俳優の多岐川華子(35)が18日、自身のインスタグラムを更新し、第1子となる女児を出産したことを報告した。多岐川は「先日、無事に出産しました!女の子です」とつづり、愛娘を抱っこする写真などをアップ。「退院もして、怒涛の毎日が始まってます。新生児の時期なんて一瞬で過ぎ去ってしまうから、寝れなくてしんどい夜も大いに味わいながら一緒に成長していこうと思います」と心境を明かした。「何より、自分にこんな感情があったのかと驚くことばかり。改めて産んでくれた母に心の底から感謝!さてさて。大きな愛で育てていきます」と結んだ。多岐川は1988年9月16日生まれ、神奈川県出身。父は元俳優の阿知波信介さん、母は多岐川裕美。2010年に俳優の仁科克基と結婚し、12年に離婚。23年8月に一般男性と再婚。23年11月に第1子妊娠を報告した。
2024年03月18日嵐の二宮和也がMCを務める日本テレビ系『ニノさん』(毎週日曜前10:25)のスペシャル番組『ニノさんとあそぼ』の第3弾が、25日午後7時から2時間SPとして放送される。今回は、多部未華子、Mrs. GREEN APPLE、渡辺謙の3組をゲストに迎える。二宮の“リアルなお友達”多部とは、「京都ほっこり旅」に向かう。2007年にドラマで共演し、プライベートでも仲良しな2人は『ニノさん』共演時も、抜群のコンビネーションを見せてきた。今回は、多部の「おいしいお汁粉をのんでほっこりしたい!」という願いをかなえる。鴨川で待ち合わせをし、人気の神社で参拝する。世界遺産で、京都最古の神社のひとつとされ、本殿は国宝にも指定されている下鴨神社へ向かう。美のパワースポットしても有名で、絵馬に理想の顔を描きこむのが大人気。果たして、多部は絵馬にどんな願いを描くのか。一風かわったおみくじにも挑戦する。その後は、話題のグルメを堪能する。話題の絶品ランチ「京だし巻き丼」を食べながら、多部が偶然にも目撃したという菊池風磨のオフ姿が明かされたり、陣内智則を悲劇が襲ったりと、大盛り上がり。京都出身の川島明のおすすめスポットへ皆でドライブする。車内では、3時のヒロイン・かなでが、2人の初共演ドラマへの熱い思いが止まらない。川島が作り上げた庭を持つ寺を巡った後は、京都名所・二寧坂にある大正時代から続く名店で、おいしいお汁粉でほっこり。意外な話も飛び出す冬の京都を大満喫の仲良し旅を満喫する。ヴォーカル/ギターの大森元貴と二宮が仲良しで、昨年『ニノさん』にMrs. GREEN APPLEがゲスト出演し、大きな話題を呼んだ。今回は「久しぶりに大好きな場所で、大好きなメンバーと遊びたい!」 というMrs. GREEN APPLEの願いを叶えるため、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを両方巡り、総勢12人で終日遊び尽くす。東京ディズニーランドでは、シンデレラ城の前で記念撮影をしたり、「美女と野獣“魔法のものがたり”」「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」のアトラクションで大はしゃぎ。思う存分パレードを楽しみ、レストランでおいしいメニューを味わい、満喫する。さらに、東京ディズニーシーでは、いつもの『ニノさん』らしく、アトラクションの体験権利をかけたゲーム対決で大盛り上がり。「ソアリン:ファンタスティック・フライト」「タワー・オブ・テラー」に乗ることができるのは、ミッキーマウス&ミニーマウスに会いに行き記念撮影できるのは、と満喫に拍車をかけるシステムで、スリル満点。一奮が止まらず、カメラを忘れて全員で大はしゃぎする。
2024年02月23日野田秀樹の新作舞台、NODA・MAP『兎、波を走る』が2月9日(金) 12時より有料配信されることが決定した。本作は、野田秀樹による2年ぶりの書き下ろし新作舞台で、東京を皮切りに大阪・博多を含む全69ステージを上演。8万人もの観客を動員した話題作だ。出演は、『フェイクスピア』(2021) でNODA・MAP初参加にして、その年度の読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した高橋一生、そしてNODA・MAPには実に7度目の参加にして2年連続の出演となった松たか子、さらにNODA・MAP初参加の多部未華子に加え、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一ら、実力派が勢揃いした。今回の配信では、自分の好みのタイミングでスイッチングして映像を切り替えることのできる「マルチアングル配信」を実施。通常編集の〈本編映像〉に加えて、高橋一生演じる《脱兎》にフォーカスした〈Aカメラ〉、そして松たか子演じる行方不明の娘を探す《アリスの母》と多部未華子演じる《アリス》にフォーカスした〈Bカメラ〉の3つのアングルで楽しむことができる。NODA・MAP「兎、波を走る」マルチアングル配信よりさらに特典映像として、高橋×松×多部×野田による未公開トークを含めたスペシャルインタビューも配信。野田が作品に込めた想いや、俳優たちの稽古場や本番での印象的なエピソードなど、作品をより深く多角的に楽しめるコンテンツとなっている。<配信情報>NODA・MAP『兎、波を走る』マルチアングル配信作・演出:野田秀樹【出演】高橋一生松たか子多部未華子秋山菜津子大倉孝二大鶴佐助山崎一野田秀樹秋山遊楽石川詩織織田圭祐貝ヶ石奈美上村聡白倉裕二代田正彦竹本智香子谷村実紀間瀬奈都美松本誠的場祐太水口早香茂手木桜子森田真和柳生拓哉李そじん六川裕史【配信期間】2月9日(金) 12:00~3月11日(月) 23:59まで配信プラットフォーム:Blinky(ブリンキー)■収録日・場所東京公演 2023年7月8日(土) 東京芸術劇場プレイハウス■チケット販売期間3月11日(月) 18:00まで()
2024年01月30日高橋一生、松たか子、多部未華子らが出演した舞台「兎、波を走る」のマルチアングル配信が決定した。昨年の夏、野田秀樹2年ぶりの書き下ろし新作舞台として、全69ステージを上演し、8万人もの観客を魅了した「兎、波を走る」。前売り券は完売し、連日、当日券を求め、多くの観客が劇場に列を成した話題作だ。「フェイクスピア」でNODA・MAP初参加にして、その年度の読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した高橋さん、NODA・MAP7度目の参加にして本作で2年連続の出演となった松さん、NODA・MAP初参加の多部さんに加え、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一ら実力派が勢ぞろいした本作。配信では、自分の好みのタイミングでスイッチングして映像を切り替えることのできる「マルチアングル配信」を実施。通常編集の本編映像に加え、高橋さん演じる《脱兎》にフォーカスしたAカメラ、松さん演じる行方不明の娘を探す《アリスの母》と多部さん演じる《アリス》にフォーカスしたBカメラという、3つのアングルで楽しむことができる。また特典映像として、高橋さん×松さん×多部さん×野田さんによる未公開トークを含めたスペシャルインタビューも見られる。なおチケットは、3月11日(月)18:00まで販売中だ。舞台「兎、波を走る」は2月9日(金)12時~3月11日(月)23時59分Blinkyにて配信。※収録日・場所/2023年7月8日(土)東京芸術劇場プレイハウス(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務めたドラマ「いちばんすきな花」の公式メモリアルブックが、1月22日(月)本日発売された。本作は、年齢も性別も過ごした環境も違う4人の友情と愛情の物語。発売中のメモリアルブックは、ドラマの世界を一冊に完全パッケージ。「『その人がどう見てるかでいんだよ』というセリフは共感できたし、すごく綺麗な言葉だなと感じました」(多部さん)、「不器用な椿を守ってあげたいと。こういう経験は初めてですね」(松下さん)、「4話のお母さんとの電話のシーンでは、感情のスイッチが入って映像以上に泣いていました」(今田さん)、「紅葉は純粋で、気を使える人。あの3人と出会えて本当によかったです」(神尾さん)など、役への想いや心に残っているシーンについてインタビューした様子や、プロデューサー・村瀬健が語る本作ができるまで、秘蔵写真、制作秘話満載の各スタッフインタビューなどを収録している。「いちばんすきな花 公式メモリアルブック」商品概要・発売日:2024/1/22・定価:定価2,090円(本体1,900円+税10%)・判型:B5判80ページ・ISBN:978-4-594-62145-2(シネマカフェ編集部)
2024年01月22日先日、最終回を迎えた多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠のクアトロ主演ドラマ「いちばんすきな花」が、ディレクターズカット版でBlu-ray&DVD化される。本作は、社会現象になった「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久が再タッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、年齢も性別も過ごした環境も違う4人の友情と愛情の物語を描く完全オリジナルストーリー。主人公を演じる多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんのほかにも、齋藤飛鳥、臼田あさ美、仲野太賀、田中麗奈らが出演した。今回のリリースでは、特典映像にとしてメイキングほかを収録予定。内容は未定だが、封入特典もあるようだ。「いちばんすきな花 -ディレクターズカット版-」商品情報2024年6月14日(金)発売・Blu-rayTCBD-1542価格:35,035円(税込)/31,850円(税抜)・DVDTCED-7273価格:28,600円(税込)/26,000円(税抜)レンタル全6巻同時リリース発売元:フジテレビジョン販売元:TCエンタテインメント©フジテレビジョン(シネマカフェ編集部)
2023年12月24日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」が、12月21日の昨日、最終回を迎えた。この度、サプライズで登場した藤井風のコメントが到着した。最終話では、主題歌を務める藤井さんが登場するという粋な演出が用意され、ドラマの中で主題歌を弾き語りで披露。このシーンの撮影には、「FNS歌謡祭」「MUSIC FAIR」などを手掛けるフジテレビが誇る音楽番組制作チームが全面協力した。セット内に飾られた時計が、現実と同じ時間を刻んでいたが、弾き語りシーンの撮影はなんと、最終話放送当日に行われていた。主題歌が発表されていた際、「この物語の主人公達(たち)は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました」と話していた藤井さん。ラストエピソードでその仲間として出会う瞬間が訪れた。最終話放送当日、藤井さんは早速、主演の4人と顔を合わせると温かい拍手で出迎えられ、互いに「不思議な感じがしますね」と話しつつもすぐに意気投合した様子。5人は“椿ハウス”のセットへと移動すると、これまではソファが置かれていたスペースに、藤井さんが普段からライブで使用しているピアノが置かれており、リラックスした様子で藤井さんが手始めにメインテーマを演奏してみせ、セットの片隅に並んで座って聴いていた4人から歓声が上がった。一気にドラマの空気感で満たされたあと、まるでずっと仲間であったかのように撮影もスムーズに進行し、無事に本作のクランクアップを迎えた。収録後、4人からそれぞれのキャラクターをイメージした色の花束が藤井さんに手渡され、花束を受け取った藤井さんは「人ごととは思えないくらい、ずっと存在してきたかのような温かい空間で弾かせていただいて、そして迎え入れていただいて幸せでした。さみしいですが、“椿ハウス”は永遠です」とコメントした。今回の試みについて村瀬健プロデューサーは、「奇跡のようなエンディングを作ることができました。言ってみるものです(笑) 藤井 風さんが椿の家で歌っていたら最高だな、そして、その向こうに、この場所で過ごしていた頃のゆくえ、椿、夜々、紅葉4人の日常の姿が見えていたら最高だな、という、ふと思いついたアイデアを実現させてしまいました。大好きなアーティストが、大好きな曲を、大好きな場所で、大好きな役者さんたちをバックに歌っている。文字通り、夢のような時間でした」と語っている。(シネマカフェ編集部)
2023年12月22日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の最終話が12月21日に放送。「silent」チームが再結集した本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼なじみでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、4人の知り合い美鳥を田中麗奈、ゆくえの友人・赤田を仲野太賀、椿の元婚約者・純恋を臼田あさ美が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゆくえ(多部未華子)の提案で引っ越しまでの短い期間、椿(松下洸平)の家で一緒に暮らすことになった4人。ゆくえと夜々(今田美桜)は同じ部屋で、椿はリビングのソファで眠る。翌朝、遅刻ギリギリの夜々が家を出ようとすると、深夜バイトを終えた紅葉(佐藤紅葉)が「ただいま」と帰ってくる。そして「いってらっしゃーい」と夜々を見送った紅葉がリビングに行くと、ゆくえと椿はのんびりコーヒータイム。紅葉は思わず「夫婦みたいだね」と笑うが、ゆくえからは懐かしいツッコミが。その夜、ゆくえ、椿、紅葉はカレー作り。そこに登場した夜々のTシャツを見た紅葉は、Tシャツに描かれたイラストが自分の作品だと気づく。夜々はネットで買っていたが、どうやら紅葉のイラストが盗用されたらしく、夜々は犯罪に加担したとしょげる。そして食事は自分が作ると言うも、ゆくえと椿がかばうのだった。イラストが気に入って3人と知り合う前に買ったと話す夜々。紅葉は友達だからという理由じゃないなら「むしろ嬉しい」と言って、結局、カレーは4人で仲良く作る。出来上がったカレーを食べ出す4人だが、量を多く作りすぎたため、椿は弟の楓(一ノ瀬颯)を、ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)を呼ぶことに。しかし、このふたりを呼んだことで意外な展開になり――というのが最終話の展開。知り合いを呼んでいいと言われた楓とこのみは、なぜか椿の元婚約者・純恋(臼田あさ美)とゆくえの元親友・赤田(仲野太賀)を呼んでいた。楓、このみ、純恋、赤田の4人がいつもの机でカレーを食べているところに後から合流した夜々と紅葉は、驚きを隠せない。その後、話の流れから赤田を駐車場まで送っていくことになったゆくえ。久しぶりのゆくえ・赤田コンビの会話にSNSでは「ゆくえちゃんと赤田、2人で会える許しが出て良かったです。2人の掛け合い好きすぎ」、「赤田とゆくえちゃんの関係性好きだなー」などの声が。その後、椿は引っ越しをするが、ゆくえ、椿、夜々、紅葉の4人はカラオケやカフェ、インテリアショップなど様々な場所で会うように。そんな引っ越しても変わらずに続く4人の関係に「あのおうちじゃなくても4人いればどこでもたくさん話せてあのおうちの雰囲気になれるからこれからも4人の関係は続くね。良かった、バラバラにならなくて」や「4人がいる場所が帰れる場所になったんだ。いいな最強だ」、「他の場所でも集まれる4人。素敵ね」などの声が上がっている。また、最終回を迎えた本作に対し「最終回凄かった!!伏線とも言えないような所まで全部回収してくれて良かったし、4人で住むのも超楽しそうだったし、美鳥ちゃんが無事帰って来れて良かった!何度でも見返したい!」や「こんなあたたかく様々な角度から人の価値観を大切に表してくれる素敵なドラマに出会えて本当に良かった。4人の空気感が心地よかったです」、「最終話良かったなぁ。エンディングで泣けてきちゃった。皆んな色々あるけど、彼氏彼女とか親友とかそういう名前がある関係だけじゃなく、誰かがいてくれるって思えるだけで前向いて生きていけるよね、ってそう思えたドラマでした」など賞賛の声が上がっている。(シネマカフェ編集部)
2023年12月22日※このコラムは『いちばんすきな花』10話までのネタバレを含んでいます。■4人の名前が四季にちなんでいたわけ春木椿(松下洸平)、潮ゆくえ(多部未華子)、佐藤紅葉(神尾楓珠)、深雪夜々(今田美桜)、この4人がそれぞれ春夏秋冬にちなんだ名前である理由も今回明らかになりました。ゆくえと椿の会話で「春が春なのは桜が咲くからじゃない。一年中春の花が咲いていたら春は春じゃなくって、他の3つの季節があるから春は春」という言葉がありました。この4人も、それぞれ全く性格や気質が違うから椿は椿だし、ゆくえだし、紅葉だし、夜々なのです。みんな同じじゃ四季はこない。個性があるからそれぞれの季節のいいところが際立つのだと。そんな風に、一人一人の個性を生きづらさや悩みも含めて、まるっと受け入れてくれるのがこのドラマがじんわり心に染みる理由ですよね。それを私たちに伝える表現の一つとして、彼らの名前が四季にちなんでいたのですね。■4人が美しく映える、人間関係の花束椿の弟が花束を作りながら言っていた「大事なのは組み合わせ。好きな花だけ集めたからっていい花束にはならない」という言葉。この4人もそう。人間関係に難を抱え、誰かの好きな花にはなれず、選ばれることの少なかった人生だけど、そんな4人が集まることで、最高の花束が生まれました。きっと今が人生で一番楽しくて、一番輝いているに違いありません。自分の居場所が見つからない人も、理想や好み、思い込みから目を外してみたら、自分が思ってもいなかった場所に、そんな風に自分が生き生きと輝ける組み合わせの可能性が隠れているのかもしれませんね。■夜々がフラれることこそ夜々の理想椿に一度フラれた夜々でしたが、今回再度アプローチをしていました。しかし夜々はいつも直情的で、ちょっぴりタイミングが悪い。前回も時期尚早なタイミングで気持ちを伝えていましたが、今回は手料理を作り、一口食べたタイミングで「私って可能性ないですかね?」とアプローチ。こんなに答えを急がずとも、もう少し長い目でアプローチしてもいいのに。あとは、答えは変わらないにしても、せめてご飯を食べ終わった後で気持ちを伝えたらいいのになぁと。もちろんうまくいけばいいですけど、そうじゃなかった時、違う気持ちや気使いが頭をぐるぐる回り、せっかく作ったご飯なのに味だけを素直に楽しめなくなってしまいます。空気は持ち直していましたが、「ない」というはっきりとした椿の答えにより、改めて夜々の恋はしっかりと終わりました。美人がゆえに、外面だけ見て中身を見ようとしない男性から好意を受け続けてきた夜々の恋がこんな風に終わるのは、椿がちゃんと夜々の内面を見て判断をしてくれたという証明です。夜々がフラれることは、ある意味夜々の求めていた理想の自分の一つでもあるのが皮肉ですね。■とうとう終わった二つ目の恋一方の紅葉もゆくえにとうとう気持ちを伝えました。しかしこちらも玉砕。「弟みたいな感じ?」と紅葉が聞くと、「紅葉は紅葉って枠でしかないよね」と答えます。これも、人を無理やり型にはめるような、一方的にカテゴライズすることを嫌うゆくえらしい答えだな、とほっこりしました。紅葉という人間をしっかり見てくれているからこそ、弟っぽいとか、幼馴染とか、画一的な表現には当てはめられないし、ゆくえにとっては「紅葉は紅葉」でしかないのでしょうね。■自虐フルスロットルな慰め方のクセその結果、恋愛でバランスが崩れることもなく、親友として引き続き、関係を続けていくこととなった4人。そんな中、紅葉は小説の表紙のイラストを手がけ、みんなが喜んでたくさんの本を買ってくれる一方で、イラストに対するネットでのコメントに心を痛めていました。「小説の内容と合っていない」などといった、イラストそのものに悪意はないであろう感想。しかしそれは紅葉の心にはグサグサと刺さります。そんな紅葉に、「婚約指輪は(婚約破棄で)ゴミになった。だから他人の指輪見ると指にゴミつけてんなーって思う」「ポイントカード忘れたことを後悔する人もいるのに、ゴミ箱に捨てる人(椿)もいる」と、同じ物でも人によって受け取り方や価値はそれぞれ、ということを自虐フルスロットルで伝えてくれる椿と夜々。2人らしい優しさに加え、その後同じ話で慰めようとしてくれるゆくえ。この小気味いい会話のテンポの良さもこのドラマの見どころですよね。■私たちの固定観念をぶっ壊してくれるドラマ「他人の価値観を否定するのはダメだけど、受け入れなきゃいけないってこともない」「話し合えば分かり合えるなんてうそ」「間違いはとことん排除しようとして、その間違いだってその人の価値観でしかない」これらは全て、紅葉を慰める椿たちの言葉です。これらって、私たちが幼い頃に教わってきたことを否定する言葉なんですよね。「人は話し合えば分かり合える」「価値観や多様性を受け入れ、相手を理解しましょう」と、道徳の授業なんかで「人としてこうあるべき」と教えられてきたような理想論。こんなものに縛られず、無理な時は無理だし、そういう人もいるとだけ認めて、価値観を全て受け入れる必要はないのだと、理想と建前でガチガチに固められてきた私たちの心と頭をすっとほぐしてくれるような価値観をバンバンぶつけてくれる。愛とか恋とか、惚れた腫れたの話とはまた違う、日常に隠れる小さな感情や、ちょっとした違和感にスポットライトを当てて、私たち一人一人の生き方全てを肯定しながら視点をやさしく変えてくれる、今までにないタイプのドラマです。次回はとうとう最終回。最後に椿の家に住むことになった4人に何が起きるのか。家の近所にある、美しい桜は見れるのか。どのような形で幕を閉じるのか、楽しみです。(やまとなでし子)
2023年12月21日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の10話が12月14日に放送。紅葉のことを下げる発言ばかりする同僚たちに対し、反撃する夜々の姿に「夜々ちゃん最高」「よくやった」などの声が上がっている。「silent」の脚本家・生方美久とプロデューサー・村瀬健がタッグを組んだ本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、4人の知り合い美鳥を田中麗奈が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。北海道に戻る美鳥(田中麗奈)を見送ったゆくえ(多部未華子)は、その日の夜、いつものように春木家に集まった自分以外の3人に美鳥からの伝言を伝える。一通り伝え終わると夜々(今田美桜)と紅葉(神尾楓珠)はそれぞれリビングを出ていくが、その様子を確認したゆくえは椿(松下洸平)に「そこの公園、桜が咲くから春まで住んでみて欲しかった」と美鳥に言われたことを話す。夜々と紅葉が聞いたら「じゃあ、春まで」と言い出しかねないと、ふたりがいる前では言わなかったのだ。ある日、夜々と紅葉が美鳥のことなどを話しながら居酒屋で飲んでいると、近くの席で飲んでいた紅葉のバイト先の同僚、園田拓真(世古口凌)と松井隼人(川本光貴)に声をかけられる。園田たちは、夜々を紅葉の恋人と勘違いしてからかい始めるが、夜々が応酬し始めて――というのが10話の展開。夜々は、紅葉のことをよく知りもしないくせに彼のことを下げる発言を繰り返す園田たちに反撃。さらに止まらない夜々は、紅葉に店から連れ出されるが「バーカ」と何度も叫ぶのだった。そんな夜々の姿に、SNSでは「夜々ちゃん最高wwww」や「夜々ちゃん!笑笑 かっちょいいと思ったらバカ連呼。笑笑 よくやった!」、「今日の夜々ちゃんめっちゃ好きだわ」といった声が。また椿にもう一度、可能性がないか尋ねてはっきりないと意思表示された夜々。そんなふたりのやりとりに、「夜々ちゃんの告白シーンは、さすがにつらかった。椿さんの大人の対応 椿さんらしい優しさかなぁ…」や「椿さんの言い方は冷たく聞こえるけどハッキリ断るのは大事な人への誠実さなのかな」、「ちゃんと気持ち伝えた夜々ちゃんかっこよかった」などの声が上がっている。【最終話あらすじ】ゆくえが最後に春木家でしたいこととして「ちょっと住みたいです」と提案したことで、4人は椿の家でしばらく一緒に住むことに。ゆくえと夜々は同じ部屋で、椿はリビングのソファで眠る。翌朝、目を覚ました夜々が出勤のために出て行こうすると、深夜バイトを終えた紅葉が「ただいま」と帰ってきた。そして「いってらっしゃーい」と夜々を見送った紅葉がリビングに行くと、ゆくえと椿はコーヒーを飲んでのんびり。それを見た紅葉は思わず「夫婦みたいだね」と笑ってしまうのだった。その夜、ゆくえ、椿、紅葉はカレー作り。そこに登場した夜々のTシャツを見た紅葉は、Tシャツに描かれたイラストが自分の作品だと気づく。夜々はネットで買っていたが、どうやら紅葉のイラストが盗用されたらしく、夜々は犯罪に加担したとしょげる。そして食事は自分が作ると言うも、ゆくえと椿がかばうのだった。イラストが気に入って3人と知り合う前に買ったと話す夜々。紅葉は友達だからという理由じゃないなら「むしろ嬉しい」と言って、結局、カレーは4人で仲良く作ることに。出来上がったカレーを食べ出す4人だが、量を多く作りすぎたため、椿は弟の楓(一ノ瀬颯)を、ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)を呼ぶ。しかし、この2人を呼んだことで意外な展開になり――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日※このコラムは『いちばんすきな花』9話までのネタバレを含んでいます。■物事の1つの側面で判断を下す人々今回はゆくえ(多部未華子)と美鳥(田中麗奈)の出会いが明らかになりました。ゆくえが学生時代通っていた塾の講師だった美鳥。いつもニコニコ優しい美鳥は、学生からは「元ヤンだったらしい」という噂で囃し立てられ、上司の講師からは「生徒と夜中に出歩いている!」などと叱られ、みんなから嫌われていました。しかし、生徒と夜中に出歩いている、というのはむしろ美鳥を心配したゆくえが、塾から美鳥を連れ出すためにわがままを言って呼び出していたのが真相。真偽の分からない噂や、人から聞いた話など、自分が見聞きしたたった一つの側面で、「生徒を深夜に連れ回す悪い講師」「元ヤン」と物事を結論づける人々。どれも事実は全く違うのに。でも、こういうことってここまでの悪意が伴わないとしても、日常でも起こりがちですよね。色々身をつまされるシーンでした。■伏線回収祭り。つながっていく運命の糸美鳥が先生になったきっかけの一つが夜々(今田美桜)であったことも分かりました。高校生の時、親戚の子に「みどちゃん教え方上手だね」と言われたことがきっかけだと言っていましたが、夜々の家に居候していたあの時、将棋を教えてあげたことがきっかけなのでしょう。美鳥が母親に育児放棄されていなかったら、夜々の家には行っていませんでしたし、あの時たまたま将棋盤が目に入ったこと、夜々が母親に「将棋は男のもの」と抑圧されてやらせてもらえなかったことなど、全てが重なって初めて、あの時将棋を教えるきっかけが生まれたのです。そして、「人から教わったものがまた、誰かにつながっていくのって面白い」とも。中学のあの日、椿と出会っていなかったら、半ば強引に将棋を始めるあの椿のキャラがなかったら……美鳥自身も将棋のやり方なんて知らず、この感情も生まれなかったわけです。そして、ゆくえの「学校嫌いな先生がいたらいい。でも自分はなれないから他の人に任せる」という一言。これによって「学校の先生」になった美鳥。これらがどれか一つでも欠けていたら、今の美鳥はいなかったかもしれません。運命の色んな糸が絡み合って、美鳥は高校教師という職業を選び、そして紅葉(神尾楓珠)との出会いにつながっていくわけです。■美鳥が教え、つながっていったこと「人から教わったものが他の人につながっていくのが面白い」と、美鳥がつなげていったのは、将棋や学校の勉強だけではありません。ゆくえの価値観の一部も美鳥から形成されていることが分かりました。ゆくえが高校時代に、男女の友情について美鳥に相談を持ちかけると、美鳥は「男女二人いたら恋愛しかありえないと思う人もいる。それはそれ。みんなもっと他人に無関心に生きたらいい。判定したくて仕方ない」と返していました。これって、以前ゆくえが同じようなことを言っていましたよね。ゆくえの「他人の価値観を否定せず、干渉もしすぎない考え方」や、塾の生徒への寄り添い方まで美鳥とそっくりです。こんなふうに、美鳥の価値観や人との関わり方がゆくえにつながり、ゆくえの言葉でまた誰かが救われる。そして、またその価値観が誰かにつながっていく。美鳥の夢がここでもまたかなっているのを感じて、胸が熱くなりました。美鳥がいちばん好きな花がガーベラであることも明かされましたが、ゆくえが1話で美鳥に会いに行こうと、椿の実家の花屋で「好きな人がいちばん好きな花」と購入したのがまさにガーベラでしたね。■美鳥とゆくえと紅葉の見えないつながり紅葉の高校時代の教師だった美鳥。「友人」という肩書きの人々との関係に疲れていた紅葉は、そこから逃げる理由として、美鳥の受け持つ数学の補修を受けていました。美鳥はそれを全て見透かし、同調圧力に負けて、好きでもないことやってみんなに話を合わせてる紅葉の姿を批判します。その中でも「他人の噂話で盛り上がって、何が事実かには興味なくて、その場しのぎの会話ばっかり」という言葉は、美鳥が自分の学生時代のクラスメイトに向けたものでもあるように感じました。事実を見ようとせず、噂だけで美鳥を排除してきた学生時代の人々。紅葉はそういう人間とは違うことを見抜いてここまで言い切ったのかもしれません。辛辣だけど的を得た言葉で、紅葉は「嫌いな自分を否定してもらうことで、自分の気持ちを肯定してもらえた」と、心が救われました。美鳥がいつもイライラして嫌われていたのは、きっと学校が嫌いだったから。そして、「学校が嫌いな先生がいてもいいんじゃない?」というゆくえの言葉があったから、心の奥底で学校を嫌う紅葉がこんな風に気持ちを理解してもらえた。これらは美鳥の学生時代の経験があってこそですし、ゆくえとの出会いがあったから。やっぱり運命は色んな糸が絡み合っています。■やっとかなったみんなの願いと美鳥の夢4人がそれぞれ美鳥のために願っていたこと。「自分のいたい場所に帰り、おかえりと言ってくれる人がそこにいること」「ケガをせず、帰りたい家を持てるように」「本当の姿でいられる場所で、誰かに必要とされててほしい」が今回やっとかなっていましたね。元いた家に帰り、もう一度塾を開きたいと考えていた美鳥。今回、椿の家に行くと、4人が「おかえり」と美鳥を迎えてくれました。塾の教え子からも連絡が相次ぎ、以前、元教え子の母からも先生の塾に戻りたい、と声をかけられていました。ありのままの姿でいることができ、教え子たちに必要とされ、帰りたい家を再度自分で購入し、皆がおかえりと迎えてくれている。皆が願い続けた美鳥の幸せがやっとかなったのだと思うと、また胸がいっぱいになりました。■美鳥の一言に込められていた裏のメッセージ二人組が苦手という共通点で集まった4人。そんな彼らをつないでいた美鳥は「2人組が好き。安心する」と全く違う価値観を述べていました。2人組が苦手な4人のさまざまな背景や気持ちに共感したり涙したりするだけのドラマに終わらないのが、このドラマらしいな、と感じました。2人組が好きな人も、嫌いな人もいて、色んな価値観がある。価値観が違っても、そういう人もいるんだなと、こうやってお互いの気持ちを尊重しながら関係を築いていけるよね。というメッセージが込められていたのでしょうか。それぞれの過去が明かされ、本当に家は売り渡されるのか、夜々の恋心はどうなっていくのか。まだまだ目が離せません!次回を楽しみに待ちましょう!(やまとなでし子)
2023年12月14日ワークマンで『ALL1900円』で購入できる「快適な穿き心地」の多機能ボトムスを発見♡今回は、ワークマンの多機能ボトムスを4つ紹介します。使い勝手抜群のアイテムばかりなので、ボトムス選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?防寒対策にピッタリのウォームパンツ出典:ワークマン1つ目は「レディースストレッチウォームパンツ」です。裏起毛のボトムスで、寒い季節にピッタリの1着♪スッキリとしたシルエットのため、オフィスやお出かけコーデにも使えますよ。ストレッチ性があり、動きやすさも兼ね備えた優秀なボトムスです。お値段は、1,900円(税込)とのこと。ストレスフリーのグルカパンツ出典:ワークマン2つ目は「レディースストレッチグルカパンツ」です。ツータックデザインのボトムスで、楽ちんに着用できるのが魅力ですね。きちんと感もあるため、シーンを選ばずに使えるのも嬉しいポイント!撥水加工付きなので、急な雨でも対応できますよ。ベーシックで使いやすいストレッチデニム出典:ワークマン3つ目は、WEB限定アイテムの「レディースベーシックストレッチデニムパンツ」です。ベーシックなデザインで、使いやすいデニムになっています。STRETCHにSTYLISH、SUPERLIGHTに加えSUSTAINABLE、SOUVENIRWASHの多機能ボトムス♪5つのポケットがあるので、使い勝手がよいです。こちらもお値段は、1,900円(税込)となっています。型崩れしにくいストレッチパンツ出典:ワークマン最後は「レディースウィモーション360ストレッチパンツ」の登場です。型崩れしにくい生地を使っており、伸長回復率に優れたアイテム!2WAYストレッチ性があるので、動きやすいのも嬉しいです。シンプルなカラー展開のため、どの色味も着回しやすいのが◎ワークマンの多機能ボトムスは、どれも使い勝手抜群です。デザインもオシャレなので、デイリーユースにもピッタリ!コーデに取り入れやすいボトムスを探しているのなら、ワークマンの多機能アイテムをチェックしてみてくださいね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※アカウント名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年12月10日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の9話が12月7日に放送。帰りたかった家で、美鳥が疎外感を感じるシーンに「よくわかる」や「切ない」など共感の声が上がっている。「silent」の生方美久が脚本を務める本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染でイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、4人の知り合い美鳥を田中麗奈、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。椿(松下洸平)の家に行った紅葉(神尾楓珠)が、自分が表紙のイラストを手がけた小説を渡そうとすると、椿は大きなダンボール箱を開けていた。「荷造りですか?」と聞く紅葉に、椿はニコニコしながら箱の中を見せる。するとそこには、紅葉が表紙を描いた大量の本が。実は椿は全部自腹で買っており、とても嬉しそう。一方、ゆくえ(多部未華子)は美鳥(田中麗奈)と会うことに。すると、美鳥は突然「こっちいるうちに、会いたい人いて」と切り出して――というのが9話の展開。ふたりが待っていると、赤田が登場する。そしてカラオケに行きたくなったゆくえと赤田は遠回しに美鳥を説得し、3人はファミレスからカラオケに移動することに。そんなゆくえと赤田の息の合ったやりとりに、SNSでは「赤田とゆくえちゃんによる美鳥ちゃんをカラオケに誘導する流れが狂おしいほど好き。このバディ感がたまらない」や「誘導するゆくえちゃんと赤田くんのコンビさすがだ」の声が。一方で3人になった時の美鳥のぎこちない様子に「美鳥ちゃんの感じてるちょっとした疎外感、ぎこちない感じがリアル。特にファミレスの赤田とゆくえと3人のシーン、どんな面白いコントになるんだろうと期待してたら、気まずい間があって特に何も盛り上がらない。こういう対比のさせ方が上手」や「美鳥ちゃん、めっちゃ顔に出るから、ファミレスでも椿の家でも疎外感を味わってるのが伝わってくる」といった声が上がっている。また、ふたりで会うのではなく、椿の家で4人と食事をすることになり戸惑う美鳥の姿に、「今日のは苦しかったなあ…みどりちゃんの気持ちがよく分かる…疎外感というかなんかね…」や「あの独特の疎外感、まさに「途中から入る交換ノート」だな……なんちゅう表現」、「美鳥ちゃんが4人を見て疎外感?を感じてるの切ないな。自分の帰りたい家なはずなのに」などの声が上がっている。【第10話あらすじ】北海道に戻る美鳥を見送ったゆくえ。その夜、4人はいつものように春木家に集まる。そしてゆくえは椿たちそれぞれに美鳥からの伝言を預かったと切り出し、報告。一通り伝え終わると夜々と紅葉はそれぞれリビングを出ていくが、その様子を確認したゆくえは椿に「そこの公園、桜が咲くから春まで住んでみて欲しかった」と美鳥に言われたことを話した。夜々と紅葉が聞いたら「じゃあ、春まで」と言い出しかねないと、ふたりがいる前では言わなかったのだ。ある日、夜々と紅葉が美鳥のことなどを話しながら居酒屋で飲んでいると、近くの席で飲んでいた紅葉のバイト先の同僚、園田拓真(世古口凌)と松井隼人(川本光貴)に声をかけられる。園田たちは、夜々を紅葉の恋人と勘違いしてからかい始めるが、夜々が応酬し始めて――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月08日※このコラムは『いちばんすきな花』8話までのネタバレを含んでいます。■美鳥と椿の過去仲良し4人組、ゆくえ(多部未華子)、椿(松下洸平)、夜々(今田美桜)、紅葉(松尾楓珠)の新たな共通点として突如浮上してきた美鳥ちゃん(田中麗奈)の存在。今回はいくつかの過去が明かされることで、見えなかった4人の新たなつながりが浮き彫りになりました。椿と美鳥は中学の同級生。学校にはあまり来ず、登校すればいつも怪我をしており、クラスメイトからは「荒れている」「ケンカをしている」と、腫れ物のように避けられ、嫌われていた美鳥。しかし、ある日美鳥が椿の実家の花屋の前を通りかかり、怪我をしていたところを手当してあげたことから友情が始まります。ケガについて美鳥が「これケンカだから」と椿に言い放つと、「本当にケンカしてるんだ」と椿はさらりと返します。「みんな言ってるけど、見た人は多分いないし、志木(美鳥)さんから直接聞いた人はいないし、ただの噂話かなと」この一言で居場所のなかった美鳥の心が救われるのです。■美鳥が唯一心を許せた場所家にも学校にも居場所がなく、勝手な噂と憶測ばかりが広まって、本当の自分を見ようとしてくれない人々ばかりの中で、椿は真偽不明の噂に惑わされず、自分が直接見て、聞いて、感じた正しい情報だけで、まっすぐ美鳥を見ようとしてくれたのです。それをきっかけに美鳥はその後もふらりと椿の元に現れるようになります。ケガの本当の理由や、美鳥の事情を追求されることもなく、椿の母や椿と心を許して過ごせる時間は、彼女にとってやっと生まれた居場所だったに違いありません。しかし、子どもは自分で居場所を決めることができません。家庭環境が良くても悪くても、親に全てを委ねなくてはならないという、子どもの理不尽なさだめにより、ある日突然どこかへ転校してしまい、二人の関係は終わりを告げました。ゆくえが、塾でこんな話をしていました。「(不登校女子を)みんなが嫌いだから嫌いって人もいる。(気にかけてくれる転校生の男の子が)みんなにならなかったのはすごい」美鳥にとっても椿はそんな存在だったのでしょう。突然消えた美鳥を今でも気にかけていた椿。美鳥の「昔の友達に会って回ったり、家を自分で買ったり、そういうの一人でできるようになった」「もうケガしてない」という言葉に安堵していた姿が印象的でした。もう親に振り回されず、自分の足で、好きな場所で生きていけるのだと分かって、心配していた原因がすっと消えたのではないでしょうか。■美鳥がくれたそれぞれの「好き」美鳥の過去が明らかになることで、4人だけでは見えてこなかったさまざまなつながりが明らかになりました。母に抑圧され、本当は将棋が好きなのにそれを隠してきた夜々。実は夜々にその将棋を教えたのが美鳥でした。中学の頃、椿が美鳥に将棋を教え、黙々と将棋を打つことで関係が育まれていったわけですが、ひょんなことから習うことになった将棋が、美鳥から夜々に受け継がれ、夜々の大好きなものの一つになりました。つまり間接的に夜々に将棋を教えたのは椿、ということです。逆にいうと、美鳥の家庭環境の悪さがなければ、美鳥も夜々も将棋を習うことはなかったのですから、運命は色んなところでつながっています。そして現在、夜々は椿と将棋を打って、椿を負かしているわけで、自分は気づいていないところで本当の師匠を超えていた……とか、なんだか少年漫画みたいな展開です。私たちの「好きなもの」も、実は見えないところで色んな運命が絡みあって、今この手にあるのかもしれません。今回、美鳥は数学教師だったことも分かりました。ゆくえが数学が好きで、数学の先生になったのも、憧れだった塾の数学の先生である美鳥の影響かもしれません。そして、美鳥の描いた未来の家の絵や、電話をしながら描いていた花の落書きがとても上手でした。紅葉も絵を描くことがとても好きですが、もしかするとその好きを活かしてイラストレーターを目指そう、ということになったのも、美鳥ちゃんが何らかの影響を与えているのかもしれませんね。これからのエピソードにも期待です。■美鳥と4人の関係の時系列家庭での何らかの問題を抱えていたことから、親戚中にたらい回しにされ、疎まれ、居場所がなかった美鳥。夏休みの間は夜々の家に身を寄せることとなり、美鳥と夜々の関係が深まりました。幼いがゆえに事情が分からず、美鳥のことを「大好きなお姉ちゃん」として純粋に接する夜々の存在もまた、美鳥にとっては救いだったのでしょう。この時は椿から教わった将棋の指し方をすでに知っているので、桜新町で椿と出会った後の美鳥の行き先が、九州の夜々の家なのでしょう。その後、新潟に引っ越して行った、ということなので、ゆくえ、紅葉との出会いにつながっていくのでしょうか。桜新町では、美鳥は毎日のようにケガを負っていましたが、夜々の家に来てからは無傷。やはりあのケガの原因は家族なのでしょう。それは母なのか、兄なのか。母は美鳥を疎ましいと思っていたようですが、母親と兄は北海道にいながら、美鳥だけが一人新潟に行く理由や、ケガのはっきりとした理由などはこれから明かされるのでしょうか。にしてもケガレベルが骨折とか、ちょっと見ていられないほど重症ですよね。それがもし家族から、となればどれほどまでに辛い思いをしてきたのでしょうか。■みんなが幸せを願っていた美鳥の今子どもの頃はずっと一人で孤独に戦ってきた美鳥。「家が欲しい。自分の家。帰りたい家」と椿に夢を語っていましたが、久々に訪れた自分の昔の家である椿家で漏らした「なんか違う家みたい。でもなんか帰ってきた感じある」という言葉。これを聞いてしまったら、もう椿は家を譲らないという選択肢はないでしょう。美鳥に、大切な家、帰りたい家ができることは椿の願いですから。次回は美鳥と紅葉との再会でしょうか。また次回の答え合わせを期待しながら放送を待ちましょう。(やまとなでし子)
2023年12月07日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の8話が11月30日に放送。美鳥を通して椿と夜々に実は表立って見えていない繋がりがあった事実に「鳥肌たった」や「椿さんはじまりだったのね」などの声が上がっている。「silent」の生方美久が脚本を務める本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染でイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、4人の知り合いであることが発覚した美鳥を田中麗奈、ゆくえの妹・このみを齋藤飛鳥が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春木家の以前住人の名前が“志木美鳥”だと判明し、4人それぞれ“美鳥”という知り合いがいることもわかる。しかし、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。そこで唯一連絡先を知っていたゆくえ(多部未華子)がLINEを送るが、なかなか返事は返ってこなかった。そして、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥(田中麗奈)から着信がかかってくる。また、椿(松下洸平)も仕事帰りに実家に寄り、家族に同級生の美鳥について聞いてみると、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も美鳥のことを思い出し――というのが8話の展開。それぞれが抱いていた印象は違ったものの、美鳥が同一人物だとわかったゆくえは、一足先に美鳥とふたりで会うことに。「その人の前だけの自分ってあるしね」「久しぶりは2人で会いたかったんだよね」と言うゆくえ。一方残された3人も、同じような会話をしていた。そして二人組が苦手な4人が美鳥と2人の思い出を振り返るシーンに、SNSでは「2人組が苦手な4人にも、2人ずつで正解って感じさせる美鳥すごい。それぞれ深くて優しい時間」や「4人の席じゃなく、ソファーを勧める椿さん。美鳥さんとは5人では無くて4人それぞれが2人になれる」、「居心地いいと部室にまでなる家もとを辿れば みんなのみどりちゃんが居たとこ。みんなのみどりちゃんにしか見せない2人の時の顔や思いがあるからだから居心地よかったんだよね」などの声が。また、夜々(今田美桜)の美鳥との思い出であるロールキャベツや将棋が元々は美鳥が椿の家で習っていたという事実に、「美鳥ちゃんが作ってくれた肉巻きロールキャベツ?、椿さんのお母さんが教えてくれていたやつじゃん~それを食べて「お母さんよりお母さんの味!」っていう夜々ちゃん…繋がっているんだな」や「夜々ちゃんの昔の夢だった将棋の棋士も、お母さんよりお母さんと感じる味も、椿さんはじまりだったのね…!」、「夜々ちゃんに将棋を教えたの、実は美鳥ちゃん経由で椿だったっていうのに鳥肌たった。ドラマあるあるの“実の兄弟だった”みたいな衝撃の事実」などの声が上がっている。美鳥の登場で、4人の新たなつながりが次々と明らかになっている本作。「こんな陳腐な表現ではとても言い表せないとは思うけども毎話神回で毎話ピークを更新し続けている」や「ねぇ、いちばんすきな花、最高すぎませんか?最高の4人に最高の1人。田中麗奈が本当に素晴らしくて心がキュッとなる」と言う声も上がっており、次回以降も目が離せない。【第9話あらすじ】椿の家に行った紅葉(神尾楓珠)が、自分が表紙のイラストを手がけた小説を渡そうとすると、椿は大きなダンボール箱を開けていた。「荷造りですか?」と聞く紅葉に、椿はニコニコしながら箱の中を見せる。するとそこには、紅葉が表紙を描いた大量の本が。実は椿は全部自腹で買っており、とても嬉しそう。さらにゆくえと夜々もすでに自分で本を買っていた。そしてゆくえ、椿、夜々が紅葉を褒めて、一緒に読もうと誘うと照れた紅葉は2階に行ってしまう。紅葉がいなくなったことを確認した椿は、ゆくえに紅葉と美鳥が2人で会えたのか質問。ゆくえは、「約束はしたみたいですよ」と答えるのだった。そんなある日、ゆくえは美鳥と会うことになり、美鳥が東京に戻ることになった経緯を聞かされる。すると、美鳥は突然「こっちいるうちに、会いたい人いて」と切り出して――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日現在放送中の多部未華子&松下洸平&今田美桜&神尾楓珠主演ドラマ「いちばんすきな花」の公式SNSに投稿されている、キャストたちの撮影の裏側をとらえたメイキング映像が話題となっている。本作は、潮ゆくえ(多部さん)、春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)、佐藤紅葉(神尾さん)という4人の主人公がある日、それぞれの日常の中で“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面し、ふとした出来事を機に巡り会い、友情と愛情に自然と向き合っていく物語。SNSにアップされているのは、みんなが集まるお馴染みの春木家で、親指を使ったゲーム「ちっちーの〇」をしたり、「ほうれん草ゲーム」をしたり。仲良くおしゃべりをしたりと、どれも大盛りあがりで楽しそうな様子が垣間見える。そんなわきあいあいとした様子に視聴者も「ほっこり~」、「観ていてこちらまでニコニコです」、「かわいい皆さんに癒されました」、「楽しそーー」、「どんな話で盛り上がってるのか知りたいけどとっても楽しそう」、「4人の笑顔を見てると自然と笑顔になっちゃう」、「ずっと続いて欲しい」、「見てるだけで、ほっこりします」、「なんてすてきな現場」などと反響を呼んでいる。▼第8話(11月30日放送)春木椿(松下洸平)の家に以前住んでいた人の名前が“志木美鳥”だとわかった。おのおのが“美鳥”という知り合いがいるという話になるが、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。ということで、本人に直接確かめてみようと、唯一連絡先を知っている潮ゆくえ(多部未華子)が連絡をしたが…。椿は仕事帰りに実家に寄り、家族に聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の“志木美鳥”には心当たりが無いようで――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月29日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演するドラマ「いちばんすきな花」第7話に、田中麗奈が登場。主人公たちとの繋がりを匂わせる展開となった。本作は、潮ゆくえ(多部さん)、春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)、佐藤紅葉(神尾さん)がある日、それぞれの日常の中で“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面し、ふとした出来事を機に巡り会い、友情と愛情に自然と向き合っていく物語。第6話の無料見逃し配信は放送後1週間で308万再生を獲得している(※配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値)。第7話のラストでは、ゆくえが高校時代に通っていた塾の先生・志木美鳥役として田中さんが登場。これまで、ゆくえの電話の向こう側にいる人“みどりちゃん”としてのみ描かれてきており、どういったキャラクターなのか一切描かれて来なかっただけに、美鳥の突然の登場は話題となった。この美鳥が、これまで4人がそれぞれに語ってきた共通の美鳥で同一人物なのか、同姓同名の別人なのか?この新たな展開に注目が集まっている。第8話あらすじ潮ゆくえ(多部未華子)や深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)が集まる春木椿(松下洸平)の家に以前住んでいた人の名前が“志木美鳥”だとわかった。おのおのが“美鳥”という知り合いがいるという話になるが、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。唯一連絡先を知っているゆくえが連絡をしたが、電話に出なかったため、「春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉、この人たち知ってる?”」とLINEでメッセージを残すことに。一方、紅葉は高校の友人に“小花”美鳥の近況を知っているかとLINEをしてみたが、 「誰だっけ?」とつれない返信。夜々も実家の両親に電話で美鳥のことを聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。椿も家族に聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の“志木美鳥”には心当たりが無いようで…。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月24日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクアトロ主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の7話が11月23日に放送。夜々が椿に告白した際の椿の返事に「予想外」「凄く良かった」などの声が上がっている。「silent」の脚本家・生方美久とプロデューサー・村瀬健がタッグを組んだ本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女4人による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀、ゆくえの妹・このみを齋藤飛鳥が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。椿(松下洸平)の家で、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)が、初めて4人で自炊した鍋を楽しもうとしていると、椿が突然「引っ越すことにしました」と切り出す。家を売りに出していたのか尋ねるゆくえに、椿は前の住人が買い戻したいと言ってきたと明かす。前の住人の行動を我がままに感じ、いまいち納得がいかないゆくえと夜々。一方、前の住人を知る紅葉は、前の住人が一方的に悪者扱いされることに納得がいかない。そして、夜々と紅葉はお互い不満をぶつけ合う。アパートに帰ったゆくえがこのみ(齋藤飛鳥)に椿の家での出来事を話すと、このみは「なんでお花屋さんが引っ越すだけでそんなギスギスするの?」と不思議そう。そしてゆくえは、自分の部屋に3人を誘ったところをイメージするも全くしっくりこず――というのが7話の展開。椿の家に遊びにきた夜々は、椿が家を売るのを止めようとした流れで「私が純恋さんの代わりになるってありますか?」と告白してしまう。そしてそれを受けた椿は、「3人とも…同じかな、同じくらいみんな、同じように好き」と返事をするのだった。そんな夜々の告白にSNSでは「夜々の告白シーン、あの表情、泣けてくる」や「今はまだ無理なのわかってるからこそ、精一杯無表情で冗談ぽく色々理由つけて、でも言わずにはいられなかったのがいじらしくて…」などの声が。一方、椿の返事に対しては「夜々ちゃんから告白された椿さんの態度が予想外。もっとあたふたするかと予想してたけど大人だったな」や「椿さん、いつもいろいろな場面ですぐ「ごめんなさい」って謝るのに、夜々ちゃんの告白には「みんな同じくらい好き」って言ってて謝られるより素敵な答えだと思うし、椿さんらしい誠実さがあって良かったな」などの声が上がっている。またその後、ゆくえの友人、椿の同級生、夜々の従姉妹、紅葉の先生、そして春木家の前の住人が“美鳥”であることが判明。「4人の繋がりが美鳥ちゃん。そーきたかー!」や「美鳥さん役が田中麗奈さんなの、配役絶妙だな」などの声が上がっており、美鳥の登場で4人の関係がどのように変化するのか次回以降も目が離せない。【第8話あらすじ】春木家の以前の住人の名前が“志木美鳥”だと判明し、4人それぞれ“美鳥”という知り合いがいることもわかる。しかし、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。そこで唯一連絡先を知っていたゆくえがLINEを送るが、なかなか返事は返ってこなかった。そして、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥から着信がかかってくる。一方、紅葉は高校の友人に教師だった“小花”美鳥の近況を知っているかとLINEをしてみたが、 “誰だっけ?”とつれない返信。夜々も実家の両親に電話で従姉妹の美鳥について聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に同級生の美鳥について聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の “志木美鳥”には心当たりが無いようで――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月24日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠という4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ、木曜劇場「いちばんすきな花」。この度、齋藤飛鳥主演のスピンオフが完成、脚本・生方美久が“もう一つの物語”を紡ぎ出す。初回放送から「男女の間に友情は成立するのか」をテーマにSNS上でも投稿者による持論が展開されたほか、物語に登場するキャラクターへの共感の声があふれるなど、放送中には「#いちばんすきな花」のほか、ドラマに関連するワードがXにおいて常にトレンド入りを果たしている。さらに先週放送された第6話では、「引っ越し、決めました」も話題に。4人が関係を築いてきた家から、突然引っ越しすることが宣言され、この先どうなってしまうのか?ますます目が離せない展開に、今夜11月23日放送の第7話にも注目が集まっている。主演・齋藤飛鳥が本編では出会っていない泉澤祐希とラーメン屋で遭遇!多部未華子も登場性別も年齢も育った環境も異なる4人の主人公たちが交わり、多くの共感を呼んでいる本作。その物語とともに、同じ時の流れの中で紡がれるスピンオフドラマ「いちばんすきな花-みんなのほんね-」・「条件」がTVer独占で配信決定。脚本は、木曜劇場「いちばんすきな花」と同じく、生方美久が執筆。本編では出会っていない登場人物たちが巡り会うストーリーで、いままで描かれることのなかったそれぞれの心情もすくい上げた作品に仕上がっている。セリフの魅力はもちろん、このスピンオフドラマで、本編で出てきた印象的なシーンにおいて、登場人物たちが「あのときどのように思っていたのか?」が垣間見え、「いちばんすきな花」の世界をより深く楽しめる内容となっている。今回の「条件」は、ゆくえ(多部さん)の妹・このみ(齋藤さん)と相良大貴(泉澤祐希)の出会いから描かれていく作品。ゆくえの性格とは違い、子どもの頃から落ち着きがあって常に冷静で、物事を達観しがちなこのみと、好意を寄せた相手にはぐいぐい突き進み、自分の意見をまっすぐに伝える相良。そんな性格も考え方も違う2人が、ある日思いがけない出会いを果たす。2人の会話から、このみが姉・ゆくえのことを大切に思う姿や、奇跡的に出会ったゆくえ、椿、夜々、紅葉の4人のことをどう見ているか、さらには相良が抱えた夜々への思いなど本編では描かれてこなかった主人公を取り巻く人たちの思いに触れることができる“もう一つの物語”。さらに主人公の1人・ゆくえも登場するなど、本編とも密接にリンクした作品となる。なお、4人の主人公たちからますます目が離せない木曜劇場「いちばんすきな花」は、現在TVer・FODにて第1話から第3話までと、最新第6話を無料配信中となっている。「いちばんすきな花-みんなのほんね-」・「条件」あらすじある日、一緒に暮らしている姉・ゆくえから「椿さんちでご飯食べる」「一人で好きにして~」と連絡を受けたこのみ。ここのところ一緒に食事をする機会も減っていたこともあり、少し不機嫌な思いになりつつも、近所のラーメン屋で食事をすることに。すると、そこに夜々(今田美桜)が働く美容院の同僚・相良(泉澤祐希)がやって来る。面識のなかった2人だが、相良はカウンターに座るこのみが気になるようで、一方的に話しかけるのだが…。木曜劇場スピンオフドラマ「いちばんすきな花-みんなのほんね-」・「条件」は11月23日(木・祝)22時54分(第7話放送終了後)~TVerにて配信開始。木曜劇場「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月23日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務める、現在放送中のドラマ「いちばんすきな花」のシナリオブック完全版<上巻>が、11月20日(月)に発売される。フジテレビ系木曜10時ドラマとして放送中の本作は、大ヒットした「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本・生方美久がタッグを組み、クアトロ主演というスタイルで描く、年齢も性別も過ごした環境も違う男女の友情と愛情の物語。第1話から第5話の現時点での無料配信における総再生数は、1844万6,898回を記録している話題作だ(※配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。11月13日時点)。今回発売が決定したシナリオブックの完全版は、本編でカットされたセリフも収録。カバーには、ドラマ本編の撮影を担当しているフォトグラファー・市橋織江の花の写真をデザインした。なお、下巻の発売は、12月下旬を予定している。「いちばんすきな花 シナリオブック 完全版(上)」は11月20日(月)発売。※「いちばんすきな花 シナリオブック 完全版(下)」は12月下旬発売予定「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月18日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の6話が11月16日に放送。多部未華子と松下洸平、仲野太賀が繰り広げた友情による修羅場に「初めて見ました」や「声出して笑ってました」などの声が上がっている。「silent」の生方美久が脚本を務める本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀、ゆくえの塾の生徒・希子を白鳥玉季が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、キッチンで洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。明らかにサイズが小さい袋をセットしたことについて言い合う椿とゆくえ。そんなふたりのやり取りを見ていた夜々と紅葉は、目が合ってお互いの思っていることを理解した様子。また、別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出す。しかし、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない様子。そこで椿は4人でバーベキューでもしないかなどと提案するが、ゆくえたちは家から離れたがらない。後日、椿の家に思わぬ人が訪れ――というのが6話の展開。椿の家を訪ねてきたのは、保険の営業マンとして働く赤田(仲野太賀)。持ち前の営業スキルで家の中に入った赤田は、帰り際に椿の家にやってきたゆくえと遭遇する。あまりに突然のことに驚いた赤田は、椿とゆくえの関係に口出し。「寂しさ紛らわすために潮のこと利用すんのやめてもらえます?」や「ゆくえさんて、下の名前で呼ばせて」など余計なことばかり口にする。さらに帰り際には「潮の恋愛遍歴全部知ってますけど、春木さん全然潮のタイプじゃないですよ」と捨て台詞まで。もちろん、ゆくえも言われっぱなしではなくしっかり言い返しており、そんな恋愛感情皆無な3人組による突然の修羅場にSNSでは「三角関係じゃない三角関係!!初めて見ました」や「このシーン見てる時声出して笑ってました。恋愛感情じゃない友情の嫉妬、あると思います」、「やっぱ仲野太賀さん最高でした!多部ちゃんの舌打ちも最高でした!」などの声が。その後、椿は紅葉とふたりきりの時に前の住人の話を聞くことに。学生時代、ずっとイライラしてて不機嫌で皆から嫌われていた先生だったものの、本当の自分のことを理解し「またおいで」と言ってくれる人だったことを知った椿は、今の家を手放す覚悟を決め、突然3人に告げるのだった。あまりの急展開に「椿さんが引っ越すってなってえーって4人があの家に居られたらいいのに」や「最後紅葉とのやりとりから椿が引っ越すって決めたのビックリした!」など驚きの声が上がっており、今後の展開からも目が離せない。【第7話あらすじ】椿の家で、ゆくえ、夜々、紅葉が、初めて4人で自炊した鍋を楽しもうとしていると、椿が突然「引っ越すことにしました」と切り出す。家を売りに出していたのか尋ねるゆくえに、椿は前の住人が買い戻したいと言っていると明かす。納得がいかないゆくえに夜々。そして、前の住人を探していた紅葉といがみ合う。アパートに帰ったゆくえがこのみ(齋藤飛鳥)に椿の家での出来事を話すと、このみは「なんでお花屋さんが引っ越すだけでそんなギスギスするの?」と不思議そう。ゆくえは、この4人だから、あの場所が良いということもあると言うのだが――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月17日現在放送中の多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠主演ドラマ「いちばんすきな花」。本作では、多部さん演じる主人公・ゆくえと、仲野太賀演じる“元トモ”赤田とのやり取りが話題となっている。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんが、ひょんなことから出会う主人公を演じている。主人公のひとり、学習塾講師のゆくえは、女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、子どもの頃から二人組をつくるのが苦手だが、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達がおり、唯一頑張らなくていい関係だったが、「もう会えない」と言われてしまう…。そんなゆくえの男友達が、仲野さん演じる赤田だ。高校時代に通っていた塾で知り合い、恋愛感情は一切無いが、付き合っていた彼女と結婚することになったのを機に、「もう会えない」と言い出す。そんなこともあり、先週の第5話に、赤田が再登場した際は、話題となった本作。SNSにも「太賀再登場嬉しすぎる」「赤田君再登場嬉しい!」などと視聴者から歓喜の書き込みが。赤田はゆくえと再会を果たしたが、そんな中で繰り広げられた会話の中でのメイキング映像も公開され、「お二人の絶妙な掛け合いが大好きでツボです」「ここ好き。こんなにいっぱい『やめろ』言ったんですねw」「このふたりのシーン、大好きです」「いいなあこの掛け合い」と反響も。今夜放送の第6話の予告編でも赤田は登場しており、「ちょっとゴタつきそう」「どうなるかハラハラ…ソワソワ…」「おぉ、部室に赤田が現れた~」「赤田とこのみがいよいよどんなふうにかき乱すかも楽しみ」と期待が寄せられている。第6話ストーリー(11月16日放送)春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。どうやらゴミ箱にゴミ袋を包んでいる袋がセットされているのが気になるらしい。別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出すが、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない。そこで椿は、4人でバーベキューでもしないかと提案するが、ゆくえたちは家から離れたくないようだ。また後日、椿の家には思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演する、現在放送中のドラマ「いちばんすきな花」の公式SNSが、椿役の松下さんのメイキング映像を公開した。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。ひょんなことから出会う主人公を多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんが演じるほか、仲野太賀、一ノ瀬颯、泉澤祐希、白鳥玉季らが出演している。今回SNSに投稿されたのは、お揃いのカップを手に取る椿のシーン。椿は本作の主人公のひとりで、彼女を“彼女の男友達”にとられてしまう出版社勤務の会社員。とあることからゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)と出会い、関係がぐっと深くなっていく。思わず癒やされるこのメイキング映像に、SNSでは「可愛い」、「ほんとに癒し」、「なんてかわいいアドリブ」、「可愛くて永遠に見ていられる」、「何度も見ちゃう」、「これ、見つめてる2人がいるって…なんかホッコリするね。、」などと感想が寄せられている。第6話ストーリー(11月16日放送)春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。どうやらゴミ箱にゴミ袋を包んでいる袋がセットされているのが気になるらしい。別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出すが、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない。そこで椿は、4人でバーベキューでもしないかと提案するが、ゆくえたちは家から離れたくないようだ。また後日、椿の家には思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月15日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠のクアトロ主演ドラマ「いちばんすきな花」の5話が11月9日に放送。結婚を機に親友関係を解消した赤田とゆくえの久しぶりの再会に「また見れて嬉しい」や「ずっと見ていられる」などの声が上がっている。「silent」で脚本を務めた生方美久とプロデューサーの村瀬健、演出の高野舞が再びタッグを組んだ本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝、椿(松下洸平)の家で目を覚ました紅葉(神尾楓珠)。実は前の晩、急に椿の家にやって来た紅葉は、お酒を飲んだあと、そのまま椿の家で寝てしまっていた。その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出す。そんな紅葉のスマホに高校時代の友人、伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと突然連絡が。紅葉はナンパするフリをして、その場から解放されるために夜々(今田美桜)を呼び出す。伊田たちから離れたふたりはカフェに行くが、夜々は不意に、潮ゆくえ(多部未華子)のことが好きかと紅葉に問いかける。突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り嫉妬を隠せない。その頃、ゆくえはアパートで妹のこのみ(齋藤飛鳥)と夜々の話に。夜々がまた泊まりに来るかと尋ねるこのみに、ゆくえは聞いておくと返す。後日、ゆくえは4人で使う用のマグカップを買いに行くが――というのが5話の展開。マグカップを買いに行ったゆくえは、そこで偶然、元親友の赤田(仲野太賀)と再会する。しかし赤田が結婚相手の峰子(田辺桃子)と一緒に買い物に来ていたため、ゆくえは知らんぷり。そんな中、峰子がお手洗いに行き、ふたりは久しぶりに会話をかわす。しばらく会っていなかったにも関わらず、テンポ良くノリやツッコミを繰り広げるふたりの姿にSNSでは「久しぶりなのにすぐこの“いつもの会話”のテンポ、お互い本当に親友と呼べる友達だったんだって2人の関係性がすごくわかる。やっぱり潮と赤田は“友達”という運命の人だったんだよ」や「潮と赤田のシーンはずっと見ていられる」「ゆくえと赤田のやりとり、やっぱり好きだー!2人とも会話のテンポがうますぎる。ツッコミ完璧。さすが仲野太賀。また見れて嬉しい」などの声が。その後、椿、夜々、紅葉と使うために4つカップを買ったゆくえは、全員に好きな色を選ばせる。そして、誰が何色を選んだのか知らない紅葉は、誰も選んでいなかった「黄色」を選ぶのだった。4人で会う前に画家として活躍する高校の同級生・篠宮と再会した紅葉は、自分が当時篠宮に優しくしていた本当の心のうちを暴露して、深く沈んでいた。そんな紅葉の言葉に傷ついた篠宮が、紅葉との思い出のブランコを描いた絵を「黄色」で塗りつぶす場面に「篠宮くんが、紅葉との思い出のブランコの絵を、泣きながら紅葉を表す黄色で塗りつぶすの、切なかったなあ」や「アトリエで紅葉くんに塗り潰されてしまった良い思い出を、今度は自分の手で物理的に塗り潰すシーンがとても良かった。しかも紅葉は黄色ってわかってるところがもう…」などの声が上がっており、脚本の巧みさが際立つシーンになっている。【第6話あらすじ】椿の家で、ゆくえと夜々、紅葉がリビングを掃除していると、キッチンで洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。明らかにサイズが小さい袋をセットしたことに言い合う椿とゆくえ。そんなふたりのやり取りを見ていた夜々と紅葉は、目が合ってお互いの思っていることを理解した様子。また、別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出す。しかし、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない様子。そこで椿は4人でバーベキューでもしないかなどと提案するが、ゆくえたちは家から離れたがらない。後日、椿の家に思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月10日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠のクアトロ主演ドラマ「いちばんすきな花」の4話が11月2日に放送。松下洸平演じる“椿”が紅葉に「今夜うち来る?」と言った後に照れて顔を隠すシーンに視聴者からは「可愛かったなぁ」といった声が上がっている。また、母親から人形のように「女の子」の枠にはめられて育てられ、日々の生活の中でも生きづらさを感じている夜々への共感の声も多くみられた。「silent」で脚本を務めた生方美久が脚本を担当する本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、母親から人形のように育てられてきた美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染でイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、夜々の母・沙夜子を斉藤由貴が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。夜々(今田美桜)のアパートに母の沙夜子(斉藤由貴)がやって来る。突然の来訪に、夜々は何か用事があったのか問いかけるが、沙夜子はただ夜々に会いにきただけだった。そして夜々の部屋着を見た母は「もっとかわいいの着なよ!」と言う。一方、椿(松下洸平)は駅へと向かう途中で、ゴミ置き場の瓶に自分が純恋(臼田あさ美)にあげた花が生けてあるのに気づく。花に手を合わせて去ろうとする椿だが、近所の住人に燃えるゴミを持ち帰るよう言われてしまい、仕方なく職場に花を持っていく。またイラストの装丁の打ち合わせのため紅葉(神尾楓珠)が出版社を訪れると、そこには椿の姿が。実は紅葉が訪れていたのは椿が勤める出版社だった。その頃、美容院で休憩をしていた夜々のスマホに母から「お夕飯なにがいい?」と連絡が。予定はなかったものの“友達と約束している”と返す夜々に、沙夜子は誰だと詮索。そこにゆくえ(多部未華子)から「今夜ヒマだったりする…?」と連絡が入り――というのが4話の展開。偶然出版社で会った椿と紅葉は、一緒に食堂でお昼ご飯を食べることに。食後、紅葉から絵を見せてもらった椿は、紅葉のイラストに対し「才能とかはわかんないけど、好きだなぁ。可愛い」と発言。そしてその勢いのままに、「今夜うち来る?」とポロリ。そんな一生言わないと思っていたセリフをうっかり口にしてしまった椿は、恥ずかしくなりタブレットで顔を隠す。そんな椿に対し、SNSでは「今夜うち来る?って無意識に出ちゃって照れてる松下洸平ちょーかわいいwwwww」や「今夜、うち来る?の言い慣れた感じの言い方も、相手が友達なのに照れちゃうところもその照れ具合のちょうど良さも可愛かったなあ」、「破壊力エグすぎるって笑」などの声が上がっている。また第4話では母親から人形のように「女の子」の枠にはめられて育てられ、日々の生活の中でも生きづらさを感じている夜々がフィーチャーされており、「女の子ってだけであれこれダメって決めつけられて「男の子だったらいいんだけどね~」って言われたことあるなあ、、夜々ちゃんの気持ち分かる」や「母親(両親)の理想像や決めつけを押し付けられることがすごく嫌だった」などの共感の声や、「女の子として消費されてきて、家族といても他人といてもつらかった夜々ちゃんが、顔を見ただけで安心して、袖を引っ張ってSOSを求められる友達ができてよかった」などの声が上がっている。【第5話あらすじ】朝、椿の家で目を覚ました紅葉。実は前の晩、急に椿の家にやって来た紅葉は、ふたりでお酒を飲んだあと、そのまま椿の家で寝てしまっていた。その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出す。そんな紅葉のスマホに高校時代の友人、伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと突然連絡が。夜々は紅葉に呼び出されて会うことに。急に呼び出したことを謝る紅葉に「暇してたんで」と答えつつ、何かあったのかを尋ねる夜々。そして夜々は不意に、ゆくえのことが好きかと紅葉に問いかける。突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り動揺を隠せない。その頃、ゆくえはアパートで妹のこのみ(齋藤飛鳥)と夜々の話に。夜々がまた泊まりに来るかと尋ねるこのみに、ゆくえは聞いておくと返す。その時、ゆくえは手を滑らせて自分のマグカップを落として割ってしまい――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月03日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務める「いちばんすきな花」の3話が10月26日に放送。これまで友達とまでは言えなかった4人の関係がぐっと深まったことに「羨ましい」や「すごくよかった」などの声が上がっている。「silent」で脚本を務めた生方美久が脚本を担当する本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、婚約破棄になり広い家で1人で暮らす春木椿を松下洸平、美容師でルックスばかり見られる深雪夜々を今田美桜、調子の良い人と思われる佐藤紅葉を神尾楓珠、椿の元婚約者で浮気をした純恋を臼田あさ美が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。椿(松下洸平)元婚約者の純恋(臼田あさ美)が忘れ物をしたと言って残したままにしていた自分の荷物を取りにやってくる。しかし、気を利かせてあげられなかったと謝る椿に「ごめん以外に言いたいことないの?」と問いかけ家の鍵を返して帰っていく。一方、バイトを終えた佐藤紅葉(神尾楓珠)は、忘れ物を取りにいくことを理由に、椿の家に行くも椿は不在で会えず。そして椿の連絡先を聞いていなかったことに気づく。また深雪夜々(今田美桜)も、常連の女性客がこれから女友達とご飯に行くという話を聞いて少しうらやましくなるが、自分のスマホにゆくえ(多部未華子)の連絡先が入っていないことに気づき――というのが3話の展開。ゆくえがバスに忘れたボールペンを塾まで届けに行った夜々は、そこでようやく連絡先を交換する。一方椿を門の前で待っていた紅葉も、帰宅した椿と連絡先を交換。そのまま椿の家で、持ってきたバイト先のコンビニご飯を食べる。そんな中、椿の実家の花屋の前を通ったゆくえたちは、椿の弟から紅葉が家にいることを聞かされ、自分たちも行くことに。しかし皆でいつも通りの時間を過ごしていると、椿の元婚約者の純恋が訪ねてくる。これまで自分たちの関係をマゴマゴしてうまく言い表せなかった4人だが、純恋の帰り際、関係を聞かれた椿は「友達」と答える。曖昧な関係から、ついに友達へとステップアップした4人に、SNSでは「友達?から友達になった4人の関係もすごくよかった」や「今回もう4人が少しずつ距離が縮まって「友達」と呼べる様になりましたね、大人になってからの友達ってなかなか作れないので羨ましいな」などの声が。またこれまで椿の家の花壇にある「オクサマ」と書かれた棒に手を合わせてきたゆくえ、夜々、紅葉の3人が、本物の純恋に対しても思わず拝んでしまうという驚きの行動に対し「元婚約者が来た時に皆んなで合掌したのには笑ったW」や「合掌のくだりめちゃくちゃ笑った」などの声が上がっている。部室のように居心地の良い椿の部屋に集う4人。連絡先を交換し、いつでも連絡ができる友人になった彼らの今後からも目が離せない。【第4話あらすじ】夜々のアパートに母の沙夜子がやって来る。突然の来訪に、夜々は何か用事があったのか問いかけるが、母は「夜々に会いにくるって用事」とだけ答える。さらに夜々のTシャツを見た母は「もっとかわいいの着なよ!」と言う。一方、椿は駅へと向かう途中で、ゴミ置き場の瓶に自分が純恋にあげた花が生けてあるのに気づく。花に手を合わせて去ろうとする椿だが、近所の住人に呼び止められ、今日は燃えるゴミの日ではないと注意され、仕方なく職場へ持って行くことに。またイラストの装丁の打ち合わせのため紅葉が出版社を訪れると、そこには椿の姿が。実は紅葉が訪れていたのは椿が勤める出版社だった。その頃、美容院で休憩をしていた夜々のスマホに母から「お夕飯なにがいい?」と連絡が入る。予定はなかったものの“友達と約束している”と夜々が返すと、沙夜子は誰だと詮索。そこにゆくえから「今夜ヒマだったりする…?」と連絡が入り――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月27日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演するドラマ「いちばんすきな花」に、斉藤由貴が出演する。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。境遇や考え方も全く違う主人公たちが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていく。2話連続でドラマタイトルがXの世界トレンド1位になり、話題となっている。斉藤さんが演じるのは、主人公のひとり、夜々の母・沙夜子。4児の母である沙夜子は、末っ子で唯一の女の子である夜々に対し、ほかの兄たちより愛情が深いところがあり、“夜々はこういう子”だと自分の中で信じて疑わない。そのため、夜々には幼い頃から事あるごとに「女の子らしくしなさい」、「お友達と仲良くしなさい」と口癖のように言って育ててきた。社会人になり、親元を離れて暮らしている娘が心配で、時に干渉してくることも。そんなある日、夜々に新しく友達ができたことが気になる…。斉藤由貴今回の役について斉藤さんは「セリフだけを追いかけるとある種の毒親ですが、フラットなアプローチではなく、繊細に慎重に沙夜子を演じられたらと考えています」とコメントしている。なお本作は、「TVer」のお気に入り登録数が10月期放送の民放ドラマにおいて最速で100万を突破、第2話の見逃し配信も放送後5日で253万再生を記録した。第3話あらすじ(10月26日放送)残したままにしていた自分の荷物を取りに、春木椿(松下洸平)の家へとやってきた元婚約者・小岩井純恋(臼田あさ美)。荷物を送るなど気を利かせてあげられなかったと謝る椿に「ごめん以外に言いたいことないの?」と問いかける純恋はそのまま家の鍵を返して帰っていく。一方、バイトを終えた佐藤紅葉(神尾楓珠)は、忘れ物を取りにいくことを理由に、椿の家に行くが、椿はまだ帰宅していなかった。椿に会いたかった紅葉はスマホを取り出して連絡をしようとするが、連絡先を交換していなかったことを思い出す。深雪夜々(今田美桜)は、常連の女性客がこれから女友達とご飯に行くという話を聞く。少しうらやましくなった夜々はこっそりと自分のスマホに入っている連絡先を見るも、紅葉同様に、会いたいと思った相手の連絡先を聞いていなかったことに気づく。ある日、仕事の休憩中に、紅葉へメッセージを送ろうとしていた潮ゆくえ(多部未華子)。椿と夜々の連絡先を知っているか紅葉に聞こうとするも、何と送って良いか悩んでいると、小野寺学(菅原大吉)から、ゆくえに来客があると聞かされ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日現在放送中のドラマ「いちばんすきな花」の公式SNSが、松下洸平と神尾楓珠のメイキング映像を公開した。多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が出演する本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにした、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。今回公開された映像に登場するのは、彼女を“彼女の男友達”にとられてしまう出版社勤務の春木椿(松下さん)と、潮ゆくえ(多部さん)の幼なじみで、イラストレーターの夢を追いかけている佐藤紅葉(神尾さん)という、本作の主人公。ラストの変顔に思わず現場も笑いが起こった今回の映像。視聴者からは「可愛いです」、「優しい空気が流れてる感じですね」、「椿さんの変顔に即反応する紅葉くんこの2人も息ピッタリですね~」、「見ててなんかホッコリします」、「お二人とも可愛すぎます」、「最高です」、「仲良しな二人が見れて幸せ」、「リハはやっぱり本番とは全然違うのだなぁ」などと、たくさんのコメントが寄せられている。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月25日俳優・多部未華子が朗読するAmazonオーディブル「カンガルー日和」(著者:村上春樹)が、10月20日(金)本日配信スタートとなった。Audibleは、オーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービス。プロのナレーターや俳優、声優が読み上げる豊富なオーディオブック、ニュースからお笑いまでバラエティあふれるプレミアムなポッドキャストなどが揃う。本日配信されたのは、「ノルウェイの森」「1Q84」などで知られる村上さんの作品集「カンガルー日和」。18の短編が収録された本作を朗読するのは、「私の家政夫ナギサさん」「マイファミリー」などに出演し、現在放送中の「いちばんすきな花」では、主人公のひとりを演じている多部さん。多部さんは、「さまざまな物語が含まれているため、いろんなキャラクター登場し、面白いと思いましたが、それをどういうテンションで朗読すればよいのか探り探りでした」とふり返り、「『鏡』を朗読しながら頭にさまざまな映像が浮かび上がり、声に出して読んでいて楽しかったです」と感想を語った。「カンガルー日和」イントロダクション「ねえ、あの袋の中に入るって素敵だと思わない?」…表題作/「ねえ、もう一度だけ試してみよう。もし僕たち二人が本当に100パーセントの恋人同士だったなら、いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない」…「4月のある晴れた日に100%の女の子に出会うことについて」村上春樹が「毎月一篇ずつ楽しんだり苦しんだりしながら産みだしてきた」、都会の片隅のささやかな18篇のメルヘン。Amazonオーディブル「カンガルー日和」は配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月22日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務める「いちばんすきな花」の2話が10月19日に放送。神尾楓珠演じる紅葉がまた4人で集まるための口実に、椿の家にわざとハンカチを忘れ物として置いていくシーンに「すごく可愛かった」や「涙が溢れた」などの声が上がっている。「silent」の脚本を務めた生方美久が脚本を担当する本作は、小さい頃から二人組が苦手だった男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、婚約破棄になり新居で有休消化中の春木椿を松下洸平、美容師でルックスばかり見られる深雪夜々を今田美桜、コンビニでアルバイトをしながらイラストレーターとして頑張る佐藤紅葉を神尾楓珠、椿の元婚約者の純恋を臼田あさ美が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。潮ゆくえ(多部未華子)は、わざわざ帰省して参加した小学校の同窓会で当時仲の良かったグループの中で、自分だけ友人の結婚式に呼ばれていなかったことを知る。その後、実家に帰省したゆくえは母のみきこ(神野三鈴)から、人間に一番必要なのは社交性や愛嬌、気配りだと言われ、子供の時は勉強が大事と言っていた母の変わりようにモヤモヤする。コンビニのバイト終わりで帰ろうとする佐藤紅葉(神尾楓珠)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれる「調子がいい人」と話しているのを聞いてしまう。また春木椿(松下洸平)は実家の花屋に帰宅し、母の鈴子(美保純)と弟の楓に結婚はしないと告げる。そんなある日、友人の結婚式に参加した深雪夜々(今田美桜)は新婦の両親への手紙に涙ぐむも、帰り道に、他の友人たちに感動している演技が上手いと言われてしまう。実は彼女たちは結婚式の手紙に対し、感動の強要だと醒めていたのだ。嫌われないよう、友人たちに話を合わせる夜々。友人たちと別れ、夜々がアパートに帰ると同僚の相良大貴(泉澤祐希)がなぜか部屋の近くに。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと疑問をぶつける。友達の方が作るのが簡単だからと言う相良に、価値観の違う夜々は逃げ出す。そして夜々が公園に入ると、そこに偶然紅葉がいて――というのが1話の展開。その後、紅葉を彼氏と偽って難を逃れた夜々は、ふたりきりの気まずさから、椿の忘れ物を届けようと提案し、ふたりで椿の家に向かう。紅葉と夜々の突然の来訪に戸惑う椿だが、仕方なくふたりを迎え入れることに。さらにそこに紅葉がゆくえを呼び出し、いつかの4人が揃うのだった。そこで話は、ゆくえが子供の時に見たちびっ子相撲大会のエピソードに。ゆくえが小さな少年が大きな体格の少年に勝ったことで場内が盛り上がった話をすると、椿と紅葉は小さな少年を賞賛する発言をする。一方でそれを聞いていた夜々は、複雑な表情を浮かべる。しかし、ゆくえが自分は負けてしまった体格の大きな少年の方の感情や将来を考えて泣いたと話すと、夜々は少し和らいだ表情を浮かべるのだった。SNSではそんな脚本の秀逸さが光るシーンに「体格が恵まれている男の子と今にも泣き出しそうな男の子の相撲を比喩として夜々が抱えている闇を表現する脚本、ほんとにすごすぎ」や「ゆくえちゃんの相撲話のくだりで「あぁ、やっぱりあなたも…」って顔した後に、違う価値観に救われたような夜々ちゃんの表情の変化に涙がとまらない」などの声が上がっている。また自分の意見が人と違うことを気にするゆくえに椿が「同じもの見たからって、みんな同じ感情になってたら気持ち悪いですよ」「言っちゃダメなことはたくさんあるけど、思っちゃダメなことはないです」と言う場面に対しては「全ての人の“心の内”や“感じる角度”に繋がっていくのがすごかった」や「心が救われる言葉だな」などの声が。その後、落ち着く時間を過ごした紅葉は、帰り際に忘れ物をして良いかと椿に確認する。そんな次に会うための口実として忘れ物をする紅葉に、SNSでは「次また4人で会うために口実として忘れ物を自ら置いていくの、すごく可愛かった」や「もみじくんが、忘れ物していきますねってハンカチを置いたとき、なぜか涙が溢れた」といった声が。そしてその忘れ物を大事に引き出しにしまう椿には「どこにおいておこうかウロウロして、丁寧に引き出しにしまう描写、愛おしいな」や「紅葉の忘れ物を大事そうにしまう椿が凄く良かった」といった声が上がっている。次週も、忘れ物を口実に再会する4人がどのような会話を繰り広げるのか、待ち遠しい。【第3話あらすじ】椿(松下洸平)元婚約者の純恋(臼田あさ美)が忘れ物をしたと言って残したままにしていた自分の荷物を取りにやってくる。しかし、気を利かせてあげられなかったと謝る椿に「ごめん以外に言いたいことないの?」と問いかける純恋はそのまま家の鍵を返して帰っていく。一方、バイトを終えた佐藤紅葉(神尾楓珠)は、忘れ物を取りにいくことを理由に、椿の家に行くも椿は不在で会えず。そして椿の連絡先を聞いていなかったことに気づく。また深雪夜々(今田美桜)も、常連の女性客がこれから女友達とご飯に行くという話を聞いて少しうらやましくなるが、自分のスマホに会いたい人の連絡先が入っていないことに気づき――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月20日