アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』などの名匠リドリー・スコット監督が、アカデミー賞脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅⽴ち』のマット・デイモンとベン・アフレックが⿊澤明監督の『羅⽣⾨』から影響を受け、24年ぶりにタッグを組んで参加した脚本を映画化。マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、そして 2019年にエミー賞主演⼥優賞を受賞した注⽬の演技派⼥優ジョディ・カマーという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『最後の決闘裁判』が⽇⽶同⽇の10⽉15⽇(⾦)に公開となる。決闘裁判とは、その名の通り、⼀向に解決を⾒ない争いの決着を、命を賭けた決闘で決定するというもの。真実を知っているのは神だけであり、その神が“正しい者”を勝利へと導くと信じられ、中世ヨーロッパで正式な法⼿続きとして広く認められていた。本作では、14世紀フランスで実際に⾏われた“最後の決闘裁判”をモデルに、スコット監督が豪華キャストと共に作り上げた歴史⼤作として注⽬を集めている。リドリー・スコットといえば、デビュー作でまさに「決闘(duel)」を題材とした『デュエリスト/決闘者』でカンヌ国際映画祭新⼈監督賞を受賞。1979 年に⼿がけた『エイリアン』が世界的⼤ヒットとなり、その名を知らしめ、『ブレード・ランナー』(82)、『テルマ・ルイーズ』(91)、『グラディエーター』(00)、『ハンニバル』(01)、『アメリカン・ギャングスター』(07)、『プロメテウス』(14)と、SFからクライム・サスペンス、歴史劇まで幅広いジャンルでのヒット作を⽣み出し続け、さらに、来年公開予定の『ハウス・オブ・グッチ』、ジョディ・カマーを再登⽤し、ホアキン・フェニックス共演のナポレオン1世を描いた『Kitbag(原題)』、そしてその後には『グラディエーター』の続編着⼿も囁かれている。御年83歳にしてなおエネルギッシュに⻤気迫る圧巻の映像を作り上げるビジュアリストとして名⾼い。本⼈の、ウェストハートルプール美術⼤学、ロンドン王⽴美術⼤学でグラフィックデザインなどを学んだ後、BBCに⼊社し、退社後は、CM 制作会社 RSA を設⽴してCM監督として活躍、という経歴からすれば、様々なジャンルの映画に挑戦し、撮影・⾳楽・⾐装など芸術⾯や、美術・セットの細部にこだわり、リアリティのある映像美を追求するのも納得。その⼿腕は、複数のカメラを⽤い、360度全⽅向による撮影⽅法で知られている。アカデミー賞(R)作品賞受賞監督でもあるベン・アフレックは「リドリーのとても特徴的な撮影⽅法を間近で⾒られるのは、とても興奮することだった。各カメラがそれぞれの⽅向を向いていることによって信じられないほどのエネルギーが⽣じる。演じている者たちは、⾃分がいつカメラに捉えられているか分からない。それが素晴らしい切迫感と即時性を作り出すんだ」と、その⼿法を絶賛。「リドリーは、光のことを実によく理解していて、どうやったら撮影ショットを⾮常にハイレベルに進化したフレームに出来るかを熟知している」と語るのはマット・デイモン。続けて、「リドリーは、トレイラー上にカメラを設置していく時に、まずフロアのほうに⾃分で歩いて⾏って、そのシーンを⾃分でリハーサルしてからカメラを4台設置して、それに対してダリウス(『プロメテウス』(14)で⼀緒に仕事をして来た経験がある、著名な撮影監督ダリウス・ウォルスキー)が照明を提供する。それから(リドリーは)トラックの中に戻って、⾃分でカメラを操作したら何が映るかを確認する。これは、彼が最初にこの仕事を始めた時にやっていた⽅法の、より⼿の込んだバージョンといえる。こうすれば、ショットがどう仕上がるか、どうやったら欲しいショットにたどり着けるか、⽅法が分かる。4台のカメラにそれぞれ着いた操作のプロが、無線機で監督からの指⽰を受けてショットの調整をしていくわけです。」と、この独特な撮影⽅法がダイナミクスを⽣んでいると説明した。いくつかのシーンでは、撮影カメラ6台が同時に回って撮影されていることもあり、さらには撮影の最中に編集を⾏う数少ない監督のひとりでもあるという。また、本作で監督を⽀えるのは、前述の撮影監督のダリウス・ウォルスキー(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『プロメテウス』『オデッセイ』)ほか、プロダクション・デザイナーのアーサー・マックス(『グラディエーター』を⽪切りにスコットと組んだ13作⽬の映画、『オデッセイ』でアカデミー賞(R)ノミネート)、編集のクレア・シンプソン(『プラトーン』でアカデミー賞(R)受賞)、⾐装デザイナーのジャンティ・イェーツ(『グラディエーター』でアカデミー賞(R)受賞)、作曲家のハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(『プロメテウス』、『オデッセイ』)などの天才的な才能であり、その集結により、荘厳な中世的世界観をスクリーンに再現させるのに成功したといえる。とはいえ、監督が重視しているのは、「私はこれまでにやっていない素材を⾒つけるのが好きで、新鮮でそれまでとは違うものをいつも探している。ミュージカルはやったことがないし、ウエスタンもやったことがない。だからそういうものを⾒つけようとしている。だが、この作品に関して⾔うと、この時代はとても親しみが持てて、⼗字軍の物語なんかも同じような時代のものだよね、そういったものは分かりやすいし、与しやすい。だが、最も⼤事なのは、コンセプトであり⽂脈なんだ。この作品についていえば、三つの違う視点があるという点がとても興味深くてね、それがどの時代か、どの世紀かなんてことは関係がない。私にとってはそれが⼀番⼤事なことだったんだ。⽂脈がね」と主張。視覚ビジュアルにおける才能とシネマティックな⽬利きを持つ映画監督、リドリー・スコットの渾⾝の最新作は、それぞれが昇華して、⽣々しくも鮮烈なアクションと、⾒落とすことのできない繊細な映像表現が為されているのは間違いない。ぜひ期待してほしい。『最後の決闘裁判』10⽉15⽇(⾦)より公開
2021年10月08日マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、『フリー・ガイ』「キリング・イヴ/Killing Eve」ジョディ・カマーという豪華キャストを迎えた実話ミステリー『最後の決闘裁判』から、巨匠リドリー・スコット監督が観客を魅了する“極意”を語るメイキング特別映像が解禁された。決闘裁判とは、その名の通り、一向に解決を見ない争いの決着を、命を賭けた決闘で決定するというもの。真実を知るのは神だけであり、その神が“正しい者”を勝利へと導くと信じられ、中世ヨーロッパで正式な法手続きとして広く認められていた。今回到着した映像では、命をかけた決闘裁判に挑む騎士・カルージュ(マット・デイモン)と従騎士ル・グリ(アダム・ドライバー)の激しい決闘シーンや、手書きされた決闘シーンの絵コンテが登場し、彼らが決闘裁判に挑むことになるまでの、緊迫の裁判シーンなどが切り取られている。スコット監督からマットに向けて「そこは憎しみを持つ瞬間だぞ」と演出を指示する貴重な瞬間も映し出されているほか、スコット監督自らが、撮影の裏側をエスコートしてくれているかのような感覚を味わえる、見応え抜群の映像となっている。併せて、甲冑に身を包み、半分切り取られたヘルメットから前方を見据えるマット演じるカルージュの場面写真も到着。史実によると、本来は顔を全て覆ってしまうヘルメットだったが、スコット監督は、“誰が誰に何をしているか分かるように”という部分を重視して、あえて前面を半分切り取ったヘルメットを映画用に用意したという。マットとベンが24年振りにタッグを組み、女性脚本家ニコール・ホロフセナーを迎えた本作。そんな脚本に惹かれたというスコット監督は、視覚的な映像表現に対する優れた才能を称賛される監督の筆頭格であり、複数のカメラを使用して、360度全方向を撮影する手法で知られている。本作でもこの特徴的な撮影方法を用い、生々しくも鮮烈なアクションと、見落とすことのできない繊細な映像表現で、息遣いから、響き合う甲冑の音、緊迫感に包まれた空気そのものを感じとれる、中世の世界観にリアリティを持たせる圧巻の映像を作り上げた。映像内では、「ダイナミックさが肝心。馬が速く走る時も、落ちる時も、感情の変化も、予想外の展開でも…ダイナミックさを際立たせると静寂になる。静寂は強さだ」と、鬼気迫る圧巻の映像を作り上げる極意を明かしている。『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月05日名匠リドリー・スコット監督のもと、マット・デイモンとベン・アフレックがアカデミー賞脚本賞受賞『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来のタッグを組んで参加した『最後の決闘裁判』。この度、歴史を変えた衝撃の史実を描く本作から、本ポスターと共に、重要人物を演じるジョディ・カマーの場面写真が解禁された。今回解禁となった本ポスターで、注目すべきは中央に佇むマルグリット。女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した女性を演じたジョディ・カマーだ。カルト的人気を獲得しているテレビシリーズ「キリング・イヴ/Killing Eve」のヴィラネル役で、2019年のエミー賞主演女優賞(ドラマ部門)および英国アカデミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。現在公開中の『フリー・ガイ』では“ゲームの世界”と“現実の世界”で全く異なる一人二役を演じ、その魅力と高い演技力を披露。また、次回作もリドリー・スコット監督の『Kitbag』(原題)でホアキン・フェニックスとの共演が決定しており、かつて『エイリアン』シリーズでシガニー・ウィーバーがスターダムに押し上げられたように、スコット監督のお墨付きをもらった次世代の大注目女優といえる。そんな彼女が本作で演じるのは、14世紀フランスを生きる騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット。カルージュの旧友ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に暴行されたと訴えるが、彼は無実を主張し、目撃者もいない。真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられるも、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるという役柄である。また、ジョディはキャストとしてだけでなく、脚本のチームにも参画。史実としていまだに真相不明なこのフランス最後の決闘裁判には、男性側の視点でしか記録や資料が残されておらず、これまで抜け落ちていたマルグリットの視点を描くために、マットとベンは女性の脚本家が必要だと考え、『ある女流作家の罪と罰』で第91回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた脚本家ニコール・ホロフセナーをチームに迎え入れた。さらに、「この三人の脚本家に会議に招待されて、意見を聞かれ、どうしたいのか、どう感じるかということを聞かれ、それをとても大事にしてもらった」と、ジョディも積極的に脚本会議に参加したことを先日行われたヴェネチア国際映画祭で明かしたばかり。史実には残っていない事件を告発した被害者マルグリットの視点を交え、被害者マルグリットの夫カルージュ、訴えられた被告ル・グリの、3人の視点で描く黒澤明監督の『羅生門』的三幕構成となっていることでも話題の本作。ジュディは、ベン・アフレックから「自分のキャラクターを演じるだけでなくて、まずマットの視点の中にいる彼女を演じる。そして今度はアダムの役の視点の中にいる彼女を演じる。そして最後に自分自身をその全体性を理解しながら演じる。そしてそのどれも他があるということを悟られてはいけない。観客にそれが事前に知られてもいけない。それはものすごい才能を求められ、そうできたことがとてもすばらしく、力強い結果を生んでいる。この映画がうまくいくもいかないもすべてジョディの演技にかかっているということ。針の穴を通すような演技の力!」とコメントをもらうほど。そしてジョディ本人も、「それぞれの視点において、観客がキャラクターの語っていることを本当に信じられるということがとても重要であり、そのように演じることがわたしたちにとっても楽しいことでした。時には頭が少しクラクラにもなりましたよ。3つの異なる視点を、すべて同じ日に撮影することもありましたから!」と尋常ではない集中力を要する現場だったことを明かしている。本ポスターは、毅然とした立ち姿が印象的なマルグリットを中心に、カルージュ、ル・グリ、そして彼らの運命を揺さぶる主君ピエール伯(ベン)がその周りを取り巻き、暗雲立ち込める背景が決闘裁判の行く末を案じさせるビジュアルとなっている。『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月01日リドリー・スコット監督が歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『最後の決闘裁判』。この度、本作で『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来、24年ぶりに脚本タッグを組んだマット・デイモンとベン・アフレックの脚本制作秘話が明かされた。『オーシャンズ』『ボーン・アイデンティティー』シリーズなど数々の人気作に出演し、アカデミー賞では主演男優賞をはじめ多数のノミネート経験を持つマットと、『ゴーン・ガール』『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』などへの出演だけでなく、『アルゴ』では監督としての手腕も発揮したベン。彼らがハリウッドに名を轟かせたきっかけは24年前。共同で脚本を手掛け、第70回アカデミー賞脚本賞受賞を果たした『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』。共に俳優としても出演し、マットはこの作品で、アカデミー賞のほか、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞で主演男優賞にノミネート。一躍、世間の注目を集めた。そんな彼らが再びタッグを組んで脚本を手掛けたのが、フランス史上最後の“決闘裁判”をテーマにした本作『最後の決闘裁判』。マットは前回タッグを組んで脚本を手掛けた当時をふり返り、「僕たちは20歳とか22歳だった。あの頃はとても非効率的だったんだ。キャラクターのことは理解していても構成というものが分かっていなかったからね。脚本を何千ページと書いても、完成した映画の中では全然使われなかった」と裏話を明かし、「それがきっと、こんなに長く脚本を書くことから離れていた理由なんだ。二人とも忙しくなってそんな非効率なことはできなくなっていたからね」とこれまで脚本を手掛けてこなかった理由について言及。そして今回の脚本作りは「あの頃とは全く違うプロセスだった」と言い、「物事がとても素早く進んでいくことに驚いた。今回の脚本は6週間くらいで仕上がって…」と明かした。また、2人から指名される形で本作の監督に就任したスコット監督は、「(マットは)とりつかれたように『羅生門』の話をしていたよ。私は一つの行為が登場人物3人の視点で、それぞれ描かれるというポイントに惹きつけられたんだ」と脚本を絶賛。そんな3人の視点で描かれる本作では、決闘裁判に臨む騎士カルージュ(マット・デイモン)とル・グリ(アダム・ドライバー)の脚本パートをマットとベンが、ニコール・ホロフセナーが裁判で闘うことを決断した勇気ある女性マルグリット(ジョディ・カマー)のパートを担当し脚本に加わっている。マルグリットのキャラクターに惹かれたというベンは、「今日的な意味があって、とてもワクワクして、カタルシスや共感をもたらす物語なんです」と原作の魅力を明かしつつ、「ジョディ演じるマルグリットのパートを書き上げるには女性が書かなければいけない」と感じていたのだそう。本作は、マットとベンの脚本に、『ある女流作家の罪と罰』で第91回アカデミー賞脚色賞ノミネートと、高い評価を受けるニコールの脚本がコラボしたことで、三者三様の声を効果的に捉える見事な物語が誕生した。『最後の決闘裁判』10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年09月22日『The Survivor』で見せたベン・フォスターの演技に、大絶賛の声が上がっている。バリー・レビンソンが監督した今作でフォスターが演じるのは、実在したホロコーストの生存者ハリー・ハフト。彼は、アウシュビッツにいる間、ナチの軍人たちに娯楽を与えるため、ほかのユダヤ人の囚人を相手にボクシングの試合をすることを強いられた。負けたほうは、その場で殺される。自分が生き延びるために仲間を死に追いやってきた彼は、戦後、ニューヨークに引っ越してきてから、「ホロコーストを生き延びた」ということ以外は秘密にしてきた。だが、ある日、新聞記者の取材を受けるうちにアウシュビッツでやらされたことを明かしてしまい、ユダヤ人コミュニティから強い非難の目で見られるようになる。そんな中でも彼は、ポーランドで生き別れになった恋人を探し続けていた。彼女がまだ生きている保証はどこにもないし、生きていたとしても、どこにいるのかわからない。それでも、自分の新聞に名前が掲載されれば、彼女がそれを見つけてくれるのではないかと、ハリーはボクサーとしての活動を続けるのだった。映画は、アウシュビッツ時代、ニューヨークでのボクサー時代、そして60年代の、3つの時代を行き来しつつ展開する。アウシュビッツ時代のシーンに、フォスターは、27kgも減量して挑んだ。肉体面はもちろんのこと、PTSD、罪悪感、恐怖を抱えるハリーの内面を、フォスターは、やりすぎになることなく、絶妙に表現している。一方、レビンソンは、本編の前の挨拶ビデオで、「なぜこの映画を作ったのですかと昔からよく聞かれるが、答えらえないことが多い。でも、今作の場合は答えられる」と、自身の思い出を打ち明けている。レビンソンが小さな子供だった40年代、突然、家に祖母の兄か弟に当たる男性が泊まるようになった。男性は夜、寝ながらよくうめいていて、幼いレビンソンは奇妙に感じたそうだ。彼がホロコーストの生存者で、今でいうPTSDを抱えていたのだとわかったのは、それからずっと後になってからのことだったと、レビンソンはいう。レビンソンにとって、これはパーソナルな思いのある作品なのだ。原作を書いたのは、ハフトの実の息子アレン・スコット・ハフト。ハンス・ジマーの音楽が、さらに胸をしめつける。アメリカでの公開が決まれば、アワードシーズンでの活躍が期待できそうである。文=猿渡由紀
2021年09月17日名匠リドリー・スコット監督が、アカデミー賞脚本賞受賞『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のマット・デイモンとベン・アフレックが24年ぶりにタッグを組んで参加した脚本を映画化した『最後の決闘裁判』。第78回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品されている本作が、現地時間9月10日にワールドプレミアを迎えた。ヴェネチアの地に、マットとベン、ジョディ・カマー、脚本家のニコール・ホロフセナー、そしてリドリー・スコット監督が水上バスで華やかに登場すると、大きな歓声が沸き起こり、彼らは多くのファンの声援に答えサインや写真撮影に笑顔で応じた。事前に行われた記者会見には、世紀の決闘裁判に挑む騎士カルージュを演じたマット、騎士たちの運命を揺さぶる主君ピエール伯を演じたベン、女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した勇気ある女性マルグリットを演じたジョディ、マット&ベンと共に脚本を担当したニコール、スコット監督が登壇。本作は、史実としていまだに真相不明なフランス最後の決闘裁判を、事件を告発した被害者マルグリット(ジョディ・カマー)、被害者マルグリットの夫カルージュ(マット・デイモン)、訴えられた容疑者ル・グリ(アダム・ドライバー)の、3つの視点で描く三幕構成になっている。会見では、ある出来事が登場人物3人の視点で描かれる『羅生門』的手法が用いられている構成に触れられ、すでに作品を観た記者たちからの質問には、マットとベンがマイクの取り合いをするほど熱のこもった質疑応答となった。原作(エリック・ジェイガー「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」)の映画化を検討し始めたマットは、「読んですぐにリドリー・スコット監督のことが頭に浮かびました。リドリー以外にこの時代のものをうまく表現できる監督はいないんじゃないかと思ったんです」と語り、マットから連絡をもらったリドリーは「マットが取り憑かれたように『羅生門』の話をしていたんです。一つの行為が三つの視点で語られることをね。私がこの作品に惹きつけられたのはそれが理由です」と明かす。さらにベンは「マルグリットのキャラクターに惹かれました」と言い、「観ている人に共感が生まれてほしい物語ですし、私たちも違った見方が必要だということを思い起こさせることができればと願っています」と語り、現代的なテーマへ一石を投じる側面があることを明かした。実際に執り行われた“決闘裁判”ながら歴史的には男性側の視点でしか記録や資料が残されておらず、これまで抜け落ちていたマルグリットの視点を描くために、女性の脚本家が必要だと考えたマットとベンは、『ある女流作家の罪と罰』の脚色でアカデミー賞にノミネートされたニコールをチームに招いた。さらにマルグリットを演じるジョディにも積極的に脚本会議に参加してもらい、意見を募ったという。ジョディは「脚本では3つのシーンで3つの同じセリフが書かれているけれど、すべてはそれをどう演じるかにかかっています。微妙なニュアンスや表現の違いを観客の皆さんに感じ取って欲しいです。私は同じセリフを言う、それを相手が全く違う態度で受け止める。それがこの3人の脚本家たちがこの映画にもたらした力だと思います」と、共にマルグリットという女性を作り上げたからこその思いを語った。マルグリットの脚本パートを担当したニコールも、「私が書こうとしたのは、彼女が経験したようなことが身の上に起こったとしても、人間であるならどう行動するかということ」と、マルグリットの行動が現代にも通じることをうかがわせた。レッドカーペットでは、多くのゲストやマスコミ、沿道のファンからの大歓声に包まれる中、世界中から集まった多くのスチールカメラマンの要望に応え、マットやベン、そしてシックな黒のドレスに身を包んだジョディ、スコット監督が明るい笑顔を見せた。また、ワールドプレミアの上映前には、今年度よりヴェネチア国際映画祭と「カルティエ(Cartier)」が創設した、優れた映画製作者に敬意を表し、現代の映画業界にとりわけ独創的な貢献をした人物に贈る「Cartier Glory to the Filmmaker Award(カルティエ グローリー トゥ ザ フィルムメーカー アワード)」を受賞したスコット監督の受賞セレモニーも行われた。なお、ワールドプレミアが行われた9月10日は、70年前の1951年9月10日に第12回ヴェネチア国際映画祭において『羅生門』が日本映画初となる金獅子賞を受賞した日。必然とも言える日の記念すべきプレミア上映となったようだ。『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年09月11日2016年にベン・アフレックが主演した『ザ・コンサルタント』の続編が、ついに製作されることが分かった。監督のギャヴィン・オコナーが「CinemaBlend」のポッドキャストで明かした。オコナーは『ザ・コンサルタント』のあと、2020年に再びベンを主演に起用し『ザ・ウェイバック』を監督。「『ザ・ウェイバック』の続編はありませんが、『ザ・コンサルタント』の続編を作ることになりました。本当につい最近契約したばかりなんです」と話した。公開から5年も経って続編製作が実現することに、オコナー監督は感慨深げなコメントをしている。「『ザ・コンサルタント』をもう一度やる…私はずっと(この作品を)3本撮りたかった。2本目は、彼(主人公のクリスチャン)の弟(ジョン・バーンサル演じるブラクストン)の物語をもっと組み入れて。だから、2本目はバーンサルの出演シーンがもっと長くなるでしょう。3本目については、私は『Rain Man on steroids』(パワーアップ版レインマン)と呼んでいるのですが、この変わった兄弟の話です。バディ映画になるでしょう」と今後の構想も明かしている。『ザ・コンサルタント』(C) APOLLOとは言え、現在のところ確実なのは、続編(2本目)が作られるということと、ベンが引き続き出演するということだけだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ザ・コンサルタント 2017年1月21日より全国にて公開© 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年09月03日映画『ディナー・イン・アメリカ』が、2021年9月24日(金)より公開。ベン・スティラーがプロデュースを務めている。ベン・スティラーがプロデュース“パンクな”恋愛映画映画『ディナー・イン・アメリカ』は、2020年サンダンス映画祭オフィシャルセレクションでの上映を始め、ダブリン国際映画祭(ダブリン批評家スペシャル審査員賞・受賞)、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭(観客賞・受賞)、オデッサ国際映画祭(グランプリ受賞)など、多数のアワードに輝いている作品。孤独な少女が覆面バンドの“推しメン”を家に匿うというラブストーリーをベースに、若者がマジョリティーに立ち向かう姿を、ユーモアとパンク精神たっぷりに描く。プロデュースを務めるのは、俳優としてはもちろん、『ズーランダー』『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『LIFE!』などでプロデューサーとしても活躍するベン・スティラー。シュールなキャラクター描写や、“普通”や“世間”に抗う若者たちの輝きに注目だ。映画『ディナー・イン・アメリカ』あらすじパティは孤独で臆病な少女。過保護に育てられ、したいこともできず、単調な毎日を送っている。唯一、平凡な人生から逃避できる瞬間、それはパンクロックを聴くこと。そんな彼女が、ひょんなことから警察に追われる不信な男・サイモンを家に匿ったものの、実はその男こそが彼女の愛するパンクバンド“サイオプス”の心の恋人、覆面リーダーのジョン Q だった…。家族や周囲から変人扱い、社会不適合者、厄介者と蔑まれる、出逢うはずのない二人が、心惹かれ合い社会の偏見をぶっ飛ばしてゆく究極のアナーキック・ラブストーリーが誕生!エミリー・スケッグス&カイル・ガルナーがW主演キャストは、エミリー・スケッグスとカイル・ガルナーがダブル主演。さらに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのリー・トンプソン、「24 -TWENTYFOUR-」シリーズのメアリー・リン・ライスカブなどが脇を固める。主な登場人物(キャスト)パティ(エミリー・スケッグス)孤独で臆病な少女。パンクバンド“サイオプス”のファン。特に、覆面リーダーのジョン Q を愛している。演じるのは、舞台俳優としてキャリアをスタートし、ミュージカル「ファン・ホーム」で、2015年トニー賞ミュージカル助演女優賞と最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞にノミネート、同作でシアターワールド賞を受賞したエミリー・スケッグス。『ミスエデュケーション』などの映画にも出演しているが、長編映画で主演を務めるのは初めてのことだ。サイモン/ジョン Q (カイル・ガルナー)ひょんなことから警察に追われる不信な男。実は、パンクバンド“サイオプス”の覆面リーダー。演じるのは、『CSI:ニューヨーク』『インテロゲーション:尋問~殺意の真相~』などのドラマで知られるカイル・ガルナー。映画は『エルム街の悪夢』『アメリカン・スナイパー』『ザ・ブリザード』『ビューティフル・ボーイ』などを代表作に持つ。監督は、40以上の映画祭で上映され、その過激な内容で物議を醸した『バニーゲーム』のアダム・レーマイヤー。アダム・レーマイヤー自身もバンドマンであり、映画『ディナー・イン・アメリカ』については「今の自分を形作った背景である90年代のパンクシーンに捧げるラブレター」だとコメントしている。撮影は、日本でもヒットを飛ばした映画『サマー・オブ・84』を手掛けたジャン=フィリップ・ベルニエ。音楽は『ナポレオン・ダイナマイト』のジョン・スウィハートが担当している。【詳細】映画『ディナー・イン・アメリカ』公開日:2021年9月24日(金)監督・脚本・編集:アダム・レーマイヤープロデューサー:ベン・スティラー、ニッキー・ウェインストック、ロス・プットマンエグゼクティブプロデューサー:ステファン・ブラウム、ショーン・オグレー音楽:ジョン・スウィハート撮影:ジャン・ピエール・ベルニエ出演:カイル・ガルナー、エミリー・スケッグス、グリフィン・グラック、パット・ヒーリー、メアリー・リン・ライスカブ、リー・トンプソン配給:ハーク配給協力:EACH TIME2020年/アメリカ/英語/106分/カラー/5.1ch/シネマスコープ/原題:Dinner in America/字幕翻訳:本庄由香里
2021年08月01日親友同士のマット・デイモンとベン・アフレックが、リドリー・スコット監督作『The Last Duel』(原題)で『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来24年ぶりの共演を果たした。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では脚本を共同執筆し、アカデミー脚本賞を受賞した2人。今作では2人とともに『おとなの恋には嘘がある』のニコール・ホロフセナーが脚本を手掛けた。エリック・ジェイガー著のノンフィクション「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」が基になっている。舞台は14世紀のフランス。騎士のジャン・ド・カルージュ(マット)は、戦地から帰ってくると妻マルグリット(ジョディ・カマー)が自身の親友の騎士ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に強姦されたと知る。火曜日に公開された予告編では、ジャックがこの件を否定し、マルグリットが「私は事実を話している」と訴え、ジャンがシャルル6世にジャックとの決闘を直訴する姿が描かれている。キャスティングについては、当初ベンがジャック役を演じることが報じられており、“リアル親友同士の決闘”が期待されたが、ベンはスケジュールの都合で出番が少なめの伯爵役を演じることになり、アダムが引き継いだ。ファンの予告編への感想は「やっぱりリドリー・スコットの歴史モノは最高!」「ジョディ・カマーのアカデミー賞間違いなし」「キャストが素晴らしい。楽しみ!」など。『The Last Duel』は10月15日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2021年07月21日アレックス・ロドリゲスと婚約解消&破局を発表したばかりのジェニファー・ロペスが、早くも先週末、ある男性と休暇をともに過ごしたと報じられている。そのお相手とは、元カレの一人で2004年に別れたベン・アフレックだ。ベンが別荘を所有するモンタナ州のスキーリゾート地でベンが車の運転席、ジェニファーが助手席に乗っている写真が「Daily Mail」紙によって撮影された。関係者によると2人は現地で“2人きり”で数日間を過ごしたという。先月末にもベンがジェニファーの家を訪れるところを目撃されており、ここ数週間で2人の距離が急速に接近中なのは明らかだ。このニュースにアレックスは「ものすごくショック」と心を痛めている様子。というのもアレックスはジェニファーに未練があり、「もう一度やりなおせるはず」と思っていたのだという。「彼はジェニファーに何度も連絡を取り、会おうとしていたのですが、彼女の対応はそっけないものでした」と関係者が語っている。ジェニファーの方は「アレックスとの復縁には全く興味がなく、終わったこと」と吹っ切れているとのこと。ジェニファーは2002年6月にダンサーのクリス・ジャドと離婚後すぐの同年11月にベンと婚約。2003年には予定していた挙式を延期し、2004年に破局したという過去がある。2人は婚約中、メディアで「べニファー」と呼ばれていた。(Hiromi Kaku)
2021年05月11日ヘンリー王子とメーガン妃が、「新型コロナウイルスワクチンをすべての人に」と呼びかけるキャンペーンコンサート「Vax Live: The Concert to Reunite the World」に出席することが明らかになった。英王室や世界の王室ファンを震撼させたオプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組放送後の“お出まし”となり、話題性もたっぷりだ。同コンサートは極度な貧困の撲滅を訴える国際団体「グローバル・シチズン」が主催。5月8日に開催され、セレーナ・ゴメスが司会を務める。パフォーマンスを行うのはジェニファー・ロペス、エディ・ヴェダー、「フー・ファイターズ」ら。スペシャルゲストとしてベン・アフレック、ショーン・ペン、オリヴィア・マンらが出席する。ヘンリー王子&メーガン妃の役割はというと、「新型コロナワクチンへの公正・平等なアクセス」を確実にするための取り組み「Covid-19 Vaccines Global Access」(COVAX)への寄付を呼びかけることだという。2人は「この1年間で、世界は痛み、喪失、葛藤を一緒に経験しました。いまこそ私たちは、一緒に立ち直り、癒すべきなのです。だれも置いてきぼりにはできません」とコメント。だれもが平等に新型コロナワクチンの接種を受けることの大切さを説いている。(Hiromi Kaku)
2021年04月28日ザック・スナイダー監督が思い描いた全てが結実した『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が、5月26日(水)よりデジタル配信開始、6月25日(金)よりリリース。この度、日本語版予告編が解禁となった。本作は、2017年に公開され、全米NO.1大ヒットを記録した『ジャスティス・リーグ』製作中に降板したザック・スナイダー監督の初期構想に基づき、150分にもおよぶ蔵出し映像や新たに撮影された4分の新映像を加えて、再編集し製作された約4時間にわたる超大作。スナイダー監督が伝えたかった全てが詰め込まれている。あの“ジョーカー”やブラックスーツを纏うスーパーマンの姿も!2017年版『ジャスティス・リーグ』には登場しなかったジャレッド・レト演じる“ジョーカー”が、予告編映像ではほんの一瞬だけだが姿を見せる。どのようなシーンで、宿敵バットマンとどのような会話を交わすのか注目が高まる。また、ブラックスーツ姿のスーパーマン、スーパーヴィランのダークサイドや、ジョー・マンガニエロ演じるデスストローク、初登場となるマーシャン・マンハンターや、戦闘シーンにはグリーン・ランタンの姿も!?次々と登場するDCキャラクターに一時も目が離せない。ヒーローたちのサイドストーリーが明かされる本作では、アクアマン、フラッシュ、サイボーグのサイドストーリーが丁寧に描かれ、特にレイ・フィッシャーが演じたサイボーグについてはその苦悩や、家族との関係がより分かるストーリーに。ヒーローである以前に、様々な悩みを抱える等身大の姿が作品にさらなる深みを与えている。なお、2017年版『ジャスティス・リーグ』と同じ声優キャストで日本語吹替版を収録。約24分の映像特典には、スナイダー監督とベン・アフレックやヘンリー・カヴィル、ガル・ガドットらジャスティス・リーグ6名のキャストインタビューも収められ、『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』の製作を通しての思いを語る貴重な映像に。セル商品にはストーリーをジェフ・ジョーンズ、作画をジム・リーが担当した28ページにわたる「ジャスティス・リーグ」コミックブック(日本語版)が日本限定で封入される。『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は5月26日(水)よりダウンロード販売/デジタルレンタル先行配信開始、6月25日(金)より4K ULTRA HD&ブルーレイ発売。(text:cinemacafe.net)
2021年04月16日世界各国の映画祭で注目された新時代のドイツ映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』と、ベン・スティラーと「プランB」が組んだ『47歳 人生のステータス』がオンラインにて公開されることが決定。オンライン上映に先駆け、2作品のティザー予告と日本版キーアートが解禁された。『ベルリン・アレクサンダープラッツ』現代ドイツ文学の傑作を新進気鋭の若き才能が大胆な解釈とスタイリッシュな映像表現で映画化。第70回ベルリン国際映画祭に正式出品、ドイツ映画賞で作品賞など5部門受賞ほか、国内外の映画祭を席巻した183分の衝撃作。『47歳 人生のステータス』また、『47歳 人生のステータス』は、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』など数々のアカデミー賞受賞作を生み出し、本年度は『ミナリ』がノミネートされているブラッド・ピット率いる製作会社「プランBエンターテインメント」と、『スクール・オブ・ロック』脚本のマイク・ホワイト監督がタッグ、ベン・スティラー主演で贈る人生賛歌。申し分ないキャリアと幸せな家庭を手に入れている47歳の中年男性ブラッドは、大学進学を目指す息子と2人でボストンへ向かう。その旅で経済的にも社会的にも成功した旧友たちと再会したブラッドは、次第に自分が築いた家族や仕事が果たして最高のものなのかと疑問を抱き始め、自分の人生を見つめ直していく。『ベルリン・アレクサンダープラッツ』は5月20日(木)より、『47歳 人生のステータス』は6月11日(金)よりMIRAIL(ミレール)、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルリン・アレクサンダープラッツ 2021年5月20日よりユーロライブ渋谷「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021」にて公開
2021年04月15日春は新たな生活の始まりでもあると同時に、少し切ない『別れの季節』でもあります。そんな春に見たい、出会いと別れを描いた感動映画をご紹介します。思わず涙があふれる『別れ』が印象的な名作E.T.まず紹介したいのは、1982年公開の名作SFファンタジー映画『E.T.』です。名匠スティーヴン・スピルバーグ監督と、名作曲家ジョン・ウィリアムズが送る少年と宇宙人の交流を描いた本作。第55回アカデミー賞で4部門受賞という快挙を成し遂げ、全世界で爆発的な大ヒットを記録しました。心優しいエリオット少年と、穏やかな心を持つE.T.がドタバタ劇の中で友情を育んでいくさまを見ていると、思わず自分もE.T.と友達になったような気持ちにさせられることでしょう。E.T.を故郷に帰すため別れることになるラストシーンは、涙なくしては見られません…。スタンド・バイ・ミー次は、1987年に公開された、青春映画の金字塔と名高い作品である『スタンド・バイ・ミー』です。モダンホラー小説の巨匠であるスティーヴン・キングが描いた感動の青春ドラマを、ロブ・ライナー監督が手がけた本作。旅に出る少年たちが繰り広げる笑い、喧嘩、涙…あれだけ仲が良かった友達同士は、学年が変わるごとに徐々に疎遠になっていき、大人になる頃にはそのすべてが輝いて見えます。『出会いと別れがあるからこそ人生は輝く』と教えてくれる名作映画ですね。グッド・ウィル・ハンティング旅立ち次は、1998年公開の映画で、歳の離れた2人が主人公の『グッド・ウィル・ハンティング旅立ち』です。公私ともに仲のよい人気俳優マット・デイモンとベン・アフレック。2人が共同で脚本を執筆し、見事、第70回アカデミー賞で脚本賞を受賞したことでも知られています。脚本のみならず出演も果たした2人に加え、名優ロビン・ウィリアムズの名演も光る傑作ドラマです。愛を知らぬ天才のウィルと、過去に妻を亡くした心理学者のショーン。年齢の離れた2人が、徐々に交流を深め、忘れ得ぬ人生の盟友になって行くさまを繊細な演出で描かれています。列車に乗った男次は、2004年公開のフランス・ドイツ・イギリス・スイスが合作した重厚な人間のドラマを描いた映画『列車に乗った男』です。フランス映画の名匠パトリス・ルコント監督による、ほろ苦い人生の終点を描いた本作。主人公の1人である初老の男性・マネスキエを演じるのは、名優ジャン・ロシュフォール。もう1人の主人公・ミランをフランスの国民的ロックシンガーであり俳優のジョニー・アリディが好演しています。アンダーグラウンドの世界で生きてきたタフガイのミランと、教師として堅実に穏やかな人生を歩んできたマネスキエ。物語の終盤、運命の日を経て入れ替わったように映る2人の人生を見ていると、人生における他人との出会いと別れは、大きく運命を揺り動かすことを改めて思い知らされます。エターナル・サンシャイン最後は、2005年公開の美しくおしゃれな映像で胸を打つ、少し不思議なラブストーリー映画『エターナル・サンシャイン』です。おしゃれで唯一無二の映像美を得意とするミシェル・ゴンドリー監督がメガホンを取り、ヒロインに映画『タイタニック』でお馴染みのケイト・ウィンスレットを起用した本作。また、コメディ映画『マスク』でお馴染みの、俳優ジム・キャリーを主人公に迎えた点も本作の見どころの1つといえるでしょう。笑いを一切封印した彼の繊細な演技は必見です。出会った当初は燃えるようにお互いを愛していた2人も、いつしかすれ違い別れてしまうもの。しかし、その思い出には色褪せぬ光が詰まっています。別れを経て、互いに完璧な理解を得られないと理解している2人が選ぶラストは、見る人の胸に温かな成長を感じさせてくれるはずです。人生には、出会いと別れがつきもの。しかし、それを繰り返すことで、輝きを増すものなのでしょう。進学や就職などで環境が変わりやすい春だからこそ、映画を通して出会いや別れについて、今一度向き合ってみるといいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月10日ザック・スナイダー監督が、3月18日にHBO Maxで配信されるスナイダー版『ジャスティス・リーグ』について、「Vanity Fair」誌に語った。スナイダー監督は撮り直しや再編集に与えられた予算は7000万ドル(約74億円)だったと明かし、「私はギャラを受け取っていない」と話している。(もちろん、降板前に撮った映画についてはギャラが支払われている)。その理由を、「だれにも借りを作りたくなかったから。また、ギャラをもらわないことで彼ら(ワーナーやHBO Max)に対して強くものを言える交渉権を保つことができた」と赤裸々に語っている。2017年に公開された『ジャスティス・リーグ』は、スナイダー監督が家庭の事情で途中降板したため、バトンタッチを受けたジョス・ウェドンが完成させた作品。これが残念ながら不評で、「スナイダー監督が最後まで手掛けた『ジャスティス・リーグ』が観たい!」という声が、ファンの間で何年も上がっていた。ベン・アフレックやガル・ガドットらキャストも「#リリース・ザ・スナイダー・カット」というハッシュタグでスナイダー版の製作を応援し、製作にこぎつけた。スナイダー版にはオリジナルのキャストに加え、『スーサイド・スクワッド』でジョーカーを演じたジャレッド・レトもジョーカー役で出演している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2021年02月24日放送映画批評家協会賞のノミネーションが発表になった。最多ノミネーションを受けたのは、デビッド・フィンチャー監督の『Mank/マンク』で、12部門。次は、『ミナリ』の10部門だった。作品部門の候補は、『ザ・ファイブ・ブラッズ』『マ・レイニーのブラックボトム』『ミナリ』『あの夜、マイアミで』『シカゴ7裁判』『Mank/マンク』『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ』『ノマドランド』『この茫漠たる荒野で』『Promising Young Woman』の10本。映画の主演男優部門候補は、リズ・アーメド(『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ』)、チャドウィック・ボーズマン(『マ・レイニーのブラックボトム』)、アンソニー・ホプキンス(『ファーザー』)、ゲイリー・オールドマン(『マンク』)、スティーブ・ユァン(『ミナリ』)、トム・ハンクス(『この茫漠たる荒野で』)、デルロイ・リンド(『ザ・ファイブ・ブラッズ』)、ベン・アフレック(『The Way Back』)。映画の主演女優部門候補は、ヴァイオラ・デイヴィス(『マ・レイニーのブラックボトム』)、ヴァネッサ・カービー(『私というパズル』)、フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド』)、キャリー・マリガン(『Promising Young Woman』)、アンドラ・ディ(『The United States vs. Billie Holiday』)、シドニー・フラニガン(『Never Rarely Sometimes Always』)、ゼンデイヤ(『マルコム&マリー』)だった。授賞式は3月7日。文=猿渡由紀
2021年02月09日ベン・アフレックとアナ・デ・アルマスが交際から1年経たずして破局したという。2人は共演作『Deep Water』(原題)で出会い、交際をスタート。昨年3月にアナの故郷で目撃され、その後は堂々とイチャついている姿が毎日のようにSNSをにぎわせ、「いい加減うんざり」という声も上がるほどだった。コロナ禍における自主隔離生活ももちろん一緒。アナは、ベンと元妻ジェニファー・ガーナーの子ども3人とも良好な関係を築いていたため、破局には驚きだ。「Daily Mail」紙によると、別れを告げたのはアナの方。破局が決定的になるやいなや、ベンの自宅の外のごみ箱に、アナの等身大のパネルが捨てられてしまった。このパネルは昨夏アナがベンの子どもたちと一緒に遊んだときに使われていたものだった。関係者は「彼らの関係は複雑でした。アナはロサンゼルスを拠点にしたくなかったのに対し、ベンは子どもたちが住んでいることからロサンゼルスに住む必要がありました」と語っている。昨年11月、『Deep Water』の一部シーンの撮り直しを行った際、アナはダイアモンドの指輪を身につけていたため、2人の関係がさらに進展したのかと思われた。しかし同作で2人は夫婦を演じており、役を演じるための単なる小道具だったようだ。(Hiromi Kaku)
2021年01月19日昨年6月、2017年に『ジャスティス・リーグ』で演じたサイボーグ役で、フラッシュの単独映画『The Flash』(原題)へのカメオ出演をオファーされていたレイ・フィッシャー。同作はエズラ・ミラー主演、歴代バットマンのマイケル・キートンとベン・アフレックの出演が決定しているが、レイは出演しないことを明らかにした。昨年末、本人が「(DCフィルムズの社長)ウォルター・ハマダが関わる作品には、出演しない」とツイート。その結果、レイの代役を立てることもなく『The Flash』の脚本からサイボーグの出演シーンがカットされたという。「The Wrap」などが報じた。レイといえば、昨年、『ジャスティス・リーグ』のジョス・ウェドン監督の現場での振る舞いのひどさを告発、それを可能にしたという製作当時のワーナー・ブラザースの重役ジョン・バーグ、DCエンターテインメントの重役ジョフ・ジョンズのことも名指しで批判したことで話題に。今回は、ハマダのことを「最も危険なタイプの陰の助力者」と呼び、『ジャスティス・リーグ』の調査において、本当に重大な問題から注意をそらしたと指摘した。ハマダは6日(現地時間)、引き続き2023年までDCフィルムズの社長を務める契約を結んだと報じられたばかり。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2021年01月07日ブライトリングがベントレーモーターズとのパートナーシップを祝して特別な時計を発表します。ブライトリング プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションは、同じく今日発表されたベントレーのコンチネンタルGTマリナー コンバーチブルのデザインインスピレーションを共有しています。このブライトリングの新作は、17年にわたる時計ブランドと自動車メーカーの史上最長のパートナーシップをも記念するものです。また1959年以来、高級自動車メーカーとして最もユニークなテーラーメイドモデルを製造してきたベントレーマリナーのワークショップに焦点を当てています。ブライトリングとベントレー モーターズのパートナーシップの始まりは、このアイコニックな自動車ブランドが伝説的なコンチネンタルGT を設計した2002年にさかのぼります。2003 年にベントレーが発表した新しいグランドツアラーは、未曽有の贅沢さ、無比の品質、そして並外れたパフォーマンスを誇っていました。ベントレーは、これらの要素を反映したオンボードクロックの製作をブライトリングに依頼しました。それぞれの世界をリードする2 大ブランドのパートナーシップの基盤になった価値観が、プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションで再び体現されています。そのネーミングが示すように、ブライトリングのこの新モデルは、ベントレーのコンチネンタルGTマリナー コンバーチブルと深いつながりがあります。ブライトリングCEO ジョージ・カーンは、ブランドの最も重要なパートナーシップが新しいクロノグラフによって裏付けられている、と述べています。「昨年発表したプレミエ ベントレー センテナリー リミテッド エディションは、ベントレーとブライトリング両方のお客様に暖かく受け入れられています。プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションはベントレーとブライトリングのDNAがリンクしており、両社が次のステップを共に歩むのは自然な成り行きです。また、ヘリテージ、クラフツマンシップそして卓越したパフォーマンスの同義であるベントリー マリナーの名をつけられるのもその証しです」エイドリアン・ホールマーク・ベントレー会長兼CEOは次のように語っています。「ベントレーとブライトリングの長年にわたる関係は、私たちが共有する価値観、世界をリードするパフォーマンス、ラグジュアリー、革新、洗練を追求した証しです。新しいプレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションとベントレーのコンチネンタルGTマリナー コンバーチブルのつながりは、時計に施されたエングレーブの精巧なディテールやGTのダッシュボードに搭載されたブライトリングの時計の特徴的なデザインによく表れており、マリナーのクラフトマンシップを完璧にディスプレーしています」ベントレー マリナー ワークショップベントレーのマリナー ワークショップは、荷台と馬具製造を営んでいた同族会社のマリナーの末裔で、エリザベス1世が王位についた1年後の1559年までさかのぼります。しかし1760年にフランシス・マリナーがロイヤルメールの馬車の製造と整備を委託されたのを機に、この会社の名が知られるようになりました。フランシスの息子ロバート・ブヴェリー・マリナーは1870年、車体生産のマリナー ロンドン リミテッドを設立しました。150年間マリナーは顧客の要望を細部まで満たす最高のスタンダードを築き上げ、精巧な職人技術による車体製造でその名を馳せてきました。マリナーは1959年にベントレーと提携する以前1923年にまず、同自動車ブランドのコーチビルディングをはじめました。このワークショップは60年以上、ベントレーの創造性と顧客の夢を体現してきました。ベントレー・マリナーのモデルは、いずれも細部に至るまでとても精巧に作られています。ブライトリング プレミエ ベントレー マリナー リミテッドエディションベントレーとマリナーの名を冠するブライトリングの時計は、それにふさわしい特別な製品でなければなりません。新しいクロノグラフは、これまでに設計された中で最も豪華なGTであるベントレー コンチネンタルGT マリナー コンバーチブルの内装、特に高級車のダッシュボードにあるブライトリングの時計と密接な関係があります。プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションは、1000個限定です。ステンレススチール製42ミリケースには、車のインペリアルブルーレザーの内装を彷彿とさせるブルーアリゲーターレザーストラップを組み合わせました。エレガントなシルバーの文字盤は、ベントレー コンチネンタルGT マリナー コンバーチブルのダッシュボード時計を思い起こさせます。ブルーのサブダイヤルが特徴の時計は、3時位置に30分のカウンターと9時位置にスモールセコンドのサブダイヤルがついています。ブライトリング自社開発製造キャリバー01と約70時間のパワーリザーブがその存在感を発揮しています。ダイヤルを取り囲むブルーのインナーベゼルには、白いタキメータースケールと赤い文字で「TACHYMETER」表示が施されています。腕時計とダッシュボードクロックとの関連性は、それぞれの文字盤に配されたアラビア数字により明らかです。ダッシュボードクロックには12、3、6、9の数字が、腕時計には1、2、4、5、7、8、10、11の数字が表記されています。この数字の組み合わせを分かち合うことで、両社がデザインDNAを共有していることがうなずけます。秒針と60分メーターの赤は、ベントレー コンチネンタルGTマリナー コンバーチブルのキャビン全体に施されている赤いステッチにも継続しています。ケースの左側には「Bentley」の刻印プレートがはめ込まれています。これはベントレー歴代モデルのダッシュボードを基にしたデザインです。サファイアクリスタルを採用したケースバックの周囲には、「MULLINER EDITION – BREITLING – ONE OF 1000」の刻印が施されます。ブライトリング プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションは、クロノメーターの精度を保証する独立機関、COSCの認証を受けたクロノメーターです。ベントレー コンチネンタルGT マリナ-コンバーチブルラグジュアリー・グランドツーリングカーの代表的な存在であるコンチネンタルGT マリナー コンバーチブルは、100周年記念ベントレー ファースト エディションの2モデル、限定版GT ナンバー9およびGT コンバーチブル ナンバー1の成功を受け継いでいます。マリナーの職人技の完璧に体現したマリナー コンバーチブルは、車内にブライトリングの時計を備えた唯一のコンチネンタルGTです。シルバーの文字盤には、プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションの文字盤が再現されています。青、赤、白のアクセントが英国デザインの価値を強調しています。ブライトリングとベントレーブライトリングとベントレーモーターズとのパートナーシップは2002年までさかのぼりますが、実は両社にはさらなる歴史的なつながりがあります。創業者レオン・ブライトリングの孫であり、先見の明があった時計職人ウィリー・ブライトリングは、熱烈なベントレーファンでした。1940年代末ごろから彼がスイスの道をベントレーで走る姿がよく見られました。優れたデザイン感覚とスタイリッシュな個性を持つウィリーは、ベントレー以外の車を運転することなど想像できませんでした。ル・マンにおけるベントレーベントレーは最高級ロードカーのメーカーとして知られていますが、実はサーキットでも優れた歴史を残しています。1924年から1930年にかけて、有名なベントレーボーイズはル・マン24時間レースで5回の優勝を飾っています。しかし、これが単なるブランドの過去の栄光で終わることはありませんでした。2003年にル・マンに復帰したベントレーは、1位と2位を独占しました。この世界で最も有名な耐久レースにおいて、ブライトリングはチーム・ベントレーの栄えあるメインスポンサーとなり、リミテッドエディションのクロノグラフ、ベントレー ル・マンを製作してその業績を讃えました。ブライトリング プレミエ:スタイルや目的意識を持つ、活動的な男女に捧げる2018年のブライトリング プレミエ コレクションの発売で、名門時計ブランドにとって特別な意味を持つ名を再び世に発表しました。1940年代、ブライトリングはファッション性が際立つ真にエレガントな時計コレクションを初めて発表しました。新たに発表されたブライトリング プレミエは、目的とスタイルが融合したコレクション。ブランドの誇り高き伝統にふさわしい品質とパフォーマンス、そして時代を超越したデザインを提供しています。オリジナルのブライトリング プレミエはファッションステートメントを発信しながら、1940年代に世界各地で起きた激動の変化に常に寄り添っていました。新生プレミエ・コレクションは、ブランドの伝統と古き良きデザインを受け継ぎ発展させながら、都会的なセンスや最高のパフォーマンスに対する情熱も持ち続けていきます。誇り高き歴史を忘れず、でも時代遅れにはなりません。ブライトリングに期待されることはエレガンスとパフォーマンス、品質です。それが今、スタイルや目的意識を持って活動的な人々に捧げる由緒あるブライトリングのブランドです。ベントレーとのパートナーシップから生まれたブライトリング プレミエのモデルは、コレクションの中でも最高の位置を占めています。エレガンスとセンス、性能、そして時代を超越したデザインにおいて、プレミエ ファミリーの本質を体現している高級車ブランドは他にありません。ブライトリングについて1884年以降、ブライトリングは高精度のタイムピース、腕時計クロノグラフの開発をリードする役割、その卓越したデザインへの妥協のない姿勢において、世界的に高い評価を得たブランドとしての地位を確立してきました。航空界との密接な関係を古くから保ちながら、ブライトリングは人類が大空を自在に行き交うようになるその中で、素晴らしい時間を分かち合ってきました。革新の精神で知られるブライトリングはまた、科学、スポーツ、テクノロジー等の分野においても特別な地位を獲得しています。ムーブメントは自社製造。 そして、どの時計においても「スイス製、COSC 認定クロノメーター」というステータスを通じて、その品質が保証されています。ベントレー モーターズについてベントレー モーターズは、世界最高峰と目される超高級車ブランドです。本社はイギリス・クルーにあり、コンチネンタル、フライングスパー、ベンテイガ、ミュルザンヌという4つのラインアップの設計からR&D、エンジニアリング、製造までを一貫して本社で管理しています。何世代も受け継がれてきた技を駆使するクラフトマンシップ、エンジニアリングの専門知識、そして最先端のテクノロジーを融合させることは、ベントレーのような英国高級自動車メーカーだからこそなせる技です。また、付加価値の高い英国製造業の代表例とも言えます。ベントレーのクルーでは約4,000人の従業員が勤務しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月16日花澤香菜と堀内賢雄が、もうすぐ公開を迎える映画『ワンダーウーマン 1984』の吹き替えキャストとして参加することが分かった。ワンダーウーマン/ダイアナ役の甲斐田裕子と、スティーブ役の小野大輔に加えて今回明らかになったのは、今大人気の「鬼滅の刃」や「〈物語〉シリーズ」、「デュラララ!!」、「はたらく細胞」など数々のアニメ作品に出演する花澤さんと、ブラッド・ピットやベン・アフレックなど様々な作品で吹き替えを担当するベテラン声優の堀内さん。花澤さんが担当するのは、幼少期のワンダーウーマン。「高い身体能力を持ちながら、心はまだ幼いダイアナ(ワンダーウーマン)がいじらしくて、より彼女のことが好きになりました」と話す彼女は、「冒頭からアクション満載で、特にダイアナ達の華麗でダイナミックな乗馬アクションが好きです」とお気に入りのシーンを明かす。また堀内さんは、ワンダーウーマンを追い詰める謎のヴィラン、マックス(ペドロ・パスカル)の声を担当。「見どころは満載ですが、ワンダーウーマンとマックスのぶつかり合いは鳥肌ものの演技です」と見どころを話した。そして、前作から続投する甲斐田さんは「一歩間違えれば、誰もがマックスになりうる。その心の弱さが一番の怖さだと思います。どの時代でも人々の苦しみや悲しみは変わらないのですが、一人一人が強い心を持つことで変えていける。今、世界中の人に見て欲しい映画です」と本作をアピール。小野さんは「ワンダーウーマンの肉体的な強さは言うまでもありませんが、純粋な精神こそが彼女の本当の強さだと思います。まっすぐで純粋で、だからこそ迷いも生じれば、折れることもある。でも決して諦める事はない。見ているといつもポジティブな気持ちになれる存在です」とその魅力を語っている。『ワンダーウーマン 1984』は12月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月18日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年12月05日ザック・スナイダー版の『ジャスティス・リーグ』で、ジャレッド・レトがジョーカーを再演することが明らかになった。2016年にジャレッドが『スーサイド・スクワッド』で演じたジョーカー役はファンに不評で、その後のスピンオフ作品『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』や、ジェームズ・ガン監督が手掛ける新『スーサイド・スクワッド』で再演する機会がなかったため、ちょっとしたサプライズだ。しかし、意外にもジャレッドは2019年に「間違いなくまたジョーカーを演じるよ」と「Variety」誌に宣言していたこともあった。“新しい”ジョーカーことホアキン・フェニックスが『ジョーカー』でオスカーを手にする前のことであり、「脚本と状況次第だけど」という条件付きであったが。『ジャスティス・リーグ』スナイダーカットは、HBO Maxで1話1時間、全4話で2021年に配信されることが決定している。ファンの熱望により、製作が決まった当初は新たな撮影は行わず、手元に残っている映像を使うことが発表されたが、その後7000万ドル(約73億円)をかけての再撮影が決定。「The Wrap」によるとベン・アフレック(バットマン)、アンバー・ハード(メラ)、レイ・フィッシャー(サイボーグ)、そしてジャレッドの新しいシーンが撮影されるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年10月22日流行にとらわれないことが大人メンズのたしなみ!流行を追いかけるばかりが全てではありません。流行を気にし過ぎて自分の本来のスタイルを忘れていませんか?今更髪型を変えたくない、自分に似合うものが分からない方もこの記事を読めば、流行に流されない自分だけの髪型が必ず見つかるはず!!悩んでいる大人は是非ご覧ください!ジョンコナー風ツーブロショートレイヤーターミネーター2のジョンコナーをイメージして作りました!シンプルな前下がりのスタイルなのでノーセットでも決まります。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ジョンコナー風ツーブロショートレイヤーを見るヘイデン・クリステンセン風 サイドバックスター・ウォーズでアナキン・スカイウォーカー役を演じたヘイデン・クリステンセンをイメージして作りました!前髪は上げて少し横に流すように切っていきました!サイド、バックはどの長さでも調整が利きます!お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルを得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ヘイデン・クリステンセン風 サイドバックを見る外国人クセ毛風 グラメパーマグラメパーマを外国人のクセ毛風にアレンジしました!ピンでランダムに動きが出る様にかけてます!クセ毛の方でもできスタイルです!サイドバックはすっきりしているのでオシャレかつメリハリがついています!クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。外国人クセ毛風 グラメパーマを見るトムハンクス風フェードカットアメリカを代表するハリウッドスターの一人のトムハンクスをイメージして作りました。しっかり刈り込んでいるので楽チンスタイルになります。外国人スタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。トムハンクス風フェードカットを見るロバート・ダウニー・Jr風パーマアベンジャーズやアイアンマンで活躍したロバート・ダウニー・Jrをイメージしてカットとパーマをかけていきました。またjijiでは外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ロバート・ダウニー・Jr風パーマを見るメンズ外国人クセ毛風パーマ外国人のくせをイメージしたパーマ仕上げです。リバースにセットをする方はとくにおススメの髪型です。カジュアル、ビジネス両方につかえてできる男を演出できます。またjijiでは外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。メンズ外国人クセ毛風パーマを見るベネディクト・カンバーバッチ風パーマイミテーションゲームの乱れた髪のベネディクト・カンバーバッチをイメージしてつくっていきました。サイドバックはグラデーションで刈り上げてトップの長さをのこしていきました。クセがない場合はクセ毛風にパーマをかけるとできあがります。またjijiでは外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ベネディクト・カンバーバッチ風パーマを見るベン・アフレック風ツーブロックショートジャスティス・リーグでバットマン役をしていたベン・アフレックをイメージしてカットしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さいベン・アフレック風ツーブロックショートを見る外国人風くせ毛2ブロック大人ショートメンズファッジをイメージして作りました!ピンパーマで細かく動きをつけるのでオシャレ感があるのとサイドとバックはしっかり刈り込んでいるのでメリハリがあり大人の方でも出来きます。外国人のスタイルが得意です!外国人風くせ毛2ブロック大人ショートを見るキアヌ・リーブス風ミディアムショートマトリックスやジョン・ウィックで活躍したキアヌ・リーブスの髪型をイメージしてつくりました。パーマはクセ毛のようにうしろに流れる様にしました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。キアヌ・リーブス風ミディアムショートを見る大人ツーブロックセンターパートショートシンプルな前下がりのスタイルなのでノーセットでも決まります。朝時間のない方にもおすすめの時短スタイリングになります!お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。大人ツーブロックセンターパートショートを見るチアゴモッタ風ベリーショートイタリア代表でパリサンジェルマンに所属するチアゴ・モッタ選手をイメージしています。ベリーショートで3㎜からのグラデーションをかけたベリーショートです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。チアゴモッタ風ベリーショートを見るベネディクト・カンバーバッチ風パーマドクター・ストレンジャーで主演のベネディクト・カンバーバッチの髪型をイメージしてつくりました。後ろに流れるクセ毛風のスタイルは手グシで簡単に扱えるすたいるです!外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ベネディクト・カンバーバッチ風パーマを見る外国人風クセ毛ニュアンスパーマ外国人のかきあげ系クセ毛ヘアーをイメージしてつくりました。サイドとバックはグラデーションで刈り上げました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。外国人風クセ毛ニュアンスパーマを見るネイマール風刈上げショートバルセロナ、リオデジャネイロオリンピックで活躍する、ブラジル代表サッカー選手のネイマールをイメージしてカットしていきました。刈上げは少しだけかどをつくりナチュラル感もプラスしていきました。ネイマール風刈上げショートを見る外国人風NY刈り上げ七三ニューヨークのストリートをあるいているようなイメージでカットしていきました。刈り上げはグラデーションでわざと角を残すようにしてグリースで寝かせて雰囲気を作り込みました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい外国人風NY刈り上げ七三を見る本格派の髪型のみを集めています!!是非参考にしてください!随時スタイル、記事を更新します!リンクはこちらまで☟☟ この投稿をInstagramで見る 上村隆太/外国人風クセ毛パーマ/クセ毛髪質改善カット (@jiji_ryuta)がシェアした投稿 - 2020年 9月月18日午前5時45分PDT この投稿をInstagramで見る 上村隆太/外国人風クセ毛パーマ/クセ毛髪質改善カット (@jiji_ryuta)がシェアした投稿 - 2020年 9月月1日午前5時08分PDT この投稿をInstagramで見る 上村隆太/外国人風クセ毛パーマ/クセ毛髪質改善カット (@jiji_ryuta)がシェアした投稿 - 2020年 7月月29日午後3時07分PDT 外国人風 外国人 クセ毛 髪質改善 縮毛矯正 カラー インナーカラー カット ケアブリーチ 学割 ダブルカラー ブリーチ 眉毛 ヘアカラー トリートメント ストレートパーマ 表参道 デザインカラー メンズ 韓国 ハイライト 酸熱トリートメント 前髪カット パーマ キッズカット 白髪染め ヘッドスパ グラデーション アディクシー リタッチ 酸熱 髪質改善トリートメント グレイカラ― 白髪 青山 原宿 渋谷 吉祥寺 錦糸町 池袋 大井町 下北沢 新宿 銀座 東京 金沢文庫 葛西 成増 溝の口 二子多摩 武蔵小杉 高円寺 横浜 千葉 埼玉 大宮#ツーブロック#30・40代髪型#ビジネスヘア#刈り上げ#メンズベリーショート#メンズマッシュ
2020年09月25日新型コロナウイルスの影響により、ディズニーが『ブラック・ウィドウ』や『エターナルズ』など複数の作品の全米公開を再び延期した。マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の作品については、『ブラック・ウィドウ』は今年11月6日から2021年5月7日、『エターナルズ』は2021年2月12日から2021年11月5日、『Shang-Chi And The Legend Of The Ten Rings』(原題)は2021年5月7日から7月9日に延期になった。『ブラック・ウィドウ』の公開が来年になったことで、今年は2009年から初めての「MCU作品の長編映画が公開されなかった年」となる。MCUの作品以外にも、スティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド物語』が今年12月18日からほぼ1年後の2021年12月10日に。アガサ・クリスティの小説「ナイルに死す」をケネス・ブラナー監督が映画化・主演した『ナイル殺人事件』は今年10月23日から12月18日に先送り。朗報としては、『キングスマン』の前日譚映画『キングスマン:ファースト・エージェント』は2021年2月26日から2021年2月12日、ベン・アフレック&アナ・デ・アルマスが主演するスリラー映画『Deep Water』(原題)は2021年11月13日から8月13日、ホラー映画『The Empty Man』(原題)は今年12月4日から10月23日に繰り上げとなった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウエスト・サイド物語 1961年12月23日より公開© 1961 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.ナイル殺人事件(仮題) 2020年秋より公開ブラック・ウィドウ 2020年11月6日より全国にて公開© Marvel Studios 2020
2020年09月24日7月にエリザベス・チェンバースとの結婚生活に終止符を打ったアーミー・ハマーが、ルーマー・ウィリスと親密な様子が目撃された。2人はウェスト・ハリウッドのカフェでランチをとった後、腕を組んだり、お互いの腰に手を回して歩いていたようだ。目撃者によれば「2人はとても楽しそうでお互いをよく知っているようでした」とのこと。「ETonline」によれば、2人はこれだけ密着していてもただ「カジュアルな関係を楽しんでいる」だけで、シリアスな関係になることは現時点では求めていないのだという。関係者はアーミーは知り合って13年、結婚生活を10年一緒に送ったエリザベスと別れたばかりで、エリザベスに敬意を払い、傷つけるようなことはしないだろうと語っている。ツイッターでは「なぜこの2人が…?」という驚きの声や、「第2のベン・アフレックとアナ・デ・アルマスになるんじゃないか」と連日いちゃつきぶりをアピールするベン&アナを挙げて辟易する声などが見られる。(Hiromi Kaku)
2020年09月07日ロバート・パティンソン主演、『猿の惑星:新世紀』を手掛けたマット・リーヴス監督の『ザ・バットマン』の初映像が、「DCファンドーム」にて初公開された。これまでマイケル・キートン、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベイル、ベン・アフレックら、錚々たる俳優たちが演じてきたブルース・ウェイン/バットマン。「DCファンドーム」のトークセッションの始まりは、リーヴス監督からカリスマ性や情熱を感じさせる俳優として新たにバットマン役に抜擢されたロバートのリモート映像からスタート。彼から紹介を受けたリーヴス監督は、本作はゴッサムの自警団(ビジランテ)として活動し始めたばかりのころを描く探偵ミステリーの要素が色濃く、バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンの物語となり、人気ヴィランたちもまたヴィランとして完全になる前の姿を描くことを明かした。さらに、本作初となるティザー予告映像も公開。バットマンとしての活動を始めてまだ“2年目”、ロバート演じる若きバットマンは荒々しさや葛藤、不安が露骨に見えており、その表情はどこかジョーカーをも想起させる…。そんな彼の精神的な成長が物語の軸になる模様だ。謎めいたセリフが多く、物語の全容はまだ明らかにされていないが、バットマンに対する挑戦状には「君とボクで謎解きをしよう」「正義を気取るならーウソはなしー見て見ぬフリをした代償は?」とあり、未知なるヴィランがバットマンを阻む敵として登場するよう。敵対するヴィランにも注目が集まる。リーヴス監督は『チャイナタウン』(74)『フレンチ・コネクション』(71)、『タクシードライバー』(76)といった名作にインスパイアされたことにも言及、いずれも“リアルなストリート”を題材にした作品で、やはり『ジョーカー』を彷彿とさせる内容が見えてくる。また、バットマン以外にも多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役のコリン・ファレル、キャットウーマンを演じるゾーイ・クラヴィッツ、ジェームズ・ゴードン役のジェフリー・ライト、『猿の惑星』シリーズでも組んだ執事のアルフレッド役のアンディ・サーキスらキャストに称賛を送り、とりわけ今回のヴィランのひとりで、かつて『バットマン フォーエヴァー』ではジム・キャリーが演じたリドラー役のポール・ダノがこれまで誰も見たことのないバージョンで演じてくれたと絶賛。また、以前クリスチャン・ベイルも言及していたバットスーツについても、かなりの改良がなされているらしい。『ザ・バットマン』は2021年、全国にて公開(2021年10月1日に全米公開予定、3D/2D/IMAX公開予定)。(text:Reiko Uehara)
2020年08月23日日本時間8月23日、「DCファンドーム」にて2017年公開『ジャスティス・リーグ』で幻となっていた“スナイダーカット版『ジャスティス・リーグ』”について、ザック・スナイダー監督本人が登場。バットマン役ベン・アフレックをはじめ、ジャスティス・リーグのキャストたちや事の発端となったファンたちと交流した。DCのヒーローたちが大集合した『ジャスティス・リーグ』は、撮影終盤にスナイダー監督が娘の急死により降板、その後『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が引き継ぎ、劇場公開となったが、長らくスナイダーカット版のリリースが待ち望まれていた。にこやかな表情で登場したスナイダー監督は、まずベン・アフレックを“マイ・バットマン”と紹介。その後、出演者の中で誰よりも“スナイダーカット版”公開を支持していたサイボーグ/ビクター・ストーン役のレイ・フィッシャー、フラッシュ/バリー・アレン役のエズラ・ミラーも『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』の頃と同じ?長髪姿で登場。スナイダー監督によって「人生が変わった」というワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス役のガル・ガドッド、そして『ワンダーウーマン』監督のパティ・ジェンキンスも次々に姿を見せた。そして初映像を公開する前にスナイダー監督は、「HBO Max」にて2021年に配信される“スナイダーカット版『ジャスティス・リーグ』”は、まず各1時間・全4話、4時間にわたるシリーズになるとコメント。いずれは1本の映画にまとめるとし、日本を含め「HBO Max」が展開されていない国でも公開することを考えていると明かした。映画版『ウォッチメン』にも使用されていた「ハレルヤ」が流れる映像は、確かに『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』に連なるようなトーンとなっており、スナイダー監督が「映画の中心的存在になる」と語ったサイボーグの新たなシーンや、エズラ演じるバリー・アレンがアイリス・ウェスト(カーシー・クレモンズ)と出会うシーンなども盛り込まれ、幻といわれる悪役ダークサイドも登場している。また、監督は“スナイダーカット版”を公開するよう求めていた「#ReleaseTheSnyderCut」運動の立ち上げメンバーという中国在住のフィオナさんと、アメリカ在住のデクスターさんといったファンとも感謝を込めながら交流していた。スナイダーカット版『ジャスティス・リーグ』は「HBO Max」にて2021年、配信予定(日本公開は未定)。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年08月23日『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じたベン・アフレックが、エズラ・ミラー主演映画『The Flash』(原題)で同役を再演するという。ベンは先週末に脚本を受け取り、出演を決めたとのこと。「Vanity Fair」誌が報じた。関係者によると、この数か月、製作陣がベンに『The Flash』に興味を持ってもらえるように誘いかけ、脚本を手にしたベンがついに再びバットマンスーツを身につける決意をしたのだという。監督を務めるアンディ・ムスキエティは、『The Flash』にベン演じるバットマンが出演することについて、「彼は映画の感情に訴える部分で重要な役割を果たします。バリー(フラッシュ)とアフレック演じるウェイン(バットマン)の交流や結びつきは、かつて見たことのない感情レベルをもたらすことでしょう」とコメントしている。バットマンとしてカムバックするのは、ベンだけではない。『バットマン』『バットマン リターンズ』で主演したマイケル・キートンも、バットマン役で『The Flash』に出演することを「The Wrap」が6月に伝えている。本来、ベンはバットマン単独映画で主演・監督・脚本を務める予定だったが降板し、新たなバットマンにロバート・パティンソンが就任。現在は新型コロナの影響で撮影を中断しているが、9月に再開の見込み。バットマン役からは卒業したものと見られていたベンが再演を決めたことは驚きだ。(Hiromi Kaku)
2020年08月21日英国出身の俳優ベン・クロスさんが18日、オーストリアのウィーンで亡くなったとDeadlineが報じている。72歳だった。’47年にロンドンの労働者階級の家庭に生まれ、学校に通いながら俳優を志して演技を学んだ。しかし、生活費を稼ぐために学校を中退。窓拭き、ウェイター、大工など様々な仕事を転々とし、22歳のときに念願叶って王立演劇学校に入学した。みるみる頭角を現し、その年の演技部門のヴァンブラ賞を受賞。数々の舞台を踏み、’77年に『遠すぎた橋』で銀幕デビューを飾る。映画出演二作目『炎のランナー』では主役のハロルド・エイブラハムスを演じ、高い評価を得た。アカデミー作品賞も受賞した本作は、ダイアナ元妃と共に自動車事故で亡くなったドディ・アルファイド氏がプロデュースしたことでも知られる。『スター・トレック』(’09年)では、スポックの父サレク役を務め、近年ではテレビドラマやテレビ映画に数多く出演していた。
2020年08月19日『炎のランナー』で実在の陸上競技選手ハロルド・エイブラハムスを演じたベン・クロスが亡くなった。72歳だった。彼の代理人が「ベンが病気になって短期間のうちに今日、突然亡くなりました。ライオンズゲートの『The Devil’s Light』を撮り終えたばかりでした。年内には主演を務めた『Last Letter From Your Lover』で彼の姿を見られるはずです」と発表。ベンのFacebookでは、娘のローレンさんがファンに訃報を伝えていた。「心が張り裂けそうです。愛する父が数時間前に亡くなりました。父は少しの間、患っていたのですが、この一週間で急激に衰えていきました」と報告している。「何年にも渡るサポートをありがとうございました。父はファンのみなさんとの交流を本当に楽しんでいました」とファンに感謝をつづった。ロンドンの王立劇場学校で学んだベンは、短編映画やテレビに何本か出演したのちに1977年の『遠すぎた橋』でスクリーンデビュー。1979年には舞台の「シカゴ」で敏腕弁護士ビリー・フリンを演じて一躍有名に。『炎のランナー』の主役に抜てきされるきっかけとなったという。その後も出演作は途切れず、近年では『スター・トレック』や「Banshee/バンシー」などに出演しており、今後出演が決定している作品も数本あった。「Deadline」によると、私生活では3回結婚しており、2人の子どもがいるという。(Hiromi Kaku)
2020年08月19日8月15日、ベン・アフレックが48歳の誕生日を迎えた。交際中のアナ・デ・アルマスが、ハートマークの絵文字のみを添え、インスタグラムに2人の白黒セルフィーを投稿。微笑むアナの後ろでベンは満面の笑みを見せている。今年3月、2人はアナの母国キューバを一緒に訪れ、交際が発覚。コロナ禍における外出自粛期間も一緒に過ごしており、常にパパラッチの的となってきた。イチャつく姿がメディアに掲載されるたびに、「もうこの2人の姿はうんざりするくらい見た」「ほかにカップルはいないの?」と敬遠されるほど。しかし、2人の方から交際をアピールすることは少なく、アナがその関係を「インスタ・オフィシャル」にしたのは5月1日、自身の誕生日の翌日だった。そして今回はベンの誕生日で約3か月ぶり2ショットを公開。ゾーイ・ドゥイッチやジェイミー・リー・カーティスらが、コメント欄でハートの絵文字で祝福している。「People」誌によると、アナはベンの誕生日にBMWのバイクをプレゼント。おそろいのヘルメットを着用し、運転するベンの後ろで両手を上げてピースするアナの姿が激写された。足元も色違いのスニーカーというペアルックぶりだった。(Hiromi Kaku)
2020年08月18日