シャープは9月29日、JR名古屋駅の中央コンコースにデジタルサイネージ用の60型液晶ディスプレイ「PN-R603」を100台納入したと発表した。JR名古屋駅では設置工事後、10月7日より運用を開始する。JR名古屋駅は、太閤通口と桜通口とを結ぶ中央コンコースの柱の両面に設置する。これまでは紙のポスターが貼られていたが、デジタルサイネージに置き換えて、広告情報や災害情報などさまざまな情報を掲示する。シャープによると、交通広告としての利用では日本最大級の連続・多面デジタルサイネージだという。同社はデジタルサイネージ用の液晶ディスプレイの販売強化に取り組んでおり、大型モデル、タッチディスプレイ、マルチディスプレイ、高輝度モデル、薄型・軽量モデルなど、幅広い機種をラインアップしている。PN-R603は、60型・フルHD画質の液晶ディスプレイ。本体サイズは横1378mm×縦794mm×奥行約39.4mm。入力・出力端子は、ミニD-sub、DisplayPort、DVI-I、HDMI、ビデオ、コンポーネントなど豊富にそろっている。
2014年09月30日1994年10月にデジタルコンテンツのクリエイターを育成する目的で設立されたデジタルハリウッドは、2014年10月に設立20周年を迎える。この20年の間に、日本各地や海外で専門スクールを開校するとともに、大学院や大学、オンラインスクールなども設立し、今や日本を代表するクリエイター育成機関に成長した。ここまでの歩みの中で、同校にはどのような変化や出来事があったのだろうか。学長の杉山知之氏に話を聞いてみた。○デジタルハリウッド開校の目的と経緯デジタルハリウッド開校は、一般的な学校が新学期を迎える1995年4月を予定していた。それが半年も前倒しとなる1994年10月になったのは、デジタル技術に転機が訪れることを杉山氏が予見していたからだ。当時は、アーケードゲームの世界に、セガが3DCGを使った格闘ゲーム「バーチャファイター」を、ナムコが3Dレーシングゲーム「リッジレーサー」をリリースして大ヒットしていた。杉山氏は、これらの3D技術が家庭用のゲーム機などにも爆発的に流れ込み、3DCGを扱えるクリエイターの需要が一気に高まると考えていた。杉山氏自身もCG制作のベンチャー企業を手掛けており、3DCGを扱えるクリエイターの数が少なく、集めることが難しいと実感していた。一方で、3DCGは当時パソコンでは荷が重く、ワークステーションを使って制作されていた。その頃のワークステーションには「モザイク」というWebブラウザが出現しており、世界中の研究機関などがWebサイトを立ち上げ始めた時期でもあった。杉山氏は、このインターネットもパソコンにまで普及すると予想した。3DCGとインターネットの普及がさらに進めば、クリエイターの数が足りないと多くの人が実感するだろう。そうなる前に、専門の育成校を立ち上げる必要性を感じ、予定を半年も前倒しして、デジタルハリウッド開校に踏み切ったのだ。そして、開校直後の1994年の年末商戦にはプレイステーションが、1995年夏にはWindows95がリリースされ、杉山氏の予想は実際のものとなっていく。○ITバブル時代のデジタルハリウッドデジタルハリウッドが開校した当初は、他の専門学校経営をしている人から、「あの学校はひどい」と批判を受けたこともあった。なぜなら、大手の専門学校とは異なり、立ち上げたばかりのデジタルハリウッドはクリエイターを育てることに専念しており、就職の斡旋をしていなかったからだ。しかし、その当時はCD-ROMの普及に伴ってマルチメディア作品がブームとなったり、3DCGを使っていればどんなゲームでも売れた時期だ。MacintoshやPhotoshopが使えるというだけで、すべての授業を受講し終える前に就職が決まったり、3DCGの制作技術を身に付けた学生は、すぐにゲーム会社へと就職していったため、就職を斡旋する必要はなかったという。1999年頃には、後に「ITバブル」と呼ばれる時代が到来。IT関連のベンチャー企業が集まった渋谷は、渋い(Bitter)・谷(Valley)にデジタルデータの単位(bit)をかけて、「ビットバレー」と呼ばれるようになった。デジタルハリウッドも、その波に乗って渋谷校を開校。24時間オープンをコンセプトとして、午前0時から授業が始まるクラスも用意された。「渋谷で夜まで働いている人が、飲んで朝帰りするくらいなら勉強しに来て欲しい」と考えての開校だったが、実際には時間を持て余した人ではなく、やる気のある人が数多く集まったそうだ。○全国展開と大学院大学の設立クリエイター向けの専門スクールとして始まったデジタルハリウッドは、専門スクールを全国へ広げていく方向と、より若い世代や世界に通じるクリエイターを育成するための大学院大学や大学を設立する方向に進んでいった。全国展開に関する興味深い話は、どこの地域で開校しても、デジタルハリウッドに入学してくるのは同じタイプの人達だということ。一度は社会に出たけれども、今の仕事は自分がやりたかったこととは違うと思い至って、デジタルハリウッドの門を叩く。他の専門学校は若い人ばかりなので、社会人の多いデジタルハリウッドは学歴や年齢も関係なく入りやすかった、という理由もあるのだという。その傾向は現在も変わらず、デジタルハリウッド専門スクールの学生は、社会人がキャリアチェンジのためにデジタル技術を学ぶ場として活用されている。2004年4月に設立した大学院大学は、デジタルハリウッド開校当時からの目標であったが、小さなベンチャー企業にはハードルが高く、なかなか手をつけることができなかった。ところが、ちょうど良いタイミングで小泉政権が構造改革特区を作り、教育機関の申請が多かったことから、デジタルハリウッドでも大学院大学を申請することにしたそうだ。ただし、研究よりも、社会の役に立つ人材育成がメインであることがなかなか理解されず、交渉に1年を費やした。国際化に向けた英語の必要性と一般教養も教えられる4年生大学の設立には、大学院大学の実績が認められ、翌年の2005年に実現した。○今後の展開と『20周年大同窓会』社会人向けの専門スクール、大学を卒業した人向けの大学院、高校を卒業した人向けの大学と、設立する順番が一般とは逆になってしまったが、これで一通りの世代に向けた教育機関となったデジタルハリウッド。今後の展開を尋ねたところ、「この20年間やってきたことは、他の国でも役立てると思っているので、要請があれば海外でもデジタルハリウッドと同じような教育を展開していきたい」とのことだ。すでに、海外からの視察や問い合わせなどは月に1カ国は来ており、教育機関立ち上げの手伝いなどにも着手している。そして、設立20周年を迎える10月には『20周年大同窓会』を開催する。デジタルハリウッドの卒業生や運営等に携わった人達を集めた同窓会とのことだが、杉山氏は「専門的な仕事に従事していると、その世界しか見えなくなることがある。そこで、様々な世代との交流によって視野を広げ、デジタルハリウッドに入学した当時の、デジタル技術に感じた可能性を再発見してほしい」と語ってくれた。
2014年09月29日パナソニックは29日、高級オーディオ機器ブランド「テクニクス(Technics)」から「ステレオインテグレーテッドアンプ SU-C700」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は税別158,000円。なお、本製品はすべて受注生産となる。SU-C700は、新開発のフルデジタルアンプ「JENO(Jitter Elimination and Noise-shaping Optimization) Digital Engine」を採用したステレオインテグレーテッドアンプ。デジタル処理時に発生するジッター(時間間隔のズレ)を抑制し、デジタルアンプならではの音質劣化を防ぐために、独自のジッター削減回路を搭載する。このジッター削減回路は、低周波帯域のジッターを抑制するノイズシェーピング方式のクロック再生成回路と、高周波帯域のジッターを抑制する高精度サンプリングレートコンバーターの組み合わせにより構成され、全帯域でジッターが削減された音質を実現。また、PWM(Pulse Width Modulation)変換誤差を補正すべく、独自のPWM変換回路を搭載する。これによりハイレゾ音源のダイナミックレンジを損なうことなくPWM信号に変換可能だ。スピーカーのインピーダンス特性による周波数特性の乱れというデジタルアンプの欠点を改善するものとして、周波数位相特性の補正技術「LAPC(Load Adaptive Phase Calibration)」を新しく搭載。スピーカーに接続した状態でアンプの周波数振幅位相特性を測定し、理想的なインパルス応答にするためのデジタル信号処理を行う。「LAPC」によって振幅と位相の周波数位相特性を補正するので、空間表現豊かな音が可能だ。加えて、安定して電源を供給できる「High-speed Silent Linear Power Supply」によって電源を強化している。サイズはW340×D325×H132mm、重量は8.3kg。デジタル入力端子は光×1、同軸×3、USB-B×1の3系統。アナログ入力端子はライン×1、Phono(MM)×1の2系統を備える。定格出力は8Ω負荷時が45W×2、4Ω負荷時が70W×2。
2014年09月29日キヤノンはデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」の発売を前に、9月26日~28日にかけて、東京・品川のキヤノンSタワーで体験会を開催している。会場では、3on3バスケットボールやチアリーディングのパフォーマンスも行われ、「室内のスポーツ撮影」を体験する絶好の機会となっている。同時発表の「PowerShot G7 X」「PowerShot SX60 HS」の体験コーナーや、写真家によるスペシャルセミナーも用意している。さらに、大阪でも10月5日~7日にかけて、グランフロント大阪にあるナレッジシアターにて同様の撮影体験会を開催する。こちらでは、フリースタイルバスケットボール、チアリーディング、ダブルダッチのパフォーマンスを撮影可能だ。EOS 7D Mark IIは、APS-Cサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフのフラッグシップモデル。新AFセンサーユニットによって、オールクロス65点AFや被写体を追尾する「EOS iTR AF」「AIサーボAF III」といったAF性能を強化したほか、最高10コマ/秒の連写性能を実現した。さらに、映像エンジン「DIGIC 6」のデュアル搭載によって、常用ISO感度ISO16000、動画撮影機能はフルHD・60p・MP4での記録に対応した。EOS 7D Mark IIの発売は11月上旬の予定だが、すでにキヤノンSタワーなどで展示は始まっており、タッチ&トライも行えるようになっている。今回の体験会では、単に触れるだけでなく、実際にスポーツシーンの撮影を行って、EOS 7D Mark IIの実力を確認できる。3on3コーナーでは動きの速いプレイヤーを撮影できるため、EOS 7D Mark IIのAF性能や連写性能をチェックできる。EOS 7D Mark II試用機には、「EF70-200mm F2.8L IS II USM」「EF70-200mm F4L IS USM」「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」「EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」といったレンズが装着されており、「1人5分目安」(説明員)の時間であれば、自由にスポーツシーンを撮影できる。また、同時発表の新レンズ「EF400mm F4 DO IS II USM」も試写できるようになっている。写真家のルーク・オザワ氏や中西祐介氏らによる特別セミナーも実施されている。オザワ氏はEOS 7D Mark IIの連写性能を生かした飛行機の撮影テクニックなどを、中西氏はスポーツシーンの撮影テクニックをテーマに、新機能のフリッカーレス撮影は「体育館での子どもの試合を撮る」といった場合に便利と紹介していた。1型センサー搭載でコンパクトな「PowerShot G7 X」、光学65倍という高倍率ズーム機「PowerShot SX60 HS」の体験コーナーも用意されており、両機とも発売前に試すことができる。今回、筆者が訪れたのは平日(金曜)の午後だったが、それでも会場は活気にあふれており、多くのユーザーがさまざまなレンズ、さまざまな設定を試しながら、新製品の試写を行っていた。
2014年09月26日ユニリーバ・ジャパンのヘアケアブランド LUXでは、日本上陸25周年を記念したイベント「LUX 25th Anniversary “Bloom to Shine” ~Hair Meets Art Exhibition~」を表参道ヒルズ(東京・渋谷)にて開催。同イベントでは、“自分自身がデジタルアートの一部になれる”ユニークな体験ができるという。この記事では一足先に体験してきた様子を紹介していく。同イベントは、表参道ヒルズの吹抜け大階段とスペース オー(本館B3階)にて、9月27日・28日の2日間にわたり開催されるもの。世界で活躍する最先端のクリエイターチームが制作を担当しており、そのなかでも注目は、アートの一部になって、モデルの気分が味わえるというスペース オーのインスタレーションブースだ。このブースでは、センサーカメラがスクリーンの前に立った人を感知し、美しいビジュアルを生成する。花やジュエリーなど、女性を魅了するエレメント(要素)をモチーフにしたビジュアルが背景を飾り、人の動きに合わせて変化していくのだ。さっそく筆者はブースに入り、アテンダントの指示に従って、背景に浮かんだシルエットに自分の体を合わせた。「3・2・1」のカウントダウンの後は、いよいよ50秒間のアート体験がスタート!自分の髪の辺りから、“輝きのモチーフ”である美しいジュエリー柄が咲き誇った。体を動かすほどに背景のモチーフが咲き誇るというので、事前に見せてもらったモデルさんの動きを真似て動いてみたのだが、照れが入って動きが小さくなってしまったのには後悔……。50秒間は意外に長く感じられ、せっかくの持ち時間を無駄にして、大半を棒立ち状態で過ごしてしまった。担当者は「照れを忘れて50秒間をたっぷり活用し、モデル気分で大胆に動いてみてください。手だけじゃなく、体全体で動けば背景が華やかに変化してアート度がアップします。しゃがんだり、横に歩いたりしてみてくださいね」と、より良い動き方をアドバイスしてくれた。背景は18種類が色違いで3色ずつ用意されており、合計54パターンで展開。参加者はポーズを決めながら、目の前のハーフミラーで自分が映った映像を見ることができ、それを自撮りすることも可能だ。また、公式カメラにより10秒毎に撮影されている写真があり、そちらは27日の午前からWEBサイト上に公開されるので、SNSでシェアするのもOK!新たなフォトスポットとして同所を存分に楽しんでほしい。ちなみに、吹抜け大階段には「輝き」をテーマにしたフォトジェニックな空間演出も施される。担当者は、「最先端のクリエイターチームが作り出したこの世界観と、参加型である部分を楽しんでほしいです。“新しい自分”や“自身の輝き”を発見していただくきっかけになれば」と、同イベント開催への想いを語っていた。
2014年09月26日サイレックス・テクノロジーは9月25日、中小規模の広告・情報掲示用途のデジタルサイネージプレイヤー「X-5 HM」を10月15日に発売すると発表した。同製品は、同社のMulticast Distribution System「X-5」に搭載されている映像・音声再生機能(ストア&プレイ機能)を強化したほか、無線LANを使ったコンテンツ更新や、コンテンツ格納用SDメモリの搭載、また複数コンテンツ表示を可能にする4画面分割やテロップ表示機能を追加することでサイネージの能力を強化したという。また、拡張された無償のサイネージスケジュール作成・コンテンツ変換ソフト「Media Transporter 2」と合わせて利用することで、中小規模のデジタルサイネージで必要とされるセットトップボックス機能を廉価で実現することが可能になるという。なお無線LANに関しては自社開発の2.4GHz/5GHz対応のIEEE 802.11a/b/g/nに対応しており、価格は5万9800円としている。また、同製品の販売に併せて、デジタルサイネージのスケジュール作成/コンテンツ変換ソフトウェアを「Media Transporter 2」としてバージョンアップを行うとしており、これによりテキストスクロールや静止画スクロール、タグ情報による端末のグループ管理など、日常の運用に必要な機能が追加されるほか、プリセットの画面レイアウト選択(最大4画面分割に対応)など簡単な操作でユーザが運用できるようになるうえ、自社のネットワーク環境で運用が完結するシステムを構築することが可能になったとのことで、クラウドサービスを利用しないでシステムを構成することが可能になるという。
2014年09月26日『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作として1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品として話題となっている玩具『デジヴァイスVer.15th』のパッケージ画像とさらなる続報が公開された。『デジヴァイス Ver.15th』は、『デジモンアドベンチャー』にて主人公たちが使用する携帯デバイスを玩具化したもので、アニメ放送とともに1999年に発売されたオリジナル版の形状を再現しながら15周年にふさわしいデザインにするため、ゼロから新設計されている。イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類(各9,990円/税込)が展開され、受注開始から一カ月を待たずに完売。現在「プレミアムバンダイ」では、2次受注が実施されている。追加情報としては、幻の古代種「ブイドラモン」が仲間になることが判明。仲間にする方法は、アグモン、ガブモン、ピヨモン、パルモン、テントモン、ゴマモン、パタモン、テイルモンを仲間にし、『デジヴァイス』を振ってデジモンが歩いた総歩数が120,000歩を超えることが条件となる。これらを満たすと電波呼び出しが入り、ブイドラモンとのイベントバトル開始。バトルに勝利するとブイドラモンが仲間になるという。そして、初代『デジヴァイス』にはなかったオートセーブ機能の搭載も明らかになり、電池を交換してもゲームの途中から再開可能。電池交換の後にロードするかしないかの選択ができ、交換前の冒険途中から再スタートすることができる。また、ロードしないを選択すれば、データをリセットして最初から遊び直すことも可能となる。パッケージ画像は、ブリスターパック&箔押し加工となり、裏面には「デジモン」のドッド絵を印刷。観賞用として楽しめるとともに、15周年記念商品に相応しい豪華パッケージに仕上がっている。本商品は8月1日の予約開始後も、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録、過去の携帯液晶シリーズと通信可能など追加情報を公開しており、多くのファンから支持を集めている。なお、バンダイの「ボーイズトイパークショップ」では、『デジタルモンスター』の生みの親・渡辺けんじ氏やボルケーノ太田氏をはじめ、『デジヴァイス』に関わってきた開発者によるインタビュー記事の後編も公開されている。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は各9,990円(税込)で、2次受注の予約締切は、10月15日23:00。商品の発送は2015年1月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2014年09月21日古河電気工業(古河電工)は9月18日、超高速光デジタルコヒーレント伝送装置の主要部品である小型ITLA(Integrable Tunable Laser Assembly)を発表した。超高速400Gbps光デジタルコヒーレント伝送の実現のために、周波数効率の向上を目指した技術開発が進められており、16QAM(quadrature amplitude modulation)多値変調技術、ナイキストフィルタ技術、周波数帯域をフレキシブル使用する光エラスティック技術などが検討されている。このような高速伝送システムに使用される光源には、小型、低消費電力、高性能が要求される。同製品は、従来のITLAと同じOIF規格を維持したまま、小型化、低消費電力化、高性能化を実現したレーザ光源である。小型パッケージモジュールの開発、ならびに電気回路の工夫を行うことで、従来の半分以下のサイズとなる37.5×20×7.5mmを実現し、消費電力はレーザチップの性能向上などにより、従来比30%の低減を達成したという。なお、同製品は、主要部材である半導体チップを日本国内で製造し、タイの光部品製造会社にてモジュール組立を行う。9月より量産を開始した。
2014年09月19日独ライカカメラは9月16日(現地時間)、コンパクトデジタルカメラ「ライカ X(Typ113)」をphotokina 2014で発表した。ライカストア、ブティック、ライカ正規特約店で10月以降に順次販売する。価格は未定。レンズ一体型モデルとしては大きなAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ。レンズは、新たに開発された大口径の「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」を搭載しており、大型センサーとの組み合わせにより、ディテールに至るまで緻密に描写することが可能だ。35mmフィルム換算時の焦点距離は35mm相当で汎用性が高く、同社ではルポルタージュ写真に最適とする。また、開放F値がF1.7と明るく、ボケ味の美しい写真を撮影することができる。操作面では、直感的に分かりやすいレイアウトを採用。加えて、上級者でも満足できる多彩なオート機能、状況に応じて被写体の意図をダイレクトに反映できるさまざまなマニュアル機能を備える。オートフォーカスは高速かつ高精度。静音性にも優れる。操作部やレンズキャップなどにはメタル素材、前後の外装カバーにはマグネシウム、トップカバーとベースプレートにはアルマイト仕上げのアルミニウムを採用。さらに、外装はレザー製となっており、エレガントな外観に仕上がっている。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、レンズ構成が非球面レンズ2枚を含む8群10枚、レンズの焦点距離が35mm相当(35mmフィルム換算)、開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500、シャッター速度が1/2,000~30秒となっている。背面のモニターは3型・92万ドット表示の液晶方式で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fpsだ(記録形式はMP4)。本体サイズはW133×D78×H73mm、重量はバッテリーを含まない状態で451g、バッテリーを含む状態で約486gとなっている。ユーザーには専用サイトからダウンロードする形で、ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」が提供される。
2014年09月17日独ライカカメラは16日(現地時間)、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX(Typ 109)」を発表した。大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載している。ライカストア、ブティック、ライカ正規特約店で11月以降に順次販売する。価格は未定だ。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。レンズの焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。前モデルの「ライカ D-LUX6」より大きいフォーサーズの撮像素子を採用した。また、動画では4K動画の撮影に対応。ライカ D-LUX初となるWi-Fi機能を搭載。スマートフォンやタブレットに無料の専用アプリ「Leica Image Shuttle」(iOSおよびAndroidに対応)をインストールして、スマートフォンやタブレットからのリモート操作が可能だ。Wi-Fi接続の設定をすばやく行えるNFC(近距離無線通信)機能も備える。主な仕様は、撮像素子が有効1,280万画素の4/3型高感度MOSセンサー。対応感度はISO80~12500(拡張で最大ISO25000まで)。レンズ構成がEDレンズ2枚を含む8群11枚。開放F値がF1.7~F2.8。シャッター速度が1/4,000秒~60秒(メカニカルシャッター)、1/16,000秒~1秒(電子シャッター)。連写は最高40コマ/秒(シングルAF、電子シャッターのみ)。背面のモニターは3型の液晶ディスプレイ(92.1万ドット)。対応メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、UHS-Iスタンダードに対応している。本体サイズはW117.8×D55×H66.2mm、重量は405g(バッテリー含む)。フラッシュ(ライカCF D)、バッテリー、バッテリーチャージャー、USB接続ケーブル、ネックストラップ、レンズキャップ(ストリング付き)、ホットシューカバーが付属。専用サイトからダウンロードする形で、ソフトウェア「Adobe Photoshop Lightroom」が提供される。
2014年09月17日キヤノンは9月16日、都内でデジタルカメラ新製品発表会を開催。同発表会では、新製品に関するプレゼンテーションのほか、プロの写真家によるトークセッションも行われた。トークセッションでは、キヤノンが満を持して発表した「EOS 7D Mark II」の広告やカタログの写真を撮影した13人のプロ写真家が登壇。各々が自らの作品を紹介するとともに、7D Mark IIの性能について熱く語った。関連記事プロ向け機に迫る技術を惜しみなく投入した中級一眼レフ「EOS 7D Mark II」 - キヤノン デジタルカメラ新製品発表会レポート(2014年9月16日)キヤノン、10コマ/秒連写・撮像面位相差AFの中級一眼「EOS 7D Mark II」(2014年9月16日)キヤノン、65倍ズームでどんな被写体も捉えるカメラ「PowerShot SX60 HS」(2014年9月16日)キヤノン、F1.8レンズと1型CMOSを搭載するコンデジ「PowerShot G7 X」(2014年9月16日)○プロ写真家が評価する「EOS 7D Mark II」の機能とは?今回トークセッションに参加したのは、戸塚学氏(野鳥写真)、長根広和氏(鉄道写真)、中西祐介氏(スポーツ写真)、ルーク・オザワ氏(飛行機写真)の4ジャンル、4人のプロ写真家。司会進行役は、アイ・イメージングフラッグ代表の石田立雄氏だ。まずは、多くのユーザーが関心を寄せていると思われるAF性能について語られた。司会の石田氏いわく、AF性能はこのカメラの「キモ」だという。今回、新幹線E7系を撮影した長根氏は、7D Mark IIのAF性能について、次のように説明する。「(今回撮影した鉄道写真を指し)こういったカタログチックな写真を撮るときは、従来は置きピンにしてワンショットAFで連写していました。理由は、測距点がファインダーの左右端にないため、電車の顔に測距点を合わせてAIサーボを使う、ということができなかったんです。でも、7D Mark IIの65点AFは、ファインダーの左右端にも測距点があってピントが合う!それならと、今回は欲張って65点自動AFを使ってみました。連写した全コマ、見事、運転席にピントが合っていましたよ」続いて、バスケットボールの試合を撮影した中西氏が解説。「今までのAFは、黒いユニホームと白いユニホームが混在する試合では、白い方を追いかけることが多かったんです。ですが7D Mark IIのAFは、黒いユニホームにも同じように食いついてくれる。AF速度も、普段使っている1DXとの違和感を感じさせませんし、長根さんも仰るように、測距点が左右端にまであるのがいい。フルサイズだと、どうしても(測距点が)中央付近に固まってしまいますから」と7D Mark IIのAF性能を評価する。AF性能の話題がひと段落すると、話題は秒間8コマから、秒間10コマへと高速化した連写性能へ。「秒間8コマも10コマもそんなに違わないじゃないか、と思う人もいるでしょう」という石田氏の”フリ”に、「いやいやいやいや」「全然違いますよ!」と写真家の皆さんが突っ込む。飛行機写真家のルーク氏は、夜の空港での撮影シーンを例に7D Mark IIの連写性能について解説する。「空港は夜景がキレイなんです。誘導灯とか、飛行機の衝突防止灯などが光っていて。でも、移動する機体を、不定期に点滅する衝突防止灯が光った状態で写すのは非常に難しい。ところが、7D Mark IIなら簡単に写せるんです。秒2コマの差は大きいですよ! 」戸塚氏もルーク氏の言葉に大きく頷いて、こう語る。「私は普段5D Mark IIIを使っています。連写能力は秒6コマなので、鳥の羽ばたきを撮ると、すべて羽が下の状態だったりするんですよ。今回、無謀にも縦位置で鳥の羽ばたきを撮ったのですが、まるでコマ撮りしたかのように綺麗な羽ばたきが撮れました。しかもRAWで31コマも連写できるので、バッファも一杯にならずに済む。それに、連写時のシャッター音もいいですね」7D Mark IIのシャッター音については、ステージ上の全員が非常に気に入っていると述べていた。話題は、これまた気になる高感度撮影性能へと移る。戸塚氏は感激してこう述べる。「5年前、従来機7DのISO6400で撮影をしたときも、ローライトで撮ったシマフクロウがしっかりと写っていて、驚いたものでした。しかし7D Mark IIは、なんと最高ISO16000でしょ。ならばとISO16000で撮ってみたんです。ほぼ真っ暗に近かったので、さすがに手ぶれもありました。が、ブレのない写真は、ピントがカッチリ来ている。狙い通り、これは面白い写真になりました」一方でルーク氏は「高感度撮影で航空写真の世界が広がった」と語る。ISO6400がためらいなく使えてしまう。おかげで、夜の空港で100-400mm F5.6なんていうレンズが使えるんです。こんなの、少し前まではあり得ない撮影でしたよ」そして最後は、7D Mark IIならではのフリッカーレス機能について。中西氏が自身が撮影したフリッカーレス機能をオンにした連続写真とオフにした連続写真を例に解説した。オン状態の連続写真は、どのコマも一定の見た目を保っているのに対し、オフ状態の連続写真は、コマごとの色と明るさが、明らかに違ってしまっている、という作例だ。中西氏「(オフ状態の連続写真を指し)こちらは、体育館の水銀灯のチラツキによる露出やホワイトバランスの変化をカメラが写してしまっているからです。これは写真家の技術ではどうにもならないので、私たちは仕方がないことと、長年諦めてきたんですよ。それが、機能をオンにするだけですべて解決されてしまう。まさかカメラが解決してくれるとは!」ちなみに中西氏によれば、フリッカーレス機能は、一般の人が電灯の下でカスタムホワイトバランスを使う際にも有効とのことだ。「ホワイトバランスを取るときに使うグレーボードにも、実は電灯の光の点滅が写り込みます。したがって、グレーボードが赤くなったり緑になったりして、正確なホワイトバランスが取れない。でも、7D Mark IIなら、フリッカーレス機能を使うことで、この悩みが解消されます。これ、記事に書いておくと良いですよ(笑)」7D Mark IIの魅力、写真の楽しさを熱く、楽しそうに語る石田氏と写真家の方々。トークショーの時間は30分間だったが、皆まだまだ語り尽くせないといった表情だった。そんな4人をはじめ、13人の写真家が心血を注いだ7D Mark IIのカタログ、そして広告映像の数々。今回、キヤノンは7D Mark IIのカタログを「鳥」「電車」「スポーツ」「モータースポーツ」「動物」「飛行機」「総合」の計7種用意した。ぜひ店頭で、すべてコンプリートしていただきたい。
2014年09月16日通販サイトを運営するアルノカは9月12日、店舗ディスプレイに使えるデジタルサイネージ「D-smart ST」の発売を開始した。20台限定で、価格は13万8000円(税別)。画面サイズは42インチで、縦横どちらにも使える。外形寸法は縦設置の場合W570×H1426×D502mm、横設置の場合W977×H1224×D502mm。対応コンテンツは、動画(MP4)および静止画(JPEG、PNG)。コンテンツの更新には、USBメモリを利用もしくはネットワーク経由で行う(ネット経由の場合はアルノカのサービス入会が必要)。
2014年09月12日『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作として1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品として話題となっている玩具『デジヴァイスVer.15th』のさらなる続報として、過去の携帯液晶シリーズと通信可能であることが明らかになった。『デジヴァイス Ver.15th』は、『デジモンアドベンチャー』にて主人公たちが使用する携帯デバイスを玩具化したもので、アニメ放送とともに1999年に発売されたオリジナル版の形状を再現しながら15周年にふさわしいデザインにするため、ゼロから新設計されている。イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類(各9,990円/税込)が展開され、受注開始から一カ月を待たずに完売。現在「プレミアムバンダイ」では、2次受注が実施されている。これまでさまざまな新要素が公開されてきた『デジヴァイス Ver.15th』だが、過去に発売された携帯液晶シリーズ『デジタルモンスターシリーズ』(1997年発売)、『デジモンペンデュラムシリーズ』(1998年発売)、『デジヴァイスシリーズ』(1999年発売)と通信できることが新たに判明。(『デジモンペンデュラムシリーズ』とのジョグレスは不可)過去商品との通信対戦ができるという。本商品は8月1日の予約開始後も、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録など追加情報を公開しており、多くのファンから支持を集めている。なお、バンダイの「ボーイズトイパークショップ」では、『デジタルモンスター』の生みの親・渡辺けんじ氏やボルケーノ太田氏をはじめ、『デジヴァイス』に関わってきた開発者によるインタビュー記事の後編も公開されている。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は各9,990円(税込)で、2次受注の予約締切は、10月15日23:00。商品の発送は2015年1月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2014年09月06日ガートナーはこのほど、2014年版「先進テクノロジのハイプ・サイクル」を発表し、その中で、デジタル・ビジネスに向けた動きが今後の中心的なテーマになるとの見解を示した。同社のハイプ・サイクルは2,000を超える技術を119の分野にグループ化し、その成熟度、ビジネスへの貢献度、今後の方向性に関する分析情報を、企業の戦略/プランニング担当者に提供するもの。今回で20周年を向かえた。今年は、デジタル・ワークプレース、コネクテッド・ホーム、エンタプライズ・モバイル・セキュリティ、3Dプリンティング、スマート・マシンなどのハイプ・サイクルが加わった。デジタル・ビジネスに向けたガートナーのロードマップでは、以下のように、発展するビジネス時代のモデルが6つのステージに分けて定義されている。企業はこれらによって自社の現在の位置を把握して、未来に眼を向けることができる。ステージ1: アナログステージ2: Webステージ3: E-Businessステージ4: デジタル・マーケティングステージ5: デジタル・ビジネスステージ6: オートノマス (自律型)先進テクノロジのハイプ・サイクルでは、最新技術に焦点を当てているため、含まれる技術の多くは、後半の3つのステージに属するものとなる。デジタル・マーケティングのステージでは、「力の結節」(モバイル、ソーシャル、クラウド、インフォメーションの強固な結び付き) が重要になるという。このステージに属す技術としては、以下がある。ソフトウェア定義、立体ホログラフィック・ディスプレイ、ニューロ・ビジネス、データ・サイエンス、プリスクリプティブ分析、複合イベント処理、ゲーミフィケーション、拡張現実、クラウド・コンピューティング、NFC、仮想世界、ジェスチャ・コントロール、インメモリ分析、アクティビティ・ストリーム、音声認識デジタル・ビジネスは、力の結節後に到来する最初のステージで、人、企業、モノの統合に焦点が当てられる。このステージでは、モノのインターネットならびに、物理的世界と仮想世界の境界があいまいになるという考え方が強力なコンセプトとなる。デジタル・ビジネスに属する技術としては、以下がある。生体音センサ、デジタル・セキュリティ、スマート・ワークスペース、コネクテッド・ホーム、3Dバイオプリンティング・システム、アフェクティブ・コンピューティング、音声翻訳、モノのインターネット、暗号通貨、ウェアラブル・ユーザー・インタフェース、コンシューマー3Dプリンティング、マシン対マシン・コミュニケーション・サービス、モバイル・ヘルス・モニタリング、企業向け3Dプリンティング、3Dスキャナ、コンシューマー・テレマティクスオートノマスは力の結節後の最後のステージで、ここでは、企業は人間と同様 (ヒューマンライク) な能力または完全に人間に代わる能力を提供するテクノロジを利用することが可能になる。このステージに属す技術としては、以下がある。仮想パーソナル・アシスタント、ヒューマン・オーグメンテーション、ブレイン・コンピュータ・インタフェース、量子コンピューティング、スマート・ロボット、バイオチップ、スマート・アドバイザ、自律走行車、自然言語による質疑応答システム
2014年09月04日実家を離れ初のひとり暮らしを始めて、数年。すぐに母親は心配して電話をかけてくるけれど、なかなかゆっくり話を聞いてあげたりできない…なんてことも多いですよね。そこで、手軽に親孝行ができるステキなものを発見。それは、「ファミリーページ」というスマホのアプリ。わざわざ電話するまでもないけれど、日常のできごとや撮影した写真を、デジタル世代に疎い親世代へも、簡単に共有できるアプリなのです。ファミリーページに写真を投稿すると、あらかじめ招待しておいた同じグループの人に同時に写真が届き、中でもドコモの「らくらくスマートフォン3」には、待受画面に自動で表示されるというわけ。例えば、頑張って挑戦した母親直伝の筑前煮や休日に出かけた街の風景など、わざわざ電話するまでもない日常の様子を、写真と一言メッセージでどんどん送れば、電話ではわからなかったその場の雰囲気まで伝わって、母親もきっと喜んでくれるはず。「ファミリーページ」アプリは、PlayストアかApp Storeから無料でインストールして始められるので、両親だけでなく自分の兄弟・姉妹にも教えてあげるといいですね。そうすれば、姪っ子や甥っ子の写真をお母さんだけでなく自分も楽しめて、兄弟間の距離も今までよりぐっと近づくはず。投稿は「ファミリーページ」に時系列でたまっていくから、姪などの成長ぶりに加えて、自分や両親のできごともまとめて一緒に楽しめるのがうれしいですね。最近は、セキュリティのことを考えて、Facebookに子どもの顔写真をアップしていない人も多いですが、「ファミリーページ」なら第三者へ写真が流出しないから安心。そして、家族皆で成長を見守れるなんてとってもステキ。母親世代はスマホの操作ができるか心配しがちだけど、きっと「らくらくスマートフォン3」なら大丈夫。ファミリーページは待っているだけで、待受画面に自動的に写真が表示されるし、慣れてきたら「拍手!」ボタンで気軽に投稿に返事ができます。さらに、その他の基本操作も簡単。ボタンを軽く押すような感覚で入力できるらくらくタッチパネルだから、慣れないタッチパネルでも、安心して入力できそう。そのうえ、らくらく2タッチ入力で、何度もボタンを押さずにかんたんに文章入力ができるから、メールのやりとりも増えるかも。スマートフォンは文字入力するのが大変そうと感じているなら、この機能は喜んでくれるはず。それから、将来役に立ちそうなのは、「らくらくスマートフォン3」の「つながりほっとサポート」。これは、体調やスマホの利用状況(歩数計の歩数、電池残量など)を、あらかじめ指定するつながりメンバーへお伝えできる無料のサービス。つまり母親のスマホの利用状況を、子どもなどに伝えてくれるサービス。まだまだ元気なうちはいいけれど、ひとり暮らしをしているお年寄りの家族などにはとってもありがたいサービスですよね。こんなにいろいろな機能があるうえ、操作が簡単だから、スマホを使うのをずっと躊躇していた母親に「らくらくスマートフォン3」を買ってあげてみては? 「ファミリーページ」も使えば、きっといい親孝行になりそうです。・ファミリーページ 公式サイト(PC) ・らくらくスマートフォン3 公式サイト ・NTTドコモのあんしんサービス つながりほっとサポート ・Google Playストアより Android版をダウンロード ・App Storeより iPhone版をダウンロード
2014年09月03日●デザイナ-・佐藤卓と作り上げた新カバー「SSACK」紙に手で書く「アナログ」な手法から、iPhoneなどのデジタル端末を使う「デジタル」なやり方に、さまざまなものが移り変わっている昨今。そんな中、多くの支持を得ている"アナログ"な文房具の代表格ともいえるのが「ほぼ日手帳」だろう。同商品は数多くのクリエイターとコラボレーションし、毎年異なるデザインのカバーを生み出している。今年は基本のカバーのかたちや素材とはまったく異なるシリーズ「SSACK(ザック)」を、デザイナー・佐藤卓との協業によって作り出したのが目新しい。すでに手帳カテゴリの定番商品の位置を獲得していながら、毎年新たな試みを行っているのも特徴のひとつだ。今回は、そんな「ほぼ日手帳2015」のラインナップや、デジタル時代における"アナログ"な文房具の「進むべき先」について、同製品を生んだWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏に話をうかがった。――さっそくですが、今回新登場した手帳カバー「SSACK(ザック)」は、ほぼ日手帳のカバーの基本形から外れていて、素材もシリコンというほぼ日"らしく"ない素材を使っており、新しい挑戦だと感じました。このシリーズが生まれたいきさつをお教えください。「ほぼ日手帳」は、全体的にほかの手帳より高いと言われますが、高いぶんだけ僕らもちょっと自信があると言いますか、価格を上回る商品づくりをしているつもりです。ですが今回、若い人への(ほぼ日手帳の)入り口を広げようと思って作ったのが「SSACK」です。パソコンなどで、スチューデントモデルが出るのと同じような感覚かもしれません。名前は活動的なリュックサックのイメージから来ていて、素材も丈夫で、機能性みたいなものをつめこんだ、"大事にしない人を大事にしたい"というような製品です。この真逆にあるのが、革のカバーと言えますね。――そんな経緯で生まれたものだったんですね。確かに定番の型のカバーよりはやや安価(1,296円)ですが、デザイナーの佐藤卓さんが開発に携わったということもあり、デザイン性に敏感な人に向けたものだと思っていました。位置づけとしてはあくまで廉価版ということなんでしょうか。そうなんです。でも、廉価版を出すときに、ちゃんとした良いデザインにしないとかっこ悪いし、「こんなんでいいだろ?」という雰囲気になってしまったら嫌ですから。このカバーを見た人からは「8,000円くらいしますか?」と聞かれたりもしますけれど、実は一番安いというのが、この製品の面白いところですね。卓さんが「できないかも」って言ったくらい、なかなかの難産だったんです。これまでのものとは形が違うし、乱暴に使えるものにしたいし、シールを貼ったりして個性を出す人にも受け入れられるようなものにしたいなど、満たしてほしい要件がいくつもありました。ほかの(布や革などでできた)カバーは縫製で作るものですが、このカバーは押して型で作るので、たとえるならiPhoneのようなプロダクトを作る感覚に近かったかもしれません。(ほぼ日手帳のカバーとして)"あとから出てきたプロトタイプ"、という気がします。マグネットで開け閉めする仕組みや、色のバリエーションも、卓さんと一緒に決めました。――基本のかたちとかなり構造は異なりますが、並べてみると「ほぼ日手帳」らしい雰囲気なのもまた印象的です。たいした仕事ですよ。卓さんもそうだし、"英語版ほぼ日手帳"「Hobonichi Planner」の企画製作に携わってくださっているソニア パークさんや、ハンドメイドで革カバーを手がけてくださっているアンリ・ベグランさんにもいえることですが、こちらがためらうような省略をすっと行って、良いものを作ってくださるんです。そんな仕事ぶりに、僕らは「"これだけは譲れないもの"は何なんだろう?」といつも問われている気がしますね。●、"アナログ"な文房具が進むべき方向は?――2015年版も写真家・石川直樹さんの写真がカバーになったのをはじめ、多くのクリエイターとのコラボレーションカバーを発表されています。「ほぼ日手帳」のカバーがクリエイターのショーケースのようになってきているような印象があるのですが、今後もさらにクリエイターとの協業は広げていくのでしょうか。もちろんです。さまざまなクリエイターの方とご一緒して、幸運なことにその多くがカバーというかたちで成就していますが、もちろん全部が実現するわけではありません。残念ながらかたちにならなかったものも、そのプロセスそのものが良い刺激になっています。ほぼ日手帳のカバーに写真をあしらったのは、石川直樹さんが初めてです。「ほぼ日」のコンテンツや書籍「はたらきたい。」のときにご一緒して、作品のみならず、彼の活動を含めてコラボレーションしたいと思った方ですね。ほかにも、松本大洋さんに描いていただいた文庫本「ボールのようなことば。」の表紙イラストが、週間手帳「WEEKS」のいちデザインとして登場しています。「TOBICHI」での展示では、石川さんと松本さんの手帳は、写真集や文庫本と並べて展示しています。――手帳カバーのデザインを、元になった作品と見比べられるのは面白い試みですね。「TOBICHI」での展示は、まるで美術館のような雰囲気も感じられます。今回は確かにそうですね。でも、この間は1日限定の喫茶店でした。8月にできたばかりの場所ですが、催しを変えるたびに全然違う装いになっています。小さい場所ですけれど、「エキスだけ見てもらえればいい」というものも結構ありますからね。まとめて手帳を見せるだけの催しはここで行って、LOFTさんでは大勢の人が来ても大丈夫な展示をやります。――ところで、昨年の手帳発売の時のインタビューでは、パソコンの普及期に「シャープペンシルを封印する儀式」をされたものの、その後再び筆記具を使うようになったとうかがいました。昨今、クリエイターがiPhoneなどを用いてメモやスケッチを行ったり、絵を描かれる方は筆記具をペンタブレットに持ち替えたりする流れがありますが、糸井さんがアナログに戻ったきっかけは?やっぱり、様式関係なく物を書けることですね。デジタルなものでは、脳の中をとりあえず置いていくというようなことができないんです。――フリーハンドとテキスト入力の両方に対応しているiPadなどのメモアプリなどと比べても、やはりアナログの筆記具のほうが使いやすいということでしょうか?iPadのスイッチを入れたり、アプリを起こしたりするというのが、僕にとってはちょっと違うんですよね。"すぐに"書けないと、さっき言ったようなことはできないと感じています。――しかしながら、スマートフォンなどデジタル端末が普及したことで文房具が売れなくなってきているという声もあり、モバイルアプリと連携した文房具が出てきたりもしています。「ほぼ日手帳」はそんな情勢の中でも根強い支持を受けていますが、"アナログ"な文房具が進むべき方向はどこにあるのでしょうか。そんな行き先があれば教えてほしいくらいです(笑)。あえて言うならば、「買いに行けばある」ということに負けているんだと思います。たとえば、包丁。すでに切ってあるサラダなんかがそこかしこで売っていて、必要になった時に出来合いを買ってくればいいという人が増えている。だから、包丁が売れなくなってきている……"かも"しれません。だけど、包丁自体は今もなくなっていないじゃないですか。しかも、昔に比べて(100円均一など安価な雑貨店やWebストアなど)「包丁を買う機会」は増えている。その一方で、デパートではお客さんが列をなして、包丁を研いだり、あるいは銘を入れてもらったりしている。中には「ゾーリンゲンのあの包丁がほしい」なんていう、こだわりのある人もいる。文房具もそうだと思います。だからと言って、包丁が売れない原因を「出来合いのサラダ」だと仮定して、「みんな、野菜は自分で切ったほうがいいぞ!」と言っても仕方ないじゃないですか(笑) 世の中全体を「それ以前」に戻そうと思っても無理ですし、売れすぎた時に比べたら(売れなくなっている)ということじゃないかなあ。誰も彼もがウハウハ言うような時代って、そんなにはないですよ。――なるほど。ほぼ日手帳について言えば、2014年版を買ってくれている人が50万人いて、買ってくれた人たちが喜んで使ってくれている声が届いています。もしかしたら、いずれ買ってくれる人が100万人にまで増えるかもしれませんが、急にはそうならないでしょう。販路を広げれば、そうなる可能性は上がるかもしれません。ただ、それを達成したところで、果たして嬉しいのかな?と考えてしまいます。(物の需要は)あるところまで下がったらそれ以上は下がらないし、あるところまで増えたらそれ以上にはならない。みんなに"ちょうどいい場所"があるわけだから、「ちょうど良い場所で、一番いいものになりましょう」というのが、一番いいですよね。何かの「全体」を考えると、やはり答えは出ないです。――ありがとうございました。
2014年08月28日デロンギ・ジャパンは8月26日、デロンギ・オイルヒーターの最上位モデルとなる「デロンギ ドラゴンデジタル オイルヒータ」(DDQ0915-WH)を発表した。発売は9月1日で、希望小売価格は税別68,000円。今回発表した「DDQ0915-WH」では、同社独自の幅広X字型フィンを用いることで、平均表面温度を約60℃に低温化することに成功。赤ちゃんのいる家庭でも安心して使えるとしている。また、約20%の節電につながる「ECO運転モード」への切り替えボタンを装備した。デジタル操作パネルでは10~28度の温度設定、3段階の電力レベル設定、タイマー運転、チャイルドロックなどをセットできる。付属のリモコンでは、オン/オフの切替、電力レベルの切替、温度設定を行える。消費電力は600W/900W1,500Wの3段階で、適用畳数は10畳。本体サイズはW265×D530×H660mm、重量は16.5kg、コード長は2.3mとなっている。
2014年08月26日コクヨグループのコクヨS&Tは8月21日、専用ペンで紙のノートに文字や図表を書いてノート上の所定の場所にチェックを入れるだけで、手書きの内容を電子データにしてアップロードできるデジタルノート「CamiApp S」を9月5日から発売すると発表した。「CamiApp S」は、本体・ノート・専用ペンがセットとなっている。本体は、ノートブックタイプ、メモパッドタイプ(データを取得する端末のOSはAndroidとiOSに対応)から選択でき、メーカー希望小売価格はオープンプライス。それぞれのタイプについて、横罫・方眼罫・打合せ記録の替えノートも用意されている。「CamiApp S」は、ノートカバーに内蔵されたセンサーによって、専用ペンの動きを認識し、専用ノートの所定の場所にチェックするだけで手書きデータをスマートフォンやタブレットに取得する。取得されたデータは、スマートフォン/タブレットの専用アプリ経由でクラウドサービスに自動でアップロードできるので、従来のカメラやスキャナによるデータの取り込みよりもアクションが減る。取り込まれた手書きデータは、文字認識機能により自動でテキスト化され、検索に活用可能。「打合せ記録」タイプの罫内容のノートを使えば、手書きで指定した日時でGoogleカレンダー上に貼り付けることができる。
2014年08月22日マークスは12日、エレコムとのコラボレーション企画として、ワーキングウーマン向けのデジタル関連製品「Mark’sphere COURONNE」シリーズを発売した。各製品とも、ブラック/ホワイト、ピンク/パープル、ネイビー/ベージュ、ブラウン/ミントの4色で展開する。価格(税別)は2,000円より。○モバイルバッテリー/マークスフィア「Mark’sphere COURONNE」は、「鞄の中身をコーディネート!!」をテーマにしたデジタル製品群。エレコムとマークスのコラボレーションで提供される。「モバイルバッテリー/マークスフィア」は、スマートフォンを約1回充電可能なモバイルバッテリ。価格は3,500円(税別)。本体サイズはW60×D20×H143mm。○USB充電器/マークスフィア「USB充電器/マークスフィア」は、充電用USBポート×1基を備える充電器。価格は2,000円(税別)。本体サイズはW55×D40×H80mm。○スマートフォンポーチ/マークスフィア「スマートフォンポーチ/マークスフィア」は、スマートフォンを収納するための小型ポーチ。価格は3,000円(税別)。本体サイズはW168×D30×H105mm。○スマートフォンケース/マークスフィア「スマートフォンケース/マークスフィア」は、iPhone 5などを収納できる手帳型ケース。価格は3,000円(税別)。カードポケットを2カ所装備し、スタンドとしても利用可能。本体サイズはW110×D25×H190mm。○PCケース/マークスフィア「PCケース/マークスフィア」は、ノートPCを収納するための低反発ウレタン製ケース。価格は3,500円(税別)。本体サイズはW345×D25×H270mm。○タッチペン付きボールペン/マークスフィア「タッチペン付きボールペン/マークスフィア」は、シリコン製タッチペンの機能を搭載するボールペン。本体はアルミ製で、インクは黒。価格は2,300円(税別)。本体サイズは直径7.5mm、全長126mm。○イヤホン/マークスフィア「イヤホン/マークスフィア」は、音量調節機能を搭載したイヤホン。価格は2,000円(税別)。ケーブル長は120cmで、イヤープラグが3サイズ付属する。
2014年08月13日キヤノンは8月7日より、同社製デジタルカメラの購入者を対象とした「スリースター・キャンペーン」を実施する。キャンペーンは、キヤノン製デジタルカメラのうち対象商品を期間中に購入したユーザーを対象に、応募者全員に最大7,000円のキャッシュバックを行うというもの。対象購入期間は2013年8月7日から2014年10月13日までで、申し込みの締め切りは2014年10月31日まで。さらに、応募者のうち抽選で50組100名に星野リゾートペア宿泊券、100組200名に一休.com ギフト「ペアお食事券」がプレゼントされる。対象商品は次の通り。7,000円キャッシュバックの対象商品は、EOS 70D(W)・ダブルズームキット、EOS 70D(W)・EF-S18-135 IS STM レンズキット、EOS Kiss X7i・トリプルズームキット、EOS Kiss X7i・ダブルズームキット、EOS Kiss X7i・EF-S18-135 IS STM レンズキット、EOS Kiss X7(ブラック)・ダブルズームキット、EOS M2・トリプルレンズキット、EOS M2・ダブルレンズキット、EOS M2・ダブルズームキット。5,000円キャッシュバックの対象商品は、EOS 70D(W)・EF-S18-55 IS STM レンズキット、EOS 70D(W)・ボディー、EOS Kiss X7i・EF-S18-55 IS STM レンズキット、EOS Kiss X7i・ボディー、EOS Kiss X7(ホワイト)・ダブルレンズキット 2、EOS Kiss X7(ブラック)・EF-S18-55 IS STMレンズキット、EOS Kiss X7(ブラック)・ボディー、EOS M2・EF-M18-55 IS STM レンズキット、EOS M2・ボディー、PowerShot SX700 HS、PowerShot SX600 HS、PowerShot SX400 IS。応募方法は同社のキャンペーンサイトを参照のこと。
2014年08月04日富士通ゼネラルは7月25日、宮城県石巻市が行っている東日本大震災からの復旧・復興事業の一環として、同市全域を対象とした防災行政無線整備事業において、同社製の最新式デジタル防災行政無線システムが採用され、運用を開始したと発表した。石巻市の従来のシステムは、合併前に整備された旧市町ごとの情報伝達方法を継続して運用していたため、市内全域への周知に時間がかかっていた。今回の最新式デジタル防災行政無線システム運用開始により、「緊急時の市内全域への避難勧告などの強制的な一斉通報」「緊急時の孤立防止のため市役所と各総合支所間を無線専用回線で繋ぎ双方向通信による状況把握」「職員の連絡用移動無線(携帯無線/車載無線)の整備」など、緊急時における避難勧告、情報収集など災害支援活動での迅速かつ的確な対応が可能となった。2014年4月に、籠峰山(かごぼうさん)、硯上山(けんじょうさん)など6ヵ所の中継局設備を介した河北、雄勝など各総合支所との無線回線によるネットワーク化が完了し、地域の住民への緊急時の避難勧告などが迅速に行えるようになった。同市は、難聴地域を解消するため、屋外子局の増設などを計画している。
2014年07月28日日本工学院とオリンパスイメージングは7月25日、第5回「高校生デジタルフォトコンテスト」の開催概要を発表した。応募資格は高校生であることのみ。「高校生活」をテーマとした作品を同日より9月30日まで募集する。作品の応募は、「高校生デジタルフォトコンテスト」のWebページから、必要事項を入力のうえ、作品データを添付して送る。「高校生デジタルフォトコンテスト」は、2010年より日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきたイベントだ。前回は1,230点の応募があり、デジタル一眼レフによる力強い作品や、スマートフォンやコンパクトカメラを使った自由な発想の作品なども多く寄せられた。審査員を務めるのは、ともに写真家の清水哲郎氏と小泉修氏。賞品として、グランプリ作品には「OLYMPUS PEN E-P5 レンズキット (ホワイト)」が、準グランプリには「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough (レッド)」が贈呈される。結果発表は11月下旬を予定している。
2014年07月25日富士通は7月8日、博物館・美術館・デジタルアーカイブシステム「FUJITSU 文教ソリューション Musetheque」の収蔵品管理情報の管理・公開機能を強化した「Musetheque V4」を提供開始すると発表した。Musethequeは、1999年に写真・動画・文書といった収蔵資料情報の統合管理と情報発信をサポートする、収蔵品管理システムとして提供が開始された。現在、国内約50ヵ所の国公立博物館、美術館、文書館などが利用している。新製品は、操作性の向上、スマートデバイスへの対応、管理できる項目やデータ管理の階層構造の柔軟性強化など、収蔵品管理業務の効率化と現場への柔軟な適用を実現するための機能を強化した。オプションとして、来館者用端末やインターネットへ公開する収蔵品情報を検索するための機能と標準的な画面デザインのパッケージを提供したことにより、信頼性の高い情報公開環境を、短期間で構築することが可能となった。また、学芸員が利用する情報登録などの業務用画面や情報公開用の画面に表示されるガイダンスや各種メッセージ、項目名などを日本語以外の言語に変更しやすいシステム構造にすることで、海外拠点からの情報発信やグローバルな情報公開などにも対応しやすくなった。同製品は三重県総合博物館に先行して導入されており、4月19日の同博物館開館日より本格的に運用されている。
2014年07月09日●ソニー「α7S」、パナソニック「LUMIX GH4」、富士フイルム「X-T1」○4K対応や超感度ISO40万、クラシックデザインなどお勧めデジイチスマホからのステップアップユーザーに人気のミラーレス一眼だが、35mmフルサイズセンサーや4K動画撮影機能など最先端の技術が一般ユーザーの手に届くようになり、ミドル市場の買い替え・買い増しも進んでいる。心ゆくまで作品づくりを楽しめる中級機からハイエンド機まで、この夏イチオシの個性的なミラーレス&デジタル一眼レフカメラを紹介する。○拡張IS0409600! ケタ違いの超感度で世界が変わる6月20日に発売された「α7S」は、ミラーレス一眼カメラとして初めて35mmフルサイズセンサーを搭載したα7シリーズにおいて、高感度撮影と4K動画撮影(要オプション)に対応したモデルだ。静止画・動画ともに常用でISO102400、拡張でISO409600の驚異的な超高感度を実現しており、暗所撮影ではケタ違いの性能を味わえるだろう。高速連写した4枚の画像を合成し、ノイズ低減効果が得られる「マルチショットNR」機能も搭載し、従来にない作品づくりに挑戦できる。4K動画の記録には外付けSSDレコーダーが別途必要だが、フルサイズセンサーの全域を使い、画素加算することなく4K動画を出力できるのも大きな魅力だ。○高精細4K映像作品が撮れるミラーレス一眼パナソニックが4月に発売した「LUMIX GH4」は、ミラーレス一眼として初めて4K動画撮影に対応したカメラだ。フルHDの4倍の精細な映像は、背景の細部までがくっきり見えて遠近感、立体感が増し、臨場感にあふれる。4K解像度での動画記録は、テレビで採用の多い3,840×2,160ドットと、4,096×2,160ドットの「シネマ4K」を選択することができる。また、4K動画から800万画素の静止画を切り出し、決定的瞬間を写真として残せるのも本製品ならではの機能だ。レンズキットには「LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.」が付属する。○メカニカルな操作感とフィルムを選ぶ感覚が楽しいメカニカルな操作感を楽しみたい人にお勧めなのが、ミラーレス一眼の「X-T1」だ。ISO感度、シャッタースピード、露出補正のほか、測光モード、ドライブモードの設定もダイヤル化して天面に配置し、カメラを操る楽しさを提供する。同社ならではのユニークな機能「フィルムシミュレーション」も銀塩時代を思い出させる。鮮やかな「Velvia」、肌色の再現性にこだわった「ASTIA」、プロ用カラーネガフィルムをベースにしたポートレートモードなど、銀塩時代にプロが被写体や表現に応じてフィルムを変えたように、自分の感性で色再現性や階調表現を自由に変えられる。●ニコン「Df」、キヤノン「EOS 70D」、オリンパス「OM-D E-M10」○古き良き銀塩時代と最新テクノロジーの融合ニコン「Df」は、70年代のマニュアルフォーカスカメラをオマージュしたメカニカルなボディが男心をくすぐるデジタル一眼レフカメラだ。上部の金属製ダイヤルにISO感度、シャッタースピード、露出補正の設定が割り当てられ、アナログ的な楽しさと安心感を与えてくれる。スマホによるリモート撮影が全盛の中で、シャッターボタン直付けのケーブルレリーズが使えるのも心憎い。見た目だけではない。有効1625万画素の「ニコンFXフォーマットCMOSセンサー」、画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載するなど基本性能も充実。往年のニコンファンには垂涎の一台だ。○ライブビューでもシャッターチャンスを逃さない一眼レフ「EOS 70D」はAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載した中級者向けのデジタル一眼レフカメラだ。「デュアルピクセルCMOS AF」により液晶モニターを使ったライブビュー撮影のAF速度を大きく改善。バリアングル液晶を使ったハイアングル・ローアングル撮影がより実用的になった。タッチ対応液晶の採用により、タッチ操作で撮影モードを選択したり、ピント合わせ・シャッターが切れるようになったことも大きな進化だ。もちろん、光学ファインダーを使った、子どもやペットなど動く被写体の撮影にも向いている。○日常を作品にする小型軽量ミラーレス、蛍の飛翔も撮れる!オリンパスのミラーレス一眼上位シリーズ「OM-D」。電子ビューファインダーと2つのダイヤルコントロールで、一眼ならではのマニュアル撮影を楽しめる。最新モデルのE-M10は、小型軽量化して機動性を高めたことが特徴だ。キットレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」に沈胴式の設計を採用しており、同レンズ装着時で最厚部63.9mmの薄さを実現した。また、OM-Dシリーズとして初めてストロボを内蔵している。独自のバルブ機能により、蛍の光跡や、明るい建物と星の軌跡を同時にとらえた写真を撮影できるのも面白い。※各製品の重量はバッテリー・メモリーカード含む数値
2014年06月29日チームラボは、東京都・お台場の日本科学未来館に新設される子供向けコーナー「"おや??"っこひろば」に、同社のデジタルアート「お絵かきタウン」を常設展示すると発表した。展示開始は6月13日から。「お絵かきタウン」は、子どもたちがお絵かきすることで街が彩られていくデジタルアート作品。画面に表示された街にあるクルマやビル、木などに色を塗ったり、模様をつけたりして、自由に絵を描くことができる。また、描かれた絵によって街の情景が変化し、車にタッチすると加速するなど、描いた絵とのインタラクションを楽しむことも可能ということだ。なお、日本科学未来館の開館時間は10:00~17:00(火曜休館(ただし、祝日、春・夏・冬休み期間は開館)、入館は閉館時間30分前まで)。同作品が展示されるコーナー(同館3階)への入場は無料となっている。
2014年06月03日1985年に国際ビデオビエンナーレで立花ハジメが映像ユニットのラジカルTVとジョイントして発表したのはデジタルとアナログ、機械と人間、ハイテクとローテクを調和させた“テクノ”をベースにした「ロックンロールという伝統芸能の枠を超えたショービジネス」だった。レコードの売り上げがCDの売り上げを上回っていたその時代に、既に音や映像のデジタルデータ化というものをテーマにして作品を発表していた立花ハジメは、90年代に入りデザインの個展を開始。1991年にタイポグラフィーでADC賞最高賞も受賞している。94-95AWに東京コレクションでデビューしたアンダーカバーは、03SSからパリコレクションに参加。11-12AWでパリでのショーを一旦休止していたが、13-14AWよりパリコレを復活。一貫して東京ミックスとも言える様々な要素、カルチャーを混ぜ合わせた独自のモード観が海外のメディアでも評価されている。高橋盾(以下J):僕は音楽にしてもフォークやミニマルなテクノといろんな引き出しがあるし、映画やファッションもいろんな物が好きで雑食。いろんなレイヤーがあって、それをいかに消化して混ぜて発表するというのは自分のスタイルなんです。立花ハジメ(以下H):それってすごく東京ぽいことじゃない。J:そうなんですよ。リミックス世代。90年代的なんですよね。でも、ハジメさんがなさってきた活動も、そうでしょ。今回の『Monaco』の作品の中でも、ミックスするという行為は同じアプローチなんじゃないですか?H:原点のプラスチックスをやっていた70年代後半に、60年代にロンドンやニューヨークが注目されたように、TOKYOがTOKIOになって世界的にも東京が面白い街として注目を浴び始めた時期があって、その頃からミックスするという行為は変わってないかも知れない。今回のMonacoに関しては何故、USBで出したかと言うと、今までCDやDVDで出していたものをこれからはファイルで販売される時代になるので、まずUSBを買ってもらおうと。ホームページもリニューアルしてTシャツのデザインのマスターデータや、95年のアプリケーションツアーの本のデータをオンラインで売っていたりするんだけれど、今後はデータとして作品をファイルで出していくことが多いので、USBにファイルをコレクションしてもらうという、ファンとは長い付き合いの作業になる。J:デジタルデータ化というのは洋服だと中々難しくて、自分では中々作品としては結びついていないんです。ハジメさんのやっていることって時代とリンクしていて面白いなと思います。デジタルデータでのアーカイブということで言えば、アンダーカバーは今年でショーをやって20年目だから、ショーの映像は40シーズン分あるから、みんなに見てもらうためにDVDで出すとなるとボックスセットになっちゃう。でも、もうそういう時代じゃないんで、それならUSBというのも出来ますね。H:ジョニオは自分でMacも触るし、自分自身の中でアコースティックな部分とデジタルな部分のバランスが取れれば、すぐやると思うよね。ただジョニオにことだから普通のUSBだと面白くないだろうし。J:メチャクチャ大きいUSBとか(笑)。H:USBというのはあくまでも差し込み口の形状のことだから、何でも良いんだよ。ドレスやテーブルにUSB付いてても良いんだし、盆栽でも大丈夫だよ(笑)。J:そういう新しいことは大体、東京発信で始まるし、それが後から世界各国で誰かが、自分が最初にやったかのように広がっていきますよね。H:それはプラスチックスの時から、新しいことを東京から始めるという意気込みで世界を意識していたんだよね。あの頃から比べると本当に東京のクリエーターの活動はワールドワイドになった。ジョニオが出てきた時、そんな時代になったんだと思ったよね、(藤原)ヒロシの最近の活動なんて本当にワールドワイドだし。J:ワールドワイドにやることは普通になりましたね。H:プラスチックスの頃は気負いがあって、世界一より日本一、東京一が世界一、みたいな東京と世界に区切りを付けていた感覚があったけれど。でもいつの間にか、ボーダレスになって東京でもロンドンでもいい物はいい!という感じになったよね。J:インターネットが普及してそれは大きく変わったんでしょうけど、僕がデザインを始めた頃はまだインターネットは無くって、友達の関係とかで意外なところで人と関係して広がったって言う感じがありますね。H:それは僕もネットのない時代にプラスチックスで世界をツアーして、ディーボやトーキングヘッズ、B52s、トムトムクラブなどと友達になってネットワークが広がったというのが大きい。Monacoの1曲目の「Max’s Kansas City」 もその頃のNYのクラブというかライブハウスの名前が曲名。NYでクラブ誕生前夜というか変わり目の頃で、CBGBとかと同じライブハウスなんだよね。マッドクラブやペパーミントラウンジに出てたバンドが出演していたのがMax’s Kansas City。店自体はオールドスクールのライブハウスだっただけど、そこに今日は誰が出ているというような歌詞。あの曲で話しているのはコンピューターなんだけどね。MacのOS9のシンプルテキストを打ち込んだら話すやつ。4/6に戻る。6/6に続く。
2014年05月30日昨年9月、ソロとしては2002年の『THe End』以来、バンドとしては2007年の「THE CHILL」以来となる作品『Monaco』でアーティストとしての活動が再始動した立花ハジメ。完全限定生産のUSBアートピースで初回発表された作品は、今年4月にそのダウンサイズUSBが発売され、音楽とアート、またデジタルピースの発表形態にも注目が集まっている。立花ハジメ(以下H):プラスチックスやっていた頃は、グラフィックデザイナーかミュージシャンどっちなんですか、とか言われたんだよね。当時はまだアーティストという呼び方も市民権を得ていなかったし。僕自身はいろんなことをやっているように思われるけれど、デザインと音楽しかしていない。洋服はね、好きだけれど楽しめればいいや、という感じであまりこだわりがない。ファッションに関してはヒロシやジョニオのフォロワーでいいやと思っている。デザインや音楽で誰かのフォロワーになってしまったら僕なんかはおしまい。(デザインと音楽は)やっぱり仕事だからね。楽しければいいや、というわけにはいかない。高橋盾(以下J):それは絶対そうでしょうね。H:でもジョニオなんてすごいと思うよ。アルバムを年1枚出すなんて言ったら、大変なことだけど、それを年2回もミュージシャンにとってはアルバムとも言えるコレクションを発表するわけでしょ。J:いや、それはサイクルが決まっているわけで。ファッションは展示会での発表と商売のベースが決まっているわけです。出来る、出来ないではなくて、そういうレールの上でやらないと、この業界やっていけないということですから。H:慣れなのかも知れないけれど、それにしてもすごいよ。J:慣れもありますけど、やっぱりファッションが好きなんで。H:今まで、今シーズンは休みたいと思ったことはないの?J:発表したくないと思ったことはないですね。ショー形式での発表をやりたくないということはありましたけど、違う形で発表を考えますし、洋服をデザインしたくないということはなかったですね。作りたいんです。今回、ハジメさんの新作『Monaco』は、自分もグラフィックをMacで作りますけど、自分が考え、捉えたりしているものと全然違うアプローチだから、作品自体を俯瞰して見ることができましたね。不思議でした。自分の場合はコンピューターを使うにしても、ウェブにしてもベーシックなことしかやらないから、もっといろいろ深い部分で捉えているんだなぁと。H:深い?J:ハジメさんは90年代の頃からタイポグラフィーやアプリケーションというテーマに関して、すごく神経質にかかわっているじゃないですか。神経質なアーティスト好きなんですけど(笑)。H:それはそうだね。本職だからね、やっぱり。神経質すぎるから、時々おかしくなっちゃう(笑)。去年も1年間ずっとこのMonacoを集中して作っていたから、発表した後の今年は少し緩んじゃう。だから、ジョニオが年2回、コレクションを安定して発表しているというのは人間としてすごいと思う。J:安定してとはいうものの、その中でいろいろ波があります。会社としていろいろなことをやるから売り上げの波もあるし、家庭のことを含めプライベートなことも考えなくてはいけない。アンダーカバーは来年25周年になるわけですが、以前は顧客も一緒に年齢を重ねてきたけれど、最近は20歳位の若い世代も再び増え始め、ブランドとしての波もある。そしてすべて早めに決断、処理していかないと自分の仕事のスピードに着いていけない。この業界にとってそれは非常に重要で、ミュージシャンのように2年に1枚などのペースでやってしまうと、逆に作品の製作中に間が空いて、そのことが不安になって自分には無理なんじゃないかな、と思う。H:『Monaco』自体の製作は時間的には実質、半年間集中して製作したわけだけれど、僕自身はそれが終わって、さあ次というわけにはやはりいかない。J:純粋なアーティストというのは,締め切りに追われて自分の中で不完全燃焼のまま、作品を発表するということはないでしょう。アーティストは自分のタイミングというのが最優先じゃないですか。H:それは、そうだね。J:ファッションデザイナーはそういう点ではアーティストと少し違って、もう少し職人的な感じがします。あまり考えすぎていたら、先に進めない。4/6に続く。
2014年05月29日5月25日(現地時間)、第67回カンヌ国際映画祭が閉幕した。今年は最終日の25日が欧州議会の選挙にあたるため、24日に授賞式が行われ、25日に改めて「パルムドール(最高賞)」を受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『ウィンター・スリープ』が上映されて幕を閉じる、という変則的な日程となった。しかし、「パルムドール」を獲ったジェイラン監督よりも、目立っていたのがトロフィーを渡したクエンティン・タランティーノ。レッドカーペットでユマ・サーマンと踊りまくっていたタランティーノは今回、新作の上映ではなく、閉幕作品『荒野の用心棒』50周年記念修復版のプレゼンター、および自身が20年前に「パルムドール」を受賞した『パルプ・フィクション』の20周年記念上映のためにカンヌにやってきた。『荒野の用心棒』は1964年に、イタリアのセルジオ・レオーネ監督による元祖マカロニ・ウェスタン(イタリアで製作された西部劇)であり金字塔。主演のクリント・イーストウッドは、タランティーノが「パルムドール」を受賞した第47回の審査委員長でもあり、タランティーノにとってはもっとも愛する映画の1本だという。公式会見で「一番好きな映画は『バトル・ロワイヤル』だと言っていませんでしたか?」と突っ込まれたタランティーノは、「『バトル・ロワイヤル』はこの20年間で最高の映画だ」と返答し、「『荒野の用心棒』はマカロニ・ウェスタンを生んだ作品というだけでなく、すべてのアクション映画の元祖なんだ」と力説した。今回はデジタル修復版での上映だが、タランティーノは「デジタル化は“映画の死”を意味すると思っている。デジタル上映を観るのは、家で大きなテレビを観ているのと変わらない」と発言。これはかなり波紋を呼び、翌日の新聞の見出しを飾っていた。また、『パルプ・フィクション』はビーチでの野外上映が無料で行われ、タランティーノはジョン・トラボルタとユマ・サーマンと共に舞台挨拶を行い、集まった観客たちは大歓声をあげていた。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年05月27日ニコンは5月22日、同社子会社のニコンインステックが顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sightシリーズ」としては初めて、デジタル一眼レフカメラで使用しているニコンFXフォーマットのCMOSセンサを搭載した、有効画素数1625万画素の顕微鏡デジタルカメラ「DS-Ri2」および、高感度/低ノイズを特長とした顕微鏡モノクロデジタルカメラ「DS-Qi2」を発売すると発表した。DS-Ri2は、撮像サイズ36.0mm×23.9mmのCMOSセンサを搭載することで、高精細な画像を1ショットで撮影することが可能。また、新開発の画像処理エンジンにより、白再現性が重要な病理標本などの明視野観察に高い性能を発揮できるほか、画素ピッチ7.3μmの画素サイズと、低ノイズ回路設計により、ISO200~12800までの感度でノイズの少ない蛍光画像の撮影が可能だとする。さらに、USB 3.0によるパソコンとの接続により、フレームレートを従来製品の19fps(1280×1024ピクセル)から45fps(1636×1088ピクセル)に向上することが可能になったという。なお、2製品ともに画像統合ソフトウェア「NIS-Elements」を組み合わせることで、撮影した画像の表示から解析まで一貫した操作が可能になるという。いずれも6月2日より発売される予定である。
2014年05月22日大日本印刷(DNP)は5月20日、デジタル教科書・教材を活用したICT教育の実証研究を明星学園 浦和学院高等学校と共同で行うと発表した。この実証研究は、デジタル教科書・教材の各教科の有用性と学習効果の検証、ビューアやシステムの機能、使い勝手における課題抽出などが目的で、浦和学院の教師19名と生徒107名にタブレット端末を配布し、教科書や教材の紙版とデジタル版および電子黒板を併用した授業を実施する。期間は2014年6月2日~2015年3月31日まで。デジタル教科書・教材は、映像や音声、関連資料などの紙の教科書では実現できないコンテンツを搭載できるほか、タブレットを介して生徒と教師がスピーディに情報共有するなどのコミュニケーション手段としても活用できる。DNPは2015年4月から教科書・教材出版社向けに、実用版デジタル教科書・教材システムを提供していく予定で、今後、多くの小学校・中学校・高等学校でデジタル教科書・教材の実証研究を行い、コンテンツやシステムの開発とサービスを提供する方針。実証実験の結果を見ながら、生徒・教師の双方に役立つ機能を開発していく。
2014年05月20日SNS依存夫の裏の顔
体調悪い詐欺夫
夫婦の危機