皆さんは、義家族の方との関係は良好ですか?今回は「モラル皆無な発言をする義父」を紹介します。イラスト:鷲岡胡世子マンションを購入し義父と同居妻が妊娠したことを機に新築マンションを購入した主人公。そして、そのマンションで義父と同居することになりました。ローンや管理費等の費用は主人公が全額払っています。すると、それを知った義父が…。義父の言葉出典:CoordiSnap義父は「ってことは俺の家じゃないってことだ。だったら綺麗に保つ必要はないよな」と笑いながら言ったのです。モラル皆無な発言をする義父に、主人公は唖然としてしまうのでした…。モラル皆無な発言をする義父主人公に対してモラル皆無な発言をする義父にモヤっとしました。主人公の気持ちも考えてほしいものです。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年06月17日サッカー以前の問題を抱えるコーチのもとに居させて大丈夫?というお悩みをいただきました。車移動の際、子どもたちにシートベルトをさせない。上手い子が下手な子のボールを蹴る「からかい」があっても注意しない。コーチの振る舞いに納得いかない。サッカーを通じて感謝の気持ちや心の成長につながるチームに行ってほしいけど、本人が移籍したくないなら見守るしかない?という親のモヤモヤ。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、ご自身の体験を踏まえ悩めるお母さんに改善のための動き方をアドバイスします。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<「帰れ」「次の試合に来るな」精神的に子どもを追い詰めるコーチのもとにいていいのか問題<サッカーママからのご相談>移籍を考えているわけではないのですが、クラブについてモヤモヤしています。7歳の息子はチームの中でもすごく下手でチーム内でもいじられ気味です。それでも本人続ける気があるのでそのことは問題はないのですが、チームのコーチにモヤモヤしています。まず、送迎の車で子どもたちがシートベルトをしてないときがあること。未就学のキッズに至ってはチャイルドシートもつけてないし、サッカー以前の問題じゃないですか?って感じです。また、上手な子が下手な子のボールを遠くに蹴ってからかう、みたいなことを子どもたちがやるのですが、特に注意する訳でもなく......。見かねた親からクレームがいったのか、連絡メールで「友達のボールを遠くに蹴る行為は止めましょう」ときました。そんな当たり前のことを親への連絡メールで伝えないと分からないチームなのか? と思ってしまいます。息子のチームは、わざわざ遠くから来てくれた試合相手に「ありがとうございました!」の挨拶もモジモジして言えません。そのことも、日頃から挨拶してれば言えるでしょ?と思ってモヤモヤしてしまいます。正直親が恥ずかしいです。私と夫はサッカーに興味もないし、行くも辞めるも息子に一任しています。なので、どうせならルールを守る、感謝を持って挨拶するなど、心の成長につながるチームに行ってほしいと思っているのですが、息子はこのチームがいいみたいです。それはいいのですが、指導者の在り方やチームに対してのモヤモヤが晴れません。親としてどう考えていったらいいのでしょうか?<島沢さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。ご相談文を読むと、息子さんの意見を尊重し移籍はさせないけれど、クラブは問題だなとモヤモヤする。やり場のない憤りが伝わってきます。いつも最初に申し上げますが、実際にコーチの方々のお話を聞いてはいないので、お母さんからのメールを読んだ印象でお話しさせていただきます。■シートベルトの着用についてコーチに頼んでみよう結論から申し上げると、お母さんが書かれたコーチの方々のふるまいは、そんなに気にしなくてよいと思います。例えば、シートベルトの着用。ボランティアの方が運営している少年団なのか、それ相応の額の月謝を払っている民間クラブなのかはわかりませんが、いずれにせよ気づいたのなら「安全のためにつけさせてください」と頼んでみてはどうでしょうか。コーチの味方をするわけではありませんが、7歳児の世話をするのは大変です。また急いでいる場合もあります。もちろん事故が起きてからでは遅いです。シートベルトを着けていなかったことを知っていて放置していたら事故が起きた、わが子が被害を受けたとなると、やはり後悔されるかと思います。チャイルドシートや後部座席のシートベルト着用は義務化されているので、子どもたちの安全のためにもお願いしてみるといいでしょう。いくら言っても聞いてもらえない、となれば、子どもの安全を担保できないわけなので、その点をお子さんに話してクラブを替えることを検討してもいいのではないでしょうか。■「からかい」ではなく「いじめ行為」だとコーチに理解させようふたつめ。上手な子が下手な子のボールを遠くに蹴ってからかうことですが、「友達のボールを遠くに蹴る行為は止めましょう」と連絡メールをするのは筋が違うと感じます。ボールを蹴る行為の前に、上手な子どもが下手な子どもへのからかいでやっている、つまり、いじめ行為だということが問題です。コーチの方の理解が十分でないことは自明の理です。このことも、ぜひ気づいているお母さんがそのことをコーチに説明してあげたほうがいいと思います。ただし、相談文を読むと、コーチが暴力やパワーハラスメントなど不適切な指導をしているわけではなさそうです。ただ、シートベルトも、いじめ行為に対する注意もクラブ側に修正してほしい点です。であれば、ぜひ意見してください。わが子が所属するコミュニティを、一緒に育てていくのも親というか大人の役目だと私は思います。例えば小学校で、担任の先生にさまざま未熟な点があれば「こうしてほしい」と伝えますね。問題の大小にもよりますが、互いに意見交換せずに一足飛びに教育委員会へクレームをしてしまうと、非常に話がこじれてしまいます。一方で、目についたことを伝えないのであれば、息子さんのサッカーと距離を置いてはどうでしょうか。サッカーをするのは息子さんなので、彼が楽しければ何も問題はありません。目に着けばモヤモヤする。でも、言いたくはない。そうなるとお母さんのこころの健康に良くありません。■あいさつは大人が子どもに無理にさせるものではない三つめはあいさつについて。あいさつは、大人が子どもに無理にやらせるものではないと私は考えています。お母さんが「恥ずかしいチーム」と感じてしまうということは、きっと息子さんはあいさつをしているのでしょう。あいさつや整理整頓などは、家庭のしつけの範囲になります。それぞれ子どもの発達スピードは異なるので、早くからハキハキしてあいさつできる子どもがいれば、そうではない子どももいる。まだ7歳なのでモジモジしてしまう子もいることを、もしかしたらコーチは理解しているのかもしれません。ぜひ長い目で見てあげてください。と言いつつ、私も息子が少年サッカーの世界にいたある時期、長い目で見ていなかったと反省しています。上の学年の試合に呼ばれて丸一日参加したら、3試合ともずっとベンチに置かれました。息子は「おまえは下手だから出さない」と言われたそうで、泣きながら帰ってきました。下手かもしれないけれど、試合に出す気がないなら、同級生との練習をしていたほうが息子は楽しかったはずなのにと怒りがこみ上げてきました。息子も行きたくないと言うので「次からはもう上の学年の試合には行かせません」と伝えました。今思えば、出過ぎたことをしたと思っています。その時代、十数年前は、現在広がりつつあるような「全員出場させましょう」という習慣がありませんでした。そのコーチは、それまでしてきた指導をやっただけでしょう。それが決していいとは思いませんが、そのときの私に欠けていたのは、コーチへの感謝とリスペクトです。■親が指導者への感謝とリスペクトを持つことが、子どもの成長につながる(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)ボランティアで指導している少年団で、無償で時間を割いて指導している。決していい指導と思わないのなら、そこを伝えるべきでした。「いつもありがとうございます」と感謝を伝えたうえで、もっと楽しくなるように考えていきませんか?と提案すればよかったのです。そんな経験から、お母さんの息子さんがいるのが民間クラブで有償のコーチであっても、感謝やリスペクトする気持ちを持ってもらえればと思います。親御さんがそのような姿勢をもつことが、お子さんの成長につながるはずです。今いるクラブが意見したり話し合っても、なかなかそうならないようであれば、息子さんとよく相談し、そういったチームを探して移籍することも選択肢のひとつでしょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年09月29日子どもを通じて交流が始まるママ友との付き合い、その中ではモラルがないママ友との出会いも時にあるようです。中には、モラルがないどころか、無意識に犯罪行為している深刻なケースもあるといいます。今回は、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から「モラルのない非常識なママ友」についてご紹介します。■子どもの入場料のごまかし!? 犯罪行為に手を染めるママも多く寄せられたのが、料金のごまかしなど、お金を出し渋るがゆえの非常識な行動についてのエピソードです。「ママ友がドリンクバーで自分の分だけ注文して、子どもにもこっそり飲ませたり、テーマパークでは当たり前のように、年齢をごまかしていましたね」「子どもに年齢詐称させる親をみかけます。モラルの問題以前に、詐欺行為で犯罪だと理解してもらいたい」「量り売りの潮干狩りで、こっそりバッグに入れて持ち帰るなど、常識では考えられないような行動をとる方もいました」「自営業のママ友。年収をごまかしている、子どもの給食費も払わなくていい、修学旅行も実質上無料になると自慢げに話していました」「子どもにチャイルドシートが必要なのに、片手で抱っこしながら運転していた。『危ない』と指摘したら、高いし必要ないしと開き直った」「友達親子とお出かけして、うちだけおやつにポップコーンを買いました。するとママ友の子どもがむさぼりつくように食べ出して、うちの子が遊んでいる間に8割ほどを食べてしまいました。親も止めず、びっくりしました」中には犯罪行為と言えるような、驚きのエピソードも寄せられていました。レストランやテーマパークでの料金のごまかしは、刑法上の詐欺罪にあたります。絶対に許しがたい行為ですが、実際にこのようなモラルのない人たちが周囲にいたママたちもいるようです。■厚かましい!遠慮がなさすぎエピソードまた、ママ友の厚かましい態度にうんざりしたというコメントも寄せられていました。「幼稚園時代、園に駐車場がなくて、有料駐車場を利用する必要があった。すると、ママ友からうちの車に下の子どもを一緒に乗せてほしいとしつこく言われ、『チャイルドシートがないから』と断ると、『真面目なんだね』と言われた。卒園式が終わった後はもう二度と幼稚園に行かなくていいんだと思ったときは本当に嬉しかったです」「お隣さんの子どもとその友達が十数人、自宅前の私有地でワイワイして、音や声がすごくて、産後すぐの私には苦痛だった。また、勝手に入ってこられるのが嫌だったため、入ってこないでほしいことを隣の子どもに伝えた。数日後、『うるさくしてすみません。ちなみに、うちの敷地には入ってもらって構いませんから〜』と言われて、不快だった」「ママ友が家に遊びに来ると、冷蔵庫に磁石で貼ってある手紙類や、予定を書き込んでいるカレンダーをいつも見られ、『今度〇〇病院に行く予約を取ってるの? どこか悪いの?』とか、『△△さんと来週ランチ行くんだ、へぇ~』などと言われます。行動をチェックされているみたいでとても嫌でした」「2人目を妊娠中のある日、ご近所のAさんからメールで、『2人目妊娠中? 仕事行ってないよね』などと聞かれ、私を監視しているかのような内容に恐怖を感じました。それから、安定期に入ったことを聞きつけたAさんは、マスクもせずに思春期の子どもを連れてやってきて、出た瞬間におなかを触ってきて、『今しか触れないから触り!』と、子どもにもおなかを触らせました。こんな目にあうなんて…と、気持ちがやられそうでした」ママ友からの遠慮のない数々の行動には驚きを隠せません。人との心地よい距離感は、それぞれに異なるとは言え、相手の気持ちを考えずに、ズカズカとプライベートに踏み込んでいく行動は、つくづくよくないと実感します。■非常識なママ友どうすればいい!?それでは、このような非常識なママ友の行動に直面したとき、どのように対処すればいいのでしょうか。寄せられたコメントから、対処法を考えてみたいと思います。「引っ越しをして縁を切りました」「『こういう人だ!』と割り切って、次回からは信用し過ぎない事にし、自分からは絶対誘わないようにした。また突然誘われたら、当たり障りのない返事をして距離を置く」「一緒に出かけないことが最善だと思い、徐々に行かなくしていきました。最初は幼稚園生活のことを考えるとまずいかなと、視野が狭くなっていたのですが、私がルールを守ることについて嫌みを言ってきたので、こういう人は生活には必要ないと冷静になりました」「やはり距離を置くことが1番です。面白おかしくモラルのないママ友の話をしている人がいたので、不愉快になり『本人の前でちゃんと言うべき』と注意した事がありました。一緒にいると同類に思われます。子どもは子ども、親は親と割り切った方がいいと思います」ママ友のモラルのなさによって、トラブルになってしまうことも多々あるでしょう。チケット購入時の年齢詐称や、飲食店での料金の踏み倒しは、れっきとした犯罪行為です。もし非常識なママ友がいたら、同じような行動は取りたくないと、距離をとったり付き合いをやめたりしている人が多いようです。ママ友付き合いについては、こんなコメントも寄せられていました。「『子どもの友達』であって、決して親同士が友達ではないので、深入りせずに過ごした方が無難だなぁと思います」「いろいろなママ友がいます。特に、子どもが幼い時のママ友付き合いは大切だと思います。でも、一人になっても自然と人は集まるし、価値観が合う人と付き合うべきです。心に負担がかかるようなママ友とは距離をとった方がいいと思います」コメントにもあるように、ママ友はあくまで「子どもの友達のママ」という存在ですよね。中には、そこから本当の友達に変わっていくケースもありますが、多くの場合は短期間だけの交流にとどまります。そうした現実をしっかりと頭の片隅においた上で、自分自身と自分の子どものことを第一に考えて、非常識なママ友に振り回されないようにしたいですね。
2021年06月21日■前回のあらすじいちご園で食べ放題プランで入園しなかったにも関わらず、いちごを食べ始めたママ友たち。止めようとした私を無視しようとしたけれど、結局農園の人に見つかってしまい…。 >>1話目を見る ※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。いちご狩りで起こったショックな出来事を引きずったままの私。「ママ友たちからは離れる」と決意したものの、娘の円佳の友だち付き合いにも影響があるかもしれないと思うと不安になり、思わず夫に吐露したのですが…。夫が私の感覚が正しい!と言ってくれたことで少しホッとしました。本当はいちご園で、もっと強く言うべきだった…そんな自分の弱さを恥じながら、明日からは娘に誇れる母になろうと心に決めました。たとえママ友に何を言われたとしても…。その後 紗里奈さんと恵さんは私の代わりに葵ちゃんママを誘うように。紗理奈さんと恵さんと一緒にいるメンバーが私ではなく、葵ちゃんママとなったことで、他のママたちは「何かあったんだろう」とは思っているようでしたが、あえて理由を尋ねてくる人はおらず、私も何も語りませんでした。幸い、娘は仲間外れに合うことはなく、私も想像していたよりも一人でいることの不安はありませんでした。しかし意外なところから紗里奈さんと恵さんの非常識さがバレてしまうのです…。紗里奈さんたちがまたしても行ったこととは…!紗里奈さんたちの行為は、瞬く間に幼稚園の他のママに知られることに。本当は私も紗里奈さんと恵さんにもっと早く真剣に注意して、これは罪なんだと気づかせるべきでした。葵ちゃんママの言葉は、私自身も咎められているのだと受け止めていました。目の前で起こる事実に正面から取り組めなかった私はずっと悔やみ続けることになるでしょう。ましてや子どもにまで嘘をつかせる行為を見過ごすべきではなかった…。子どもの年齢を親自身が低く言うというのは、成長を喜んでいないと子どもに教えてしまうような気がします。そして子どもだって自尊心があり、年齢をごまかすことは本当は悲しい気持ちを持つのではないでしょうか。でもそれが続いてしまうと、子ども自身もそういった行為を当たり前として根付かせてしまうように思います。もし親が平気で嘘をつく姿をみせてしまったら、それは子どもにも嘘をつくことを認めてしまっているようなものだと私は思います。紗里奈さんたちは、結局どんな得をして、何を失ってしまったのでしょうか。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2021年04月09日■前回のあらすじファミレスのドリンクバーで人数分頼まなかったり、サービスのおもちゃをたくさん取ったり…。常識がずれているママ友と悩みながら付き合いをしていたけれど…。※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。それはとある平日、子どもたちが幼稚園に行っている間に、紗里奈さんと恵さんと3人で近所のいちご狩りに行った日のことでした。テーマパークで子どもの年齢をごまかしているという話を始めたのです。いちご狩りは、「60分食べ放題」と「量り売り」の2種類のプランがありました。「量り売り」はいちご摘みの体験料300円を支払うと、摘み取ったいちごの量に応じて金額を支払う仕組みですが、いちご園の中では摘みながら食べることはできません。私はてっきり食べ放題かと思っていたのですが、節約重視の二人のこと、2000円の食べ放題より量り売りの方が安く上がると考えたのだろうと思いました。このためひとりだけ食べ放題にするのも申し訳なく、私も量り売りプランにしてビニールハウスの中に入りました。しかし私の考えは甘かったのです。二人はこの後、思ってもみなかった行動に出るのです…。これはどう考えても罪になる…! なんとか止めなくては必死になっていました。すると、そこに…。結局農園の人に声をかけられて、全員で食べ放題プランに変更することに。私も疑いの目を農園の方に向けられたのは仕方ないことだし、それでも私はほっとしていました。その後、食べ放題プランに替えると、紗理奈さんと恵さんは大きな声で「おいしいー」と言いながらも、私には怒りの目線を向けてきました。そして農園を出る時には、2人とも何も言わず、結局、帰りの車の中では、気まずい空気のまま解散しました…。この2人と一緒にいると、私自身も汚れてしまったような気持ちになる。もう一緒に行動することはできない…そう思いながらも、明日からの幼稚園での私や娘の立場も考えるとどうしていいかわからず途方に暮れていました。次回に続く(全3話)毎日20時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2021年04月08日※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。私の娘は幼稚園の年少組です。娘の幼稚園でできたママ友の紗里奈さんと恵さんとの会話は楽しいし、子ども同士も仲がよくて、よく子どもも含めて一緒に遊んでいました。しかしある日、良識を疑う行為を見てしまい…。ファミリーレストランでお茶をすることになった私たちだったのですが、そこで目にしたのは…!?紗理奈さんと恵さんは子ども用のドリンクバーで自分たちも飲み始めたのです。これまで紗理奈さんたちとファミリーレストランに入ったことがなかったのですが、どうやら紗理奈さんと恵さんはいつもそうしているみたいで、後ろめたさもない様子。子どももすでに慣れた感じで、母親の注文に応じていました。私にも「キッズドリンクバーは料金安いからお得だよ」と堂々とアドバイスするので、悪いことだとも思っていないようです。「飲み物追加で注文したら?」と伝えるのが精いっぱいだった私は、このことをのちに激しく後悔することに。ドリンクバーを注文せずに子ども分で何杯も飲んだり、ひとりひとつと書かれているサービスのおもちゃをたくさん取ったり、化粧品のテスターを使いまくる子どもを注意しなかったり…。「どうしよう…なんて言って注意すればいいの…?」と思うようなことを目にする機会がありました。けれどそれ以外は話も面白いし、一緒にいて楽しい。同じ幼稚園で、子ども同志も仲良しで一緒に行動する機会も多かったので、私はどこかで上手く付き合わなければと思いこんでいた部分があります。それに「あまりよその家の方針に首をつっこんではいけないよね…」と強く行動することができませんでした。でもそれはとんでもない間違いだった…! 自分の違和感や良識を見て見ぬ振りしたことで、ある日、とんでもない事件が起きたのです…!次回に続く(全3話)毎日20時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2021年04月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「幸せな結婚生活を送るために、愚痴っぽい性格を直したい」という、ありすじーさん(41歳会社員)に、心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんからアドバイスをいただきました。■ありすじーさんのお悩み愚痴っぽい自分を直したいです。怒りの沸点が低いのかもしれません。母に厳しくしつけられ、育てられた影響なのか、モラルや規則に関して、自分にも他人にも厳しい性格の大人になってしまいました。常識のない人や規律を守れない人を見ると「許せない」と感じてしまいます。また、見返りを求めているつもりはないのですが、「持ちつ持たれつ」が普通だと思っているので、私の優しさにあぐらをかいて「もっともっと」と求めてくる人も苦手です。これからの人生を心穏やかに、平和に生きていくにはどうしたらいいでしょうか。最近結婚したばかりで、これから幸せに生きていくために自分を変えたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんよりありすじーさん、こんにちは。心屋塾認定講師・心理カウンセラーの高橋かずえ(カエル姉さん)です。ご相談ありがとうございます。常識や規律を守らない人を見るとイライラして愚痴っぽくなってしまうのですね。ありすじーさんがご自身でおっしゃる通り、厳しいお母さまにしつけられたことで、自分の中にたくさんの「ルール(規律)」が存在するのだと思います。あれもダメ。これもダメ。こうしなければいけない。そうしたルールをたくさん持っている人ほど、自分もそのルールを守ることに必死になりますし、他人のことも同じように見張ってしまうので、心の中がとても忙しくなりがちです。怒りの沸点が低いというよりは、「他の人のルール違反を見張ること」に忙しくて大変、ということではないかなと推測します。しかし、「他の人に行動を変えてほしい」と望むことは、要するに「自分の思いどおりにしなさい」とコントロールしようとすること。自分に関わるすべての人を思いどおりに変えることは不可能だということを、まずは理解していきましょう。さて今回、ありすじーさんにぜひ見直していただきたいことがあります。小さな頃から従ってきたお母様のルールの中に「もう必要のないもの」がないか、あるいは「もう守らなくてもいいもの」がないか、探してみてほしいのです。そして、今の自分には不要だと思うルールを見つけたら、そのルールを破ることにチャレンジしてみてください。例えば「困っている人は助けなければいけない」というルールをかたくなに守っているとしたら、自分だけで何とかしようとせず、他の人も頼って、一緒に助けてもらうようにする。完全にルールを破るのが難しければ、少しルールをゆるめてみるのもいいでしょう。「人には優しくしなければいけない」とルールを持っているとしたら、自分が「優しくしたい」と思うときだけにしてみる、というのもひとつです。他人や周りの人をすべて見張って生きていくことは不可能ですし、「完璧」を目指すほど人は苦しくなってしまいます。それよりも、ありすじーさんが楽しく好きなことをして生きることを選んでみませんか? 今まで周りを見張るために外向きに使っていたエネルギーを、これからは自分のために使ってみませんか?「自分のための時間」を増やせるようになると、他人を見張っている時間はとてももったいない気がしてくると思います。最後に、ありすじーさんへ魔法の言葉をプレゼントいたします。「わたしはラクに自由に生きてもいい!」ぜひ、この言葉を何度も口に出してみてくださいね。ありすじーさんの心が穏やかで平和になるように願っています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年10月30日前編 では、なぜ思春期が社会の道徳意識を教える時期なのかについて、脳の成長のしくみから解説しました。後編では、社会モラルを教えるための具体的な方法を紹介します。■思春期の子どもにはこうやって社会の道徳意識を教えよう!社会的な道徳意識(社会のモラル)を脳に植え込むのにふさわしい時期は、思春期です。でも、これは決してたやすいことではありません。親だけの力では不足と感じることもあるでしょう。どうやったら思春期の子どもに道徳意識を教えられるのか。それをご説明しましょう。これまでのしつけのように、社会的な道徳意識を試行錯誤で身につけさせる?それはいけません!というのも、たとえば「やってみたら誰かにけがをさせちゃった。ごめんなさい。今度からこれはしちゃいけないな」というのは許されませんよね。試行錯誤している間にたくさんの人が傷つけられたり、不幸になったりしてしまいます。思春期の子どもに道徳意識を教えるには、上手に言葉を使って何度も説明するしかありません。つまり、理性に訴える、理屈でわからせるという方法になります。というよりも、その方法以外にありません。前頭前野にとっては、社会的な道徳意識というのは「理性」として入っていくのです。■子どもとの積極的な話し合いをでも、このやり方は、とりわけ日本人にはとっては困ってしまう方法かもしれません。日本の子育てはつい「親が正しい姿を見せればいい、それを見て子どもが育ってくれれば」となってしまいがちです。「親の背を見て」的なしつけは、日本人は得意な傾向にありますが、面と向かって子どもとうまく話し合うのは苦手な傾向にあるようです(むろん家庭によっていろいろですが)。子どもとしっかり向き合って、話し合いが持てない親たちは、学校で教えてくれないかな、なんて考えてしまうこともあります。でも、親がやるべきしつけを、ほかの人に転化してしまって、果たして効果が出るものなのでしょうか?なんとなく、でやってしまっていては、親の意思が子どもに伝わらず、子どもの脳に社会的な道徳意識を定着することはできません。タイミングを見て何度でも、真面目に、この世の道徳について語りかけてください。そのためには、子どもとの話し合いの場を、日常的に作っていくことが必要でしょう。そしてもうひとつ大切なポイントがあります。思春期の子どもにこういった話を真剣に語るのは、家族において誰が適任か? それを考えておくことです。道徳意識を教えるのは、子どもにとってもっとも身近な社会人が適任です。家庭によってはそれが父親のこともあるでしょうし、母親のほうがふさわしいこともあるでしょう。いずれにせよ、親が逃げずに子どもとしっかり向き合って、話し合う場を作ること、それが重要です。
2016年04月08日思春期の子どもの扱いは難しく、これまでのようなしつけがしづらくなります。ですから、子どもに何をどう教えたらよいかわからなくなって、何となく子どもとの関係が薄くなってしまいがちですね。でも、この時期だからこそ教えるのに適したこともあります。それは、「社会における道徳意識(モラル)」です。どういうことなのか少し詳しく見ていきましょう。■なぜ思春期は社会の道徳意識を教える時期なの?12歳~13歳頃といえば、思春期真っただ中。この時期には、前頭前野がすごいスピードで発達していきます。この頃になると、前頭前野にある細胞が突然大きくなるのです。前頭前野とは、大脳の前頭葉の中に存在する領域で、「記憶」「思考」「創造性」「感情コントロール」などをつかさどる脳内の最高中枢です。人間とほかの動物の脳を比較した場合、大きく違うのが前頭前野で、人間の脳の部位でもっとも発達している部分です。従って、頭の良い人、発想が豊かな人、新しい物を造り出す人などは、前頭前野が発達していると考えられています。前頭前野はこの時期になると、何もしなくても成長するのかというと、それは違います。前頭前野の急成長をもたらすきっかけ、それは「反抗」です。反抗期は「これから前頭前野が活性化するよ、大人になるための訓練が始まるよ」という合図でもあるのです。大人が言うことに対して反発をします。するとその次には、「ではどうしたらよいのか」ということを自分で考えなければならなくなります。このことこそが、前頭前野にとっての大きな刺激となるのです。脳の成長は、反抗なしには始まらないのです。前頭前野が急成長するということは、脳が何かを会得しやすくなっているということです。そんな脳の成長時期であり、子どもから大人へとポジションが移っていく時期だからこそ、社会における道徳意識(社会のモラル)をしっかりと脳に叩き込むべきなのです。そしてこの時期を逃してしまったら、もう脳に道徳意識が定着することはないとも考えられています。■「子どもだから」では済まされない年齢思春期以前は、子どもは何と言っても「子ども」です。仕方ないね、で済まされてきたこともあったかもしれません。しかし、これからは「子どもだからね」とは思ってもらえない年齢になっていきます。仮に中学卒業後、すぐに仕事についたとすれば、もう自分1人の力で、社会において立ち回っていかなければなりません。そのために必ず必要になるのが、社会的な道徳意識です。だから、思春期の子どもには、親が責任を持って道徳意識を定着させてやらなければならないのです。時期からしても、これが最後のしつけになるのではないでしょうか。ぜひきちんと行ってあげましょう。< 後編 に続く>
2016年04月08日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は10日、第10回IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」の受賞作品を決定した。「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」は、子どもたちがコンクール作品の制作を通して、インターネットの安全利用を意識する目的で、IPAが開催しているもの。標語部門の最優秀作品は、神奈川県の学校2年生の作品「Yes. Ok. クリック前に 一呼吸」。「ヒップ・ホップを思わせるリズム感で、具体的な対策を表現している」との講評が寄せられた。ポスター部門は東京都の小学校6年生の作品「トラブルメール 送っていませんか?」。4コマ漫画部門は京都府の高等学校1年生の作品「携帯の時間じゃなくて・・・。」が最優秀作品に輝いた。10回目を迎える2014年度のコンクールは、2014年4月1日から9月8日まで作品を募集。応募数は標語部門33,299点、ポスター部門4,427点、4コマ漫画部門4,571点の合計42,297点となり、過去最多を記録した。
2014年12月10日「モラルハラスメント」や「モラハラ」という言葉、よく耳にするけれど、実際のところ意味がよくわかっていない…なんてことはありませんか? この際、知らないままにしておかずに、その意味もチェックしておきましょう。■モラルハラスメントって、どういう意味?モラルハラスメントとは、マリー=フランス・イルゴイエンヌというフランスの精神科医が提唱した言葉で、言葉や態度、身ぶりなどで精神的に人を虐待し、精神的な傷を負わせることを言います。■モラルハラスメントといじめの違いは?モラルハラスメントと似た言葉で「いじめ」がありますが、いじめの場合は被害者に対して身体的に暴力をふるう場合が含まれ、また被害者が明確に「自分は被害者である」と認識している場合が多いです。対してモラルハラスメントは精神的な攻撃であり、また加害者は「自分がモラハラを行っている」と気づいていません。被害者が「自分がモラハラを受けている」と気づかない場合も多いのです。この行為は、しばしば夫婦、恋人、友人、同僚として被害者と密接な関係性の中で行われます。また上司部下の関係、先輩後輩の関係、能力の優劣が著しい関係にあっても要注意と言えるでしょう。「パワハラ」と重なる部分もあります。■モラルハラスメントにあたる行為って、どういうもの?それでは、どのような行為がモラルハラスメントにあたるのでしょうか? 例えば、あなたが少し失敗すると、いつも上司が「だからお前はだめなんだ」「お前はだめだから俺の言うことをきけ」と言い含めてくる。もちろんあなたの失敗が本当に良くなかった場合もあるでしょうが、常に脅迫し、あなたを支配下に置こうとしている場合は、モラルハラスメントと言っていいでしょう。ほかにも視線を合わせない、被害者の話をいつも一方的に遮る、被害者の言動を過剰に否定する…などの行為が挙げられます。いずれの行動にも共通することは、加害者が被害者に精神的な攻撃をしかけながら、被害者が反抗してこないように、上手に罪悪感を被害者に植え付けるということ。実際に危害を与えているのは加害者ですが、そうされるのは「自分が悪いからではないか…」と被害者の方が罪の意識に苦しんでしまうのです。そして自分で行動できず、常に加害者の反応をうかがうようになってしまいます。モラルハラスメントは、目に見えにくい暴力なので、周囲にモラハラで困っている人がいても、気づきにくい場合があります。もしも身近に「そうかな?」と感じる人がいたら、注意深く見守り、助けになってあげましょう。(画像は本文と関係ありません)
2014年06月20日