『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ数々の映画音楽を手掛けてきた作曲家ジョン・ウィリアムズの足跡を辿るディズニープラスオリジナルドキュメンタリー映画『ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽』が、11月1日(金)より日米同時独占配信決定。ジョージ・ルーカスやスティーヴン・スピルバーグらが登場する予告映像とともに、日本版ビジュアルが解禁となった。『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ、『E.T.』『未知との遭遇』『ジョーズ』、『ジュラシック・パーク』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズなど、数え切れないほどの名作映画の音楽を制作してきた作曲家ジョン・ウィリアムズ。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で第50回アカデミー賞作曲賞、第35回ゴールデン・グローブ賞最優秀作曲賞、その年のグラミー賞でも3部門を受賞し映画史に名を刻んだ。さらに2005年にはアメリカ映画協会(AFI)が『スター・ウォーズ』の音楽を“史上最高の映画音楽”の第1位に選出しており、その後、アメリカ議会図書館も“文化的、歴史的、美学的に重要なもの”として、『スター・ウォーズ』のサウンドトラックを全米録音資料登録簿に登録するなど、その功績は計り知れず、“生きる伝説”となっている。そんな彼が歩んできた足跡を辿るドキュメンタリー映画となる本作。この度解禁となった予告映像ではジョージ・ルーカスがジョン・ウィリアムズについて「『スター・ウォーズ』に彼の曲は欠かせない」と絶大なる信頼を寄せていることを語る。さらに何度もタッグを組んでいるスティーヴン・スピルバーグは「映画における音楽の重要度は音楽なしで観れば分かる。音楽ありで再び観てみるとジョンの才能に気付かされる」と話す。さらに「音楽で物語を伝えてる。こんなに純粋な“アート”はない」と明かし、ジョン・ウィリアムズの音楽が映画において1つの芸術になっていることを語っている。そんな巨匠たちからも信頼が厚いジョン・ウィリアムズは「膨大な仕事も音楽への愛と最高の仲間のお陰でできる。音楽を味わうには一生涯では足りないよ」と音楽への愛を語る。誰もが一度は聴いたことがあり、いまも映画史に影響を与え続けているジョン・ウィリアムズの音楽は一体どう生まれたのか?彼が辿ってきた道のりに迫っていく。『ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽』は11月1日(金)よりディズニープラスにて日米同時独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年10月08日9月6日から15日まで、フランスのドーヴィルで第50回ドーヴィル・アメリカ映画祭が開催される。ナタリー・ポートマンとミシェル・ウィリアムズが、功労賞の「ドーヴィル・タレント賞」を受賞することが分かった。ナタリー・ポートマンは昨年同賞に選出されたが、ストライキの影響で出席が叶わなかったため、今年に持ち越しされた模様。また、セバスチャン・スタンとデイジー・リドリーが「ハリウッド・ライジング・スター賞」を受賞することも明らかになっている。これまでの同賞の受賞者にはエミリア・クラーク、アナ・デ・アルマス、ロバート・パティンソンなどがいる。ナタリー・ポートマンは『ブラック・スワン』でアカデミー主演女優賞を獲得し、ほかの作品でも数々の賞を受賞してきた。ミシェル・ウィリアムズも『マリリン 7日間の恋』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『フェイブルマンズ』など多数の代表作を持ち、アカデミー賞は未受賞ながらも常連だ。セバスチャン・スタンは2022年の「パム&トミー」で初めてエミー賞やゴールデングローブ賞にノミネート。40代に入ってから賞レースに絡むようになった。ファンは今回の「ハリウッド・ライジング・スター賞」受賞について、「世界があなたの才能に気付くのをずっと待っていた」「あなたにふさわしい賞」と喜んでいる。ドーヴィル・アメリカ映画祭では、毎年、ハリウッドの才能豊かな作品を称えると共に、フランスで配給されるアメリカ映画や、配給を希望する新進監督によるアメリカのインディ映画を応援している。今年は50周年を記念して、1916年公開のサイレント映画『イントレランス』、2019年公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など、新旧のアメリカ映画50本を上映することが決まっている。(賀来比呂美)
2024年08月23日Amazonのドラマ『Blade Runner 2099(原題)』にミシェル・ヨーが主演することが決まった。「Variety」誌が報じた。同ドラマは1982年公開のオリジナル版『ブレードランナー』、その続編である2017年公開の『ブレードランナー 2049』のどちらもカバーした続編だという。ドラマの詳しい内容は明らかになっていないが、ミシェルが演じるのは、オルウェンという名前のキャラクターで、人生の終わりが近付いているレプリカント(人造人間)とのこと。ファンはこのニュースに「ミシェル・ヨーは生きる伝説だ」「ミシェルが出演するのは本当にうれしい。欲を言えば映画館で観たかった!」「映画と同じクオリティーで作られるのなら、ぜひ何シーズンも続いてほしい!」「予期せぬ人選。大歓迎!」とXで歓喜の声を上げている。2023年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のエブリン役で高い評価を受け、アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞(映画部門)、全米映画俳優組合賞主演女優賞など数々の主演女優賞を獲得したミシェル。出演オファーが絶え間なく舞い込んでおり、主演映画『Star Trek: Section 31(原題)』、『アバター』シリーズ、『Wicked(原題)』など多数の待機作が控えている。(賀来比呂美)■関連作品:ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開
2024年05月08日ミシェル・ファイファーがクリスマスをテーマにした映画に主演することになった。タイトルは『Oh. What. Fun』。チャンドラー・ベイカーが書いた短編小説を、ベイカーとマイケル・ショーウォルターが脚色したもの。監督はショーウォルター。クリスマスに家族揃っての外出を企画したが、自分だけ忘れられてしまった主人公が果たしてどうするかというコメディらしい。ほかのキャストはわかっていない。ファイファーの最近作は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。文=猿渡由紀
2024年03月19日ドラマ「スター・トレック ディスカバリー」のスピンオフ映画『Star Trek: Section 31(原題)』の撮影が始まったことが分かった。本作は同ドラマでミシェル・ヨーが演じたフィリッパ・ジョージャウを主人公とした映画。製作総指揮のアレックス・カーツマンが「さあ、素早く行動しますよ。『Star Trek: Section 31』の主要撮影が始まったことを報告できてうれしいです。私たちの愛すべきミシェル・ヨーが、次のワイルドな冒険にトレック・ユニバースに繰り出すにあたり、新しいキャラクターを演じる素晴らしいキャストが仲間入りします」とコメントし、『スター・トレック』の公式SNSで新キャストを紹介。ミシェルがセットでカチンコを持っている写真も投稿されている。新たにキャストに加わるのは、オマリ・ハードウィック(「Power/パワー」)、サム・リチャードソン(「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」)、ロバート・カジンスキー(『パシフィック・リム』)、ケイシー・ロール(「ハンニバル」)、ジェームズ・ヒロユキ・リャオ(「バリー」)ら。ファンは「やったー!待ちきれない!」「ジョージャウがディスカバリーを去って以来、この日を待っていたよ」「楽しみすぎる」など歓喜の声を上げている。(賀来比呂美)
2024年01月31日Netflix1月のラインナップとして、ミシェル・ヨー出演の「ブラザーズ・サン」ほか、パク・シネ、パク・ヒョンシク共演の韓国ロマンチックコメディ「ドクタースランプ」など新作シリーズ作品をはじめ、実話に基づくヒューマンドラマ『雪山の絆』、さらに「クィア・アイ:シーズン8」など話題の作品が続々と登場する。【韓国作品】「魅惑の人」1月20日独占配信「賢い医師生活」のチョ・ジョンソク、「それでも僕らは走り続ける」シン・セギョン共演。王権と政治的権力争いに直面した王イ・インの前に、彼を惑わすカン・ヒスが現れるが…。「ドクタースランプ」1月28日独占配信「シーシュポス:The Myth」パク・シネ、「力強い女トボンスン」パク・ヒョンシク共演のロマンチックコメディ。順風満帆に生きてきた2人の医師ナム・ハヌルとヨ・ジョンウの失敗と蘇生を描く。【注目のシリーズ・映画】「ブラザーズ・サン」1月4日独占配信アカデミー賞俳優ミシェル・ヨー出演のアクションコメディ。敵に家族を狙われた台北ギャングのチャールズは気の強い母と弟を守るべくL.A.に向かうことに…。「クィア・アイ:シーズン8」1月24日独占配信メンバーのボビーが卒業する人気リアリティ番組がシーズン8へ。我らが“ファブ5”はニューオリンズに戻り、涙と笑いのセルフケアを繰り広げる。映画『雪山の絆』1月4日独占配信『インポッシブル』『永遠のこどもたち』のJ・A・バヨナ監督が贈るスペイン発の実話に基づくヒューマンドラマ。1972年、航空機が雪のアンデス山脈に墜落、生存者たちは過酷なサバイバルに直面することに…。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年12月17日メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)とミシェル(71 MICHAEL)のコラボレーションによるユニセックススニーカーが、2023年10月21日(土)、ミッシェル取扱店舗ほかにて発売される。刺繍レイヤーを重ねたコラボスニーカー2023年4月に続いて、メゾン ミハラヤスヒロとミシェルが2度目のコラボレーション。今回は、溶けたようなソールデザインを持つメゾン ミハラヤスヒロの「ウェイン(WAYNE)」をベースにしたローカットスニーカーを用意する。コラボレーションでは、「ウェイン」のフォルムを踏襲しつつ、アッパーにキャンバス、エコレザー、そしてスエードを組み合わせて採用。さらに、ミシェルが得意とする刺繍を用いて、表面をランダムな刺繍のレイヤーで埋め尽くし、下地の素材がかすかに覗く立体感ある表情に仕上げた。また、ミシェルの2023年秋冬シーズンのキーモチーフである「唇」の刺繍ブローチをあしらったスニーカーも用意する。カラーはいずれも、ブルー、ブラウン、グレー、ブラックの4色展開だ。詳細ミシェル×メゾン ミハラヤスヒロ発売日:2023年10月21日(土)取扱店舗:ミシェル取扱店舗、マイ フット プロダクツ(MY Foot Products)、メゾンエムワイラボ(Maison (MY) Labo.)、ミッドウエスト(MIDWEST)、アール&コー(R&Co.)、タトラス コンセプトストア(TATRAS CONCEPT STORE)、ファッシネイト ザ アール(FASCINATE_THE R)、ミシェル 公式オンラインストア、メゾン ミハラヤスヒロ 公式オンラインストア展開アイテム:・EMBROIDERY WAYNE LOW-TOP SNEAKER 46,200円・EMBROIDERY WAYNE WITH BROOCH LOW-TOP SNEAKER 53,900円カラー:いずれも ブルー、ブラウン、グレー、ブラックサイズ:いずれも 38 (23.5cm)〜43 (27.5cm)【問い合わせ先】REBIRTH co.,ltd.TEL:03-3865-0477
2023年10月20日ライアン・レイノルズが、2014年に亡くなったロビン・ウィリアムズに敬意を表して設立された「ロビン・ウィリアムズ・レガシー・オブ・ラフター賞」を受賞することが分かった。精神病にまつわる偏見や差別をなくすことを目指すNPO「Bring Change to Minds(BC2M)」が発表した。BC2Mは俳優のグレン・クローズが設立した団体で、毎年資金集めのイベント「Revels & Revelations」を開催。そのイベントで、2017年からロビンの3人の子どもたち、ザック、ゼルダ、コディが同賞を授与している。これまでの受賞者は、ビリー・クリスタル、ウーピー・ゴールドバーグ、ベン・スティラー、ウィル・スミス一家、ユージン&ダン・レヴィで、昨年はメリッサ・マッカーシーが受賞した。メリッサは「私が多くのことを解決するというのはできないけれど、1時間半ほどだれかを笑わせて悩みを忘れさせることができるのなら、それを続けるために最大限ベストを尽くします」と「Town&Country」誌に語ったという。今年は10月9日に開催する「Revels & Revelations」では、カントリー歌手のリーバ・マッキンタイアやコメディエンヌのエイミー・シューマーらがパフォーマンスする。また、オークションも行われ、テイラー・スウィフトのサイン入りギターなどが出品される。(賀来比呂美)
2023年09月21日名探偵ポアロシリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』より、霊能者レイノルズを演じたミシェル・ヨーのインタビュー特別映像が公開された。9月15日より上映中の本作は、オープニング4日間で興行収入1億6,713万230円、動員11万4,030人を記録(※全ての数値は9/19正午時点)。海外メディアも、「シリーズ最高に、不気味で先の読めないミステリー」(DIGITAL SPY)、「この作品にはアガサ・クリスティの時を超えた人気の秘密が詰まっている」(DEADLINE)、「ミステリーとホラーを完璧に融合している」(MAMA’S GEEKY)と絶賛している。今回到着した映像で、ミシェル・ヨーは自身が演じた、ポアロを追い込み本作の鍵となるレイノルズについて、「感受性が強い女性」と前置きし、「レイノルズは力の活かし方を学んだ、そして苦しむ人々を助けている」と霊能者となったきっかけについて明らかに。本作は、アガサ・クリスティの「ハロウィーン・パーティ」を基に、舞台を水上の迷宮都市ベネチアに移し、前作とは異なり、「亡霊」という超常現象も絡めた、衝撃のミステリーとなっている。脚本に惹かれて出演を決めたというミシェルは、「推理小説の枠を超え、得体の知れない恐怖を味わえる作品」とその巧みさを述べる。また、ミシェルのキャスティングは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初となるアカデミー賞主演女優賞を受賞する前に行われたが、監督とケネス・ブラナーも「ミシェルの放つ存在感に誰もが引き込まれる」とその演技を絶賛している。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月19日ケネス・ブラナー監督・製作・主演による最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』。この度、“亡霊も悪魔も存在しない”と主張するポアロが、ミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズによる“超常現象”に挑む本編映像が解禁となった。最新作で世界一の名探偵ポアロが挑むのは、亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件。死者との会話を試みる降霊会の様子が描かれており、恐怖に満ちた事件の幕開けに相応しいミシェル・ヨーの怪演は注目だ。解禁された映像では、ポアロが疑惑の目を向ける中、事件のキーパーソンである霊能者レイノルズが、死者との会話を試みる降霊会の一部が描かれる。元オペラ歌手ロウィーナの亡き娘アリシアに「声を見つけて」と話しかけるレイノルズ。その周りを招待客が囲むなか、ポアロは一歩引いた場所から彼らの様子を伺っている。「誰かいるの?」と問いかけたレイノルズが空中で指を曲げると、誰も文字盤に触れていないにもかかわらず、鈍い音と共に「Y(イエス)」の文字がタイプライターに打たれる。周囲は一斉にどよめき、ロウィーナの家政婦オルガは「こんなのよくない」とうろたえ、アリシアの元婚約者マキシムは「気づかないだけ」とそれぞれに苦悶とも驚愕とも区別のできない表情を浮かべる。招待客たちが恐怖に支配されていく中、レイノルズがさらに「誰かに苦しめられた?」と聞くと、再び「Y」の文字がタイプライターに打ち込まれる――。今年『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初のアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーは、死者の霊に向けた「聞いています」という印象的な囁き声が耳に残る、エキセントリックなレイノルズという役柄に挑戦している。脚本に惹かれて本作の出演を決めたというミシェルは「脚本には恐怖があり、あらゆる影の背後に何かが潜んでいるような感覚があります。ポアロが自分の正気を疑い始める、そこが脚本の最も巧妙な部分でした」と語っており、百戦錬磨のポアロにとっても不可解な殺人事件が待ち受けていることをほのめかしている。ケネスが「レイノルズは死者と会話できると信じている霊能者。作品に大きな重み をもたらすんです。それは代償を伴うものであり、彼女はそれがどのようなものであるかを見事に表現してくれました」と絶賛するように、 ポアロすらも脅かすレイノルズを演じたミシェルに注目だ。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月12日“名探偵ポアロ”シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』よりケネス・ブラナーやミシェル・ヨーらへのインタビュー含む特別映像が解禁された。この度解禁されたのは、脚本賞受賞以外にも5度ものオスカーノミネート歴を持つケネスや、今年悲願のオスカー受賞を果たしたミシェル・ヨーら“レジェンド級の映画人”が、予測不能なミステリーの世界へと誘う特別映像。事件の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。流浪の日々を送るポアロは、謎めいた霊能者のトリックを見破るため、子どもの亡霊が出現するという、謎めいた屋敷での降霊会に参加する。そこで様々な超常現象が起こり、招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害されてしまう…。映像では、“サー”の称号を持つシェイクスピア俳優でもある“英国の至宝”ケネスや、「エブエブ」こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初のアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェルらの口から、本作の予測不能さや上質さが次々語られていく。ケネスは、「過去の作品では復讐や強欲さを扱ったが、本作では人間の理解を超えた存在が重要になる。疑い深いポアロでさえ恐怖に陥れられる」と解説。本作はこれまでの作品とは異なり、犯人が“人間”か“亡霊”かすら分からないし異色の本格ミステリー。超常現象の存在を信じないポアロと、死者の声を話せると豪語し彼の前に立ちはだかる、ミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズの対決の行方にも注目したい。ミシェルは本作について、「巧妙なストーリー」と言葉少なに自信を覗かせている。そして今回の事件では、“世界一の名探偵”ポアロすらも翻弄され、遂には彼の命までも狙われてしまう。この手に汗握る展開について、ケネスも「誰もが身を乗り出して見たくなる」「結末は予測不能」と熱を込めた。さらに映像ではケネスが、この誰にも予測できない物語の質をより高めるべく、「何が起こるかは誰にも教えなかった。光や風、ドアの開き方も」と手法を明かす。一部演出をキャストにすら明かさないことで、閉ざされた屋敷の中で起こる混沌と恐怖を増幅させたと語っている。犯人候補のひとりである“秘密を抱えた医師”ドクター・フェリエを演じるジェイミー・ドーナン(「フィフティ・シェイズ」シリーズ、『ハート・オブ・ストーン』)も、「ベネチアが幻想と闇を現実のものにした。セットには驚いた」と撮影をふり返り、「信ぴょう性があるから本気で驚いてもらえるはず」と力説している。さらに、公開日でもあるクリスティの誕生日の前夜9月14日(木)に、TOHOシネマズ 新宿(18:30開映)、TOHOシネマズ 梅田(19:00開映)にて特別先行上映が行われることが決定。チケット発売情報などは後日公式サイト等で発表される。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月06日ジバンシィGINZA SIXが2023年8月26日にグランドオープン。前夜には、クリエイティブ・ディレクターであるマシュー・M・ウィリアムズが、ブランドアンバサダーの菜々緒をはじめ、片寄涼太、高橋らら、YAMATO、yoshiaki、michi、とんだ林蘭など、メゾンのファミリーを招いてオープニングパーティが開催されました。マシュー・M・ウィリアムズ&菜々緒/Courtesy of GIVENCHY250平方メートルを超える店舗面積は日本最大級。日本では初めての導入となるメタリックなLEDスクリーンや、透かしの4Gロゴを配した棚など、マシュー・M・ウィリアムズのビジョンからヒントを得て確立された新しいコンセプトの店舗となっています。Courtesy of GIVENCHY建築、彫刻、デザイン、ラグジュアリー、音楽、アート、カルチャー、そして人々が一堂に会するこの空間は、クリエイティブ・ディレクター、マシュー・M・ウィリアムズのハウスに対するビジョンを祝福しています。Courtesy of GIVENCHY彼のクラシシズムとラディカルなコントラストの実験をさらに強化し、英国人アーティスト、ユアン・マクファーレンとのコラボレーションによる彫刻的なマネキンが意外な姿勢やポーズで登場する空間は、アートとファッションを融合させたダイナミックなインスタレーションで彩られています。Courtesy of GIVENCHYジバンシィGINZA SIXには、メンズ&ウィメンズ商品から限定商品までが豊富にそろいます。2023年秋冬コレクションからは、シャープなテーラリング、シグネチャーデニム、モダンなイブニングウエアなどもラインアップ。バッグ、スモールレザーグッズ、シャークロックブーツをはじめとするアイコニックなシューズなど、アクセサリーも豊富に展開。ジバンシィのパワフルな新作バッグ『ヴォワイユー』は、店頭でも注目の的となっています。Courtesy of GIVENCHY限定商品には、メゾンのアイコンである『アンティゴナ』のグリーンカラーや、デイジーをモチーフにしたアクセサリーなどが登場。さらに、UNDERCOVERとのスペシャルコラボレーションTシャツも数量限定で発売中です。GIVENCHY×UNDERCOVER Tシャツ/Courtesy of GIVENCHYジバンシィ GINZA SIX東京都中央区銀座6丁目10-1 2F営業時間:午前10時30分~午後8時30分TEL : 03-6263-9110
2023年08月30日ミシェル・ヨーが、カンヌ国際映画祭にて著名人が各分野の女性の立場について意見を述べる場「ウーマン・イン・モーション・トーク」に出演した。今年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人俳優として史上初のアカデミー主演女優賞を獲得したミシェル。カンヌ国際映画祭を初めて訪れたのは『グリーン・デスティニー』に出演した20年以上も前だといい、当時のハリウッドはアジア人俳優を認める準備が「できていなかったのが明白」と語る。転機は2018年の『クレイジー・リッチ!』だったと分析。ミシェルは同作の世界的な成功により、ようやくハリウッドの重鎮たちがアジア系に注目し始めたと言う。「(あの作品の成功がなければ)私は今日ここに座っていないでしょうね」。そして『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の大ヒットで、アジア系にさらなる注目が集まった。60歳のミシェルは、その長いキャリアの中で最も進歩したことについて「最高だと思うのは、中国人だとかアジア系の見た目の人物として描かれていないキャラクターの脚本が届くようになったことです。私たちは俳優で、演じるのが仕事。与えられた役に入り込み、ベストを尽くす。だからそれが私には最大の前進なんです」と語った。ミシェルはカンヌ国際映画祭で、「Variety」との対談において『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の続編は「ない」と発言している。(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年05月22日ジョーダン・ピール監督の大ヒット作『ゲット・アウト』で怪演をみせたアリソン・ウィリアムズがAI人形を開発した研究者を演じている『M3GAN/ミーガン』。出演の経緯や役柄についてコメントが到着した。今年1月6日に全米で公開されると、大作映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に肉薄する2位のオープニングを飾る大ヒットを記録した本作。早くも続編の製作が決定するなど、大きな話題となっている。本作で、物語の鍵を握る、AI人形〈ミーガン〉の生みの親を演じる研究者ジェマを演じているのは、今年のアカデミー賞ノミネーション発表を務めたことでも話題のアリソン・ウィリアムズだ。テレビシリーズ「GIRLS/ガールズ」(12-17)のメインキャストとして起用されたのち、痛烈な社会批判をホラーとコミカルさで表現し、高い評価を得たジョーダン・ピール監督の映画『ゲット・アウト』(17)に出演。秘密を隠し持つ主人公の恋人役を演じ、その怪演ぶりに注目が集まった。その後もスリラー映画『パーフェクション』(18)や『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』(21)など様々な作品に出演し着実にキャリアを築いている。そんなウィリアムズが本作で演じるのは、世界有数の玩具会社ファンキ社のA.I玩具開発担当者、ジェマ。科学技術の進歩に貢献することを望んでいながらも、自身の優秀な頭脳が株主たちのさらなる富のために使われていることに日々葛藤をいだいているという役柄である。鬱屈な毎日を送っているさなか、姉夫婦が交通事故で亡くなり、唯一生き残った姪・ケイディの保護者になるという予期せぬ事態が発生する。そこで彼女は、両親の突然の死でトラウマを負ったケイディとの繋がりを構築するために、自身が開発したAI人形〈ミーガン〉の手を借りて、保護者としての役割とキャリアにおける野心も満たそうとするのだ。製作のジェームズ・ワンはジェマ役にウィリアムズを起用した理由について、本作と同じブラムハウス作品『ゲット・アウト』でみせた彼女の名演が決め手だったとふり返る。「野心に燃える研究者というキャラクターに信ぴょう性をもたらすことができる俳優が必要だった。おもちゃ会社で働いているけど、ジェマは科学者だ。それに彼女のもろさと、保護者になろうと奮闘する葛藤も表現する必要があった。アリソン・ウィリアムズに決まって本当に幸運だった」と納得のいくキャスティングであった旨を説明。さらに、本作の製作総指揮も務めているウィリアムズも、本作がテクノロジーと人間の関わりについて考察している点に惹かれたといい、「人間をテクノロジーや人間に似せたものに置き換えると、異様なことが起こり始める。この映画は、人間として相手のために何ができるかという点を熟考している」と語っている。また、ジェラルド・ジョンストン監督は、「アリソンはすごく面白くて知的で、素晴らしい仲間だった。彼女とは1年をかけて何度もじっくり話し合ったし、そのことがこの作品の進化にいい影響をもたらしてくれた。僕たちが物語の様々な側面を掘り下げようとしていることを彼女は理解していたし、ジェマのキャラクターに真実味を与えるためにAIの世界へ率先して飛び込んでくれたんだ」と役者と裏方、両方の面で本作に貢献したウィリアムズを称賛している。『M3GAN/ミーガン』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:M3GAN/ミーガン 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年05月10日プロテニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズ選手(41)が、第二子の妊娠をInstagramで公表した。米国時間1日夜、ニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年恒例のMETガラが開催され、ウィリアムズ選手は夫で実業家のアレクシス・オハニアン氏と連れ立って出席。Instagramに夫婦のツーショットを掲載し、キャプションに「(VOGUE編集長の)アナ・ウィンターがMETガラに私たち3人を招待してくれてとてもエキサイトしてる」と綴った。「3人」とあるが長女のオリンピアちゃん(5)の姿はない。3人目はお腹に宿った新しい命を指していたのだ。ウィリアムズ選手は’17年に長女のオリンピアちゃんを出産し、その直後に娘の父親であるオハニアン氏と結婚。’22年、米VOGUEでキャリアと子育てについて語ったエッセイでは2人目の子どもを熱望しながらも、「アスリートとして再び妊娠することは絶対に避けたい」と、プロテニス界の第一線から退くことを示唆していたという。しかし、それは「引退」ではなく「進化」であると強調し、母親として、また自ら創業した「セリーナ・ベンチャーズ」の経営者として、全力で前に進むことを誓っていた。
2023年05月03日ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン共演のドラマシリーズ「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」より予告編が解禁された。ジーン・ルエン・ヤンの画期的なグラフィックノベルを原作とする本作は、ごく普通のアメリカのティーンエイジャーが、神話世界の神の息子と仲良くなったことで人生が一変してしまうアクションコメディ。2023年の米アカデミー賞で、アジア人として初めて主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー、助演男優賞を初受賞して見事俳優として復活したキー・ホイ・クァンが出演、さらに助演女優賞ノミネートのステファニー・スーもゲスト出演という豪華キャスト陣で贈る。この度解禁された予告編は、1人の青年のごく普通の食事シーンで始まる。その後学校で留学生と知り合い、友達になる。そこまではよくある青春ドラマのような流れだが…。しかし突如学校にヴィランっぽいキャラクターが現れたとたん雰囲気は一変、急に如意棒を使って戦うアクションシーンが繰り広げられる!さらに、光の玉が落ちてきたと思うと天女のようなミシェル・ヨーが悠々と登場し、奇想天外な物語の幕開けを予感させる。併せて公開されたキービジュアルには、如意棒を片手に筋斗雲に乗っている孫悟空、そしてそれより存在感が大きい天女のような出で立ちのミシェル・ヨーの姿、さらにその下には本を片手に上空を指さしながら筋斗雲に乗っているキー・ホイ・クァンの姿も。さらに、中央の主人公の若者の顔の右にはホットドッグ、ラーメン、サンドウィッチ、という摩訶不思議な組み合わせの絵があり、本作がただのアクション映画ではないことを思わせる。「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」は5月24日(水)よりディズニープラスにて一挙配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月27日「スター・トレック:ディスカバリー」でフィリッパ・ジョージャウを演じたミシェル・ヨーが、再びスター・トレック・ユニバースに帰ってくる。Paramount+がミシェル演じるジョージャウを主人公として描く、映画『Star Trek: Section31(原題)』の製作にGOサインを出したことが分かった。主演のミシェルは「スター・トレックのファミリーのもとに帰り、長い間愛してきたこの役を再び演じることができるのは、言葉で言い表せないほどワクワクします」と喜びを炸裂させている。また、「セクション31は、スター・トレックの新しい黄金期が始まり、私がフィリッパを演じる旅に出た時から大切に思っているものです。夢を諦めないことの素晴らしさを教わった一年に、彼女がついに脚光を浴びることになるのを見るのは、まさに夢が叶ったような気分です」とコメント。『Star Trek: Section31』は2019年にミシェル主演で“ドラマ化”が進んでいると報じられていたが、4年の時を経て“映画化”へのプランチェンジをした模様。今作の監督は「スター・トレック:ディスカバリー」のオラトゥンデ・オスンサンミ、脚本も同じく同ドラマのクレイグ・スウィーニー。製作は今年後半にスタートするという。(賀来比呂美)
2023年04月19日4月16日に開催された、第41回香港映画賞のレッドカーペットに登場した、ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)。マリア・グラツィア・キウリによる2023年春夏 コレクションより、刺繍があしらわれたイエローのシルクドレスにベルトを合わせた装いを披露しました。ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)/Courtesy of DIOR@Dior @MariaGraziaChiuri#Diorお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年04月19日日常を鮮やかに彩り楽しく過ごせるアイテムを展開するブランド【HIPSHOP(ヒップショップ)】は、現代アーティストのジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)作品とのコラボレーションアイテムを4月14日(金)に発売します。HIPSHOP BASQUIAT SeriesUNDERPANTSバスキアの数ある作品の中から、今回のコレクションは6作品をチョイス。20世紀のアートシーンに大きな衝撃を与えた作品をアンダーパンツに繊細に落とし込みました。HIPSHOPの不動の人気シリーズ“ART Series”に準え、発色の良いプリント技術で細部までしっかりと表現されています。PACKAGE真っ黒な背景にバスキアの作品が光るパッケージは特別仕様。デザインは6種類。各種サイズはM/L/LLの3サイズ展開。アンダーパンツのボディには、汗を素早く発散しさらりとした肌触りをキープする、速乾性と伸縮性に優れたポリエステル素材を採用しています。隠れたファッションを楽しめるインナーアイテムはギフトにも最適。機能性に優れた素材でスポーツやフィットネスの時のアクティブウェアとしても!どんなファッションの邪魔もしない、アンダーパンツだからこそ、いつも一緒に。こだわりのHIPSHOP“BASQUIAT Series”を是非あなたのコレクションに加えてみてください。【BASQUIAT Series】2023年4月14日(金) 発売・HIPSHOP各店SHOP LIST: ・HIPSHOP公式オンラインストア ・ZOZOTOWN ・Rakuten ONLINE STORE ART No.001 / 1982_Untitled Head #02(Skull)ART No.002 / 1984.218.01-Two Sided CoinART No.003 / 1981.88.09-Bird on MoneyART No.004 / 1984.206.05-ZydecoART No.005 / 1982.100.04-WarriorART No.006 / 1981.84.01-Cabra全6種各2,800円(税込)SIZE:メンズ/M(ウエスト76~84cm)メンズ/L(ウエスト84~94cm)メンズ/LL(ウエスト94~104cm)TYPE:転写プリントポリエステル成型-前閉じ(C) Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar New York.【HIPSHOP/ヒップショップ - ブランド紹介】HIPSHOPみんなが幸せになれること、みんなが笑顔になれること。HIPSHOPはそんな“しあわせな気持ち”をアンダーパンツで伝えます。唯一無二なアンダーパンツを、300種類以上揃えてます。普段は隠れていたり目立たないアイテムをもっと楽しむモノに。公式オンラインストア : ZOZOTOWN : Instagram(@hipshop.jp) : Twitter(@HipshopOfficial) : PROVISION.inc 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月12日『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』より、ブラッドリー・クーパーがサプライズ出演していることが明かされた。本作は、クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ジャスティス・スミスら豪華キャスト陣が、剣と魔法の世界で大冒険を繰り広げるアクションファンタジー。本国では批評家、観客双方から高く評価されており、日本でも公開前から大きな話題を呼んでいる。ハリウッドが誇る豪華な布陣に加え、迫力ある世界観が見どころの本作だが、劇中には“ダンジョンに眠る隠しアイテム”のように物語を彩る“隠しキャラクター”が登場するという。その気になるキャラクターとは【小人のマーラミン】だ。姿そのものは通常の人間と変わりないが、体格が一、二回りほど小さいマーラミンは、ホルガ(演:ミシェル・ロドリゲス)のかつての恋人で、紆余曲折の末にいまではホルガの良き理解者であり友人となった間柄。魔法使いや多彩なモンスターなどユニークなキャラクターが満載な本作においても、ひと際異彩を放つクセの強いキャラクターだ。演じているのは、アカデミー賞にも俳優賞で4度のノミネートを誇る俳優ブラッドリー・クーパー。ブラッドリー・クーパー (C) Getty Images自身は身長185センチのがっしりした体格ながら、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでも小柄なアライグマのロケット役を快演しており、インパクトあるフォルムのキャラクターを演じるのはすっかりお手のもの。本作でも、屈強で勝気だがナイーブな一面を持つホルガと交流するシーンも魅力的に演じており、ホルガとマーラミンの関係性がこの異世界ダンジョンでどんな展開を見せるのかも気になるところだ。『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は3月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 2023年3月31日、全国にて公開© 2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, DUNGEONS & DRAGONS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. © 2022 HASBRO.ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 2023年3月31日より全国にて公開© 2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, DUNGEONS & DRAGONS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. © 2022 HASBRO.
2023年04月01日先日開催された米アカデミー賞にて『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人として初めて主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー、同助演男優賞を初受賞して見事俳優として復活したキー・ホイ・クァンが出演する新作アクションコメディシリーズ「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」が、5月24日(水)よりディズニープラスにて配信決定。予告編が解禁となった。漫画家ジーン・ルエン・ヤンによる同名のコミックに基づいた本作は、ごく平凡な高校生活と家庭生活を送る若者ジン・ワンの物語。新しいクラスメイトの留学生と顔を合わせた新学期初日、複数の世界がクラッシュ、ジンはいつのまにか中国神話の神々の戦いに巻き込まれていく、という破天荒なストーリー。この青春アドベンチャーには、ミシェル・ヨーにキー・ホイ・クァン、さらに同助演女優賞ノミネートのステファニー・スーもゲスト出演、ベン・ワンを含む国際的なオールスターキャストが出演。さらに、国際エミー賞に2度ノミネートされたヤオ・ヤン・ヤンのほか、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のチン・ハン、「バッドランド最強の戦士」の中国系アメリカ人俳優ダニエル・ウー、元テコンドーチャンピオンのジミー・リューとシドニー・テイラーら、アジア出身のトップ俳優たちが集結する。そして製作総指揮・ショーランナーにはエミー賞受賞プロデューサーで脚本家のケルヴィン・ユー、監督・製作総指揮には『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンほか、原作者のジーン・ルエン・ヤンも名を連ねる。今回、ミシェル・ヨーが空から舞い降りるシーンから始まり、千手観音のような技を披露したり、孫悟空が如意棒を操るシーンも収録された興奮の予告編も公開。本年度アカデミー賞を席巻した国際俳優たちと、マーベル『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の監督がタッグを組んだアクションコメディに期待が高まる。「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」は5月24日(水)よりディズニープラスにて一挙配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2023年03月22日©Getty Images3月12日にロサンゼルスで開催された、第95回アカデミー賞の授賞式。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人俳優として初めて主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)は、マリア・グラツィア・キウリによるオートクチュール コレクションより、フェザーのウェーブがあしらわれたアイボリーシルクオーガンザのロングドレスを纏い登場しました。何層ものレイヤーが重なり合うこのドレスの製作には200時間、さらに刺繍には450時間がかけられています。@Dior @MariaGraziaChiuri #Dior【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年03月14日第95回アカデミー賞授賞式が2023年3月12日(現地時間)ロサンゼルスで開催され、主題歌「Applause」が歌曲賞にノミネートされた「私たちの声」(原題:Tell It Like A Woman)に出演した杏と、スティーヴン スピルバーグ監督作品「フェイブルマンズ」で主演女優賞にノミネートされたミシェル ウィリアムズ(Michelle Williams)が、シャネルを纏い登場しました。杏/Courtesy of CHANEL主題歌「Applause」が歌曲賞にノミネートされた「私たちの声」(原題:Tell It Like A Woman)に出演した日本人女優の杏は、ジュエルボタンとトリミングで装飾されたレッド、ブルー、ブラックとホワイトのツイードのトップと、羽根飾りやビーズが華やかなブラックのオーガンザ素材のスカートで構成されたドレスを着用し、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「プリュム ドゥ シャネル」リング、18Kホワイトゴールド、18Kイエローゴールドとダイヤモンドの「プリュム ドゥ シャネル」リング、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「プリュム ドゥ シャネル」イヤリング、シャネルのシューズをコーディネートしました。ミシェル ウィリアムズ/Courtesy of CHANELスティーヴン スピルバーグ監督作品「フェイブルマンズ」で主演女優賞にノミネートされたアメリカ人女優のミシェルは、後ろに白のサテンリボンが付いている、白のシルクシフォンとチュールからなる刺繍が印象的なカスタムされたビスチェドレスに、ジュエルボタンと刺繡が印象的な白のシルクチュールのケープを着用しました。2023年春夏 オートクチュール コレクションのルック47からインスパイアされたドレスのビスチェには、シルバーと白のシークイン、そしてパールを使用した刺繍、2023年春夏 オートクチュール コレクションのルック39からインスパイアされたドレスのスカートとケープには、ストラス、ストーン、キューブ、そしてシルバーの装飾からなる、星を散りばめたような刺繍が施されています。シャネルのシューズをコーディネートし、メークアップはシャネルによるものです。
2023年03月14日『フェイブルマンズ』で本年度アカデミー賞作曲賞にノミネートされたジョン・ウィリアムズ。『JAWS/ジョーズ』『スター・ウォーズ』から、6月30日(金)公開の最新映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』まで、アカデミー賞はノミネートだけでも50回を超え、受賞は5回、グラミー賞受賞25回など数々の受賞歴を持ち、アメリカ政府からは全米芸術勲章を授与されるなど、誰しもが認める映画音楽のレジェンドだ。そんな彼が手掛けた楽曲は、映画の枠を超え、テレビやラジオはもちろん、街のイベントや学校行事など様々な場所で多用されており、映画ファンのみならず、映画を観ていなくても「この曲は知っている」という場合も多い。今回は、そんなジョン・ウィリアムズが手掛けてきた作品を彩る名曲たちを紹介する。このヴィランを知らない人はいない!『スター・ウォーズ』シリーズより「帝国のマーチ」「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。」から始まる、銀河を巡る壮大な冒険を描いた物語。オープニングのタイトルロゴとともに流れる楽曲「スター・ウォーズのテーマ」も有名だが、中でもやはり有名なのが、物語の重要登場人物であり、シリーズのヴィランでもあるダース・ベイダーのテーマ曲「帝国のマーチ」。強大なパワーを持ち、冷酷で残忍なダース・ベイダーの不気味さと恐ろしさを表現した楽曲。ジョン・ウィリアムズは、同年のアカデミー賞作曲賞とグラミー賞を受賞している。作品のファンはもちろんのこと、ダース・ベイダーという映画のアイコンともなったヴィランの根強いファンを獲得し、広く親しまれている。初めてパークを見たあの時を思い出す『ジュラシック・パーク』シリーズより「ジュラシック・パークのテーマ」現代に蘇った恐竜と人間たちの戦いを描いた大人気シリーズ。主人公・生物学者グラントが恐竜たちの生息するテーマパーク「ジュラシック・パーク」に初めて足を踏み入れるシーンを彩っているのが、ジョン・ウィリアムズが手掛けた「ジュラシック・パークのテーマ」。最新テクノロジーによってクローン再生され現代に生み出された恐竜たちが、自然の中で生活している様子をついにこの目で見ることができる。長年恐竜を研究してきたグラントのそんな気持ちの高まりを表現したこの楽曲が、映画を観ている観客をグラントと一緒に、パークへと連れて行ってくれる。聴けば何度でもその期待や興奮に満ち溢れた気持ちを思い起こさせてくれる1曲である。魔法ワールドといえばこの曲!『ハリー・ポッター』シリーズより「ヘドウィグのテーマ」ホグワーツ魔法魔術学校に入学したハリー・ポッターの仲間たちとの冒険と、闇の魔法使いとの戦いを描く大ヒットシリーズ。魔法ワールドを舞台とした、舞台「呪いの子」やゲーム「ホグワーツ・レガシー」なども続々登場しており、人気がとどまることを知らない。そんな世界中で愛されるシリーズのメインテーマ曲ともいえるのが、ジョン・ウィリアムズによる「ヘドウィグのテーマ」である。ヘドウィグとは、ハリーがホグワーツ魔法魔術学校に入学する際、ペットとして贈られたフクロウであり、ハリーにとって親友のような存在になる重要なキャラクター。自分が魔法使いであることを知り、ホグワーツに入学したばかりのハリーと一緒に初めて見る不思議な“魔法ワールド”をまるでヘドウィグが案内してくれているかのような楽曲。アドベンチャー映画の“原点”!冒険への出発の曲『インディ・ジョーンズ』シリーズより「レイダース・マーチ」考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく、不朽のアドベンチャー・シリーズ。ジョン・ウィリアムズによる楽曲「レイダース・マーチ」は世界中に知れ渡った楽曲。危険と隣り合わせの冒険の旅を、インディ・ジョーンズが勇敢に進んでいく様を表現しており、ジョン・ウィリアムズが手掛けてきた映画音楽の中でも特に力強い曲調で、秘宝を求めたら手にするまで止まらないインディ・ジョーンズというキャラクターの冒険への情熱を感じさせる。シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』では、ジョン・ウィリアムズが再び音楽を担当。アポロの月面着陸計画を巡り、アメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年を舞台に、インディ・ジョーンズが宇宙という未来の領域にその力を広げようという両国の間でうごめくナチス残党の陰謀を阻止するため、最後にして最大の冒険に挑んでいくこととなる。ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じるのは最後となる本作を、音楽によってどう盛り上げ、観客をワクワク・ドキドキの映画体験へと誘ってくれるのだろうか。スリル満点で描かれる冒険の旅はもちろんだが、唯一無二の冒険家であるインディ・ジョーンズというキャラクターの生き様を、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズがさらに熱く昇華させてくれるに違いない。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は6月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 2023年6月30日より全国にて公開©2022 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2023年03月12日7日(現地時間)に行われていたアカデミー賞の最終投票時間に、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で主演女優賞候補のミシェル・ヨーが「VOGUE」誌のある記事をインスタグラムでシェアし、波紋を呼んでいる。「It's Been Over Two Decades Since We've Had a Non-White Best Actress Winner(直訳:非白人の主演女優賞受賞から20年以上が経っている)」というタイトルの複数ページに渡る記事だ。その一部には、ミシェルと同じく主演女優賞にノミネートされている『TAR/ター』のケイト・ブランシェットと、ミシェルを比較するような内容もみられる。ケイトはすでに主演女優賞、助演女優賞と2度のアカデミー賞に輝いており、「今回3度目の受賞となれば業界の巨匠として認められることになるだろう」というが、すでに十分その実力を示してきたケイトにその証明が再び必要かという疑問も呈している。一方で、ミシェルにとってアカデミー賞受賞は「人生を変えるものになり、永遠に名前の前に『アカデミー賞受賞者』が付くようになる」と書かれている。SNSユーザーは、この投稿がアカデミーのルール、特にNo.11の「References to Other Nominees(他の候補者に対する言及)」に抵触しているのではないかと声を上げている。このルールは具体的に「他の競争者の名前や(映画の)タイトルを挙げ、矛先を向けるような作戦」を明示的に禁止するというもの。ミシェルはこの投稿をすでに削除している。(賀来比呂美)■関連作品:TAR/ター 2023年5月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 FOCUS FEATURES LLC.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月09日スティーヴン・スピルバーグが“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた『フェイブルマンズ』。本作で、スピルバーグ監督の母リア・アドラーをモデルにした自由奔放で芸術家気質の主人公の母・ミッツィを好演、計5度目のアカデミー賞ノミネートを果たしたミシェル・ウィリアムズに注目した。本作で映画制作に没頭し、映画監督になる夢を追いかける主人公サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)の母・ミッツィを演じるのは、本年度のノミネーションを含め、計5回もアカデミー賞ノミネートを果たしているミシェル・ウィリアムズ。今回ミシェルが演じるミッツィはスピルバーグの母リア・アドラーがモデルとなり、芸術を愛する洗練された音楽家でありながら、家庭を築くためにコンサートピアニストへの道を諦めた女性。サミーの映画制作をあくまで趣味の一環として捉えている夫・バート(ポール・ダノ)とは対照的に、息子の映画への興味を賞賛し常に応援し続けている。ミッツィはサミーを含む4人の子どもたちとバートのことを心から愛していたが、舞台となった1950年代~60年代に多くの女性がそうであったように、社会の期待や規範に合わせて母や妻として家庭を守るために自身が築き上げてきたピアニストとしてのキャリアを諦め、野心や欲求を何とか昇華させていた。しかし、彼女の生まれ持った大胆な性格と荒ぶる魂は伝統を重んじる当時のアメリカ生活の中では抑圧されていく――。そんな生活を送る中で、もっと生き生きと自分自身であることを存分に感じたいという彼女の切望は、劇中で子どもたちを車に乗せ、ニュージャージーの街を襲う竜巻を追いかける鮮烈で強烈なシーンで表現されている。スピルバーグ監督はこのシーンについて「比喩的にいうと、母は私に、生涯をかけて数え切れないほどの竜巻を追いかけることを許してくれた」と話し、自身の母リアと彼女の世界観に捧げる特別なものだと語っている。また、ミッツィのモデルとなったのはリアだけではない。スピルバーグとともに脚本を手掛けたトニー・クシュナーも自身の母で、プロミュージシャンであるシルビア・クシュナーの姿を重ねていたという。トニーが2歳の時に、一家はニューヨークからクシュナーの父の故郷ルイジアナ州へ移り、それを機に著名なファゴット奏者だったシルビアはトニーと妹を育てるために音楽業界から引退している。彼女たちのように自分の夢を犠牲にし、折り合いをつけようと苦しんだ当時の大勢の女性たちを体現しているのがミッツィだと、クシュナーは言う。「彼女たちは、モダン・フェミニズムとみなされる第一世代ではない女性たちだ。大きな変化が訪れることを知ってはいたが、実際にはそれはまだ起こってもいなかった。彼女たちは、プレ・フェミニズムの期待に、囚われていたようなものだ」とクシュナーは語っている。さらに今回は、フェイブルマン一家のディナーシーンを収めた本編映像があわせて到着。2010年に『ブルーバレンタイン』での演技を観て以来、ずっとミシェルと仕事がしたかったというスピルバーグ監督は「彼女にはとても親しみを感じる何かがあった。それは単に、母がいつもしていたピーターパンカットのヘアースタイルを彼女が好んでいるからではない。彼女にはどこか懐かしさを感じる。それしか言えない。完全な直感だった。“彼女が脚本を気に入ってくれるといいな”と思っていた」と語っており、彼の頭には常にミシェルの存在があったことを明かした。そんなスピルバーグとの仕事についてミシェルは、「私たちは、まるで遊び場にいる子どものような気分だった。何でもできるような気がした。毎日が楽しくて仕方なかった。こんなに早く仕事場に行ったことはこれまで一度もなかった」とまで語り、巨匠との待望のコラボレーションだったことが伺える。『フェイブルマンズ』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月05日スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的作品『フェイブルマンズ』より特別映像が解禁。長年自身の作品の音楽を担当してきたジョン・ウィリアムズとの思い出をふり返りつつ、その大きな功績について語っている。アカデミー賞でも受賞への期待が大きく寄せられている本作。この度解禁となったのは、本作で28作目のコラボレーションとなった、偉大なる作曲家ジョン・ウィリアムズとの歴史を紐解く特別映像。半世紀にわたって名作を生み出し続ける巨匠2人から、本作の製作秘話も明かされている。「ジョンとまた組めるなんて運命に感謝だ。彼とは50年の仲で“フェイブルマンズ”はそれを記念する作品だ」と開口一番にスピルバーグが語るシーンから始まる本映像。続けて、若かりし頃の2人の貴重な写真も流れる中、先日2月8日にめでたく91歳を迎えたウィリアムズについて「彼はこの地球の宝だよ」と語り、これまでに『シンドラーのリスト』『ジョーズ』『E.T.』など過去27作品ものタッグを組んできた名コンビの絆を覗かせる。そんなウィリアムズがスピルバーグに初めてピアノで聞かせたのは恐怖を煽る特徴的なメロディが特徴の『ジョーズ』の音楽だったそうで、当時を回顧しながら、インタビュー中に実際に弾いてみせる場面も。また、ほかにも『未知との遭遇』や『E.T.』など、いまも名作として語り継がれ、多くの人たちに愛される作品の秘話についても触れており、映画ファンは見逃せない貴重な映像となっている。公私ともに関係の深いウィリアムズが生み出す唯一無二の楽曲についてスピルバーグは「ジョンは私の映画に多大なる貢献をしてくれた。彼の音楽は映像に溶け込む。シーンにぴったり合うんだ。“良作”とされる映画では音楽が映像の邪魔をしてない。逆に映像が音楽より目立つこともない、音楽と映像の調和が絶対条件だ。音楽と脚本それぞれの物語が合致する必要がある。ある意味ジョンは脚本家だ。彼が音楽的な視点からリライトした脚本を私が映像化する」と語る。続けて「『インディ・ジョーンズ』の音楽もいいが『シンドラーのリスト』はジョンの最高傑作だ。彼の音楽は国境を越える。映画音楽という枠を超え生き続ける」と半世紀近い付き合いを持つ親友に対し、最上級の賞賛を送っている。また、本作の楽曲をスピルバーグが初めて聞いたときの話として「“母と子”をテーマにした曲を弾いた時にスティーヴンが無言になった。彼はそこに立って静かに涙を流していたよ。“不意を突かれた”と言っていた。その様子を見ていて私も感動したよ」という感動的なエピソードも披露。お互いに絶大な信頼を寄せあい、半世紀に渡って人々に感動を与え続けるまさに奇跡のような2人が新たに生み出した本作、そして彼が奏でる心の琴線に触れるような豊かなメロディをぜひ堪能してほしい。『フェイブルマンズ』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年02月24日「A24」史上No.1ヒット、全世界興収1億ドルを突破したミシェル・ヨー主演作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の公開直前ライブ付きイベントが開催され、広瀬香美、こがけん、パワーパフボーイズが登場した。今回は、楽曲「プレミアムワールド」が本作の日本版イメージソングに抜擢され、カオスなコラボPVも話題を呼んでいる“冬の女王”こと広瀬香美と、その「プレミアムワールド」の振付けをはじめ、レコ大受賞曲「Habit」の振付けなど、一流アーティストのバックダンサーや振付で活躍する新進気鋭の3人組ボーイズグループ「パワーパフボーイズ」(AO、KAN、naoto)、そして本作『エブエブ』を愛してやまない映画好き芸人・こがけんが登場。広瀬さんの生ライブはもちろん、パワーパフボーイズの超絶ダンス、さらに『エブエブ』愛の止まらないこがけんさんのトークに会場は大盛り上がりとなった。広瀬香美、ゴールデン・グローブ賞のミシェルのコメントに感銘「同じ女性として憧れ」広瀬さんは、本作の日本版イメージソング「プレミアムワールド」のコラボMVで見せるダンスの振り付けを担当したパワーパフボーイズと共に、「プレミアムワールド」を生歌唱!カオスなダンスと美声を効かせたパフォーマンスが終了する瞬間には、こがけんさんもステージに飛び入り!5人でカオスなポーズを決めていた。生ライブを終えた広瀬さんは「もう感動的でした!このような形でお招きいただいて曲を披露できるとは思ってもいなかったので、記念すべき一瞬でした」と嬉しそう。この楽曲は広瀬さんがデビュー30周年を迎えたことから「挑戦」をテーマに制作したそう。「この度のコラボのお話をいただいて映画を観て納得しました。もはやこの曲は本作のために作ったと思うようになりました。歌の世界観と映画の内容がピッタリ!」と運命を感じたことを明かす。そして、第80回ゴールデン・グローブ賞の最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ)に輝いたミシェル・ヨーの受賞スピーチに感銘を受けたという広瀬さん。「彼女は女性の代表として私たちが言えなかったことを力強くコンパクトにまとめて言葉にしてくれた。彼女は努力や苦労や切なさや悔しさを日々感じていて、しかもそれをいつでも取り出せるような状態にしている。そこが同じ女性として憧れる。私も30年この仕事をやっていますが、ミシェルは憧れであり、目標。彼女を先輩として力強い女性を代表するような人になっていかなければと思いました」としみじみと語った。広瀬さんは昨年歌手生活30周年を迎えたが、劇中で奮闘するミシェル・ヨーの姿に刺激を受けたそうで「私も彼女を見習い、チャレンジし続けるアーティストに成長していきたい」と抱負。こがけんさんから「来年には劇中のミシェルのように目が増えていることもあるんですか?」と聞かれると「アハハ!それも考えてみたいと思います!我らカオス軍団として世にカオスを広げていきたい!」と笑い飛ばしていた。「映画好きのハートに突き刺さる」こがけんが分析そんな中、「別の世界線にて中途採用でオフィスにやってきたミシェル・ヨーに一目惚れしたキー・ホイ・クァン」という本作にちなんだオリジナルモノマネを披露した、こがけんさん。劇中でキー・ホイ・クァンが演じたウェイモンドをイメージしたファッションで登場した。キー・ホイ・クァンは『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』の子役として知られており、こがけんさんは「そんな彼が武術指導などの裏方をやりながら、もう一度役者をやりたいとオーディションで今回役を勝ち取った。それもあるのでカンフーシーンは涙が出ました。裏方として武術指導をやっていた過去がここで回収されるのかと…」と大興奮。また、こがけんさんは本作について「アクションもあるけれど、テーマはラブ! カオスな設定で大風呂敷を広げるけれど、流れに身を任せながら見れば納得できるわかりやすさもある。感動しながら笑って、アクションシーンで手に汗握り。複数の感情が同時に廻った経験は初めて」と前のめりで絶賛を贈る。さらに、本作がアカデミー賞では作品賞を含む10部門11ノミネートの“最多”ノミネートを果たしていることにも触れて「まさに大快挙!」と祝福し「アカデミーは映画をテーマにした作品がノミネートされる傾向にある。本作も色々な映画のオマージュや映画愛が溢れている。映画好きのハートに突き刺さるという意味でノミネートされたと思う」と鋭く分析していた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月17日『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨー(60)が、「ロサンゼルス・タイムズ」紙のポットキャスト「The Envelope」に出演。同作出演前に俳優業の引退を勧められていたことを明かした。2022年は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』での演技が高い評価を受け、すでにゴールデングローブ賞主演女優賞など多数の賞を受賞しているミシェル。3月12日に開催されるアカデミー賞でも、アジア人俳優として初めて主演女優賞にノミネートされるという快挙を成し遂げている。「年を取れば取るほど、役は小さく小さくなっていく。(年齢の)数字は上がっていくのに、こういう(選べる)ものは狭まっていく。そうすると、どんどん脇に追いやられていくような感じがします。だから、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の役が来た時は、とても感慨深かったですね。だって、自分がすべてのプロセスをリードして、物語を伝えられるということですから」と、同作の役を手にした時をふり返った。「年を取ってくると、みんなが言い出すんですよ。『引退した方がいいよ。そうするべきだ。あなたは…』ってね。やめてよ。指図しないで。自分になにができるかなんていうことは、自分でコントロールすべきでしょう?」と立腹したことを明かした。「(役を手にして)最初に感じたのは『ついに!ありがとう。私のことを見てくれて。ちゃんと見てくれたんだ。私にはこれができるということを示す機会を与えてくれた』ということです。俳優には機会が必要なんです。自分の能力を発揮できるような役が」。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の日本公開は3月3日(金)。(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月09日日本時間1月24日夜、第95回アカデミー賞のノミネート作品が俳優のリズ・アーメッドとアリソン・ウィリアムズの進行により発表。ミシェル・ヨー主演で本年度の台風の“目”となっている『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が10部門11ノミネートで最多、『イニシェリン島の精霊』が作品賞・監督賞ほか8部門9ノミネート。英国アカデミー賞で最多14部門ノミネートとなっていたドイツ映画『西部戦線異状なし』が作品賞・国際長編映画賞ほか9部門にノミネートされる快挙。『トップガン マーヴェリック』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と映画館に観客を呼び戻したエンターテイメント超大作が作品賞をはじめ複数部門にノミネートされた。また、先日のゴールデン・グローブ賞にて、女性監督や女性クリエイターによる作品のノミネートが少なかったことを「考えるべき」と語っていたサラ・ポーリー監督の『ウーマン・トーキング 私たちの選択』は作品賞と脚色賞の2部門にノミネートとなった。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にて初ノミネートを果たしたレジェンド、ミシェル・ヨーは、アジア系としては1935年にインド出身マール・オベロンがノミネートされて以来、88年ぶりの主演女優賞ノミネートとなる。授賞式はアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて現地時間3月12日(日)に開催予定。コメディアンのジミー・キンメルが2017年、2018年に続いて3度目の司会を務める。第95回アカデミー賞ノミネート一覧作品賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『イニシェリン島の精霊』『エルヴィス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』『TAR/ター』『トップガン マーヴェリック』『逆転のトライアングル』『ウーマン・トーキング 私たちの選択』監督賞マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』トッド・フィールド『TAR/ター』リューベン・オストルンド『逆転のトライアングル』主演女優賞ケイト・ブランシェット『TAR/ター』アナ・デ・アルマス『ブロンド』アンドレア・ライズブロー『To Leslie』ミシェル・ウィリアムズ 『フェイブルマンズ』ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』主演男優賞オースティン・バトラー『エルヴィス』コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』ブレンダン・フレイザー 『ザ・ホエール』ポール・メスカル『Aftersun』(原題)ビル・ナイ『生きる LIVING』助演女優賞アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ホン・チャウ『ザ・ホエール』ケリー・コンドン『イニシェリン島の精霊』ジェイミー・リー・カーティス『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ステファニー・スー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』助演男優賞ブレンダン・グリーソン『イニシェリン島の精霊』ブライアン・タイリー・ヘンリー『その道の向こうに』ジャド・ハーシュ『フェイブルマンズ』バリー・コーガン『イニシェリン島の精霊』キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』脚本賞『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』『TAR/ター』『逆転のトライアングル』脚色賞『西部戦線異状なし』『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』『生きる LIVING』『トップガン マーヴェリック』『ウーマン・トーキング 私たちの選択』長編アニメ映画賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)『長靴をはいたネコと9つの命』『ジェイコブと海の怪物』『私ときどきレッサーパンダ』国際長編映画賞『西部戦線異状なし』(ドイツ)『アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~』(アルゼンチン)『Close/クロース』(ベルギー・フランス・オランダ)『EO』(ポーランド)『The Quiet Girl』(アイルランド)作曲賞『西部戦線異状なし』『バビロン』『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』歌曲賞「Applause」『Tell It Like a Woman』「Hold My Hand」『トップガン マーヴェリック』「Lift Me Up」『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』「Naatu Naatu」『RRR』「This Is a Life」『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』撮影賞『西部戦線異状なし』『バルド、偽りの記録と一握りの真実』『エルヴィス』『エンパイア・オブ・ライト』『TAR/ター』編集賞『イニシェリン島の精霊』『エルヴィス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『TAR/ター』『トップガン マーヴェリック』美術賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『バビロン』『エルヴィス』『フェイブルマンズ』衣装デザイン賞『バビロン』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』『エルヴィス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ミセス・ハリス、パリへ行く』メイクアップ&ヘアスタリング賞『西部戦線異状なし』『THE BATMAN−ザ・バットマン−』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』『エルヴィス』『ザ・ホエール』音響賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『THE BATMAN−ザ・バットマン−』『エルヴィス』『トップガン マーヴェリック』視覚効果賞『西部戦線異状なし』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『THE BATMAN−ザ・バットマン−』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』『トップガン マーヴェリック』長編ドキュメンタリー賞『All That Breathes』『All the Beauty and the Bloodshed』『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』『A House Made of Splinters』『Navalny』短編ドキュメンタリー賞『エレファント・ウィスパラー 聖なる像との絆』『Haulout』『How Do You Measure a Year?』『マーサ・ミッチェル-誰も信じなかった告発-』『Stranger at the Gate』短編実写映画賞『An Irish Goodbye』『Ivalu』『無垢の瞳』『Night Ride』『The Red Suitcase』短編アニメ賞『The Boy, the Mole, the Fox, and the Horse』『The Flying Sailor』『Ice Merchants』『My Year of Dicks』『An Ostrich Told Me the World Is Fake and I Think I Believe It』「生中継!第95回アカデミー賞授賞式」は日本時間3月13日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.ウーマン・トーキング 私たちの選択 2023年夏、TOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.逆転のトライアングル 2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Fredrik Wenzel © Plattform Produktion
2023年01月25日