小腹が空いた時に重宝する定番のスナック菓子といえば、ポテトチップス(以下、ポテチ)。最近はバリエーションが豊富で、人によって好みもさまざまですよね。筆者もポテチ好きで、気分によって購入する商品を変えています。そこで本記事では、ポテチの定番の味であるのりしお味に絞ってセレクトした3商品の食べ比べをご紹介。それぞれメーカーが違う商品を購入し、『1gあたりの価格・味・コスパ』などに着目しながらレビューしていきます!筆者が選んだのは以下の3商品。価格は、すべて実際にスーパーやコンビニで購入した時のものです。・カルビー ポテトチップス『のりしお』(60g)税込み128円。・湖池屋 ポテトチップス『のり塩』(60g)税込み116円。・ヤマザキビスケット チップスターL『のりしお味』(105g)税込み257円。では上から順に実食していきましょう!カルビー ポテトチップス『のりしお』【カルビー ポテトチップス『のりしお』】価格:税込み128円内容量:60g1gあたりの価格:約2.13円単品での満足度:★★★☆☆おいしさ:★★★★☆抜群の安定感とコスパのよさ:★★★★☆ポテチメーカーの定番であるカルビーの『のりしお』は、普通サイズの60gで約130円と気軽に買いやすい価格。ポテチならではのパリパリ食感、おいしさを引き立てるコンボの『しょっぱさ』と『青のりとあおさの風味』は、やはり安定のおいしさです。1枚のサイズ感は大きすぎず、小さすぎないという感じですが、見た目以上に塩気のインパクトが抜群。正統派の味でありながらも、原点にして頂点という印象です。大盛りではない60gであっても、完食後の満足感は十分でした。ジャンクさは増してしまいますが、個人的にコーラやサイダーといった炭酸飲料と一緒に食べるのが好み。おやつというより、1食分を食べたかのような満腹感があります。特に目立つウイークポイントはなく、味や価格、ボリュームのすべてにおいて及第点を優に超えている印象ですね。さすが王道ののりしお!湖池屋のポテトチップス『のり塩』【湖池屋 ポテトチップス『のり塩』】価格:税込み116円内容量:60g1gあたりの価格:約1.93円単品での満足度:★★★☆☆おいしさ:★★★☆☆最強のコスパ:★★★★★定番のポテチメーカーとして、カルビーのほかに湖池屋も見逃せない存在です。同社から発売されている『のり塩』はカルビーと比較すると、価格が116円とさらにリーズナブルになります。初めて食べ比べして分かりましたが、カルビーの『のりしお』と味が違うことに驚き!青のりとあおさの風味とパリパリ食感はほぼ同格なものの、どことなく塩気があっさりしている印象です。極端ないい方をすればカルビーの『のりしお』は塩気抜群で、湖池屋の『のり塩』は上品なしょっぱさという感じでしょうか。さらに1gあたりの価格が約1.9円とカルビーの『のりしお』よりも安いため、コスパにおいては優れているといっていいでしょう。しかし甲乙はつけがたく、ガツン&ガッツリの気分の時はカルビー、あっさりめにお安くといきたい時は湖池屋という選び方がオススメです。ヤマザキビスケット チップスターL『のりしお味』【ヤマザキビスケット チップスターL『のりしお味』】価格:税込み257円内容量:105g1gあたりの価格:約2.4円単品での満足度:★★★☆☆おいしさ:★★☆☆☆飽きがこない優しい味わい:★★★★☆ラストはボトルタイプのポテチで、ヤマザキビスケットのロングセラー商品『チップスターL のりしお味』をレビューします!ボトルタイプはフタが付いているので、開封後に急いで食べる必要がないのは嬉しいポイント。これまでの2商品と比べて量が多いこともあり、価格は約100円ほど高くなっており、1gあたりの価格も約2.4円です。3商品の中でもっとも高い価格になりますが、筒状のデザインやフタが付いていることから持ち運びが楽なので、決してコスパが悪いとは思いません。チップスターのポテチはかなりの厚みがあり、食感が『パリパリ』の上をいく『ザクザク』で、1枚ずつの食べごたえは2商品と比較してダントツ!また味付けが上品なあっさりテイストのため、ボリューム感があるのにもかかわらず、何枚食べても飽きがきません。仕事や作業の合間に軽く食べたい時であれば、このくらいのあっさり味であればちょうどいいかも。風味も主張が強いわけではないので、ポテチに意識が傾きすぎず、気軽に間食を楽しめるでしょう。3社のポテチ食べ比べした感想各メーカーの3商品を食べ比べましたが、同じ種類の味付けでも、意外に価格や味わいが違ったり、それぞれの特徴があったりなど、子供の頃には分からなかったさまざまな発見がありました!もちろん、人によって好みが違うため、ナンバー1を決めるのは難しいですが、価格や味、ボリューム、食べる時の状況によって商品を買い分けてみるのがいいでしょう。その際は、この比較した結果を参考にしてみてくださいね![文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年08月16日みんな大好きなポテトチップス。ついつい食べてしまいますが、油で揚げている分、カロリーは高く、決してヘルシーとはいえません。そこで今回は、むうさん(hasemen.mask_life)が紹介している、「揚げないポテトチップス」の作り方をご紹介します。「ダイエット中だけどどうしてもポテチが食べたい…」という人は、ぜひ参考にしてみてください。レンジだけですぐできるヘルシーなポテチ作り方は、まずじゃがいもをスライスして水にさらします。じゃがいもはスライサーがあると薄くスピーディーにスライスできます。次に、水にさらしたじゃがいもをキッチンペーパーで挟み、水気を切ります。スライスしたじゃがいもにキッチンペーパーを当て、少し手で押すようにすると水気がよく取れます。良く水気を切ったら、クッキングシートの上に乾いたじゃがいもを並べます。このとき、じゃがいも同士が重ならないように並べるのがコツです。レンジなのにパリパリな本格食感じゃがいもをクッキングシートに乗せた段階で、味付けをしておきましょう。むうさんは動画内で塩とシーズニングパウダーのバーベキュー味で味付けをしています。味付けをしたら、いよいよレンジで加熱していきます。電子レンジで600Wなら3分加熱しましょう。加熱したら、じゃがいもをひっくりかえしてさらに1分レンジで加熱しましょう。レンジから取り出したら、揚げずにパリパリな香ばしいポテトチップスの完成です。油を使わない分、カロリーを抑えてジャンキーな味が楽しめるので、ダイエット中の人もぜひ試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年05月02日Instagramでは多くのライフハックに関する情報が溢れています。ちーゆ(chi.yu_)さんは夫婦暮らしで学んだ生活の知恵を日々発信しています。この記事でご紹介する投稿は「妻から学んだ暮らしの知恵」として、日常の中で簡単にできるライフハックをまとめたもの。どれも便利なものばかりなので、ぜひ生活の参考にしてください。傘の防水効果を強化するライフハック この投稿をInstagramで見る ちーゆ | 30代夫婦 1分でわかる暮らし術(@chi.yu_)がシェアした投稿 傘を長く使っていると、防水機能が減り、使うたびに傘がびしゃびしゃになってしまうことがあります。そこで、ドライヤーを使った傘の防水機能を強化する方法をご紹介します。やり方は、まず傘を開き、ドライヤーを10cm離し、面ごとに30秒程度温風を当てます。これで傘に張りが出て防水機能がアップします。すぐに「長さ」を測る方法次に紹介されたのは、すぐにものの長さを測る方法です。家の中などでとっさに長さを測りたくても、定規がなくて困ったことはありませんか。そんなときは、千円札を使いましょう。千円札は横の長さが15cm、三つ折りにするとちょうど5cmになります。これを利用すれば、すぐに大まかな長さを測ることができますね。また、自分の手の幅などを覚えておくと、いざというときに役立ちます。ティーパックの垂れを防止する方法ティーパックは便利に紅茶を楽しめますが、コップから出すときにポタポタと水滴が垂れてしまうのが悩みです。そこで、ちーゆさんの投稿によると、2秒程ティーパックを水面につけてからパックを移動させるといいとのこと。確かに投稿された映像では、水滴がしたたることなくティーパックを移動させることができています。これも試す価値ありですね。食べきれないポテチの保存方法ポテトチップスを1回で食べきれなかった場合、輪ゴムなどでとめておかなければならず、面倒に感じる人も多いのではないでしょうか。そこでちーゆさんおすすめの保存方法を試してみてください。まずはポテチの袋の両端を三角状に折り曲げ、裏返しにして海苔巻きのようにクルクルと巻いていきます。最後に端を奥に折りたためば、輪ゴムなしで逆さにしても落ちません。ちーゆさんの投稿ではほかにも便利な情報が多数発信されているので、ぜひ一度チェックしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日ビションフリーゼとトイプードルの両親を持つ、ポテチくん。ポテチくんの飼い主(@potatochips0227)さんには、お気に入りのぬいぐるみがあります。家には、犬用の噛んだり、振り回したりしていいおもちゃがあるのですが、ポテチくんは、飼い主さんが大切にしているぬいぐるみで遊びたがることがあるそうです。飼い主さんが大切にしているぬいぐるみに囲まれたポテチくんそのたびに「このぬいぐるみで遊んじゃだめだよ」と教えられてきた、ポテチくん。それを理解した上で、ポテチくんには、どうしてもそのぬいぐるみで遊びたい時があるようです。扉の向こうから、様子をうかがっていたのは…?ある日、飼い主さんは、何者かにジッと見られている気配を感じました。飼い主さんを見つめていたのは…。いつも遊んじゃダメって言われるぬいぐるみを部屋に持って入りたいけど、怒られるかもしれないので様子を伺う犬 pic.twitter.com/QN8WERkLkC — ポテチやで (@potatochips0227) November 19, 2022 扉のすき間から、ポテチくんが飼い主さんの顔色をうかがっていたのです!よく見ると、ポテチくんの足元には、ぬいぐるみが…。そのぬいぐるみは、飼い主さんのお気に入りのもので「遊んではだめ」と教えられていたものでした。ポテチくんは、叱られないかどうか、飼い主さんの様子を観察していたようです。【ネットの声】・わんちゃんがぬいぐるみかと思った…!かわいすぎますね。・電気がぱっと消えるところで吹き出した!・ポテチくんに、そのぬいぐるみを軽トラ1台分プレゼントしたい!・遊んじゃだめなぬいぐるみだと分かっているんだね。その上で様子見してるのがウケる。動画の後、飼い主さんが「おいで」と呼びかけても、ポテチくんは、ぬいぐるみを没収されるのを恐れて、なかなか入ってこなかったそうです。「このぬいぐるみと遊んではいけない」という教えを理解しているだけでなく、飼い主さんの様子をうかがえるポテチくんは、とても賢い犬といえますね![文・構成/grape編集部]
2022年11月21日湖池屋から、女性を中心に人気の酸味系ポテトチップス「すっぱムーチョ」シリーズより、“すっぱムーチョ×岡畑農園おばあちゃんの梅畑”で収穫した完熟梅を使用した「厚切りすっぱムーチョ完熟梅味」が、1月9日より全国コンビニエンストア、「すっぱムーチョチップス完熟梅味」が1月16日より全国・全チャネルにて発売されます。“すっぱムーチョ×岡畑農園 おばあちゃんの梅畑”で収穫した完熟梅◎“すっぱムーチョ×岡畑農園おばあちゃんの梅畑”は、2016年に「すっぱムーチョさっぱり梅味」が10周年を迎えることを機に2015年10月にオープンしました。オープン以来、大切に生育が見守られてきましたが(※)、この度、“おばあちゃんの梅畑”で収穫された完熟梅を使用したすっぱムーチョがついに完成しました。※“すっぱムーチョ×岡畑農園おばあちゃんの梅畑”サイト特設サイト完熟梅を使用した梅干し作りに歴史と技術を持つ岡畑農園の協力のもと、実が熟し自然落下した“完熟梅”を一つ一つ丁寧に収穫し、すっぱムーチョ専用に加工することで、梅のすっぱさの中にも、完熟梅ならではの甘みと芳醇な香りが広がるすっぱムーチョが完成しました。梅を収穫した2016年は申年にあたり、古くは平安時代より、申年に収穫した梅(※)は縁起がいいと言われ、縁起物としても重宝されているなど、祝賀ムード満載の年初めにもピッタリな商品です。(※)諸説ありますが、「申(さる)」を「去る」とかけて「悪いものが去る年」という意味でも縁起が良いとされています。今回、すっぱムーチョの新商品発売を記念して、“おばあちゃんの梅畑”でとれた申年の完熟梅が当たるキャンペーンが実施されます。キャンペーン実施概要■タイトル「#おばあちゃんの梅畑キャンペーン」■応募期間2017年1月5日(木)~2017年1月15日(日)■当選商品・当選人数“おばあちゃんの梅畑”で収穫された完熟梅2個入りを20名様にプレゼント■応募方法Twitter上でコイケヤキャンペーン【公式】をフォローしていただき、キャンペーンツイートをリツイートして応募完了です。■当選発表当選者にはダイレクトメッセージでご連絡いたします。“おばあちゃんの梅畑あいうえお作文コンテスト”結果発表商品パッケージには、商品発売をお客様と一緒に楽しむべく募集が行われていた“おばあちゃんの梅畑あいうえお作文コンテスト”の受賞作品が掲載されています。“おばあちゃんの梅畑あいうえお作文コンテスト”結果発表サイト商 品 概 要■商品名:「厚切りすっぱムーチョ完熟梅味」■内容量:65g■価格:オープン価格■発売日・販売先:2017年1月9日(月)・全国コンビニエンスストア■商品名:「すっぱムーチョチップス完熟梅味」■内容量:50g■価格:オープン価格■発売日・販売先:2017年1月16日(月)・全国・全チャネル問い合わせ先株式会社湖池屋お客様センターTel.0120-941-751受付:月~金9:00~17:00(祝日除く)
2017年01月10日湖池屋は5月11日~9月27日、「コイケヤ『伝説の一斗缶ポテチ』プレゼントキャンペーン2015」を実施している。同社創業当時に、ポテトチップスを販売するときの容器として使用していた一斗缶。同キャンペーンでは、それを再現した一斗缶にスナック10袋を詰めたものを、抽選で1,000人にプレゼントする。昨年実施した際、同年の湖池屋キャンペーンの中で、応募が最多だったという。キャンペーン賞品は、一斗缶(スナック10袋詰め合わせ)がもらえるA賞に加えて、「ポテトチップス のり塩」一箱、または「頑固あげポテト 香ばし塩味」一箱をもらえるB賞がある。応募方法は、パソコン、スマートフォンから「伝説の一斗缶ポテチプレゼントキャンペーンサイト」にアクセスし、動画を見て、必要事項、アンケートを入力する。応募締め切りは、キャンペーン期間中2回ある。第1回は、7月12日24時まで。第2回は、9月27日24時まで。1回でA、B賞それぞれ500人、キャンペーン合計で2,000人に当たる。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえる。発表は、1回目8月中旬前後、2回目は10月下旬前後を予定。
2015年05月19日公開中の映画『ポテチ』が好評を集めている。伊坂幸太郎氏の同名小説を、中村義洋監督が映画化した本作は、公開前から評価が高く、一般試写会のアンケート調査では95%の満足度を記録したという。本作がここまでの好評を集めるカギはどこにあるのだろうか?そのほかの情報『ポテチ』は、空き巣を生業とする主人公(濱田岳)が、目に見えない奇妙な縁で周りの人たちと繋がっていく姿を描いたヒューマン・ドラマ。昨年の東日本大震災に際して、中村監督が被災地を勇気づけようと、仙台で執筆活動を続ける伊坂氏と企画し、仙台のボランティアスタッフと市民エキストラ約1000人の協力のもと、完成させた作品だ。68分の中編で、仙台で先行上映を実施した後、全国に上映劇場を拡大している。その多くがベストセラーになっている伊坂氏の作品だけに映画化も多いが、中村監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』を手がけ、映画ファンだけでなく、伊坂氏のファンからも厚い信頼を集めている。ちなみに一般試写会で、映画化された伊坂氏の作品の人気投票を行ったところ、ベスト3に“伊坂氏×中村監督”コンビの作品が2作もランクイン(『ゴールデン…』と『アヒルと鴨…』。もう1作は森淳一監督の『重力ピエロ』)しており、本作も“信頼のタッグ”の最新作として観客から好評を集めているようだ。ちなみに本作で主演を務めた濱田、音楽を手がけた斉藤和義も“伊坂氏×中村監督”作品に繰り返し参加している常連組で、どちらも伊坂氏、中村監督から信頼を寄せられているという。これまでも作家と映画監督がタッグを組んで新作を発表するケースはあったが、近年でここまでの成功を収めている組み合わせは少なく、今後、ふたりがどのような新作をおくりだすのかも気になるところだ。『ポテチ』公開中
2012年05月23日伊坂幸太郎の同名短編小説を映画化した『ポテチ』で、竹内結子がワンシーンのみのエキストラとして出演を果たしていることが明らかに!5月12日(土)に全国公開を迎え、新宿ピカデリーで濱田岳、木村文乃、中村義洋監督が舞台挨拶を行なったが、そこで濱田さんの口から明かされた。伊坂さんの短編集「フィッシュストーリー」(新潮社刊)に収められた一編を映画化した本作。全く同じ日に同じ病院で生まれ、全く違う人生を歩むことになった2人の男の運命を独特のタッチで描き出す。竹内さんは伊坂さん原作で中村監督がメガホンを取った『ゴールデンスランバー』に出演したほか、同じく中村監督の『チーム・バチスタ』シリーズに主演しており、本作のクランクイン時に別の映画のプロモーションでロケ地の仙台を偶然、訪れていたことから、本人の希望でエキストラ出演することになった。本作では中村監督も泥棒の“親分”役を自ら演じており、その出演シーンで後ろにいる通行人のひとりが竹内さん。仙台のご当地キャラの絵柄のトートバッグを持参しスッピンで現場に来たそうで、濱田さん曰く「イスも出さず、完全にエキストラ扱い」。中村監督によると「1回エキストラをやってみたかったらしいので、気を遣おうとするスタッフに『ほっとけ!』、『待たせておけ!』って言いました。あまり(竹内さんの訪問を周囲に)言ってなかったので、スタッフが機材を運びながら『えっ!』って二度見する感じでした」とおかしそうにふり返った。仙台での先行上映に続いて全国公開を迎えたが、満員の客席に濱田さんは「こんなにいっぱいにしてくれてありがとうございます」と感激の面持ち。木村さんは、印象深いシーンとして濱田さんと木村さんと大森南朋の車中での会話シーンを挙げ「炎天下での撮影で、ちょっとでも(タイミングが)ずれたら合わなくなるシーン。時間がかかってしまい印象に残ってます」と明かす。濱田さんはこのシーンで涙を流すが「一生懸命やったんですが、出来上がったのを見て『こんなブサイクなんだ!?』ってビックリしました」と苦笑い。中村監督は「撮影のときから『武田鉄矢さんでこの芝居見たことあるな』って思ってました」と感想を漏らし笑いがわき起こった。この日は、仙台在住の原作者の伊坂さんからもサプライズで手紙が届き「去年のいまごろ『ポテチ』の映画が観たいと監督に話しましたが、その日がこんなに早く来るとは思いませんでした」という喜びの声が伝えられ、濱田さんらは感激していた。『ポテチ』は全国にて公開中。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:濱田岳、ミス・ユニバース・ジャパン原綾子との対面に「キレイすぎてアタマ真っ白」中村義洋監督×濱田岳の最強タッグ再び!『ポテチ』試写会に10組20名様をご招待満席御礼!濱田岳&中村義洋監督が『ポテチ』を引っさげ、仙台に凱旋伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年05月14日『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』に続き、作家の伊坂幸太郎氏と中村義洋監督が再びタッグを組んだ映画『ポテチ』。5月12日(土)の全国公開を前に、本作の舞台となった仙台にある5つの劇場で7日に上映され、濱田岳、木村文乃、中村監督による舞台挨拶が行われた。その他の写真本作は、プロ野球のスター選手・尾崎と、空き巣を生業とする今村が運命に翻弄される中で、大切な人たちと絆を深めていく姿を描いた人間ドラマ。伊坂氏と中村監督の「これまでと変わらず、もう一度仙台で映画を」という思いから、仙台駅や勾当台公園、仙台市民球場など、市民の協力を得て仙台オールロケで撮影が行われた。『アヒルと鴨の…』の撮影で何度も仙台を訪れ、本作では今村役を演じた濱田は、「(仙台は)何度来ても楽しい。色々なことがあったけど、僕らに出来ることは楽しい映画を作ることしかないと思った」と、企画立ち上げから1年足らずで公開に至った本作への熱い思いを語った。また、本来泣かないはずのシーンなのに思わず涙が止まらず、逆にそれがOKテイクとして採用されたという撮影秘話も明かされ、彼の仙台への愛着ぶりが垣間見れた。一方中村監督は、「『アヒルと鴨の…』の時は、初日舞台挨拶をしてもなかなか満席にならなかった。今回はどの劇場でも満席でとにかく嬉しい」と、全回満席となったことを喜んだ。中村監督やキャストから、「仙台の地元スタッフやエキストラの存在なくしては撮影は不可能だった」と語られる本作は、“サポートメンバー”と呼ばれる地元ボランティアと市民エキストラら延べ1000人に支えられ、わずか8日間の撮影で制作されたという。それに対して木村は、「エキストラの方たちが落ち着いて励ましあうことで撮影が無事に進められた。そういう部分も映画から伝われば嬉しい。仙台はどこにいても人の温かさを感じる」と感謝の気持ちを伝えた。本作は現在、宮城県内7劇場にて公開中、5月12日(土)より全国公開される。『ポテチ』5月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開
2012年04月09日『アヒルと鴨とコインロッカー』『ゴールデンスランバー』チームの最新作『ポテチ』が、第4回沖縄国際映画祭・長編プログラムPeace部門でワールドプレミア上映され、キャストの濱田岳と木村文乃が舞台あいさつを行った。その他の写真本作は、東日本大震災直後に企画・製作され、震災後の仙台でオールロケを敢行した映画。主演の今村を演じた濱田は「僕たちはいつもどおり、面白い映画を作ることしかできないと思ったんです。震災後の仙台が舞台ですが、元気な仙台、ほっとできる映像をカメラにおさめています」。あたたかな気持ちになれるはずと、笑顔でコメントした。また、「中村組は僕にとって居心地のいい場所。この映画は一週間で撮ったんですが、一週間ふざけどおしました(笑)」と語るように、濱田は中村監督作品にはお馴染みの俳優。一方、共演の木村は今回が中村組に初参戦となり、「本当に素敵なチームです。お互いが励ましあって、笑いあっている楽しい現場でした」と印象を語った。この映画の原作は、伊坂幸太郎の13冊目の中短編集『フィッシュストーリー』のなかの中編『ポテチ』。同じ生年月日に生まれた今村と尾崎は、26年後、空き巣を生業とする凡人とプロ野球のスター選手という別々の道を歩いていたが、見えない力によって引き寄せられていく。そんな同じ誕生日という設定について濱田は、「僕はまだ同じ生年月日の人に会ったことはないんですが、出会ったら飲みに行きますね(笑)」。木村は「誕生日が同じというだけで距離が近くなりそう。私は誕生日が10月19日なんですけど、10時19分とか、自分の誕生日の数字を偶然目にするとうれしくなったりします」。女性の感性が垣間見られる木村の発言に、濱田は苦笑いだった。そして、舞台あいさつの最後には「いろいろな想いがギュッと詰まった作品」と2人それぞれがメッセージを送る。木村の「誰かのためを思って行動することにムダなことはひとつもない、そんな想いが込められている映画です。観た後に、行動してみようかな、一歩すすんでみようかなと思ってもらえたらうれしい」という言葉にうなずきながら、濱田は「中村監督からの伝言をあずかってきました。68分という短い映画なのでトイレの心配は全くない、安心して観られるということをしっかりと言うんだぞ!と言われたので、安心して楽しんでください(笑)!」。あたたかさとユーモアに満ちた映画同様に、舞台あいさつも終始なごやかだった。『ポテチ』は7日から仙台先行公開され、5月12日(土)から全国公開される。取材・文・写真:新谷里映
2012年04月02日仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の短編小説「ポテチ」が、これまで伊坂作品の実写化を数多く手掛けてきた中村義洋監督の手で、濱田岳主演でオール仙台ロケにより映画化されることが決定!同じく、過去の伊坂作品の音楽を担当してきたミュージシャンの斉藤和義が音楽を担当することも明らかになった。現在も仙台在住であり、その作品の多くが仙台を舞台に展開する伊坂作品。これまでも『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などが映画化されてきた。中村監督は先述の2作に『フィッシュストーリー』を手がけてきたが今回、“伊坂×中村”組とも言えるおなじみのメンバーが集結!『アヒルと鴨…』をはじめ、中村作品の象徴とも言える濱田岳が主演を務め、『フィッシュストーリー』、『ゴールデンスランバー』に続き、斉藤和義が優しいメロディで物語に彩りを加える。原作は短編集「フィッシュストーリー」(新潮社刊)所収の一篇で、全く同じ日に同じ病院で生まれながらもスターのプロ野球選手と凡人という全く違う人生を送ることになった2人の男を中心に、目に見えない絆に結ばれた人々が、運命に翻弄されつつも生きていく姿を描く。3月11日の東日本大震災を受けて伊坂さんと中村監督は「いままでの恩返しとして、現在の仙台の姿を通してみなに勇気を与えて、復興の後押しをしたい」との思いから本作をオール仙台ロケで映画化することを決意。60分の中編映画として来年の春に公開される。「『ゴールデンスランバー』で映画化はやりきったという思いがあった」という中村監督だが、震災後の5月に伊坂さんから映画化の相談を受け「3.11以降、何度か救援物資の運搬などで東北に足を運ぶなかで、映画監督として元気を与える作品を送りたい、という気持ちが強くなっていたこと、そして過去の作品でお世話になった仙台という街にまだ御礼ができていなのでは、という想いもあり、『ポテチ』の映画化に取り掛かることに迷いはありませんでした」と経緯を説明。「気負うことなく、街で暮らす普通の人たちの生活、息遣いを作品の中で表現したいと思いますが、『撮影に来てくれるだけで嬉しい』と言っていただいている仙台のみなさんの気持ちに応えるためにも、いま現在の仙台の街並を映していきながら、仙台に限らず、映画を観た人すべてに、少しでも勇気を与えられるような作品にしたいと思います」と意気込みを語る。伊坂さんは「最近は、自分の小説が映画化されることに抵抗があったのですが、ただ、3月の大きな地震のあと、そういったこだわりが些末なことに感じられた瞬間がありました。不安な日々を過ごしている中、『中村さんが映画化した『ポテチ』を観たかったな』と思ったりもしました。数か月前、僕のほうから映画化のことを相談した際、中村さんからは『いいですね。やりましょう』とすぐに返事があったものの、まさかこんなに早く撮影に入るとは想像もしておらず、驚いています。きっと、多くの人たちが損得を抜きにして行動してくれた結果ではないかな、と想像します。曲を斉藤和義さんが作ってくれると分かったときには、本当に嬉しかったですし、キャストを少し聞いただけでも、胸が躍りました。完成が楽しみです」と期待を寄せる。仙台を「僕にとっては思い出深い場所」と語る濱田さんは、「またいつかみなさんが映画を観られる状況になったら、一分でも、一秒でも、あの日のことから離れて、心の底から楽しんでもらえる作品にしたいです」とクランクインに向けて思いを明かしてくれた。斉藤さんは震災後、いち早くチャリティーライブを実施し、秋には被災地でのツアーも控えるなど、被災地のために積極的に活動してきた。「このチームとの仕事は毎回『仕事』を忘れて修学旅行に行くような雰囲気なので、今回もとても楽しみにしています。仙台の“今”を監督がきっと素敵な画に撮ってくれると思います。それに負けないよう頑張ります」と気合十分。8月下旬にクランクインし、9月中旬のクランクアップを予定しており、それぞれの思いが作品としてどのような結晶になるのか。原作ファンならずとも楽しみなところだ。『ポテチ』は2012年春、全国にて公開予定。■関連作品:ポテチ 2012年春、全国にて公開
2011年08月17日