子どもから大人まで大好きなミートソース。ひき肉と野菜の旨味が凝縮され、定番のパスタはもちろん、さまざまな食材と相性抜群! 作り置きしておけば、メイン級の料理から副菜まで手間なく作れるようになりますよ。そこで今回は、基本のミートソースの作り方のほか、おすすめのアレンジレシピをご紹介します。ミートソースを作る手順もとっても簡単! 作り置きしておくと味がなじんで、できたてよりも美味しくなります。たくさん作り置きして、冷凍保存しておくのも良いですね。■基本のミートソースの作り方【材料】(2人分)合いびき肉 200g玉ネギ 1/2個ニンジン 1/2本セロリ 1/2本シメジ 1/2株ニンニク 1片水煮トマト(缶) 400g赤ワイン 200ml固形スープの素 2個ナツメグ 少々サラダ油 大さじ1塩コショウ 少々【下準備】・玉ネギ、ニンジン、セロリ、シメジ、ニンニクはみじん切りにする。・水煮トマトは手でつぶす。【作り方】1、鍋にサラダ油とニンニクを入れて弱火にかけ、香りがたったら玉ネギ、ニンジン、セロリ、シメジを加える。中火にしてしんなりするまでじっくり炒める。2、合いびき肉を加えて炒め合わせる。赤ワイン、水煮トマト、固形スープの素を加え、弱火で20~30分煮込む。汁気がほとんどなくなったら、ナツメグ、塩コショウで味を調える。■ミートソースアレンジレシピ10選・トロっとナスのトマトミートグラタンとろっとジューシーなナスに、旨味たっぷりのミートソースとチーズがからまって絶品です。作り置きのミートソースを使えば、手間なく簡単に豪華なごちそうが出来上がりますよ。これならナスが嫌いな子どもも食べられそうです。・ふわふわ卵のオムライスケチャップの代わりに、ミートソースでご飯を味つけした贅沢なオムライスです。肉と野菜の旨味いっぱいのミートソースにふんわり卵がよく合います。卵は包まずにのせるだけなので、手軽にできますよ。・絶品トロトロ! ラザニアミートソースとホワイトソースが何層にも重なったラザニアは、とっておきの日やおもてなしにピッタリです。濃厚な味わいが魅力で、ボリュームもたっぷり! ソースさえ作っておけば、パパッと完成しますよ。・簡単とろーり温泉卵のせミートソース丼ミートソースはパスタだけでなく、ご飯にかけて食べるのもおすすめ。とろ~り温泉卵をからめれば、よりマイルドに。手軽に作れて、子どもも喜ぶメニューです。・サクッと香ばしい! ホットサンドミートソースを作った翌朝に、ホットサンドはいかがでしょうか? とろ~り溶けたチーズと半熟卵がミートソースにマッチして、食べ応え抜群です! パンに具材をはさむだけの簡単レシピなのに、朝から幸せな気持ちになれます。・豆腐グラタン木綿豆腐に生クリーム・ミートソース・ピザ用チーズをかければ、ヘルシーで食べ応えバッチリのグラタンが出来上がり! 豆腐はしっかりと水切りすることで水っぽくならず、ミートソースとよく合います。ダイエット中の方にもおすすめです。・炊き込みご飯炊飯器で作る超簡単レシピ! お米と一緒にミートソースを入れてセットすれば、リゾット風の絶品炊き込みご飯に。仕上げに粉チーズをたっぷりかけるのがおすすめ。火を使わずに手軽に作れるので、忙しい日やパパッと調理を済ませたい週末に最適です。・たっぷり野菜の簡単ミートパイ冷凍パイシートとミートソースがあれば、簡単に美味しいミートパイが作れます。サクサク食感で、食べ応えも満点です。子どもと一緒に作れる簡単レシピなので、ぜひ試してみてくださいね。・カボチャのチーズ焼きカボチャにミートソースをからめて焼くだけの超簡単アレンジレシピ! 濃厚なミートソースがカボチャの甘みを引き立てます。あと一品欲しいときにも最適です。・焼き野菜のたっぷりミートソース添えミートソースが少し余ってしまったときは、焼き野菜のディップソースに。ミートソースにカレー粉を少量加えるだけで、美味しいソースに大変身します! ナス・カボチャ・玉ネギ・パプリカなど、どんな野菜を使っても◎。ミートソースを上手に活用すれば、料理のレパートリーが一気に広がります。また、作り置きしておくことで、具材にのせて焼くだけ、といった簡単レシピを楽しめるのもうれしいところです。
2022年10月31日青魚には、オメガ3脂肪酸という体に良い脂が豊富に含まれています。この脂は、とくに胎児の神経形成に必要だと言われている成分。またオメガ3脂肪酸をとる量が少ないと、早産や低体重児を出産するリスクが高まるという報告もあるため、厚生労働省も「妊娠中は青魚を取りいれましょう」と言っています。でも私が主宰する妊活講座では、「魚が触れないんです」「魚料理のレパートリーが少なくて…」とおっしゃる方が少なくありません。そんな魚に対して苦手意識のある方でも取り入れやすく、しかも便利なのが魚の缶詰!青魚の代表ともいえるのが、“サバ”です。サバの缶詰は味付けの種類も豊富で、使い勝手抜群。今回は、さばの水煮缶詰を使ったお手軽ミートソースをご紹介します。 ■さば缶でミートソースレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料> ※作りやすい分量スパゲッティ 適量さば缶(水煮) 1缶(190g)たまねぎ 1/2個にんにく 1かけカットトマト缶 1缶(約400g)赤ワイン 大さじ5醤油、ウスターソース 各大さじ1塩 小さじ1/2あれば、バジルやオレガノなどの乾燥ハーブ 適量オリーブ油 適量<作り方>1、たまねぎとにんにくはみじん切りにする。2、オリーブ油をひいたフライパンに(1)を入れて火にかけ、たまねぎがしんなりするまで炒める。3、さば缶を汁ごと入れ、ヘラでつぶしながら細かくほぐす。4、トマト缶と赤ワインを入れ、数分煮詰める(ヘラで筋をつけたら、ゆっくりその筋が戻るくらいまで煮詰める)。5、醤油、ウスターソース、塩、あれば乾燥ハーブを入れ、ひと煮立ちさせる。6、1%の塩を入れた湯で茹でたスパゲッティにかける。材料さえあれば、30分で「いただきます!」となるくらいスピーディーにできます。赤ワインをいれると大人味に仕上がりますが、なければいれなくてもOK。我が家は赤ワインがないこともしばしばなので、いれないで作ることもよくあります。妊娠時だけではなく、お子さんが産まれたら、幼児食としてもどうぞ。オメガ3脂肪酸は脳の発達にもかかわるので、成長期のお子さんの栄養的にもぴったりですよ。
2017年03月09日