2022年11月20日 20:00
あなたの肺年齢を診断! マスク生活で増加中の「ハァハァ呼吸」に注意
コロナ禍のマスク生活を機に、鼻ではなく口で息をする「ハァハァ呼吸」の人が増えている模様。実はこのハァハァ呼吸も、“なんとなく不調”の原因に。とくに最近、以前よりも疲れやすくなったと感じている人は、もしかしたら呼吸を見直すと改善するかも!肺にスポットを当てて、その役割の大きさを改めて知ろう。
口呼吸と自律神経の乱れがハァハァ呼吸を引き起こす!
長期間にわたるマスク生活の影響で、「口呼吸が習慣になっている人が増えている」と指摘するのは、呼吸器外科医の奥仲哲弥先生。
「本来、呼吸は鼻から吐いて吸うのが基本です。ところがマスクをしていると鼻で呼吸をするのが苦しいため、口呼吸になりがちに。口で浅く細かく息をする、いわば『ハァハァ呼吸』でラクをしようとするのです。このハァハァ呼吸を続けていると、呼吸機能が低下して疲れやすくなったり、上り階段ですぐに息切れしてしまったりと、体調に異変が現れます」
また、ハァハァ呼吸にはこんな原因もあるという。
「現代人は、ストレスや不規則な生活などにより、自律神経が乱れやすい。その緊張状態が持続すると、ハァハァ呼吸になってしまいます。逆に、ハァハァ呼吸から自律神経が乱れてしまうことも。