2022年8月15日 20:00
熱帯夜でもグッスリ眠れます! …睡眠のプロ推奨の入浴法と寝汗対策
そういった場合は、汗腺を鍛えるためにも、お風呂であえて、汗をかきましょう。
夏のお風呂の入り方には2種類あります。1つめは、皮膚表面の血流をよくするためにぬるめのお湯に入ることです。血管が拡張することで深部体温が下がりやすくなり、リラックス効果もありますので、日中に血圧が高いかたにもおすすめの入りかたです。2つめは、深部体温を一時的に上昇させる、40度のお風呂に15分浸かる入りかたです。深部体温が約0.5度上昇することが分かっているので、入浴後は体温を下げるために発汗します。お好みに合わせてお風呂に浸かっていただいたらいいのですが、日中活動量が少ないかたは、ぜひ2つめの入りかたをしてみてください。
一時的に深部体温を上昇させることで、入浴後、平熱に戻ってから通常よりも急激に深部体温を低下させることが可能になります。
暑くて寝苦しいという状態は、身体の内側に熱い熱がこもった、熱ごもり状態です。この入浴を行うことで、快適にお休みすることが可能になります。
汗がひいてからお休みする
お風呂から上がったら発汗しています。この時にかいている汗は、お風呂で一時的に深部体温が上昇した後、平熱まで下降させるための汗です。