「2年ほど前から同棲していて、すでに“事実婚”状態。街中でも堂々とデートしている姿が頻繁に目撃されていますね」(芸能プロダクション関係者) 4月中旬のお昼すぎ、都心の側道にワインレッドの車が横付けされた。中から出てきたのは、浅野忠信(44)と中田クルミ(26)だ。 14年6月に熱愛が報じられてから間もなく4年。同棲期間も長く、ゴールイン目前と言われている。そんな2人が向かったのは、東京・池尻大橋にあるインテリア店「SEMPRE」だった。 「話題の生活雑貨や世界のデザイン家具を取り扱っていて、倉科カナさん(30)はるな愛さん(45)などの芸能人も訪れるそうです。内装や間取りを変えるリノベーションの相談もできるので、新生活をスタートさせる人にうってつけのお店です」(ファッション関係者) この日、2人は新しい家具を探していたようだ。スマホを見ながら「どこにいこうか?」とつぶやく浅野に、中田は寄り添い「あそこの家具屋さんは?」と話しかける。その様子は、交際4年と思えないほどラブラブだった。 「離婚したCharaさん(50)との娘でモデルのSUMIREさん(22)が、今年1月に銀幕デビュー。4月からは大手事務所に移籍し、本格的に女優進出しています。肩の荷が少し下りたことで、中田さんとの関係も進展させようとしているみたいです」(前出・芸能プロダクション関係者) 車に乗り込み次の店へと向かった2人。家具選びが済んだら、いよいよ結婚かも!?
2018年05月10日綾野剛主演、宮藤官九郎脚本で町田康の傑作小説を実写化した『パンク侍、斬られて候』。この度、本作の初映像となる個性豊かすぎるキャラクターたちが登場する特報が解禁された。今回解禁された待望の特報映像では、“一から十二”まで番号がふられた個性豊かすぎるキャラクターが登場!演じているのは、一:綾野剛、二:北川景子、三:東出昌大、四:染谷将太、五:近藤公園、六:渋川清彦、七:若葉竜也、八:村上淳、九:浅野忠信、十:國村隼、十一:豊川悦司、十二:猿(キャスト未発表)と、日本を代表する超豪華実力派俳優たち。走りながら次々と敵を倒していく殺陣を披露する綾野さんをはじめ、神妙な面持ちで謎のダンスを踊る北川さん、見た目にも強烈なインパクトを放つ浅野さんなど、それぞれ極限の個性を爆発させている。また、猿の大群の映像から始まり、猿たちが一斉に挙手をする映像で終わる本特報。さらに、合戦らしきシーンもあることから、人間と猿の戦いを予感させ、本作で猿が重要なキーポイントになっていることは間違いないようだ。そして、今回の特報解禁でもその情報が一切明らかにされていない、軍の格好をして采配を振る謎の猿も登場するが、何者なのかはまだ明かされていない。冒頭の宙に浮かぶ豆や、北川さんの踊り、そして浅野さん演じるキャラクターの体に刻まれているうずまき模様などなど、まだ明かされていない物語のキーワードが何を意味するのか。さらに謎が深まる映像となっている。『パンク侍、斬られて候』は6月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パンク侍、斬られて候 2018年6月30日より全国にて公開ⓒ エイベックス通信放送
2018年04月18日俳優の綾野剛が主演を務める映画『パンク侍、斬られて候』(6月30日公開)の特報が18日、公開された。同作は町田康原作の同名小説を脚本・宮藤官九郎、監督・石井岳龍のタッグで実写化。江戸時代を舞台に、綾野演じる浪人・掛十之進が自らが蒔いた種よって生まれる大惨事に七転八倒する。特報では、走りながら次々と敵を倒していく殺陣を披露する綾野ら"十人の男"と、神妙な面持ちで謎のダンスを踊る北川景子という"一人の女"、そして将軍の格好をして采配を振るう謎の"一匹の猿"という12人のキャラクターたちが登場する。東出昌大、染谷将太、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司といった豪華俳優陣にも注目だ。また、顔と腹にうずまき模様があり、両手を広げた"長髪の男"を演じる浅野忠信の役どころは、まだ明かされていない。さらに特報は暗闇の中、まるで忍者のように屋根をつたっていく猿の大群の映像から始まり、猿たちが一斉に挙手をする映像で終わる。人間と猿の戦いも予感させ、まだ明かされて いない物語のキーワードが見え隠れする特報となっている。
2018年04月18日加瀬亮(43)が所属事務所から独立していたことが4月12日に分かった。先月いっぱいで前事務所・アノレとの契約を終了したという加瀬は、個人事務所「RYO KASE OFFICE」を設立。4月からすでに活動を始めている。 数年前から独立に向けて、アノレとの話し合いを重ねてきたという加瀬。大学を中退し、憧れていた浅野忠信(44)の付き人として芸能界に足を踏み入れた。浅野の所属する同事務所には、98年に入所。以後、活躍してきたが“所属20年目”という節目のタイミングでの決断となった。 浅野の実父でもある、アノレの前社長・佐藤幸久は覚醒剤取締法違反により昨年12月に逮捕されている。同事務所は「独立と逮捕は無関係」とし、あくまで加瀬の意思を尊重した「円満退社」とコメントしている。 いっぽうで、加瀬の「個人事務所設立」は思わぬ反響を呼んでいる。「RYO KASE OFFICEに就職したい!」という熱烈な“就職希望”の声が、女性ファンから上がっているのだ。 《加瀬亮が独立して立ち上げた個人事務所、何だかわからないがめちゃくちゃ入りたい!》《個人ということで、無償無給で何でもするマジでお願い……》《加瀬亮が独立事務所… 会計とか勉強しようかな…》 スタッフには事欠かないようだが――。加瀬のこれからの活躍に期待したい!
2018年04月13日岡崎京子の漫画『チワワちゃん』の実写映画化が決定。2019年1月18日(金)に全国で公開される。岡崎京子の青春物語が再び実写化原作は、今なお熱狂的な人気を誇る漫画家・岡崎京子が1994年に発表した同名の漫画作品『チワワちゃん』。突然の死を迎えた“チワワちゃん”と呼ばれる女性と、彼女を取り巻く人々との人間関係を描いた青春物語だ。2012年の『へルタースケルター』、2018年の『リバーズ・エッジ』に続く、3作目の岡崎京子作品の実写映画化となる。あらすじ東京でありったけの若さを謳歌する男女のグループ。そのマスコット的存在だった“チワワちゃん”が、ある日バラバラ遺体となって東京湾で発見される。残された仲間たちが集まり、それぞれがチワワとの思い出を語りだすが…そこで初めて分かったことのは、誰もがチワワの本名も境遇も本性も知らないまま共に時間を過ごしてきたということだった―。今をときめく実力派若手キャストが集結キャスト陣には、今をときめく実力派若手キャストが集結。主人公のミキ役を務めるのは、2014年『愛の渦』のヒロインで注目を浴び、以後数々の作品に出演している門脇 麦。そのほか、チワワの元カレ・ヨシダ役に成田 凌、ヨシダの親友カツオ役に寛 一 郎、チワワの親友ユミ役に玉城ティナ、チワワ役に吉田志織、チワワに想いを寄せるナガイ役に村上虹郎、ライターのユーコ役に栗山千明、カメラマンでチワワの新しい恋人のサカタ役に浅野忠信が決定している。監督・脚本は期待の新星、二宮 健監督・脚本を手掛けたのは、2017年の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』で商業映画デビューを果たした二宮 健。2015年に大学の卒業制作作品である『SLUM-POLIS』が国内外の映画祭で上映され話題となり劇場映画デビューを飾った期待の新星が、エネルギーに満ち溢れた20代前半の「青春の爆発と終わり」を、独自の映像&音楽センスで描き出す。作品情報映画『チワワちゃん』公開時期:2019年1月18日(金)キャスト:門脇 麦、成田 凌、寛 一 郎、玉城ティナ、吉田志織、村上虹郎、栗山千明(友情出演)、浅野忠信原作:岡崎京子「チワワちゃん」(KADOKAWA)監督・脚本:二宮 健主題歌:Have a Nice Day!「僕らの時代」 ©ASOBiZM■原作『チワワちゃん』新カバーデザイン ※復刊あすかコミックス DX/A5判発売日:2018年12月22日(土)収録作品:LOVE, PEACE & MIRACLE -紙の上のスライドショウ-/夏の思い出/チョコレートマーブルちゃん/ GIRL OF THE YEAR/チワワちゃん/空を見上げる -あとがきにかえて-/好き? 好き? 大好き?価格:980円+税発行:株式会社 KADOKAWA
2018年03月31日今年1月、映画『サラバ静寂』で1人の女性モデルが映画デビューを飾ったことが一部で報じられた。モデルの名はSUMIRE(22)。じつは彼女、浅野忠信(44)とChara(50)の娘なのだ。 「2月には二階堂ふみさんと吉沢亮さんが主演した映画『リバーズ・エッジ』にも出演しましたが、この4月から大手事務所に移籍して、本格的に女優業を始めるそうです。偉大な両親を持つだけに、彼女への期待はとても大きいものだと聞いています」(芸能関係者) 浅野とCharaが離婚したのは、9年前の09年。SUMIREは現在も母親のCharaといっしょに暮らしているが、浅野との“確執”はまったくないという。 「それどころか、浅野さんはSUMIREさんをとてもかわいがっていますよ。その証拠に、ちょうど1年前には、ラフォーレ原宿の大看板に浅野さんとSUMIREさんが親子3人で登場したこともありました。また浅野さんが組んでいるバンドのライブにSUMIREさんが顔を出し、インスタグラムにツーショット写真を投稿したこともあります」 だが今回、彼女が移籍するのは父親とはまったく別の芸能事務所だという。 「父親を頼るつもりはまったくなかったそうで、自分のツテで大手事務所との契約にたどりついたと聞きます。ただ浅野さんからすれば、もう少し頼ってほしいという気持ちがあるかもしれません(笑)。あまり“パパの顔”を見せない人ですが、娘の“よき理解者”でいたいという強い気持ちがあるそうです。きっと、女優業に踏み出す娘さんのことをヤキモキしながら見ているんでしょう」(前出・芸能プロ関係者) 父親譲りの「不思議な雰囲気」を持っているというSUMIRE。ゆくゆくはハリウッドスターでもある父すら超えるような大女優になってほしい。
2018年03月29日女優の土屋太鳳と芳根京子がW主演を務める映画『累-かさね-』(9月7日公開)の追加キャストが29日、明らかになった。同作は松浦だるまによる人気コミックを実写化。天才的な演技力を持ちながらも、醜い容貌にコンプレックスを抱いて行きてきた淵累(芳根)と、美貌に恵まれながらも女優として花開かずにいた舞台女優・丹沢ニナ(土屋)が、キスすると顔が入れ替わる不思議な口紅を使うことで、運命が変わっていく。ニナと累の2人に愛され、2人の対立を生むきっかけとなる新進気鋭の演出家、烏合零太を演じるのは、関ジャニ∞の横山裕。また、累の母でその美貌と演技力から「伝説の女優」と言われた淵透世役に檀れい、淵透世の過去と口紅の秘密を知る元演出家で、顔の交換を提案し累とニナの人生を大きく変えていく羽生田釿互役に浅野忠信と、豪華出演者が揃った。○横山裕コメント僕が演じる烏合の役柄は、舞台にかける一切妥協しない強い情熱を持っている演出家です。とっつきにくいタイプと思われがちですが、新星のニナが現れて心を揺さぶられていく姿が、とても人間らしくて僕自身も好きなキャラクターでもあります。ラブシーンに関しては、ここまでガッツリなのは今までになかったので、新しい経験をさせていただきました。土屋さんと芳根さんの演技に対する熱量の高さ、本当に現場でひしひしと感じ、この映画『累』の世界観に皆さんも圧倒されると思います。朝ドラを主演したお二人の芝居熱と、俳優陣の化学変化を是非ともご期待ください。○檀れいコメント私の演じる淵透世は伝説の女優として亡くなっている人間ではありますが、随所に透世を愛する人々の様子が描かれているので、彼女の存在の大きさを感じていました。透世は劇中、とても怖く、立ち位置、役割は本当にホラー的だな、と思いながら楽しく演じていました。美しさを求めるあまり起こる悲劇を是非楽しんでもらえれば、と思います。○浅野忠信コメント自分の演じた羽生田釿互は自分勝手な人物。「見たい」という欲求のためだけにふたりの少女を振り回している。でも、最終的に勝つのはだれなのでしょうね? 土屋さん、芳根さんについてはとても豊かな才能を感じました。土屋さんは努力を欠かさないし、芳根さんは現場での吸収力がすごい。もし自分が女性に生まれて、彼女たちと同世代だったら、激しく嫉妬していると思う。その二人が一人二役、二人一役を演じているところはこの映画の一番魅力的なポイントだと思います。
2018年03月29日松浦だるまの衝撃作を実写化する『累-かさね-』。土屋太鳳&芳根京子の2人が、累&ニナという2人の人物をそれぞれ演じ分けることでも話題の本作から、この度第1弾ポスタービジュアル&特報映像が到着。あわせて横山裕、檀れい、浅野忠信ら豪華共演者が発表された。■土屋太鳳&芳根京子、欲望むき出しの愛憎劇伝説の女優・淵透世(檀れい)を母に持つ少女・累(芳根京子)は、天才的な演技力を持ちながらも、容姿に強いコンプレックスを持って生きてきた。一方、美貌を持ちながらも、花開かずにいる舞台女優・丹沢ニナ(土屋太鳳)。ある日、累は母・透世に世話になったという男・羽生田(浅野忠信)を通じて、ニナと出会う。“美貌”と“才能”、自分の足りない部分を埋めるように導かれ、累の母が遺した、キスした相手の<顔>を奪うことができる不思議な口紅の力を借りて、入れ替わることを決断。“美しさ”と“演技力”を兼ね備えた完璧な女優“丹沢ニナ”は、一躍脚光を浴び始める。しかし、2人がともに恋に落ちた一人の演出家・烏合(横山裕)をめぐり、秘密の共同作業に亀裂が生まれる…。■横山裕&檀れい&浅野忠信らが参加今回新たに、横山裕&檀れい&浅野忠信ら共演陣が発表された。ニナと累の2人に愛され、2人の対立を生むきっかけとなる新進気鋭の演出家・烏合零太役を演じるのは、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』で主演も務めるなど、映画やドラマバラエティとマルチに活躍する「関ジャニ∞」横山裕。横山さんは「とっつきにくいタイプと思われがちですが、新星のニナが現れて心を揺さぶられていく姿が、とても人間らしくて僕自身も好きなキャラクターでもあります」と役柄を説明し、「ラブシーンに関しては、ここまでガッツリなのはいままでになかったので、新しい経験をさせていただきました」とコメント。累の母で「伝説の女優」の名をほしいままにしていた淵透世役を、『ママレード・ボーイ』では主人公の母親役を演じることでも話題の檀れい。檀さんは「透世は劇中、とても怖く、立ち位置、役割は本当にホラー的だな、と思いながら楽しく演じていました。美しさを求めるあまり起こる悲劇を是非楽しんでもらえれば、と思います」と見どころをアピール。淵透世の過去と口紅の秘密を知る元演出家で、累とニナを引き合わせ、顔の交換を提案して2人の人生を大きく変えていく羽生田釿互役を、国内外で活躍し続ける実力派俳優の浅野忠信。浅野さんは「土屋さん、芳根さんについてはとても豊かな才能を感じました。土屋さんは努力を欠かさないし、芳根さんは現場での吸収力がすごい。もし自分が女性に生まれて、彼女たちと同世代だったら、激しく嫉妬していると思う」と2人を絶賛している。ほかにも、筒井真理子、生田智子、村井國夫らベテラン勢が参加している。■土屋&芳根、キスして顔を交換…第1弾ポスター&特報そして今回公開された初披露となる第1弾ポスタービジュアルは、「秘められたキス」がテーマ。累とニナ、ふたりの少女がキスして顔を交換しようとするまさにその瞬間を、入れ替わり後のイメージも含め、ミステリアスな雰囲気の写真で大胆に表現している。そして特報映像では、これまでの清純派女優というイメージを覆す妖艶な雰囲気を醸し出している土屋さんと芳根さんが映し出され、後半では、一転して激しく罵り合い、揉み合うシーンも見られる。さらには、今回新たに発表された共演者の姿も一瞬確認することができる。『累-かさね-』は9月7日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:累-かさね- 2018年、全国東宝系にて公開ⓒ 2018映画「累」製作委員会 ⓒ 松浦だるま/講談社
2018年03月29日「昔から絵を描くのは好きだったけど。60歳を過ぎて、この軟らかいクレヨンに出合って。相性がいいのかな。指で描くっていうのが、とてもナイスなの。それで63歳のとき、生まれて初めて個展を開いた」 浅野順子さん(67)の住まい、渋谷区内のマンション。日の差し込む窓辺の机で、順子さんは黙々と絵を描いていた。筆やペンは使わない。指先でこねたクレヨンを、力強く画面に塗り込んでいく。順子さんの描く作品は、多くの人の心をつかんでいる。個展で飾られた絵は、ほぼ毎回完売するほどの人気だ。 順子さんは若くして結婚し、2人の男の子に恵まれた。長男・久順さん(46)は音楽の道に進み、弟の忠信さん(44)は、国内外で数多くの映画賞を受賞。いまや個性派の名優として評価も高い。忠信さんは言う。 「子どものころの僕の頭の中に面白いものを組み立ててくれたのは母だと思う。それが、いまの僕の核になってるのは、間違いないと思います」 順子さんは1950年、日本に駐留していたアメリカ軍の料理兵、ウィラード・オバリングさん(当時24歳)と、元芸者だったイチ子さん(当時39歳)の長女として神奈川県横浜市に生まれた。 順子さんが4歳のとき、父に祖国への転属命令が下る。オバリングさんは妻子を連れての帰国を望んだが、イチ子さんは悩み抜いた末、それを拒んだ。のちに、母は娘に「お母さん、あのとき意気地がなかった」と頭を下げたという。オバリングさんが帰国してしまって数年後。母娘は三重県の親戚を頼り、身を寄せた。 「いなかの小学校に転校したら、周りの子は素足にちびたげただった。そこへ、革靴履いた茶髪の子が来ちゃったら目立つよねぇ。ハーフの多い横浜ではほとんどなかったいじめに遭った。『アイノコ!』なんて呼ばれて、石投げられたりもしたな」(順子さん) でも、順子さんはそんなことでは負けなかった。 「私、こんな性格だからさ。いじめられて泣いた記憶がないんだよね。どっちかっていうと、石を投げ返してたと思う。ごめんね~、お涙ちょうだいのいい話がなくて(笑)」(順子さん) その後、横浜に戻り、順子さんは地元・神奈川の私立高校に進学。そのころから、夜遊びざんまいの生活を送るようになる。米兵が持ち込む最先端の音楽とファッション……’60年代の横浜は、多感な少女が飛びつきたくなる刺激に満ちあふれていた。 「あのころの本牧や中華街には外国人が通うバーがいくつもあった。いまでいう、クラブだよね。そういうお店に、膝上何センチどころじゃなくて、股下何センチって感じの超々ミニスカート姿で出入りして。店のママさんに守ってもらいながら、キャシー(中島)とか(山口)小夜子さんとか、そういう仲間と毎晩、家にも帰らないで踊り明かしてた」(順子さん) 生涯の友となった「サリー」こと佐藤和代さん(67)との出会いもこのころ。現在、横浜・関内で「サリーズバー」を営むサリーさんは、順子さんとの邂逅を「バチバチと火花が散った感じだった」と笑う。 「最初に会ったのは中華街の『ロマン』って店で、私たちのグループの“縄張り”。そこに順子が数人の女のコと割り込んできて、いちばん前で踊りだした。『何、この女!』ってにらみつけてやったよ(笑)」(サリーさん) ところが翌日、ボーイフレンドを伴い偶然再会すると、2人は意気投合。彼氏そっちのけで語り合ったという。やがて「MUGEN」(赤坂)や「キラー・ジョーンズ」(銀座)など、東京に高級ディスコが開店すると、2人は横浜から遠征。オーディションを経て、お立ち台で踊る「ゴーゴーガール」にも選ばれた。 「当時は花形だったのよ。ゴーゴーガールって。ちょっとしたスター。1カ月、踊ってるだけで30万円とか40万円とか、いいお金にもなった」(順子さん・以下同) そして同じころ、順子さんは横浜の遊び仲間の1人と恋に落ちる。1歳上の大学生・佐藤幸久さん(68)だ。 「私が19歳のころだったかな。あちらから猛アタックされて、付き合うようになったんだけど。私自身がちゃらんぽらんな性格だから、結婚するなら彼ぐらい真面目な人のほうがいいかなって」 こうして2人は結婚。順子さん、20歳のときだった。結婚の翌年、21歳で長男を出産。さらに、23歳のとき、次男・忠信さんが誕生した。ぶっ飛んだ10代を卒業した順子さん。結婚後は一転、家庭に入り、長く専業主婦として過ごす。 「私、仕事ってのが苦手なのよ。決まった時間に出社するとか無理、って(笑)。そもそも飽きっぽいの。(佐藤さんと)離婚した後は仕事もしたよ。だけど、3年と続かないのよ(苦笑)。でも、主婦業だけは23年間、子どもたちが成人するまで、きっちりやりました」 夫や子どもたちの食事の世話もかいがいしくこなした。それでも服のセンスなど、よその奥さまとは、やはりどこか違っていた。 「結婚したサリーにも忠信と同い年の息子がいたんだけど。話の合うお母さんって、周りには彼女ぐらいしかいなかったな。だってエプロン姿で外なんて絶対歩かなかったからね、2人とも。当時はベルボトムのジーンズにへそ出しってスタイルが主だった。その格好で買い物や、子どもの授業参観も行ってた」 順子さんは43歳のときに、それまで23年間主婦業を続けてきた家を出た。夫だった佐藤さんに好きな女性がいることがわかった。そこで順子さんは自らが家を出て、そして佐藤さんに「彼女と結婚を考えてるなら、私はいつでも籍抜くよ」と告げた。こうして、44歳で正式に離婚。 順子さんはいま、新たなパートナーと暮らしている。現代アートの芸術家・岩崎永人さん(65)だ。順子さんが個展を開くことになったのは岩崎さんの助言からだという。 「私の絵を一目見て『もっと大きな絵を描けばいいんじゃない?』とか『発表してみたら』と言ってくれた。それで決心したんです」 人生の折返し点を過ぎたいま、改めて自らの人生を描き始めた順子さん。そんな彼女に、これからのことを聞くと、元不良少女らしく、いたずらっぽい笑みを浮かべながらこう答えた。 「老後の不安なんて何もない。なってみなくちゃわからないことを、考えたってしょうがないじゃん。取越し苦労する必要ないよ。幸い、私はいま、健康だし。付き合って7年になるパートナーに、いまだにドキドキできるんだから。とっても幸せよ。それで、お兄ちゃんや忠信はもちろんだけど、孫たちの先行きも見てから死にたいな、と思っていて。そうね、予定では120歳までは生きようかな」
2018年03月24日「子どものころさ、よく遊びに連れていってくれたよね?幼稚園や小学校、ズル休みしてね」 口元に笑みを浮かべながら、40年近く昔のことを懐かしそうに話す息子。母は大げさに首をかしげてみせた。 「えー、ズル休み?ホントにそんなこと、あったっけ?」 とぼける母に、息子はあきれたと言わんばかりに「何言ってんの、あったじゃんよ!」と反論する。 詰め寄る顔には、それでも柔和な笑みが浮かんでいる。やがて母は観念したのか、いたずらがバレた幼な子のような表情を浮かべ「あったね……」とつぶやいた。すると次の瞬間、親子は顔を見合わせ「ハハハハッ」と声を上げた。 笑い合う2人は俳優・浅野忠信さん(44)と、その母・順子さん(67)。 息子の肩をたたいて、楽しそうに笑う順子さん。重ね着したニットに、大ぶりなチェック柄のオーバーオールというラフで若々しい装いが、ほっそりとした体と、長い手足によく似合う。カジュアルなスタイルのなか、首元に巻かれたモノグラムのストールがいっそう映えて見えた。 「中学生のころかな、友達は『もう親が買ってきた服なんてダサくて着れねえよ』って言ってたけど。僕は母がくれるライダースジャケットとかラバーソールとか古着とか、むしろ喜んで着てましたね。ファッションだったり、音楽だったり、そういうセンスという面は、母からの影響が、とても大きかったと思います」(忠信さん) 忠信さんの言葉に、順子さんはうれしそうに「うん、うん」とうなずいている。ところが……。 「でも、幼い僕と兄ちゃんを家に置いて、夜中に父と踊りに出かけちゃったり……とんでもないっていうか、ちょっと普通じゃない母親ではありましたよね(笑)」(忠信さん) 「普通じゃない母」は神奈川県横浜市で生まれ育った。ベトナム戦争真っただ中の’60年代後半。米軍住宅が林立し、米兵であふれかえった本牧や中華街が彼女の青春の舞台。10代のころの順子さんは“武勇伝”がいまに語り継がれるような不良少女だった。 若くして結婚し、2人の男の子に恵まれた。長男・久順さん(46)は音楽の道に進み、弟の忠信さんは、国内外で数多くの映画賞を受賞。いまや個性派の名優として評価も高い。 「子どものころの僕の頭の中に面白いものを組み立ててくれたのは母だと思う。それが、いまの僕の核になってるのは、間違いないと思います」(忠信さん) 順子さんは20歳で1歳上の大学生・佐藤幸久さん(68)と結婚。21歳で長男を出産。さらに、23歳のとき、次男・忠信さんが誕生した。ぶっ飛んだ10代を卒業した順子さん。結婚後は一転、家庭に入り、長く専業主婦として過ごす。 「私、仕事ってのが苦手なのよ。決まった時間に出社するとか無理、って(笑)。そもそも飽きっぽいの。(佐藤さんと)離婚した後は仕事もしたよ。だけど、3年と続かないのよ(苦笑)。でも、主婦業だけは23年間、子どもたちが成人するまで、きっちりやりました」(順子さん) 夫や子どもたちの食事の世話もかいがいしくこなした。それでも服のセンスなど、よその奥さまとは、やはりどこか違っていた。 「エプロン姿で外なんて絶対歩かなかったからね。当時はベルボトムのジーンズにへそ出しってスタイルが主だった。その格好で買い物や、子どもの授業参観も行ってた」(順子さん) 忠信さんが幼いころ、夏場になると、近くの公園に極小ビキニの若い女性が出没するという噂が広まった。もちろんそれは順子さんだった。 「忠信を幼稚園に送りに行って。お迎えまでの時間、体を焼いてたのよ。それでお迎えに行くと、ほかのママさんたちから『忠信くんのママ、真っ黒!?』って驚かれたね(笑)」(順子さん) 忠信さんは少年時代をこう振り返る。 「母親に『普通のママがいい』なんて言って困らせたこともあったんですけど。でも、いま思うと楽しかったですよ。当時は賃貸の一軒家とかに住んでたと思うけど。引っ越すとすぐ、母がペンキで部屋の壁とか塗り始めるんです。僕ら子どもも一緒になってペンキまみれになって、壁に大っきな絵を描いた。ね、やっぱり普通じゃないですよね(笑)」(忠信さん) 冒頭で忠信さんが突っ込みを入れた、ズル休みして遊びに出かけるエピソード。後日のインタビューで改めて問うと「本当に休ませたかな?」と相変わらず首をひねる。そして、こう釈明した。 「でもまあ、行ったのかもね。いつも使えるわけじゃない車がたまたま家にあったとか、天気がものすごくいいとか、そんな日は『学校なんて行ってる場合じゃないよ』って気持ちになってたからね。『たかが1日、学校休んだって、この日の夕日を見るほうが何倍も子どものためになる』って信じてた。だってさ、人間、心の底から感動することって、そうそうないからね。年齢重ねれば重ねるほど感動は薄くなっちゃうしさ。だから子ども時代の感動は、学校の授業はもちろん、何物にも代えがたいと、そんな偉そうなこと考えてたかもね」(順子さん) そのとき息子に与えた感動が、のちの名優・浅野忠信を生んだのかもしれない。 「若いころからけっこう自分勝手な生き方してきちゃったけどさ、子どもたちにとっても、けっこう楽しい家だったと思うよ。そういう家庭をつくれたってことだけは、自信もって言えるかな」(順子さん)
2018年03月24日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する映画『クソ野郎と美しき世界』(4月6日公開)の予告編が24日、公開された。映画『クソ野郎と美しき世界』は、3人のオフィシャルファンサイト「新しい地図」が初めて製作を手掛ける劇場公開作品。4つの短編オムニバスからなり、Episode.1「ピアニストを撃つな!」(園子温監督/稲垣出演)、Episode.2「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」(山内ケンジ監督/香取出演)、Episode.3「光へ、航る」(太田光監督/草なぎ出演)、Episode.4「新しい詩(うた)」(児玉裕一監督/クソ野郎★ALL STARS出演)で構成される。4つの世界観と感情が楽しめる、アクションあり、ファンタジーあり、ラブあり、ミュージカルありのオールジャンルムービーである本作。このたび、「極悪でバカで泣けて踊れる、クソ野郎だらけの4つのストーリー」の世界観が垣間見れる本予告が公開された。全力で走る女・フジコ(馬場ふみか)、フジコを追う不気味なマスクをした極悪人・マッドドッグ(浅野忠信)、彼らが向かう先には天才ピアニスト・ゴロー(稲垣)。歌を食べて生きる少女・歌喰い(中島セナ)と歌えなくなったアーティスト・慎吾(香取)の不思議な関係。失った息子の右腕を探す旅を続ける夫婦(草なぎと尾野真千子)。2人が沖縄の海で出会ったのは・・・? そして夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロアで繰り広げられるショー。恋に落ちたピアニスト、歌を喰われたアーティスト、息子を亡くした父親、そんな彼らが迷い込んだ、美しき世界とは――-。映画『クソ野郎と美しき世界』は、4月6日より全国86(野郎)館にて2週間限定で公開。映画公開を記念し、映画の世界観が楽しめるショップ「POP UP SHOP」が、3月20日~4月20日の期間限定で東京・日比谷の帝国ホテルプラザにてオープンしている。(C)2018 ATARASHIICHIZU MOVIE
2018年03月24日「新しい地図」を立ち上げた稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演し、4つ全てのエピソードの物語が繋がり、ラストで1本の映画になる仕掛けが施された『クソ野郎と美しき世界』から、この度ついに本予告編が到着した。今回公開されたのは、稲垣さん、草なぎさん、香取さんの叫び&驚くシーンから始まる予告編。4つの世界観が楽しめる本映像では、夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロア「クソユニバース」での様子も映し出される。フロアの中心で、歌っているのは?踊っているのは!?ド派手なショーの中、待ち受けているものとは…。3人のほかにも、浅野忠信や尾野真千子、満島真之介ら共演陣の姿も確認することができる。『クソ野郎と美しき世界』は4月6日(金)より全国86(野郎)館にて2週間限定公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クソ野郎と美しき世界 2018年4月6日より全国にて2週間限定公開
2018年03月24日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾をはじめ、浅野忠信、満島真之介、尾野真千子らが出演するオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』。この度、エピソード4『新しい詩(うた)』から最新場面写真が到着した。『ピアニストを撃つな!』『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』『光へ、航る』『新しい詩』4本のエピソードで構成された本作。全てのエピソードがつながり、ラストで1本の映画になるという仕掛けとなっていることが明かされ、一つの物語として完成するラストでは、豪華ミュージカルが待っており歌って踊ることも先日発表された。今回公開されたのは、児玉裕一が監督&脚本を務める『新しい詩』の場面写真。エピソード1に出演する稲垣さん、エピソード2の香取さん、エピソード3の草なぎさんが、夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロア「クソユニバース」に一堂に会し、華やかな衣装のもと何やらハプニングが!?歌って踊る「クソユニバース」のド派手なショーの中、何が待ち受けているのか気になる場面写真となっている。なお、映画公開を記念して「POP UP SHOP」がオープン。初日は雨が降る中、朝5時から長蛇の列ができ、韓国や台湾といった海外からも熱心なファンが駆けつけるなど大盛況。この「POP UP SHOP」は4月20日(金)までとなっている。『クソ野郎と美しき世界』は4月6日(金)より全国86(野郎)館にて2週間限定公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クソ野郎と美しき世界 2018年4月6日より全国にて2週間限定公開
2018年03月21日町田康原作の傑作小説を、綾野剛主演、宮藤官九郎脚本、石井岳龍監督で贈る映画『パンク侍、斬られて候』。この度、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信ら本作の第2弾キャストが発表。あわせて、“超攻撃的”イメージビジュアルが公開された。実写化不可能と言われた原作の映画化ということもあり、映画化発表時には、「パンク侍が実写化って…綾野剛て…宮藤官九郎て…最高じゃん!!!!!」「制作面子がすごすぎてやばい!!!」などとネットをざわつかせた本作。今回発表されたキャスト陣は、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司と、超豪華キャスト10名。北川景子「パンク侍は私のことかもしれません」現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」で於一(篤姫)役で出演することでも話題の北川さんは、「お芝居の面では綾野さんが引っ張ってくださり、楽しい現場でした」と撮影をふり返り、「猿を抱いた謎の女性、ろん役です。パンク侍は私のことかもしれません。最後まで見ていただければわかります」と気になるコメントも。東出昌大「きっと、観たこともない映画になっていると思います」「黙読しているだけで噴き出してしまうほど、面白い台本」と語ったのは、『寝ても覚めても』『OVER DRIVE』と主演作の公開を控えている東出さん。「きっと、観たこともない映画になっていると思います」と自身も完成が楽しみだとも話している。染谷将太「刺激しかなかったです」また、日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』にて空海役を演じ話題となった染谷さんは、「たまらなかったです。たまらない世界でした。刺激しかなかったです。甘ったるいものなんかなかったですよ。スパイスだけそろっちゃったんですよ。誰も中和する人なんていなかったですよ」と本作について語る。浅野忠信「本作では一切しゃべっていません」期間限定で公開される注目作『クソ野郎と美しき世界』の公開を控える浅野さんは、「自ら『セリフは一切いりません』と申し出たので、本作では一切しゃべっていません」と明かし、「こんなメチャクチャなことをやるのは石井組でしかないので散々はじけさせてもらいました。最高に楽しかったです」とコメントしている。紀里谷和明撮影 イメージビジュアル初公開!また、キャスト発表とあわせ、写真家であり映画監督でもある紀里谷和明が撮影した各キャラクターの撮り下ろしイメージビジュアルも初公開。着物がはだけふんどし姿の染谷さん、台風の渦のようなメイクを施しこちらを睨みつける浅野さんなどなど、映画の中のそれぞれの役どころは明らかにされていないが、彼らは一体何者なのか!?そして、写真右上の将軍の格好をした猿は誰なのか…。まだまだ謎は深まるばかりだ。キャストコメント■豊川悦司町田康さんの原作を宮藤官九郎さんがアレンジする。言葉のマジシャン×2が繰り広げる世界を石井監督がどう料理するのかにとても興味が沸くと同時に、かなりのリスクを背負った野心作で、自分の中に燃えるものがありました。“映画”でありながら、”映画”というものを超えた”パッション”のようなものを感じてもらえるんじゃないかなと思っています。■村上淳拙者、村上淳で候。なぬなぬ。パンク侍が総天然色実写化とな。ぐむむ。楽しみでごじゃる。■渋川清彦興奮してます。爆裂して、炸裂して、猛烈に最高でした。『ソレダケ/that’s it』のコメントのときも同じようなこと言ってた気がします。間違いないということです。意味なんてない、ただただ最高!ソレダケ■國村隼今回初めて町田康さんの作品世界に触れ、その圧倒的なエネルギーとアバンギャルドな展開に吹き飛ばされそうになった。そして、その世界観を映像化するのが石井岳龍監督とは…。 現場では相当なエネルギーを要求されるに違いなく、想像するだに身震いした。そして想像した通り<町田康×石井岳龍>の凄まじいパワーが渦を巻き、舞い上がり、演者とスタッフを吹き飛ばしていった。完成した作品を観るのが待ち遠しくてならない。■若葉竜也「無視できない」映画が生まれてしまいました。真夏ド炎天下の京都で、百鬼夜行を見たような…映画のシノノメを見たような…憧れのヤンキーの先輩に会ったような…6キロ痩せました。■近藤公園「兎に角、爆発だ!」石井監督の控え目ながらも岡本太郎的な熱を帯びた佇まいに触発されてグラグラした夏、激アツです。『パンク侍、斬られて候』は6月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パンク侍、斬られて候 2018年6月30日より全国にて公開ⓒ エイベックス通信放送
2018年03月21日オール日本ロケで撮影された『ブレードランナー2049』『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャレッド・レト主演Netflixオリジナル映画『アウトサイダー』(原題:『The Outsider』)が、3月9日(金)より「Netflix」にて全世界同時配信される。この度、配信に先駆けて予告編とキーアート、場面写真が公開された。終戦後の大阪で、囚われの身から解放されたアメリカ兵が歩み始めた極道としての人生。だがそこは、一度足を踏み入れたが最後、頭まで沈み込む危険な世界――。本作は、『ヒトラーの忘れもの』で第89回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートされたマルティン・サンフィリート監督作品。1954年、第二次世界大戦後の混沌とした日本を舞台に、裏社会の男たちの生き様を描いた犯罪アクション大作だ。キャストには、アメリカ人兵士のニック・ローウェルをジャレッドが演じるほか、日本で行き場のないニックに仕事を与える清役を、『バトルシップ』『沈黙-サイレンス-』『マイティ・ソー』シリーズなど海外作品にも多数出演する浅野忠信。清と兄弟分のオロチ役を、『Darc』でハリウッドデビューを果たした椎名桔平。そして、清の妹でヒロインの美由役を、本作でハリウッド映画本格進出を果たし、『デッドプール2』(仮)への出演も決定している忽那汐里。そのほか、大森南朋、田中泯らが迫真の演技を見せる。ニックが収容されていた刑務所で清の命を救ったことから、出所後も固い絆で結ばれていく2人。公開された予告編では、清が日本で行き場のない彼に、「お前にしかできない仕事だ」と言い、清が所属する大阪の白松組と、神戸の新興勢力がしのぎを削る工場の一室で、同じアメリカ人の脳天にタイプライターを直撃垂直落下する様子が映し出される。また、突然現れたニックの存在を疎ましく思うオロチは、日本刀をちらつかせながら「お前などヤクザじゃない。所詮は外人、よそ者(アウトサイダー)だ」と憎しみを込めて言い放つシーン。さらに、美由とニックのドライブシーンやベッドシーンが登場する中、清からは「ヤクザに愛なんて許されない」と釘を刺されてしまうが、2人の関係はどんどんと深まっていく。印象的なセリフが多く散りばめられている本映像。ラスト、“異邦人”ニックの瞳に映る未来とは――?Netflixオリジナル映画『アウトサイダー』は3月9日(金)よりNetflixにて全世界同時配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年03月02日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する映画『クソ野郎と美しき世界』(4月6日公開)で、Episode.1『ピアニストを撃つな!』に出演する稲垣、浅野忠信、満島真之介、馬場ふみか、園子温監督が先日、同作への意気込みを語った。浅野が「見ての通り面白い役なので。脚本は敢えてあまり読まないようにして臨んでいます。今はマッドドッグのことだけ考えてます」と意気込むと、稲垣も「そういう映画のような気がしてきました。あとは現場のライブ感が大切だという気がしてきました」とコメント。また、「園さんの世界感は初めてでまさかその世界にいるなんて夢のようです」と喜びを語った。満島は「今までにない新たな歴史となるような企画にぜひ参加したい!と思いました。若い者は気合いを入れるしかない!と思って」と頭の半分まで一直線に刈り上げられた後頭部を「本当にワクワクしてないとここまでやりません!」と笑いながら披露。「この作品を機会に映画館に行ってみようということになったら。ひとつのお祭りになるといいなと思います」と期待を込めた。馬場は「こんな素敵な先輩、監督と一緒でうれしいです。どんな作品になるかすごく楽しみです」と語ると同時に、作品を全速力で駆け抜ける役なので「体力勝負だと思いますのでたくさん食べて頑張ります!」と宣言。魅惑的な衣装を身にまとった馬場演じるフジコに朝から迫られていたゴロウ役の稲垣は「朝からドキドキしちゃいました」と打ち明けた。監督は「映画は楽しむべき要素がいろいろと必要で衣装もそうあるべきだと思います。ストーリーは現実的ですが内容は近未来のものとしか思えない」と説明。そして、「とにかく面白いものにしたいし、太田組には負けないぞ!」と監督が笑いを誘うと、稲垣も「監督がこうおっしゃってるんで、草なぎには負けないぞ!」と続けて盛り上げた。さらに稲垣は、「『新しい地図』の記念すべき第一弾としては素晴らしい作品にしたいと思います。見てくださる方皆さんにとってメモリアルな忘れられないような作品にできたらと思います」と力強く語った。全国86館で2週間限定公開で公開される同作は、「極悪でバカで泣けて踊れる? クソ野郎だらけの4つのストーリー!」。episode.1からepisode.4までの短編オムニバス構成で、4つのエピソードを4人の監督が演出する。Episode.2『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』(監督&脚本:山内ケンジ)には香取慎吾、中島セナ、Episode.3『光へ、航る』(監督&脚本:太田光)には草なぎ剛、尾野真千子、Episode.4『新しい詩(うた)』(監督&脚本:児玉裕一)には"クソ野郎★ALL STARS"が出演する。
2018年02月24日「新しい地図」を立ち上げた稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する、オムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』。この度、3人が写る本作のメインビジュアルが公開された。本作は、4つの物語を4人の監督が演出する短編オムニバス構成。今回到着したビジュアルは、「新しい地図」のファンにはたまらない仕掛けが散りばめられた一枚。『ピアニストを撃つな!』から、稲垣さん演じるピアニストのゴロー、浅野忠信演じるマッドドッグ、満島真之介演じるジョー、馬場ふみかが演じるフジコらが、ド派手過激なファッションで園子温ワールドを、『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』からは香取さん演じるアーティストの慎吾、中島セナ演じる歌喰いがファンタジックな山内ケンジワールドを、そして、『光へ、航る』からは草なぎさん演じるオサム、尾野真千子演じる裕子が訳ありな太田光ワールドを表現。また、香取さんがポスターセンターの青いラインを描いている。『クソ野郎と美しき世界』は4月6日(金)より全国86(野郎)館にて2週間限定公開。(cinemacafe.net)
2018年02月23日4月6日(金)に2週間限定全国公開される、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛のファンサイト「新しい地図」が製作するオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』の一編、『ピアニストを撃つな!』の取材会が2月19日(月)、都内で行われ、園子温監督、浅野忠信、満島真之介、馬場ふみか、稲垣吾郎が出席した。■いろいろな挑戦で稲垣吾郎を調理!2月18日にクランクインし、2日目の撮影後に開かれた取材会。園子温監督は開口一番「快調に撮影は進んでいます。ものすごくいい感じで、よいバイブレーションでやっています」と晴れやかな表情で語ると、稲垣さんも「園監督は『ゴロウ・デラックス』に出演していただいたとき、いろいろな話をさせていただき『ぜひ、いつか映画に出演させてください』と言っていたので、実現してうれしいのですが、まさか園監督の世界観に自分がいるなんて…」と満面の笑みを浮かべつつも、まだ実感が沸いていない様子だ。また、稲垣さんは劇中、「ゴロー」という役名で登場するが「たまに園監督が『ゴローちゃん』と僕の名前を呼んでくれることがあるのですが、それがすごくうれしい」とはにかむと「素敵な共演者とご一緒できたので、いい作品にしたいです」と意気込みを語る。そんな稲垣さんに、園監督は「従来のゴローちゃんのイメージを尊重しつつ、きわどいシャワーシーンを入れるなど、いろいろな挑戦をしています」と期待をあおる。■浅野忠信&満島真之介の強烈なビジュアル!不気味なマスクをした極悪人・マッドドッグを演じる浅野さんは「見ての通り面白い役なので、むちゃくちゃやるだけです」と不敵な笑みを浮かべると、大胆に髪を刈り上げた個性的なファッションで登場した満島さんも「映画界に新たな歴史を刻むような作品に参加できて感激です」と感無量な表情を浮かべる。さらに満島さんは「これまでもお世話になっている園監督、そして稲垣さん、浅野さんたちとご一緒するのだから、気合いが入らないわけがない。僕は新しいことをすることが大好きで、メッチャワクワクしていたらこんなになっちゃいました。これはカツラじゃないです」と大胆なヘアスタイルを披露すると、園監督は「(髪型が奇抜過ぎてほかの役のオファーがないので)1年間キャリアを棒に振ったな」と若者のやる気を微笑ましく眺めていた。フジコ役の馬場さんはセクシーな衣装で登場すると「“フジコ”という名前から想像するイメージがあると思いますが、素敵な先輩方、そして園監督とご一緒するのだから、思い切りやりたいです」と気合い十分。■太田組には絶対負けない(笑)ストーリーやキャラクター、衣装ともに奇抜で、どんな映像が完成するのか想像できないが、園監督は、前回の現場取材で、本作オムニバスの一編『光へ、航る』のメガホンをとる爆笑問題の太田光監督が「園子温だけには絶対負けない!」と発言していたのを受け「太田監督は僕に挑戦状を叩きつけていましたが、こちらも絶対に負けてられないですよ」とリップサービス。報道陣から稲垣さんにも「香取慎吾さんや草なぎ剛さんへの対抗意識はありますか?」という質問が飛ぶと、稲垣さんは「『絶対負けられないです』と言った方が、見出し的にはいいのでしょうが、僕はそういうタイプじゃないですからね」と柔和な表情で語るも「でも、僕は園組なので、太田組の草なぎくんには負けられないですね」と発言し、会場を盛り上げていた。最後に稲垣さんは「『新しい地図』にとって初めての作品。そこに賛同してくれる方々は本当にありがたいです」としみじみと語ると「メモリアル的な素晴らしい作品にしたいです」と力強く語っていた。(text:cinemacafe.net)
2018年02月20日綾野剛主演、宮藤官九郎脚本による映画『パンク侍、斬られて候』が、2018年6月30日(土)より全国ロードショー。町田康による風刺たっぷりの時代小説が映画化原作は、芥川賞作家、町田康による諧謔と風刺たっぷりの同名小説。物語のなかで、主人公の掛十之進(かけ じゅうのしん)が、自らが蒔いた種よって生まれる大惨事に七転八倒していく。江戸時代が舞台でありながら、それを感じさせない現代風の滑稽な会話が繰り広げられ、特異なキャラクターたちが続々と登場する。驚きに満ちたストーリー展開で、2004年に発表されて以降、今なお色褪せない作品だ。主人公は“テキトーなプータロー侍”!?綾野剛が主演に“超人的剣客”にして“テキトーなプータロー侍”、主人公の掛十之進を演じるのは、綾野剛だ。映画『新宿スワン』、『日本で一番悪い奴ら』、『怒り』、『亜人』など数々の役を演じてきた綾野だが、今回は喜怒哀楽と活劇が入り混じる難役。今までのどのキャラクターとも違う、“新たな綾野剛”に出会えそうだ。宮藤官九郎が破天荒な原作を脚色脚本は宮藤官九郎。ユニークな登場人物による軽快な掛け合いや巧妙な駆け引きを得意とし、観る者をどっぷりと物語の世界へと引き込む工藤。これまで映画では『舞妓Haaaan!!!』、『謝罪の王様』、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』などを手掛けてきたが、今回は多くの熱狂的なファンを持つこの破天荒な原作を映画版に脚色する。そして、監督は『エンジェル・ダスト』でバーミンガム映画祭グランプリ、『ユメノ銀河』でオスロ映画祭グランプリを受賞した鬼才、石井岳龍。さらに、特撮監督に『シン・ゴジラ』の尾上克郎、美術に『クローズZERO』シリーズと『十三人の刺客』の林田裕至、キャラクター・デザイン/衣装デザインには『信長協奏曲』や『銀魂』を手掛けた澤田石和寛といった、日本映画のトップランナーが揃う。なお、カメラマンであり映画監督でもある紀里谷和明が綾野剛演じる主人公・掛十之進を撮り下ろしたイメージビジュアルも公開されている。北川景子や東出昌大といった、豪華キャストも出演主演 綾野剛を取り囲む共演者には、北川景子や東出昌大、染谷将太、浅野忠信、豊川悦司といった、豪華な顔ぶれが揃う。猿を抱いた謎の女性、ろん役を演じる北川景子は、「パンク侍は私のことかもしれません。最後まで見ていただければわかります。」と意味深なコメントを残し、豊川悦司は、「町田康さんの原作を宮藤官九郎さんがアレンジする。言葉のマジシャン×2が繰り広げる世界を石井監督がどう料理するのかにとても興味が沸くと同時に、かなりのリスクを背負った野心作で、自分の中に燃えるものがありました。」と、作品に対する情熱を明かしている。【作品詳細】『パンク侍、斬られて候』公開日:2018年6月30日(土)主演:綾野剛/脚本:宮藤官九郎/監督:石井岳龍出演者:北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村 隼、豊川悦司原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫刊)
2018年02月13日映画雑誌「キネマ旬報」が主催する「2017年 第91回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」が2月12日(月・祝)、文京シビックホールにて行われ、受賞した蒼井優、菅田将暉、田中麗奈、ヤン・イクチュン、石橋静河らが登壇した。「キネマ旬報ベスト・テン」は、アメリカのアカデミー賞よりも長い歴史を持つ映画賞で、その年を代表する作品や映画人を多面的に選び出している特徴を持つ。年齢や所属の幅も広い映画を多く観ている選出者が、当年の映画界の実勢を反映することから、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を業界内外からも受けている。菅田さんは『あゝ、荒野』、『火花』、『帝一の國』、『キセキ -あの日のソビト-』とそれぞれジャンルも役柄も全く異なる作品で主演としての魅力を開眼し、堂々の主演男優賞を受賞。およそ5キロ弱あるという重いトロフィーを手に、菅田さんは「まだまだ知らないこともたくさんありますし、何ができるかもわかりませんが、真摯にワンカット、ワンカット、俳優部として一生懸命やっていきたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝を込めた。作品を観るときに思い出すことについて、「一番に出てくるのは現場の時間」という菅田さんは、「ヤンさんとの試合シーンを観ていると、その頃の記憶がいろいろよみがえってきて、熱くなれたな、とか体温みたいなものを思い出しましたね」とふり返ると、同作品で助演男優賞を受賞したヤンさんもニコニコと拍手を送った。ヤンさんは自身の受賞について、「最近、映画というものは早い速度で消費されて消えてしまっている気がします。映画という文化を記録して100年近くになるキネマ旬報から賞をいただけて、本当にうれしく思っています」と喜びを語った。そして、作品内で固く絆を結び、ゆくゆくはライバルとなった菅田さんについて、ヤンさんは「本当に菅田さんは動物的なところがあるんですね。脱いだ姿も拝見したんですけど、とても野性的な体と感性を持っている!」と絶賛し、菅田さんを呼び寄せてはチューをするふりをしつつ抱き合い、カメラマンに大サービスしていた。『彼女がその名を知らない鳥たち』で主演女優賞を受賞した蒼井さんは、下品な年上の男と暮らしながらも、8年前に別れた男の面影をいじいじと追っている自堕落な十和子を演じ、新境地を踏んだ。『フラガール』ほか(2006年度)で助演女優賞を受賞した以来の受賞となった蒼井さんは、「11年前からどれのくらい成長しているのか、なりたい役者像の何%まできたんだろうと考えていたとき、正直2%くらいだと思ったんです。これからも、できれば素敵な方々とお会いして、たくさんの方に手を差し伸べていただいて、しっかりその手を信じてあと98%を頑張りたいです」と、瞳を輝かせた。田中さんは、初主演作『がんばっていきまっしょい』(1998年度)で主演女優賞受賞して以来、母の強さや女のズルさまで出しきった奈苗を演じた『幼な子われらに生まれ』で助演女優賞に輝いた。田中さんは「主演の浅野忠信さん、娘役のおふたりと、家族皆で頑張ったで賞ということで、いただけたと思っています。家族皆で分かち合いたいと思います!」と笑顔を見せた。また、日本映画作品賞、日本映画脚本賞、新人女優賞の3冠に輝いたのは『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で、登壇した石井裕也監督と微笑みを交わした石橋さん。「これからは役を全うできるような役者になりたいと思っています」と石橋さんが受賞のコメントを伝えた。そのほか、表彰式には、日本映画監督賞の大林宣彦監督、文化映画作品賞の伏原健之監督、読者選出日本映画監督賞の岸善幸監督、キネマ旬報読者賞の立川志らくも出席した。大林監督が力強く、「あと30年は映画を作るぞ。がんごときで誰が死ぬか!」と言えば、観客からもこの日一番の大きな大きな拍手が贈られた。(cinamacafe.net)
2018年02月12日稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾が出演し、4人の監督が4つの物語を演出する短編オムニバス構成の『クソ野郎と美しき世界』。近日中にクランクインし、各話の撮影が行われるという本作に、浅野忠信、尾野真千子、満島真之介、馬場ふみか、中島セナの出演が明らかとなった。■『ピアニストを撃つな!』監督&脚本:園子温出演:浅野忠信・満島真之介・馬場ふみか・稲垣吾郎不気味なマスクをした極悪人、マッドドッグこと大門を演じるのは、主演映画『幼な子われらに生まれ』も高い評価を受けている浅野忠信。また、『三度目の殺人』『散歩する侵略者』など大活躍を続ける満島真之介は“愛すべきいじられ役”ジョー役として出演、「何が起こるか予測不可能ですが、とても楽しみです。異なる魅力をお持ちのお2方と共に、園さんの描く奇妙な世界へ飛び込みます」と意気込みを語っている。追われる身のフジコ役には、「お前はまだグンマを知らない」「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」など話題作が続く馬場ふみか。「稲垣吾郎さん、浅野忠信さん、満島真之介さんという素敵な先輩方とご一緒できることを光栄に思います」とコメント。「園子温監督といつかお仕事してみたいと思っていたので今回ご一緒できるのが楽しみです。精一杯作品に向き合って撮影に臨みたいと思います」と気合いを込めて語る。■『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』監督&脚本:山内ケンジ出演:中島セナ・香取慎吾歌を食べて生きる少女“歌喰い”を演じるのは、2017年7月のデビュー以来、モデルとして「GINZA」「SPUR」「Casa」「BRUTUS」「FIGARO japon」「装苑」などの雑誌で活躍し、本作が映画デビューとなる中島セナ。「演技をするのは初めてなので、役になってセリフを言ったり動いたりすることに不安や緊張はありますが、山内ケンジ監督と香取慎吾さんと一緒に作品に関われることが嬉しいです」と語り、「いま出来ることに一生懸命取り組んでいきたいと思います」と、こちらも意気込み十分。■『光へ、航る』監督&脚本:太田光出演:尾野真千子・草なぎ剛本話で草なぎさんと夫婦役を演じるのは、尾野真千子。監督とのタッグに「爆笑問題・太田光ではなく、監督・太田光という世界観が楽しみすぎです。1つ1つの言葉を聞き逃さず、この物語を創っていきたいと思います」と語っている。「ぶっとんでるけど愛がある」がコンセプト!キャスティングにも自信このキャスティングについて、“クソ野郎プロデューサーズ”からは、「一番バッターに相応しいインパクトと実力のある俳優さんということで、日本映画界が世界に誇る浅野忠信さんにお願いしました。映画のトーンを決める非常に重要な役どころマッドドッグ(大門)は逃げる女の尻を追いかけ、暴れる男。何とも極端な役を彼ならさらに魅力的に演じてくださると思います。ピアニスト役の稲垣吾郎さんとのクソ野郎対決に期待いただきたい」との言葉が到着。さらに、「満島真之介さんに演じていただくジョーは、強いのに間抜けな弱点があるという物語に必ず必要な“愛すべきいじられ役”的な存在です。満島さんの柔らかくも鋭い表現力でどんなキャラクターに料理されるのか注目したいです」という。また、若手注目株の馬場さんには、「浅野忠信さんと稲垣吾郎さんを狂わすフジコという役柄を、奔放でエロティックながらも品よく演じられる稀有な女優さんだと期待して起用させていただきました」、本作が女優デビューとなる中島さんには「年齢不詳で抽象的な魅力を備えており、不思議な歌喰い役にはぴったりでした。そんな未知数な彼女が、アーティスト役の香取慎吾さんとどんな世界観を作り出してくれるのか楽しみです」とのコメント。そして、「尾野真千子さんは、プロットの段階からお願いしたいと思っていました。尾野さんと草なぎ剛さんという観る者の魂をえぐり散らす演技派の2人にしか生み出せない場面が必ず誕生するはずです。この2人の演技が本気でぶつかりあった先にある神聖な気持ちを期待してやみません」と期待を込めて語っている。『クソ野郎と美しき世界』は4月6日(金)より全国86(野郎)館にて2週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月02日「同年代の男性から強く求婚されたことで、浅野さんも決意を固めたみたいですね。すでに、いっしょに暮らしているとも聞きました」(スポーツ紙記者) 1月11日、浅野ゆう子(57)が公式サイトで結婚を発表した。お相手は同世代の一般人男性。交際に発展したのは最近だったが、昨年末にゴールインしたという。 《お互いこの年齢で…とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いの健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました》 そうコメントしている浅野だが、過去に彼女は最愛の恋人だった田宮五郎さん(享年47)を亡くしている。12年4月、くも膜下出血で倒れて緊急搬送された田宮さん。浅野は献身的に支え続けていたが、14年11月に田宮さんのくも膜下出血が再発。自宅で倒れて再び緊急搬送されたが、4日後に息を引き取った。 夫婦問題研究家の岡野あつこさんは、57歳での初婚についてこう語る。 「一般的にも、熟年婚市場は盛況です。60歳を過ぎると健康面に不安が出てきますから、その前に支えてくれる伴侶を求める方が多いようです。また周囲からお相手が『遺産目当てだろう』と揶揄されることもありますからね。財産的な面でも元気なうちに結婚しておきたいという思いがあるようです。そのほか、若くしてパートナーと死別したというケースも多いようです。相手を思い続けるという方もいらっしゃいますが、『あなたが幸せになってくれたほうが供養になるから』と周囲に言われて決断する人も少なくないようです」 田宮さんの死去から3年、浅野はようやく決断した。岡野さんは、彼女の結婚についてこう続ける。 「幸せの形は人によって違いますし、最後までわからないものです。ただ浅野さんについての記事を拝読すると、彼女はもともと『結婚したい』という思いをお持ちだったようですね。それならば、今が彼女にとって結婚する“最良のタイミング”だったと言ってもよいのではないでしょうか」 所属事務所によると、会見や結婚披露宴などの予定はないという。苦しいことも多かった。そんななかでたどり着いたゴールインを、天国の田宮さんもきっと喜んでくれていることだろう――。
2018年01月17日1月11日、浅野ゆう子(57)が公式サイトで結婚を発表した。お相手は同世代の一般人男性。交際に発展したのは最近だというが、昨年末にゴールインを果たした。 だが、「57歳の結婚」を決断するまでには多くの試練があった。それは、最愛の恋人だった田宮五郎さん(享年47)の死と向き合うという悲痛な日々でもあった――。 12年4月、くも膜下出血で倒れて緊急搬送された田宮さん。病院で過酷なリハビリに励む彼を支えていたのが、浅野だった。同年6月に本誌が交際を報じると、浅野は「田宮さんは今、“生きていきたい”と前向きに信念を持ち、懸命に病と闘っております」とコメント。田宮さんは退院後もリハビリを続けたが、彼女はそばでサポートし続けた。 「2人は、07年から交際を続けていました。同棲も始めていて、周囲に『結婚を考えているんです』とまで公言していたそうです。くも膜下出血で倒れた後、田宮さんの左半身にはまひが残りました。思うように回復せず苛立ちを隠しきれないこともあったそうですが、浅野さんは優しく彼を励まし続けました。そして田宮さんも奮起し、『復帰できたらプロポーズを!』と決意を抱くようになったといいます」(芸能関係者) だがその夢は、はかなくも砕け散ってしまった。14年11月、田宮さんのくも膜下出血が再発。自宅で倒れて再び緊急搬送されたが、4日後に息を引き取ったのだ。 「浅野さんはショックのあまり、自宅に引きこもる日々を送っていました。一日中、遺影の前にいることもあったといいます。事務所スタッフが元気づけても『新しい仕事は入れないで』と断っていたそうです。しかし田宮さんの親族や周囲から『過去ではなく、未来を見なければ』と言われ、少しずつ前を向こうと努力したんです」(前出・芸能関係者) 田宮さんの一周忌を前にした15年10月、浅野は京都にあるお寺を訪れている。田宮さんのお墓に納骨するためだった。当時、一部週刊誌では「彼との思い出に縛られた自分との“決別の儀式”だった」とも報じていた。だが、浅野の知人はこう語る。 「浅野さんは、田宮さんを片ときも忘れたことがありません。今回、別の男性からプロポーズされたときも『結婚してもいいのだろうか……』と葛藤があったそうです。しかしその背中を押してくれたのは、他ならぬ田宮さんでした……」 15年1月、浅野は「やんジィ美魔女の旅」(フジテレビ系)に出演。そこで田宮さんを失って以来、初めてこうコメントしている。 「一瞬一瞬を大切に生きていかなければならないということを本当に昨年、すごく勉強させてもらいました。出会いがあると、絶対にやってくるのは別れですからね。そこに向かって、日々過ごしていかなくてはいけない。でも、支えてくれる方がいるのは宝物ですよ」 それは、田宮さんからの“遺言”でもあったという。前出の知人がこう続ける。 「結婚を約束していたのに、たった1つの病気で運命の歯車が狂ってしまった。人生、何があるかわからない――。2年間にわたるリハビリ生活のなかで田宮さんはそのことを痛感していて、彼女にも伝えていたようです。だからこそ浅野さんは60歳を前にしてやってきた結婚の機会を受け入れることにしたのでしょう。自分に何かあったとき、そばに誰かいてくれるのはかけがえのないこと。そのことを知っていますからね……」
2018年01月17日俳優の新井浩文が16日、映画『犬猿』(2月10日公開)のプレミア上映会 舞台挨拶に、窪田正孝、江上敬子(ニッチェ)、筧美和子、吉田恵輔監督とともに登場した。同作は????田恵輔監督のオリジナル作。印刷会社に勤める真面目な弟・金山和成(窪田)&乱暴者でトラブルメーカーの兄・卓司(新井)の兄弟と、見た目は悪いけど頭がよく勤勉な姉・幾野由利亜(江上)&要領は悪いが容姿と人当りの良さで人気者の妹・幾野真子(筧)の、”W犬猿ペア”の兄VS弟、姉VS妹のドラマを描く。2018年の抱負を聞かれた出演者陣。18日に39歳の誕生日を迎える新井だが、年齢とは特に関係なく「まあね、年末ちょっと会社で色々あったんで……」と、12月5日に事務所「アノレ」の社長である、俳優浅野忠信の父・佐藤幸久容疑者が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された件に触れた。ざわつく会場に、新井は飄々とした様子で「今年は、もうちょっと本当に、去年の1.75倍くらい働きたいなと」と語る。「皆さんもよろしくお願いします! 今年は仕事を頑張る、ということです!」と前向きな様子に、会場にも笑いが起こっていた。
2018年01月16日木村拓哉がボディーガードに扮するドラマ「BG~身辺警護人~」のプレミアム試写会&制作発表記者会見が1月15日(月)、都内にて行われ、木村さんに加え、共演の江口洋介、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、石田ゆり子、上川隆也が勢揃いした。撮影の合間は和気あいあいと演者同士で話も弾んでいるそう。エピソードを尋ねられた斎藤さんは「“絶対この人の存在は誰も知らないだろう”という僕の師匠がいるんですけど、(木村さんが)その人の名前をおっしゃったときゾッとしました。木村さんの情報網、そこまで張っているんだ、と。たまに気を抜くとびびります(笑)」と、驚きのやり取りを明かしていた。菜々緒さんも木村さんとの撮影の合間のコミュニケーションも楽しみにしているとし、「私が一番楽しみにしているのは物真似、じゃないですけど…」と言うと、ふられることを恐れてか、木村さんからどっと汗が…。しかし、菜々緒さんは続けて「効果音とかもリアルに話してくれるし、松山ケンイチさんとか浅野忠信さんの物真似もすごい!」と言うと、上川さんも乗っかり「その場にいたような気にさせてくれるんですよ!」と触れ、斎藤さんも「昨日、上川さんの物真似をされていて、そっくりでした」とダメ押しをする。木村さんは「かくはずのない汗がすごい出てきた…」と大量の汗をぬぐい、残念ながら物真似の披露がされることはなかった。「BG~身辺警護人~」はSPとは異なり、武器なしの丸腰でクライアントの命の盾になる、ボディーガードたちの泥臭い戦いの日々を臨場感たっぷりに描く。かつて敏腕のボディーガードとして働いていた島崎章(木村さん)は、ある出来事をきっかけに退いていたが、身辺警護課の新設を機に復帰を決意し、民間警備会社で新人として働き始める。アクションもさることながら、井上由美子が描く人間ドラマもポイントになる本作において、木村さんは「治安のいい日本において需要はさほど低いとは思うんですが、こういう形の“ヒューマンドラマ”を作ってみました。最後までやり抜きますので受け取ってください」と気合い十分。演じる島崎には、プライベートの側面で息子とのコミュニケーションに悩むシングルファーザーの一面もある。木村さんは「誰が島崎の奥さんなんだろう、って思っていて。そうしたら、プロデューサーに“奥さん役、誰がいい?”って(聞かれた)」と笑みを見せ、いつか出てくるかもしれないことをにおわせた。クライアントを「護る」ことにかけて「今年一番守りたいこと」を直筆で書いたキャスト陣。「約束」(木村さん)、「縁」(江口さん)、「鼻」(斎藤さん)、「鍛」(石田さん)、「律」(上川さん)、と個性豊かな回答が出そろう中、「住」と太い字を掲げたのは間宮さん。「ひとり暮らしを始めて6~7年、最初は家の中はどうでもいいと思っていたけど、最近になり家を充実させたいなと。だから工さんの家に遊びに行きたいと思っていて、すごく充実していそうな家ですよね」と斎藤さんに人なつっこそうな笑みを向けた間宮さん。受けた斎藤さんは「映画を観る環境にはなるべくするようにはしていますが、ドキドキしちゃいますね!間宮くんが家にいるって思うと(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ「よかったら来てください」と誘っていた。「BG~身辺警護人~」は1月18日(木)より毎週木曜日21時~テレビ朝日系24局ネットにて放送。(cinamacafe.net)
2018年01月15日浅野ゆう子(57)が昨年末に同年代の一般男性と結婚したことを1月11日、所属事務所が報告した。 相手が一般人であるとして、素性などには一切触れず。結婚を決めた理由を「お互いこの年齢で…とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いの健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました」と説明した。 この結婚報告を受け、「W浅野」として一時代を築いた浅野温子(56)も「ご結婚おめでとうございます!とにかくとにかくおめでたいです」と祝福。1988年放送のフジテレビ系ドラマ「抱きしめたい!」で共演した2人だが、当時はとても“戦友”と呼べるような関係ではなかったという。 「いまでも当時を知る人たちの間では語り継がれていますが、ドラマ現場の緊張感がものすごかったそうです。2人は相当互いをライバル視しており、互いに対していいたいことがある場合はプロデューサー経由。共演者やスタッフはどちらの“派閥”にも偏ることなく、あくまでも中立に仕事をこなすのが大変だったようです」(フジテレビ関係者) 浅野ゆう子は16年8月に「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)の人気コーナー「本音でハシゴ酒」で、当時の関係について言及。「(登場とか)あっちゃんが先なんですよ。二枚看板なんだけど、何秒差とか。オープニングの出とかで……」と、ドラマ「あぶない刑事」で先にブレークしていた浅野温子との扱いに差があったというのだ。 「でも13年放送のスペシャルドラマ『抱きしめたい!Forever』の会見では、かなり和気あいあい。報道陣のリクエストに応じて、熱いハグを交わして写真撮影していました。今回も温子さんは祝福メッセージをしていましたし、時間が2人の溝を埋めたようですね」(会見を取材した記者) この分だと、またまた「W浅野」の復活がありそうだ。
2018年01月11日1月11日、女優の浅野ゆう子(57)がブログを更新。昨年末に同世代の一般男性との結婚したことを報告し、Yahoo!検索ランキングで上位にランクインし話題になっている。 浅野は「ご報告」と題したブログを更新。「私、浅野ゆう子は昨年末に結婚いたしましたことをご報告させていただきます。」とし、「相手は同世代の一般男性です。お互いこの年齢で…とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いに健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました」と明かした。 これに対しファンは「驚きというか、なんというか、ちょっとセンセーショナル笑おめでとうございます」「57歳で初婚になるわけか浅野ゆう子すげぇ」「浅野ゆう子さん結婚!ほぉービックリした」「ゆう子さん、ご結婚おめでとうとてもとても嬉しい」「浅野ゆう子は未婚を貫くと思っていた…」「浅野ゆう子ロスショック来るわ…」などの反応を見せている。
2018年01月11日女優の浅野ゆう子(57)が11日、オフィシャルブログを通じ、昨年末に一般男性と結婚したことを報告した。浅野ゆう子浅野は「新年を迎え、諸事ご多用中のところ、私事で誠に恐縮ではございますが」「私、浅野ゆう子は昨年末に結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と発表。「突然にこのようなご報告をこの場で致します非礼をお許しください」と丁寧に詫びた。お相手は「同世代」の一般男性。「お互いこの年齢で・・・とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いの健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました」と結婚に至る経緯も明かす。「今後も仕事に誠心誠意取り組み、ますます精進して参ります所存でございます。皆様には変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます」と抱負をつづると共に、「また、相手の男性は一般の方ですので、関係者の皆様にはこの書面を持って何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
2018年01月11日「伊勢谷友介(41)や浅野忠信(44)、役所広司(61)など、映画俳優がここにきて次々とテレビドラマに主演している背景には、映画ではなくテレビに出て好感度を上げることがCM出演のオファーを得る“近道”だという、昨今の“CM出演事情”があるんですよ。CMの仕事はギャラがよく、ひと昔前は高倉健さんのように、気に入った映画だけ出て、あとはCMで稼ぐというやり方が通用しました。でも、いまは大物映画俳優でも、CMに出るためにはテレビに出て好感度を上げることが必須。彼らにとっても、CM出演料はそれだけ芸能生活の“生命線”になっているんです」(広告代理店関係者) ’17年のCM起用社数ランキングが12月6日にニホンモニターから発表された。それによると、’17年の男性部門1位は遠藤憲一(56)の12社。2位が相葉雅紀(35)と錦織圭(27)の11社、3位が二宮和也(34)と松本潤(34)の10社と続く。 「1位が遠藤憲一と聞いて意外と思われる人もいるでしょうが、これは知名度の割にCM出演料が安いため」(前出・広告代理店関係者) ではその「安い」という額は実際いくらなのか。今回、本誌では広告業界関係者の協力を得て、人気男性タレントたちの“CM出演料”を徹底調査した。その結果をまとめたのが、次の一覧表だ。 【明石家さんま】年間契約:1億8,000円/1クール:1億円【タモリ】年間契約:1億8,000円/1クール:1億円【イチロー】年間契約:1億8,000円/1クール:8,000万円【浜田雅功か松本人志】年間契約:1億5,000円/1クール:8,000万円【中居正広】年間契約:1億2,000円/1クール:7,000万円【錦織圭】年間契約:1億2,000円/1クール:6,000万円【羽生結弦】年間契約:1億円/1クール:6,500万円【内村光良】年間契約:9,000万円/1クール:4,000万円【櫻井翔】年間契約:9,000万円/1クール:3,500万円【菅田将暉】年間契約:9,000万円/1クール:3,000万円【阿部寛】年間契約:8,000万円/1クール:3,500万円【松田翔太】年間契約:5,000万円/1クール:2,500万円【西島秀俊】年間契約:5,000万円/1クール:2,500万円【遠藤憲一】年間契約:4,500万円/1クール:1,500万円【DAIGO】年間契約:4,000万円/1クール:1,800万円【竹内涼真】年間契約:4,000万円/1クール:1,500万円【山﨑賢人】年間契約:4,000万円/1クール:1,200万円【斎藤工】年間契約:3,500万円/1クール:1,200万円【マツコ・デラックス】年間契約:3,500万円/1クール:1,500万円【松坂桃李】年間契約:3,000万円/1クール:1,000万円 年間契約の場合、遠藤が4,500万円で上位陣と比べるとたしかに“リーズナブル”なお値段。出演オファーが殺到するのもうなずける。CM出演料トップはタモリ(72)と明石家さんま(62)が総合1位、続いてイチロー(44)だ。 「タモリさんは、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了して露出度が減り“タモリロス”が叫ばれて以来、プレミア感が増しています。高年齢のためスキャンダルでのCM降板の恐れが少ないのも魅力ですよね」(別の広告代理店関係者・以下同) 男性5位の中居正広(45)は、年間契約で1億2,000万円。 「MCを務めるレギュラー番組も多く、お茶の間の知名度は群を抜いています。SMAPは解散しましたが、中居さんのタレントとしての価値はまったく下がっていません」 2月に平昌五輪を控える羽生結弦(23)は、年間契約1億円。 「男性フィギュアスケート界で現在、知名度ナンバーワン。はやりの塩顔系男子として、とくに20~50代女性からの好感度は抜群です」 映画にドラマに引っ張りだこの菅田将暉(24)は、年間契約9,000万円。 「バラエティ番組に出演しても話が面白いと評判です。’18年は、さらにCMオファーが増えると見ています」 3年前、ドラマ『昼顔』(フジテレビ系)でブレークした斎藤工(36)は、’17年、7社のCMに出演。年間契約で3,500万円と割安な出演料なことが好感されているようだ。 「二枚目なのにお笑い企画もOKな部分が好感度につながっていますね。だから、もしスキャンダルがあってもダメージが少ないタイプです。そうすると企業側も安心感があるので、ますますオファーを出しやすくなりますね」
2017年12月29日気がつけば、2017年も師走に突入。すぐそばまで新年が迫ってきています。そこで今日は、本年ラストクールとなる秋ドラマを総決算!毎クール全てのドラマをチェックしているマニアな筆者が選んだ“勝手にベスト3”をお届けしていきますよ~。■第1位:衝撃の最終回に話題沸騰!恋愛×アクションが見事に融合「奥様は、取り扱い注意」いままで有りそうで無かった、新感覚ドラマの誕生です。綾瀬はるかさん主演のドラマ「奥様は、取り扱い注意」では、恋愛×アクションという一見ミスマッチな2つが見事融合!斬新な演出がキラリ光る作品となりました。ヒロイン・菜美は、旦那様(西島秀俊)への愛に溢れるちょっぴりセレブな若奥様。物語の表面は、そうした新婚夫婦のラブラブでほっこりするような毎日が描かれているのですが――実はその裏で、菜美は特殊工作員時代のスリルが忘れられず、近隣の揉め事に率先して首を突っ込んでいくという“心の矛盾”が面白い。「目には目を、歯には歯を」の精神で、世に蔓延る巨悪に罰を与えていく菜美。セレブな町並みには似つかわしくない、異色のアクションシーンは圧巻でしたね。また、視聴者の中で最初から怪しいとうわさされていた旦那様。西島さんの目の輝きは、どうにも「MOZU」や「CRISIS」を彷彿とさせ…(笑)。迎えた待望の最終回、包丁や花瓶が飛び交う異色の夫婦喧嘩は、ドラマの歴史に残る刺激的なシーンになったと言えるでしょう。謎の残る終わり方に、パート2や映画を期待する声が多数挙がっているようです。■第2位:まるで子どもの喧嘩…?!凸凹バディが天邪鬼な捜査で事件解決「刑事ゆがみ」新感覚と言えば、「刑事ゆがみ」の凸凹バディも忘れてはいけません。競馬新聞をこよなく愛し、一見適当そうに見える弓神(浅野忠信)×成績優秀で真面目、ザ・生徒会長タイプの羽生(神木隆之介)。2人に共通するのは、驚くほど真っ直ぐな正義への信念です。真実解明のためには手段を選ばず、時に違法捜査をしてでも事件を追究していく弓神――最初は彼にブンブン振り回されていた羽生でしたが、いつしか不思議な信頼が生まれ…。何度騙されても、嘘の裏にある真実を見抜こうと必死に食らいつく姿に、応援したくなった人も多いのではないでしょうか。お互いのプライベートを暴こうと尾行し合い、弱点になりそうな証拠写真をパシャリ。それをネタに食事の代金を押し付け合うやり取りは、まるで子どもの喧嘩…?(笑) 純真無垢な掛け合いにほっこりさせられる反面、毎話豪華なゲストキャストを招いての本格ミステリーも非常に魅力的な一作でした。形を変えた“愛”にまつわる様々な物語――巧妙なトリックの数々に、思わず「なるほど」と唸らされる一幕も。この名コンビ、1クールで終わってしまうのは勿体ない気がしてなりません。■第3位:シュールな小ネタが満載幸せの意義を問う、七転八倒の復讐劇「監獄のお姫さま」そして最後がこちら、久しぶりのクドカンワールド炸裂!「監獄のお姫さま」にはこの3か月、たくさん笑って…そして泣かさました。物語は、若くてギラギラしたやり手のイケメン社長・板橋吾郎(伊勢谷友介)が謎のオバサン集団に拘束されるという不可解な展開に始まり――回を追う毎に、なぜそのような事態に至ったのか。その経緯が事細かに説明されていく斬新な構成になっていました。何度も第1話を見返したくなる中毒性が特徴の一作と言えるでしょう。もちろん、ファンの期待を裏切らず、宮藤官九郎さんらしいシュールな小ネタも満載です。小泉今日子さん演じる馬場カヨが「リア充をモロキュー」「パティシエをパスタ」と言い間違えるなど、オバサンあるあるを散りばめたり、財テクこと菅野美穂さんが突然にゃんこスターのダンスを踊り出したり…と、知っている人だけがプッと吹き出してしまう笑いの種が散りばめられていました。また一方で、思わずドキッとさせられる深いメッセージにも共感。罪を犯した人間の深層心理を突き詰め、罪を思い留まる人間との境界線を徹底して塗りなおしていく台詞の数々に、本作のテーマ「人はなぜ生きるのか?」「幸せってなんだろう?」と考えさせられた人も少なくないはず。自分なりの正解を見つけることで、新年の幕開けにも役立つこと間違いなしですよ。以上、秋クール勝手にベスト3はいかがでしたか?次回は2017年を振り返った総括をお届け予定! お楽しみに。(text:Yuki Watanabe)
2017年12月21日