95%以上のスタッフ・キャストが韓国チーム、オール韓国ロケで挑んだ、石井裕也監督の最新作『アジアの天使』が公開されることが決定。併せて、ティザービジュアルと場面写真が解禁となった。本作は、『舟を編む』で日本アカデミー賞監督賞を最年少で受賞、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』でアジア・フィルム・アワード、アジア最優秀監督賞を受賞し、ほかにも『町田くんの世界』『生きちゃった』など数々の名作を発表し続けている石井裕也監督の最新作。キャストには石井監督と数々の作品でタッグを組んできた池松壮亮が主演で参加、2人は韓国初進出となる。そして池松さんの兄役には韓国でも絶大なる人気を誇るオダギリジョー。日本映画を牽引する2人の本格的な競演は本作が初となる。韓国映画界からはヒロインとして『金子文子と朴烈』で長編映画初主演を務め、2018年に第23回釜山国際映画祭でも俳優賞を受賞している実力派女優、チェ・ヒソが参加した。「元々異国の地で映画を作ることに興味はあった。自分の経験値や感覚が通用しなくなった時に果たしてどんな新しい発見があるか、そのことに大いに興味があったからだ。それに、映画とは本来途方もなく自由なもののはずで、狭い世界など軽々と飛び越えていけるもののはずだ。そういう映画の可能性に期待もしていた」と語る石井監督。2014年の釜山国際映画祭に審査員として参加したときに出会った、韓国のパク・ジョンボム監督と意気投合し、それ以来韓国という国が自分にとって「外国のひとつ」ではなく、「とても大切な友達が住んでいる国」に変わったという。「そのときに、映画を撮れると確信した。韓国という国の全容はもちろん外国人である僕には分からないが、友達の心の痛みを想像することができるなら映画も撮れると、直感的に思った」と語っている。本作の撮影中に新型コロナウイルスが世界に蔓延し始めるという危機に遭遇しながらも、2021年のいま、韓国と日本の現在のリアルな姿を描きながら、映画という自由な可能性に真っ向から挑んだ意欲作が誕生した。今回解禁されたティザービジュアルには、2つの家族が砂浜に佇み、空を見上げる姿が写し出されている。優しさと力強さが調和した石井裕也監督の新境地であり、誰も見たことのない「アジアの家族映画」に期待が高まる。また、釜山国際映画祭の公式Youtubeでは、オンラインで同時代を生きる映画人同士がつながり、お互いの悩み事や日常生活の変化について気軽に話してみようという趣旨の企画「アンニョンプロジェクト」として実施された、池松さん、チェさん、オダギリジョーさんによるオンライントークの様子が公開されている。■キャストコメント池松壮亮日本と韓国のスタッフが一緒に映画を撮るにあたり、韓国の皆さんは本当に温かく僕たちを迎えてくれて、日韓の関係性がこの映画でより良い作用が生まれればと思います。そして、世界中の人たちが家族と会えなかったり、心の距離も離れてしまった今こそ、この映画を公開できることの意味がすごくあるのではと思っています。オダギリジョーこの映画はいくつもの困難を越えて完成しました。石井監督はいつも、何かに挑戦し、闘う姿勢を崩しませんが、今回はいつも以上に苦しんだのではないかと思います。世の中の困難を乗り越えた向こうに、朝日なのか夕日なのか、希望の光のような映画を観たいと思いませんか?チェ・ヒソ石井監督は「この映画には国籍がない」と言っていました。この映画は国境を越えて痛みを共有する2つの家族の物語です。そして今、私たちはコロナの苦痛を共有していますので、すべての人にとってタイムリーな家族の映画になると思います。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年03月10日『舟を編む』や『町田くんの世界』『生きちゃった』などの石井裕也監督が尾野真千子を主演に迎えた最新作『茜色に焼かれる』が、5月21日(金)に公開決定。和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏が共演する。圧倒的な存在感で尾野真千子が魅せる!この世界には、誰のためにあるのか分からないルールと、悪い冗談みたいなことばかりがあふれている。誰もが自身を偽り、まるで仮面の生活を強いられているかのように。そんな、まさに弱者ほど生きにくいこの時代に翻弄されている1組の母子がいた。哀しみと怒りを心に秘めながらも、わが子への溢れんばかりの愛を抱えて気丈に振る舞う母。その母を気遣って日々の屈辱を耐え過ごす中学生の息子。果たして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?もがきながらも懸命に生きようとするその勇気と美しさ。社会のゆがみが表面化している現代だからこそ生まれた、激しくも深い魂の軌跡。今日を生きる私たち自身の物語が誕生する。石井裕也監督が現代に放つ人間賛歌あえていまの世相に正面から対峙することで、人間の内面に鋭く向き合ったのは、『舟を編む』『バンクーバーの朝日』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『生きちゃった』、さらに初めて韓国の映画スタッフとチームを組んだ『アジアの天使』(2021年公開予定)など、毎年のように質の高い作品で映画界を牽引する石井裕也監督。傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる主人公の母親・良子の姿を通して、観るものに時に衝撃を、時に温もりを与え、これまでのどの作品よりも自由にして、どこまでも優しい世界を作り上げた。多難の時代に逆風を受けながらも前向きに歩もうとする母親・田中良子を演じるのは、尾野真千子。河瀬直美監督の『萌の朱雀』で映画主演デビュー、その後も『クライマーズ・ハイ』『そして父になる』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など多くの代表作を持ち、さらに2020年は『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く尾野さんが、厳しい社会を生き抜く母親を驚くべき存在感で体現。尾野さんは「私は、この度、どうにもやりにくいこの世の中で、映画の登場人物達が戦うように私ももがき、あがき、力の限り戦ってみました。どうぞごらんください」とコメントする。共演陣にはフレッシュかつ充実の面々が集結13歳の息子・純平を演じるのは『ミックス。』(17)でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』(21)の新進女優・片山友希、そして交通事故で命を落とす良子の夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じ、それぞれ確かな人間力を見せる。和田さんは「監督の良い映画を作りたいという強い想いが現場全体に伝わり、僕も拙いながら『このチームの一員として良い作品を作りたい』と意欲が湧きました」と頼もしくコメント。尾野さんと演じた親子の姿は「皆さんにとって、きっと忘れられない作品になると信じています」と語る。ケイ役の片山さんは、完成した作品に触れ「映画ってかっこいい! 映画を作ってる人達ってかっこいい! まだまだ私の熱は冷めません!」と熱く語り、「今になって監督は私を信じてくれたんだと気づき涙が出ました」とふり返る。さらにオダギリさんは、「一生懸命に生きることって、何よりも大事だと思う。そして時には、闘うことも必要だ。自分の為にも。大切な人の為にも」と思いを込めてコメント。永瀬さんは「石井裕也監督の世界に触れさせていただきたい、、、その想いだけでした。素晴らしい体験、感謝しています」と石井監督とのタッグに触れる。その石井監督は、「とても生きづらさを感じています。率直に言ってとても苦しいです。悩んでいるし、迷っています。明らかに世界全体がボロボロになっているのに、そうではないフリをしていることに疲れ果てています。コロナ禍の2020年夏、しばらく映画はいいやと思っていた矢先、突然どうしても撮りたい映画を思いついてしまいました」と本作の始まりを語る。描き出したのは母親についての物語であり、「我が子への溢れんばかりの愛を抱えて、圧倒的に力強く笑う母の姿。それは今ここに自分が存在していることを肯定し、勇気づけてくれるのではないかと思いました」と明かし、「尾野真千子さんがその身体と存在の全てを賭して見事に『愛と希望』を体現しています。尾野さんの迫力とエネルギーに心地よく圧倒される映画になっている」と自信を込めている。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年02月26日ドラマや映画で素敵なカップルを演じた2人が現実でもカップルに……。ファンにはたまらない出来事が続いているけど、2人の未来はどうなるの?過去に学ぼうーー!「作品内で恋愛関係にある役柄を演じた“劇中カップル”が実際に交際に至ったという報道が、昨年相次ぎました。3度目の共演となる映画『糸』(’20年)の撮影中に交際がスタートしたといわれる、菅田将暉さん(27)と小松菜奈さん(24)、日本でも大人気となった韓流ドラマ『愛の不時着』(’19年)のヒョンビンさん(38)とソン・イェジンさん(39)です」“劇中カップル”の熱愛報道に注目するのは、All About 恋愛ガイドの石田陽子さんだ。たしかに恋愛感情を抱く役柄を演じた俳優同士が引かれ合い、結婚に至ったケースは多い。「撮影中はもちろん、PRの場でも顔を合わせ機会が増えます。一緒にいる時間が長くなるほど、異性として意識する確率が高くなることを心理学用語で『単純接触効果』といいます」相性のよさが周囲にも伝わり、「付き合っているの?」と聞かれたりすることで、お互いが意識し始めることも多いという。「『愛の不時着』カップルも、’18年の映画『ザ・ネゴシエーション』で初共演し、その後すぐに熱愛説が浮上しました。海外のスーパーマーケットで買い物をしている2人の写真が投稿されたり、メイキング映像などを見たファンのあいだでは“現実でも恋人関係であるに違いない”と噂になっていました。そうしたファンの盛り上がりに、後押しされたのかもしれません」一方、“劇中カップル”になったことをきっかけに結婚したものの、うまくいかなかったケースも。【こんなにいた!主な“劇中カップル”婚】※劇中で恋人や夫婦などの恋愛関係を演じたのち、実際に結婚に至った2000年以降の主な芸能人カップル■松嶋菜々子(47)×反町隆史(47)/’01年結婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『GTO』(’98年・フジテレビ系)超人気マンガのドラマ化。2人は同僚の教師。連ドラ版の最終回で結ばれたような描写があったが、後日放送されたスペシャル版ではっきりと交際に至っていた。■内田有紀(45)×吉岡秀隆(50)/’02年結婚、’05年離婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『北の国から 2002遺言』(’02年・フジテレビ系)吉岡演じる純と恋におちる人妻を内田が演じた。劇中では夫との離婚が成立し、無事結婚に至り、シリーズは大団円を迎えた。だが現実の結婚生活は3年で終わった。■篠原涼子(47)×市村正親(72)/’05年結婚交際のきっかけになった作品:舞台『ハムレット』(’01年)シェイクスピアの悲劇を故・蜷川幸雄さんが監督。市川がハムレットを、篠原がオフィーリアを演じた。劇中では死に別れる2人だが、共演後の’03年に市村が前妻と離婚し、結婚に至った。■矢田亜希子(42)×押尾学(42)/’06年結婚、’09年離婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『夢で逢いましょう』(’05年・TBS系)矢田が演じる歯科衛生士の女性を主人公にしたラブコメディ。3人の男性の間で心が揺れ動くが、最終的に結ばれたのは押尾が演じる自分が勤務する歯科医院の院長だった。■藤原紀香(49)×陣内智則(46)/’07年結婚、’09年離婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『59番目のプロポーズ』(’06年・日本テレビ系)Mixi上のブログ記事を元にしたラブストーリー。2時間ドラマとして放送。紀香演じるキャリアウーマンが“59番目”に付き合った男と結ばれるという話だった。■香椎由宇(33)×オダギリジョー(44)/’08年結婚交際のきっかけになった作品:映画『パビリオン山椒魚』(’06年)150歳になるというオオサンショウウオが本物かどうかの鑑定の依頼を受けるレントゲン技師をオダギリが演じた。香椎はサンショウウオを代々管理してきた家の娘役。■檀れい(49)×及川光博(51)/’11年結婚、’18年離婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『相棒 Season8 元旦スペシャル』(’10年・テレビ朝日系)及川演じる神戸尊の元恋人役で、事件にかかわってくる女性を壇が演じた。劇中では互いに未練があるような描写があったが、復縁には至らなかった。■菅野美穂(43)×堺雅人(47)/’13年結婚交際のきっかけになった作品:映画『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』(’12年)男女の立場が入れ替わった架空の江戸を舞台にしたSF恋愛劇。菅野が徳川綱吉を演じ、綱吉と心を通わせる大奥総取締を堺が演じた。■国仲涼子(41)×向井理(39)/’14年結婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『ハングリー!』(’12年・フジテレビ系)レストランを舞台にしたドラマ。音楽の夢を諦め実家のフレンチレストランに戻った主人公を向井が、その恋人の銀行員を国仲が演じた。■杏(34)×東出昌大(33)/’15年結婚、’20年離婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『ごちそうさん』(’13年・NHK)大正・昭和期を舞台にした食べることが大好きな主人公を杏が、東出はその夫を演じた。太平洋戦争、息子の戦死を乗り越えて平穏な生活を取り戻した2人。国民が応援した夫婦だったが……。■堀北真希(32)×山本耕史(44)/’15年結婚交際のきっかけになった作品:舞台『嵐が丘』(’15年)世界的に有名な英国の悲劇。堀北演じるキャサリンに捨てられた、山本演じるヒースクリフが、執念深く復讐を果たす。本作での共演後、山本は40通ものラブレターを執念深く送り、恋を実らせた。■榮倉奈々(32)×賀来賢人(31)/’16年結婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『Nのために』(’14年・TBS系)湊かなえの名作推理小説のドラマ化。榮倉演じる主人公の大学の先輩を賀来が演じたが、互いに引かれつつも、最終的に結ばれることはなかった。■山本美月(29)×瀬戸康史(32)/’20年結婚交際のきっかけになった作品:ドラマ『パーフェクトワールド』(’19年・フジテレビ系)人気少女マンガのドラマ化。山本演じるヒロインを一途に思い続ける幼馴染を瀬戸が演じた。劇中では婚約にこぎつけるものの、最終的にヒロインが選んだのは松坂桃李演じる車いすの主人公だった。現実でリベンジ。■戸田恵梨香(32)×松坂桃李(32)/’20年結婚交際のきっかけになった作品:映画『エイプリルフールズ』(’15年)4月1日エイプリルフールに巻き起こる群像劇。松坂演じるのは“天才外科医”。そんな彼と一夜限りの関係を持ち妊娠した対人恐怖症の清掃員を戸田が演じた。『59番目のプロポーズ』で共演した藤原紀香と陣内智則は、大物女優とお笑い芸人の“格差婚”として話題になった。芸能レポーターの菊池真由子さんは次のように話す。「“格差”があっても、劇中での心の距離の近さから、恋愛感情を抱くようになったのかもしれませんね」2人は共演翌年の’07年にスピード結婚したものの、’09年に離婚。陣内の浮気が原因とされている。「共演がきっかけで熱愛に発展するということは、結婚後に出演した作品で、ふたたび共演者と恋愛関係になってしまう可能性が高いといえます」(前出・石田さん)朝ドラ『ごちそうさん』で共演した杏と東出昌大は’15年に結婚。3児に恵まれたが、東出が共演者と浮気していたことが発覚し、’20年に離婚した。「杏さんと東出さんは共通の趣味が読書だったり、そろってジビエ料理にハマり、狩猟の免許まで取得していました。ドラマのファンは大いに応援していたのですが……」(菊池さん)“嘘から出たまこと”の命運は、人間性次第ということだ。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月12日仲野太賀、28歳。菅田将暉、神木隆之介、有村架純、吉岡里帆らとともに、「黄金世代」と呼ばれる1993年生まれの実力者たちの一角を担う彼は、いま変革の時を迎えようとしている。2020年には、主演映画『泣く子はいねぇが』をはじめ、7本の出演作が公開。テレビドラマ「あのコの夢を見たんです。」「この恋あたためますか」にも出演し、ますます活躍の幅を広げている。そんな仲野さんの2021年1本目の新作映画は、念願だったという西川美和監督との本格タッグ作『すばらしき世界』(2月11日公開)。人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯の三上(役所広司)が、出所後に“カタギ”として生きようと決意するも、その道のりは険しく…。仲野さんは、三上を取材する元テレビ番組制作会社勤務の津乃田に扮し、いち取材対象を超えて、三上と絆を結んでいく重要な役どころをこなしている。今回は、日本映画界に欠かせない存在へと成長した仲野さんに、単独インタビュー。作品の舞台裏はもとより、芸能界入りした2006年から現在までの彼の歩みを、共に振り返る。西川美和監督作にハマった「日本映画史上最高の瞬間」仲野さんと西川監督の“出会い”はスクリーン越しではなく、中学校の授業だったという。「国語の先生が授業中に、『ゆれる』の小説を薦めてくれたんです。40代くらいのお母さん世代の先生で、大槻ケンヂさんのエッセイを教えてくれるような方でした。先生の言葉で小説を読み始めたらすごく面白くて、その流れで映画も観て、子どもながらに感銘を受けました」。歴史に名を遺す人物は“出会いを引き寄せる力”も持ち合わせているというが、仲野さんもそんな星のもとに生まれたのだろう。「すごい先生でしたね」と恩師に感謝を述べつつ、映画『ゆれる』を観た当時を、仲野さんはこう振り返る。「まず物語の面白さに引き込まれたのですが、香川照之さんの演じた役が一面的ではないところがとても印象的でした。角度によって、全く違って見える…つまり、人間の複雑さを豊かに表している気がしたんです。そこに、西川監督が生み出すそれぞれのセリフだったり状況だったり、人間の芯をついた要素が加わって、とてもえぐられました。観ていて苦しくなったし、『映画が観る人に与えるものってこんなに複雑なんだ』と衝撃を受けたんです。同時に、人間を描く“強さ”も感じて、頭を殴られたような感覚になりましたね」。丁寧に言葉を選びながらも、口調が次第に熱を帯びてくる仲野さん。「香川さんのラストカットが衝撃で…カメラを観てふっと笑って、バンッて映画が終わるんですが、僕にとっては日本映画史上最高のラストカットなんじゃないかと思うくらい好きなんです。香川さんのあの表情を、良く練習していました(笑)」。本人は照れ笑いを浮かべるが、それほどまでに西川監督の現場は目標であり、夢の場所だったのだろう。「ゼロ年代の日本映画からは、特に影響を受けています。憧れていましたし、恋焦がれていました」という仲野さんの言葉からも、そんな思いが感じ取られる。西川監督が2010年に演出で参加したテレビドラマ「太宰治短編小説集」第3シリーズ「駆け込み訴え」 の撮影時には、マネージャーに「何が何でも出たい」と掛け合って現場に参加したとか。その際の出番はわずかだったというが、その後『ゆれる』の主演俳優だったオダギリジョーとは『南瓜とマヨネーズ』で共演し、『すばらしき世界』で西川組に本格出演を果たしたのだから、着実に夢をかなえてきた印象がある。苦悩の時期に道を照らしてくれた、岩松了の存在ただ、芸歴15年間は、決して順風満帆な道のりではなかった。ここからは、仲野さんの言葉と共に、『すばらしき世界』に至るまでを紐解いていこう。「僕はこの仕事を始めた当初から、映画俳優というものにものすごく憧れを抱いていました。自分が好きな俳優さんもそう呼ばれている方が多かったし、その想いがあったがゆえに、見向きもされない時間がとても苦しかったですね。いまは、志が高かったからだと受け止められるのですが、10代の頃はとにかく悔しくてしょうがなかったです。そんななかで、最初に手を差し伸べてくれた感覚があったのは、岩松了さんの演劇に出させていただいたとき(『シダの群れ 純情巡礼編』)。当時は、18歳くらいでした」。仲野さんの口から出てきたのは、意外な人物の名前だった。岩松さんといえば、劇作家・演出家・俳優・映画監督とフィールドを問わずに活動するマルチクリエイター。ある種専門職的な意味合いのある「映画俳優」とは、真逆のポジションではないか。「岩松さんと出会って、『自分がこだわっていた映画に対する想いは、演劇にもあるのか』と気づき、視野が広がったんです。また、僕自身も、見向きもされない期間に『自分は映画俳優にはなれない』と思ってしまって…。それは悲しくもあり、自由になれる瞬間でもありました。そこからは、ドラマや演劇含めて、媒体にこだわらずに様々な方とお仕事をさせていただくように変わっていきました。だから必ずしも映画だけが手を差し伸べてくれたわけではなく、演劇にもドラマにも自分の可能性を広げてくれた人たちがたくさんいて、とても感謝しています」。良薬は口に苦し――。かつての仲野さんが経験した“挫折”は、飛躍への起爆剤でもあったわけだ。彼は「ここ2・3年が転換期だったと思っていて、自分に手を差し伸べてくれた方々や、ご一緒したかった方々と立て続けに仕事ができるようになりました。その最たるものが『すばらしき世界』でしたね。ずっと切望して、恋焦がれていた場所に来られた気がして、本当に嬉しかったです」と顔をほころばせる。「『ゆれる』を観て、西川監督とはいつかご一緒したいと思い続けていましたし、役所広司さんは日本映画の大黒柱であり、共演するのは俳優人生において最大の目標の一つでした。そして、念願かなって現場に入り、周りを見渡すと、数々の日本映画を作ってきたスタッフの方々がたくさんいたんです。僕にとって『すばらしき世界』は、聖域のような場所でした。その中にいられた時間は、本当に楽しくて幸せでしたね」西川監督とシンクロした、入浴シーンもどかしい“我慢の時間”を乗り越えて、ついに夢の場所へと到達した仲野さん。となると気になるのは、「にもかかわらず、なぜあそこまで安定したパフォーマンスを発揮できたのか?」だ。仲野さんは『すばらしき世界』の劇中で、役所さんを相手に堂々と渡り合い、圧巻の存在感を見せつけている。焦りも不安もなく、淡々と「良い芝居」を繰り出せたのは、どうしてだろう?「10年早くここに立っていたら浮足立っていたかもしれませんが、自分は自分なりに様々な現場を踏ませていただいて、何かしら形成されたうえでこの場所に来ることができました。色々な場所に行って、多くの人と出会って…。そのすべてが、僕の自信にもなったんです。だからこそ、ようやく出会えたこの環境に対して、しっかりと自分の仕事をしたいという思いがありました」。無駄なことなど、一つもなかった。知識も経験も蓄えたからこそ、憧れの人々とがっぷり四つに組むことができたわけだ。仲野さんは「西川監督は、どこまでも寄り添ってくれました。僕が感じた疑問を自分のことのように一緒に解決してくれたし、役所さんと共演する喜びすらも、共有できたんです。伴走者のように、どこまでも一緒に走ってくれる方でした」と、西川監督の存在も大きかったと語る。「具体的に『ここをこうしてほしい』というよりは、衣装合わせでお会いした瞬間に、すべてを託していただいたような、そんな感覚がありました。『これが人に何かを“託す”ということなんだ』と、西川監督から教わったかもしれないですね。どこまでも一緒にいるし、手を差し伸べてくれるんだけど、こちらにちゃんと“責任”を渡してくれる。だから僕も、ちゃんと応えなければと思える。とてつもない“信頼”をいただいた気がしています」。仲野さんが感じた、西川監督との絆。一緒に、ものづくりをする意義。その象徴が、津乃田と三上が共に入浴するシーンだったという。「役所さん演じる三上と、津乃田がお風呂に入るシーンは、僕自身も演じるうえでとても重要だと考えていました。本作ではふたりの“距離”をすごく大切にしていて、三上と津乃田が取材対象と取材者だったのが、友人になったり見放してしまったり、関係性がころころ変わっていく。ただ、あの瞬間だけは裸一貫で、人と人として寄り添いあう。その様子が父と子のように見えればいいなと思っていたら、本番前に西川さんが『ここは息子が父を見るような気持ちで演じてほしい』と言ってくださったんです。自分の中で感じていたものと、西川さんが描きたかったものがマッチして、託された身としてはすごく嬉しかったですね」。仲野太賀の演技論:「主観」と「客観」の意識について仲野さんの語りを聞いていると、理路整然とした思考回路と、俯瞰的な視点にうならされる。ある種、演出的な目も持っている彼は、役者としての自身をどう分析しているのか?本人は「全部つながっている感覚がありますね」と前置きしたうえで、言葉を紡いでいく。「演じるうえで、『どういう風に表現したいか』『それがどう見えたほうがいいのか』――主観と、客観はすごく意識はしています。演じる際のディスカッションも、作品に合わせて姿勢を変えていますね。入念に打ち合わせてから本番を迎えるパターンと、本番でまず体験してみるパターンと、やり方は組む人それぞれで違います。やっぱり、言葉を尽くしすぎると“共通言語”がなかった場合、表現にズレが出てきてしまうんです。たとえばお互いに共通言語がなかった場合、やってみたほうが言葉以上に伝わることもあるし、言葉で言い尽くせることをやってもしょうがないという思いもあります」。言葉にならない“演技”という領域を、ここまで的確に解説できるスキルには舌を巻く。やはりこの人は、これから加速度的に、もっともっと上に行くのだろう。そんな確信を抱きつつ、最後に2021年の抱負を伺った。「時代の変わり目という大きな出来事があったからこそ、自分がここからどういう風に映画や演劇やドラマに関わっていくかは、慎重に考えたいなという気持ちにはなりました。外出自粛期間中に、改めて創作の強さを如実に感じたんですよね。自分は何を表現できるのか、何を表現したいのか、どういうものに携わっていきたいのか…より真摯に考えたい。この世界に誠実なものを作っていきたい、観る人に寄り添える何かを作りたいと思っています」。(text:SYO/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
2021年02月08日DRESS読者のみなさん、こんにちは!女性誌や、女性向けWeb媒体で、映画やファッションのライターをしている古川ケイです。コロナウィルスの感染拡大により、誰かと会うのは憚られる昨今。今回ご紹介したいのは、そんなコロナ禍の今の時期、おひとりさまでの鑑賞にぴったりの映画「花束みたいな恋をした」です!本作では、終電を逃して偶然出会った21歳の麦(菅田将暉)と、絹(有村架純)の5年間を恋愛模様が、ふたりの趣味をあらわす大量の固有名詞とともに描かれます。脚本を手がけたのは、TVドラマ「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「それでも、生きてゆく」「カルテット」などで熱狂的なファンを持つ脚本家・坂元裕二。「脚本・坂元裕二」と聞いただけで、ドラマ好きの方は、この映画がいわゆる普通の、爽やかで泣ける、感動のラブストーリーではないのでは? と気づかれるかもしれません。そうピンと来た方、正解です!昨年6月に放送された阿部サダヲ、松たか子主演のスペシャルドラマ「スイッチ」でもキレキレの物語を展開した坂元さん。本作で描かれる「長く付き合っている文化系のカップルあるある」も、あまりにもリアルで、身に覚えのある人にとっては、鋭いナイフのように胸に突き刺さります。長い期間、恋愛中の相手と観るのは、むしろ気まずいかも……?今まさに長期交際中の恋人がいる方は「何年も長く付き合ってから別れるふたりと、結婚するふたりの違いってなんなんだろう……?」とひとりでじっくりと考えるのに、ぴったりです。一方で、大人になって、恋の酸いも甘いもを知った年齢になった今、改めて恋愛したいな、という方には、懐かしい若かりし日の甘酸っぱい恋愛を思い出して少しヒリヒリした気持ちにもなれるような、そんな作品になっています。■STORY2015年、冬。東京・明大前駅で終電を逃して偶然に出会った大学生の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)は、好きな音楽や映画、本が嘘みたいに同じで、あっという間に距離を縮めていく。何度かふたりで出かけたある日の夜、終電間際のファミレスで互いへの思いを確認したふたりは、付き合うことに。大学を卒業し、フリーターとなったふたりは、同棲しながら就職活動を始めるが、少しずつすれ違い始め……。■ふたりの会話を彩る固有名詞の数々坂元裕二さんの脚本といえば、主人公たちのセリフが特徴的な会話劇が見どころ。本作ではさらにその会話がパワーアップして、実在する多数の固有名詞がこれでもか! というほど登場します。あまりよく知らない人のインスタの観察と、友達の友達からの又聞きだけから5年間分の固有名詞をすべて書き出し、年表を作ってから今回の脚本を書いたという坂元さん。天竺鼠、ストレンジャー・シングス、Googleストリートビュー、ゼルダの伝説、パズドラ、今村夏子さんの「ピクニック」、宝石の国、タムくん、ハンバーグ店「さわやか」などに加えて、押井守さんがなんとご本人役で登場しています!■「花束みたいな恋」とは?誰もが青春時代に少なからず体験するような、ありふれた、でも尊い、恋する月日のすべてを余すところなく描いているこの作品。タイトルの「花束みたいな恋」とはどんな恋なのでしょうか?華やかで美しいけど、いつかは枯れてしまうもの? ほとんど誰もが人生で一度はもらったことのあるもの? 1本の花ではなく、さまざまな美しさを持つ思い出の集まり? ドライフラワーのように、大切にとっておけばいつまでも心に飾っておけるもの? など、いろんなことを想像しました。私は結婚をしていますが、結婚前のふたりを思い出してくすぐったいような気持ちになりながらも、最後には、今も相手と一緒にいることがまるで奇跡のような、泣きたくなるような気持ちになりました。長年連れ添ったパートナーと一緒に観るのはちょっと気恥ずかしいという方も、ひとりで鑑賞することで、より一層相手への感謝の気持ちを感じることができるはず。きっと鑑賞後は、いつもより少しパートナーへ優しくしたくなること請け合いです。奇をてらった物語ではなく、むしろ恋するふたりの5年間を淡々と観察するような作品であるのにも関わらず、鑑賞後は「なんだか、とにかく、ヤバいものを観てしまった…!」という気持ちになった本作。今でも、心の片隅にずっとこの映画が引っかかっているように感じています。2021年、引き続き大変な状況下ではありますが、見逃してしまうにはあまりに惜しい作品です。■「花束みたいな恋をした」公開情報『花束みたいな恋をした』脚本:坂元裕二「東京ラブストーリー」「カルテット」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」監督:土井裕泰「愛してると言ってくれ」「カルテット」『映画 ビリギャル』『いま、会いにゆきます』菅田将暉、有村架純/オダギリジョー/清原果耶、細田佳央太他2021年1月29日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか、全国公開©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会<映画館にお出かけの際の注意事項>・体調管理に気をつけて、もしも不安があるときは控えましょう。・飛沫を防止するため、マスクをしっかり着用しましょう。・ソーシャルディスタンスを保ち、ロビーに長居しないようにしましょう。・手洗い&消毒を徹底しましょう。・せきやくしゃみに気をつけて、上映中は目線を前に。※ この記事内に掲載している全ての画像は許諾を得て使用しております。
2021年01月28日昨年末、これまで成田凌や岩田剛典、松坂桃李、高良健吾、オダギリジョーらが受賞してきた日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の石原裕次郎新人賞を『望み』で受賞した岡田健史。ブレイクランキングの上位に名を連ね、新ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」での“チャラ男”大学生役ではまた新たな一面を見せている。そんな岡田さんが「ABEMA」オリジナルの「MILLENNIAL/ミレニアル」で初めてドキュメンタリー番組に出演、人知れず抱える苦悩や学生時代のエピソードを明かしている。新人ながら有村架純の相手役に大抜擢され、視聴者を夢中にさせた「中学聖日記」から2年、成長を続ける岡田さんの“原点”がそこにある。初主演ドラマはSNS時代の“いま”を映す「フォローされたら終わり」1999年5月12日生まれ、福岡県出身。現在21歳の岡田さん。2018年10月期のTBS系ドラマ「中学聖日記」で1年にわたるオーディションから黒岩晶役を掴んだ。いざドラマが始まると、その凜々しい顔立ちや品を感じさせる大人びた佇まいの反面、TV初出演&ドラマ初出演で俳優デビューの初々しさが役柄とも相まって視聴者の注目を集めた。物語に沿うように少しずつぎこちなさが溶け、演技力を身につけてきたことも伺えた。その約1年後、2019年10月より配信された「ABEMA」オリジナルドラマ「フォローされたら終わり」では連続ドラマ初主演を果たす。小川紗良、中尾暢樹、松田るか、ゆうたろう、犬飼貴丈ら期待の若手俳優たちが顔をそろえ、スマホ世代の中で過去のある理由から“SNS嫌い”になった異質な存在の主人公・仲村壮太郎を好演。社会人役のスーツ姿もなかなか様になっていた。同作は最終回の10分拡大を除き、1話15~16分とスピード感のある現代的なSNSサスペンスでイッキ見にもおすすめ。怒涛の活躍となった2020年、2021年も初挑戦が続くさらに昨年は3月公開の映画『弥生、三月-君を愛した30年-』に加え、FOD連続ドラマ「いとしのニーナ」外山厚志役で主演を務め、いくえみ綾の世界観にも染まると、NHKBSプレミアム「大江戸もののけ物語」では時代劇に初挑戦。話題を呼んだTBS系ドラマ「MIU404」では、感情が高ぶった瞬間につい博多弁になってしまう警察官僚の息子で新人キャリアの九重世人役に。綾野剛と星野源の凸凹バディやベテランの橋本じゅんから影響を受けまくり、刑事としても、また役者としても成長していく姿が印象的だった。11月公開『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』では再び綾野さんと共演。今年3月19日(金)公開予定、大ヒットドラマの映画化『奥様は、取り扱い注意』では綾瀬はるかの“親友”珠里役に。さらには、初の大河ドラマも控え、2月14日(日)より放送開始予定「青天を衝け」では吉沢亮演じる渋沢栄一の従弟・尾高平九郎役を務める。岡田健史の“原点”、役者になろうと決めた瞬間とは“ミレニアル世代”の視聴者に向けた「ABEMA」オリジナルドキュメンタリー「MILLENNIAL/ミレニアル」の初回に登場している岡田さん。21歳・秋、まだ解禁されていない新作の撮影現場で、これまで演じたことのない難役に挑戦している姿を映し出す。その素顔とリアルな本音を収めようとするドキュメンタリーのカメラに対しても、岡田さんは常に真摯だ。プロ野球選手を夢見ていた高校生が役者になろうと決めた瞬間や、そのために泣きながら両親を説得し上京したことなど貴重なエピソードが語られ、初めてカメラの前で見せる意外な趣味も。学生時代の"モテ秘話"も臆せず明かす。一見、順風満帆にスター街道を走ってきたように思えるが、表には出さない(見せない)必死さを口にする岡田さん。映画『望み』でキーパーソンとなる規士役に岡田さんを起用した堤幸彦監督が語る、彼にしかない“強み”は誰もが納得するところだろう。そのストイックな姿勢と信念に裏打ちされた眼差しの強さ。「岡田くんのことがますます好きになった、彼の未来が楽しみ」とファンからも声が上がるように、これからの俳優・岡田健史には期待しかない。(text:Reiko Uehara)
2021年01月18日俳優のオダギリジョーと賀来賢人が出演する洋服の青山CMシリーズ「青山探偵事務所」の第2話「⼊学式に潜⼊せよ!」が、15日より放送される。「青山探偵事務所」に勤めるワイルドな先輩オダギリと、茶目っ気たっぷりのイケメン部下・賀来による仲良し探偵コンビCMの第2弾。大学の入学式に出席するターゲットを新入生とその父親に扮して張り込む2人だが、隣の席の新入生からスーツを褒められた賀来は、任務そっちのけで集合写真を撮ったりと盛り上がってしまう。「お前何やってんだよ!」と叱られ、「サーセン!」と神妙な面持ちで謝る賀来。前回同様、クスッと笑えるコメディ要素たっぷりのCMになっている。集合写真では、実際に大学生世代のエキストラたちと楽しそうなジャンプを決めた賀来だが、フリートークシーンについて「今の大学生がどういう話題で盛り上がるのか分からなくて、一生懸命想像を働かせて演じました」と苦労を明かした。CMにちなみ2人の“フレッシャーズ”時代を聞くと、オダギリは「18歳でアメリカに留学したとき、『なんとかなるだろう』と思い、大学の入学手続きだけして住むところを決めずに行ったんです。渡米初日、宿がないので夜の大学構内で彷徨っていたら、警察に事情聴取されてしまいました(笑)」と、ワイルドすぎる驚きのエピソードを披露。賀来は「デビュー当時、撮影の途中にマイクをつけたまま水に飛び込んだことがありました。運よくマイクは壊れませんでしたが、スタッフさんにかなり怒られました。今思い返すと、『フレッシュ』という言葉では済まされないことをしたと反省しています……」と微笑ましい思い出を語った。CMの注目ポイントについてオダギリは、「最後、賀来さんに怒った僕があることをします。多分、賀来さんのファンの方たちにも喜んでもらえると思います(笑)。そのシーンにぜひ注目してください」とアピール。賀来はフレッシャーズの方々へ「後悔しないように、自分のやりたいことに向かって突き進んで欲しい」と呼びかけた。
2021年01月15日自然体でいて、かつ妖麗な雰囲気を纏う次世代俳優・坂東龍汰。デビューから3年、すでに数々の名監督から起用される実力と、ファンだけでなく同期や先輩をも惹きつける愛嬌の裏には、芝居に対する、しなやかで熱い姿勢がありました。昨年、映画『弱虫ペダル』など多くの作品に出演し、今、大きな注目を集める坂東さん。小学校の頃から学校のカリキュラムとして演技を学び、俳優の道へ。「高校の卒業公演で、演じることに爆発的な快感を覚えて痺れたんです。『もっとお芝居がしたい』と震えた瞬間でした。前には、社交ダンスで生きようと思った時もありました。部を作って、北海道大会で3位になったんですよ、6組中ですけど(笑)。プロに誘われたりもしましたが、相手の子が映画監督になりたいと言うので、僕も自分の道を選びました」坂東さんが受けていたシュタイナー教育では、テレビやゲームなどが禁じられている。「電子機器類が全部ダメなんです。中学生になってからは、特別に週に1本映画を観ることが許されて。土曜日に父が借りてきたDVDを観ていました。父が選ぶのは、最初の1本こそ『七人の侍』でしたけど、『ダイ・ハード』とか『ロボコップ』とかゴリゴリのハリウッド系。最近は、松田龍平さんの『舟を編む』を観て、映画の中で生きてらっしゃる姿がとても素敵だなって。オダギリジョーさんのお芝居にも気持ちが持っていかれます」’20年は、黒沢清監督作『スパイの妻』に出演。とても大切な作品となったそう。「初号試写を観て、微力ながら作品のひとつのピースになれたように感じられたんです。試写が終わってもなかなか立ち上がれなかったほど感動して、心の底からこのお仕事を続けていきたいと思いました」この作品には、不思議な縁もあったそう。「実は高校卒業後、上京資金を貯めるために旅館で仲居として働いていたんですけど、その場所が、僕が演じた役が籠もった有馬温泉なんです。脚本を読みながら『こんなめぐりあわせがあるんだ』ってびっくりしました。現場では、何でも吸収したくて、お芝居とは別に役者さんとのコミュニケーションの時間を大切にしています。『スパイの妻』では、共演させてもらった蒼井優さんや高橋一生さんが、ご自身の経験を話してくださるのが嬉しくて、一秒も無駄にしたくなかったです」そうしたまっすぐな思いが伝わるのだろう。数々の先輩から愛されている。「プライベートでは村上虹郎、仲野太賀さん、栁俊太郎くん、夏帆さんや忽那汐里さんとお話する機会が多いですね。太賀さんが特にそうなんですけど、先輩方は『頑張って俺らについてこい』と背中で語ってくれて、本当にありがたいです。『弱虫ペダル』で共演した栁俊太郎くん、竜星(涼)くんからは、愛あるイジリをしていただいて。(永瀬)廉からは、完全に年下扱いを受けてます(笑)。同世代では、大下ヒロト、楽駆、倉(悠貴)がイツメン。飲んでは、別れ際に『負けねえぞ!』って言い合ってます。彼らとはオーディションがよくカブるんですが、尊敬し合える友達にも、用意してきたカードは明かしたくない。でも終わった途端、『ちょっとカフェ行こうよ』『どうだった?』みたいに雰囲気は元通りです」さまざまな役を演じ分ける秘訣は?「映画は、共演者の方々との本番のテイクで起こることがすべてだと思っているので、プランを決め込んで現場に行ったことは一回もないです。台本を何度も声に出して読むこともなくて。音読して台詞を覚えていた時期もあるけど、普段の会話は前もって用意しないじゃないですか。その瞬間に初めて出たトーンがリアルなのかなと思うようになったんです。声は『役者は一に声、二に顔、三に姿』という言葉もあるくらい大切。自分のいろんな声を録音したり、声の研究を始めたところで、これから突き詰めていきたいですね」夢は、世界の映画祭の舞台に立つこと。「夢を叶えることは、簡単ではないと思います。でも、真っすぐな道よりも、グネグネした道のほうが、先がまるで見えない楽しみがあるし、見えた時の感動も自分の成長も大きいはず。ためらわず一歩目を踏み出して、まだ見えない可能性を求めていきたいです」ばんどう・りょうた1997年5月24日生まれ。北海道出身。出生地はニューヨーク。高校卒業後、上京。’17年、俳優デビュー。主な出演作に『十二人の死にたい子どもたち』『閉鎖病棟』など。ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)が4月スタート。映画『峠 最後のサムライ』が6/18公開予定。『弱虫ペダル』の影響で始めた自転車、ギター、カメラなど多趣味で、手縫いでリメイクするほどのファッションラバーでもある。ジャケット¥22,000パンツ¥13,000(共にメゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店 TEL:03・6451・1660)シャツ¥22,000(アダンス/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762)シューズ¥68,000(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2021年1月13日号より。写真・三瓶康友スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・イケナガハルミ取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年01月07日『嘆きのピエタ』では第69回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞(最高賞)に輝いた、韓国を代表する監督キム・ギドク(59歳)が、現地時間12月11日、滞在中のラトビアで新型コロナウイルスの合併症により死亡した。韓国やアメリカのメディアが伝えている。キム・ギドク監督は1960年生まれ。1996年に『鰐 ワニ』で監督デビューし、『サマリア』(04)でベルリン銀熊賞(監督賞)、『うつせみ』(04)ではヴェネチア特別監督賞を受賞。オダギリジョーを主演に起用した『悲夢』以降は隠遁生活を送っていたが、その模様を撮影したドキュメンタリー『アリラン』(11)でカンヌある視点部門・作品賞と世界3大映画祭で受賞。2012年の『嘆きのピエタ』ではヴェネチア国際映画祭で金熊賞(最高賞)に輝いた。今年3月に日本公開された『人間の時間』にはチャン・グンソク、藤井美菜、オダギリジョーらが出演していた。「#MeToo」運動により複数の女性により性的暴行の告発を受けたことで、海外に活動拠点を移しており、ラトビアで居住地許可を得るために現地入りしていた模様。病院で治療を受けていたが、11日未明、ラトビア在住のロシア人ドキュメンタリー映画製作者により死亡が確認され、韓国外務省がメディアに公表したという。59歳だった。(text:Reiko Uehara)
2020年12月11日稀代の脚本家・坂元裕二が、菅田将暉、有村架純と共に打ち上げる、今世紀最強のラブストーリー『花束みたいな恋をした』。この度、清原果耶、細田佳央太、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫が出演することが分かった。本作は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方を、同時代のカルチャーを背景にしながら、坂元さんによる唯一無二のセンスで紡いでいく物語。今回新たに発表された清原さんが演じるのは、麦(菅田さん)と絹(有村さん)がかつてのお互いの姿を重ねる若い男女2人組のひとり、羽田凜。もうひとり、水埜亘は、『町田くんの世界』で映画初主演を果たした細田さん。オダギリさんが、絹の勤務先であるイベント会社の社長・加持航平。戸田さんと岩松さんは、絹の両親・早智子と芳明を。小林さんは麦の父・広太郎を演じる。ほかにも、劇中で麦と絹が“神”として評する映画監督の押井守が出演。サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる存在として、本人役で登場。韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、佐藤寛太、岡部たかし、萩原みのり、福山翔大、萩原利久、片山友希、宇野祥平、佐藤玲、水澤紳吾らも参加する。『花束みたいな恋をした』は2021年1月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:花束みたいな恋をした 2021年、全国にて公開予定©️2020『花束みたいな恋をした』製作委員会
2020年10月12日女優として活躍している仲間由紀恵(なかま・ゆきえ)さん。その美貌と抜群の演技力で、多くの人から支持されています。そんな仲間由紀恵さんの若い頃と現在の写真を比べてみました!仲間由紀恵の若い頃の写真に衝撃!1994年にドラマ『青い夏』(沖縄テレビ)で女優デビューした、仲間由紀恵さん。その後、地元である沖縄県から上京し、本格的に女優活動をスタートしました。2000年には、ドラマ『TRICK(トリック)』(テレビ朝日系)の主演に抜擢され、同作に出演したことをきっかけにブレイク。同作は、続編やスペシャルドラマ、劇場版などが多数制作され、仲間由紀恵さんの代表作の1つになりました。こちらは、2000年に仲間由紀恵さんが『TRICK』の制作発表に登場した際の写真です。ドラマ『TRICK』制作発表 仲間由紀恵(左)と共演の阿部寛 2000年2002年には、ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)で主人公・山口久美子役に抜擢。同作も続編やスペシャルドラマ、劇場版が制作され、『TRICK』と並んで仲間由紀恵さんの代表作の1つとなっています。以降も、ドラマ『顔』(フジテレビ系)や『東京湾景~Destiny of Love~』(フジテレビ系)、『美しい隣人』(フジテレビ系)、『サキ』(フジテレビ系)、『SAKURA~事件を聞く女~』(TBS系)、『偽装不倫』(日本テレビ系)など、数多くのドラマに出演。こちらの写真は、2003年にドラマ『顔』の制作発表に出席した際の仲間由紀恵さんです。ドラマ『顔』の制作発表に出席した主演の仲間由紀恵(右)とオダギリジョー 2003年また、仲間由紀恵さんは映画『SHINOBI』や『大奥』、『私は貝になりたい』、『武士の家計簿』、『天空の蜂』など、多数の映画でも魅力的な演技を見せています。プライベートでは、2014年に俳優の田中哲司さんと結婚。2018年に一卵性の双子の男の子を出産しました。田中哲司さんについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。田中哲司に「かっこいい!」の声妻・仲間由紀恵との子供は双子?仲間由紀恵の若い頃と変わらぬ現在の姿に「きれい!」2020年10月現在、仲間由紀恵さんはインスタグラムやツイッターの公式アカウントは持っていませんが、出演した作品の公式SNSにたびたび登場しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】偽装不倫 毎週水曜よる10時!(@gisou_ntv)がシェアした投稿 - 2019年 7月月24日午前4時05分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】偽装不倫 毎週水曜よる10時!(@gisou_ntv)がシェアした投稿 - 2019年 9月月11日午前7時10分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】偽装不倫 毎週水曜よる10時!(@gisou_ntv)がシェアした投稿 - 2019年 8月月12日午後8時34分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】偽装不倫 毎週水曜よる10時!(@gisou_ntv)がシェアした投稿 - 2019年 7月月23日午後8時06分PDT仲間由紀恵さんの年齢は、2020年10月で41歳。現在も若い頃と変わらぬ美貌を保っており、ファンから「きれいすぎる!」「美しい」といった絶賛の声が多く寄せられています。仲間由紀恵さんのこれからの活躍も応援しています!仲間由紀恵が、旦那との双子の育児を語る常盤貴子が明かした驚きの行動に「マジか…」[文・構成/grape編集部]
2020年10月05日稲垣吾郎と二階堂ふみが初共演、“映画化不可能”といわれた手塚治虫の原作漫画を同氏の息子・手塚眞監督が映画化した『ばるぼら』が11月20日(金)より公開決定。日本版のポスタービジュアル共に稲垣さん、二階堂さん、手塚監督のコメントが到着した。原作は、故・手塚治虫が1970年代に「ビッグコミック」(小学館)に連載し、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した大人向け同名漫画。手塚治虫生誕90周年を記念して初映像化され、第32回東京国際映画祭「コンペティション部門」の正式出品をはじめ世界各国の映画祭を巡回、反響を呼んでいる。この度、2018年の製作発表から2年の月日を経て日本での劇場公開が決定。日本、ドイツ、イギリスから唯一無二のスタッフ&キャストが集結しており、監督は手塚氏の実子であり『白痴』(ヴェネチア国際映画祭 デジタルアワード受賞)、『ブラックキス』(東京国際映画祭 招待作品)など独特の映画美学により国際的に評価される手塚眞。撮影監督には数々のウォン・カーウァイ監督作品やオダギリジョー長編初監督作『ある船頭の話』を手掛け、その映像美で知られるクリストファー・ドイルが担当した。今回解禁されたポスタービジュアルは海外版ポスターを踏襲し、異常性欲に悩まされている耽美派小説家・美倉(稲垣さん)が持つペンに謎の女・ばるぼら(二階堂さん)が宿った絵をメインに、「狂気の果て。あれは幻だったのだろうかー」とのキャッチコピーが見る者をとらえるビジュアルとなっている。稲垣吾郎(美倉洋介 役)「都会の吹き溜まりに真実は潜んでいる。あらがえない輪廻転生の中に自分の人生もまるごと引きずりこまれていく」そんな思いと共に今も僕の中にばるぼらが生きています。手塚眞監督、スタッフの皆さん、そして役を共に生き抜いてくださった二階堂ふみさんをはじめとしたキャストの皆さんにも心から感謝しています。二階堂ふみ(ばるぼら 役)曇天の新宿を、稲垣さん演じる美倉洋介と走り続けました。湿ってて、汚れてて、それでも愛おしさを感じてしまう人間の感情に埋れながらも、美倉先生はひたすら貪欲にそれらを追い続けておりました。雑踏の中、希望を示してくださり、助けて頂き、感謝しかありません。手塚眞(監督)手塚治虫生誕90周年を記念してはじまった映画『ばるぼら』。自分がこれまで描いてきた映画の世界と手塚治虫マンガの接点があるとすれば、この作品に違いないと選んだ原作でしたが、まさに夢のようなキャスト、スタッフが奇跡のように集結し、夢を見ていたかのような撮影、そしてこれも夢の中のようなベルリンのスタジオで魔法のように完成。東京国際映画祭をはじめ多くの国際映画祭への招待。なにもかもが「芸術の女神(ミューズ)」の粋な取り計らいなのだと信じています。稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんの美しさはまさに芸術品。そしていよいよ多くの皆さんと夢を分かち合えるときが巡ってきました。恐らくミューズは、映画館から閉塞的な世の中へ奇跡をふりまくことでしょう。愛と狂気についての映画ですから、理屈も言葉も超えて、陶酔の世界を堪能していただければ嬉しいです。『ばるぼら』は11月20日(金)よりシネマート新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ばるぼらⒸ2019 Barbara Film Committee
2020年08月24日シアタープロデュースチーム「Do it Theater」が、ドライブインシアターとドライブインライブを同時に体験できるスペシャルイベント「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 東京タワー」を開催することを決定した。東京タワー駐車場にて開催される今回のイベント。ドライブインシアター(上映作品:近日公表)に加え、ゲストアーティストを招いてドライブインライブにも挑戦し、様々なコンテンツが詰まったいまの時代にふさわしい体験・演出を目指していく。なお、ドライブインシアターの開催にあたり、参加条件においても、安全対策を考慮したルール・制限を設け、イベント当日はイベント救護スタッフのサポートのもと開催するなど、安全面に配慮して開催される。台数は40台(※同伴者は、チケット購入者と同居している方に限る)、料金は10,000円。チケットはクラウドファンディングページ「MotionGallery」にて購入(※先着順)となるが、現在、発売開始日時は未定となっている。そして、大磯プリンスホテルの6月中の休業継続の知らせを受け、「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 大磯ロングビーチ」の開催を7月以降へと変更することも決定している。新型コロナウイルス感染予防の啓発と映画をはじめと するカルチャーの活性化を目的として、ドライブインシアターの実現を目指すプロジェクト「ドライブインシアター2020」。入江悠、上田慎一郎、堤幸彦ら監督陣、柄本佑、大原櫻子、オダギリジョー、仲野太賀らが本プロジェクトに賛同しており、賛同者の手書きサインをレイアウトしたオリジナルTシャツが、実施中のクラウドファンディング内のプランの1つに入っている。「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 東京タワー」は6月20日(土)東京タワーにて開催※雨天決行。(cinemacafe.net)
2020年06月07日ランダムなウエーブが男の色気を上げる前髪から全頭にウエーブ強めパーマにチャレンジしたい方にお勧めなスタイル!マッシュベースにサイドをソフトに刈り上げてツーブロックを入れ、トップにレイヤーを入れて動きがをつけやすいようにする。作りすぎない自然なウエーブで男を上げる!強めスパイラル×ミックスパーマをかけて「なれ感」「好感度」をUPしましょう。ランダムな動きは小顔効果と骨格補正も可能なデザインなので、簡単にお悩み解消でき、どこから見てもカッコいい フォルムコントロールをしてあるので、外国人風な奥行き補正もOK!前髪までパーマをかけることで再現性しやすいので、忙しい朝でも気軽にワックスを揉み込むながら塗布するだけで朝ラクスタイリング。お洒落20代学生さんや、20代〜30代の社会人、40代〜50代の大人男子にもお洒落かつセクシーにキマります。木村拓哉風 佐藤健風なスタイルをご希望な方にお勧めです。ランダムなウエーブが男の色気を上げるを見るしっかりパーマをかけた人気マッシュパーマ!やや耳にかかるクールなマッシュショート!サイドと襟足にソフトにツーブロックを入れた人気スタイル。モデルさんはやや耳が立っているため、耳やまにかかるサイドの毛束で骨格補正。骨格・髪質に合わせをカットしてあるのでハチハリ・絶壁もカバーします。必ずサロンで自分のお悩みを相談しましょう。ペタッとし易い方や、スタイリングが苦手な方こそしっかりパーマをかけて外国人風な質感をゲットしましょう。スタイリング剤は柔らかいワックスを少量とり、ハーフドライの状態で揉み込むように塗布する。10代〜20代の学生から、クリエイティブな30代〜40代、50代の社会人まで似合わせ可能なメンズショート!玉森裕太風なスタイルをご希望な方にお勧めです。しっかりパーマをかけた人気マッシュパーマ!を見るクセ毛風パーマでスタイリッシュショート!お洒落・外国人風パーマにチャレンジしたい方にお勧めなスタイル!ツーブロックを含んだマッシュベースにレイヤーを入れ、柔らかく動くように設定。軟毛で直毛なモデルさんでも全体的にしっかりウェーブパーマをかけてあるので、ペタッとせず躍動感たっぷりにスタイリングがキマります。スタイリング剤はパワーオイルがベスト。丁度良いツヤ感とセット力があり、揉み込むだけで再現性バツグンなので、忙しい朝でも気軽に朝ラクスタイリング。どこから見てもカッコイイ、フォルムコントロールをしてあるので、外国人風な骨格に奥行き補正OK!クリエイティブなビジネスマンに◎◎◎20代〜30代の社会人の方から〜40代、50代の大人男子にOK!福士蒼汰風 星野源風なスタイルをご希望な方にお勧めです。クセ毛風パーマでスタイリッシュショート!を見るセンターパートのマッシュショート!簡単に男を上げるカット&パーマで骨格・顔型カバーできるメンズショート!サイドにソフトツーブロックを入れたレイヤーマッシュベース。バングをセンターパートに分けるため、フレアーラインにカットする。いつものマッシュショートにスパイラル+逆巻きパーマをプラスして男の色気UP!とくに直毛、剛毛でスタイリングが苦手な方はパーマがお勧め。お悩みを一気に解消します。スタイリング剤は少量のパワーオイルを髪全体的に流れを意識しながら塗布する。20代の大学生から、社会人〜クリエイティブな方まで似合わせ可能なパーマメンズショート!登坂広臣風なスタイルをご希望な方にお勧めです。センターパートのマッシュショート!を見るパートで分けた外国人風パーマスタイル!お洒落7:3パートの外国人風パーマにチャレンジしたい方にお勧めなスタイル!ツーブロックを含んだマッシュベースにレイヤーを入れ、柔らかく動くように設定。前髪を分ける事で男の色気を表現したり、目線をそらすことで顔型補正にも効果的。全体的にしっかりウェーブパーマをかけてあるので髪質カバー。ペタッとせず簡単にスタイリングがキマります。スタイリング剤はハーフドライの状態でフォームを塗布して自然乾燥する。どこから見てもカッコイイ フォルムコントロールをしてあるので、外国人風な骨格に奥行き補正OK!20代〜30代の社会人の方から〜40代 50代の大人男子にももちろんOK!!!また、お洒落に興味ある10代〜20代の学生さんも似合わせOKです◎瑛太風 生田斗真風なスタイルをご希望な方にお勧めです。パートで分けた外国人風パーマスタイル!を見るアップバングのSexyウェーブスタイル!クールにカッコイイ・メンズパーマスタイル!サイドと襟足にソフトにツーブロックを入れたマッシュレイヤーベース。また、中央だけアップバングにすることで爽やかさ好感度もUP。骨格・髪質に合わせたカットを施すので、ハチハリ・絶壁をカバーします。カットだけでもデザイン・フォルムを楽しむショートスタイルですが、あえてしっかり外国人風パーマをかけてセクシーに演出する!スパイラルミックスパーマでペタッとし易い方や、スタイリングが苦手な方にお勧めなテクニック。簡単にお悩みを解消します。スタイリング剤はクリエイティブホールドワックス。剤系が柔らかく塗布しやすい。長さのあるデザイン性のスタイルにお勧め。ヘアで楽しみたい10代〜20代の学生から、クリエイティブな30代〜40代の社会人まで似合わせ可能なメンズパーマスタイル!登坂広臣風なスタイルをご希望な方にお勧めです。アップバングのSexyウェーブスタイル!を見る束感UPナチュラルマッシュ!柔らかく毛先までカールを付けた無造作パーマスタイル!サイドとバックの内側を厚みの違う2ブロックを含んだマッシュパーマスタイル。優しく毛先まで緩やかなスパイラルパーマで巻いているので、スタイリングしやすい毛束感を演出。カット&パーマで上品かつ再現性バツグンなので、忙しい朝でもフォームだけでサラッと気軽に仕上がる。朝ラクスタイリング!20代〜30代の社会人の方から〜40代 50代の大人男子にもOK!!!坂口健太郎風なスタイルをご希望な方にお勧めです。束感UPナチュラルマッシュ!を見るメンズパーマのかきあげアップバング !大人仕様のお洒落パーマにチャレンジしたい方にお勧めなスタイル!ツーブロックを含んだマッシュベースにレイヤーを入れ、柔らかく動くように設定。全体的にしっかりウェーブパーマをかけてあるので、ペタッとせず簡単にスタイリングがキマります。スタイリング剤はハーフドライの状態でクリエイティブ ジュリーを少量塗布して自然乾燥するだけで簡単にキープ。かきあげアップバングも爽やかに演出します。どこから見てもフォルムコントロールをしてあるので、外国人風な骨格に奥行き補正OK!20代〜30代の社会人の方から〜40代 50代の大人男子もOK!!!瑛太風なスタイルをご希望な方にお勧めです。メンズパーマのかきあげアップバング !を見るメリハリカールのお洒落マッシュパーマ!人気のマッシュショートをお洒落にパーマをプラス!カジュアル&クールなミックスパーマでフォルムコントロール。いつものマッシュに飽きてきた方にお勧め!ワンランク上のスタイルにしませんか。スタイリング剤はハーフドライの状態でクリエイティブジュリーを髪全体的に塗布する。ヘアで楽しみたい10代〜20代の学生から、クリエイティブな30代〜40代の社会人まで似合わせ可能なメンズパーマスタイル!坂口健太郎風なスタイルをご希望な方にお勧めです。メリハリカールのお洒落マッシュパーマ!を見る外国人風パーマでこなれ感を出すミディアム!ミディアムスタイルに強めスパイラルパーマをかけた大人仕様スタイル!額を出して耳周りと襟足を短くしているので、ビジネスにも似合わせ可能に!清潔感と色気も簡単にGETできる長めショート。短い髪型が苦手な方にチャレンジし易いパーマスタイル。パーマはROOTSオリジナルのウィービングパーマ。躍動感をたっぷり入れて爽やかな動きを演出する。20代〜30代のクリエイティブな社会人、40代〜50代の大人男子にお洒落かつセクシーにキマります。斎藤工風、または藤木直人風のパーマの質感を楽しむミディアムショートご希望の方にお勧めです。外国人風パーマでこなれ感を出すミディアム!を見るリッジが効いたパーマでセクシーさUP!リッジが効いたパーマでウルフスタイルを男らしくUP!お洒落 好感度ヘア間違いない。サイドにツーブロックを含んだウルフショートレイヤー。黒髪でも重く見えないようにシェイブカットを施し、束感・躍動感を演出する。今旬のウルフスタイルにパーマをかけるとより一層お洒落に!スパイラルミックスパーマで骨格・髪質カバー。しかも朝ラク スタイリング可能◎濡れている状態でクリエイティブホールドジュリーを塗布。耳かけして自然乾燥だけでOK!20代〜30代のクリエイティブな社会人、40代〜50代の大人男子にもお洒落かつセクシーにキマります。斎藤工風 綾野剛風 オダギリジョー風なスタイルをご希望な方にお勧めです。リッジが効いたパーマでセクシーさUP!を見る今旬・クセ毛風大人パーマスタイル!外国人風なクルクル質感に仕上げた大人仕様パーマ!カットラインはサイドとバックに2ブロックを入れて、マッシュレイヤーベース。動きがでやすいように設定する。髪全体的にミックススパイラルパーマで骨格・髪質をカバーして、柔らかさ、こなれ感を演出。作りすぎない毛束感が簡単に作れます。スタイリング剤はワックスを揉み込みながら塗布する。20代〜30代の社会人の方から〜40代 50代の大人男子も似合わせ可能。また、お洒落に興味ある10代〜20代の学生さんもOK◎岡田将生風なスタイルをご希望な方にお勧めです。今旬・クセ毛風大人パーマスタイル!を見るマッシュヘアを外国人風にキメるメンズパーマ!あきてきたマッシュスタイルを外国人パーマで差をつけよう!グラデーションスタイルにしっかりスパイラルパーマを強めにかけることで骨格・顔型の補正できます。また小顔効果抜群です。スタイリング剤はハーフドライの状態でバランスを整え、フォームを塗布する。忙しい朝でも簡単にスタイリング!チャレンジしてみては如何でしょうか。瑛太風 生田斗真風なスタイルをご希望な方にお勧めです。マッシュヘアを外国人風にキメるメンズパーマ!を見る今回は「今旬な強めパーマスタイル」を紹介しました。次回になりたい髪型のセレクトになれば幸いです。ぜひ、参考にしてみてください。ROOTSではカット・パーマが得意なサロンだからこそできる、お客様1人1人に似合わせるテクニックでオリジナルな髪型を提案しています。いろんなお悩みも解消していきます。ご相談ください!
2020年04月20日なにげない世間話の中で「好きな有名人」の話題になったとき、あなたは誰を挙げているでしょうか?男性はフンフン……と笑顔で頷きながら、「このコって、こんなタイプなんだ……」と、勝手に定義づけているかもしれません。また、そうした独自の定義を元に、彼女候補になるか、今後もっと仲良くなっていけるかどうかを見極めている可能性もあるんです……!■ 「ジャニーズ系」と答えたあなた男性には、「王道のイケメン系が好きなタイプ」と思われます。とくに、Hey!Say!JUMPの山田涼介さん、いまや副社長となった滝沢秀明さん、元SMAPの木村拓哉さん、TOKIOの長瀬智也さん、V6の岡田准一さん、Sexy Zoneの佐藤勝利さんなどを挙げた場合は、“少女マンガに出てくるような王子様系イケメンを好むタイプ”だと見られるようです。また、ジャニーズアイドルでなくとも、GACKTさんや福山雅治さんが好きと言う女性に対して、男性は同じようなイメージを抱きます。男性からすると、「普通レベルの容姿では、てんで相手にされないだろう」という諦めムードになる要因になりそう。周囲から理想が高い女性と思われたくないなら、好きな芸能人はあくまでファンでしかなく、リアルな恋愛では好みのタイプが違うなど、それとなく言い訳をしておくと良いでしょう。■ イケオジ俳優が好きたとえば、西島秀俊さん、谷原章介さん、佐々木蔵之介さん、竹野内豊さん、渡部篤郎さんといった俳優を挙げるとき、男性はあなたが「オトナ系」と定義づけています。基本的に恋愛対象になるのは年上で、落ち着いた雰囲気を漂わせ、包容力のあるタイプが好み……と見定めているのでしょう。そのため、遠回しに「年上の彼氏募集中!」をアピールすることもできますが、一方で「年下クンはムリ」とNG宣言していることにもなります。リアル彼氏は年下でも構わないというなら、露骨に40代俳優を推さないほうが良いのかも……。■ オシャレでクセのある芸能人浅野忠信さん、オダギリジョーさん、松田翔太さん、瑛太さん、窪塚洋介さん、SEKAI NO OWARIの深瀬さん、ジョニー・デップなどを好きと言う女性は、男性から「オシャレ系が好きなんだ」と思われているはず。オシャレの方向性が独特で、一般人には簡単に真似がしづらいレベルの芸能人を好む場合、男性は「このコには私服を見られたくない。ダサいと思われそう」としり込みしてしまうかもしれません。ただ、個性的な外見、ヘアスタイルを好む男性は、ありのままの自分を受け入れてもらえそうと期待するでしょう。■ 芸人さん芸人さんが好きと言う女性を、男性は「お笑い系の人が好きなんだ」とジャンル分けします。外見の良し悪しよりノリが良いか、話が面白いかを重視するタイプと見るので、社交的で中身で勝負したい男性は好印象を抱くはずです。ただ、流行りの芸人さんではなく、ダウンタウンの松本人志さん、ビートたけしさん、明石家さんまさん、タモリさん、関根勤さんなどの大御所芸人ばかりを挙げるなら、「ちょっとやそっとの笑いでは納得しないタイプ」と見るかもしれません。男性は、へたな冗談は言えないと、慎重に話題を選びそうです。■ EXILE、三代目 J Soul Brothersなど筋肉質で男気があふれるアーティストを好む女性に対して、男性は「ゴツい系」というイメージを抱きます。スタイルが良くても単に痩せているだけだったり、おなかがプヨプヨしていたりすると、幻滅されてしまうと思うかも。また、体育会系やガテン系など、メリハリのきいた男性を彼氏に選びそうだと見るでしょう。草食系ではなく、肉食系が好きな女性と定義づけるはずです。■ 「王道」じゃない人が好き宮藤官九郎さん、リリー・フランキーさん、電気グルーヴの石野卓球さん、中田ヤスタカさん、星野源さん、ラーメンズ片桐仁さんなどを好きと述べる女性に対して、男性は「サブカル系」という印象を持ちます。■ 男性の印象としては…いわゆる王道と呼ばれるものに対しては批判的で、好きなことにはポリシーを持っていそうだと感じるはずです。同じようにサブカルチャーやアンダーグラウンドな世界を好む男性には好印象を与えますが、そういった世界に詳しくない男性からは「とっつきにくいタイプ」と思われるかもしれません。(沙木貴咲/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年04月13日6月下旬公開を予定していた中国の名匠ロウ・イエ監督『シャドウプレイ』および『夢の裏側~ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』、秋公開予定のコン・リー&オダギリジョー共演『サタデー・フィクション』の日本公開が延期となることが発表された。『シャドウプレイ』は、2013年に実際に広州市で起きた汚職事件を巡る騒乱をベースに、中華圏の若手スター、ジン・ボーランを主演に迎えたサスペンス・ラブストーリー。80年代末から現在までの30年間を、時代に翻弄された複雑な人間関係とともに描きあげた。また、『夢の裏側~ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』は、その『シャドウプレイ』の過酷な製作現場と、かつて『天安門、恋人たち』で中国電影局より5年の映画製作・上映禁止処分を受けたことのあるロウ・イエ監督が表現の自由をかけて検閲と闘い続ける姿を、同作の脚本家で監督の妻であるマー・インリーが記録したドキュメンタリー。さらに、日本からオダギリジョー、中島歩が参加したロウ・イエ監督最新作『サタデー・フィクション』は、第二次世界大戦が勃発する直前、世界各国の諜報員が暗躍する上海を舞台に実在する「蘭心劇場」で巻き起こる愛と謀略の物語を描く。実写版『ムーラン』に出演が決定するなどハリウッドでも活躍する、中国を代表する女優コン・リーが、華やかなショー・ビジネスの世界で活躍しながら、諜報員という裏の顔をもつミステリアスな大女優を演じる。いずれも、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、中国での『サタデー・フィクション』の公開が未定となったためで、日本での公開は現時点で未定となっている。(text:cinemacafe.net)
2020年03月12日第68回ベルリン国際映画祭パノラマ・スペシャル部門の招待作品『人間の時間』から、藤井美菜、チャン・グンソク、オダギリジョーらがむき出しの欲望を見せる予告編が解禁された。主人公のイヴ役を、日韓を行き来しながら映画やドラマで活躍し、韓国では「ドクター探偵」「私たち結婚しました 世界版」などで注目されている藤井美菜。アダム役には、甘いマスクで日本でも高い人気を誇るチャン・グンソク。そしてイヴの恋人役として、オダギリジョーが特別出演。また、謎の老人を演じたのはデビュー63周年となる韓国の国民的俳優アン・ソンギ。カメレオン俳優といわれる実力派イ・ソンジェ、『The NET 網に囚われた男』に主演した個性派リュ・スンボム、ミュージカルでも活躍するソン・ギユンなど、日韓の豪華キャストによる競演も見どころとなっている。極限状態の中で、道徳と倫理を越えてむき出しになる欲望を通して人間の深淵を描き出す本作。予告映像は、肌と肌がぶつかり合い、極限状態での人間の欲望が露になっていく様が切り取られ、キム・ギドク作品初出演となる藤井さん、チャン・グンソクが体当たりの熱演で新境地を見せている。『人間の時間』は3月20日(金)はシネマート新宿・シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月10日中村倫也が1人7役で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”を演じる『水曜日が消えた』。先日解禁された中村さん演じる“7人の僕”のビジュアルが話題となったばかりの本作から、追加キャストが解禁となった。曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”のうち、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく本作。“7人の僕”を知る元同級生・一ノ瀬には、ドラマ「夫のちんぽが入らない」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」の主演に抜擢され、話題を集めた石橋菜津美。物語の鍵を握る図書館司書・瑞野(みずの)に、元「乃木坂46」のメンバーで近年は今泉力哉監督『愛がなんだ』『パンとバスと2度目のハツコイ』など女優として活躍する深川麻衣。そして名バイプレイヤーとして多数の作品で活躍するきたろうが、“7人の僕”を少年時代から見守る医師に。また、主演作『グッド・ストライプス』で第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞に輝き、中国の名匠ロウ・イエ監督の『サタデー・フィクション』にオダギリジョーらと出演する中島歩が新任医師・新木役で、「ゲスの極み乙女。」のメンバーである休日課長が“月曜日”の友人・高橋役で映画初出演する。石橋さんは本作の脚本について「一度、読んだだけではどんな風に描かれるのか想像がつかない不思議な世界観」と語り、「読めば読むほど自由に想像が広がる作品だと思いました!素直に中村さんの演じる個性的な曜日たちに会えるのが楽しみでした」とコメント。撮影を終えてみて、「中村さんの演じる曜日たちは服装も言葉遣いも立ち振る舞いもみんな違って、それぞれに『はじめまして』と言いたくなるくらい」個性があり、説得力のあるものだったと言う。「おもしろい映像になるだろうなと脚本を読んだ時点で想像できました」と語る中島さんは、「このSF的なアイデアに新鮮さを感じました」と、吉野耕平監督発案の完全オリジナル脚本を絶賛。また、映画初出演となった休日課長さんは、「“日常で在りつつもどこかミステリアスな雰囲気”が撮影現場に漂っていました。そんな中、中村倫也さん演じる火曜日と接する事で、特に意識する事なく、自然と妙な男“高橋”になれた感覚がなんとも言えぬ心地でした」とふり返ってコメント。「今まで触れたことのない新しい世界観にドキドキと想像を膨らましながら」脚本を読んだという深川さん。「人間ドラマであり、ファンタジーでもあり、ミステリーでもあり、SFのようでもあり。吉野監督が生み出すあたたかい世界と映像美、そして圧倒される中村倫也さんの1人7役。撮影期間はあっという間でしたが、この作品に瑞野として参加することができてとても嬉しかった」と撮影について語った。そして、きたろうさんは「中村君との二人のシーンがほとんどでしたが、倫也君の微妙な間に、こいつはただ者じゃないと感心しました」とコメント。「表現する事へのひたむきさ、これが役者です。僕もそうですけど」と、1人7役を務め上げた中村さんを称えている。なお、そんな中村さん演じる“7人の僕”のキャラ解説付きポストカードセットが2月7日(金)より発売されるムビチケの特典に決定。表面にキャラクタービジュアル、裏面にはそれぞれの性格、特徴、趣味などのプロフィールが記載されたもので、さらに、映画公式HP限定販売の前売り特典付きムビチケの販売も3月に予定されている。『水曜日が消えた』は5月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:水曜日が消えた 2020年5月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020『水曜日が消えた』製作委員会
2020年01月28日冷え込みの厳しい1月中旬の夜8時、都内にあるカジュアルなイタリアンの店に次々と人が押し寄せる。その人数、約40人。30分前にいちばん乗りしていたのはツナギ姿に個性的な帽子、赤いブーツ姿のオダギリジョー(43)だった。「この会は昨秋公開された彼の初監督映画『ある船頭の話』関係者の新年会でした」(映画関係者)主演・柄本明(71)演じる船頭の前に突然現れた身寄りのない少女。一緒に暮らし始めるうちに彼の人生も変化していくストーリーだ。「実際はキャストやスタッフを改めてねぎらう会でした。オダギリさんは『海外の映画祭で賞を頂いて思いがけず賞金をもらったから、皆さんに還元しなきゃと思って』と挨拶していました。もちろん柄本さん、共演の永瀬正敏さんらも来ていました」(前出・映画関係者)この作品でオダギリはトルコのアンタルヤ国際映画祭で邦画初の最優秀作品賞を獲得している。「賞金は日本円で120万円ほどでした。受賞時から彼は『皆さんのおかげです』と謙遜していました」(前出・映画関係者)実はこの映画、オダギリが“残された自分の時間を考えた”末にできあがった映画だという。「“健康診断の結果があまりよくなかった”ことが長編映画の初監督をするきっかけだったそうです。長年、監督業を手掛ける気持ちはあったものの“俳優という立場を利用している”と誤解されるかもしれない懸念があって、ずっと踏み込めなかったそうです。『今後の自分の人生を考えて一念発起した』と話していましたね。幸い、精密検査の結果、命に関わる病状ではなかったそうですが、慣れない監督業の心労で、20カ所近い口内炎に悩まされたそうです」(前出・映画関係者)出席者の中には、今作の出演者でオダギリの小学校の同級生でもある次長課長の河本準一(44)も。会費を払おうと河本は財布を出したが、オダギリは頑として受け取らない。代わりに熱い握手を交わし、深々とお辞儀をして見送った。夜11時過ぎ、新年会は終了。最後まで参加者を見送ったオダギリは最後に店を出た。帰ると思いきや、店の外で待っていたスタッフ数人と近くの居酒屋へ……。彼の“還元”は深夜まで続いたのだった。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月23日藤井美菜、チャン・グンソク、オダギリジョーら日韓の人気俳優たちによる豪華競演による『人間の時間』が、2020年3月に公開決定した。様々な年齢と職業の人間が退役した軍艦に乗り合い、クルーズ旅行をする中で、突如異次元に辿り着き、取り残された乗客たちが生き残りをかけて様々な悲劇的事件を起こしていく様を描いた、キム・ギドク史上最も不穏で過激なファンタジー作品。人類の持つ暴力性と自然の摂理を突きつける、善悪の境界線が揺らぐディストピアを描く。主人公のイヴ役を演じるのは、日韓を行き来しながら映画やドラマで活躍し、韓国では「ドクター探偵」「私たち結婚しました 世界版」などで注目されている藤井美菜、そしてアダム役には、甘いマスクで日本でも高い人気を誇るチャン・グンソクが体当たり挑む。そしてイヴの恋人役にはオダギリジョーが特別出演。また、謎の老人を演じたデビュー63周年となる韓国の国民的俳優アン・ソンギ、カメレオン俳優と言われる実力派イ・ソンジェ、アクション俳優としても評価の高い個性派リュ・スンボム、ミュージカルでも活躍するソン・ギユンなど、日韓の豪華キャストによる競演が実現している。『人間の時間』は2020年3月よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月21日オダギリジョーが時効になった事件を“趣味”で捜査する刑事に扮する人気ドラマの12年ぶりとなる続編「時効警察はじめました」が12月6日の放送で最終回を迎えた。山崎賢人、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊ら超豪華ゲストも彩った最終回に視聴者はどんな反応をみせた!?FBIに出向後帰国し、再び総武署の“時効管理課”で時効になった事件を“趣味”で捜査している霧山修一朗をオダギリさんが演じる本作。前作から霧山を想居続けている三日月しずかに麻生久美子。霧山、三日月らの総武署・刑事課に配属された新人刑事・彩雲真空に吉岡里帆。総部署の元ヤン鑑識・又来康知に磯村勇斗といった面々が出演。もちろん岩松了演じる温和な無秩序課長・熊本に、ふせえり演じる無類のイタズラ好き・又来、江口のりこ演じる人生の99%が無表情なサネイエ、豊原功補演じる十文字疾風、光石研演じる鑑識の諸沢らも健在だ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回で霧山が趣味で捜査するのは、24年前、高校の屋上から高飛び込み部のコーチ・祷巫女彦(少路勇介)が飛び降りて死亡した事件。自殺と考えるのが妥当だが、高飛び込み部の元エース、雨夜翔太(山崎賢人)が彼の死を“予知”していた。雨夜は練習中の事故から奇跡的な生還を果たして以降、未来が見えるようになったという。事件を調べていくと、祷が高飛び込み部の女子部員・朝霞鈴音(二階堂ふみ)に好意を抱いていたが、朝霞は雨夜に好意を抱いていたらしいことや、蘇生後にPTSDを患っていた雨夜が洗脳の専門科である心理学者・只野教授(松重豊)から治療を受けていたことがわかって…というのが今回のストーリー。今回はなんといっても豪華ゲストに注目する声がSNSに殺到。「山崎賢人~二階堂ふみ~染谷将太のラインが今や豪華で感慨深い」「こんな盛り沢山の山崎賢人さんをいっぺんに観られることって、なかなか無かったと思うホントに神」など喜びの声が上がる。また心理学者だったが現在では焼き芋屋をやっているという只野は、「探さないで欲しかった」と言いながら赤と白のボーダーの服装で登場。“ウォーリースタイル”の松重さんに「ウォーリーの格好可愛いな松重さん」「探してほしくなかったってだけでウォーリーの格好させられる松重さん」「探さないで欲しかったなあとか言うからずるい」などの感想が。また今シーズンからレギュラーになった磯村さんの謎のダンスシーンにも「磯村くんが踊っててめっちゃ可愛かった」「荒ぶる磯村勇斗くんが観れる最終回」などの感想が送られている。(笠緒)
2019年12月07日オダギリジョー、麻生久美子、吉岡里帆、磯村勇斗らが出演する「時効警察はじめました」の第7話が11月29日にオンエア。毎回豪華ゲストに注目が集まる本作だが今回は檀れいが登場。“メガネアイドル”を演じた檀さんの演技に数多くの反応が集まっている。時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗をオダギリさんが、その名(迷)助手・三日月しずかを麻生さんが演じるシュールな脱力コメディーミステリーである本作。2人の捜査に首を突っ込みまくる新人刑事・彩雲真空役で吉岡さん、鑑識課の若きエース・又来康知役で磯村さん。岩松了、ふせえり、江口のりこ、豊原功補、緋田康人、光石研らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回時効管理課の2人が扱うのは、流行中の「開運メガネ」を売り出したカリスマ社長・桃瀬多恵子(檀さん)がかつて関係していた“時効事件”。それは桃瀬の夫でメガネがトレードマークの一発屋歌手・蝙蝠ユキオ(前野健太)が、ワンマンライブの開始直前に殺された事件だった。現場には「犯人はメガネ」という血文字のダイイングメッセージ。蝙蝠の胸にはつなぐと平行四辺形になる“奇妙な4つの穴”が残されていたが、凶器が特定できないばかりか疑わしき関係者は全員メガネをかけており、捜査は難航。当時メガネをかけていなかった多恵子には疑いがかかることもなく、事件は時効を迎えてしまっていた。しかし調べていくと桃瀬はかつて“メガネアイドル”としてデビューし、その後引退。それと入れ替わるように蝙蝠は大人気となり、調子に乗って多恵子という妻がいるにもかかわらず“13股ライフ”を送っていたことがわかる…というのが今回のおはなし。蝙蝠の妻として支え続けるなかでスカウトされ、メガネアイドルとしてデビューした桃瀬。壇さんはセーラー服姿の学生時代から、三つ編みにメガネで蝙蝠を支える姿。そこから昭和アイドル風衣装に身を包んだメガネアイドル時代までを全て自ら演じており、「おさげの檀れいかわいいくないっすか?」「制服三つ編みめっちゃ似合う」などの反応が続出し、注目を集めた。(笠緒)
2019年11月30日12月6日(金)放送の「時効警察はじめました」は、いろんな意味で衝撃の最終話。この度同話に、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊といったドラマ「熱海の捜査官」(’10)出演者が再集結することが分かった。先日、山崎賢人の役どころが発表された本作だが、今回新たに、出演のみが決定していた二階堂さん、染谷さん、松重さんの役柄が明らかに。二階堂さんが演じるのは、雨夜(山崎さん)の同級生で時効事件の謎を握る朝霞鈴音。染谷さんは、「熱海の捜査官」と同じ役名、味澤宙夫だが、雨夜から時効事件を予言される同級生という役どころ。そして、松重さんはかつて雨夜の担当医だった心理学者・只野教授を演じる。「熱海の捜査官」は初めての連続ドラマ撮影だったという二階堂さんは「特に、当時頂いた『現場のモニターは確認するな』という三木監督の言葉は、今でも大事にしています。当時はまだ15歳で、たぶん無意識なところで自意識過剰な部分があったと思うんです。だから、三木監督はそうアドバイスしてくださったのか、と。それ以来、自分のお芝居はモニターでチェックしないです」とふり返り、「最終回には『熱海の捜査官』をちょっと匂わせるような部分もあるので、そこも楽しんでいただけたらうれしいです」と見どころを明かした。今回、三木監督から「熱海の捜査官」と同じ役名を与えられた染谷さんは「三木監督の世界の中にいる『味澤宙夫』として、また同時に違う役として“味澤宙夫”を演じるのはすごくうれしく、感慨深かったです」と喜び、「深く考えすぎず、格好に任せて演じました(笑)! 現在と回想シーンの学生時代では髪型も全然変わるので、『ある種違う人物になってもいいや』くらいな気持ちで、格好に任せましたね」と今作について語っている。また、先日発表された霧山が調べる時効事件の発生を予言していた“スピリチュアル雨夜”こと雨夜翔太役の山崎さんは、二階堂さんと染谷さんについて「2人とも『熱海の捜査官』のときと全然変わらないです。当時から、ふみちゃんは同い年とは思えないくらい肝が据わっている人だったし、染谷くんも2歳年上とは思えないくらい大人っぽかったんです」とふり返っている。一方、二階堂さんと染谷さんも山崎さんについて「『熱海』の後に映画『オオカミ少女と黒王子』(2016年)で久しぶりにご一緒しましたんが、いい意味でずっと変わらないムードメーカーであり、気遣いのある人」(二階堂さん)、「賢人くんとはCMでも共演しましたが今回改めて、少年から青年に、そして成人男性になられていて『あぁ…!』と。時が経ったなとは感じましたけど、根本的な部分では何も変わっていないですね」(染谷さん)と変わらぬ人柄の良さに言及した。そのほか、同じく「熱海の捜査官」のキャストだった少路勇介も最終話に出演する。「時効警察はじめました」最終話あらすじ総武署の時効管理課にいきなりFBIの人間が現れた。なんと、霧山修一朗(オダギリジョー)の力を借りたい事件が発生したため、アメリカへ連れ戻しに来たという。一方、霧山は24年前の時効事件を趣味で捜査し始める。それは高校の屋上から、高飛び込み部のコーチ・祷巫女彦(少路勇介)が飛び降りて死亡した事件。本件にはどうにも不可解な点があった。というのも、現在、的中率抜群な予言者・スピリチャル雨夜として活躍する雨夜翔太(山崎賢人)が同級生・味澤宙夫(染谷将太)に、祷の飛び降りを予言していたのだ。祷に自殺の動機がまったくない点と、そんな祷の飛び降りを雨夜が予言していた点が引っかかった霧山は、雨夜本人から話を聞くことに。だが話の途中、霧山は同行した助手・三日月しずか(麻生久美子)の様子が何やらおかしなことに気づき…!?その後、事件発生時の担当刑事を訪ねた霧山と三日月、刑事課の彩雲真空(吉岡里帆)は不審な話を耳にする。祷の財布には、飛び降りた日に受け取る予定だったバースデーケーキの予約票が入っていたというのだ。しかも、ケーキプレートの文字から、誕生日の主役は高飛び込み部の部員・朝霞鈴音(二階堂ふみ)だと判明。さらに刑事は、蘇生後にPTSDを患っていた雨夜と、彼の担当医だった心理学者・只野教授(松重豊)との間に何かあったのでは…とも疑っていた。「時効警察はじめました」最終話は12月6日(金)23時15分~テレビ朝日にて放送。※一部地域を除く(cinemacafe.net)
2019年11月29日山崎賢人が、シュールな脱力系コメディーミステリー「時効警察はじめました」の最終話(第8話)に出演決定。俳優デビュー作となった「熱海の捜査官」以来、9年ぶりにオダギリジョー&三木聡監督とタッグを組む。時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリさん)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑む本作。吉岡里帆や磯村勇斗らの新キャストや、多彩なゲスト陣、演出陣も話題となっている。「オダギリさんは当時と全然変わらない」そんな中、最新シリーズの放送スタート前からほのめかされていた超人気俳優ゲストは山崎さんだったことが判明!俳優デビュー作にあたる「熱海の捜査官」(2010)のときは「セリフを覚えて役を演じるだけで、いっぱいいっぱい。オダギリさんと二人で階段を降りるシーンでは緊張しすぎて、右手と右足が一緒に前に出ちゃったり…(笑)。それくらい緊張していました」とふり返る山崎さん。あれから9年。「オダギリさんとは『熱海の捜査官』の撮影が終わった後も、一緒にフットサルをさせていただいた」と語るが、共演自体は実に「熱海の捜査官」以来。「オダギリさんは当時と全然変わらない」と明かし、「今回の再共演といい、『熱海の捜査官』の後もつながっている感じがして、すごくうれしいです。『時効警察』の現場では、オダギリさんと久々にお会いできたので、近況報告から本当に他愛もない話まで、いろんなお話をさせていただきました」と声を弾ませる。俳優10年目という節目に「三木組という“原点”」に舞い戻り、以前からファンだったという「時効警察」でさらなる飛躍を見せてくれるはずだ。9年前、三木聡監督に「デビュー作で出会えて本当によかった」デビュー作「熱海の捜査官」について、山崎さんは「とにかく監督について行こう、と。監督の演出に従って動くと、僕が演じた四十万新也という役がどんどん不思議になっていって、すごく面白かったです!デビュー作で何もできない僕に、本当に優しく厳しくお芝居を教えてくださってありがたかったですね」と、三木監督に感謝の意をコメント。さらに、山崎さんに現場のイロハを教え、時には叱ってもくれたのも三木監督だったとか。「自分の出演シーンなんですけど、途中で映らないカットがあったときのこと。そのカットの撮影中に『休んでいていいよ』と言ってくださったので、撮影場所だった学校の3階を離れて、1階にあったお茶場でスタッフさんとずーっとしゃべっていたんですよ。そしたら、監督の怒鳴り声が聞こえて…。『映らないカットでも、自分が出ているシーンのときは現場にいろ!』と怒られて、『なるほど』と(笑)。そんな、本当に初歩的なことも教えてくださいました。デビュー作で三木監督に出会えて本当によかったです」とふり返る。いまや山崎さんといえば、NHK連続テレビ小説「まれ」や主演ドラマ「グッド・ドクター」、主演映画『キングダム』など、代表作を挙げればキリがないほど20代俳優の代表格に成長。「この10年で成長した部分を出せたら」という熱い思いを秘め、「『初心忘れるべからず』という真っ白な気持ち」で臨んだという最終話は見逃せない。演じるのは、怪しい預言者!「熱海の捜査官」の“四十万新也エッセンス”も今回、「時効警察はじめました」で山崎さんが演じるのは、動画配信サイトで次々と予言を的中させて有名になった予言者・スピリチャル雨夜。実は24年前の高校時代にも、飛び込み部のコーチが屋上から飛び降りるのを予言し、実際にコーチは飛び降りて死亡。この事件に霧山も興味を持ち、趣味の捜査を始める。そんな何だか怪しげなスピリチャル雨夜を演じるにあたっては「あまり事前に役を作り込まず、三木監督の言葉をヒントにしながら、毎シーン毎シーンを楽しんで演じています」という山崎さん。裏では面白い仕掛けも企んでいるそうで…!?「自分の中ではせっかくなので、『熱海の捜査官』の四十万新也エッセンスみたいなものも入れていけたら面白いのかな、とも思っていて…。回想シーンの高校時代も、四十万新也と同じような髪型にしているんですよ」とニヤリ。「個人的に、『時効警察はじめました』の最終回のラストには『熱海の捜査官』と似た雰囲気も感じているので、すごくワクワクしています。『熱海の捜査官』が好きな人にもぜひ見ていただきたいな、と思います!」と、目を輝かせていた。「時効警察はじめました」最終話は12月6日(金)23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2019年11月25日オダギリジョー、麻生久美子らの出演でおくる「時効警察はじめました」の第6話が11月22日放送。プロレスラー殺人事件を捜査するなかで“闇堕ち”する彩雲を演じた吉岡里帆の振り切った演技に絶賛の声が殺到している。オダギリさんが時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗を、麻生さんが霧山の“名(迷)助手”三日月しずかを演じる本作。岩松了、ふせえり、江口のりこ、豊原功補、緋田康人、光石研、ナレーターの由紀さおりらが前作から続投、吉岡さんが総武署の刑事課新人刑事・彩雲真空役で、磯村勇斗が鑑識課の若きエースで諸沢の助手の又来康知役で今作から参加。また今回は寺島しのぶ、柳葉敏郎をはじめ、HARASHIMA、佐々木大輔、男色ディーノらDDTプロレスのレスラーもゲスト出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。エンターテインメント重視のプロレスで人気団体となった「気合プロレス」だが、その成功の陰には25年前、看板選手の丸山真剣(佐々木さん)とチャンピオン・土倉髑髏(男色さん)によるタイトルマッチで、勝利した丸山が立ったまま息絶えた事件があった。死因は試合前に頭部を強打されたことによる脳内出血。霧山と三日月は最近プロレスにハマッている彩雲に案内され「気合プロレス」を訪問。「気合プロレス」の一般練習生となって内部事情を探っていく――というのが今回のおはなし。今回はプロレス大好きの彩雲が“闇堕ち”、顔に泥を塗り鎖を身体に巻きつけヒールとなって「誰にも言いませんよカード」を渡そうとする霧山のもとに殴り込むという一連のシーンに視聴者から大きな反響が巻き起こる。泥だらけの顔に雷鳴が轟きBGMは「ワルキューレの騎行」というシーンに「時効警察見てたら地獄の黙示録出てきた」「黙示録・・・彩雲」などの声が上がっているほか、「時効警察の吉岡里帆様やばすぎてついていけないけど好き」「吉岡里帆がグレートムタになった」「彩雲くんが闇堕ちした!暗雲?」などの反応も多数。振り切ったその演技に「吉岡里帆頑張ってるなぁ」「良い演技してるね」「振り切ってるw顔の表情最高にキレてるw」など絶賛の声が殺到中だ。(笠緒)
2019年11月23日オダギリジョーが時効になった事件を“趣味”で捜査する男を演じる「時効警察はじめました」の第5話が11月15日放送。今回も趣里に野間口徹、前野朋哉に、ダンディ坂野をはじめとした数々のお笑い芸人と超豪華ゲストが登場、視聴者が喜びの声をSNSに上げている。オダギリさん演じる霧山修一朗が趣味で時効になった事件を捜査するシュールな脱力系コメディーミステリーである本作。前作以来12年ぶりの連ドラ復活となった今シリーズでは三日月しずか役の麻生久美子、熊本役の岩松了、又来役のふせえり、サネイエ役に江口のりこ、十文字疾風役の豊原功補、諸沢役の光石研、ナレーターの由紀さおりらが前作から続投。そこに新人刑事の彩雲真空役の吉岡里帆に、鑑識の又来康知役の磯村勇斗ら新キャストも加わった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は真空がSNSで知り合った“親友”の夏歩(趣里さん)に職場の画像を送ると、夏歩は自分が1994年にラジオの生放送中に死亡した村瀬ベルギーワッフル(水川かたまり)の娘で、事件を捜査して欲しいと返信をもらう。村瀬の死因はソバのアナフィラキシーショックだったが、生放送中の犯行は不可能であり、“衆人環視の中で起きた密室殺人事件”は犯人不明のまま時効を迎えていた。夏歩は犯人は村瀬の相方、栗原くりごはん(鈴木もぐら)だと話す…というのが今回のストーリー。「イノセンス 冤罪弁護士」や放送中の「モトカレマニア」などで注目の趣里さんが、普段は可愛らしいが栗原のことになると豹変する被害者の娘役でゲスト出演。普段と栗原を前にした際とのギャップなど、“怪演”ともいえるほど圧巻な演技に「時効警察の趣里さん、すごかった」「時効警察の世界観に合ってる女優さんだった」など、絶賛の声が相次ぐ。さらに今回はダンディさんはじめ多数のお笑い芸人も登場。「お笑い好きにはたまらんわ 若手からベテランまで幅広く登場してましたね」「小ネタから監督さんがめちゃくちゃお笑い好きなのが伝わってきてよかった」などの声も多数寄せられている。(笠緒)
2019年11月16日オダギリジョーが時効になった事件を“趣味”で捜査する刑事に扮し、麻生久美子、吉岡里帆らと共演している「時効警察はじめました」の第4話が11月8日にオンエア。中島美嘉が女優としてゲスト出演した今回、加藤茶のサプライズ登場や様々な小ネタに視聴者が沸いている。FBIに出向したが帰国、再び総武署の“時効管理課”に配属され、時効になった事件を“趣味”で捜査することになる霧山修一朗をオダギリさんが演じる。霧山を想っていたが6年前に結婚、その後離婚していまは再びひとり身になった三日月しずかに麻生久美子。霧山、三日月らの総武署・刑事課に配属された新人刑事・彩雲真空役で吉岡里帆、総部署の元ヤン鑑識・又来康知役で磯村勇斗が今シリーズから参加する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。長回し1カットで撮影した異色のゾンビ映画『ロマンティックを止めるな』が、25年ぶりに同じキャスト&スタッフでリメイクされることになり、異様に興奮する真空だが、先輩刑事・十文字疾風(豊原功補)は渋い顔。実は十文字は元祖『ロマ止め』撮影中に起きた監督・唐沢浩一郎(津田寛治)殺人事件を当時捜査したのだが、事件は時効を迎えていた。この事件を趣味で調べることにした霧山は、主演女優の折原千香子(中島さん)とコンタクトを取るためリメイク版のゾンビエキストラオーディションに参加。ゾンビとして出演することになる…というのが今回のストーリー。毎回豪華ゲストを迎えている本作だが、中島さんの出演に「中島美嘉ぽい声が聞こえたから確認したら、やはり中島美嘉だった」「毎回毎回主役級を出してくるあたりほんとすげーな」など驚きの声が上がったのもつかの間、中島さんはCMに出演している千香子としてメロンの被り物をかぶるなど、クールなイメージを覆す活躍。「メロンメロンw可愛いw」「中島美嘉にメロンの格好をさせられるのは時効警察だけ」などこれには視聴者も大きく盛り上がる。またロケ先の旅館では加藤さんもサプライズ登場。「中島美嘉でざわざわしてたら突然の加トちゃん」など中島さんだけではない豪華ゲストに視聴者のざわめきは止まらない。某大ヒットゾンビ映画を思わせる設定の『ロマンティックを止めるな』にも「「カメラを止めるな!」&「Romanticが止まらない」のオマージュか」などの声、さらに終盤で事件の幕引きに納得いかない千香子が「深夜ドラマみたい」と嘆くと、三日月が「深夜ドラマってすごく面白いですよ、テレ東とか」と返す場面にも「この後移動するの読まれてる…」などたくさんのコメントが。豪華ゲストから小ネタまで視聴者のツッコミが止まらなくなっている。(笠緒)
2019年11月09日脚本家・坂元裕二によるオリジナル恋愛映画『花束みたいな恋をした』が、2021年1月29日(金)に公開。菅田将暉と有村架純がW主演を務める。連続ドラマの金字塔を手掛けてきた坂元裕二によるオリジナル映画脚本家・坂元裕二は、「東京ラブストーリー」をはじめ、「Mother」「最高の離婚」「カルテット」など、連続ドラマのヒット作を世に送り出してきた人物。今回そんな坂本が脚本を務める『花束みたいな恋をした』は、自身初となるオリジナル映画。また坂本が映画でラブストーリーを手掛けるのは、『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年・共同脚本)以来の出来事となる。現代の東京を舞台にした、5年間の恋の物語ストーリーの舞台は、現在の東京。井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った男女の“その夜”から始まる物語を描く。時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしていく1つの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿。2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリーが誕生する。菅田将暉×有村架純がW主演物語の主人公には、坂元裕二が執筆段階から主役に想定していたという注目俳優2人が抜擢された。大学生の山音麦は、『銀魂』シリーズ、『アルキメデスの大戦』など話題作が絶えない菅田将暉。その彼と恋に落ちる大学生、八谷絹(はちやきぬ)は、『コーヒーが冷めないうちに』『フォルトゥナの瞳』などで主演やヒロインを務めてきた有村架純が演じる。本作で、有村と菅田が、初のW主演による共演を果たす。ふたりを囲む登場人物/キャストまたふたりを取り囲む登場人物には、豪華キャスト勢が抜擢。麦と絹がかつてのお互いの姿を重ね合わせることになる若い男女の二人組、羽田凜役を『宇宙でいちばんあかるい屋根』の主演女優・清原果耶、水埜亘役を映画『町田くんの世界』で主人公・町田君を演じた細田佳央太がそれぞれ抜擢。また絹の勤務先であるイベント会社の社長、加持航平役をオダギリジョー、絹の両親役に戸田恵子&岩松了が演じるほか、麦の父親役は小林薫が務める。さらに劇中で、麦と絹が”神”として評する映画監督役に、『ガルム・ウォーズ』など、これまで数々の作品を生み出してきた押井守監督が本人役で出演。サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる、大切な役割を担う。Awesome City Clubが楽曲提供映画の本予告に流れる「勿忘(わすれな)」を提供したのは、男女ツインボーカルの3人組グループ「Awesome City Club(オーサムシティクラブ)」。本作を鑑賞した際に感じた“ありのままの気持ち”を落とし込んだ、インスパイアソングとなっている。また映画の中では、メンバーのボーカルPORINも本人役として出演を果たしたほか、劇中のライブリハシーンにおいては、メンバー全員揃った姿も映し出されるという。監督に土井裕泰なお監督を務めるのは、『罪の声』の公開を控える土井裕泰。ドラマ「カルテット」で坂元と組んで以来、映画では初のタッグを組む。ストーリー東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った、大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが──。【詳細】『花束みたいな恋をした』監督:土井裕泰公開日:2021 年1月29日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか、全国公開脚本:坂元裕二主演:菅田将暉、有村架純 、清原果耶、細田佳央太、韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、押井守、Awesome City Club PORIN/佐藤寛太、岡部たかし、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫配給:東京テアトル、リトルモア
2019年11月02日オダギリジョー、麻生久美子ら前作メンバーに吉岡里帆、磯村勇斗らも加わった「時効警察はじめました」の第3話が10月25日オンエア。ゲスト出演した中山美穂と別所哲也にかつての共演作を連想する視聴者や、結木滉星の出演に沸く視聴者からの声が上がっている。本作は時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗と名(迷)助手・三日月しずかが共に未解決事件を捜査していく、シュールな脱力コメディーミステリー。オダギリさんが霧山役で、麻生さんがしずか役でそれぞれ出演。総武署の刑事課新人刑事・彩雲真空役で吉岡さんが、鑑識課の若きエース・又来康知役で磯村さんが今作から参加するほか、前作から引き続き課長の熊本役で岩松了、康知の母・又来役でふせえり、サネイエ役で江口のりこ、刑事課のエース・十文字疾風役で豊原功補、蜂須賀役で緋田康人、鑑識課の諸沢役で光石研が出演。ナレーターの由紀さおりも続投する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。霧山はある日“婚活の女神”と呼ばれる凄腕婚活アドバイザー・琴吹町子(中山さん)に関する話に興味を抱く。町子のセミナーのプレミアム会員はほぼ全員が結婚しているのだが、唯一結婚できなかった女性が結婚できなかった理由、それは殺されたためだった。この時効事件を捜査することにした霧山。事件は25年前、新たに結婚が決まった3人の女性会員とその婚約者たちを祝うバーベキューパーティーの最中に発生。被害者の後藤紗良(安藤聖)が遺体となって発見されたのだが、紗良の当時の婚約者・城崎公彦(別所さん)はいま、町子と夫婦になっていた。町子に話を聞こうとした霧山は、逆に町子からデートに誘われる。手を握られ、恋人候補に立候補したいと告げられた霧山は、町子から時効捜査の趣味を止めたらどうかと提案され、あっさり趣味をテニスに変えてしまう…というのが今回もおはなし。視聴者からはゲスト出演した中山さんと別所さんに「別所哲也、中山美穂、波の数だけ抱きしめて ですか!」「あら、波の数だけ抱きしめて だわ」など、2人がかつて共演した映画『波の数だけ抱きしめて』を連想した視聴者からの投稿が。中山さんの美しさに「小悪魔モードミポリンに堕とされた」などの声も。また町子と城崎の息子役で「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」などへの出演で注目される結木滉星が出演。「動悸がやばいんだけど高校生役結木滉星」など、高校生役の結木さんに反応した投稿も多数。さらに見つめ合った霧山と十文字が“恋の魔法”にかかってしまうラストに「まさかのBLエンド!」といった感想も送られていた。(笠緒)
2019年10月26日オダギリジョー、麻生久美子、吉岡里帆らが出演12年ぶりに帰ってきた「時効警察はじめました」。その第2話が10月18日放送。磯村勇斗演じる鑑識課の康知の“ヤンキー化”ぶりに多くの視聴者から「どんどん相良さんになっていく」などの声が上がっている。時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗をオダギリさんが演じ、そんな霧山の“名(迷)助手”三日月しずかに麻生さん。また温和な無秩序課長の熊本に岩松了、無類のイタズラ好きな又来にふせえり、人生の99%が無表情なサネイエに江口のりこ、刑事課のエース・十文字疾風に豊原功補、十文字のバディ・蜂須賀に緋田康人、鑑識課に勤める諸沢に光石研、ナレーターに由紀さおりと前作から12年を経て同じキャストが集結。また霧山らが勤務する総武署の刑事課新人刑事・彩雲真空に吉岡さん、鑑識課の若きエースで諸沢の助手の又来康知に磯村さんといった面々が今回から参加。今回の2話のゲストには向井理、古舘寛治、マギーらを迎える。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。真空や康知が夢中になっている人気ミステリー作家・日下部秋斗(向井さん)の父親・光晴(古舘さん)が25年前に自宅の書斎で発生した密室殺人事件で死亡。事件は時効を迎えていた――。霧山はこの事件を調べることにするが、しずかだけでなく、秋斗に会えるため彩雲や康知まで付き添い、秋斗の自宅を訪ねる。すると秋斗は自ら霧山の捜査に協力すると言い、いまも事件発生時のまま保存してある書斎へ案内する――というのが今回のおはなし。今回、磯村さん演じる鑑識課のエース・康知が母で時効管理課の又来と衝突。それまでの穏やかな表情から一変、リーゼントに赤いタートルネックと元ヤン全開のファッションで口調も荒々しく変化するのだが、その姿に昨年放送された「今日から俺は!!」で磯村さんが演じた相良猛を思い出す視聴者が続出。「磯くん元ツッパリてwwwwww」「どんどん相良さんになっていく」「磯村勇斗が今日から俺はの相良っぽくなってきた」などの声が続々と上がる。また今回は脚本に「今日から俺は!!」の福田雄一監督が参加しており、「元ツッパリって今日俺wwwさすが福田脚本www」「いきなり磯村をツッパらせたのは、二話の脚本が福田監督だからか笑」「めっちゃ面白いやんもうwww小ネタが」などの声も多数寄せられている。(笠緒)
2019年10月19日