タイ料理屋さんで人気が高い「青パパイヤ」で作るソムタム。青パパイヤがなかなか入手できなかったこともあり、家庭ではなかなか食べる機会が少ないメニューでしたね。かつては空輸品でしたが、沖縄産が登場しお馴染みになりましたが、最近では、神奈川県の秦野や、埼玉県の熊谷などでも栽培されており、熊谷市では、熊谷産の青パパイヤのレシピコンテストまで開催されているのでとても身近な食材になってきました。「青パパイヤ」には、たんぱく質や脂質、糖質を分解するパパインと呼ばれている酵素や、強い抗酸化作用があるポリフェノール、そして美肌に欠かすことができないビタミンCをふんだんに含んでいる上、カロリーも低いので、美しくなるために食べておきたい注目の食材です。◆最初に覚えておきたい!「青パパイヤ」の下処理方法青パパイヤをソムタムのように生食する場合は、最初に皮を剥いて半分に切り、タネを取り出した後千切りにして、10分程度水にさらしアクを抜く必要があります。※青パパイヤは、タンパク質分解酵素を含んでいるので、お肌が弱い方はビニール手袋をして調理するようにしましょう。千切りにしてアクを抜いたパパイヤは、ラップして冷凍保存も可能!これは嬉しい情報ですね。千切りにした青パパイヤに、キュウリ、プチトマト、ナッツに干しエビと一緒に、ナンプラーと砂糖、レモン汁で和えればおうちで美味しくソムタムを頂くことができますよ! それではさっそく、国内産も出荷され手に入れやすくなった「青パパイヤ」で作る簡単なレシピをご紹介したいと思います。◆「青パパイヤ」のレシピ・青パパイヤのピクルス青パパイヤそのものの味わいを楽しめる「青パパイヤのピクルス」。漬け込むことで下処理の必要もなしで簡単に作ることができます。漬け汁にローリエや赤唐辛子、粒コショウを加えても美味しくできます。・青パパイヤのタイ風辛炒め色とりどりの野菜と牛肉、そして青パパイヤを醤油とナンプラーで炒めたエスニックな一品は、白いご飯に合わせたり、パッタイのように麺に絡めたりしても美味しく頂くことができますよ。生食とはまた違う食感を楽しんでくださいね。・青パパイヤと豚肉の沖縄風炒め物(パパイヤシリシリ)刻んだ材料をどんどん炒めて完成の沖縄でもお馴染みの青パパイヤシリシリ。味付けは、お酒、しょうゆ、砂糖のみ。パパッと作れて栄養価も高い炒め物はレパートリーに入れておくと便利です。話題のスーパーフード青パパイヤの炒め物、ぜひ試してみて下さいね。話題のスーパーフード「青パパイヤ」。新しい食材を食卓に登場させることで、作る側もテンションあがりますよね。これからどんどん寒くなります。免疫力をしっかりつけて、風邪やウイルスに負けない体を作っていきましょう。
2022年09月30日暑い夏はタイ料理が食べたくなりませんか。今回は、青いパパイヤの代わりに今が旬の冬瓜で作る「冬瓜のソムタム風サラダ」をご紹介します。漢方や薬膳でも使われることが多い冬瓜は、カリウムがとっても豊富なので、体の熱を下げ、夏の悩みの一つでもあるむくみも解消してくれます。油を使わず、冬瓜のカロリーも低いのでとってもヘルシー。そしてなにより、タイ料理屋さんのあの味がお家で食べられるのが嬉しいですね。旬の冬瓜を使って作る「冬瓜のソムタム風サラダ」是非試してみてくださいね。■冬瓜のソムタム風サラダ調理時間 15分レシピ制作:山下 和美<材料 2人分>冬瓜 300gサヤインゲン 6本ニンジン 50gニンニク 1/2片赤唐辛子 1/2本干し桜エビ 大さじ4ピーナッツ 20g ハチミツ 大さじ1/2 ライム(果汁) 大さじ2 ナンプラー 大さじ1<下準備>・冬瓜は皮をむいて種とワタを取り、せん切りにする。分量外の塩をもみ込み、水分がでてきたら絞る。・サヤインゲンは軸側を少し切り落とし、長さ3~4cmに切る。分量外の塩を入れた熱湯でゆでて、ザルに上げる。・ニンジンは皮をむき、せん切りにする。・<ドレッシング>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、抗菌のビニール袋にニンニク、赤唐辛子、干し桜エビ、ピーナッツを入れ、麺棒でたたいてつぶす。2、冬瓜、サヤインゲン、ニンジンを入れて軽くたたく。<ドレッシング>を入れ、手でもんでなじませ、器に盛る。冬瓜は、煮て頂くイメージが強かったと思いますが、ソムタム風サラダは、火を使わずに作ることができ、一口食べると感動の美味しさです。7月から9月が旬の冬瓜はまさに食べごろ。冬瓜をおうちで美味しくサラダ仕立てにアレンジしてみてくださいね。※ハチミツは 1 歳未満の乳児には与えないでください。乳児ボツリヌス症にかかる場合があります。
2020年07月10日著者撮影青いパパイヤを使ったタイのヘルシーサラダ「ソムタム」。もともとはラオスやタイ東北部(イサーン)で食べられていた料理でしたが、現在はタイ全土で広く食べられています。 今回は、イサーン出身のオーナーが2015年11月にバンコクにオープンした絶品ソムタム店をご紹介します! オーナー実家の秘伝レシピが光る!著者撮影今回ご紹介する「マダム・ソムタム」の女性オーナーはカンボジアと国境を接するシーサケート県出身。実家も有名なソムタムレストランを経営しており、幼い頃からお母さんのソムタム作りを間近で見てきたのだそう。7歳でソムタム作りをマスターしたという彼女が実家秘伝レシピをもとに作るソムタムは絶品。美味しいソムタムを提供するために原材料や調理道具にもこだわりを持っているんだそうですよ。著者撮影店頭にはソムタム・ステーションがあり、オーナーさんやスタッフがソムタムを作る様子を間近で見ることができます。ソムタムは専用の鉢(クロック)とすり棒を用いて調理するのですが、食材を叩く「ポクッポクッ」という独特の音が聞こえてきて食欲がそそられます。 家庭的な味わいが魅力タイ料理のなかでもとりわけ辛いメニューが多いことで知られるイサーン料理ですが、こちらのお店で提供されているメニューはどれも優しい味わい。イサーン料理ならではの辛さは勿論しっかりと感じることはできるのですが、良質な素材を丁寧に調理したことがうかがえる家庭的な味わいが特徴的なんです。■ ソムタムカオポート(とうもろこしのソムタム)著者撮影こちらはパパイヤの代わりにとうもろこしを使用したソムタム。とうもろこしの甘みがしっかり効いており、辛いものは苦手という方にも挑戦しやすいメニューです。こちらのお店のソムタム作りに使用される調味料・プラーラー(魚を塩漬けし醗酵させたもの)はもちろんオーナーのお母さん譲りの特製レシピ。 ■グリルドビーフサラダ著者撮影オーナーさんおすすめのグリルドビーフサラダ。タイの牛肉ではなく、わざわざアルゼンチンからの輸入肉を使用しているのだとか。一品一品の価格設定は60~120B(約180~360円)程度と良心的ですが、上記以外のメニューもそれぞれこだわりが感じられるものばかりです。著者撮影お店はBTSプルンチット駅目の前の「Mahatun Plaza」1Fにあります。周辺はオフィス街ということで、平日はランチタイムもディナータイムも混雑するそう。ゆったりと食事ができる土曜日の来店がおすすめです。
2016年11月15日