今夏に公開される映画『ゴーストバスターズ』の新予告編が公開になった。NYの街に放たれたゴーストたちが大暴れする場面が次々に登場する内容で、映像のラストには“大きくて白い”ゴーストも登場する。新予告編1984年の『ゴーストバスターズ』はニューヨークを舞台に“幽霊退治”業をはじめた男たちの活躍を描いたアクションコメディだったが、このほど公開された予告編では、素粒子物理学博士の女性エリンがゴーストに“初接触”する場面が描かれる。「ゴーストは実在する」と興奮した彼女は、大学をクビになったことを機に、エンジニアのジリアン、心霊学者のアビー、都市歴史学者のパティと“幽霊退治”を行うゴーストバスターズを結成。映像には、彼女たちがマシンを開発し、ゴースト相手に戦う場面や、会社にやってきた少しおバカなアシスタント、ケヴィンと彼女たちのやり取りが描かれる。映像の後半では、何者かのしわざによってNYの街にゴーストが大量発生し、ラストには高層ビル級の巨大ゴーストが登場。本シリーズに登場する白くて、大きいゴーストといえば“マシュマロマン”だが、その姿は我々が知っているものとは違っており、この巨大ゴーストの正体も気になるところだ。『ゴーストバスターズ』8月19日(金)公開
2016年06月07日『カサブランカ』『秋のソナタ』などで知られる伝説の女優イングリッド・バーグマンの素顔に迫ったドキュメンタリー『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』の予告映像が公開された。予告映像1915年にスウェーデンで生まれたイングリッドは、1939年にアメリカ映画『別離』に出演し、一躍脚光を浴びる。同時期に、オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローといった名女優が活躍する中で、アカデミー賞に7度ノミネート、そのうち3度主演女優賞に輝くなど、知性溢れる美貌と演技力で人々を魅了してきた。一方プライベートでは、不倫騒動や3度の結婚といったスキャンダルも多く波乱万丈だった。本作はイングリッドの生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリーで、イングリッド自身が持ち歩いていたカメラに収められた貴重なスチール写真、彼女自身の日記や手紙、プライベート映像とともに、彼女の人生が語られていく。予告映像には、カメラの前や授賞式での女優としての堂々とした表情や、子供や夫と過ごす愛に溢れた素顔のイングリッドが捉えられる。しかしイングリッドは、そんな日常を幸せとしながらも「もう半分の自分は窒息寸前」と語る。そして後半、イングリッドの不倫が発覚し、世の中に衝撃を与える。それでも再び世間から受け入れられ「後悔は何もない」と話す彼女の表情には、“自分らしく”生きてきた強さがうかがえる。本作でナレーションを務めたのは『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデル。また音楽は『髪結いの亭主』『ピアノ・レッスン』などの映画音楽を手掛けてきた巨匠マイケル・ナイマンが担当しており、今をときめく女優のナレーションと、イングリッドの人生に寄り添うような楽曲とともに、彼女の凛とした“強さ”に魅了される作品になっているようだ。『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』8月27日(土)より全国ロードショー
2016年06月06日サム・ライミが、カロライナ州でのトルネイドについての映画を企画している。災害の真っ最中に犯罪を起こそうとする、アクション映画になるようだ。ライミは、プロデュースに加えて監督もするつもりでいるらしい。その他の情報製作配給はワーナー・ブラザース。スタジオは現在、脚本家選びを行っているところだ。映画の仮題は『Stormfall』。ライミとワーナー・ブラザースは、このほかにも、ノンフィクション本を原作にした『World War 3』の製作準備を進めている。ライミの最近の監督作は、2013年の『オズ はじまりの戦い』。2014年の『死霊のはらわた』、昨年の『Poltergeist(日本未公開)』のプロデュースも手がけた。昨年始まったテレビシリーズ『死霊のはらわたリターンズ』の脚本も執筆している。文:猿渡由紀
2016年06月06日ロバート・ゼメキス監督の最新作『ザ・ウォーク』のブルーレイとDVDが8日(水)に発売されるのを記念して、特典映像の一部が公開になった。ワールド・トレード・センターにワイヤーをはり、命綱なしで空中歩行する場面はいかにして描かれたのか? ゼメキス監督、主演のジョセフ・ゴードン・レヴィット、映画のモデルになったフィリップ・プティらのインタビューを織り交ぜながら製作の裏側に迫っている。『ザ・ウォーク』/貴重なメイキング映像本作はフランス人のフィリップ・プティが、1974年にワールド・トレード・センターで空中歩行を行うまでを実話を基に描いた作品で、このほど公開になった映像では監督、レヴィット、プティらが超高層ビルにワイヤーを設置してそこを歩く前代未聞の計画に、主人公たちがどれほどの情熱を注いでいたのか? そして映画では彼らの姿をどのように描いたのかが語られる。映像の後半には最新のデジタル技術を駆使して“空中歩行”のシーンを作り出す過程が登場。当日、多くの人がビルの間を歩くプティを撮影したが、どれも写真で、彼が初めてワイヤーに足をかける“映像”は存在しない。そこでスタッフはグリーンバックで撮影を行い、デジタル技術を駆使して今はなきワールド・トレード・センターと街を描き出していく。さらに2Dで撮影した映像を、3Dに加工していく過程も登場。映画ファンにはたまらない映像になっている。なお、このほど公開になったのは膨大なメイキングのほんの一部分で、発売されるブルーレイにはメイキングやインタビューなど豊富な映像特典や資料がたっぷりと収録されている。『ザ・ウォーク』本編3D ブルーレイ 5695円+税本編2D ブルーレイ 4743円+税本編2D DVD 3800円+税6月8日(水) 発売(C)2015 Columbia Pictures Industries. Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved.
2016年06月06日7月公開の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の本編映像の一部が公開になった。ワンダーランドの時間を操る新キャラクター“タイム”の登場シーンだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』本編映像本作は『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げる。このほど公開になったのは、“時間”を司り、操る番人タイムの城を訪れたアリスが、彼から愛らしいブリキ製の手下を紹介される場面。タイムと手下たちは過去から現在、そして未来へと流れていく時間が正確に刻まれ、歴史が改変されないように、城にある大時計を動かし続けている。もし、時間が逆行したり、過去が変えられてしまえば、アリスたちがいる“現在”はなくなってしまうため、タイムには強大なパワーが備わっており、ワンダーランドの住人は彼を“誰もが敵にまわしたくない人物”という。しかし、アリスはハッターを救うために、タイムの目を盗んで時間をさかのぼることを決意する。彼女の試みは成功するのか? 仮に過去が変わってしまったら、ワンダーランドはどうなってしまうのか? シリーズに新たに加わったタイムの行動が、新たな物語では重要な役割を果たすことになりそうだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年06月03日トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続いてロバート・ラングドン教授に扮する超大作『インフェルノ』の予告編映像が公開になった。本作でも壮大なスケールの謎解きとアクションが描かれるようで、見どころのギッシリとつまった映像になっている。予告編動画本作でラングドン教授が挑むのは詩人ダンテの『神曲』の謎。『神曲』は、13世紀から14世紀にかけてイタリアの詩人ダンテ・アリギエーリが書いた叙事詩で、ダンテが古代ローマの詩人に導かれて、地獄(インフェルノ)、煉獄、天国を巡る様が描かれている。このほど公開になった映像にまず登場するのは、ある男が残した謎のメッセージ。人類の滅亡を予言する言葉とラングドンに託された“ヒント”。そこにはフィレンツェの画家ボッティチェリの作品『地獄の見取り図』があった。ラングドンは、女医のシエナと共に暗号とダンテの叙事詩に隠された謎を解き明かし、人類の滅亡を阻止しようと奔走するが、映像の後半には人類の脅威となるような伝染病が登場。これまで以上のスケールで危機が描かれ、ラングトンはシリーズ最大のピンチを迎える。前2作に続いて、ダン・ブラウンの小説を基に、ロン・ハワードが監督する。『インフェルノ』10月28日(金) 日米同時公開
2016年06月03日ライアン・レイノルズが主演を務めるアクション大作『セルフレス/覚醒した記憶』のポスター画像と特報映像が公開になった。本作は、余命半年と宣告された大富豪が、自身の意識を若い身体に“転送”したことから壮絶な闘いに巻き込まれる様を描いた作品で、『ザ・セル』『ンモータルズ -神々の戦い-』のターセム・シンが監督を務める。特報映像本作の主人公ダミアンは著名な建築家で、大富豪だが余命半年を宣告をされ、遺伝子操作で作った若い肉体に頭脳を“転送”することに。68歳の肉体を捨て、若い肉体を得たダミアンは新しい名前で人生を謳歌するが、実はその肉体は、妻子ある特殊部隊の軍人のものだったことから、秘密組織に命を狙われる。若いダミアンを演じるのは『デッド・プール』が大成功を収めたライアン・レイノルズで、かつてのダミアンを名優ベン・キングスレーが演じる。このほど公開された特報ではダミアンが若い肉体を獲得する過程がスピーディに描かれ、その後は次々にアクションシーンが登場。新たに得た肉体に隠された秘密とは? なぜ彼は組織に追われているのか? 活劇と謎で観客をグッとひきこむ内容になっている。『セルフレス/覚醒した記憶』9月1日(木)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年06月03日女性を主人公にしたマーベルのスーパーヒーロー映画『キャプテン・マーベル』の主人公キャロル・ダンバースを、ブリー・ラーソンが演じることになりそうな気配だ。その他の情報エミリー・ブラント、オリヴィア・ワイルドらも候補に名を連ねるが、ラーソンが最有力らしい。ダンバースのキャラクターが初めてコミックにお目見えしたのは1968年。1977年には、『ミス・マーベル』の名で、彼女が主人公のコミックがスタートした。正式に『キャプテン・マーベル』という名前になったのは、2012年。映画は2019年3月の北米公開が予定されている。監督は決まっていない。新しいスパイダーマンが『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場したように、キャプテン・マーベルも、まず『アベンジャーズ3』か『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』に登場することになりそうだ。ラーソンは『ルーム』で今年のオスカー主演女優賞を受賞。次回作は来年3月北米公開予定の『Kong: Skull Island』。文:猿渡由紀
2016年06月03日今夜から4週連続で、金曜ロードSHOW!(日本テレビ系)で『ハリー・ポッター』シリーズが放送される。今年11月には、同じJ・K・ローリングが原作と脚本を手がける新作映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開になるが、両シリーズは同じ世界観を共有しており、『ハリー・ポッター』をじっくり観ると“ファンタビ”がより楽しめるようになっている。その他の画像今夜から放送されるのは、シリーズのクライマックスから完結までを描く『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の4作品。いずれもデイヴィッド・イェーツが監督を務めており、ハリー・ポッターと仲間たちの壮絶な闘いが描かれる。“ハリポタ”シリーズの登場人物は、ホグワーツ魔法魔術学校で学んでいるが、授業で使っていた教科書“幻の動物とその生息地”を編纂した魔法使いが、“ファンタビ”の主人公ニュート・スキャマンダーだ。彼もかつてはホグワーツで学んでいたが、あり理由で退学になってしまったらしい。彼の仕事は魔法動物学者で、世界中の魔法動物を収集しては不思議なトランクに詰めこんでいる。イェーツ監督がメガホンをとる“ファンタビ”ではこのトランクから魔法動物が逃げ出してしまったことから起こる騒動が描かれるが、“ハリポタ”シリーズにも死を見たことのある者だけに見えるセストラルなどの魔法動物たちがたくさん登場するため、“ハリポタ”を復習することで、新作への期待がさらに高まることになりそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー
2016年06月03日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語版キャストが発表になり、深田恭子が再び白の女王の声を演じることが発表になった。安藤瞳がアリスを、平田広明がマッドハッターを、朴ろ美(ろは、王へんに路)が赤の女王を演じる。その他の画像本作は『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げる。前作に続いて“白の女王”ミラーナを演じる深田は「今回の白の女王は、前回と違って、より特徴的で温かみがあり、そしてキュートだなと思いました」と分析。新作ではアリスが時間をさかのぼることで、人は過去から学び、未来を変えることができることを学んでいくが「自分で“未来を変えよう”とか、“全力をつくせば、必ずいい方向にいくはずだ”と信じて、何事にも向かっていきたい、とは思いますが、やっぱり後悔したりもします。ただ実際、過去に戻って何かを変えたい、というのは、ないですね。それはきちんと受け入れます。今回の話は、一見タイムが悪い人なのかなとも思ってしまいますが、考えさせられるお話でした」という。赤の女王と白の女王は姉妹で、姉は妹のことを憎く思っているが、新作では彼女たちの“過去”も描かれるという。深田は「最近、姉妹のストーリーでいうと『アナ雪』を観てましたので、やはり感情移入してしまいました。姉は悪者みたいな感じですけど、本当は頑張っているのに、妹ってズルい!みたいな。そう思うことはあります」と笑顔を見せ「今回も白の女王がフワフワって可愛くしてるのに、じつはお姉さんに悲しい過去があったりして。私の場合だと、小さい時に妹が悪いことしても、連帯責任という点で姉の私も怒られてしまったり…という誰しもが共感できるような部分があるんじゃないかと思います」と語っている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年06月03日『ザ・ロード』『欲望のバージニア』のジョン・ヒルコート監督の新作『トリプル9裏切りのコード』にノーマン・リーダスが出演している。リーダスはドラマ『ウォーキング・デッド』にも出演し、人気を博しており、本作にはリーダスをリスペクトするような“前方ゾンビ注意”の路上サインが登場する。その他の写真本作は、凶悪犯罪集団が、アトランタの街で、警官が撃たれたことを意味する緊急コード“999=トリプル9”を発動させ、市警の機能を10分間停止させている間に警戒厳重な国土安全保障省の施設を襲おうとする様を描いたクライム・アクション。リーダスのほか、ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォー、ガル・ガドット、ウディ・ハレルソン、ケイト・ウィンスレットらが出演している。本作でリーダスは犯罪集団のサブリーダー的な役割を担うラッセルを演じており「『ウォーキング・デッド』を長い間やったあとにこの映画に出られるなんて面白いよ。あの世界を経て、銀行強盗の映画に出演する。いい映画になりそうだと思った」と語る。監督やスタッフもリーダスの演技を高く評価しており、劇中には“ZOMBIES AHEAD(前方ゾンビ注意)”の路上サインが登場。『ウォーキング・デッド』のファンは思わずニヤリとするシーンになっている。『トリプル9裏切りのコード』6月18日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
2016年06月02日すべてを失くしたボクシングの元世界チャンピオンが、過去の自分と決別し、再び家族との絆を取り戻そうとする様を描く『サウスポー』の女性限定試写会が先日行われ、“夫を想う妻の気持ち”に97%が共感し、9割以上が「感動した」と回答するなど女性からも好評を集めていることが分かった。その他の写真ジェイク・ギレンホール扮する主人公ビリーは、リング上では無敵の強さを誇るボクサーながら、夫として、父親としては不器用な男。自らの抑えきれない怒りが原因で最愛の妻が命を落としてしまい、そこから人生の全てが崩れ始める…。本作はそんなどん底から、家族のために立ち上がる再生の物語だ。本作のため、6ヶ月の厳しいトレーニングを経てチャンプの肉体を作りあげたジェイクについて、参加した女性たちは「圧巻の肉体改造。本当のボクサーに見えた」「ファイトシーンの迫力に思わず身体が動いた」などその徹底した役作りを絶賛! また、「父として夫としてファイターとしての男くささ、純朴さ、不器用さ、誠実さを見事に演じていると思う」「序盤と終盤で目つきが全く変わっていました。セリフだけではなく全身で魅せる演技が大変素晴らしかった」などその演技力の高さを賞賛していた。そんな夫を支えるのはレイチェル・マクアダムス扮する妻のモーリン。「夫が痛めつけられる姿をもう見たくないと思う妻の想いの真剣さに胸を打たれました。素晴らしい夫婦だったと思います」「最愛の妻を失い、何もかも無くした主人公が娘との絆、強いては妻への思いを遂げるため、一から再生する物語に感動しまくった」「絶望の中からの再起に感動しかありません。また家族を想う娘への愛に涙しかありません」など、夫婦愛、家族愛に涙する女性たちが続出! そのほか「良きトレーナー(フォレスト・ウィテカー)との出会いも印象的」「娘を思う父として、ティックとの師弟関係、最高!!」などビリーとティックの師弟関係も本作の魅力のひとつとして多く挙げられていた。また、「1人で観るにはもったいない」「たくさん涙が出て、最後はスッキリ! 夫と観にいきたい」「友人と観にいって興奮したシーンについて語り合いたい!」「1人であと5回くらいは観たいですが、こんな素晴しい映画はぜひみんなに観て欲しい」など「誰かとこの映画を観たい」という声が多数挙がっている本作。家族や恋人、友人など大切な誰かと一緒にその興奮と感動を分かち合ってみてはいかがだろう。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年06月02日ジェシー・アイゼンバーグ、ダニエル・ラドクリフが出演する『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』の公開日が9月1日(木)に決定し、特報映像と新ポスターが公開になった。特報映像本作は、ド派手なイリュージョンで人を欺き、汚れた金だけを奪う正義の犯罪集団“フォー・ホースメン”の活躍を描く人気シリーズで、このほど公開になった映像でも冒頭から、彼らが“降っている雨を止める”という超絶イリュージョンが登場。彼らの華麗なテクニックが次々に披露される。しかし、映像の途中でラドクリフ演じる科学の天才ウォルターが出現し、彼らの“仕掛け”を見破り、逆に彼らをトリックにかける。新作では、スクリーンを超えて観客すらも手玉にとるイリュージョン軍団とウォルターが対決。最終的に勝つのはマジックか? それとも科学か? 新作でも観客は心地よくダマされることになりそうだ。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』9月1日(木) 全国ロードショー
2016年06月02日次の『007』の監督候補の中に、デンマークの女流監督スサンネ・ビアが混じっているらしい。イギリスのRadio Timesと、The Hollywood Reporterが報道した。その他の情報候補に挙がっている人はほかにも数人いるようだが、もしビア監督に決まったら、シリーズ初の女性監督となる。大型予算をかけたハリウッドの人気アクション映画の監督に女性が選ばれること自体がほとんどなく、この分野における女性への偏見が指摘される今日だけに、今後の展開は注目されることだろう。ビア監督は未来を生きる君たちへ』でオスカー外国語映画賞を受賞。『アフター・ウェディング』でもノミネートされている。ハリウッド映画デビューは、ハル・ベリー主演の『悲しみが乾くまで』。『007』のプロデューサーたちの興味を引いたのは、今年放映開始になったテレビドラマ『The Night Manager』と思われている。このドラマに主演するトム・ヒドルストンは、次のジェームズ・ボンドの候補のひとりとして名が挙がっており、どちらかが決まれば、もう一方も有利になりそうだ。文:猿渡由紀
2016年06月02日ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』で、さかなクンが字幕版と日本語版の海洋生物監修を務め、日本語版のマンボウの声を演じることが発表になった。『ファインディング・ドリー』特別映像『ファインディング・ニモ』では、カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿が描かれたが、新作はニモの親友で忘れんぼうのドリーがずっと忘れないでいた家族に会うために旅立ち、“人間の世界”を舞台に大冒険を繰り広げる。誰よりも魚を愛し、地道に魚を研究・学習し続けているさかなクンは、本作の公開に際し、日本語の正しい魚の名前や、生態などについて確認し、劇中に登場するマグロがマカジキなのにカジキマグロと表記されていたのを指摘して訂正するなど、魚の世界を正しく伝えるように監修を行ったという。このほど公開された特別映像では、さかなクンが「ギョ!ギョ!なんと私も参加させていただけると聞いて、もう夢のようでギョざいます! 本作ではお魚だけでなくクジラやカニ、ヒトデなどいろんな海洋生物が登場しますよ」と作品をアピール。映画にはカクレクマノミのマーリンとニモの親子、ナンヨウハギのドリーなど、おなじみのキャラクターだけでなく、タコのハンクや、ジンベエザメのデスティニーなど新キャラクターも多数登場することになっており、映像には新作映像もたくさん登場する。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年06月02日『呪怨』シリーズを生み出したホラーの名匠であり、ハリウッドでも活躍する清水崇監督が新作『雨女』を“4DX専用映画”として発表。椅子が動き、風が吹き、水が降ってくるなどさまざまな効果を駆使した4Dに初挑戦したこだわりを語った。その他の写真「本来はアナログ人間で、新技術、新システムに過敏なタイプではない」という清水監督。しかし、現在4DXで公開される映画のほとんどが「4DXありきで作られているわけではない」ことに新しい可能性を見出したという。「4DXの作品をいくつか見ていると、場面とエフェクトのバランスが取れてなかったり、エフェクトの手数が多過ぎて逆に醒めることがあるんです。そもそも監督やプロデューサーも4DX用に作ってるわけじゃない。今回は僕が脚本の段階から4DXの効果を書き込んでいました」。『雨女』のもとになったのは監督デビューをした18年ほど前に清水監督が温めていたホラー企画。4DXでは椅子が揺れるというのはすでに広く認知されているので、“客席に雨が降る”というインパクトを活かせるからと昔の企画を掘り起こした。「映画はやっぱり視聴ではなく、劇場で体験して欲しいし、もっと気軽に入っていただきたい。ぶらりと映画館に入って、短時間で4DXで体感してもらって、『怖かった、濡れたね!』という思い出だけでも持ち帰ってもらいたい」と抱負を語る。4DX未体験の人にも気軽に楽しんでもらうために、上映時間はコンパクトに35分、入場料は4DX料金込みで1500円とリーズナブル。今後ソフト化される予定もないという。「4DXに対してテーマパークのアトラクション的な印象を持たれている方が多いとは思いますが、『雨女』ではじっとりと湿った日本の感覚的な映画の質感を追求しています。ただエフェクトの大きさ、椅子の揺れ幅なんかは『ジュラシック・ワールド』みたいな派手な大作と一緒なんです。4DXでもここまで印象が変わる、違うことができることも知って欲しいですね」。『ガールズ&パンツァー劇場版』の4DXバージョンが連日大盛況となるなど、知名度も上がり人気も定着してきた4DX。日進月歩で進化していく映画の新たな可能性として、清水監督が目指した未体験の“恐怖”と“没入感”を体感してみてはいかがだろうか。取材・文:村山章『雨女』6月4日(土)全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年06月01日『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』の鬼才ギレルモ・デル・トロ監督作『クリムゾン・ピーク』のブルーレイ&DVDが3日(金)に発売されるのを記念して、ブルーレイに収録されている特典映像の一部が公開になった。本作のキャストでもあるトム・ヒドルストンが撮影現場を案内するファン必見の映像だ。特典映像の一部本作の主人公は、母の死を機に幽霊を見ることができるようになった女性イーディス(ミア・ワシコウスカ)。彼女は実業家のトーマス(トム・ヒドルストン)と結婚し、彼の姉ルシール(ジェシカ・チャステイン)が暮らすゴシック様式の豪邸で暮らすようになるが、赤土によって雪が紅く染まる山頂“クリムゾン・ピーク”に建つ屋敷には、幽霊が住み、屋敷にはある秘密が隠されていた。このほど公開になったのは、撮影のために建てられた屋敷のセットをヒドルストンが案内するもの。映画美術に徹底的にこだわるデル・トロ監督とスタッフは、セットも細部まで作りこんで撮影に入るが、これらはすべて映画のためのもので、撮影が終わってしまえば取り壊されるものだ。映像ではヒドルストンのガイドでカメラが本編ではじっくりと観ることができなかった屋敷の細部を紹介。再び本編を観る際にさらに深く楽しめる内容になっている。ちなみにこのほどリリースになるブルーレイは、音声にもこだわっており、新作パッケージ商品として日本で初めてDTS:X(TM)で音声を収録。臨場感あふれる音響を、スピーカーでもヘッドフォンでも体験できる。『クリムゾン・ピーク』6月3日(金) ブルーレイ&DVD 発売、同時レンタル開始価格:3990円+税
2016年06月01日1955年のヒットミュージカル映画『野郎どもと女たち』のリメイク企画が、本格的に始動した。製作配給は20世紀フォックス。新作の監督は、2005年のロンドン舞台版を演出したマイケル・グランデージに決まった。その他の情報ユアン・マクレガー、ダグラス・ホッジ、ジェーン・クラコウスキー、ジェナ・ラッセルらが出演したこの舞台版は、オリヴィエ賞を受賞している。クラコウスキーは女優賞を獲得、マクレガーも男優部門にノミネートされた。リメイク版のキャストは明らかになっていない。プロデュースは、オリジナル映画をプロデュースしたサミュエル・ゴールドウィンの孫ジョン・ゴールドウィンが手がける。1955年のオリジナル映画には、マーロン・ブランド、フランク・シナトラ、ジーン・シモンズらが出演。4部門でオスカーにノミネートされた。文:猿渡由紀
2016年06月01日ジェイク・ギレンホール主演の感動作『サウスポー』が来月3日(金)から公開になるのを記念して、徳光和夫が本作のボクシングシーンを実況し、作品の感動を伝える特別映像が公開になった。『サウスポー』特別映像本作は、“最強”の名をほしいままにしていた豪腕ボクサーが、愛する妻を失ったことを機に、愛する子や地位、名誉などすべてを失い、どん底から再び這い上がろうとする姿を描いた作品。関係者やマスコミ向けの試写会では「感動した」「泣けた」という声が多く寄せられていることから、本作の魅力をさらに多くの観客に伝えるべく、日本感動協会のチェアマンに就任した徳光が実況を担当した映像が製作された。実況ムービーでは、劇中に登場する試合を徳光が実況する場面や、徳光が映画を観賞して涙を流すシーンなどを収録。徳光は「感動がボディーブローのように効いてくる映画。私はこういった映画が本物の感動映画ではないかと思いますね」と語っており、力のこもった語りを堪能できる映像になっている。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年05月31日最新監督作『マネーモンスター』を完成させたジョディ・フォスター監督が、間もなく作品のPRのために来日する。アメリカ映画界トップクラスの女優でありながら、監督しても着実にキャリアを積んでいる彼女が日本でどんな発言をするのか気になるところだが、その前に撮影中のフォスター監督やキャストを追った特別映像が公開になった。『マネーモンスター』/特別映像が公開本作は、リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)が司会を、パティ(ジュリア・ロバーツ)がディレクターを務める財テク情報番組“マネーモンスター”の生放送中のスタジオに、銃を持った犯人が乱入し、番組をジャックする衝撃的な展開で幕をあける。犯人は株の情報操作が行われた結果、全財産を失ったと訴え、リーは自身が無自覚に情報を流していたことに気づき、生中継を通じて“真実”を探ろうとする。フォスターは女優として数々の名作に出演する一方、監督として活動し、近年では演出家としての手腕も高く評価されている。映像でフォスター監督は「今までは私の経験を作品に反映させてきた。本作は少し違った」と語り、製作のグランド・ヘスロヴは「ジョディが求めたのは、オペラのような緊張感と演出がある世界観だ」という。確かに本作は、次々に新たな展開が押し寄せるスピード感のある語りと、先のよめない緊張感あふれる演出が魅力的だ。一方で出演者たちは、フォスター監督は俳優でもあるため、キャラクターの理解が深く、キャストへの指示が的確だと語る。このほど公開された映像ではクルーニーらのインタビューにあわせて、撮影現場のフォスター監督の姿がたっぷりと収録されている。『マネーモンスター』6月10日(金) TOHOシネマズ六本木ほか全国ロードショー
2016年05月31日ドウェイン・ジョンソンが、アクション映画『Doc Savage』に出演することになった。原作は1933年から1949年にかけて、パルプ誌に連載された冒険小説。ジョンソンはプロデューサーも兼任する。その他の情報制作配給はソニー・ピクチャーズ。監督は『アイアンマン3』『リーサル・ウェポン』のシェーン・ブラック。ブラックは『Doc Savage』の脚色に長年を費やしてきている。ブラックは、この後、『Predator』を監督することが決まっており、『Doc Savage』を手がけるのはそれが終わってからになる予定だ。ジョンソンは現在、『ワイルド・スピード8(仮題)』を撮影中。来月は、ケビン・ハートと共演するコメディ『Central Intelligence』の北米公開が控える。ブラックの最新作は、現在北米公開中の『The Nice Guys』。主演はライアン・ゴズリングとラッセル・クロウ。文:猿渡由紀
2016年05月31日歌舞伎界、日本の演劇界を代表する名優のひとり松本幸四郎が、8月に公開になる超大作『ジャングル・ブック』の日本語版キャストを務めることが明らかになった。主人公の少年モーグリを育て、導く黒ヒョウのバギーラを演じる。その他の写真本作は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられ、たくましく成長した人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャグルの脅威だといわれたことから、自身の運命に向き合い、壮大な冒険に出かける様を描いた超大作。すでに公開されている国と地域では圧倒的な成功をおさめている。「中学校の頃には“黒ヒョウ”という愛称で呼ばれていた」という松本幸四郎は「声で表現することは、非常に難しかったですが、役者にとってこれは必要なことと感じました。中学生の頃ラジオドラマをやっていたのですが、役者としての原点であるその経験が活かされました。これまで、ナレーションはありますが、実写キャラクターの吹替えは73歳にして初の経験。今回、バギーラの声と、作品中のナレーションも務めさせていただき、大変難しかったですが、心に残る素晴らしいいい仕事をさせてもらいました」とコメント。松本幸四郎は、俳優だけでなく、舞台の演出など多岐に渡る活動を行っており、作品を“観る眼”も卓越しているが、『ジャングル・ブック』について「ウォルト・ディズニーの遺作と言われるアニメーションも観ていますが、今回のフルCGで描かれたリアルな映像美には、オープニングのシーンから、総毛立つほど驚きを覚えました。今回の『ジャングル・ブック』は完璧です。僕はこの『ジャングル・ブック』を観て原作や、ディズニーのアニメーションも思い出したんですが、でも今回の『ジャングル・ブック』は、ほぼ完成品じゃないかなと思います」と評価。「お子さん方、学生さん、若い方々、みなさんに観てほしいですが、僕らと同年代、あるいは50代60代のお父様、お母様方にもぜひ、お子さん、ご家族連れで観ていただきたいですね」とメッセージを寄せている。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー(C)2016 Disney Enterprises. Inc. All Rights Reserved..
2016年05月31日数々の傑作を世におくりだしてきた巨匠クリント・イーストウッドが本日、86回目の誕生日を迎えた。キャリアを重ねてもとどまることなく新作を発表し続けるイーストウッド監督は前作『アメリカン・スナイパー』で自身最大のヒットを記録。秋にはトム・ハンクスを主演に据えた新作『ハドソン川の奇跡』の公開が控えている。その他の情報クリント・イーストウッドは1930年5月31日生まれで、俳優として圧倒的な成功をおさめる一方で、自身の制作会社マルパソプロダクションを設立して1971年に初監督作『恐怖のメロディ』を発表。以降、次々に新作を手がけ、『許されざる者』と『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー作品賞と監督賞に輝いている。注目すべきは、イーストウッドがキャリアを重ねることで、より大きな成功をおさめていることだ。前作『アメリカン・スナイパー』は世界興行収入は5億4700万ドルを突破し、キャリア史上最大のヒットを記録。ちなみに『ミリオンダラー・ベイビー』ではアカデミー監督賞の受賞者最高年齢の記録(74歳)を更新し、現在もこの記録はやぶられていない。そんなイーストウッド監督の新作が『ハドソン川の奇跡』だ。2009年1月にニューヨークのハドソン川で起こった奇跡的な事件を基に描く感動作で、マンハッタン上空でエンジンが完全に停止してしまい、制御不能になった航空機に乗っていたサリー機長が、ハドソン川に機を不時着させ、乗客全員の命を救った奇跡のドラマを描く。イースウッド監督はこれまで数々の作品を手がけてきたが、映画監督ジョン・ヒューストンの実話に着想を得た『ホワイトハンター ブラックハート』をはじめ、伝説的なジャズミュージシャン、チャーリー・パーカーの伝記映画『バード』、1920年にアメリカで起こった実話を基にした『チェンジリング』、ラグビーの南アフリカ共和国代表のドラマを描く『インビクタス/負けざる者たち』など、実話を基にした作品を多く手がけ、好評を博している。新作のモデルになった実話は、多くの人から賞賛されたエピソードだけに、映画に対する期待値も高く、監督のキャリア史上最大ヒットを更新するのか? そしてどのような評価を得ることになるのかも気になるところだ。『ハドソン川の奇跡』9月24日(土) 新宿ピカデリー 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved
2016年05月31日今年3月に公開され、好評を博したディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』のブルーレイやDVDが収録されたMovieNEXが7月にリリースされるのを記念して、映画の本編映像の一部が公開になった。共に旅を続ける弱虫の恐竜アーロと、ひとりぼっちの少年スポットが、ティラノ一家に出会う愉快な場面だ。特別映像本作は巨大な隕石が地球に衝突することなく、恐竜と人間が共存している世界が舞台で、主人公の恐竜アーロは大好きな父親と優しい母親、兄弟たちと暮らしていたが、不慮の事故で父を失い、さらには激しい川に流されて自分も迷子になってしまう。やがて、アーロは言葉が通じない人間の少年スポットに出会い、ふたりで友情を深めながら故郷を目指して冒険に出かける。このほど公開になったのは、旅を続けるアーロとスポットがティラノ一家に出会う場面。ティラノサウルスの姉ラムジーと弟のナッシュは、見た目こそは凶暴だが、子どもをいじめる動物が許せない心優しい姉弟で、スポットはラムジーのことがすぐに好きになってしまう。映像の後半にはふたりの父親で、顔に大きな傷のある父のティラノサウルスのブッチも登場。映画でアーロたちはこの一家と行動を共にしながら、さらに成長を遂げていく。通常の映画では肉食恐竜のティラノサウルスは単に凶暴だったり、悪役として描かれることが多いが、ピクサーは観客の先入観や定型的な展開にとらわれることなく映画づくりを行っており、本作でも意外な見た目のキャラクターが、観客の思い込みや予想を心地よく裏切る行動をとり、アーロとスポットの大冒険を盛り上げていく。MovieNEXには本編だけでなく、製作の舞台裏やキャラクターの魅力を紹介するドキュメンタリーや、その名も『ティラノ一家の原点』と題した特典映像も収録。映像だけでなく、音声解説も楽しめる仕様になっており、様々な角度から『アーロと少年』を楽しめるようになっている。MovieNEX『アーロと少年』6月29日(水) 先行デジタル配信開始7月6日(水) 発売発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2016年05月31日2016年5月28日、29日の全国映画動員ランキングは『ズートピア』(全国351館)が順位をキープし、4週連続首位と記録を伸ばした。その他の画像/動員ランキング2位は初登場『オオカミ少女と黒王子』(全国286館)、3位は初登場『スノーホワイト/氷の王国』(全国341館)が入った。『オオカミ少女…』は、八田鮎子の同名コミックを、二階堂ふみ、山崎賢人のW主演で映画化。恋愛経験ゼロなのに彼氏がいるとウソをついた“オオカミ少女”のエリカと、彼氏のふりをする代わりに絶対服従という条件を出したドSの“黒王子”恭也の、ウソから始まった恋の行方を描くラブストーリー。そのほか週末に封切られた作品からは、11位に初登場『エンド・オブ・キングダム』(全国133館)が入った。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ズートピア』2位『オオカミ少女と黒王子』3位『スノーホワイト/氷の王国』4位『世界から猫が消えたなら』5位『殿、利息でござる!』6位『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』7位『64-ロクヨン- 前編』8位『海よりもまだ深く』9位『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』10位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
2016年05月30日木城ゆきとのSF漫画『銃夢』のハリウッド映画版『Alita: Battle Angel』の主演女優が、ロサ・サラザールに決まった。サラザールは、アメリカ、メリーランド州出身の30歳。これまでに『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』『ダイバージェントNEO』などに出演してきている。その他の情報プロデュースはジェームズ・キャメロンとジョン・ランドー。監督はロバート・ロドリゲス。20世紀フォックスが製作配給する。製作予算は1億7500万ドルあたりになるそうで、超大作レベルだ。物語の舞台は26世紀。スクラップを再利用して生きる町で、サイボーグの専門医が、半分壊れた状態のサイボーグ少女を発見する。そのサイボーグは、再構築される前の記憶をもたないが、優れた戦いのスキルだけは忘れていなかった。主人公アリタ以外のキャスティングは、これから決まる。北米公開予定は2018年7月。文:猿渡由紀
2016年05月30日ホアキン・フェニックスとエマ・ストーンが出演するウディ・アレン監督の新作『教授のおかしな妄想殺人』が6月11日(土)から公開されるのを記念して、人気イラストレーターの五月女ケイ子が特別イラストを制作した。『教授のおかしな妄想殺人』/その他の画像映画は、人生の意味を見失った哲学教授エイブと、彼に好意を寄せる教え子ジルを主人公に描くダーク・コメディ。アメリカ東部の大学に赴任してきたエイプは、孤独に苛まれ無気力な日々を送っていたが、偶然に噂を耳にした悪徳判事を“成敗”する妄想を抱いたことを機に人生の目的を見つけて人生が好転。一方、教え子のジルは燃え上がる恋心を抑えられなくなっていき、ふたりの運命は予想外の方向に転がっていく。以前からウディ・アレン作品のファンだという五月女は特別イラストと映画について「主役の二人の妄想を妄想して描きました。大好きなウディ・アレン監督の映画はいつも登場人物の心の中を妄想すると、より一層楽しめます」とコメント。五月女がウディ・アレンの世界観を描くのは初めてで、公開を待つ映画ファンだけでなく、五月女ケイ子ファンも気になるイラストになっている。なお、このイラストは本日から劇場で配布される映画チラシに掲載される。『教授のおかしな妄想殺人』6月11日(土)丸の内ピカデリー&新宿ピカデリーほか全国公開Photo by Sabrina Lantos (C) 2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2016年05月27日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の本編映像の一部が公開になった。主人公アリスと彼女の大親友マッドハッターが“初めて”出会うシーンだ。本編映像の一部前作『アリス・イン・ワンダーランド』で主人公アリスは、不思議な世界に足を踏み入れ、そこでお茶会をしているマッドハッターに出会った。彼女は少し変わり者だが、帽子に対して情熱を抱くハッターと仲良くなり、ふたりは大親友になる。やがて彼女は、ワンダーランドを赤の女王の支配から救うべく戦う中で、自分が幼い時にこの世界を訪れ、ハッターとも出会っていたことを思い出す。こうして2度の“初めての出会い”を経験したアリスとハッターは永遠の友情を誓い、アリスは元の世界に帰ってきた。『…時間の旅』は、アリスのもとに、ハッターに危機が訪れているという知らせが届くところから物語が始まる。ワンダーランドを再訪したアリスはそこで、悲しい過去に囚われてしまったハッターを見つけ、親友を救うために時間をさかのぼる旅に出ることを決意。このほど公開になった映像は、時間をさかのぼったアリスが、若き日のハッターと3度目の“初めての出会い”をする場面だ。当然のようにアリスはハッターのことを知っているが、ハッターが幼いアリスに出会うのはこの後のことで、ふたりの会話はどこかチグハグ。それでもハッターは「どこかで会ったような気が」と語り、アリスと握手を交わす。新作では、アリスが時間をさかのぼる危険な冒険を通じて、ハッターとの友情をさらに深め、自身も成長していく物語が描かれるそうで、前作以上にアリスとハッターが共演するシーンがたくさん描かれるようだ。ちなみに本作は公開に向けて、各所で注目を集めており、6月4日(土)からは、各界のアーティスト、著名人たちが“時”や“映画の美しい世界観”を表現したアート作品を制作し展示するイベント『アリスと時間のアート展』が東京・汐留で開催される。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年05月27日今夏に公開される映画『ゴーストバスターズ』に、人気俳優クリス・ヘムズワーズが出演している。ヘムズワーズは『マイティ・ソー』や『ブラック・ハット』などの作品で勇ましい男を演じ、人気を博しているが、本作では幽霊退治業を営む女性たちのオフィスの受付をする“おバカ”な男を演じている。関連動画1984年の『ゴーストバスターズ』はニューヨークを舞台に“幽霊退治”業をはじめた男たちの活躍を描いたアクションコメディで、新作映画では、幽霊退治をする女性たちの活躍を描く。1984年版では女性が受付を担当していたが、新作ではヘムズワース演じるケヴィンが受付と電話番を担当する。しかし、彼はルックス“だけ”で採用されたおバカ男子で、メガネはしているが「汚れるから」という理由でレンズが入っておらず、自分で入れたコーヒーに砂糖を入れたかどうかも覚えていない強烈なキャラクターだ。このほど公開になった特別映像では、ケヴィンの出演シーンのいくつかと、キャストのインタビューが登場。幽霊級に“次の動きが予測不可能”なケヴィンと、それでも彼のことを気に入っているバスターズの面々の掛け合いは爆笑の連続だ。さらにこれらのシーンの多くは撮影現場でヘムズワースが即興で演じたことが明かされ、ポール・フェイグ監督は「クリスにはコメディの才能がある」と満面の笑みで語る。ちなみにケヴィンは単なる“留守番”ではなく、バイクやユニフォームを自前で用意して彼女たちの仲間になろうとしており、特別映像の最後にはシリーズおなじみの“ロゴマーク”を刷新することを提案。バスターズの女性たちが思わず絶句してしまうようなロゴマークが登場する。『ゴーストバスターズ』8月19日(金)公開
2016年05月27日ダニエル・クレイグが、スティーブン・ソダーバーグ監督の次回作『Logan Lucky』に出演することになった。その他の情報NASCARレース最中の犯罪をたくらむ兄弟を主人公にした物語で、チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、キャサリン・ハイグルも出演する。撮影は、この秋スタートの予定。このほかに、クレイグは、20話構成のTVミニシリーズ『Purity』への出演も決まっている。プロデューサーはスコット・ルーディン、原作はジョナサン・フランゼン。クレイグは『スペクター』でジェームズ・ボンドを卒業かと推測されているが、このふたつのプロジェクトを立て続けに入れたことで、次のボンド映画は新しい俳優で作られる可能性が、より濃厚になった。『007』のプロデューサーは、次について何の発表もしておらず、次はどこのスタジオが配給するのかの交渉も始まっていない。ソニーの配給契約は『スペクター』で終了している。文:猿渡由紀
2016年05月27日