2021年5月29日 14:00
バラが咲き誇る季節に公開!フランスと日本の2作品、主演の魅力を監督が語る
フランスが誇る大女優カトリーヌ・フロが主演する逆転サクセス・ストーリー『ローズメイカー 奇跡のバラ』と、2019年にデビュー50周年を迎えた由紀さおりが映画初主演を務める心温まるストーリー『ブルーヘブンを君に』。
バラが咲き誇る季節に公開されるフランス・日本で製作された2作品に共通することとは?それぞれの主演カトリーヌ・フロと由紀さおりの魅力を、監督たちが語った。
ピエール・ピノー監督「自然な演技ができる大女優が必要だった」
フランスで最も栄誉あるセザール賞に10度ノミネート、『偉大なるマルグリット』などで見事に2度受賞し、大ヒット作『大統領の料理人』でも知られる国民的大女優のカトリーヌ・フロ。色、形、香りと、究極の美を追求する本物のプロフェッショナルを、ユーモアと情熱を込めて演じきった。
「カトリーヌ・フロは私の中の第一候補でした!“フランス的”なオーラを体現できる女優が欲しかったのです。優雅さ、声や個性、海外での評判、どれをとってもまさにカトリーヌは完璧でした」とピノー監督。「そしてドラマチックなシーンでもコミカルなシーンでも、自然な演技ができる大女優が必要だったのです。とても難しい役柄ですから。