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今回は15社が初登場株式会社京阪百貨店(本社:大阪府守口市取締役社長:辻 良介)守口店では、8階大催事場にて10月31日(木)から11月5日(火)まで「北陸物産展」を開催いたします。開催期間:2024年10月31日(木)~11月5日(火)10時~19時※最終日は18時閉場イートインのオーダーストップは閉場の15分前です。開催場所:京阪百貨店守口店8階大催事場<開催のポイント>①能登半島特集として、日本三大イカ漁港で有名な能登小木港「和平商店」のいかの鉄砲焼き、金沢の予約の取れない焼肉店「飛天龍」の能登牛ステーキ弁当などを販売②福井・新潟より全国初出店の人気ラーメン店2店舗がを期間限定で出店能登半島特集【初登場】石川県〈和平商店〉いかの鉄砲焼き2個1,296円(税込)とけだす味噌とプリっとしたいかの食感が抜群な一品です。【初登場】石川県〈飛天龍〉能登牛特選重1折2,370円(税込)厳選された能登牛を秘伝の特選ダレで香ばしく焼き上げました。人気ラーメン店が期間限定で全国初出店【初登場】【イートイン】福井県〈鶏っぷ別邸〉豚骨チキン白湯1杯980円(税込)鯖江の人気店。名物泡系ラーメンチキン白湯は鶏ガラの旨味を抽出した濃厚かつ繊細な味わい10月31日(木)~11月2日(土)限り【初登場】【イートイン】新潟県〈麺屋あごすけ〉鶏塩上湯麺1杯1,500円(税込)上越の人気店からは焼あご油と鶏油の香ばしさがおいしい看板商品をご紹介11月3日(日・祝)~11月5日(火)限りパン・スイーツにも初登場がもりだくさん【初登場】石川県〈PAPAN GA PAN〉フレンチトースト1個388円(税込)から*写真はイメージです【初登場】石川県〈パティスリーローブ花鏡庵〉能登塩フィナンシェ1個390円(税込)【初登場】石川県〈ひらみぱん〉生ハムとチェダーチーズ1個378円(税込)など*写真はイメージです詳しい情報は京阪百貨店公式ホームページをご覧ください(10月24日公開予定) 241022_keihan-dept.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年10月22日最古から今、そして未来へ最新作、シングルモルトウイスキー『三郎丸Ⅳ』富山でしかつくれないウイスキーを最古から今、そして未来へ1952年製造開始の、北陸最古のウイスキー蒸留所1862年に母体となる若鶴酒造が創業し、1952年よりウイスキーの製造を開始した三郎丸蒸留所。戦後の米不足で日本酒づくりが難しい状況下でウイスキーづくりを始め、初のウイスキー商品となる『サンシャインウイスキー』を発売し始めます。しかし1953年の火災により約635坪が全焼。その後、半年もかからず工場の再建に成功した背景には、「地域の人々の誠意と努力」があったと言います。それから時を経て、2016年。「北陸唯一の蒸留所を、そしてこれまで続いてきたウイスキー造りを途絶えさせるわけにはいかない。」との想いから老朽化した蒸留所の改修プロジェクトがスタート。クラウドファンディングとしては当時、日本で5番目の金額を達成するなど多くの人々の支援が集まり2017年に生まれ変わったという経緯を知ることでも、その人気や注目度の高さの様子が伺えます。2024年6月末に行われた東京発表会でこれまでの経緯や展望を語る、若鶴酒造株式会社代表取締役社長・三郎丸蒸留所 マスターブレンダー&マネージャー、稲垣貴彦さんそして現在。北陸で最古の見学のできるウイスキー蒸留所として、全国から人々が訪れる場所となっています。また敷地内には、富山の旬菜を楽しむことができる酒蔵レストラン【竈flamme炭三郎】も併設。ウイスキーの魅力を、様々な方法で「五感で楽しめるようにした」と稲垣さんは話します。駅から徒歩60秒、という立地の良さもプラスに働き、今では海外からの旅行客も含め、年3万人弱が訪れる場所となっているそう。見学・体験ができるスペースのリニューアルも行っているそうで、今後は更に地域の活性化に繋げ、富山の観光産業推進の一助となる計画を見据えているとのことです。ウイスキーをつくることだけにとどまらない、その視野の広さが三郎丸というブランドの価値や魅力を益々底上げしているのではないでしょうか。最新作、シングルモルトウイスキー『三郎丸Ⅳ』2024年6月に発売されたばかりの新作『三郎丸Ⅳ』コンセプトに「The Ultimate Peat(ピートを極める)」を掲げているという、三郎丸のウイスキーづくり。稲垣さんが曽祖父から続くウイスキーの味に感銘を受けたというそのピートの味わいとは、“スモーキーさ”、と言うとわかりやすいでしょうか。『三郎丸Ⅳ』に使用されている、ハイランドピート(左)とアイラピート(右)『三郎丸ⅣTHE EMPEROR(皇帝)』※には、スコットランド・内陸ハイランド地方のピート(以下、ハイランドピート)のみでの仕込みが行われています。ハイランドピートはアイラピートに比べ、スモーキーさがストレートで力強く、乾燥した木を燃やしたような乾いたニュアンス。木桶の導入により独自の乳酸菌による多様な発酵がおこなわれるようになり、フルーティーさとモルティさが両立しています。※昨年発売された同三郎丸シリーズ『三郎丸ⅢTHE EMPRESS』には、アイラ島のピート(アイラピート)を使用しています。富山でしかつくれないウイスキーを世界初の鋳造製のポットスチル「ZEMON(ゼモン)」「地域に拠って、世界に立つ」をミッションとし、富山の魅力を世界に発信していきたいと展望を掲げる三郎丸蒸留所。ウイスキーづくりの様々な場面で、富山ならでは、を取り入れています。その中の1つが、世界初の鋳造製のポットスチル「ZEMON(ゼモン)」の使用です。これは、富山県で400年の歴史を持つ高岡銅器の梵鐘の製造技術を活かして開発した蒸留機となっています。熱伝導率に優れ環境にも配慮されており、これまでイノベーションなどに関わる数々の賞を授賞。国内でも特許を取得し他の蒸留所での導入もされています。2022年9月にはウイスキーの本場英国でも特許を取得しました。富山の地に根差し、国内外へと発信を続ける三郎丸蒸留所またウイスキーには富山の水を使うことはもちん、地元のミズナラを使った樽を使用するなど、富山の自然や文化、ものづくりの技術を未来や世界へ広げていくことも使命としているといいます。なお能登半島地震では大きな被害がなかったことから、1樽をチャリティーボトルとして発売。また、台湾にも三郎丸のファンが多いことから、台湾東部地震の際には復興支援策として台湾チャリティーボトルを発売するなどの活動を行いました。チャリティ用の特別デザインボトル未来に残すべき伝統を継承しながら、満足して頂けるウイスキーづくりをしていきたいと話す稲垣さん。ジャパニーズウイスキーとして世界の舞台で勝負できる新たな価値づくりのため、毎年様々なイノベーションに挑戦し続けられています。将来や世界を見据えながら、今後も富山に拠点を置き“富山でしかつくれないウイスキー”を極めていかれることでしょう。竈flamme 炭三郎【エリア】砺波/五箇山【ジャンル】軽食・その他グルメ【ランチ平均予算】2,000円 ~ 2,999円【ディナー平均予算】10,000円 ~ 14,999円
2024年07月12日能登部【御料理吾・いち】金沢【和食郷土料理いち凛金沢本店】金沢【金沢旬菜なごみや】大聖寺【加賀料理ばん亭】加賀温泉【料亭明月楼】能登部【御料理吾・いち】観光地から少し離れて、知る人ぞ知る名店の懐石で能登の旬を味わう予約数分のみ当日仕入れた、能登ならではの海の幸が堪能できる『お造り』能登部駅から車で約6分。【御料理吾・いち】は、完全予約制で地産地消にこだわった四季折々の懐石料理が味わえるお店です。冬は香箱ガニ、春はメバルや店主自ら摘んだ山菜など、可能な限り地物の新鮮な食材を使用。2016年「ミシュランガイド富山石川版」でビブグルマンを獲得した、知る人ぞ知る名店です。カウンター席で店主や女将と相談しながら、料理に合う日本酒を選ぶのも楽しみの一つ店内は木の温もりを感じる落ち着いた和空間。ゆったり気ままな一人飲みにもちょうどいいカウンター6席と、ロールカーテンで仕切れば半個室にもなるテーブル席が3卓あります。バリアフリーで車いすやベビーカーのままでの入店も可能。「お子さま懐石」も用意してくれるので、家族そろって能登の旨いもんを満喫できます。御料理吾・いち【エリア】七尾周辺【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円金沢【和食郷土料理いち凛金沢本店】個室でゆったり、漁港直送の鮮魚と美酒で金沢の夜に酔いしれる季節によって最適な魚を選び抜いた『漁港直送の日替わり鮮魚の盛り合わせ』北陸随一の繁華街、片町にある【和食郷土料理いち凛金沢本店】は、新鮮な海の幸をふんだんに取り入れた和の創作料理を個室でゆったりくつろいで楽しめるお店です。名物『かに鍋』や『のどぐろ』はもちろん、季節ごとのおいしい魚が味わえる『漁港直送の日替わり鮮魚の盛り合わせ』は必食。気に入った魚を焼き物や煮物にしてもらうこともできます。ゆったりと食事や会話を楽しめる掘りごたつ式の個室店内はすべて掘りごたつ式の個室。間接照明による光と影の演出が落ち着いた雰囲気を醸し出します。2名から最大50名までさまざまなタイプの部屋があり、デートや女子会、宴会など、シチュエーションによって使い分けられるのも魅力。またお店自慢の日本酒は全国各地から厳選した銘酒がそろっているので、旨いもんとぜひ一緒に味わって。和食郷土料理いち凛金沢本店【エリア】香林坊/片町【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】金沢駅金沢【金沢旬菜なごみや】朝どれ鮮魚、加賀野菜、地元の銘酒まで、感動の北陸の美味に出合う旬の加賀野菜や北陸の海の幸を珠洲市揚浜の塩で味わう『季節の天ぷら』金沢屈指の飲食街、片町伝馬商店街に店を構える【金沢旬菜なごみや】。石川や富山の朝どれ鮮魚、地元農家が丹精込めて育てた加賀野菜など、北陸の旬の味覚がたっぷり味わえる、和みの居酒屋です。加賀蓮根などの地元野菜と北陸の海の幸をサクッ&ふわりと揚げた『季節の天ぷら』はぜひ味わいたい逸品です。大人が落ち着ける純和風の設えとゆとりのある空間店内は純和風で大人世代が落ち着いてくつろげる雰囲気。カウンター席、テーブル席ともに広々として、夫婦での食事や一人飲みもゆったりと楽しめます。グループで盛り上がりたい時には、4~8名用の掘りごたつ式個室もあり。日本酒好きには、県外にはあまり出回らない能登の銘酒「池月」をはじめ、地物食材に合う銘柄が豊富にラインナップされています。金沢旬菜なごみや【エリア】香林坊/片町【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円大聖寺【加賀料理ばん亭】これぞ北陸の味。伝統の味を守り続ける老舗割烹で加賀料理を堪能だしと季節の食材の旨みが一体になった金沢伝統の味『治部煮』大聖寺駅正面口から徒歩5分。【加賀料理ばん亭】は、石川県の豊富な食材を繊細かつ丁寧に調理した伝統の加賀料理が味わえるお店です。自然の旨みを活かすため、化学調味料は使用しないという徹底ぶり。名物は加賀の伝統猟法で捕獲された真鴨を使った鴨料理で、郷土料理『治部煮』から考案した『鴨治部鍋』も味わえます。席間が広く、一人でもゆったりと過ごせるカウンター席加賀の老舗割烹らしい趣を感じる店構え。店内には、ゆったりとしたカウンター席と広々としたテーブル席、掘りごたつ式の座敷があり、一人でも、デートや家族と一緒でも、シーンに合わせてくつろげます。合計100席のキャパシティがあり、お昼の営業もあるので、宴会はもちろん、団体旅行や社内旅行の食事にもオススメです。加賀料理ばん亭【エリア】加賀市/加賀温泉郷【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】大聖寺駅 徒歩5分加賀温泉【料亭明月楼】山中の温泉郷で川のせせらぎを感じながら、滋味豊かな地元食材に舌鼓山海の恵みが豊富な地域ならではの旬が味わえる『会席料理』山と渓谷の緑に包まれた加賀の名湯・山中温泉に佇む【料亭明月楼】。名物の鰻は、大正時代の創業当初からたれを継ぎ足し、焼き方も現在の4代目料理人に受け継がれています。会席料理は地物を中心に旬のものを丁寧に調理し、美しい盛付けでも季節を感じさせてくれます。お昼には、いろいろな料理を少しずつ楽しめる『点心(会席弁当)』も人気です。川に一番近く、緑が美しい人気の個室『高瀬の間』(B1F 座卓席)お店が建つのは大聖寺川にかかる、こおろぎ橋のたもと。B1F・1F・2Fそれぞれに老舗料亭らしい趣の和室があり、静けさの中で川のせせらぎを感じながら料理やお酒を楽しむことができます。自然に抱かれた景勝地と調和する和の空間、季節を映す料理、もてなし、すべてに癒される大人の隠れ家で、大切な人と特別な時間を過ごしてみませんか。料亭明月楼【エリア】加賀市/加賀温泉郷【ジャンル】うなぎ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】加賀温泉駅※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年06月20日貴重なトークセッションと象徴的なお料理の一部をご紹介します。能登半島地震から4カ月が経過した今だから語れる想いを知っていただければ幸いです。今回のイベント「NOTO NO KOÉ」をつくり上げたメンバー書:リオネル・ベカ氏ベカ氏と能登の繋がりは、2019年の1月に能登の輪島市で赤城明登氏の漆器を使った料理のイベントで生まれたご縁が始まりです。以来、ベカ氏は、折にふれ能登を訪れ、インスピレーションを受けてきました。ベカ氏にとって掛け替えのない地が、2024年1月1日、大きな地震に見舞われました。3月上旬に能登を訪れ、様々なお話をうかがうなかで、能登の皆さんの声を直接届かなくてはいけないと思い、自然な流れでイベントを開催する運びに。【ESqUISSE】エグゼクティブ シェフのリオネル・ベカ氏トークイベントの最初に、ベカ氏から次のような挨拶がありました。「料理人である私にとって、能登ほど豊かで理想的な土地はありません。すべてが揃っており、たくさんの刺激をいただいています。自然も土地もそこに住む人も、そして能登の文化も。すべてが美しく、良いことのためにあるような場所です。能登のような場所は私にとっては日本の未来であると思っています。今回のイベントでは、私の声ではなく、能登の声をお届けしたいと思っています」。左から、赤木明登氏、北崎裕氏、リオネル・ベカ氏、平田明珠氏、池端隼也氏、クリス智子氏トークセッションは、塗師・赤木明登氏による「輪島塗が導く能登の未来 『小さな木地屋さん再生プロジェクト』」と【ラトリエ・ドゥ・ノト】の池端隼也氏と【ヴィラ・デラ・パーチェ】の平田明珠氏による「『炊き出し』体験で知った料理人のミッション、あたらしい能登の食文化」という2部構成で行われました。ファシリテーターを務めたのは、東京のFMラジオ局 J-WAVEでパーソナリティを務めるなどで幅広く活躍するクリス智子氏です。今回のイベントの趣旨に賛同し、ボランティアでこの役を受けました。トークイベントの内容をお伝えするにあたり、今回のイベントに携わった能登の職人・料理人の方々をご紹介します。赤木明登氏。塗師。1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て1988に石川県輪島市に移住。輪島塗の下地職人・岡本進氏のもとで修業後、1994年に独立。現代の暮らしに基づく生活漆器「ぬりもの」の世界を切り拓く。「NOTO NO KOÉ」ではトーク セッションを担当、フランス料理と輪島塗のコラボレーションとして作品の器を使用池端隼也氏。1979年、石川県輪島市生まれ。辻調理師専門学校を卒業後、大阪【カランドリエ】を経て2006年に渡仏、パリのロブションなど星つきレストランで4年半、腕を磨く。フランス料理に携わる中で、故郷である能登の素晴らしさを世界に発信したいと考えるようになる。帰国後、2014年に地元輪島で【ラトリエ・ドゥ・ノト】を開業。「NOTO NO KOÉ」ではオープニング トーク セッション、全コース コラボレーションを担当平田明珠氏。1986年、東京都生まれ。大学卒業後に料理の道へ進む。都内のイタリア料理店勤務の後、食材を探しに訪れた能登半島に惹かれ2016年に七尾市に移住、レストラン【ヴィラ・デラ・パーチェ】をオープン。2020年、七尾市中島町の塩津海水浴場跡地へ移転、宿泊施設を併設したオーベルジュとしてリニューアルオープン。「NOTO NO KOÉ」ではオープニング トーク セッション、全コース コラボレーションを担当©Mitsue Nagase北崎 裕氏。1972年、石川県生まれ。国際基督教大学卒業後、京都下鴨【京懐石 吉泉】で修業。その後金沢に移り、割烹店やホテルの料理長を経て、2023年、日本料理オーベルジュ【茶寮 杣径】開業。「NOTO NO KOÉ」では全コースコラボレーションを担当リオネル・ベカ氏。1976年フランス、コルシカ島生まれ。ミッシェル・トロワグロのブラッスリー【ル・サントラル】などで研鑽を積み、2002年より3ツ星レストラン【メゾン・トロワグロ】でスーシェフを務める。2006年、東京に開業する【キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ】シェフに任命され来日。2012年、銀座に誕生した【ESqUISSE】のエグゼクティブ シェフに就任第1部輪島塗が導く能登の未来 「小さな木地屋さん再生プロジェクト」・「nurimono house」プロジェクトを通して (赤木明登氏)自身を「漆に選ばれて輪島に来た」と語る赤木氏(左)とクリス氏(右)クリス智子氏(以下、クリス氏):赤木さんは輪島に住まわれて35年とのことですが、1月1日の地震の時は、どのような状況だったかおうかがいしてよろしいですか?赤木明登氏(以下、赤木氏):悪運だけは強いといわれるんですけど、うちの自宅と工房はほぼ何の被害もなく、中はめちゃめちゃですけど建物自体はしっかり残っています。ただうちに通ってくる職人さんが6人いるのですが、うち5人が全壊という状況。ですが、お正月休みだったのは幸いで、みんな実家に帰省していて怪我はありませんでした。私自身も群馬県の法師温泉にいたので、その日は一泊し、翌朝出発しましたが、能登に入れない状況で辿り着いたのは3日の夜でした。クリス氏:なんとか辿り着いたというかんじですね。その後、電気や水道など復旧はいかがでしたか?赤木氏:いろんなインフラが途切れていましたが、電気が割と早くて1カ月くらい、水道は2カ月くらい。最後まで来なかったのが、通信回線のケーブルでそれがやっと4日ほど前ですかね。うちは固定電話も繋がらないし、携帯は元々県外で繋がらないし、インターネットも全然接続できなくてメールも全く見えない感じだったので、連絡が取れなくてたくさんの人からすごく心配されたんですけど、僕はそのおかげで静かな暮らしを過ごせました。クリス氏:その静けさのなかで、赤木さんはまず何をやろうと思われましたか?赤木氏:こういう話をすると亡くなられた方とか怪我された方はたくさんいらっしゃるので不謹慎だと思われるんですけど、潰れた家の前で泣いてる人たちが、もう2日もするとみんなニコニコになっちゃってるんですよね。多分人間って自分の心と体を守るために脳や脳内麻薬物質っていうんですか、アドレナリンかエンドルフィンかドパミンみたいなものがいっぱい出てきて。僕も近所のおじさんと、もう毎日酒盛りをしていて、昼間は元気であちこち飛び回ってるっていう状態だったんですけど、記憶があんまりないです。クリス氏:そうですよね。東日本大震災の時にもそういった状態になったというお話を聞きました。この数カ月、いろんな状況が気持ちのうえでもあったと思うのですが、そのあたりをうかがってもいいですか。赤木氏:なんか感情のジェットコースターに乗っているみたいに上がったり下がったりするんですよ。僕はずっと大量のアドレナリンが出続けて3ヶ月ぐらい走り回っていたんですけど、とうとうなんかアドレナリンが切れちゃって。切れちゃうとすごいなんか鬱状態になって、朝起き上がるの苦痛という感じでもう本当に何もしたくないみたいな。今そういう人たちがすごい多いと思うんですね。クリス氏:赤木さんの「小さな木地屋さん再生プロジェクト」は、そういった時期に始めたものですか? お写真を皆さんにも見ていただきたいと思います。震災後の池下氏の工房池下氏の工房から道具を入出する様子赤木氏:池下満雄さんは、86歳で現役の輪島塗の木地職人(アテやケヤキの木からろくろを引いてお椀の形を削りだす仕事)さんで、その仕事場なんですけどね、1月6日に初めて無事かなと見に行ったらこういう状態で。昭和33年に建てた工場なんですけど、隣の崩れ落ちた土像に寄り掛かってかろうじて斜めになって止まっていました。近所に住む娘さんに話を聞いたら、86歳のおじいちゃんは15歳の時から72年間ここで職人として仕事をし続けた場所で、そこに2日間座り込んで「わしは避難所にはいかん」と言って動かなかったそうなんですが、2日目の夜に心不全を起こして意識を失って救急搬送されたという話をきいたんですよ。60年、70年、すっとこの場所で仕事をしてきて……。クリス氏:そういった状況で、何とかしなきゃとプロジェクトが動かれたわけですね。赤木氏:まずは屋根も崩れて雨漏りがひどいので、この材料が雨に濡れるとダメになっちゃうんですね。多分池下さんもそれをすごい心配してると思ったんで、とにかく安全な場所に材料を移して保管しなきゃいけないと、僕の奥さんの愛車の軽トラで、うちの職人さんと2人で荷物を積んですべて運び出して僕の工房の倉庫に移しました。話をすると悲しくなって涙が出るんですけど、多分池下さんもここで絶望したと思うんです。でもそのまま終わらせたらいけないと思ってここを元に戻そうと決めました。岡山県の大工チーム赤木氏:一番右の女性が【茶寮 杣径】のスタッフでその隣がお母さんなんですけど、お母さんは岡山でギャラリーをやっていて、ご主人は建築家なんです。そのこのギャラリーの展覧会をしたときに娘さんを誘って僕が連れてきたんですけど。その関係で建築家仲間が、輪島の様子をボランティアでお手伝いしようと来られたんです。木地屋さんの工房にご案内して、ここを再建したいと相談して。たぶん10人の内9人の大工さんは無理だっていうなかでも、この中の大工の棟梁が赤木さんという僕と同じ名前なんですが「この家は小屋組がしっかりしてて、柱は折れてるけどもちあげれば何とかできる」と言ってくださったんです。ざっくり見積もって1000万円弱でできるとのことで、僕はSNSを通じて寄付を集めたりっていうのは得意じゃないというか好きじゃないのですが、やむを得ず1回呼びかけたら一気に1,500万円くらい集まって、プロジェクトを始めて2カ月くらいでほぼ仕上がりました。桜の花が咲いた4月中旬頃には、池下さんが避難していた加賀温泉から戻ってきて、仕事を始めようというところでまた不全の発作を起こして入院したのですが、2週間で退院して今は元気に仕事をしています。工房で作業をする池下氏池下氏と新たなふたりのお弟子さんクリス氏:そういったプロジェクトのなかで、多くの人から言われたことが2つあるそうですが。赤木氏:1つは、こんな古いボロボロの汚い建物を再生してどうなるんだっていうことです。今、輪島の町は9割近い木造の建物がほとんど瓦礫の山のようになって、この後それ全部更地になって、工業製品の立ち並ぶ町並みに変わっていくと思うんですよね。それももう嫌だなと思っていて、輪島の本当に風情のある独特の職人さんの家の町並みっていうのを残したい。それで、その象徴として輪島で1番最初にこの建物が蘇ればいいなと思いました。クリス氏:風景が変わるわけですからね。すごく悲しいし、さらに追い打ちをかけるような感じもしますし。池下さんの建物が元にもどったっていうことはシンボリックで、気持ち的にも大きな意味がありますよね。赤木氏:そうですね。それともう1つよく言われたのは、86歳の職人さんの仕事場をつくってもその後将来そんなにないんじゃないかって。確かにその通りなので、うちの工房から2人出向させて、池下さんの技術を受け継ごうと計画しています。寄付いただたい残ったお金を資本に株式会社木地やをつくって、輪島の未来へ続けていけたらと考えています。クリス氏:全壊にならないと補助金がでないなどの問題もありますが、そのあたりは割り切って始めたわけですよね。赤木氏:そうなんです。皆さん、補助金で復興させようという風に思ってらっしゃるんですけれど、補助金ってまだその時はまだ模索状態で出ることも決まってなかったし、決まっても申請して実際に交付されるまで1年とかすごく長い時間がかかるんですね。それを待っていると、例えば輪島の場合すごい高齢化が進んでいて80代の職人さんたちは、そのまんま再建することもなく、補助金を申請することもなくフェードアウトして廃業していくっていう 場合がすごく多いと思うんです。僕はそれをどうしても防ぎたくて。クリス氏:赤木さんご自身のお仕事も生活も色々と落ち着かないことが多々あろうかと思いますけど、そこにおいてもやっぱり人の説得をして、どうにかして輪島塗を守っていかなければいけないっていう、そういった危機感もあるということですよね。赤木氏:そうですね、今回の地震が起こる前から輪島塗は、売り上げがピーク時から10分の1以下に落ち込んでいて、地震でとどめを刺されたっていう感じです。僕は1988年に輪島に行った時が輪島塗全盛期だったんですけど、滅ぶんじゃないかなと思ってたんですね。その時に僕はなぜだかよくわからないけど、この輪島塗を残すために漆に選ばれてここに来てるっていう自覚があったんですよ。その後、バブルの崩壊があって、リーマンショックがあって、自殺、倒産、廃業、夜逃げを見てきて、どんどんどんどん縮小していく中に最後にこの地震がぽんってきたんです。でも僕は、この地震はある意味ではチャンスだと思っていて、今まであった余計なものが全部振るい落とされてすごく純粋な本質的なものがこれから残って、蘇らせることができると思っています。クリス氏:赤木さんが滅びていくと感じた理由や輪島塗の本質的なものという点についてもう少し詳しくお聞かせください。赤木氏:もともと輪島塗は、生きている人と神様や亡くなった方が一緒に食事をするための道具なので、そういう原点にきちっと精神性を戻していくということと、ちゃんと使える シンプルな形にしていくっていう仕事を僕はしていています。それが先ほど話した純粋なものということです。一時期、すごく自分の力や経済力を誇示するものになったり、飾るためのものになったりして、必要ではあるんだけれど、僕は間違っていると思っていて。だから今回の地震を機に、本来の精神性という原点に戻るっていうことが、今すごく重要だし、それがこれからの未来を生きる人をある意味救っていくものになり得るんじゃないかなと思っています。池下さんのような職人さんは、わかっているだけで江戸時代からこの場所で同じ仕事をやっているんですね。体の中はいい形の血が流れていて、それをうまく引き出すのが主である僕の役割で、先祖や過去の職人さんたちと現在の職人さんたちの共同作業によって輪島塗ができていることが素晴らしいところです。クリス氏:大事なものが見えてきたこの時期、赤木さんのように外から入ってくる若い人たちについてはいかがですか?赤木氏:ぜひ若い人たちには入ってきてもらいたいです。うちの弟子も20人ぐらいいて、独立して漆職人や漆芸作家をやっていて、7人輪島にいたうち1人だけ残ってあと6人は外に転居してしまいました。子どもの学校の事情などもあり仕方ないのですが、その一方でまた入ってくる人もいると思うんですよ。なので、僕は集まったお金を資本にして株式会社木地屋を作りたいなと思うのは、そういう人たちの受け皿を作って、ちゃんと若い人たちを雇用しながら、今どこの日本中の漆器産地どこも木地屋さんがいなくなって困ってるので、供給できる体制にしていきたいと思っています。クリス氏:現在も木地屋プロジェクトは支援金を募っていますか?赤木氏:あまり積極的に告知していないのですが、ご寄付いただいた方に初めての職人さんがひいたお皿を返礼品として用意しています。クリス氏:それはまたとない一枚ですね。この「小さな木地屋さん再生プロジェクト」を1つのモデルに、他の業界や輪島塗のなかで気持ちが繋がって増えていくといいですよね。続いて、赤木さんがかかわっていらっしゃる【茶寮 杣径】のお話もお願いします。今日もコラボレーションランチで準備に入られている北崎さんとのお店ですが、オープンして半年だったんですね。赤木氏(左)と【茶寮 杣径】の北崎裕氏(右)赤木氏:【茶寮 杣径】というのは、ローカルガストロノミーが今注目されていますが、能登のこの季節 にしか採れない地元の素材を料理人が自らの手と足で集めて、素材から料理を決めて出すという考えで す。能登のその場でしか体験できないものなので、それを輪島塗の器で出していこうということで、お料理だけじゃなくて輪島塗全体の復活というか、地震前からの計画で、能登にお客様に来ていただいて、食べて使っていただいて買って頂くという流れができたらいいなと思って始めたんですね。 去年の 7 月に完成してオープンして 6か月で全壊という笑っちゃうようなことになったんですけど、全然あきらめてはいなくて元に戻す計画が進んでいます。クリス氏:その【茶寮 杣径】でもそうですし、【ESqUISSE】でも赤木さんの漆の器は使っていますが、料理と器の関係について、赤木さんはどう思っていらっしゃいますか?赤木氏:難しい質問ですね。いや、実はあんまり中に何が盛られるかとかは考えてはいないですね。ただ、お料理と器はもう本当に同じもの。というのは自然の中にある素材を人間が加工して美味しくいただいたり気持ちよく使ったりするためのものなんですね。僕の場合は、北崎さんのお料理とすごく共通しているところは自然にある素材にできるだけ手を加えずに自然の素材の完璧さをいかに引き出すかというような仕事をしているので、もともとすごい相性がいいと思うんです。北崎さんの場合、お砂糖とかお醤油とか濃い調味料をほとんど使わずに素材の味を引き出す仕事で、僕も漆の良さを引き出してできるだけ何も付け加えないようにすっぴんのまんま仕上げていくというところで、すごくシンクロしているかなと思っています。「NOTO NO KOÉ」で供された『水の歩み | 山菜のおひたし』と題した北崎氏による一品。器:赤木明登氏作 輪島紙衣汁椀、黒半月盆金縁クリス氏:今回のお話の軸である地震やコロナなど、世の中の状況の変化でだんだん私たちが、やはり自然が大切だとか、シンプルとは何かとか感じるようになっています。冒頭のリオネルさんの言葉でも「能登は未来」という言葉があったように、今であり、未来であるように感じますが、赤木さんはもともと漆にあまり手を加えないというスタイルでやっていらっしゃって、周りの時代がシンクロしてきたように感じますか?赤木氏:世の中的にはお料理の世界ではどんどん味が濃い時代がずっと続いてきましたよね。お料理は1番早いと思うんですけれど、やはり調味料の少ない素材感のあるお料理の世界にだんだんシフトしていると思います。器も味付けの濃い器の時代がずっと、昭和の陶芸なんかそうじゃないですか。でもやっぱり味付けは少ないけれど素材の良さをしっかりと引き出す、そしてそれが人の心を救ってくれるということを皆さんご存知で、そういうものに手を出していただけるんですね。ただ北崎さんのお料理で お砂糖の醤油も使ってないと味がしないっていう方も少なからずいらっしゃるんですけれど、そういう方にやっぱりちゃんとこういう食事なんだよっていうことを伝えるには言葉の力も必要なんですね。それで僕出版社を作っちゃったんです。クリス氏:そうなんですよね。【茶寮 杣径】の後でしたっけ。お考えとしては一緒だと思うのですが、出版社ではどのようなことをやっていらっしゃいますか?赤木氏:僕ら昭和生まれは、本の物質性がすごく重要だったと思うんですけど、今は読んで情報取ったら捨てられる時代じゃないですか。でもやっぱりちゃんとした工芸的な本を作れば読んだ後も大切に取っておいて繰り返し読んでいただけるなと思って、そういう工芸的な本作りをしっかりする「拙考(せっこ)」という出版社をつくりました。地震のあと3月10日に『工藝とは何か』という本を出しました。クリス氏:出版社も輪島ですか?赤木氏:輪島です。海岸沿いのすごく綺麗な集落の中の1軒なんですね。【茶寮 杣径】のもとの店舗の工事が2年くらいかかるので、今、金沢で 5月いっぱい営業しているんですけど、できるだけ早く能登に戻ってきて営業を続けたいと思っているので、その出版社の建物を仮店舗に改造しているんです。仮店舗になったら、しばらくの間は地元の人たちが予約をなしで気楽に食べていただけるような【食堂 杣径】みたいな感じで営業できたらいいなと思っているんです。今はそうやって走り回っていたら、僕の仕事はまだ始まっていないということに気づいて、これはまずいと思ったところで、アドレナリンが切れちゃった状態です。クリス氏:いや、本当に考えられないですよね。今日は能登の声というタイトルで、赤木さんの声、その周りにいる方の声を聴かせていただけるという有難い機会ですが。ここからは赤木さんご自身のお仕事についてお聞かせください。もともとご自身のお仕事だけでも引っ張りだこなわけですから。赤木氏:今年で独立して30年なんですが、前半はもう全部キャンセルさせていただいて、8月に銀座の和光さんの9階のセイコーハウスホールで30周年記念展覧会をさせていただくのを目指しています。クリス氏:漆に選ばれたわけですから、(お忙しいのは)仕方ないですね。多くの周りの方も赤木さんあって繋がっていることもあると思いますので、引き続きご尽力を、そしていろいろなかたちで発信していただければと。皆さまもぜひお心に響いたことをさらに伝えていただければ嬉しいです。第2部「炊き出し」体験で知った料理人のミッション、 あたらしい能登の食文化 (池端隼也氏・平田明珠氏)能登の料理人の絆を語る平田氏(左)と池端氏(中央)、クリス氏(右)クリス氏:第2部では、【ラトリエ・ドゥ・ノト】の池端隼也さん、【ヴィラ・デラ・パーチェ】の平田明珠さんのお2人をお迎えしてお話をお伺いしていきます。早速ですが、1月1日、震災が起こった後から炊き出しに動いてらっしゃるおふたりなんですけれども。ちょっと振り返るのもお辛い部分があると思うんですけれども、池端さんのお写真から拝見していきましょうか。震災後の【ラトリエ・ドゥ・ノト】の庭の様子池端隼也氏(以下、池端氏):ここはお店の中庭ですね。2階は、ぐちゃっとつぶれた感じです。レストランに関しては耐震にしたのでつぶれていません。普通は1階が潰れて2階が1階みたいになるのが多いのですが。クリス氏:ご自宅やご家族はどういう状況でしたか?池端氏:重度損壊という形だったので、今はキャンピングカーにいます。池端氏と炊き出しチームによるシチュークリス氏:リオネルさんのインスタグラムで出していましたが、早い段階から動いていらっしゃいましたよね。池端氏:そうですね。震災の日は輪島の隣町の穴水町にいて、消防署がすぐ近くにあったので行きましたら、非常食でカップラーメンとお水はあったんです。電気が止まっていたのですが、たまたま電気が使える車だったので、初日の夜はずっと、どん兵衛を作っていました。次の日に輪島に帰って、さっきのお店の状況を見ました。僕たちの場所は観光地なので、どの飲食店も2日から営業するんですね。だから冷蔵庫にパンパンに食材が入っているんです。そこから引っ張り出して、輪島では2日の日から炊き出しを始めました。周りの飲食店や魚屋さんとか誘って、とりあえず1500人前ぐらいは作れる体制を作らないといけないいうことで動きました。みんな誘って作り始めたので、近くのレストランの提携農家の方とかはその時に全部持ってきてくださいました。クリス氏:こちらは、平田さんのお写真ですか。片付けだけでも途方にくれますね。震災後の【ヴィラ・デラ・パーチェ】の店内の様子平田明珠氏(以下、平田氏):お店とか家のある集落はほぼほぼ建物倒壊とかなくて大丈夫だったんですけど、歩いて5分位行くと倒壊した家とかもあって。すぐ近くでも全然被害が違います。僕は元旦は東京にいて、2日の早朝には東京を出て昼ぐらいには着ければなと思っていたのですが。スタッフが金沢エリアにいて彼らに先にお店に行ってもらって、状況を見てもらって、掃除もし始めてもらっていました。だから片付けは割と他の所に比べれば早い方かもしれません。でも水が出なかったのでワインとかも流せなくて大変でした。クリス氏:炊き出しはどのような状況でしたか。平田氏:2日に戻って、近くの集落の人たちの話を聞きながら状況を調べました。お店の冷蔵庫に食材を残していたので、とりあえず残っているものでカレーとかでも作れば地元の人が食べてくれるかなと思って、2日の夜から仕込みを始めて、3日からうちの店で、まず自分の集落の人たちにカレーをお出ししました。でもお米がなかったので、お米を持ってきてもらって、ルーを渡すみたいな感じで最初やっていました。クリス氏:さっき池端さんもおっしゃっていた、料理人同志の繋がりや地域との繋がりということが、こういう時には再確認されますよね。地震が起きてからは、池端さんと平田さんもですが、横の連絡も取れない、なかなか携帯が繋がらないという状況だとどのように情報共有されましたか。平田氏:電波は弱かったので、電波あるエリアに入ったら連絡していました。2日の朝に池端さんと連絡が取れましたよね。ぼくは能登に向かってたんですが「お前こっち来たらあかんぞ」みたいに言われて。でももう行っちゃってるし……。クリス氏:あかんというのは大変な状況だからですか。池端氏:最初の頃はひどかったんです。輪島市内はお亡くなりになった方とかもいらしたし、状況は当時わからなかったんですけど、金沢から輪島に向かって、石川県の南からグラデーションのように被害が大きくなっているんです。輪島の方がひどかったんだと思うんですけど、僕はそこしか目にしないので、来ない方がいいよって伝えました。ちっちゃいお子さんもいるので、そういう話をしたんです。クリス氏:そうですよね、こういう時に連絡を取り合うっていうのは、元々繋がりがあったからですね。能登の料理人の方々も今回見てもすごく動きが早いし、繋がり方、力、パワーがものすごくあるというところにもぐっと来るんですけど、元々の繋がりはあったり、活動は募集されてたりしますか。平田氏:活動自体は、スタッフのソムリエの塩士が熊本地震の時に金沢の料理人を集めて繋がりを作っていたので、それがそのまま今回動いてくれました。僕はそこに対して支援の要請だったり、状況を伝えたり、情報の行き来は割とできました。あとは、インスタグラムのストーリーとかで池端さんが結構発信をされていたので、一応無事でいるっていうことが確認できて、輪島の状況はどういう状況か池端さんのSNSを見て、僕もできるだけ、情報発信した方がいいなと思ってアップしたりしました。多分、それを見た料理人仲間が連絡くれたりとか、その繋がりあるメンバーで、炊き出しを一緒にしてくれたりとか、必要なものを持ってきてくれたりしました。クリス氏:炊き出しも普段レストランで用意されているのともちろん全く違うわけで、段階によって違うと思いますが、その辺りは実感としてどうですか。池端氏:最初は電気も水もないですし、僕の炊き出しもビールとかアルコール飛ばしてスープにしたりしてたんですけど、最初はやっぱり命を繋ぐための食事なんですね。最初はもうレトルトとかそういうものしかなくて、大体1週間ぐらい炊き出しした時に、高齢者が多い 町なので、2次被害じゃないですけど、やっぱり高血圧になってしまって。すぐ薄味にすぐ切り替えました。炊き出ししは日常食なので。クリス氏:やっぱり食イコール命っていうことは、改めてレストランとは違う形で認識されますよね。池端氏:今回、僕らもそれぞれ実は連絡が取れてなかったので、多分外から見ると、料理人が一致団結してその地域で協力してやったっていう風に見えるかもしれないですけど、それよりも、それぞれが皆その地域に根ざしているので、地域の人に野菜取ってもらったりとか、お料理教えてもらったりとか、それぞれが小さいコミュニティでやってきたので、みんなこの地域で何も言われなくても同じように自然的にやったんですよね。で、実際平田さんと会ったのは2月入ってからで、めっちゃボロボロ泣きましたけど。平田氏:そうです。それぞれもう目の前のことでいっぱいだったので。クリス氏:平田さんは炊き出しをされていて、使命感っていうのもあったと思いますが、その地域の人たちに対してどういうものを出そうとか、食は命とか繋がってるとか、そういうことは考える時がありましたか。平田氏:そうですね、池端さんと僕もそこは一緒で、最初はもうあったかいご飯を食べられるだけで、みんなこう喜んでくれてたんですけど、割と早い段階で 僕は七尾市の指定の避難所の中島小学校につきっきりで運営をやりました。実際に自分が料理を作る、手を動かすっていうよりか、炊き出しに来てもらって、その人たちが作ってもらえるような動線を作ったりとか、環境を整えたりとか、炊き出しのスケジュール管理だったり衛生管理っていう方に極力力を入れるようにしました。実際手を動かしてしまうと、その管理や運営ができなくなっちゃうので。避難所の小学校で炊き出しの列ができている様子クリス氏:こちらは、家庭科室とかなんでしょうか。平田氏:そうです、家庭科室で作ったものを食堂に持っていって、配ってそこで食べられるようにした時の写真です。だんだん炊き出しに来てもらえる方も増えてきて、企業さんとかも連絡があって入ってもらうようにしたんですけど、どうしても炊き出しに来てもらうと、作るものが牛丼と豚汁とか、その夜に、牛カルビカレーとかで、避難所ってほとんど高齢者ばかりで、そういう食事が続くとやっぱり血圧が上がって救急搬送されてしまう高齢者の方とかもいらっしゃってまずいなという状況もありました。クリス氏:炊き出しも、気持ちがあってボランティアで来てくださり、やるしかない、やれることをやるっていうことだと思いますが、ボランティアのあり方っていうのも考えるべきことですね。どうしてもニュースだと、炊き出しがありました、じゃあよかったねという感じなので。熊本の地震で1回チームができたからこういう時に動けるということと同じように、想像力が経験と一致していないと、これから何かが起こった時っていうことを思うと、考えておかないといけないですよね。池端氏:震災を経験したので、東京の町に来た時に、ここで起きたら大変なことになるなっていうのは感じますね。なんか考えてしまいます。そしてコミュニティがやっぱりないと思いますね。池端氏:あとは、実際、震災直後はたくさんの方が支援してくれるんですけど、実は町とかはこれからが大変な時なんです。そして、僕もですし、赤木さんもさっきおっしゃっていましたけど、メンタルがやられるんですよね。 僕は1週間前すごくやられてて、本当に誰とも会いたくない気持ちだったんですけど、無理やりぐっと押し出してくれたんでよかったんですけど、なんかこう……。ずっと今も炊き出しをしてるんですけど、現実っていうものがぱっと目の前に来て、これからどう生きていくんですかっていうのが、住んでる人は皆それが目の前にあるんですよね。実は今が1番サポートが大事っていう事ですね。お金も全然ない方もたくさんいらっしゃいます。なので、報道がどんどんどんどん減ってくので、忘れ去られるんじゃないかと危機を感じます。「NOTO NO KOÉ」のイベントのため【ESqUISSE】の厨房で調理をする平田氏(左)と池端氏(右)クリス氏:今回は、それこそだんだん報道も少なくなることも考えて「能登の声」をどうやって届けたらいいかということもあって、この【ESqUISSE】で「NOTO NO KOÉ」のイベントを開催されたのですね。話を今回のお料理に移したいと思うんですが、久々に料理をしたような感じでしょうか。能登のいろんな美味しいもの、食材も今回のコースに目一杯詰め込む気合で皆さんやっていらっしゃるんだと思うんです。まず、今回の「NOTO NO KOÉ」で料理をしようっていうことになりまして、それは、池端さん、平田さんがよし、やろうっていうことですぐ始まったんですか。池端氏:多分違うかもしれない。その、僕は正直、震災で、なんていうんすかね、こう、幸せのレベルとして、ちょっとしたことで幸せを感じるような人間になっちゃったんですよ。で、料理に関しても、楽しくて、もうこのレベルで十分満足、自分も満足するし、なんか、炊き出ししてるとそうなっちゃうんですよね。でも、自分の中ではそうじゃダメだっていう自分がいて……。だから、今日は本当にね、なんか震災から何か月ぶりぐらいに、【ESqUISSE】の調理場では久しぶりにテンションが上がってる感じで、チャレンジです。僕にとっては。クリス氏:それは、料理人として自分がやってきたことを考えたり、この後続けられるのかとか。池端氏:そう、いろんなことを考えてる。クリス氏:今回はコラボレーションという形で、料理を作ろうよっていうことで、メニューがやっと上がってきているんですけど、きっと繋がってらっしゃる生産者さんたちの食材もあるのかしら。「NOTO NO KOÉ」で供された『郷愁|イタドリと能登の塩』と題した平田氏による一品平田氏:僕に関しては、使う食材、ほぼほぼ自分で、山へ行って取ってきたものです。塩はお亡くなりになってしまった生産者の方の塩を使っているんですが、今後もずっと使い続けたいと思っています。メニューの『郷愁|イタドリ 能登の塩』です。もともとリオネルが5年前に彼の所に来てくれて、そして【ESqUISSE】が能登に来て一緒にイベントをやったんですけど、またずっと一緒にイベントをやりたいねってこの3人でずっと話してたんです。だから、今回、この話があった時は、もう二つ返事でOKでした。ずっとやりたかったので。うちは2月末に断水も解消されてインフラが戻ったので、3月末から営業再開ができています。炊き出しの避難所からも1月いっぱいで運営からは出て、2月は自分のお店の再開と、石川県から出てイベントに行ったり、料理する機会はあったので、感覚が戻る機会がありました。やっぱりちょっと最初、2月の最初のイベントの時に、いきなりコースを作るってことになった時に、全然気持ちが戻らなくて、気持ちが乗ってこないのはあったんですけど、やってると、だんだん戻ってきた。結局、炊き出しもコー スの料理も、食べる人のために、どうやったら幸せになってくれるかっていうのを考えて作るという点で一緒だということに気がつきました。そして、逆にコース料理だったり、フランス料理イタリア料理と言われる料理を町の中で作るのが自分の役割なんだなってのがわかった。今は色々料理することに対してすごく前向きに、意味のあることだと考えるようになりました。その中で自分ができることを今回やりたいなと思ったので、自分で森の中で収穫をしたり、そういう料理のスタイルはそのままやりたいと思っています。クリス氏:仕事って、ひょっとするとなんでもだと思いますけど、その場だけではなくて、色々考えたりしたことがレイヤーになって、表に出るわけじゃないですか。様々な出来事の中で、集中力とかものを作る気持ちが途絶えるっていうことはなかなかの大きな影響だと思います。でも今回、皆さんでコースを考える時に、どういう風に能登の味を感じていただこうかって場合に、どんな話し合いがあって、いつぐらいに固まってきたんですか。平田氏:最近。先週。池端氏:ぎりぎりです。クリス氏:そりゃそうですよ、そうですよね。「NOTO NO KOÉ」で供された『レジリエンス|七面鳥、しいたけ、みょうが、能登のハーブ』と題した池端氏による一品池端氏:震災があって、能登のものは何でも今までと同じようには揃わないですよね。なので今あるものを。僕は、今日は近くの七面鳥を使うんですけども、70歳で1度癌を患った生産者さんのものです。道路が繋がった時にすぐ訪ねていったら、「おれはやるよ」みたいに言ってくれて、なんかすごく嬉しくて。で、なんかその大村さんの気持ちを料理にしたいなと思った。だから今回料理を考える時はすぐ大村さんの七面鳥を使おうと考えました。 椎茸は幸か不幸か震災があったので、めっちゃ出たんですよ。雷とか刺激を与えるとスイッチが入ってパッと出るんです。なので、地震あったことでたくさんあったので、大体4月ぐらいの椎茸を取りに行って、乾燥させたものを使いました。能登のハーブもね。クリス氏:食材に関しても、関係性があるわけですね。生産者の方々との繋がりあってのお料理だと思うんですけど、生産者の方たちとは、どういう繋がりがあるのですか。池端氏:ウエダ農園さんって、炊き出ししてた時に持ってきてくださって、彼もやりたいと言っています。ただ住む人が輪島市に関しては3の1ぐらいになりますし、スーパーもなくなって、今と同じような生業ができないので、クラウドファンディングのような新しい形でやりたいと言っています。クリス氏:ちょっと能登のこれからということを少しご想像ができるか教えて頂けますか。新しく変わっていく部分もでてくると思うんですね。それをいい風に、どういう風に力にするか。平田さんは今、料理人としての目で、別に未来のことじゃなくていいんです。届けたいことは何でしょうか。平田氏:そうですね、一応僕のお店も再開して、建物だったり自分の暮らしに関して言えば、 割と復旧というか、元の暮らしに近づいてる部分もあるんですけど、その反面、同じ町の中でも、まだ断水が続いている家だったりとか、仮設に入って不自由な生活をされている方とか、あと仕事自体がもうなくなってしまった方とか、大変な状況の人がいて、差がどんどん今広がっている状態です。そこで僕がお店を再開しましたとか、こういうイベントやってますとか、お店来てくださいとか、そういうポジティブな声を届けるのって結構危険もはらんでると思っています。それが今の全体の能登の声っていう風に捉えられがちな部分もあると思うので。とは言いつつも、やっぱりお店にお客さんも来てもらわないといけないし、再開したお店もだんだんと増えてきて、能登全体に人が今来てもらわないといけないので、その発信のバランスとか、ただ自分だけがどんどん突き進んでいっていいものかとか、やっぱり地域あっての自分のお店なんで、町全体を引っ張り上げて、みんなを掻き混ぜて、今、人に来てもらって、皆で何かするとか、楽しいことやったりとか、そういうのができるようなことがこれからすごく大事になっていくと思う。だから今回、池端さんに来てもらうことがすごく大事だと思っていたんです(涙)。すいません。 池端さんはまだ気持ちがのってきてないっていうか、明らかに気持ち的に難しい状態なのか、と思ったんですけど、やっぱり僕が引っ張らないと、輪島でこういう料理作れるのって池端さん一人だけなんで、彼がこういう料理の方に戻ってきて、戻って、戻ってきてくれないと、能登にとってすごくもったいないっていうか、大事なことだと思ったんで、だんだん、のってきてくれてるのも、昨日一緒に仕込みしてて、一緒に用意して作ってたんで、すごく良かったなって思って。それだけで今回来て良かったなって思うところもあったんですけど。うん。なんかこういうイベントってすごいなって、まだ1回も料理してないんですけど(笑)。池端氏:まだ料理仕上がってないです。(会場笑)【ESqUISSE】の厨房でお揃いの「NOTO NO KOÉ」のTシャツを着て笑い合うシーン平田氏:あと、できてすごくよかったなって。いや、もう終わりみたいなんですけど。クリス氏:でも、それぐらい、ここに来ることがいかに大変かっていうことを感じます。うん。池端さんね、愛されてますね。それだけ尊敬されるべき存在なのですよね。平田氏:これで終わりにしたくなくて、今回【ESqUISSE】でイベントをしますけど、また、【ESqUISSE】にやっぱりこっちに来てもらいたいです。皆で料理をする機会っていうのは、今回だけじゃなくて、これからもずっとやっていきたいなって思うので、今日からスタートしますけど、成功させて帰りたいなと僕は思ってます。池端氏:炊き出しメンバーも輪島市内のラーメン屋さん、居酒屋さん、スペインバルなど多いのですが、徐々に制度や形が変わってきて、みんなで生業しましょうってことになっています。輪島市で、飲食店ってやっぱり明かりともしたいとか。飲食店があるだけで、その街が明るくなると思うんですよね。池端氏:そうです。だから、それをみんなでやりましょうっていうことで、今、前を見て動いています。クリス氏:今おっしゃったように、コミュニティあってのレストランということでしたが、好きなレストランだったり、通いたいレストランだったり、それは食べに行くのもそうですけど、その人に会いたいとか、その人の料理を食べたいとか、そこで行くと会える人がいるっていうのがレストランですよね。だから、コミュニティの中におふたりのレストランはあるんだなっていうことも責任も感じていらっしゃると思います。あと、さっきおっしゃった、自分の所だけのことを言うのも話が違うでしょうし、色々気を使って周りを見て動いてらっしゃる気持ちも、察することも難しいこともあるんですけど。まぁでも話したくないことがある中で、どうもありがとうございます。ぜひ皆さん、自分の心身を通してお感じいただきたいな思う、能登の声です。ベカ氏から能登へのメッセージ「NOTO NO KOÉ」で供された『小さな命のささやき|野菜とハーブのプレート』と題した【ESqUISSE】による一品。器:赤木明登氏作 古銀丸折敷大最後に、リオネル・ベカ氏は、能登への想いを次のように語っています。高潔で美しく、野性的で豊かな土地、能登。海は滋養に富み、風は潮の香りを運ぶ。能登の光はどこまでも透明で、時間はゆったりと流れ、木々は互いに語り合う。能登の自然には神秘の力が宿る。それは古くから伝わる普遍的な言語でもあり、限られた人しか聞き取れない言葉でもある。能登の人々は、人類の未来に対する答えを秘めながらそこに暮らしている。だから能登は何度でも生まれ変わる。
2024年06月05日~富山新湊・日帰りグルメ旅~09:00新湊漁港で朝食『シロエビ丼』@【きときと食堂】10:00新湊大橋・海王丸パークを散策11:00「新湊きっときと市場」を散策11:30昼食@【れすとらんきっときと亭】12:30昼セリ見学13:30『高志の紅ガニ』@【新湊カニ一番屋】(新湊きっときと市場内)『白えびソフト』@新湊きっときと市場~新湊内川へ移動~15:00新湊内川散策&橋巡り16:00カフェタイム @【番屋カフェ】東京から北陸新幹線で、最短2時間10分。富山県の入り口、富山駅に到着。ここから車で「新湊漁港」へ向かいます。シロエビ漁などが行われる「新湊漁港」この日はシロエビ漁の解禁日!関係者以外は漁港への立ち入りは禁止ですが、この日は特別に見学させてもらうことができました富山県には、「天然のいけす」と呼ばれる富山湾があります。魚種に恵まれており、広く知られているのが、ホタルイカやブリ、シロエビや紅ガニ(紅ズワイガニ)です。そんな富山湾に沿って有名な漁港がいくつかあって、岩瀬漁港や滑川漁港、「ひみ寒ぶり」で知られる氷見漁港が有名ですが、今回は、水揚げされる魚種も漁獲量も多く、四季を通しておいしい魚介類に恵まれた好漁場、「新湊漁港」からスタートします!9:00新湊漁港で朝食『シロエビ丼』 @きときと食堂早朝の5:30から営業している【きときと食堂】まずは朝食をいただくため、新湊漁港の目の前にある【きときと食堂】へ。「きときと」とは、富山県の方言で“新鮮”とか、“活き活きとした”という意味なんだそうです。こちらの【きときと食堂】では、その日に獲れた新鮮な魚を使った定食や、海鮮丼などを提供。早朝から行列の絶えない人気店なので、時間に余裕をもっていくのがオススメです。『白えび丼』(味噌汁・つけもの付き)2,500円この日は、シロエビ漁の解禁日ということで、シロエビがたっぷりとのった『白えび丼』をいただくことに。白く輝くシロエビの上には、イクラのアクセント。なんとも贅沢です。シロエビは、県内でも流通の際には冷凍保存されることが多いのですが、新鮮なうちに冷凍するため、旨みがぎゅっと凝縮されており、とっても甘くて濃厚な味わいでした。醤油も関東のものと比べるとほんのり甘めなのが特徴です。『魚屋のまかないづけ丼』700円、『みそ汁』100円、『白エビのからあげ』800円新湊のご当地グルメ『かけ中』400円ほかにも『まかないづけ丼』や、うどんだしに中華麺を合わせた新湊名物『かけ中』も人気なので、ぜひ試してみてください。【きときと食堂】店舗情報住所:富山県射水市八幡町1丁目1100営業時間:5:30~14:30(L.O.14:00)定休日:水曜※現金のみ10:00新湊大橋・海王丸パークを散策富山新港にかかる新湊大橋。毎日、日没の30分後~22:00までライトアップされます富山駅方面からバスや車で訪れた際に通るのが、この新湊大橋。全長約3.6kmで、日本海側最大の斜張橋です。橋の上部分が車道で、下部分が歩行者通路「あいの風プロムナード」の2層構造になっており、地元の方は散歩コースとして利用されていました。この日は黄砂で見ることはできなかったのですが……、晴れた日には立山連峰や能登半島を一望できるそうです。「新湊大橋」施設情報住所:富山県射水市海王町~海竜町利用時間:車道は終日/歩行者通路「あいの風プロムナード」は5月~10月は6:00~21:00、11月~4月は6:00~20:00料金:無料※荒天時(風速25m/秒以上や波浪警報発表時など)には、通行止めになることがあります。現役当時のままの姿で保存、一般公開されている「帆船海王丸」新湊大橋と新湊漁港の間にある「海王丸パーク」は、年間100万人が訪れる人気観光スポット。約60年間、航海練習船として活躍した「帆船海王丸」を一般公開しているほか、展望広場や野鳥園、カフェなどを併設しています。この日はパーク内をお散歩しただけですが、「帆船海王丸」の船内は見学もできるそうです。船好きの方はぜひ乗船してみてください。「海王丸パーク」施設情報住所:富山県射水市海王町8利用時間:終日料金:無料●「帆船海王丸」の乗船について公開/見学時間:9:30~17:00(公開終了30分前までに乗船/見学時間は約30分)※海王丸に乗船できる時間帯は季節によって異なります。施設へ確認をお願いします(夏季は~18:00まで、冬季は~16:00まで)定休日:水曜(水曜が祝日の場合は木曜)、年末年始(12月29日~1月3日)、船体整備ための非公開期間が年2回あり乗船料金:小中学生は200円、大人(高校生以上)は400円、ファミリー券(大人1名+小中学生1名)は500円11:00「新湊きっときと市場」を散策大きな蟹が目印。新湊漁港の獲れたて食材が楽しめる「新湊きっときと市場」能登半島地震の影響により、年始から営業を休止していましたが、3月2日から営業を再開「新湊きっときと市場」は、シロエビをはじめ、高志の紅ガニ、ホタルイカ、ブリなど、新湊漁港で獲れたばかりの海の幸がいただける海鮮市場です。館内の海鮮レストラン【きっときと亭】では、朝獲れ魚介を使ったお料理が楽しめます。新鮮な魚介類をその場で焼いてくれる浜焼きコーナーも大人気!ランチは「新湊きっときと市場」内にあるレストラン【きっときと亭】で『のどぐろ定食』をいただきますまずは、「新湊きっときと市場」内を散策しつつ、今日の目的の一つ、昼セリ見学の予約を行います。新湊漁港では、通常の魚市場で行われている早朝のセリだけでなく、全国でも珍しい昼セリが行われていて、一般の人も予約をすれば見学するできます。とくに、毎年9月~5月に開催される富山県のブランド蟹「高志の紅ガニ(こしのあかがに)」の昼セリは必見です!12:30昼セリ見学こちらで取引されているズワイガニは、一定の基準をクリアしたものを「高志の紅ガニ」としてブランド化。あまりのおいしさに東京からこの蟹だけを食べに富山を訪れる有名人もいるほどなんだとか市場から歩いてすぐの場所にある新湊漁港の昼セリ会場へ。1階がセリ場、2階が観光客専用の見学スペースになっていて、上からセリの様子を見学します。実際にセリを見たことがなかったのですが、ズワイガニがずらっと並ぶ光景は圧倒的でした。この光景が見られるのは、9月から翌年5月までのベニズワイガニの漁期だけなので、ぜひ足を運んでみてください。「新湊きっときと市場」施設情報住所:富山県射水市海王町1利用時間:9:00~17:00(時期により変動あり/営業時間は各店舗により異なります)定休日:無休(一部テナント休日あり)昼セリ情報開催期間:~5月中旬まで開催時間:12:30~休業日:日曜日、水曜日、年末年始、漁港休場日※悪天候等により昼セリが中止となることがあります。当日9:00以降に新湊きっときと市場へご確認ください。昼セリ見学料金:個人:1人100円(大人・小人)予約:必須予約方法:12:00までに新湊きっときと市場のインフォメーションにて予約必須※昼セリの見学だけでなく、セリ後に紅ガニが食べられるランチセットのチケットもあるそうです。詳しくは公式HPにてご確認ください。13:30『高志の紅ガニ』@【カニ一番屋】目の前で大量の「高志の紅ガニ」が茹でられています昼セリの見学後、水揚げされたばかりの「高志の紅ガニ」をいただくために、再び「新湊きっときと市場」へ。セリ後、各飲食店で茹でたてのカニをいただけるのですが、今回私は市場入り口にある【カニ一番屋】さんで、贅沢にもまるごと一杯いただくことにしました。その日によって価格は変動しますが、この日は足折れ蟹が3,500円~4,500円、足が折れていない蟹は7,000円~8,000円で販売されていましたこの日は奮発して、足つき蟹をゲット!お店の裏手にあるテーブル席で自分で捌いていただきます。茹でたての「高志の紅ガニ」は、肉厚な身の贅沢な食感と甘さ、そして濃厚な味噌の味わいが絶品!蟹好きとしては、丸ごと一杯を独り占めできるのもうれしいところ。その場で食べることもできますが、持ち帰り/郵送することもできるので、大切な方へのお土産にもぜひ。食後は、「新湊きっときと市場」内を再びぷらぷら。土産にホタルイカの沖漬けや黒づくりを買いつつ、気になるものを発見……。ご当地アイス『白えびソフト』350円なんと、シロエビがちょこんと1匹のった『白えびソフト』なるものがあるじゃないですか!ソフトクリームにもシロエビが練りこまれているそうで、味はほんのり甘じょっぱく、シロエビの風味がしっかりと感じられました。気になる方はぜひ!ここから場所を移して、新湊内川エリアへ移動します。新湊内川へ向かう道中、レトロな街並みを発見。観光地化されておらず、落ち着いた雰囲気で、ここに住む人々の生活を感じることができました15:00新湊内川散策&橋巡り富山新港から東西約3.5kmにわたり続く河川「内川」。天気の良い日は遠くに立山連峰を眺めることができます美しい水辺の景色と町屋風の建物が残る「新湊内川」。この民家が並ぶ姿と、川岸に漁船が停泊する光景がイタリアのベニスを思わせることから、「日本のベニス」と呼ばれています。川にかかる橋もそれぞれ違う顔を持ち、とても個性的なので、お散歩がてら橋巡りをしました。昭和レトロでノスタルジックな雰囲気漂う内川周辺は、竹野内豊さん主演の『人生の約束』や、松本潤さん・有村架純さん主演の『ナラタージュ』などの映画のロケ地としても使われています夜はライトアップされ、昼とは異なる顔を見せます。夜のお散歩も気持ちがよいですさっそく、新湊大橋~内川周辺を巡ります。川の駅新湊で配られている「水辺の回廊&橋まっぷ」を参考に、まずは朱色の屋根が素敵な「東橋(あずまばし)」からスタート。検索をして調べるのもいいですが、せっかく旅に出たなら、地元で発行されている情報冊子を参考にすると意外な口コミ情報がゲットできます「東橋」スペイン人のセザール・ポルテラ氏が設計。全国でも珍しい屋根付きの歩行者専用の橋。夜になると橋の両側に明かりがともり、大きな提灯となって浮かび上がるそうです「山王橋」郷土出身の彫刻家・竹田 光幸氏が設計。半円形のバルコニー風のアプローチに、手をかたどった大理石の彫刻が4基設置されています。写真の彫刻のテーマは4基それぞれに「人」「心」「愛」「夢」「神楽橋」欄干に72枚のステンドグラスがはめ込まれた「神楽橋」。このステンドグラスは、郷土出身の工芸作家・大伴 二三彌氏によるもの。曳山の飾り車輪、ケイトウ、魚、かもめ、チューリップなどがデザインされています「中新橋」新湊内川の中で最もレトロな雰囲気漂う「中新橋」。江戸時代に北前船の寄港地として栄えた内川の歴史を伝えるため、北前船をイメージしてつくられたそう他にも、波に浮かぶ地球のモニュメントがある「新港大橋」や、金属造形作家・蓮田修吾郎氏の「新西橋」など、計13の橋があるので、ぜひ巡ってみてください。16:00カフェタイム @【番屋カフェ】訪れたのは4月1日。【番屋カフェ】は数日前に営業を再開したばかりで、運よく入ることができました築100年以上の旧廻船問屋「渡辺邸」を改装したカフェ&ギャラリー。開放感に溢れています散策の合間にほっと一息カフェタイム。新湊内川の川沿いには、カフェや着物のレンタル店など、さまざまなお店が立ち並びます。この日は、映画『人生の約束』のロケ地にも使われた【番屋カフェ】へ。窓から眺める内川の風景。これは思わず写真を撮りたくなりますよね【番茶カフェ】では、こだわりのドリンクと、【野村屋】のどら焼きや【菓子処あん】のケーキなど、内川周辺にあるお菓子を一緒にいただけます。川辺の景色を眺めながらのコーヒーは格別においしかったです。そして、帰路へ。漁港の町なので、朝からおいしいご飯が食べられるのが魅力の「新湊」。これなら富山駅周辺に宿泊しても日帰りで漁港の町を楽しめますし、石川・金沢旅行の合間に立ち寄るのもおすすめです。美食の宝庫「北陸」、まだまだ知らない場所があるかもしれません。ぜひ気軽に足を運んでみてください。
2024年04月30日2日目9:30鈴木大拙館11:30【A la ferme de Shinjiro】でランチ13:30金沢21世紀美術館で五感をリセット15:30金沢城・兼六園で日本の四季を堪能17:00【居酒屋田村】で最後の晩餐19:00帰京9:30鈴木大拙館「鈴木大拙館」は中に入らずとも、外周を散歩するだけでとても気持ちがいい場所です1日目の夜は香林坊周辺に宿を取ったので、朝の時間を使って周辺を散歩。「鈴木大拙館」は仏教哲学者であり、「禅」の精神を世界中に広めた第一人者である鈴木大拙さんの考え方を伝えるために建てられました。館内は3つの棟と3つの庭が回廊でつながった造りで、鈴木大拙さんを知るとともに、訪れた人自身が思索する空間が広く取られています。周辺には「緑の小径」や「霞ヶ池」など、散歩しながら自然を感じられる場所も多くてオススメ11:30【A la ferme de Shinjiro】でランチ大正期の金澤町家をリノベーションした風情ある一軒家チェックアウトを済ませたら早速ランチへ。香林坊からバスに乗って約7分、尾張町で下車してすぐの【A la ferme de Shinjiro(アラフェルムドゥシンジロウ)】は、石川県で栽培したブドウでワインを造る「金沢ワイナリー」が運営するフレンチレストランで、1階がワイナリー、2階がレストランになっています。1階にあるワイナリーの見学や試飲(有料)も可能。レストランで飲んで気に入ったワインを買って帰ることができますレストランはクラシカルな雰囲気を醸しつつも、木を基調とした温かみのある店内は落ち着きます自社農園で育てる有機の小麦やお米、厳選された有機野菜、金沢港や能登の市場直送の鮮魚など旬の地物食材を使い、フランス料理の技法で仕上げた料理を提供しています。昼夜共にコース料理のみで、今回は『Dejeuner A』5,500円をオーダー。『能登・金沢旬の素材を使った前菜盛り合わせ』アミューズのスープに続いて提供された美しい一皿は前菜の盛り合わせです。『甘海老』を筆頭に、『ホワイトアスパラガスのムース』、『能登豚のパテ』、『金時草とヤリイカの和え物』、『砂肝とキャロットのコンフィ』、『能登牛のローストビーフ』など、地元の食材をおいしく、美しく昇華した料理の数々にときめきます。ドリンクは「金沢ワイナリー」のワインを中心にビール、日本酒、ノンアルコールドリンクも豊富です。ワインペアリングは3,500円。こちらは「OKU-NOTOシャルドネ2022」メインはお魚料理。スズキ科の白身魚ですが、鯛のようなさっぱりした味わい。皮目はカリカリ、中はジュワっと旨みが広がります。ソースはブールブランソース。葉物野菜は能登島の「NOTO高農園」の野菜を使用食事をいただきながら、シェフの須﨑さんにお話を伺うことができました。金沢に住んで5年目になるそうで、1月の地震ではご家族ともに無事だったそうですが、同店を運営する「金沢ワイナリー」の畑は珠洲市にあり、大きな被害があったそうです。「有機の田んぼも作っているのですが、水を入れてみないと何とも言えない部分があり、これから増える被害もあるのではと危惧しています」と須﨑さん。「珠洲市はここ102ヶ月にようやく立ち入ることができたレベルで、断層が起こってひび割れている部分もまだまだ多いです。「復興」という言葉をよく聞きますがそれ以前の話だと感じます」東京に住む人が、被災地に対してできることについて話しているなかで、こんなお話がありました。「僕自身の話になりますが、僕は東京で生まれ育っているので、もともと「自然に憧れがあった」んですよね。でもこっちに来て畑を触るなかで、人間としての感覚を取り戻しているように感じました。ネットで情報を集めて頭で考えるのと、体感するのとでは大きく違うなと身をもって体験したんです。震災が起こって「何ができるのか」と、頭で考えてるだけでは謙虚さが薄れていくように思います。実際に外に出て、畑に出て、一緒に手を動かしていくことが一番必要だと僕は思うんです」自分の手の届く範囲でできることをしていくことはもちろん必要ですし、大切だと思います。しかしそこに胡座をかいて「できる範囲のことしかしない」ことについても、大変考えさせられました。身体が動くのなら、少しでも現地に行って、手を動かして、地元の人と会話をすることでしか得られないものがあるのではと強く感じました。A la ferme de Shinjiro【エリア】近江町市場【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】金沢駅 徒歩20分13:30金沢21世紀美術館で五感をリセット金沢21世紀美術館こちらも言わずと知れた観光名所「金沢21世紀美術館」。現代アートを収蔵する“開かれた美術館”として、2004年に誕生しました。館内は、有料の「展覧会ゾーン」と無料の「交流ゾーン」に分かれていて、展覧会ゾーンにあるレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」が特に有名ですね。球体のパビリオン「まる」能登半島地震の影響はここにも及んでいます。展覧会ゾーンにある一部の展示室で、天井のガラス板が剥落するなどの被害があり、整備と修繕のため2024年6月21日まで休場。「スイミング・プール」への入場も休止しています。閉鎖している施設展覧会ゾーン長期インスタレーションルームデザインギャラリー利用可能エリア「交流ゾーン」市民ギャラリーA・Bタレルの部屋アートライブラリー託児室キッズスタジオ茶室レクチャーホール※また、下記の施設は営業時間を短縮して営業。・カフェレストラン当面の間営業時間 10:00018:00(17:00ラストオーダー)定休日 月曜(祝日の場合は営業、翌平日休み)・ミュージアムショップ当面の間営業時間 10:00~18:00定休日 月曜(祝日の場合は営業、翌平日休み)「ラビットチェア」は交流ゾーンにあるので、従来通り撮影できます。多くの人で賑わっていました「タレルの部屋」も鑑賞可能。通り過ぎていく光をとらえ、人間の知覚体験(見ること、感じること)に働きかける作品で、部屋に入ると、天井の中央部分が正方形に切り取られた空に目が行きます。椅子に座って眺めるうちに、変わりゆく光を体感できます15:30金沢城・兼六園で日本の四季を堪能続いて、金沢21世紀美術館から徒歩ですぐの兼六園へ向かいます。兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園で、日本三名園の一つに数えられる、廻遊式の庭園。四季折々の美しい風景が人々の心を掴み続けています。「霞ヶ池」と「唐崎松」桜開花の少し前だったので、梅を楽しむことができました左手の「虹橋」の上で写真を撮るのが定番のようで、多くの外国人観光客が撮影していましたどこを見渡しても木漏れ日が美しい「常磐ヶ岡」兼六園には出入り口が7つありますが、「桂坂口」を出ると金沢城とをつなぐ「石川橋」が目の前にあり、ここを経由すると両場所を効率よく観光することができます。「石川橋」から「石川門」を望む金沢城とは、江戸時代の加賀藩主・前田氏の居城だった場所で、城址は現在国の史跡に指定されており、城址を含む一帯が金沢城公園として整備され、観光名所になっています。「石川門」の石垣。度重なる火災で、金沢城にあったほとんどの建物は焼失してしまいましたが、この「石川門」と「三十間長屋」だけが現存。その他の建物は再建されました中に入り、「三の丸広場」が広がる先に見える長い建物は3つの建物が連なっています。左から「橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)」、「五十間長屋(ごじっけんながや)」、「菱櫓(ひしやぐら)」。内部では様々な展示が見学できますが、唯一入場料(大人320円)がかかります17:00【居酒屋田村】で最後の晩餐ひがし茶屋街近く、浅野川沿いに佇む【居酒屋割烹田村】早くも旅はエンディングです。【居酒屋割烹田村】は生きたズワイガニを一年中食べられる貴重なお店で、店内壁にあるたくさんのサインを見て分かるように、有名人も多く訪れるという人気店。カニの他にも北陸の海鮮を使った創作料理が楽しめます。コースもアラカルトもありましたが、一人でもいろいろ食べられる『海鮮コース』(10,000円)をお願いしました。カニ料理店ならではの『カニ酢』からスタート『海鮮刺し盛り』。ブリ、トロさば、甘海老、つぶ貝、ホタルイカ、カニなど、北陸に来たら食べたい海鮮をまるっと食べられる一人前が嬉しい今回の焼魚は『ブリカマの煮付け』。タレ焼きでほろほろにとろける身、ついついお酒が進みますこちらがズワイガニ『ぶりしゃぶ』を撮影させてくれました。見るからにプリップリ!〆は名物の『田村うどん』。生麺でツルツルしたテクスチャーは冷麺に近い食感です。麻辣のだしが効いていて身体がポカポカしてきます。販売もしているのでお土産に購入しましたお店を後にすると、すっかり夜になった浅野川にかかる「梅ノ橋」が目の前に。そこから望む「浅野川大橋」はライトアップされ、昼とは全く異なる美しい姿を見ることができます居酒屋割烹田村【エリア】ひがし茶屋街【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】8000円19:00帰京金沢城の一部が地震で崩落した様子。一部は立ち入りができなくなっていました今回訪れたのは3月末日。震災から約3ヶ月が経過し、爪痕が残る場所もありますが、金沢の人の流れや街の景色は従来の賑わいを取り戻しているように感じました。能登半島の大きな被害があったエリアとは、かなり状況が違うのだなと実感しました。北陸各地を訪れて、観光して楽しむことも大切ですが、もう少し踏み込んで、実際に被災地に足を運んでできることを考えたいと強く思った一泊二日の旅でした。
2024年04月29日1日目12:00近江町市場で新鮮な海鮮を食べ歩き13:30ひがし茶屋街でお土産探し16:00長谷武家屋敷跡を散策18:00【焼肉ハウス大将軍金沢店】で能登牛を堪能北陸新幹線が3月に延伸し、東京駅から「かがやき」敦賀行きに乗車して金沢駅に向かいました。約2時間半で到着し、意外と金沢は近くにあるのだなと来るたびに感じます。シンボル「鼓門」を写真におさめたら、早速移動開始です。金沢駅のシンボル「鼓門」。金沢の伝統芸能、「能楽」で使われる鼓をイメージに設計。日没から24時まではライトアップをしているので、夜に到着するのもいいのかもしれません鼓門に向かって右手に、とても大きなバスターミナルがあります。タクシーや車もいいですが、金沢市内はバスの本数も行き先も多いので、比較的安価なバスが便利。基本的にSuicaやPASMOなどの交通系ICは使えないので、現金を用意するかフリーパス(大人800円/1日)をゲットしましょう。距離にもよりますが、観光地を巡る場合は210円区間に乗ることが多いので、ホテルまでの行き来を含めて4回以上乗車する場合はフリーパスがオススメです。(さらに美術館などの割引優待なども付帯しています……!)現金でもフリーパスでも、バスに乗る際は乗車券を取るのを忘れずに。12:00近江町市場で新鮮な海鮮を食べ歩き平日にも関わらずたくさんの人で賑わう「近江町市場」。外国人観光客もとても多いです金沢駅からバスに乗って約5分、「近江町市場」での食べ歩きは外せません。新鮮な海鮮から加賀野菜、フルーツなどの小売店や、寿司店などの飲食店までが数多く並びます。小売店のなかにはテーブルが併設されているお店もあり、その場で食べるのが醍醐味です。今回私が購入したのは、ボタンエビ、牡蠣、香箱ガニ、ウニ目の前で輝く海鮮から好きなものを好きなようにオーダーして、手元にやってくる体験は本当にウキウキします。一段と存在感のある大きな牡蠣は、言わずもがな肉厚でプリップリ……!キラキラのボタンエビに添えられた青い卵は何度見ても美しく、食べてしまうのが勿体無いです。香箱蟹は本来の時期より遅いけれど、市場だからこそ出回っていました。やはりここも外国人観光客が大変多く、日本人と同じように、海鮮を楽しんでいる姿が多く見られました。そびえ立つ(?)キラキラの加賀野菜美しく並んだカニに、つい目が引き寄せられてしまいます13:30ひがし茶屋街でお土産探しお腹も満たされ、海鮮土産を購入したら「ひがし茶屋街」を散策です。近江町市場からはバスで4分、歩いても10分強あれば到着する距離感なので、食後のお散歩を兼ねるのもオススメ。着物を来た日本人観光客や、ツアー手旗を持った外国人のツアー客など、いつもの風景がみられましたひがし茶屋街は観光地としてあまりにも有名ですが、元は茶屋街としてにぎわった町並みが重要伝統的建造物保存地区として保存されており、それらの町家をリノベーションしたおみやげ店や飲食店などが並ぶ地域です。金沢で最も有名と言っても過言ではないスイーツ「金箔ソフト」がいただける【箔一】基本的に主要なお店がまとまっているエリアなので、一通り回りながら気になるお店に入っていくのがいいと思います。食後のスイーツには『金箔ソフト』をはじめ、モンブランやパンケーキ、和菓子店。お土産にはきんつば【中田屋】などの金沢銘菓や、加賀棒茶が有名な【丸八製茶場】、日本酒の【福正宗】、山中漆器に輪島塗、九谷焼などの器店も。金沢駅で買えるお土産も多いですが、町家の雰囲気を楽しみながら一軒一軒回るのも、とてもいい時間になると思います。ちょっとした小径も素敵です16:00長谷武家屋敷跡を散策土塀越しに見える屋敷の庭木の様子から、日本の四季を感じますディナーは事前に予約していたので、その近辺で18時まで過ごすのにぴったりだったのが「長町武家屋敷跡(ながまちぶけやしきあと)界隈」。ここは、江戸時代に加賀藩士の中級武士たちが暮らしていた屋敷跡が残る場所で、伝統環境保存区域、景観地区に指定され、当時の空気が感じられる土塀や石畳の小路、豪壮な武家屋敷など、趣のある景観を味わうことができます。このエリアには「鞍月用水」が流れており、それに沿うように飲食店や雑貨店が心地よいせせらぎと共に並びます散歩しながら街並みを感じるのもいいですが、「武家屋敷跡 野村家」などでは屋敷内を公開していて、ミシュラン2つ星の評価を得ている素晴らしい庭園は、特に外国人観光客に人気。近隣にはセンスのよい飲食店も豊富で、いつも賑わう【CAFE DUMBO】や、【Cafe Ashito】などのカフェ、昼から素敵な音楽とナチュラルワインが楽しめる【伊東商店】や、常時10種類以上のフレーバーが揃うジェラート店【ジェラテリア リトルタ】など、人気店ばかりが集まっています。18:00【焼肉大将軍】で能登牛を堪能犀川大橋が美しい犀川沿いには町家が立ち並び、金沢らしい風情が感じられますお待ちかねのディナーは焼肉をチョイス。富山県内に3店舗を展開している【焼肉ハウス 大将軍】が金沢にも誕生しました。築170年の町家をリノベーションしており、大きな吹き抜けや剥き出しの梁に加え、壁面に見える場所が部屋に続くドアになっているという仕掛けもある、忍者屋敷のような設えにドキドキします。2024年2月にオープンしたばかりの【焼肉ハウス大将軍金沢店】テーブル席や個室のほか、臨場感のあるカウンター席も完備。人数に関係なく丁寧にサービスしていただき、これは一人焼肉の最高峰かもしれない……!と感じました席に着くや否や、存在感を放つ竈が目に飛び込んできます。同店では全国から厳選したお米を、羽釜で芯からふっくら炊き上げて提供しており、オン・ザ・ライスへの期待で胸が膨らみます。料理はアラカルトでも注文可能ですが、今回は「TOSHIIEコース」(7,700円)を能登牛変更(1,650円)でオーダー。食前酒、茶碗蒸し、加賀野菜のナムルと続いた後の『石川県産 甘海老ユッケ』。ねっとりした甘海老の濃厚な甘みと旨みをじっくり堪能します。焼肉店であっても、金沢ならではの食材を生かした料理はやっぱり嬉しい促されて早速オン・ザ・ライスした『極みタン』はタン元を使用していて、これは牛一頭につき304枚しか取れない希少部位でもあります。絶妙な厚切りで、歯応えとみちっとしたお肉の密度を存分に堪能。レモンで爽やかにスペシャリテは『大将軍名物 桑原焼き』。部位は能登牛のサーロインで、卵は雑味のない濃厚な黄身のみを使用。信じられないほどお肉の旨みが濃厚で、優しく上質な脂と絹のように柔らかな肉質に夢見心地です目の前でいい音を立てる火入れの様子を眺めます。こちらは能登牛のミスジで、脂が多い部位のため野菜ポン酢でさっぱりと。酢が脂をスパッと切ってくれ、とろけるお肉の食感をより感じられます加賀野菜、北陸の海鮮、能登牛。加賀百万石の食材をふんだんに使用したコース内容に大満足でお店を後にしました。観光客にはもちろんたまりませんが、地元の方も多く足を運んでいる印象があり、内容に対してとてもリーズナブルな価格設定も人気を集めているのかなと感じました。金沢の焼肉がここまで来たか……!と感動してしまう夜でした。焼肉ハウス大将軍金沢店【エリア】香林坊/片町【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】野町駅 徒歩14分2日目目次9:30鈴木大拙館11:30【A la ferme de Shinjiro】でランチ13:30金沢21世紀美術館で五感をリセット15:30金沢城・兼六園で日本の四季を堪能17:00【居酒屋田村】で最後の晩餐19:00帰京
2024年04月29日今イベントを主催した「漁業ブ」とは、水産資源の高付加価値化や漁業経営を支援する一般社団法人で、漁業の体験や魚食イベントなどを開催し、漁師と消費者を結び付け、「漁業の価値向上を目指す」活動を全国で行っています。今年の元旦に起きた能登半島地震の後、漁業ブの代表理事である小西圭介さんは、「北陸の漁業のために何かできないか」と、今回の開催場所である【みなとキッチン】を運営している明石博之さんに提案し、令和6年奥能登地震の復興支援も込めて「富山・新湊漁港で漁師会!」を開催しました。新湊漁港のすぐそばにあるシェアキッチン【みなとキッチン】。東京からはWebメディアの編集長や女性誌の編集長、ワインインポーター、大学教授が、富山からは、漁師、酒蔵の女将、射水市役所職員や高岡の鋳物製作所の経営者など、多彩なジャンルの方が参加。また注目度が髙く、地元のテレビ局や新聞社など多くのメディアが取材に駆け付けました主催者である小西さんは、「能登の奥のあたりは本当に手つかずの状態で、まだまだ復旧されない状態の場所が多いという風に聞いております。ここ新湊も大打撃を受けてはないのですが、漁港が使えなかった期間もあり、観光も含めて、ちょっと暗いムードがまだ漂っているそうです。全国でニュースにはなっていないけれども、新湊のように、液状化、地盤沈下、隆起、家屋倒壊など、被災している箇所も多い。さらに、震災後に観光客が来なくなってしまった、という話も伺って、何か一緒に取り組みができないかということで、今回の開催に至りました」とのこと。漁業ブの代表理事である小西圭介さんお料理を頂く前に、富山の食材についての解説コーナーが設けられ、プロジェクターを使って新湊漁協の漁師で構成された「富山湾しろえび倶楽部」の野口和宏さんが、富山のシロエビ漁に関するお話をしてくださいました。「富山湾しろえび倶楽部」の野口和宏さん富山湾は「天然のいけす」と呼ばれるほど魚種に恵まれており、広く知られているのが、ホタルイカやブリ、シロエビや紅ガニ(紅ズワイガニ)です。中でも、4月1日に漁が解禁されたばかりのシロエビは、その透き通る美しさから「富山湾の宝石」と呼ばれるほど。そんな富山湾の“宝物”を守るために、新湊のシロエビ漁船は「プール制」を導入しているそうです。「プール制とは、シロエビ漁の期間中、2班に分かれて1日おきに操業し、全体の水揚げ量を調整しながら水揚げ金額をプール。各船に均等に分配する仕組みとなります」と野口さん。それにより、過度な漁獲競争を抑え、資源枯渇を未然に回避し、持続的な資源を守り抜いているそうです。4年ほど前までとやま市漁業協同組合の組合長を務め白えび漁師だった網谷繁彦さん、漁業ブの理事で富山の食文化を熟知する富山出身の松井香保里さん、同じく漁業ブの理事で料理家の松田美穂さんなどがキッチンに立って調理をしていましたこの日頂いた食材は、滑川産のホタルイカ/氷見産のブリ/新湊産のシロエビ/新湊産の春告昆布/未利用魚の白カレイなど。頂いたお料理をご紹介します。『新湊産のシロエビの唐揚げ』『朝どれホタルイカと新湊産の春告昆布のしゃぶしゃぶ』『氷見産ブリのハム』『おさしみ盛り合わせ』『白カレイの天ぷら』『白カレイの大葉巻き』『白カレイの卵の煮付け』その他にも〆には、すり身の味噌汁、富山のお米に併せて黒づくりと黒とろろなどが振舞われました。食材の鮮度の良さはもちろんのこと、富山の海の幸の解説を聞き、その価値を知った上で頂くお料理はよりおいしく感じられました。また、初めていただいた白カレイは数年前まではあまり食べられていなかった食材(未利用魚)だったそうですが、漁師の方がうまく調理することで、新たな食材のおいしさを知ることができました。シロエビの唐揚げに添えられているのは、【セイズファーム】の『SAYSFARM CIDRE』(辛口)そして、お料理に合わせておいしいお酒も頂きました。【羽根屋】の女将、羽根千鶴子さんも訪れ、貴重なお酒を振舞ってくださいました。【羽根屋】の女将、羽根千鶴子さん千鶴子さんが振舞ってくださった『純米吟醸 煌火』、『純米吟醸 かすみざけ』、『純米吟醸 出羽燦々』「能登の方では、地盤隆起で漁港自体がなくなってしまうほどの水産業被害が出ていますが、北陸の漁業生産者・関連パートナーとの協業を行いながら、ブランド化や販路開拓、食イベントやツーリズムの開発など、少しずつ復興の取り組みを支援していければと思います」と小西さんは語られていました。また、翌朝の4月1日はちょうどシロエビ漁の解禁日!シロエビ専門の漁が行われているのは全国でも富山湾のみです。シロエビ解禁日の新湊漁港の様子今年最初のシロエビ。最初の船が漁港に戻ると、すぐ競りにかけられました4月1日に解禁されたシロエビ漁は、7~8月の夏頃にピークを迎えますこの日、新湊漁港では、夜明け前に沖合約2キロの漁場に向けて4隻の漁船が出港。朝7時過ぎに最初の船が戻ってきました。今年の漁獲量について、新湊漁業協同組合 代表理事組合長の塩谷俊之さんは、「初日としては上々。サイズも5~6cm、大きいと8cmくらい」とおっしゃっていました。この透明度は漁港でしか見られない貴重な姿県外で頂く富山県産の食材を使ったお料理もおいしいですが、実際に現地を訪れていただく、朝どれの食材を使ったお料理は格別でした。北陸復興のため、新湊エリアをはじめ、観光客を受け入れている地域に足を運び、食べることで、泊まることで、交通機関を使うことで、応援ができます。みなさんもぜひ、食材の宝庫「富山」を訪れ、“おいしい旅”を堪能してみてください。
2024年04月23日「Dining around Noto」「料理人としてできることはないか」と立ち上がった、能登地域のシェフ4名をゲストに迎えた6名のシェフたちによるコラボレーションディナー「Dining around Noto」。会場となった【Social Kitchen TORANOMON】には、その想いに賛同する多くの人々が集まっていました。この日の会場は虎ノ門ヒルズ ガーデンハウス1F、【Social Kitchen TORANOMON】実はこちらのイベントは、能登半島地震があった日の翌日に【Auberge"eaufeu"】の糸井章太シェフから【unis】の薬師神陸シェフへ「何かできることはないだろうか」と連絡があったことがきっかけとなったのだそう。元々お2人は料理学校での先生と生徒という間柄で、その信頼関係や密なコミュニケーションが、今回の発信力のあるイベントに繋がったご様子です。また、集まったシェフたちはみな“同世代”とのこと。日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」を機に繋がった人たちが多いそうで、まさに、これからの食シーンを牽引していく存在の方々。熱い想いを持って集まった同志としての団結力や、北陸の未来へ向かっていくパワーが、場内に溢れていました。ゲストとシェフが一体となる、臨場感たっぷりの空間食を通し、未来へ繋げる、シェフたちの想い最初のアミューズは、6名のシェフによるフレンチ、イタリアン、洋食、和食の多様なコラボレーションプレート6名のシェフそれぞれの、今回のイベントにおいて考えていらっしゃった“想い”や、これからの未来へ向けての“メッセージ”を頂きました。当日イベント会場で、参加者の目の前で作られた北陸の食材を活かしたお料理とともにご紹介いたします。【Auberge"eaufeu"】糸井 章太シェフ1992年京都府生まれ。調理師専門学校を卒業後、フランスに留学。アルザスの3つ星レストラン【オーベルジュ・ド・リル】で研修を受け、帰国。【メゾン・ド・ジル 芦屋】、ブルゴーニュの1つ星【レストラン・グルーズ】を経て、2017年に帰国。2018年若手料理人コンテスト「RED U-35」にてグランプリ(RED EGG)を大会初の20代で受賞。2019年、経済誌Forbes Asia主催「30under30 Asia 2019」受賞。2022年、アメリカ・カリフォルニア州の3つ星レストラン【マンレサ】、【フレンチランドリー】で研修。2022年7月【Auberge"eaufeu"】シェフに就任。『能登猪のタコス』-今回の企画に携わることへの想いをお聞かせ下さい。今回の企画は僕が陸さんに何か能登の応援ができる事をしたい! とお声掛けした事から始まりました。今回のイベントをきっかけに能登、石川の料理人や人々の事を知ってもらい、未来につながるキッカケになればと思っています。-その他、想いやメッセージをお聞かせ下さい。今回のイベントでゲストに僕から何かを伝えたいというより、ゲストの人達に能登、石川の料理人達の事をもっと知って欲しい。料理を通して、人々、風土、ポテンシャルを感じで欲しい。それが、復興そしてその先の架け橋になると信じています。【Villa della pace】平田 明珠シェフ1986年東京都生まれ。大学卒業後に料理の道へ進む。都内のイタリア料理店勤務の後、食材を探しに訪れた能登半島に惹かれ、2016年に七尾市に移住、レストラン【Villa della Pace】をオープン。2022年、七尾市中島町の塩津海水浴場跡地へと移転、宿泊施設を併設したオーベルジュへとしてリニューアル。ミシュランガイド北陸2021特別版において、一つ星、ミシュラングリーンスターを獲得。「RED U-35」2017 SILVER EGG , 2018 BRONZE EGG『菜の花のパスタ』-今回の企画に携わることへの想いをお聞かせ下さい。地震から3ヶ月(イベント開催時)が経ち、まだまだ大変な状況が続いてはいますが復旧が進んでいる地域や事業を再開させたり新しい取り組みを行っている人達もいます。料理を通して再び能登へ来てもらったり、これまで能登に来たことのない方たちにも足を運んでもらうきっかけを作りたいと思っています。-その他、想いやメッセージをお聞かせ下さい。まず感じてほしいのは能登という土地が持つポテンシャルの高さ。豊富な食材や人と自然が共生する土地の美しさを知ってほしいです。しかし年々人口は減り、その中で今回の震災が起きました。地震の前に戻すというよりも、以前よりもより良い地域にならないと美しい景観は守れません。土地に根差した料理人としてこれからも活動していきますので、長い目で見て応援して頂ければ幸いです。【Restaurant Blossom】黒川 恭平シェフ1988年石川県生まれ。専門学校卒業後、京都のフレンチ懐石や、フランスの星付きレストラン、大阪【ラ・シーム】で腕を磨く。北陸新幹線開通を機に、七尾市にある両親が営む【レストランブロッサム】を受け継ぐべく帰郷しシェフを務める。「RED U-35」 2023 GOLD EGG , 2019 BRONZE EGG , 2018 SILVER EGG『能登の恵みハンバーグ』-今回の企画に携わることへの想いをお聞かせ下さい。まずは薬師神シェフと井口シェフが石川・能登の支援のため、このイベントを企画してくださった事に感謝しています。私の住む地域では、まだ飲める水が使えません。そんな中で、今回は、自由に料理ができる環境で、素晴らしい料理人の皆さんと共に料理が出来る事は本当に嬉しく思います。精一杯楽しみたいと思います!-その他、想いやメッセージをお聞かせ下さい。コンセプトは「能登というダイニングテーブルをみんなで囲む事」。各参加者が持つ体験や感情は1人1人違う中で、お互いに支え合いながら前を向いて進んでいます。そんな私たちの想いをこのイベントでお伝えできればと思っています。【一本杉川嶋】川嶋 亨さん1984年石川県七尾市生まれ。短大で経営学を修了後、調理師専門学校を経て、大阪で修業を開始し、全国屈指の名割烹と知られた京都【桜田】など関西の名店を渡り歩き腕を磨く。料理コンテスト「食の都・大阪グランプリ」で総合優勝、2018年に若手料理人コンテスト「RED U-35」でファイナリストに選ばれ、ゴールドエッグを獲得。和倉温泉の旅館で料理長を歴任し、2020年、能登食材の魅力を伝えるべく【一本杉川嶋】を開業。「RED U-35」 2018 GOLD EGG『甘鯛真丈 新若布 木の芽』-今回の企画に携わることへの想いをお聞かせ下さい。震災後、困っている人を料理で助けたい元気づけたい一心、無我夢中でずっと炊き出し配食を行っておりました。今回素晴らしい環境のもと、久々に日本料理を作ることが出来ること、仲間と共に料理を作れること、たくさんのお客様にお越し頂けることが凄く楽しみです。たくさんの笑顔が溢れる素晴らしいイベントになれば嬉しいなと思ってます。-その他、想いやメッセージをお聞かせ下さい。発災から3ヶ月が経ち、ニュースで取り上げられる回数はかなり減りました。ニュースで水が出ました、電車が復旧しました、お店が再開しましたと報道され、能登や七尾はもう再建していっていると間違った認識をされているのではないかといつも不安になります。もちろん復旧し再スタートしているところもあります。しかし現実はまだまだ何も変わっていないのです。瓦礫がどかされブルーシートしてあるだけです。私の自宅もお店も水は断水しております。お店の再開の目処はたっておりません。私が拠点としている七尾市と奥能登では全く状況は違いますし、同じ七尾市内でも状況は違います。お店を再開され今回一緒にイベントを行う平田シェフ、黒川シェフのお店には是非お越し頂き応援して頂きたいですし、どんどん経済を回して頂きたいです。と同時にまだまだ被災している人がいること、再建復興には10年20年それ以上まだまだ時間がかかることを知って頂きたいです。能登が震災にあったことを忘れてほしくはないです。もちろん被災されている方々はこのままでいいとは思っていないし、笑顔の奥には心が傷付いており本当は苦しい想いをされている方々がほとんどだと思います。みなさん必死に耐えているのです。だからこそ僕たち料理人の役割は大きいと思ってます。食は人を笑顔にし明日への生きる活力となるものだと思ってます。これからも茨の道が待ち受けていると思いますが、諦めず前だけ向いて一歩ずつ歩んでいきたいと思います。諦めなければ必ず能登は復興出来ると信じています。そのためには皆様のご支援やご声援がこれからもとても大切です。これからも能登の応援を何卒宜しくお願い致します。【TOUMIN】井口 和哉シェフ1988年兵庫県生まれ。大阪の調理師専門学校卒業。【タテルヨシノ銀座】、【ル・コントワール・ド・ブノワ】、【ミッシェル・ブラストーヤジャポン】で修行を積む。その後、【ビストラン エレネスク】のシェフとなる。2019年にコスメブランドTHREEが運営する野菜がご褒美となる料理を展開する【REVIVE KITCHEN AOYAMA】のシェフに就任。野菜を中心としたクリエイションを届けている。2023年10月に東京・西麻布【TOUMIN】をオープン。「RED U-35」で2016 SILVER EGG , 2017 SILVER EGG『白海老のフリットと川端蓮根』-今回の企画に携わることへの想いをお聞かせ下さい。薬師神シェフから石川県のシェフたちと未来に繋がるイベントをしよう! と声をかけてもらい参加させていただきました。今回使わせていただいた石川県の食材はどれも本当に美味しく、また生産者さんも出来ることがあるならなんでもやりたいです! と皆さんエネルギッシュな方ばかりでした。そんな想いのこもった食材やお酒を楽しんでいただき今回のイベントをきっかけに石川県に足を運んでいただけるよう、また今回限りでなく継続して魅力を伝えていけるようにこれからも連携しあっていきたいです。-その他、想いやメッセージをお聞かせ下さい。石川県のシェフや生産者さんと連携を取り合うなかでまだまだ万全な状態で料理するには程遠いと改めて実感し、ふとコロナ禍を思い出しました。当時働いていたお店は半年近く通常営業ができず料理人としては早く全力で料理がしたいと強く思っていて、なので今回はシェフの皆さまと思い切り料理する瞬間をゲストの方々と一緒にテーブルを囲み、料理を通して石川県の魅力・エネルギーを楽しんでいただきたいです。【unis】/Social Kitchen ディレクター薬師神 陸シェフ1988年愛媛県生まれ。2008年辻調理師専門学校を卒業。同校フランス料理講師としてスタートし、教育指導・テレビ料理監修・雑誌制作などにも携わる。その後、2014年予約困難なレストラン【SUGALABO】の立ち上げからシェフとして国内外を飛び回り、日本の素晴らしい食にまつわるコンテンツをシェアするため料理を振る舞う。2020年12月より虎ノ門ヒルズ【unis】シェフ、2021年1月より「Social Kitchen TORANOMON」ディレクターとして活動。日本で唯一のカリナリープロデューサーという肩書きで“食のリテラシーを磨く”をコンセプトに、新しい料理人の在り方や企業・社会とのレシピ・商品開発にも意欲的に取り組み、新たな食体験の提案を続ける。「RED U-35」 2015 SILVER EGG , 2017 GOLD EGG『ころ柿と焙じ茶のグラス福みりんのメレンゲ』-今回の企画に携わることへの想いをお聞かせ下さい。「復興」「チャリティー」というニュアンスではなく、「新しく生まれ変わる」ための築きになればと思い、今回東京・虎ノ門という場所で多くの方が集まりやすく、今後につながる出会いになればと思い企画しました。当初の見込みの倍の人数のご予約を頂戴し、お客様皆さんの「何かしたい」というメッセージを受け止め、お料理を通じて還元していきたいです。-その他、想いやメッセージをお聞かせ下さい。まだ能登の一部の地域では、全く手付かずで自衛隊やボランティアも撤退するような状況もあります。そんな中、いつも炊き出しを率先している七尾のシェフ達が、「いつも通りに料理ができる環境」をやはり作りたく、料理を通じて感じていただける事を大切にしたい。シェフ1人1人のストーリーを感じてもらいたいと思っております。未来への想いを込めて本イベントが行われたのは、一夜限り。ですが、今回限りで終わらせることなくこれからも継続的な繋がりを考えていらっしゃること、そしていつかは能登でも「Dining around Noto」が開催できれば、との話が出ていました。シェフそれぞれのお話を伺っても、この日だけではなく“北陸の未来”を見据えていらっしゃるご様子がとても印象的。今後も益々目の離せない6名のシェフとお店、そして“北陸の未来”に、日々思いを巡らせずにはいられないでしょう。「Dining around Noto」に集まった、料理人の皆さまVilladellaPace【エリア】七尾周辺【ジャンル】オーベルジュ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円Auberge “eaufeu”【エリア】小松市【ジャンル】オーベルジュ【ランチ平均予算】20,000円 ~ 29,999円【ディナー平均予算】30,000円 ~unis【エリア】虎ノ門【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】40000円【アクセス】虎ノ門ヒルズ駅 徒歩2分TOUMIN【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩10分
2024年04月22日左手にあるキッチンを見渡せる造りに変貌。カウンター席はもちろん、テーブル席からもシェフの手仕事を見ることができる新たな移転先は富山駅から約7分と、充分に徒歩圏内です。もともと金庫として使われていた2階建ての1軒家で、以前より広々と感じられる店内。田中シェフが腕を振るう様子も見やすくなり、食事を待つ時間がより楽しくなりました。入り口から見た店内奥には、金庫を思わせる分厚い金属の扉。なんと2階へと繋がるドアになっています階段で2階に上がると、1階の扉と同じ位置にあったであろう部分を抜いた設計に。移転前の店舗をデザインされた方に依頼されたとのこと2階の一室は丸ごと個室に。窓からは外の景色も見られ、ワインセラーもあり、いろんな使い方ができそうですより洗練された印象ですが、「大人のための食堂」のイメージはそのまま、肩肘張らずに落ち着く雰囲気が魅力的。初めての来店でも、まるで友達の家に招かれたかのようにリラックスして過ごすことができます。『ゼッポリーネ』それでは、コース料理のスタートです。春の富山といえば白エビが食べたいですが、その欲望を最初に満たしてくれるお料理から……!一番上に生ハム、間に白エビ、一番下にはホワイトアスパラガスのゼッポリーネです。濃厚な白エビの旨みと、シャキシャキのアスパラ。そこに生ハムの柔らかい塩味とやさしい脂がとろけます。ベルベンヌ(レモンバーベナ)も爽やか。『うどと水タコの前菜』。うどのコリコリ食感と、水タコのつるっむちっとした食感が楽しい。炭で炙られているのか、口に入れた瞬間炭の香ばしい香りが鼻を抜けます『いわしのマリネ』つい歓声を上げてしまうような美しい佇まいのお料理。こんなに鮮やかなイワシは、なかなかお目にかかれるものではありません。一口食べてたまねぎの甘みにびっくり!さらにカリフラワーの強い旨みをまろやかなヨーグルトがまとめています。そしてとっても肉厚なイワシ、イワシをここまで大躍進させる田中シェフの腕前に、頭が下がる思いです。『ウイキョウのスープ』。ウイキョウとはフェンネルのことで、根っこの部分を使用したスープですRicchi(リッキ)の「Meridiano Chardonnay(シャルドネ “メリディアーノ”)2022」ワインペアリング(12,000円)も可能ですが、バイザグラスでももちろんOK。料理や好みに合わせてオーダーできます。この辺りでもう一杯と、シャルドネをいただきました。陰干しされた干しブドウからつくられた辛口で、口当たりは軽やかで華やかな香り。時折現れるフルーティで柔らかい甘みが至福です。『ホタルイカのクレープ』春の富山にもう一つ欠かせない存在のホタルイカ。見るからにピチピチのホタルイカが鎮座したお料理に胸が高まります。少量をそのままで、残りは大和芋のクレープに巻いていただきます。ホタルイカのミソも入ることでより旨みが感じられ、山菜の青々とした味わいとも相性ばっちり。交互に訪れるプリプリとシャキシャキ、クレープの食べ応え、総じて満足度の高い一皿です。『アンコウのポワレ』魚料理はアンコウです。まず、ナイフを入れた瞬間の弾力に驚きます。ソースはアンコウのだしをベースに、フレッシュトマト、オリーブオイルとケッパー。下のシャキシャキの白菜は塩だけでグリルしたもので、旨みや甘みがよく染み出しています。田中シェフの炭火使いを眺めながら、いい香りとともにメインを待つ時間の幸福たるや……『富山県産のジャージー牛サーロイン炭火焼き』お待ちかね、炭火焼きのメインディッシュ。シンプルだからこそ、火入れの素晴らしさに田中シェフの神技を実感します。ギュッと閉じ込められた旨みが口の中で広がり、しっとりジューシーな味わいは噛むほどに増して、香り高さもすごい!付け合わせのカブそのものの甘さまでが幸せです。これまた春を感じる『新たまねぎのスパゲティ』。トロトロのたまねぎはとても甘く、これだけ食べたのにペロリと平らげてしまえるのが不思議デザートには『自家製アイスクリームとクレープ』を料理はおまかせコース(18,000円)のみ。富山の春をふんだんに噛み締めることのできるコース構成に心から満足し、最高の食後感です。遠方からでも、季節ごとに訪れたいと強く感動しました。1月の能登半島地震ではここ富山市も大きく揺れ、震度5強を観測しています。シェフにお話を伺うと、「とにかくすごい揺れでした。自宅で過ごしていましたが、すぐに心配になってお店に駆けつけたところ、お店もワインも無事でした。スタッフも皆無事で、被害はお皿数枚と壁の損傷程度でした」とのこと。普段よりも北陸に目を向け、自分自身が楽しんで訪れるのが一番なのかもしれないと感じた夜でした。ひまわり食堂 2【エリア】富山駅周辺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】富山駅 徒歩7分
2024年04月17日築100余年の古民家の、温かみあふれる雰囲気新潟の地元食材や料理人自らが狩猟するジビエが魅力料理と相性のいい地元産のワインやビールをラインナップ築100余年の古民家の、温かみあふれる雰囲気築100年以上の古民家の雰囲気をそのまま活かした内装【灯りの食邸 KOKAJIYA】があるのは、新潟市の最西部の岩室温泉を含む一帯の“にしかん”と呼ばれるエリア。国内最長の信濃川や霊峰・弥彦山と角田山に囲まれ、日本海からもほど近い自然豊かなロケーションです。特注ランプシェードも古民家の雰囲気にピッタリ。やわらかな光がやさしく空間を満たしていますこちらでは、にしかんの文化と風土によって紡がれた食体験ができるのが醍醐味。本家の温泉旅館が元・鍛冶屋だったため、こちらの古民家は「小鍛冶屋」と呼ばれていたのが屋号の由来。刻まれた100年以上の歴史も大きな魅力で、特注のランプシェードの温かみのある光が、やさしく空間を満たしています。新潟の地元食材やシェフ自らが狩猟するジビエが魅力地場の有機野菜をはじめ、自ら育てた香草もちりばめたイタリアンのコースで、夏には長ナスやトマトのシシリアンルージュなどが厨房に並びます。ほかにもフェンネルやディルは自ら畑で育てます。これら新鮮野菜が、おまかせコースを彩ります。そんな農作物や海産物をはじめ、料理人が自ら狩猟するジビエを味わえるのもこちらのお店の魅力です。では、さっそくオススメメニューの一部をご紹介します。『寺泊サザエ 焼きピーマン』焼きピーマンのソースはなめらかなテクスチャー。苦味が食欲をそそります前菜の一例で、ピーマンとサザエを組み合わせた一品。名産地として知られる出雲崎のサザエに、スロージューサーにかけたなめらかな舌触りの焼きピーマンソースとサザエソースを絡めながらその組み合わせを堪能できます。『夏鹿 赤ワインビネガー』夏の鹿肉は、滋味深さを存分に味わえますフライパンとオーブンで火を入れて、稲藁で焼いて仕上げる鹿肉料理。夏鹿はさっぱりして、赤身の味が濃厚なのが特徴です。また、付け合わせのチャンフォッタ(夏野菜のごった煮)は無水調理のため、野菜本来の味が楽しめます。『白桃 カンパリ 赤紫蘇』白桃をカンパリと白ワインに漬けたデザートカンパリと白ワインに漬けた白桃が主役という、バーテンダー経験のある熊倉さんらしいデザート。白桃の下にあるプリンは卵白のみを使った後味がさっぱりとしたタイプ。シソとピスタチオのムースと相性のいい、フレーバーに富んだ一皿です。料理と相性のいい地元産のワインやビールをラインナップ旬の素材を使うイタリアンに、地元産のワインを合わせて山からの水脈に恵まれたこの土地には、酒蔵やワイナリーが立ち並びます。ストックするワインは、「カーブドッチ」「カンティーナ・ジーオセット」「ドメーヌ・ショオ」など、地元・新潟市西蒲区の銘柄。ビールは新潟県阿賀野市の「スワンレイクビール」を用意しています。新潟の野菜や海産物などの豊富な食材を盛り込んだコース料理が味わえるのがこちらならでは。地元産のワインやビールとペアリングを楽しめるのも格別です。穏やかな時間がゆっくりと流れるような古民家で、食文化にも思いを馳せながらランチやディナーを楽しむのはいかがでしょうか。料理人プロフィール:熊倉誠之助さん琉球大学理学部を卒業後、独学で料理を学び地元の新潟へ。2013年に築150年の古民家で【灯りの食邸 KOKAJIYA】を開業する。近年は隣接する空き家を活用し、焼鳥店【岩室 とり蔦】や一棟貸し切りの宿「岩室久元」を開業し、温泉街の活性化に貢献する。土地の食文化を取り入れたり、狩猟シーズンには自ら獲ったカモやキジなどをジビエとして提供したり、さまざまな角度からこの土地を表現している。灯りの食邸 KOKAJIYA【エリア】新潟【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】14000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年04月11日今回、お店をご紹介してくださるのは……【茶禅華】川田 智也氏1982年生まれ、栃木県出身。物心ついた頃には担々麺、麻婆豆腐、棒棒鶏などの四川料理が好きで、幼稚園の卒園アルバムには既に「料理人になる」と書いていた。2000年にアルバイトとして【麻布長江】に入門し、2002年に入社。10年間の研鑽を同店にて積む。その後、日本食材を活かす技術を学ぶべく【日本料理龍吟】に入社。台湾店である【祥雲龍吟】の立ち上げにも参加する。帰国後、準備期間を経て2017年2月【茶禅華】をオープン。川田 智也氏がオススメするお店石川・金沢【片折】オススメの理由「北陸の食材の天性をとてもよく感じる料理をいただけるからです」片折【エリア】兼六園周辺【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】30,000円 ~【ディナー平均予算】30,000円 ~川田 智也氏がオススメするお店石川・野々市【すし処めくみ】オススメの理由「北陸の魚介を生かした寿司に感動しました」すし処めくみ【エリア】野々市市/白山市【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】23000円【アクセス】額住宅前駅 徒歩24分川田 智也氏がオススメするお店富山【御料理ふじ居】オススメの理由「富山ならではの繊細な料理と力強い料理を両方いただけるからです」御料理ふじ居【エリア】富山市その他【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】富山駅~川田 智也氏より~「大変な状況だと思いますが、一日も早い復興をお祈り申し上げます。」ご紹介してくださった【茶禅華】川田さんの店舗情報茶禅華【エリア】広尾【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】広尾駅 徒歩10分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月31日加賀【加賀料理ばん亭】加賀【料亭明月楼】金沢【金沢焼き肉獅子丸】金沢【旨い魚ごはん処くろひげ】金沢【RistoranteSUGIYAMA】加賀【加賀料理ばん亭】四季折々の加賀の食材を使った伝統料理を堪能『鴨の串焼き』自然の旨みを活かすため、化学調味料は一切使用せず調理されるJR北陸本線大聖寺駅から徒歩5分に店を構える【加賀料理ばん亭】。石川県の豊富な食材を活かした、こだわりの伝統料理が味わえる割烹料理の老舗です。名物は『鴨の串焼き』や店オリジナルの『鴨治部鍋』など、加賀の伝統猟法で獲った真鴨を使った鴨料理。ほかにも旬の魚介や山菜、野菜など、加賀の新鮮な食材を使ったメニューの数々で、四季の変化を楽しませてくれます。ゆったりしたカウンター席で食事が楽しめる落ち着いた和の雰囲気が漂う店内には、お一人様にもうれしいカウンター席をはじめ、掘りごたつ式の座敷やテーブル席など、さまざまなニーズに対応する空間が設けられています。加賀料理を演出する器には、加賀市発祥の九谷焼きと山中塗を使用。さらに、甘口から辛口まで地元の日本酒も多数取り揃えられており、料理との調和でも加賀らしさが楽しめる一軒です。加賀料理ばん亭【エリア】加賀市/加賀温泉郷【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】大聖寺駅 徒歩5分加賀【料亭明月楼】美しい自然に囲まれながらいただく、名物のうなぎ料理や会席料理食材が豊富だからこそ、食材そのものの味を引き立たせる工夫をJR北陸本線加賀温泉駅から車で約20分、大聖寺川にかかるこおろぎ橋のたもとにある【料亭明月楼】は、緑豊かな自然と川のせせらぎとともに食事が楽しめる料亭です。地物を中心に、旬の食材を使った彩りも鮮やかな『会席料理』や、創業時より受け継がれる自慢のたれが決め手の『うな丼』など、わざわざ足を運びたくなる味が待っています。自然の静けさと和の風情が見事に調和した空間老舗料亭らしく、和の風情に満ちた広々とした店内。窓からは外の景色も眺められ、緑に包まれているように感じられるという部屋もあります。山中温泉や加賀温泉にも近いので、温泉の行き帰りに立ち寄るのにもオススメ。ランチメニューや、テイクアウト・デリバリーメニューもあり、気軽に利用できるのもうれしいポイントです。料亭明月楼【エリア】加賀市/加賀温泉郷【ジャンル】うなぎ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】加賀温泉駅金沢【金沢焼き肉獅子丸】ブランド和牛「能登牛」の旨みを、気軽にたっぷり味わい尽くす切りたての鮮度にこだわり、切り置きは一切せずに提供石川県庁の近くにある【金沢焼き肉獅子丸】。ここは、石川県が誇るブランド和牛「能登牛」が気軽にたっぷり食べられる焼肉店です。A5ランクのプレミアムクラスはもちろん、週に3本程しか入荷しない稀少部位『黒上タン』や『能登牛ホルモン各種』などにも注目を。美しい自然の中で育てられた能登牛の、とろけるようなきめ細かな肉質に感動するはずです。足を伸ばしてくつろげる座敷席でゆったり金沢ならではの調度品がセンス良く飾られたカウンター席に加え、ゆったりと配されたテーブル席や座敷席、プライベート感がうれしい個室なども完備。利用シーンに合わせて、一番心地いい空間で焼肉が楽しめます。全席に遠赤ナノセラミックロースターが設置されているので、煙や臭いがつく心配もなし。旅の途中でも、安心して過ごせます。金沢焼き肉獅子丸【エリア】金沢西/寺町/有松【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】金沢駅金沢【旨い魚ごはん処くろひげ】料理&設えは一流、値段は庶民派を貫く、太っ腹な居酒屋『お刺身盛り合わせ』は1人前から、7~8種と種類豊富に楽しめる北陸鉄道浅野川線大河端駅から徒歩15分。金沢港にほど近い場所にある、地元でも愛され続ける居酒屋【旨い魚ごはん処くろひげ】。毎朝、金沢港の市場で仕入れる旬魚介は、鮮度はもちろん、その旨みも抜群。絶妙な包丁さばきが光る『お刺身盛り合わせ』や、旬の魚をシンプルな塩焼きにした『本日の焼き魚』など、どれも新鮮だからこその贅沢な味わいです。和風×大正モダンな設えの広々空間木の温もりをベースにした和の空間に、大正ロマンのテイストを程よくプラス。どこか懐かしさも感じる広々とした店内で、リラックスした時間が過ごせます。石川の銘酒を中心に、北陸三県の地酒や幅広い味の焼酎もラインナップ。お酒に合う肉料理をはじめ、『出し巻き玉子』や『手づくり餃子』など、お子さまが喜ぶメニューも充実。ファミリーで訪れるのにもオススメのお店です。旨い魚ごはん処くろひげ【エリア】金沢西/寺町/有松【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】大河端駅 徒歩15分金沢【RistoranteSUGIYAMA】金沢の中心街に建つレトロビルでイタリアンのコース料理を加賀の食材が一皿で楽しめる『能登牛・能登豚・山菜のパスタ』北陸鉄道石川線野町駅から徒歩8分、金沢市の中心街に建つレトロモダンな建物の2Fにある【RistoranteSUGIYAMA】。金沢の農家から直接仕入れた野菜など地元食材にこだわり、加賀伝統料理の技法を採り入れたコースを提供。イタリアンと和を融合させた、ここでしか味わえない斬新な料理が並びます。木のぬくもりが感じられる、シックで上品な空間全18席とこじんまりした店内は、落ち着きあるゆったりくつろげる空間。各テーブル上には、流木を磨きあげてつくったカトラリーレストを置くなど、木の風合いが感じられる工夫も随所に光ります。ナチュラルでありながら洗練された雰囲気の中で、地元金沢の食材や伝統料理も採り入れた、新しいスタイルのイタリアンを堪能してみてはいかがでしょうか。RistoranteSUGIYAMA【エリア】金沢西/寺町/有松【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】野町駅 徒歩8分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年03月30日今回、お店をご紹介してくださるのは……【eman】小林 悟シェフ1984年、千葉県生まれ。学生時代のスペイン料理店アルバイトをきっかけに、スペイン料理の道へ進む。都内レストランで研鑽を重ね、25歳でスペインに渡る。ラ・マンチャの【エルボイオ】、バスクの【アスルメンディ】といったミシュラン獲得店で腕を磨く。帰国後は奈良【アコルドゥ】を経て、銀座【アロセリア ラ パンサ】の立ちあげから携わる。2021年12月に独立、清澄白河に【eman】をオープン。小林 悟シェフがオススメするお店石川・金沢【respiracionレスピラシオン】オススメの理由「食事しに行って感動を与えてくれたお店です。お料理のおいしさ、美しさだけでなくサービスの丁寧さ、室礼、シェフたちの人柄、全てがよかったです。チームの努力に素晴らしさを感じました。金沢まで行く価値のあるレストランだと思っています。」respiracionレスピラシオン【エリア】兼六園周辺【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】金沢駅 徒歩15分ご紹介してくださった【eman】小林シェフの店舗情報eman【エリア】清澄白河【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】清澄白河駅 徒歩1分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月30日高岡【焼肉牛屋-鐵-高岡店】高岡【一休19HITOYASUMI高岡戸出店】富山【旬と鮮伊真沁】富山【米清あら川】富山【Montagna】高岡【焼肉牛屋-鐵-高岡店】氷見の豊かな恵みが味わえる精肉店プロデュースの焼肉店鮮度抜群の氷見牛が贅沢に味わえるコースがオススメ氷見市は雄大な自然に囲まれた土地。富山湾の海の幸が有名ですが、大自然の中で育てられた「氷見牛」も注目を集めています。精肉店「牛屋」がプロデュースする【焼肉牛屋-鐵-高岡店】は、一頭買いした氷見牛を余すところなく味わえる焼肉店。『氷見牛スペシャルコースたるとり』は、直営店ならではの上質な氷見牛が堪能できます。和のテイストが落ち着いた雰囲気を出している店内は木をふんだんに使った、和の趣があふれる空間になっています。落ち着いた雰囲気で、家族連れでの食事や接待、宴会など、さまざまなシーンで使えます。2名から利用できる個室は、周りを気にせず食事が楽しめるのでオススメ。肉質と鮮度、脂肪交雑の三拍子がそろった「氷見牛」を存分に味わいましょう。焼肉牛屋-鐵-高岡店【エリア】高岡【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】高岡駅 徒歩1分高岡【一休19HITOYASUMI高岡戸出店】会席料理とランチ&カフェの店で地物を味わう富山県の食材でつくるフォトジェニックなデザートはぜひ食べたい国道156号沿いにたたずむ【一休HITOYASUMI高岡戸出店】は、地物の食材がいただける会席料理店&カフェ。本格的な握り寿司をはじめとする和食と、名物のワッフルなどのカフェメニューの両方が楽しめます。富山県産の小麦粉や卵、牛乳を使った『となみ野ブルーベリーワッフルサンデー&ドリンクセット(フルサイズ)』は、さっくりもちもちの食感がたまりません。大きな窓から光が差し込む店内は開放的で心地いいカフェホールは天井が高く、壁一面がガラス窓になっていて開放的。11時~22時までの通し営業で、時間を気にせずゆっくりくつろげます。6名用の和室はプライベートな会食やもてなしの席にオススメ。小さな子ども連れでも安心です。最大40名の和室や、最大30名が利用できるカフェテーブル席もあり使い勝手がよく、地元の幅広い世代から愛されています。一休19HITOYASUMI高岡戸出店【エリア】高岡【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】戸出駅 徒歩15分富山【旬と鮮伊真沁】富山の港から届くキトキトの魚がリーズナブルに楽しめる店主オススメの新鮮魚介がたっぷり盛られた『刺身盛り合わせ』富山駅前に店を構える【旬と鮮伊真沁】は、新湊や氷見、魚津など富山県の港から仕入れるキトキトの地魚を手頃な価格で楽しめるお店。鮮度抜群の魚介料理を中心に、洋風創作料理や居酒屋メニューなどが味わえます。オススメは、その日仕入れた魚をおまかせで7種類盛り合わせた『刺身盛り合わせ』。追加料金で富山名産の白海老もオーダー可能です。木のぬくもりに満ちたくつろげる店内店内は木を基調としていて、温かな雰囲気。開放感もあり、ゆったりとリラックスできます。オープンキッチンに面したカウンター席は、お一人様での利用やデートにオススメ。座敷席もあり、親しい仲間や家族とくつろぎながら食事を楽しむのにぴったりです。温かみのある灯りに包まれながら、地元の鮮魚と美酒に舌鼓を打ちませんか。旬と鮮伊真沁【エリア】富山駅周辺【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】富山駅 徒歩2分富山【米清あら川】富山の海の幸・山の幸と地酒で心が満たされるひとときを近海の鮮魚や富山県産のお米や野菜など、地産地消にこだわっている富山駅から徒歩3分の【米清あら川】では、富山や北陸でとれた旬の海の幸や山の幸をふんだんに使った近代日本料理が楽しめます。メニューはおまかせのコースのみ。『お料理フルコース』は、ヘルシー&ビューティーをコンセプトにした月替わりの献立になっています。季節ごとにラインナップが変わる芳醇な富山の地酒とともに味わいましょう。最大8名が利用できる、テーブルが2つ設えられた個室店内は女性一人でも訪れやすい雰囲気です。ゆったりと食事を楽しみたいなら、個室がオススメ。コースを締めくくるデザートは、席をカウンター席に移すのが特徴。おいしさの余韻にゆっくり浸る、贅沢な時間を満喫することができます。記念日や誕生日など、大切な人と穏やかなひとときを過ごすのにうってつけのお店です。米清あら川【エリア】富山駅周辺【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】富山駅 徒歩3分富山【Montagna】県産食材を用いた自家製シャルキュトリーが自慢のトラットリア炭火で焼いた赤身肉のおいしさが満喫できる『富山県産牛の炭火焼き』富山駅から徒歩7分の【Montagna】は、自家製のパテやサルシッチャ、ハムといった「シャルキュトリー」が味わえるトラットリア。オーナーシェフが富山県産のお肉をミンチにするところから始めるこだわりようです。『富山県産牛の炭火焼き』は季節ごとにソースが変わる、お店の看板メニュー。イタリアをはじめアメリカやアルゼンチンなど各国のワインとともにどうぞ。カジュアルながら落ち着いた雰囲気の店内店内は大人カジュアルな雰囲気。仕事帰りに立ち寄るもよし、デートや記念日に訪れるもよし。さまざまなシーンで使えるオシャレな空間になっています。大型のスクリーンが設置されていて、スポーツのパブリックビューイングも可能。20名から貸し切りにもできるので、パーティにもぴったりです。Montagna【エリア】富山駅周辺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】富山駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年03月29日今回、お店をご紹介してくださるのは……【楽・食・健・美-KUROMORI-】黒森 洋司氏1976年、神奈川県出身。東京・西麻布の【香港ガーデン】でキャリアをスタート。香港出身の料理人の元で広東料理の腕を磨き、28歳の時、広東料理の名店【福臨門魚翅海鮮酒家 二子玉川店】で同グループ初の日本人料理長となる。2011年の東日本大震災後、「料理人としての復興支援」を模索し、仙台に移住。2014年に自店を荒町で創業し、2016年に今の向山に移転。地物食材を使ったハイレベルの中国料理を繰り出す。黒森 洋司氏がオススメするお店石川・小松【SHOKUDO YArn(ショクドウ ヤーン)】オススメの理由「謎解きのようなメニューから出てくる料理の完成度の高さにびっくり、ジャンルを超えたオリジナルのお料理。再訪したいと思いました。また、シェフご夫婦のお人柄が素敵です。」SHOKUDO YArn(ショクドウ ヤーン)【エリア】小松市【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】10,000円 ~ 14,999円【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円【アクセス】小松駅黒森 洋司氏がオススメするお店石川・金沢【respiracionレスピラシオン】オススメの理由「味・彩・構成が緻密に考えられている印象です。」respiracionレスピラシオン【エリア】兼六園周辺【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】17000円【アクセス】金沢駅 徒歩15分ご紹介してくださった【楽・食・健・美-KUROMORI-】黒森さんの店舗情報楽・食・健・美-KUROMORI-【エリア】長町【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】愛宕橋駅 徒歩24分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月24日今回、お店をご紹介してくださるのは……【野田】野田雄紀氏1983年生まれ、静岡県出身。祖父の代から飲食業に関わる家に生まれ、高校を卒業後料理学校へ。地元のフランス料理店を経て、2004年に渡仏、【タイユヴァン】などで修業を積む。2007年に帰国、【ルグドゥノム・ブション・リヨネ】でスーシェフに。2011年、オーナーシェフとして【kiki harajuku】を開業。2021年、定休日を利用し日本料理店【重よし】に入店。2023年10月日本料理【野田】としてリニューアルオープン。野田雄紀氏がオススメするお店新潟・南魚沼【里山十帖】オススメの理由「記憶に残っている料理は、煮えばなです。米の香りや食感を感じることのできて、改めて米の魅力を知った一品です。また、お料理はもちろんですが、桑木野シェフの人柄も素晴らしいと思います」野田【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】30000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】明治神宮前〈原宿〉駅 徒歩5分ご紹介してくださった【野田】野田さんの店舗情報野田【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】30000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】明治神宮前〈原宿〉駅 徒歩5分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月23日3月20日(水・祝)、EXILE THE SECONDによる北陸新幹線福井開業を記念したイベント『EXILE THE SECOND エクスクルーシブトーク in 福井市』が福井駅前の複合施設ハピリン3階にあるハピリンホールにて開催された。東京から直通で足を運べることへの橘ケンチの感想を始め、メンバーそれぞれの挨拶からイベントはスタート。まずは、福井市とLDH JAPANの地域活性化連携協定締結の折に式にも参列したEXILE SHOKICHIが「締結式ではもちろん番組収録で訪れた際も福井市のみなさんとLDH JAPANの絆を至るところで感じました」と語れば、福井市と姉妹都市で2024年に提携30周年を迎える熊本市出身のEXILE NESMITHも「今後福井市さんと地元・熊本市との橋渡しができたら」といった気持ちを披露。EXILE SHOKICHIEXILE NESMITH現在、さんじのおやつ観光交流センター店にてPOP UP STOREを開催中であるAMAZING COFFEEをプロデュースするEXILE TETSUYAは、橘ケンチとともに社会貢献及び地方創生に携わる身として「素敵な取組を目や耳にするたびにケンチには1日も早く福井市に連れてきてほしかった」と福井市×LDH JAPANの取組の充実ぶりにも言及。そしてEXILE AKIRAは、「あの日みなさんからおもてなしの気持ちをいただいて気合いが入ったことを思い出します」とコロナ禍を経た2022年2月、『EXILE LIVE TOUR 2021“RED PHOENIX”』初日のサンドーム福井でEXILEエンタテインメントを復活させた日の想いを口にした。EXILE TETSUYAEXILE AKIRAその後も、橘ケンチが越前福井の銘醸蔵である黒龍酒造及び常山酒造とコラボした日本酒2種『黒龍あどそ 橘』&『常山橘』の発売や、好評企画『ふくいとそば。The Booklet』第2版といった福井市とLDH JAPANによる一連の北陸新幹線福井開業記念企画を「初めての試みや特別な企画をきっかけに多くの方にこの街の魅力を知っていただきたかった」(橘ケンチ)と話題にしながら、お客さんからの質問に応えるコーナーを挟んで最後には客席をバックに記念撮影を実施。終始楽しい雰囲気に満たされる中、60分間のイベントを終えたのだった。橘ケンチそして、福井市を後にしたEXILE THE SECONDの5人が次に向かうのは、延伸された北陸新幹線で福井から乗り継ぎなしでつながった長野。そこで、3月23日(土)・24日(日) に『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2024 “THE FAR EAST COWBOYZ”』長野ビッグハット2デイズ公演を行う。<公演情報>『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2024 “THE FAR EAST COWBOYZ”』※終了分は割愛長野公演:3月23日(土)・24日(日) 長野ビッグハット大阪公演:4月14日(土)・15日(日) 大阪城ホール三重公演:5月11日(土)・12日(日) 三重県営サンアリーナチケット情報:()公式サイト:
2024年03月21日福井【Fukui French Aujus】フレンチ福井【鮨処海月】鮨福井【旬香酒燈煙や】創作和食福井【Mooma】フレンチ敦賀【TEATRO】イタリアン福井【Fukui French Aujus】フレンチ福井の美しさを五感で楽しむフレンチレストラン福井の誇る食材を活かした「Fukui French」を堪能福井駅から徒歩10分、ホテル「リバージュアケボノ」内にあるフレンチレストラン【Fukui French Aujus】。“福井を、美味しく、華やかに”をテーマにした、目でも楽しめる料理の数々が迎えてくれます。フランス料理の伝統は守りつつ、福井県産の肉や魚、野菜など旬の素材の魅力を最大限に引き出した、ここでしか食べられないメニューが並びます。福井のさまざまな誇りをデザインに取り入れた空間越前和紙をあしらった室内、足羽川の川面に浮かぶ桜の花びらの重なりをイメージした装飾スクリーン、白山を思わせるソファなど、福井の名所や伝統を取り入れた空間をデザイン。華美にはならず、気品に満ちた雰囲気が心癒してくれます。最大4名・8名用の個室も完備。グループやファミリーでの旅行の際にはオススメです。Fukui French Aujus【エリア】福井駅周辺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】福井駅 徒歩10分福井【鮨処海月】鮨福井ならではの新鮮なネタに感動間違いなしの鮨店一年を通しておいしくいただける『のどぐろ』は必食福井駅から徒歩10分の場所に店を構える【鮨処海月】。福井県産の新鮮な食材を中心に、旬のネタが味わえる鮨店です。中でも人気は、北陸を代表する高級魚「のどぐろ」を使ったにぎり。皮目だけをサッと炙り、じわりと溶けた脂の甘みを引き出した逸品です。海苔巻きや棒寿司など、見た目や味に工夫を凝らした鮨もオススメ。一口ごとに、満足感が膨らみます。カウンター席のみの落ち着いた店内暖簾をくぐり木戸をそっと開けると、目の前に広がるのはあたたかく上質な空間。カウンター8席のみのこじんまりとした店内は、初めて訪れたゲストもやさしく迎えてくれる雰囲気に満ちています。九谷焼や越前漆器の器など、食器や内装の一つひとつにまでこだわり、福井の地酒やこだわりの限定酒、ソムリエ厳選のワインも用意。福井の魅力が凝縮された一軒です。鮨処海月【エリア】福井駅周辺【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】福井駅 徒歩10分福井【旬香酒燈煙や】創作和食地酒と共に福井の食材を活かした料理を食べつくす外はカリッ、中はレアな不思議食感『活アジのレアフライ~卵たっぷりタルタルで~』福井駅から徒歩3分と、好アクセスな場所にある【旬香酒燈煙や】。福井が誇る豊富な海の幸を中心に用いた、多彩なオリジナル料理がいただけるお店です。地元福井はもちろん、全国各地の鮮魚も楽しめる『刺身盛り合わせ』や、刺身でも食べられる鮮度抜群の『活アジのレアフライ~卵たっぷりタルタルで~』など、こだわりの味をぜひ。お一人様にオススメの、ゆったりくつろげるカウンター席和モダンの落ち着いた店内は、ゆっくりと食事を楽しむのにぴったり。グループやファミリー向けの完全個室も用意されていますが、少人数やお一人様での利用なら、店主の職人技を間近に見られるカウンターもオススメ。福井の地酒と全国の日本酒が常時60種類は揃っているので、おいしい料理とのマリアージュも楽しみです。旬香酒燈煙や【エリア】福井駅周辺【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6500円【アクセス】福井駅 徒歩3分福井【Mooma】フレンチ旬食材と自家製ソースの組み合わせが絶妙な大人フレンチ旬魚と旬菜が美しいハーモニーを奏でる料理の数々福井駅から徒歩15分、福井県庁近くのビル1Fに店を構える【Mooma】。昼はカジュアルに、夜はコースを主体にしたフランス料理がいただけます。減農薬栽培した福井県産野菜や、神経締めで鮮度と旨みを保った魚を使用。フォン(だし)やソースはすべて伝統的技で手づくりし、洗練された逸品に仕上げています。アースカラーでコーディネートされた、シックな店内華美な装飾を省き、オシャレなライトがやさしく照らすシックな店内。一人時間を満喫できるカウンター席に加え、落ち着いたテーブル席も完備され、思い思いに食事が楽しめる空間です。ワインは、フランス産の自然派を中心にラインナップ。お得なランチコースやガレットコース(前日までに要予約)も、旅でいただく食事にはぴったりです。Mooma【エリア】福井駅周辺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】6000円敦賀【TEATRO】イタリアン肩ひじ張らずイタリア料理が満喫できる一軒家レストランたっぷりの野菜と生ハムをトッピングした『ピッツァニューヨーク』イタリア語で劇場の意味を持つ【TEATRO】は、料理や雰囲気を観覧するように楽しんでほしいとの思いが込められたトラットリア。パリパリとした食感が魅力的なローマ風の『ピッツァ』、特製ソースたっぷりの『ボロネーゼ』、具だくさんの魚介から染み出す旨みがたまらない『パエリャ』など、リピーターも多いメニューがいっぱいです。オシャレなレンガ調の広々とした店内四季折々の美しい花々やグリーンに囲まれた、レンガ造りの一軒家レストランのこちら。店内もレンガ調の広々とした空間で、テーブル席やソファー席がゆったりと配されています。外気が心地よく感じる季節には、開放的なテラス席もオススメ。松原海水浴場や松原公園にも近いので、夏休みのお出かけ時にも覚えておきたい一軒です。TEATRO【エリア】敦賀/若狭/美浜【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】2500円【アクセス】敦賀駅 徒歩40分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年03月16日北陸新幹線福井開業を迎えた3月16日(土)、EXILE / EXILE THE SECONDの橘ケンチが『福井市特別1日駅長』として、JR西日本主催の『北陸新幹線金沢~敦賀間開業式典・福井駅出発式』及び、福井市主催イベント『北陸新幹線ウェルカムフェスタ』に出席した。福井市全体を駅=観光客を受け入れるシンボル的な場所と捉えて多面的に街の魅力を発信すべく、福井市食のPR大使でもある橘ケンチを『福井市特別1日駅長』に任命した福井市の意図は見事に奏功。市民はもとより県外の多くの観光客が訪れた。まずは、出発式に先立つ5時25分頃からJR福井駅のコンコースにて、JR西日本主催の『北陸新幹線金沢~敦賀間開業式』が執り行われ、発車の合図を担う橘ケンチによる「北陸新幹線が人々とともにたくさんの夢を運ぶことで、Circle of Dreamsが生まれ、福井はもとより災害からの復興を目指す北陸全体が盛り上がっていくと確信しております」との挨拶の後、ホームに場所を移して開業を祝したテープカットなどを実施。6時32分、橘ケンチの出発合図を受けて一番列車であるかがやき502号は満員の乗客を乗せて真新しいホームを滑り出て行った。『北陸新幹線金沢~敦賀間開業 式典・福井駅出発式』より9時からハピテラスにて催された福井市主催の北陸新幹線福井開業イベント『北陸新幹線ウェルカムフェスタ』では、北陸新幹線福井開業記念のコラボレーション日本酒として橘ケンチが実際の造りにも携わった『黒龍 あどそ 橘』(黒龍酒造)及び『常山橘』(常山酒造)を使って鏡開きを行い、両酒造会社蔵元とのトークでこの日を迎えた想いを披露。最後は橘ケンチも加わって記念のお酒を振舞った。『北陸新幹線ウェルカムフェスタ』よりそのほか、北陸新幹線福井開業にあたって駅隣接の福井市観光交流センター2階では、鈴木規仁写真展『ECHIZEN FUKUI Landscape -Things, Matters, and People.- ファインダーが捉え続けた福井市×LDH JAPANの軌跡』や、地元発のカフェ・さんじのおやつ観光交流センター店にてEXILE TETSUYAのプロデュースするAMAZING COFFEEのPOP UP STORE、橘ケンチのライフワークのひとつを再現した『たちばな書店 in 福井市立桜木図書館』を4月7日(日) まで開催。写真展『ECHIZEN FUKUI Landscape』ポスターまた、『ふくいとそば。The Booklet』第2版の配布、コラボ酒2種『黒龍 あどそ 橘』&『常山橘』の発売、さらには福井駅前の複合施設ハピリン2階の福井市観光物産館 福福館では、『福井市観光協会コラボ! 発酵ランチフェア』メニューの一部提供がスタートしている。コラボ日本酒2種『黒龍あどそ橘』『常山橘』ボトル画像今後も、3月20日(水・祝) に橘ケンチ、EXILE TETSUYA、EXILE NESMITH、EXILE SHOKICHI、EXILE AKIRAの5人が福井市に集結。ハピリンホールにて『EXILE THE SECOND エクスクルーシブトーク in 福井市』を開催する。■橘ケンチ(EXILE)コメント改めて令和6年能登半島地震により犠牲となった方々にお悔み申し上げるとともに被災されたすべての方々に対してお見舞い申し上げます。被災されたみなさまの安全と被災地域の1日も早い復興をお祈りいたしております。この度、2024年3月16日(土) 北陸新幹線福井開業にあたり、地域活性化連携協定を結ばせていただいている福井市さんに任命していただいた『福井市特別1日駅長』として式典に参列させていただきました。この日を迎えるためにJRの関係者さんや自治体職員の方々、そして何よりも市民のみなさんの絶え間ない歩みがあったことを実感しました。そして、開業日の本日から福井市×LDH JAPAN の軌跡含め収めた写真展やAMAZING COFFEEのPOP UP STOREなどの企画の他、3月20日(水・祝) には僕の所属するグループであるEXILE THE SECOND全員でのトークイベントが控えているなど多彩なコンテンツが目白押しとなっています。地元のみなさんを始め他のエリアから足を運んでくださる方たちまで、すべての方々にこの街の持つすばらしさと越前福井の魅力を実感していただけたらと思います。そして、社会貢献及び地域共生活動を大切に考えているLDH JAPANのSocial Innovation Officerとして、福井市はもとより北陸のみなさまの支えになれるように襟を正して努めてまいります。<イベント情報>『EXILE THE SECOND エクスクルーシブトーク in 福井市』『EXILE THE SECONDエクスクルーシブトークin福井市』看板3月20日(水・祝) ハピリンホール出演:橘ケンチEXILE TETSUYAEXILE NESMITHEXILE SHOKICHIEXILE AKIRA※諸般の事情を考慮して詳細等変更の可能性があります※応募申込及び開催時間を含む詳細は福井市公式HP等をご覧ください※恐れ入りますが会場等各所へのお問い合わせはご遠慮ください福井市公式HP:
2024年03月16日今回、お店をご紹介してくださるのは……【Noeud.TOKYO】中塚 直人シェフ1980年、神奈川県生まれ。エコール辻フランス料理専門カレッジを卒業後、京都のフランス料理店を経て【Tagaya】に入社。タガヤ在籍中に出資を受けフランスへ渡仏し【Auberge La Feniere】、【Le Hameau Albert 1er】で修業。帰国後、【神戸セントモルガン教会】でシェフを務めた後、チャレンジを応援する企業文化に後押しされ、自身の希望だった野菜を中心としたレストラン【Noeud.TOKYO】をオープン。中塚 直人シェフがオススメするお店富山・利賀村【レヴォ(L’evo)】オススメの理由「地方創生を掲げて、料理で地域を盛り上げています」レヴォ(L’evo)【エリア】砺波/五箇山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】25000円中塚 直人シェフがオススメするお店富山・高岡【s. r-trois / エスエールトロワ】オススメの理由「こちらも地方創生を掲げて、料理で地域を盛り上げています」ご紹介してくださった【Noeud.TOKYO】中塚シェフの店舗情報s. r-trois / エスエールトロワ【エリア】高岡【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7700円【ディナー平均予算】13200円【アクセス】高岡駅 徒歩11分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月16日今回、お店をご紹介してくださるのは……【鎌倉 北じま】北嶋 靖憲氏1989年生まれ、神奈川県鎌倉市出身。日本料理を学ぶためにと京料理の名店【和久傳】の門を叩き、【室町和久傳】【高台寺和久傳】【京都和久傳】の3店舗で16年間研鑽を積み、更に同店の系列店【丹】では料理長を務めた。その後独立し、自身の出身地である鎌倉で【鎌倉 北じま】を開業。フランスのレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ2022」ではテロワール賞を受賞している。北嶋 靖憲氏がオススメするお店富山【御料理ふじ居】オススメの理由「いま、チーム富山として「フッコウメシ」を立ち上げられ、震災した方々に希望をあたえていらっしゃいます」御料理ふじ居【エリア】富山市その他【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】富山駅北嶋 靖憲氏がオススメするお店石川・輪島【L’AtelierdeNOTO】(※臨時休業中)オススメの理由「今回の震災でご自身のお店も被災されていらっしゃいますが、炊き出し等のボランティアを優先したり、状況が見えない方々に積極的に情報発信をして下さっています。」北嶋 靖憲氏がオススメするお店富山・南砺【レヴォ(L’evo)】オススメの理由「チーム富山として「フッコウメシ」を立ち上げ、被災した方々に希望をあたえていらっしゃいます」レヴォ(L’evo)【エリア】砺波/五箇山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】25000円ご紹介してくださった【鎌倉 北じま】北嶋さんの店舗情報鎌倉 北じま【エリア】鎌倉/逗子【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】20,000円 ~ 29,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月16日個室や座敷席があり、風情漂う落ち着いた雰囲気鮮度抜群の活蟹をさまざまなメニューで満喫加賀の伝統料理や郷土料理に触れられる個室や座敷席があり、風情漂う落ち着いた雰囲気金沢文化を代表する茶屋街のひとつ「ひがし茶屋街」に近く、和の趣を感じるフォトジェニックな街並みも楽しみのひとつ金沢市・ひがし茶屋街のほど近く、浅野川にひっそりとかかる梅ノ橋のたもとに佇む【居酒屋割烹 田村】。蟹をはじめとした北陸の旬の魚介や創作料理が楽しめ、それらが盛り込まれたお値打ち感ある会席コースも充実しています。和の設えが心落ち着く個室で過ごすのもよさそう1階は一人旅にもぴったりのカウンター席と個室があり、2階には最大30名まで利用できる座敷があるので、さまざまなシチュエーションで利用できる使い勝手の良さも魅力。ライトアップされた情緒たっぷりの梅ノ橋を眺めながら、料理人の探求心が反映された料理とお酒を楽しめます。鮮度抜群の活蟹をさまざまなメニューで満喫なんといっても自慢は鮮度抜群の生きた蟹を使った料理の数々。人気の『蟹しゃぶ』や『蟹寿司』をはじめ、さまざまな調理法で蟹の魅力を堪能できます。ほかにも、旬の魚介類を楽しめる『刺身盛り合わせ』や郷土料理など、金沢ならではの一品にも出合えます。さっそく、お店オススメのメニューの一部をご紹介します。新鮮な蟹料理の数々鮮度の高い蟹をさばく、一番人気の『蟹しゃぶ』鮮度にこだわり、すべて生きたままの蟹を使用。蟹が主役の自慢の料理で贅沢な気分に浸れます。必ず事前に予約の上、訪問を。また、市場価格の変動により価格が変更したり、漁によっては提供できない場合があるので直接ご確認ください。『刺身盛り合わせ』内容はその日によって異なります。※二人前:4,600円旬の魚介類を贅沢に堪能できる盛り合わせ。季節によって内容は異なるので、その時の旬を楽しむことができます。『蟹寿司』たっぷりの蟹の繊細な旨みが広がります上品な見た目で華やかな、蟹身をふんだんに使った手押し寿司。自慢の蟹の旨みを思う存分味わえる人気の一品です。加賀の伝統料理や郷土料理に触れられる金沢を代表する郷土料理の『自家製 治部煮』旅で訪れたなら、郷土料理はおさえておきたいところ。鴨肉やすだれ麩、野菜などを甘辛く煮た金沢の伝統料理『自家製 治部煮』や、『かぶらずし』、『のどぐろ丸焼き』などのメニューも充実。金沢の「じわもん(地元のもの)」を使った『加賀野菜のかき揚げ』もぜひ。メディアに多く取り上げられることからも、その人気がうかがえる【居酒屋割烹 田村】。生きたズワイガニも堪能できる豪華な蟹料理や、ほっと心和むような味わいの加賀料理を料理長が心を込めて調理します。金沢の魅力が盛り込まれた料理を和の空間で味わう、ゆったりとしたひとときを過ごしませんか。居酒屋割烹田村【エリア】ひがし茶屋街【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】8000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年03月13日今回、お店をご紹介してくださるのは……【Syn】大野 尚斗シェフ1989年生まれ、福岡県出身。元バックパッカーの両親に連れられ、幼い頃から海外へ。高校を卒業後、米の名門料理学校CIAで料理を学ぶ。シカゴの三つ星店【アリニア】、二つ星のスウェーデン【フェーヴィケン】、世界No.1レストランになった、ペルー【セントラル】など、数多くの海外著名店で研鑽を重ねる。2020年コロナ禍で帰国後、故郷福岡に2023年6月に【Syn】開店。大野 尚斗シェフがオススメするお店新潟・三条【UOZEN】オススメの理由「井上和洋シェフ自身が獲られた食材も含め、どの料理も考えつくされ魂こもった品々は圧巻。自然に料理に人に真摯に向き合っているのが料理を通して感じられます」レストラン ウオゼン【エリア】長岡/燕三条【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15,000円 ~ 19,999円【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円大野 尚斗シェフがオススメするお店石川・七尾【Villa della Pace】オススメの理由「移転前、閉店された後でしたがご縁あり伺わせていただきました。平田明珠シェフの人柄が現れた料理はどれも優しさと情熱が溢れていました。あれからまだ再訪できていませんが、現在もこれからもすごく楽しみなお店のひとつです」VilladellaPace【エリア】七尾周辺【ジャンル】オーベルジュ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円大野 尚斗シェフがオススメするお店石川・七尾【幸寿し 本店】オススメの理由「とてもあたたかみを感じるおもてなし。地元のお魚をリーズナブルにおいしく楽しませてくれます。家族とでも、友人とでも、肩肘張らず、気持ちよくおいしい時間を過ごせるお店です」幸寿し本店【エリア】七尾周辺【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5,000円 ~ 5,999円【ディナー平均予算】-【アクセス】七尾駅~大野 尚斗シェフより~「喪ったものは多く、辛い日々が続いていることと思います。北陸は世界に誇れる素晴らしい地域です。近いうちに、世界中から訪れる人であふれることとなり、僕もその1人となります。その時に、またおいしい料理で感動させていただける日を楽しみにみんな待っています!」Syn【エリア】大濠/六本松/桜坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】50000円【アクセス】六本松駅 徒歩5分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月09日株式会社PLANT(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:三ッ田 佳史)は、北陸新幹線延伸開業を記念し3月1日(金)から開催している<いこっさ!福井>フェアにおいて、3月11日(月)より「PLANT×ペヤング ヨーロッパ軒総本店監修福井名物ソースカツ丼風やきそば」と「カルビーポテトチップス ダイナソーミート味」を新たに販売いたします。また、イベント企画として「試食会の開催」とPLANTアプリでのお支払いで「あわら温泉宿泊券があたるキャンペーン」を実施しますのでお知らせいたします。いこっさ!福井3月1日(金)から4月14日(日)にかけて福井のおいしいもの100アイテムが大集合し、遠かった福井がドドーンと近くなります。東は福島県から西は島根県までの24店舗を通して福井県の豊かな食文化を紹介すると共に、地域経済の活性化に貢献してまいります。福井フェア 専用サイト 【ペヤングソースやきそば 当社限定販売!】北陸新幹線延伸開業を記念した企画商品として、当社限定「PLANT×ペヤング ヨーロッパ軒総本店監修福井名物ソースカツ丼風やきそば」を3月11日(月)より販売します。また、2月22日(木)のリリース後、出店エリア以外の方々から「食べたい」というご要望があっため当社ECサイトでもケース販売することにいたしました。ペヤングソースやきそば 購入サイト ※おひとり様1ケースまで当社限定「PLANT×ペヤング ヨーロッパ軒総本店監修福井名物ソースカツ丼風やきそば」は、福井を代表するソウルフード『ソースカツ丼』発祥の老舗洋食店ヨーロッパ軒総本店(福井県福井市、社長:高畠 輝成)が監修した初のコラボ企画商品となります。ヨーロッパ軒で代々受け継がれる甘みと酸味を秘伝の黄金比と香辛料でバランスよく仕上げたドイツ仕込みのウスターソースをまるか食品株式会社(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:丸橋 嘉一)が再現し、全国の14府県のPLANT24店舗限定と当社ECサイトで販売することになりました。「PLANT×ペヤング ヨーロッパ軒総本店監修福井名物ソースカツ丼風やきそば」1「PLANT×ペヤング ヨーロッパ軒総本店監修福井名物ソースカツ丼風やきそば」2<いこっさ!福井>フェアの検討段階で福井の代表的な味を全国に届けられないか!そこで全国に知名度の高い「ペヤングソースやきそば」と「ヨーロッパ軒ソースカツ丼」のコラボ企画が誕生しました。この企画は、北陸新幹線延伸開業に伴い100年に1度と言われる地域経済活性化の機会にヨーロッパ軒総本店が当社の意向に賛同し秘伝のソースを再現する監修にご協力により実現できました。各社が三位一体となって福井県民の期待にお応えしようとするものです。【試食会の開催】3月16日(土)・17日(日)にPLANT全国24店舗で試食会を開催します。福井のソウルフードや名産品をご試食いただき、味覚、嗅覚だけでなく、触覚・視覚・聴覚を通じて福井の魅力を体感いただき、くぉーっと福井へ訪問する動機を増やしてまいります。<3月16日(土)・17日(日)試食会 商品例>いこっさ!福井 試食■<いこっさ!福井>開催店舗 PLANT全24店舖(この他の商品も3月1日(金)~随時 各店にて試食実施中です)<福島県> 大玉店<新潟県> 聖籠店 横越店 見附店 刈羽店<富山県> 黒部店 滑川店<石川県> 津幡店 川北店<福井県> 坂井店 清水店 上中店<岐阜県> 瑞穂店<三重県> 伊賀店 志摩店<滋賀県> 高島店<兵庫県> 淡路店<京都府> 木津川店 福知山店<香川県> 善通寺店<岡山県> 鏡野店<鳥取県> 境港店<島根県> 斐川店 出雲店【くじ引きチャンス&あわら温泉ペア宿泊券プレゼント】<いこっさ!福井>PLANTアプリ提示の上、対象商品を合計金額1,000円以上ご購入(※)で1等1,000円分の「PLANT Pay限定ボーナス」が当たるくじ(P-KUJI)が引けます。さらに《ダブルチャンス》として合計金額5,000円以上の方の中から抽選であわら温泉「創業60年の老舗温泉宿 グランディア芳泉」のペア宿泊券をプレゼントいたします。※くじ引きを行うには、事前にPLANTアプリへ電子レシートの設定が必要になります。電子レシートくじ キャンペーンサイト グランディア芳泉 公式サイト いこっさ!福井 電子レシート 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月05日新潟市【日本料理「みねを」】新潟市【新潟鮨一】上越市【旬越料理妙高】長岡市【美食倶楽部まる和】北蒲原郡【居食亭ほうせい丸】新潟市【日本料理「みねを」】新潟の海であがる新鮮な魚介類を隠れ家的空間で堪能さまざまな調理法で味わえる『地元新潟産の海の幸』新潟駅から徒歩8分の場所にある【日本料理「みねを」】は、新潟の旬の味をたっぷりと楽しめるお店。新鮮な魚介類を使った季節感あふれるメニューの数々は、新潟の海であがる鮮魚をメインに使用。刺身はもちろん、西京漬けや粕づけ、幽庵焼きなど、さまざまな調理法で味わえます。和をベースにモダンなテイストも感じられる店内お店は新潟駅からも近い場所にありながら、隠れ家的雰囲気も感じられる落ち着いた空間。店内にはスタッフとの会話も楽しめるカウンター席のほか、テーブル席も完備していて、6人からの貸切も可能。地元の酒蔵から仕入れた日本酒もあり、新潟の魚と酒をたっぷりと味わうことができます。日本料理「みねを」【エリア】新潟【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1430円【ディナー平均予算】6600円【アクセス】新潟駅 徒歩8分新潟市【新潟鮨一】ネタにこだわった鮨と地元の銘酒に舌鼓新鮮な魚介類を使った『特上にぎり』もオススメ豊栄駅から徒歩3分。【新潟鮨一】は、ネタにこだわった鮨と新潟の酒を楽しめるお店。使っている魚介類は、鮨ひとすじに修業を重ねた大将自らが毎朝市場に足を運び、仕入れています。鮨以外に新潟ならではの白身のおいしさを堪能できる『白身魚アラ』などの刺身もオススメです。店内はシンプルでモダンな雰囲気で統一されている落ち着いた雰囲気の店内で目を引くのが、杉の一枚板カウンター席。洗練された空間でいただく鮨は格別です。ほかに、ウォールナットテーブルが配された個室も完備。カウンター、個室とも通常より広めに座席の間隔が取られているので、おいしい食事とお酒をゆったりと楽しむことができます。新潟鮨一【エリア】新潟【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】豊栄駅 徒歩3分上越市【旬越料理妙高】ホテルの最上階で日本庭園を眺めながらの食事が楽しめる口の中でとろけるような食感が楽しめる『のどぐろ棒寿司』高田駅から徒歩3分の場所にある「アートホテル上越」内にお店を構えるのが【旬越料理妙高】です。提供しているのは本格的な日本料理の数々。地元新潟産の牛肉や日本海の魚介類など、旬の食材のおいしさをたっぷりと堪能できるメニューがそろっています。季節の移ろいを感じさせる美しい庭園も自慢ホテルの最上階にありながら、四季折々に表情を変える日本庭園があるのがこちらの一番の特徴。新緑や雪景色などの素晴らしい景観を、おいしい和食と合わせて楽しめます。店内は1人でも使いやすい広間のほか、個室も全6部屋完備。さまざまなシチュエーションで利用することが可能です。旬越料理妙高【エリア】上越市【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】高田駅 徒歩3分長岡市【美食倶楽部まる和】旬の魚や上質な黒毛和牛、新鮮な野菜を使った料理を豊富にラインナップ丸のまま仕入れた銀鱈を使ってつくる『銀だら西京焼き』長岡駅から徒歩5分の場所に店を構える【美食倶楽部まる和】。寺泊市場に水揚げされる旬の魚介類をはじめ、肉類や野菜類など、厳選した食材が取り揃えられています。料理に合わせるお酒は、地元の蔵元から届けられる10種の銘柄がスタンバイ。和食と日本酒のおいしいマッチングが楽しめます。落ち着いた雰囲気の店内でゆっくり食事を楽しめるプライベートに配慮した店内には、個室のほか、パーテーションでの仕切りなども設置されています。さらに、お一人様やカップルでの利用にぴったりのカウンター席も完備。デートからファミリーでの食事会、ビジネスシーンでの会食など、さまざまなシーンに対応してくれます。美食倶楽部まる和【エリア】長岡/燕三条【ジャンル】もつ鍋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】長岡駅 徒歩5分北蒲原郡【居食亭ほうせい丸】地元漁師から直接買い付ける鮮度抜群の魚介類を楽しめる食事処魚介類をたっぷりと楽しめる『海鮮丼セット(ミニうどん・ミニサラダ付き)』【居食亭ほうせい丸】は、地元漁師から直接買い付けた天然岩牡蠣、市場から直送の生鮪など、鮮度にこだわった魚介類を豊富にラインナップしたお店です。『海鮮丼セット(ミニうどん・ミニサラダ付き)』は、たっぷりの魚介を楽しめるボリューム抜群のメニュー。ほかにもコストパフォーマンスのいい一品が揃っています。仲間同士で盛り上がるのにぴったりな広々とした店内新新バイパス東港IC降りてすぐの場所にあり、駐車場も40台分を完備。店の外にもオススメメニューの写真が貼り出されるなど、賑やかな雰囲気が出迎えてくれます。店内にはカウンター席やテーブル席、座敷席も用意されており、人数や気分に合わせて、好きなスタイルで食事を楽しめます。居食亭ほうせい丸【エリア】新発田/村上【ジャンル】海鮮料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】黒山駅 徒歩20分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年03月04日株式会社アトレ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋 弘行※)は、3月16日(土)に北陸新幹線の金沢-敦賀間が開業することを記念し、3月1日(金)~31(日)の間、「アトレで北陸応援!」をキーワードにプロモーションを開催します。東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と連携したキャンペーン『アトレでお買物して北陸の旅をおトクに!』を実施するほか、アトレ川崎(JR川崎駅直結)では、北陸・信越エリアの銘酒・銘品のセレクトショップ「ふるまいや」(3F)にて、北陸新幹線開業を祝う企画をご用意。また、アトレ各店の「ゴディバ」(10店舗)では、福井県勝山の名菓「羽二重くるみ」が代表商品である「はや川」とコラボレーションした限定商品を、全国販売を前に先行販売いたします。1月の「令和6年能登半島地震」発生後、アトレでもJRE POINTでの寄付やインフォメーションに設置した募金箱による義援金の呼びかけを行ってまいりましたが、この新幹線開業の機会に北陸エリア(富山県・石川県・福井県)のさまざまな魅力をお伝えすることを通じて、災害復興応援を続けてまいります。■ JR東日本とのタイアップ『アトレでお買物して北陸の旅をおトクに!』アトレでお買物して北陸の旅をおトクに!JRE POINT WEBサイトからエントリーの上、アトレの対象店舗で期間中合計10,000円(税込)以上JRE POINTが貯まるお買いものをされた方の中から抽選で30名さまに、北陸エリアへの旅行に使える「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」割引クーポン30,000円分をプレゼント!また、このキャンペーンの売上の一部を「令和6年能登半島地震」被災地への義援金として寄付いたします。【エントリー・お買上対象期間】2024年3月1日(金)~3月31日(日)【旅行出発対象期間】 2024年5月7日(火)~8月31日(土)【対象店舗】 アトレ・アトレヴィ各店、プレイアトレ土浦※割引クーポンが使える旅行の条件は、JRE POINT WEBサイトのエントリーページをご覧ください。( )■ アトレ川崎「ふるまいや」で福井県の地酒が味わえる!JR川崎駅(東海道線・京浜東北線・南武線)直結のアトレ川崎3Fにある「ふるまいや」は、北陸・信越エリアの銘酒、銘品を集めたセレクトショップ。改札口のすぐそばにありながら、角打ちコーナー(立ち飲みスペース)で美味しい日本酒が楽しめることでも人気です。3月は、北陸新幹線金沢-敦賀間開業を盛り上げる企画をご用意。北陸新幹線沿線の美味しいものを取り揃えて、皆さまのお越しをお待ちしております。アトレ川崎「ふるまいや」● 3/1(金)~3/31(日)角打ちコーナーにて「福井県の地酒 飲み比べセット」が登場!『花垣』『越の鷹』『華燭』『越前岬』『舞美人』などの福井県の地酒から、3種類の飲み比べが楽しめるセットを1,000円(税込)でご提供いたします。「福井県の地酒 飲み比べセット」(イメージ)※銘柄は店舗の在庫状況や仕入れによって変わります。※銘柄のご指定はできません。※写真はイメージです。<3/16(土)~3/31(日)限定特典>「さばのへしこ」の試食サービスが付きます!北陸新幹線金沢-敦賀間開業日の3/16(土)からは、上記の「福井県の地酒飲み比べセット」をご注文のお客さまに、福井県の郷土料理「さばのへしこ」の試食をお付けいたします。「さばのへしこ」(イメージ)※「へしこ」とは?福井県若狭地方や越前海岸沿岸の伝統料理で、サバなどの青魚を塩漬けした後、さらに糠漬けにし、長期保存可能としたもの。なお、JR川崎駅でも「北陸物産展」などプロモーションが実施されます。詳しくは、2024年2月5日付JR東日本プレスリリース「北陸新幹線金沢~敦賀間開業に合わせた流動促進プロモーション等の実施について」もご参照ください。 ■アトレの「ゴディバ」で福井県 勝山の名菓と創り上げた商品を先行販売!◆ゴディバ マンスリー シェフズ セレクション「羽二重くるみ ショコラ&フランボワーズ」 ¥388(税込)/1個「羽二重くるみ ショコラ&フランボワーズ」福井県 勝山を代表する名菓「羽二重くるみ」。濃厚なダークチョコレートガナッシュに、フランボワーズジャム、くるみとアーモンドを加え、オリジナル羽二重くるみの要素に、新たにゴディバらしさを盛り込んだ和洋折衷のお菓子です。全国一部店舗での販売を前に、3/1(金)からアトレの「ゴディバ」(10店舗)で先行販売いたします。新幹線開業で近くなる福井県 勝山の名菓と創り上げた「羽二重くるみ ショコラ&フランボワーズ」をぜひお楽しみください。<限定先行販売店舗>アトレ恵比寿/アトレ目黒/アトレ品川/アトレ大井町/アトレ大森/アトレ川崎/アトレ四谷/アトレ上野/アトレ秋葉原/アトレ新浦安の「ゴディバ」※数量限定・期間限定販売(なくなり次第終了)※他に、北陸エリアの「ゴディバ」一部店舗でも先行販売されます。ゴディバ マンスリー シェフズ セレクション特設サイト「アトレで北陸応援!」では、アトレの各ショップで出会える北陸ゆかりの商品のほか、今回のキャンペーン情報をまとめてご紹介いたします。 アトレで北陸応援!■ 株式会社アトレ 概要名称 :株式会社アトレ所在地 :東京都渋谷区恵比寿4丁目1番18号 恵比寿ネオナート6F会社設立:1990年4月2日資本金 :16億3千万円代表者 :高橋 弘行※事業内容:駅ビルの管理および運営等運営施設:アトレ恵比寿、アトレ川崎、アトレ吉祥寺 他※高は、正式には「はしごだか」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月01日坂井市【Simply French Tendreタンドル】坂井市【la clarté】大野市【Cipolla】大飯郡【Deli&Cafe Napo】大飯郡【ホテルうみんぴあさぼうる】坂井市【Simply French Tendreタンドル】福井の食材を使ったフレンチを楽しめる一軒家レストラン地魚のおいしさを堪能できる『前菜~越前港甲イカのグリル三国産ピュアホワイトとハーブのサラダセミドライトマトとオリーブのソース』春江駅から徒歩14分。【Simply French Tendreタンドル】は、星付きレストランで修業を積んだシェフが腕を振るうレストラン。農家などから仕入れる種類豊富な野菜、三国港で手に入れる地元の魚介類を使ったメニューの数々を、昼は4種、夜は3種のコースで楽しめます。柔らかで温かな照明が落ち着ける雰囲気の店内お店は20台分の駐車スペースを持つ一軒家。天井が高く開放感ある店内は、エリアごとにモダン・アジアン・ヨーロピアンといった、別の雰囲気が楽しめます。一人でも利用しやすいカウンター席のほか、半個室、個室も完備。家族の食事会や気の置けない友達同士のパーティーなど、いろいろなシチュエーションで使うことができます。Simply French Tendreタンドル【エリア】坂井/あわら/永平寺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2600円【ディナー平均予算】6500円【アクセス】春江駅 徒歩14分坂井市【la clarté】薪火のメニューにこだわる里山のレストラン薪火焼きクロワッサンや自家製ソーセージなどを楽しめる『ラ クラルテ』坂井市にある【la clarté】は、緑豊かな自然の中にある里山のレストラン。店内には福井で製造された2台の薪オーブンを設置。無添加の『ソーセージ』や、サクッ・フワッとした食感の『クロワッサン』など、おいしい料理はすべてこの薪火によってつくられています。広々とした店内にはカウンター席も用意されているお店へは、街から車を走らせ、バタフライ型の屋根を目印に。店内は美しい木の梁が目を引く広々とした空間。ピアノや薪ストーブなどが設置され、雰囲気も抜群です。年齢を問わずゆったりと過ごせるスペースになっていて、ワークショップやイベントも随時開催されています。la clarté【エリア】坂井/あわら/永平寺【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円大野市【Cipolla】地元産の野菜をふんだんに使ったイタリアンに舌鼓野菜や魚介類などを使った『前菜盛り合わせ』(写真は1人前)越前大野駅から徒歩15分。【Cipolla】は、地元である大野産の野菜をたっぷりと使ったイタリアンを楽しめるレストラン。化学調味料を使わず、ひと手間加えた素材の味を活かす料理を取りそろえています。テイクアウトメニューが豊富に用意されているのも見逃せません。気軽に普段使いできる雰囲気の明るい店内お店のコンセプトは「主役はお客さんの会話」。その言葉どおり、店内は料理を通して、くつろぎながら会話を楽しめる空間になっています。一人でも気軽に利用できるカウンター席のほか、テーブル席やソファー席なども用意されていて、思い思いに時間を過ごすことができます。Cipolla【エリア】坂井/あわら/永平寺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】越前大野駅 徒歩15分大飯郡【Deli&Cafe Napo】自家製生パスタのほか、種類豊富にそろうメニューを堪能自家製トマトソースと生パスタを合わせた『スパゲッティナポリタン』若狭和田駅から徒歩5分という駅近にある【Deli&Cafe Napo】は、オリジナルの生パスタを使ったメニューが楽しめるお店。オススメの『スパゲッティナポリタン』は、シンプルで飽きのこない、クセになる味わい。ほかにも地元産農産物や若狭湾で揚がる魚介を使った料理がそろっています。店内は白とブラウンをベースにした落ち着ける空間居心地のいい店内には、カウンター席やテーブル席を完備。お店の前には広く取った駐車スペースがあり、入り口の階段脇にはスロープも設置するなど、親子三代での利用がしやすいのもうれしいところ。食事会やデートなど、いろいろなシーンで使えるお店です。Deli&Cafe Napo【エリア】小浜【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2000円【アクセス】若狭和田駅 徒歩5分大飯郡【ホテルうみんぴあさぼうる】海を眺めながら料理を楽しめるホテルレストランシメのリゾットやパスタもたまらない『オマール海老のブイヤベース(ランチタイム)』若狭本郷駅が最寄駅、「うみんぴあ大飯内」にある【ホテルうみんぴあさぼうる】。旬の若狭の食材をたっぷりと使ったメニューの数々をコース仕立てで楽しむことがでできます。ブイヤベースやポワレなど、新鮮な魚介類を使ったその味は格別。約40種そろうワインと合わせてぜひ!開放的な店内からは若狭の海を眺めることができる店内は洗練されたエレガントな空間。大きく取られた窓からは明るい光が差し込み、若狭の海を眺めながらの食事を楽しむことができます。毎月第2水曜、第4木曜のランチタイムには『カジュアルランチ&デザートバイキング』が開催されるので、そちらもオススメです。ホテルうみんぴあさぼうる【エリア】小浜【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】11000円【アクセス】若狭本郷駅 徒歩20分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2024年02月29日ほくりくGPSアート部(所在地:石川県金沢市、代表:石川 基)は、間近に迫った北陸新幹線 金沢-敦賀間開業を盛り上げるため、2024年3月3日(日)アートとスポーツと観光が融合したイベント「恐竜GPSアートラン」を開催します。新年早々、能登半島地震により甚大な被害がありました。今こそ北陸がひとつになっていくことが必要かと思います。そこで福井駅を起点に、福井のシンボル恐竜のGPSアートを観光ラン。スポーツの力で北陸を盛り上げていきます。Webページ: 恐竜GPSアートランメインビジュアル■皆が協力してGPSアートを制作することで一体感を醸成。能登半島地震応援イベントも実施約20kmのコースを走力によって4チーム(ティラノザウルス・トリケラトプス・ステゴザウルス・プラキオザウルス)に分け、福井市内の観光スポットを巡りながらゴールを目指します。福井県・石川県・富山県のランナーが皆で協力しあいながら、恐竜GPSアートを制作することで北陸の一体感を醸成します。また当日は能登半島地震の募金やチャリティTシャツの販売も行い、北陸がひとつになり被災地を支えていく機運を醸成します。イベント名称: がんばろう北陸!恐竜GPSアートラン開催日程 : 2024年3月3日(日) 8時30分 ※解散は14時頃予定集合場所 : 福井駅西口 恐竜広場(福井県福井市中央1丁目1-1)ホームページ: 参加人数 : 50人(サポートランナーを除く)参加費 : 1000円(能登半島地震の義援金にします)主催 : ほくりくGPSアート部共催 : チーム一期一会・無限会社ZEROGPSアートによる募金活動■GPSアートとはGPSアートとは、自分の位置を表示・記録できる機能を使用して、地図上に絵や文字を描くアートなスポーツです。2000年代にスマートフォン普及と共に広がり、主に市民ランナーのサブカルチャーとして定着しました。近年は「競わないスポーツ」として、バリアフリーなアクティビティとして注目されています。恐竜GPSアートふくい桜マラソンのコースは恐竜のGPSアート!2024年3月31日(日)に開催されるふくい桜マラソンのコースは、走った軌跡が恐竜になると公式ホームページでも紹介されています。今回のGPSコースも一部、大会コースを走ることができます。一足早く、マラソン大会の雰囲気を味わいましょう。ふくい桜マラソンホームページ: 走るコースは福井観光スポット巡り恐竜モニュメント・恐竜壁画・恐竜トリックアートなど恐竜の世界が広がっている福井駅をスタート。養浩館庭園、福井城址、足羽川河川敷、愛宕坂、足羽山などコース上にある福井の観光スポットを巡っていきます。ゴールにはGPSアートのモチーフであるティラノザウルス(恐竜モニュメント)が待っています。達成感もひとしおでしょう。福井駅恐竜モニュメント■主催者について【主催】ほくりくGPSアート部GPSアートイベントを通じて人と人、人と地域を繋ぐ活動を企画しています。GPSアートは、スポーツとアートをデジタルの力で融合するアクティビティ。観光と親和性が高く、メッセージ性があります。おもしろさ、新しさは人を動かす原動力。掛け合わせで新しい価値を創出できるのです。GPSアートで北陸の魅力を全国、世界に発信していきます!団体名: ほくりくGPSアート部所在地: 石川県金沢市代表者: 石川 基HP : ほくりくGPSアート部【共催】チーム一期一会「チーム一期一会」は福井市を拠点とし、2009年設立でメンバーは現在266名が所属。自己ベスト更新を目指す人から、ゆるく走りたい人まで多種多様なランナーが活動しております。マラソンは1人でも走れますが、仲間と走るのが好きな人、仲間を大事に出来る人、生涯スポーツとして仲間と刺激しあいたい人はいつでも入部歓迎です。これからもチーム一期一会は福井のマラソン界を盛り上げていきます。団体名:チーム一期一会所在地:福井県福井市代表者:大竹口 信之チーム一期一会【共催】無限会社ZERO登山口は海!を基本として活動している北陸のランニングチームです。メンバーの多くは石川県に住み、中には能登で被災した者もいます。私たちは故郷北陸を、石川を、そして能登を愛する気持ちを込めてチャリティTシャツを作りました。胸に刻まれた珠洲見附島は地震で崩れてしまいましたが、いつか見事に復興した能登を、見附島を望みながら皆様と共に走りたいと考えています。団体名: 無限会社ZERO所在地: 石川県金沢市代表者: 平山 美津枝HP : 無限会社ZERO(チャリティTシャツ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月22日富山駅弁「ますのすし」の製造・販売を行う株式会社源(所在地:富山県富山市南央町、代表取締役社長:四谷 英久)は、北陸3県の味を思う存分味わえる新商品を期間限定にて発売します。また、北陸新幹線・敦賀延伸記念セット対象商品につきましては、5倍ポイントをプレゼントいたします。ご自宅に居ながら、「北陸の味」をお楽しみください。Rejyu3個入り(ます・かに・のどぐろ) 北陸新幹線W7系 敦賀延伸記念セットURL: Rejyu 3個セット■開発背景2024年3月16日からの北陸新幹線・敦賀(福井県)延伸を記念し、北陸三県をイメージした押し寿司を一度にお楽しみいただけるセットを企画しました。北陸3県が誇る、それぞれの「食」のコラボレーションをお楽しみください。■商品の特徴*北陸新幹線W7系新幹線容器での販売「かがやき」の愛称にて、北陸の交通を支えているW7系を模した専用容器に、北陸らしい3種の押し寿司を入れました。容器には、専用シールがついておりご自分で「かがやき」を作成いただけます。*限定販売の「のどぐろ」今回の、新幹線延伸を記念し、冷凍押し寿司Rejyu(レジュウ)に期間限定で「のどぐろ」が仲間入りしました。脂ののったのどぐろの身を焼きあげ、白板昆布と合わせることで食べやすく、高級感のあるお味となっております。*冷凍押し寿司Rejyu2022年10月より販売を開始した源の冷凍押し寿司ブランド「Rejyu(レジュウ)」は、冷凍とは思えないほどの具材のレア感が特徴です。個包装のため「好きな時に、好きな分だけ」を味わっていただけます。*送料無料送料無料にて販売いたします。この機会に一度、冷凍押し寿司の美味しさをご堪能ください。期間限定・数量限定(450セット)のため、無くなり次第終了となります。*ポイント5倍進呈通常100円につき1ポイントのところ、100円につき5ポイントをプレゼントいたします。■商品概要商品名 : Rejyu3個入り(ます・かに・のどぐろ) 北陸新幹線W7系 延伸記念セット発売日 : 2024年2月16日(金)~5月31日(金) ※数量限定 無くなり次第終了価格 : 1,300円(税込) *送料・クール代込み内容 : 「ます」×1個、「かに」×1個、「のどぐろ」×1個賞味期限: 発送より60日間(-18℃以下保管)販売場所: ますのすし本舗源 公式オンラインショップURL : Rejyuますその他にも、北陸新幹線・敦賀延伸を記念した商品を多数販売いたします。(以下、一部記載)以下商品についてもポイント5倍対象となります。詳しくはオンラインショップをご覧ください。*Rejyu12個入り(ます・かに・のどぐろ)Rejyu(レジュウ)5種類の中でも人気の高い「ます」・「かに」に期間限定で「のどぐろ」を各4個ずつセットにいたしました。約60日の賞味期限があるため、急な来客時、パーティの一品、晩酌のお供などにぴったり。見た目にも華やかなお寿司は贈り物としても喜ばれ、熨斗・メッセージシール等に対応しています。Rejyu12個入り*祝!北陸新幹線敦賀延伸 輝きセット石川・福井のプレミアムな銘菓と、源の「特選ますのすし」の詰合せ。石川からは、加賀野菜の五郎島金時芋の餡をふんわり、もっちりとした生地で包み込んだ「金の福うさぎ」。金沢らしく金箔をちりばめた華やかで愛らしいお饅頭です。福井からは地元に根づいたロングセラー商品「五月ヶ瀬」と、きめ細かいもっちりとした食感と、上品な甘さが人気の「羽二重餅(きなこ)」。どちらもモンドセレクション受賞の福井の定番土産です。輝きセット*ほろ酔い北陸旅セットますのすし本舗源 公式オンラインショップにて不動の人気ナンバーワン「特選ますのすし」と北陸の地酒がセットになりました。富山からは、山田錦特有の旨みとフルーティさ・香りがバランスよく調和した「満寿泉」、石川からは、軽快な旨味とフレッシュなキレ味の良さが特徴の「加賀鳶 梅吉」、福井からは、みずみずしい口あたりと旨みが特徴の中辛口「一本義」の3種類からお客様ご自身で1種類をお選びいただけます。化粧箱に入っておりご贈答にもぴったりのお品です。ほろ酔い北陸旅セット■会社概要商号 : 株式会社源代表者 : 代表取締役社長 四谷 英久所在地 : 〒939-8232 富山県富山市南央町37-6設立 : 明治41年11月16日事業内容: 駅弁の製造および販売資本金 : 7,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社源 外商部 オンライン事業課TEL : 076-429-3100お問い合せメールアドレス: minamoto_onlineshop@minamoto.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日