サヤエンドウの中でも、特にさやが薄い「キヌサヤ」。鮮やかな緑色が美しく、ちらし寿司や煮物の飾りなど脇役としてのイメージが強いかもしれません。しかし、独特のシャキシャキ食感、甘み、彩りを活かせば、料理の主役級食材として活用できます。そこで今回は、キヌサヤのレシピ【20選】をご紹介。10分以内で作れる・子どもが好き・お弁当のおかずにもなるレシピなど、盛りだくさんです。■<10分以内>で作れる、キヌサヤの簡単レシピ5選・豚肉とキヌサヤの塩炒め豚肉、キヌサヤ、エノキ、シイタケを使った、ボリュームたっぷりのおかずです。塩・コショウのシンプルな味つけですが、豚肉やキノコの旨味が引き立ち、どんどん箸が進みます。キヌサヤの食感もアクセントに。・キヌサヤのナンプラーきんぴらキヌサヤと家にある調味料だけで作れる簡単レシピ。炒めたキヌサヤにナンプラーを加えた、エスニック風に仕上げます。キヌサヤのシャキシャキ食感を残すために、サッと炒めるのがコツです。・キヌサヤとワカメの塩炒めゴマ油の香りとチリメンジャコの塩気が効いた中華風炒め。キヌサヤとワカメは火の通りやすいので、調理時間の短縮が叶います。ご飯のおともやおつまみにピッタリです。・キヌサヤとモヤシの卵とじ豚バラ肉、キヌヤサ、モヤシをだし汁で煮て、ふんわり卵でとじます。やさしい味わいで、キヌサヤとモヤシのシャキシャキ食感が心地良いです。ササッとすぐにできるため、忙しいときの副菜におすすめです。・野菜たっぷりおひたしサラダ菜の花とキヌサヤをたっぷり使った、春が感じられる一品です。さっぱりとした酢しょう油で和えます。キノコ類やツナの旨味が効いていて、食べやすいです。冷ますと味がなじむため、作り置きも◎。■<子ども>が好きなキヌサヤのレシピ5選・鶏とキヌサヤの卵炒め子どもが喜ぶ、ボリューム満点のおかずを作りたいならコチラ。ジューシーで旨味あふれる鶏肉、ふわふわの卵、甘いキヌサヤが相性抜群で、ご飯がもりもり進みます。キヌサヤは最後に加えて、食感を残すのがポイントです。・キヌサヤとピーナッツの塩炒めシャキシャキ食感のキヌサヤに、子どもが好きなピーナッツやツナを合わせた塩炒めです。サッと火を通すだけと手早くできるので、あと一品欲しいときに助かります。・高野豆腐の卵とじひと口食べると、ジュワ〜と口の中で煮汁が広がり、たまらない美味しさです。やさしい味わいの煮汁が、甘いキヌサヤとよく合います。子どもからも大好評で、ご飯にかけても美味しいですよ。・甘辛鶏そぼろとふんわり卵の4色丼鶏そぼろ、炒り卵、ニンジン、キヌサヤを使った4色丼は食卓を彩り豊かにしてくれます。お弁当にもおすすめです。見た目、味わい、食感、すべてのバランスが整っていて、家族みんなが喜ぶこと間違いなし!・エノキとキヌサヤのかきたま汁キヌサヤを使った、春らしいかきたま汁です。ふんわり卵×キヌサヤ・エノキの食感がやみつきに。どこか懐かしさを感じる味わいで、心も体もホッと温まりますよ。■<お弁当>にも使える、キヌサヤの副菜レシピ5選・切干し大根の豆腐和えなめらかな口当たりの白和え衣が、キヌサヤのシャキシャキ食感を引き立ててくれます。練り白ゴマのコクを感じる、まろやかな味わいで、箸休めにもピッタリです。・キヌサヤベーコン炒め脇役になりがちなキヌサヤをたっぷり使った主役レシピ。キヌサヤは、せん切りすることで食べやすさがアップします。ベーコンとハーブソルトの塩気がたまりません。見た目も鮮やかで、お弁当に彩りを加えたいときにも◎。・エビとキヌサヤの塩炒めエビとキヌサヤはどちらも歯ごたえの良さが魅力。マヨネーズ入りのふわとろ半熟卵でとじれば、ごちそう感がグーンと高まります。ボリュームもあり、お弁当のメインおかずにイチオシです。・豚のきんぴら豚肉、ゴボウ、ニンジン、キヌサヤを使ってきんぴらに。人気の甘じょっぱい味つけでご飯が進みます。具材を細切りにすることで、炒め時間の短縮も可能。多めに作って、常備菜にするのもアリです。・カボチャのみそマヨ炒めカボチャのオレンジとキヌサヤのグリーンで彩りGOOD! みんなが好きな、コク旨の「みそ×マヨネーズ」です。家にある調味料ですぐに作れますよ。■キヌサキの<新感覚>レシピ5選・キヌサヤとシラスのペペロンチーノニンニクの香りと赤唐辛子のピリッとした辛味が食欲をそそる一品。キヌサヤの食感と甘みで食べやすいのが魅力です。シラス干しの旨味も、美味しいアクセントになります。・キクラゲとキヌサヤの卵炒め(ムースーロー)コリコリ食感のキクラゲとシャキシャキ食感のキヌサヤを、ふわふわの卵と炒め合わせれば完成です。ゴマ油の香りが食欲を刺激します。オイスターソースやしょう油で味つけした、一度は試したい中華料理です。・キヌサヤのソース炒め真っ赤なパプリカとキヌサヤをウスターソースでサッと炒めるだけ! シンプルな料理ですが、オイスターソースのコクがやみつきになります。見た目も鮮やかで、お弁当にもおすすめです。・ホタテのレモンバター炒めレモンの爽やかな酸味と、バターのコクが効いた一皿です。仕上げに、ホタテとキヌヤサの旨味が詰まったソースをかけ、お好みで粗びき黒コショウを振りましょう。ワインのおつまみにもどうぞ。・サヤインゲンとキヌサヤのヨーグルトマリネヨーグルトの酸味が、キヌサヤの甘みを引き立てます。さっぱりとしていますが、マヨネーズのコクやニンニクの香りが絶妙なアクセントに。何度も味わいたくなる美味しさです。キヌサヤは、ほかの豆類に比べて、ビタミン類がとても豊富です。今回ご紹介したレシピを参考にして、これからは脇役としてだけではなく、主役級の食材として毎日の献立に取り入れてみてくださいね。
2023年03月14日春から初夏に旬を迎えるキヌサヤ、そら豆、スナップエンドウは今が食べ頃です。そこで今回は、季節の「豆類」が主役のレシピを5つご紹介しましょう。豆類の料理のレパートリーを増やして、家族の胃袋を美味しく満たしたいですね。いずれも初心者でも簡単に作れるレシピです。■コレを作れば間違いなし! ごま油香る「キクラゲとキヌサヤの卵炒め」ふわふわの卵とキヌサヤ、キクラゲを炒め合わせたこちらのレシピは、ごま油が香る風味豊かな一品です。キヌサヤとキクラゲは下準備で、調味料と混ぜ合わせるため、味がしっかりしみ込みます。食感も良く、ご飯がもりもり進みますよ。ボリュームアップしたい場合は、キノコ類や白ネギ、ホウレンソウ、豚肉などをプラスするのもいいでしょう。白ゴマをトッピングするのもオススメです。また、こちらのレシピをより美味しく作るためには、卵を炒める際、大きくかき混ぜ、半熟状になったらいったん取り出すことが大切。その一手間で、ふわふわ感が増します。■香り高いだし汁を使用、お酒のおつまみにもピッタリな「ソラ豆のだし汁漬け」和風の良い香りが漂うだし汁に漬けたソラ豆は、一度味わうとやみつきに。シンプルですが、無性に食べたくなる魅惑の料理です。ショウガが爽やかなアクセントになり、初夏に最適な味わい。ビールや日本酒のおつまにもピッタリです。ソラ豆の皮がかたい場合は、皮をむいて食べてくださいね。こちらのレシピのだしは作り方を覚えておくと、さまざま料理で使えそうです。卵焼きを漬けて味付けしたり、肉や魚を漬け込んだり、さらに炒め物の調味料として使うのもいいでしょう。素材の旨味を引き出す万能だしだと言えます。■スナップエンドウの食感がたまらない! 簡単に作れる「豚肉のり炒め」スナップエンドウを使ってパパッと料理を作りたくなったら、こちらのレシピをお試しあれ! 15分で作れる豚肉のり炒めです。シャキッとした歯ごたえの良い、スナップエンドウの食感がたまりません。彩りが良いので、お弁当のおかずにも◎。スナップエンドウと豚肉の相性は抜群です。焼きのりの風味も引き立ち、パクパクと食べられる美味しさ。ボリューム満点なので、育ち盛りのお子様からも喜ばれそうですね。スナップエンドウの代わりにピーマンやアスパラガスを使うのもいいでしょう。家庭の定番料理に加えたくなる、リピート必至の一品です。■サバ缶を使用、風味豊かで食べやすい「ソラ豆とサバのみそパスタ」ソラ豆とサバ缶を使ってみその風味が効いた和風パスタを作ってみませんか? 作り方はとっても簡単。たっぷりの熱湯にスパゲティを加え、袋の指定時間通りに茹でて、ザルに上げます。サバみそダレのボウルに、茹でたスパゲティとソラ豆を加えて混ぜ合わせ、器に盛って粗びき黒コショウを振れば完成です。スパゲティを上手に茹でるコツは、ときどき菜ばしで全体を混ぜながら茹でることがポイント。そうすることで、スパゲティがくっつくのを防げます。サバみそダレはご飯にのせたり、パンに塗って食べても美味です。ぜひお試しを!■まろやかな味わい、新食感の「スナップエンドウとハムのみそマヨ和え」15分で作れるスナップエンドウを使った副菜がこちら! スナップエンドウとハムのみそマヨ和えです。プリッとしたスナップエンドウとアーモンドのカリッとした食感が混ざり合い、新鮮な感覚! まろやかな味わいで、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみやお弁当のおかずにも良さそうです。トーストにのせて食べても、意外とイケます。材料に茹でたジャガイモやチクワを追加したり、ハムの代わりにツナやカニカマ、茹でたエビを使うのもオススメです。材料をプラスしたり、代えることで一味違った美味しさを堪能できますよ。キヌサヤ、そら豆、スナップエンドウ…旬の豆類はどれも食感が良いのが特徴です。今回、ご紹介したレシピの中で気になるものがあったら、ぜひ作ってみてくださいね!
2022年04月30日芽吹きの季節である春は、旬の食材が豊富です。とくに春野菜はみずみずしくておいしいですよね。さて、その中でも意外な地味野菜にビタミンCが多く含まれているのですが…、その野菜はなんでしょうか?正解は、「絹さや」です。「絹さや」は、見た目からは想像できないかもしれませんが、あの小さなフォルムの中にギュッとビタミンCを含んでいます。その量は、ビタミンC代表フルーツであるいちごに匹敵。100g中のビタミンCは絹さやが60mgで、いちごは62mgです。よって、ふだんはトッピングメインの脇役的存在ですが、卵とじにしたりお肉と炒めたりと、ぜひメイン食材として使ってみてください。ちなみに、絹さや(さやえんどう)とグリンピースは同じ植物だとご存知でしたか?グリンピースだけでなく、絹さや・スナップエンドウ・グリンピースは同じ“えんどう”という植物からできています。さやが軟らかいときに採ったものが”絹さや”、絹さやが成長して実とさやを食べるのが”スナップエンドウ”、さらに成熟して実を食べるのが”グリンピース”なんですよ。そして完全に熟して豆になったものが、大福やみつ豆でおなじみのえんどう豆です。今回は手軽にできる「絹さやの卵とじ」をご紹介します。■絹さやの卵とじレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>キヌサヤ 80g(約30枚)卵 3個水 50ml 顆粒だしの素(和風) 小さじ1/6 しょうゆ 小さじ2 みりん 小さじ2<作り方>1、キヌサヤは筋をとる。卵は溶く。2、鍋に水と<調味料>、キヌサヤを入れて火にかけ、フタをしてキヌサヤに火を通す。3、卵をまわしかけ、卵に火が通ったら煮汁ごと器に盛る。新生活が始まる春は、ストレスがたまりやすい時期でもあります。ストレスはビタミンCを消耗していくため、春は積極的にビタミンCをとれるとよいでしょう。そのために、「絹さや」はぴったりの食材です。
2021年05月27日3月3日はひな祭りです。女の子がいるご家庭では、ひな人形を飾るなど、お祝いの準備もはじまっているのではないでしょうか。ところで、ひな祭りのご馳走といえば「ちらし寿司」ですが、ちらし寿司の具材にはそれぞれ意味があるのをご存知でしたか。エビには「腰が曲がるまで長生きするように」、レンコンには「将来の見通しが良くなるように」などの意味があるんですよ。今回は、下準備が少なめのお手軽レシピをご紹介します。■ちらし寿司調理時間 1時間 1人分 742 Kcalレシピ制作:おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸 利恵<材料 2人分>お米 1.5合昆布(5cm角) 1枚 作り置き甘酢 50ml ※シイタケ(干し) 3~4枚もどし汁 250ml<調味料> 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 砂糖 大さじ1 しょうゆ 大さじ1<錦糸卵> 卵 2個 水 大さじ1 砂糖 小さじ1 塩 少々 サラダ油 適量むきエビ 6尾レンコン 3~4cm 作り置き甘酢 大さじ2 ※イクラ 適量桜でんぶ 適量キヌサヤ 5~6枚(※)作り置き甘酢の作り方はこちら↓をご参照ください。<下準備>・お米は洗ってザルに上げ、30分置く。1.5合分の水より少し少なめに水加減し、昆布をのせてスイッチを入れる。・シイタケは一晩つけて柔らかく戻し、軽く絞って軸を切り落とす。戻し汁は網を通しておく。・むきエビは背ワタを取る。レンコンは皮をむき、縦半分に切って薄切りにし、酢水に放つ。<作り方>1、鍋にシイタケ、戻し汁を入れて中火にかけ、5~6分煮たてる。<調味料>の材料を加え、煮汁が少なくなるまで煮含めそのまま冷ます。半量はみじん切り、残りは薄切りにする。アクをとりましょう。2、<錦糸卵>の材料を合わせ、サラダ油を薄くひいたフライパンで、薄焼き卵を何枚か作り、細切りにして錦糸卵を作る。3、分量外の塩を入れた熱湯でレンコンとキヌサヤを1分程ゆでて冷水に取る。同じ鍋でむきエビをゆで、水気をきる。同じ鍋で下茹ですることで時間が短縮できます。4、(3)でゆでたむきエビとレンコンを作り置き甘酢にからめる。レンコンの半量を粗くみじん切りにする。5、ご飯を飯台にあけ、作り置き甘酢をかけ、しゃもじで混ぜ合わせてウチワであおぎ手早く冷ます。みじん切りにしたシイタケとレンコンを加え、混ぜ合わせる。6、器に盛り、<錦糸卵>を全面に広げ、エビ、レンコン、シイタケ、イクラ、桜でんぶ、キヌサヤを飾る。作り置き甘酢は多めに作ってストックしておけば、色々な料理に活用できますよ。
2019年03月01日