デザイナーである私の夫を見下している妹夫婦。私たちの結婚式当日にドタキャンの連絡をしてきたのです――。結婚式を控えた私のもとに、妹から「お姉ちゃんの旦那って年収100万円以下って本当?」とメッセージが。 夫を馬鹿にする妹「よくそんな無職みたいな底辺男と結婚したね」「うちの旦那は飲食店経営してて、まだ25歳なのに年収1000万円もあるのに」とマウントを取ってきた妹。人の旦那を馬鹿にしてあざけり笑うなんて……。 「お姉ちゃんもせっかく結婚できたのに苦労するね~」と言ってきた妹に怒りを通り越して呆れた私は、勝手に言わせておくことにしたのでした。 それからしばらく経ち――。 打ち合わせから帰宅した夫が「もしかして僕って義妹ちゃん夫婦に嫌われてるのかな……」とポツリとこぼしました。肩を落としている夫に事情を聞くと、焼肉屋で仕事の打ち合わせをしていた時に、妹夫婦に会ったのだそう。そして、夫の仕事の関係者がお手洗いに立った時に、夫は妹からひどい言葉をかけられていたのです……。 「収入が少ないのにこんなところでごはん食べていいんですか?」「ここは無職のような人が来ていいような価格の店じゃないですよ?」「あっ、もしかしてたった1皿だけ頼んだんですか?」 妹の夫も妹同様、私の夫を見下していたそう。夫はすごく恥ずかしくなり、肩身の狭い思いで帰って来たそうです。 「あなたは立派なデザイナーよ!あなたは何も悪くないからね!」と言って、私は事情を説明。デザイナーとして駆け出しだった頃、たしかに夫の年収は100万程度でした。しかし、今では大きな広告のデザインを担当するほどの売れっ子デザイナー。そうとも知らず、妹夫婦は夫の年収がいまだに変わっていないと思い込んでいるのです。私の話を聞いて、夫はほっとしたような顔をしていました。 「ところで、いつもの打ち合わせならカフェなのに、なんで今日は焼肉屋だったの?」と聞くと、夫の顔がぱぁっと輝きました。 「よくぞ聞いてくれました!実はね、大きなショーのデザインを僕が手掛けることになってさ!そのお祝いも兼ねて焼肉屋で打ち合わせだったんだよ!」 それを聞いて私は飛び上がって大喜び!家でも盛大にお祝いするべく、その日の夕食は腕を奮いました。 妹夫婦、ドタキャンそして、待ちに待った結婚式当日――。 もうすぐ式が始まると言うのに、妹の姿が見えません。妹に電話をかけてみると、「あ、ごめーん!私たちは今日の結婚式に行かないから」とドタキャン宣言。 「無職みたいな人との結婚がうまくいくわけないし、すぐに離婚することになるでしょ?」「なのに数万円もご祝儀包むなんてもったいないじゃない」 妹の罵詈雑言は止まりません。 「お姉ちゃんには悪いけど、お祝いする価値のない結婚式なんだよねw」「ご祝儀の無駄だから欠席でよろしくw」「わかった、絶対来ないでね」「だから行かねぇよw」 「底辺無職との結婚式なんて、招待客誰も来ないんじゃない?」「他にもドタキャンする人多そ~」と妹。そこで、私は真実を教えてあげることにしました。 「逆にたくさんの人が来すぎて大変よ?」「招待状を送ってもいないのに『せめてショーのデザインをしてくれる先生にご祝儀だけでも』ってやってきてね」「電報の数もすごいし、こんなことになるなんて思わなかったわ……」 「え?ちょっと待って?先生って何!?ショーって何!?」と慌て出した妹。 ショーの説明をすると、ショー自体は妹も知っていたようで、「嘘……そのデザインを担当するの……!?」と非常に驚いた様子。呆気に取られている妹に、「もうそろそろ式が始まるから、あなたたちの席はスタッフさんに頼んですぐに撤去してもらうわね」と言って、私は電話を切りました。 人を馬鹿にした妹夫婦の末路1時間後――。 式を終えた私のスマホには、妹から何件も不在着信やメッセージが入っていました。 「ちゃんとご祝儀も持ってきたから中に入れて!」「うちの旦那も連れてお祝いしに来たのに!」 私の夫が人気デザイナーであることを知って、手のひらをくるっと返してきた妹夫婦。しかし、さんざん私の夫のことを「底辺」と馬鹿にしてきたことを忘れられるはずがありません。 「中に入れてくれないなら、ネットで『人気デザイナーとその嫁はとっても冷たい人だ』って書き込んでやる!」とついには脅しに出てきた妹。 しかし、実はネットで炎上しているのは妹たちの方なのです。ショーを担当することになって受けたインタビューで、夫はこの間の焼肉屋での一件を自虐ネタとして話し、その記事がネットで拡散。「最低な義妹さん夫婦ですね」と叩かれまくっているのでした。 1時間後――。 妹の旦那と妹は式場前で激しく口論。ネットで自分たちが叩かれていることを知り、互いのせいにして夫婦喧嘩に発展したよう。 あまりに騒々しいので、私が「これ以上式場前で騒ぐなら警察を呼ぶからね!」と脅すと、2人してすごすごと帰っていきました。 その後、妹夫婦は険悪な仲に。今では離婚に向けて話し合いを続けているようです。 一方、私と夫は相変わらずのんびり暮らしています。人のことをあざ笑っていると自分に返ってくるのだなと今回の出来事を通して思いました。妹を反面教師にして、私は人の良いところを見つけられる人間になりたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月06日突然私のもとに「旦那さんと1年前から付き合っています♡」と謎の女性からメッセージが。私の夫は3年前に亡くなっているはずなのですが……。 「彼、仕事って嘘をついてずっとうちにいるの♡」「略奪って奥さんにバレるかバレないかがスリル満点でおもしろいのに、あんた鈍すぎて全然気づかないから教えてあげたわ♡」と、浮気しているにもかかわらず、なぜか勝ち誇った様子の彼女。 相手をお間違えではないでしょうか?しかし、うちの夫は3年前に不慮の事故で亡くなっていて、私はひとり娘と2人暮らし。きっと人違いでメッセージを送って来たのだろうと思いながらも、老婆心で「人から奪うことで満たされるなんて、心が疲れているんじゃないかしら?」と尋ねてみました。 すると、彼女は「思ってた反応と違うんだけど!?」「怒ったり泣いたりしなさいよ!!」と激怒してしまったのです。 義弟のたかり1週間後――。 あれから、夫の浮気相手を名乗る女性からの連絡はありませんでした。穏やかな生活に戻ったと一安心したのも束の間、今度は義弟から電話が。 「お義姉さん!お願いがあるんだけど!!」 この義弟は、私の頭痛のタネ。何かにつけて、夫の遺産をよこせと言ってくるのです。 「兄貴が亡くなってから3年も経つのに、お義姉さん働かないだろ?それだけの遺産が手元にあるってことだよね?」「うちって子どもが3人もいるじゃん?なのにこの不況で俺も嫁も給料が減っちゃって……助けてくれない?」 義弟のところの3人兄弟は、みんな夫と私に懐いていました。私にとっては甥っ子たちは実の子ども同然。 「甥っ子ちゃんたちのためなら……」と言った私に、食い気味に「じゃあこれから月30万よろしくね!」と返してきた義弟。私は要求された金額の多さに、思わずあ然としてしまいました。 夫の遺産は残っているものの、そんなにたくさんはありません。それに、夫が残してくれた大切なものですから、私は大切に切り崩しながら使っているのです。義弟は働いていないと思い込んでいたようですが、私は在宅ワークの仕事をしています。 それを説明すると、義弟は「マジかよ……てっきり数千万くらい持ってると思ってたのに……」とあからさまにがっかり。しかし、次の瞬間、またも耳を疑うようなことを言ってきたのです。 「お義姉さん働いてるなら、いっそのこと遺産いらなくない?全部俺にちょうだいよ!」「お義姉さん若いんだし、次の男をとっとと見つけるべき!そのためにも兄貴を思い出すような遺産は俺が使ってあげる」 あまりの言いように、さすがの私もカチンと来ました。「ふざけないで!私は再婚するつもりなんてない!」「悪いけど、夫の遺産はあてにしないで。代わりに私の友だちに優秀なファイナンシャルプランナーさんがいるから、資産管理とか家計の相談に乗ってもらえるように取り計らうから」と言うと、義弟は「下手に出てお願いしてやってるのに……」と怒って電話をブチッときりました。 浅はかな浮気女と義弟の末路3日後――。 またも謎の女性から私のもとにメッセージが。今度はご丁寧に浮気の証拠となるような写真付きで送られてきました。 「今回のは応えたでしょう?」と文字からもニヤニヤしているのが伝わってきます。私の泣き顔を見たいがために、慰謝料覚悟で写真を送りつけるなんて……呆れるしかありません。それに、私はその写真を見てあることに気付いてしまったのです。 「旦那の浮気相手に舐められてるのにどうして怒らないの!」「少しは泣いたり悔しがったりしなさいよ!」「夫は3年前に亡くなったので」「え?」 「でも…彼のスマホの電話帳にあんたの名前があったし……後ろに(嫁)ってつけてたし……」と勢いを失った彼女に、私は真実を明かすことに。 「私、彼の義理の姉なの。つまり彼の兄の嫁なのよね」 彼女が送ってきた写真に写っていたのは、義弟でした。義弟が浮気していたなんて……というか、義理とはいえ身内の浮気写真を見るのはなかなかキツイものがありますね……。 「う、嘘!私ったらなんて勘違いを……!」と慌てる彼女に対し、私は「大丈夫、気にしないで!」と明るく返しました。 「あなたたちの浮気のことはちゃんと私から奥さんに伝えておくから!」「なかなか彼の奥さんに気付いてもらえないって嘆いてたもんね、ちゃんと浮気写真も全部まとめて送っておくし、弁護士さんも紹介しておくから!」 義弟はともかく、義弟の奥さんはとてもやさしくて良い人なのです。私が夫が亡くした時もずっと寄り添ってくれていました。だから、今度は私が助ける番! その後――。 私から義弟の浮気を聞いた奥さんは、すぐさま弁護士を立てて離婚。義弟からは生活が厳しいと聞いていましたが、奥さんの年収は1,000万円超。義弟は自分の給料をほとんど浮気相手に貢いでいたそうで、貯金0。義弟からは「お前のせいで離婚する羽目になった!お前が代わりに慰謝料と養育費を払え!」と逆ギレされましたが、無視しました。 羽振りの良い義弟をお金持ちだと思い込んでいた浮気相手からも、「思ってたのと違う!!」と連絡が来ましたが、自業自得でしょう。浮気相手のご両親も事情を知って激怒し、浮気相手と義弟を無理やり入籍させて監視下に。毎日罵り合っているそうですが、私は似た者同士でお似合いカップルだと思っています。 前々から義両親と仲の良かった義弟の元奥さんは、甥っ子ちゃんたちを連れて義実家へ。義両親のサポートを受けつつ、仕事に励んでいるそう。私も時折娘と義実家に顔を出し、甥っ子たちと遊んでいます。夫の面影を感じられる甥っ子たちと遊ぶ時間は私にとって癒しです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月06日結婚してから、何一つ自分でやってこなかった夫。子育ても義母の介護も、すべて私任せでした。暴言に耐えた20年。義母も亡くなり、次女も大学に入学することになり……。夫は、外で働いている自分が1番偉いと思っており、家族は自分の施しで生活できているんだと大口をたたいていました。世間体を気にして、私が働きに出ることを拒否しただけなのに……。 実は、私たち家族は夫の知らないところで、義母から援助を受けていました。私が体調の悪いとき子どもたちの面倒を見てくれ、これまでいろいろと私のことを気遣ってくれた義母も、昨年他界。先日一周忌を終えたのですが、夫は法事に出席せず。親戚からは、苦言の嵐でした。私は夫に「法事には参加したほうがよいのではないか」と指摘したところ、夫は「厄介者がいい気になるな」と激怒する始末。 私は、夫婦は対等だと思っていました。一緒になってもう20年、そろそろ自分の気持ちをはっきり伝えても良いのではないかと思い、思い切って話したのですが、夫には何も伝わらなかったようです。ついにXデーがやってきた!自分に正直になろうと努め始めた私は、前より夫と衝突することが増えました。夫は、専業主婦である私がいつでも何でも夫の思い通りに動けると思っており、私の都合を考えません。その上、私の洋服を1枚買っただけで無駄使いだとののしります。化粧品も、私が使っても無意味だと言って捨ててしまいました。そのくせ私の身なりに文句をつけ、人に紹介できるほどの嫁じゃないと会社の人たちにすら紹介してくれませんでした。 その後夫の暴言は、今まで以上にエスカレートしていき、「結婚したのは間違いだった」「子どもは女ばかりでがっかりだったし、すぐに老けてババアになって、今じゃ口答えしかしない」と……。どれだけ俺の人生を邪魔したら気が済むんだよと言われたので、今後はできるだけ関わらないようにすると言ってやりました。そして、本当に夫に対しては何もしないようになり……。 ある日、会社の人が来るからと食事の用意をするよう命令されましたが、当然無視。すると、恥をかかされたとまた怒る夫。その腹いせに、私の留守中、私物を一切合切捨てられてしまいました。 「20年も俺の家に居座りやがって」「子どもも大きくなったしもう出てっていいぞ」事実上の離婚宣告ということでしょう。夫としては、私が泣いてすがるとでも思っていたのでしょうが、そんな気持ちは一切ありませんでした。何しろ、そろそろ離婚しようと思って私も準備していたのですから。夫の誤算「そこはお前の家じゃねーよ」私が思わず言った言葉は、夫にはピンときていなかったようですが、1カ月後、元夫が怒りの連絡をしてきました。自宅から退去する手紙が来た、家の名義が私になっているのはどういうことだと言うのです。 家が私の名義になっている理由は、今までの夫の行動を見た義母が、私を気の毒に思っていろいろとしてくれたのです。家の名義変更もその1つでした。夫が最終的に私を追い出すこともわかっていたようで、そうなった場合には家を売って自由になりなさいと遺言に残しておいてくれたのです。息子よりも嫁である私をかわいがり、大事にしてくれたこと、感謝してもしきれません。 夫は家を戻してもらえないとわかると、今度は金銭を要求してきました。引越し代と言いますが、何百万円もの大金を要求。そもそも貯蓄がないのは夫が飲み歩き、散財するのがいけないのですが。夫がこれほどまでに、お金をほしがるのには「娘から聞いた話」が関係しているのかもしれないと思うようになりました。幸せあふれる関係作りを…娘の友人が勤めるキャバクラに元夫が通い詰めていると聞いたのは、この件より前のこと。夫はとあるキャバ嬢に入れ込んでいて、夫からは「今までのことは謝るから金を貸してくれ」と言われました。 今まで義母に援助してもらって何とかなっていたわが家ですし、平然とそんな状況を作り続けていた元夫ですから、当然のことお金など貸せるわけがありません。義母の遺産が少ないと文句を言っていましたが、散々援助してもらった挙げ句の遺産ですから、当たり前のこと。 若いころはいつか変わってくれると信じてたけれど、長年一緒にいてそれは無理なことだと理解しました。私の人生にとって邪魔者だったのは元夫だったと、今ならはっきり言えます。 結局元夫は、親戚にも借金を頼み込んだようですが、法事の一件もあり、皆から断られたと聞きました。案の定ひとりで生活することすらままならず、私のもとに助けを求める連絡が来ますが、すべて無視しています。私のありがたみがようやく身にしみているようですが、さすがに気づくのが遅すぎです。 本来もうすこし早く離婚する予定でしたが、義母と最後まで一緒に過ごして良かったと思っています。思い出作りもできました。義母の介護中に取ったヘルパーの資格は、今の生活の糧になっています。大変な仕事ですがやりがいもありますし、充実した毎日を送れている今がとても幸せです。 自分の親の一周忌にも参加しない夫には、信用はなくなっていきますよね。それを見越して、義母は妻に家の名義を変更したのではないでしょうか。またお金を貸してほしいと妻にせがんだ夫ですが、今までの自分勝手な言動から相手に信用されず、見放されてしまうのもしょうがないですよね。妻には、義母との思い出を胸に新しい人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月06日上司にいびられ会社を辞めた私は、夫と結婚後、専業主婦に。そんな私を夫は社会不適合者と罵っていました。私は、夫にこき使われる日々を送っていました。親戚が来ると言って、訪問前夜に料理の支度や部屋、庭の掃除を言いつけ、徹夜してでもしろと命令してくる夫……。 揚げ物をしているときに、やけどをしたので病院に行くと、「大したことがないのに行ったのか」「医療費がもったいない」と言われる始末で、夫からは診察なんかより忘れ物を会社に届けろと言われました。チャンス到来!結婚が前の職場を辞める1つの口実にもなり、また養ってもらっている手前、私は抵抗できずにいましたが、徐々に限界を感じていました。 ある日、私は、夫からスーツのクリーニングを頼まれました。大切な取引先と会うのだそうです。「スーツはクリーニングな」「忘れずに出せよ!」でも、その日はいつもとすこし違いました。朝スーツを投げつけられたとき、私は面白いものを見つけたのです。なぜかポケットに、記入済みの離婚届が……。始めは頭をトンカチで殴られたようなショックがありましたが、その後何かつき物が落ちたような感覚も覚えました。今がチャンスだと、神さまが言っている! 私はすぐに行動しました。 「出しましたよ、離婚届も一緒に」「は?」夫の命令は絶対ですから。離婚を願う私宛の手紙も一緒に入っていたため、署名し、役所へ提出してきました。それを聞いた夫は大慌て。私に渡す気はなかったと、訳のわからないことを言い、回収しに行けとまで言われましたが、私たちはもう他人同士。命令される筋合いはありませんでした。あきれた夫の行動に…家を出た私は、親戚の農園に雇われ住み込みで働くことに。夫は何度も連絡してきて、復縁を迫りまってきましたが、私はもう以前の生活に戻りたくありませんでした。生活が安定していなくても良い。自由がほしいかったのです。 それに私を引き止めたいのならば、夫にはまず説明しなければならないことがあります。一体あの手紙と離婚届は何だったのか。夫からは「事情を話したら戻るか」と問われましたが、そんなつもりは毛頭ありません。しかし話を聞いてみないことにはわからないので、一応聞いてみることに。すると驚きの事実が判明したのです。 なんと夫は不倫をしていて、相手から結婚を迫られていたとのこと。あまりにしつこいので離婚する予定だとパフォーマンスしたつもりが、うっかりミスで現実のものとなってしまったと……。 不倫相手は会社の後輩だそうで。自分がわざわざ評価を上げてやらないとダメなくらい仕事ができないんだとブツブツ言っていました。挙げ句、不倫相手は自分の再婚相手に値しないと言って、再度私に復縁を迫ってきました。散々馬鹿にされ、傷つけられた上に、不倫していた男と再婚だなんて……。当然、私に再婚の選択肢はありませんでした。一歩踏み出す勇気を!元夫はその後不倫相手と無理やり別れたようで、社内に悪いうわさを立てられ、現在は窮地に陥っている様子。その上私から精神的苦痛と不倫に対する慰謝料を請求されることになり、泣き面に蜂状態のようです。私はやさしい、懐の広い女だったと泣きついてきましたが、それは自分が力で押さえつけ、都合の良い女に仕立て上げていただけのこと。最終的に裁判で離婚と慰謝料を勝ち取った私は、生活を立て直すこともでき、今は新しい人生を楽しんでいます。 会社をやめ、養ってもらっているという負い目があり、夫の言う通りに行動してきた妻。夫が持っていた離婚届を見て、そういう選択肢もあるのだと目が覚めたのかもしれませんね。一歩踏み出す勇気は簡単に持てるものではないかもしれませんが、行動を起こすことの大切さを忘れないでいたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月05日在宅ワークの私を見下し、仕事中だろうと会議中だろうと乱入して家事をさせる傍若無人な夫。毎度イライラさせられながらも、夫に対する情が残っている私は離婚に踏み切れませんでした。しかし、夫は勝手に離婚届を出してきて――!?在宅ワーク中の私を邪魔して、家事を押し付ける夫。その日も、オンライン会議中に「晩飯ができていないとは何事だ!?」と乱入してきたのです。 自分勝手な夫「お前の会議よりも旦那様の晩御飯の方が大事だろ!」「俺は今無性にコロッケが食べたい、今すぐ作れ!」といつものようにわがままを言い出した夫。挙句の果てには「3分間だけ待ってやる、それまでに晩飯を作り始めなかったから覚悟しておけ」と私を脅すようなことまで言い始めたのです。 30分後――。 あろうことか、「早く晩飯を作れ、じゃないと離婚だぞ」と離婚届を持ってオンライン会議に乱入してきた夫。もちろん上司も部下もドン引き、私はただただ平謝り。結局会議も途中で切り上げることになってしまいました。 一方の夫は「これでお前の無駄なオンライン会議を減らせるだろうから感謝しろ」「これからは『旦那に離婚される』って言えば余計な仕事も回ってこないぞ」とにやにや。 呆れ果てた私の様子を見て、「なんだその態度は」と言いながらも相変わらずにやついた顔を隠そうともしない夫。「乱入した時に持っていた離婚届はサイン済みだし、こっちは本当に離婚してもいいんだぞ」と離婚をちらつかせてきたのです。 親友の存在1時間後――。 夕飯を終えた私のもとに、親友からメッセージが。この親友、実は東大卒で会社経営をしている社長なのです。うちの夫は「東大卒だからってイキがってる生意気な女」と嫌っているようですが……。 親友の会社は私の在宅ワークの発注元。親友は先ほどのオンライン会議にも参加しており、突然の夫の乱入に驚いて個人的に私に連絡をくれたようです。 「離婚で脅してくるなんてありえない!」と憤慨する親友。もちろん、離婚を考えたことは二度や三度ではありません。 夫はそこそこの企業に勤めていましたが、大量リストラでクビになり、今は下請けの工場で働きながらいろいろな資格を取っています。完全未経験でもともとの給料が低いうえに、資格取得費用が給料から天引きされるため、月収は10万円に届きません。 こんな状態の夫が私に八つ当たりするのも無理はない、と思ってしまうのは、まだ情が残っているからなのでしょうか……。 私の話を黙って聞いてくれた親友は、「心変わりした時は教えてね」「週明けは久しぶりの職場出勤よね?会えるの楽しみにしてる!」と明るく私を励ましてくれたのでした。 会社にバラしたのは…1カ月後――。 またもオンライン会議中に「帰ってきた旦那様に晩飯を用意していないとはどういうことだ!?」と乱入してきた夫。リビングに「晩飯は冷蔵庫に入っています」というメモを残しておいたのに……。 「帰ってきた旦那様には手作りが常識だ」「さぁ早く俺に出来立てのカレーを出すんだ、もちろん福神漬けもな」とにやにやしながら言いつけてくる夫。オンライン会議が終わるまで待つように言うと、「なんだその態度は!」「こっちは慣れない仕事でも毎日がんばっているっていうのに、呑気に在宅仕事をしておいて家事も手抜きなんて許されないぞ!」と激昂。 「たいした金も稼いでいないてめえなんかが一丁前に共働きを気取るんじゃない!」「こっちは寄生虫を養うために毎日汗水流して働いてるっていうのに、ほんと嫌になるぜ」 寄生虫呼ばわりされた私はあ然。「今回も3分だけ待ってやる」と言い残して立ち去った夫に、ふつふつと怒りが湧いてきました。 30分後――。 私は夫の要求を無視してオンライン会議に出席。すると、また夫が後ろから現れてとんでもないことを言ってきたのです。 「旦那様の言葉を無視して会議中のお前に報告だ、たった今俺はお前との離婚届を出してきたぞ」 再び私はあ然。「何のために……?」と思わず問いかけると、「お前を教育するために決まってるだろ」と夫。そんな理由で勝手に離婚届を出すなんて……。 「旦那様を大切に扱っていれば離婚なんてされずに済んだのになw」「嫁でもない寄生虫の低収入OLは今すぐ出て行け!」「助かるわ、ありがとう!」「え?」 夫は、自分がいないと私が生きていけないとでも思いこんでいたのでしょうか。どうやら私は自分から離婚に踏み切ることが不安だったようです。現に、今夫から「離婚届を出した」と聞いて、私の気持ちは晴れ晴れとしています。離婚届の提出には本来双方の同意が必要なはずですが、結果的には問題ないでしょう。 私の喜びように、夫はぽかん。「お前は俺と離婚できてうれしいのか……?」と尋ねてきたので、「これからは自分の年収1,000万円を好きなように使えるんだもの」と返すと、夫は開いた口が塞がらなくなってしまったようでした。 夫がリストラにあった時に、私は前々から声をかけてくれていた親友の会社に引き抜かれる形で転職していたのでした。親友からの期待に応えようとがんばった結果、コネや贔屓なしで私は年収1,000万円を達成したのです。 「い、いやいや、おかしいだろ、ありえないだろ」「俺なんて前の職場でも500万くらいだったんだぞ」と急に焦り始めた夫。職場や年収も知らなかったようで、私にいかに興味がなかったがありありとわかりました。 私は夫を支えようとがんばってきたのですが、夫から三行半を突き付けられては仕方ありません。オンライン会議も無事終わったので、荷物をまとめて出て行くことにしましょう。 その後――。 私の離婚を聞いた親友が、タワマンでのルームシェアを提案してくれました。家事の苦手な彼女の代わりに家事をするという条件で、家賃は免除。 一方、元夫は12万円の家賃が払えず、私のところに泣きついてきました。給与明細もしっかり確認していなかったようで、資格取得費用も全額実費で天引きされていたことを知らなかった様子。 いまだに元夫からは復縁したいと連絡が来ますが、もう私に情は残っていません。これからは親友とのルームシェアを思いっきり楽しもうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月05日私は実家暮らしの会社員です。結婚の予定は現状なく……。先日、疎遠にしていた弟から急に連絡があり、結婚の報告を受けました。先日、弟の婚約者が実家にやってきました。とてもかわらしい女性で、料理を作ってもてなすと「おいしい!料理上手!」と褒めてくれました。 とても良い子で、両親も私も彼女が家族になることをとても喜び、歓迎しています。私はずっと妹がほしかったので、これから仲良くしていきたいと思っていたのですが……。 突然ぬれぎぬを着せられて…義理の妹になる彼女も、私たち家族の事を気に入ってくれたようです。古くて大きいだけがとりえの実家も気に入ってくれた模様。私の趣味で最新家電をそろえているのですが、それにも興味津々。彼女と趣味が合ったようでした。 良かったらまた遊びにおいでねと言ったところ、彼女はひとりでもちょこちょこわが家へ遊びに来るように。その数カ月後、突然弟から連絡が入りました。そのころには2人は結婚していて、婚約者だった彼女は義理の妹になっていました。 激怒する弟の話を聞いたところ、私が義妹に暴力をふるったと言うのです。両親も知っており、みんな私にブチギレていると……。まったく身に覚えのない話で、やっていないと言っても信じてもらえませんでした。 弟は私のせいで、義妹から離婚して欲しいと言われているようです。両親も私とは縁を切り、弟夫婦に面倒を見てもらいたいと話しているそうで……。どうやら弟夫婦が実家に同居する話になっていると思われます。 いくら説明しても信じず、一方的に家から追い出そうとする家族なんて、こちらから願い下げです。 人当たりのいい義妹の正体は…私はこのところ、義妹のことをあまり良く思っていませんでした。最後に会ったとき、もう家に来ないでほしいと頼んだのも事実です。どうして私がそんなことを言ったのか。それは義妹の本性を知ったからなのです。 じつは彼女、うちに来るたびに私の私物を持って帰ろうとするのです。すこし前には私の部屋に黙って入り込み……。ネックレスを盗もうとしたところを間一髪取り押さえたのでした。そのときのことを暴力だとみんなに言っているようです。 遊びに来ても自分はゴロゴロするだけ。なんだかんだ義妹にはこき使われて……。そういう積み重ねに正直うんざりしていたので、こうなって良かったのかもしれません。 先日、義妹は嫌みたらしく連絡してきました。「お義姉さんすみませーん」「実家は私たち夫婦が住まわせてもらいますね」義妹はとんだ勘違いをしているようです。義妹にも本性があるように、わが家にも人に知られざる側面があるのです。「何も知らずに馬鹿ね」「私が家を出たら後悔するよ」 わが家の大きな屋敷には秘密が…義妹の目には、うちがとても良く見えていたようです。屋敷は大きくて、稼ぎの良い義父がいて……やさしい家族の集まりとでも思ったのでしょう。 じつは実家は借家で、大家の方のご厚意で貸してもらっているものなのです。両親は数年前、ご近所に住む大家さんと些細なことでトラブルになり、本来なら退去すべきところを私が頭を下げて貸してもらっているのです。 今回の一件を親戚に話したところ、激怒してくれて……。両親と弟は今、親戚宅で説教されています。 この話を義妹にすると、自分の予定と違ったと逆ギレ。どうやら、義実家でちやほやされながら優雅に専業主婦をするつもりだったようです。そのために邪魔な義姉を追い出したつもりだったのでしょう。うまくいかなくて残念でした! 家を追い出され、行き場を失った両親と弟夫婦は現在行方知れず。こうなってしまったのは残念ですが、今後は自らの生活を充実させていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ 一方の意見だけしか聞かず、加害者と決めつけられても困りますよね。片方が嘘をついている可能性もあるので、両方の話を聞いて冷静に判断したいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月04日夫の希望もあり、結婚後は家庭に入りました。今はパートで働きながら、家事に勤しむ毎日です。しかし、当の夫は主婦を見下してきて……。男性はもちろん、女性の生き方も多様化する現代。社会で活躍している女性も大勢いますが、夫はそれに関しては見ないふり。私のことを下に見ており、意見されるのもイヤなようです。 時代錯誤な両親に育てられた夫ある日のこと。私は体調不良で寝込んでいて、家事がまったくできませんでした。夕飯に何か買って帰ってほしいと夫に頼むと、それを拒否。食事を作るよう私に言うのです。そして、自分の母親は体調の悪いときでも三食しっかり作っていたと話し出し……。 私の実家では、父が台所に立つこともありました。夫の両親は昔かたぎの人たちなので、うなづける話ではありますが……。 家族が助け合うのは普通のことではないかと私が言葉を投げかけると、夫の怒りがヒートアップ。体調の悪い私に向かって、さらなる暴言を放ったのです。「俺がいないと生きていけないゴミが意見を言うな」 と……。そして、捨てられたくなかったら食事を作れ、女なんて腐るほどいるんだから違う女と生活してもいいんだと、脅してきたのです。 このとき、私の中で何かが変わりました。 夫の心ない発言に私は…それからしばらく、私はいろいろ考えました。そして結論に至ったのです。私はこれ以上この人と暮らせない、と。 私は夫に宣言しました。奴隷になるために結婚したわけではない、もう好きなようにやらせてもらう。そう私が告げると、夫はまた私を見下したのです。「誰のお陰で楽に生きていると思っているんだ?」「男に寄生しているゴミ女が生意気言うなよ」 それ! これまでも何度か夫の口から発せられるゴミ発言! 私はこれについてもよく考えたのです。「は? なめんなよカス」私がいないと何もできない夫こそ、私に寄生しています。何でも私に任せっきりで、自分ひとりで生活するなんて到底無理な話です。結婚前は実家で義母に手厚く世話されていたはずですし……。 でもこれからは、何でも自分でやってほしいですね。私は家を出ていくのですから。 一度できた溝は埋まらない離婚話をもちかけると、夫はこれを拒否。義父母を味方につけ、私を義実家に呼びつけて説得しようとしてきましたが、私は弁護士の立ち会いなしに夫には会いませんでした。 結婚生活の何が不満なんだと漏らす夫にあきれるばかり。原因が全く思い当たらないようなので、これからも夫の態度は変わらないでしょう。帰ってきてほしいと言ってきますが、戻ることはありません。 結局、離婚できたのは家出してから3カ月後でした。私は元夫からの連絡をすべて絶ち、新しい人生をスタート。就職もして、今は慌ただしい日々です。仕事は大変ですが、前よりずっと穏やかな毎日で気に入っています。 ◇ ◇ ◇ 夫婦は対等なもの。どちらも気持ちよく生活できるよう、お互いをリスペクトし、思いやりをもって生活したいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月03日私は30代半ば。恋愛よりも仕事を優先してきました。ですが、少し前に出会いがあり、まもなく結婚式を迎えます。最近は準備でひとり慌ただしい日々を送っており……、というのも婚約者が乗り気ではないのです。ひとりで結婚式の準備をしていると、手伝うよと幼馴染が声をかけてくれました。その気持ちがうれしくて、私も彼女が困ったときにはいつでも助けようと思ったのです。 私の結婚が決まって自分も焦りだしたと言う幼馴染も、そろそろゴールインのよう。お付き合いしている彼とそんな話をしているのだと言っていました。 結婚式に姿を見せない新郎結婚式当日。彼が時間になっても現れず、私も義理の家族も心配していました。どこかで事故に遭ったのかも……という不安もよぎります。 私は居ても立っても居られず、あちこちに連絡をしました。もちろん、式に出席予定の幼馴染にも……。 彼女は、式を中止するようアドバイスしてきました。今すぐ連絡すれば、招待客がわざわざ式場に向かわなくて済むと言うのです。彼が遅れてくるかもしれないという気持ちを捨てきれない私は、彼女のアドバイスに素直に従えませんでした。彼女の衝撃の告白を聞くまでは……。 なんと彼は、幼馴染の彼女と一緒にいました。そして私とは結婚せず、2人で駆け落ちするというのです。 事実を明らかにした幼馴染は得意げでした。1年以上前から関係を持っていたと言い、それも彼女のほうから誘ったと言うのです。私は彼女を親友だと思っていたので、とてもショックでした。それにしても、式が中止になるとわかりながら手伝いをしていたとは……。 あの騒動から10年がたち…お互いの家族と縁を切り、駆け落ち同然で結婚した幼馴染と元婚約者。当時彼女のおなかには、子どもまでいたそうです。あれから10年の月日がたち、私の生活もすっかり変わりました。 「10年ぶり~♡」「婚約者奪われたあとはまだ独身? 惨めだね〜」ある日突然、幼馴染が連絡してきたのでとても驚きました。街で偶然、私を見かけたというのです。そして、以前は興味のなかったブランドバックを持って歩いているのを見て、お金でしかマウントが取れなくなったのだと思ったようで。本当にあきれました。 「子ども3人いるけど……」私が真実を伝えると、彼女は言葉を一瞬失ったようです。「は?」彼女は私がうそをついていると思ったようで、なかなか信じようとはしません。たとえ彼女に信じてもらえなくても、私は平気なのですが……。 結婚が破談になった当初はもう恋愛も結婚もしないと思っていましたが、出張先の海外で夫と出会い、運命が変わったのです。彼女は、略奪した彼より優良物件であるはずがないと、自分勝手に私の夫を想像します。しかし残念ながら、婚約者だった彼より数倍も優秀で、稼ぎのある人です。 数日後、彼女はまた連絡をしてきました。インターネット上のコミュニティサイトから私を見つけ出し、いろいろと調べたようです。私の言うことがうそじゃないとわかると、今度は夫に職を紹介してほしいと懇願してきて……。 幼馴染と元婚約者の現在元婚約者は会社のお金を横領しているのがバレて、現在は無職とのこと。私の夫が優良企業の仕事を紹介すれば、夫も張り切って働くはず。そう彼女は言いますが、そんな義理はありません。 彼女から今さら謝られ、やっぱり私が一番の親友だった、信頼できたのは私だけだったなんて告白されても、白々しいだけ。ある意味、今ある幸せは彼女のおかげかもしれません。 彼女の要望に応えずにいると、ソーシャルメディア上で嫌がらせをしてくるように……。私は法的措置をとり、彼女とは縁を切りました。いろいろとつらいこともありましたが、今この幸せがあるのは夫や周りの人たちのおかげ。家族との時間を大切に過ごしたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 結婚式を台無しにしておいて、都合よく頼られても困りますよね。連絡なしに式をドタキャンするような婚約者とは結婚しないで正解。今は幸せな生活を送っているとのことでよかったです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月02日私は主婦をしながら、フリーランスでイラストを描いて生活しています。子どもを望んでいますが、なかなか妊娠しないので不妊治療を始めました。治療を始めて1年。まだ妊娠には至っていません。近ごろの夫は非協力的で、タイミング法に合わせて行動することも嫌がるようになりました。子どももいらないと言い出し……。 その夫の言い分がとてもひどくて、私はショックを隠せませんでした。今さら子どもを作っても、物心ついたころには自分の母親がババアでかわいそうだと言うのです。しかし、同じように歳をとるので夫もジジイのはず。けれども、夫は自信満々。男は年齢が上がるほどモテるのだそうです。 離婚届を突きつけられて…最近、夫は会社の後輩からカッコイイなどと言われて、調子に乗っているようなのです。挙げ句、私がもうすこしマシな外見になったら、自分もやる気が出るかもしれないなどと言う始末。 ですが、その1カ月後には離婚届を突きつけてきました。理由は、子どもができないこと。 私のほうは病院の検査で問題がないとわかっており、できることを一生懸命してきたつもりです。夫は何の検査もせず、最近はやる気もなくて……。それなのに、一方的に離婚だなんてひどすぎます。 話し合うなかで、学生時代に恋人を妊娠させた過去があると夫が話し始めました。それを言うということは、内心やはり私に原因があって子どもができないと思っているようです。 そのくせ、今別れるのはお互いのためだとも話します。女性が妊娠する期間は限られているのだから、他の男性を見つければいいだろうと……。本人いわく、私とはもう無理だそうです。 偶然の再会で発覚した事実離婚してから3年。私はイラストレーターとして経験を積み、公私共に順調な毎日を過ごしていました。 ある日のこと、元夫から挙式用のウェルカムボード制作の依頼がありました。再婚した会社の後輩が私のイラストのファンだそうで……。急な依頼は受け付けていませんが、ツーショット写真を送りつけてきました。しかも、ふだんの10分の1の価格、5000円で作れと言われても困ってしまいます。 制作をかなり無理強いしてきたので断ると、離婚して人の幸せを願えなくなったんだなと嫌味まで言ってきて……。「お前捨てて再婚して正解」今度は若い奥さんの自慢をしてきました。本当にうっとうしい男です。 「よかったわね! もうすぐ子どもが生まれるんでしょ」じつは先日、産婦人科で元夫の再婚相手に会ったのです。送りつけられた写真を見て、びっくりしました。世間話をしたあの女性が、再婚相手だったなんて。世間は狭い……。ですが、もっと驚いたのは元夫が放ったセリフです。「は? まだできていないけど?」「奥さん臨月なのに?」 ここしばらく奥さんは実父の看病で実家に帰っており、元夫はおなかが大きいことすら知らなかったそうです。その後、彼は奥さんを問い詰めて修羅場になったと風の便りに聞きました。なんと奥さんから離婚届を突きつけられたそうです。おなかの子どもの父親と結婚するのだと……。 元夫が二度目の離婚。そして…赤ちゃんの父親は、元夫より一回りも若い男性。おじさんとはもう暮らしたくないと、結婚前数百万円もつぎ込んだ奥さんに言われたそうです。 離婚が決定的になると、元夫は手のひらを返したように私にすり寄ってきました。もとさやに戻るのが一番だなんて言ってきて、本当に気持ちが悪いです。 なぜ私が、産婦人科で再婚相手に出会ったのか。それは、今の夫との子どもがおなかにいるから。それを知って、子どもごと自分のところに戻ってこいと元夫が言い出したときには、驚きを通り越してあきれました。 しばらくして私は出産し、子育てに家事に仕事にと大忙し。今の夫は理解があるので、すべて分担しながら仲良く暮らしています。 ◇ ◇ ◇ 妻に寄り添うこともせず、自己中な夫とは別れてよかったのかもしれません。気づいたら自分の周りに人がいない……ということにならないよう、言動には気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月01日夫と小学3年生の娘との3人暮らし。共働きのため、なかなか娘と過ごす時間が取れないのが私の悩みでした。娘がだんだん難しい年ごろになっていくため、その前に親としてしっかりコミュニケーションを取っておきたいと思っていました。しかし、自分勝手な夫は、夫と娘だけお休みという日に部屋にこもって断捨離に励み、ひとりでリサイクルショップにでかけるなど、娘との貴重な時間を無駄にしてしまうこともしばしば。 私は夫に注意をしていたのですが、遊園地の約束があるから大丈夫と言ってまったく気にしていませんでした。夏休み1番の思い出が…夫と娘が遊園地へ遊びに行く日。夏休み1番の思い出にするんだと、夫は張り切ってでかけていきました。娘は、最近買ってあげた携帯電話をしっかり持ってでかけました。娘は仕事で行けない私にたくさん写真を送るんだと、出発前に笑顔で話してくれました。 娘からの写真は、私に元気を与えてくれます。お礼の返信とともに、帰りに買ってきてほしいものをリクエスト。「帰りパパと買い物お願いね!」 その後、娘から何度も着信が入りました。仕事が忙しくて手が離せなかった私がやっと電話に出ると、思いもよらない事態が……。「ママと離れたくない。私のこと捨てないで」「え?」娘の言っていることがわからず、落ち着かせて話を聞いてみたところ、とんでもないことを言い出したのです。 お昼過ぎに遊園地を後にした夫と娘は、なぜか今どこかのおうちにいて、娘はこれからそこに住むと聞かされたようなのです。私が娘を嫌いになったから離れて暮らすことになった、この人が新しいママだよと、女性を紹介されたと娘は言いました。 しかし夫とその女性は言い争いになり、今はどこか別の場所へ出かけて話をしているよう。私は状況を何となく察し、娘にはそこから離れるよう伝え、携帯電話で連絡を取り合いながら、娘を無事保護しました。クズ夫はこちらから捨てるべし数時間後、夫から連絡が入りました。娘と遊園地ではぐれてしまい、連絡もつかないので、GPSを使って居場所を探してほしいと言うのです。私が娘と今一緒にいること、娘を保護するに至った経緯を丁寧に説明したところ、すっとぼける夫。 しかし、夫は逃げられないと思ったのか、正直に話し始めました。私よりも好きな女性ができた夫は、すこし前から離婚を考えていたそうです。自分都合の離婚なので娘は私の元へ置いていくつもりだったらしいのですが、久しぶりに娘と遊んで手放すのが惜しくなったとのこと。勢いで不倫相手の家へ娘を連れて行ったところ、相手が怒り出してしまい、なだめることに精一杯になってしまったようです。よって娘から目を離すことになってしまったと……。 断捨離に励んでいたのも、不倫相手との生活を考えてのことだったよう。リサイクルショップに行くと言って、いそいそと荷物を不倫相手宅へ運んでいたことも白状しました。 家族の心を振り回さないで!その後、私たちは即離婚。娘と穏やかな生活を始めました。しかし1カ月後、元夫がまたフラフラ現れて復縁を迫ってきたのです。不倫相手に振られたと風の便りで聞きましたが、本当だったよう。 しかも話を聞けば、養育費の支払いと不倫相手と折半するはずだった新居の家賃が夫負担になっているそうで、お金に困って私たちのところにやってきたというわけです。 私が何度も復縁を断ると、元夫は娘を連れ去ろうとまでし、警察のご厄介になりました。怖い思いをした娘は元夫との面会を拒否するようになったため、しばらく夫は大人しくしてくれることでしょう。私と娘の心落ち着く生活が続くことを願います。 自分勝手な欲望のために、娘まで巻き込むなど許されることではないですよね。娘さんにとっても、ショックな出来事だったはず。元夫には自分の行動を反省し、妻と娘の元に現れて不安にさせるのではなく、遠くから2人の幸せを願ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月28日夫から義母の借金の話を聞き、月10万円の仕送りをすることになりました。ですが、利息がきついので借金返済を早めに終わらせようと仕送りを増額することになり……。の知る限り義母は倹約家だったはずですが、どうしたのかと思っています。夫は、義父が亡くなった寂しさを紛らわすために散財しているのかもしれないと言っていました。 夫によると、借金の返済で生活が苦しい義母は、食事やお風呂の回数を極限まで減らしているとのこと。体調が心配で仕送りをすることになったのですが……。私のほうが夫より収入があるため、私の給与から捻出することになったのです。 えっ!?仕送りを増やしたいって…仕送りは、夫が直接渡しにいっていました。定期的に様子を見て、義母が浪費に走っていないか、きちんと暮らしているかを確認するためです。ですが、3カ月以上たっても義母の生活は落ち着きませんでした。 夫は悪徳な金融業者と早く縁を切らなくてはいけないと、返済金を増やすことを提案してきました。仕送りを月20万円にしようと言うのです。しかし私は、それには納得できませんでした。義母はまだ元気なので、少しは自分で働いて返済すべきだと思ったからです。 それを聞いた夫は、私のことを冷たい嫁だと罵倒しました。ですが最終的に、仕事を探すよう義母に声がけをすると約束してくれたのです。そこで、仕事が見つかるまでは20万円の仕送りをすることを、私も承諾したのでした。 義母と直接話したところ…仕送りを増額して半年以上が過ぎました。ある日、義母から私に連絡が入り……。「仕送りのことなんだけど」「もう少しだけ増やしてくれないかしら……」「毎月20万送っていますよね?」「え、毎月5千円だけど……?」 どうも話がかみ合いません。毎月仕送りは受け取っているようですが、手渡しではなく振込だそうで。そもそも生活が苦しいのは、物価や光熱費の高騰が原因で、借金は一切一していないというのです。私は、頭が混乱してしまいました。 よくよく話を聞くと、これまでときどき夫がお金の無心をしていたようで、貯金が減ってしまったのはをそのせいだと……。私が渡していた仕送りはどこにいったのでしょうか。 私と義母は、夫を問い詰めることに。義母の携帯電話からメッセージを送り、仕送りの増額をお願いしてみました。すると、夫から嵐のように暴言が送られてきて……。これには驚きました。 自分の悪行を隠すため、夫は義母を利用した言い訳をしてきます。義母がボケている、嘘をついている、もっとお金をせびろうとしているなど、メッセージを読んでいて本当にあきれました。 直接電話で説明したいと夫は言い出しましたが、私はこれを拒否。義母は情けない……と泣いていました。私たちはもう限界。私は離婚を決意しました。 私たちは離婚、そして元夫は…私はそのまま家を出て、実家に避難。弁護士が決まるまで、直接の話し合いはしませんでした。夫はしつこく連絡をしてきましたが……。 とりあえず、仕送りを何に使っていたか聞き出すと、夜遊びに使ったことを白状しました。毎晩のように女性がいるお店へ通っていたようです。私は夫に慰謝料を請求。これまで楽しい思いをしてきた分、頑張って働いてほしいと思います。 今は実家に戻り、遊ばずに働いているという夫。義母はそんな夫を監視し、毎月家にもお金を入れさせているとのことです。これまでより良い生活が送れていると聞いて、すこしホッとしました。 ◇ ◇ ◇ 妻と義母をだましていた夫。これまでの行いを反省し、今後はお金を大切に使ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月27日わが家は共働き家庭です。夫は出社、私は出社ときどき在宅で仕事をしています。ですが、私の職場もそろそろ出社がマストになるようで……。私は、在宅賛成派。通勤時間が節約でき、その分の時間で家事ができるので悪くないと思っています。出社すると夕飯を作る時間が遅くなり、帰ってきてから家事に追われるのも負担に感じます。 夫に協力して欲しいと話しても、「仕事で疲れているのに、家事までできない!」 と拒否されます。どうやら彼に思いやりの気持ちはないようで……。 在宅勤務に反対する夫夫は在宅勤務に反対派。私が在宅で仕事をすることに対しても否定的で、家でダラダラしているのを見るのは不愉快だと言います。私は勤務時間内はきちんと仕事をしていますし、サボってはいないのですが……。 少し前に勤務先から連絡があり、これからは出社がマストになっていくようです。その話を夫にすると、なんだか満足そう。「これでちゃんと仕事をするようになる」と上から目線で言われ、怒りを覚えました。私の帰宅時間を気にする夫私が毎日出社するようになると、夫は私の帰宅時間をしきりに気にするようになりました。帰宅時間を聞いたところで、家事を手伝ってくれるわけでもないのですが……。なぜそんなに知りたがるのか不思議でした。 たまに夕食を準備してくれるときもありますが、そんなときも夫は帰宅時間を気にしてきます。予定時間より早く帰ってくるなと言われ……。私が帰ってくるのに合わせてゆっくり作りたいと話すのですが、何だかすこし違和感がありました。 そして、ある日のこと。夕食は夫が作ってくれることになっていました。いつもどおり仕事をしてゆっくり帰宅……と思っていたのですが、システムトラブルがあり急きょ在宅へ切り替えとなったのです。よって、私は予定よりかなり早く帰宅することに。すると……。 着いたばかりの家から飛び出した私は、夫に連絡。「今どこでなにしている?」「会社で仕事に決まっているだろ」「じゃあ家に警察呼ぶね。寝室に侵入者がいるの」誰もいないはずですが、私たち夫婦の寝室から声が聞こえたのです。「今日はおばさん夜までいないから」 という、男性の声。どこかで聞いたことのある……、いえ、毎日聞いている声でした。 「ちょっと待て!」とぼけたふりをして茶番を繰り広げる私に抵抗する夫でしたが、案外あっけなく不倫を告白。しかも自分の不貞を正当化してきました。私に魅力がないから? 年増の相手ばかりしていられない? 不倫した上、開き直った態度をしてくるとはいい度胸です。 浮気を目撃して駆け込んだ先は…浮気現場を目撃した後、真っ先に駆け込んだのは近所にある夫の実家。元警官である義父に不倫のことを伝えたら、鬼の形相になり、我が家へ殴り込んでくれました。 不倫相手が夫の会社の契約社員だとわかり、会社にクレームを入れることにしました。しかも、夫は不倫相手の待遇をほかの契約社員よりも良くしていたことが発覚。結果、不倫相手は退職することになり、夫は減給になったようです。 両家の両親を集めた家族会議をして今後のことを話し合いましたが、私の離婚を望む気持ちはゆるぎませんでした。夫から土下座されましたが、やはり許せずはずはなく……。 離婚した後は、元夫と不倫相手から慰謝料をきっちり受け取りました。引っ越した今は穏やかな生活が戻り、おかげさまで楽しく暮らしています。 ◇ ◇ ◇ 少しの出来心が、関わった人の運命を狂わせる不倫。夫は道を踏み外す前に、周りの人のことを考えてほしかったですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月26日妊活を始めて3年。休職をした時期もありましたが、結果は思うようにいきませんでした。夫との関係もギスギスし始めてしまい……。最近私たち夫婦は、子どものいない生活を思い描くように。周囲から過度な期待をかけられることはありませんでしたが、妊活をしていた3年間は精神的な疲れやストレスがたまりやすく、私たち夫婦を疲弊させました。 両親も私の気持ちを尊重してくれていますが、実妹だけはすこし違って……。たまに連絡をしてきては、私の気持ちを逆なでします。 妹の妊娠を喜んだのも束の間…妹も結婚しており、出産報告を受けたときは心からお祝いの言葉を贈りました。妹は私を差し置いて妊娠したことをすこし気に病んだ様子でしたが、それも一瞬のこと。ちゃっかり出産祝いも要求してきましたし。 そして、妹は無事出産。お祝いを渡しにいき、帰宅すると怒りのメッセージが届きました。「出産祝いが1円ってどういう事!?」「祝っていないからね」「ほんと最低のクズ姉」「不妊だからって嫉妬しないで」 そんなことでお祝いをケチるなんてことはしません。それにしても、妹はいつまで隠すつもりなのでしょう。生まれた子どもは、私の夫との子どもだということを……。 ある日、たまたま目にしてしまったのです。夫のメッセージアプリが開いており、そこには妹との不倫の証拠がずらり。すぐに義弟へ連絡。生まれたばかりの子どものDNA鑑定をしたところ、義弟とは血縁関係がないとわかったのです。 妹が産んだ子どもは…不倫発覚後、私と義弟は必死に我慢して耐えてきました。それもこれも、今日というXデーに夫と妹をきっちり罰するため。その間、私は夫の顔を見るたびにむしずが走りました。 以前から妹は夫をイケメンだと言い、気に入っていました。きっと、疲れた夫の病んだ心の隙を突いたのでしょう。この2人には何を言われても信用できません。 妹は、私の妊活をずっと応援してきたのに信用してくれないのかと食い下がってきました。しかし、私は夫から聞いていたのです。子どもを授からない私のことを、口汚い言葉で侮辱していたと……。 その後、2組の夫婦とその家族が集まって今後について話し合おうとしましたが、妹はその場に姿を現しませんでした。結局2組とも離婚することに。妹は金銭面に不安があり、子どもを育てられないと言う始末で……。 妹からの提案にがく然として…妹は何を思ったのか、自分が代理出産したと思ってくれたらいい、子どもを渡すと言ってきました。あまりにひどい言い方で、私はがく然としました。私のことを侮辱した後に、よく自分の大事な子どもを託せるものだなと。本当にあきれました。 妹と元夫は子どもの養育についてもめにもめ、実家の両親が引き取ることになったのです。私は離婚して実家に戻っているので、こうなった以上は子育てを手伝うことにしました。 妹は家族と縁を切りました。ですが、私たち家族でこの子を大切に育てたいと思っています。産みの親と暮らすより、ずっとずっと幸せにしてみせます。 ◇ ◇ ◇ 元夫と妹は何でも周囲に押し付けるのではなく、少しは責任ある行動をとってほしかったですね。お姉さんはもちろん、生まれた子も幸せに暮らしてほしいです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月25日私はつい先日までバリバリ働いていましたが、現在は産休中。毎日夜遅くまで頑張る年下夫が居心地よく過ごせるよう、隅々まで気を配っています。臨月になり、予定日に娘を出産。夫は出産に駆けつけると言っていたのに、仕事が忙しいと何日たっても病院に顔を出しません。娘の写真を送っても、返事すらまともに返ってこず……。 会いに来てほしいと連絡すると、夫は休日も返上して妻と娘のために働いているのに足を引っ張るなと言ってきました。夫の子どもでもあるのに、こんな冷たい態度ってあるのでしょうか。 玄関で突きつけられた離婚届いよいよ退院の日を迎えました。娘と一緒に自宅へ戻ると、そこには夫の姿が。そしてなんと玄関先で、離婚届を突きつけられたのです。夫はこの家で不倫相手と暮らすと言い、出ていけと迫ってきました。 ぼう然としていると、スーツケースを1つ手渡されました。身の回りのものは詰めておいてやったぞと、得意顔の夫。あとの荷物は貸倉庫に預けたそうです。この数日見舞いにも来ず、せっせと私の荷物を片付けていたとは……。 「離婚届に早くサインしろよ」「お前の居場所はないんだから」この人、何も知らないようです。ここは、私が結婚前に購入したマンション。それがどんな意味をもつか、だいたいの人は知っていると思うのですが……。「いいけど後悔するよ?」「子持ちババアと離婚して後悔するかよ」 夫は年上で経済的に余裕のあった私の資産を目当てに、交際と結婚を申し込んできたようです。今ようやくわかりました。 夫にとっては“大誤算”だった離婚夫があまりにめちゃくちゃなことをしてくるおかげで、私は逆に落ち着きを取り戻しました。そして結婚生活に見切りをつけるため、冷静かつ迅速に行動し始めたのです。 すぐに離婚届を出し、マンションは売りに出しました。元夫は退去宣告されたようで、慌てて私に連絡してきました。独身時代に購入した資産が財産分与の対象外だということを知らず、自分のものにしようと思っていたようです。 元夫はマンションが手に入らないと知ると、財産分与のお金を要求してきました。どうやら私が、元夫と不倫相手の双方に慰謝料請求することを完全に失念しています。 私たちの結婚生活は2年間ですから、その間の共有財産なんてたかが知れており……。計算すると、財産分与のお金はすべて慰謝料に消えてしまいます。どうやら元夫は私の独身時代の貯金も当てにしており、大誤算をしたようです。 現実を知ると、元夫はあっという間に手のひらを返しました。私と娘に会いたいと懇願してきたのです。お金を払いたくないがために、謝罪したい、不倫相手と別れる、やっぱり父親になりたい、真面目に家族と向き合うよ……、ですって。そんな夫、そんな父親なんて、必要ありません。 元夫と不倫相手は結局…元夫は慰謝料やマンションからの追い出しの件で不倫相手ともめ、結局別れたと聞きました。彼と復縁する気はありませんが、今回の言動は心から反省してほしいと思っています。 彼は戸籍上、娘の父親。その事実は消せないので、少しでもまともな人間として生きていってほしいと願うばかりです。私は娘と2人、笑顔をたやさず暮らしていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 元夫にはお金しか見えていなかったのかもしれませんが、結婚や子育てが何かということをもう少し考えてほしかったですね。今後は自分の行動に責任をもち、しっかり働いて養育費を支払ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月24日臨月の私は、ここしらばらく体調不良で悩んでいます。家事もできないほどつらいのに、夫は私の体調には無頓着。気づいてすらいないかもしれません。もしかしたら、夫は私にもおなかの子にも関心がないのかも……。不安になって尋ねてみると、今は忙しすぎて余裕がないだけだと言います。 たしかに最近の夫は帰りが遅く、休日に出かけることもしばしば。体調に不安があるので、できるだけそばにいてほしいのですが……。仕事だから勘弁してくれと言われると、我慢するしかありません。 ママ友を作ろうかなと思い…夫は私に気分転換をいろいろと提案してきました。ずっと家にいるから気持ちが内向きになっているのではないかと考え、散歩を勧めてきました。しかし、体調が万全ではないので断念。 そこで次に提案してきたのは、同じ妊婦さんやママとのおしゃべり。それなら、特別なことをしなくてもできそうです。検診のときの待合室で、話しかけてみようかなと思いました。 この作戦は功を奏し、体調も以前より安定、最近イキイキしていると夫に言われました。仲良くなったのは、3人目出産の先輩ママ。パティシエのご主人と子どもたちと、タワマンに住んでいるようです。彼女のような暮らしに憧れますが、今のわが家にはちょっと難しく……。産休が終わったら私もガッツリ働いて、夢の生活に向けて一直線! といきたいところです。 そして今度わが家に招待し、夫にも紹介しようと思っています。 えっ!夫のそっくりさんでは…!?ある日、ママ友から連絡が入りました。思いがけない話に、私はただただ驚くばかり。「引越してきたなら教えてよ♪」どうやら、ママ友が住んでいるタワマンに私たちが引っ越したと勘違いしているようです。私は臨月で体調が不安定ですし、うちの財政ではまだまだタワマンなんて無理。「今妊娠中で引っ越しなんてできませんよ」 他の方と勘違いしていると思い、私が軽く返信すると、胸騒ぎがするような返事が。「あなたのご主人、毎日うちのマンションに来ているけど……」 夜7時ごろにタワマンのエントランスあたりで、夫の姿を何度か見かけたそうです。どうやら毎日来ているのではないかとのこと。夫と会ったこともあるので見間違えはないと話します。このままではいけないと思った私はママ友に相談。作戦を練り、いざ夫と対決することに。 夜7時。夫に連絡すると「残業中、早く帰りたい」と返信がきました。これは真っ赤なウソ。何しろ私は今、彼が入った部屋の前にいるのですから。しっかりこの目で、夫の姿を確認しました。 「タワマンにいる。女性と部屋に入るのを見た」と伝えると、最初は言い訳を並べましたが、観念した夫は不倫を告白。1年半も前から、私をだまし続けていたとは……。しかも不倫をしていたなんて最低です。 私たち夫婦はその後…それから死闘を繰り広げた私たち夫婦。ママ友の助けもあり、私が勝利を収めました。 2人そろって部屋から出てくるよう促しましたが、なかなか出てきません。私は私で頑として部屋の前からどかずにいると、なんと不倫相手のご主人が帰宅。どうやら不倫相手も既婚者だったようです。 私はご主人に事情を説明。ご主人の怒りようはすさまじく、夫は涙目になっていました。私は離婚を決意し、夫と不倫相手に慰謝料を請求。夫には養育費もきちんと払ってもらいます。 実家に戻った私は、無事出産。離婚も成立しました。思っていた産後とは違いますが、かわいい子どもと頼りになるママ友に恵まれ、楽しい毎日を過ごせています。 ◇ ◇ ◇ こんな場所に知り合いはいないだろうと思っていたら、バッタリ出会うことってありますよね。バレないと思っていたのかもしれませんが、意外と世間は狭く……。元夫には自分が何をしているか、何をすべきなのかを考えてほしかったですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月23日「また会いたい…」気になる彼を引き寄せる【魅力を放つトーク術】今回は「次の約束を引き寄せる」トークのポイントを紹介します。この秘訣を持っていれば、一回きりの出会いの対策もばっちりです。心からの言葉を大切に他人を褒めることは「モテ技」の一つですが、心からの言葉を伝えることが大事です。表面的な言葉からは、本心が伝わらないもの。誠実な印象を与えるには、お世辞を言うことなく、本心から言葉を交わすことが大切です。耳に残る話で印象つける相手の記憶に残る話をすると、深い関心を持たれます。そこで大切なことは、皆が共感できる話題を提供することです。同じ話題を共有することで、会話が盛り上がりやすくなり、親しみやすさも増します。好きな食べ物、趣味、行きつけの場所など、共通の話題を見つけることで、会話が生まれ、二人の距離も縮まるはずです。ほどよく気を抜く誰しも、好きな人と接するときは礼儀を失いたくないもの。ですが、礼儀を守りすぎると、自然な会話ができなくなってしまいます。真面目すぎて、笑顔が少ない女性よりも、自由な態度で楽しくすごせる女性を求める男性は多いでしょう。言動が過剰になってしまったときは「楽しくて調子に乗ってしまった」ときちんと謝るといいでしょう。自然な振る舞いで、男性を自分に引き寄せることができます。聞き上手になる自分の思いを語ることで、ストレス解消になったり、楽しい時間をすごすことができるかもしれません。ですが、話しすぎてしまうと相手に迷惑をかける可能性があるので注意が必要です。相手の男性にたくさん話してもらえるよう、自分は聞き手として行動することを心がけましょう。質問をしてみる、話しを最後まで聞く、肯定的に耳を傾ける、興味関心を表すことが重要です。魅力的な会話で次回のデートへ外見だけでなく「会話による魅力」が大切なことを忘れないでください。彼の気持ちを楽しくさせる会話を大切にし「また会いたくなる女性」を目指してみてくださいね。(愛カツ編集部)
2024年02月23日嫁いびりのひどい義母が、骨折し入院したとき。夫に懇願され、私はパートをしながらお見舞いに通う日々でした。入院中だけという条件で、私は義母のお見舞いや身の回りの世話をしていました。退院できた義母でしたが、まだ杖をつかないと歩けない状態。介護が必要なため施設入居などを検討するよう夫に話してみたのですが、まったく受け入れてくれませんでした。 入院中は周りの目があったので大きなもめごとはありませんでしたが、誰もいないときは義母は文句ばかりで、送ってくるメッセージも命令口調。退院すれば病院がやってくれていたことも、私がやらなければならず、パートをしながらではとても大変なことだと感じていました。自分勝手な夫の決断ただ私が「絶対に義実家へ通って介護はしない」と宣言すると、しぶしぶですが夫は受け入れてくれ、その代わりに、義母の退院後のことは夫が決め、私は口を出さないということになりました。 しかし夫は、私をワナにかけただけでした。勝手に、私たちが義実家に同居することを決めてきてしまったのです。 結局私の負担が大きくなるだけ。ただ、夫は退去日を管理会社に報告してしまったらしく、引っ越しは不可避でした。あの生活よ、サヨウナラ!引っ越し当日、私がマンションに残って最後の掃除をしていると、夫から連絡が入りました。「引っ越し屋が俺の荷物しか持ってこないんだけど」「お前の荷物は? 何かトラブルか?」実は私の荷物は、義実家に送っていなかったのです。「私は同居しないから、介護がんばってね〜」 夫からは「同居しないなら離婚するぞ」と言われたので、私は同意。このまま夫と義母に従って暮らすなら、どんなことでもして自立したいと感じていました。こっちに来ないなら義母に言いつける、離婚届にもサインはしないぞとギャーギャー夫は騒いでいましたが、私は静かに携帯電話を閉じました。良い人生を送るためには…私は弁護士を雇い、夫と話し合う準備を開始。夫からは「離婚を勝手に決めないでほしい」と言われましたが、「同居しないなら離婚だ」と始めに言い出したのは夫のほうです。「同居を撤回するから離婚しないでほしい」とも言われましたが、夫や義母が改心するとは思えず、関係の再構築をする気は起きませんでした。 結局調停では離婚できず、裁判まですることになりました。離婚後弁護士経由で謝罪の手紙が届きましたが、その内容はまだ復縁を願うものでした。私は夫のことはさっさと忘れることにし、私は猛勉強して資格を取得し、無事就職。大変なこともありますが、あの生活を考えたら何でも頑張れます。離婚後の生活に不安がなかったと言えばうそですが、何とかなるものですね。これからは我慢せず、自分の気持ちに正直に生きていきたいと思います。 パートをしながら介護をするとなると、とても大変なのは想像がつくはず。そんな大変なことを妻だけに任せようとする夫にも呆れてしまいますし、それを当たり前だと思って命令口調で話してくる義母にもあ然としてしまします。そんな人たちのお世話をしなければならないと考えると、これからの人生に不安を感じますよね。夫の勝手な決断でおこなわれた引越しですが、妻にとってはいい転機だったのかもしれません。妻には新しい人生を楽しんでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月22日私は結婚後、夫の実家で同居していました。義母は何かと「嫁は家族ではない」 という義家族のしきたりを持ち出してきて……。私は専業主婦で家事全般を任されていたのですが、なかなか義母に努力を認めてもらえず、悩んでいました。正直、嫌味とも取れるような発言ばかりで、何かあると「嫁だから」 と言って私は仲間外れにされていました。 さらに義母は夫に対して「嫁を気に入ってほしいのなら、海外旅行くらい連れていきなさいよと……」と言ってきたのです。わが家はそんなに余裕がないのですが、2人の貯金をかき集め、義理の両親を招待することに。もちろん、義家族のしきたりから嫁の私は留守番で……。留守中に義姉が訪ねてきて…家族が旅行中、私はのんびりしていました。仲間外れにされていささか気分は良くありませんでしたが、気兼ねなく過ごせるのはホッとしていたのです。 しかし突然玄関の鍵が開く音がして、身構えていると、義姉が家に入ってきたのです。お互いにびっくりして、悲鳴を上げてしまいました。義姉は、思い出の写真を取りに来たとのこと。今度友だちの結婚式があり、必要なのだそうです。帰りも駅までタクシーに乗ると言っていたので、車で送り届けたところ、とても感謝してくれました。普段何をしても義母たちからはこういう反応がなかったため、とても新鮮でした。 「さっきは突然実家に行ってごめんね」「旅行に行かなかったんだ?」電車に間に合ったと義姉から連絡をもらったとき、今回の旅行について尋ねられました。「私は嫁なので留守番なんです」私の返事に驚く義姉に違和感があった私は、家族のしきたりについて質問することにしました。救世主に羽を授けられた!私の問いに、義姉は逆に質問してきました。これがいつもの事なのかと。告げ口のようで何だか嫌でしたが、義母にされてきたこと、夫は義母にいろいろ言ってくれたが何の意味もなかったこと、半ば強引に夫が海外旅行に連れて行かれたことを伝えました。すると、義姉はしきりに謝ってくれて……。義姉は母親の訳のわからない発言や行動、弟の口下手で弱いところを指摘し、申し訳なさそうにしていました。そして自分は親とは同意見ではないため誤解を解きたい、これからは味方になると言ってくれ、一緒にこれからの事を考えてくれたのです。 まだ義理の両親には言えないでいるのですが、実は最近妊娠がわかり、そういう意味でもこれからのことはとても不安に思っていました。そのため、義姉が味方になってくれるというのは、とても心強かったです。 いろいろと相談した結果、私は荷物をまとめて出ていくことに。自分たちが持ってきた家電や家具もすべて運び出すことにしました。義姉が作業など手伝ってくれ、おなかに負担がかからないようにしてくれました。部屋探しや引越しの手配、夫への連絡など、秘密裏に動いてくれて本当に助かりました。 明るい未来へいよいよ義父母たちが帰国する日。夫は帰国のどさくさに紛れて、空港からひとり新居へ。夫を見失い、連絡もつかなかった義父母は、ひとまず2人で帰宅。様子の変わったわが家に仰天したようです。私の姿が見えず、家財道具一式が消えていたのですから。 慌てた義母はあちこちに連絡し、義姉にも何か知らないかと尋ねてきたそうです。義母に対して強い怒りを感じている義姉はここぞとばかりにしかり倒し、私たち弟夫婦には金輪際関与しないよう忠告してくれたそう。 このように思い切った決断ができたのは、すべて義姉のおかげでした。また生まれてくる子どもの成長も一緒に見守っていただけたらと思っていることを義姉に伝えると、成長が楽しみだととても喜んでくれました。私の妊娠を義姉から聞いた義母は、改心すると急に言い出したようです。接見禁止と義姉からすでに伝えてもらっていますし、もちろんこの先孫の顔を見せることはありません。 今私たち夫婦は、明るい未来へ向かって新しい一歩を踏み出しました。家族みんなで仲良くずっと暮らせるよう、我が家のルールを決めたいと思います。決して家族の誰かを疎外するような、悪いしきたりは作りません。 パートナーの親と同居するということは、なかなかに覚悟がいるもの。理不尽ともとれる義実家のルールを課せられた妻さんに、義姉が味方についてくれ、手助けをしてくれて本当によかったですね。義両親から離れられたことで、出産の準備も穏やかにすすめられるのではないでしょうか。生まれてくる子と一緒に新たな人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月21日妊娠3カ月のころの話。夫は父親が経営する企業に勤めており、次男ながらも跡継ぎとして期待されていました。私は結婚してから、ずっと義理の両親から無視され続けていました。母子家庭に育ったこと、大学に進学していないことなど、義理の両親が思い描いていたお嫁さん像から私がかけ離れていたのが原因でした。 お盆に親戚が集まった際には、私はお手伝いさんとして紹介されていました。ただ初孫が生まれたら、義父母たちもすこし変わってくれるかもしれないと思い、おなかの子どもを大切に育てようと思っていました。我が子、初孫への期待安定期に入り、私たち夫婦は義実家へ妊娠の報告に出向きました。期待したほどの反応はなく相変わらずの無愛想でしたが、義両親が会社では従業員にうれしそうに話していると夫から聞きました。このままどんどんと良い方向へ進むと良いと思っていたのですが……。 そのころから夫は忙しくなり、家には帰らず会社近くの実家に泊まることも多くなりました。私はおなかも大きくなり、動くのも大変になってきていました。 そんなとき、義母からある提案が。産後を義実家で過ごしたらどうかと誘ってくれたのです。それを夫から聞いたとき、私はすこし不安を覚えました。もし産後も相変わらずの態度が続くようであれば、夫が注意してくれると言い、そんなときはいつでも自宅に戻っていいとの話だったので、前向きに検討していました。 そして、夫はおなかの子が男の子だとわかると、後継ぎができたと大喜びでした。突然の三行半ある日突然、義実家に住む義兄から連絡が。すこし前に実家へ戻ってきた義兄ですが、やはり私のことを他の義家族同様嫌っているようで、たまに会ってもほぼ話しかけてこない人でした。それがいきなり直接に連絡してきたため、本当に驚いていました。 「できれば弟と離婚してくれ」「それが出来ないなら二度とうちの実家に来るな」「お義兄さん、急に何を……」私が戸惑っていると、「うちの家族を信用するな」意味がわからず、理由を教えてほしいと懇願すると、義兄は思いもよらない話を聞かせてくれたのです。 実は、義理の両親と夫は、私から赤ちゃんを奪う計画を立てていると言うのです。産後義実家で休養するよう誘ってきたのもそのためだと……。もっと現実に目を向けたほうがいいと義兄は言い、最近夫の帰りが遅いことについても言及。なんと夫は残業をしておらず帰宅しているのは、実家でもないというのです……。愚かな親子の成れの果て私はすぐに家を出ました。それに夫が気づいたのは、1週間後。夫はメッセージしかよこさず、帰宅していなかったため、私がいなくなったことにまったく気づかなかったようです。慌てて連絡してきた夫でしたが、私は家に帰るつもりがなく、このまま離婚したいと告げました。 私は、夫が本命の家に通っている証拠も息子を奪う算段を義父母としている証拠も持っていると話し、「絶対に子どもは渡さない」と宣言しました。それを聞いた夫はすこし動揺したものの、「戻ってきてほしい、それがダメなら子どもをお金で譲ってほしい」と言ってきたのです。 あまりにもふざけた発言に、私は怒り心頭。血を途絶えさせないためには養子ではダメだと義父母に言われているらしく、血のつながった子を養育するのであれば本命の彼女と結婚してもいいと言われているのだそうです。私や息子の人生を軽視した発言に、腸が煮えくり返りました。境遇が境遇とはいえお金で私がなびくと思われたことも、本当に心外でした。 その後私はさっさと離婚し、危険人物たちから逃れることに。慰謝料はしっかりもらいましたので、しばらくは子育てに専念できます。義兄には真実を教えてもらったことだけでもありがたく思っていたのですが、さらに出産祝いもたくさんいただくことになり感謝の気持でいっぱいです。 人間として終わっている一家は、経営者としても終わっていたようで。後日脱税が判明し、廃業したそうです。元夫はその前に本命彼女と別れ、取引先の娘さんと再婚。実家に援助をしてもらっている都合上、いくら気に入らないことがあっても離婚できないのだそう。聞いたところによると跡継ぎ目的の奥さんだそうですから、元夫とお似合いですね。 「お金を払うから子どもを譲ってほしい」というのは、誰が聞いてもおかしい言葉ですよね。子どもは会社や後継のために生まれてくるのではありません。ママにはつらい出来事でしたが、義兄のおかげで夫や義両親が作戦を実行する前にわかってよかったです。息子さんとふたりで新しい人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月20日3児の母、いくたはなさんの体験談です。ある日、次男のキンくんがケガで頭部を大出血し、救急車で病院へ。医師が医療用ホチキスで処置してくれた傷口をよく見たら…絶句! ■出血の多さに焦る母3人の子どもに恵まれ、育児8年目。次男の叫び声に急いで駆けつけてみると…次男は痛みで声が出せない状態でした。血がべったり…。その日は日曜日。慌てて夫を呼びました。車で急患センターへ。脳外科の前で待っていると、看護師がやってきて医師に診せる前にケガの様子をチェックしてくれました。看護師の言葉に一安心。すぐに診察室に呼ばれ、医師に診てもらうと…医師の処置に驚きつつ、帰路へ。■医師が処置した傷口がまさか…ケガが治るまで保育園を休みたいというキンくん。息子は安心した様子でいつもより早く眠りにつきました。しかし…診察室の呼ばれ…ケガの状態を見た看護師の様子に不安がよぎります。するとそこに医師がやってきて、息子が受けた処置について説明してくれたのですが…抜鉤とは、傷を閉じた医療用ホッチキスの針を抜き去ること。再処置を提案された息子は「いいよ!」と一言。このまま放置していいものか、悩んで出した答えは!?こちらは投稿者のいくたはなさんの体験を元に、2020年11月17日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■読者から共感する声が殺到今回は「参考になる」「勉強になる」といった共感するコメントが多く見られました。・うちの息子も頭部から出血したことがあったので、他人事とは思えませんでした。頭部ってけっこう出血するので親は焦りますよね。・子どもがケガをする、血を流すというのは両親にとって恐ろしいほどに心臓がバクバクしたことと思います。意外と子どもはその両親の動揺で怯え、恐怖で泣くようにも思います。子育てはどこも大変と改めて感じます。・子どもは住み慣れた家の中でもどんな場所で怪我をするかわからないなと思ったので、もう一度安全確認をすることが大事だと思いました。子どもが幼い間は注意しても、成長とともに大丈夫だろうと思ってしまうので気をつけないといけないと思いました。・流血事故ということで、あまりに自分の体験と重なりました(うちの怪我も最近のことでしたので…)。普段からいくたはなさんの漫画には共感を覚えることが多く参考にさせていただいておりますので、またこちらも続きが気になります。・頭部のケガは出血が多いからびっくりしますよね。私も子どもの頃に石が頭にぶつかってケガをしたことがあるのですが、血がボタボタと道路に落ちていたのを覚えています。・子どものケガは仕方ないとはいえ、本当に胸が潰れるかと思うほど落ち込むし、かわいそうだなと思います。健診などでも子どもの事故は家庭内で起こることが多いと言われますが、ケガに限らず日常の出来事が新米ママさんには勉強になるので、いろいろなエピソードを紹介してほしいと思います。・こういった突然起こることに対するエピソードや対処法を読みやすく描いてくださって、本当に勉強になります。子どもは突然ケガや病気、事故をしてくるので前もって知っておくことは大事だと思いました。・ひたすら共感しかありません。子どもの怪我は本当に恐ろしく、己を責めるものです。元気が何よりです。・私は看護師で、頭の怪我は出血が多くなる、処置内容もある程度想定できる、など予備知識があるから、そこまでパニックにならず、冷静に医者の話も判断できる部分があるけど、知識のない人が、突然頭から流血騒動だったらパニックだろうなと想像しながら読みました。これが旦那と子供だとまた違うだろうし、我が子だからこそのパニックなんだろうな、とも思いました。なぜか、我が子だと自分のことよりもパニックになるんですよね。不思議ですね、共感しながら読んでいます。・私と同じような内容でびっくりしました。どこで怪我をするかわからないので毎日ヒヤヒヤです。読者の体験談もたくさん寄せられました。一部を紹介します。・息子が1歳4ヶ月の時、寝る前に寝室で転び、ベッドの枠におでこあたりをぶつけました。いつもより長く泣くなあと思いながら暗がりで助け起こしたら、顔半分が黒く見えました。明るいところで見たら、眉毛のところが切れていました。しばらくおさえても血がにじみ出る感じだったので、血染めのパジャマのまま当番病院に連れて行きました。その日は傷をきれいにしてテープで固定して帰宅。日を改めて形成外科を受診し、縫ってもらいました。10歳になった今でも、縫ったところは毛が少ないです。・娘が5歳のとき、お風呂場で頭をぶつけ、血液が湯船にたれて真っ赤にそまり、焦りました。マンガのように、ホチキスでとめてもらいました。・息子が5歳の時、親たちはお祭りの準備をしていて、息子は近所の小学生たちと鬼ごっこをして遊んでいました。すると小学生の子たちが○○くんがすべり台から落ちた!と教えに来てくれました。慌てて駆け寄ると息子は「痛い〜!」と泣き叫び、どこが痛い?と聞くと「ここ〜」と左肘押さえていました。触ってみるとグニャっとしてあきらかに折れている感じ。見事に脱臼骨折していました。・0歳の3男をおんぶ紐でおんぶしつつ、4歳、2歳の長男と次男を公園で遊ばせていたところ、4歳の長男が足を滑らせて遊具の角に額を強打。「いたあああい」と大声で泣く長男が顔を上げると、額から太い筋の流血が何本も…。それを見た2歳の次男も驚きで号泣。長男を抱き上げて近くのママさんに助けを求めました。出血のひどい長男を見て、近くにいたママさんが救急車を呼んでくれ、その間に別のママさんが持っていたおしり拭きを渡してくれて、とりあえず止血を試みましたが、押さえつけが弱かったのか全く血が止まらず。そのまま救急車を手配してくれたママさんが泣き続ける次男を抱いてくれ、駐車場に来た救急車に乗り込むところまでついていて下さいました。その後総合病院の救急科で額を6針縫い、CTも問題はなく様子がおかしいということもなく、一週間後に抜糸を行いました。今も傷跡は残りますが、大事にならず本当に良かったです。・長男が年中の時、児童公園の滑り台の階段でつまずき階段の上段の角で前歯を強打。血は出なかったのですがみるみる間に前唇が腫れ上がり。慌てて小児専門歯科医でレントゲンを撮ったら前歯2本の神経が切れたみたいとのことでした。放置すると生え方がいびつになるからと毎週病院に通い、神経は死んでグレイ色にはなりましたが、永久歯も歪むことなく綺麗に生えそろいました。・3人兄弟の上の子が1歳半くらいのとき。夕方シャワーから出たら突然の雨で、慌てて洗濯物を取り込もうとベランダに出たら、ついてきた子どもに気づかず、背後でゴンッという音とすごい泣き声が聞こえました。滑って後ろ向きに転んで、おそらくサッシで頭を切ったのでしょう、後頭部から流血する息子。きれいなバスタオルで傷を抑え、119番通報して待っている間に着替えを用意。救急車の中で半分泣きながら息子あやし、大丈夫、大丈夫ってずっと言っていました。脳外科でCTを撮ったり、医療用ホチキスで傷を閉じてもらいました。やはり子どもにケガはつきものですよね。いつ何が起きるかわからないですし、病院に行くまでの応急処置の方法を知っておくことは重要だと改めて思いました。今回の漫画も参考にしたいものです。▼漫画「初めての子どもの大けが」
2024年02月19日第二子を出産後、パートを辞め、専業主婦をしていました。乳幼児2人を育てながらの家事は、想像以上に大変で……。毎日育児と家事でヘトヘトになっていた私。夫は帰りが遅く、手伝ってくれませんでした。 義母が孫の顔を見に遊びに来てくれるときは、食材をいろいろ届けてもらえてくれます。わが家は子どもたちの将来のために節約し、貯蓄をしているので、ありがたい思いでいっぱいでした。 義母は、私の疲れた顔を見てとても心配し、いたわりの言葉をかけてくれました。夫が家事育児すべてを任せっきりにし、私に負担をかけていると謝ってもくれ、とても救われた気持ちになったのですが……。ない!!ある日私は銀行の残高を確認し、あ然としました。貯蓄口座の残高がゼロになっていたのです。それは「子どもたちのための口座」でした。他の口座も調べると、なんとほぼ全部の口座がゼロになっていました。慌てて夫に何か知らないかと尋ねると、思ってもみない返事が返ってきたのです。「義母にお金を無心されて渡してしまった」と。 夫に先立たれ、女手一つで夫を育てた義母には、これまでそれなりの苦労があったことでしょう。しかしまだ現役でバリバリ働いているので、義母にはひとりで生活するには十分な稼ぎがあるはずでした。 しかもそのお金は、私たちが節約に節約を重ねて捻出したものです。そんなお金を平気で使うなんて信じられず、怒りが抑えられない私は、翌日義母に抗議の連絡をしました。 「お義母さん、もううちに来ないでください」「孫の貯金を奪うとか最低です」私の猛攻に、義母はあっけに取られている様子でした。「お金なら私が送っているでしょ」今度は、私がきょとんとする番でした。「え? 知りませんけど……」 本当の犯人義母は「あなたが気にするからと口止めされていたのだけれど……」 と前置きし、話し始めました。実はすこし前から、夫が義母にお金の無心をしていたのだそうです。「学資保険が支払えない」「子どもたちの貯蓄に手が回らない」と言われ、毎月6万円も援助してくれていたのだと聞きました。 しかも、上の娘の誕生日プレゼントとして「電子ピアノセットを買ってほしい」と言われ、その代金も支払ったということ。私は、その話も夫から聞いたことがありませんでした。 そういえば、夫に今年の誕生日会にも義母を呼ぼうと言ったら、日程が合わなくて断られたと言っていたのを思い出しました。あれは、プレゼントの件がばれないようにするためのうそだったのです。 私は義母にひどい口を利いてしまったことを謝罪し、また義母は、バカ息子がしでかした罪について涙ながらに謝罪してきました。そして真実を知るため、私たちは協力することを誓い合ったのです。後悔先に立たず後日義母が夫を問い詰めた結果、夫は不倫相手にお金を貸して逃げられたことを告白したそうです。その時点で私も義母も、真実は知っていました。義母に頼まれて、夫の携帯電話をチェックしたところ、必死に不倫相手に連絡を取ろうとしていた形跡を見つけていたのです。お金を返せと何度もメッセージを送ったようですが、相手からは音沙汰なしだったよう。 そんな話をしていたころ、私は荷物をまとめて子どもたちと実家へ避難していました。帰宅した夫は、もぬけの殻になった自宅に大慌てしたようです。私は義母にお願いし、離婚を言い渡してもらいました。 私たち夫婦は、何度も話し合いを重ね、ようやく離婚。毎回話し合いのたびに号泣する元夫には、本当にあきれました……。義母から聞いた話ですが、元夫は離婚後人が変わったように真面目になったそうです。これなら毎月の養育費をきちんと支払ってもらえるのではないかとのこと。 その後義母が手を尽くし、詐欺師と化した不倫相手は見つかりました。貸したお金はなんとか戻ってきたそうです。子どもたちの口座にも無事お金が戻ってきて、ホッとしました。私は元夫と不倫相手双方に慰謝料を請求できたので、しばらくはお金の心配をしないでも暮らせそうです。 後悔先に立たずと言います。お金も大切ですが、失うと再び手に入れられない大切なものも世の中にはあります。失って初めてその大切さに気づく、そんなことがないようにしたいものです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月19日夫に先立たれ、腰も悪い義母。ひとり暮らしが大変なのはわかりますし、夫がそんな母親を放っておけないのもわかります。しかしそれが週に何度もとなると、私も我慢しきれなくなっていました。夫をちょくちょく呼び出す義母。私を嫌い、夫婦の時間を減らす意地悪義母に、だんだんと苛立っていました。 ある日は、楽しみにしていたレストランの予約を義母の呼び出しのために直前キャンセル。そして、結婚記念日のスペシャルディナーも義母のせいで、できなくなってしまいました。許せない!…と思ったら…義母は私のことを嫌っているため、呼び出されるのも夫だけ。結婚当初義母と仲良くなりたいと思っていた私は、夫からそれとなく私が義母に嫌われていると知らされたときはとても落ち込みました。とりあえず顔を合わせなければやり過ごせることなので、なるべく接触を持たないようにしてこれまでやってきました。しかし、「結婚記念日だと知っていて、義母はこんな嫌がらせをしているのだ」と思った私は、もういても立ってもいられなくなってしまい、義母に連絡をしました。 「お義母さんいつもの嫌がらせですか?」「結婚記念日にまで夫を呼び出すのはやめてください」「え? 息子とは数カ月会っていないけれど……」義母の返事を聞いて、思わず固まりました。 よくよく話を聞くと、義母は私たちの結婚以来1度も夫を呼び出していないそうです。夫から連絡が来ることも最近はめったにないと言います。たしかにうちから義母のうちまで車で1時間半もかかるのですから、そんなにちょくちょく呼び出すことを普通の人はしません。 また義母と話してわかりましたが、義母は「私が義母を嫌っている」と夫から伝えられていたようです。そして、お互いに傷ついていたことも知りました。 そうなると、夫は一体どこへ行っているのか気になり、様子を探ることにしました。夫の正体数週間後のある日も、夫はまた義母に呼び出されたと連絡してきました。夫に「もう話は私がつけたから行かなくても良い」と言うと、夫は動揺した様子。追い打ちをかけるように、私が今義母と一緒にいることを伝えました。すでに夫のうそは私たちにばれているので、これ以上うそをついたら容赦しないと強く出ると、夫はとうとう観念したようで、不倫していたことを素直に白状してきました。 夫は、好きで私との約束をすっぽかしていたわけではないと言い訳をします。呼び出しに応じないと不倫をばらす、そう脅されていたから仕方なく……と言うのです。その脅された時点で私に相談すべきだったでしょうし、それをせず隠し通そうとしたことは許せません。それに義母まで悪者にして、余計に自分の状況を悪くしてしまいました。 また夫は「遊びの関係はちゃんと終わらせる、許してほしい」と言いますが、私の調べたところによると不倫相手は妊娠中でした。言い訳をつづける夫の姿を見てますます夫のことが嫌になり、私の気持ちは離婚へと向かっていました。どんなときも前向きに!私たちは弁護士をはさんで話し合いを進め、調停になる手前でやっと離婚が成立しました。夫は離婚したくないと泣きすがってきましたが、もう心揺さぶられることはありませんでした。あんなに好きな夫だったのに……。記念日を一緒にお祝いしたくて、義母に怒りの連絡までした私だったのに……。 結局元夫は、不倫相手もその子どもも捨てたそうです。責任逃れをするなんて、本当に最低な人です。不倫は許せませんが、子どもに罪はないですし、きちんと育つことのできる環境が整うことを祈っています。 私は今、ひとり暮らしを満喫中です。身軽になったので、どうせならやりたいことすべてに挑戦したいと思っています。 居ても立っても居られず、義母に連絡した妻。その勇気により、夫の不倫が判明しました。信じていた人から裏切られることはとてもショックなことですが、不倫相手との間に子どもが生まれてもその責任を追わず逃げる様な人とは、今後の人生を一緒に歩んでいきたいとは思わないですよね。妻さんには自分の目で見たことを信じて、これからの人生は突き進んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月18日家族で外出中、息子さんが突然ぶりぶり。慌てて家に帰りおむつを替えてあげると、パパが衝撃的な姿になっていました。その姿を見て思わず笑ってしまったママの体験談です。 息子がうんちをしたので慌てて帰宅長男が0歳のころ、外出先でうんちをしたので急いで帰宅しました。車も息子もあまり汚れず、ホッとした瞬間、夫を見てびっくり。思わず「なんでー!」と叫んでしまった体験談を紹介します。 夫が車から降りて家まで抱っこして走った際、すぐにおむつを替えられるように息子のズボンを脱がしたそうです。そのときにうんちがついたようなのですが、まったく気づいていなかった夫に笑ってしまいました。 監修/助産師 松田玲子著者:まーしー3歳と0歳の男の子兄弟のママ。天然な夫とやんちゃな長男、癒しの次男との日々をInstagramに掲載中。
2024年02月18日私は母子家庭に育ち、大学には進学していません。就職後主人と出会い、結婚できてとても幸せでした。ただ、問題は義母で……。義理の両親は私の生い立ちや学歴、職歴に不満を隠せず、嫁として認めてくれませんでした。義母は花嫁修業と称したいびりを毎日のようにして、私が音を上げて離婚するよう仕向けていたのです。離婚へのカウントダウン義母のいびりは、日に日にきつくなっていきました。ある日はお酒の弱い夫をワナにはめ、どこかの社長令嬢とくっつけようとしたことも……。幸い、未遂に終わりましたが、自分の息子をそこまでして離婚させようとする義母たちの気持ちを、私はまったく理解できませんでした。 そしてどこまでも続く義母のいびりに悩み続けた私は、病気に。ある日義母に通わされているお稽古に顔を出すと、一緒に習っている方たちから集団で罵倒されたのです。それから私は度々呼吸を乱して発作を起こすようになり、通院するまでになり、義母を目の前にして倒れてしまいました。 どんどん追い詰められていく私を見て、夫は一大決意。私と離婚すると言うのです。どれだけいびられても、離婚だけは避けたかった私ですが、夫の気持ちを聞いて同意することにしました。 夫からその報告を聞き、勝ち誇ったように連絡をしてきた義母。さらに、義母は私が病気になって良かった、離婚できるならこんなうれしいことはないなどと言ってきました。 エピローグはプロローグ?離婚から数週間後、なぜか義母から連絡が入りました。「息子はこれから良家のお嬢さんとお見合いなの」「クソ嫁と離婚させたかいがあったわ」 元夫が参加しないことを知っていた私は返信をしました。「あなたの息子はもういませんよ」 意味がわかっていない義母に、私は「元夫は両親との縁を切り、私と一緒に生きていくことにした」と告げました。彼は私を両親から遠ざけるためだけに、一度離婚を選んだのです。ですから、私たちは今も一緒に暮らしており、頃合いを見て再婚する予定でした。 じつは彼の実家は会社を経営しており、彼はその跡継ぎでもあります。一人息子なので、それはそれは大切に育てられてきたのでしょう。彼はその期待を一心に受け、期待に応えるよう頑張ってきたようですが、結婚後両親のひどい姿を見てもううんざりしたのだそうです。すべてを放棄し、私のもとへ来てくれると聞いたときは、本当にうれしくて涙が出ました。 義母はここまで私たちの結びつきが深いことを知り、慌てて手のひらを返しましたが、もう後の祭りでした。私たちは携帯電話を速攻新しいものに変え、居場所も伝えず、義父母たちとは音信不通となったのです。 結果、義父が経営する会社は後継者問題で大もめし始め、その内紛の最中、義母の使い込みが判明。泥沼の様相を呈しているそうです。もう赤の他人なので、知ったことではありませんが。 一方私たちは今までのつらかったことを吹き飛ばすように、幸せまっしぐら。海外で会社を経営する友人から夫に誘いがあったので、二つ返事で渡航しました。慣れない海外生活は大変ですが、環境を変えたことが良かったのか、日本にいたころよりは伸び伸び暮らせています。私の体調を考えながら、2人でしばらくゆっくりしたいと思います。 妻と離婚をさせるために、キツくあたっていた義母。妻が追い詰められて、義母の目の前で倒れたことがあるのにもかかわらず、罪悪感も感じないというのは、人間性を疑ってしまいますよね。夫の協力もあって、義母から離れ新しい人生を歩み始めることができた2人。無理せず、体を大事に2人のペースで暮らしていってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月15日私たち夫婦は夫の地元で暮らしており、都心へは往復3時間かかる距離でした。義母に言いつけられてここに住んでいましたが、通勤する夫には本当に負担で……。義母は幼いころから夫の進学先も就職先もすべて自分の思う通りにさせてきました。義母の監視の目は厳しく、夫はいつも不自由な生活を送っていたようです。 結婚も、義母は自分の思い通りにしたかったようですが、夫は私との結婚だけは譲らなかったようです。ですから、義母は私のすることがすべて気に入らず、そのたびに文句や嫌味を言ってきていました。目に余る義母の言動最近わが家は新車を購入。前は中古車で走行距離もかなりあったため、思い切って買い替えたのです。近所に住んでいるせいか、義母はそういう情報も早く、早速連絡してきて、新車なんてぜいたくだ、主婦のあなたが車で会社員の夫が電車通勤なのはおかしいなどと言って、難癖をつけてきました。 車は夫も使いますし、電車通勤なのは夫の自由意志。そもそも地元に私たちを住まわせて、都会へ長時間通勤させたのは義母です。挙げ句の果て、何を言い出すかと思えば、どうせお金目当てで結婚したんでしょうと言い出す始末でした。 義母は夫が大企業勤めのエリートなのが自慢で、私は義母から「息子の高給取りなところにほれただけで、愛情なんてこれっぽっちもないのだろう」と言われていました。 義母いわく、私は夫の寄生虫なのだそうです。夫に稼がせて、そのお金で自分は好き勝手に遊んでいると……。私は毎月貯金もしていますし、買い物も自分のお金でしているので、そんなことを言われる筋合いはないのですが……。 しかし私がいくら訂正しても、反抗的だと思われるだけです。なるべくことを荒立てないよう、言わなくて良いことは言わないでいました。堪忍袋の尾が切れた!ところがある日、もうこれ以上は我慢ができないという事態が起こりました。「あんた私との同居断ったんですって?!」「息子の金で生活している分際で偉そうに!」と突然の義母からの連絡。 実は義母が同居宣言をしてきたので、これ以上義母のわがままは許容できないと、話を断ったのです。その結果がこれ。夫にも了承を得て、とうとう事実を告げることにしました。 「えっ、お宅の息子さん手取り12万ですけど?」 義母は全然信用していませんでしたが、夫はパートタイムの仕事をしていました。資格取得のために、前の会社は辞めていたのです。そのため、わが家の大黒柱は私。義母が私を専業主婦だと思いたかったようなので黙っていましたが、私は在宅で仕事をしていました。 夫のことは何でも知っているのだからこの話はウソだと義母は言い張り、翌週に引っ越すので部屋を空けておくようにと言ってきました。話が通じないと思った私たち夫婦はすぐに行動を起こしました。 後悔しない選択、人生を…義母がわが家に引っ越そうとした日、私たちはもうそこにはいませんでした。その前に、内緒で引っ越してしまったのです。もう義母から離れたい、私たち夫婦はその一心でした。 本当にやりたいことをしてこれなかった夫。夫も義母から離れることを望んでいたのです。よって、義母とのこれ以上の付き合いは、今後一切しないと2人で決めました。 それから私たちは義母との連絡を一切断ち、穏やかな毎日を過ごしています。夫は無事資格を取得し、再就職に向かって毎日楽しそうです。実母との縁を切ることになり、始めはこれで良いのか悩みましたが、夫の様子を見ているとこれで良かったのだと思います。後悔はありません。これからは自由にのびのび2人で暮らしていけたらと思います。 義母の思う通りに進学も就職も進んできた夫。ただ、本当に一緒に人生を歩みたいと思った妻だけは離さなかったのですね。そんな夫のやりたいことのために一家の大黒柱となって支える妻の思いやりも素敵です。今後は夫婦で一緒に支え合いながら、穏やかで楽しい生活を送ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月14日結婚して3年。孫を望む義母の圧が強く、精神的に参っています。夫は義母の味方で、私はどんどん孤立していきました。妊娠は夫婦ふたりの問題だと思いますが、夫は関心をもたず……。私は病院で検査をしましたが、夫は行く気すらありません。私には問題がなかったので、どうやらタイミングやストレスなどが原因で妊娠に至らないようです。私が責められることでもないのですが、義母は私だけを悪者にします。 思いやりのない身勝手な夫最近夫は、妊活に非協力的です。残業が多く、遅くなると会社近くのホテルに泊まる日もあり……。義母のプレッシャーから早く逃れたいと夫に言っているのですが、気持ちをわかってもらえません。 夫いわく、私は会社を退職してからメイクも適当で、同年代よりおばさんに見えるそうです。そもそも義母が仕事を辞めるよう強く言ってきたため、私は退職したのですが……。それなのに、ずいぶんなことを言います。 その上、私が「妊活」や「子ども」と言ってくるのがプレッシャーだと言い、しばらくはそのことから離れたいと話しました。 ですがこの後、夫の不倫が発覚。女性と仲良くマンションに入っていく姿を私の友人が見かけたのでした。ここ数カ月、クレジットカードの使い方が不自然だったのでクロ確定なのですが、夫はしらを切り通しました。 そして逆ギレし、子どもを産まない女とは離婚すると言い出したのです。義母からもそうするように、前々から促されていたそうです。それからすぐ私たちは離婚。不倫相手と再婚したのでした。 久しぶりの再開で真実を暴露数年後、私たちは偶然再会。声をかけられましたが、スルーしました。もう二度と会いたくない相手だったので。すると、わざわざ連絡をしてきました。 「お前と離婚して本当に良かったよ」「今の嫁さん、二人目妊娠中」なんのための幸せアピールなのでしょう。怒りを通り越して呆れます。 あれから私も、再婚し出産しました。「私も息子出産したよ」「うそつくなよ」何度も私には問題がないと説明したのに、まだそんなことを言うのかとモヤモヤしてしまい……。つい爆弾を投下してしまいました。あの頃問題があると医師が疑っていたのは、元夫のほうだということを暴露したのです。 離婚当時あまりにも悔しかったので、私は探偵を雇って元夫のことをいろいろと調べました。不倫相手はすぐに妊娠したので、自分は不妊ではないと彼は思ったようです。しかし不倫相手が関係を持っていたのは、彼だけではありませんでした。もしかしたら今も続いていて、子どもの父親は……。 私の話を聞き、元夫は不安な様子を見せ始めました。すこし心当たりがあったのかもしれません。自分から嫌味を言ってきたくせに、人の家庭を壊すつもりかと怒ってきました。 真実を知った義母は…私はこの際なので元夫の不倫調査結果を義母へ送りました。元夫が不倫をはっきり認めたので、慰謝料も請求することに。離婚成立からしばらくの間は請求できるのですが、そのことを彼は知らなかったようです。 自分が口を滑らせたせいで、彼の家庭は修羅場と化したそうです。子どもについても鑑定の結果、元夫の子どもではなかったようで……。義母は新しい嫁を探せと彼を追い詰めているとのこと。 なぜか元夫が逐一報告してきたので、ここまでの事情は知り得ました。慰謝料のことが片付いたら、電話番号もアドレスも変更しようと思います。もう過去は忘れ、今の幸せを大切に生きたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 言ったことがすべて自分に返ってくる……まさに因果応報ですね。元夫は義母の言いなりになるのではなく、自分の言動に責任をもってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月13日私は結婚し、義実家と同居。家事全般を請け負っていました。何をしても不出来だと言われ、ダメ嫁に使う金はないとまで言われていて……。夫の誕生日などの外食をする日は決まって私はお留守番で、沖縄への家族旅行の予定も留守番になりました。 義母は私の顔を見ているとイライラするらしく、旅行に同行するなど言語道断とまで言っていたそう。夫は義母の意見に同調しており、私の肩を持つことはありませんでした。そのときの私は、早く夫や義理の両親に認めてもらえるよう、もっと頑張ろうと思っていました。プライドの高い夫沖縄旅行は義母が引いたくじ引きの景品で、ペアチケットらしく、夫は自費での参加とのことでした。さらに、両親の滞在費は夫がすべて負担する約束をしていると、とても誇らしげな顔をして話してきました。そんなに余裕のある暮らしではありませんが、長男として両親に頼りにされるのがうれしいかったのでしょう。 実は夫には妹がおり、財力のあるご主人のもとに嫁いでいました。両親をラクさせるには妹を頼るのが1番ですが、それでは面子が丸つぶれで、長男としてのプライドが許さないようでした。正義感の強い義妹ある日、旅行のことを聞きつけた義妹が、私に連絡してきました。「お義姉さん、沖縄旅行でお土産頼んでいい?」「私は留守番なの」「え? 家族旅行なのに……?」 本当のことを言うと義妹が心配しそうなので、何とか内情を話さず夫へお願いしてもらえるよう伝えました。しかしどうも気になったようで、義妹は私に何かあったのかとしつこく聞いてきたのです。そこでもう隠せないと思った私は、正直に話すことにしました。 これがいつものことで、夫は私みたいなダメ嫁にお金を使うのはもったいないと思っていること、義理の両親から一緒に行きたくないと断られたことを話しました。すべては私が未熟なせいであり、そのせいで嫁として認めてもらえないのだと言うこともきちんと付け加えて。 最初は黙って話を聞いていた義妹でしたが、そのうち猛烈に怒り始めたのです。義妹は朝から晩まで働く私を十分立派にやっていると認めてくれ、自分の両親や兄の態度にものすごく腹が立つと言いました。こんな時代遅れで、最低なやり方は間違っているとも。そして、自分の気持ちに正直になるよう、やさしく私をいさめてくれたのです。 義妹は、嫁を見下し家政婦扱いするような人たちには仕返しが必要だとし、私に協力したいと申し出てくれました。必要のない我慢は、もういらない!そして、沖縄旅行当日。夫は楽しそうに現地から連絡してきました。自慢するつもりだったのでしょうが、私たちも女子旅中でした。 場所はなんと、セブ島!義妹は、1度高級リゾートに来てみたかったのだそうです。せっかくお誘い頂いたので、連れてきていただきました。 それを聞いた夫は、もうカンカン。ダメ嫁のくせに海外旅行なんて贅沢、ずうずうしいとほえました。義妹は、一生懸命家事をし夫をサポートする、こんなに家族に尽くす嫁はいないと絶賛。ずうずうしいのはどっちだと、夫をしかってくれました。 私は義妹と話して目が覚めたこと、もう自分にウソはつかないと夫に宣言。この先どんなに頑張っても、嫁という存在を見下している夫と義理の両親には認めてもらえないと告げました。結論、私は即刻離婚したいと思っており、もう荷物もまとめてきたことを伝えたのです。 その後、家事をする人間を失った義実家は荒れ放題に。義妹から絶縁されたことで、両親と元夫との仲も悪くなったそうです。また両親は義妹のお金をあてにしていて、自分より妹を頼りにしていたと知った元夫はプライドが傷つき、その後の両親の面倒は一切見なかったと聞きます。 私は新たな人生をスタートさせ、たまに義妹と会っておしゃべりするなど、ひとりの生活を楽しんでします。 どうあがいても実りのない我慢は自分を疲弊させるだけ。義妹さんがいてくれたおかげで、自分の置かれている状況がおかしいと気づくことができてよかったですね。自分のいる環境に慣れてしまうと、なかなか気づくのは難しいもの。悩んだ際はひとりで抱え込まず、他人に話を聞いてもらうだけでも、新しい道が開けるかもしれませんね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月13日赤ちゃんのお世話と家事で、毎日てんてこ舞いの私。夫は協力してくれず、ワンオペの私は心身ともに疲弊しています。私が出産してから夫は飲み会が多くなり、朝帰りや外泊をするようになりました。なかなか寝てくれない娘に、私はすっかり参っていて……。夫も泣き声を聞いていると頭痛がすると、ぶつくさ言っていました。 私と娘が発熱したときは、風邪をうつされたくないと数日帰宅せず……。すこし夫に娘を見てもらい、私も横になりたかったのですが、その願いは叶いませんでした。 出産後から夫の態度が豹変当たり前ですが、娘は夫と私の子どもです。それなのに、夫は親としての責任を果たそうとしません。 協力してほしいとお願いしても、自分は無職の私と違って苦労が多いんだと威張ってきます。家事なんて誰でもできるのに、手伝えとは何事だと怒り出す始末で。挙げ句、私のことを寄生虫だと侮辱してきました。 あんまりな夫の態度に最初は落ち込んでいましたが、だんだん腹が立ってきました。日に日にひどくなる夫の言動に我慢できなくなり、行動を起こすことに。 ある日、私の携帯電話から夫に連絡を入れました。すると、速攻怒りの返信が届きました。「飲むのやめて帰ってこい?」「寄生虫の分際で何様だ?」夫の暴言は続きます。子どもと一緒に路頭に迷いたくなかったら俺に指図するな、立場をわきまえろ、ですって……。 「本当にひどいな。お前もう会社来なくていいよ」「は? 急になんだお前」やりとりしている相手が妻ではないことに、いつになったら気づくのでしょう。じつはこの返信、夫の上司が書いたものでした。やっと気づいた夫は、しどろもどろになりながら言い訳を並べましたが、すでに夫の素顔はバレており……。今さら繕っても遅いのです。 社内での夫の評価は…!?夫の上司の連絡先ですが、以前に私たち夫婦と上司で食事をした際に名刺をいただき、それを見て連絡を入れました。 妻の私をバカにして家族を大切にしない態度もそうですが、夫の会社での態度もあきれたものだったようです。部下に仕事を押し付け、自分は定時に上がってスナックやキャバクラで遊んでいたというのですから目も当てられません。 部内で1、2を争うトップ成績を誇っていた夫ですが、今回のことで上司からの評価はガタ落ち。なんだかスカッとしました。 そして私の気持ちも固まり、夫との離婚を決意。離婚届へのサインと養育費の支払いを要求しました。 新生活をスタートさせて…結局、寄生虫だったのは元夫のほうだったように思います。妻である私に家事も育児も押し付け、会社では部下たちに仕事を押し付けて……。自分はおいしいとこどりばかりをしていたのですから。 離婚してからも元夫は私へ復縁を求めてきました。私は再婚がそろそろ決まりそうだったので、丁寧にお断り。その事実が堪えたのか小さな声で私に謝罪をし、その後は連絡がこなくなりました。 私は今、やさしい夫とかわいい娘と穏やかで幸せな毎日を送っています。 ◇ ◇ ◇ 生まれたばかりの自分の子をかわいがる様子もなく、元夫の行動は理解に苦しみますが……。最後に謝ったということは、何か感じたことがあったのでしょうか。後悔することのないよう、振る舞いには気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月12日サークル仲間との楽しいキャンプ!のはずが……。予想もしていなかった恐怖体験をすることに……?今回はよもぎ(@yomogi.writer)さんが描く、体験談をもとにした漫画『異質な森でキャンプ』を紹介します。謎の足音……サークル仲間とキャンプに出発した将生たち。しかし、なかなか目的地に辿りつくことができませんでした。サークル仲間と共にテント泊をしている最中、テントの外から謎の足音を聞いた将生。外に出ようとする仲間を引き止めるも、謎の足音はピタリと止んでしまい……?しばらくすると……怖くなった将生は……?謎の手が……!?姿を見せた!?ついに姿を見せた不気味なナニカ。やはり将生の嫌な予感は当たっていたのでしょうか……?さらにこの後、ナニカの正体である不気味な男はテントの中に入ってきて、将生は寝袋の中で恐怖と対峙することになるのでした。テントに手をかける不気味な男……あなたならこんな時どうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@yomogi.writer)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月12日私の弟のお嫁さんは社交的ではありません。実家の母はいつも愚痴をこぼしていました。自分たち義理の家族をここまで嫌うなんて、本当にがっかりだと……。母はご近所のお嫁さんたちを引き合いに出しては、弟嫁の悪口をいつも言っていました。母は弟嫁から面と向かってきらいと言われたそうで……。その気持もわからなくはないのですが、すこし言いすぎかなと思っていました。 私としてはなるべく仲良くしたいと思っていましたが、私も同様に嫌われているようなので、なかなか一歩踏み出せませんでした。思い切って弟嫁を誘ってみたところ…久しぶりに親族が勢ぞろいする食事会の日。案の定、弟嫁は欠席。答えはわかっていたけれど、母は一応誘ってみたのだとか。ただ冷たくあしらわれたそうで、もう気を遣うのはやめると言っていました。 私は弟の歴代の彼女を知っていますが、いつも気の良い子ばかりだったため、弟がまさかそんな感じの人を奥さんに選ぶなんて思っていませんでした。私は「何か理由があるのではないか」と思うようになり、思い切って誘うことに。 「そんなにうちの家族きらい?」「たまには食事でも行こうよ」なるべく明るく、ちょっと冗談を交えながら私が誘うと、弟嫁は驚いた様子で自分も行っていいのかと聞いてきたのです。その反応に私も驚き、そしてふと嫌な予感がしました。「え、でも嫁はダメだとお義母さんが……」「え……?」いざ、鬼退治!よくよく話を聞いてみると、すべて母のウソだったことが判明。親族みんなから嫌われていると吹き込まれていた弟嫁は、結婚してから今までずっと不安だったそうです。母は、私が離婚してほしいと言っているとまで伝えていたそうで……。本当にかわいそうなことをしてしまったと思いました。 丁寧に誤解を解き、私たちは和解できましたが、私は母の態度にはかなり腹が立っていました。そこで私は弟嫁が母を気にすることなく、親族の集まりに参加できるようにしたのです。 私はその後、母に連絡。親族の集まりの会に、母は参加できなくなったと伝えたのです。母の弟嫁に対する態度を知った親族一同がそれを望んでいると言うと、鼻で笑っているようでした。さらに自分抜きで会がうまく行くことはないと高をくくった様子。ただ行っても追い返されると知った母は、結局会場のレストランには現れませんでした。 その日の食事会は、大盛りあがり。弟嫁はみんなに大歓迎され、母の不在はとても喜ばれました。空気が読めず、人の悪口ばかり言う母は、じつは親族中からうんざりされる存在だったのです。ずっと気を遣われていることに気づかず、自分がみんなを取りまとめているボスだと勘違いし、勝手に気を良くしていたのでしょう。自業自得もさまざまで…それにしても、鬼嫁ではなく鬼義母の問題だったとは……。私も真実を知った弟も、かなり失望しました。家族だからと母の性格をこれまで受け流してきてしまったのも、良くなかったと思い、これを機に私たちきょうだいは母との今後の付き合いを考えることにしました。 母は弟嫁に自分の居場所を奪われたと激怒していましたが、自分の誤った言動で居場所を捨てることになったことに気づくべきで、弟嫁は何も関係ありません。すべて母のせい、自業自得なのです。 案の定、母が泣いて謝ったところで弟夫婦からの許しはありませんでした。どの親族に愚痴をこぼしても、「あなたが悪い」 の一点張りで、取り付く島もありません。そこでやっと、自分の状況が身にしみてわかったようでした。 この事件以降、私は弟嫁と頻繁に交流するようになりました。弟嫁はとても良い子で、こんなことならもっと早く行動すべきだった、仲良くしたかったと後悔しています。これからゆっくり、今までの埋め合わせができたらと思っているところです。 せっかく家族になったのならば、仲良くしたいですよね。ただ義母から「親族みんなから嫌われている」ということを告げられては、弟嫁が行けなくなってしまうのも無理はありません。今回は義姉が勇気を振り絞って、弟嫁に連絡したことがきっかけで事態が判明しました。他人からの話を鵜呑みにするのではなく、自らの目で確かめることも必要ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月12日