「ヘリコプターペアレント」という言葉を聞いたことがありますか?これはアメリカで生まれた言葉で、「子どもの周りを常にヘリコプターのように旋回し、過度に干渉する親のこと」を指します。愛情から来る行動ではありますが、子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。前回に続き、心理カウンセラーのあさくらゆかりさんに、ヘリコプターペアレントの特徴や弊害、そして対処法についてお話を伺いました。(取材・文鈴木智之)(C)たむらさいか<<前編:干渉しすぎて自立を阻害する「ヘリコプターペアレント」になってない?過保護にならないための対処法親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■ヘリコプターペアレントの特徴心理カウンセラーのあさくらさんによると、ヘリコプターペアレントには、以下のような特徴があります。1. 子どもがすべき問題解決を親がしてしまう2. 子どもがすべき決断を親がする3. 自分の理想を子どもに押し付ける4. 子どもが失敗する体験を奪う具体的な例として、あさくらさんは次のように説明します。「幼稚園児ぐらいだと『そのおもちゃ貸して』『いやだよ』と言われたときに、どうしようかって一緒に考えられるといいんです。でも『貸してあげなさいよ』とか『順番でしょう』『今度はうちの子の番よ』と、親が代わりに言ってしまったり、その子の親に言ってしまうことは、ヘリコプターペアレント的な行動と言えます」年齢が低いうちは、仕方のない場面もあるかもしれませんが、いつまでも親が子どもを子ども扱いし続けることは、長期的に見ると、大きな弊害が生まれます。「幼い頃だと、今日着る服とか、何を食べるかといった、小さなことから始まり、思春期や成人になってくると、どこに進学するのか、どこに就職するのか、どんな人と結婚するかなど、本来自分で決めることを、親が決めてしまうことがあります。これはかなり危うい行動です」■失敗する経験を一度もさせてもらえずに社会に出たら......過度な干渉は、子どもの成長にさまざまな悪影響を及ぼします。特に、自立心の欠如、問題解決能力の低下、自己肯定感の低下、社会性の未発達などが挙げられます。あさくらさんは、なかでも「失敗経験の重要性」を強調します。「失敗も挫折も一つもしたことがない、傷つかないまま大人になって社会に出たら、どうなるでしょうか。経験したことしか、自分の人生の自信にはなりません。いくらインターネットで見たり、本で読んでも、経験しないと自分のものにならないんですね。だからこそ、その子がチャレンジする環境を作り、ときには失敗を経験させることも必要だと思います」■監視と見守りの違いヘリコプターペアレントの行動は、名称の由来どおり「監視」に近いものです。大切なのは、子どもを監視するのではなく、見守ることです。あさくらさんは、監視と見守りの違いを、次のように説明します。「コンビニに監視カメラがついているのは、万引きの防止のためです。つまり、店員がお客様を信用していないから、カメラで監視しているわけです。一方で見守りは、安全な状態かどうかに注意を払うことです。つまり必要なときに手助けをするのが、見守りだと言えます。だから親御さんには『監視ではなく、見守る』スタンスでいてほしいです」■失敗した時に「お母さんが言ったからだ」と他責な考えの子にしないために見守り、必要な時にそっと手を差し伸べる。それが、理想的な関わり方です。しかし「必要な時」を見極めるのは難しいもの。その見極め方をあさくらさんはこう言います。「大人が先回りして手助けするのではなく、子どもの方から『お母さん、助けて』と言ってきた時に、対応するのが理想的です。カーナビに例えると、間違った場所に着いてしまったら、それは住所を入力した人の責任ですよね。同じように、親御さんが細かく指示ばかり出していると、お子さんは指示を待つようになり、その結果、失敗したときに、『自分は悪くない。お母さんが言った通りにしただけ』という他責思考になってしまいます」■他責思考ではサッカーでも伸びない(C)たむらさいかこのような考え方のクセがつくと、困ることがたくさんあります。サッカーのプレーで言うと、コントロールミスしたときに、他責の人は『何でそんなところにパスするんだ、お前が悪い』となり、自責の人は『パスをうまく受け取れなかった自分が悪い』と考えます。どちらの考え方が、子どもを成長に導くのでしょうか?それはもちろん「自責思考」です。自責思考を持つことで、自分の成長に焦点を当てることができます。サッカーの現場では「自分に矢印を向ける」という言葉がよく使われていますが、これはまさに「他人に原因を向けるのではなく、自分ができることを考えよう」「自分の成長に目を向けよう」という意味を表しています。■ヘリコプターペアレントにならないための心構え最後にあさくらさんは、ヘリコプターペアレントにならないための、親の心構えを教えてくれました。・境界線を設定しましょう(※サッカーのことはコーチに任せる)・失敗を恐れずに試させましょう・アドバイスをやめてみましょう・子どもに任せて決断させましょう・物理的な距離を置いて、見ないようにしましょう・アドバイスしすぎないで10秒待ってみましょう・自分の時間や趣味を大切にしましょうなかには「子どものサッカーを観るのが趣味なんです」という人もいるでしょう。そこで、あさくらさんは「お子さんのサッカーを見に行ってもいいんです。楽しみにしてもいい。でも時と場合、さらには、やり方によっては子どもに害があるかもしれないということを知っておくのは重要だと思います」とアドバイスをくれました。■サッカーは子どもの自立心や決断力を育むのに最適なスポーツお子さんの成長を願う気持ちは、誰しも持っています。今回の記事は、そのためのアプローチを振り返る、良いきっかけになったのではないでしょうか。サッカーは子どもの自立心、決断力を育むためにも最適なスポーツ。サッカーを通じて、お子さんの成長を見守る方法を、見つけていきましょう。あさくらゆかり公認心理師・心理カウンセラー一般社団法人日本ライトカウンセリング協会代表理事、株式会社kikiwell所属カウンセラー・統括責任者幼稚園教諭・保育士・公立小学校学級支援員を経て心理カウンセラーに。2007年1月より(株)kikiwellが運営するキキウェルメンタルヘルスサービス(旧:聞き上手倶楽部)に所属。ライトカウンセラーとして活動開始。「聞ける人ほどうまくいく」をスローガンに、カウンセラー養成講座の講師を務めている。また「聞かせて下さい、あなたのお話」、このひとことを熱く胸に抱え(株)kikiwellで電話カウンセラーとしても活動している。【カウンセリング実績】キキウェルメンタルヘルスサービスのカウンセラーとして 17年間で、のべ14,000件以上の電話カウンセリング、3,600件のメールカウンセリング実績。最長連続カウンセリング11時間。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>
2024年07月23日「今日から反抗期に入ります!」と突然の宣言ーーお子さんを育てる中で、自分の親の育児スタイルから影響を受けたり、または反面教師にしたりしていますか?野々村友紀子さん(以下、野々村)私の母親は過干渉でしたが、自分の子どもに対しては完全に反面教師なアプローチをしていますね。子どもに対してうるさく言いそうになったら思春期のころの自分を辿って、「あんまり言ったら嫌われるから、グイグイいかないようにしよう」と踏みとどまったりね。本当は「友達と喧嘩したの? どうなの?」とか聞きたいけど、喋りたくなさそうなら黙っています。ーーお子さんたちは高校1年~3年生で年齢的には思春期真っ只中~終わったかな、くらいだと思いますが、「思春期に突入したな」と思ったのはいつでしたか?野々村次女は早かったですね。小学4年生くらいのときに「今日から反抗期に入ります!」と宣言したんです。ーーえええ! 宣言!? ユニークですね!野々村「こうやって入んねや……おもしろいな」と思いましたね。「終わったら言いますんで、あんまりごちゃごちゃ言ってきたら長引きますよ」とも言っていました。益若つばささん(以下、益若)すごくしっかりしていますね。野々村この前、「高校1年になったし、そういえば反抗期終わった?」と聞いたら「まだ絶賛やってます。いまので2年くらい長引きましたんで」と言われました(笑)。ーー宣言することに、なにか明確な効果がありそうですね。野々村「ママがイヤ」というのを口に出しやすくなったようで、ひどいんですけど「ママうるさい」「ママ太ってるね」「ママってシワがあるね」とか失礼なこともバンバン言ってきます。小3まではすごく「ママ好き好き!」だったのに、「急になんなん!?」と思いますが、なにか言いたいんでしょうね、わからんけど。いちいち反応していたらキリがないので、こっちも気にしないようにして「また言ってるわ」くらいに思っています。益若上の子はどうですか?野々村そういうことはなかったんです。だから「子どもの反抗期、楽勝やん」と思っていたら、下からすごいのが来た……。思春期vs更年期、ホルモンの戦い益若反抗期でもごはんは家族で一緒に食べているんですか?野々村一緒に食べられるときは食べますし、会話もするんです。次女は反抗期宣言をしているのに、スキンシップもしてきますね。私からはいかないようにしていますが、向こうからはベタベタしてくる。益若へー! 不思議!野々村不思議ですよね。こっちが調子に乗ってスキンシップしようとすると、「うーん、ちがう」と言って離れていくし。益若猫みたいでかわいい! いろいろ言っていても、本音ではママのことが好きなんですね。野々村この年頃って複雑なのかもしれないですね。第二次性徴期は性ホルモンの分泌量が増えますが、次女を見ていると、ホルモンに乗っ取られているというか。だから腹が立つことを言われても「あの子が喋っているんじゃなくて、ホルモンが喋っている!」と思うようにしています。ーー「ホルモンが喋っている」っていいですね!野々村それでも実際、嫌な態度を取られたらむちゃくちゃ腹が立つし、こっちもホルモンのせいで荒ぶっているときがあるから、そういうときは喧嘩になっちゃいますけどね。女性って思春期から産前産後、そして私は今年50代に入りますが、更年期にもまたホルモンに乗っ取られて。だからいま我が家は、思春期と更年期、ホルモンの戦いです。ーーイライラをコントロールしようとがんばっているのが立派だと思います。野々村いや、コントロールできないときのほうが多いので、「あのときこうしておけばよかった」と思うことがよくあります。「こんなにケンカになるんやったら、放っておいたらよかった」とか「エスカレートする前に、なんで序盤で部屋を出なかったんだろう」とか。後悔ではないんですが、言うなれば“プチ後悔”でしょうか。益若次女とママがバトルしている間、パパと上のお子さんはどうしているんですか?野々村パパは放っていて、長女もシレっとして「またやってるわ」みたいな。ただ長女は冷静に聞いているので「あれはママが合ってたよ」と、あとでこっそり私の味方をしてくれることもあります。益若女の子たちですけど、パパに対してはどんな態度なんですか?野々村それが長女も次女もパパにはすごく優しいんです。悪口も言わへんし。言っても「最近お腹が出てきたけどほかのパパよりは出てないよね」とオブラートに包んでいて、ズルいんですよ。益若コントみたいでおもしろいですね(笑)。野々村パパのことはすごく好きで、娘とふたりでお茶を飲みに行ったりもしていますね。パパが子どもにグイグイいかない、絶妙な距離感がポイントなんでしょうかね。役割を与えて、一緒にごはんを作る野々村益若さんの息子さんはいかがですか?益若うちは中学生から高校生になった今もずっと寮生活で、休日だけ帰ってきて一緒に過ごします。普段離れているからかもしれませんが、反抗期だなと感じることがなくて。今日もずっとLINEしているくらいです。寮から帰ってくると一緒にスーパーに行って食材を買って、息子が「こういうのを作ってみたい」と言うメニューを一緒に作ります。野々村へー! いい関係!益若息子は家にお友達をたくさん呼ぶんですが、平気で10人近く来るんですよ。しかも何日間もうちに泊まることもあって、そういうときはもう合宿のような感じです。ーーごはんの用意とか大変じゃないですか?益若いえ、子どもたちみんなで料理をするんですよ。私は監督として一切手を出さずに、包丁で切るところから炒めることまで、「いったん、自分たちでやってみよう」と全部作ってもらっています。泊まりにくるお友達の中には反抗期の子ももちろんいて、「親とは話さない」とか言うけど、めっちゃいい子なんです。私は他人だから話しやすいのかもしれないですね。そこで聞いた話をそれぞれの親御さんに伝達したりしています。野々村うわあ、益若さん、近所にいてほしい人やね!益若私、見た目はこんな感じですけど育ち方が"昭和”なので、いまも“昭和のおせっかいお母さん”という役割が好きなんです。私が小さいころ、両親と折り合いが良くない友達がうちに泊まりに来ることがあって、一緒にごはんを作ったりしていました。親になったいまも、それを地続きでやっている感じですね。息子も私と一緒に“もてなす側”で、お友達に楽しい場を提供するという役割を意識していると思います。ーー子どもは、役割を与えてもらうと活き活きしますよね。益若そうなんですよね。息子だけじゃなく、他の子どもたちも料理をするのが楽しいみたいで。手分けをして皿を出す人、飲み物を出す人、とかの役割も決めて、食卓の準備もしてもらいます。私はなるべく自分でやらないように見守って任せるようにしています。野々村お泊り会をして、親から1~2日離れるのも、子どもたちにとっていいのかもしれませんね。うちの場合も、私が忙しくて物理的にかまえなくなると、逆にちょっと関係が良くなりました。私がずっと家にいたときは子どものことが気になりすぎるし、離れようと思っても離れられないし。だから、仕事が忙しくなってちょうどよかったです。益若恋愛みたいですよね。野々村そうそう! ずっと一緒にいすぎるとケンカばかりになる。子どもの前で、誰かにママのことを褒めてもらう作戦ーー野々村さんは先ほど「プチ後悔がある」と言っていましたが、どんなときにそう思いますか?野々村「今この子はホルモンが喋っている」と自分に言い聞かせても、効かないときがあるんですよね。腹が立って「なんでそういう言い方するの?」と言うと、向こうはさらに上乗せして腹が立つ言い方をしてくる。私の心の声は「この辺でやめとかな、泥沼にはまっていくよ」と忠告してくれるんですけど、止まらへんから。それでやり合いになるんです。一方で、こっちは大人だから絶対に言ったらあかん言葉を頑張って言わないようにしているのに、子どもって平気でキツイこと言うんですよ。おお、平気で言うねーー!! って。ーーそうですね(笑)。野々村そうしたらこっちもまたさらに言い返して……「どうやったらこれ終わるねん!?」という状態になるんです。ーーどうやって終わらせるんですか?野々村私が「も、もう明日から(次女の)スマホ解約するから……!」とか一生懸命考えた捨て台詞を言うて、そうしたらさらに上をいく捨て台詞を吐かれ……。最終的には、お互いに疲れて「もうええわ」となって私が部屋を出ていきます。益若そうか、野々村さんが娘さんの部屋にいるという状況なんですね。野々村そう、こっちが出ていかないと終わらないんです。「出ていけ!」と言われても腹が立つから出ていかれへんしさ。それで最後に無言で出ていくと、後ろから「逃げんのかよ!」とか言われるからさあ。キイーッてなりますねえ。益若めっちゃ強いですね!(笑)ーー益若さんは息子さんとケンカしないですか?益若しないんですよね。息子は私のこと、圧倒的に勝てない人だと思って怖いんじゃないですかね?ーーえええ、意外です。益若あと、私の友達もよくうちに集まるんですけど、息子に「君はママの息子でよかったね~こんないいママいないよ、ラッキーだよ!」とよく言ってくれるんですよ。おかげで株が上がっているのかなと思いまして(笑)。この作戦、使えるんじゃないでしょうか。子どもの前で誰かにママのことを褒めてもらうと、子どもにとってママの価値が高まるような気がします。先輩ママ友の予言「おお、本当にそうなるやん」益若逆に、お母さんがお父さんを軽んじていたら、子どもは頭がいいから「この人は軽んじていい対象なんだ」と思ってしまうかもしれません。お父さんがお母さんをいじめているような場合もそうですよね。夫婦でパートナーをリスペクトすることって、子どものためにも大事だと思います。それと、子どもは「この人は優しいから、ここまで言っていい」と計っていることもありますよね。だから野々村さんに次女さんがぶつかってくるのは、野々村さんがお子さまに対してとても優しいのかなと思いました。野々村うーん、怖くしているとは思いますけどね。益若お話を聞いていると語り口がおもしろいし、怖いよりも「おもしろいお母さん」が勝っているのかも。それに、お子さまがパパのことを大好きなのは、野々村さんがパパをリスペクトして褒めているからだと思いました。野々村それはあるかもしれないですね。益若ということは、パパにママのことをめちゃくちゃ褒めさせないとですね! ケンカになりそうなときは「ママにそんなこと言うなよ」と止めるとか。野々村そうしてよ、って言っているんですが、なんか……そういうとき、夫はすごい小っちゃい声でしか言えないんですよ。舞台に出ている人間がなんでそんなに小っちゃい声やねんと。益若(笑)パパはいませっかくお嬢さんたちに好かれているのに、嫌われたくないんですね。ーーママ友とこういった話を共有することはありますか?野々村あります。私は関西から上京して来てずっとワンオペだったので、子どもが赤ちゃんのときにできたママ友の存在が支えになっていました。ずっと子どもの相談をし合っていると、「なんや、みんな悩みは一緒やん」となるんですよね。ーーみんな同じことで悩んでいると思うと、少し軽減されますよね。野々村それに、ママ友の子どもに上の子がいると「高学年で『うるさい!』とかきついことを言うようになるよ」と予備知識が入るんですよね。そのときは信じられないと思いますが、時期がくると「おお、ちゃんと言うてるやん……」と答え合わせになる。「それも次へのステップだから、娘ちゃんたちも、大人になるためにあがいているから」と言ってくれる先人のアドバイスは、ちゃんと聞くようにしていますね。野々村友紀子さん/放送作家1974年8月5日生まれ、大阪府出身。コンビ芸人、会社員を経て放送作家に転身。2002年2丁拳銃の川谷修士さんと結婚し、2006年に主婦業に専念するため仕事をセーブ。放送作家をしていた2016年、バラエティ番組で夫の相方である小堀裕之さんへの歯に衣着せぬダメ出しで話題になると、テレビ出演が急増した。現在はコメンテーターとしても活躍中。2児の母。益若つばささん/モデル・タレント・実業家1985年10月13日生まれ、埼玉県出身。高校生の頃から読者モデルとして雑誌『Popteen』で人気を博し、ティーンのカリスマ的存在に。現在はモデル、美容関連商品のプロデューサーとして活躍。2021年6月、自身のYouTubeチャンネルで子宮内黄体ホルモン放出システム「ミレーナ」の装着手術を受けたことを告白し、話題となった。1児の母。(撮影:松野葉子取材・文:有山千春)
2024年07月23日タレントのインリン(48)が18日、自身のインスタグラムを更新。14歳を迎えた長男との2ショットを公開した。「長男が14歳になりました〜 最近身長も一気に伸び、いつの間にか私より高くなってました」と報告し、1本の動画をアップ。幼少期の思い出写真からはじまり、「14」のロウソクを立てたバースデーケーキ、最後には成長した息子との2ショットを披露している。「今は思春期真っ盛りだけど、反抗期はすでに終わったようです?!(←そう思いたい)」というインリン。「生まれた日から、私に対しては常に強気で頑固で、よく癇癪をおこしていた強烈な長男だったから、反抗期になったらさらにパワーアップしてすごい戦いになりそう…と、気合いを入れて構えていたのに…まさか中学生になって逆に穏やかになり、拍子抜けてます〜」と変化に驚いたようで「このままずっと穏やかな長男でいてくれることを祈ります」と願いを込めた。この投稿に対してファンからは「最高のママ」「親の愛情をしっかりと受け止めている証拠だと思います!」「おめでとうございます ますます大きくなられますように!」といった声が寄せられている。
2024年07月18日子どもの成長を願う親心が、逆効果になることがあるって、ご存知ですか?最近、「ヘリコプターペアレント」という言葉をよく耳にします。これは、ヘリコプターがホバリングするような形で上から子どもを見張り、子どもがつまづきそうなリスクがあったら急降下して排除してしまう、自分で判断できる年齢になっても子どもに逐一関わり続ける親を指す言葉です。サッカーの現場でも常に子どもの近くにいて動きを全部監視し、試合が終わるたびに着替えを手伝いにチームのテントに入ってきたり、子どもの1日のすべてを把握しようとするような保護者がいます。この問題について、長年、子育て相談に携わってきた心理カウンセラーのあさくらゆかりさんに話を聞きました。サッカーを題材に、子どもの自立を促す具体的な方法を紹介します。(取材・文鈴木智之)(C)たむらさいか<<関連記事:あなたは大丈夫?過干渉タイプチェックシート親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■子どもの行動を監視し何かあったら急降下「ヘリコプターペアレント」とは子どものサッカーを応援したい。サポートしたい。もっと上手くなってほしい! など、子を思う気持ちから、ときに過保護や過干渉になってしまう......。それが「ヘリコプターペアレント」と呼ばれる行動に現れてしまうことがあります。ヘリコプターペアレントとは、常に子どもの周りを飛び回り、不都合なことがあったときに急接近して干渉する姿が、ヘリコプターに似ている様子を表した、アメリカ発祥の言葉です。サッカーの現場だと、試合が終わるたびチームのテントに入ってきて子どもの着替えを手伝ったり、子どもたちに自立を意識させたいと遠征の引率人数が決まっているのに「心配だから」とほとんどの親がついてきて身の回りのことを世話していたり、子どもの1日をすべて把握しているような親御さんが増えているという声を聞きます。中には、保護者エリアが決まっているのにいつの間にかベンチの後ろ、コーチのすぐ後ろに立ち逐一指示を聞き漏らすまいとして、休憩中に我が子にダメ出しする親までいるとのこと。そのような、子どもに干渉しすぎることの弊害などについて心理カウンセラーのあさくらゆかりさんに聞きました。■過保護・過干渉になる親の心理あさくらさんは「親御さんの思い自体は素晴らしいものです。でも、その思いが強すぎるあまり、親御さんの行動が、お子さんにとってマイナスになっていないか。立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません」と、優しく語りかけます。そもそも過保護、過干渉になる親の心理として・我が子可愛さゆえ・親としての責任感(きちんと育てなければ、という重圧)・自分の夢を子どもに実現させる、子どもは親の育児の成果(優秀な子を育てた自分の価値が上がる)といったものが考えられるのでは。と教えてくれました。■自分ではなく親の価値観で物事を決める「インナーペアレント」とは?「子どもの側からすると、親が近くで見ているだけでも『心理的に干渉されている』というストレスがあるのに、何かあったときに急接近してきて干渉するとなると、物理的なストレスにもなりますよね」さらに、こう続けます。「私がカウンセリングをお受けしたケースで、成人したお子さんが、親にされた行動で辛かったと言うのが、過保護、過干渉です。小さい頃から、親が子どもの決定に口を出したり、何でも親が決めてしまうことで、お子さんの中に『自分の親なら、こう言うだろう』という思考が生まれ、自分ではなく、親の価値観で物事を決めるようになります。それを『インナーペアレント(自分の中にいる親)』というのですが、その思考が強制力を持っていたり、価値観が社会に合致してない場合、お子さんは非常に生きにくくなってしまいます」この状態が続くと、お子さんにとって、ネガティブな影響が出てしまうことは明らかです。「そうならないために思春期や反抗期があるのですが、そこをうまく通れなかったお子さんはかわいそうです。反抗する機会さえ作らせてもらえないほど、常に見張っていて、何かあったらすぐ親の方から来る。そして、親が提案したことに反抗させない。そうなると、反抗期として成立しないですよね」■ヘリコプターペアレントの弊害あさくらさんはヘリコプターペアレントの弊害として、次の要素を挙げます。・1人で問題解決ができない・自分を好きになれない・ネガティブな思考になりがち・精神的に不安定になりやすい・自己決定ができない・他人の評価を過剰に気にする特にサッカーのような団体競技では、自立心や問題解決能力が重要です。「一流のサッカー選手で、問題解決能力が低くて、依存体質がある人っていないですよね」というあさくらさんの言葉は、とても示唆的です。■ヘリコプターペアレントにならないために(C)たむらさいかでは、ヘリコプターペアレントにならないために、どうすれば良いのでしょうか。あさくらさんは、具体的な対策を提案してくれました。「例えば、練習の準備をいつも親御さんがしているのであれば、お子さんに任せてみるのもいいかもしれません。ほかにも、新しいソックスを買うといったときに、お子さんに選ばせてみましょう。いつもお母様が準備したり、選んでいるのであれば、お子さんは戸惑うかと思いますが、『自分でやってみる?』『自分で選んでみる?』と聞いてみましょう。そのときに、お子さんが喜ぶか、嫌がるかを見ていただきたいです」このときに、お子さんが「自分ではできない、決められない」「面倒だから、お母さんがやって」と言ってきたら、危険信号かもしれません。「お母様の提案に対して、お子さんが『うまくできるかな』『やってみたいけど不安』というのはOKだと思います。そこで『じゃあ一緒にやろうよ』とふたりでやることで、やり方がわかったり、自信がつき、次からはひとりでできるようになるかもしれません」■子どもの問題解決能力を阻害しているか、他責思考にしてしまっているか確認する方法日常生活の中にも、親の関わり方によって、子どもの問題解決能力を阻害していないか、他責思考になっていないかを測る方法があります。「例えば、食事のときに、お味噌汁を洋服や床にこぼしてしまったとします。基本的に大人が『シャツを脱ぎなさい』『雑巾で拭きなさい』など、解決方法を提示しますよね。でもそこで、親御さんの方から『こぼしちゃったね。どうしようか?』と言って、お子さんに問題を解決する能力があるのか、見てみるのはいかがでしょうか」問題解決の具体的な方法を思いつくのか、その手順に沿って解決できるのかを、見てみる作戦です。「そこで、呆然として何もできなかったらまずいですよね。反対に、急いで行動してくれたら、その子に問題解決能力が備わっていると言えます」■サッカー上達のために必要な思考力、問題解決能力は、チームだけでなく家庭でも育てられるサッカーが上手くなるためには「自分で考え、ピッチ上の問題を解決する能力」が必要です。それはサッカーの時間だけでなく、日頃の親の関わり方からも育むことができます。過保護・過干渉は止めて、お子さん自身に考えさせ、決断させる。その繰り返しが、ピッチ内外で、自立した人間へと成長していくための、大切なことと言えるでしょう。次回の記事では「ヘリコプターペアレントにならないための、親の心構え」について、あさくらさんに解説していただきます。あさくらゆかり公認心理師・心理カウンセラー一般社団法人日本ライトカウンセリング協会代表理事、株式会社kikiwell所属カウンセラー・統括責任者幼稚園教諭・保育士・公立小学校学級支援員を経て心理カウンセラーに。2007年1月より(株)kikiwellが運営するキキウェルメンタルヘルスサービス(旧:聞き上手倶楽部)に所属。ライトカウンセラーとして活動開始。「聞ける人ほどうまくいく」をスローガンに、カウンセラー養成講座の講師を務めている。また「聞かせて下さい、あなたのお話」、このひとことを熱く胸に抱え(株)kikiwellで電話カウンセラーとしても活動している。【カウンセリング実績】キキウェルメンタルヘルスサービスのカウンセラーとして 17年間で、のべ14,000件以上の電話カウンセリング、3,600件のメールカウンセリング実績。最長連続カウンセリング11時間。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>
2024年07月17日個人差はあるものの、子供の反抗期って大変です。親としてはなんとか反抗期が落ち着いてほしいと思いますが、そう簡単にはいかないようで……。今回はそんな子供の反抗期が、あることをきっかけに落ち着いた話を紹介します。息子よ、ありがとう…▽ 息子さんはずっときょうだいが欲しかったそうで、妹が生まれたときはうれしくて仕方なかったのだとか。息子さんが大人になった今も良好な関係を保っているようで、素敵ですね。
2024年07月08日■先輩方の体験談が実体験に!?思い返すと、2歳頃の第一次反抗期時は頻繁に癇癪を起こすので、気の強い子だと感じていたのですが…。小学校に入るとすっかり素直になり、私とぶつかることはほとんどなくなりました。今はひっくり返って泣き叫ぶことがない分ラクそうですが、生意気な分イライラすることが増えそうです…。■息子にも不穏な動きが!?昨年は格段にラクになったと思っていた子育て。しかし! 最近は心配事が子ども関連のことばかりになってきており、保育園時代とはまた別の大変さが出てきました。手は離れて来たものの、宿題も複雑になってきて、精神的な不安は今後増えていくことでしょう…。とりあえず覚悟だけしておきます…!!
2024年07月03日あなたはこれまでの恋愛を振り返ってみて「モテたことがない」と思っていませんか?しかし、実は気づいていないだけで「隠れモテ期」が近づいていることもあるのです。ここでは、その「隠れモテ期」が到来したときのサインを4つ紹介します。異性と恋バナする機会が増えたかも?もしも最近、あなたが異性と恋バナをする機会が増えていると感じたら、それは「隠れモテ期」の始まりかもしれません。これは、好みのタイプについて語ることが増えたり、逆に聞かれたりすることも含みます。あなたに好意を寄せている相手は、あなたの恋バナを聞いて探りを入れているのかもしれません。そんなときは、積極的に恋の話題に飛び込んでみましょう。イベントへのお誘いが増えた合コンだけでなく、友人のパーティーやアウトドアイベントへのお誘いが突然増えたら「隠れモテ期」の兆しでしょう。あなたのことを周囲が魅力的だと認め、人として信頼している証拠です。それぞれのイベントから新たな出会いのチャンスも広がるので、この機会を大切にしてください。褒め言葉をよく耳にする知り合ったばかりの人からの、少し大げさな褒め言葉も「隠れモテ期」のサインかもしれません。他意はないとわかっていても、その言葉にはあなたを人として、または異性として魅力的だということが含まれています。その言葉を糧に、もっと自分を磨き上げてください。恋愛相談を受けることが多い男女問わず、恋愛相談を受けることが増えてきたら、それは隠れモテ期を迎えている可能性があります。恋愛において信頼できる存在になっているのでしょう。また、相談を通じて相手を深く思いやることで、自身も恋愛について見つめ直す機会になり、周囲からの印象も変わるかもしれません。「モテ期」を実感したことがない人は多いかもしれませんが「隠れモテ期」は意外に近くまで訪れていることもあるのです。そして、気づかないうちに誰かがあなたを特別な人として見ている可能性も…。そのサインに気づいて行動に移したら、素敵な恋が訪れるかもしれません。(Grapps編集部)
2024年06月27日冷蔵庫に入っていた思わぬプレゼント(※画像は辻希美さんオフィシャルブログより)辻さんは2007年に俳優の杉浦太陽さんと結婚し、現在高校生2年生の長女・希空(のあ)さん、中学2年生の長男・青空(せいあ)くん、小学生の次男・昊空(そら)くん、保育園に通う三男・幸空(こあ)くんの四児の母です。17日に37歳の誕生日を迎えた辻さん。友達とスターバックスコーヒーに行ってきた長男に、ふと「何飲んだの?」と尋ねると、冷蔵庫からドリンクを取り出して「はい、ママの好きなホワイトモカ」「お誕生日おめでとう」と手渡されたのだそう。辻さんは、「友達とスタバ買いに行って自分のは我慢して私の好きなホワイトモカを買ってプレゼントしてくれたんです」という長男の行動に、「号泣」「ヤバすぎません?涙」「やばすぎるでしょ」と、大感激。さらに「今までに飲んだホワイトモカの中で1番美味しくて幸せな味だった…※まじで!!!!!!!!!!」「もう嬉し過ぎて氷まで綺麗に頂き容器も洗って思い出としてとっておこうと…飾りました」「もう最高のプレゼントです」と綴りました。青空くんは自分のお小遣いからママの大好きなホワイトモカを、長女の希空さんも「自分の貯金から私にバッグをプレゼント」してくれたそうで、成長した子どもたちのやさしさに触れた辻さんは「もうこんな幸せたまらんです」「ママは最高に幸せです愛してるよありがとう涙。」と幸せを噛み締めていました。息子にLINEブロックされたことも辻さんはこのところ、思春期に入った長男の接し方に悩んでいることをYouTubeなどで吐露しており、徐々に反抗期は落ち着いてきたものの、小学生時代に比べて交友関係が広くなり友達との関わり合いがなかなか把握できず、モヤモヤしていると明かしていました。たとえば「誰と遊んでるの?」と聞いても「言ってもわからないじゃん」と言われてしまい、「どこまで入り込んでいいのか」の線引きが難しいと感じるよう。一度は誰とどこにいるのか“鬼LINE”や電話を繰り返した結果、長男からLINEブロックされたという経緯もあり、真剣に悩んでいるそうです。そんな難しい年ごろの男の子でも、母親が自分のことを心配しているからこそ口うるさく言っているのだということは、実は理解しているのかもしれません。こんなサプライズプレゼントをもらったら、本当にうれしいものですよね。思春期の子どもとのコミュニケーション子どもが思春期を迎えると、途端にコミュニケーションの難しさを感じることがあります。保護者としてどのような対応が適切か、元開成学園校長・柳沢幸雄先生の言葉を参考に考えてみましょう。男の子も女の子も、小学校高学年から高校生くらいにかけて「思春期」を通過します。 個人差はありますが、第二次性徴を迎えた子どもが、異性の親と距離を置くようになるのは、「ヒト」という動物として自然なことです。子ども自身、第二次性徴によって現れる体の変化にも戸惑い、心がもやもやするような変化をどうあつかったらいいのかわからず、イラだちを募らせることもあります。それに向き合う保護者としても、以前のように甘えてくれなくなったり、問いかけにもろくに答えてくれなくなったりで不安になることでしょう。思うような反応が得られないと、親は先走ってあれこれ聞き出したくなるものですが、まずは子ども自身の言葉でしゃべらせることが大事です。無理に詮索するのではなく、子どもがぽつりと話し始めたときには、家事や仕事の手をスッと止めて、じっくり話を聞くように意識してみてください。話を聞くときのポイントとしては「子どもが2、親が1の割合で話す」こと。たとえば親からの質問は1つにして、子どもが話し終わるまで待ちます。話の途中で遮ったり、親が畳みかけたりするのは、せっかくの子どもの内面を知る機会を逸してしまう恐れがあります。そして、何かしらの答えが返ってきたら「そうなんだ」「それで、それで?」「おもしろいね」といった肯定的な相づちを入れると、子どもも話しやすいでしょう。参照:喋らない、弁当出さない、靴下脱ぎっぱ…思春期の息子はどう対応する?|元開成学園校長・柳沢先生取材#1
2024年06月21日「勉強しろ」と言ったことはないレイザーラモンRGさんの長男は、昨年放送された『東大王クイズ甲子園2023』(TBS系)に都立西高チームとして出演した出渕武丸さん。都立西高といえば、偏差値73の名門進学校です。番組ではこれまで一生懸命子育てしてきたRGさんに、その教育法を聞きました。子どもの学習について、RGさんは「教育熱心な方はやってると思うんですけど、リビングで学習させる。親が常にいるとダラダラできない」と、リビング学習が奏功したといいます。自宅に子ども部屋のスペースが取れなかったため、リビングの端っこに学習机を置き、自然とリビング学習に。子どもが勉強しているときは親もテレビをつけないそうです。「生活音の中で学習することで集中力が身につく」と言われ、「東大生の80%」が実践しているというリビング学習。かまいたちの山内さんはリビング学習を「全く知らなかった」と言い、中学生と小学生の姉弟のパパである千鳥の大悟さんに至っては、子どもの学習環境について「知らん」と苦笑いです。「勉強しろ」と言ったことはなく、いろいろな高校の文化祭に連れて行く中で、息子が「この高校に行きたい!」と憧れたのが都立西高で、RGさんは「よし、じゃあこの高校に行くためには、家族一丸で何をしなきゃいけないかって」逆算。これにも大悟さんは「家族でやるんよな、あれ(受験)ってな」と肩を落とします。幼少期から仲の良かったRG親子が高校生になった今もいい親子関係を保つべくやっている習慣は、毎朝のグータッチ。NBAが好きなRGさんは、「アメリカのバスケ選手が試合前にやってるあれをやってみようってなって、難しいやつをやって。それで『いってらっしゃい』してる」とうれしそうに明かしました。高校受験の日も、2人で目を合わせてかっこいいグータッチをして送り出したそう。そんな親子の関係に、大悟さんは「親に嘘ついてたらそんなことできないもんな」と感心し、かまいたち濱家さんは「いいなーいいなー」とうらやましそう。ちなみに山内さんは毎朝子どもと「おはよう」と言い合った後、くるりと後ろを向いてお尻を出し、子どもを笑わせているそうです。RGさんの妻からは「東大王に出たときに息子が“尊敬できる父です”とはっきり言っているのを聞き、夫の教育法は正しかったと思いました」とコメントも寄せられましたが、RGさんは「ラッキーだったのは俺は郊外に住んでる。郊外だと他に芸能人おらんのよ。結構ちやほやされる」と、変にイジられない環境も良かったと話しました。芸人として培ったスキルは子育てにも「めちゃくちゃ役に立つ」と言い、「子どものイヤな話を全部笑い話に変えてあげる」ことを長く実践。子どもだって学校でイヤなことがあればプンプン怒って帰ってくることもありますが、ムカつく話も全部笑い話に変えていったことで、「仲が悪かった子たちとも、卒業の頃には仲良くなった。対人関係もポジティブになれたかなって気がします」と、自負しているようです。そんな父・RGさんが忘れられないのが、“最も面白い漫才師”を決める大会「THE MANZAI 2013」の決勝でいい点を取れず負けてしまったときのこと。放送後、電話口で実家の親に「あまりウケんかったな」と言われたRGさんですが、すかさず息子が受話器を取って「その大会で決勝に残ることがすごいんで、そういう言い方はないと思います」と言ってくれたのだといいます。思わず「抱きしめたくなった」という感動エピソードに、濱家さんは「気抜いたら一瞬で泣きそうになりますね。危なかった」と、思わず涙腺が緩むほど。しかもその「THE MANZAI」決勝戦の日、小学校の日直当番だった息子は、帰りの一言挨拶で「夜、お父さんがTHE MANZAIって大会に出ますのでみなさん是非見てください」と言っていたといい、思い出しながら泣きそうになるRGさんでした。中学生になってもひどい反抗期で荒れることはありませんでしたが、もちろん成長過程として親に反抗的な態度を取ることは増えたそう。ただ、RGさんは「反抗期は怒る回数がすごく増えるんですけど、毎回普通に怒っていては関係性が壊れてしまう。だから僕は普通とは違う方法で怒ることにした」と、ある工夫をします。それは、「くすぐりながら、ごめんなさいを言わせる」というもの。「門限を破った息子をどう叱る?」というお題で実演され、「ほっといてくれよ」とスマホに没頭する息子役に対して、RGさんは「ほっといてくれよ?…………何がほっといてくれよやお前、わしゃしゃしゃ!」と、抱き着いて思い切りくすぐりました。くすぐりながら「ちゃんと言えよ、ごめんなさいって言えよ~」と迫り、「わかった、わかったから、ごめんなさい、早く帰ってくるから」「わかった?ちゃんと早く帰ってこいよ」と去ろうとしつつ、「ほんと?ほんとか?ほんとやろな」と念を押してもう一度、抱き着きくすぐりカムバック。最後は「遅くなるなら言って帰れよ、おやすみ」と、お互い穏やかな笑顔で終わるのがこの方法の良いところかもしれません。ただ、これは親への嫌悪感がそこまでなく、日頃の信頼関係があってこそですよね。心底、親が気持ち悪いと感じている場合はこの作戦も通用しないかも……。実際、大悟さんの場合は現在中学生の娘に同じことをしたら「触らんといて!」とブチギレられることは確実だと話していました。
2024年06月18日相鉄・東急直通線の開業を記念して制作したオリジナルムービー相鉄グループとして初相鉄グループの相鉄ホールディングス㈱(本社・横浜市西区、社長・滝澤 秀之)が公開した相鉄・東急直通記念ムービー「父と娘の風景」が、2024年5月31日に開催された放送批評懇談会(所在地・東京都新宿区、理事長・音 好宏)主催の「ギャラクシー賞」贈賞式において、CM部門 優秀賞を受賞しました。ギャラクシー賞は、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に放送批評懇談会が創設した賞で、テレビ・ラジオ・CM・報道活動の四部門制をとっており、CMは年間で入賞作品13本を選出。その中から、大賞1本、優秀賞3本、選奨9本を選出します。今回、相鉄グループとしてCM部門 優秀賞を初受賞した「父と娘の風景」は、相鉄・東急直通線(2023年3月18日開業)の開業を記念して制作したオリジナルムービーです。相鉄線車内を舞台に、幼少期・思春期・反抗期など小学生から高校卒業までさまざまに変化していく親子の関係を、父役の俳優オダギリ ジョーさんと娘役の櫻坂46山﨑 天さんをはじめ、総勢50人の父娘キャストが演じています。3月16日の公開後、9月の公開終了まで、SNSでの拡散を含め延べ1千万回以上の再生となり、多くの方にご視聴いただきました。また、日本国内・海外の広告賞を多数受賞するなど、国内外から高い評価を受けました。相鉄グループでは、今後も認知度向上・イメージ向上につながる、さまざまな取り組みを実施し、相鉄線沿線の魅力向上に努めてまいります。ギャラクシー賞CM部門 優秀賞を受賞した 相鉄・東急直通記念ムービー「父と娘の風景」ギャラクシー賞CM部門 優秀賞の受賞について1.受賞日2024年5月31日2.受賞対象作品相鉄・東急直通記念ムービー「父と娘の風景」3.受賞内容ギャラクシー賞CM部門 優秀賞贈賞式当日の様子相鉄・東急直通記念ムービー「父と娘の風景」について1.公開期間2023年3月16日~9月15日2.内容・反響○父役に俳優のオダギリ ジョーさん、娘役に櫻坂46の山﨑 天さんを起用。○「父と娘の風景」をテーマに制作された本ムービーは、誰もが共感できる親子の関係の変化を描いた「12年間の物語」。相鉄線車内を舞台に、幼少期・思春期・反抗期など小学生から高校卒業までさまざまに変化していく親子の関係を、オダギリさんと山﨑さんをはじめ、総勢50人の父娘キャストが演じています。○相鉄グループ公式YouTubeなどを中心に、SNSでの拡散を含め延べ1千万回以上の再生。3.公開の目的○相鉄・東急直通線の開業を契機として、相鉄線のさらなる認知度・イメージ向上のため。○相鉄・東急直通線を広く多くの方に知ってもらい、ご利用いただくため。r24-95-8o7-01.pdf : <ギャラクシー賞とは>放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設されました。審査は放送批評懇談会会員から選ばれた選奨事業委員会が担当します。賞の決定を第三者に委託する顕彰制度が多い中、ギャラクシー賞は、放送批評懇談会の会員が一貫して審査にあたり、賞の独立性を維持し続けています。現在、ギャラクシー賞はテレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門制をとっています。毎年4月1日から翌年3月31日を審査対象期間と定め、年間の賞を選び出しています。贈賞式当日の様子贈賞式当日の様子リリース・相鉄グループとして初、「父と娘の風景」がギャラクシー賞CM部門 優秀賞を受賞.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月04日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの『元夫に子どもたちと一緒に会いに行ったら…』第1話を紹介します。主人公には2人の息子がいます。苦労して育てた息子たちは何よりも大切な存在ですが、ただいま絶賛反抗期中で…。#1元夫に子どもたちと一緒に会いに行ったら…出典:モナ・リザの戯言息子たちはかわいいけれど…出典:モナ・リザの戯言文句があるなら…出典:モナ・リザの戯言兄弟そろって…出典:モナ・リザの戯言ふざけてばかり出典:モナ・リザの戯言2人の息子たちは…出典:モナ・リザの戯言まさに反抗期出典:モナ・リザの戯言片付けをしていると…出典:モナ・リザの戯言元夫から連絡出典:モナ・リザの戯言離婚して10年出典:モナ・リザの戯言次回予告出典:モナ・リザの戯言かわいい息子たちに晩ご飯のおかずで文句を言われた主人公。注意すると息子たちは主人公のことをからかうようにして口答えをします。そんなある日、反抗期真っ盛りの息子たちに手を焼く主人公のスマホに元夫から連絡が入ったのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年06月04日「なんで何も言わない?と言われても、言い返せなかった」高嶋ちさ子さんは、17歳の長男・15歳の次男がともにアメリカ留学中。長男は6年前に、次男は3年前に小学校を卒業したタイミングで、それぞれ単身でアメリカに渡りました。しかし世界的なコロナ禍の影響で、高嶋さんは学校生活をまだ一度も見ることができていません。とくに思春期の長男は学校生活のことを聞いてもまったく教えてくれないため、高嶋さんは「英語がちゃんとしゃべれているのか、友達とうまくやっているのか」など心配が尽きないそうです。そんな長男の高校で、祖父祖母が授業参観など学校を訪問できるイベントがあり、高嶋さんの父・弘之さんが孫に会いにアメリカへ。番組では弘之さんが孫たちとの再会を楽しむ様子とともに、長男・次男に個別インタビュー。これまで言えなかったという母・ちさ子さんへの思いが明かされました。番組スタッフとのやりとりで長男が明かしたのは、留学を決めた理由について。長男は「反抗期だったんですよね、小学校6年生のとき」と切り出し、母子で口論になり「お前アメリカ行けよ、この家いてもしょうがない、もう出ていけよ!」と言われたことに「何だよ面倒くせえな、出てくよ!こんな家」と反論した勢いで留学を決めたのだと振り返ります。その勢いのまま留学し、最初は英語も全然わからず「すごい大変」でしたが、もう6年。友人にも恵まれ、アメリカで充実した学校生活を送れているといいます。映像ではわざわざ来てくれた高齢の祖父を気遣う場面も多く、明るく健やかに育っていることが伝わります。弘之さんも「今日1番うれしかったのは、出てきたときに健康的でね。すごくちゃんと勉強してるなと思った。これはすぐ感じた。それがね、何より」と頬を緩めました。また長男は、留学する以前は母と口論になると正論で言い負かされてしまうため「何も言い返せない。なんで何にも言わないんだ? って言われても、何も言えないから何も言わない。言ったら言ったで返されるのは当たり前だし」と、思春期の子ども側のリアルな葛藤も告白。しかし親元を離れた今は、「(これから)しなきゃいけないと思ってるのは、自分が親から使ってきたお金を返すこと。たくさんお金を使ってもらったので」と、自身の環境を俯瞰して見るなど、反抗期を終えて随分立派に成長していることを感じさせます。そして最後に「返さないと呪われそうじゃないですか(笑)」と付け加えるところから、明るい高嶋家が垣間見えました。「ママより面白い人はいない」一方、次男は3年前に小学校を卒業して渡米。留学前に高嶋さんのコンサートに出演したこともありますが、そのときは甘えん坊で母にべったりだったのが、今では15歳になりすっかり大人びた雰囲気に。学校に通いながら、昨年まではボストンユースシンフォニーに所属し、チェロでトップ奏者になるほどの腕前だそうです。留学した当初はホームシックで泣いてばかりいましたが、今ではアメリカでの生活に順応し、当初は戸惑いを感じた「アメリカと日本で笑いのツボが違うこと」にもやっと慣れてきたそうです。ただ、アメリカ広しといえども「ママより面白い人はいない」と断言!「いるっていったらじぃじぐらい」というくらい、高嶋家の人々はユニークなのですね。番組スタッフに「お母さんのこと好き?」と聞かれたときは「うん」「恥ずかしくない。いつも言ってるんで」と即答。「音楽(演奏)が上手なところとか。自分でも練習しているのと、仕事が大変なのに頑張ってるところ。尊敬しています」と、リスペクトを明かしました。
2024年06月02日末っ子の宿命といえば、上のきょうだいから邪険に扱われることも…! もちろん甘やかされたり可愛がられることもたくさんありますが、やんちゃな男三兄弟の末っ子ともなると、とにかく上からやられてしまうというのは、想像に硬くないですよね。でも、いつもやられてばかりじゃ腹の虫が治らないというもの。どこかで発散しなければ!というわけで、今回はいつもやられっぱなしな三男くんが密かにやっていた、兄たちに対する“ささやかな反抗”についてのお話です。主人公のお母さんは、三兄弟の中でもいつもやられっぱなしの末っ子・三男くんを気にしてはいたのですが、掃除中にあることに気がついて…。床を拭いていたときに偶然見つけた「たく兄ちゃんのバカ」という小さな文字で書かれた落書きを皮切りに、次々と見つかる三男くんのささやかな反抗の跡。まるで某テーマパークの隠れキャラクターかのように、家中にひっそりとあったその落書きを見て、お母さんも思わず失笑してしまいます。反抗の仕方がなんともいじらしくて可愛いですよね。上からやられっぱなしなのは末っ子あるあるなのかもしれませんが、その分たくましく育つのも末っ子あるある。大きくなったときにその落書きを兄弟みんなで見て、懐かしく思い出すときが来るかもしれませんね。みなさんの中でも、きょうだい順によるエピソードやきょうだいならではのあるある話があればぜひ教えてください。イラスト/ 最上うみみ ※このお話は実話を元に編集しています。あなたの「愛すべき家族」のエピソード募集中!当たり前のように一緒に暮らしてるけど、この常識ってわが家の家族だけ? 小さい子どもって奇想天外なことするから面白い! ついクスッと笑ってしまうけど、私の自慢の家族。そんな読者から投稿された「愛すべき家族」のエピソードを4コマ漫画でご紹介。ぜひあなたもエピソードを投稿してみませんか?記事下の読者アンケートより投稿してください。
2024年05月29日【関連】藤本美貴さん激怒! ディズニーランドで何度も腹痛を訴えトイレに行く長男を不審に思い…「お前にはまだ早い!」なぜそこにピンポイントで……?(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)藤本美貴さんは自身のYouTubeで、視聴者から寄せられた「子育ての中で起こる不可解な出来事(子育てミステリー)」についてトーク。どれも共感しまくりのようでした。たとえば「知らぬ間に家に石が増えている」というミステリー。藤本さんの長男も石集めに熱中していたといい、石のみならず「枝も好き」。収集するだけではなく「枝を削って剣にする」こともあったそうで「職人?みたいな」様子だったとか。「大事な予定があるときに限って(子どもが)熱を出す」にも深く頷いた藤本さん。少し前まで元気いっぱいだったはずが、「旅行のときや発表会の数日前」というタイミングで熱を出すのはよくあるといい、特に長女が小さい頃はそのようなケースが多かったと振り返ります「防水シートなどでおねしょ対策をしていても、おむつを脱いでおねしょしている」という大惨事も、悲しいかな、よく聞く子育てミステリーですが、藤本さんもやはり経験済み。「ちょうど防水シートがないところにおねしょしている」こともあったそうで、どれだけ厳重に対策していても、濡らして欲しくない場所にピンポイントでおねしょするというのは本当に不思議ですよね。「パジャマを着せて寝かせたのに、起きたら肌着とパンツの寒そうな姿になっている」のもよくあること。子どもは体温が高いので暑くて脱いでしまうようですが、藤本さんは「風邪をひかれたらめんどくさい」と、子どもがパンツ一丁になっている姿に気づいたらその都度、何かしら着せるようにしていると話しました。息子の機嫌を取りたいわけじゃないのに「反抗期の息子にイライラしながらも、買い物の際には息子の大好きなお菓子や食材を買ってしまう」という、ある意味では子どもというよりママ側のミステリーにも、藤本さんは深く共感。反抗的な態度を取られて「『もう買わない!』って言ったっていいぐらいなのに、(スーパーでは)『これ好きだな』って選んでる」という自身の経験を明かしました。反抗期の息子の機嫌を取ろうという気持ちではなく、ただただ自然と行ってしまうのだと説明し、そんなときに藤本さんは「私、母親だわ……!」と実感するとか。ちなみに、藤本さんの子育てミステリーは「運動会なのに体操服を忘れる」「運動会で暑いのに長袖を持っていく」というもの。事前に体操服を持ったか確認したにもかかわらず、体操服の下のみを2枚持っていったりしたそうで、藤本さんは「聞いたのに」「言ったじゃん!」「信じられない」と憤慨です。ただ、渦中にいるときは大混乱を招く子育てミステリーですが、後から思い出してみるとほっこりしたり、笑えたりする思い出になっているものが多いですね。子どもの「忘れ物あるある」予防できる?子どもが学校に通っている際、忘れ物があると本当に困るもの。最終的なゴールとしては子どもが自分自身で持ち物を管理できるようになってほしいところですが、最初のうちは親がサポートするのもある程度は必要でしょう。学校の準備をするとき、必要なものがいろんなところに点在していると、室内を移動している途中で準備をするものが頭の中から抜け落ちてしまいやすくなります。これは大人でも同じですよね。できれば「1カ所で完了」できるようにセッティングしておくと、親子ともに楽になるでしょう。日々の持ち物の管理については「支度ボード」を使うのも有効。市販のものを含めてさまざまな支度ボードがありますが、簡単に1枚の紙に書き出して貼っておくだけでも、思い出しやすくなります。出し入れしやすい収納は人によって違います。親が決めた方法でうまくいかないときも子どもを一方的に責めるのではなく、どうすれば使いやすいか子どもの意見を聞きながら一緒に考えてみましょう。行事の持ち物など、日常使いではない特別なものは、前日のうちに目につきやすいところに見えるように置いておき、たとえ本人が忘れそうになっても家族がすぐ気づいて声をかけるなど、カバーする体制を整えておくといいでしょう。ただ、子どもにとって「忘れ物をする経験」も大切。先生への伝え方やリカバー方法を自分で学び、人に「助けてほしい」と頼んだり、あるいは他の子が困っているときに助けたり……臨機応変な対応を身につけるひとつのきっかけとも言えます。なんでも親が先回りしてサポートしすぎず、持ち物を管理しやすい仕組みを親子で一緒に作ったら、あとは自走するのを見守る姿勢でもいいかもしれません。参照:忙しいときに限って発生しがちな「子どもの忘れ物」をなくすために。暮らしの専門家が実践してる“4つのポイント”
2024年05月28日今回は思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。妹に相談したことで、息子とは適度な距離感で接しようと決めた主人公。実際にやってみたのですが…。距離を置いて…話しかけても…[nextpage title="epe_0k…"]数日後に息子が…部屋に閉じこもってしまい…息子のために「構わない」「口出ししない」などと気を遣っていた主人公。しかし、息子は突然怒り出して部屋に閉じこもってしまいました。一体何が問題だったのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月16日今回は思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。幼い頃の息子と一緒に花見をしたことを思い出す主人公。そこに突然の訪問客がやって来ました。チャイムを鳴らしたのは…元気がない理由…[nextpage title="bS0af0Q00h…"]打ち明けると…思わぬ一言が…自分の胸の内を、妹に打ち明けた主人公。すると、妹から「お姉ちゃんが間違ってるんじゃない?」と思いがけない一言が返ってきます。一体どういう意味なのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月14日【関連】コンビニで子どもが万引き!そのとき親は……ジャンケンで負けたらアイコンを「わいせつ画像」に!?<投稿主:PN たんさん55歳女性/子:14歳男子(当時)>(※写真はイメージです)今は成人している息子が、中学2年生で14歳だった頃のことです。息子が仲良くしている男友達の母親から突然連絡があり、「子どもの友人グループ数人で、LINEのアイコンを女性のわいせつな画像に変えているようだ」という衝撃の報告を受けました。気が動転する中、詳しい事情を聞いてみると、どうやら仲間内でジャンケンをして「負けた子がアイコンを変更する」という遊びをしていたようなのです。反抗期の息子は「遊びだからいいだろう」の一点張り(※写真はイメージです)ジャンケンで負けた数名が、わずかな時間だけLINEのプロフィールアイコンを「わいせつな画像」に変えていたようで、たまたまその子の親戚の人が発見して、母親に連絡がきたとのこと。中学生が友達同士でかなり卑猥な画像を共有して面白がっていることに、心底ゾッとしました。帰宅した息子をつかまえて話を聞くも、「あくまで子ども同士の遊びの上でのことで、すぐに変更したから別にいいだろう!」というふてくされた態度で……。反抗期真っ只中の息子はなかなか素直に親の言うことを聞いてくれず、イライラとした態度のまま物別れに終わってしまいました。誰かに見られたら、その記憶は一生消せない(※写真はイメージです)「遊び」と言われればそれまでかもしれませんが、まだ中学生の子どもが、そのようなわいせつな画像に簡単にアクセスできるようになっていたのが大問題です。その後はきちんとスマホに制限をかけることにして、日を改めて夫を交えて息子と話し合いました。たとえアイコンをわいせつ画像にしていたのが短時間だとしても、それを見た人は嫌な思いをすること。また、一度誰かに見られたら「LINEにわいせつ画像を載せていた」という記憶は決して消せないこと。そして、のちのち何かしらのトラブルに発展していたかもしれないこと。これらを繰り返し話し、息子も渋々ながらも理解してくれたようで、それからは同じようなことは起こっていません。“デジタルタトゥー”という言葉は知識としては学校でも習っているようですが、本当の怖さはいざ自分の身に降りかからないとわからないのでしょう。子どもたちのスマホの中でなにが起こっているのか、周りの大人がもっと注意深くならなければと改めて感じた出来事でした。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。【関連】コンビニで子どもが万引き!そのとき親は……
2024年05月14日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:CHIHIRO反抗期の息子と距離を置いた結果主人公には反抗期の息子がいます。話しかけても「うるせ…」と言われるため困っていました。そこで主人公は友人に相談することに。友人の話に納得出典:愛カツ適度な距離感で出典:愛カツ「口うるさくしすぎた…」と反省した主人公。それからは適度な距離感を意識して、息子にあまり干渉しないようにしました。ここでクイズ干渉をできるだけ避けた結果、息子の反応は?ヒント!予想外の反応に「え!?」と主人公は驚いてしまいます。[nextpage title="`o[P0o"]怒りだす息子出典:愛カツ正解は…正解は「『嫌がらせ?』と激怒した」でした。主人公の行動を息子は当てつけだと誤解し、怒ってしまいます。「どうしてうまくいかないんだろう」とモヤモヤする主人公なのでした。(愛カツ編集部)
2024年05月14日「リビングよりも食卓で子育てしてきた」RIKACOさんと香坂みゆきさんは「子どもが小学生、中学生のころからよくハワイ旅行に行ったり、インター(インターナショナルスクール)同士だったり」する長い付き合い。ともに2人の息子を育て、子ども同士の年齢が近いこともあり、おさがりの服を送りあうなどママ友としていい関係を築いてきたそうです。これまでもインスタライブなどで、ファンから寄せられた子育ての悩みに答えてきたRIKACOさん。「子どもが思春期になって反発したり、揉めることが多くなったりしたときにどうしていましたか」という質問があったことが話題になりました。RIKACOさんは「私はここのキッチンとかダイニング、リビングよりもここ(ダイニングテーブルとカウンター)で子育てした感じがすごくあって……。朝、ここでご飯を食べる(子どもの)顔色を見て『体調悪いかな』『元気だな』とか、その日のスケジュールとかを確認していたから、食卓ってすごく大切だなって思う」と、子どもたちが小さいころから一緒に食卓を囲むことの大切さを熱弁しました。香坂さんも「忙しくて食事を作れないママもいると思うけど、一緒に食べて時間を過ごすとか、話すとかが大事」と同調。「反抗期ってつらいよね、親もつらい。私、一緒に泣いたよ」と子育て世代のママに寄り添います。「子離れできない」お母さんには……子どもの思春期にまつわる相談では「子どもをどう大人扱いしていいのかわからない」「どう尊重すればいいのかわからない」「子離れできない」という声も寄せられたそう。RIKACOさんは「子離れできる準備を早くしておいたほうがいいんじゃないか」とアドバイス。子どもたちが自立したあとにやりたいことや趣味をあらかじめ見つけておくことが大切だと話していました。また、RIKACOさんは息子たちの将来について「形にはめて理想にはまってくれればいいけど、はまらないことの方が多い。人間と人間として向かい合って尊重しないと」と語ります。香坂さんも「(子どもに対して)こうした方がいいよって言っていたけど、こっちが教わることもあるよね。基本、子どもたちのことは愛しているわけだし。一番身近な理解者という形でいてあげるのがいいかもね」と、やわらかな表情でアドバイスを送っていました。
2024年05月10日「お友達が嫌な気持ちになるよ?」と……木村祐一さんと西方凌さんは2012年5月に結婚。2016年11月に長女、2020年2月に長男が誕生しています。今年4月には「沖縄へのプチ移住」を発表しました。5月7日、「最近、これまでで一番の反抗期を迎えている娘。制御不能のティーンエイジャーのような態度と口調に頭を抱えています」と打ち明けた西方さん。「これまでの七年半、反省して悩んで解決策を探り取り組み…を繰り返してきた」という7歳半になる長女の子育てについて、反省を綴っています。最大の反省点は「幼少期に怒り過ぎた事」「人の目を気にし、相手(お友達)の気持ちを尊重し過ぎて娘の心を大切にしなかった」。長女が小さかった頃、「娘は感情を怒りで表す事が多く、気も強く口調がキツいので誤解されることもしばしば。幼少期はトラブルも多かった」ことから、必要以上に怒ってしまう時期があり、「理由だってあったはずなのに、気持ちに寄り添う前に叱るのではなく怒ってしまっていました」と振り返りました。印象的なエピソードとして綴ったのは、長女のお友達が「一緒に帰ろう」と誘ってくれたときのこと。『娘はその時、一人で帰りたい気分だったらしく「どうしようかな…」と答えてその場で動かなくなりました。はっきりしない娘に「一緒に帰りたいって言ってくれてるんだから一緒に帰ろうよ。」と言うと「やっぱり一人で帰ろうかな」と。お友達も相手のお母さんも見ていて一緒に帰るのを待ってくれていたので、私は思わず手を引き半ば無理矢理一緒に帰りました。すると娘は、友達より先に歩いたり 話に返事をしなかったり…「なんだか、ごめんね」と、私はお友達とママに謝り別れました。』(西方凌さんInstagramより)その後、西方さんが長女に「どうしてそんな態度なの?お友達が嫌な気持ちになるよ?」と言うと、「だから私は最初から一緒に帰りたくないって言った」という返事。それでも「でも、一緒に帰ろうって言ってくれてるんだから一緒に楽しく帰れば良かったじゃない?」と重ねて諭そうとしたところ……長女は、「じゃぁ私の気持ちはどうなるの?」と言ったのだといいます。この一言に衝撃を受けた西方さんは、「私は周りにどう思われるかばかりを気にして、娘の気持ちを大切にしていなかった。トラブルを無くすことばかり考えていて、娘の気持ちには何一つ寄り添えていなかったのです」と、自らの過ちに気づいたそうです。過去の様々な出来事を振り返り、「あの時も、この間のあの出来事も。私は娘の気持ちではなく、人の目やお友達の気持ちを優先にしてきたな」とあらためて気づいた西方さんは、教育セミナーを受けて教わったことを実践しますが、「分かっちゃいるけど出来ない…の連続」。ただ、長女自身も成長とともに「自分の怒りっぽいところを直したい」と思うようになり、頑張っているといいます。そんな西方さんがひとつはっきり分かっていることだと断言するのは、「私自身が変わらなければ 娘も変われないと言う事」。『「変わりたい」と泣く娘の為にも今は、娘に寄り添い 全てを受け入れ 厳しく咎めず、心に余裕を持ちたい。(理想は高く)』(西方凌さんInstagramより)長い時間がかかるとしても、まず自分を変えることで娘を、そして親子の関係性を変えていくという西方さんの宣誓に、夫・木村さんはコメント欄で「凄く、しかも真摯に向き合う形。今は多少離れているけど、一番近くで見ているつもりです。私こそ変わります。変えていきます。どうぞ宜しくお願いしますねかーちゃん」と記していました。また、同じような経験を持つ人は少なくないようで、「私も同じように周りに我が子を合わせようとしてしまう事があります」「読みながら涙が出ました。なぜなら、本当に同じ経験をしたからです」「泣いてしまった…私も怒りすぎ、人の目気にしすぎで」と、共感の声が多く寄せられています。2つの反抗期の間にある「中間反抗期」我が子への接し方に悩まない親はいないでしょう。イヤイヤ期を経て小学生になり、ちょっとお兄ちゃん・お姉ちゃんになったと思ったら、すさまじい反抗期が訪れて戸惑う人も少なくないようです。年長さん~小学校低学年頃のお子さんは、素直に親の言葉を聞き入れず反発することがよくあります。「中間反抗期」と呼ばれるものですが、この時期は少しずつ世界を広げて自分を確立しようとしたり、何でも自分で考えてやってみようと試行錯誤しています。頭ごなしに叱ったり親の考えを押し付けたりせず、子どもの意思を尊重してあげたいものですが、親としてどんな心構えで接すれば良いのか考えてみましょう。たとえ失敗に繋がったとしても、先回りして口うるさく言うよりも「自分で決めてチャレンジできた」経験・「失敗を踏まえてどうするかを考えられた」経験のほうがこの時期の子どもには大切です。成長するいい機会だと思い、落ち着いたタイミングでゆっくりと話を聞いてみましょう。少しずつ親離れを始めるこの時期、親側は干渉しすぎず、見守りの姿勢を身につけることが大切です。いじめや犯罪などモラルに反すること、危険なこと、家族の約束事として守ってほしいことは毅然と注意する必要がありますが、友達との秘密や自分だけにしておきたいことを無理に聞き出すのはぐっとこらえましょう。生意気な言動をとる子供に対し、カッとなって激しく怒りたくなることもありますよね。ただ感情に任せてきつく言うことは逆効果です。伝えるべきことを簡潔に伝え、こちらの感情をぶつけないように心がけましょう。たとえ反抗的な態度を取っていても、本当はまだまだ甘えたい気持ちもある子ども。大人に突き放すような態度を取られると、受け入れてもらえない不安や孤独感を感じてしまいます。子どもの頃に育まれる自己肯定感は、主体性を持って人生を前向きに生きる原動力です。未熟なところはたくさんあっても、自分なりに色々なことを考えているのです。他のきょうだいやお友達と比較して責めたり否定したりすると、劣等感を強めて自己肯定感の低い子になってしまうこともあります。「誰と比べてどう」ではなくあくまでも1人の人として「こうしてほしい」「こうなってほしい」ということを伝えるようにしましょう。参照:小学入学前後に来た「中間反抗期」の5つの特徴とは?効果ありの対処法とタイプ別関わりのコツ【心理カウンセラー解説】
2024年05月08日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:CHIHIROお弁当で心が伝わった話中学生の主人公は、学校で母の手作りのお弁当をからかわれました。帰宅後、反抗期の主人公は「なにあの弁当!もう作らなくていいから!」と母に激怒。そんな主人公の言葉に、母は「そんな…」とショックを受けてしまいます。しかしそれでも母は、学校行事の日にはお弁当を作ってくれました。体育祭だからお弁当を出典:愛カツ持っていく主人公出典:愛カツここでクイズ久しぶりに学校に母の作ったお弁当を持っていった主人公。お弁当を見た友人の反応とは?ヒント!母のお弁当はすべて手作りでした。うらやましがられる出典:愛カツ正解は…正解は「完全手作りでうらやましがられた」でした。友人から言われた言葉で、母の思いやりを感じた主人公。帰宅して、母に「明日から弁当にしてくれる?」と伝えると、母は喜ぶのでした。(愛カツ編集部)
2024年05月07日今回は人気のマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:CHIHIROお弁当で心が伝わった話中学生の主人公は学校で母の手作りのお弁当をからかわれたことがありました。帰宅後、主人公は反抗期ということもあり「なにあの弁当!もう作らなくていいから!」と母に激怒。予想外の反応に母は「そんな…」とショックを受けます。しかしそれでも母は学校行事の日には主人公にお弁当を作っていました。体育祭だからお弁当を出典:愛カツ持っていく主人公出典:愛カツここで問題久しぶりに学校に母の作ったお弁当を持っていった主人公。お弁当を見た友人の反応とは?ヒント!母のお弁当はすべて手作りでした。うらやましがられる出典:愛カツ正解は…正解は「完全手作りでうらやましがられた」でした。友人から言われた言葉で、母の思いやりを感じた主人公。帰宅して、母に「明日から弁当にしてくれる?」と伝えると…。(愛カツ編集部)
2024年05月07日皆さんは、家族の言動に違和感を覚えた経験はありますか?今回は「病院に行った結果見つかった病気」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!友人の祖母が亡くなり…反抗期で、父のことを毛嫌いしていた主人公。そんなある日、友人の祖母が亡くなってしまいます。友人の祖母は脳の病気で亡くなり、友人は「私がもっと早く気づいていれば…」と後悔していました。それから数日後、主人公は父の歩き方に違和感を覚えます。そこで友人の言葉を思い出した主人公は、出勤した父を慌てて追いかけ…。病院に行ってと伝え…出典:エトラちゃんは見た!「お父さん、病院行って!」と必死に訴えたのです。困惑した様子の父でしたが、主人公の発言を聞いて素直に病院に行ってくれました。その結果、医師から「検査の結果ですが…脳の病気だと思われます」と言われ…。診断結果を聞いて、驚く両親なのでした。読者の感想反抗期でも父のことを気にかけている主人公が、素敵だと感じました。主人公が抱いた違和感のおかげで重症化する前に病気が見つかり、本当によかったですね。(30代/女性)友人の一言がきっかけで、父の脳の病気が発覚するとは驚きました。あのまま気づかずにいたら、突然倒れていたかもしれませんね…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年05月03日「ホルモンに乗っ取られてるんだ」(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)藤本美貴さんは4月から中学生になった長男の反抗期に、今まさに悩んでいるといいます。口喧嘩をすればなんでもママのせいにするという長男。言い合いになるとなかなか止まらず困ってしまうのだとか。この悩みに、17歳・15歳の姉妹の反抗期を乗り越えた野々村友紀子さんは、「真正面からいくと腹立つときあるから、この子はこうやって育ってるんだ、ホルモンのせいだから」と一歩引いて受け止めることをアドバイス。子どもの本質云々ではなく、第二次性徴に伴うホルモンの増加が影響していると捉えて、「この子が喋ってるんじゃなくてホルモンが喋ってる。ホルモンに乗っ取られてるんだ」と考えるようにしていたそうです。また、番組MCの中居正広さんは「親が必要なのって10歳までかな」と自身の思春期を振り返り、「10歳を超えると友達と遊ぶのが楽しくなるし、中学生は部活も始まるし、異性とも交流するようになる。高校生になると夜遊びやバイトも始まって、必要なのはメシと小遣いだけ」と持論を述べました。「言うこと聞かないなら弁当作らないよ、って言われたら?」と問われると「じゃあ金置いといて、って」と答えるのが反抗期だという中居さんに、ママたちからは悲鳴も。ただ、高校生の娘を育てるパパ・おぎやはぎ小木博明さんも、「大人になると親の大切さがわかるけど、思春期のときは親が追いかけると(親を)どんどん嫌いになっていったから」と、子ども側の心情に寄り添う姿勢を見せていました。きょうだい喧嘩の厳しい仲裁方法兄弟喧嘩の仲裁に悩んでいると明かしたのは、11歳・7歳・3歳の三兄弟を育てるシングルマザーの小倉優子さん。「うまく兄弟喧嘩を処理できていないなと感じる」という小倉さんに、同じく三兄弟を育てる中村仁美さんは「基本的には放っておく派」としつつ、第三者として夫・大竹一樹さんが乱入した珍エピソードを披露しました。また藤本さんは、兄と妹が喧嘩を始めると2人をリビングから閉め出して「2人で何が悪かったのか、どうしたらよかったのかを話し合わせる」。子どもたちは「リビングに入りたいから、どっちかがどうにかまとめてくる」そうですが、「僕はここが悪かったと思います。こうすればよかったと思います」と自ら報告させ、相手が同意していなければ「もう1回考えてこい」と、再び話し合いをさせるそう。なかなかスパルタですが、自分たちで考えて物事を解決する力を養えそうです。
2024年05月03日壁に穴、LINEブロックで「親がウザい」反抗期(※画像は辻希美さんオフィシャルブログより)『夫が寝たあとに』はともに3児のママである藤本美貴さんと横澤夏子さんがMCを務めるトークバラエティ。4児のママで藤本さんと同じモーニング娘。OGでもある辻希美さんをゲストに招き、“辻ママの子育てヒストリー”を振り返りました。辻さんは高2の長女、中2の長男、小6の次男、保育園児の三男を子育て中。子どもが4人いるがゆえに「学校からの手紙が(多すぎて何が何だか)わからない」「幼稚園の終業式を忘れたことがある」ほど慌ただしい日々を送っているといいます。長女の反抗期はすでに過ぎ去ったそうですが、真っ只中の時期は話しかけても無視し、自分の部屋にこもっていたそう。特にひどかったのは、小学6年生の終わり頃から中学2年生くらいまで。食事の時間もダイニングに来てくれないので、辻さんは「ご飯を作って(長女の部屋の)前に置いておく。それを食べてくれたことがうれしい」と、怒ったりせずにその時期が過ぎるのを待ったようです。また、中2の長男は感情が昂ってリビングや自室の壁に穴をあけるという暴挙に出たことも。そのうえLINEをブロックされたため、長男が外出して帰りが遅いときには「普通の電話をかけまくる。でも出ない。かけすぎて(息子のスマホの)電源切れちゃう。お母さんのせいで充電なくなった、って私が悪者にされる」と、やきもきすることも多々あったよう。誰とどこにいるのか、何時に帰ってくるのか把握したいだけなのに、反抗期の子どもにとっては「それがもうウザい」という感覚だそう。激しく反抗されても、辻さんはできる限りぶつからず「見守る」スタンス。それには、夫の杉浦太陽さんと話し合う「夫婦の時間」が不可欠だったそう。反抗期を乗り越えたときには「親として、人として成長を実感」できたといいます。いつまでもラブラブな辻さんと杉浦さんですが、夫婦としての絆だけでなく、パパとママとしての絆も強いのですね。「もう1回長女を育てたい」GWはハロプロOGが子連れで辻さん宅に大集合したそう(※画像は辻希美さんオフィシャルブログより)今ではすっかり子育てにも慣れた辻さんですが、長女が産まれたときは初めての育児だったため「敏感になりすぎちゃって」いたそう。16~17年前は現在のようにスマホで手軽に調べることもできず、育児本を開いて解決策を探していましたが、そこに書かれていることを読んで余計不安になるばかり。しかし、やがて辻さんは「普通の子育てはない」と気づきます。4人の子どもたちは「同じように育てても全員違う性格」に育っており、好きなものもバラバラ。本に書いてあることはあくまでも“目安”で、我が子について書いてあるわけではなく、「普通はないし、基準も正解もない」と身を持って実感したといいます。長女のときはいっぱいいっぱいで、もうほとんど記憶もないくらいだという辻さん。「1人目の育児でああしておけばよかった」と後悔することもあるのか、経験値を積んで余裕がある今の状態で「もう1回長女を育てたい」と思っているといいます。かたや、藤本さんは「全然、今のところ早く大きくなれって思ってる。自立をがんばれって」と言い、もう一度育てたいとはまったく思わないそう。また、子育て中によくあるお悩みに「トイレトレーニング」がありますが、4人の子どものトイレトレーニングを経験してきた辻さんが行ってきたのが「夏場に絶対バンイチで過ごさせる」という方法。当然漏らすので掃除は大変ですが、お漏らしして気持ちが悪いという感覚を覚えてもらうことで、トイレに行ってしたくなるよう促すのだと明かしました。トイトレは子どもの発達に合わせて無理なく行う子どもは成長に伴い、膀胱が大きくなり、抗利尿ホルモンが十分に分泌されて尿が濃縮され、「トイレに行こう」という意識が働いて、初めて自分でトイレに行けるようになるものです。ある研究では、日中の尿失禁つまり「おもらし」は、3歳6カ月(中央値)で消失するという結果となりました※。年齢別に日中の尿失禁が消失する割合は、3歳で52%、4歳で93%、5歳で100%です。現在の日本では3歳くらいまでにトイレトレーニングを始め、1〜2年間のうちに自然におむつがはずれ、5歳までには日中にトイレで排尿するようになる子が多いでしょう。つまり、トイレトレーニングを始める時期は2歳以降で、尿意を教えたり、排尿の間隔が開いてきたりしたタイミングがおすすめです。とはいえ、発達のスピードは子どもによって違いますから「うちの子は遅い」「まだおむつが取れていないなんて恥ずかしい」なんて思う必要はありません。少しずつ無理なく進めていきましょう。=====参照:「まだおむつ?」「トイトレは?」と急かさないで。おむつはずしは子供のペースに合わせたほうがいい理由参考:※Jasson UB, Hanson M, Sillen U, et al. Voiding Pattern and Acquisition of Bladder Control from birth to 6 years. J Urol. 2005; 174: 289-93.
2024年05月01日いつでも親にべったり……いつ母子分離は終わるの?みんなの母子分離不安エピソード!「母子分離不安」とは、子どもが保護者などの愛着対象から離れることに対して不安に感じることです。発達段階でこのようなことは誰にでも起こることですが、新学期や環境の変化のある今の季節、子どもの母子分離不安や不安感が長期間続くことによって現れる身体的症状(腹痛・頭痛など)、精神的症状(引きこもり・無気力になるなど)、さらに通園・通学拒否などにも悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は発達ナビのみんなのアンケート内で募集した「小学校高学年『親離れ』『子離れ』の悩み」についての結果や、発達ナビ連載ライター陣の書いた、お子さんの母子分離不安に関するエピソードなどをまとめました。「小学校高学年『親離れ』『子離れ』の悩み」アンケート結果は……小学校高学年になると思春期や第二次性徴が始まり、心も体もグッと大人になる時期となります。発達障害や特性のあるお子さんの保護者の中には、周りの子どもと比べて親離れが遅いのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。今回発達ナビでは「小学校高学年の『親離れ』『子離れ』の悩み」についてのアンケートを実施し、小学生高学年の子どもの「親離れ」「子離れ」に悩んでいる方は80%という結果になりました。Upload By 発達ナビ編集部参考:みんなのアンケートここからはご回答いただいた読者のみなさんの声をいくつか紹介させていただきます。今まで先回りして排除してきた事を置き石でも置くかのようにトラブルに発展するのを知りながらあまりてを出さないで、見守り、対処を伝え、成長を促すとても大変な上に反抗期。鬱陶しい事この上なかった息子。毎日毎日頭と胃が昇天するかと(略)(梛丹さん)前は一緒に準備をしていましたが、声かけのみにしています。すぐに準備をしていないこともあり忘れ物していますが、忘れたらどうなるのかの経験もしてほしいため、声掛けのみにしています。こちらが購入しておくべきものも、事前に伝えてほしいことを話しています。(略)(まみしこさん)娘は小6。自我もあるし、反抗期でもあります。なのに、自分で決められない。ママどう思う?と聞いておいて自分の方向性と違うと癇癪私の言ったとおりにして失敗すると癇癪声かけにも癇癪を起こすから日々がまわっていきません…。(略)(にゃこさん)サポートと自立のバランスや反抗期とのつきあい方に悩む方が多くいらっしゃいました。ほかにも参考になるコメントがたくさんありますので、ぜひアンケート結果を確認してみてください。母子分離で癇癪、パニック、トラブル続出!小6でも親にべったり?発達ナビ連載ライター陣の母子分離不安エピソードまとめ1歳半健診で言葉の遅れを指摘され、2歳から何度か受けた発達検査では「言葉が遅いだけ」と診断された星あかりさんのお子さんのスバルくん。星さんもその言葉のままに様子を見守る日々でしたが、プレ幼稚園に通い出し「これは言葉が遅いだけではないぞ……?」と気づきはじめて……!?知的発達症(知的障害)を伴うASD(自閉スぺクトラム症)と診断されているみんさんの次男のPくん。何をするにもどこへ行くにも、みんさんと離れられず、みんさんは自由になれない苦しさを感じる日々でした。そのような中、療育での母子登園中に「離れる為の訓練」を積み重ねて来たお話です。知的発達症(知的障害)を伴うASD(自閉スぺクトラム症)と診断されている、ぼさ子さんのお子さんのほぺろうくん。場所見知り、人見知りが激しく、母子分離がなかなかできませんでした。そんなぽぺろうくんがどのように保育園に慣れていったのか……トラブル続出の年少時代のエピソードは必見です。ASD(自閉スぺクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)のリュウ太くんは保育園から小学校6年生までお母さまのかなしろにゃんこ。さんにべったり!だったそうです。恥ずかしくなるぐらいに甘えるリュウ太くんに困ったかなしろにゃんこ。さん。でも甘えるのには「理由」があるようで……。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年04月30日「重力に逆らおうとするな」そんなツッコミとともにX(Twitter)に1枚の写真を投稿したのは、複数の保護猫と暮らす、サユヤス(@SHAKEhizi_BSK)さん。サユヤスさんは、重力を凌駕する猫のティナちゃんに驚いたそうです。「重力はどこ行った」と思わず口にしたくなる、こちらの写真をご覧ください!どこに座ってるの!?なんとティナちゃんは、ドアに前脚を置きを置き、突っ張る形で壁に座っていたのです…!飼い主さんもまさかティナちゃんが『忍び』の技をマスターしていたとは思ってもいなかったでしょう。その姿は、アメリカンコミックのスパイダーマンならぬ『スパイダーニャン』ですね!投稿には「忍者かよ」「重力への反抗期」「狙われている…」など、ツッコミの声が寄せられました。猫の予測不可能な行動には驚かされますね。ティナちゃんは、今後もさらに『修行』を積み、新しい技を披露してくれるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年04月22日絶賛「イヤイヤ期」中のキッズたちと格闘しているママさん、多いのではないでしょうか?そして子どもの成長とともに、次にやってくるのが「思春期・反抗期」!ほんと、ママの悩みって尽きませんよね。親子関係のプロとして子育て講演やコラム執筆などされている森田典子さんが、mamagirl読者に心強いアドバイスをしてくださいました!ぜひ参考にしてみてくださいね。子どもの思春期が保護者のストレスになる?待っていました!反抗期!!のように、子どもの成長を楽しんでいる方もいるかもしれませんが、思春期の子どもと向き合う保護者の中には、悩みが尽きない日々を送っている方も多いのではないでしょうか。 実際に、内閣府が実施した「令和3年 子供の生活状況調査の分析報告書」注1 の中でも、「中学生の子どもを持つ保護者のおおよそ2割が子どもの成長に伴う強い心理ストレスを感じたことがある」と伝えています。(注1)内閣府「令和3年子供の生活状況調査の分析報告書」保護者の心理的な状態(K6 のスコア)より参考文献/「イラストエッセイ高野優の思春期ブギくもり、どしゃ降り、ごくたまに晴れ」(高野優・著)ジャパンマシニスト社2012保護者が困惑する思春期児の態度多くの保護者を悩ませてしまうのが、子どもの態度です。 暴言を吐いたかと思えば、急に甘えてきたり、自信満々に振る舞ったかと思えば、この世の終わりのように落ち込んだりします。 コロコロと変わる子どもの態度に、親として毅然とした態度をとりたいと思っていても一緒に迷走しまうことも少なくありません。過度な「褒めて伸ばす」はNGこの迷走を悪化させる原因の1つが「褒めて伸ばしましょう」というフレーズだと私は考えています。 褒めること自体は非常に大切ですが、ときに「褒めて伸ばす」が逆効果になることがあります。思春期の子どもたちにとって、褒めすぎは気まずさやプレッシャーを倍増させる場合もあるからです。10代頃になり自己理解が進むと、自分の裏の性格を理解し始めます。 つまり子ども自身が「私は、自己中だし、すぐイライラするし、わがままだし」という具合に分析します。この状態で、「すごいね」と声をかけられると「私はすごくないのに、ウザっ!!」となってしまいがちです。そこで、「すごい」をもう少し丁寧に表現してみましょう。子どもの行動などに、ママが「すごい」と感心した何か理由があるはずです。「忙しいのに勉強も部活もがんばっている」「塾で帰りが遅い日でも早起きして学校に行っている」など、感心できる「理由」の部分をしみじみと伝えてあげてみてください。照れくさそうに笑顔を見せてくれるかもしれませんよ!覚えていたら楽になる10代の育児感情の波が激しくイライラしやすい思春期児は、怒ったハリセンボンのようにトゲで自分をバリアしていることがあります。 これは自己表現のひとつで、そのトゲで親を傷つけようと思っている子はほとんどいません。むしろ「こんな僕/私でも受け止めてくれるだろうか」という不安になっていることが。今はトゲトゲしていても、成長に合わせてトゲが抜け、高校生頃になると以前よりも「落ち着いたな」と感じることは多くなるはずですよ。思春期の子どもと向き合うことは、大変なときもあります。しかし、あまり子どもの態度に集中しすぎず、彼らの成長を見守る距離感を適度に保ちながら、一緒に成長していきましょう。次回は、子どもの個性を尊重し、育てるための「しつけ」について考えていきましょう。お楽しみに!
2024年04月22日皆さんは、家族の行動に呆れた経験はありますか?今回は「息子が見た父の情けない姿」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言母が倒れてしまい…反抗期で母を悩ませていた主人公。そのころ、父は祖母の面倒を見るからと実家に帰ってしまいました。主人公はその後も変わらず、母に反抗し続けていたのですが…。ある日、母が過労で倒れてしまったのです。主人公は自分の身勝手さが母を追い詰めたのだと自覚して反省。「父さんを呼ばないと!」と実家に帰省中の父を訪ねましたしかしそこで、元気な祖母に甘え家政婦にセクハラする父の最悪な光景を目撃した主人公は「は?」と絶句。問い詰められた父は「今日はたまたま調子がいいだけ」と、言い訳したのですが…。父の真実出典:モナ・リザの戯言家政婦の話で、父の情けない姿を知った主人公。祖母の面倒を見ると嘘をついて家庭から逃げた父に、激怒するのでした。読者の感想反抗期で母に迷惑をかけたものの、反省して父を家に呼び戻そうとする主人公が立派でした。そんな改心した主人公に親として情けない姿を見せてしまった父には呆れるばかりです。(40代/女性)倒れた母を見て自分の行動を改めようと思った主人公はえらいと思いました。それに比べ、主人公にすべてを押しつけ嘘をついて実家に帰っていた父はひどいです。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年04月21日皆さんは、家族の行動に呆れた経験はありますか? 今回は「放任主義の父」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言父の浮気現場を目撃中学生の主人公は、反抗期真っ只中です。小言の多い母に反抗しては、喧嘩を繰り返していました。一方の父は放任主義だったため、父とは良好な関係を築けていたのですが…。ある日、友人と繁華街で遊んでいると、浮気相手と並んで歩く父に遭遇してしまったのです。父を問い詰める出典:モナ・リザの戯言「その女の人は…?」と父を問い詰めた主人公。すると父は大慌てで、仕事関係の人だとバレバレの嘘をつきました。そして「早く家に帰りなさい」と偉そうに説教してきたのです。急に父親ぶった発言をする父に、主人公は「愛人にデレデレの父親に言われたくない…」と呆れるのでした。読者の感想浮気がバレたことに焦って急に説教を始めるなんて、情けない父親ですね。本当に主人公のことを想ってくれていたのは、口うるさい母親のほうだったのだと思います。(30代/女性)息子に浮気がバレた父のことを考えると、みっともないなと思います。放任主義だったのも、浮気相手のことばかり考えていたからなのかなと思ってしまいました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年04月21日