『A Whole New World』はアラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんにのって夜空を飛ぶ、素敵なシーンが思い浮かぶ曲です。うっとりするようなメロディをロマンチックなデュエットで歌い上げています。『Nanaironote』のYouTube動画では、そんな『A Whole New World』を沖縄の方言である『うちなーぐち』で歌っています。沖縄の方言はまるで外国語のよう。普段、耳なじみのない人が理解するのは難しい言語といえます。沖縄の方言で歌われると、夜空の中のムードたっぷりな情景が一転、南国の陽気な雰囲気が漂う曲へと変わります。しかし、歌詞を聞くと全くもって何を歌っているのかが分かりません。聴き慣れた楽曲のため歌を耳で追っていると、「何かが違う」という違和感が…注目すべきは、アラジンの相棒ともいえる『魔法のじゅうたん』です。沖縄の陽気な空気の中、空を飛ぶのは一体なんなのでしょう。まさかの乗り物に笑いが止まらない『A Whole New World』は、ぜひYouTube動画でお楽しみください。三線にウクレレ、カホンが心地よく音楽を奏でる中、空飛ぶ魔法の〇〇が頭をよぎったはず…。ロマンチックな夜空も、沖縄の晴れた空も、どちらも気持ちよく空飛ぶデートができそうですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年10月05日お気に入りの洋服やカーペットに食べこぼしや飲みこぼしをして、うっかりシミをつけてしまうなんて経験を1度はしたことがあるのではないでしょうか?特に、和食でよく登場する「醤油」。醤油を食べる機会が多い日本人は、シミを作ってしまう可能性も高いのです。色が濃く、シミになるととても目立つ調味料ですよね。そして、シミがついたからといって諦めてしまったり、シミを落とそうと間違った処理をしてしまったり…。その結果、時間がたってかえってシミが取れなくなってしまうことも。そうなってしまう前に正しい染み抜きの方法を覚えておけば、自宅でもしっかりと落とすことができます。正しい染み抜き方法を覚えて自宅でシミを落としましょう。■醤油の染み抜きのポイント日本の家庭では定番の調味料「醤油」の染み抜き方法をご紹介します。さまざまな料理に使われることの多い調味料ですので、それだけ食べこぼしなどによるシミの原因となることが多いはず。まずは醤油を科学的に見ていきましょう。・醤油のシミは水溶性みなさんは、汚れやシミにはいくつか種類があるのをご存じでしょうか?これらは大きく4つに分けることができます。水溶性…水に溶ける性質油溶性…油(ドライクリーニング用材)に溶ける性質不溶性…水にも油にも溶けない性質色素…色素そのもの醤油はこのうちの「水溶性の」シミに分類されます。性質によって染み抜きの方法が異なりますので、それぞれの性質に合わせて対処する必要があります。・醤油の染みは早めの対処が重要!醤油のシミは色素が濃いため、シミがついてから時間がたってしまうと、繊維の奥まで色素が定着してしまい、落としにくくなってしまいます。先ほどご紹介したように、醤油は水溶性のシミのため、水に溶けやすいという性質を持っています。時間がたって染み込んでしまう前に、シミを落とすことができれば、しっかりときれいになります。シミに気がついたら早めに対処するようにしましょう。・ 洗濯前の処理が大切シミがついてしまったとき、洗濯前に下処理を行うことで、取れやすくなったり、色素が定着するのを抑えられます。これを覚えておけば万が一シミがついてしまった場合にも焦らずに対処できます。・醤油の染みはこすらないやり方乾いたティッシュをシミの裏側に当てます。少し湿らせたティッシュやハンカチでシミのついた面を軽く湿らせます。湿らせたティッシュでこすらずにシミを押さえるようにして移しとります。これを何回か繰り返して最後に乾いたティッシュで水分をとります。※決してこすらないようにしてください。こすると余計に生地を傷めたり、シミが広がる原因になります。■基本の醤油の染み抜き自宅でできる基本的な染み抜き方法をご紹介していきます。染み抜きを行う前に、シミがついてしまったものが自宅で洗えるものなのか、またシルクやレーヨンなどデリケートな素材ではないかを確認するようにしましょう。つまり、洗濯表示を確認して、自宅で対処できるのか、クリーニングに頼むのか判断をするのです。洗濯が難しい素材なのに無理に染み抜きをすると、衣服の色が抜けたり衣類が縮む原因にもなりますので、焦らずに落ち着いて対処しましょう。自宅で染み抜きができるのは、主に綿など「水洗いOK」の表示がある素材だけです。ドライクリーニング表示になっているものは、水を使用できないので、クリーニング店に依頼しましょう。・洗濯洗剤で部分洗い醤油のシミがついてそんなに時間がたっていない段階であれば、洗濯洗剤を使った部分洗いがおすすめです。やり方醤油のシミ汚れをタオルを使って叩くようにして拭き取ります。シミになっている部分に洗濯洗剤をかけ、指を使ってもみ込むようにします。シミが薄まったら水で洗い流しましょう。お湯を使うとより高い洗浄力を期待できますが、衣類を傷めてしまったり、色落ちがしやすいのでお湯を使う場合には注意しましょう。この段階で完全にシミが落ちていればしっかりと洗剤を洗い流して干しましょう。・洗濯機で洗う先ほどの手順を行ったあと、まだ少し汚れが残っている場合には、洗濯機で洗うようにしましょう。洗濯の仕方は普段行っているようにすれば大丈夫です。洗濯が終わり脱水したら洗濯表示に従って干すようにしましょう。■時間がたった醤油の染み抜き醤油のシミがついて時間がたってしまった場合には、色素が繊維の奥に入り込んでしまっているため、先ほどの方法ではうまく染み抜きできません。ではどのようにすれば時間のたったシミを落とすことができるのでしょうか?この方法を覚えれば、諦めてしまっていたシミも落とせる可能性があります。・食器用洗剤を使う食器用洗剤には、中性洗剤からアルカリ性のものまであります。アルカリ性のものは高い洗浄力が期待でき、頑固な油汚れを落としてくれます。しかし、衣類にアルカリ性の食器用洗剤を使うことで、その強力な洗浄力ゆえに生地によっては色落ちや変色を起こしてしまう可能性があります。中性の食器用洗剤であれば、アルカリ性のものに比べて心配が少ないです。ただし、生地や染色の状態によっては、中性のものを使っても生地を傷めてしまう可能性がありますので、必ず目立たない場所に少量塗布して色落ちしていないか確認してから行うようにしましょう。・シミにタオルを当てて叩くやり方シミになっている部分を水で軽くぬらします。上から食器用洗剤をかけて歯ブラシやタオルを使ってシミの部分を叩くようにします。※デリケートな素材の場合は衣類の下にタオルを入れ、シミの部分の下にタオルが来るようにします。タオルに汚れをうつすようにして叩きましょう。シミの外側から叩くとシミが広がるのを防いでくれます。・綿棒があると便利繊維やデリケートな衣服の場合は、洗剤を水で少し薄めて綿棒につけて叩くようにするのもおすすめです。綿棒を使えば小さなシミにも対応できますよ。また、綿棒を使うことによって、スレが起こりやすい素材の衣類でも優しくシミの部分をほぐすことができるでしょう。・ぬるま湯ですすいで洗濯機へシミをある程度タオルに移すことができたら、ぬるま湯を使ってすすぎましょう。それでも落ちないようであれば何回か繰り返すか、洗剤をつけてから少し放置してみてから再度染み抜きをしましょう。最後の仕上げに洗濯機に入れて、衣類に合わせた方法で洗濯しましょう。洗濯や乾燥を行うことでシミが取れにくくなりますので、基本的に染み抜きを行うのは、洗濯をする前に行ってください。■頑固な醤油の染み抜き洗濯洗剤や食器用洗剤を使った染み抜きでも落ちないような頑固なシミには、漂白剤を使った染み抜き方法がおすすめです。しかし、漂白剤といってもいろいろな種類があるのをご存じでしょうか。漂白剤は大きく分けて酸化系と還元系がありまず。酸化系の中でもさらに塩素系、酸化系粉末タイプと液体タイプに分けられ4つに分類でき、それぞれ特徴があります。醤油にはどのタイプの漂白剤が有効なのかご紹介しますね。・『酸素系漂白剤』を使う醤油のシミに有効な漂白剤は、弱アルカリ性の粉末タイプのものです。同じ酸化系でも液体タイプのものは酸性ですので、ここでは粉末タイプのものを使用するようにしてください。理由はのちほど説明していきますので、まずは手順をご紹介します!用意するもの酸素系漂白剤(粉末タイプのもの)漂白剤を入れる容器歯ブラシまたは綿棒深めの耐熱容器(マグカップなどがおすすめ)熱湯を沸かして耐熱容器に入れます。漂白剤を容器に移しお湯で溶かしてペースト状にしておきます。シミがついている部分を耐熱容器の上において蒸気が当たるようにします。歯ブラシまたは綿棒に使ってペースト状にした漂白剤をポンポンと叩くようにして塗ります。お湯でしっかりとすすぎましょう。この方法は水溶性のシミだけでなく、油溶性や不溶性のシミにも有効なので覚えておきたい方法ですね。・『塩素系漂白剤』はNG同じ漂白剤の中でも、塩素系漂白剤を使用するのは控えましょう。塩素系の漂白剤は強力な漂白効果を期待できますが、その強力さゆえに衣服の地色まで落としてしまう可能性があり、色柄ものには使用できません。もし使用するのであれば、白物の衣類のシミや汚れが気になったときのみに限定するか、衣服の目立たない箇所に綿棒などを使ってつけ色落ちがないか確認してから使うようにしましょう。白物の衣類であっても、黄ばみがでたり、繊維を傷めてしまうこともありますので、十分注意して使用してください。・ドライヤーで熱を加えるそれでもシミが残ってしまったら、漂白剤を塗布した箇所にドライヤーを使って熱を加えてみましょう。実は、漂白剤は加熱することによって反応速度が高まり漂白力が上がります。やり方衣類とドライヤーの距離を約10〜15cm程離して温風を使って5〜10秒程シミに当てます。ポイントは、50℃〜60℃の温度で加熱することです。衣服とドライヤーの距離を上記の通りにすることで、この50℃〜60℃を保てます。※使用する機種によって多少の違いはあります。・色落ちに注意漂白力が上がる反面注意してほしいのが、色落ちや繊維を傷めてしまうということです。この、ドライヤーで漂白剤を温めるという方法ですが、熱する温度が60℃をこえてしまうと色落ちが発生するリスクが高くなってしまいます。温度を測りながら温めるのは難しいかと思いますので、シミを温めている最中は目を離さないようにしましょう。シミの状態を観察しながら温めれば、万が一色落ちが発生してもすぐに気付けるので、被害を最小限に抑えることができます。色落ちに気がついたらすぐに水で濯ぐようにしてください。■醤油の染み抜きの応急処置「外出先で醤油のシミがついてしまった」そんな経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか?いち早く落としたいのに、すぐに洗えずに「シミが定着してしまった」、間違った染み抜きをして「余計に広がってしまった」という方も多いのではないでしょうか。そんな方も、シミがついてしまったときの応急処置方法を覚えておけば、洗濯をするまでの間にシミの色素が衣類に定着するのを防げます。これさえ覚えれば外出先でも焦らず正しい対処ができますね。・タオルでつまむように応急処置は至ってシンプルです。乾いたティッシュかタオルがあれば準備完了。用意するものも、普段携帯できるもので揃いますので、シミがついてもトイレなどでできますよね。やり方乾いたタオルで食べかすなどの固形物があれば取り除きます。※この段階で叩いてしまうと汚れが繊維に入り込んでしまいますので注意してください。シミになっている部分に水を含ませます。水を含ませたタオルでシミをつまみ取っていきます。※ここでシミの水分をできるだけ移しとりましょう。・石鹸をつけると効果的この応急処置のときに、石鹸があるとより効果的になります。石鹸またはハンドソープをティッシュに擦り付けてからシミをつまみ取りましょう。仕上げに乾いたティッシュかタオルで水分をしっかりととりましょう。手のひらを当てて温めるようにして、ぬらした部分を乾かすことで輪ジミが残るのを防ぎます。■『重曹』『セスキ』を使った醤油の染み抜き近年注目されている掃除溶剤として「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」があります。これらは自然由来の素材で環境にも優しく、高い洗浄効果が期待できるアイテムのひとつです。この重曹とセスキも醤油の染み抜きに使えるアイテムですよ。100円均一ショップなどで安価で気軽に購入できるので、試してみましょう。・酸素系漂白剤と混ぜる重曹とセスキは、酸素系漂白剤と混ぜることによって、ちまたで魔法水と呼ばれている前処理剤になります。作り方もとってもシンプルです。用意するもの衣類用液体酸素系漂白剤衣類用液体酸素系漂白剤台所用食器用洗剤重曹(代用としてセスキでも可)作り方漂白剤と重曹を3:1の割合でまぜ、台所用洗剤を3滴ほど加えます。※この前処理剤は時間がたつと効果が薄れてしまうので、早めに使いましょう。・歯ブラシで叩く使い方シミのある部分の下にタオルを敷き、歯ブラシに魔法水をつけてシミの上からポンポンと叩きます。タオルの位置をきれいな場所に移しながら繰り返し叩きます。シミがボケてきたら染み抜きをした箇所をよく水ですすぎます。使い古した歯ブラシを掃除用にとっておいているご家庭も多いですよね。一度掃除に使用したものは汚れている可能性もあるので、染み抜き用に歯ブラシを用意しておくと良いでしょう。・仕上げに洗濯機で洗うよくすすぎ終わったら、洗濯機で普段通り洗います。丸洗いをすることで輪ジミになるのを防げるのです。この魔法水は、醤油以外にカレー、ミートソース、ドレッシング、さらには汗ジミなどあらゆるシミに効果がある万能な染み抜き剤です。ご家庭で簡単にそろえられますので、試してみてください。■『酢』を使った醤油の染み抜き醤油の染み抜きには、ご家庭にある調味料が役に立ちます。それは「穀物酢」です。実はこの穀物酢は洗濯のときにいろいろな効果を発揮してくれます。「お酢を使ったら衣類に匂いが移ってしまうのでは?」「本当にお酢でシミが落ちるの?」と思うかも知れませんが、しっかり落とすことができますので、安心してください。シミが落ちるメカニズムとやり方をご紹介していきます。・酢で落ちるメカニズムまず、お酢にはどのような効果があるのかご紹介します。浸透・剥離作用…服の繊維に染み込み汚れを溶かし、剥がす効果抗菌作用…雑菌の繁殖を防ぐ効果消臭効果…アンモニア、タバコなどのアルカリ性の臭いを消す。弱酸性の液体である醤油に対して、お酢は酢酸を含んでいるため醤油よりも酸が強い、という特徴があります。この特徴が化学反応を起こし醤油の色素を分解してくれるので、染み抜きができます。・お湯に酢を混ぜるお酢を使った醤油の染み抜き方法をご紹介します。用意するものお酢お湯タオルやり方お酢をお湯で2〜3倍に薄めます。薄めたお酢をタオルにたっぷり含ませ、シミになっている部分をポンポンと叩くように吹いていきます。お酢を薄めずに原液で行うと衣類を傷めてしまう恐れがありますので、必ずお湯や水で薄めてから行ってください。・水洗いして石鹸で洗うシミがタオルに吸着したら、水でシミになっている部分を洗い流してから、中性洗剤で洗いましょう。この工程を忘れて放置してしまうと、染み抜きをした部分が変色してしまう恐れがあります。すすぎはしっかりと行ってくださいね。・仕上げに洗濯機で洗うすすぎをしっかりと行ったあとは表示通り洗濯をして、乾燥させれば完成です。お酢を使うと臭いが洗濯物に移らないかと心配になる方もいるかと思いますが、しっかりと洗濯をして乾燥させればお酢の臭いは消えてしまいます。安心して試してみてください。 ■醤油の染み抜きにおすすめの洗剤スーパーやドラッグストアで販売されている洗濯洗剤にも、醤油の染み抜きにおすすめの洗剤があります。市販されているものは購入してすぐに使えるという便利さがありますよね。強力な効果があるうえにお手頃な価格で購入ができますので、お近くのスーパーやドラッグストアでお買い求めください。醤油の染み抜きにおすすめの洗剤を2つご紹介します。・洗濯用弱アルカリ性洗剤がよく落ちる洗濯用洗剤と言っても市販され店頭に並んでいるものは数多く、一体どんな洗剤を買えばいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか?醤油の染み抜きに適しているものは、弱アルカリ性と書かれたものです。前の項目でもご紹介しましたが、醤油は弱酸性の液体です。弱酸性の醤油のシミを弱アルカリ性の洗剤で洗うことによって中和され、シミが落ちます。・『ウルトラアタックZERO』以前はウルトラアタックNeoという名で、花王から販売されていました。現在は、ウルトラアタックNeoがさらに強力になった、ウルトラアタックZEROが販売されています。使い方シミになっている部分をあらかじめ水洗いしておきます。シミの上からウルトラアタックZEROの原液を塗布します。そのまま洗濯機に入れ通常通り洗濯をします。ウルトラアタックZEROは、強力な洗浄力に加えて、スプレータイプのものもあり、洗濯に必要な量を出してくれるタイプがあり、洗剤が垂れてくるといった心配がありません。通常の洗濯でも便利なので、人気の商品です。・『ワイドハイターEXパワー』もうひとつおすすめしたいのが、ワイドハイターEXパワーです。この洗剤は醤油だけでなく、あらゆるシミや臭いのもとにはたらきかける成分が配合されています。使い方シミの部分を乾いたティッシュで拭き取ってください。ワイドハイターEXパワー(液体タイプ)をシミの部分に直塗りして、放置せずそのまま洗濯してください。とてもお手軽に洗濯ができますので、染み抜きの作業が苦手な方におすすめです。■【素材別】醤油の染み抜き方法醤油のシミがついてしまうのは、衣類だけではありませんよね。家族で使っているソファやじゅうたんなどにも醤油をこぼしてしまって、シミになったということはよくあるのではないでしょうか?また、デニムや、手洗いが難しいネクタイなど素材別の染み抜き方法をご紹介します。・じゅうたんやソファーの醤油の染み抜きじゅうたんや、布製のソファーの醤油のシミは同じ方法で染み抜きができます。やり方まずじゅうたんやソファについた汚れを取り除きます。キッチンペーパーなどでシミの水分を押し当てて吸水します。中性洗剤を薄めたぬるま湯をタオルにつけシミの部分を上からポンポンと叩いて拭き取ります。仕上げに水洗いしたタオルで洗剤が残らない様に拭き取ります。家具にシミが残ると残念な気持ちになりますから、ぜひ早めに対処しましょう。革製のソファの場合革張りのソファの場合には、専用の洗剤を使いましょう。あとは布製のソファと同じようにシミの部分を拭き取り、硬く絞った雑巾で洗剤を拭き取ります。仕上げに乾拭きで拭いたら完成です。・デニムについた醤油の染み抜きパンツやジャケットなどにも使われることの多いデニム素材に、シミがついてしまったときの対処をご紹介します。これは前の項目でもご紹介した魔法水を使って染み抜きができますよ。用意するもの重曹酸素系漂白剤食器用洗剤やり方漂白剤、重曹を3:1の割合で混ぜ、食器用洗剤を3適ほど入れ魔法水を作ります。シミになっている部分の下にタオルを敷き、歯ブラシに魔法水をつけてシミを上から叩く様に拭き取ります。繊維に入り込んだ重曹が残らない様にしっかりとすすぎます。仕上げに普段通り洗濯をします。デニムの色の濃さによっては、醤油のシミが目立たないこともありますが、時間が経つとどんどん汚らしくなってしまう可能性もありますので「まあいいや」と思わず、染み抜きを行いましょう!・ネクタイについた醤油の染み抜きネクタイやスーツなどは洗濯をすると型が崩れてしまうものも多いため、手洗いすることが難しく、一度シミになってしまうと諦めてしまう方もいるのではないでしょうか?実は、洗濯をせずとも染み抜きする方法はあります。やり方シミのついた面がタオルに接するようにおきます。水または中性洗剤の原液をつけた歯ブラシでシミの裏側からシミをタオルに移すように叩きます。※シミが広がらないようにシミの周囲から中心に向けて叩きます。タオルの位置を変えながら、色が付かなくなるまで叩きます。輪ジミを防ぐためにシミとそうでない部分の境目をぼかしていきます。シミをすすいだあと、タオルで水気をしっかりととり自然乾燥させます。 ■醤油の染み抜きをプロに依頼する大きく広がってしまったシミや、これらの方法を試しても落とせないシミはプロに依頼するようにしましょう。・家庭で洗えないものはプロへ自分で染み抜きをするのが難しい素材や衣類、大きなソファの染み抜きはプロのクリーニング業者にお願いするのがいいでしょう。自宅では揃わないような、専用の洗剤や機材を使って、免許を持ったプロが汚れの対処をしてくれますので、自宅ではまねできない仕上がりになります。染み抜きの依頼をするときには、シミがどんな種類の汚れなのかあらかじめ説明するとスムーズに対応してくれます。・染み抜き専門のクリーニング店もあるクリーニング業者でも落とせないシミというのも存在します。カビ、水性インク、ペンキ、墨汁などのシミは繊維の奥深くまで入り込み定着してしまうため、クリーニング業者でもきれいに落とせないこともあります。そんなときには染み抜き専門のクリーニング店に依頼しましょう。染み抜き専門のお店ではあらゆる種類のシミ汚れを染み抜きで落とす技術があります。クリーニング店で落とせなかったシミも落とすことができ、その実力からアパレルメーカーやクリーニング店から依頼が来ることもあるほどです。個人の依頼も受けており、電話、PC、スマホから申し込みをして、染み抜きをしてほしい衣類を段ボールに入れ発送するだけで依頼できるところもあるそうです。■醤油のシミがついても落ち着いて正しい染み抜きをしよう染み抜きと、聞くと難しそうで技術がいるのではないか…と思っていた方もいたのではないでしょうか?ここでご紹介した方法はどれも、自宅であるものや、簡単にそろえられるものを使って染み抜きができますよね。しっかりとしたポイントを抑えれば自宅で染み抜きをするのは難しいことではないのです。正しい手順を守って染み抜きをすればお気に入りのお洋服やじゅうたんを、きれいなまま長く使うことができますので、ぜひ覚えておくといいですね。
2021年03月24日