全世界で大ヒットを記録し続けている人気シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』の日本語版で、俳優の松平健が史上最強の敵“アポカリプス”の声を演じることが発表になった。その他の画像本シリーズは、手をつかわずにして金属を動かしたり、人の気持ちが読めたりする特殊な能力をもつ“ミュータント”のX-MENが活躍する作品。松平が演じるアポカリプスは、ミュータントたちの始祖と呼ぶべき存在で、かつては“神”として人間を統治していた最強の敵。新作では、人間の誤った選択によって作られた世界をすべて壊し、正しい世界を再び築こうとするアポカリプスと、X-MENの壮絶な戦いが描かれる。外国映画の吹替えが初となるため「全力で努めたい」と意気込む松平は、自身の役について「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながるわけですが、大いに暴れたいと思います」とコメント。人気シリーズへの参加については「色々な能力を持ったミュータントの存在が面白く、壮大なスケールで描かれている作品に参加できとても光栄に思います。人間社会に馴染み、共存を選んだミュータントと敵対するミュータントとの戦いは見所ですね」と語っている。『X-MEN:アポカリプス』8月11日(木・祝) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年05月27日ライアン・レイノルズが、見事に返り咲いた。『People』誌から“最もセクシーな男”に選ばれ、大型予算をかけた『グリーン・ランタン』にも主演した彼だが、ここ3年ほどヒットに恵まれず、キャリアは低迷していた。しかし、彼が14年を費やした情熱の作品『デッドプール』は、R指定映画で史上最高の成績を上げる大ヒットに。コミックファンだけでなく、批評家からの評判も上々だ。その他の画像「プロとして25年ほど演技をしてくる中で、時間がかかったおかげでかえって良かったということもあるのだと学んできた。その間も、希望を捨てずにがんばり続けるんだ。デッドプール以上に自分に向いている役はないと、僕にはわかっていた。俳優はみんな、自分を定義するひとつの役を持っているもの。人によってはマクベスだったり、ハムレットだったりするが、僕の場合はデッドプールだったのさ」レイノルズは2009年の『ウルヴァリン』にもこの役で出演しているが、今回のデッドプールはかなり違う。口も行儀も悪い彼が、過激なジョークを自由に言えるよう、レイノルズらは、最初からR指定にすると決めた。そのせいで、5800万ドルという、このジャンルにしてはかなり低い予算しかもらえていない。比較のために例に出すと、『バットマンvsスーパーマン』の予算は2億5000万ドルだ。「それでも、1億ドルくらいかけたみたいな映画になったことを誇りに思う。この映画は、良いお手本になると思うよ。映画に2億ドルとかかける必要はない。そういう映画に僕も1度だけ出たけれど、良いものにならなかったしね。予算が少ないせいで、撮影日数はすごく限られた。出したかった悪役を、何人かあきらめたりもしている。Xメンも、使えなかった。おかげでXメンをジョークのネタにできたんだけど」それらのジョークのいくつかは、Xメンを良く知らない人にはピンとこないかもしれない。それでも十分楽しめるのが、この映画だ。「すぐにわからないジョークがあるのは、むしろ良いこと。もう1回見ようと思ってくれるからさ。7回も劇場に観に行ったという人にも会ったよ。まるで『タイタニック』の時みたいだ」続編も、もう動き出している。「次は14年もかからないよ。ファンが待っているし、何よりも、そんなことをしたら僕が年を取ってしまうからね(笑)」『デッドプール』6月1日(水) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー取材・文:猿渡由紀
2016年05月27日ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム夫妻が、イランのアスガー・ファルハディ監督の次回作に出演することがわかった。ロケはスペインで行い、映画もスペイン語で撮影されるという。ストーリーは明らかになっていないが、スペインの田舎でワインを作っている家族を描く心理スリラーになるらしい。その他の情報撮影は、この夏、あるいは初秋にスタートの予定。製作にはペドロ&アグスティン・アルモドバルも名を連ねる。ファルハディ監督はスペイン語を話さないが、『ある過去の行方』をフランス語で撮影した経験もあり、心配はないとプロデューサーらは考えているようだ。ファルハディ監督は、最新作『The Salesman』で、カンヌ映画祭の脚本賞を受賞したばかり。クルスの次回作は、スペイン映画の『The Queen of Spain』。バルデムの次回作は、来年公開予定の5作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッド・メン・テル・ノー・テールズ』。文:猿渡由紀
2016年05月26日映画『サウスポー』の宣伝隊長に、今年ブレイクを果たしたメイプル超合金(カズレーザー&安藤なつ)が就任したが、これに異議を唱える同じサンミュージック所属の芸人である髭男爵(山田ルイ53世&ひぐち君)、テル、ゴー☆ジャスが集結した。その他の写真映画は、無敗のボクシングチャンピオンのビリーが頂点から突然、転げ落ち、全てを失うも、復活を期して再び立ち上がっていくさまを描き出す。昨年末のM-1グランプリで決勝進出を果たし、事務所の中でも期待の売れっ子となったメイプル超合金に先輩芸人からは羨望と共に様々な質問、ツッコミが!カズレーザーは「去年はお仕事がなくて、僕ら年収ゼロでした!」と映画の中の主人公と重ねるようにどん底エピソードを告白。すかさず髭男爵から「今年に入ってからスゴイでしょ?」と水を向けられると「いまは金は腐るほどあります。先月も32万円もらってますから」とうブレイクというには微妙な金額を誇らしげに明かし笑いを誘う。カズレーザーと安藤は自分たちに掛かる“一発屋”の空気をヒシヒシと感じているようで「ファンレターの終わりに『こんなに好きになったのは、ダンディ坂野さん、スギちゃん以来』とあって…(笑)」と一発屋の系譜を辿っていることを自覚。カズレーザーは常に赤い服を着ているが、見た目がわかりやすく派手である点についても、髭男爵が「危険信号」と警鐘を鳴らす。ブレイクの自覚を問われるとカズレーザーは「一発屋も何も、これといった武器もないでやってるので…」と困惑しつつ「昔は声を掛けられることもなかったけど、いまはちびっ子が来ますね。『お前どっち?カズレーザー?(同じく赤い衣装の)8.6秒バズーカー?』と(笑)」と明かす。一方、相方の安藤は「私は気づかれないです。店員にも『お連れの方(=カズレーザー)、TVで見ました』とか言われる。キャラ薄いんですね」と語り、周囲から「薄くねーだろ!」と突っ込まれていた。サンミュージックといえば、渦中のベッキーの所属事務所としても知られるが、トーク中に髭男爵が「事務所的にはいまがどん底ですから(笑)」と自虐気味に漏らす一幕も。事務所の大黒柱が数か月、活動休止した事態を髭男爵は「建築法違反状態(笑)」と語りつつも「徐々に頑張ってくれたら」とエール。稼ぎ頭の期待がかかるメイプル超合金は「マネジャーからは『お前らが頑張ってもどうにもなんないこともある』と言われました」(カズレーザー)とマイペースに語り、安藤は映画のPRとして「絶対にみんな、復活できますよ」と力強く語っていた。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年05月25日『ピンク・パンサー』シリーズのケイトー役で知られるバート・クウォークが亡くなった。85歳だった。その他の情報クウォークはイギリス生まれ。17歳までを上海で過ごした。ケイトーのキャラクターは、クルーゾー警部(ピーター・セラーズ)を主役にした、シリーズ2作目となる『暗闇でドッキリ』(1964年)で登場。1980年にセラーズが心臓発作で亡くなった後も、クウォークはこの役で登場し続けた。『007』シリーズにも、『…ゴールドフィンガー』(1964年)、『…カジノ・ロワイヤル』(1967年)、『007は二度死ぬ』(1967年)で3度出演している。ほかにも、『ローラーボール』(1975年)、『太陽の帝国』(1987年)、『エア★アメリカ』(1990年)などに出演した。晩年は、主にイギリスのテレビで活躍していた。文:猿渡由紀
2016年05月25日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXが大ヒットしているのを記念して、劇中に登場するポー・ダメロンについて、クリエイターと、ダメロン役のオスカー・アイザックが語る特別映像が公開になった。彼らは、驚異的な能力を持つパイロットのダメロンと、ハン・ソロ船長には共通する部分があると考えているようだ。特別映像ポー・ダメロンは、レジスタンスで活動する腕利きのパイロットで、愛らしいドロイドのBB-8に“ある秘密”を託した後に、トルーパーを脱走したフィンと行動を共にするようになるなど、重要な役割を果たす。演じているオスカー・アイザックは『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』では主演を務め、間もなく公開になる『X-MEN: アポカリプス』では史上最強の敵アポカリプスを演じるなど、確かな演技力を武器に幅広いジャンルで活動している。本作の脚本を手がけたローレンス・カスダンは、サーガの中でも極めて人気の高いハン・ソロの“何をやらかすかわからない”が“みんなから好かれる”部分を、ダメロンに入れ込んだという。演じたアイザックも同じことを感じているようで「ハン・ソロの要素がポーにはある」と分析する。しかし、製作当初、ダメロンは物語の前半で死んでしまう予定だった。結果的に彼らはその考えを変更するが、映像ではアイザック、エイブラムス監督が当時を振り返り、映画にダメロンが“帰還”することになった顛末について語っている。そのほか、特別映像にはメイキングも収録。撮影現場でアイザックとスタッフが言葉を交わしながら“ポー・ダメロン”を造形していく過程が収録されている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売中デジタル配信中『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年05月25日1996年に公開された『インデペンデンス・デイ』の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の日本語版で、藤原竜也が主人公のパイロット・ジェイクの声を演じることが発表になった。その他の写真『インデペンデンス・デイ』は、宇宙からやってきたエイリアンたちを相手に、人類が団結して戦う姿を壮大なスケールで描いた超大作で、新作では20年後を舞台に、再び地球に襲来したエイリアンと、人間との史上最大の決戦を描く。本作の主人公ジェイク・モリソンはエイリアンとの壮絶な戦いに身を投じるパイロットで、リアム・ヘムズワースが演じている。「前作の『インデペンデンス・デイ』には、ストーリー・映像ともに、とにかくスケールの大きい、超大作という印象を持っています」という藤原は「声優として、このシリーズの世界に入れることを、とても光栄に思いました。今回の映画では、20年の時を経て、更に進化したエイリアンと人類がどの様な決戦を向かえるのか、一ファンとして楽しみにしています。また、前作にも増した素晴らしい映像になっていることも期待しています」と言い「誰もが知る超大作の続編ですので、声優として出演させていただくことにプレッシャーは感じていますが、自分の声で作品の名を汚してしまうことの無いよう、しっかりと取り組ませてもらいたいと思います」と意気込みを語っている。藤原は映画、舞台などで活躍し、アニメーションや海外ドラマ、人形劇の吹替え経験はあるが、外国の実写映画の吹替えは初めてで、配給会社は「絶望的窮地に陥っても決してあきらめることのないバイタリティ溢れる主人公をイメージした時、今の日本映画界・演劇界を代表する演技派俳優であり、どんな難役にも果敢に挑む藤原さんこそ、本作の主人公を体現していただけると確信しオファーいたしました」とコメントしている。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7月9日(土) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2016年05月25日俳優の藤原竜也が、大ヒット作『インデペンデンス・デイ』(96年)の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(7月9日公開)で、洋画実写作品の吹き替えに初挑戦することが23日、明らかになった。藤原が声を務めるのは、リアム・ヘムズワース演じる主人公、パイロットのジェイク・モリソン。実は宇宙やSF好きという一面も持つ藤原は、前作について「ストーリー・映像ともに、とにかくスケールの大きい、超大作という印象」と話し、「エイリアン、巨大な宇宙船、エリア51など僕にとって興味深いものが多く、ドキドキしながら見させてもらった」と振り返る。そんな前作への強い思いもあり、「声優としてこのシリーズの世界に入れることを、とても光栄に思いました」と今回の声優抜てきに感激。「プレッシャーは感じていますが、自分の声で作品の名を汚してしまうことの無いよう、しっかりと取り組ませてもらいたい」と意気込んでいる。配給会社の20世紀フォックスは、ジェイクを「絶望的窮地に陥っても決してあきらめることのないバイタリティあふれる主人公」と説明。その上で、藤原の起用について、「演技派俳優であり、どんな難役にも果敢に挑む藤原さんこそ、本作の主人公を体現していただけると確信しオファーいたしました」と経緯を語った。本作では、前作で撃退したエイリアンが再襲。わずか3日間という人類滅亡のカウントダウンが刻まれる中、侵略者の恐るべき目的が次第に明らかになっていく。メガホンを取るのは、前作のほか、『デイ・アフター・トゥモロー』(04年)や『2012』(09年)で人類絶滅の危機を3度描いてきたローランド・エメリッヒ監督。主人公を『ハンガー・ゲーム』シリーズのリアム・ヘムズワース、ヒロインを『イット・フォローズ』(14年)のマイカ・モンローが演じる。(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2016年05月25日クリストファー・ノーラン監督の次回作『ダンケルク(原題)』が、フランスのダンケルクでロケを開始した。第二次世界大戦中のダンケルクの戦いを描くもので、ノーランは脚本の執筆も行っている。その他の情報1940年、ドイツ軍はベルギー・フランス国境を突破し、約34万人の戦士たちが、大急ぎで用意されたイギリスのボートで脱出することになった。出演は、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、最近活動休止を発表したワン・ダイレクションのハリー・スタイルスら。ロケはオランダ、イギリス、ロサンゼルスでも行われる。北米公開は来年7月21日。ノーランの最近作『インターステラー』は、全世界で6億7500万ドルを売り上げている。文:猿渡由紀
2016年05月24日日本でも大ヒット中の映画『ズートピア』の特別映像が公開になった。監督を務めたバイロン・ハワードが、主人公ジュディの描き方を教えてくれる楽しい映像だ。特別映像本作の主人公ジュディは、サイやゾウなど大きな動物に囲まれながら、懸命に努力して一人前の警察官になろうとしているウサギの女の子。長い耳と、大きな瞳、愛らしい口が特徴的なキャラクターだ。ハワード監督は、『塔の上のラプンツェル』などディズニーの傑作を数多く手がけているが、かつてはディズニーでアニメーターとして活躍した“絵も描ける”監督のひとりで、映像では彼が誰でも簡単にジュディを描けるように丁寧にレクチャーしてくれる。本作は、作品のクオリティの高さ、楽しさが口コミで広がり、公開から時間が経つごとに動員を伸ばしていく理想的な興行を展開しており、ネット上には自身で映画のキャラクターを描いた“ファンアート”も多く公開されている。人気は小さな子どもにも広がっており、動画を観ながら、親子で一緒にジュディを描いて遊ぶこともできるようになっている。『ズートピア』公開中
2016年05月23日2016年5月21日、22日の全国映画動員ランキングは公開5週目の『ズートピア』(全国349館)が首位を守ったほか、4位まで順位に変動はなく、『海よりもまだ深く』(全国244館)は初登場5位に入った。映画動員ランキング&その他の画像『海よりもまだ深く』は、『そして父になる』『海街diary』などの是枝裕和監督が阿部寛を主演に迎えて描くヒューマン・ドラマ。樹木希林、真木よう子、池松壮亮、リリー・フランキー、橋爪功らが出演し、小説家を目指すバツイチ中年男と、彼を取り巻く人間模様が描かれる。2位の『殿、利息でござる!』(全国308館)、3位の『世界から猫が消えたなら』(全国290館)、4位の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(全国350館)までは先週と変わらず。そのほか『ガールズ&パンツァー 劇場版』(全国152館)が28位から大きくジャンプアップして9位に。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』(全国15館)が初登場10位に入っており、トップ10内にアニメ作品が5本ランクインしている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ズートピア』2位『殿、利息でござる!』3位『世界から猫が消えたなら』4位『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』5位『海よりもまだ深く』6位『64-ロクヨン- 前編』7位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』8位『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』9位『ガールズ&パンツァー 劇場版』10位『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』
2016年05月23日ジョシュ・ブローリンとマイルズ・テラーが、タイトル未定の消防士についての映画に主演することになった。ジェフ・ブリッジス、テイラー・キッチュも出演する。監督は『トロン:レガシー』『オブリビオン』のジョセフ・コシンスキー。アリゾナの街を火事から救おうと尽力し、19人の消防士が命を失うことになるというストーリーらしい。その他の情報ブローリンの最新作は、現在日本公開中の『ボーダーライン』と『ヘイル、シーザー!』。テラーの次回作は、この夏北米公開予定のトッド・フィリップス監督によるコメディ『War Dogs』。共演はジョナ・ヒル、ブラッドリー・クーパー。ブリッジスの最新作は、カンヌ映画祭でお披露目された『Hell or High Water』。キッチュは、グザビエ・ドラン監督の『The Death and Life of John F. Donovan』に出演が決まっている。共演はジェシカ・チャステイン、ナタリー・ポートマン。文:猿渡由紀
2016年05月23日マーベルのスーパーヒーロー映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の世界興収が、アメリカ時間水曜日までに9億8190万ドルに達し、今年公開された映画の中で、トップとなった。その他の写真これまでの1位は、ディズニーのアニメ映画『ズートピア』の9億7100万ドルだった。『シビル・ウォー…』は、近々10億ドルを超えることも確実視されている。10億ドル以上を稼いだ映画は、これまでに24本。日本より遅れて今月6日に公開された北米で『シビル・ウォー…』は、2週連続で1位に輝き、現在までに3億1000万ドルを売り上げている。批評家受けも良く、rottentomatoes.comによると、90%の批評家から褒められている。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』公開中文:猿渡由紀
2016年05月20日映画『ハリー・ポッター』シリーズを数多く手がけたデイヴィッド・イェーツ監督が、伝説的なヒーローを新生させる『ターザン:REBORN』に挑んでいる。“ハリポタ”で大きな成功をおさめ、数多くの企画が舞い込む中、イェーツ監督はなぜ、ターザンを描こうとしたのだろうか?その他の画像イェーツ監督はテレビ界で活躍した後、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』からシリーズ完結まで4作品連続で“ハリポタ”を手がけ、原作のテイストを尊重しながら、ダイナミックな映画づくりで高い評価を得た。そんな監督が「送られてきたすべての脚本の中で最も興味深く、愉快で楽しいものだった」というのが『ターザン:REBORN』だ。ターザンは、ジャングルで動物たちに育てられた人物で、たくましい肉体、驚異的な身体能力、ワイルドなルックス、ジャングルを縦横無尽に駆けるその姿が多くの観客を魅了し続けているが、本作ではジャグルを出て、英国貴族として裕福に暮らしてたターザンが、愛する妻と故郷のジャングルを守るために、内に眠っていた“野生”を呼び覚まして再び戦いに挑む。監督は「アウトサイダーであること、何かを切望するということ、愛する人のために何をするかといった普遍的なテーマを取り上げ、それを大がかりなアクション・アドベンチャーの中心に据えて、その周りで素晴らしい展開がある」という。そこで監督は、徹底的に身体を鍛えあげたアレクサンダー・スカルスガルドをターザン役に据え、舞台になるジャングルをすべて“セット”で撮影することにした。スタッフは数千本の植物をスタジオに持ち込み、本物と見分けがつかないリアルなジャングルをスタジオに創造。結果として天候や自然環境に左右されずに、監督の思う通りのカメラアングルから何度でも撮影できる理想的な環境が整えられた。さらに劇中にはヌーの大群が疾走する場面や、獰猛なカバが暴れるシーンなど、デジタル技術を駆使した場面も多く盛り込まれているという。全世界の熱狂的なファンからのプレッシャーに打ち勝って“ハリポタ”シリーズを成功に導いたイェーツ監督が、幾度となく映像化され、伝説と化した“ターザン”をどう描くのか? その全貌は明らかになっていないが、ターザンの魅力を失うことなく、壮大なスケールのドラマが描かれることになりそうだ。『ターザン:REBORN』7月30日(土)全国ロードショー(C)2016 Edgar Rice Burroughs. Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年05月20日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXが大ヒットしているのを記念して、映画のクライマックスシーンの裏側に迫ったメイキング映像が公開になった。主人公レイ役のデイジー・リドリーが、カイロ・レンとの一騎打ちのシーンのために準備を重ねる様子がおさめられている。『スター・ウォーズ』特別映像本作でリドリーが演じたのは、砂漠の惑星でひとりで暮らしながら、家族が帰ってくるのを待っている女性で、BB-8というドロイドに出会ったことから壮大な冒険に旅立ち、映画のクライマックスではカイロ・レンとのライトセーバーを用いたバトルシーンが描かれる。本作のために様々な準備を重ねてきたリドリーは、このシーンのためにも訓練を積んだようだ。公開された映像は、彼女がスタントチームの指導を受けながら、バトルシーンの動きをひとつずつ確認し、何度も練習していく過程が描かれる。クライマックスの場面は雪上での戦いのため、足場も悪く、熾烈な戦いを描きながら、感情の起伏も激しいため、リドリーもスタッフも熱を込めて準備しているのが伝わってくる。映像ではリドリーだけでなく、スタントチームが当時を振り返るコメントも収録。発売中のMovieNEXには、この映像以外にも初公開のメイキング映像や秘話がたっぷりと収録されている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売中デジタル配信中『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年05月20日『once ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の最新作『シング・ストリート 未来へのうた』の前売り券が5月21日(土)より発売されることが決定し、ステレオテニスがデザインした“オリジナル80’sステッカー”が特典としてプレゼントされることが発表された。『シング・ストリート 未来へのうた』/その他の画像本作は、1985年のアイルランド・ダブリンを舞台に描かれるカーニー監督の半自伝的作品。デュラン・デュラン、ザ・キュアー、ザ・クラッシュなどの80年代ブリティッシュ・ミュージックや、ゲイリー・クラークが手掛けた80年代風のオリジナル楽曲が登場し、人生を変えてしまうような音楽と女の子に出会った14歳の少年コナーの青春の日々が鮮やかに切り取られる。特典の“オリジナル80’sステッカー”は、80年代に大ブームになったカセットテープや、1981年より放送され人気を博した番組『ベストヒットUSA』風ネオンなどがデザインされた豪華7点セットだ。ノスタルジックな雰囲気の中にも現代風のかわいらしさが融合し、それぞれ個性の異なる仕上がりとなっている。デザインを手掛けたのは、80年代にインスパイアされ、各所でデザインやグラフィックワークを提供しているグラフィックアーティスト兼イラストレーターのステレオテニス。映画について彼女は「青春映画と思いきや後半、胸熱が高まりすぎて泣いていました。学校や環境に鬱屈して、音楽に救われた若い人、若かった頃を忘れかけている大人、こみあげる爽やかな熱い何かに心が動かずにいられない!自分の中でもオールタイム・ベスト級の大好きな映画になりました」とコメント。デザインについては「劇中、色んなバンドに影響されて服装が変わる登場人物達が面白かったので、80’sの色んなデザインでステッカーを作りました。物語のキーワードになっているモチーフも含めてみました」と語っている。『シング・ストリート 未来へのうた』7月9日(土)公開
2016年05月19日ハーマン・メルヴィルの名作の題材にもなった実話を、ロン・ハワード監督が映画化した『白鯨との闘い』のブルーレイ&DVDが現在リリース中だ。これを記念して、特典映像として収録されているメイキング映像と未公開シーンの一部が公開になった。メイキング映像と未公開シーンの一部本作は、“捕鯨”が一大産業だった19世紀に、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大鯨に激突され、船を沈められてしまった捕鯨船エセックス号の乗組員たちが辿る数奇な運命を描いたサバイバルアクション。ヘムズワースのほか、ベンジャミン・ウォーカー、キリアン・マーフィーらが共演しており、現在公開中の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のスパイダーマン役に抜擢されたトム・ホランドも出演している。このほど公開になったメイキング映像では、主人公たちが直面する壮絶な嵐や、白鯨との死闘など、劇中でのアクションシーンがどのように作られているのか、その舞台裏の一部を知ることができる。本作の見どころのひとつは、さまざまな表情を見せる大海だ。ときに主人公たちの脅威となる海だが、その海上シーンは、エセックス号をまるごと浮かべている屋外セットと、約6メートルのコンテナを使用した屋内セットを使用して撮影が行われた。「主に安全面を管理した」と話す“水”に関する仕事を担当した海洋部門担当のスタント・コーディネーター、ダニエル・F・マローンは、海を表現するために多用された水について「使われている水は、ろ過と加熱をして清潔に保たれている」と説明。巨大なホースやジンバルと呼ばれるさまざまな装置を使って、スタッフが必死の形相で嵐や波を作っていたことがわかる。視覚効果製作者のレスリー・ラーマンは、「小さいプールだから、海の表情をどう出すかが問題だった」といい、いかにして、多面性を持つあの大海原の映像を作り上げたのかを明かしている。未公開シーンにはポラード船長(ウォーカー)とオーウェン(ヘムズワース)との対立が予見できる場面が含まれており、発売中のブルーレイ&DVDセットには、メイキング映像やエクステンデットシーンなど120分を超える見ごたえのある特典映像が収録されている。『白鯨との闘い』ブルーレイ&DVD 発売中【初回仕様】ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付):3990円+税【初回仕様】3D&2D ブルーレイセット(2枚組/デジタルコピー付):5990円+税デジタルレンタル配信中デジタルセル先行配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2016年05月19日ミラ・ジョヴォヴィッチが『Future World』に出演することになった。ジェームズ・フランコとブルース・ティエリー・チャンが共同監督するSF映画で、フランコは出演もする。その他の情報戦争が延々と続き、病気が蔓延する未来の世界で、裕福な生まれの少年は、死に直面している母のために、薬を求めて旅に出るという物語。途中、彼は多くの危険をくぐり抜けていくことになる。ストーリーは、フランコが考案した。ジョヴォヴィッチは麻薬ディーラーを演じることになるようだ。ジョヴォヴィッチは最近、『バイオハザード』の6作目『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』を撮り終えた。今作でシリーズは幕を閉じる予定。北米公開は来年1月。フランコの次回公開作は、声の出演を務めるアニメ映画『Sausage Party』。北米公開は8月。文:猿渡由紀
2016年05月19日『プリズナーズ』『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホールが再起にかけるボクサーを演じた映画『サウスポー』の本編映像が公開になった。キャスト、スタッフがリアリティを求めて撮影したボクシングのシーンで、“痛み”まで伝わってくるようなリアルな映像だ。『サウスポー』本編映像本作は、自分の過ちで妻を失ったライトヘビー級元世界王者のボクサーのビリーが、娘との絆を取り戻すため、これまでの自分と向き合い、再びリングへ上がろうともがく姿を描いたヒューマンドラマ。ギレンホールのほか、レイチェル・マクアダムス、フォレスト・ウィテカーらが出演する。このほど公開になったのは、映画の冒頭に登場するビリーの試合シーン。マディソン・スクエア・ガーデンには観客がつめかけ、その視線は会場の中央にあるリングの中で打ち合いを続けるビリーと対戦相手に注がれている。相手は長いリーチとスピードをいかして的確にパンチを打ち込むが、ビリーはそれらをすべて受け止めながらも不敵な笑みをうかべてリングで悠々とステップを踏んでいる。相手のパンチがあたれば身体が一瞬、グラリと揺れ、汗が飛び散り、口元に血がにじむ……本当にボクシングの試合が行われているような生々しい映像だ。本作の監督を務めたアントワーン・フークアは、『イコライザー』などを手がける才人だが、ボクサーだった経歴があり、ギレンホールには「カメラはあらゆる瞬間を捉える。だから君が疲れていたり、気絶したり、嘔吐したりすれば、それは映画に映ることになる」と伝え、徹底的に“本物”であることにこだわった。撮影は大学のホールで行われたが、実際の試合と同じように装飾が施され、会場と同じ照明だけを準備し、撮影用の照明の追加や補正は行わなかった。さらに撮影時には本物の試合と同じように3分のラウンドを行い、複数台のカメラで撮影。ギレンホールは、本物のボクサーと同じように“ゴングが鳴るまでは誰にも頼れない”状況に追い込まれた。ギレンホール演じるビリーはこの後、家族や地位を失い、さらに追い込まれるも、再起を誓う。すべてを失った男の表情、それでも諦めない男の決意の眼差し……本作のドラマを描くため、試合をリアルに描くことは“必須条件”だったようだ。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年05月19日世界の国際映画祭で絶賛された映画『君がくれたグッドライフ』が5月21日(土)より公開される。本作は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した主人公が仲間と最期の自転車旅行に出る姿を描いた感動作で、このほど本編映像の一部が公開になった。本編映像の一部主人公ハンネスは年に1度、妻と仲間たちとともに自転車旅行をしているが、筋肉の萎縮と筋力低下をきたす難病のひとつ、ALSを発症する。余命を宣告された彼は、今年の旅行先をベルギーに決める。その理由は、ベルギーが尊厳死を許されている国だからだ。ハンネスはこれを人生最期の旅にしようと決意し、妻と仲間とともにドイツからベルギーを目指す。映像は、ハンネスの病気を知り動揺を隠せない仲間の様子と、「先のことは考えられない」と本音を打ち明ける妻キキの姿から始まる。声を詰まらせながら胸の内を話すキキの切ない表情が印象的だ。一転して、キキが苦手なスカイダイビングに挑戦する様が描かれる。実はこれは、彼らが旅の間にクリアしなければならない“課題”を出し合う恒例のゲームで、キキはハンネスが出題したこの課題をなんとか乗り越えようとする。後にその臆病っぷりが仲間たちから散々イジられるなど、笑いがあふれる旅行の一幕も映し出される。本編映像の後には予告編が収録されているが、「最後の日まで仲間と幸せに過ごしたい」と話すハンネス、彼の思いを尊重しようとするもこみ上げる悲しみを抑えきれないキキ、ふたりを支え笑顔を絶やさない仲間たちなど、こちらも愛する人のために互いを思いやる姿が胸を打つ内容になっている。『君がくれたグッドライフ』5月21日(土)公開
2016年05月18日ジョージ・クルーニーの次回監督作『Suburbicon』に、ウディ・ハレルソンが出演することになった。主演にはすでにマット・デイモンが決まっている。ほかに、ジュリアン・ムーア、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザックらが出演する予定だ。その他の情報脚本は、ジョエル&イーサン・コーエンが書き下ろした。ハレルソンとブローリンは、コーエン兄弟監督のオスカー受賞作『ノーカントリー』でも共演している。ハレルソンの次回公開作は、来月北米公開予定の『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』。現在は、マーティン・マクドナー監督の『Three Billboards Outside Ebbing, Missouri』を撮影している。共演はサム・ロックウェル、アビー・コーニッシュら。クルーニーの最新出演作は、6月10日(金)に日本公開される『マネー・モンスター』。監督はジョディ・フォスター、共演はジュリア・ロバーツ。『マネーモンスター』6月10日(金) TOHOシネマズ六本木ほか全国ロードショー文:猿渡由紀
2016年05月18日全世界で大ヒットを記録し続けている人気シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』の新たな予告編映像が公開になった。特殊の能力を持つ者たちが、最強の敵アポカリプスに立ち向かうためについに集結。アクションがギッシリつまった映像の最後にはファンが待ちわびた“あの男”も登場する。『X-MEN:アポカリプス』/新映像公開本シリーズは、手をつかわずにして金属を動かしたり、人の気持ちが読めたりする特殊な能力をもつ“ミュータント”の活躍を描いてきた。最新作では彼らの“始祖”と呼ぶべきアポカリプスが長きに渡る眠りから目覚めるところから始まる。かつて“神”として人間を統治していたアポカリプスは、現在の世界を“間違った世界”であると断言。新世界を創造するために世界をすべて破壊し尽くすことを決める。映像には、若きミュータントたちの姿、アポカリプスの復活シーンが描かれ、これまでのシリーズ以上の“危機”が訪れることが予告される。そこで若いミュータントたちは再び“チーム”になることを決め、反撃を開始。アポカリプスと彼に仕える4人の騎士たちはいずれも強大な力を持っているが、ミュータントたちは“X-MEN”を名乗り、失敗の許されない戦いに挑む。予告編には彼らがそれぞれの能力を活かしてバトルを繰り広げる場面や、シリーズのファンには衝撃的なセリフが描かれ、ラストには“鋭い爪”を持ったあの男が登場する。ブライアン・シンガー監督によると新作は「これまでX-MEN作品を観たことがない人でも大丈夫な内容」になっているそうで、ファンを驚かせる要素を盛り込みながら、幅広い観客に支持される作品になりそうだ。『X-MEN:アポカリプス』8月11日(木・祝) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年05月17日2016年5月14日、15日の全国映画動員ランキングは公開4週目の『ズートピア』(全国349館)が、先週に引き続き首位を守った。初登場2位は『殿、利息でござる!』(全国308館)、初登場3位は『世界から猫が消えたなら』(全国290館)。その他の画像/動員ランキング『殿、利息でござる!』は、『武士の家計簿』の作者・磯田道史が実在の人物について綴った『無私の日本人』の一編『穀田屋十三郎』を、阿部サダヲ主演で中村義洋監督が映画化した時代劇。江戸時代に実在した、町人・穀田屋十三郎が町を救うために奔走する様がユーモラスに描かれる。公開5週目の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(全国349館)は4位に、先週9位の『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は7位に順位を上げている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ズートピア』2位『殿、利息でござる!』3位『世界から猫が消えたなら』4位『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』5位『64-ロクヨン- 前編』6位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』7位『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』8位『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』9位『ちはやふる -下の句-』10位『アイアムアヒーロー』
2016年05月16日シャイア・ラブーフが、『Borg/McEnroe』への主演を交渉しているようだ。役柄は、テニス界のスター、ジョン・マッケンロー。1970年代と80年代を舞台に、マッケンローとライバルでスウェーデンのテニス選手ビョルン・ボルグとの関係を描くもの。その他の情報ボルグ役にはスペリル・グドナソン、ボルグのコーチ役にはステラン・スカルスガルドが決まっている。監督はデンマーク人のヤヌス・メッツ。撮影はこの秋スタートし、スウェーデン、ロンドン、モナコ、ニューヨークでロケが行われる予定。ラブーフの最新先は、現在開催中のカンヌ映画祭でプレミア上映される『American Honey』。監督はイギリスの女流監督アンドレア・アーノルド。文:猿渡由紀
2016年05月16日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が現在開催中のカンヌ映画祭でワールドプレミア上映され、スピルバーグ監督とキャスト陣が登場した。関連動画本作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールの『オ・ヤサシ巨人BFG』を映画化したもので、ロンドンから巨人たちが暮らす国にやってきた少女ソフィーと、心優しい巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の交流と冒険を描く。新鋭ルビー・バーンヒルが主人公のソフィーを、アカデミー俳優マーク・ライランスが巨人BFGを演じる。会場には監督だけでなく、バーンヒル、ライランスも登場。スピルバーグ監督は久々のファンタジー作に「想像の中の世界をストーリーとして語るということをしてみたかったんだ。歴史的な映画を作るとき、歴史の事実を正しく伝えるためにこのような想像力は横におかなければならない。しかし、今回の作品はそういう規制がなく、自由な形で展開できた。若いフィルム・メーカーに戻ったような気持ちになった」と振り返り、「僕はいつも良いストーリーを追い求めているんだよ。ときには子供達の顔を見てピンとくることもある。僕は7人の子供を育てた父親だけど、僕はまさにこの『BFG』の原作を子供達のために読んであげていたんだ。そのときに子供達の反応がよくわかるんだよ。この物語は子供達の心をしっかりと掴む美しい物語だから原作の世界をもっと広げられるなって思ったんだ」と語った。また、監督に抜擢されたバーンヒルは「今回の映画は初めての大作です。子供のTVショー番組にでたことはありましたが、今回は本当に夢のような経験をしました。今、こうしてカンヌ映画祭に来ているなんて、すごい経験だと思います。やったー!って感じ」とコメントした。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年05月16日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が公開されている。本作は、動物たちが暮らす理想の街“ズートピア”が舞台で、キャラクター、背景が徹底的に考え抜かれ、描きこまれているが、最新のテクノロジーがそれらをしっかりと支えている。日ごろはあまり意識しない“想像力を支え、さらに広げるテクノロジー”に迫るべく、カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行った。『ズートピア』予告編映像本作は、アニメーションでありながら、まるで本物のカメラを使って撮影したような映像処理が随所でなされている。スタッフの鈴木松根は「街がミニチュアみたいに見えるカメラアプリが流行ったと思うんですけど、あれはフォーカスレンジ(画面の中のピントが合う幅)を短くして、ミニチュアのように見えていたんですね。この映画でもカメラのフォーカスのエリアを狭くすることで、街のスケールを設定するという作業を意識的にやっています」と言い、ヘッド・オブ・レイアウトを務めたネイト・ワーナーは「実写映画には、照明やレンズの制約があるけど、僕らにはそれはない。でも、僕は今でも完璧なカメラを作りたくないと感じているんだ」という。まるで本物のレンズを使って撮影したように描き、ズートピアを見つめることで、観客はまるで実写映画を観ているように、そこが本当に存在していると感じられるのだ。さらに本作で照明と撮影を担当したブライアン・リーチは、「僕らは自分たちが手掛ける全てのものを常に改良している」と語る。CGアニメーションでは、キャラクターの形や表面の情報、光の情報、視点の情報、立体感を出すための明暗の情報など様々なデータをとりまとめ、実際の映像を生成することを“レンダリング”と呼ぶが、この作業を行うマシン“ハイペリオン”にも改良を加えている。「ハイペリオンは『ベイマックス』で初めて使用したんだ。だから、今回は最適化を検討したかった。『ベイマックス』を制作した時は、とにかくハイペリオンを使用して映画を制作することがゴールだったけど、もっと使いやすくしたり、単純化したりといったプロセスを行った。それはこれからも絶えず続くプロセスだよ。僕らは常にすべてを進化させているんだ」ディズニー・アニメーションの根幹をなすのは、“いいキャラクターとストーリー”で、今後もそれが揺らぐことはないだろう。しかし、彼らはそれをより最高の状態で描き、観客に伝えるために、今も技術も進化させているのだ。『ズートピア』公開中
2016年05月14日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の新画像が公開になった。主人公のアリス、親友のマッドハッターをはじめ、赤の女王、白の女王の姉妹、そして本作から登場する時の番人・タイムがズラリと揃ったビジュアルだ。その他の画像本作は、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げる。前作は、父を失い、自分に自信が持てないでいた若きアリスが、不思議の国=ワンダーランドに迷い込み、冒険を繰り広げる中で立派な女性に成長していくドラマが描かれたが、新作では彼女が、自分のためではなく、親友マッドハッターを救うために危険な冒険に出かける。それは“時間”をさかのぼる旅で、劇中ではワンダーランドのおなじみのキャラクターの過去が描かれるという。なぜマッドハッターは、悲しい過去に心を奪われてしまったのか? 赤の女王と白の女王の姉妹の過去は? 新作はこれまで誰も知らなかった“秘密”が明かされる展開になりそうだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年05月13日本年度のアカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞の主要3部門にノミネートされ注目を集めたシアーシャ・ローナン主演の映画『ブルックリン』の予告編映像が公開になった。『ブルックリン』/予告映像が公開本作は、家族のいるアイルランドを離れ、ニューヨークのブルックリンで暮らしはじめたエイリシュが、今までとは違う文化や生活に戸惑いながらも、変わっていく様を描いたヒューマンドラマ。エイリシュを演じるシアーシャ・ローナンは、両親がアイルランド人で、自身も子どもの頃に同国に移り住んだアイルランドを代表する女優。『つぐない』では13歳にしてアカデミー賞助演女優賞の候補になり、15歳のときに出演した主演作『ラブリーボーン』でも各国の映画祭でその演技力が高く評価された。予告編映像は、エイリシュが新天地ブルックリンで働き口を見つけ、誰も頼る人のいない日常の中、姉からの手紙を支えに、徐々に都会の生活に馴染んでいく様子と、運命の出会いが描かれる。だがそんなとき、家族の訃報が届く。帰郷した彼女を待ち受けていたのは、姉や親しい友人、そしてある人物との運命的な再会だった。本作の舞台は1950年代のアイルランドとブルックリン。インターネットはもちろんなく、電話もままならない時代で、エイリシュは家族と手紙でやり取りをし、それを支えに、気丈に貪欲にさまざまなことを吸収していく。そんな中で直面する、自分はどこで何をし、誰と生きていくのかという現実。エイリシュがまっすぐな眼差しで今を見つめ、本当に大切なものを選ぼうと苦悩し、決断する姿は、時代を超えて、現代を生きる観客に向けた人生賛歌になっている。『ブルックリン』7月1日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
2016年05月13日映画『ターザン:REBORN』の日本語吹き替え版で、桐谷健太が主人公ターザンの声を演じることが発表になり、桐谷がコメントを寄せた。本作は、誰もが知るジャングルの王“ターザン”の物語を新たな視点から描くアクション大作だ。その他の画像1912年にエドガー・ライス・バローズが小説『ターザン』を発表して以来、1918年に公開された初の映画版など、何度となく映画化やTVシリーズ化されてきた『ターザン』。映画は“すべてを手に入れた男が、愛するものを救うためジャングルに戻る”という真逆のオリジナルストーリーで描かれる。桐谷は「初の実写声優で、あの誰もが知っているターザンの声をやらせて頂けるということで、気合いはもちろん、今から自然をもっと身体にまぶして、実写に負けないワイルドでパワフルなターザンの声を演じたいと思います!」と意気込みを語っている。本作の監督を務めるデイヴィッド・イエーツ(『ハリー・ポッター』シリーズ後期4作品)と、プロデューサーのデイビッド・バロン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『シンデレラ』)は桐谷に向けて「桐谷健太さんが日本のターザンになってくれて嬉しいよ!時代を超越して愛される『ターザン』が本作では新たに生まれ変わる。我々は桐谷さんが日本の皆様に新たなターザンの魅力を届けてくれることを確信しているよ!」とコメントを寄せている。『ターザン:REBORN』7月30日(土)全国ロードショー(C)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年05月13日世界40カ国語以上で翻訳されている児童書を実写化した映画『パディントン』のブルーレイ&DVDが8月3日(水)に発売されることが決定し、豪華特典の内容が発表された。その他の画像本作の主人公は、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた“紳士”なクマのパディントン。親切なブラウン夫人に救われたパディントンが、ブラウン一家にお世話になりながら大冒険を繰り広げる様が描かれる。ベン・ウィショー、ニコール・キッドマンら豪華キャストが出演しており、日本語吹替版ではパディントン役の松坂桃李をはじめ、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめらが声優を務めている。ブルーレイ&DVDには、特報や予告映像のほか、日本語吹替キャスト(松坂、木村、古田)によるアフレコ風景&インタビュー、松坂、三戸らが登壇した舞台挨拶の様子などを収めた特典映像が収録される。さらにスペシャルBOXには、赤い帽子に青のコートが印象的なパディントンのオリジナルマスコットや、オリジナルポーチ、ブックレットといった愛らしいグッズが封入され、ファンにはたまらない特典内容となっている。“キモい”が口癖のブラウン家の長女ジュディを演じた三戸は、「パディントンにキモいって言うのはすごく気が引けました(笑)。でもパディントンと暮らす中でだんだん心を開いていって成長するジュディがとても頼もしくてとても愛しく感じました。最初は皆さんもジュディの事をなんだこの子は!?って思うかもしれませんが、変わっていくジュディの心境も注目して観ていただけたら嬉しいです!」。さらに「なんと“クマ語”に挑戦しています!みなさんもDVDを観てぜひ“クマ語”を練習してくださね!」とコメントを寄せている。『パディントン』8月3日(水)発売ブルーレイ(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):6700円+税ブルーレイ(通常版):4700+税DVD(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):5800円+税DVD(通常版):3800+税発売元:キノフィルムズ販売元:ポニーキャニオン(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear, Paddington AND PB are trademarks of Paddington and Company Limited www.paddington.com
2016年05月13日