この漫画は書籍『親子で不登校になりました。』(著者 最上うみみ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。 ■これまでのあらすじねむが不登校になってあっという間に半年が過ぎてしまいました。この半年間のねむはというと、1日中ゲーム漬けで昼夜逆転、さらには外出も食事もしたがらないという不健康な生活を送っていました。ねむを見守っていくと決めたものの、このままではダメだと頭を抱えるうみ子。不登校により勉強に遅れをとり、とても苦労した経験があるうみ子は、せめて勉強だけはなんとかしてあげようと、自分が教えることを決意したのでした。思っていた以上に小学生の勉強を教えるのは大変…。勉強の仕方も時代と共に変化しているのだと実感するのでした。しかし、ねむが勉強を頑張るようになったことで成果が現れるようになり、勉強面での心配は減少してきました。さらにミニトランポリンを導入したことで、定期的に体を動かすようになり、運動不足も解消。生活のリズムも整ってきました。この調子でいけば良い方向に変わるかもしれないと思っていた頃、学校から呼び出しが。そこで、家庭内で手をあげているのでは? と疑われてしまったのでした。気になる続きは書籍で! 『親子で不登校になりました。』 著者 最上うみみ(竹書房) 「親子で不登校になりました。」はこちら 夫と離婚後、シングルマザーとなったうみ子は職業訓練校に通いながら息子・ねむと暮らしていました。しかし、これまで手がかからず優しかったねむが、ある日突然不登校に。息子の気持ちに寄り添いながらも頑張って学校へ行ってほしいと考えるうみ子。しかし、かつて自分も実母からのネグレクトや学校でのいじめから、不登校児になった過去が…。自身の経験と重ね合わせながら、母として息子の「不登校」にどう向き合っていくのか、同じ悩みを抱えた親子の闘いの物語です。
2024年06月12日この漫画は書籍『親子で不登校になりました。』(著者 最上うみみ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。 ■これまでのあらすじ弟・大樹を失い、本当の気持ちに気づけなかったと後悔するうみ子。これまで抑え込んでいた負の感情が一気に押し寄せてきて精神的に追い詰められた状態に。しかし、息子・ねむの前では明るく気丈に振る舞っていました。半年後、ようやく気持ちが落ち着き、普通の生活が送れるようになるが、今度はねむが不登校になってしまい…。ねむに不登校の理由を尋ねたり、担任の先生に聞いたりしてみても、不登校の理由は不明のまま。うみ子は自身が不登校になった経験から、ねむに寄り添って救ってあげたいと思うのでした。不登校になってからの半年間のねむは、1日中ゲーム漬けで昼夜逆転…さらには外出も食事もしたがらず、健康状態にも不安が募ります。ねむを見守っていくと決めたものの、このままではダメだと頭を抱えるうみ子。自分が不登校だった頃、勉強に遅れを取り大変な苦労をしたうみ子は、せめて勉強だけはなんとかしてあげたいと強く思い、自分が教えようと決意したのでした。次回に続く(全9話)「親子で不登校になりました。」連載は7時更新! 『親子で不登校になりました。』 著者 最上うみみ(竹書房) 「親子で不登校になりました。」はこちら 夫と離婚後、シングルマザーとなったうみ子は職業訓練校に通いながら息子・ねむと暮らしていました。しかし、これまで手がかからず優しかったねむが、ある日突然不登校に。息子の気持ちに寄り添いながらも頑張って学校へ行ってほしいと考えるうみ子。しかし、かつて自分も実母からのネグレクトや学校でのいじめから、不登校児になった過去が…。自身の経験と重ね合わせながら、母として息子の「不登校」にどう向き合っていくのか、同じ悩みを抱えた親子の闘いの物語です。
2024年06月11日「小学生キター!!」5匹の秋田犬と4人の子供を育てる、飼い主(@kodomo4dog5)さんは、このようなコメントとともに1枚の写真をXに投稿。撮影当時、小学生の次女は、家の前でほかの通学班の人たちと合流し、学校に向かうところでした。すると、家の中から、秋田犬のこゆきちゃんがやってきたそうです。窓から身を乗り出し、まさに「小学生キター!!」といっているような、こゆきちゃんの表情をご覧ください。目をキラキラと輝かせ、満面の笑みで登場!見るからにテンションが上がっていそうで、なんとも愛おしいですね。子供たちを前に「一緒に遊ぼうよ!」と誘っているようにも見えます。そんなこゆきちゃんの頬を、ムニッとさりげなくつまむ、次女。こゆきちゃんは、多くの子供たちに会えたことが嬉しくて、次女のことは目に入っていなかったのだそうです。少しシュールな光景に、じわじわと笑いが込み上げてきますね。飼い主さんが投稿した、朝の何気ないワンシーンに、多くの人が癒されたようです。・嬉しそうな顔をしていて、かわいすぎる!・嬉しすぎて、『マーライオン』みたいになっている…。・窓から脚を出す仕草が、なんともいえずかわいい!人間の子供が大好きで仕方がないというのが、こゆきちゃんの表情からよく分かりますね。こゆきちゃんのあどけない笑顔を見て、子供たちもきっと、朝から笑顔になれたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年06月10日この漫画は書籍『親子で不登校になりました。』(著者 最上うみみ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。 ■これまでのあらすじ両親の離婚後、崩壊した家庭で育った主人公・うみ子は、小学校の頃いじめに遭い不登校に。不登校の児童が通うクラスに通い始めるが、そこでも同じような目に遭い「どこにいても一緒」だと気づきます。それならば強くなろうと普通の学校に通うように。その後、順調に社会人になったうみ子だが、20歳の時に突然母が他界。これからは1つ下の弟・大樹と、これまで以上に支え合って生きて行こうと決意。その後、結婚して息子・ねむが誕生。幸せな日々を送るはずが、夫の浮気症な性格から喧嘩が絶えず離婚することに。ねむを育てるために、必死に仕事を頑張るも給料が安定せず苦しい状況…。そんな時、心の支えになったのは弟の大樹の存在でした。しかし、その大樹が突然、最悪の選択をしてしまったのでした。弟の大樹を失ったことで、これまで抑え込んでいた負の感情が押し寄せ、感情のコントロールがうまくできなくなったうみ子。しかし、息子・ねむの前では気丈に振る舞っていました。半年後、ようやく気持ちの整理もできてきた頃…、今度はねむが突然不登校になってしまいました。ねむに理由をたずねてみても、学校に行きたくない理由はよくわからず…。担任の先生に連絡してみても、結局不登校の原因はわからなかったのでした。不登校を克服した経験を持つうみ子は、ねむに寄り添い救ってあげたいと思うのでした。次回に続く(全9話)「親子で不登校になりました。」連載は7時更新! 『親子で不登校になりました。』 著者 最上うみみ(竹書房) 「親子で不登校になりました。」はこちら 夫と離婚後、シングルマザーとなったうみ子は職業訓練校に通いながら息子・ねむと暮らしていました。しかし、これまで手がかからず優しかったねむが、ある日突然不登校に。息子の気持ちに寄り添いながらも頑張って学校へ行ってほしいと考えるうみ子。しかし、かつて自分も実母からのネグレクトや学校でのいじめから、不登校児になった過去が…。自身の経験と重ね合わせながら、母として息子の「不登校」にどう向き合っていくのか、同じ悩みを抱えた親子の闘いの物語です。
2024年06月10日『日向坂46 松田好花 1st写真集 振り向いて』(講談社)が、週間5.1万部を売り上げ、6月7日発表の最新「オリコン週間BOOKランキング」(6月10日付)で1位を獲得。同ランキングのジャンル別「写真集」でも1位を獲得した。週間売上5.1万部は、「週間BOOKランキング」ジャンル別「写真集」において、ソロとしての今年度週間売上3位【※1】【※2】を記録した。本作は、日向坂46・松田好花の1st写真集。坂道メンバーで初となるカナダ・バンクーバーで撮影された本作は、多趣味で好奇心旺盛な松田が今やりたいことをすべてやり切り、魅力のすべてを詰め込んだ写真集となっている。【※1】今年度は2023年12月4日付からスタート【※2】今年度の「オリコン週間BOOKランキング」ジャンル別「写真集」ソロ写真集の週間売上TOP3/1位:『乃木坂46山下美月2nd写真集『ヒロイン』』(小学館)8.0万部、2位:『山田涼介 30th Anniversary プレミアムBOX 【初回限定版】』(集英社)7.6万部、3位:『日向坂46 松田好花 1st写真集 振り向いて』(講談社)5.1万部「オリコン週間“本”ランキング」は「2008年4月7日付」よりスタート<クレジット:オリコン調べ2024年6月10日付:集計期間:2024年5月27日~6月2日>
2024年06月07日この漫画は書籍『親子で不登校になりました。』(著者 最上うみみ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。 ■これまでのあらすじうみ子の両親が離婚後、母と弟と3人暮らしとなりましたが、母親は家事も育児もせずに、家の中はいつもゴミであふれ返っていました。仕事以外は家でお酒ばかりの母。食事の用意を全くしてくれないため、うみ子たちは、近所の商店で最低限の食料をツケ払いで買い、食べるようにしていました。お酒に溺れて暴れる母に怯えながら弟と耐える日々を送っていたうみ子は、母の心ない言葉に自分は生まれてこない方がよかったんだと思うこともありました。学校でも、いつもお腹をすかせて、同じ服を着ているうみ子はいじめの標的。問題を起こしたくない先生は助けようともしてくれませんでした。誰も助けてくれない状況に絶望し、学校に行かない選択をしたうみ子は、中学に進級しても不登校のままでした。そのころの母は相変わらずお酒ばかりで、仕事にも行かなくなり生活保護で生計を立てるように。このままではいけないと感じるうみ子ですが、頼れる人もおらず、具体的にどうすればよいのかわからない、と途方に暮れていました。そんなとき、中学校の担任が「かがやき学級」という不登校の児童のための場所があると教えてくれて、通ってみようと思うのでした。次回に続く(全9話)「親子で不登校になりました。」連載は7時更新! 『親子で不登校になりました。』 著者 最上うみみ(竹書房) 「親子で不登校になりました。」はこちら 夫と離婚後、シングルマザーとなったうみ子は職業訓練校に通いながら息子・ねむと暮らしていました。しかし、これまで手がかからず優しかったねむが、ある日突然不登校に。息子の気持ちに寄り添いながらも頑張って学校へ行ってほしいと考えるうみ子。しかし、かつて自分も実母からのネグレクトや学校でのいじめから、不登校児になった過去が…。自身の経験と重ね合わせながら、母として息子の「不登校」にどう向き合っていくのか、同じ悩みを抱えた親子の闘いの物語です。
2024年06月06日男性グループ・JO1の最新シングル「HITCHHIKER(Love seeker)」が、週間54万2757PTを記録し、6月6日発表の「オリコン週間合算シングルランキング」で自身通算8作目の1位を獲得した。週間ポイントの内訳は、CD:50万5623PT/デジタルシングル(単曲):1万2015PT/デジタルシングル(バンドル) :-/ストリーミング:2万5119PT。本作は、同日付「オリコン週間シングルランキング」で、初週50.6万枚を売り上げ、初登場1位を獲得。このCD売上枚数のポイントが大きくけん引し、合算シングルでも1位に。オリコン週間音楽ランキング【※】2冠となった。また本作の週間ポイントは、週間54万2757PTで、2022年10月24日付での「MIDNIGHT SUN(SuperCali)」の53万2178PTを上回り、自己最高を記録。週間ポイント50万PT超え作品数は、通算2作となった。そのほか最新の「週間合算シングルランキング」では、6位にNumber_i「BON」がランクイン。本作は、同日付「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で初登場1位を、「週間ストリーミングランキング」で初登場4位を獲得しており、このダウンロードとストリーミングのポイントのみで、合算シングル6位にランクインした。【※】オリコン週間音楽ランキングは、合算シングル、合算アルバム、シングル、アルバム、デジタルシングル(単曲)、デジタルアルバム、ストリーミング、ミュージックDVD・BDの8ランキング【合算シングルランキングとは】合算ランキングとはCDの売上枚数、デジタルダウンロードのDL数、ストリーミングの再生数を合計した音楽ランキング。オリコンではCDランキング、デジタルダウンロードランキング、ストリーミングランキングをそれぞれ発表した上で、それらを総合した「オリコン合算シングルランキング」を発表。詳しい集計方法は弊社WEBサイト「ORICON NEWS」を参照PT=ポイント。今年度は「2023年12月25日付」よりスタート「週間合算シングルランキング」は「2018年12月24日付」よりスタート<クレジット:オリコン調べ(2024年6月10日付:集計期間:2024年5月27日〜6月2日)>
2024年06月06日ユミさんには、付き合って半年になる彼氏・ハルキさんがいます。普段はとてもやさしい彼なのですが、少しでも嫌なことがあるとすぐに不機嫌になってしまうという一面がありました。そんなハルキさんとユミさんは、結婚を前提に同棲をすることとなり、その前に一度、両家の顔合わせをする流れになって……。まいかわセミさんのご友人の体験談です。※「フキハラ」とは、不機嫌ハラスメントの略称。 不機嫌になった彼氏両家の顔合わせ中、ハルキさんのお父さんから「結婚したらうちの敷地内に家を建てるんだろう?」と驚きのことを言われたユミさん。「私たちまだお家のこととか決めていなくて」と正直に言ったところ、ハルキさんのお父さんの機嫌が悪くなり、ハルキさんに向かって「どうしてちゃんと話しておかないんだ」と怒り始めてーー。 お父さんに怒られたことで、不機嫌になってしまったハルキさん。ユミさんは慌てて、「ちょっとハルキ……!」と不機嫌になっていることを注意したのですが、ハルキさんから「父さんだって不機嫌になってるじゃん。でも母さんは怒ってないよ」と言われます。 さらに、ハルキさんから「ユミも母さんみたいにケアできないの?」と言われ、ユミさんは驚きを隠せませんでした。とうとうお互いの両親がいる前でも不機嫌になってしまったハルキさんですが、自身の態度を改める様子はなく、むしろユミさんの態度を指摘している様子です。もしかしたらハルキさんは、不機嫌になったらケアしてもらうのが当たり前と思っているのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター まいかわセミ
2024年06月05日この漫画は書籍『親子で不登校になりました。』(著者 最上うみみ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。 母親思いで優しい息子が不登校に。かつて不登校児だった母はどう向き合っていくのでしょうか?シングルマザーになり、職を転々としてきたうみ子は、体調を崩したことをきっかけに、仕事を安定させるために保育士コースの職業訓練を受けることにしました。朝から夕方まで講義を受け、帰宅後は家事や育児に奔走する忙しい毎日。しかし、体調を崩した時と比べると、今の生活の方がまだマシだと思うのでした。このまま安定した生活基盤を築いていこうと思っていた矢先…、息子・ねむの心が不安定になり、学校に行けなくなってしまいました。息子の気持ちに寄り添いつつも、できれば学校に行ってほしいと考えるうみ子ですが、自分自身も不登校だった過去を思うと、息子に「学校に行け」とは強く言えないのでした。次回に続く(全9話)「親子で不登校になりました。」連載は7時更新! 『親子で不登校になりました。』 著者 最上うみみ(竹書房) 「親子で不登校になりました。」はこちら 夫と離婚後、シングルマザーとなったうみ子は職業訓練校に通いながら息子・ねむと暮らしていました。しかし、これまで手がかからず優しかったねむが、ある日突然不登校に。息子の気持ちに寄り添いながらも頑張って学校へ行ってほしいと考えるうみ子。しかし、かつて自分も実母からのネグレクトや学校でのいじめから、不登校児になった過去が…。自身の経験と重ね合わせながら、母として息子の「不登校」にどう向き合っていくのか、同じ悩みを抱えた親子の闘いの物語です。
2024年06月04日学校は毎日行くところ?うちの息子タケル(ASD:自閉スペクトラム症)は、小学校に上がってしばらくすると、登校渋りをするようになりました。「何が嫌なの?」と聞いてみても理由を言うわけでもないのです。学校で何か嫌な出来事があったとか、ほかに行きたいところがあるとかもない、ただ「今日はお家がいい」と言うだけでした。Upload By 寺島ヒロ当時はまだ発達障害だとは分かっていませんでしたが、前々から少し年齢より幼いところがある子だと思っていたので「学校は毎日行かなきゃいけないところだって分かってないのかな?」と考え、私はあまり厳しく「学校に行け」とは言いませんでした。というのも、当時のタケルは、登校させたとしても帰りたくなるとすぐ学校を脱走して帰ってきてしまう子だったのです。帰り道で迷子になることもしょっちゅうだったので、それぐらいなら家にいたほうが安全だと思っていました。学校の先生は登校させてくれと言うけれど…始めの頃、学校の先生方には、とにかく学校へ来させてくれと言われました。学校に来れば指導ができる、でも家庭までは介入できないからとのことでした。私もできれば登校させたいとは思っていましたが、タケルが動かないときにはどうしようもありません。また、当時は先生方にも発達障害についてはそれほど知られてなく「起きられない、身体が動かない」と言っても、具体的にどういう状況なのか想像してもらうことは難しかったかなと思います。まさに学校とのすれ違い期でした。些細なことでも「行きたくなくなった…」と体調が悪くもなく、するっと起きられた時でも、些細なことで「行きたくない」と言い出すことがありました。靴下がうまく履けない、不快な音がした、窓の外を犬が通ったなど……私たちには些細なことですが、タケルにとっては一大事。「もう行きたくなくなった」と言って脱力してしまいます。仕方がないので「よいしょ」と立たせて身支度を手伝い、学校のそばまで車で運んで、時には先生に車まで迎えに来てもらったりして、ようやく登校させるのですが、やはりすぐに「お迎えに来てください」と学校から電話がかかってくるのでした。Upload By 寺島ヒロ成長したら分かるようになると思っていたけど2年生になるとタケルも、小学校は「行かなければならないところ」と認識したようでした。学校の先生方にも「早く寝るんだよ」「遅刻すんなよ!」と声掛けをしてもらい、自分でも「早く寝る!明日はちゃんと行く!」と言うようになりました。しかし……これが全くうまくいかなかったのです。ASD(自閉スペクトラム症)のあるタケルにとって、学校は「うるさくて眩しくて、待たされている時間の長いところ」。何かが良くなったわけではなく、我慢しているだけなので、やがて、朝起きたときに体が動かなくなったり、しくしく泣き始めたりする日が続くようになりました。発達障害の診断を受けて通級指導教室へ3年生になるとタケルの身辺に変化が起こりました。それは、3年生になるのと同時ぐらいに発達障害の可能性を考えて通院を始めたこと。そして、4年生から通級指導教室に変更、学校も心理士の先生がいるところに転校したことです。通級指導教室の先生は、タケルの「小学校の環境が苦手」であることを理解してくれて、通常学級にいてつらくなった時はいつでも「通級の教室に来ていいよ」と言ってくれました。学校の中に逃げ場を得たタケルは、学校から脱走しなくなり、朝も体調が悪くない限りは進んで登校するようになりました。山の上の静かな中学校へ通級指導教室の先生やスタッフさんのおかげで学校に行けるようになったタケル。しかし、学校がタケルにとって不快な場所であることは変わりませんでした。大きな変化があったのは、タケルの希望で中学受験をすることになり受験塾に行くようになってから、そして受験に合格し中学に進んでからです。小学6年生になってから、タケルは3ヶ月だけ地元の受験塾に通うことになりました。通い始めてすぐ「もっと授業入れて!週7日でもいいよ!」と言いだしたタケル。塾の環境を大変気に入った様子でした。本人が言うには、「学校と違って静かだから」「行くのが夜なので外がまぶしくない」「みんな一緒じゃなくて終わったら次の課題がどんどんもらえるから退屈にならない」とのこと。そう!ついにタケルは、自力で学校に行くのが嫌になる原因を突き止めたのです!「なるほど、そうだったのか!」と進学先に選んだ中学校は、少人数制の中高一貫校。校舎も深い緑に包まれた山の中。学校はタケルにとって「静かに自分のペースで勉強するところ」となり、今までと比べものにならないほどストレスが少なくなりました。Upload By 寺島ヒロ特に「合理的配慮」とか「障害支援」を謳っている学校ではなかったのですが、明る過ぎるのが苦手なタケルのために、席替えの時にはいつも外の光が直接入りにくい、眩しさに耐えられる程度の明るさの席を選ばせてもらえたそうです。朝身体が動かないことは中学生になっても変わらなかったので、遅刻はそれなりに多かったのですが、この学校では比較的落ち着いた学校生活を送ることができました。何が原因なのか本人には分からないことも...タケルが登校渋りをしていた当時、タケルにASD(自閉スペクトラム症)があることはまだ分かっておらず、眩しさや音で非常にストレスを感じる「感覚過敏」も、私たち親は知りませんでした。タケル自身も、快適な環境を手に入れて初めて「うるさかったんだ!」「眩しかったんだ!」と気が付いたようです。ずっと「何が原因なのか分からないが学校に行くと頭がむにゃむにゃする」という状態だったのです。そりゃあ「何が嫌なの?」と聞いても、理由が出て来るわけないよなあ、と、当時を振り返って思うのでした。執筆/寺島ヒロ(監修:室伏先生より)タケルくんの登校渋りのご様子について詳しく共有くださり、ありがとうございました。定型発達のお子さんでも、ご自身の感覚、感情を表現するというのは難しいこともあります。特に、ASD(自閉スペクトラム症)のお子さんは、自身の気持ちや感じていること、状況などを言語化することが苦手なことが少なくありませんし、困りごとが周囲の人から想像、理解してもらえないことも多いようです。タケルくん、ストレスの多い環境でも頑張って通学されていたのですね、頑張られましたね。通学習慣をつけるためにも大事な小学校低学年の時期、学校に行きたくないというお子さんを休ませてもいいのかどうか、迷われたり、不安になられる親御さんも少なくないと思います。行きたくないといいつつも、頑張って通学を続けていくうちに困りごとが薄れてくることもありますし、頑張って通学を継続したことが自信に繋がることもあります。一方で、行きたくないという訴えが、身体や心の重大なSOSのこともあります。環境の調整や困りごとへの対策ができて、学校での生活がより快適に、楽しくなれば一番よいのですが、それが難しい場合には、通学を促すだけでなく、休むということが必要なお子さんもいらっしゃいます。例えば、お子さんと相談して、フル参加すると疲れ過ぎてしまうから、週の一部はお休みするという対策をとっているご家庭もあります。行き渋りへの対応、環境調整、困りごとへの対策、いずれも特性の理解が助けになることも少なくないと思いますので、スクールカウンセラーや、発達に関する自治体の相談窓口、医療機関などへのご相談を検討してみてください。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年06月03日アメリカのニューヨーク州で路上をうろついていた犬が保護されました。動物保護施設『アニマル・ケア・センター・オブ・NYC』(以下、NYCACC)は、その大型犬をホセくんと名付けます。体重が約61kgという大きな体でとても大人しい性格のホセくんを、施設のスタッフは『優しい巨人』と呼び、TikTokで紹介しました。するとその動画が偶然、ホセくんの飼い主であるメッカさんの目に留まったのです。ホセくんの名前はメッカ・ジュニアくんといい、1週間前に行方不明になったのだとか。愛犬が盗まれたと思ったメッカさんは、迷い犬のチラシを配り、ニューヨークの町中をしらみつぶしに探していたそうです。『大人しい』と思われていた犬が?メッカさんはすぐに『NYCACC』に連絡をして、保護されているのが自分の犬だと伝えました。翌朝、メッカさんは施設にメッカ・ジュニアくんを迎えにやってきます。迷い犬の飼い主が名乗り出た場合、施設ではその人物が本物の飼い主かどうかの確認作業をしなければなりません。ところが、今回はメッカ・ジュニアくんがメッカさんの愛犬だということが瞬時に分かったそう。そんな彼らの再会の瞬間がこちらです。@nycacc We are so excited to share the reunification story of Mecca (@only1kingmecca) and Mecca Jr. It is wonderful to possess social media as a tool to help owners find their beloved fur companions when they are lost. Thank you @tiktok for helping a father find his lost fur son! Visit nycacc.app to browse hundreds of adorable NYC adoptables. Photos by @tischmanpets #nyc #nycacc #boroughbred #lostdogfound #happytail #hopecore #nycdogs #nationaladoptashelterpetday #adoptashelterpetday #adoptashelterpet ♬ The Kite Live by Luisa Marion - Luisa Marionメッカ・ジュニアくんはメッカさんを見たとたん、それまでの大人しくてよそよそしい態度から、元気いっぱいのやんちゃな犬に一変!メッカさんに何度も抱きついて、再会を喜んでいました。この動画を見た人からは130万件の『いいね』と祝福の声が寄せられています。・パパを見たメッカ・ジュニアのリアクションが涙を誘う。・犬?この子は彼の息子でしょ!・自分の犬に自分の名前をつけて『ジュニア』と付け加える男性は、地球上でもっとも献身的な犬の父親だ。『NYCACC』は「犬がその人のものであることがこれほど明確な場合は、確認の手続きは単なる形式的なもので済むでしょう」とつづっています。犬は飼い主の名前をいうことはできません。しかし、こんなに分かりやすい態度を見れば、彼らが家族であることは一目瞭然ですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月29日ねこじまさんの長男・まっちくんは、小学校に入学してからすぐに登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりなどがあったものの、発達検査を受けても特に診断名はつきませんでした。2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診しましたが、解決策は見つけられません。さらに小学校のスクールカウンセリングや教育センターの不登校専門窓口で話を聞いてもらったものの、具体的な解決法を見つけることはできませんでした。そして、今後もし長期的に学校に行けないことがあっても、受け入れ可能な市の施設があることを教えてもらいました。こうして1年生が終わるころ、「怒ったり泣いたり、休んだりするかもしれないけど、学校で頑張るよ」と自分の気持ちを打ち明けてくれたまっちくん。 ねこじまさんは、自分たちのスタイルでやってみようと決意を新たにしたのでした。 え、鉛筆が…!? そして2年生がスタート。ねこじまさんが、まっちくんのことについて新しい担任の先生に伝えると、「みんな一緒ですよ! そんなもんですって!」と言い切られてしまいました。4月末のある日、まっちくんの筆箱を見てみると、なんと鉛筆がボロボロの状態に! どうやらまっちくんは、鉛筆を噛んでしまっているようです。ショックを受けるねこじまさんでしたが、あまり詮索せず、とりあえず様子を見てみることにしました。 クラスも担任の先生も変わる新学年。学校から帰ってくると機嫌が悪くなっていることからも、まっちくんはいつの間にかストレスを感じていたのかもしれません。 こういうとき、怒ったり問い詰めたりせずに、子どもの気持ちを尊重して焦らず支える姿勢を見習いたいものです。子どもが抱える問題に対する解決方法に必ずしも正解はなく、対話を重ねながら一歩一歩前に進むことの大切なのかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2024年05月21日ASD(自閉スペクトラム症)息子は小学校、中学校で不登校、行き渋りを経験現在14歳の息子は、10歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けています。初めての場所やいつもと違うこと、急な予定変更などに弱く、見通しが立たないと不安になる特性があります。また、聴覚過敏があるためイヤーマフを使ったり、休み時間は図書室に避難しているようです。つい最近、まぶしいのが苦手で疲れるらしいと分かり、部屋の明かりを暗めにして目を休めるようにしています。そんな息子は、小学校、中学校と不登校、行き渋りを経験しています。ですが、不登校の理由はそれぞれ違いました。担任の先生の理不尽な対応がきっかけで不登校に……【小学校3年生】息子は小学3年生の時から行き渋りが始まったのですが、大きなきっかけは担任の先生でした。先生はすぐに怒る、怒鳴る、ちょっとした忘れ物も許してはもらえず、学校の近くに住んでいる保護者の方によると「家まで怒鳴り声が聞こえてくる」と言うほどの大声。聴覚過敏の息子には、とてもつらかったと思います。息子が間違えて覚えてしまった漢字を頑張って覚え直して正解を書けた時は、「今はたまたま正しく書けたけど、君は間違いを直そうという気が全然ない」と怒られたり、給食でおかわりを食べている最中に具合が悪くなって保健室へ行ったら、保健室へ行ったことを怒られて次の日からおかわり禁止にされたりと、理不尽な思いをしていたようです。ただ、ほかの子どもに対しても同様か、より厳しい対応をしているという話も聞こえてきていたので、息子が特別ターゲットにされていたというわけではなさそうでした。Upload By ユーザー体験談息子はそんな先生の元で精神的に不安定になってしまいました。連絡帳で「家でパニックを起こして、命に関わりかねない危険な行動を取ることがあるので、万が一危ないことをしたら、安全な場所で落ち着くまで一人にさせて欲しい」とお願いしたり、「聴覚が過敏なので耳栓を使わせて欲しい」、「手元がうまく見えていない可能性がある」と気になることを伝えたましたが、先生からちゃんとしたお返事がもらえることはほとんどありませんでした。唯一耳栓の使用だけは許可してくれましたが……。こんな状態でしたので無理に学校へ行かせるべきではないと思い、息子が休みたい日は休ませるようにしました。担任の交代、高学年になりクラスメイトから発達障害についてからかわれるようにその後いろいろあり、2学期の途中で担任の先生が代わることになりました。このことによって目に見えて息子の状態は良くなりました。ただ4年生になると、息子に発達障害があることについてクラスメイトからいろいろと指摘されるようになりました。これはとても嫌だったようです。学校から帰って来て部屋で泣いていたり、ある同級生が探し物が見つからなくて困っていたので探し出して渡してあげたら「気持ち悪い」と言われたと話してくれたりしました。私から「担任の先生に話そうか?」と提案してみましたが、息子は少し考えて「あんまりひどかったら自分で先生に言う」と答えたので、見守ることにしました。息子にはその子どもたちに会った時はきちんと挨拶をして、あとは距離を取るようにアドバイスし、息子はそのようにしていました。Upload By ユーザー体験談結局息子は卒業まで先生に傷つくことを言われているとは伝えなかったようですが、私がスクールカウンセラーの先生に相談していたので、そちらから話が行っていたかもしれません。中学では、その子たちと同じクラスにはなりませんでした。GW明けから始まった中学校への行き渋り。原因は……息子が中学校へ進学すると、慣れないためかゴールデンウィーク頃から、パニックを起こしたり、学校を休みたいと言ったりすることが増え、行き渋りが始まりました。朝支度をして、カバンを背負ってから「休む」と言い出します。私の所へ来て、申し訳なさそうな顔をして「ごめんなさい」と言う姿はなんともせつないものでした。Upload By ユーザー体験談息子がいうにはとても疲れてしまっているようなのです。部活を始めたこともあると思いますが、私は、「周りと合わせるのに必死で疲れてしまうんだろうな」と推測していました。小学校の頃から、ほかの子は言われなくてもやることが分かるけれど、息子は説明がないとどうしたらいいか分からなくて困るようで、それは中学生になっても続きました。ほかにも「自分はみんなとテンポが違う」「授業のスピードが合わない」と、中学生になってからは、周りとの違いをかなり気にするようになりました(確かに、授業参観に行くと、一人だけ行動がみんなより遅いです)。先生方はみんな「問題はありません」と言うので、周りを見ながら何とかみんなと合わせているんだろうなと思います。中学校への思いは小学校の時とは違う。登校するために試行錯誤する息子ですが、小学生の頃と違うのは息子の「学校に行きたい」という気持ちが強いことです。休んだ日に「明日から2週間休まないで学校に行けたらどう思う?3週間休まなかったら?1ヶ月休まなかったら?」と休まずに学校へ行ける自分を想像していたり、「どうしたら休まないで学校行ける?」、「疲れないように体力つけるにはどうしたらいい?」と聞いてきたりします。そして行くために自分で試行錯誤を続けています。まず、部活に出る日を調整するようになりました。部活の決まりに「休まないこと」というのがあるのですが、調子が悪いのに無理して部活に出て、次の日に学校に行けなくなることが多々ありました。するとお医者さんから「自分で自分の体調を管理するのは大切なことだから、そういう時は部活を休むように」と言われ、疲れていたり、調子が悪かったりする時は、自分の判断で部活を休むようになりました。Upload By ユーザー体験談中学1年生の時は、かなり精神的に不安定になっていたので、スクールカウンセリングで相談したりして、部活に出る日を減らしてもらいました。ですが、中学2年生になると、休日以外の部活には出られるようになりました。徐々に休日も部活に出るようになってきましたが、日曜に部活に出ると、月曜に学校に行くことができないのではないかと不安になることがあるので、そういう時は部活を休んでいます。そして寝る前に精神科で処方された薬をきちんと飲むようになりました。薬を飲んで寝ると、スッキリと落ち着いて学校へ行けるようです。ただ、効き目が強くて朝起きられないことがあるので、寝る前に飲むのを避けたり、お医者さんから、薬を半分にしていいと言われているので、半錠にしたりしています。また、体力がないのがいけないのではないかと、筋トレにチャレンジしたりしていますが、これは今のところ上手くいっていないようです。自分の意志で頑張り続ける息子を応援し続けます今は、担任の先生の「つらい時は休んでいいよ」という理解もあり、時々休みながら学校へ通っています。中学3年生になった今は「休みを減らしたい」「受験勉強を頑張りたい」と言っています。これから受験があるので、精神的に不安定になるのではないかという不安はありますが、何とか学校に通えるといいなぁと思っています。今後は、息子が自分自身を理解して、周りの助けを借りたりしながら、自分の特性と上手くつき合っていかれるようになるといいなぁと思います。イラスト/SAKURAエピソード参考/まこちゃ(監修:森先生より)怒鳴ったり厳しすぎたり、しっかりと特性を説明しても理解しようとしてくれない先生にあたってしまうと、とってもつらいですね。学校は、お子さんの健全な成長のために通うところです。毎日休まずに登校できるのであればもちろんそれに越したことはありませんが、無理に登校させて精神的に不安定になってしまっては、本末転倒です。しっかりとお子さんの心身の調子に配慮しながら、「休みたいときに休む」というのは良い選択肢なのではないでしょうか。投稿者さんがお子さんの不安な気持ちを受け入れて寄り添っていたからこそ、お子さんの「学校に行きたい」という気持ちを育むことができたのではないでしょうか。結局、お子さんが自分自身が自分を理解してコントロールできるようになる、というところが子育ての大きな目標の一つです。「毎日学校に行く」というのは、そのための手段でしかありません。無理をせず、1人で抱え込まずに、スクールカウンセラーの方や病院や行政など、頼れるところは全て頼りながら環境を整えていきましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年05月17日タレントの中川翔子が10日、自身のX(Twitter)を更新。不登校で悩む学生にメッセージを送り、ネット上で反響を呼んでいる。○不登校でも「大丈夫」「取り返せる」中川は、「中学で卒業式にも出ず不登校になるのも勇気がいったし、ああもうだめだわたしの人生、て絶望もした、けど母が連れていってくれた通信制高校では単位を自分のペースでとれるから、息がしやすくなり、本校と分校二か所ぶんで卒業証書を貰えて嬉しかった」と自身の経験談を投稿。続けて、「行ってみないとわからなかった、大学に推薦で行った子もたくさんいたし、大丈夫なんだ取り返せるんだ、と少しずつ思えた」と不登校で遅れていた分もカバーできたことを振り返った。さらに、「部活がなかったから青春やれなかったけど歳を重ねるたびに生きてて良かった、の風が吹く日がたくさん増えていく」「あの日死なないで良かった、と思えた未来に繋がれた」と通信高校に行ったことで心が救われ、現在の自分があると明言。自身の経験を踏まえて、「いま悩んでる子どもたち、親御さんに、どんどん選択肢や学びの場や居場所が増えてきている事がつたわったらいいな」と過去の自分と同じ悩みを持つ人々に思いを寄せた。こうした投稿にファンからは、「そうやって辛かった記憶を忘れないで、財産として若者にも伝え続ける。しょこたん本当に尊敬します」「生きていてくれてありがとう」「大事なのは“今”と思えることができた」「娘もいつかこんなふうに振り返れる日が来ると良いな」「しょこたん希望の光をありがとう」「みんなに伝えたいから拡散するね」「悩んでいる人は見学だけでも行ってみて欲しい」「我が家も似ていて共感。息がしやすいって大事」「本当これ。人生の選択肢なんていくらでもある」「多くの人に届いて欲しい」など多くの共感の声が寄せられ、3,900件を超えるリポストで拡散されている。
2024年05月16日4月から通信制の高校へ進学している元不登校系YouTuberのゆたぼん。実業家の堀江貴文氏(51)との「学校に登校すること」に関する議論が話題になっている。ゆたぼんは小学3年生から登校拒否しYouTuberとして活動していたが、中学3年を迎えた昨年より登校を再開。「人生は勉強や」と高校受験に向けて積極的に勉学に励んだという。結果として、第一志望の高校には内申点が足らず不合格となったものの、通信制の高校に入学している。堀江氏と議論するきっかけとなったのは、堀江氏と親交のある編集者・箕輪厚介氏が5月8日、Xに投稿したこのポスト。《GW明けだからか子供が小学校をサボろうとするから学校行けって言ったら、ホリエモンが学校行かなくていいって言ってると返された。むずい》この「ホリエモンが言っている」を根拠に反論してきた箕輪氏の息子に対し、ゆたぼんは同ポストを引用しこう返答した。《ホリエモンが「学校に行かなくていい」って言ってるからといって学校をサボって、大人になってから困ってもホリエモンは責任を取ってくれない。人生の責任は自分自身。僕も学校は行きたければ行けばいいし、行きたくないなら無理に行かなくていいと思う。でも、楽しめそうなら行ってみてもいいと思う》しかし堀江氏の意見は変わらなかったようで、翌日9日、箕輪氏の投稿を引用し《行く意味ないじゃん学校》と投稿。ゆたぼんは動じず、《野菜は美味しいから食べるのと同じで、学校は楽しいから行くんだよ》と、堀江氏の名言を引用したコメントで返信した。その後11日、堀江氏はこの一連のやりとりをまとめた「J-CASTニュース」の記事を引用し、《箕輪の息子は楽しくないからサボりたいんだろ。文章読めるようになれよ》とゆたぼんを”口撃”。しかし、もともとゆたぼんは《行きたくないなら無理に行かなくていい》としたうえで《楽しめそうなら行ってみてもいい》というスタンスで主張している。論点がずれた堀江氏に対し、ゆたぼんは《楽しく行ける時に行けばいいって言ってんだろ。読解力つけろよ》とド直球の再反論を行った。一連のゆたぼんの意見には広く共感が集まっているようで、堀江氏の投稿のいいね数が1000近くだったのに対し、ゆたぼんの投稿のいいね数はどれも2万超え。特に堀江氏の名言を引用した「野菜は美味しいから?」の投稿には6.2万のいいねがつき、コメント欄でも応援の声が集まっていた。《これは強烈なカウンターww》《ゆたぼん、すごいー!人生経験豊富なだけある!》《学校は行く意味ないって、大人が決めつけちゃいけませんね。ゆたぼん、カッケー》《やっぱりゆたぼん、流石たくましいな笑》
2024年05月13日新年度は、クラス替えなど多くの環境変化を伴うため、発達障害グレーゾーンの子どもはストレスがかかりやすく、登校しぶりになりやすい時期です。そこで今回、発達障害・グレーゾーンの子どもをもつお母さんを対象に、新年度の登校しぶりの状況や、登校しぶりへの対応で心配なことについてアンケート調査を実施しています。子どもの登校状況〜約8割に「登校しぶり」や「不登校」の経験あり子どもの登校状況については、「登校しぶりをしている」「不登校中」を合わせると57.1%となり、半数以上が現在も子どもの登校に困りごとを抱えています。また、「登校しぶりをしていた時期もあったが、今は登校しぶりはない」との回答を含めると76.7%に、子どもが登校しぶりや不登校の経験があることがわかります。登校しぶりの状況〜約半数が「前年度からずっと登校しぶりをしている」「登校しぶりをしている」と答えた93名(38.8%)に、現在の登校しぶりの状況や登校しぶりに対する心配ごとを聞きました。約半数の46.2%が「前年度からずっと登校しぶりをしている」と、長引く登校しぶりに対応していていることがわかります。一度登校しぶりが始まると長期化の傾向があるようです。まだ新年度が始まって1週間ほどのアンケートでしたが、「新学年になってから登校しぶりをしている」が9.7%と約10人に一人が登校しぶりになっています。発達障害・グレーゾーンの子どもは環境の変化に敏感なため、新年度はとても負担が大きいことがわかります。登校しぶりママの心配ごとランキング1位〜5位登校しぶりママの心配ごとに関しては、「子どものメンタルが不安定になっていること」と回答した人は26.9%、「いつになったら元気に登校できるのか、先が見えないこと」との回答が21.5%でした。子どもの気持ちを心配する一方、子どもをサポートしている保護者も先が見えないことへの不安に悩んでいる人が多いことがわかります。【調査概要】○調査期間:2024年4月12日から4月15日(4日間)○調査方法:インターネット調査○回答者:発達科学コミュニケーション基礎講座の受講経験がある人/受講中の人、メルマガ読者、トレーナー・リサーチャー、セミナー参加者、nicotto塾生、計241名。パステルコミュニケーション(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅発達障害傾向のある人が感じた、3位「曖昧な表現が理解できない」2位「ミスが多い」、1位は?✅「保育園や幼稚園で発達について指摘されたことがある」4割以上、どんなことを指摘された?✅子供の発達に悩む親が不安を感じる我が子の行動、2割は「暴れる・奇声をあげる」、3割を占めたトップは?
2024年05月13日暮らしのお悩み解決サイト「タスクル」を運営する、SODA株式会社は、不用品回収業者を見積もりと口コミで比較し、1番安い優良業者が無料でわかる「不用品回収のタスクル」を2024年5月8日より正式にリリースしました。不用品回収業者を見積もりと口コミで比較、不用品回収業者と顧客とのミスマッチをなくし、安心して利用できるサビースを目指します。「不用品回収のタスクル」は、全国300社以上の不用品回収業者から一斉入札!厳選した優良業者最大5社から見積もりが届きます。電話営業一切なしで、チャットでやりとりができるのでかんたん。最大5社の口コミと見積もりを比較して、1番安い業者を探せるサービスです。不用品回収業者と顧客とのミスマッチをなくし、安心して利用できるサビース1. サービス提供の背景近年、不用品回収でのトラブルが多発し、全国の消費者センターへの相談が相次いでします。“引っ越しに伴いインターネットで、軽トラックパック7,000円と広告を出している業者へ依頼したところ、当日は2トントラックで来訪し、不用品回収費用25万円を請求された”(参照元:独立行政法人国民生活センター)など、ぼったくり被害が増加しています。このように、インターネットで見つけた、不用品回収業者へ事前見積もりもなしに依頼するケースは、ぼったくり被害や業者とのミスマッチによるトラブルの危険性があります。このようなトラブルを防ぎ、顧客と不用品回収業者とのミスマッチをなくし、追加料金のない事前見積もりで、納得のいく状態で発注ができる一括見積もりサービス「不用品回収のタスクル」をリリースしました。2. サービス概要「不用品回収のタスクル」は、全国300社以上の厳選した優良業者から最大5社ご紹介する一括見積もり比較サイトです。登録店舗は、口コミ評価と基本料金が表示されており、見積もりを受け取った5社の中から、気になる業者とチャットでやりとりができます。一括見積もりによくある、複数業者からの電話営業は一切なく、お客様が電話対応で時間を無駄にすることなく、安心して見積もり依頼ができます。もちろん、見積もり金額に納得いかなければ、発注しなくても構いません。チャット見積もりのメリットは、事前見積もりの履歴が残るので、電話でのやりとりでよくある、業者とのミスマッチによるトラブルが一切なく安心して依頼ができます。3. サービスの特徴「不用品回収のタスクル」の特徴3つをご紹介します。(1)最安値の業者がわかる。(2)口コミと料金で業者を比較できる。(3)チャット見積もりで電話営業が一切なし。(1)見積もり依頼で、全国300社以上の不用品回収業者から一斉入札。厳選した最大5社から無料見積もりが届きます。届いた見積もりから、1番安い業者を選べます。(2)登録業者は、料金表・紹介文・口コミ評価が表示された店舗紹介ページが無料で作れます。顧客には、見積もりと一緒に店舗紹介ページも届くので、見積もり料金や口コミ評価、実績などで比較できるので安心して業者を選べます。(3)一括見積もりでよくある複数業者からの電話営業が一切ありません。最大5社とだけチャットのやりとりができる仕組みで、電話対応による無駄な時間を大幅カット。履歴が残るチャットで、やりとりするので業者とのミスマッチもありません。4. ご利用方法(1)スマホで「不用品回収のタスクル」にアクセスし30秒ほどの質問に答えます。(2)全国300社以上の登録業者からお客様のお近くの厳選された最大5社から見積もりが届きます。(3)チャットで、見積もりの金額交渉や作業日程などを相談します。見積もりに、納得がいくまでご相談ください。(4)見積もりに納得がいけば、お気に入りまたは、1番安い業者へ作業を依頼します。5. 登録店舗さま募集のお知らせ「不用品回収のタスクル」は、引き続き登録店舗さまを募集しております。6. お知らせ「不用品回収のタスクル」は、不用品回収のお悩みを解決する情報を提供する、暮らしのお悩み解決サイト「タスクル」( )も運営しています。不用品回収に関する豆知識や業者の選び方など、ぼったくり被害など、トラブルを未然に防げるよう、さまざまなお役立ち情報を配信しています。不用品を処分するときの基礎知識として、ぜひご利用してみてください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2024年05月10日不安感、劣等感、学業トラブル、友達トラブル、いじめ、起立性調節障害……「行き渋り」「不登校」体験談11選!GWの連休明けは新年度の環境の変化での疲労やストレスから「学校に行くのがつらい」と感じるお子さんもいます。行き渋りや不登校にはさまざまな原因や問題が考えられます。今回はそんな「行き渋り」「不登校」について発達ナビ読者から寄せられた体験談をまとめてご紹介します。3歳でASD(自閉スペクトラム症)、DCD(発達性協調運動症)と診断を受けている相談者の息子さん。小学2年生の春から登校渋りが始まり、3学期にはほぼ不登校状態に。「無理はさせたくないけどこのままでいいのか不安」「受容と甘やかしのさじ加減が難しい」「二次障害を防ぎたい」など気になる疑問に臨床心理士・公認心理師の初川先生にお答えいただきました。小学1年生の時ADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けた息子さん。小学5年生の終わりから昼夜逆転生活、家庭内暴力が始まり、中学校1年で不登校に。中学3年生になった今、息子さんの様子は……。9歳でASD(自閉スペクトラム症)、反抗挑戦性障害(反抗挑発症)、LD・SLD(限局性学習症)の診断を受けた現在12歳の息子さん。学業問題からの登校渋り、暴言・暴力などさまざまなトラブルのあった小学2年生から現在の様子や中学選びのポイントなどを教えていただきました。6歳でASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)の診断を受け、小学3年生からは不登校を選んでいるMIKKOさんの娘さん。環境への過剰適応が激しく、周りに合わせられない自分に劣等感を感じていた娘さんが一番苦手な行事は「運動会」で……。翠ママさんの息子さんは現在小学4年生。4歳でASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)の診断を受けました。幼稚園の頃から登園渋りがあり、小学校入学後は友達トラブルなどからますます登校を嫌がるようになりました。翠ママさんが専門職の方々などと一緒に取り組んだ支援の様子などをご紹介します。9歳の時にADHD(注意欠如多動症)とASD(自閉スペクトラム症)のグレーゾーンと診断を受けたみゆねこさんの息子さん。小学4年生になった1学期、クラスメイトとのトラブルで加害者扱いされてしまい、息子さんは追い詰められていってしまいます。担任の先生に相談しても事態は改善せず、息子さんには次第に行き渋りが出るようになり……。現在21歳のるみちゃんさんの娘さんは12歳の頃にASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けています。相手の気持ちを考えたりすることが苦手、正義感が強いなどの特性から友達相手に必要以上の指摘をしてトラブルを度々起こすことも。そんな娘さんが小学6年生の頃にいじめからの不登校になったお話です。3歳でASD(自閉スペクトラム症)、小学1年生でADHD(注意欠如多動症)、LD・SLD(限局性学習症)の診断を受けた息子さん。通常学級入学後、1ヶ月で登校渋りが始まり、通級指導教室に通うも不登校に。特別支援学級へ移籍を勧めても、「このまま通常学級がいい」と言う息子さんでしたが、小学4年生のとき「もう限界なのでは?」という出来事が起こり……。ちゃいぬさんの息子さんは現在中学1年生で発達グレーゾーン。通常学級に入学し、その後、小学2年生で不登校になりました。母子登校や通級指導教室で登校できるようになった矢先、コロナ休校明けに再び不登校、起立性調節障害と診断されて……。知能検査でASD(自閉スペクトラム症)の可能性があると言われ、現在は不登校を選んでいるかいさんの娘さん。そんな娘さんを見て「母親が甘すぎるから行かないのではないか?何とかして学校へ行かせるように」と言うご主人。肉体的にも精神的にも追い詰められたかいさんは「別居を考えている」と告げ……。聴覚過敏と軽度の脳性麻痺のあるZeroさん。小学校中学校の9年間を通常学級で過ごしましたが、いじめがあり一時期不登校に。高校入学後も常にいじめのフラッシュバックと闘いながらの日々でしたが、「発達障害(心理)をもつ自分を理論的に知って受け入れたい」という願いのため大学で奮闘する様子に胸を打たれます。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2024年05月09日4月は新学期が始まる季節。中でも、環境が変わる、新1年生の人たちは、楽しみや不安を覚えることでしょう。小学1年生の登校に付き合っていたら…子供を育てる、カシシ(@the_m_r_p)さんが、2024年4月にX(Twitter)に投稿したエピソードを紹介します。カシシさんが、小学1年生の登校に付き添って歩いていた時のこと。新1年生の子が「ここから先は、俺1人で行く」といったそうです。「1人で行ける?大丈夫?」と言葉をかける、カシシさん。確かに、子供の登下校は、交通事故や不審者など、危険がつきものです。心配するカシシさんに新1年生が返した言葉というのが…。「俺は、お兄ちゃんだぞ」※写真はイメージ子供は、新1年生として、成長した一面を見せたかったのでしょうか。カシシさんは「そんなセリフ、脹相(ちょうそう)以外でいう人いたんだ…」と、人気漫画『呪術廻戦』のキャラクターで「どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!」というセリフが有名な脹相を思い浮かべたそうです。小学1年生の子が、漫画のようなセリフをいっている様子は、想像するとかわいらしいですね。【ネットの声】・声を出して笑った!・かっこいい1年生。・大人の俺より立派だな。小学校に入学したばかりで、早くも年上としての自覚を持つ、カシシさんが出会った新1年生。今の気持ちを忘れずに、大人になっても『お兄さん』として頼もしい姿に成長していってほしいですね…![文・構成/grape編集部]
2024年05月01日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年5月10日に『不登校の9割は親が解決できる』(小川涼太郎著 小野昌彦監修/税込1,760円)を発売します。近年、急増し社会問題になっている不登校の解決支援サービス「株式会社スダチ」を運営する著者が、平均18日間で再登校率90%という驚きのプログラムを公開します。著者のYouTubeチャンネル登録者数は4万人を超え、メディアや教育関係者からもその実績に注目が集まっています。■本人も「学校に行きたくない」原因がわからない文部科学省の統計によると、2022年度の小中学校における不登校児童は過去最多の約30万人。10年連続で伸び続けており、2年連続で5万人を超える事態に。「不登校の要因」の1位は「無気力・不安」(51.8%)、2位が「生活リズムの乱れ・あそび・非行」(11.4%)で「いじめ」は、最下位の0.2%しかありません。現代の不登校は、いじめなどの明確な理由で学校に行けないというより、「何となく不安」「何となくだるい」といったことが要因なのです。またスクールカウンセラーに相談しても、そのアドバイスは「無理に学校に行かせようとしてはいけません。子どもの気持ちに寄り添いつつ、見守りましょう」といった内容がほとんどで、親や保護者の中には、「黙って見守るだけでいいのか?」「子どもにかける言葉や接する態度で、気をつけることはあるのか?」と気を揉んで、つらい思いを抱えている人も少なくありません。■不登校解決のプログラムを書籍化した理由著者は不登校児に関わるボランティア体験から、「学校に行けなくて悩んでいる人を1人でも多く救いたい」と決意し、2020年4月から「株式会社スダチ」で不登校解決支援サービスの提供を開始しました。これまで約4年間で850名を超える子どもたちを再登校に導いています。不登校児への支援というと、子どもに会って話をしたり、カウンセリングをしたりするイメージですが、スダチでは、子どもに会うことはありません。サポートはすべてメールとオンラインで両親など保護者に対して行っており、毎日子どもの様子を聞いてアドバイスを繰り返すことで、9割の子どもが相談開始後から平均して18日後には再登校するという結果が出ています。今回の書籍化は、このプログラムを親や保護者に伝えることでより多くの子どもたちを救いたいという著者の強い思いによって実現しました。■プログラムの特徴スダチが提供するプログラムでは不登校になった原因を追究することはしません。原因がわかっても解決しないケースが多く、それよりも親をサポートすることで、子どもの「問題解決力」を引き出すことが、再登校への近道だと考えるからです。著者のYouTubeチャンネル「不登校解決TV」は、チャンネル登録者数4万人を超え、再登校できた家庭の体験動画が多数アップされています。本書でも「3カ月不登校だった小2の女の子が23日で再登校。積極的に友達と外に遊びに行くようになった」「引きこもり状態で1年間不登校だった中3の男子が第一志望の高校に合格」など、参考になる体験談が満載です。■再登校できるようになる5つのポイント①子どもの自己肯定感を高める②正しい生活習慣に戻す③正しい親子関係を築く④考える時間を与える⑤マインドセットをする■『不登校の9割は親が解決できる』について親の行動を変えることで子ども変え、不登校を解消できる、魔法のような教育ルールが満載の1冊。【目次より】第1章現代の不登校は何が原因なのか第2章ゲーム・スマホが問題を長引かせる第3章最短で再登校に導ける「5つの条件」第4章最短で不登校を乗り越えられるマインド第5章不登校の子どもへの「魔法の声かけ」■著者・監修者紹介【著者】小川涼太郎(おがわりょうたろう)株式会社スダチ代表取締役1994年3月26日生まれ、徳島県出身。関西大学経済学部卒業。2016年4月、新卒でアビームコンサルティングへ入社。1年目からプロジェクトリーダーに抜擢。2年目には新規部署の立ち上げメンバーを経験し、約2年間で0から50人規模のチームへと拡大。日常の業務の中から「教育が変われば人も変わり社会も変わる」ことに気づき、「教育へ人生を捧げたい」と強く思い、2019年5月に退職し、株式会社スダチを設立。不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子ども達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という“目的意識がない不登校”で悩んでいる子ども達や親御さんが多くいることを知る。その現状に危機感を感じて、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」という想いから、2020年4月、不登校支援事業開始。2024年3月時点での再登校人数は850名を超え、平均再登校日数は18日。再登校率は90%を超える。本書が初の著書。【監修者】小野昌彦(おのまさひこ)明治学院大学心理学部教育発達科教授筑波大学大学院修士課程教育学研究科修了、同大学大学院博士課程心身障害学研究科中退。博士(障害科学:筑波大学)、公認心理師、専門行動療法士。宮崎大学名誉教授。専門は、教育臨床、障害科学。1988年より不登校の系統的支援方法の研究を開始し、支援契約が成立・維持した公表許可事例50事例中49事例(1事例転校)の再登校、再登校維持、及び社会的自立を支援した。2000年より町、市単位での不登校減少対策に関わる。東京都東大和市不登校対策研究協力校スーパーバイザー(全市不登校数、約4年間で新規不登校発現率半減)、三重県名張市不登校対策スーパーバイザー(全市不登校数、3年間で半減)。他小中学校での減少事例多数。主な著書に、『不登校の本質』『児童・生徒の問題行動解決ツール』『学校・教師のための不登校支援ツール』(以上、風間書房)、『教師と保護者の協働による不登校支援』(東洋館出版社、編著)などがある。タイトル:不登校の9割は親が解決できる著者:小川涼太郎監修者:小野昌彦定価:1,760円(10%税込)判型・製本・頁数:四六判、並製、224ページISBN:978-4-569-85710-7発行:PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月26日夫が【別れ】を考えているときのサイン「1週間前、家事の分担をめぐって妻と喧嘩しました。1週間経っても妻に無視されていて…。あまりにも無視されることが長いと、正直呆れてしまいます」(20代/男性)夫との関係が何かおかしいと感じたことはありませんか?感じたことがあるなら、もしかすると夫は別れを考え始めているのかもしれません。ここでは、夫が別れを考えている可能性があるサインを紹介します。1.デートプランを立てない一緒に出かけたいという願望がなくなると、夫はもはやデートに誘う気にすらなれなくなることがあります。もし夫がデートの計画を立てなくなったなら、夫の関心を引き戻せるような新鮮なデートのアイディアを提案することが望ましいかもしれません。2.連絡の減少男性にとって、頻繁に連絡を取ることは煩わしいものと感じられがちです。もし夫が言葉を交わすのが最小限になったら、会ったときの対話で面白さを見出す工夫が必要になるかもしれません。3.批判の増加夫が急な不満や批判を始めた場合、離れる理由を探しているのかもしれません。ただし、夫が不満を話すことで修正を試みているなら、関係を改善できる可能性が残っています。心当たりがある場合は、まずは夫の意見を受け入れ、話し合いを通じて理解を深めることが重要です。予兆を察知し対応を楽しくないデートや信頼感の欠如は、次第に話し合いと共に解決を試みるべき課題でしょう。一度立ち直れば、これからの夫婦関係もさらにスムーズになるはずです。(愛カツ編集部)
2024年04月17日彼の心が他に移る瞬間とは?「2歳の息子と実家にきていたときのこと。夫は仕事が忙しかったため、自宅に残っていました。一週間ほど実家で過ごし、帰宅するといつも散らかしっぱなしの夫が、部屋をとてもきれいにしていたのです。家に誰かあげたな…と浮気を疑った瞬間でした。」(30代/女性)多くの男性は自身に自信を持ち、「自分は浮気などしない」と考えがちですが、実際には浮気への誘惑に負けてしまう場合が少なくありません。ここでは、彼がなぜ浮気をしてしまうのか、その理由を探ってみます。[nextpage title=""]係争の最中にカップル間での諍いはよくある話です。パートナーに対する不満やイライラが積もり積もると、彼は他の女性へと目を向けがちになることも。特にパートナーからの厳しい言葉が続いている場合は、より注意が必要かもしれません。彼が突然の人気者にファッションが上手くいったり、仕事で成果を挙げたりした時、周りからの注目が集まることで、浮気への誘惑も出てきやすくなります。彼が忽然とモテ始めたら、浮気への警戒を怠らないことが肝心です。[nextpage title=""]身近な人が浮気を始めたとき友人や職場の同僚が浮気を始めると、彼自身も周りに流されやすくなる恐れがあります。「周りが皆やっている」状況になると、彼がその流れに乗じやすくなってしまうことがあるのです。関係のマンネリ感長く付き合ってくると、カップル間での日々が平穏無事に過ぎ、ドキドキ感が薄れがちになります。この時、彼からの連絡が減ったり、一緒にいても彼がスマホに気を取られがちになるなど、浮気に向かう兆候が現れ始めるかもしれません。常に二人の関係に新鮮さを持ち込むことで、このような状況は未然に防げるでしょう。彼女の反応を過信した時彼が「彼女は自分を手放さない」と過信していると、浮気をしても大丈夫だと勘違いしやすくなります。「浮気をしたらその場で別れる」という明確な意志を事前に彼に伝えることで、彼の中の浮気への誘惑を減らせるかもしれません。未然に防ぐために彼が浮気に手を染めやすい状況を理解し、対策を取ることで、問題を未然に防ぐことが重要です。(愛カツ編集部)
2024年04月15日もっと早くに気づけていたら現在中学3年生の息子は、自閉スペクトラム症と強度行動障害があります。診断を受けたのは中学1年生の時でしたが、初めて児童精神科を受診してから診断を受けるまで3年近くかかりました。私が息子に発達障害があることを疑いだしたのは、小学3年生で行き渋りを始めた頃からでした。初めての育児で私の知識が乏しかったこともあるかもしれませんが、息子が突然学校に行けなくなるまで、「発達の特性があるかもしれない」と考えたこともありませんでした。息子は1歳半健診で言葉の遅さを指摘されたくらいで、そのあとの健診も幼稚園でも就学時健診でも、何ひとつ問題はありませんでした。小学校1〜3年生頃の家庭訪問や懇談では、担任の先生に相談することがなさすぎて5分もかからず終了。テストの点数もよく勉強もよくできてクラスの人気者。今では考えられないですが、それが学校に行けなくなる前までの息子の姿でした。Upload By 花森はなもしかして?と児童精神科を受診学校に行けなくなった = 児童精神科を受診しよう!とすぐに決断できたのは、私自身に精神科への受診経験があったからです。今は児童精神科を受診しようとすると私が住んでいる地域では半年は待たなくてはいけませんが、当時は1ヶ月程度で受診できました。初めての児童精神科で診察が始まりました。息子は、教室にいるのがとてもしんどいこと、担任の先生が強く叱るところを見るのがつらいことなどを話してくれました。話をしていくうちに、次第に息子の真の姿が見えてくるようでした。いつも私が見ている「優等生」の姿は、すごく無理をして彼自身が懸命につくり上げていたもので、もうその無理ができなくなってしまったのではないかと思いました。そのことも含めて病院の先生にお伝えしましたが、発達検査などには至らず、不安を和らげる薬の処方を提案されました。Upload By 花森はな転院をすすめられ……児童精神科に通い始めて3ヶ月、薬を飲み続けても気持ちが安定しないので、病院の先生から大きな病院への転院をすすめられました。そして、「この病院ではこれ以上のことはできないので、もっと詳しく知りたいなら転院しましょう」と言われました。その際に「発達障害ではありませんか?」とお聞きすると、「いろいろお子さんを診てきましたが、息子くんの場合は違うと思います」と言ってくださいました。ホッとする反面、私の中で「それでも、もしかして……」という気持ちがくすぶり始めたのがこの頃です。Upload By 花森はな小学4年生で大きな病院Aに転院し、通院し始めた頃に最初に出た診断は「幼児返り」。そして、その次に出たのは「解離性障害」でした。新しい診断が出るたびに「発達障害の可能性はありませんか?」とお聞きしましたが否定され、発達検査を希望しましたが「必要ありません」とのことでした。今思えば、まだかろうじて元気が残っていたこの時期に検査ができていたらよかったと思います。本人が元気じゃないと検査自体が受けられないですし、通院もできませんので……。その後、こちらのA病院の治療方針とも合わず、もっと大きなB病院でセカンドオピニオンを受けることになりました。息子は、実はずっと困っていたのかもしれない病院は「違う」という診断を出してくれているのに、「発達障害ではないか?」と疑問を持ち続けた私に対して、ほかの家族の目はとても冷ややかでした。「通院よりももっと子どものことを考えて」「息子を病気にしたいのか」とまで言われましたが、そこで折れてしまっては、息子の学校の困りごとも生きづらさも何も解消しないと私は思いました。学校に行きづらくなってくると、息子はこれまでは口にしなかった教室の雑音がつらい、何もしないで「待つ」という時間が怖い、ノートの字が荒れてきたり書けなくなる、突然癇癪を起こすなど、さまざまな問題が一気に出てきました。学校が合わないこと、教室をイヤだなぁと思ってしまうのは、そういった特性上の理由が隠れているのかもしれません。息子の話は、これまでもずっと聞いてきたつもりです。それでも足りなかったし、学校に行けなくなる前にもうちょっとできることがあったのではないかなぁと、何年も経った今も後悔の念が消えないです。たぶん、この先もずっと消えることはないだろうと思います。Upload By 花森はな執筆/花森はな(監修:室伏先生より)息子さんの診断が分かるまでの経緯について、共有くださりありがとうございました。はなさんも息子さんも不安や葛藤を抱えながら、いくつもの医療機関で受診を重ねられ、本当に大変な日々でしたね。他のご家族さんからの理解を得るのが難しい状況でも、「そこで折れてしまっては、息子の学校の困りごとも生きづらさも何も解消しない」と考えて行動され続けたはなさんを尊敬いたします。幼児期のお子さんとは違って、学童期以降のお子さんでは、ご本人と信頼関係を構築するのに時間がかかってしまったり、ご本人の頑張りや取り繕いなどにより特性が分かりにくかったりして、診断に時間がかかってしまうこともあります。発達障害は生来お持ちの特性によるものなのですが、息子さんのように、それまではご本人の努力で、適応して生活されてきていたけれど、学童期になって人間関係が複雑化したり、思春期になって身体も心も不安定になったりして、困りごとが表面化する、ということもあります。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。前の記事はこちら
2024年04月11日ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくんは、4月に入学してからすぐに登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりなどがあったものの、発達検査を受けても特に診断名はつきませんでした。2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診したものの、解決策は見つけられません。そんな中、小学校の先生からスクールカウンセラーに相談することをすすめられ、まっちくんと一緒にカウンセリングを受けることに。しかし、カウンセラーの先生が一生懸命いろいろ考えてくれたものの、まっちくんが受け入れられるような方法を見つけ出すことはできませんでした。その後もカウンセラーの先生がまっちくんと仲良くなるために試行錯誤したものの、心を開く様子はなかったようで、教育センターの不登校専門窓口を紹介されました。 息子のために何とかしたいと思うねこじまさん。「窓口に相談に行っても何か変わるかな……」と不安を抱えながら、教育センターの不登校専門窓口に行ってみると……。 相談員から予想外の言葉が… 2時間ほどの相談時間があっという間に感じられるほど、たくさん話を聞いてもらえたそうです。まっちくんの特性を理解してくれた相談員さんは、心の底からまっちくんの頑張りを認めてくれました。 当時、できないことばかりに目が向いてしまい、不安な気持ちになることが多かったねこじまさんは、「長男がめちゃくちゃ頑張っていることを、ちゃんと認めてあげていただろうかとハッとしました」と振り返ります。 自分の悩みと不安に共感してもらえたことで、ねこじまさんの心は少し軽くなったようですね。まっちくんの一番の理解者であるねこじまさんの不安が軽減されたことで、まっちくん自身もより前向きに動き出せるかもしれません。どんなに困難な状況でも、理解してくれる人がいることは、心の支えになりますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2024年04月10日InstagramやレシピサイトNadiaでレシピを紹介し、中でも1週間分の使い切り献立が話題になっているNatsuさん。そんなNatsuさんの献立の極意を1冊にまとめています。食材が使い切れる4週間分献立+役立つレシピ65品買い物リストからレシピまで!マネするだけで節約がかなう献立レシピボリュームたっぷりの一汁三菜献立で食材費はなんと1人分1週間2,000円!節約できるレシピをたっぷり4週間分紹介します。1週間分まとめ買いして食材を使い切るので、ムダなく節約にもつながります。食品の保存も肉と魚の冷凍だけすればOK。面倒くさい下準備などは一切必要ありません。マネするだけでいい買い物リストや4品のおかずをスムーズに完成させるためのポイントも掲載しているので、だれでも一汁三菜献立を作ることができます。献立はどれもボリュームたっぷり。節約していてもさみしい食事にならないポイントやボリュームアップするテクニックなど、毎日の食事作りに役立つ情報が満載です。忙しい人でもできる!一汁三菜でもラクできる献立を紹介電子レンジやトースターをフル活用したり、ちょこっと作り置きすることでラクできる献立も紹介。毎日一汁三菜を準備するのは大変、という人でも安心して作れます。電子レンジやトースターを活用する献立では、主菜は家電におまかせしてできるので、その間に他のおかずに集中して作れるため時短で献立づくりをすることができます。副菜を和えるだけのものにするなど、忙しい人でも一汁三菜献立を作れるテクニックを紹介しています。副菜を1品だけ3〜4日分あらかじめ作っておく「ゆる作りおき」を活用した献立も紹介。作りおきにありがちな面倒で時間のかかる下準備もいらず、忙しいときの献立作りをラクにしてくれるアイデアを提案します。季節にあわせたおかずバリエなど、役立つレシピも満載旬の野菜は栄養価が高いだけでなく、手ごろな値段で手に入るもの。節約にも役立つ食材。基本の節約献立をアレンジして、旬の野菜をフル活用できるアイデアレシピも紹介します。春夏秋冬それぞれの季節のおかずを楽しみながら、しっかり節約をかなえることができます。また鶏むね肉を使うレシピ、電子レンジを活用するレシピ、おつまみレシピ、スープレシピなど、毎日の食事作りに役立つレシピも多数紹介。ラクして節約できるレシピが詰まった、充実のレシピブックとなっています。書誌概要『Natsuの1週間節約献立』著者:Natsu定価:1,210円発売日:2024年3月28日(木)判型:AB判ISBN:9784651204185電子版:有ワン・パブリッシング(マイナビ子育て編集部)
2024年04月02日不登校になったASD(自閉スペクトラム症)、DCD(発達性協調運動症)の小2息子Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談8歳の息子は3歳でASD(自閉スペクトラム症)、DCD(発達性協調運動症)と診断を受けています。小学校2年生の春から登校渋りが始まり、だんだん登校できる日が減って3学期にはほぼ不登校状態になりました。ごくまれに頑張って登校をしてみても、すぐに具合が悪くなり、保健室で寝ている息子をお迎えに来るようにという要請の電話が学校からかかってきます。DCD(発達性協調運動症)の書籍を読み「僕も体育の時間は地獄なんだ」と話し、学校でお腹が痛くなったことがトラウマになり「また同じことがおきたらどうしよう」と布団からでてこなくなることもありました。母子登校や特別支援学級への転籍を勧めても「母子登校は恥ずかしい」「今のクラス(通常学級)のままがいい」と断固拒否……。息子は感覚過敏などは大きいと思いますが自閉傾向は比較的少なく、知的障害(知的発達症)ではないので、福祉にもつながりにくく、将来は自分で稼いで生きていかねばならないと思っています。無理に登校させることは避けさせたほうが良いと書籍やテレビ、発達ナビのコラムでも読んで頭では理解はしています。でも本当にそれが息子のためになっているのか確信がもてません。甘やかしているのではと、不安になります……。行き渋り、不登校の不安に専門家が回答!Q:つらい気持ちは分かるから無理はさせたくない、でも平日の昼間から自宅でしょんぼり過ごしている息子を見ると不安に……親にできることはある?A:行き渋りや不登校というのは、お子さんと学校との関係性の中で生じているとも言えます。なので、家庭でだけ何かしたところでお子さんにとって、学校という環境はつらいままです。家庭でできること、学校に関して働きかけができることをそれぞれやっていく必要があります。まずは担任の先生と面談できるとよいでしょう。学校でのお子さんの様子をうかがいましょう。家でお子さんが語ること、家での様子を保護者から学校に伝え、両方の話をすりあわせながら、どのように学校で過ごしたらつらくなさそうかについてさまざまな案を持てると良いと思います。そのうえでお子さんと話をしましょう。例えば、お子さんが登校したいという気持ちがある場合、基本的には、できるところから、つらくない程度から参加できそうなものに参加することを目標とし、1つずつ「できたね、つらくなかったね」を積み上げていくような関わりになります。このお子さんの場合、学校でのさまざまな苦戦があり、身体症状が出たり、(お母さんが一緒がいい、でも実際には恥ずかしいから一緒じゃなくていいなど)心細くなったりしています。学校での苦戦に関して、担任の先生らと相談しながら環境調整や合理的配慮ができるとよいでしょう。お子さんが学校は(現時点で)しばらく行かなくていい、もう行きたくないという場合には、学校との関わり方(担任の先生とどのくらいの頻度で保護者もしくは本人が会うか、お便りや配布物などの扱いをどうするかなど)を改めて担任の先生などと検討します。また、日中の過ごせる場所として地域の教育支援センターやフリースクールなどを検討するのもよいでしょう。そうはいっても、実際に家でしょんぼりしているお子さんにずっと対応していると保護者の方の気持ちも落ちてくるものですし、担任の先生らと話し合うにしても多少は緊張され疲れる面もあるでしょう。そういう保護者の不安、負担感といったところを例えばスクールカウンセラーや地域の教育相談室などで相談すると、両者の架け橋になってくださったり、保護者の気持ちの整理を手伝ってくださったりすると思います。Upload By ユーザー体験談Q:負荷をかけすぎて発達障害の二次障害などが起きてしまったらと思うと受容と甘やかしのさじ加減がつかめない。将来は自立してほしいと思っているけれど……。A:まずはお子さんの声を中心に支援を組み立てましょう。保護者や学校が良かれと思ってあれやこれやと作戦を練って対応すると、ときどきお子さん本人の意志や意向が置いてけぼりになることがあります。これまで学校生活の中でたくさん苦戦してきたがゆえに、行き渋りや不登校を呈しているという状態なのであれば、もしかしたらまずは休養を取るところから始まることもあります。「先生にもお願いして環境を調整したから、さあ学校に行きなさい!」とすぐに切り替わるものでもないのです。これまでのつらさを癒す時間も必要かもしれないと理解しつつ、しかし、一方で、失敗したり大きく傷ついたりすることなく頑張れそうな手頃な選択肢(例えば好きな授業にだけ出る、数時間だけ授業に出るなど)も用意しておき、本人の気が向いたらチャレンジできるようにしておくなど、動き出せそうなときには動き出せる道があり、休むときには休む道がある、そんな状況を作れると良いでしょう。大事なことは、「できた」「大丈夫だった」の積み重ねでしか成長はしないということです。成長は負荷をかければするというものではありません。できそうな何かがあって、取り組んでみて、実際できるから成長するのです。負荷をかけるかどうかというのは大人が考えることではなく、うまくいっていることが続いて、本人が「もっとやってみたい」と思ってはじめて、少し負荷をかけてみようかという話になります。お子さんが行き渋りや不登校の場合、将来に関しての漠然とした不安についてを相談場面などで保護者の方はよく語られます。このあたりはお子さんとの間で解消しようとしないことがまず大事です。保護者が感じる将来の不安(「このままじゃ将来生きていけないよ」など)をくれぐれもお子さんには話さないでください。自分の将来がどうなるかなんて子どもには分かりませんし、そうした言葉のインパクトは強く、まるで呪いのようにお子さんに伝わることもあります。お子さんには自分の未来は明るいと感じていて欲しいところです。だからこそ、そうした将来への不安等の話は大人の間で扱ってほしいと思います。担任の先生はお子さんの今の生活を支えてくださるパートナーですが、もう少し長期的な視点で相談ができそうな相手としてスクールカウンセラーや地域の教育相談、教育支援センター、また不登校のお子さんの親の会などでそのあたりを話題にするとよいでしょう。進路についての情報を正しく知るだけで、この先どうなっても大丈夫だなと感じることができることもあります。お一人で情報収集していると、ネット上の情報が玉石混交なため不安も増大するかもしれません。ぜひ相談機関を活用していただければと思います。Upload By ユーザー体験談(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月27日美樹さん(仮名・35歳)の息子は、小学校1年生の夏休みが明けたころ、仲の良い友だちの転校を機に不登校になってしまったそう。美樹さんも仕事を辞めて勉強のフォローをするなどして、息子をサポートしていたと言います。そんな中、心配した義両親が頻繁に家を訪問するように。特に義母は、息子の不登校に対して、美樹さんを遠まわしに非難してくるようになったそうです。義母からのプレッシャーが日に日に強くなる中で、美樹さんや息子を取り巻く環境はどうなっていったのでしょうか。親身になってくれない夫「息子が不登校となり、夫ともいろいろ話をしました。ただ、夫はかなり仕事が忙しく、あまり時間を割けない状況。私は仕事を辞めていたので、息子に関してはほぼ私が対応することになりました。それと、たびたび訪ねてくる義両親に関しても相談をして、“精神的にきつい”と伝えたんですが、さほど親身にはなってもらえませんでした。“心配をしているからだ”“話は聞き流しておけばいい”と言われてしまって…。そんなある日、義母から連絡が来ました。“明日、ある人を連れて行く”と言うのです」高齢男性の正体「“ある人”というのは、義母の知り合いで、かつて小学校の校長先生を務めていた男性だそう。“職を退いたあとも教育機関に勤めていた偉い方だから、的確なアドバイスがもらえるだろう”と義母は言うのです。翌日、義両親とともにその男性がやってきたんですが、80代は超えているような高齢の方でした。息子の近くに寄り、話しかけるのですが、息子は怯えるばかり。仕方なく、私が傍で男性の話を聞きました。まず小学校の意義を説かれ、“同年代の友人と接することで人間形成がなされていく”と。そして私に対しては、“子どもに教育を受けさせるのは親の義務だ”と言い、叱責を受けました」エレベーターでの出会い「男性の言っていることは間違っていないと思いますが、息子に寄り添ってくれる様子はなく、時代遅れだと感じてしまいました。3人に帰ってもらってひと安心した途端に、どっと疲れが押し寄せてきましたね。私としては、息子の負担にならないように、ゆっくり様子を見ていきたかったのですが…。この一件を通して、正直焦りも生まれてきました。その数日後、マンションの1階でエレベーターを待っていると、ある女性に声をかけられました。“お子さん、不登校なんですか?”と尋ねられたんです」頼りになる先輩ママの存在「それは同じマンションに住む女性で、息子より少し年上の子どもを持つ、先輩ママの美代子さん(仮名)という方でした。そして、美代子さんの子どももまた、不登校を経験していたのです。話を聞いて、そういえば数年前、近くの公園で彼女が子どもと遊んでいる姿をよく見かけたのを思い出しました。美代子さんは、“よかったらうちに遊びに来ませんか?”と言ってくれて、早速息子を連れて伺いました。美代子さんの子どもは、息子の4つ上の男の子。どうなることかと思いましたが、息子はすぐに美代子さんの息子に懐いたのです。それから頻繁に遊びに行かせてもらうようになりました。息子が不登校になって1年近く経ち、今もまだ学校には行けていません。いまだに何が正解なのかわかりませんが、美代子さんたちのおかげで、息子にも良い兆しが見えてきています」“子どもの不登校で悩んだ妻の告白”をご紹介しました。同じ悩みを持つ人の存在は大きいですよね。どんな偉い人よりも、その言葉はすんなり耳に入ってくるはず。近くにそういう方がいたことは、大きな救いとなったことでしょう。©望菜 竹内/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月20日皆さんは、パートナーの決めたルールに呆れたことはありますか? 今回は「夫から罰金を徴収しようとする妻」にまつわる物語とその対処法を紹介します。夫婦間に設けられた罰金制度家事をせず、遊び歩いてばかりの妻に困っていた主人公。ある日、妻は友人と1週間の旅行へ出かけると言い出しました。主人公は当然、妻の浮気を疑いますが…。妻はうんざりした様子で「明日から連絡してきたら罰金1万円ね!」と言ってきたのです。1週間後、旅行から帰宅した妻は家で激怒した義両親と鉢合わせ…。実は妻の浮気に気づいた主人公は家を出て、義両親を呼んでいたのです。主人公に慌てて連絡をしてきた妻。主人公が「そっちから連絡してきたから1万円な」と言うと、妻は怒りだしますが…。出典:Youtube「スカッとドラマ」「じゃあ300万円だな」と大金を請求する主人公に、妻は「へ?」と困惑。主人公は事態が飲み込めずにいる妻に、慰謝料請求と離婚を突きつけるのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?すぐに離婚する夫婦間での会話に罰金制度を設けられたら、さすがにもう妻を好きではいられません。無神経な発言を苦痛に思ったと伝え、すぐ妻に離婚を突きつけます。(30代/女性)義両親に相談する妻の非常識な言動を、妻の両親である義両親に相談します。常識的で理解のある義両親の場合、問題解決に動けると思いました。(30代/女性)今回は非常識な妻の対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月15日「心が元気やなかったら、体も元気になれへん」 この投稿をInstagramで見る くわばたりえ(@kuwabatarie)がシェアした投稿 中学生の長男、小学生の次男、長女を育てているくわばたりえさん。キッチンで1人おしゃべりしながら夕飯を作る動画は、多くのお母さんたちを勇気づける人気コンテンツです。2月下旬に公開した動画では、15年使っていたお鍋を空焚きでダメにしてしまい、新しくル・クルーゼの大きなビタミンカラーの鍋を夫にプレゼントしてもらったと明かし、夕飯用のカレーを作りながらおしゃべりを繰り広げました。手際よく下準備をしながらくわばたさんが話しはじめたのは、「不登校の子って今、多いでしょ?」という話題。最近、フリースクールの雑誌の取材を受けたことが、「学校って絶対行かなあかんのかな?行けへんより行った方がいいねんけど、行くのが辛くなるときにどうしたらいいかっていうのを、(今は自分の子どもが学校に行けているとしても)今のうちから考えておくっていうのがまず1つあっていいんかなと思ったのよね、親の心構えとして」と考えるきっかけになったといいます。学校ではなくフリースクールに行くのも良いといい、「だってさ、大人もいろいろあるけど、子どももいろいろあると思うで」と、くわばたさん。最近の子どもたちの環境は「うちらの子どものときと違うもん。そもそも携帯とかスマホがなかったから、スマホがある時代とない時代でなにが違うって、LINEのやりとりの中の問題があったりするわけやん」と、スマホは非常に便利なツールではあるものの、トラブルにもなりやすいと話します。「うちらだってよくママ友のグループLINEでこんなんあんなんあるわけだから、子どもだってあるよね」との意見には、たしかに!と納得させられますね。くわばたさんとしては、まだスマホがなかった時代の「陰口」のほうがマシだと思うといい、「30人ぐらいのグループLINEがあったとして、私がいじめられたら、みんなグループから出ていくやん。私ひとりぼっち。それで別で新しくLINEグループ作られてる、そんなんめっちゃ嫌やん」。また、その場で終わる陰口と違ってLINEのやりとりは文字で残るため、後から仲良しグループがこじれた場合「こんなこと書いてあったよ」と画面を転送されてしまうケースがあるとし、「便利だけど、便利だからこそのいろいろ(悪い面)が出てくるんや」と危惧していました。くわばたさん自身、お子さんのサッカーチームの役員をしていて、「たいしたことないことやったらLINEだけど、文字に残したくないからって電話してくる人おるもん」「なんでそんなこと言ってくるかっていったら、今までそういうことで大変な目にあったことがあるんでしょうね。だからもう文字に残しませんっていうことやろうね。だから昔に比べていろんなことが変わったと思う」と、経験を明かしました。さらに最近、くわばたさんのもとに学生さんから「学校に行きたいけれど、心が追い付かなくて行けないんです。どうしたらいいですか?」という相談が寄せられたそうで、「行きたいのに行けないんだったらフリースクールに行ってみたらって。今だったら三学期の間はフリースクール行って、4月から学校行ってもいいし、無理だったらもう行かんでもいいし。ほんまにしんどいときは、なにもせんでええんやろうな、ほんまに」と、温かく包み込むように語りかけていました。「私もなんかいろんなこと悩んでてな、もうほんましんどい、頭がしんどいってなると体調まで悪くなってくるからな。心が元気やったら体も元気になんのよ。だから、心が元気やなかったら、体も元気になれへんってこと」という言葉にも、納得です。心と体の問題は密接なもの。親としても日々の生活でいっぱいになってしまうときはありますが、いつ子どもからのSOSがあっても受け止められるよう、心構えをしておきたいですね。
2024年03月08日ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくんは、4月に入学してからすぐに登校しぶりが始まりました。以前から常同行動や強いこだわりなどがあり、集団の中で順番や列を覚えるのが苦手だったまっちくん。発達検査を受けても、特に診断名はつきませんでした。しかし2学期になって、登校しぶりはますますひどくなります。大学病院の心理発達科を受診して医師に悩みを相談しましたが、親の気持ちを理解してもらえず、ねこじまさんはつらい気持ちになってしまいました。まっちくんの登校しぶりで予定通りに事が運ばない日が続いたある日、ねこじまさんの怒りが爆発。小学校の先生は、スクールカウンセラーに相談することをすすめてくれました。 まずは、ねこじまさんだけでカウンセラーの先生に話を聞いてもらったものの、具体的に何をしたらいいのかを教えてほしかったねこじまさんは、モヤモヤした気持ちを抱えたままになってしまいました。 そして翌週、まっちくんと一緒にカウンセリングを受けてみると……。 学校には、僕の好きなものがない まっちくんのことを知りたい先生は、立て続けにいろいろと質問をしてくれますが、警戒心が強いまっちくんはずっと薄い反応でした。しかし、「今好きなものや好きなことを教えて」という質問には、生き生きと話し始めるまっちくん。ただ、この好きなことすべてが、学校にはありません。まっちくんにとって、学校は好きなことができない場所だったのです。 先生は一生懸命いろいろ考えてくれたのですが、まっちくんが受け入れられるような方法を見つけ出すことはできませんでした。 ねこじまさんは、このときのことを「先生が考えるほど、歩み寄ろうとするほど、長男の気持ちは引いていってしまう、そんな印象でした」と振り返ります。 大人や子ども関係なく、相手の心を開き、わかり合うことは難しいものですよね。警戒心が強めのまっちくんにとって、先生に歩み寄られること自体がプレッシャーになってしまったのかもしれません。 まっちくんの気持ちにねこじまさんが寄り添い、一緒に解決策を探すことで、新たな希望の光を見つけ出すきっかけにたどり着けるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2024年03月05日