「一生忘れられない」(※画像はイメージです)ゆんさんとシルクロードさんは2023年5月30日に結婚を発表し、7月に第一子妊娠中であることを報告。そして4月2日、シルクロードさんはFischer’sのYouTubeチャンネルに動画をUPし、第一子の男の子「コルク」くん(愛称)が誕生したと公表しました。パパになった喜びを報告し、うれしさのあまり「産声聞けた瞬間、涙腺崩壊」したと明かしたシルクロードさん。立ち会い出産で、前々から「全力なケアを絶対してやろう」と気合いを入れて臨んだそうです。動画では出産シーンも公開。分娩が近づき陣痛に耐えるゆんさんを抱きかかえるように、シルクロードさんは腰や背中を優しくさすって励ますなど献身的にサポート。痛みはさらに強く激しくなり、叫び声を抑えられなくなるほど壮絶で、リアルな出産現場がうつされています。いよいよ子宮口が全開になると、いきむゆんさんに「(赤ちゃんの)髪の毛見えたって!」と伝えたり、枕を上げて支え、いきみやすくしてあげたりと、夫婦で協力しながら出産に向き合い、2900gの元気な男の子が生まれました。一緒に出産の大変さや喜びを分かち合い、「一生忘れられない大切な時間」になったようです。赤ちゃんはカンガルーケアでゆんさんやシルクロードさんに抱っこされた際におっぱいを吸うような仕草を見せており、生まれた直後からすでに生命力の強さを感じさせるたくましい子。担当の産院スタッフさんも「(おっぱいを探す仕草は)結構見るんですけど、その上吸っちゃうのはすごい」と感心していました。この動画には「シルクがゆんちゃん支えてる姿ほんとに頼もしいな」「ゆんちゃんがただかっこよすぎる動画」「これママ視聴者全員泣いてるよね…マジで末永く幸せにな……」と多くの感想コメントが寄せられています。動画の最後では、「家族で一緒に、真剣に向き合ってコルクが生まれました。この経験を忘れず、これからも大きな壁や困難は家族みんなで越えていけるように頑張ります。ママとコルク、頑張ったね!ありがとう!」と、パパになった喜びや決意をあらためて綴っていました。立ち会い出産はパパのサポートが肝心夫が出産に立ち会う場合、ただ痛がる妻の側にいて見守ればよいというわけにもいきません。夫には、妻が安心して出産に臨めるようにサポートをするという、大切な役割があります。たとえば、陣痛の最中のサポートもパパにできることの1つ。妻の背中や腰をさすってあげると痛みがやわらぐことが多いようです。また、腰などを押すために、テニスの硬球やゴルフボール等を準備しておくと役に立つことがあります。陣痛は人によって長さが異なるため、場合によっては何時間もさすり続けなければならない可能性もありますが、ママはその間、激しい痛みにひたすら耐えています。パパも辛抱強くサポートしましょう。ママがリラックスして、痛みを少しでも忘れることができるように、好きな音楽を用意するのもいいでしょう。また、陣痛の最中には食欲も落ちることが多いので、食べやすいゼリーや好きなジュースなどを準備するのもおすすめです。長丁場になることもあるため、買い物は余裕があるうちに済ませておき、少し多めに買っておくといいでしょう。そして出産が終わったら、命がけで赤ちゃんを産んだ妻に、感謝とねぎらいの言葉を伝えることも忘れずに!出産前後のパパの対応はその後の夫婦関係にも大きく関わるので、自分ができることはすべてやるぐらいの気持ちで臨んでください。参照:【医師監修】立ち会い出産準備で夫ができる4つのポイント
2024年04月03日現代美術作家、クリストとジャンヌ=クロードによる60年越しのプロジェクト「L’Arc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961ー2021(包まれた凱旋門)」が2021年9月に実行された。これは、フランスはパリの象徴、エトワール凱旋門を16日間にわたり布で包むというもの。21_21 DESIGN SIGHTでは、このプロジェクトの制作背景と実現に向けた道のりに焦点を当てる企画展『クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”』が6月13日(月)に開幕。2023年2月12日(日)まで開催されている。ブルガリア出身のクリストと、モロッコ生まれのフランス人、ジャンヌ=クロードはともに1935年6月13日生まれ。ふたりは1958年秋にパリで運命的に出会い、アーティストとして活動を開始する。21_21 DESIGN SIGHT エントランスこの展覧会は、ふたりが1961年に構想し、60年の年月を経て2021年9月実行に移されたパリのエトワール凱旋門を包み込むプロジェクト「包まれた凱旋門 」に焦点を当てるもの。残念なことにジャンヌ=クロードは2009年、クリストは2020年に鬼籍に入ってしまったが、彼らの意思を受け継ぐメンバーが、プロジェクトを成功に導いた。展覧会ディレクターはフランスと日本で映像作家として活躍するパスカル・ルランがつとめている。展示風景より展示風景より。クリストとジャンヌ=クロード展覧会は、ふたりの出会いから始まり、プロジェクトの構想、準備や設営、実現までを写真や映像をふんだんに使い、直感的に理解できる構成で紹介していく。エントランスから地下へ降りる階段では、クリストとジャンヌ=クロードの出会いを、地下ロビーではこれまでの大規模プロジェクトを紹介、「包まれた凱旋門」に至るまでの道程をたどっていく。展示風景より。パリの凱旋門周辺の模型とクリストとジャンヌ=クロードが手掛けた過去の作品映像過去の作品を紹介する映像では、パリで一番古い橋、ポン・ヌフを布で覆った「包まれたポン・ヌフ、パリ、1975–85」や、同じくベルリンの帝国議会議事堂を布で覆った「包まれたライヒスターク、ベルリン、1971–95」などの歴史的建造物を布で覆うプロジェクト、カリフォルニアに1760本の黄色の傘を、日本の茨城県北部に1340本の青色の傘を同時に立てた「アンブレラ、日本=アメリカ合衆国、1984-91」などが紹介される。ふたりのプロジェクトは、完成した姿だけでなく、構想段階から交渉、準備にいたるまで全てのプロセスを作品としていることも特徴だ。そして、メインとなる展示会場では「包まれた凱旋門」を多彩な角度から紹介する。ギャラリー1では凱旋門を包むための巨大な布の製作過程や、ロープの強度実験などを紹介する動画、緻密に作られた凱旋門の模型、ドローイングのレプリカなどが展示される。ふたりの構想に忠実なものにするために、様々な角度から各分野のプロフェッショナルたちによる検証が緻密に行われていたことが伺える。凱旋門を包む巨大な布は、ポリプロピレン製で再生可能な銀色のコーディングが施された青い布。巨大な凱旋門を包むため、25000㎡以上にも及ぶ布を、ドレープを折り出したり、運搬の準備のために丸めたりと、作業も非常に大掛かりだ。また、凱旋門に刻まれたレリーフ(浮き彫り彫刻)や凱旋門の角などが損傷しないよう、さまざまな形で保護されれていたこともわかる。展示風景より展示風景より展示風景より、クリストによる「包まれた凱旋門」のドローイング(レプリカ)会場には凱旋門を実際に包む際に制作されたポリプロピレン製の布や強度の高いロープを用いたインスタレーションも展示されている。実際のプロジェクトを見ていなくとも、現地の雰囲気を感じ取ることができるだろう。展示風景より16日間という短いプロジェクト期間ではあったが、「包まれた凱旋門」は朝から深夜まで、あらゆる角度から美しい映像に収められた。ギャラリー2ではその模様や、プロジェクトに関わったスタッフたちのインタビューなどの映像、そしてクリストとジャンヌ=クロードのアイデアを実現するための技術的資料などを展示している。展示風景より展示風景より展示風景より世界的な美術プロジェクト「包まれた凱旋門」は、新型コロナウイルス流行の影響で、実際に現地でその姿を見ることができた日本人はそう多くはなかっただろう。それゆえに、現地の雰囲気を可能な限り体感できる同展はとても貴重なものだ。歴史に残るこのプロジェクトの記録を、しっかりと目と心に焼き付けておこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”』2022年6月13日(月)- 2023年2月12日(日)、21_21 DESIGN SIGHTにて開催
2022年06月24日2021年パリで実現した、現代美術家クリストとジャンヌ=クロードによるプロジェクト「包まれた凱旋門」に焦点をあてつつ、ふたりの生涯にわたる活動を紹介する企画展『クリストとジャンヌ=クロード“包まれた凱旋門“』が2022年6月13日(土)より、21_21 DESIGN SIGHTにて開催される。1935年6月13日、同じ年の同じ日に別々の場所で生まれたクリストとジャンヌ=クロードは、歴史的な建造物などを布を使って覆い隠す壮大なスケールのプロジェクトで知られているアーティストだ。1958年にパリで運命的に出会い、活動を始めたふたりは、コロラドの渓谷にオレンジ色のカーテンをかけた「ヴァレー・カーテン」(1970-72)、フロリダの11の島々をピンクの布で囲んだ「囲まれた島々」(1980-83)、ベルリンの旧ドイツ国会議事堂を銀色の布で包んだ「包まれたライヒスターク」(1971-95)など、モニュメンタルな環境芸術プロジェクトを次々と展開。1991年には茨城県で1340本の青色の傘を、カリフォルニアに1760本の黄色い傘を同時に立てる「アンブレラ」を実施するなど、日本もその作品の舞台となっている。2021年9月、16日間にわたって、パリのシンボルである凱旋門が銀色のコーティングが施された再生可能な青い布25,000㎡と、3,000mもの赤いロープで包まれた。これはふたりが1961年に構想し、悲願の夢でもあったプロジェクト「LʼArc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961–2021(包まれた凱旋門)」が実現したものだった。2009年にジャンヌ=クロードが逝去し、その後もプロジェクトの実現に向けて、クリストは創作活動を続けていたが、2020 年の実現予定が新型コロナウイルス感染拡大のため延期となり、クリストは完成を見ることなく同年5 月に逝去。その後、多くの賛同者の協力を得て、構想から60 年という歳月ののちに実現に至ったのだった。同展では、「包まれた凱旋門」制作背景と実現に向けた長い道のりを、本展ディレクターで映像作家のパスカル・ルランがクリストとジャンヌ=クロードが残した貴重な写真をもとに、様々な視覚手法で再構成し、空間インスタレーションとして展開。構想から、準備、交渉、実現までの約60年という長い道のりを、まるで一本の映画の中にいるように、ダイナミックな空間を通して体験することができる。さらに、長年にわたりクリストとジャンヌ=クロードの活動を支え、ワーキング・ファミリーのひとりでもある美術評論家、柳正彦の企画構成により、ドローイングやオブジェ、資料を交えて、クリストとジャンヌ=クロードの主要な活動を紹介する。長い年月をかけ、さまざまな困難を乗り越えて実現へと向かい、今までだれも見たことのない大規模な作品を生み出し続けたふたりのポジティブで力強い姿勢に勇気をもらえるだろう。Photo:Wolfgang Volz(c)2021 Christo and Jeanne-Claude FoundationPhoto:Benjjamin Loyseau(c)2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation写真:宇戸浩二Photo:Wolfgang Volz(c)2004 Christo and Jeanne-Claude Foundation【開催概要】『クリストとジャンヌ=クロード“包まれた凱旋門“』会期:2022年6月13日(月)~ 2023年2月12日(日)会場:21_21 DESIGN SIGHT時間:10:00~19:00、6月13日~17日は13:00 - 19:00(入場は閉館30分前まで)料金:一般1,200円、大学800円、高校500円*ギャラリー3は入場無料休館日:火曜日、年末年始美術館公式サイト:
2022年05月24日写実主義の画家として活躍し、後に続く印象派にも大きな影響を与えたクールベ。彼が好んで描いた海を主題とした展覧会『クールベと海 展ーフランス近代 自然へのまなざし』が、パナソニック汐留美術館で6月13日(日)まで開催されている。対象を忠実に描き出す写実主義の画家、クールベはスイス国境近くの山間地、オルナンの出身。本展は、22歳まで海を見たことがなかったクールベの自然との関わり、そして同時代の画家たちの海を描いた作品をあわせて紹介していくものだ。クールベと海展のエントランス展覧会は5章構成。第一章「クールベと自然」、第二章「クールベと動物」の章では、山に囲まれた小さな村で育ったクールベと自然とのかかわりについて、作品とともに迫っていく。起伏に富んだ故郷や、野生の動物など自然をモチーフとした絵を彼は繰り返し、理想化させることなく描いていた。彼にとって、自然は非常に身近な存在だったのだろう。第一章「クールベと自然」展示風景。左はギュスターヴ・クールベ《岩山の風景、ジュラ》1856年第一章「クールベと自然」展示風景 右はギュスターヴ・クールべ《セイ=アン=バレーの水車小屋》1858年第二章「クールベと動物」展示風景続く第三章「クールベ以前の海」、第四章「クールベと同時代の海」では、クールベが海を描き始める前から同時代にかけての海の描かれ方について、コンスタブルやターナー、ブーダンらの作品を通じて紐解いていく。いまでこそ、休日をのんびり過ごす場所、泳ぐ場所として認識されるようになった海であるが、19世紀中頃まで畏怖や崇高の対象として扱われてきた。鉄道が開通し余暇を楽しむ「リゾート地」の概念が人々の間に生まれるようになり、ようやく海は人々に身近な存在となってきたのだ。二つの章を通じて、人々の海への認識がどのように変わっていったのかを検証していく。第三章「クールベ以前の海」 展示風景左ラ・トルネーズ(1823年建造)右スピーディー(1828年建造)第四章「クールベと同時代の海」展示風景。左の壁の作品はクロード・モネで左が《アンティーブ岬》1888年、右が《アヴァルの門》1886年。右の壁の作品はモネの師匠であるウジェーヌ・ブーダンの作品で、左が《ブレスト、停泊地》1872年、右が《浜辺にて》。クールベはブーダンと連れ立って戸外に制作に出たり、モネを大切な年下の友人として付き合いがあり、お互いに刺激を受け合う仲であった。加えて、参考資料として19世紀中頃に使用されていた水着も当時の写真とともに展示。1910年ころまでは、このようなスタイルの水着がスタンダードだったという。左が男性もの、中、右は女性ものの水着そして、展覧会のクライマックスとなる第五章「クールベの海」へ。22歳のときに生まれて初めて海を見て、そのときの印象を「奇妙なもの」と表現したクールベは、それから20数年後、ノルマンディーの海へ頻繁に赴き、生涯で海を主題にした作品を100点以上残す「海の画家」となった。第五章「クールベの海」展示風景。左から、ギュスターヴ・クールベ《波》1870年、《波》1869年、《波》1869年。どの作品も浜辺や人、船を描かず、ただ波と水平線を描いている。特に波が崩れた瞬間の描写を非常に丁寧に描いており、近くで見ると白い部分はパレットナイフで若干盛り上がるように描いている。本展では彼が描いた海景画11点が展示される。第五章「クールベの海」展示風景。左から、《波》1869年、《水平線上のスコール》1872-73年、《海》1875年。これらは、クールベが故郷のオルナンやスイス滞在中に描いたもの。海から遠く離れた場所でも、クールベは思い出を頼りに海の風景画を描きつづけていた。クールベはさまざまな海景を描いたが、どの作品も空の色や波しぶきの形、陽の光などが異なり、彼の卓越した描写力を見て取れる。また、モネなど印象派の画家たちが好んで描いたエトルタの海岸も積極的に描いている。彼が描いた海の絵もまた、印象派の画家たちに影響を与えたと考えられるだろう。絵画の世界を大きく変えたクールベ。彼の描いた数々の迫力ある海の絵を堪能してみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『クールベと海 展ーフランス近代 自然へのまなざし』2021年4月10日(土)~6月13日(日)、パナソニック汐留美術館にて開催※日時指定予約制
2021年06月01日ミュージカルを全く観たことがなくても、作品名や“レミゼ”という略称、また《民衆の歌》や《夢やぶれて》などの名曲はおそらく、一度ならず何度かは耳にしているであろう『レ・ミゼラブル』。作品生誕の地ロンドンでは1985年以来ロングランが続き、日本では87年の初演から1~3年おきに再演され、現在までに世界53か国22言語で上演されている、紛うことなき“世界的メガヒット大作”だ。40年近くも世界中で愛される理由は、やはりまずは音楽にある。セリフがなくすべてが歌によって運ばれる本作において、“音楽”は“脚本”とも同義。フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーが描いた“Les Misérables=惨めな人々”の物語を、アラン・ブーブリル(作詞)&クロード=ミッシェル・シェーンベルク(作曲)がこれ以上ないほど的確に表した音楽は、物語がいつの世にも通じる普遍的なものであるがゆえに永遠に古びない。一方、そんな音楽を視覚化する手段については都度ブラッシュアップが施されており、その“変化し続けていること”もまた長く愛される理由。各地での開幕や周年などを機に演出が変わるのは常にあったことだが、特に2009年にはセット、衣裳、照明、編曲などすべての演出要素が抜本的に見直され、「新演出版」と呼ばれるプロダクションが誕生した。オリジナル演出版の良さはそのままに、より現代に即した描き方になっていることが特徴だ。現在では世界的スタンダードとなっているこの新演出版を、日本でも2013年公演から取り入れており、本日5月21日(火)、その2年ぶり5度目となる公演がプレビューを開始する。日本で長く愛される理由として見逃せないのが、各役に複数の俳優が配され、そして上演の度に新キャストが投入されること。本国スタッフが最終的な合否を決める“ガチ”オーディションで選ばれる新キャストは、毎回作品に新風をもたらすとともに、ミュージカルに縁のなかった層が劇場に足を運ぶきっかけともなってきた。今年の新キャストは、エポニーヌの生田絵梨花(コゼットからの役替わり)、テナルディエの六角精児、マダム・テナルディエの樹里咲穂ら計7人。また主人公バルジャンには、2011年からの続投ながら、朝ドラ『エール』で全国区になったばかりの吉原光夫も名を連ねる。彼ら目当てに足を運んだとしても、いつしか作品ファンになってしまうのが『レ・ミゼラブル』。その人気は、これからも長く“メガ”級である続けることだろう。文:町田麻子公演情報ミュージカル『レ・ミゼラブル』作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク原作:ヴィクトル・ユゴー作詞:ハーバート・クレッツマー演出:ローレンス・コナー / ジェームズ・パウエル出演(トリプルキャスト、クワトロキャスト):<ジャン・バルジャン>福井晶一・吉原光夫・佐藤隆紀<ジャベール>川口竜也・上原理生・伊礼彼方<ファンテーヌ>知念里奈・濱田めぐみ・二宮 愛・和音美桜<エポニーヌ>唯月ふうか・屋比久知奈・生田絵梨花<マリウス>内藤大希・三浦宏規・竹内將人<コゼット>熊谷彩春・加藤梨里香・敷村珠夕<アンジョルラス>相葉裕樹・小野田龍之介・木内健人<テナルディエ>駒田 一・橋本じゅん・斎藤 司・六角精児<マダム・テナルディエ>森公美子・谷口ゆうな・樹里咲穂2021年5月21日(金)~2021年5月24日(月)<プレビュー公演>2021年5月25日(火)~2021年7月26日(月)会場:東京・帝国劇場8月以降、福岡、大阪、松本公演あり
2021年05月21日「長野県立美術館グランドオープン記念 森と水と生きる」が、長野県立美術館で2021年8月28日(土)から11月3日(水・祝)まで開催される。“自然と人間”をテーマに絵画や写真などを紹介「長野県立美術館グランドオープン記念 森と水と生きる」では、“自然と人間”をテーマに掲げ、絵画や写真、インスタレーションなどあらゆる芸術作品に表現された自然の姿にフォーカス。展覧会は5つの章から構成され、各章では古今東西のアーティストが手掛けた近現代の作品を展示する。クロード・モネやフェルディナント・ホドラー絵画は、印象派を代表するフランスの画家クロード・モネが描いた≪睡蓮≫を紹介。また、斧で木を切る男性のエネルギッシュな姿を捉えた、フェルディナント・ホドラーの≪木を伐る人≫なども展示される。日本画や山岳写真もさらに、趣を感じさせる日本画や自然の美しい風景を切り取った写真作品も用意。菱田春草の日本画≪伏姫(常磐津)≫や、田淵行男のダイナミックな山岳写真≪初冬の浅間 黒斑山の中腹より≫などを鑑賞できる。展覧会詳細「長野県立美術館グランドオープン記念 森と水と生きる」開催期間:2021年8月28日(土)~11月3日(水・祝)※会期中展示替えがある会場:長野県立美術館 展示室1・2・3住所:長野県長野市箱清水 1-4-4 善光寺東隣観覧料:一般 1,000(900)円、大学生及び75歳以上 800(700)円、高校生以下又は18歳未満 無料※( )内は20名以上の団体料金※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳所有者、付き添い1名は無料※諸般の事情により、内容に変更が生じる場合がある。
2021年05月17日ららら♪クラシックコンサート第10弾は、2019年秋のVol.6に続く「ミュージカル特集」。日本ミュージカル界を代表する実力派スターたちと読売日本交響楽団(指揮・角田鋼亮)との豪華共演でミュージカルの魅力に迫る。今回は「ミュージカル界の巨匠たち」をテーマに、『ウエスト・サイド・ストーリー』のレナード・バーンスタイン、『キャッツ』『オペラ座の怪人』のアンドリュー・ロイド・ウェバー、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』のクロード=ミシェル・シェーンベルク、『エリザベート』『モーツァルト!』のM.クンツェ&S.リーヴァイなどによる名作ミュージカルの人気楽曲をお届けする。高橋克典の楽しいトークもお楽しみに。現在完売となっているチケットを、緊急事態宣言解除に伴い、4月1日10時から売り止めていた座席を開放し、追加販売を行う。ぜひお見逃しなく。・出演新妻聖子、中川晃教、ソニン、上原理生、咲妃みゆ管弦楽:読売日本交響楽団指揮:角田鋼亮司会:高橋克典、金子奈緒
2021年03月30日2月4日に開幕する「横浜ダンスコレクション2021」。昨年のコンペティションII新人振付家部門にて最優秀新人賞を受賞した橋本ロマンスによる新作「デビルダンス」が上演される。昨年の受賞作「サイクロン・クロニクル」は審査員から文字通り絶賛された。「パズルやコラージュのように解体と構築がなされ作り込まれた作品」である同作が「多くの方に現代美術的なコンセプチュアルな手法や、ストリートやポップカルチャーの要素を楽しんでいただけたということは自分にとって嬉しい発見でした」とふり返る。岡本太郎にクリスト&ジャン・クロード、ボブ・フォッシー、ピナ・バウシュ、ディミトリス・パパイオアヌー、勅使川原三郎、MIKIKO、クリストファー・ノーランなど、ダンサーのみならず様々なアーティストに影響を受けており、「サイクロン・クロニクル」は「オズの魔法使い」とプラトンの「饗宴」に登場する「アンドロギュヌスの逸話」をモチーフにしている。発想の源、創作の過程について、橋本はこう語る。「文学や映画が直接的に発想の源となるというよりは、作品内で伝えたいことを多面的に掘り下げていくために文学や映画の持つ文脈ごと挿入するという感じです。我々が抱えている問題の大半はもう既に歴史上で起こっているので、そのことを題材とした作品をモチーフとして取り入れることで、自分の作品の支えてもらうことが多いです。複数の物語の文脈をコラージュ的に配置したり重ね合わせたりすると、全く新しい文脈や物語同士の関係性が現れてくることがあります。それをしつこく検証して『これってもしかしてこういう意味なんじゃないかな?』という自分勝手な大発見をすることが創作の核になっています。そして、その自分で作った仮定を証明していく作業がパフォーマンスであると考えています」2度目の緊急事態宣言の発出を受け、上演をすべきか否かについて主催者側と話し合いを持った上で今回の「デビルダンス」の発表を決めた。コロナ禍の中、彼女が抱いた“違和感”こそが「いまこのタイミングで作品を上演することを決めた理由」と語る。「コロナ禍において、この状況を笑い飛ばせる人の方がポジティブで、怖がることはネガティブで場が白けてしまうことのような空気感があり、そこにとても違和感があります。上演を行うこと自体が『止まらず進み続ける』というメッセージになりがちですが、私が伝えたいのは『立ち止まって良い』ということ、そして『私たちに、死ぬのが怖いと言わせてほしい』ということです。作品の具体的なモチーフとしては『ファウスト』、『時計じかけのオレンジ』、また現象としての『ダンス・マカブル』、『ええじゃないか』などを含む予定です」(黒豆直樹)
2021年02月01日書籍『366日 風景画をめぐる旅』が、2021年1月21日(木)に発売される。名画で四季を追う書籍『366日 風景画をめぐる旅』『366日 風景画をめぐる旅』は、366の風景画を収録した書籍。花が香り咲く春、澄んだ水の上で船遊びをする夏、紅葉が野山を彩る秋、そして、美しい雪景色が広がる冬と、四季の移り変わりにあわせて世界の名画を掲載している。1ページ、また1ページとめくっていけば、名画で世界を旅するような気分を味わえる。モネ、ゴッホ、ルノアールらの風景画を掲載春の訪れ、4月を表すのは、グスタフ・クリムトの『花咲く牧草地』やクロード・モネの『ジヴェルニー、春の効果』。初夏6月を表すのは、フィンセント・ファン・ゴッホの名作『星月夜』やクロード・モネの『日だまりのライラック』…。数々の名画を経て、本格的な夏を迎える7月には、モネやゴッホとともに印象派の画家として知られるピエール=オーギュスト・ルノワールの『セーヌ河の舟遊び』も登場する。秋を表す作品には、色づく葉が美しいモネの『アルジャントゥイユの船だまりとヨット』も掲載。冬の季節を表す作品では、ロシアや北欧の画家たちが描く、白銀の世界を目にすることができる。すべての風景画に解説付きこれら風景画すべてについて、詳しい解説も収録。それぞれの作品への知識や、絵画の見方も学ぶことができる。【詳細】書籍『366日 風景画をめぐる旅』発売日:2021年1月21日(木)価格:2,500円+税仕様:B5判変型(228×175mm)/ソフトカバー/416ページ(フルカラー)著者:海野弘発売元:パイ インターナショナル
2021年01月22日女性たちから人気の高いジャンルの映画といえば、ラブストーリー。いくつになっても胸のトキメキを味わうのは大切なことですよね?そこで今回ご紹介するのは、時代を超えて描かれる“愛の物語”です。それは……。感動を呼ぶ『43年後のアイ・ラヴ・ユー』【映画、ときどき私】 vol. 352妻を亡くしたあと、ロサンゼルスの郊外にひとりで暮らしていた70歳の元演劇評論家クロード。近所に住んでいる親友のシェーンとともに、老後を楽しんでいた。そんなある日、クロードにとっては忘れられない昔の恋人で、人気舞台女優だったリリィがアルツハイマーを患わせて施設に入ったことを知る。もう一度リリィに会いたいと強く願ったクロードが思いついた一世一代の嘘は、なんとアルツハイマーのフリをしてリリィと同じ施設に入居するというものだった。ようやくリリィと再会でき、喜ぶクロードだったが、彼女の記憶から自分のことが完全に消し去られていることに気がつく。そして、クロードは“ある作戦”を実行することに……。美しい物語に加え、数々の巨匠監督に愛されてきたハリウッドのレジェンドであるブルース・ダーンが魅せる名演技にも注目が集まっている本作。今回は、こちらの方にお話をうかがってきました。マーティン・ロセテ監督現在、ニューヨークに拠点を置いて活動を続けているスペイン出身のロセテ監督。短編映画の制作で高く評価されたあと、長編を手掛けるようになり、今回で長編映画2作目となります。そこで、本作が誕生したきっかけや作品を通して伝えたい思いなどについて語っていただきました。―まずは、本作の脚本との出会いやどのあたりに惹かれたのかについて教えてください。監督前作の撮影が終わったあと、「映画を通して何か特別なものを伝えたい」と考えていた僕は、次の映画の題材を探すためにいろいろな脚本を読んでいました。そんなときに、脚本家であるラファ・ルッソから本作のアイディアを聞き、最初の5分だけでこの物語にほれ込んでしまったんです。「スウィートな物語を描きたいけれど、よくあるラブストーリーにはしたくない」と思っていた僕にとってまさにぴったりな作品だなと。なぜなら、ありきたりなラブストーリーではないうえに、ユーモアもあると感じたからです。さらに、物語のメインが年配の方々であることも、アルツハイマーという病に対してリスペクトを持った形で描いているところも、この作品の特別なところだと思います。アルツハイマーの違う側面に焦点を当てたかった―確かに、一般的にはネガティブな部分を取り上げられることが多いアルツハイマーも、本作からは違う印象を受けました。アルツハイマーを描くうえで、注意したことはありましたか?監督僕の家族にもアルツハイマーを患っている人がいますし、実は本作のプロデューサーのひとりもまさにいま闘病中なので、コメディ要素はありつつも、そのあたりはしっかりと配慮して描かなければいけないと感じていました。つまり、超えてはいけない一線があるということ。非常に難しいところではありましたが、そこを超えてしまうと、現在病気と闘っている方々やその家族を傷つけてしまうことになると思ったからです。もちろん、これまでにアルツハイマーのつらい部分を描いている作品で素晴らしいものもありますが、今回はそれとは違う側面を見せたいというのがありました。特に、愛やユーモアの部分に焦点を当てたいなと。それは自分にとって大きな挑戦でしたが、とにかくリスペクトを持って描くことを大切に作品づくりと向き合いました。―アルツハイマーについてリサーチを重ねるなかで、印象に残っていることはありますか?監督制作にあたっては、アルツハイマーに関するドキュメンタリーや本など、かなりたくさんの資料に目を通しました。そのなかでも特にリサーチを重ねたのは、楽器を弾いたり、歌ったり、アートにかかわったりするような方々の症状について。そのあたりは参考にさせてもらったところです。また、今回は僕たちのアルツハイマーに関する描写が正確であるかどうか、配慮がきちんとされているかどうかを確認するために、アルツハイマー協会に脚本を読んでもらうようにお願いしました。協会の方々からは、非常にポジティブなフィードバックが戻ってきたので、安心しましたし、すごくうれしかったです。毎日マスタークラスに通っているような現場だった―劇中では、キャストのみなさんが非常に魅力的でした。主演のブルース・ダーンさんをはじめ、ベテランの方が多い現場で学んだことがあれば教えてください。監督ブルースは、そうそうたる監督たちと仕事をしてきた経験豊富な俳優。アルフレッド・ヒッチコックからもらったアドバイスや僕が敬愛するスティーヴン・スピルバーグとのエピソードなど、いろんなことを教えてくれたので、毎日マスタークラスに参加しているような感じでしたね(笑)。今回の撮影のあとには、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でブラッド・ピットとの共演シーンが控えていて、そのスケジュールに合わせるために彼だけ2日早くクランクアップした、なんてこともありました。僕が尊敬する監督たちがどんなふうに映画を撮っていたのかということを知ることができただけではなく、ブルースたちからは人への接し方も学ぶことができたので、自分にとってはとても身になることが多い現場だったと思います。―素晴らしい現場だったんですね。では、彼らの演技に驚かされたようなこともありましたか?監督クロード役のブルースとシェーン役のブライアン・コックスが同じフレームに収まっているだけでも興奮しましたが、おもしろかったのは、彼らの演技に対するアプローチが正反対であること。ブルースは毎回アドリブをたくさんかますようなワイルドなタイプの役者なんですけど、ブライアンはいわゆる英国系の脚本を全部しっかり頭に入れてその通りに演じるタイプの役者ですから。でも、それが夢見るようなところのあるクロードと真面目な性格のシェーンというそれぞれのキャラクターとも重なっていて、それを見ることができたのは楽しかったです。そういった2つのエネルギーが現場ではいい形で合わさっていたように感じています。人は愛のためなら信じられない力を発揮できる―本作からは、愛には人の想像を超える力があるとも感じさせられましたが、監督にとって愛とはどのような存在ですか?監督愛とは宇宙で一番力があるものじゃないかな、というふうに僕は思っています。愛する誰かと一緒にいるためだったら、人は信じられない力を発揮することができますからね。はたから見るとちょっとクレイジーなことでも人は愛のためだったら、何でもできるんですよ。僕は世界を動かすことできる力のなかで、愛が一番ステキなものだと思っています。だからこそ、「恐怖や不安ではなく、もっと愛のほうに目を向けてみましょう」というのをこの映画でも描いているのです。―素敵ですね。また、手紙やセリフからは言葉の持つ力や美しさにも魅了されました。監督自身が大切にしている言葉があれば、ぜひ日本の観客にも教えてください。監督僕はよく瞑想をするのですが、そのときにいつも思い浮かべている言葉は、「Everything will be fine」。つまり、「すべてはうまくいく」という考え方ですね。それから、いつも忘れないようにしているのは、「僕たちがいまここに存在しているのは一瞬なんだ」ということ。人は心配しすぎると恐怖心から動けなくなってしまうこともありますが、心配ばかりしていると時間が無駄に過ぎてしまうことがありますから。その真逆が劇中のクロードですが、他人が自分のことをどう思っていたとしても、自分が正しいと感じる行動を心のままにすることが大切なんだと僕は考えています。愛を語るのに年齢は関係ない!一途な愛と優しい嘘が引き起こす奇跡のラブストーリー。愛の持つ力や人と人の絆について改めて考えさせられる時代だからこそ、その重みにも心が動かされるはず。身も心も冷え切ってしまいがちなこの時期にぴったりの温かさが詰まった1本です。取材、文・志村昌美輝きに満ちた予告編はこちら!作品情報『43年後のアイ・ラヴ・ユー』1 月 15 日(金)より、新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開配給:松竹©2019 CREATE ENTERTAINMENT, LAZONA, KAMEL FILMS, TORNADO FILMS AIE, FCOMME FILM . All rights reserved.
2021年01月14日激動の年だった2020年も終わり、2021年のアート界には求められていることは大きい。癒し、刺激、学びの詰まった2021年の展覧会やアートイベントなど、チェックしておきたいトピックを紹介します。※新型コロナウイルスの影響により、各展覧会の会期等が変更になる可能性があります。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。【TOPIC1】みんな大好き「鳥獣戯画」はやっぱり見逃せない!国宝鳥獣戯画乙巻(部分)平安時代・12世紀京都・高山寺蔵昨年開催予定だったものの、やむなく延期になってしまっていた特別展『国宝 鳥獣戯画のすべて』(4/13~5/30)が東京国立博物館でついに開催される。鳥獣戯画は正式名称を《紙本墨画鳥獣人物戯画》といい、京都の古刹・高山寺に伝わる絵巻物だ。平安時代から鎌倉時代にかけて描かれたと推測されており、現存する四大絵巻のひとつとして知られている。そのなかでもカエルやウサギ、サルなどの動物たちが相撲を撮ったり、お経を読んだり、生き生きとした姿で描かれている「甲巻」は特に人気が高い。この展覧会はその《鳥獣戯画》の全4巻(甲・乙・丙・丁)を全場面一挙に公開するという史上初の大盤振る舞い!また、展覧会場では密を避けるために、展示室内に動く歩道が設置され、順を追って鑑賞するスタイルを取るのとのこと。誰もが知るユーモラスな絵巻物、しっかりと目に焼き付けておこう。【TOPIC2】2021年は聖徳太子&最澄のメモリアルイヤー『聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」』ポスタービジュアル聖徳太子の1400年遠忌、そして最澄(伝教大師)の1200年大遠忌が重なる記念すべき2021年、もちろん2人にまつわる展覧会も開催される。日本に伝来した仏教に帰依し、仏教を中心とした国造りを行った聖徳太子。東京国立博物館で開催される『聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」』(7/13~9/5)では、彼によって創建されたと伝えられている法隆寺の寺宝を中心に、太子その人と太子信仰の世界に迫っていくもの。とくに、7世紀、飛鳥時代に制作された国宝《薬師如来坐像》を博物館で見られる機会はめったにないので必ず見ておきたい。また、サントリー美術館の『聖徳太子―日出ずる処の天子』(11/17~22年1/10)は、聖徳太子信仰の中核を担ってきた大阪の四天王寺など、各地に伝わる聖徳太子ゆかりの品々が展示される。天台宗を開き、比叡山延暦寺を開山した最澄。『伝教大師一二〇〇年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」』(10/12~11/21、東京国立博物館/22年2/8~3/21、九州国立博物館/22年4/12~5/22、京都国立博物館)では、205年ぶりの出開帳となる深大寺「慈恵大師坐像」(東京展のみ展示)など秘仏数体の公開や比叡山や天台宗の寺院に伝わる宝物のほか、比叡山延暦寺の中心に位置する根本中堂の再現展示も予定されている。『伝教大師一二〇〇年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」』国宝《『聖徳太子及び天台高僧像』十幅のうち最澄》平安時代・11世紀兵庫 一乗寺蔵※東京・京都展のみ展示/展示期間未定聖徳太子も最澄も、私たちの暮らしに今も身近な仏教を広めた立役者。その足跡をしっかりとたどっておきたい。【TOPIC3】2大ストリートアートティストの展覧会が東京で『バンクシーって誰?展』ポスタービジュアル街の壁がカンヴァスとなり、さまざまなスタイルで突然描かれるストリートアート。公共の場にゲリラ的に絵を描く行為に賛否両論はあるものの、キース・ヘリングやジャン・ミシェル=バスキアをはじめ、このストリートアートをきっかけに、世界へ羽ばたいていくアーティストも増えている。2021年、このストリートアートの2大スターの展覧会が日本で開催される。寺田倉庫G1ビルで開催される『バンクシーって誰?展』(8/21~12/5、21年12月以降名古屋、大阪、郡山に巡回予定)は、いまではちょっとした動向でもニュースになってしまう覆面アーティスト、バンクシーの展覧会。そのユーモアを交えたメッセージ性の強い作品が強い支持をあつめている。この展覧会ではバンクシーの足跡を、プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品とバンクシー作品が描かれた街並みを再現した体感型コンテンツでたどっていく。そのいっぽう、様々な企業やファッションブランドと積極的にコラボレーションを行うKAWSは、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト。森アーツセンターギャラリーで開催される、『KAWS TOKYO FIRST』(7/16~10/11)では、絵画や彫像、プロダクトを展示。グラフィックだけでなく、立体作品なども制作し、その活動の幅は大きく広げているKAWSの魅力に迫る展覧会だ。【TOPIC4】現役女性アーティストのパワーがすごい『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』ミリアム・カーン《美しいブルー》2017年油彩、キャンバス200×195 cmCourtesy: WAKO WORKS OF ART撮影:Daniel Martinek2021年は女性アーティストの個展やグループ展の開催も活発だ。かつて、女性アーティストの展覧会は「女性ならではの感性」や、「女性の持つしなやかな〜」など、アーティストの個性が「女性」という言葉に収斂され、既存の枠組みのなかに押し込まれてしまうこともしばしばあった。ジェンダーのみならず、様々な側面からアイデンティティの尊重が図られている2021年、女性アーティストの展覧会もまた、私たちにあたらしい発見をもたらしてくれるだろう。『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』三島喜美代 《作品 19-C5》2019年シルクスクリーン印刷した陶に手彩色、鉄サイズ可変Courtesy: Taka Ishii Gallery森美術館の『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』(4/22~9/26)は、あいちトリエンナーレ2019にも参加したミリアム・カーンや様々な工業素材を素材にする三島喜美代をはじめ、71歳から105歳まで70代以上の女性アーティスト16名の展覧会。作品とともに人生の軌跡も振り返り、キャリア50年を超える彼女たちのエネルギーがどこから来たものかを検証していく。また、水戸芸術館で開催される『ピピロッティ・リスト―あなたの眼はわたしの島―』(8/7~10/17)や、千葉市美術館の『福田美蘭展(仮称)』(10/2~12/9)にも注目。ピピロッティ・リストは、軽やかな映像インスタレーションで国際的に評価の高いアーティスト。今回の展覧会は、約30年間の活動の全体像を振り返る回顧展となる。福田美蘭は、新人洋画家の登竜門とされている安井賞を史上最年少で受賞したアーティスト。名画を下敷きに見る人の常識や認識を揺さぶる作品で知られている。本展でも、千葉市美術館の収蔵品をベースにした作品が新作として発表される予定だ。【TOPICS5】なにげにエジプトが熱い!『国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展天地創造の神話』(江戸東京博物館)展示風景2021年、2つの大型エジプト展が日本を巡回する。この2つの展覧会は、従来のようなエジプト王朝の至宝や宝飾品を中心に紹介するものではなく、新しい見方を提案してくれる刺激的な展覧会だ。江戸東京博物館で開催中の『国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展天地創造の神話』(~4/4)は、古代エジプト人の信仰や死生観をテーマにした展覧会。オシリス神やイシス神、猫のすがたをしたバステト神などエジプトの様々な神々が登場する展覧会は、神秘的であり、ときにユーモラスだ。また、Bunkamura ザ・ミュージアムなどで開催予定の『ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展』(4/16~6/27、東京展ほか)では、発掘調査時の調査記録やミイラのCTスキャン解析データを公開するなど科学的アプローチを図るほか、10点以上のミイラ棺の身と蓋を立てた状態で展示するなど意欲的な試みも行う。『ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展』《ホルの外棺》後期王朝時代(蓋)長さ199cm、幅72cm、高さ38cmライデン国立古代博物館Image©Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)これまであまり知られてこなかった古代エジプトについて学びを深められる貴重な機会だ。「TOPIC6~TOPIC10」【TOPIC6】風景へのさまざまなアプローチを比較!『テート美術館所蔵コンスタブル展』ジョン・コンスタブル《フラットフォードの製粉所(航行可能な川の情景)》1816 -17年、油彩/カンヴァス、101.6×127.0cm、テート美術館蔵 ©Tateずっと家にいる日々が長引くと、人はどうしても外に出て広大な風景を見たくなってくる。けれども遠出はむずかしい……。そんな時期は、風景画を見るのもおすすめだ。三菱一号館美術館の『テート美術館所蔵コンスタブル展』(2/20~5/30)は、19世紀初頭に活躍したイギリスの風景画家・コンスタブルの大回顧展。歴史画の背景と見なされた時代の風景画において、コンスタブルははありのままの自然を描き、自国の風景画を刷新し、その評価を引き上げた。また、コンスタブルと同時期、フランスでも風景画に新しい動きが発生。SOMPO美術館『ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ』(6/25~9/12)では、戸外で描くことを覚えた画家たちにより、風景画の表現が大きく変わっていったことを丹念に追っていく。そして、自然の中の外光の美しさに魅了され、その探求と表現方法を追求した印象派の画家、モネの風景画に焦点を絞った展覧会が、アーティゾン美術館『クロード・モネー風景への問いかけ』(5/29~9/10)だ。モネは、それまでの風景を描いた作品のあり方を根底から覆し、新しい時代の世界観とその詩情を伝達する手段としての風景を描いた。この展覧会では、世界最高峰のモネ・コレクションを有するオルセー美術館の作品を中心に国内の作品と合わせて構成され、風景画家としてのモネに迫る。同じ風景画というジャンルでも、画家や時代によって描き方、描くものは大きく変わってくる。3つの展覧会をめぐり、風景画の魅力を堪能してみよう。【TOPIC7】現代美術の多様な表現に注目!『Chim↑Pom展(仮題)』Chim↑Pomポートレート撮影:山口聖巴2021年も現代美術の展覧会もラインナップが豊富。2021年はそのなかでも、若手や中堅アーティストの展覧会に注目が集まっている。森美術館で開催される『Chim↑Pom展(仮題)』(10/21~22年1/30)は、強いメッセージ性とユーモアと皮肉を絡めた作品で知られるアーティスト集団、Chim↑Pomの初期から近年までの代表作を一堂に集める展覧会。オリンピック開催後のタイミングで開催される展覧会に発表される新作にも期待したい。『ライゾマティクス_マルティプレックス』Daito Manabe + Yusuke Tomoto + 2bit《chains》2016年Exhibition view: "GLOBALE: New Sensorium - Exiting from Failures of Modernization"Courtesy of ZKM | KarlsruhePhoto by Tobias Wootton and Jonas Zilius [参考図版]人とテクノロジーの関係を探求し続けているrhizomatiks(ライゾマティクス)は2021年で結成15周年。広告や建築、デザインなどのジャンルを軽々と超えた表現活動を行っている彼らは、Perfumeやビョークとのコラボレーションなどで世界的に注目を集めている。この記念すべき年に東京都現代美術館で開催される『ライゾマティクス_マルティプレックス』(3/20~6/20)は、美術館における初の大規模個展となる。『マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在』マーク・マンダース《4つの黄色い縦のコンポジション》2017-19年Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp, Tanya Bonakdar Gallery, New York and Gallery Koyanagi, TokyoPhoto: Maris Hutchinsonそして、同期間に東京都現代美術館で開催されるマーク・マンダースの個展『マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在』(3/20~6/20)も見逃せない。マーク・マンダースは彫像に言葉、家具を組み合わせたインスタレーションで知られる作家。作品が置かれた展示空間の張り詰めた雰囲気はこの作家にしか作り出せないものだ。ちなみにマーク・マンダースは、現在金沢21世紀美術館で、ミヒャエル・ボレマンスとの2人展『ミヒャエル・ボレマンスマーク・マンダース|ダブルサイエンス』も開催中だ(~2/28)。【TOPIC8】建築&デザインだって刺激的!『佐藤可士和展』グローバル旗艦店「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」屋外広告(工事中店舗の仮囲い)、2006年建築家やクリエイティブ・ディレクターの回顧展が多いのも2021年の特徴。東京国立近代美術館で開催予定の『隈研吾展新しい公共性をつくるためのネコの5原則』(6/19~9/26)では、新国立競技場をはじめ、様々な名建築を手掛けた隅の真髄に迫る。また、国立新美術館の『佐藤可士和展』(2/3~5/10)は、ユニクロや楽天など誰もが知っている企業ロゴやブランディングを手掛けているクリエイティブ・ディレクター・佐藤可士和の仕事を振り返るもの。会場内の特設「UT STORE」で販売されるTシャツのデザインも気になるところだ。『イサム・ノグチ発見の道』チラシビジュアル ©2020 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, NY/JASPAR, Tokyo E3713Photo©二川幸夫また、東京都美術館で開催される『イサム・ノグチ発見の道』(4/24~8/29)は、光の彫刻「あかり」など約90件の作品が集結する展覧会。インテリア好きの人も楽しめる展覧会になりそうだ。【TOPIC9】やっぱり巨匠たちの絵画が見たい!海外の巨匠のたちの名画は2021年も続々と来日予定。『マティス 自由なフォルム』(9/15~12/13、国立新美術館)は、マティスが晩年になり積極的に取り組んだ、色が塗られた紙をはさみで切り取り、それを紙に貼り付ける「切り紙絵」に焦点を当てるもの。マティスの自由で伸びやかな形がどのように生まれたのかを切り紙絵をはじめ、数々の作品とともにたどっていく。また、マティスが最晩年に取り組んだヴァンスのロザリオ礼拝堂の室内装飾や祭服、習作のステンドグラスなども展示される。このほか、東京都美術館では『ゴッホ展(仮)』(9/18~12/12)、三菱一号館美術館では『イスラエル博物館所蔵印象派・光の系譜―モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン(仮)』(10/15~22年1/16)などが開催される予定。忙しい芸術の秋になりそうだ。【TOPIC10】芸術祭もますますパワーアップ!「東京ビエンナーレ」ロゴ2020年は、新型コロナウイルス対策のため、開催が延期されてしまった芸術祭が続出。そのため、2021年はいつも以上に芸術祭が多く開催される年となる。まず、昨年開催予定だった、「東京ビエンナーレ」「いちはらアートミックス」「奥能登国際芸術祭」「北アルプス国際芸術祭」がそれぞれ開催。1年寝かせたおかげで、より充実した内容が期待できそうだ。さらに、「越後妻有トリエンナーレ2021」、「中之条ビエンナーレ」」も通常通り開催予定だ。そして、2021年初登場の「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」は、日本初のSDGsをテーマにした展覧会で、落合陽一や片山真理らの参加が予定されている。とにもかくにも、今年は無事に開催できることを祈る!まだまだ予断を許さない状況であるものの、2021年も心ときめく展覧会が目白押し。事前予約制をとる美術館が増えているが、人数制限が行われるためより安全に、快適に鑑賞が可能となっているともいえる。事前にHP等で会期や予約の要不要などを確認し、マスク着用など感染症対策もしっかりとしてから出かけよう。文:浦島茂世
2021年01月02日11月14日(土)、アーティゾン美術館で『琳派と印象派東西都市文化が生んだ美術』が開幕した。日本が生んだ琳派と、フランス生まれの印象派というふたつの美術様式を「都市文化」というキーワードで再考する、意欲的な展覧会だ。2021年1月24日(日)まで開催される(途中展示替えあり)。17世紀初めに日本で生まれた琳派と19世紀後半にフランスで生まれた印象派。一見すると全く異なるふたつの美術様式には、「都市」が発生に不可欠であった、という共通点がある。俵屋宗達や尾形光琳が活躍した京都、彼らに影響を受けた酒井抱一や鈴木其一がいた江戸。近代化で町そのものが大きく更新されていたパリ、3都市とも、経済だけでなく文化を育み発展させていく力があったからこそ、琳派も印象派も成立したのだ。展覧会入口展覧会は、「都市の様子」、「the 琳派」、「琳派×印象派」、「the 印象派」、「都市を離れて」の5章構成。まず、日仏における都市文化を概観し、琳派、印象派を深堀りしていく流れとなっている。ちなみに、アーティゾン美術館は、前身であるブリジストン美術館が休館した2015年以降も収集活動を続けていた。今回の展覧会では、そのなかから琳派の作品である尾形光琳《孔雀立葵図屏風》(重要文化財)を含む12点も公開される。展示風景特に興味深いのは「琳派×印象派」の章。モネの睡蓮と尾形乾山や尾形光琳、の陶器が同じ空間に並んでいる。全く異質な作品同士であるのに、並べてみると不思議と調和しているのがおもしろい。印象派の作品、琳派の作品、それぞれの共通点と相違点が同時に見えてくる、意欲的な展示だ。尾形乾山《武蔵野隅田川図乱箱》江戸時代 1743年 大和文華館(手前、左)、尾形光琳《流水図廣蓋》江戸時代 18世紀 大和文華館(手前、右)、クロード・モネ《睡蓮》1903年 石橋財団アーティゾン美術館(奥、左)クロード・モネ《睡蓮の池》1907年 石橋財団アーティゾン美術館(奥、右)送達工房《法元平治物語扇面》江戸時代 17世紀(手前)と、エドガー・ドガ《踊り子》 1789年頃 和泉市久保惣記念美術館(中)、エドゥアール・マネ《白菊の図》 1881年頃 茨城県近代美術館また、琳派の絵師たちもよく描いていた扇は、海を超えてフランスでも印象はたちに大きな影響を与えた。ドガは踊り子を、マネは植物を描いていた。俵屋宗達《舞楽図屏風》江戸時代 17世紀 醍醐寺(奥)エドガー・ドガ 1882年-95年 石橋財団アーティゾン美術館(手前)※舞楽図屏風の展示は12月20日(日)までドガのバレリーナの彫刻作品の後ろにあるのは俵屋宗達による舞楽を題材とした屏風。どちらも「踊り」をテーマにしている。両者を見比べ、西洋と東洋との「踊り」の概念まで想いを馳せることができるのは非常に贅沢だ。このほか、展覧会は「間」や「注文主」、「水の表現」などの少テーマを設け、東洋と西洋の表現についても検証していく。鈴木其一《富士筑波山図屏風》江戸時代 19世紀 石橋財団アーティゾン美術館(両端)ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃 石橋財団アーティゾン美術館(中)そして展覧会の最後を締めくくるのが、鈴木其一とセザンヌの共演。其一の屏風の間を挟むようにセザンヌの作品が配置されているのだ。富士山、筑波山、そしてサント=ヴィクトワール山、日本とフランスの山がずらりと並ぶ光景は壮観だ。琳派と印象派、並べて見ると、両者の特徴がよりいっそう際立って見えてくる。新しい発見に富んだ展覧会、ぜひ訪れてみよう。なお、国宝 俵屋宗達《風神雷神図屏風》は、12月22日(火)〜2021年1月24日(日)の、後期のみの展示となる。取材・文:浦島茂世【開催情報】『琳派と印象派東西都市文化が生んだ美術』11月14日(土)~1月24日(日)、アーティゾン美術館にて開催※日時指定予約制。詳細は公式HPを参照のこと
2020年11月24日ブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」に新デザイン・モネの『睡蓮』が仲間入り。2020年11月21日(土)からブルーブルーエ各店舗で発売される。“アート鑑賞気分が楽しめる”「絵画ウォッチ」ブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」は、その名の通り、名画をモチーフにしたアート好きにはたまらない腕時計だ。額縁のようなゴールドのスクエアフレームを採用しているので、文字盤はまるで絵画のよう。時間を確認するたびに、絵画鑑賞気分が楽しめる。新作は、クロード・モネの『睡蓮』がモチーフだ。ゴッホ・フェルメール・ミュシャモデルが再販また、新デザインの発売にあわせて、完売していた人気モデルも復刻。フィンセント・ファン・ゴッホ『星月夜』、ヨハネス・フェルメール『真珠の耳飾りの少女』、ミュシャ『黄道十二宮』の3種類が好評を受けて、再販となる。文字盤には、バーインデックスを並べ、12時位置・3時位置・6時位置・9時位置にはアラビアン数字をあしらった。シンプルなデザインなので、どんなコーディネートにもマッチ。ベルトは、レザーのカラーベルトがセレクトされている。【詳細】オリジナル絵画ウォッチ 2,300円+税発売日:2020年11月21日(土)※新作:モネの『睡蓮』※再販:フィンセント・ファン・ゴッホ『星月夜』、ヨハネス・フェルメール『真珠の耳飾りの少女』、ミュシャ『黄道十二宮』取り扱い店舗:ブルーブルーエ各店舗および公式オンラインストア※店舗によって取り扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2020年11月23日東京・京橋のアーティゾン美術館で『琳派と印象派展』が開催中です。日本美術のなかでも人気のある琳派と、みんな大好きなフランスの印象派作品約100点が集結。あの有名すぎる国宝もご紹介!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 187『琳派と印象派東西都市文化が生んだ美術』は、17世紀~19世紀の京都、江戸、パリという大都市から生まれた多くの作品を、東西の都市文化を比較しながら楽しむことができる展覧会です。会場には、石橋財団コレクションと国内の寺院や博物館などの作品を合わせた約100点が集結。そのなかには国宝2点と重要文化財7点も含まれています。さらに、アーティゾン美術館の新収蔵作品12点も初公開。見どころ満載の企画展です。京の景色からスタート!まずは序章「都市の様子」からご紹介。ここでは、京の都市文化をテーマにした作品が展示されています。(前期は京、後期は江戸に展示替え)華やかな《洛中洛外図屛風》からはじまり、絵巻や扇絵などを見たあと第一章「the 琳派」へと進みます。琳派とは、江戸時代初期に京都ではじまった芸術様式。華やかな色彩と、装飾的で大胆な構図が特徴です。会場には、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一など、まさにthe 琳派の絵師によるゴージャスな作品が勢ぞろい!例えば、尾形光琳の《槇楓図屛風》は、木や枝がうねるように配置された大胆な構図で、金地に鮮やかな赤と緑が映え、うっとりするほど美しい作品です。琳派と印象派がコラボ?!続いて、第二章「琳派×印象派」へ。時代も文化もまるで違う2つのジャンルが一緒に展示されていますが、違和感がなく心地よい空間になっています。例えば、「水の表現」にスポットをあてた展示では、ぜひ尾形光琳の《流水図広蓋》(前期展示)とクロード・モネの《睡蓮の池》を比べてみてください。光琳の水は線で描かれたデザインのようで、モネの水は光の明るさを感じることができ、描き方の違いが際立っています。さらにおもしろいのは、人物をモチーフにした琳派と印象派のコラボ展示。手前はエドガー・ドガの《右手で右足を持つ踊り子》、奥にあるのは俵屋宗達の《舞楽図屛風》(前期展示)です。人物のリアルな動きをとらえたドガの彫刻と、舞っている人物の構図がユニークな宗達の作品。タイプの異なる作品を一緒に見ることで、新たな発見があるかもしれません。第三章「the 印象派」では、アーティゾン美術館の印象派コレクションを中心とした作品を展示。琳派の装飾的な作品を見たあと印象派の油彩画を見ると、特に光の描き方に目を引かれます。あの国宝は12月に登場!この展覧会では前期と後期で展示替えがあり、後期の12月22日から有名な国宝、俵屋宗達《風神雷神図屛風》が登場します。誰もが知っている作品ですが、描かれている風神雷神とはどんな神さまなのか、ご存じですか?展覧会を監修した美術史家の小林忠さんによると、風神雷神は「もともと仏教の千手観音の両脇で観音さまを守る鬼の神だった」とのこと。そんな鬼神を、宗達は風と雨をコントロールして、耕作の恵みを与えてくれる“人に優しい神”として描いたそうです。(小林さんの解説は、展覧会公式サイトの動画で視聴できます)前期と後期、どちらも見逃せない展覧会は2021年1月24日まで開催。Information会期:~ 2021年1月24日(日)前期2020年11月14日(土)〜2020年12月20日(日)後期2020年12月22日(火)〜2021年01月24日(日)休館日:月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、年末年始(12月28日ー1月4日)、1月12日開館時間:10:00–18:00(最終入館時間 17:30)会場:アーティゾン美術館6階、5階展示室観覧料:日時指定予約制ウェブ予約チケット¥1,700、当日チケット(窓口販売)¥2,000、学生無料(要ウェブ予約)*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売*中学生以下の方はウェブ予約不要*この料金で同時開催の展覧会をすべて観覧可能※同時開催:~ 2021年1月24日(日)『石橋財団コレクション選』(4階展示室)特集コーナー展示青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代 久留米をめぐる画家たち
2020年11月20日『帰郷』『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブルース・ダーンが主演する映画『43年後のアイ・ラヴ・ユー』より、新たに場面写真6点が公開された。ブルース演じる妻を亡くしたクロードは、親友シェーン(ブライアン・コックス)と老後を謳歌中。しかしある日、元恋人リリィ(カロリーヌ・シロル)がアルツハイマーを患い施設に入ったことを知り、もう一度会いたい一心でクロードはアルツハイマーのフリをして同じ施設に入居するという嘘を思いつくが…。本作は、愛を伝えるのに遅すぎることはないと教えてくれる、感動の物語。到着した場面写真では、アルツハイマーのフリをして施設に忍び込む計画を立てているクロードとシェーンの2ショットや、孫娘タニアとこっそりお酒を飲みながらある秘密の結束を高める場面も公開。そしてついに、クロードとリリィが施設の美しい庭で43年ぶりに再会し愛を奏でる感動的なシーンも確認することができる。本作の監督マーティン・ロセテは「本作のアイデアを聞いた時は特別な何かを感じました。努力して作り上げるに値する、素晴らしい映画になると確信出来た」と直感が働いたそう。「この物語は避けられない運命と戦う2人の壮大な愛の物語です。撮影中、全てのキャストとスタッフがこの映画に最大限のエネルギーと愛を注ぎました。皆様にこの想いが届く事を願っています」とコメントを寄せている。『43年後のアイ・ラヴ・ユー』は2021年1月15日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:43年後のアイ・ラヴ・ユー 2021年1月15日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開©2019 CREATE ENTERTAINMENT, LAZONA, KAMEL FILMS, TORNADO FILMS AIE, FCOMME FILM . All rights reserved.
2020年11月11日ヒッチコックからタランティーノまで数々の巨匠監督に愛されるハリウッドの名優で、ローラ・ダーンの父として知られるブルース・ダーンの主演最新作『43年後のアイ・ラヴ・ユー』が公開決定。その予告編と場面写真が到着した。本作はカンヌ国際映画祭主演男優賞を史上最年長で受賞し、アカデミー賞&ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にダブルノミネートされた『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』以来となるブルース・ダーンの主演作。大人気TVシリーズ「メディア王~華麗なる一族~」でゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞したブライアン・コックスが親友役を演じ、スペイン、アメリカ、フランスの実力派スタッフが集結、3か国を横断して撮影された。この度解禁された予告編では、アルツハイマーのフリをして高齢者施設に忍び込む計画を打ち明けたクロード(ブルース・ダーン)が、親友のシェーン(ブライアン・コックス)に「そんな嘘、犯罪だぞ!」と猛反対を受けるところから始まる。その嘘は記憶を失った、忘れられないかつての恋人リリィのため。「彼女にもう一度愛を伝えたいんだ」その想いだけを胸に、クロードは43年後の再会を果たすが、リリィはクロードを忘れてしまっていた。「リリィ、僕だよ。クロードだよ。忘れてしまったかい?」と悲しそうに問いかけるが...。その頃、家族はクロードがアルツハイマーの施設に入ったことを知って大騒ぎに!「もう二度と悲しい別れはしたくない」リリィの記憶を取り戻すため、クロードの人生最大の嘘が“奇跡”を起こす――。『43年後のアイ・ラヴ・ユー』は1月15日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月28日国内最大規模の香りの祭典「サロン ド パルファン」が、伊勢丹新宿店にて2020年11月4日(水)から11月10日(火)まで開催される。また、11月11日(水)から順次、全国三越伊勢丹グループ店舗でも開催される。国内最大規模の香水イベント「サロン ド パルファン」第8回目を迎える「サロン ド パルファン」は、限定フレグランスや先行商品をはじめ、多彩なラインナップの香水が一堂に集結するイベントだ。香水の販売に加え、おすすめの香水を提案するカウンセリングや体験スペースも充実している。伊勢丹新宿店注目のフレグランス伊勢丹新宿店では、今回は催物場ではなく、本館1階 ザ・ステージに加え、通常のコスメカウンターやプロモーションスペースなどにて展開。伊勢丹新宿店の注目のフレグランスを紹介する。店頭には、ゲラン(GUERLAIN)やメゾン フランシス クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)、クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)といったブランドからフレグランスが登場。クリスチャン ルブタンからは、旅で訪れた場所、文化、出会った人々に着想を得て作られた「ルビワールド フレグランスコレクション」が先行販売される。メゾン フランシス クルジャンは、クリスマスシーズンの限定フレグランスや「サロン ド パルファン」限定品を用意する。また、ラグジュアリーパルファムのオーソリティともいえるフレデリック マルからはブランド20周年記念ボトルのフレグランスが展開され、ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)からは、ブランド人気ナンバー1の香り「イングリッシュ ペアー & フリージア コロン」の三越伊勢丹限定ボトルが展開される。ゲランの期間限定ショップ、カスタマイズサービスもゲランは、会期に合わせて期間限定ショップを開催。「サロン ド パルファン」限定フレグランスとして、「イニシアル」が登場する。「イニシアル」は、熱い要望を受けて復刻した「パトリモワンヌ コレクション」から、2011年に発売された「シャリマー パルファン イニシアル」を復刻した香水。ローズ、アイリス、バニラが織り成す、フレッシュでセンシュアルなオリエンタル フローラル ノートを楽しめる。また、フランスのビジュアルアーティスト、クロディーヌ・ドレイとのコラボレーションにより誕生した、マットホワイトの「ビーボトル」に収められたムスキーフローラルの「ルール ブランシュ」を全国に先駆けて先行販売。そのほか、ゲランのオートパフューマリーのフレグランスを20mLのミニサイズボトルに詰め、好きなカラーのレザー製スリーブを組み合わせられる「ドロップ」や、人気フレグランスコレクション「アクア アレゴリア」から選んだ好みの香り2種のミニサイズをセットにした「アクア アレゴリア ディスカバリー デュオ」も限定発売。アイコニックな「カラー ビーボトル」は、人気の香りを詰めたプレフィリングタイプに加え、中身の香りを全10種から選べるフィリングタイプも展開する。さらに、「ビーボトル」とリボンの組み合わせをカスタマイズできるパーソナライゼーションサービスや、ボトルに名前やイニシャルを刻印できるエングレービング サービスも実施する。伊勢丹新宿店 期間限定ブランドも伊勢丹新宿店にて期間限定で登場するブランドも見逃せない。世界的に有名な調香師ジャン=クロード・エレナが監修したフランス発のフレグランスブランドのクヴォン・デ・ミニム(LE COUVENT DES MINIMES)は、植物原料を用いて、フランスで継承されてきた高級フレグランスの製法により香料を抽出。ナチュラルかつ洗練されたフレグランスを揃える。1905年に東京で創業した朱肉ブランド・日光印が立ち上げたエディットは、“フレグランスと捺印はともにアイデンティティを印す文化である”という哲学に基づいたコレクションを展開する。1つ1つ風合いの異なる職人仕立ての容器に、日光印が長年使用してきた香りを詰め、モダンに仕上げたフレグランスを販売する。【詳細】伊勢丹新宿店「サロン ド パルファン」会期:2020年11月4日(水)~10日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ、本館1・2階 化粧品、地下2階 ビューティアポセカリー、伊勢丹会館・ビューティーパーク 2(一部ブランドを除く)住所:東京都新宿区新宿3-14-1参加ブランド:アール フレグランス、アユーラ、イヴ・サンローラン、エスティ ローダー、エラ ケイ、エルメティカ、エディット、ガーメント、キリアン、クヴォン・デ・ミニム、グタール、クリスチャン ルブタン、ゲラン、コスメデコルテ、ザ ディファレント カンパニー、シスレー、ジバンシイ、ジョー マローン ロンドン、ジルスチュアート、シロ、ディプティック、トバリ、トム フォード ビューティ、ドルチェ & ガッバーナ ビューティ、バイレード、パルファン・ロジーヌ パリ、パルル モア ドゥ パルファム、フレデリック マル、フローリス、ペンハリガン、バンフォード、ミヤ シンマ パルファン、ミラー ハリス、メゾン フランシス クルジャン、ラルチザン パフューム 他■その他 開催店舗・11月11日(水)~24日(火):日本橋三越本店・11月11日(水)~12月1日(火):丸井今井札幌本店、札幌三越・11月18日(水)~24日(火):銀座三越・11月18日(水)~12月1日(火):新潟伊勢丹・11月25日(水)~12月8日(火):岩田屋本店、福岡三越・12月2日(水)~8日(火):ジェイアール京都伊勢丹※参加ブランドは店舗によって異なる。※上記店舗以外でも一部取り扱いあり
2020年10月24日11月4日~10日、伊勢丹新宿店で第8回目となる国内最大規模の香りの祭典「サロン ド パルファン」を開催いたします。■会期:11月4日(水)~10日(火)■会場:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ、本館1・2階 化粧品、地下2階 ビューティアポセカリー、伊勢丹会館・ビューティーパーク 2今回は混雑分散のため催物場を使わず、本館1階 ザ・ステージのほかは通常のコスメカウンターやプロモーションスペースでご紹介いたします(一部対象外のブランドがございます)。今年から一部を除く全国の三越伊勢丹グループ店舗で開催いたします。ぜひご注目ください。~三越伊勢丹グループの開催店舗~■11月11日(水)~24日(火):日本橋三越本店■11月11日(水)~12月1日(火 ):丸井今井札幌本店、札幌三越■11月18日(水)~24日(火):銀座三越■11月18日(水)~12月1日(火):新潟伊勢丹■11月25日(水)~12月8日(火):岩田屋本店、福岡三越■12月2日(水)~8日(火):ジェイアール京都伊勢丹*上記店舗以外でも一部お取り扱いがございます。今年の注目ポップアップ企画!<ゲラン>1828年パリに創業したフレグランスメゾン<ゲラン>。オートパフューマリーと言われる限定フレグランスをご紹介するほか、選び抜いた香り、ボトル、リボンの色が選べ、刻印もできる「カラー ビー ボトル」をパーソナライズできるサービスも。*お渡しは後日となります。<メゾン フランシス クルジャン><メゾン フランシス クルジャン>が贈る、パリの雰囲気あふれるクリスマス。ホリデーシーズンに向けた生産数量限定品のほか、サロン ド パルファンだけの限定品もご用意します。<クリスチャン ルブタン>クリスチャン・ルブタンのファンタスティックな世界観とリアルな思い出や夢にインスパイアされ、旅で訪れた場所、文化、出会った人々にインスピレーションを得てつくられた「ルビワールド フレグランスコレクション」を伊勢丹新宿店先行でご紹介します。体験スペース:本館1階 ザ・ステージ フレグランススペシャリストによるカウンセリングもザ・ステージでは、香りの世界が持つ奥深さやカウンセリング、デジタルツールを体験いただけます。視覚と嗅覚で楽しみながら、自分と向き合い、そして自分に合った香りと出会える場です。予約制 「フレグランススペシャリストによるカウンセリング」フレグランススペシャリストが、ブランドの枠を超えてお一人おひとりに似合う香りを提案します。・実施日時:11月4日(水)~10日(火)各日11時~5時45分・参加費 :無料・定員 :各回1人・所要時間:約30分・ご予約・お問い合わせ:伊勢丹新宿店 本館1階 化粧品/フレグランス 03-3352-1111 大代表<ゲラン> マインドセントデジタルデバイスを活用して、香りを提案するコンサルテーション。視覚的な情報やイメージに左右されることなく、脳波を読み取ることで、感情と嗅覚の動きを計測し、お一人おひとりにおすすめの香りをご提案します。*混雑時はお待ちいただく場合があります。パルファム ソムリエールによるデジタルコンサルテーション香りのプロフェッショナル「パルファム ソムリエール」がデジタルデバイスを使用して、お一人おひとりに合わせた香り選びをお手伝いします。*混雑時はお待ちいただく場合があります。*コンサルテーション対象ブランドの詳細は係員におたずねください。「日本フレグランス大賞 2020 ご紹介」日本フレグランス協会が毎年開催している「日本フレグランス大賞」。会場では2020年の受賞作品をご紹介します。有識者による審査会を経た受賞作品の数々をぜひチェックしてみてください。伊勢丹新宿店期間限定ブランドのご紹介<クヴォン・デ・ミニム>フランス発のフレグランスブランド。世界的に有名な調香師ジャン=クロード・エレナ氏が監修。植物原料にフォーカスして、フランスで継承されてきた高級フレグランスの製法により香料を抽出しています。ナチュラリティにこだわった、洗練されたラインナップです。<エディット>1905年に東京で創業した朱肉ブランド・日光印により立ち上げられました。フレグランスと捺印はともにアイデンティティを印す文化である、という哲学に基づいたコレクション。一つとして同じものがない職人仕立ての容器や日光印が長年使用してきた香り、素材、仕様、デザインモチーフをモダンに用いた無類のフレグランスです。限定品のご紹介11月4日(水) 伊勢丹新宿店・meeco限定&生産数量限定発売<フレデリック マル>ラグジュアリーパルファムのオーソリティともいえる<フレデリック マル>が誇る代表作を、ブランド20周年を記念した美しいボトルでご紹介します。左:ムスク ラバジュール〈20ans記念ボトル〉 3万4,100円(100mL)右:ポートレイト オブ ア レディー〈20ans記念ボトル〉 4万6,200円(100mL)三越伊勢丹グループ限定&生産数量限定品<ゲラン>過去の<ゲラン>の香りを復刻したフレグランスとして登場。ローズ、アイリス、バニラがキーとなったオリエンタル フローラルの香り。イニシアル(オーデパルファン)3万6,960円(125mL/オリジナルアトマイザー付)*11月4日伊勢丹新宿店先行発売/取り扱い店舗が限られます。また、店舗により発売日が異なります。詳しくは特設サイトをご覧ください。11月4日(水) 三越伊勢丹グループ限定&生産数量限定発売<ジョー マローン ロンドン>洋梨の官能的なみずみずしさを白いフリージアのブーケでやさしく包んだ、ブランド人気No.1の香りが三越伊勢丹限定ボトルで登場します。イングリッシュ ペアー & フリージア コロン 1万8,480円(100mL)*価格はすべて税込です。*イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月22日あふれるフェロモンで世界を魅了する俳優、ピアース・ブロスナン。日本では、スパイ映画の金字塔シリーズ『007』の5代目のジェームズ・ボンド役として知っている人も多いことでしょう。世界的人気を博すボンド役を華麗に演じ切ったピアース・ブロスナンのキャリアを振り返ります。007から悪役まで、ピアース・ブロスナンの若い頃を振り返る一度目にしたら忘れられない、その色気やチャーミングさが印象的なピアース・ブロスナン。アイルランド生まれのピアース・ブロスナンはロンドンで演技の勉強をした後、1980年にデビューを果たし、同年の映画『長く熱い週末』に出演しています。おすすめ出演作①:探偵レミントン・スティールそんな彼の名を一躍有名にしたのは、意外にも、かの英国スパイ役ではなく、キュートな探偵役でした。それは、アメリカのNBCチャンネルで、1982〜1987年の間に放送されたドラマシリーズ『探偵レミントン・スティール』です。女性探偵のローラとピアース・ブロスナン扮するイケメン青年が繰り広げるロマンスに、多くの女性が虜になりました。おすすめ出演作②:007そんなピアース・ブロスナンのキャリアにおいて、もっとも特筆すべきビッグイベントが、冒頭でも触れた、ジェームズ・ボンド役への抜擢です。彼が演じたのは5代目のボンド。1995年に満を持して『007 ゴールデンアイ』で待望のボンド役デビュー。CG技術が導入され始めたこの時期のボンド映画において、ピアース・ブロスナンは持ち前の肉体と愛嬌を活かし、ド派手で華麗なボンド像を4作演じて、世界的な人気を獲得しました。約7年間ボンド役を務めたピアース・ブロスナンですが、有名すぎる同役に飲まれることなく、持ち前のセクシーなイメージを駆使して、この時期いくつものヒット作に出演し、俳優としてはまさに黄金期を迎えます。おすすめ出演作③:マーズ・アタック!1996年にはSFスリラーコメディ映画『マーズ・アタック!』に出演したピアース・ブロスナン。凶悪な火星人との攻防をコミカルに描いた本作で、ピアース・ブロスナンはボンド役でのセクシーさを逆手に取り、火星人に拉致され、しゃべる生首状態にされる大学教授役を怪演し、劇場の爆笑をさらいました。おすすめ出演作④:ダンテズ・ピーク翌1997年にはうって変わって、当時の最先端VFXを駆使したパニック超大作『ダンテズ・ピーク』で主演を務め、小さな町に迫り来る火山噴火の脅威から人々を守る地質学者をたくましく演じ、ボンドとはまた違ったヒーロー像を印象付けました。おすすめ出演作⑤:ザ・スナイパー2002年公開の『007ダイ・アナザー・デイ』でボンド役を引退したピアース・ブロスナンはさまざまな役に挑戦します。2005年公開の映画『ザ・スナイパー』では、中年太りした暗殺者役をコミカルに演じ、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされました。日本ではアクション映画風のDVDジャケットで発売されたため、同役のひねりに驚く人も多かったようです。おすすめ出演作⑥:マンマ・ミーア!アクション作品の印象が強いピアース・ブロスナンですが、2008年公開の世界的大ヒットミュージカル映画『マンマ・ミーア!』では、主演のメリル・ストリープのセクシーな元恋人役の1人として、キュートな演技も披露しています。ダンスと歌がてんこ盛りで実にハッピーな作風の本作。2018年には待望の続編も公開されました。その中でピアース・ブロスナンはダンスと歌を披露しているのですが、実は本人はあまりダンスが得意ではないのだそう。そのため、スキップの練習を数週間してから意を決して撮影に望んだことを、同作のインタビューで笑いながら語っていました。おすすめ出演作⑦:サバイバー2010年代の後半に入り60歳を超えたピアース・ブロスナン。この頃になると、いぶし銀の色気やまなざしを活かした冷血な悪役や、ワイルドな役を演じるようになります。2015年公開のアクションスリラー映画『サバイバー』では、クールビューティーな外交官を演じる主役のミラ・ジョヴォヴィッチを追い詰める、残忍な伝説的テロリスト『時計屋』を演じ、役者として新たな領域に踏み込みました。おすすめ出演作⑧:クーデター同じく2015年には、オーウェン・ウィルソン主演で、外国の軍事クーデターに巻き込まれてしまった家族の恐怖を描くサバイバル・スリラー映画『クーデター』にも出演。飲んだくれでありながらも、その確かな腕前を活かし、命をかけて家族を守る男・ハモンドを熱演しました。ピアース・ブロスナンの現在悲劇を乗り越えた再婚、5人の子供たち恋多きボンドとは違い、プライベートでは愛妻家として有名なピアース・ブロスナンですが、実は二度の結婚を経験しています。1人目の妻:カサンドラ・ハリス1人目の妻となったのは、奇しくも007シリーズの12作目でボンドガールを演じていた女優のカサンドラ・ハリスです。1980年に結婚し、一人息子のショーン・ブロスナンを授かった2人。しかし、なんと1991年にカサンドラ・ハリスが卵巣癌がんでこの世を去ってしまいます。キャリア的には人気が上り調子だった頃のこの悲劇は、ピアース・ブロスナンの心に深い傷を負わせました。そして、カサンドラ・ハリスが亡くなった数年後に、彼女の前夫も亡くなってしまうのですが、この時ピアース・ブロスナンはカサンドラ・ハリスと、彼女の元夫との間に生まれた2人の子供を養子に迎えます。しかし長男は幾度とない薬物中毒になり、ついにはピアース・ブロスナンと絶縁。次女も母と同じ病で若くしてこの世を去ってしまいました。2人目の妻:キーリー・シェイ・スミスそんなピアース・ブロスナンを支えたのが、2001年に結婚したジャーナリストのキーリー・シェイ・スミスでした。産後に体型が変わってしまったキーリー・シェイ・スミスですが、ピアース・ブロスナンはそんなことお構いなしで彼女にメロメロな様子。2015年には「脂肪吸引に行ったら離婚する」なんて書き込みをFacebookに投稿したなんて話も出たそうですよ。その投稿が本物かどうかは不明なものの、現在の2人の仲むつまじい姿を見れば、本当なのかも…と思えてきます。ピアース・ブロスナンの息子①:ショーン・ブロスナンピアース・ブロスナンの実子たちは、父にも負けず劣らずのイケメン揃い。カサンドラ・ハリスとの子であるショーン・ブロスナンは、2012年に映画『UFO 侵略』でアクションレジェンド俳優のジャン=クロード・ヴァン・ダムと共演するなどの俳優活動とともに、映画製作者としても活動しています。ピアース・ブロスナンの息子②:ディラン・ブロスナンディラン・ブロスナンは、キーリー・シェイ・スミスとの間に生まれた長男です。父親譲りの端正なルックスを持つディラン・ブロスナンは、なんとあの世界的なブランド『イヴ・サン=ローラン』のクリエイティブディレクターであるエディ・スリマンに直々に見初められ、モデルとして活躍しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Pierce Brosnan (@piercebrosnanofficial) on May 17, 2020 at 11:52am PDTモデルとしての活動はもちろんのこと、ピアース・ブロスナンの公式インスタグラムでもたびたび登場し、父親とツーショット写真を撮るなど、親子の仲も良好なようですね。ピアース・ブロスナンの息子③:パリス・ブロスナン次男であるパリス・ブロスナンも実にキュート。兄のディラン同様にモデルとして活躍していますが、その甘いルックスに加えてプロ級の腕前のサーファーでもあるようで、インスタグラムではセクシーな腹筋を見せてくれています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by @paris.brosnan on Oct 24, 2017 at 4:42pm PDT View this post on Instagram @radmilaPictures A post shared by @ paris.brosnan on Aug 31, 2017 at 5:39pm PDT View this post on Instagram A post shared by @paris.brosnan on Jul 3, 2019 at 9:34am PDT2020年現在、67歳という年齢にも関わらず、まだまだ現役バリバリのピアース・ブロスナンは、最新作『The Last Rifleman(原題)』では、北アイルランドの老人ホームからとある理由で脱走を図ろうとする老人を熱演するそうです。年齢とともに円熟味を増してきたピアース・ブロスナン。イケメンの息子たちと共に、これからの活躍から目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2020年09月24日VANS(ヴァンズ)は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)とコラボレーション。サルバドール・ダリやクロード・モネ、ワシリー・カンディンスキーといったMoMA所蔵アーティストをフィーチャーしたスニーカーやウェアなどが、2020年9月30日(水)にVANS ストア、一部のVANS取扱店、MoMA デザインストア(MoMA DESIGN STORE)にて発売される。VANS×MoMAコラボレーション第1弾多彩なアートの永久収蔵品を誇るMoMAコレクションの中から、VANSがアートモチーフをセレクト。スニーカーをはじめ、Tシャツやフーディー、キャップなどのデザインに落とし込んだ。サルバドール・ダリ《記憶の固執》現実と発明を融合させたシュルレアリスムのアーティスト、サルバドール・ダリの代表作《記憶の固執》は、VANSのスニーカー「オールドスクール ツイスト」にオン。ソールやフォクシングテープがねじ曲がったようなフォルムに、超現実的なアートが調和している。クロード・モネ《睡蓮》印象派画家のクロード・モネが描いた《睡蓮》は、スニーカー「オーセンティック」をはじめ、フリースやキャップにも採用。柔らかい色彩で描かれた風景が、優しくアイテムを彩る。ワシリー・カンディンスキー《Orange》「クラシック スリッポン」には、抽象芸術のパイオニアであるワシリー・カンディンスキーの《Orange》をプリント。抽象的なフォルムや記号的なモチーフがアッパー全体にあしらわれている。その他、同じく《Orange》をモチーフにした半袖Tシャツ、クルーネック、キャップも展開する。MoMAブランド仕様のチェッカーボードパターンも加えて、VANSのアイコニックなチェッカーボードパターンをカラフルにアレンジした、MoMAブランドとのコラボレーションアイテムも用意。より快適な履き心地を追求した「コンフィクッシュ」シリーズから、「オールドスクール」や「エラ」といったスニーカーを展開する。目を引くチェッカーボードパターンに、グラフィカルなロゴが映える。尚、2020年11月には第2弾のコラボレーションアイテムを発売予定だ。【詳細】VANS and MoMA発売日:2020年9月30日(水)展開店舗:VANS ストア、一部のVANS取扱店、MoMA デザインストア※キッズ限定アイテムも展開。※店舗により販売アイテムは異なる。・VANS and MoMA コンフィクッシュ オールドスクール (MoMA)ブランド 9,500円+税・VANS and MoMA コンフィクッシュ エラ (MoMA)ブランド 8,500円+税・VANS and MoMA オールドスクール ツイスト サルバドール・ダリ 10,000円+税・VANS and MoMA オーセンティック クロード・モネ 9,000円+税・VANS and MoMA クラシック スリッポン ワシリー・カンディンスキー 9,000円+税
2020年09月18日展覧会「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」が、神奈川・箱根のポーラ美術館で開催。会期は2020年11月14日(土)から2021年4月4日(日)まで。日本×フランス、近代の芸術交流“美の往還”を明らかに近代化の進む激動の時代において、新しい美の基準や感性を模索する上で、互いに不可欠な存在であった日本とフランス。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、日本の浮世絵や工芸品がモネやゴッホらの創作活動における重要なインスピレーション源となる一方、欧化政策を進める日本では、黒田清輝をはじめ多くの学生たちがフランスへ留学し、近代日本美術の礎となる美術を学んだ。本展「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」では、大量のモノや情報、人の往来が可能となった近代に、日本とフランス双方の芸術が相互作用して誕生した作品にフォーカス。日本とフランス間の“美の往還”を検証していく。国内外の近代日仏美術作品全約130点が集結ポーラ美術館のコレクションには、ジャポニズムと関係の深いモネやゴッホ、フランスで学んだ黒田清輝や岡田三郎助、セザンヌやルノワールら、日本とフランスの芸術交流を語る上で欠かせない芸術家の作品を多数収蔵。本展では、そんなポーラ美術館習俗作品約80点のほか、国内外から約50点の作品を集積展示する。黒田清輝の師、ラファエル・コランによる“幻の作品”120年振りに公開そんな本展における最大の見どころとなるのが、黒田清輝の師であるラファエル・コランの初来日作品《眠り》。黒田清輝の代表作《野辺》に影響を与えたとされる本作品は、長年所在不明とされてきていたが、近年その所在が判明。この度日本で120年振りに一般公開される。森村泰昌や荒木悠、現代アーティストの作品も紹介また、森村泰昌のゴッホに扮したセルフポートレートや、荒木悠のフランス人の日本滞在記から着想した映像作品など、現代アーティストの作品も近代の作品と織り交ぜて紹介。“日本と西洋”“近代と現代”といった異なる視点をユーモラスに解釈し生み出された作品を通し、異文化理解の本質や魅力に迫る。【詳細】Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年会期:2020年11月14日(土)~2021年4月4日(日) 会期中展示替えあり時間:9:00~17:00(最終入館16:30)会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285出展点数:約110点(展示替え含み全約130点)<出展作家>荒木悠、歌川広重、岡田三郎助、葛飾北斎、エミール・ガレ、黒田清輝、古賀春江、フィンセント・ファン・ゴッホ、ラファエル・コラン、ポール・セザンヌ、レオナール・フジタ、クロード・モネ、森村泰昌、安井曾太郎、山口晃、モーリス・ユトリロ、ピエール・オーギュスト・ルノワールなど【問い合わせ先】ポーラ美術館TEL:0460-84-2111
2020年09月03日特別展「ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ」が、名古屋市美術館にて、2021年4月10日(土)から6月6日(日)まで開催。その後、6月25日(金)から9月12日(日)まで東京・新宿のSOMPO美術館にて開催され、宮城、静岡、茨城にも巡回する。近代フランス風景画の変遷をたどる西洋絵画における風景画は、18世紀ごろまで、主に理想化された情景を扱ってきた。しかし19世紀に入ると、 バルビゾン派をはじめとする画家たちが身近な風景を描くことを試みるようになり、以後、印象派へと続く近代風景画の流れが形成されたのだった。特別展「ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ」では、フランスのシャンパーニュ地方の古都・ランス中心部に建つランス美術館の収蔵作品を中心とする約80点の作品から、近代フランスにおける風景画の変遷をたどる。コローと19世紀風景画の先駆けフランスで「風景」が絵画の主題として認められるようになったのは、18世紀末のこと。第1章では、詩情あふれる風景画を描いたカミーユ・コローや19世紀風景画の先駆者を紹介。なかでも、ランス美術館の充実したコレクションから、《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》や《突風》などのコロー作品16点が出品される。バルビゾン派の風景画1820年代から30年代にかけて、バルビゾン派と呼ばれた画家たちは、パリから約60km南東に位置するフォンテーヌブローの森に集まり、自然の客観的な観察に基づいて風景画を制作した。第2章では、テオドール・ルソー《沼》やジュール・デュプレ《風車》など、物語性を排して写実的な風景画を手がけたバルビゾン派の作品を紹介する。画家=版画家と風景画の発展ところで、写真技術が浸透するまで、絵画の複製には版画が用いられていた。19世紀には、それまで専門の版画家が作成していた版を画家自らが手がけるようになり、風景画の普及と発展にも寄与した。第3章では、コローやバルビゾン派の画家による風景版画を目にすることができる。変化に富む空模様を捉えたブーダン第4章では、ノルマンディー沿岸を中心に戸外制作を積極的に行ったウジェーヌ・ブーダンにフォーカス。刻々と変化する空や光の表情を描きとめるブーダンは、バルビゾン派と後の印象派を架橋する役割を担なった。ここでは、《ベルク、出航》をはじめ、変化に富む空模様を繊細に捉えた風景画を展示する。印象派の展開なおも風景画が低い地位にあった19世紀後半、クロード・モネやカミーユ・ピサロといった若い世代の画家は積極的に戸外での制作を行い、近代化が進むパリの都市風景や郊外の自然風景をいきいきと描きだした。筆触分割による明るい色彩と大胆な筆跡を特徴とする彼らの作品は幾たびと非難されたものの、その革新的表現は近代絵画に大きな転換をもたらすこととなった。第5章では、そうした「印象派」の展開に目を向け、モネ《べリールの岩礁》やルノワール《風景》などを展示する。展覧会概要特別展「ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ」■名古屋市美術館会期:2021年4月10日(土)~6月6日(日)住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内TEL:052-212-0001開館時間:9:30〜17:00(金曜日は20:00まで)※いずれも入場は閉館30分前まで休館日:月曜日(5月3日(月・祝)は開館)、5月6日(木)観覧料:・平日限定券 一般 1,400円、高校・大学生 900円・土日祝日・日時指定券(来館前日までの事前購入) 一般 1,500円、高校・大学生 1,000円・土日祝日・日時指定券(当日購入) 一般 1,600円、高校・大学生 1,100円※チケット購入の詳細は、展覧会公式サイトを参照■SOMPO美術館会期:2021年6月25日(金)〜9月12日(日)住所:東京都新宿区西新宿1-26-1TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)休館日:月曜日(8月9日(月・祝)は開館、翌10日(火)も開館)開館時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30まで)観覧料:一般 1,500円、大学生 1,100円、高校生以下 無料※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳の所持者と介助者1名は無料、被爆者健康手帳の所持者は本人のみ無料■巡回情報・宮城県美術館会期:2021年9月18日(土)~11月7日(日)住所:宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1・静岡市美術館会期:2021年11月20日(土)〜2022年1月23日(日)住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階・茨城県近代美術館会期:2022年2月9日(水)~3月27日(日)住所:茨城県水戸市千波町東久保666-1■終了した会場・北九州市立美術館会期:2020年7月25日(土)〜9月6日(日)住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1・島根県立美術館会期:2020年9月12日(土)~11月3日(火・祝)住所:島根県松江市袖師町1-5・福井県立美術館会期:2021年2月27日(土)〜3月21日(日)住所:福井県福井市文京3-16-1※画像写真の無断転載を禁ずる。
2020年08月29日常に視界に入る自分の指先は、手をかければかけただけ満足感を得られる場所。セルフネイルをするのは、義務感というより“自分自身のため”という人も多いのでは?初夏のこの時期には、梅雨の憂鬱を吹き飛ばしてくれるキュートな新作ネイルが続々登場しています。なかでもフォトジェニックな美しさを醸し出す、おすすめのネイルをご紹介します!指先に花を咲かせるミチネイルの「紫陽花カラー」ミチネイルネイリストのプロが作る「ネイルチップ」を常時1,000種類以上取りそろえている「ミチネイル」。2020年初夏に注目したいのは、紫陽花カラーの「オーロラドロップネイル」です。このネイルで印象的なのが、ネイルチップ上にあしらわれたいくつもの水滴(ドロップ)。このドロップの中にオーロラが透けて見ええ、ファンタジーな雰囲気です。やさしいピンク、ラベンダー、サックスブルーの色合いがフェミニンな雰囲気を作りつつ、ミラーネイルのゴールドチップが引き締めます。クールなファッションにもよく合うデザインで、梅雨の色で飾った指先に、周囲の注目が集まりそう。ネイルチップは簡単にオン・オフできるので、休日や特別なイベントに合わせて、気軽に指先のお洒落を楽しめます。「モネの世界をまとうネイルシール」で繊細な風景を指先にPR TIMESフェリシモは、新作アイテム「モネの世界をまとうネイルシールの会」を発表。印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネが描く淡く美しい色合いの世界観を、ネイルシールで楽しめます。モネの夢のような世界を極細の筆で再現したのは、ネイリストの大森莉紗さん。ジェルネイル風のぷっくりした質感のシールは、マニキュアと合わせてもよし、爪の先に貼ってフレンチネイル風にしてもよしと、アイデアや気分次第で豊富なバリエーションを楽しめます!PR TIMESデザインは全部で3種類。上記のようにゴールド調の箔ラインがアクセントになったタイプは、曲線的な変形シェイプが織り交ぜられていて、遊び心があります。PR TIMESシルバー調の箔がある上記のタイプは、直線カットで穏やかな色味にシャープさをプラス。PR TIMES下辺にゴールド調のラインが入った上記のタイプは、ラウンドシェイプのデザイン。爪先にも中央にもアレンジしやすいのが特徴です。商品は毎月1回、1種類ずつ同じ柄が2セット届く仕様です。オルビスからは「日本の夏」を思わせる限定カラーが新登場PR TIMESオルビスの『ネイルカラー』シリーズには、涼やかで上品なネイルカラーが新登場!数量限定の全3色(ヒマワリ/サザナミ/アヤメ)と、新色1色(スパークリングウォーター)が加わりました。シリーズのコンセプトは、「Japanized Summer」。一面に咲き誇るひまわり畑をイメージした「ヒマワリ」、小さく穏やかに揺れる波をイメージした「サザナミ」、浴衣に描かれた美しい柄を連想される「アヤメ」など、どれも日本の夏の美しい情景からインスピレーションを得ています。新色の「スパークリングウォーター」は、夏の暑さに涼やかさと爽快さをもたらす、打ち水をイメージしたオーロラのようなラメカラー。指先に上品な輝きをプラスしてくれます。どこか奥ゆかしさのある“和”を感じるカラーで、日常使いはもちろん、浴衣に合わせても映えそうです!オルビスの『ネイルカラー』は、爪への優しさにこだわった5種類のネイルケア成分を配合。さらに、柔軟性と硬さを両立したフレックスフィット膜が、乾燥や欠けから爪を守ってくれます。指先のお洒落で、梅雨の憂鬱を吹き飛ばせ!じめじめとした湿気やどんよりした空模様に、気持ちも落ち込みがちな梅雨の季節。それでも、ふと目に入る指先に大好きなカラーやデザインがあれば、自然と心が弾んできそう。最近外出する機会が増えた人も、まだまだ家にいる時間が長い人も、カラフルなネイルでお洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか?※参考:ミチネイル、フェリシモ、オルビス
2020年06月22日メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)は歴史的な名画を落とし込んだ「アート コレクション」から、新作ユニセックスTシャツを発売。2020年6月5日(金)よりメゾンスペシャル新宿ルミネ店で先行発売され、6月8日(月)よりメゾンスペシャル青山店、公式オンラインストアにて順次展開される。名画を配した「アート コレクション」再びメゾンスペシャルの「アート コレクション」は、名画を保管する西洋の美術館とコラボレーションし、名だたる芸術家の作品を落とし込んだウェアを展開するコレクション。第1弾はレオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」や、クロード・モネ「睡蓮」、フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」などを配したスウェット&パーカーを販売し好評を博した。ゴッホやモネに、ミレーも仲間入り第2弾となる今回は全柄を一新。フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホの「花咲くアーモンドの枝」やクロード・モネ「日本の太鼓橋と睡蓮の池、ジヴェルニー」、グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像|」など不朽の名画をあしらったTシャツが揃う。今回初登場となる画家の作品を配したTシャツも。エゴン・シーレ「膝を折って座る女性」や、ジャン=フランソワ・ミレー「落穂拾い」などを用意した。ビッグTに鮮やかにプリントTシャツのシルエットはゆったりとしたオーバーサイズ。ボディのカラーは組み合わせる名画によって異なり、ホワイトやブラックをはじめ、ニュアンスのあるピンクやイエロー、ラベンダーなどを取り揃える。作品部分は下地の上にプリントをしているため、鮮やかできめ細やかな仕上がりとなっている。【詳細】メゾンスペシャル「アート コレクション」発売日・販売店舗:・2020年6月5日(金) メゾンスペシャル新宿ルミネ店 先行発売・6月8日(月) メゾンスペシャル青山店、公式オンラインストア価格:「Various Arts Collection」オーバーサイズビッグ Tシャツ 各6,800円+税サイズ:42/44/46/48【問い合わせ先】メゾンスペシャル 青山店TEL:03-6451-1660メゾンスペシャル メンズ 新宿店TEL:03-6304-5022
2020年06月07日ポーラ美術館は、4月3日から休館しておりましたが、6月1日より再開し、同日から11月3日まで、「モネとマティス―もうひとつの楽園」展を開催します。当初、本展では海外10か所から20点、国内21か所から約30点の作品を借用し、計90点のモネとマティス作品をご紹介する予定でした。しかし昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、海外借用作品20点の展示を延期せざるを得ず、開幕時点では展示内容を変更し、国内借用作品約30点を含むモネとマティスの作品約70点に、当館コレクションのなかから関連作家の作品約20点を加え、約90点をご紹介いたします。■概要19世紀から20世紀にかけてのフランスでは、急速な近代化や度重なる戦争などの混乱した社会状況のなか、「ここではないどこか」への憧れが、文学や美術のなかに表れるようになります。モネとマティスの「楽園」は欠くことのできない絵画の主題であると同時に、制作の場であり、生きる環境でもありました。本展では、ふたりの芸術家がいかにして「楽園」を創りあげ、作品へと昇華させていったのかを検証します。クロード・モネ 《睡蓮》 1907年 アサヒビール大山崎山荘美術館蔵アンリ・マティス 《赤い室内の緑衣の女》 1947年 ひろしま美術館蔵■展示内容変更後のみどころ1)ポーラ美術館の印象派コレクションを追加展示印象派やポスト印象派の画家たち、そして20世紀の画家たちの作品を展示します。同時代に活躍していた画家たちとモネとマティスの作品をあわせてご覧いただくことで、ふたりが生きた時代の芸術がより深く理解できるでしょう。ジョルジュ・スーラ 《グランカンの干潮》1885年 ポーラ美術館蔵ピエール・オーギュスト・ルノワール 《休息》 1916-1917年 ポーラ美術館蔵2)モネとマティスの名品約70点が集結。マティスの大規模展は約10年ぶりモネの作品は画業の初期から晩年までを展示、「睡蓮」の連作は7点出品します。また、日本国内のコレクションが少なく、まとめて見られる機会の少ないマティスは油彩画24点のほか、挿絵本、コラージュなど幅広い作品をご覧いただけます。アンリ・マティス 《鏡の前の青いドレス》 1937年 京都国立近代美術館蔵クロード・モネ 《ポール=ドモワの洞窟》 1886年 茨城県近代美術館蔵3)モネとマティスから、20世紀絵画を経て、現代にいたる絵画の展開を紹介モネとマティスは20世紀以降の美術に大きな影響を与えた作家でもあります。キュビスムやカンディンスキーの抽象絵画を経て、ベン・ニコルソン、ブリジット・ライリー、マルコ・デル・レ等の近現代絵画を通じて、モネとマティスに連なる西洋の近現代絵画をご紹介します。ワシリー・カンディンスキー 《支え無し》 1923年 ポーラ美術館蔵モネとマティスに関連する新収蔵の展示作品新収蔵作品(初公開)ブリジット・ライリー 《タブリーズ》 1984年 油彩/カンヴァス 217.2 x 182.2 cm© Bridget Riley 2020. All rights reserved.ブリジット・ライリー(1931-)錯視や視覚の原理を利用した絵画「オプ・アート」の代表的な画家。綿密に計算された幾何学的模様が見る者に錯覚をもたらし、作品が揺らいだり、点滅したりするように見える。スーラの色彩論との関連も指摘されている。作品解説本作品は、ライリーが1980年から取り組んだストライプによる作品のうちのひとつである。モネをはじめとする印象派の画家たちからマティスらへと引き継がれた、明るくあざやかな色彩が画面全体を覆っている。新収蔵作品(初公開)ベン・ニコルソン 《セント・アイヴスの港 (夏)、1951年8月31日》1951年 油彩、鉛筆/厚紙 36.8 x 46 cm© Angela Verren Taunt. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 G2200ベン・ニコルソン (1894-1982)20世紀イギリスの抽象美術を代表する画家。風景画、静物画を描く一方で、抽象絵画にも取り組んでいる。セザンヌのほか、ピカソやブラックなどキュビスムや、モンドリアンらの抽象構成主義など新たな芸術の潮流を取り入れた。作品解説窓の外に広がる港の写実的な風景と、室内の静物の幾何学的な造形が融合されている。窓を隔てた内と外のモティーフをひとつの画面上に再構成するという空間表現における課題には、マティスもまた繰り返し取り組んでいた。マルコ・デル・レ(1950-2019)美術の歴史や神話、文学に精通し、古典的な教養と現代的な作風を融合させた、現代イタリアを代表する画家。2011年にマーグ画廊で開催された個展ではマティスの画風が主題として取り上げられ、その色彩と線描の有機的形態が広く注目された。作品解説マルコ・デル・レは、マティスがかつてアトリエを構えたヴァンスのル・レーヴ荘に滞在して室内画を制作した。室内の静物や裸婦といった主題に加え、あざやかな色彩や複雑に組み合わされた装飾模様は、マティスが描いた数々の作品を想起させる。■展覧会概要会 期:2020年6月1日(月)~11月3日(火・祝)会期中無休(展示替えによる臨時休館あり)開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)主 催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館所 在 地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 T E L:0460-84-2111後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本出品点数:約90点出品内訳:モネ34点(「睡蓮」の連作7点を含む)、マティス34点。(うちポーラ美術館コレクションはモネ19点、マティス13点)ほか、ポーラ美術館コレクション約20点。出品作家:クロード・モネ、アンリ・マティス、カミーユ・ピサロ、ピエール・オーギュスト・ルノワール、オディロン・ルドン、ジョルジュ・スーラ、ピエール・ボナール、ワシリー・カンディンスキー、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ベン・ニコルソン、ブリジット・ライリー、マルコ・デル・レ等◆再開にあたっての新型コロナウイルス感染症・拡大防止策再開に際し、館内の感染防止策の強化や運営の一部変更など、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底してまいります。1)入館制限入館者数800人/日の上限を目安とします。2)駐車場の運営台数を制限満車台数を約半数に制限した運用をいたします。3)入館時のチェックカゼの症状や37.5度以上の体温の方にはご遠慮いただくとともに、サーモグラフィカメラにて入館時の体温チェックをさせていただきます。4)ソーシャルディスタンスの確保・フロアマーカーや案内板などを使用し、ソーシャルディスタンス(1~2mを想定)が取れるようお客様をご案内します。また、レストランやカフェの席数を約30%減らし、お客様の座席間に一定のゆとりを持たせる工夫をします。5)当面の間、ギャラリートーク及び大人数でのイベントを中止します。6)館内の清掃の徹底と消毒ロッカー、手すり、ドアノブなどお客様がよく触れる箇所を1日2回消毒するほか、公衆電話などの近くには消毒液を設置します。7)飛沫の防止全スタッフがマスク着用し、各レジカウンターにはシールドを設置します。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月27日ヴィーガンフレグランスブランド「クヴォン・デ・ミニム(LE COUVENT DES MINIMES)」は、“世界の神秘的な庭園”をイメージした新フレグランスコレクション「ボタニカルコロン アブソリュート」を2020年5月11日(月)より順次発売する。“世界の庭園”イメージのカラフルフレグランスクヴォン・デ・ミニムの新作「ボタニカルコロン アブソリュート」は、“世界の神秘的な庭園”を着想源にしたフレグランスコレクションだ。タージマハールの庭園、バビロンの空中庭園、アルハンブラ宮殿のイメージを香りで表現する。いずれも100%ヴィーガン仕様。鮮やかなカラーも特徴で、イエロー、ピンク、グリーンのカラフルなフレグランスとなっている。手掛けたのは、かつてエルメス(HERMÈS)の専属調香師として活躍したジャン=クロード・エレナ。“タージマハールの庭園”「アクアアマンシア」タージマハールの庭園でのひとときをイメージした「アクアアマンシア(AQUA AMANTIA)」は、官能的なフルーティーフローラルの香り。ムスクに似た香りで存在感を放つパープルハイビスカスをキーノートに、フルーティノートと組み合わせることで、女性らしい香りに仕上げた。アラビアン・ナイトのように魅力的なタージマハールの庭園でのひとときを詩的に描き出している。“バビロンの空中庭園”「アクアミレフォリア」「アクアミレフォリア(AQUA MILLEFOLIA)」は、バビロンの空中庭園に降る初夏の雨をイメージ。香りの中心となるグリーンヴァーベナは、驚くほどフレッシュな仕上がりだ。希少で貴重な木の香りとあわせることで、奥行のある香りに仕上げている。“アルハンブラ宮殿”「アクアパルマリス」朝日を浴びるアルハンブラ宮殿で思いをはせた「アクアパルマリス(AQUA PALMARIS)」は、ネロリをはじめとした花々をかけあわせた、パウダリーフローラルの香り。アルハンブラ宮殿の庭園での夜明けをゴールデンネロリを中心とした、陽気な香りで表現する。香水にとっては永遠の花とされるネロリは、繊細でありながらもパワフルで魅力あふれる香り。夏の季節にまといたい、エレガントなフレグランスとなっている。【詳細】クヴォン・デ・ミニム フレグランスコレクション「ボタニカルコロン アブソリュート」発売日:2020年5月11日(月)より順次発売取扱い予定店舗:クヴォン・デ・ミニム 大丸心斎橋店、Amazon、HANKYU BEAUTY ONLINE、@cosme SHOPPINGなど※店舗の営業状況は公式サイトを確認。・アクアアマンシア<2020年5月11日(月)発売>100mL 9,600円+税、50mL 5,600円+税・アクアミレフォリア<6月17日(水)発売>100mL 9,600円+税、50mL 5,600円+税・アクアパルマリス<8月18日(火)発売>100mL 9,600円+税、50mL 5,600円+税【問合せ先】クヴォン・デ・ミニムジャポン株式会社TEL:03-5413-8326
2020年05月14日平日午後に映画を放送するテレビ東京「午後のロードショー」枠では、4月28日(火)本日、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『マキシマム・リスク』をオンエアする。南フランスのとある港町で、何者かに追われていた男が命を落とす。男の名はミハイル・スベロフ。地元の刑事アラン・モロー(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、相棒のセバスチャン(ジャン=ユーグ・アングラード)に連れられミハイルの殺害現場に向かう。ミハイルの死体と対面したアランはその顔を見て驚く。なんと、ミハイルは自分そっくりの顔をしていたのだ…。ミハイルの宿泊先のホテルからは、アメリカのパスポートとニューヨークへ帰るための飛行機チケットが発見された。アランはこの事件をきっかけに母親から衝撃の事実を告げられる。実はアランには双子の弟がいて、生後間もなく養子縁組に出されており、死亡したミハイルがその弟だったのだ。アランが養子縁組をしたというパリの弁護士を訪ねたところ、弁護士は事務所ですでに殺されていた。アランは謎を探るため、ニューヨークへと向かう。そしてアランはミハイルの恋人・アレックス(ナターシャ・ヘンストリッジ)に遭遇するが、アレックスはアランのことをミハイルと思い込んでおり、アランは彼女からホテルの鍵を渡される。さらにアランが外へ出るとミハイルと間違えられ、マフィア一団の襲撃を受ける…というのが本作の物語。主演は、空手、キックボクシングを武器にハリウッドに進出。軍の実験で蘇ったベトナム兵を演じた『ユニバーサル・ソルジャー』や、時空を超えた犯罪を取り締まる主人公を演じた『タイムコップ』に、日本の人気ゲームを実写化した『ストリートファイター』などで人気アクションスターとなったジャン=クロード・ヴァン・ダム。また『スピーシーズ』で美しきエイリアンを演じ話題となったナターシャ・ヘンストリッジらも出演する。午後のロードショー『マキシマム・リスク』は4月28日(火)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年04月28日ひと昔前に比べると、国際結婚も増えてきているだけに婚活に励んでいる女子のなかには、日本国内だけでなく、すでに世界を視野に入れているという人もいるのでは?とはいえ、文化の違いなどによる問題が起こるのはいつの時代も同じこと。そこで、国際結婚をテーマにした話題作をご紹介します。それは……。4年振りに帰ってきた『最高の花婿 アンコール』!【映画、ときどき私】 vol. 299フランス・ロワール地方に暮らすヴェルヌイユ夫妻。敬虔なクリスチャンで、保守的な夫のクロードと妻のマリーだったが、4人の娘たちはいずれもアラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人と結婚していた。家族間でも文化の違いよるさまざまな衝突が起きていたが、パリで受ける“異文化ハラスメント”に耐えられなくなった4人の婿たちは、ついに海外移住を宣言。家族がバラバラになってしまうことに心を痛めたマリーは、ある作戦を思いつくのだった……。はたして、その結末とは?本作は、4年前にフランスで5人に1人が観たというほどの大ヒットを記録した『最高の花婿』の続編。前作では、四女の結婚を巡って巻き起こる騒動が中心となっていましたが、今回は4人の婿たちによる“大反乱”が描かれています。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督!この連載では、4年前にもショーヴロン監督に取材させていただきましたが、今回もご自身の経験を含めて、国際結婚のさまざまな疑問にお答えいただきました。―フランスは国際結婚率が非常に高い国ということもあり、このテーマは多くの共感を呼んでいるようですが、続編の反響はいかがでしたか?監督今回も観客の反応はすごくよかったですよ。ある調査資料によると、フランスでは20%近くが異なる民族、人種、宗教間で結婚しているといわれています。フランス以外のヨーロッパ諸国ではわずか3%なので、その点においてフランスは“チャンピオン”と言ってもいいかもしれないですね。―そのほかの統計でも、フランスは国際結婚の世界一だそうですね。そこには移民が多いという背景もあると思いますが、それによって現代のフランスが抱えている問題を教えてください。監督少し前のフランスでは、移民問題よりも政府に対する抗議活動である「黄色いベスト運動」のことばかりが取り上げられていましたが、いまはみんな新型コロナウイルスのことでみんな頭がいっぱい。毎年、何かしらの新しい問題が勃発しているように感じています。移民についてまず説明したいのは、移民と移民二世が混同されがちであるということ。移民とされているのは、本作に出てくる婿たちのお父さんやお母さんのことであって、彼らのようにフランスで生まれている人たちは、本来フランス人とされるべきなんですよ。夫婦間で起こる問題に肌の色は関係ない―なるほど。ちなみに、監督も国際結婚をされていますが、そこで感じている難しさはありますか?監督僕自身はアフリカ系の女性と国際結婚していますが、正直言って肌の色はあまり関係ないと思っています。なぜなら、夫婦間で起きる問題というのは、たとえ肌の色が同じでも起こることですから。それに、僕の妻はフランスで生まれていて、学校もフランスで通っていたので、精神的な部分ではフランス人。同じ本を読んだり、映画を観たり、文化的にもまったく同じだから、国際結婚の難しさは最低限といえるかもしれないですね。ただ、料理という点では違いを感じることもありますが、それくらいですよ。―では、ご自身の経験が今回の作品に反映されているようなところはありますか?監督特にこの体験からインスピレーションを受けたというシーンはないですが、僕の両親もカトリックで、ブルジョアで、保守的なところはクロードとマリーと同じかもしれません。でも、僕の両親はもっとクールですけどね。実際、僕のお母さんも「全然違うわ!」と言いかねないですから(笑)。あと、映画では4人姉妹が登場しますが、僕自身も4人兄弟で、国際結婚をしている人もいるので、その部分も似ているところはあると思います。相手を愛しているかいないかが一番大事―「国際結婚をしてよかったな」と感じる瞬間があれば、教えてください。監督僕の意見としては、国際結婚のほうが、人生が豊かになるような気がしています。というのも、たとえば違う国にいる親戚にバカンスで会いに行ったりすると、「あぁ、やっぱり違うんだな」と思うことはありますけど、そういう違いを知ることは自分にとってプラスになることですから。ただ、さっきも話したように僕の妻はフランスで生まれ育ったこともあるので、もし本当に違う国の人と結婚したら、違いはもっと明確だったかもしれませんけど……。とはいえ、僕が重要だと思うのは、国の違いよりも、本当に相手を愛しているか、愛していないかということ。なぜなら、愛している人と一緒にいると、相手のルーツが外国にあることなんて考えないはずですからね。―確かに、国の違いよりも、相手への思いのほうが大切ですね。今後、日本人も移民や他の国の人たちとうまくやっていかなければいけないと思いますが、いい関係を築くためのアドバイスがあれば、教えてください。監督日本社会のことがあまりわからないので、的確なアドバイスができるか難しいけれど、受け入れる側も受け入れてもらう側も、「ここにいてよかったなぁ」と思えるような快適さをお互いに感じられることが大事なんじゃないかなとは思います。今回の撮影で一番心配だったこととは?―ぜひ、その意識を心がけるようにしたいです。また、本作を制作するうえで大変だったことはありましたか?監督前作があまりにも大ヒットしたので、あの当時ほとんど無名に近かった俳優たちは、一気にスターダムにのし上がって大人気になりました。そのために僕が一番心配していたのは、作品を掛け持ちしていたメンバーが欠けてしまわないかということ。僕にとっては、全員が集合することがこだわりであり、揃わないことが不安の種でもあったので、実現できてよかったです。―それでは最後に、続編を心待ちにしていたファンに向けてのメッセージを一言お願いします。監督もし1作目を気に入ってくれていたのなら、同じキャラクターたちが集まって繰り広げるユーモアは今回の作品でも同様に楽しんでもらえるはずです。とはいえ、前作を観ていない人でも大いに笑える作品になっているので、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思っています。笑いも家族の愛も止められない!これからますますグローバル化が進む日本人にとっても、さまざまな文化の違いを学べる本作。お互いの違いを受け入れた先に生まれる絆は、人生において何よりもかけがえのないものとなるはず。パワーアップして帰ってきた“お騒がせ一家”とともに、異文化のおもしろさを体験してみては?波乱の予告編はこちら!作品情報『最高の花婿 アンコール』3月27日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開配給:セテラ・インターナショナル© 2018 LES FILMS DU PREMIER - LES FILMS DU 24 - TF1 FILMS PRODUCTION
2020年03月25日メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)から、歴史的な名画を落とし込んだパーカー&スウェットが登場。2020年3月14日(土)よりメゾンスペシャル 青山店、メゾンスペシャル メンズ 新宿店で先行販売された後、順次発売される。ゴッホ「ひまわり」やクリムト「接吻」をプリント名画を配したパーカー&スウェットはメゾンスペシャルのブランド設立1周年を記念して発売されるもの。それぞれの名画を保管する西洋の美術館とのコラボレーションアイテムとなっている。ウェアに採用した絵画は、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」や、クロード・モネ「睡蓮」、フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」、ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」、グスタフ・クリムト「接吻」など不朽の名作。作品部分は下地の上にプリントをしているため、鮮やかできめ細やかな仕上がりだ。アイテムはゆったりとしたシルエットのパーカーとスウェットの2型を用意。ボディのカラーは作品によって異なり、ベーシックなブラック、オフホワイトをはじめ、ベージュ、カーキ、ラベンダーなどを取り揃える。パーカー1.レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」カラー:ブラック/ラベンダー/ブラウン2.クロード・モネ「睡蓮」カラー:ブラック/ベージュ/ピンク3.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「夜のカフェテラス」カラー:オフホワイト/ブルー/カーキ4.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「星降る夜、アルル」カラー:オフホワイト/ラベンダー/ブラウン5.ヴァシリー・カンディンスキー「いくつかの円」カラー:オフホワイト/ブルー/ピンク6.ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」カラー:ブラック/ベージュ/ブルー7.グスタフ・クリムト「生命の樹」カラー:ブラック/ベージュ/ピンク8.André Kertész「Melancholic Tulip, New York」カラー:ブラック/カーキ/ピンクスウェット1.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「星月夜」カラー:オフホワイト/ベージュ/ラベンダー2.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」カラー:ブラック/ブルー/カーキ3.クロード・モネ「印象、日の出」カラー:オフホワイト/ピンク/ブラウン4.ヴァシリー・カンディンスキー「白の上にⅡ」カラー:ブラック/ブルー/カーキ5.ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「執筆する聖ヒエロニムス」カラー:ブラック/ベージュ/ラベンダー6.レオナルド・ダ・ヴィンチ「ウィトルウィウス的人体図」カラー:ブラック/ピンク/ブラウン7.グスタフ・クリムト「接吻」カラー:オフホワイト/ラベンダー/カーキ8.André Kertész「Les lunettes et la pipe de Mondrian」カラー:オフホワイト/ブルー/ブラウン【詳細】メゾンスペシャル 西洋美術館コラボレーションアイテム発売日:2020年3月14日(土)より店舗先行販売、その後順次発売販売店舗:メゾンスペシャル 青山店、メゾンスペシャル メンズ 新宿店、メゾンスペシャル オンラインストア価格:パーカー、スウェット 各8,800円+税サイズ:42/44/46/48【問い合わせ先】メゾンスペシャル 青山店TEL:03-6451-1660メゾンスペシャル メンズ 新宿店TEL:03-6304-5022
2020年03月14日キル フェ ボン(Qu’il fait bon)から“ゴッホとモネの作品”をイメージした新作タルトが限定登場。 2020年6月22日(月)より順次キル フェ ボン グランメゾン銀座で再販される。キル フェ ボン グランフロント大阪店でも提供予定。“ゴッホとモネの作品”イメージタルト登場キル フェ ボンの新作タルトは、東京・国立西洋美術館と大阪・国立国際美術館で開催予定の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を記念して登場するもの。ヨーロッパ絵画の質の高いコレクションで知られるロンドン・ナショナル・ギャラリーが初来日し、貴重な作品を東京・大阪で披露する。キル フェ ボン グランメゾン銀座では2020年3月に限定発売されたが、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の開幕が延期になったこともあり、好評を受けて再販が決まった。フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》をイメージ「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の中でも注目は、ゴッホの≪ひまわり≫。キル フェ ボンは、フィンセント・ファン・ゴッホの名作をスイーツで表現し、「オレンジとマンゴーのタルト ~ひまわり~」を展開する。ゴッホの力強い画風からインスピレーションを得て、中央にはメレンゲを絞り、オレンジとマンゴーを花のように飾った。アーモンドクリームには、≪ひまわり≫にちなみ、ブルガリア産のひまわりハチミツを使用している。サクサクのタルト生地には、抹茶とマンゴープリンを重ねているので、カットすると美しいカラーコントラストが楽しめる。クロード・モネ《睡蓮の池》をイメージまた、クロード・モネの《睡蓮の池》をテーマにした「緑のフルーツと桃のムースタルト ~睡蓮の池~」も発売。池に広がる睡蓮をバナナや苺、キウイ、ブルーベリーなどの果物で描き出した。タルト生地とフルーツの間には、優しく桃の香りが広がるムースを忍ばせている。なお、キル フェ ボン グランメゾン銀座では、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の出品作品を並べたパネル展も開催される。【詳細】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展×キル フェ ボン取扱店舗:キル フェ ボングランメゾン銀座、グランフロント大阪店・「オレンジとマンゴーのタルト ~ひまわり~」1ピース 736円、ホール(25cm) 7,365円・「緑のフルーツと桃のムースタルト ~睡蓮の池~」1ピース 732円、ホール(25cm) 7,322円※価格は税込(8%)。カフェの場合は税率が異なる。<発売スケジュール>■グランメゾン銀座ゴッホイメージタルト:2020年6月22日(月)~7月1日(水)モネイメージタルト:2020年7月2日(木)~7月11日(土)パネル展:2020年6月22日(月)~7月11日(土)■グランフロント大阪店未定、決まり次第発表。※当初下記日程で提供予定だったが、展覧会の延期を受け、提供時期を調整。モネ イメージタルト:2020年7月7日(火)~8月中旬ゴッホ イメージタルト:2020年8月11日(火)~9月中旬
2020年02月23日