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夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ある日ライコちゃんが「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、門限を過ぎても帰らない事件が発生! 結局、20時を過ぎてからライコちゃんは帰宅します。以来、リアムちゃんと遊ばなくなったライコちゃん。中学校に進学したある日、リアムちゃんたちと遊ばなくなった理由をライコミさんへ話してくれました。ライコちゃんは、事件の数日前にライコミさんの妹・リサコさんからお小遣いをもらい、リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃん・ジュリアちゃんに自慢してしまいました。 すると「ショッピングモールにプリクラを撮りに行こう」と提案されます。しかし、ショッピングモールでお金を使い果たしたリアムちゃんとジュリアちゃんは「私たちの分も帰りのバス代出して」と言ってきたのです。全員分のバス代はなく、自分だけバスに乗ることもできなかったライコちゃんは結局、4時間かけて3人で歩いて帰らざるを得ない状況になったのでした。無事家にたどり着いたものの、門限を大幅に過ぎたことを叱られると思ったライコちゃんは、部屋に閉じこもります。 ライコミさんから「いつでもいいから話せるようになったら話してくれる?」とやさしく声をかけられて、ライコちゃんは安心して眠ってしまうのでした。 母親の気持ちを知った娘は 「ライコはライコなりに考えや事情があると思う。だから本人が言いたくないことは無理に聞かずに待ってあげたいの」 母親の想いを知ったライコちゃんは、当時の気持ちを思い返すように、改めてライコミさんに「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えます。 すべての真相を知ったライコミさんは、ライコちゃんがまっすぐ育ってくれたことにひと安心。「こちらこそ話してくれてありがとう。」と、娘と2人して泣き出してしまうのでした。 数年後。ライコミさんはスーパーで買い物をするリアムちゃんの姿を見かけます。リアムちゃんは大きなおなかを抱えながら、パートナーらしき人と幸せそうにしていたそう。楽しそうな彼女の笑顔に、ライコミさんと夫は、改めて子どもたち全員の幸せを願うのでした。小学生の子どもが門限を大幅に過ぎて帰ってきたら、つい理由を問い詰めたくなってしまうものでしょう。「もうあの子と遊ばないで!」と言ってしまうかもしれません。しかし、ライコミさんが何よりも大切にしたのは、娘の気持ちでした。 「信じて待つ」のはなかなかできることではありませんが、そんな母親のもとで育ったライコちゃんは、素直なやさしい子に成長しました。子育ては思いがけないことがいっぱい。子どもの友人関係につい口を出したくなることもあるかと思いますが、私たちも子どもの行動に干渉しすぎず、信じて待つ姿勢を見習いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年04月01日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。ところがある日「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、門限をすぎても帰らない事件が発生! 結局、20時を過ぎてから帰宅したライコちゃんは「リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃん・ジュリアちゃんとバスでショッピングモールに行っていた」と泣きながら説明します。 その日以降、ライコちゃんはリアムちゃんと遊ばなくなったのです。そして数年が経ち、中学校に進学したある日、リアムちゃんたちと遊ばなくなった理由を話してくれたのです。 ライコちゃんは、事件の数日前にライコミさんの妹・リサコさんからお小遣いをもらい、リアムちゃんたちに自慢してしまいました。すると「ショッピングモールにプリクラを撮りに行こう」と提案されました。しかし、ショッピングモールでリアムちゃんとジュリアちゃんはお金を使い帰りのバス代がなくなってしまい、「私の分もバス代出して」と言ってきたのです。 全員分のバス代はなく、自分だけバスに乗ることもできなかったライコちゃん。結局、4時間かけて3人で歩いて帰らざるを得ない状況になったのでした。親が思ってもみなかった事件の真相は 帰り道も相変わらずマイペースに無茶苦茶な提案ばかりしてくる姉妹に、次第に嫌悪感が増すライコちゃん。ようやく家の近所に帰り着き「やっと解放される……」とホッとしたのも束の間、ライコちゃんは門限を大幅に過ぎていることに気づきます。 「ママ……怒ってるよね……?」不安に押しつぶされそうになりながら、ライコちゃんは急いで帰宅。しかし、家には誰もいません。 瞬時に「私を探しに行ってるのかな。ママ心配してるんだ……」と悟ったライコちゃんでしたが、その後すぐに帰ってきた母親の大きな声に驚き、つい自室に立てこもってしまいます。 そしてそのまま体力の限界を迎えたライコちゃん。母親がいつものようにやさしく話しかけてくれる声を聞き、安心して眠ってしまったのでした。 親として子どもを強く心配するあまり、つい大きな声を出して怒ってしまった経験を持つ方は多いはず。しかし、親に責められれば子どもの逃げ場はなくなります。 悪いことをしたときは叱ることも必要かもしれませんが、まずは子どもの考えを受け止めてあげることができるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月12日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。ところがある日「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、門限をすぎても帰らない事件が発生! 結局、20時を過ぎてから帰宅したライコちゃんは「リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃん・ジュリアちゃんとバスでショッピングモールに行っていた」と泣きながら説明します。 その日以降、ライコちゃんはリアムちゃんと遊ばなくなったのです。そして数年が経ち、中学校に進学したある日、遊ばなくなった理由を話してくれたのです。 ライコちゃんは、事件の数日前にライコミさんの妹・リサコさんからお小遣いをもらっていたそう。 そのことをリアムちゃんたちに自慢したライコちゃんは、ショッピングモールでプリクラを撮りに行こうと提案されて……?3人は意気揚々と出発! ワクワクが勝り、子どもだけでショッピングモールに行った3人。最初は楽しかったものの、ライコちゃんは夕方が近づくにつれ徐々に不安を感じ始めます。 「もう4時になりそうだから、そろそろ帰らない?」とライコちゃん。 ところが、ジュリアちゃんは「私の分もバス代出して」と言い出します。2人は持っていたお金を使ってしまい、帰りのバス代が足りなくなってしまった様子。1人で帰ることもできないライコちゃんは、歩いて帰ることにしたのでした。 行き慣れているならともかく、初めての場所に親へ相談もせずに、子どもたちだけで行ったのはよくなかったかもしれませんね。 ライコちゃん自身も楽しいお出かけから一転、こんな状況になるとは夢にも思わなかったことでしょう。 こういったリスクに備えて、親の連絡先を持たせておく・交番の場所を教えておくといった対策を日ごろから取っておきたいものですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月11日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。ところがある日「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、20時過ぎまで帰らない事件が発生! 結局、20時を過ぎてから帰宅したライコちゃんは「リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃん・ジュリアちゃんとバスでショッピングモールに行っていた」と泣きながら説明します。 その日以降、ライコちゃんはリアムちゃんと遊ばなくなったのです。そして数年が経ち、中学校に進学したある日、2人が急に遊ばなくなった理由を話してくれたのです。 ライコちゃんは、ずっと家族に謝りたかったことがあるそうで……?ショッピングモールに行く数日前のこと… ライコちゃんによれば、あの日リアムちゃん・ジュリアちゃんとバスでショッピングモールに行くきっかけになったのは、ライコミさんの妹・リサコさんからもらったお小遣いだそう。 小学校2年生のライコちゃんは、初めて手にしたお札に感動し、リアムちゃん・ジュリアちゃんに自慢してしまいます。 すると、そのお札を見たジュリアちゃんが「これだけあればプリクラ撮りに行けるよ!」「バスで行けば門限までに帰ってこれるよ」と提案してきて、子どもたちだけでショッピングモールへ行くことになったのです。小学校2年生のライコちゃんは、初めてのお札を手に入れてうれしい気持ちを抑えきれなかったのでしょう。 リサコさんが悪いわけではありませんが、子どもがお金の価値を正しく認識できるようになるまでは、親にも伝えたうえでお小遣いをあげるのがベターかもしれませんね。 トラブルに巻き込まれないためには、お金の価値や大切さを親子でしっかりと話し合う時間を設けてもいいかもしれません。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月10日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。ところがある日「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、20時過ぎまで帰らない事件が発生! 遅くなった理由は「リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃんと、バスでショッピングモールに行っていた」と、何も言わず遠出していたことを知り「リアムちゃん一家とのつき合い方」について真剣に悩むライコミさん。 しかし、その日以降、ライコちゃんはリアムちゃんと遊ばなくなったのです。そして数年が経ち、中学校に進学したある日のこと。 「久しぶりにリアムちゃんを見た」と話し始めたライコちゃん。それをきっかけに、ライコミさんは、2人が急に遊ばなくなった理由を知ることになるのです。 当時、独占欲の強いリアムちゃんが他の友だちを寄せ付けず、クラスで孤立していたライコちゃん。2人で遊んでいるとリアムちゃんが意地悪を言われて嫌な思いをしていたそう。 しかし、リアムちゃんが学校を休んだある日、「本当はライコちゃんと遊びたいんだ!」と話しかけてきてくれて、クラスメイトの数名でリアムちゃんと遊ぶように!ライコちゃんがずっと謝りたかったこと 2人きりで遊ぶ時間が減ったことで、少しずつリアムちゃんに対する苦手意識が薄れてきたライコちゃん。 クラスメイトもすっかり、リアムちゃんやリアムちゃんの姉・ジュリアちゃんと打ち解けたようです。そのうちライコちゃんたちは、リアムちゃんの家で遊ぶことが増えていきます。 ときにはジュリアちゃんも含めて楽しい時間を過ごしていたようですが、ライコちゃんの中では「あの日」のできごとがずっと胸につかえていたそう。 「あの日」とは、ライコちゃんがリアムちゃん・ジュリアちゃんとバスでショッピングモールに行き、帰宅が遅くなってしまった日のこと。ライコちゃんは時間が経った今でも、家族に心配をかけたことを、深く反省していたのです。 当時はライコミさんも、幼い娘に負担をかけてはいけないと、深くは追求しませんでしたが、もしかしたらライコちゃんも、長年話を切り出すきっかけを探していたのかもしれません。 このことが、ライコミさん親子にとって過去のわだかまりを解消するきっかけになるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月09日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。ところがある日「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、20時過ぎまで帰らない事件が発生! 遅くなった理由は「リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃんと、バスでショッピングモールに行っていた」と、何も言わず遠出していたことを知り「リアムちゃん一家とのつき合い方」について真剣に悩むライコミさん。 しかしその日以降、ライコちゃんはリアムちゃんと遊ばなくなったのです。そして数年が経ち、中学校に進学したある日のこと。 「久しぶりにリアムちゃんを見た」というライコちゃんから、当時の話を聞きました。遊ばなくなった理由は「リアムちゃんと一緒にいるのがつらかったから」とのこと。 当時、独占欲の強いリアムちゃんが他の友だちを寄せ付けず、クラスで孤立していたライコちゃん。しかし、リアムちゃんが学校を休んだある日、「本当はライコちゃんと遊びたいんだ!」と話しかけてきてくれたのです。 2人の関係にも変化が… 「本当は2人とも遊びたい」というクラスメイトの本音を知り、ライコちゃんはクラスメートと和解します。さらにクラスメイトの計らいもあり、リアムちゃんも次第にみんなの輪に馴染めるように。 そして季節は変わり、風が冷たく、公園で遊ぶのがつらくなってきたある日のことです。 「寒いんだったらうちで遊ばない?」というリアムちゃんの提案を受けて、みんなでリアムちゃんの家へ行くことになりました。 少しだけ不安を覚えるライコちゃんでしたが「みんながいるのなら」と、自分もリアムちゃんの家で遊ぶことを決めます。 これまで2人きりになると、リアムちゃんから意地悪を言われたり、物を盗られていたライコちゃん。みんながいるとわかっていても「また何かされたらどうしよう」と、心配に思う気持ちがあったのでしょう。 ですが、みんなで遊ぶようになり、リアムちゃんの気持ちにも変化が出てきているようです。これからは、対等な関係で2人が付き合っていけるといいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月08日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。ところがその日は「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、門限を過ぎても帰らず近所を探し回りました。 結局、ライコちゃんが帰ってきたのは20時を過ぎてから。「リアムちゃんとリアムちゃんのお姉ちゃんとバスでショッピングモールに行っていた」というライコちゃんの話を聞き「リアムちゃん一家とのつき合い方」について真剣に悩むライコミさん。 しかし、その日以降、ライコちゃんはリアムちゃんと遊ばなくなったのです。 そして数年が経ち、中学校に進学したある日のこと。 「久しぶりにリアムちゃんを見た」というライコちゃんから、ライコミさんは当時の話を聞くことになりました。「一緒にいるのがつらかった」娘の驚きの告白 「リアムちゃんと一緒にいても、つらいと思うことのほうが多かった」 ライコちゃんの発言に驚きを隠せないライコミさん。リアムちゃんは部屋で遊んでいるときに、ライコちゃんに対してわがままを言ったり、持ち物を欲しがったりということがよくあったそう。 中でも「自分のほうが優れている」と言われることが、ライコちゃんを苦しめていたようです。 そんな状況が変わったのは、リアムちゃんが学校を休んだ日のこと。クラスメイトから話しかけられたライコちゃんは、これまでクラスメイトが話しかけてこなかった理由を知ります。 気づかないうちに孤立していたライコちゃんですが、この日のできごとをきっかけに、リアムちゃんだけでなく新しい友だちとも遊ぶようになったのです。 リアムちゃんは、ライコちゃんのことが大好きで、いつも一緒にいたかったのかもしれませんね。わがままを言ったりわざと傷つけたりしたのも、ライコちゃんなら許してくれると感じていたからかも。 しかし、いくら仲が良くても、あまりにもモラルに欠ける言動は良くありません。信頼関係を強めるには、どんなときでも相手の気持ちを尊重し、思いやりのある行動を心がけていきたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月07日夫の転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんが小学校2年生のとき「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。ところがある日「リアムちゃんの家に行く」と出て行ったきり、ライコちゃんが門限を過ぎても帰らなかったのです。 翌日、気持ちが落ち着いたライコちゃんから話を聞いたライコミさんは、娘がリアムちゃんと、姉・ジュリアちゃんとバスに乗って、ショッピングモールまで遠出していたことが発覚。プリクラを撮ったため帰りのバス代がなくなり、歩いて帰ってきたため帰宅が遅くなったのでした。 「リアムちゃん一家とのつき合い方を話し合ったほうが良いのかな」と悩むライコミさんでしたが、それ以降はリアムちゃん以外の友だちと遊ぶことが増え、リアムちゃんのことを話題にすることなく、結局そのまま小学校を卒業したのでした。そして、地元の中学校に進学 新しい交友関係が広がり、リアムちゃん以外に親しい友だちができたライコちゃん。そんなある日、ライコちゃんが唐突に「今日、久しぶりにリアムちゃん見たよ」と話し始めたのです。 どうやらリアムちゃんは、ライコちゃんと同じ中学校ではあるものの、小学生のうちからヤンキーな先輩とつるむようになってから雰囲気も変わり、あまり学校に来なくなったとのこと。 久しぶりにリアムちゃんを見かけたというライコちゃんは「相変わらずギャルってかヤンキーだった。でも一応元気そうだよ」と言います。 リアムちゃんは、ライコちゃんにとって初めてできた友だち。価値観や性格が合わないと感じることがあっても「一緒にいるもの」と思い込んでいたのかもしれませんね。 親としては、子どもの交友関係につい口を挟みたくなりますが、成長とともにつき合う人は変わるのが自然なことです。適度な距離で見守ってあげたいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月04日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。その日も「リアムちゃんの家に行く」というライコちゃんを快く送り出しました。 しかし、門限の5時を1時間過ぎてもライコちゃんが帰宅せず、思いつく限りの場所を探すライコミさん。 偶然にもリアムちゃんの母・セリカさんに遭遇し、リアムちゃんの姉・ジュリアちゃんに電話をかけてもらうと、ライコちゃんがすでに帰ったと聞きます。 急いで帰宅したライコミさんは、娘が部屋にいるのを知ってひと安心。ですが、帰宅は夜8時をまわっていました。 翌朝、何があったのかをライコミさんが尋ねると、自宅から車で20分ほどかかるショッピングモールに、リアムちゃんとジュリアちゃんと行っていたことが判明したのです。そんなところまでどうやって行ったの!? 昨日は、リアムちゃん・ジュリアちゃんと、ショッピングモールへバスで行っていたというライコちゃん。 「バスでならライコのお小遣いでも行って帰ってこれる……」と納得するライコミさんでしたが、一番の疑問は「なぜあんなに帰りが遅くなったのか」ということでした。 その質問に、ライコちゃんは「プリクラを撮ったら帰りのバス代が足りなくなっちゃって……歩いて帰ってきたから」と説明します。 ライコミさんとしては、まだまだ聞きたいことはあったものの、泣きじゃくりながら謝るライコちゃんを前に、これ以上の話し合いはやめておくことにしたようです。 それ以降、ライコちゃんはリアムちゃんの話をしなくなり、そのまま小学校を卒業したのでした。 リアムちゃんの話をしなくなったというライコちゃん。「大変なことをしてしまった」という意識から、一緒にいるのがなんとなく気まずくなってしまったのかもしれませんね。 子どもの交友関係に、親がどこまで関与すべきかは難しいポイントです。しかし、少なくとも何かあった時のために一緒に遊ぶ友だちの名前や相手の親の連絡先程度は把握しておくと安心ですね。 まだ的確に状況を判断できない年齢だからこそ、子どもの安全はしっかりと親が確保してあげたいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年03月03日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。そんなある日、約束の5時になってもライコちゃんが帰ってきません。30分ほど待ってみましたが帰宅する気配がなく、リアムちゃん宅に向かうことに。 しかし、リアムちゃん宅には人がいる気配はありませんでした。ライコミさんは公園や学校、自宅など思いつく場所を走り回って探しましたが、ライコちゃんの姿は見当たりません。 そんなときにリアムちゃんの母親のセリカさんと遭遇。状況を知ったセリカさんは姉のジュリアちゃんに電話をかけました。 ジュリアちゃんから、「ライコちゃんは先に帰った」と聞いたライコミさんは、急いで自宅へ戻ります。ライコちゃんが無事に帰宅していたことに安堵しましたが、部屋に閉じこもっていて、何が起きたのか分からないままで……。 涙が止まらない母親 夫が帰宅した瞬間、ライコミさんの目からは大粒の涙がボロボロと溢れてきました。その日起きたことをすべて話すと、夫も心配そうな表情を浮かべていました。 翌朝になってもライコちゃんは部屋から出てきません。心配になったライコミさんは「もう起きてる? 体調はどう?」とやさしい口調で声をかけます。すると、ライコちゃんから「今日学校に行きたくない」と返答があり、学校にお休みの連絡を入れました。 すると、ライコちゃんが部屋から出てきました。「ママ……ごめんなさい……」 ライコミさんは温かいスープを用意して、昨日の件を聞いてみることに。すると、ライコちゃんたちは、ライコミさんの自宅から車で20分ほどかかるショッピングモールに子どもたちだけで行っていたことが判明したのです。 門限が5時なのに、8時まで帰って来なかったライコちゃん。子どもだけで遠出していたことが分かりましたが、思っていた以上に子どもの行動範囲が広がっていて、不安になってしまいますね。まずはなにがあったのか、ライコちゃんが打ち明けてくれるのを待って、しっかり受け止めてあげたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年02月03日まったく家事をしない父と、共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い、仕事で失敗してもやさしく指導し、励ましてくれる姿に次第に惹かれるように。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家での同居とともに結婚生活がスタートしました。家事分担に関してもカズヒコは協力的で、ライコミさんが食事の準備、カズヒコが洗濯と、家事を分担することになりました。ある日、仕事帰りに買い物に行ったライコミさんが、廊下に上着とカバンを置いてキッチンに食材をしまいに行くと、「出しっぱなしでみっともないよ!」と怒鳴るカズヒコ。そして、「荷物を持ったまま片付ければいい」と提案してきたのです。ライコミさんが「手伝ってくれたほうが効率的なんじゃないの?」と反論すると、カズヒコは「料理は君の仕事なのに無責任だ」と言い放ちます。 その後も夫のダメ出しや無茶な要求はエスカレートしていき、「もうついていけない」と思ったライコミさんは、カズヒコのルールに従うのをやめることに。 気づけば夫婦としての会話はなく、カズヒコに文句を言われ罵られても、言い返す気すらおきず、謝り続ける日々……。ある日、ライコミさんはついに「私、もう無理。離婚したい」と切り出したのです。すると、カズヒコの答えは……!? 妻の離婚要求に夫の反応は…※訂正:(誤)怠け者だ→(正)怠け者だと ※訂正:(誤)疲れて頃→(正)疲れた頃 「もっと歩み寄ってから離婚を切り出してもよかったのでは」と焦るライコミさんでしたが、カズヒコの返事は予想外にも「いいよ、離婚しよう」というもの。離婚の際には「こんな子どもっぽい怠け者だとは思わなかったよ」と言ってきました。 こんなに自分のことを見下して否定してくる人と、一緒にいる理由はありませんよね。ライコミさんは離婚後、カズヒコと職場で顔を合わせないよう別の営業所に転属させてもらい、久しぶりに自由を手に入れました。 一方、今回の離婚について自分に原因があるとは少しも考えていないカズヒコは、その後も職場の女性と付き合っては別れるということを繰り返したそう。カズヒコの本性が噂で広まり、職場で浮いた存在になっていきましたが、本人はまったく気にしていない様子。絶対的に自分が正しいと思い込んでいる性格は、変わらないようですね。 価値観の合わない人と結婚生活を続けていても、自分自身が疲弊してしまうだけ。最初は相手の言うことに従おうとしていたライコミさんですが、離婚を切り出したことで自分の人生を取り戻すことができました。 お互いの価値観を理解し、尊重しあえるような人と一緒に人生を歩みたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年02月02日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコちゃんは、リアムちゃんと公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。そんなある日、約束の5時になってもライコちゃんが帰ってきません。30分ほど待ってみましたが帰宅する気配がなく、リアムちゃん宅に向かうことに。 しかし、リアムちゃん宅に人がいる気配がなく、公園や学校、自宅など思いつく場所を走り回って探しましたが、ライコちゃんの姿は見当たりません。途方に暮れているとき、リアムちゃんのママ・セリカさんと遭遇しました。 状況を伝えセリカさんは自宅を確認。そこで分かったのは、ライコちゃんはリアムちゃんと姉ジュリアちゃんの3人でいるということでした。 セリカさんが急いでジュリアちゃんに電話をかけると、遠くから子どもの声が聞こえてきました。しかしそこには……!? さまざまな感情が爆発! 「ライコはどこ?」「あ〜あの子先に家に帰っちゃった」 ジュリアちゃんの言葉に、ライコミさんの感情は爆発!「なんで8時過ぎても連絡してこないの!?」などと感情をぶつけたくなるのをグッと堪え、約束を破った娘はしばらく外で遊べないことを伝えます。 その後、急いで自宅へ戻ったライコミさん。娘が帰宅していたことに一安心しましたが、心配していた気持ちや自分への不甲斐なさなどさまざまな感情が溢れ出し、怒鳴り口調で部屋のドアをドンドンと叩いてしまいました。 すると、扉の向こうからライコちゃんの泣き声が聞こえてきました。ライコミさんは少し冷静になり、やさしい口調で心配していたことを伝えます。 そして、「いつでもいいから。今日何があったか話したくなったら話してくれる?」そう声をかけて娘の部屋を離れていきました。 連絡もなく娘が3時間以上門限をすぎても帰って来なければ、誰だって心配します。ライコミさんが感情的になってしまうのも仕方がないかもしれません。しかし、その場の感情に任せて怒ってばかりいても、解決しないことがあるかもしれません。お互い少し距離をとって落ち着く時間も必要。ライコちゃんが今回の一件を話してくれるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年02月02日まったく家事をしない父と、共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い、仕事で失敗してもやさしく指導し、励ましてくれる姿に次第に惹かれるように。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家での同居とともに結婚生活がスタートしました。ライコミさんが気にしていた家事分担に関してもカズヒコは協力的で、ライコミさんが食事の準備、カズヒコが洗濯と、家事を分担することになりました。ある日、仕事帰りに買い物に行ったライコミさんが、廊下に上着とカバンを置いてキッチンに食材をしまいに行くと、「出しっぱなしでみっともないよ!」と怒鳴るカズヒコ。そして、「荷物を持ったまま片付ければいい」と提案してきたのです。ライコミさんが「手伝ってくれたほうが効率的なんじゃないの?」と反論すると、カズヒコは「料理は君の仕事なのに無責任だ」と言い放ちます。他にも、「生ごみ放置で平気でいられる神経がわからないよ」と、温かい料理が目の前にあっても、食事の前にキッチンを片付けることを要求してきました。 無茶な要求はエスカレートしていき……。 もう無理!ついていけない… 何を言っても独自の正論を押し付けられ、ついにギブアップしたライコミさん。カズヒコのルールに従って生活することをやめると、一方的な小言に対して謝り続けている自分に気づきました。 そして、「私、もう無理。離婚したい」という言葉が、自然と口から出てしまったのでした。 結婚生活とは、相手の言いなりになることでも、相手の謝り続けることでもありません。どちら立場が上という考えではなく、互いの意見や感情を尊重し合い、共に成長しようとする姿勢が大切です。 自分自身が限界に達したと気づいたライコミさんは、離婚の意思表示をすることで、自分の心を守れたのかもしれないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年02月01日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。リアムちゃんはマナーがなっていない部分が多くありましたが、シングルマザーで多忙なリアムちゃんの母親・セリカさんに代わって、お友だちと遊ぶときのマナーを教えていたライコミさん。 リアムちゃんは素直に聞き入れ、きちんと挨拶をして自ら5時に帰るようになったのです。その後、公園やリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。 そんなある日、約束の5時になってもライコちゃんが帰ってきません。セリカさんに連絡を入れますが既読がつかず、リアムちゃん宅に向かったライコミさん。 しかし、人のいる気配はありませんでした。その後、公園や学校、自宅を走り回って探しますがライコちゃんの行方は分からず……。 途方に暮れているとき、ある人物が声をかけてきました。緊急事態に焦るママ 声をかけられ、振り向いた先にはリアムちゃんの母親・セリカさんが!ライコミさんは、娘がセリカさん宅に遊びに行ってから帰宅してこないことを伝えました。驚いたセリカさんは急いで家の中を確認しますが、やはり誰もいませんでした。 そこでひとつ分かったのは、ライコちゃんはリアムちゃんと小学6年生の姉ジュリアちゃんと一緒にいること。しかし、全員小学生。もう20時近いのに……とライコミさんは不安が募りばかり。 セリカさんは、ジュリアちゃんの携帯に電話をかけました。数回呼び出し音が鳴ったあと、「あ、もしもし?」とジュリアちゃんの声が。 「ちょっと!こんな時間までどこほっつき歩いてるのよ! あんた、まさかとは思うけどライコちゃんも一緒なの?」電話が繋がると同時に怒鳴り散らすセリカさん。 すると「もう家の近くに帰ってきてるよ?」とジュリアちゃん。声がする方向を見てみると、遠くに小さな影がありました。 小学校低学年の娘が夜になるまで帰ってこず、どこで何をしているのか分からない状況では、誰でも不安になりますよね。しかも全員小学生でまだ子ども。遅い時間の子どもだけの行動はとても危険です。なぜこんな遅い時間まで帰宅していないのか理由が分かりませんでしたが、門限を守るよう改めて子どもたちにきちんと伝えていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年02月01日まったく家事をしない父と、共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い、仕事で失敗してもやさしく指導し、励ましてくれる姿に次第に惹かれるように。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家での同居とともに結婚生活がスタートしました。ライコミさんが気にしていた家事分担に関してもカズヒコは協力的で、「料理はできないから洗濯をするよ!」と自ら提案してくれるほど。平日はライコミさんが先に帰って食事の準備、カズヒコが洗濯をおこない、幸せな日々を過ごしていたのですが、新人だったライコミさんの仕事が徐々に増え始め、カズヒコより遅く帰宅することも増えていきました。ある日、買い物帰りのライコミさんが、廊下に上着とカバンを置いてキッチンに食材をしまいに行くと、カズヒコは「出しっぱなしでみっともないよ! すぐ隣の部屋なんだから、片づけてからでもいいでしょ!」と怒鳴ってきたのです。 その後、ライコミさんがいろいろな方法を模索しても、すべて否定するカズヒコ。我慢していた怒りが爆発したライコミさんが「一体どうすれば満足なの!?」と問いただすと、「荷物を持ったまま片付ければいい」とちゅうちょなく答えます。 あきれたライコミさんが「手伝ってくれたほうが効率的なんじゃないの?」と反論すると、カズヒコは「料理は君の仕事なのに無責任だ」と言い放ちました。 あまりにも身勝手な言い分に反論できず立ち尽くすライコミさんに、カズヒコはさらなる追い打ちをかけてきて……。 僕ってなんて良い夫♡ 少しでも反論すると、その10倍になって返され、自分の意見を伝えることを諦めたライコミさん。すると次は、温かい料理が目の前にあっても食事の前に調理器具を片付けることを要求してきたのです。 おいしい状態で食事がしたいライコミさんの意見はすべて無視。しかも、なぜか不出来な妻を見守る夫というスタンスで何も手伝わず、片付けをしているライコミさんをただ見ているカズヒコなのでした。 カズヒコが思う家事分担は、あまりにも極端すぎます。しかも自分自身の潔癖な部分を、妻に押しつけてくるのも身勝手ですよね。結局、ネチネチと反論されることを恐れて、ライコミさんはどんどん自分の意見を伝えられなくなってしまいました。 信頼関係を築くにはコミュニケーションが必要です。とはいえ、毎回こんなに反論されてしまうと、夫婦の会話が減っていってしまいそう……。カズヒコには、思いやりを持って支え合うことの大切さに気づいてほしいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年01月18日まったく家事をしない父と、共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い、仕事で失敗してもやさしく指導し、励ましてくれる姿に次第に惹かれるように。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家での同居とともに結婚生活がスタートしました。ライコミさんが気にしていた家事分担に関してもカズヒコは協力的で、「料理はできないから洗濯をするよ!」と自ら提案してくれるほど。平日はライコミさんが先に帰って食事の準備、カズヒコが洗濯をおこない、幸せな日々を過ごしていたのですが、新人だったライコミさんの仕事が徐々に増え始め、カズヒコより遅く帰宅することも増えていきました。ある日、買い物帰りのライコミさんが、廊下に上着とカバンを置いてキッチンに食材をしまいに行くと、カズヒコは「出しっぱなしでみっともないよ! すぐ隣の部屋なんだから、片づけてからでもいいでしょ!」と怒鳴ってきたのです。 「几帳面な彼からしたら気になっていたのだろうな」と反省したライコミさんは、後日、いったん食材をキッチンに運んでから、寝室のクローゼットに荷物を置くことに。しかし、「常温のシンクにナマモノを放置するなんて不衛生すぎる」と、またもや許せない様子。さらに、食材に下味をつけたり、お肉を常温に戻したりする調理法も「確実に菌が増える」といって理解してくれません。 試行錯誤の結果、名案を思いついたライコミさんですが……。 補い合うのが夫婦じゃないの? ライコミさんがどんな方法を試してみても、「信じられない!」「みっともない!」「だらしがない!」と否定してくるカズヒコ。我慢していた怒りが爆発したライコミさんが「一体どうすれば満足なの!?」と問いただすと、「荷物を持ったまま片付ければいい」とちゅうちょなく答えました。 あきれたライコミさんが「手伝ってくれたほうが効率的なんじゃないの?」と反論すると、カズヒコは「料理は君の仕事なのに無責任だ」と言い放ったのでした。 ライコミさんは料理を手抜きしようと考えていたわけではありません。ただ、カズヒコの手が空いているなら手伝ってほしいと言っただけなのに、「無責任」だと一蹴されました。勝手な理屈を押し通そうとしているのは、カズヒコのほう。それなのに手伝ってもくれないなんて、それこそ無責任な気がしますね。 家事を分担することにはなっていたものの、お互い助け合いながら生活しようと考えていたライコミさん。まさか分担した家事はどんな状況でも手伝わないという意味だとは思っていませんでした。 同居当初は家事を分担できると喜んでいたライコミさんですが、これには違和感がありますよね。責任の問題ではなく、パートナーが困っているときには手助けして、支え合うような関係性でいたいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年01月17日まったく家事をしない父と、そんな父の愚痴を言いつつ共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い、仕事で失敗してもやさしく指導し、励ましてくれる姿に次第に惹かれるように。ライコミさんはカズヒコに気に入られるように仕事も頑張り、きれい好きもアピール。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家での同居とともに結婚生活がスタートしました。ライコミさんが気にしていた家事分担に関してもカズヒコは協力的で、「料理はできないから洗濯をするよ!」と自ら提案してくれるほど。平日はライコミさんが先に帰って食事の準備、カズヒコが洗濯をおこない、幸せな日々を過ごしていました。新人だったライコミさんの仕事が徐々に増え始めると、カズヒコより遅く帰宅することも増えていきました。ある日、買い物帰りのライコミさんが、廊下に上着とカバンを置いてキッチンに食材をしまいに行くと、カズヒコは「出しっぱなしでみっともないよ! すぐ隣の部屋なんだから、片づけてからでもいいでしょ!」と怒鳴ってきたのです。 「几帳面な彼からしたら気になっていたのだろうな」と反省したライコミさんは、後日、「ちゃんとしているところを見せなくちゃ」と気合を入れて帰宅したのですが……。 み、見てる…。すごく見てる! 先に帰っていたカズヒコは、ライコミさんの一挙手一投足を観察するように見てきました。前回は廊下に服とカバンを放置したことを注意されたので、今回はいったん食材をキッチンに運んでから、寝室のクローゼットに荷物を置くことに。 もう怒られることはないだろうと安心してキッチンに戻ると、「常温のシンクにナマモノを放置するなんて不衛生すぎる」とカズヒコは言ってきました。わずか1、2分でも放置は許せない様子。さらに下味をつけたり、お肉を常温に戻したりする調理法も「確実に菌が増える」といって理解してくれません。 愛する夫に、おいしいものを食べてほしかったライコミさんは落ち込みます。そんな妻に、カズヒコは頭をポンポンしながら「今日までは我慢してあげる」と言うのでした。 常温のシンクに食材を放置するのが許せないのであれば、カズヒコ自身が片づければ解決することです。気に入らないことがあればすべて相手のせいにし、責め続けるカズヒコの言動に疑問を抱いてしまいます。会社の先輩でもあるカズヒコに、ライコミさんはなかなか言い返せないのかもしれませんね。 一度怒られたので、対策を考えて行動したものの、また責められてしまったライコミさん。皆さんなら、次はどのような行動を取りますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年01月16日まったく家事をしない父と、そんな父の愚痴を言いつつ共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い……!?仕事で失敗してもやさしく指導し、励ましてくれるカズヒコに次第に惹かれ、ライコミさんはカズヒコに気に入られるように仕事も頑張り、きれい好きもアピール。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家での同居がスタートしました。 ライコミさんが気にしていた家事分担に関しても協力的で、「料理はできないから洗濯をするよ!」とカズヒコは自ら分担する家事を提案してくれたのです。 そして、幸せいっぱいの結婚生活が始まったと思ったのですが……。 普段は穏やかな彼が!? 仕事に余裕があるうちは、ライコミさんが先に帰って食事の準備をしていたものの、徐々に仕事が増え始めると、ライコミさんのほうが遅く帰宅することも……。買い物や持ち帰りの資料で大荷物になったライコミさんは、廊下に上着とカバンを置いてキッチンに食材を片づけに行きました。 すると、「すぐ隣の部屋なんだから、片づけてからでもいいでしょ!」と、普段は温厚なカズヒコが怒鳴ったのでした。 「几帳面な彼からしたら気になっていたのだろうな」と反省するライコミさんですが、怒鳴るほどのことなのでしょうか……?それぞれ育ってきた環境が異なるため、生活習慣が違うのは当たり前です。お互いの価値観に違いがあれば、まずはよく話し合って、お互いに納得できる解決策を見つけ出したいものですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年01月15日まったく家事をしない父と、そんな父の愚痴を言いつつ共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い……!?「家事も仕事も一緒にしてくれる人と結婚したい」と心に決めていたライコミさん。入社した会社で、物腰がやわらかくて掃除好きというカズヒコと出会いました。 まさか結婚したら、家事は女の仕事なんて言わないよね…? カズヒコは、ライコミさんが仕事で失敗してもやさしく指導してくれ、励ましてくれました。心が折れそうになっているときに、頭をぽんっとされて、ライコミさんは思わずときめいてしまった様子。 「掃除が好きで、料理はできないけれど他の家事は得意」と話すカズヒコを見て、ライコミさんは「結婚するならこの人」と決意! カズヒコに気に入ってもらえるように仕事を頑張り、きれい好きもアピールするライコミさん。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家が会社から近いということもあり同居がスタートしました。 生活費や光熱費は半分ずつ、そして家事も分担。その上、「料理はできないから洗濯をするよ!」とカズヒコは自ら提案してくれたのでした。 やさしくて、家事にも協力的なカズヒコ。ライコミさんだけに家事の負担がかかることもなさそう!これから幸せな同居生活が始まりそうですが、こんな2人が、最終的には離婚してしまうことになるなんて……。夫婦生活には予想外のさまざまな困難が待ち受けているものなのだと、思い知らされますね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年01月14日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。リアムちゃんはマナーがなっていない部分が多くありましたが、シングルマザーで多忙なリアムちゃんの母親・セリカさんに代わって、お友だちと遊ぶときのマナーを教えていたライコミさん。リアムちゃんは素直に聞き入れ、きちんと挨拶をして自ら5時に帰るようになったのです。 その後、リアムちゃんと公園で遊ぶようになり、次第にリアムちゃんの家で遊ぶようになりました。 そんなある日、約束の5時になってもライコちゃんが帰ってきません。30分経っても帰って来ず、セリカさんに連絡を入れますが既読がつきません。 居ても立ってもいられず、ライコミさんはリアムちゃん宅へ向かうことにしました。 娘は一体どこへ? リアムちゃん宅のインターフォンを鳴らしても、誰もいる気配がありません。ライコミさんは娘との会話に出てきた公園を思い出し、見に行きましたが、そこにも姿はありませんでした。 「もしかしたら行き違いで帰ってるのかも!」と思い、走って自宅へ戻るも帰ってきていない様子。それから学校・公園・リアムちゃん宅・自宅を走り回って捜しましたが、ライコちゃんは見当たりません。 セリカさんにメッセージを送っても一向に返信が来ず、ライコミさんはどうしていいのかわからず焦ってしまいました。 門限を1時間過ぎても帰ってこない娘……近所を探しても見当たらず、ライコミさんはとても不安でいっぱいだと思います。子どもとすぐに連絡が取れるように、子ども用スマホなどを持たせることを今後検討してもいいかもしれませんね。ライコちゃんが大きなトラブルに巻き込まれていないことを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年12月31日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。大学時代の友人から、リアムちゃんの母親は有名なヤンキー姉妹のひとりだということを知り焦っていましたが、学校の参観日で初対面した母親はとても好印象で、その後、2人は連絡先を交換しました。 シングルマザーで多忙なセリカさんに代わって、リアムちゃんのお友だちと遊ぶときのマナーを教えていたライコミさん。リアムちゃんは素直に聞き入れ、きちんと挨拶をして自ら5時に帰るようになったのです。 ある日、娘のライコちゃんが「リアムちゃん家に遊びに行きたい」と言ってきました。ライコミさんは笑顔で快諾しましたが、以前リアムちゃんが強引に娘を家に入れようとしたこともあり不安でいっぱいに。 ついに娘が初めて、リアムちゃんの家に遊びに行くことになりました。 娘が心配で落ち着かない母親 ライコミさんは「このおやつは友だちと食べてね」「おうちにおじゃましたら挨拶を忘れないでね」「靴も揃えるのよ」と念を押しました。娘が遊びに行ってからは気が気じゃ無いライコミさんでしたが、夕方の5時前にライコちゃんが帰宅。 リアムちゃんのお姉ちゃんたちとも遊んだようで、とても楽しかったと言う娘の顔を見てホッとしたライコミさん。それからライコちゃんはリアムちゃん宅に何度も遊びに行くようになりました。 娘のことが心配でたまらなかったライコミさん。しかし、リアムちゃん家ですごく楽しそうに遊んだという娘の話を聞き安堵します。人見知りだった娘さんですが、家の外で遊ぶようになり、交友の輪が広がっている様子。娘の成長を見守っていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年12月30日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。大学時代の友人から、リアムちゃんの母親は有名なヤンキー姉妹のひとりだということを知り焦っていましたが、学校の参観日で初対面した母親はとても好印象で、その後、2人は連絡先を交換しました。 ライコミさんはシングルマザーで多忙なセリカさんに代わって、リアムちゃんにお友だちと遊ぶときのマナーを教えることにしました。 リアムちゃんは、ライコミさんが教えたことをきちんと守り、「おじゃましました。おやつごちそうさまでした」と自ら5時に帰るようにまで成長したのです。 その後、娘は学校から帰るとすぐ公園へ行きリアムちゃんと遊ぶようになります。「いい友だちができてよかったな」と安堵していたある日、娘のライコちゃんからあるお願いをされました。 友人の家に行きたいと言う娘 「明日リアムちゃんちに遊びにおいでって誘われてるの」この言葉にドキッとしたライコミさん。以前強引に娘を家に入れようとしたリアムちゃんの記憶が蘇ってしまったのです……。 しかし、娘が行きたいという気持ちを大切にしたかったライコミさんは「行っておいで」と笑顔で快諾。 その後、リアムちゃんの母・セリカさんにメッセージを送りました。しかし、30分経っても、翌朝になっても、一向に返事が来ず焦るライコミさん。 遊びに行く直前に「OK」のスタンプがセリカさんから返ってきて、ライコミさんは安心して娘を見送ることができました。 リアムちゃんの母親の過去のことも知っていますし、付き合いもまだ浅いので非常識な行動は避けたいところ。焦ってしまうのも仕方がありませんよね。ライコちゃんの行動範囲が広がって嬉しい反面、不安になってしまうのは母親として当然ですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年12月29日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。家に遊びに来ても娘ではなくライコミさんに話しかけ続けたり、娘に自分と泊まりたいと言えと強要したりと、不審な言動ばかりのリアムちゃん。母親は遅い時間でも家におらず、話すこともできずにいました。 ライコミさんが引っ越してきた町は、大学時代の友人エミさんの地元。彼女からリアムちゃんの母親は有名なヤンキー姉妹のひとりだということを知り焦っていました。 そんなある日、学校の参観日でリアムちゃんの母親と初対面。母親のセリカさんは予想外に好印象で、2人は連絡先を交換しました。 そしてシングルマザーで多忙なセリカさんに代わって、リアムちゃんにお友だちと遊ぶときのマナーを教えることにしたライコミさん。それからリアムちゃんはきちんとマナーを守るように。 「良い友だちができた」と安堵する母 「おやつを食べるときは『いただきます』ね」「おうちに帰る前にライコと一緒にお片付けして帰ってね」「寝室は開けないで。お友だちの家のドアは勝手に開けちゃダメよ」 ライコミさんに言われたことをちゃんと守るリアムちゃん。そのうち「おじゃましました。おやつごちそうさまでした」と言って、自ら5時に帰るようにまで成長。ライコミさんは娘に良い友だちができて安心していました。 そんなある日、インドアな娘が「リアムちゃんと公園に遊びに行きたい」と言ってきました。ライコミさんは5時のチャイムが鳴る前に帰ってくるように約束。娘の成長を喜んでいました。 その日からライコちゃんは学校が終わった後公園で遊ぶようになり、ライコミさんはひとり時間を楽しんでいました。 リアムちゃんもライコちゃんも少しずつ成長していますね。ライコミさんに反抗することなく、ちゃんとマナーを守っているリアムちゃんは偉いです。これからも良好な関係がずっと続くと良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年12月28日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。家に遊びに来ても娘ではなくライコミさんに話しかけ続けたり、娘に自分と泊まりたいと言えと強要したりと、不審な言動ばかりのリアムちゃん。母親は遅い時間でも家におらず、話すこともできずにいました。 ライコミさんが引っ越してきた町は、大学時代の友人エミさんの地元。彼女からリアムちゃんの母親は有名なヤンキー姉妹のひとりだということを知り焦っていました。 ある日、ライコちゃんの学校で参観日があり、リアムちゃんのママと初対面。話をしてみると、セリカさんは予想外に好印象でした。 2人は連絡先を交換し、ライコミさんはリアムちゃん親子と今後も付き合っていこうと決めます。 意外に素直な子? 学校でリアムちゃんの母親と話したことを夫に報告したライコミさん。「有名なヤンキー」と聞いて身構えていたのですが、お礼もお詫びもできるセリカさんに良い意味で裏切られました。 そこでライコミさんは、多忙なセリカさんの代わりにリアムちゃんにマナーを教えることに。久しぶりに遊びにきたリアムちゃんに「今日はリアムちゃんに伝えたいことがあるの」と前置きし、友だちの家にお邪魔するときのルールを教えました。 リアムちゃんが照れながら「おじゃまします」と言う姿に、ライコミさんは素直な子だなと思いました。 それからリアムちゃんはライコミさんにキッズ携帯を見せ、母親にライコちゃん家に遊びに行くことを報告したことを嬉しそうに話してくれました。 リアムちゃんの家の事情がわかり、モヤモヤしていたことがすっきりしたライコミさん。リアムちゃんはちゃんと伝えれば返してくれるという新たな発見もありましたね。親子ともに良好な関係が築けそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年12月25日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。家に遊びに来ても娘ではなくライコミさんに話しかけ続けたり、娘に自分と泊まりたいと言えと強要したりと、不審な言動ばかりのリアムちゃん。母親は遅い時間でも家におらず、話すこともできずにいました。 偶然大学時代の友人と遭遇し、リアムちゃんの母親は地元で有名なヤンキー姉妹のひとりだと教えてくれました。 そんなある日、小学校で参観日がありました。ライコミさんはリアムちゃんに声をかけましたが、無言でスルーされてしまいます。 すると、後ろからある女性に声をかけられて……。 リアムちゃんの母親と初対面! 「リアムがいつもお世話になってます。リアムの母のセリカって言います〜」ライコミさんに話しかけてきた女性はリアムちゃんのママだったのです! 思わぬ展開に焦るライコミさん。セリカさんは以前ライコミさんが連絡先を記載した手紙を無くしてしまったようで、その場で連絡先を交換した2人。それからセリカさんがあのことを話し始めました。 「前に送ってもらったとき、リアムがわがまま言ったみたいで〜」ライコミさんは怒られると思いドキッ!としました。 「本当にすみませんでした」と、セリカさんとリアムちゃんが頭を下げてきたのです。 有名なヤンキーだったと聞いて身構えていましたが、セリカさんは母子家庭で帰りが遅いこと、前にも友だちの家に長く居座りすぎて揉めたことを話し、「なんかあったら叱ってください!」と言うので、予想外の発言に面をくらうライコミさん。「悪い人ではなさそう」と安堵したのでした。 実際に会って話してみないとわからないことってありますよね。ライコミさんも引っ越してきたばかりで友達がいないので、良い関係が築けると良いですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年12月24日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。家に遊びに来ても娘ではなくライコミさんに話しかけ続けたり、娘に自分と泊まりたいと言うように強要したりと、不審な言動ばかりのリアムちゃん。母親は遅い時間でも家におらず、話すこともできずにいました。 そんなとき、偶然スーパーで大学時代の友人エミさんと遭遇したライコミさん。ここはエミさんの地元で、ライコちゃんが通っている小学校はエミさんの母校だということが判明しました。 ライコミさんはエミさんに、リアムちゃんのことを相談してみることに。「◯田リアムちゃんの親御さん、どんな人かわかる?」その名前を聞いた瞬間、エミさんの顔色が変わったのです。 リアムちゃんのお母さんは地元で有名なヤンキー四姉妹のひとりで、中学生でピアスをあけたり髪も染めていて、悪い意味で目立っていたのだそう。 母親の過去を知り、焦るライコミさん。そこへ、参観日のお知らせが舞い込んで……。“元ヤン”という言葉に怯えるママ エミさんにリアムちゃんの母親に連絡先を渡したこと、リアムちゃんを怒鳴ってしまったことなど、今までの出来事をすべて話しました。必死でフォローするエミさんを見て、ライコミさんは苦笑いするしかありませんでした。 一方リアムちゃんは、怒鳴った日以降ライコミさん宅に遊びに来なくなっていました。平穏な日々を過ごしていると、小学校から参観日のお知らせが。 「リアムちゃんママに遭遇してしまうのでは?!」「土下座で謝れ!って怒鳴られるかも!?」などと、ネガティブな妄想をしてしまい気分が沈んでいました。 そして参観日当日。小学校へ行くと、娘とリアムちゃんを発見!ライコミさんがリアムちゃんに声をかけようとしましたが、彼女は無言でライコミさんの横を通り過ぎて行きました。 娘に初めてできた友だちと気まずい雰囲気になってしまい、ライコミさんはとても落ち込んでいるようですね。ですが、学校ではライコちゃんと変わらず仲良くしているようで安心しました。ライコミさんとリアムちゃんの関係が修復できるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月25日旦那さんの転職がきっかけで、引っ越ししてきたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができたのですが、ちょっと変わった子で、ライコミさんは困惑していました。家に遊びに来ても娘ではなくライコミさんに話しかけ続けたり、娘に自分と泊まりたいと言うように強要したりと、不審な言動ばかりのリアムちゃん。母親は遅い時間でも家におらず、話すこともできずにいました。 リアムちゃんを家まで送り届け、ライコミさん親子が自宅へ戻ろうとすると「ライコー! 戻ってきてー!」と、リアムちゃんが大声で叫んでいました。彼女の異常な行動に怖くなったライコミさんは、娘の手を引いて急いで帰宅。 その夜、リアムちゃんの一件を夫に相談したライコミさん。夫はリアムちゃんの親御さんと話して、良い方向に導いてあげようと意見してくれました。 そんな娘の友だち関係に悩んでいるとき、ある人物に出会ったのです。友人に悩みを打ち明けるとまさかの事実が発覚! 近所のスーパーで、大学時代の友人に遭遇したライコミさん。実はライコミさんが引っ越してきたところはエミさんの地元で、子どもも近くの学校に通っているのだそう。ライコミさんはすぐ近くにあるエミさん宅にお邪魔することに。 ライコちゃんが通っている小学校は、エミさんの母校だと知り、娘の交友関係で悩んでいることを相談してみることにしました。 「◯田リアムちゃんって子のことなの。親御さんどんな人かわかる?」その名前を聞いた瞬間、エミさんの顔色が変わったのです。 リアムちゃんのお母さんは地元で有名なヤンキー四姉妹のひとりで、中学生でピアスをあけたり髪も染めていて、悪い意味で目立っていたのだそう。 「お姉ちゃんのときも他の保護者と結構揉めたみたい」「私だったら付き合いたくない」という友人の言葉を聞き、動機が止まらないライコミさん。 リアムちゃんの保護者はまさかの元ヤンでした。地元で有名なヤンキーと言われると、怖いと思ってしまうのも仕方がありませんよね。リアムちゃんのことを相談したいと思いつつも、いまだ一度も母親に会えていないライコミさん。余計なトラブルに巻き込まれないといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月24日旦那さんの転職がきっかけで、引っ越ししてきたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができたのですが、ちょっと変わった子で、ライコミさんは困惑していました。リアムちゃんを家に送り届けると、娘の腕を力強く掴み脅すような言動をするので、ライコミさんは「お友だちの嫌がることはしちゃいけないのわかるよね?」と、強く注意してしまいました。 リアムちゃん宅を出ると、アパートの踊り場から「ライコー! ライコーー! 戻ってきてーーー!」と、リアムちゃんが大声で叫んできたのです。 そんなリアムちゃんに、驚いてしまって……。 娘の名前を叫ぶ友だちに怖さを感じて…… リアムちゃんの異常な行動が怖くなったライコミさんは、急いでライコちゃんの手を引いて帰宅しました。 家に帰ると、ライコちゃんがあるものを見せてきました。それはリアムちゃんからもらった文房具。これをあげる代わりに「ライコも遊びたい。お泊まりしたいってママに言って」と言われたとのこと。 ライコちゃんは断りましたが「あげたんだから約束守ってね」と圧をかけられ、仕方がなかったと素直に話してくれました。 それを聞いたライコミさんは、今後リアムちゃんと遊ぶときは門限の5時を守ること、そしてリアムちゃんの母親から連絡が来たら遊んでもいいことなど、改めて約束を交わしました。 ライコミさんはリアムちゃんの一件を夫に相談。ライコちゃんを脅してきたこと、大声で叫んできたことなど小学2年生とは思えない異常な行動が不安であることを伝えると、夫はリアムちゃんの親御さんと話して、良い方向に導いてあげようと意見してくれました。 家庭環境や育児環境はそれぞれなので難しい問題ではありますが、これからお互いが良い付き合いをしていくためにもまずはリアムちゃんの親御さんと会って、ちゃんと話すことが大切なのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月13日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさんは、家に遊びに来たのに娘ではなくライコミさんにずっと一人語りをしてきたり、自宅まで送り届けると遅い時間にも関わらず「うちで遊ぼう」と強引に誘ってくるリアムちゃんの言動に違和感を覚えていました。 この日も家に遊びに来たリアムちゃんを家に送り届けたライコミさん。去り際にリアムちゃんは娘・ライコちゃんの腕を力強く掴みヒソヒソ話しをしたあと、ライコちゃんの口から予想外言葉が出てきました。 「ライコ、リアムちゃんちにお泊まりしたい……」 リアムちゃんに腕を強く掴まれ、下を俯いている娘を見て、リアムちゃんが言わせているのだと察しました。そして、つらそうな表情を浮かべるわが子を見て思わず大声で注意してしまったのです。友だちの異常な行動に恐怖心が…… ライコミさんは腕を強く掴まれて痛がっている娘を守り「お友だちの嫌がることはしちゃいけないのわかるよね?」と、リアムちゃんにしっかりと注意しました。 ライコちゃんと帰宅しながら「小さな子どもを怒鳴ってしまった……」と後悔するライコミさん。何気なくうしろを振り返ると、アパートの踊り場でライコミさんたちを見ているリアムちゃんの姿がありました。 そんな彼女に「リアムちゃーん、また明日ね〜!」と大きく手を振るライコちゃん。すると、「ライコーーーーー!ライコーーーーー!戻ってきてーーー!」と、大声で何度もライコちゃんの名前を叫んできたのです。異様な様子に、怖さを感じずにはいられないのでした。 手跡が残るまで強く腕を掴んだり、名前を大声で何度も叫んだりと、リアムちゃんの異常な言動が垣間見えるようになり、怖さを感じたライコミさん。娘に初めてできた友だちを大切にしたい気持ちもありますが、こういった行動をされてしまうと、親としてとても心配ですよね。トラブルが起きないようにしっかり見守ってほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月12日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさんはリアムちゃんの言動に少し違和感を覚えていました。家に遊びにきたのに娘ではなくライコミさんにずっと一人語りをしてきたり、自宅まで送り届けると「ライコのママもうちで遊ぼう」と強引に誘ってきたり……。 ある日、また遊びに来たリアムちゃん。ライコちゃんの部屋で遊ぶというので、その間に家事を済ませ、娘の部屋におやつを持って行くと、娘の様子に違和感が……。怯えているような、曇った表情を浮かべていたのです。 その後17時になり、帰宅準備をしていると「今日もおうちまで送って。ライコも一緒に送ってほしい」とリアムちゃんからお願いをされました。 ライコミさんは、リアムちゃんを家に送り届けることにしたのですが、この日もリアムちゃんの家には誰もいない様子で……。 娘の口から予想外の言葉が! ライコミさんは、いつ行っても家を不在にしているリアムちゃんの母親のことが気になります。話を聞くと、リアムちゃんは姉弟と母親の4人暮らしをしていることがわかりました。 リアムちゃん宅へ到着し、インターフォンを鳴らしますが、この日も家には誰もいない様子。ライコミさんが「また明日ね!」と言って家を離れようとしたとき、リアムちゃんがライコちゃんの腕を強く掴んできたのです。 「ライコ言ってよ。約束したじゃん」2人でボソボソとしたあと、ライコちゃんの口から予想外の言葉が出てきました! 「リアムちゃんとリアムちゃんちで遊びたい」「リアムちゃんちにお泊まりしたい」 俯き腕を掴まれたままのライコちゃんの様子は、明らかに自分の意思で言っているとは思えませんでした。リアムちゃんが言わせているのだと察します。 つらそうな娘の表情を見ていたら、ライコミさんは怒りが湧き「いい加減にしなさい!」と注意してしまいました。 娘の様子に違和感を感じていたライコミさんは、リアムちゃんが原因だと分かった瞬間強い言葉を投げてしまいました。娘のつらそうな顔を見たら、母親であれば心配になってしまいますよね。これ以上迷惑をかけるようであれば、リアムちゃんとの付き合い方を考えた方がいいかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月11日