昨年は新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』の演出でも話題をさらった劇作家で演出家のG2と、9人の俳優からなる演劇ユニット「モジリ兄とヘミング」の第3回公演『蝋老楼~カラフルな残骸~』が2月29日(土)から3月8日(日)まで東京・テアトルBONBONで上演される。2017年、「何か面白いことをやってみよう」と結集した面々。年齢もキャリアもジャンルも異なる彼らが、緊密な劇空間で繰り広げるのは、時間も空間も超越した壮大な物語だ。もちろん、G2の書き下ろし作品。彼らにしかできない舞台表現を、毎回、たくましく模索している。「ヒューマン・ファンタジー三部作」完結編となる新作『蝋老楼~カラフルな残骸~』について、作・演出のG2は次のように話す。「今回は地下にある小さな“製本会社”のオフィスに何十年もの時の流れが突如現れます。さまざまな“信じられない”現象が飛び出してくるのです。それらに翻弄された結果、どんな末路が待っているのか。登場人物たちは大切な何かを取り戻すことができるのか。 それは人生の縮図であり、もう一つの人生であり、もしくはあり得ない絵空事なのかもしれません。スリルとサスペンスの中で、多いに笑って感動できる作品に仕上がりました」。大劇場でのスペクタクルなステージングにも定評がありながら、あえて息遣いまで伝わる小劇場にこだわり、志を同じくする仲間たちと試行錯誤を続けるG2。その表現の向かう先に注目したい。文:小川志津子
2020年02月26日昨年末に上演され、大きな注目を集めた新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』のディレイビューイングが開催されている。昼の部を“前編”、夜の部を“後編”として舞台の模様を収録した映像を映画館の大スクリーンで上映。新橋演舞場の公演チケットは即日完売しており、映画館にも多くの人が足を運ぶことになりそうだ。『風の谷のナウシカ』は、宮崎駿の同名漫画、ならびアニメーション作品で、日本だけでなく海外の観客からも熱狂的な支持を集めている。歌舞伎版は全7巻の漫画を2部の通し新作歌舞伎として上演したもので、壮大な世界観、重厚なドラマ、哲学的な主題を古典歌舞伎の技法を用いながら描いている。主人公ナウシカを尾上菊之助、トルメキアの皇女クシャナを中村七之助が演じ、丹羽圭子と戸部和久が脚本を、G2が演出を手がける。前編は2月20日(木)までの上映で、28日(金)から3月5日(木)まで後編を上映する。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング前編2月20日(木)まで後編2月28日(金)から3月5日(木)まで
2020年02月15日昨年末に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』での好演が話題を呼んだ歌舞伎界の新鋭・尾上右近(27)。「新しい年もチャレンジングな1年にしたい」という言葉どおり、次に挑戦するのは、現代劇。’17年放送のNHKドラマ『この声をきみに』のスピンオフ舞台『この声をきみに〜もう一つの物語』(大阪公演/3月6〜8日、サンケイホールブリーゼにて。東京公演/3月12〜22日、俳優座劇場にて)だ。「型が決まっている歌舞伎はセリフをほぼ観客に向かってしゃべるけれど、現代劇は相手と向き合う。歌舞伎では感じられない、会話の重要性と難しさを実感しました」(右近・以下同)今作は、ある朗読教室に集まり、声で心を開放していく人たちの交わりを描く心温まる大人のラブストーリーだ。専門外のジャンルにも果敢に挑む姿が頼もしい。祖父と父は六代目・七代目清元延寿太夫。清元という古典音楽の宗家に生まれた右近が、歌舞伎役者を志したのは、3歳のときだった。「おばあちゃんの家に行ったときに、映画監督の小津安二郎さんが父方のひいおじいさん(六代目尾上菊五郎)の『春興鏡獅子』を撮った映画を見たんです。で、歌舞伎の魅力に取りつかれて、『あの役になりたい!』と。あの日の様子をすごく鮮明に覚えていますね。部屋に西日が差していて……あれは僕のなかに残っているいちばん古い記憶です」「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年02月03日Dragon Ashの降谷建志と女優のMEGUMIの長男・降谷凪が、映画『ラストレター』(2020年1月17日公開)で俳優デビューを果たすことが9日、明らかになった。同作は岩井俊二監督によるオリジナルのラブストーリーで、夫・子供2人と暮らす岸辺野裕里(松)が、姉・未咲の死をきっかけに初恋の人・鏡史郎(福山雅治/神木隆之介)と再会し、そこから始まった手紙の行き違いが姪・鮎美(広瀬すず)を巻き込んでいく。20年以上のキャリアで熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、自身の原体験を詰め込んだ集大成として、初めて出身地である宮城でのロケーションで挑む。凪が演じるのは、松演じる裕里と庵野秀明演じる宗次郎の息子・岸辺野瑛斗。撮影前、瑛斗役のオーディションを行いましたが、なかなか岩井監督のイメージに合う「瑛斗」が見つからず、何度かオーディションを行い、約200名の中から凪が抜擢された。○降谷凪 コメント映画の撮影現場に行くのは初めてだったから緊張したけど、スタッフの皆さんに優しくしてもらったので楽しかったです。休み時間には、岩井監督にオモチャでいたずらをしたりしました。触ったら変形するオモチャで、監督に渡したら「わー!」ととても大きな声で驚いていました。『ラストレター』で経験したことや気持ちを大切に、面白い表現が出来る役者になりたいです。
2019年12月09日蜷川幸雄や野田秀樹、宮藤官九郎ら外部の演出家とのコラボや、『ワンピース』『NARUTO−ナルト−』といったコミックを原作とした新作など、近年さまざまな意欲作が話題となっている歌舞伎界。そんな中で伝えられた『風の谷のナウシカ』舞台化のニュースは、原作者の宮崎駿が初めて実写化(舞台化)を許したという意味でも、また壮大なスケールの物語を果たして舞台で表現できるのかという意味でも、各界から注目を浴びている。企画と主演を兼ねる尾上菊之助と共演の中村七之助らが挑む未知の舞台が、いよいよ本日12月6日に東京・新橋演舞場で初日の幕を開ける。本作のベースとなるのは、宮崎が1982年から1994年まで雑誌「アニメージュ」で連載していた原作漫画。当然、連載途中に映画化(1984年)された同名映画の“その後”までが描かれており、宮崎ファンや研究家の間では、映画版に勝るとも劣らないほど重要視されている作品だ。今回の歌舞伎版では、全7巻の全貌を昼の部・夜の部の通しで完全上演。その世界観の核の部分にまで踏み込む予定となっている。舞台化のキモは、制作発表で菊之助が語った「歌舞伎の古典的な手法を使って舞台化する」という点だろう。スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫も「これまでハリウッドを含めたくさんの実写化のオファーがあったが、(宮崎が)すべて断っていた」とのことで、宮崎が首を縦に振った理由もこの辺りにありそうだ。出演は、菊之助がナウシカを演じるほか、トルメキアの皇女クシャナに七之助、ナウシカが剣を師事するユパに尾上松也。さらに中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近ら若手実力派が顔をそろえるほか、片岡亀蔵、中村錦之助、中村歌六と手練の役者陣が舞台を引き締める。人間ドラマを描く作品から、仕掛けを使った荒唐無稽な娯楽作まで、幅広い演目で人々を楽しませてきた歌舞伎。その底力を使って、今回も驚くような結果が待っているに違いない。12月25日(水)まで。文:佐藤さくら
2019年12月06日もうすぐ新橋演舞場にて上演される宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」の歌舞伎化が、来年ディレイビューイングとして映画館で上映されることが決定した。12月6日(金)より公演が始まる新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」は、1984年にアニメ映画化され、世界中で愛されている宮崎駿の名作漫画を基に、映画版では描かれなかった全7巻の壮大な物語全てを新作歌舞伎化。キャストには、ナウシカ役を尾上菊之助、ナウシカと対する皇女クシャナ役を中村七之助。ほかにも、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近、中村種之助らが出演する。脚本は、「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」など数々のスタジオジブリ作品を担当した丹羽圭子と戸部和久(松竹)、演出は新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」も手掛けたG2が担当する。そんなチケット即日完売となった本作が、上演からわずか2か月でディレイビューイングし、より多くの人たちに届ける今回の企画。新橋演舞場にて昼の部・夜の部通しで上演される本作を、映画館では昼の部を前編、夜の部を後編として公開する。『新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」ディレイビューイング』は前編:2020年2月14日(金)~、後編:2020年2月28日(金)~東劇・新宿ピカデリーほか全国にて各1週間限定上映。※一部映画館では上映期間が異なる場合あり(cinemacafe.net)
2019年12月05日米アーカンソー州で、ハンターが自分で撃ったシカに殺されるという不可解な事件が起こった。同州の狩猟監視委員会の広報担当キース・スティーヴンズ氏は「20年間ここで働いているが、最も奇妙な出来事の1つだ」と地元テレビ局KY3の取材に語っている。犠牲者のトーマス・アレクサンダーさん(66)は、前装式の猟銃で雄のシカを一頭仕留めた。「どれぐらいシカをそこに放置していたかはわからないが」とスティーヴンズ氏は前置きした上で、当時の状況を説明する。「彼はシカがちゃんと絶命しているか確かめるために、シカに近づきました。するとシカはなぜか回復していて、ツノで刺してきたようなんです」アレクサンダーさんは息も絶え絶えに家族に電話し、家族からの通報を受けて急行した救急隊により病院に運ばれたが、間もなく息を引き取った。狩猟監視委員会は、シカを仕留めた後は30分間近づかず、動かないか見守るようハンターたちに呼びかけているという。今回のケースでは、その30分間でシカが力を取り戻してしまい、復讐に出たようだ。
2019年10月25日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、19日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)に出演。舞台やミュージカルの公演中、自身に課している”我慢”を明かした。番組内で、自身が主演を務めたミュージカル『ドン・ジュアン』の楽屋の様子を明かした藤ヶ谷。「7人の時の楽屋はみんなのものですから、自分用にカスタマイズしませんけど、舞台の時は一人で使わせていただいてるので、薄暗いですね。電気を点けるのはメイクする時だけ」と言い、「あとは、自分が落ち着く香りのキャンドルを焚いて、自分の部屋に近い感じにしてる」とこだわりを語った。また、楽屋にはスピーカーを持ち込み、「本番までは、テンションを上げるために、音楽をガンガンかけている」そう。さらに、舞台やミュージカルの公演中は、自分へのご褒美を用意しているそうで、「大好きな安室(奈美恵)さんの曲を我慢して、千秋楽の日だけ聴く。もちろん聴きたいけど、なんか我慢を作って。千秋楽は、スピーカーでガンガン安室さんの曲をかけて歌って踊ってやりました」と明かしていた。
2019年10月21日歌舞伎俳優・尾上菊之助が新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』に挑む。宮崎駿の全7巻の漫画を原作に、映画版では描かれなかったすべてのストーリーを、昼の部・夜の部通しで上演。あの壮大な物語がどう歌舞伎になるのか。座頭として一座を率いながらナウシカを演じる菊之助の挑戦に、期待が募る。【チケット情報はこちら】宮崎駿が『風の谷のナウシカ』の連載を始めたのが1982年。原作の2巻の途中までを映画化して話題となったのが1984年だった。描かれているのは、戦争によって産業文明が滅んでなお、人間同士が争う世界。主人公の少女ナウシカは、人々が恐れる巨大な蟲や有毒な瘴気を発する腐海と親しみながらその世界に希望を求めていく。「宮崎監督が原作を書かれてから30年以上経ちましたが、このディストピア(反理想郷)のなかで描かれる、環境、エネルギー資源、遺伝子操作、核、戦争といった問題は、変わらず考えていかなければいけない普遍的なテーマだなと改めて思います。歌舞伎もまさしく普遍的なテーマを持つものが古典として残ってきました。また、歌舞伎には『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』など丸1日かけて上演する通し狂言という上演方法があり、この物語のスケールの壮大さはそれに匹敵すると思ったんです」。この作品を歌舞伎にしたいと考えた理由を菊之助はこう語る。確かに、歌舞伎と『風の谷のナウシカ』、意外に遠くないのかもしれない。では、具体的にどのように進めてきたのか。「たとえばナウシカの衣裳に関しては、パッと観た瞬間にナウシカだとわかるように漫画に寄り添っていこうと思っています。漫画そのままではなく、青い色、ブーツ、手袋などのエッセンスを抽出して歌舞伎と上手く融合できればと思っています。それから、王蟲や巨神兵といった大きな生き物たちは、歌舞伎でもキツネや猪などのいろんな生き物が出てきますので、その延長線上の表現方法で考え、登場させようかと考えています。また、映画版に登場した音楽も、古典歌舞伎の黒御簾音楽をベースに、一部和楽器の編成で演奏します」と、菊之助のなかにはすでに構想がある様子。そして何より頼もしいのが、「古典の技法が必ず力になると思っているんです」という言葉だ。「新作歌舞伎を創作するときに助けになるのは、やはり古典の蓄積だと思っています。『風の谷のナウシカ』のあらすじをざっと大づかみして来ていただければ、あとはもう歌舞伎の世界にどっぷり入って楽しんでいただけるはずです」。400年もの間、様々な人間と物語を表現してきた歌舞伎である。『風の谷のナウシカ』の真髄がそこに見えてきても不思議はない。公演は12月6日より新橋演舞場にて。チケットは10月19日(土)より一般発売。取材・文:大内弓子
2019年10月18日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、5日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)に出演。10年来の友人で、ものまねタレントとしてブレイク中のりんごちゃんとのエピソードを語った。先月放送されたテレビ番組で、藤ヶ谷との交友関係を明かして話題になったりんごちゃん。「10年近いのかな? りんごちゃんと仲良くて」と話し始めた藤ヶ谷は、Kis-My-Ft2のデビューが発表されたライブ後に、知り合いと訪れた六本木のニューハーフバーでりんごちゃんと出会ったことを明かし、「ショーを観て色々お話してて、その中にいたんだよね。出会いはそこからかな」と懐かしそうに振り返った。続けて、「うちに来て、一緒に鍋パーティーもしたことがある。一緒にご飯も食べに行ったし、カラオケも行ったし。りんごちゃんはショーとかもやってるから、そういう話もできてすごく面白い」とプライベートでの仲を打ち明けつつ、「ちょっと職業柄、しゃべりの勉強みたいな感じでお店にも行く。いじり方とか、みんな愛があるんだよね。あとは、女性の気持ちも男性の気持ちも両方分かるから、話してて勉強になるし、とにかく面白い」と、ニューハーフバーにも通っていることも明かした。また、普段から連絡を取り合い、「りんごちゃんがテレビに出る時は『観てね』って連絡が来るし、俺も『今回のテレビ観たよ』って送り合う仲」だと語った藤ヶ谷。「『共演できたらいいね』なんて、よく2人で話していて。いつかりんごちゃんと共演できたら面白いかなと思ってます。とにかく本当にしゃべりが面白い。それで可愛いし。プライベートな感じで話したいですね。自分にとっても、普段と違う空気感が出るんじゃないかな」と、りんごちゃんとのラジオ共演を熱望していた。
2019年10月07日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、8月31日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)に出演。自身がこれまで影響を受けた、ジャニーズ事務所の先輩たちについて語った。「デビューするまでがすごく長かったから、数々の先輩にお世話になっている」という藤ヶ谷。10代の頃は、コンサートや舞台で、タッキー&翼にたくさんのことを教わったと言い、「タッキーは多くを語らないんですけど、背中で語るタイプ。格好良かったですね」「Kis-My-Ft2の青春といえば、タッキー&翼さん。2人に教わった“感謝を伝える”ということを、今後もしっかり継続していきたい」と振り返って、気持ちを新たにした。次に、Jr.だった高校生の頃、嵐のコンサートツアーでバックダンサーを務め、「ファンのみなさんが、僕らJr.にも『ありがとう』って言ってくれてすごくうれしかった」というエピソードを披露。「自分は向いてないんじゃないか。ツアーが終わったら、辞めようかなと悩んでいた」ことを明かし、「そのときに、幸せを与えられる人になりたいと思って。ステージ上で感極まってたら、(櫻井)翔くんが抱きしめてくれて、『お前のおかげで楽しかった』って言ってくれたんです。あのときに、自分の感じ方が違っていたら、もしかしたら違うお仕事をしてるかもしれない」と話した。さらに、藤ヶ谷は、「モンスター級のスーパースター。ものすごく怒られることも、緊張することもありましたけど、いろいろなことを学ばせていただきました」と、元SMAPについても言及。中居正広とプライベート旅行に出かけ、夜にお酒を飲みながら、「Kis-My-Ft2が、SMAPを抜けよ。そしたら、俺らももっと面白くなるから」と言われたそうで、「『SMAPを抜くこと』っていう夢ができましたね。一生叶わぬ夢を課されたグループって面白いし、Kis-My-Ft2っぽいかなって。実際に超えることはできないけど、それを目指して、追いつけるように頑張りたいですね」と、熱く語っていた。
2019年09月01日谷賢一率いるDULL-COLORED POPが現在「福島三部作」を東京芸術劇場 シアターイーストで上演中だ。谷が丁寧な現地取材を重ね、“福島”と“原発”の歴史と問題を真正面からすくい上げた意欲作。8月8日に開幕した第二部『1986年:メビウスの輪』、8月14日に開幕した第三部『2011年:語られたがる言葉たち』に続き、8月23日には第一部『1961年:夜に昇る太陽』が開幕。全3部の一挙上演も始まり、この一大プロジェクトにじわじわと注目が集まっている。福島県双葉町が原発誘致を決定するまでの数日間を描く第一部を中心にレポートする。【チケット情報はこちら】2011年の東日本大震災、それに伴う原発事故で、原発の安全性の問題が一気に表面化したのは記憶に新しい。だが、そもそも危険な原発をなぜ福島の双葉町は誘致したのか? 第一部『1961年:夜に昇る太陽』ではその発端を描き出す。貧しい地方都市にとって原発が落とす“原発マネー”は大きなものであったことは想像に難くない。だが谷の鋭い筆は他の地方都市との競争意識や様々な自治体のエゴ、さらには広島・長崎の原爆による心の傷――原爆によって大きな傷を負った日本だからこそ、原子力をプラスのものとして使いこなしたいという複雑な心理まで及ぶ、根深いものだと暴き出す。躊躇する町民と、推し進めたい政治家との丁々発止の会話劇は小気味よく、エンタテインメントとして昇華しながらも、描き出される内容は圧倒的なリアリティを持つ。誰もがその危険性に目をつぶり、あるいは安全だと騙されたふりをして、気付けば止まれなくなっていた。この道の先に2011年の事故があると知りながら観る身としては……、何をどうすれば、あの事故は防げたのかと考えても、途方にくれるばかり。それほど複雑に絡み合った歴史の真実と重みを谷は舞台上に創出した。福島出身の母親と原発で働く技術者だった父親を持つ谷は、自分の中に被害者側の血筋と加害者側の血筋、両方が流れていると言う。その谷だからこそ描けた到達点なのだろう。2011年の原発事故で16万人超が避難を余儀なくされ、今なお4万人近くが避難先にとどまっているという。だが震災から8年がたち原発事故について話題に上がることも少なくなった。しかし何も問題は解決していないということを改めて突きつけられた気持ちだ。続く第二部では福島第一原発稼動から15年後、かつて原発反対派のリーダーだった男が“原発賛成派”として町長選挙に出馬、そんな中チェルノブイリ原発事故が発生し、あげく「日本の原発は安全です」と明言するに至るまでを描き、第三部では東日本大震災・福島原発事故のさなかのマスコミの姿を描く。谷は第一部では人形劇やアングラ演劇的手法を、第二部ではミュージカルや死者(しかも動物)の視点など、多彩な演劇的表現を巧みに取り入れている。その意味でも谷の力を注ぎ込んだ渾身の連作であることが伝わる。ぜひ一見を。東京公演は8月28日(水)まで同劇場にて。8月31日(土)からは大阪・in→dependent theatre 2ndでも上演される。
2019年08月27日『宮崎駿の雑想ノート』は、『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』などで知られる巨匠・宮崎駿が、1980~90年代に模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」に不定期連載していた連作絵物語と漫画だ。戦争の時代に人間と兵器が織りなしたドラマが描かれており、あの『紅の豚』もここから生まれたのだとか。8月27日に神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホールでの横浜公演で幕を開けた舞台『最貧前線』は、『~雑想ノート』の11番目の物語。また宮崎のオリジナル作品を国内で舞台化するのは、今回が初の試みとなる。物語は太平洋戦争の末期、小さな漁船・吉祥丸の中で展開。特設監視艇となった吉祥丸に乗り込んだのは、元々の船長(内野聖陽)と漁師たち、さらに艇長(風間俊介)とその副官(溝端淳平)ら軍人の面々だ。航海経験に乏しい軍人たちは、クジラを敵の潜水艦と間違えたり、嵐になる予兆に気づかなかったりと右往左往。漁師たちとも対立するが、やがて艇長らは、経験に裏打ちされた深い見識をもつ船長らと、信頼感で結ばれるように。戦況が厳しさを増す中、ついに吉祥丸は最前線である南方への派遣を命じられ……。原作はわずか5ページながら、宮崎らしいユーモアと透徹した視点で描かれている本作。原作単行本の巻末インタビューで宮崎は、「“絶対に死なないぞ!”と、なんとか犬死をしないで、“また魚をとるんだ!”っていうね、そういう人たちが出てきて、それをまっとうする話をね、僕はやってみたいと前から思ってたんです」と語っている。今回の舞台版には、内野をはじめ手練の役者たちがそろった。彼らなら、宮崎氏のそんな想いを、血肉の通った人物像でしっかりと具現化してくれるに違いない。『最貧前線 「宮崎駿の雑想ノート」より』8月27日~29日神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホール9月6日~8日愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール9月12日~15日茨城・水戸芸術館ACM劇場9月21日~22日長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)9月28日~29日新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場10月5日~13日東京・世田谷パブリックシアター10月17日~20日兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール10月26日~27日神奈川・大和市文化創造拠点 シリウス(1階芸術文化ホールメインホール)文:佐藤さくら
2019年08月27日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、24日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)に出演。ゲスト出演したトーク番組『A-Studio』(TBS系)の裏話を語った。MCの笑福亭鶴瓶が、事前にゲストの家族や友人らに極秘取材をして、その内容をもとにスタジオでトークを展開する同番組。藤ヶ谷は、家族や友人、メンバーの横尾渉らが取材を受けていたことに驚き、収録後にお礼の連絡をしたそう。すると、「みんなでオンエアを観よう」という話になり、「渉は来れなかったんだけど、家族や友達が集まってうちの実家で観ました。すごいうれしかったし、家族にも友達にも喜んでもらえるっていうのが不思議な気持ちでしたね。5分前からスタンバイして、友達とかもソワソワしてて」と楽しそうに報告した。番組放送中は、集まった友人たちが、「自分が話したことが使われるんじゃないか」とドキドキしながら鑑賞していたそう。ある友人は、「たいちゃんとこんな下ネタで盛り上がります」「普段のたいちゃんはこんなことを話してます」といったプライベートトークを披露したそうだが、放送で全カットされており、「彼は下ネタでしか跳ねなかったので、『俺の出番がなくなった……』って(笑)。トークが飛んだりすると、『あれ?俺、あの話したんだけど』とか、そういうことの連続で面白かったですね」と大盛り上がりしたことを明かした。また、藤ヶ谷は、「一番そばにいる家族や支えてくれる親友たちが、あんなに喜んでくれた時間は初めて。親孝行につながった気持ちになりましたし、友達にも『ありがとう、楽しかった』『これからもよろしくね』って言われて、この仕事をしてて良かったなって。身近な人を笑顔にすることが、少しでもできたかなという喜びを感じました」としみじみ。最後は、「すごく良い経験をさせていただきました。本当に感謝しています。こんな私ですけど、これからも楽しいことをいっぱいできれば」と決意を新たに話題を締めくくっていた。
2019年08月26日レースクイーンの谷かえがこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『あいのたにま』(発売中 4,104円税込 販売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。レースクイーンの活動と並行しながら、今年に入ってグラビアデビューを飾った谷かえは、上からB88・W55・H86という抜群のプロポーションが魅力の現役女子大生。今年2月に発表した1stDVD『タニカエ』ではFカップバストを揺らしまくってグラドルファンの視線を釘付けにした。2枚目となる同DVDは、今年5月に海外ロケとなるタイで撮影。訪問介護士に扮した谷が、訪問先で出会った高校時代の同級生と破廉恥な行為を繰り広げるという内容となっている。花柄のビキニ水着姿でプロポーションを披露し、報道陣を悩殺した谷は、最新作について「今回は私が訪問介護士となり、訪問先が高校生の同級生の男の子なんです。昔好きだった男の子だったのでどんどん距離が縮まる感じになっています」と全体の流れを説明し、「散らかっている部屋を掃除するシーンから始まり、掃除の後はプールに入りました。そのシーンで着た水着が赤いV字系の変形水着で結構激しかったですね」と撮影を振り返った。セクシーなシーンについては「夜のベッドのシーンでは、初めて氷を使って舐めたり体に当てたりしました。朝のベッドではボレロを着てぴょんぴょん飛び跳ねたのでそのまま衣装が取れちゃいそうだったし、何度もポロリしそうで危なかったです」と明かした。また、プライベートについて聞かれると、好きなパチンコに触れ「初めてやったのが19歳の時で、その時は『牙狼』をやりました。あとは『北斗無双』も好きです」と具体的な機種をあげながら、「今は自分の中できていて、行く時期なんです。さすがに毎日ではありませんが、週に1回は行くし、多い時で週に2~3日は行きますね。都内だと新宿や渋谷が多いかな」と明かし、「1日最高で13回確変してずっと止まらず8~9万円勝ったことがありました」と笑顔を見せていた。
2019年08月22日レースクイーンの谷かえが、最新イメージDVD『あいのたにま』(4,104円税込 発売元:ブレイン)をリリースした。レースクイーンの活動と並行しながら、今年に入ってグラビアデビューを飾った谷かえは、上からB88・W55・H86というプロポーションが魅力の女子大生。今年2月に発表した1stDVD『タニカエ』では女子高校生を演じたが、制服を脱いでFカップのバストが上下左右に揺れまくるなど、グラドルファンの視線を釘付けにした。1stDVD以来となる同DVDは、タイトルからもイメージできるように、谷のFカップバストがフィーチャーされた内容となっている。水着はどれも過激なものばかり。野外でバドミントンをするシーンでは白の三角ビキニ、さらにビーチで撮影したグラビアの王道的なシーンではピンクのマイクロビキニを着用し、自慢のFカップバストが縦横無尽に揺れまくる。バスルームで着用した眼帯ビキニは紐が外れており、水着が取れそうで取れないギリギリ感を演出。前作はデビュー作ということで、ややソフトの内容だったが、今回は大人びた表情も見せており、黒のセクシーな水着を着用したホテルの一室でのシーンでは、自ら氷を身体に当てるなど、男性の妄想を掻き立てる。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月17日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA 4号店 アミューズメント館(14:30~)で開催される。
2019年08月14日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、10日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、デビュー当時の初々しいエピソードや、グループ名の誕生秘話について語った。2011年8月10日にシングル「Everybody Go」でCDデビューを果たし、今年で9年目を迎えたKis-My-Ft2。デビュー当日、バラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にメンバー7人で出演したことを振り返り、「本当に鮮明に覚えてて。これまでで1位か2位くらいに緊張した。そのときに初めて、5人揃ったSMAPさんを見て、本物だって。テレビでしか見たことがなかったので、芸能人に会った! っていう感じでしたね」としみじみ語った。収録では、元SMAPの中居正広らから、デビューのお祝いに一人ずつ花束を渡されたというが、メンバーの千賀健永がもらいそびれてしまったそう。そこで「僕、もらってないです」と自己申告したところ、千賀は中居に花束をバシンッと押し付けられ、「花びらがバサバサッと落ちて行って、僕ら6人は『怖っ!』と思って。千賀もめちゃくちゃショックな顔をしてて」と先輩からの強烈なジョークにビックリしたそう。「僕らもテレビに出始めで何も分からず。今で言うと、中居さんも恥ずかしがって、後輩をイジッてくださるという意味でやったということなんですけど」と苦笑しながら話した。続けて、藤ヶ谷は、グループ名の誕生秘話として、先月9日に亡くなったジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川さんとのエピソードを披露。ジャニーさんから「ユーたち、今日からこれ」と言われ、最初は、「全く意味が分からなくて。読めなかったし、みんなポカーンとしていた」そう。「俺は感じたまま、『ジャニーさん、これスペル全然違うよ。KISSだし、FOOTでしょ?』って言ったら、『ユーは全然違う! 着眼点はそこじゃないよ!』ってめちゃくちゃブチ切れちゃって。一人ひとりのイニシャルが入ってることを解説されたのは、すごく覚えてますね」と懐かしそうに語った。最後に、「“キスマイフィット”とか、“キスマイフット”とか言われると、『いや違うよ!“キスマイフット2”です』って結構ムキになっちゃう。それくらいジャニーさんが付けてくれたこと、イニシャルでできてるっていうエピソードを含めて、名前は本当にすごく大事だな」と力を込めて語った藤ヶ谷。「デビューして9年目ですけど、その前から7人とは十数年一緒にいるんで、話したいことはたくさんある。機会があれば、7人で話したいなと思いますね。今後とも藤ヶ谷太輔、そして何よりもKis-My-Ft2の7人をよろしくお願いいたします」とリスナーに向けてメッセージを送った。
2019年08月12日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、3日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、先月9日に亡くなったジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川さんとの思い出を語った。ジャニーさんと自身の母親が同じ誕生日だと明かし、「常に不思議な縁を感じてるんです」と語った藤ヶ谷は、「悲しいし、寂しいです。でも、不思議と心の中にいてくれるような感じがしますね。例えば、今自分がこうしてラジオでお話できているのも、20年以上前にジャニーさんに見つけてもらえたことが、何よりのスタートなのかなと思うので」と現在の心境を打ち明けた。また、ジャニーさんについて、「世界一のエンターテイナー」だと言い、「泣いたりするのを、すごく嫌がってたんですよね。千秋楽で僕らが泣いたりしていると、『泣いてる時間はない。次に行かなきゃいけないんだ』って言われました」というエピソードを披露。「それと、絶対にミスをお客さんに分からせてはいけない。どんな時でもショーを続ける『Show must go on(ショー・マスト・ゴー・オン)』は、ずっと心の中にあります」と、ジャニーズの舞台でおなじみとなっているセリフを紹介した。そんな藤ヶ谷は、生前のジャニーさんに、「個性を大事にしなさい」「周りに合わせるのではなく、ユーは自由にやるのが一番良い」と言われ続けていたそう。「そういうのもあって、自由にやろうっていうのはどこかにありますね。外から見たら、ちょっとズレてると思われるかもしれないけど、それが良いというか。自分の判断でやっていこうかなと思っています。とにかく、本当に寂しい気持ちはあるけれど、本当に心から感謝しています」と、“親”でもあるジャニーさんの言葉をしみじみとかみしめていた。
2019年08月07日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、27日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしとのトークを繰り広げた。この日は、バラエティ番組『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)で共演しているサンドウィッチマンが、収録に飛び入り参加。誕生日の話題になり、伊達が、「キスマイって、いつもプレゼントをくれるんですよ。しかも、ちゃんとメンバーが選んで買いに行ってる」と明かすと、藤ヶ谷は、「みんなで商品の画像を見たり、お店を選ぶところからスタートして。そういうときの団結力はハンパないですね。Jr.の頃から変わらない」とグループの仲の良さをうかがわせた。続けて、伊達が、「たまにキスマイが違う芸人と絡んでると嫉妬するんだよ。俺らのとき、こんな笑顔見たことないなって」と言うと、富澤も、「俺は怖いから見れない。他の芸人と楽しそうにやってたらどうしよう?ってなるから」と同調。2人の言葉に、「みんなに伝えておきます!」とうれしそうに声を弾ませた藤ヶ谷は、「僕らも一緒で、『うちのサンドさんが違うジャニーズとやってた……』って楽屋で話してますよ。お仕事だからしょうがないけど、『俺ら聞いてないんだけど!』って」と相思相愛のさまを見せた。また、いたるところでKis-My-Ft2の魅力を伝えているというサンドウィッチマン。藤ヶ谷は、事務所先輩の中居正広から、「サンドウィッチマンが『キスマイは本当に良い子だ』って言ってて、最近で一番うれしかったんだ」と言われたそうで、同席していたメンバーの玉森裕太、北山宏光の3人で感涙したことを告白。「喜んでくださってる中居さんもそうですけど、僕らがいないところで、お2人が言ってくださってて……」と感謝すると、富澤は、「それは氷山の一角よ。誰かに会ったら、二言目にはキスマイの話してるよ」とアピールして笑わせていた。
2019年07月29日ロックバンド・シカゴの軌跡に迫るドキュメンタリー映画『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』が、2019年9月21日より順次、新宿シネマカリテほか全国の劇場で公開される。波乱に満ちた50年の軌跡を追う結成50周年を超え、現在もなお圧倒的人気を誇るシカゴ。『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』は1967年の結成からロックの殿堂入りを果たした2016年に至るまで、半世紀に及ぶバンドの軌跡を追ったドキュメンタリーだ。代表曲とともに迫るバンドの素顔1967年にロバート・ラム、ジェイムズ・パンコウを中心に結成されて以来、47枚のアルバムがゴールドとプラチナに輝き、70枚ものシングルがチャートイン、そのセールス数は1億2200万枚を突破するほどに輝かしい人気を誇るシカゴ。しかしその栄光の陰には波乱が満ちていた。看板ギタリストのテリー・キャスの事故死、リード・ヴォーカルのピーター・セテラ突然の脱退をはじめとした幾多のメンバー交代。そして人気絶頂からの転落と低迷。このドキュメンタリーでは、そうした困難にもかかわらずいかにしてこのバンドが続いたのかを、代表曲とともに紐解いてゆく。なお、すべての登場曲には日本語の対訳が入り、その歌詞に馴染みがなくともこのバンドを身近に感じられる。詳細『ザ・ヒストリー・オブ・シカゴナウ・モア・ザン・エヴァー』公開日:2019年9月21日(土)より新宿シネマカリテほかにて順次公開監督:ピーター・パーディーニ出演:ロバート・ラム、ジミー・バンコウ、リー・ロックネイン、ダニー・セラフィン、ウォルト・パラセイダー、テリー・キャス、ピーター・セテラ、デイヴィッド・フォスター、アーヴィング・エイゾフ、クライヴ・デイヴィス配給:エレファントハウス / カルチャヴィル原題:Chicago - Now More Than Ever2016年制作 / 制作国:アメリカ / 本編尺114分 / ヴィスタサイズ / ステレオPackage Design & Supplementary Material Compilation TM & © 2016 Fisher KlingensteinVentures, LLC. All Rights Reserved.
2019年07月14日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、6日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、“初恋の人”と公言する元歌手の安室奈美恵さんへの思いを語った。主演ドラマ『ミラー・ツインズ』の撮影、Kis-My-Ft2のライブツアー、最新シングル「HANDS UP」のPR、主演ミュージカル『ドン・ジュアン』の舞台稽古など、最近多忙を極めている藤ヶ谷。下半期の7月に入り、「毎年夏は、父や弟2人、友達も混ぜて男6人くらいで沖縄に行くんですけど。癒されに沖縄に行きたいですね……」と、疲れた様子で現在の願いを明かした。沖縄といえば、藤ヶ谷が大ファンの安室さんの出身地でもあるため、「安室奈美恵さんが吸った空気を吸いたいですね~」と含み笑いしつつ、「これを聞いてる方は、ヤバっ!キモっ!って思ったでしょ? でもやっぱりさ、人を好きになるってそういうことでしょ? こういう思いになるでしょ?」とたたみかけるように弁明。続けて、「私も人間ですから。ファンのみなさまだって、『ここに藤ヶ谷くんが来たんだ』とか『これに触ったんだ』とかさ。生きる活力になるわけよ」とファンに同調しながら発言への理解を求めた。安室さんへの愛を爆発させる藤ヶ谷だが、そんな気持ちを分かってくれるのは、メンバーの宮田俊哉だけだという。ある音楽番組の収録中には、宮田が「大好きな水樹奈々さんのスタジオが隣かも!会えるかも!」と大興奮しながら念入りに前髪をセットしていたことを明かし、「実際にお会いしたら、緊張しながらも会話してるのよ。俺は、安室さんに会ったことがないから、いいなぁって」とうらやましそうに吐露。「大好きな憧れの人に会えて、しかも話せて、自分の気持ちを言える。俺も会いたいんですよ。安室さんに会いたくて……」と切実な願いを打ち明けていた。
2019年07月07日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、25日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、ジャニーズ事務所内で仲の良いメンバーの話を披露した。番組スタートから8回目の放送となり、番組に呼びたいゲストの話題に。藤ヶ谷は、ラジオ番組が決まったとき、誰よりも先に祝福メッセージを送ってくれたというA.B.C-Zの河合郁人の名前を挙げ、「この前も『ラジオ出たいんだけど』って連絡が来て。どこか近いうちに、ゲストとして招いておしゃべりできたら。普段の感じで来てもらいたいですね」とラブコールを送った。また、Kis-My-Ft2メンバーの横尾渉もゲスト出演を希望しているそう。「河合郁人と横尾渉と俺、この3人は普段から仲が良いんですよ。だから、この2人をいっぺんに呼んじゃうっていうのも考えたけど、いっぺんに呼んだら多分収拾つかなくなるからな……」とためらいつつ、「でも、パブリックイメージとは違う3人を出せるから、それはそれで面白いかも」と2人のゲスト出演に前向きな姿勢を見せた。また、デビュー前から交流があるA.B.C-Zについて、「競い合いもしたし、助け合いもしたし、本当に戦友なんです」と話した藤ヶ谷。その中でもジャニーズ事務所に入所した時期が近かった河合とは、「仕事も一緒だったし、同い年だから、本当に昔から普段も遊んでる。昨年の正月も一緒に海外旅行に行った」そうで、「唯一、僕がジャニーズの中でケンカしたのが河合郁人なんですよ。高校生くらいのときかな? ケンカしたのは河合だけ」と仲の良さをうかがわせるエピソードを披露していた。
2019年05月27日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、18日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、事務所先輩・中居正広からのプレゼントに起こったハプニングを明かした。先月放送された同番組で、中居から高級バッグをもらったエピソードを話していた藤ヶ谷。このとき、伏せていたエピソードとして、バラエティ番組『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)の収録で、中居がバッグにキスをして、口紅をベッタリとつけてしまったことを明かし、「放送はなかったんですけど、『勘弁してくださいよ~』って言いながら、心の中では『これはレアだ!』って思った」と逆に喜んだという。しかし続けて、大事にしていた“レア”なバッグに起こったある事件を告白。自宅に招いた母親が、「こんな大事な時期に信じられない。あなたの自覚はどうなってるの?」と突然不機嫌になったそうで、「中居さんにいただいたカバンに、キスする女ってどうなの? あなたにとっては思い出かもしれないけど、消しましたから!」という言葉で、大事件に気付いたそう。慌てて経緯を説明したという藤ヶ谷は、中居のキスマークが消えてしまったことに、「そういうことがあったんですよ……」と残念がっていた。また、続けて放送される中居のラジオ番組『中居正広の ON&ON AIR』に向けて、番組最後に必ずメッセージを送っている藤ヶ谷。この日の収録前には、局内で中居にバッタリ会ったそうだが、「お前はバカなのか? 俺、聞くわけねーだろ」と冷たく返されそう。一方で、藤ヶ谷主演のドラマ『ミラー・ツインズ』(東海テレビ・フジテレビ系)を観たという中居に、「めちゃくちゃ面白いじゃん! お前は芝居やれよ」と励ましの言葉をかけられたと言い、「本当に中居さんにお会いできるとうれしいんですよ」と、番組内で終始、“中居愛”を爆発させていた。
2019年05月21日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、27日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、これまで演じてきたラブシーンの裏側を明かした。現在放送中の連続ドラマ『ミラー・ツインズ』(東海テレビ・フジテレビ系)で、主演を務めている藤ヶ谷。第1話ではヒロインを演じる倉科カナとの濃厚なキスシーン&ベッドシーンが話題になったが、リスナーから撮影について聞かれると、「現場はエロい雰囲気じゃなくて、めちゃくちゃピリッとしてます。カットがかかると、周りにいるスタッフさんは、まず女優さんのケアをするので、僕はポツンとしてますね」と内情を打ち明けた。これまで出演した作品でも、何度かラブシーンを披露してきた藤ヶ谷だが、「もちろん指示があるんですよ。見つめてからゆっくりキスしてくださいとか、首の方から上の方にいってくださいとか」と話しつつ、「何の作品かは言えないけど、監督から自由にって言われたことがあって。自由にって恥ずかしいし、マズいじゃないですか。藤ヶ谷ってこういうキスするんだとか、こういう順番なんだって思われるのも嫌だし。自由っていうのが一番困ります……」と照れながら告白。また、ラブシーンを演じるにあたって、「一番大事だと思っているのは、自分がどう映るかじゃなくて、どう女優さんをきれいにエロく輝かせることができるか」と役者としての意気込みを語った藤ヶ谷。最後はファンに向けて、「すごく衝撃的なシーンだっただろうし、これから先、もっと過激なシーンがある作品に出会うかもしれない。でも、僕自身はとにかくいろいろ挑戦したいので、難しいかもしれないけど、作品として観て応援していただければうれしい」とメッセージを送った。
2019年04月30日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、27日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、自身が尊敬している事務所先輩・中居正広とのエピソードを披露した。3月までレギュラー放送されていたクイズバラエティ番組『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)に、レギュラー出演していた藤ヶ谷は、最終回の収録で中居の楽屋に呼ばれたエピソードを披露。中居は、「これ、一人ひとり似合うものを俺が選んだんだからな。デザインが嫌だったら、俺が見てないところで交換してよ」と言いながら、出演者の藤ヶ谷、玉森裕太、北山宏光の3人に、高級バッグをひとつずつプレゼントしたそうで、「『頑張ってくれたから』って、本当に一生使えるバッグをくださって、すごくうれしくて」と大感激だった様子。プレゼントを渡されるときには、「俺はKis-My-Ft2に助けてもらったから」と中居から優しい言葉をかけられたそうで、「胸に響きました……。『助けていただいたのはこちらの方です!』って、本当に胸が熱くなりました。年下や後輩に『助けてくれてありがとう』って言える大人ってかっこいいなって思いましたね。中居さん、ありがとうございます!」と改めて感謝の気持ちを伝えた。「そのバッグはもちろん大切に使わせていただいてる」という藤ヶ谷だったが、「ある事件が起きまして……。オンエアがあるからまだ言えないんですけど、ちょっと外で使えるか使えないかみたいになってしまって。それはまたタイミングがあれば伝えたいと思います」と、中居からもらったバッグが大変な状態になったこともほのめかしていた。
2019年04月29日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、ミュージカル『ドン・ジュアン』に主演することが25日、わかった。同作はモリエールの戯曲であり、モーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などでヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイ作曲による情熱溢れる名曲でミュージカル化した作品。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演。フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016年に宝塚歌劇で日本初上演された際も大きな話題を呼んだ。スペインを舞台に、女と酒、そして快楽を求め続け、数多の女達を魅了するセクシーな色男ドン・ジュアン(藤ヶ谷)と、彼を取り囲む女たちや厳格な父親との関係性を、よりイマジネーションを膨らませた、新たな『ドン・ジュアン』として描いていく。主演の藤ヶ谷は、稀代のプレイボーイの大胆さと、真実の愛をめぐる生き様を描く、官能的な世界観に挑む。潤色・演出は、宝塚歌劇団に所属し、同作の日本初演も手がけた演出家、生田大和が務める。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて8月30日~9月18日。愛知公演は刈谷市総合文化センターアイリス 大ホールにて10月1日~5日。○藤ヶ谷太輔 コメント出演のお話をいただいて、とても嬉しく思っています。ミュージカルに初めて挑戦させていただくので、今から緊張していますが、とにかく全力でやるしかない! という思いでいっぱいです。ミュージカルでは歌い方も普段と違いますし、今回フラメンコにも挑戦します。さらに殺陣もあります。やることもいっぱいです!演じるのは、ものすごく色気のあるプレイボーイなので、プレッシャーもありますが、とにかく稽古を積んで、女性にモテたいと思います(笑)。ドン・ジュアンの色気は、その生き様にも表れていて、生き様の変化もこの作品の鍵になってくると思いますので、そこも背負って演じられればと思います。官能的な世界観で、切ない真実の愛を、ぜひ感じてください。○生田大和 コメント愛に生き、そして愛に呪われた男、ドン・ジュアン。初めて藤ヶ谷さんにお会いした時、そこには私の求める新たなミュージカル・スター、新たなドン・ジュアンがいました。フランス発のミュージカル『ドン・ジュアン』。情熱的な楽曲の数々と官能的なダンス、フラメンコに彩られたこの作品の主人公に藤ヶ谷さんを迎えられた事は大きな喜びです!この作品が果たしてどのような旅路を往くのか。「ドン・ジュアン」藤ヶ谷さんと共に往く冒険を私自身とても楽しみにしております。藤ヶ谷さん、そして多彩な出演者の皆様と共に、生と死、そして愛に彩られたスペイン・セビリアへと皆様をお連れ致します。
2019年04月25日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、6日にスタートした新ラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送 毎週土曜22:30~23:00)で、ジャニーズ事務所先輩たちからの激励について明かした。ソロでレギュラーラジオ番組に初挑戦する藤ヶ谷は、番組冒頭で、「『藤ヶ谷太輔って、実はこんな人なんだ』って思っていただける楽しい30分になれば。コンセプトとしては、全く背伸びはしません。格好もつけません。とにかく自分のスタイルで話していきたいと思います」と意気込み十分。同番組に続いて、中居正広のレギュラー番組が放送されるため、中居にあいさつに行ったという藤ヶ谷は、「『いいじゃん!お前、そういうの絶対やった方がいいよ』って、予想以上にすごい喜んでくださった」とうれしそうに報告しつつ、「お前からすごい良いパスが来ると思っていいんだな。お前から変なパスが来たら、俺も変なテンションで始まるんだからな」と叱咤激励を受けたことを明かした。また、同番組の時間帯でレギュラー番組が放送されていた滝沢秀明氏とも話したそうで、「タッキーは悩みごとの相談かと思って、ノートとペンを持ってきてくれて。報告したらすごく喜んでくれて、『自分の好きなように、自分の好きな時間にしたらいい』と言ってくれました。2人で色々お話をしたんですけど、やっぱりタッキーは美形ですね。本当に格好いい」と温かい励ましの言葉に感激した様子。「ジャニーズのタテの関係というか、そういうのも良いなって思いましたし、そういうのを背負いながら自分らしくやっていけたら」と改めて意気込んだ藤ヶ谷は、本編で3つのコーナーを滞りなく進行。最後は、「誰も聞いてないんじゃないかと怖いですね。早く慣れたい」とドキドキの心境を語りつつ、「とにかく楽しくなりたい。中居さんがクスって笑っていただけるように頑張っていきたいと思います!」と締めくくっていた。
2019年04月08日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、4月からニッポン放送『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(毎週土曜 22:30~23:00)でパーソナリティを務めることが明らかになった。藤ヶ谷にとっては初のソロでのレギュラーラジオ番組となる。初回放送は6日の予定(プロ野球中継が延長した場合は番組休止や番組短縮となる場合あり)。番組では、グループや個人での活動報告はもちろん、読書好きな彼ならではの「本」の話や、リスナーから寄せられるメールを受けての話などをする予定だ。藤ヶ谷は「オファーを受けたときは『え、俺!?』と驚きました」と明かす。そして「『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium』や『第44回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』を担当させていただき、ラジオで話すことの難しさを知っていたので不安もありましたが、挑戦したい気持ちで『やらせていただきます』と即答しました」。と振り返った。そして「ニッポン放送では、滝沢秀明さんが担当されていた放送枠ですし、僕の番組の後は中居正広さんの番組に続きます。中居さんにいいパスが渡せればいいのですが(笑)」とも。最後に「ソロパーソナリティ初挑戦ですが、いい人っぽく始めると失敗しそうなので、ありのままの自然体でリスナーのみなさんに寄り添っていきたいです。僕も楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いします」と呼びかけていた。
2019年03月15日東京・銀座にある劇場「新橋演舞場」にて、2019年12月に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を上演することが発表されました。歌舞伎のみどころやキャスト・製作スタッフなどをご紹介します。原作漫画と歌舞伎の世界観を、同時に楽しんでみませんか。2019年12月新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』が上演決定!1982年2月号の『アニメージュ』で連載が始まった、宮崎 駿監督のアニメ『風の谷のナウシカ』。その2年後にはアニメーション映画となり、2019年12月に初めて歌舞伎として上演されることが決定しました。全7巻からなる原作漫画の世界を、昼夜通し上演される今回の歌舞伎。連載中に映画化された内容とは異なって、原作漫画のすべてが上演されます。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』のみどころ出典:『シネマ・コミック風の谷のナウシカ』( Studio Ghibli・H1994年3月号まで13年連載された原作漫画『風の谷のナウシカ』は、単なるSF漫画・ファンタジー漫画という枠を超えて、宮崎 駿監督のさまざまな思いが込められた大作。「王蟲(おーむ)」が花道を歩くのか?「メーヴェ(架空の飛行装置)」での飛行シーンはどう表現されるのか?架空の生物や巨大な武器兵器など、歌舞伎には登場しない要素があふれる『風の谷のナウシカ』を、どのように歌舞伎で表現するのかに注目です。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』キャストは?辺境の小国「風の谷」の族長の娘である主人公・ナウシカ役を尾上菊之助さん、ナウシカと対立する大国トルメキアの司令官・皇女クシャナ役を中村七之助さんが務めます。世界に知られるヒロインたちが、歌舞伎の女方ではどのように表現されるのか期待大です。ほかにも尾上松也さん、坂東巳之助さん、尾上右近さんの出演が発表されました。ナウシカ役:尾上菊之助さん尾上菊之助さんは、「通し狂言 増補双級巴 石川五右衛門」や「通し狂言 姫路城音菊礎石」で主演を務める歌舞伎役者。TBS系連続ドラマ「下町ロケット」では伊丹大役を演じ、歌舞伎の世界を超えて活躍しています。クシャナ役:中村七之助さん中村勘三郎の次男である中村七之助さんは、ほっそりとした容姿と寂しげな美しい風情が魅力の、若女方の歌舞伎役者。歌舞伎の舞台のみならず、映画やドラマ、バラエティ番組などでも活躍しています。脚本は宮崎駿監督との共同脚本に名を連ねる丹羽圭子さん脚本を手がけるのは、映画『借りぐらしのアリエッティ(2010年)』や『コクリコ坂から(2011年)』で、宮崎 駿監督との共同脚本に名を連ねる丹羽圭子さんです。演出は、2018年8月に「新橋演舞場」で上演された新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』を手がけた「G2」が担当。宮崎映画の脚本家と、歌舞伎舞台の演出家がタッグを組みます。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』概要※イメージ演目新作歌舞伎 風の谷のナウシカ公演開始2019年12月昼の部・夜の部 通し上演場所新橋演舞場出演尾上菊之助、中村七之助、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近製作脚本:丹羽圭子演出:G2詳細スポット情報スポット名:新橋演舞場住所:東京都中央区銀座6-18-2電話番号:03-3541-2600
2018年12月26日スタジオジブリの宮崎駿監督アニメーション映画『風の谷のナウシカ』が歌舞伎舞台化。2019年12月6日(金)から12月25日(水)まで東京・新橋演舞場で上演される。また、その公演の録画上映会が、2020年2月14日(金)から3月5日(木)まで、東劇・新宿ピカデリーほか全国の映画館にて開催される。歌舞伎史上初の宮崎駿作品へ宮崎駿の代表作のひとつ『風の谷のナウシカ』宮崎駿が1982年に雑誌「アニメージュ」にて連載を開始し、足掛け13年をかけて完結した大作漫画『風の谷のナウシカ』。1984年には映画として公開され、宮崎監督の代表作のひとつとして知られる作品となった。物語は、戦争で産業文明が崩壊した時代。巨大生物“蟲”をはじめとする異形の生態系に覆われた終末世界を舞台に、人と自然の共存に悩む優しい少女・ナウシカの生きざまを描いている。映画版で描かれなかった原作のすべてを届ける歌舞伎によってスタジオジブリ作品、宮崎駿作品が上演されるのは史上初。スタジオジブリ プロデューサーの鈴木敏夫も、これまでにない取り組みに「ナウシカを古典歌舞伎でやる。 それが面白いと思ったし、どういうものが出来るのか楽しみです。 一観客として、楽しませて貰います。」とコメントを寄せている。脚本は丹羽圭子。彼女は、スタジオジブリ映画『思い出のマーニー』、『コクリコ坂から』、『借りぐらしのアリエッティ』、『ゲド戦記』、『海がきこえる』で脚本を担ってきた。今回は映画版では描かれなかった壮大な原作のすべてを昼の部・夜の部通して届けていくという。また、演出は2018年の新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』でも話題をさらったG2が手掛ける。主人公ナウシカを演じるのは尾上菊之助主人公のナウシカ役は、尾上菊之助が務める。また、ナウシカと対をなすトルメキアの皇女・クシャナ役を中村七之助が演じる。そのほかユパを尾上松也、ミラルパ/ナムリスを坂東巳之助、アスベル/オーマの精を尾上右近が演じる。録画上映会もさらに、この公演の録画上映会が、2020年2月14日(金)から3月5日(木)まで、東劇・新宿ピカデリーほか全国の映画館にて開催。昼の部・夜の部通しで上演される本作を、昼の部を前編、夜の部を後編として上映する。上映期間は、前編は2月14日(金)から20日(木)まで、後編は2月28日(金)から3月5日(木)まで。原作ストーリー巨大な産業文明は火の七日間と呼ばれる戦争によって滅び、大地の殆どは巨大な蟲が生き、有毒な瘴気を発する菌類の森・腐海に覆われた。それでも人間同士の争いは止むことが無く、トルメキア王国と土鬼諸侯国連合帝国の二大国が対立している。「風の谷」は風を操る民が住む辺境の小国でトルメキアとは古い盟約を結んでいる。ナウシカは族長の娘で、人々が恐れる腐海に親しみ、蟲を愛し、心を通わせ、腐海が生じた謎を解き明かしたいと思っている。ある時、風の谷と同じく、盟約を結んでいる小国ぺジテで、火の七日間で世界を焼き尽くした兵器「巨神兵」を復活させる力を秘めた秘石が発見された。トルメキアは秘石を手にするためぺジテを滅ぼし、さらに土鬼との戦争を始める。 偶然、秘石を手にしたナウシカは盟約を守り出陣すると、愚かな戦争や、腐海や蟲の起こす困難に立向かい、黄昏行く世界に希望の光を灯す為、歩み続ける。公演概要新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』公演期間:2019年12月6日(金)~25日(水)※昼の部・夜の部で通し上演※昼の部、夜の部いずれも、9日(月)、10日(火)、11日(水)は貸切公演。会場:新橋演舞場住所:東京都中央区銀座6-18-2出演者 :尾上菊之助、中村七之助、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近、中村種之助、中村米吉、中村吉之丞、市村橘太郎、嵐橘三郎、片岡亀蔵、河原崎権十郎、市村萬次郎、中村錦之助、中村又五郎、中村歌六原作:漫画「風の谷のナウシカ」宮崎駿脚本:丹羽圭子演出: G2製作:松竹株式会社■歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング上演期間:・前編 2020年2月14日(金)~20日(木)・後編 2020年2月28日(金)~3月5日(木)場所:東劇・新宿ピカデリーほか全国の映画館 ※一部部映画館では上演期間が異なる場合あり料金:・当日料金 前編・後編 各4,300円(税込)・ムビチケコンビニ券 前編・後編 各4,000円(税込)〈ローソンチケット限定販売〉発売日時:2019年12月19日(木) 10:00取扱:ローソン・ミニストップ店内Loppi、インターネットLコード:前編 91343、後編 91356
2018年12月15日