で広く注目されるようになった毎熊克哉が、主人公の先輩記者を演じており、どこかつかみどころがないけれど、主人公がその魅力に振り回されている様子が描かれている。その時間はドラマ全体の中でもたった数分にしかすぎないが、全編がラブコメディなものよりも、ラブコメパートの印象が強く残るものがある。どこかつかみどころのない男性キャラクターと言えば、先述の「大豆田とわ子」のオダギリジョーも同様で、仕事ができて、公私がはっきり別れていて、恋愛には意外と疎い(と本人は言っている)キャラクターながらも、やはり、主人公のとわ子と近づいていく様子は、ロマンティック・コメディの色が強く出ていた。「今ここにある危機とぼくの好感度について」については、架空の国立大学内で起こる危機に対峙していくうちに、松坂桃李演じる元アナウンサーの広報部員の主人公が成長していく姿を描いたブラック・コメディであるが、やはり主人公が、鈴木杏演じる非正規の研究者の生きる姿勢を見て、初めて愛というものを知る過程が描かれていて、社会派のドラマの中に描かれる恋愛模様が印象に残った。こうしてみてみると、昨今のドラマは、王道のラブコメディと、テーマはそれぞれに違うがその中に微量の恋愛が描かれていて、それが印象に残るというものとが同時に存在しているように思えるのだ。(text:西森路代)
2021年06月11日ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」をはじめ、独特の存在感と振り幅の広い表現力で、日本の映画、ドラマに欠かせない俳優・オダギリジョーが初めての連続ドラマを脚本・演出。主演の池松壮亮を筆頭に、豪華すぎる俳優陣が集結した。オダギリさんは映画監督としても、初長編『ある船頭の話』がヴェネチア国際映画祭に正式出品されるなど、その才能を発揮しているが、今回、温め続けたオリジナル企画を基に初めての連続ドラマの脚本・演出を手掛けることに。石井裕也監督の最新映画『アジアの天使』では兄弟役を演じている池松さんを筆頭に、永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、岡山天音、玉城ティナ、くっきー!(野性爆弾)、永山瑛太、染谷将太、仲野太賀、佐久間由衣、坂井真紀、葛山信吾、火野正平、村上淳、嶋田久作、甲本雅裕、鈴木慶一、國村隼、細野晴臣、渋川清彦、我修院達也、宇野祥平、松重豊、柄本明、橋爪功、佐藤浩市といった縁のある俳優や主役級の超豪華な俳優陣が出演。かつてない規模で、予測不可能な物語が展開される。あらすじ鑑識課警察犬係に所属する警察官で、この物語の主人公である青葉一平(池松壮亮)と、彼の相棒である警察犬オリバーが次々と発生する不可解な事件に挑んでいくのだが、様々な思惑が入り乱れ…。脚本・演出 オダギリジョー「繰り返し自問しながら書いた作品」今、我々が生きているこの世界は、不確かなもので一杯です。何が真実で何が正義なのか、ますますわからなくなってきています。1年前の緊急事態宣言の中、巣ごもりと言われる生活を送りつつ、この時代に描くべき作品は何か?と繰り返し自問しながら書いた作品です。もちろん優等生なものになるはずはなく、賛否の大波紋を広げるであろう、世に『挑む』作品が生まれました。そして素晴らしいスタッフ、キャストが共に立ち上がってくれました。今、この世界で、共有してみて下さい。面白いかも知れません。世の中の何が真実で、何が虚構か。世界はとても不確かなものです。オダギリジョー主演 池松壮亮「お祭りのように撮影しました」忘れられない年となった昨年末に、リスクを減らしつつもフィジカルに、お祭りのように撮影しました。オダギリさんの生み出す可笑しな世界に魅了され、嫌なことやウンザリすることだらけの世の中から逃れ、この可笑しな世界にのめり込みました。可笑しさとは時に、人生において大きな支えとなります。困難に打ち勝つための力を秘めていて、そこにはパンクな要素があります。可笑しくて自由でパンクで優しいオリバーな犬、ご期待下さい!「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は9月17日(金)、24日(金)、10月1日(金)NHK総合にて毎週金曜22時~放送(全3回)。(text:cinemacafe.net)
2021年06月10日松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」の9話が6月8日放送。今回は岡田将生演じる慎森の行動に“かわいい”の声が集まるとともに、八作とかごめとの“三角関係”にも様々な反応が。またとわ子が口ずさんだ歌にも注目が集まっている。3回結婚して3回離婚したバツ3子持ちの住宅建設会社「しろくまハウジング」社長、大豆田とわ子と、3人の元夫を中心とした物語が綴られる本作。とわ子を松さんが、とわ子の最初の夫・田中八作を松田龍平が、二番目の夫・佐藤鹿太郎を角田晃広(東京03)、三番目の夫・中村慎森を岡田さんがそれぞれ演じるほか、とわ子と八作の娘・唄に豊嶋花、とわ子の“新恋人”小鳥遊大史にオダギリジョー。ナレーションは伊藤沙莉が務めている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大史がマディソンを辞めマレーシアの会社に転職することを決断。現地で建築士としてとわ子の仕事も見込めるとして、とわ子に「人生を一緒に生きるパートナーになってくれませんか」とプロポーズをする。そのことを八作に伝えた唄は慎森には内緒にしておくようお願いするが、運悪くそこへ慎森が現れ…その後、バッティングセンターで大史と待ち合わせていたとわ子の元に、なぜか八作、慎森が現れる。そこに遅れてきた大史が現れ、バッティング合戦が始まり…というのが今回のストーリー。バットを振る3人を見ながらとわ子が口ずさんだのがアニメ「タッチ」のオープニング曲「愛がひとりぼっち」。視聴者からは「愛がひとりぼっち」を歌う大豆田とわ子のセンスの良さ」「松たか子からまさか愛がひとりぼっちを聴けるなんて思ってもなかった」「タッチの歌でもあえての愛がひとりぼっち歌うあたりが良い」など多数の反応が寄せられる。その後、慎森はとわ子の自宅に押しかけ、大史と会えないようにスマホを奪うと部屋に立てこもる。「元夫だけど誰より君のことを想ってる」と率直な想いをとわ子にぶつけ、その後料理を作ろうとしてパスタをこぼし、粉まみれになってしまう…そんな慎森に「慎森は、回を追うごとにストレートな物言いになってきたな。心さらけ出しすぎて切ない」「慎森本当にかわいいな笑 回を追う毎に可愛くなってる…」「視聴者全員で中村慎森を抱きしめに行きませんか???行きましょう、すぐに行きましょう」と“かわいい”の大合唱が。結局、とわ子は大史のプロポーズを断る。そして八作の店を訪れ、かごめ(市川実日子)と「3人で生きていこう」と想いを伝えるとわ子。「3人で恋愛はできないよ。→だから1人ずつで生きよう。じゃなくて、3人で生きようよ。になる大豆田とわ子と八作……ここにはもういないのに、ずっとふたりと一緒にいるかごめ……」「かごめの恋愛したくない主義に「しょうがないなぁ」と付き合うことにした大豆田とわ子と八作こんな三角関係かぁ」など、とわ子と八作、かごめの“関係性”にも様々な反応が送られている。(笠緒)
2021年06月08日女優の安達祐実(39)が8日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』世界配信記念イベントに、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次扮する天才子役・上杉みちとともに登場した。秋山がさまざまなクリエイターに扮する「秋山竜次のクリエイターズ・ファイル」が、Netflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』となって全世界に向けて配信中。横浜流星、永野芽郁、冨永愛、オダギリジョーら豪華ゲストが話題を呼んでいる。安達は、天才子役・上杉みちのライバル子役、6歳の宝塚きりなとして第2話に登場。39歳とは思えぬ可愛さで子役になりきった。イベントで安達は、演じたきりなについて「前からすごく注目している子役さん。みちくんのライバルにふさわしい才能を持っていると思います。女の子だったらきりなちゃん、男の子だったらみちくんかなと思います」とコメント。司会者からきりなに似ていると言われると、「よく言われるんですよね。『似てる子役の子が出てきたね』って。それもあって気になっている」と冷静にかわした。また、秋山がみちとして「すごいよね。本当に子供だもんね。顔が子供だもん。目とか」と言うと、安達は「そうだね。でもちょっと、修正とかしてるんじゃないかな? しわとか消してるんじゃないかな?」と話して笑いを誘い、みちが「してないよ。そのままだよ」と否定すると、「してないか、そうかそうか、6歳だもんね」と返した。
2021年06月08日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が8日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』世界配信記念イベントに、女優の安達祐実とともに出席。同作で演じている天才子役・上杉みちとして登場し、爆笑トークを展開した。秋山がさまざまなクリエイターに扮する「秋山竜次のクリエイターズ・ファイル」が、Netflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』となって全世界に向けて配信中。横浜流星、永野芽郁、冨永愛、オダギリジョーら豪華ゲストが話題を呼んでいる。劇団えんきんほう所属の天才子役・上杉みち役の秋山と、みちのライバル子役・宝塚きりなを演じた安達。秋山はイベントもみちに扮して登場し、序盤は遠近法で小さく見せるために後方でトークを繰り広げた。世界配信された心境を聞かれると、秋山はみちとして「え~うれしい。世界の人が見るの?」と喜びつつ、「これどう思うんだろう? だってどう伝えるんだよ遠近法。そのニュアンス伝わるのかな? そこ伝わらなったらほぼ無理だよ、30分!」と不安も吐露。安達が「どうやって翻訳するんだろうね」と言うと、「説明ちゃんとしてくれてるのかな? 僕が遠近法じゃなきゃ仕事ができない特殊な俳優ってことを。それを取っ払うと僕は普通に42歳の腰痛持ちのおっさんなんだよ。僕、今、実は低周波流してるんだ、痛くて。ヘルニアが発症し出しているんだ。それくらいしてでも僕は子供になりたいんだ。大変なんだよ」と打ち明け、笑いを誘った。安達は「体張ってるんだね、みちくんも」と寄り添い、「こっち向いたら普通のおじさんがいるからびっくりした!」と思わずツッコむ場面も。また、「みちくんと一緒に世界にはばたくことができてとっても幸せに思っています」と話した。
2021年06月08日老若男女問わず愛された田村正和さん(享年77)が鬼籍に入ってから約2カ月。田村さんのキャリアを代表する作品の一つが『古畑任三郎』(フジテレビ系)だ。「第2、第3シーズンの平均視聴率は25%超を記録するなど国民的ドラマに。’06年の『ファイナル』でひとまず完結となりましたが、実は第4シーズンを制作する計画がありました。田村さんもさらなる続編制作に前向きだったそうですが、体力的な理由もあって実現にはいたりませんでした。昨年には、キャストを一新した『2代目古畑』の制作をフジが計画しているという報道もあり、主演候補の一人としてオダギリジョーさん(45)の名前が挙がっていました」(テレビ局関係者)今も続編を望む声が絶えない『古畑』。フジテレビに『2代目古畑』計画について尋ねると、「そのような事実はございません」との回答が。しかし、あるフジテレビ関係者はこう語る。「田村さんの訃報から3日後に追悼番組として『古畑』が放送され、13%超えの高視聴率を記録。再放送としては異例の数字です。この結果を受けて、上層部でも『2代目古畑』の制作が水面下で本格的に検討され始めたと聞いています」『古畑』の脚本を手掛ける三谷幸喜(59)もかねて続編を熱望していた一人だ。昨年、三谷は田村さんにこう“ラブコール”を送っている。《条件が揃えば、僕はいつでも映像版「古畑」の新作を書く準備は出来ていますよ、田村さん》(’20年5月28日『朝日新聞』夕刊)田村さん主演での続編はかなわぬ夢となったが、「2代目古畑」として白羽の矢が立った俳優がいるという。阿部寛(56)だ。「阿部さんは’11年の映画『ステキな金縛り』で三谷作品に初参加。三谷さんならではの脚本と演出にほれ込み、“いつかまた参加したい”と考えていたそうです。三谷さんも法廷でタップダンスを踊る型破りな弁護士を完璧に演じきった阿部さんを『日本を代表するコメディアン』と絶賛。アドリブ力にもたけた阿部さん主演の作品を描きたいとずっと考えていたといいます。そんな関係性からフジ社内でも、“もし『2代目古畑』が実現するとしたら阿部さんを”と推す声が強いそうです」(前出・フジテレビ関係者)正統派の二枚目から三枚目まで演じてスターとなった田村さん。阿部にも通ずるだけに、古畑ファンとしては期待したいところだが。
2021年06月02日松たか子主演、松田龍平、角田晃広、岡田将生ら共演の「大豆田とわ子と三人の元夫」の8話が6月1日オンエア。オダギリジョーに「全てをかっさらっていった」などの反応が上がるとともに、大史の過去に「感情の行き場を失った」などの反応も多数上がっている。脚本家・坂元裕二が手がける完全オリジナル最新作となる本作は、松さん演じる3回結婚して3回離婚したバツ3子持ちの大豆田とわ子と、彼女の三人の元夫たちとのロマンティックコメディー。松さんのほか、とわ子の最初の夫・田中八作に松田さん、二番目の夫・佐藤鹿太郎に角田さん、とわ子が社長を務める「しろくまハウジング」の顧問弁護士でもある三番目の夫、中村慎森に岡田さん。とわ子の娘・唄に豊嶋花、松林カレンに高橋メアリージュン、とわ子の会社を買収する小鳥遊大史にオダギリジョーといった俳優陣が出演。ナレーションを伊藤沙莉が務める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。しろくまハウジングを買収した外資系ファンド・マディソンパートナーズの責任者は、最近親しくなった大史だった。ビジネスとプライベートは別だと言い切る大史は、プライベートでは今までと変わらずとわ子と親しくしたいという。“人生のない期間”があった自分を拾ってくれた社長に恩義を感じ、その命令を絶対だと言う大史は、社長の娘と結婚するよう言われ、どう親しくなればいいかとわ子に“恋愛指南”を求める…というのが今回のストーリー。セリフなどで名言されないものの、回想シーンで大史がヤングケアラーであったことが描かれると、視聴者からは「ヤングケアラーだった小鳥遊さん」「ヤングケアラーだったの??…もうつらいわ、もうつらいよ」「怖い!と思っていたのに、ヤングケアラーだったことを出されて感情の行き場を失った」などの声が上がる。社長からカレーを振る舞われその部下となった大史を解放するため、「そんな恩着せがましい社長のカレーよりおいしい」と自分が作ったカレーを食べさせるとわ子。その姿に「恩着せがましいたった一杯のカレーに縛られてるなら、カレーで解放してあげる大豆田とわ子…」「話だけ聞くとヤ◯ザの親分のやり口とたいして変わらないのよね。あとは思い通りに働く駒としてこき使う。その呪縛から残り物のカレーで解き放とうとする大豆田とわ子」といった投稿も。結局大史は社長の娘との結婚を辞める決意を固め、その後とわ子宅に現れた元夫たちから身を隠すためにベランダに潜伏するのだが、そこでとわ子を抱きしめてしまう…というラストだった。放送後には「全てをかっさらっていったオダギリジョー」「今日のは間違いなく神回。オダジョーありがとう」「まじでオダギリジョーがまじでまじでかっこよ過ぎるまじでぇぇ」など、SNSにはオダギリさんに心奪われた視聴者からの投稿が殺到している。(笠緒)
2021年06月01日春ドラマの中でも、存在感を際立たせている恋愛ドラマ。理想的過ぎないリアルな恋の描写に、「共感の嵐」「癖になる」と大きな反響が集まっています。そこで今日は、いま注目の作品をまとめてピックアップ!共感度の高いラブストーリーを、一緒に振り返っていきましょう。仕事も恋も、SNSに翻弄されがちな現実「着飾る恋には理由があって」キレイに着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみ(川口春奈)が、シェアハウス生活での価値観のぶつかり合いを経て、自分らしく生きる道を取り戻していく“うちキュン”ラブストーリー。SNSの反応や人の目が気になりがちな現代において、シンプルを追求するミニマリスト・藤野駿(横浜流星)がきょとん顔で呟く「そのままでいいのに」「Beforeの方がいいのに」というストレートな言葉が胸を射抜く注目のドラマとなっています。<第7話のあらすじ>(6月1日放送)真柴は「やりたいことは、やれ」という駿のアドバイス通り、以前から気になっていたランプの買い付けをするため、生まれ育った故郷・初島へ向かう。しかしランプ工房の主人に提案を拒否され、真柴は落胆する。そんな中、なぜか祥吾(向井理)が真柴を訪ねて初島にやってきて…。対応に追われる真柴だったが、真柴の母・すみれ(工藤夕貴)は、真柴と祥吾の仲を疑い始める。離婚=別れじゃない、斬新な四角関係が話題「大豆田とわ子と三人の元夫」バツ3の独身社長・大豆田とわ子(松たかこ)が、3人の元夫たち(松田龍平/角田晃広/岡田将生)に振り回されながらも日々奮闘する姿がたまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。籍を抜いた後も、とわ子を慕う元夫たち――お互いの良い所も悪い所も深く理解しているからこそ続く不思議な四角関係は、いつしか離婚という言葉のネガティブさを払拭してくれることでしょう。失敗を恐れることなく、「また恋に挑戦してみたい」と思わせてくれる一作です。<第8話のあらすじ>(6月1日放送)しろくまハウジングの買収責任者で“企業買収の悪魔”と呼ばれる人物が、最近親しくなったばかりの大史(オダギリジョー)だと分かり、驚きを隠せないとわ子。ところが、社長のとわ子に退任要求を突きつける一方で、ビジネスとプライベートは別だと言い切る大史。仕事以外では、いままでと変わらずとわ子と親しくしたいという。とわ子もまた、大史と過ごした楽しい時間を忘れられず、その申し出を受けることにするが…。令和の新しい逆襲劇!ルッキズムに反響続々「ブラックシンデレラ」ABEMAの新作オリジナルドラマとして注目を集める本作は、学園一の美男美女を決めるミスコンを舞台に、平凡な女子高生・神谷愛波(莉子)が織り成す切ないラブストーリー。やっとの思いで参加したコンテストの直前、彼女は顔に大きな傷を負ってしまい…。取り巻く世界が一変。御曹司でモデルのワケ有りイケメン・橘圭吾(神尾楓珠)やミステリアスな転校生・島村空(板垣瑞生)、学園一の美女と謳われる百合(愛花)らの複雑な思惑が交錯する中、“本当の美しさ”を模索していく斬新な逆襲劇。学園内に色濃く残るルッキズム=外見主義に果敢に立ち向かう主人公の姿に視聴者からは、「愛波の恋を応援したい!」「自信のない気持ちに共感の嵐」と多く反響が集まっています。<第7話のあらすじ>(6月3日放送)圭吾(神尾楓珠)に「ミスコンに出るの?」と問われた愛波(莉子)は戸惑うが、その2人を百合(愛花)は激しく責め立てる。しかし、そこに杏(円井わん)が登場し、その告白に会場は騒然となる。また、圭吾は愛波にちゃんと気持ちを伝えられない。そんな圭吾の前に空(板垣瑞生)が現れ「これ以上、愛波への気持ちを抑えとかないよ」と告げる。そんな中、香澄慶子(雛形あきこ)は愛波をミスコンに誘うが、百合がまたも愛波の前に立ちふさがり、愛波の気持ちは不安定に揺れる。そんな愛波の前に、空が現れる。最高にキュートな恋の物語「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」仕事熱心だけど自分自身には手を抜きがちなオタク女子・和子(吉川愛)×メーク&ファッションを自由に楽しむジェンダーレスな外見の周(板垣李光人)。お互いの存在を確かめ合うことで少しずつ成長し、2人を取り巻く世界が明るくカラフルに変わっていく、可愛すぎるカップルのラブストーリー。好きな人が自分を認めてくれることが、何よりの力になる――恋愛の有るべき姿を提唱してくれる、純度100%な作品に仕上がっています。<第10話のあらすじ>(6月3日放送)周は芸能事務所社長の奥田(塩野瑛久)から、ささめ(草川拓弥)とのユニット・ユニコーンボーイズでデビューするなら和子と別れるようにと命じられる。ささめは、和子と別れるのかと周を問い詰める。周は、和子と別れるつもりはなく、ユニコーンボーイズも続けたいと正直な思いを話す。しかし、両立させるにはどうすればいいか、周にもまったく分からなかった。一方の和子も、子会社の社長に就任するあさひ(水野美紀)から、一緒に来て新雑誌を立ち上げる仕事をしてほしいと頼まれ…。大切な人の幸せを願うからこそのジレンマ「コントが始まる」結成10年の節目を前に解散の決断を迫られたお笑いトリオ・マクベス(菅田将暉/仲野太賀/神木隆之介)、訳あって会社を辞めざるを得なかった里穂子(有村架純)、その妹でスナック勤務のつむぎ(古川琴音)――ひょんなことから出会い、互いの人生に深く関わっていく彼らの愛あるやり取りに胸を打たれるこのドラマ。互いを想い合うからこそのジレンマに、愛の本質を見ることができるおすすめのドラマです。<第8話のあらすじ>(6月5日放送)久々に瞬太が働く焼き鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木(中村倫也)は、5年前初めて「マクベス」に会ってから、懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返っていた。コントの構成やネタの選定に至るまで、マクベスと共に必死に過ごしたその時間は楠木にとっても掛け替えのないもので…。しかしそんな日々も、時を重ねるうちに色褪せ、3人との距離は、徐々に広がっていた。一方、つむぎ(古川琴音)が瞬太と付き合っていることをマクベスの3人から聞いた里穂子(有村架純)は、つむぎの引っ越しを間近に控え、些細な言い合いから冷戦状態に突入してしまう…。そして、未だ「マクベス」後の道を何も見つけられない春斗は解散ライブに向け、新たなネタを考えていた。ファミレスで一人、思考を巡らしていると何気ない一言が気になりノートに一行、ある題名を書き込む。そして、酒屋を継ぐため実家に帰る日が多くなった潤平は弓子(木村文乃)ら家族と跡継ぎに対する現実と立ち向かうことになる。そして物語は終盤、残り少なくなったファミレスでのネタ打合せの場所となり…。いよいよ後半戦に突入する春ドラマ――中でも反響の大きな恋愛ドラマまとめでした。気になる恋の行方を、見守ってみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2021年05月31日映画『茜色に焼かれる』に出演する、尾野真千子さんにお話を伺いました!「石井(裕也)監督とは以前もご一緒したことがあるんですけど、すごい人だなと再認識しました。作品への愛や思いがすごく強い。悪い意味じゃなく、重いくらい。それって、私たちにとってすごくありがたいし、気持ちがいいことです」そんな石井監督がコロナ禍を経験して書き下ろした最新作で尾野真千子さんが演じるのは、田中良子。7年前に交通事故で命を奪われた夫への賠償金を受け取らず、花屋のバイトと夜の仕事を掛け持ちしながら、中学生の一人息子・純平を育てている。理不尽なことだらけの世の中で、もがきながらも懸命に生きているシングルマザーだ。「脚本を読んで、何がなんでもやりたいと思いました。この作品の最後の台詞が言いたくて。その台詞が本当に言えるのか、そのときにはどんな気持ちでいるのか。全然わからなかったんですけど、“この台詞を絶対言いたいな”と思いました」良子のその魂の叫びは、本編でお確かめいただくとして、実は良子はかつて演劇に傾倒していたという経歴の持ち主。オープニングで画面の隅に映し出される「田中良子は芝居が得意だ」というフレーズが、ずっと意味を持ち続ける。「良子は自分が生きていくために、息子を育てるために、必要な嘘をついて、自分の気持ちとは逆の顔をしながら、がむしゃらに頑張っている。脚本のお芝居が上手だということを軸に演じてましたね。“あっ、上手いんだ。頑張らなきゃ”みたいな。その芝居の上手い下手についても、“それはちょっとやりすぎの『上手い』です”とか、監督からはいろんな注文がありました(笑)」生きるためにお芝居をする一方で、お金で苦労をすることになっても自分の信念は貫こうとする。そんな良子の生き様は、結果、和田庵さんが演じる純平をとびきりの「いい男」に育てることに。純平世代の女の子たちには、まだその魅力はわからないだろうけれど、大人女子なら胸アツ確実の「いい男」ぶりです。「すごいかわいいでしょ(笑)。和田くんが息子でよかったなと思いましたよ。現場に対する向き合い方を見ていても、本当にかわいくて、守ってあげたくなるんですよね。この子なら、ちゃんと正面から愛をぶつけられるかもという感覚を持ちましたし、この子がいいお芝居ができるといいなとか、いろんなことを考えました」理不尽な世の中で愛と希望を信じさせてくれる良子と純平。そのリアルな空気感がスクリーンにあふれている理由、納得です。『茜色に焼かれる』理不尽な世の中を懸命に生きる母と息子に、次々と試練が。監督・脚本・編集/石井裕也出演/尾野真千子、和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏ほか全国公開中。©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズおの・まちこ1981年生まれ、奈良県出身。’97年に河瀨直美監督の『萌の朱雀』で映画主演デビュー。NHK連続テレビ小説『カーネーション』(’11年)のヒロインを演じて国民的人気を得る。出演した瀬々敬久監督の映画『明日の食卓』が5月28日公開予定。シャツ¥31,900(オットダム/ストックマン TEL:03・3796・6851)ピアスはスタイリスト私物※『anan』2021年6月2日号より。写真・魵澤和之(まきうらオフィス)スタイリスト・伊藤真弓(BRUCKE)ヘア&メイク・稲垣亮弐(マロンブランド)インタビュー、文・杉谷伸子(by anan編集部)
2021年05月29日池松壮亮とオダギリジョー、韓国のチェ・ヒソやキム・ミンジェらを迎えた石井裕也監督の最新作『アジアの天使』。オール韓国ロケで挑んだ本作から、2つの家族をとらえた予告編が解禁となった。予告編には、心機一転、一人息子を連れて決死の覚悟で韓国にやってきた剛(池松壮亮)を「シャレだろ」と一笑に付しながら迎える兄(オダギリジョー)という、ぎくしゃくした兄弟のやりとりから始まる。韓国語も話せず新天地での生活を不安に思っている剛に、兄は「この国で必要な言葉は『メクチュ・チュセヨ』(ビール下さい)と『サランヘヨ』(愛してる)」と説く。そして、あるとき剛は、一人で泣き伏せている韓国の歌手ソル(チェ・ヒソ)と出会い、日本語で励ますが、その善意は伝わらない…。映像には、本作で本格的な共演を果たす、池松さんとオダギリさんのコミカルなやりとりが収められているほか、「異国の地で、不思議な旅が始まる」という言葉と共に、偶然の出会いをきっかけに、心に傷を負った日本と韓国の2つの家族が旅に出て、道中起こる様々な出来事を共に体験し、時には悪化した日韓関係についての話をしながらもビールを飲みかわし、同じ食卓を囲む1つの家族のような姿が映し出される。そして、「この広い世界、どんな天使がいてもいい」という言葉と共に、剛とソルが「見た」という摩訶不思議な“天使”の姿もしっかりと映し出されているが…。劇中に登場する、ヘンテコな天使とは!?剛とソルが出会ったことのある“天使”は、東洋のおじさんのような姿で、人の肩を噛むという、一風変わった天使だった。石井監督は、自身が手掛けた、オダギリさん主演のTVドラマ「おかしの家」(2015年10月/TBS系)でも使用していた“人を噛む天使”というキャラクターを本作の2つの家族をつなぐ要素として登場させている。天使は一般的に西洋の美しい少年のようなイメージになりがちだが、この“ヘンテコな天使”は「天使というのはこうあるべきだ」という、誰かが勝手に決めた価値観や固定観念にとらわれなくてもいいという作品全体のメタファーにもなっているという。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年05月28日松たか子主演、坂元裕二脚本による「大豆田とわ子と三人の元夫」の7話が5月25日オンエア。オダギリジョー演じる大史がとわ子にかけた言葉と、その“正体”のギャップに恐怖を感じる視聴者が続出している。3回結婚して3回離婚したバツ3子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」社長でもあるとわ子に松さん。とわ子の最初の夫・田中八作に松田龍平。二番目の夫・佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。三番目の夫・中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘・唄に豊嶋花。前回突如亡くなったとわ子の親友、綿来かごめに市川実日子。「しろくまハウジング」営業部の松林カレンに高橋メアリージュン。ナレーションは伊藤沙莉が務める本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。かごめの葬儀から1年後、とわ子は朝のラジオ体操で“謎の男X”と出会う。その頃しろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドに会社の株を売却しようとしており、とわ子は外資傘下になりリストラが進み、コストカット優先になることを避けたいと思い悩む。そんな折とわ子は“謎の男X”とバスで再会する。数学の話になると夢中になり、我を忘れてしまう…そんな“謎の男X”にとわ子はかごめのことを話し始める。急逝から1年を経て、時々かごめのことを忘れてる時があるというとわ子は、「今あいつのこと忘れちゃってた。またひとりにさせちゃった、って思います。誰にも話せないし、すごく孤独です。こんなんだったらそっちにいってあげたいよって思います」と、かごめの死のショックから立ち直り切れてない自らの想いを吐き出すとわ子に、“謎の男X”は「人生には2つルールがある。亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目指さなければならない」と自らの考えを語る。その後、「しろくまハウジング」がファンドに買収されることに。なんと買収を指揮していたのは“謎の男X”=大史(オダギリジョー)だった。大史はとわ子の解任を要求。だが翌日、ラジオ体操で会った大史は穏やかな口調で話しかけてくる。驚くとわ子だが大史は「昨日お会いしたのはビジネスじゃないですか、これはプライベートでしょ」ととわ子に食べ物を勧め…というのが今回のストーリー。視聴者からは大史の“2つのルール”に「言ってること凄いわかる。僕もそんな思いで今まで生きてきたつもり」といった反応が寄せられる一方、「オダギリさんが話すたび心臓がぎゅっ、ぎゅっ、としぼんでいく感じ」などといった声も。「第7話のオダギリジョーほどサイコパスみを感じるキャラクターはいなかった。脚本に演技、映像、全てにおいて凄かったし、何より怖かった」「たった60分に演技力詰め込んでくる」「両極端の演技できるからこそのオダギリジョー、適任です!」など、その演技を絶賛する投稿も多数。一方、紙コップでワインを飲みながら、今までなら絶対言わなかったであろう言葉を発するなど、これまでにない一面を見せる慎森。岡田さんの演技にも「久々の岡田将生がかっこ良すぎる回」「大豆田の岡田将生しぬっっっっっっほど可愛くない!?」「大豆田の岡田将生どんどんよくなってく」などの反応が集まっている。(笠緒)
2021年05月26日横浜流星、安達祐実、永野芽郁、オダギリジョーらがゲスト出演するNetflixオリジナルシリーズ「クリエイターズ・ファイル GOLD」より、第1話を飾る伝説のホテルマン折尾豊が、独特な方法で“俳優・横浜流星”の役作りをサポートする映像が到着した。大役を務める前は、集中力を高めるため「カンペリーザホテル」を利用する横浜流星。折尾豊は、7つ星ホテルのエグゼクティブ・コンシェルジュとして、常連客のためにあるものを用意していた――。今回料理人を演じることになった横浜流星。役の気持ちを高められるように、部屋に料理研究家・服部幸應の大きな写真が設置され、横浜流星も大満足な様子。さらに料理人の気持ちになりきれるよう、折尾豊はルームウェアを服部幸應愛用のマオカラースーツで用意。さらにさらに、折尾豊は台本読みの相手までも務め、セリフが腑に落ちない彼のために、スタッフを呼んで実演!折尾豊の応急で脚本そのものが改善されていき、そして折尾豊が台本にないビンタをスタッフに食らわせるまさかの行動に、横浜流星も素で戸惑い笑ってしまう様子も収められている。Netflixオリジナルシリーズ「クリエイターズ・ファイル GOLD」は6月3日(木)全世界独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年05月20日俳優の横浜流星が出演するNetflixオリジナルシリーズ『クリエイターズ・ファイル GOLD』(6月3日 全世界独占配信)。お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次演じる伝説のホテルマン・折尾豊が、横浜の役作りをサポートする姿を捉えた本編抜粋映像が20日に公開された。横浜のほか、永野芽郁、冨永愛、オダギリジョーら豪華ゲストが話題を呼んでいる『クリエイターズ・ファイル GOLD』。第1話では、伝説のホテルマン・折尾豊が独特な方法で横浜の役作りをサポートする。大役を務める際は、集中力を高めるため7つ星ホテル“カンペリーザホテル”を利用するという横浜。今回、料理人という役どころに挑む常連客・横浜のために、エグゼクティブ・コンシェルジュの折尾は部屋にあるものを設置していた。それは料理研究家・服部幸應氏の大きな写真で、横浜も「めちゃくちゃ料理の空気になります」と喜ぶ。続いて折尾は、服部氏が愛用しているマオカラースーツをルームウェアとして用意。着用した横浜は「もう最高です」と言いながら鍋をふるう動きをしてみせる。折尾は台本読みの相手まで務め、セリフが腑に落ちない横浜のためにスタッフを呼んで芝居を実演。折尾のアドバイスでセリフがどんどん改善されていき、芝居に熱が入ってきたところで、折尾が突然ビンタをスタッフに食らわせる。台本にないまさかの行動に、横浜が素で戸惑い笑ってしまう姿も今回の映像に収められた。
2021年05月20日松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」の6話が5月18日オンエア。とわ子の自宅で女性陣から“叩かれまくる”3人の元夫に多くの反応が集まる一方、後半では親友・かごめの運命と、オダギリジョーの登場に視聴者の間に衝撃と混乱が巻き起こっている。キャストは3回結婚して3回離婚したバツ3で子持ち、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長の大豆田とわ子に松さん。奥渋谷でレストランのオーナー兼ギャルソンをしているとわ子の最初の夫、田中八作に松田龍平。女優の古木美怜と親密になっていく二番目の夫、佐藤鹿太郎に角田晃広(東京03)。とわ子の会社の顧問弁護士をしている三番目の夫、中村慎森に岡田将生。とわ子と八作との間に生まれた娘の唄に豊嶋花。八作が想いを寄せ続けきたとわ子の親友、綿来かごめに市川実日子。八作に想いを寄せる三ッ屋早良に石橋静河。不倫を隠すため鹿太郎と接近した女優の古木美怜に瀧内公美。慎森の暮らすホテルの清掃員で、公園で偶然出会ったように見せかけ慎森に近づいた小谷翼に石橋菜津美といった顔ぶれが出演。ナレーションは伊藤沙莉が務める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。とわ子と連絡が途絶え、誕生日を祝うため八作の店に集まっていた八作、鹿太郎、慎森は彼女を身を案じるが、そこに早良、美怜、翼が偶然来店。6人での飲み会が始まる。さらに元義父の旺介(岩松了)から呼び出され。6人はとわ子のマンションに。男性陣がギョウザを作っていると、早良は八作の、美怜は鹿太郎の、翼は慎森の“ダメなところ”を愚痴りはじめる…というのが今回のストーリー。女性陣のトークにSNSには「男ぶった斬り具合がすさまじい…名言のオンパレードや。」などのコメントが。女性陣に“叩き斬られた”鹿太郎は“反撃”しようと提案するが、慎森は自分たちがとわ子に甘えていたと反省する。そんな慎森のセリフに「みんなが当たり前のように感じていたけれど、振り返ってみればめちゃめちゃ懐が深くて器デカい女、大豆田とわ子」といった声も送られる。飲み会が解散したあと店に戻った八作は、スマホを見て驚いた表情を見せると自転車に乗り込んでどこかに急ぐ。ついた先は救急病院で、そこには悲しみに暮れる唄ととわ子が。そしてドラマはかごめの葬儀のシーンに移る…。突然のかごめの死に「大豆田とわ子がいなくなったのは、病院に行ってたから?」「待って、大豆田とわ子についていけなすぎて…」「大豆田とわ子の展開とbgmについていけない」など視聴者にも衝撃が走る。さらに物語の舞台はかごめの死から1年後へ。ラジオ体操をしているとわ子は隣の男性と目が合う…その男性を演じているのはオダギリジョー。「かごめの喪失からの一年後からのオダギリジョー 怒涛の展開」「すごいビックリしたし、最後のオダジョーにもビックリした」「かごめちゃん、なんで死んじゃったの…と思ってたらオダジョー!!!!!!」など、急展開した今回のエピソードに視聴者も驚きが隠せない様子だ。(笠緒)
2021年05月18日池松壮亮やオダギリジョーが出演する、優しさと力強さが調和した人間ドラマであり、誰も見たことのないアジアの家族映画『アジアの天使』より、3種類のメインビジュアルが到着した。事業に失敗した青木と兄、学たちと、資本主義社会に弾かれたソルと兄、妹たちという、どん底に落ちた日本と韓国の2つの家族を描く本作。今回公開されたビジュアルは、池松さん演じる主人公・青木剛の背中に天使の羽が生えている写真や、2つの家族がおんぼろトラックと一緒に写るカットが使用されている。また、韓国語版のタイトル『あなたは信じないだろうけど』がハングルで表記されたビジュアルでは、砂浜でそれぞれが上を見上げるカットが使用され、“天使と出会った”というキャッチコピーも添えられた。今回、このビジュアルのデザインを手掛けたのは、昨今、日本の多くの映画ファンから注目されている韓国のデザイン会社「propaganda」(プロパガンダ)。できる限り文字情報などをそぎ落とし、余白が多く、シンプルなことがデザインの特徴としてあげられ、『溺れるナイフ』、『愚行録』、『あん』などの日本映画や、『はちどり』、『新感染ファイナル・エクスプレス』、ドラマ「愛の不時着」の韓国版ビジュアルが話題となった。本作は韓国チームとタッグを組み、韓国オールロケを敢行しており、宣伝ビジュアルにおいても日本と韓国のコラボレーションが実現した。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年05月18日尾野真千子が主演する、もがきながらも懸命に生きようとする“母の生き方”を捉えた圧倒的な物語『茜色に焼かれる』。この度、石井裕也監督や、オダギリジョー、永瀬正敏ら共演者が主演・尾野さんの魅力について語るコメントが到着した。本作で主人公・田中良子を演じた尾野さんについて、石井監督は「田中良子役には尾野真千子さんしか考えられませんでした。芝居を本気でやることの崇高さ、俳優がうなされるほど考えて見せる芝居の熱量、その素晴らしさ。たとえば、普段の会話のときよりも、夢中になって芝居をしている尾野さんに僕は『尾野真千子』を感じます」と熱量たぎるコメント。「その芝居に真実が見えてくる。誠実にお芝居をしている人の姿は『祈り』のように見えるときがあります。こちらが引くくらいに演じる役を信じようとする。尾野さんのそんな姿は、僕にとってはそのまま希望につながるものでした」と、その演技にかける想いの強さを絶賛した。息子・純平役を演じた和田庵は、「撮影前、尾野さんには怖い人というイメージがあったけれど、実際はそんなことはなくて優しくて明るくて面白い人でした。本当の親子のように接してくださって、僕も自然に演技ができました」と感謝の意を示す。良子の同僚ケイ役を演じた片山友希は「撮影中は尾野さんの明るさには救われました」と語る。「すごく包容力のある方で、共演のプレッシャーみたいなものを全然、感じさせないんです。きっと尾野さんは私ができるまで待ってくれたんだと思います。すごくありがたかったです。尾野さん、メチャクチャかっこいいです。尾野さんみたいになりたい」と尊敬の念を口にする。交通事故で命を落とす夫・陽一役を演じたオダギリさんも「もし陽一の存在が作品を通じて強く感じられているとしたら、それは尾野さんの表現力のおかげです。当たり前のことですが、それはもう尾野さんの底力ですし、そのすごさ、ですね」と、その演技力に感謝を表する。そして風俗店の店長・中村役を演じた永瀬さんは「尾野さんはいろんなものに立ち向かっていました。それでいて、現場ではみんなを包み込んでいた。良子さんのように『まあ頑張りましょう』という感じで現場をハグされていましたね」とコメント。「コロナ禍という特別な状況下で作品を作っているという部分を含めて、とても見事で立派な主演の姿だったと思います。時に明るく、時に締めて。この作品をちゃんと背負っている感じがありました」と称賛を惜しまない。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年05月17日秋山竜次(ロバート)によるNetflixオリジナルシリーズ「クリエイターズ・ファイル GOLD」から、先日の予告編に続いて場面写真が解禁。永野芽郁と“親友”の“透明すぎて目視できない”清純派女優・藤原采や、伝説のホテルマン・折尾豊と並んだ横浜流星らのカットが到着した。先日、超豪華ゲストが大渋滞の予告編が解禁されると、「想像以上に豪華で笑った」「奇跡の化学反応楽しみ!」「まさかの展開だ......」と、SNSでも大きな反響を呼んでいる本作。今回は、そんな“GOLD”なゲストたちとクリエイター陣の場面写真と、各話のクリエイター陣から初コメントも到着した。“透明すぎて目視できない”清純派女優・藤原采の回からは、彼女に負けないほどの透明感を持つ永野さんと2人、笑顔でキャリーケースを持ち旅へ出かける写真が到着。今回初登場のクリエイターである伝説のホテルマン・折尾豊の回からはカンペリーザホテル宿泊の常連客・横浜さんとの2ショットを捉えた写真のほか、お客様のどんなリクエストにも応えるべく、ホテルの廊下を全力疾走する躍動感溢れる折尾の姿も。また、TORIMAKIサービスの白木善次郎がまさに八代亜紀やきゃりーぱみゅぱみゅに取り巻いている様子、天才子役・上杉みちと元天才子役・安達祐実の豪華共演映画『ママのドアtoドア』の1シーンも到着。トータル・ファッション・アドバイザーのYOKO FUCHIGAMIの回からは、トップモデルの冨永愛と雑誌「装苑」の編集長・児島幹規氏との3ショットが解禁。YOKOを中心に熱いファッション談義を繰り広げる。演出家・津山紀文の回からは新公演「URUSHI」のアンバサダーとなった中尾彬・池波志乃夫妻を迎え公演をPRする姿が。さらに、謎多き新クリエイターであるハリウッド映画監督、ドナルド・C・ダンパーの回からは撮影用バギーに乗ったダンパー監督の姿が到着。そして、生誕180年を迎える童謡詩人・石丸ツワノの回からはツワノの半生を描く映画で、ツワノの夫役を演じるというオダギリジョーが、石丸ツワノ記念館を訪れ、AIとなった石丸ツワノと感動の対面を果たす場面も!一体どのような対話がなされるのか、気になるばかりだ。【各話クリエイター陣からのコメント】伝説のホテルマン/折尾豊ふだんは取材をお断りしているのですが、Netflixさんの『クリエイターズ・ファイル GOLD』ということで特別にお受けしました。はじめは慣れないカメラに緊張しましたが、お客様に対してはいつも通り、落ち着いた接客ができたかと思います。横浜流星様がお泊まりになる際は、カンペリーザホテルのスタッフ一同、総力を挙げてのサプライズも行わせていただきました。横浜様はプライベートでも本当にやさしくて、ホテルのスタッフに対してもとても親切にしてくださいます。そんな横浜様の素の姿を見ていただけましたら私としましても幸いです。天才子役/上杉みちぶぉくの新しい映画『ママのドアtoドア』(三竹正浩監督)では、女優の安達祐実さんと共演したんだ。安達さんとはとってもなかよしになって、撮影の待ち時間も一緒に遊んだんだ。それから、ぶぉくの小学校にも取材の人が来たんだ。いつもの授業とか運動会をやっているところも撮ってもらったよ。「もうプライバシーも何もあったもんじゃないよ」って言ってたよ。みなさん、今一番勢いのある定額制動画配信サービスNetflixならではの豪華な映像を楽しんでください!トータル・ファッション・アドバイザー/YOKO FUCHIGAMI私が世界のモデルの中でもっとも信頼するAi Tominaga(冨永愛)が久々に私のショーに出てくれたの。YOKO FU CHIGAMIの最新コレクションもさすがの着こなしで、ランウェイを確実にものにしていたわね。彼女がまだ若手だった頃からの思い出もたくさんしゃべったから、絶対に見た方がいいわよ。世界一スタイルのいい、パリコレNo.1モデルのダルタニアンも出てくれたんだけど、“パリコレビッグ4”の称号は伊達じゃないわね。ダルタニアンと冨永愛の2ショットは必見よ。“ミラノ3美神”の一人レジーナが日本のメディア初出演も見逃せないわね。清純派女優/藤原采私、藤原采は、「タートルエアラインpresents 采と芽郁の極上ホンネリゾート」という素敵な番組に出させていただきました。今回は、親友の永野芽郁ちゃんと二人旅に出かけました。芽郁ちゃんとはプライベートでもよくお買い物に行ったりご飯食べたりするのですが、今回は二人だけの時間が長かったので、いつもは話せないような真面目な話もしちゃいました。透明感がですぎて画面に映らなくなっちゃうんじゃないかということが不安でした。私たちももちろんですが、太陽と風、空の演技がすばらしいので、楽しんでいただけるとうれしいです。TORIMAKIサービス/白木善次郎いやー、まさか俺が密着されることになるなんて思いもよらなかったよ。だって、俺まじで何もしてないからね。でも、前からきゃりーちゃんはずっと頼りにしてくれているんだよね。大事な仕事には必ずお声がかかるし。大御所では、八代亜紀さんもよく呼んでくれているよ。まあ、俺は取り巻いているだけで、特に何もしないんだけどね(笑)。演出家/津山紀文津山紀文です。今回は、中尾彬さん、池波志乃さんご夫妻が私たちの新公演「ジャパニーズビッグエンターテイメント漆~URUSHI~」のアンバサダーに就任してくれました。お二人は劇団「新葡萄」の公演には必ず見にきてくれるんですよね。「ジャパニーズビッグエンターテイメント漆~URUSHI~」では、日本のエンターテイメントのすべてを洗い出し、完全な姿で再構築し、新葡萄なりのフィルターを通して舞台という空間に放り投げることを目指した、まさにジャパニーズカルチャーの総決算と誰もが言えるような演目にできたんじゃないかと思いますよ。その公演はNetflixさん独占配信でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。童謡詩人・石丸ツワノの孫で石丸ツワノ記念館館長/石丸静也この度は、生誕180年記念石丸ツワノ展覧会を取り上げてくださり、誠にありがとうございます。この展覧会では、ツワノが生前に愛用した、たいへん貴重な品々を展示しております。あの俳優のオダギリジョーさんも熱心に見ていかれました。それからなんと言っても、最新テクノロジー集団「ハッシュドビーフ・ラボ」様の協力のもと、最新AIを駆使したツワノとオダギリさんの対話は、言葉を生業とするもの同士が、時代を超えて語り合い、本当に心の温まる、趣深いものになりました。ハリウッド映画監督/ドナルド・C・ダンパー日本の皆様、こんにちは。私は日本が大好きです。日本の文化を愛しています。ですので、今回特別にハリウッドスター総出演の最新作『Black Tiger』のトレーラーを世界最速でお見せします。私のキャリアの中でも最大の予算とオールスターキャストで撮りあげたアクション大作『Black Tiger』があなたの心に届くことを願っています。「クリエイターズ・ファイル GOLD」は6月3日(木)よりNetflixにて全世界独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年05月13日『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』などの石井裕也監督がオール韓国ロケで挑んだ意欲作『アジアの天使』。この度、全州(チョンジュ)国際映画祭Q&Aイベントに現地・韓国ではチェ・ヒソが、日本から池松壮亮、オダギリジョー、石井裕也監督がリモート登壇した。5月8日閉幕の全州映画祭(4月29日~5月8日)のCinemaFest部門に出品された本作は、5月1日に韓国で初上映。舞台挨拶に主演の池松さん、オダギリさんや石井監督がリモートにて登壇。また韓国の舞台上ではヒロインのチェ・ヒソが登壇すると池松さん、オダギリさんらが手をふり、久しぶりの再会を互いに喜び合った。韓国初上映ということもあり、観客からの質問が多く寄せられる中、キャストたちは時間の許す限り応えた。まず、上映を終えた観客へひとこと言葉を求められた池松さんは「アニョハセヨ」と一言挨拶すると、続けて「韓国のお客さんに初めて観てもらえて嬉しいです、本来であれば韓国に行きたかったのですが、この状況下なのでなかなか韓国に行けず残念です」とコメント。続いてオダギリさんは「映画祭自体を開催するのが大変な状況だと思いますが、お客さんもこういう状況の中、映画を観にきてくれて嬉しいです、映画祭を心から応援したいと思っています」と語る。映画祭の舞台上にいるチェ・ヒソからも「この映画が完成した当時(新型コロナウイルス蔓延初期)は映画祭などで直接お客さんに観せられると思っていなかったので、ぜひこの時間を楽しみたいです」と喜びを明かした。オダギリジョー、“その国に合わせて0から”が「新鮮で心地いい」韓国、日本のキャストを起用して韓国で映画を撮ろうと思ったきっかけを聞かれた石井監督は、「プロデューサーのパク・ジョンボムさんと2015年に釜山映画祭で出会って韓国は特別な国になりました、“彼と出会えた奇跡”を韓国で撮りたいと思っていました、それが数年越しに叶いました」と企画の成り立ちのエピソードを披露。撮影中のエピソードや大変だったことを聞かれたオダギリさんは、「海外での撮影はもちろん大変なことだらけですが、日本のシステムを捨て、その国に合わせて0から戦っていかないといけないのが実は新鮮で心地いいんです。実際、韓国の俳優の皆さんとの撮影は楽しかったですし、夜お酒を飲みかわしながら友情を育んでいけたと思います」と韓国での撮影時の思いをふり返った。池松さんへは小説家である剛に対して、もし劇中で小説を書き上げていたとしたら最後の言葉は何で締めくくったのか?との踏み込んだ質問が及ぶと、オダギリさんや石井監督から「難しいー!」と言われるなか、池松さんは頭を抱えながらも「『天使に会った』というのはどうでしょうか」と返答、会場からは拍手が巻き起こった。チェ・ヒソ、演じた元・人気アイドルの感情の変化を解説また、チェ・ヒソは演じた元・人気アイドルのソルが劇中よくサングラスをかけている意図に関して問われると、「ソルはアイドルを目指しながらも失敗して、その悲しみやトラウマで傷ついた心を隠したくてサングラスをかけていたと思います」と回答。「ソルは剛たち家族に出会って変わりはじめます、そのきっかけのシーンとして愛人関係にあった社長と喧嘩するシーンがあるんですけど、そこで吹っ切れて無名でもいい、このままの自分でいいと決心するのです。それ以降彼女は変わっていき、愛の表現を家族にもできるようになったと思います。あるシーンでも警察官に剛の息子・学に対して『家族ですか?』と尋ねられた時にもはっきり『家族です』と言うのです。家族ではないけど家族のような繋がりを確かに感じて出た言葉だと思います」と、ソルの劇中での感情の変化を丁寧に語った。石井監督「家族の価値観や固定概念を無くそうと思って」最後に、本作で出会う韓国と日本の2つの家族、家族とはどういうものかの質問に石井監督は「家族の価値観や固定概念を無くそうと思って作りました、どんな関係であってもいい、好きなものを食べて、お酒を飲むこと、それだけでいいと思っています」と明かし、続けて池松さんも「家族、天使、言葉、価値観、あらゆるものが概念であり、いかに自分たちがそういうものに縛られているかと感じます。韓国ロケの最中、僕たちは、家族でもない、チング(友人)でもない、ゆるやかな生命共同体みたいなものになれました。家族とは“自由な共同体である”と思います。この映画の家族はともに同じ物語を信じられた人たちだと思う。それが、この映画においての家族だったと思います」と真摯にコメント。続いてオダギリさんは、多くの家族が住むシェアハウスを引き合いに出し「例えばシェアハウスのような環境で育った子供にとって、血のつながりはなくても、彼らのことを大切な家族だと思うでしょう。いくら血が繋がっていても不幸な形はあるだろうし、血が繋がっていなくても幸せという事があるように、人と人との繋がりのほうが重要だと思います。血のつながりは関係ないんじゃないかなと思います」と家族の在り方について持論を明かしていた。最後には、客席にいたチェ・ヒソ演じるソルの妹・ポム役のキム・イェウンも舞台に登壇するサプライズもあり、会場は温かい拍手で包まれながらイベントは終了した。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年05月10日6月より「Netflix」にて配信される「クリエイターズ・ファイル GOLD」の予告編とメインビジュアルが公開された。秋山竜次(ロバート)が様々なクリエイターに扮する連載企画「クリエイターズ・ファイル」。その一つの到達点が本作だ。タイトルの“GOLD”が示すとおり、本作には横浜流星、安達祐実、永野芽郁、オダギリジョーら豪華なゲストが出演。今回到着した予告映像では、そんなGOLD級ゲストが大渋滞。天才子役・上杉みちのお馴染みの「メメー!(ママー!)」、安達さんの「ヒカルー!」の叫びで始まり、トップモデル冨永愛に“着こなせてこそ本当のモデルになれる”と言わしめたトータル・ファッション・デザイナーのYOKO FUCHIGAMI、彼女が手掛けたバーニャカウダTシャツを見事に着こなす冨永さん、今回初お披露目となる新クリエイター・伝説のホテルマン折尾豊と、彼とハグをする横浜さんらの姿が映し出されていく。また安達祐実の「そういうレベルじゃない」、きゃりーぱみゅぱみゅの「今までと全然違う」、横浜流星の「一生忘れられない」と、キャストが大絶賛するコメントも挿入されている。そして同時に公開されたビジュアルは、クリエイターズ・ファイル全体を統括するチェアマン・岡添金太郎が光り輝く宝箱を持つ、高級感ある1枚が完成。その中には、本作に登場する全クリエイターがぎゅっと詰め込まれている。「クリエイターズ・ファイル GOLD」は6月3日(木)Netflixにて全世界独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年05月07日『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』を手掛けた石井裕也監督最新作『アジアの天使』より新場面写真が到着した。石井監督が改めて初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケで挑んだ本作は、池松壮亮、オダギリジョーが演じる青木剛とその兄が、ソウルで出会った韓国の3兄妹と共に旅するロードムービー。優しさと力強さが調和した人間ドラマであり、誰も見たことのないアジアの家族映画となっている。心に大きな喪失感を抱える剛は、息子・学と兄のいる韓国へ渡り、売れない歌手ソル(チェ・ヒソ)を偶然見かけ、一瞬の出会いにもかかわらず、そのどこか憂げな佇まいに不思議な魅力を感じる。一方ソルは、亡き父母の代わりに、末端労働者の兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、もがきながらも懸命に生きようとしていた。そして、剛、学、剛の兄がソウルから江原道へ走る列車で剛とソルは再会し、ソルの兄妹と共に6人の旅が始まる。言葉が通じない中で最初はぎこちなかったが、次第に交流を深めていく彼ら。到着した場面写真では、韓国料理を食べているシーンや、ビールを飲みながら互いを理解し合っていく様子。江原道の海辺で剛と学が語らう場面が切り取られている。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年04月23日横浜流星、安達祐実、永野芽郁、きゃりーぱみゅぱみゅ、オダギリジョーらが、Netflixオリジナルシリーズ「クリエイターズ・ファイル GOLD」にゲスト出演することが分かった。ロバート秋山竜次が様々なクリエイターに扮する「クリエイターズ・ファイル」。その一つの到達点が、本作「クリエイターズ・ファイル GOLD」。まさに“GOLD”なゲスト出演陣を迎え、新たなステージに突入する。第1話の「伝説のホテルマン・折尾豊」の回では、メインキャストで出演するドラマ「着飾る恋には理由があって」の放送を明日に控える横浜流星が、7つ星ホテルの利用客として登場し、折尾のホスピタリティを堪能。第2話「天才子役・上杉みち」では、元天才子役の安達祐実が、ドラマ「ママのドアtoドア」で共演し、みちくんの天才ぶりを語る。また「ファッションデザイナー・YOKO FUCHIGAMI」(第3話)では冨永愛がYOKOの対談相手を、「清純派女優・藤原采」(第4話)では永野芽郁が共演し、仲良し2人組で旅に出る感動のドキュメントを配信。さらに、歌姫の周りに群れていて何をしているか分からない人々、通称「取り巻き」の会社を作った「TORIMAKIサービス・TORIMAKI 白木善次郎」(第5話)ではきゃりーぱみゅぱみゅと八代亜紀、「演出家・津山紀文」(第6話)では中尾彬・池波志乃夫妻が新公演のアンバサダーとして登場、「童謡詩人・石丸ツワノ」(第7話)にはオダギリジョーが、「ハリウッド映画監督 ドナルド・C・ダンパー」(第8話)ではダンパーの撮る新作映画『BLACK TIGER』にシークレットゲストたちが登場する。ゲスト出演者コメント横浜流星大好きだったクリエイターズ・ファイルに、参加することが出来てとても嬉しく思います。秋山さんに折尾というキャラクターが憑依していて笑いを堪えるのに必死でしたし、予想外なことが多々起きて、刺激的な撮影でした。新たなキャラクターでとても面白いので皆さん楽しみにしていて下さい!安達祐実今回、上杉みちくんとの共演を存分に楽しませていただきました!笑いを堪えて撮影するのは至難の業でしたが、劇団えんきんほうのみちくんを目の当たりにできたことは一生の思い出です!そしてやはり、秋山さんのクリエイターとしての才能に感動と共に圧倒されました。ぜひ、お楽しみください。冨永愛今回、初めてコメディーに挑戦させていただきました。収録中はただひたすらに楽しくて可笑しくて!素敵な機会をいただけて嬉しいです。たくさんの方々に見ていただきたいなと思います永野芽郁透明すぎて目視できないと言われる采ちゃんとの2人旅。妙にリアルに進む会話と時間の流れに心の中でずっとニヤニヤしていました。笑初めてのクリエイターズ・ファイルでしたが、秋山さんを中心に和やかな現場が居心地良すぎてただただ楽しめました。笑完成が待ち遠しいです!!きゃりーぱみゅぱみゅ秋山さんが面白すぎたおかげで、リラックスして撮影をすることができました。出来上がった作品を見たときはお腹を抱えて大爆笑してしまいました。クリエイターズ・ファイルは大好きでよく見ていたので、今回出演できてとてもうれしかったです。皆様も楽しんで見て頂けたら嬉しいです!八代亜紀元々、クリエイターズ・ファイルが大好きだったので、お声がけをいただいたとき、とても嬉しかったです!撮影の時、私をしっかりと取り巻いてくれたので、白木善次郎の愛情を感じました。クリエイターズ・ファイルが、さらに世界中の人たちに愛されることを、心より願っております。中尾彬役者や芸人には二つの世界がある。一つがどんな役を演じてもその人の「素」が見えてしまうタイプ。もう一つが、自分を完全に殺してあらゆる役柄に「変身」できるタイプ。しかし、変身タイプの方が演じる者には圧倒的におもしろい。だがそれ以前におもしろい芸人がいた。秋山竜次だ。彼は世の中の動きや空気をたっぷりと体内に入れて演じている。そこが彼の武器であり、彼の次を見る目線は魅力的である。池波志乃まあ、なんたって観察力が凄いわよね~昭和で言えばアンテナを張り巡らしてるっていうか。顔も体系もアクが強い人なのに化け方、なりきり方が半端ない・・・いえいえ長くこの業界にいるから、そういうのはあんまり驚かないだけどレベルが違う・・・説得力ありすぎて、魅力的すぎて。そりゃぁね嬉しかったわよ~お声がかかって。え!依存症?中毒?洗脳!?やだ~違うわよ、、、オダギリジョー生誕180年を迎える童謡詩人『石丸ツワノ』さん。 今回、僕が水先案内人になることで、彼女の知られざる本性を暴くことが出来たと自負しています。 『石丸ツワノ』とは、歴史に残る偉大な芸術家なのか、あるいは虎の威を借る狐なのか。是非とも貴方の目で判断して欲しいと思います。「クリエイターズ・ファイル GOLD」は6月3日(木)Netflixにて全世界独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年04月19日尾野真千子主演、『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』の石井裕也監督最新作となる『茜色に焼かれる』から、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。多難の時代に逆風を受けながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母親・田中良子を演じるのは、尾野真千子。『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く、実力派女優の尾野さんが厳しい社会を生き抜く母親を圧倒的な存在感で体現。13歳の息子・純平には『ミックス。』でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』の新進女優・片山友希、そして交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じている。解禁されたポスタービジュアルでは、夕焼けの中、自転車に乗る親子の後ろ姿と、明日への希望を携えながら力強く微笑む尾野さん演じる母親・良子の姿が切り取られている。「悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で、母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。」というコピーが並び、次から次へと押し寄せてくる難題に対して、哀しみと怒りを心に秘めながらも前向きに生きる良子の姿を通したメッセージを予感させるポスタービジュアルが完成した。また、場面写真も、中学生の息子・純平をひとりで育てる良子の姿、経営していたカフェはコロナ禍で破綻し、夜の仕事と花屋のバイトを掛け持ちする姿など、たくましく生きる彼女の姿が印象的なものとなっている。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年04月05日俳優のオダギリジョーと賀来賢人が出演する洋服の青山CMシリーズ「青山探偵事務所」の第3話「イニシャルMを探せ!」が、27日より放送される。「青山探偵事務所」に勤めるワイルドな先輩オダギリと、茶目っ気たっぷりのイケメン部下・賀来による仲良し探偵コンビCMの第3弾。今回は、第1弾、第2弾でナレーションを務めた三浦友和が依頼人役として出演する。「イニシャルM」を探すよう頼まれたがなかなか見つけられないオダギリと賀来。三浦からの「役に立たねぇなぁ、おたくら」という電話にオダギリは平謝りする。そんなとき太いパイプにつまづいた賀来は、何故か高く浮いていく。たどり着いた天井付近の足場には猫が。猫を抱いた賀来が天使のように降りてくると、三浦は「ミーちゃん!」と呼びかけ、“イニシャルM”との再会に歓喜した。CMの注目ポイントを賀来は「僕が飛ぶシーンは見どころなんじゃないかな」と話し、三浦は「ドラマや映画とかで共演はさせてもらってるので、お2人の本性はだいたい知れてるんですよ(笑)。CM通りの茶目っ気たっぷりのお2人なので、素の部分が活かされてるのかなと思います」と2人のキャラクターを挙げる。オダギリは「何と言っても三浦さんじゃないですか。三浦さんがCMで演じているキャラクターも一癖も二癖もありそうな人物ですし、僕ら探偵コンビが『こういう人から依頼を受けてるんだな』っていう世界観が一気に広がるものになったと思うので、CMとしても広がっていきそうですね。これからも楽しみです」とコメント。また、コロナ禍での変化について三浦は「長く焼き物をやっていて、最近は怠けてやらなかったんだけど、自粛期間中は結構作りましたね」と明かし、オダギリは「家にいる時間も増えたので、家族とともに過ごす時間の大切さを改めて感じることができて、それは本当に良かったなと思いますね。人生で大切なものが何か、改めて感じることができたというか」と振り返る。賀来は「今までは作品に出る側だけだったんですけど、自分が作品を作るとなったらどうするかなって、ふとしたときに想像したんです。そこから企画を考えたり、例えば脚本を自分で書いてみたらどうなのかなとか、そういうことは始めてみました。そしたら結構楽しくて。実現するかはわからないですけど、何かしら、やってみようかなって思ってます」と今後の展望を語った。
2021年03月26日尾野真千子主演、石井裕也監督の最新映画『茜色に焼かれる』から、尾野さんがたくましく生きる母親を熱演する予告映像とイメージビジュアルが解禁となった。尾野さん演じる主人公・田中良子の13歳の息子・純平を演じるのは『ミックス。』でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』の新進女優・片山友希、そして、交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じる。この度解禁となった予告映像は、尾野さんが「田中良子です」と力強く名乗るシーンから始まる。倒産したカフェの営業再開を目指しつつも、新たなパート先でのきつい仕事や義父の介護など、様々な問題が押し寄せてくる。家計簿をみた同僚のケイには「こんな真っ赤でどうして平気でいられるんですか?」と尋ねられ、ギリギリの生活に追われている良子の姿を映し出す。永瀬さん演じる店長から「取り返しつかないほどボロボロなのに、なんで生きようとするのよ?」と問われた良子。もがきながらも懸命に生きてきた良子は、ついに心にためた本音を吐き出す。「そんなのわかりませんよって話でしょ!」。息子の純平もケイも、ときに泣きながら必死に日々を過ごす中で、ついに良子の感情が爆発する。傷つきながらも、信念を貫き、たくましく生きる良子の姿を通して、今日を生きる私たちにも問いかける予告映像となった。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年03月23日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の川島鈴遥さんです。「明るい役にあまり縁がなくて…。挑戦したいです!」と語る川島さんの素顔に迫りました。人前に出るのは得意じゃないのに、カメラの前だと安心できるんです。芸能界に入ったのは8歳の時。「最初は演技に今ほど興味を持ててなくて。でも中学生の時に尾野真千子さんと共演して“私もこんなふうに演じられるようになりたい!”と思い、仕事が楽しくなりました。その共演がなかったら、今の私はいなかったのかも」。芸歴10年を超える今も、人前に出るのは得意ではないとか。「人前で話すと、顔が真っ赤になっちゃう。ただ、カメラの前だとまたちょっと違うんですよね。緊張するけどありのままでいられる。“ひとりじゃないんだ”って安心できるんです」甘いものが大好き。週に1度はがっつりと。我慢していると、食べたい思いで頭がいっぱいになってしまいます(笑)。役と向き合うための必需品、演技ノート。その人物の生活など、台本に書かれていないことを想像して書いています。映画館で自分だけの世界に入る時間が好き。映画館にはよく行きます。この時は『前田建設ファンタジー営業部』を。かわしま・りりか2002年生まれ。’10年にドラマ『特上カバチ!!』(TBS系)でデビュー。’19年公開のオダギリジョー初長編監督作品『ある船頭の話』ではヒロインに抜擢され話題に。※『anan』2021年3月24日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年03月19日