子育て情報『家庭内暴力とは?息子・娘が親に暴力をふるう理由・原因、解決方法や相談先を紹介します』

2017年2月15日 21:00

家庭内暴力とは?息子・娘が親に暴力をふるう理由・原因、解決方法や相談先を紹介します


家庭内暴力とは

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10736006251

家庭内暴力は、家庭内で起きる暴力のことで、一般的に子どもが親に対して暴力をふるうことを指します。また、同様に家庭内で起きる暴力であっても、親が子どもに暴力をふるう場合を“児童虐待”、夫が妻に暴力をふるうものを“DV”(ドメスティックバイオレンス)と呼ぶことが通例となっています。この記事ではこうした用法にならって、子どもが親に対して暴力をふるう「家庭内暴力」について解説します。

警視庁は家庭内暴力について以下のように定義しています。

少年が、同居している家族等に対して継続的に暴力を振るう事案をいい、家庭内暴力を止めようとした第三者に対して暴力を振るう事案や他人の所有物を損壊する事案については含まない

「平成27年中における少年の補導及び保護の概況」(警察庁生活安全局少年課)より引用

https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/hodouhogo_gaikyou/H27.pdf
ここでの少年とは20歳未満の者を指しています。つまり、家庭内暴力とは20歳未満の子どもが家族に対して行う暴力行為を意味します。ここでいう暴力には、身体的な暴力や、暴言、家具や家財の破壊なども含まれます。

家庭内暴力の特徴としては

・暴力が家庭内でのみ行われる
・暴力の対象が人である場合、暴力をふるう本人より弱い者が対象となりやすい

ことが挙げられます。
事実、暴力の対象のうち約6割が母親であることが警視庁によって報告されています。

https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/hodouhogo_gaikyou/H27.pdf
参考:「平成27年中における少年の補導及び保護の概況」警察庁生活安全局少年課

家庭内暴力は、1960年代から顕著に現れるようになりました。警察庁生活安全局少年課による報告書「少年の補導及び保護の概況」によれば、平成27年度現在、家庭内暴力の認知件数は2,531件にのぼります。

また、この数字は平成18年の1294件と比べて約2倍となっており、近年も増加傾向が続いています。実際に家庭内暴力をおこなうのは中学生がもっとも多く、次に高校生、小学生の順となっています。

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