これまでたくさんのパパたちにお話をうかがってきた【パパメンズBar】。その中で、パパたちにもママに言えない秘密や、男として・夫として・パパとしての悩みがたくさんあるということに気づかされました。そこで【パパメンズBar】もリニューアル!パパたちのリアルな悩みをとことん聞いちゃいます!男の性欲減退説って本当なの?というテーマを皮切りに、赤裸々座談会スタート☆■パパ座談会に参加してくれたのは、こちらの3人!Aさん35歳/結婚6年目で、子どもは5歳の男の子と3歳の女の子。Bさん38歳/結婚11年目で、お子さんは8歳と4歳の男の子と、1歳の女の子。Cさん30歳/結婚1年目で、お子さんは1歳の女の子。◼️性欲は35歳で1度落ちかけたんだけど、〇〇を始めたら復活した!ーーAさんは35歳、Bさんは38歳、Cさんは30歳ということで。早速なのですが、みなさん30代のパパとして【性欲】について教えて欲しいです! 男性は30代後半ぐらいから性欲がグンと落ちるってよく聞きますが。セックスレスの原因にそういったところって関係あるんですかね?Bさん僕は35歳ぐらいの時に1回性欲が落ちたんだけど、筋トレを始めてから回復しました。ーーあ!回復とか、そんなことがあるんですね(笑)。Bさんありますよ(笑)!悩んでるパパにぜひ試してもらいたいんですけど。僕なりのポイントは、内股を中心にした足の筋肉を鍛えること!筋トレしたり、運動したり、さらに開脚やストレッチで一度落ちた性欲が回復したんだよね。Cさん初めて聞きました!Bさんもう子どもも3人いるし、性欲が落ちて困るってことは僕自身はそこまでないけど。筋力が落ちると、ほかのパワーまで落ちるから困るんだよね。たとえば体力とかやる気とか、マインド的なことまで。だから筋トレはそっちをカバーするために始めたんだけど、結果性欲もついてきた感じかな。Aさんラッキーっすね(笑)。僕は性欲はまだまだ落ちてませんよ!ただ、最近家を建てて引っ越したんだけど、昔は重い荷物を持って都内で電車移動してたのが、すっかり車生活になったから筋力は落ちたみたいで。奥さんとセックスしてても、太ももの筋肉が持続しなくてすぐにガクガクしちゃう。思うように体が動かなくなりました。言われてみれば、脚の筋肉って大事なのかもしれない。BさんAさんの場合は、性欲が落ちたっていうよりは筋肉が落ちたんだろうね。でもさ、ちょっとでも筋肉が衰えただけで、いろんなことが面倒くさくなるもんだよね。Cさんは?Cさん僕はまだ30歳なんですけど、昔よりは落ちたと実感してますね。Bさん昔がすごそうだよね、Cさんの場合は。ただもんじゃない感じがプンプンする(笑)。Cさんあはは(笑)。でも20代より格段に、30代は性欲が落ちましたね。ーー性欲が落ちたと、どこで実感するんですか?Cさん昔は、彼女とそれこそたくさんしていた時期もあったんですよ、基本的に性欲が強い方だから。なんなら断られることも多かったぐらいだけど、今は、昔ほどしたいと思わなくなっちゃって。Bさん奥さんに対して? それとも世界の女性に対して?Aさん世界の女性に対してって(笑)!Cさんあはは(笑)奥さんに対してです。いま娘が生まれてやっと1歳になったところなんですけど、奥さんも大変じゃないですか。授乳したり夜泣きしたりで手がかかるから、自分がセックスしたいタイミングが、奥さんと合わないんですよね。Aさん奥さんはウエルカムなの?Cさんそうですね、そんなに断ったりはされないんですけど。さすがに出産直後は「したくない」って言われました。出産後は、1年で3回しかしてないです。Bさん女性は授乳時期は性欲なくなるみたいだし、メンタル的にも少し不安定になるもんね。ホルモンバランスの関係とかなのかな?◼️奥さんにムラっとしなくなったのは、出産に立ち会ってから……。ーーBさんは、お子さんが3人いらっしゃいますけど、2人目や3人目のときも奥様はメンタル的に不安定になったりしたんですか?Bさん何人産んでもそれは変わらないよね。AさんてゆーかBさん、いつの間に3人目できたの?Bさんほら、性欲回復したからさ、うっかりできちゃった(笑)。3人とも帝王切開で、もうこれ以上産むのは無理だって言われてるから、今はコンドームして奥さんとしてる。でもね、3人いると楽しいよ!なんかぐちゃっとしてて(笑)。こっちの育児とか家事のスキルも上がってるから、ラクになるし。ーー5人家族ってにぎやかそうですね! 話は変わりますが、Cさんは妊娠中もしてないんですか?Cさん妊娠中もしてないですね。なので、この2年で3回しかしてないってことになるのかな……。Bさんというか妊娠中ってどうなの? セックスしていいの?Aさんうちはやってたよ、普通に(笑)。ただ、衝撃はあまりよくないだろうなって思って、フルマックスじゃできないから、動きはめっちゃスローだけどね。Bさん奥さん的にはどうなんだろね。ハッピーなのかな?Aさんう〜ん、そこまでじゃないかもね、うちはそうだった。でも、その渋ってる感じがまたそそられるってゆーかね、悪くないねって(笑)。ーーいやそこは、イヤよイヤよも好きのうちとかじゃないですよ!(笑)。全員あははは(笑)!Cさん僕、実はセックスの回数が減ったのは、性欲が昔よりなくなってきたり育児中の奥さんとのタイミングが合わないだけじゃないんですよね。Aさんなにかあったの?Cさん実は、出産に立ち会ったというのも、ひとつの原因なのかなって。Aさん立ち会ったんだね。うちもBさんちと同じで2人とも帝王切開だったから。ちょっと自然分娩ってどんな感じか興味あるな。Bさんね。わかる、知りたい。Cさんそれが、うちの奥さんってそもそも体もそんなに強くなくて、体つきも華奢なんです。それなのに、いきんでる時とかバケモノみたいに吠えてて。そんな姿を見てしまったらもう衝撃で……。それで直接はもちろん見てないけど、ハサミが出てきたり、思いっきり切る音を聞いちゃったりして。そういうの経験したからなのか、ムラっとできなくなったというのもあるんですよね。Bさんなるほどね。Cさんあと、自然分娩のときってアソコを縫うじゃないですか? だからいまだに見れないし、触れないんです。ーーえ? じゃあ産後のHは触らずにしたの?Cさんそうなんです。奥さんもあまり触られたくないみたいでしたし。ちゃんと大丈夫かどうか聞いてから、したんです。BさんAさんも僕の子どもも、全員帝王切開だもんね。それで、やってみてなんか前より変わったなみたいな感覚は?Cさん変化みたいなのはあまり感じなかったですね。Hした感じは前と一緒。Bさんなるほどね。そうしたら、それは時期が解決してくれるような気もするな! 【次回予告】セックスレス問題ってパパたちはどう考えている?男性の性欲は35歳や36歳でガクッと下がるとは聞いていましたが、Aさんのように「全然!」というパパがいるから、都市伝説的な話だったのかも⁉ですが、悩まれているパパにはBさんのように筋トレをおすすめするのが、ひとつの手かもしれませんよ!さて、次回は後半で話題にもあがった「奥さんにムラっとしない」ということ。ママ目線のセックスレス問題は、これまでうかがってきましたがパパたちはどう思っているのか?次回をお楽しみに。企画・構成/mamagirl WEB編集部文/若山あや
2023年06月24日初めての出産で帝王切開することになった私。不安の中で出産を迎えましたが、無事にわが子が生まれてきて安堵します。親戚からお祝いの言葉をたくさんかけてもらいうれしかったものの、その中にはモヤッとする言葉もあり……。 「そんなこと言う?」まさかの声に絶句 私は初めての出産を控え、おなかの子と対面できる日を楽しみに過ごしていました。ところが出産予定日を過ぎても生まれてくる様子はなく、1週間を超過する日に帝王切開へ予定変更することに。入院後、翌日に帝王切開をする予定でしたが、胎児の心拍数が低下していることから1時間後に緊急帝王切開をすることに。はじめは手術への不安で胸がいっぱいでしたが、あっという間に手術は終わり、無事に生まれてきてくれて安堵しました。産後は母子ともに健康で、術後の経過も良く順調に回復。親子で退院の日を迎えることができました。 退院後、親戚からお祝いの言葉をたくさん掛けてもらったのですが、あるおばさんからは「帝王切開だから先生が出してくれたんでしょ。ラクだったでしょ?」と心無いひと言も……。すかさず義母が「私も帝王切開だったけど大変だったのよ!」とフォロー。夫も慰めてくれて、その場は救われましたが、私はその言葉が引っかかっていました。 その後、ママ友に「親戚から"帝王切開はラク"って言われて……」と打ち明けると、「大変だったね。気持ちわかるよ」と共感してくれました。帝王切開を経験したママたちと話していると、「悩んでいるのは私だけじゃない、ひとりで思い悩まなくてもいいんだ!」と思えるように。あのとき、親戚に掛けられた心無い言葉は、「帝王切開を経験したことがないから、想像できなかったのかも!」と広い心で受け止められるようになりました。 作画/ひのっしー著者:森田 アン
2023年06月24日「自分は自然分娩で出産する」と信じて疑わなかった私。しかし、胎児と母体の安全を優先した結果、急きょ帝王切開で産むことになりました。出産直後は分娩の方法などまったく気にならなかったのですが、あることがキッカケで、日が経つにつれてじわじわと悔しさや悲しさが湧き出てきました。今回はそのときの体験談を紹介します。 「もったいなかったね」の言葉出産後は休む間もなく慣れない子育てが待ち構えており、1週間の入院中は「傷あとが痛い」「母乳が出ない」「赤ちゃんが泣き止まない」ということで頭がいっぱい。分娩方法のことでくよくよしている暇はありませんでした。 最初に心に引っかかったのは、1カ月健診のときに病院の母乳外来で出会った助産師さんの「太ってないし背も高いのに、帝王切開でもったいなかったね」という言葉。きっと「分娩異常さえなければ傷あとが残らずに済んだのにね」という慰めの言葉だったのだと思うのですが、そのときからモヤモヤが始まりました。 友人の体験談がつらい「帝王切開で残念だった」という気持ちは日に日に大きくなっていきました。難産で出産した友人の話を聞くことが特につらく、「自分は出産まで72時間もかかった。さっさと帝王切開で産んでしまいたかった」という言葉を聞いたときは、まるで自分が手抜きをしたような気がして引け目を感じました。 手術で切ったおなかの傷口は約10cmでしたが、出産の話題で聞かれてそう答えると、「自分は会陰切開だったけどもっと切った」と言われて落ち込んだこともあります。 自分だけじゃない2人目も帝王切開で出産したこともあり、5年ほどモヤモヤした気持ちと付き合ってきました。ある日、帝王切開ママの集まりがあると知り、参加させてもらうことに。そこには私と同じように悩むママがたくさんおり、それぞれの病院での出来事や出産後の体験談などいろいろな話を聞くことができました。 「自分だけじゃないんだ」「悔しい・悲しいという気持ちを人に伝えていいんだ」と思えたことで、とても気がラクになりました。 くよくよしていたせいで、ちょっとした言葉に過敏になっていたように思います。出産は十人十色。どんな出産だって大変だし、どんな分娩方法だって胸を張っていていいんだと今では考えられるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの 著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月22日出産がとても大変で、しばらくは本調子に戻らない…なんて人も多いですよね。しかし、そんなときに周囲の人から自分勝手な態度をとられると困ってしまいますよね。今回は義両親の言動に思わず衝撃を受けたエピソードを紹介します!出産後に義母から連絡が楽でいいわね…?遠まわしに遠慮するも…1人で盛り上がる義母こちらの体調などお構いなし…帝王切開を楽な出産と思い込んで、挙句の果てには退院日にお祝いで盛り上がろうとする義母…。体調は万全ではないと伝えているのですから、気を遣ってほしいですよね。出産を経験した女性には、実家でゆっくりして欲しいものです。
2023年06月21日帝王切開での出産で、体の回復に時間がかかっている…。できればしばらくゆっくり体を休めたいですよね。今回は帝王切開した直後にとんでもないことを強要してきた義父のエピソードを紹介します。義父が家に来た理由は?勝手に庭に野菜を植えようとする義父帝王切開したばかりなのに重労働を強要してきた…義母のおかげでなんとか重労働を回避夫から厳重に注意してもらうことに!この義父のように、何かに夢中になったら周りが見えなくなってしまう人もいるようです。残念な義父には夫からしっかり注意してもらい、少し距離を置いた方がいいかもしれませんね。
2023年06月18日皆さんは、義母の言動に耳を疑った経験はありますか?今回は「義母の言葉にモヤモヤしたエピソード」を漫画化してお届けします!イラスト:noico付き添ってくれた義母緊急帝王切開に!義母が一言…忘れられない…いつもは優しい義母だからこそ、言われた言葉が余計に残ってしまうのかもしれません…。義家族とは、適度な距離間を保っていきたいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月11日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ出産後も気持ちを切り替えることができない主人公に、助産師さんは部屋を訪ね話を聞いてくれる。帝王切開についてママ友に言われたこと、だから経膣分娩したかったのにできなかったことなど話すと夫が謝ってきて…。■夫も傷ついていた…■どんな産み方も立派なお産寄り添ってくれた助産師さん、夫の存在によって、モヤモヤが少しだけ消え、心が軽くなったという主人公。いつか子どもたちに「ここから産まれてきたんだよ」と伝えてあげることが今の夢であり、子どものためにお腹を切ったことを誇りに思いたいそうです。人それぞれ思うことも感じることも、考えたこともたくさんある中で、何気ないひと言で誰かを傷つけてしまわないよう、気をつけていきたいと思った体験談でした。最後までお読みいただきありがとうございました!
2023年05月30日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ帝王切開で無事出産した主人公。最善策だったと助産師さんに言われ、自分でもそう理解しているが、やはり「下で産みたかった」と思ってしまう。ママ友たちの言葉が自分の心を傷つけ続けていることを感じるのでした。■話を聞くことはできるから…■できなかったことへの心残り主人公の入院している部屋にも来て、話を聞いてくれた助産師さん。すると、その話を聞いた夫が「ごめんね」と言い出して…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月29日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ帝王切開に切り替えた方がいいと医師から言われるが、経膣分娩を諦められない主人公。すると助産師さんが「周りにいろいろ言われてつらい思いをしたんだね」と寄り添ってくれて、帝王切開の決断ができるのでした。■無事に第2子を出産■でも下から産みたかった…帝王切開で産むことは決断できたけど、やはりどうしても主人公の心に引っ掛かるものがあり…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月28日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ第2子の出産を経膣分娩にした主人公に、ついに陣痛がやって来る。病院に入り数時間、陣痛に耐えるもお産はなかなか進まず、15時間後、ついに医師から「このままだと子宮破裂の可能性がある」と言われてしまう。■それでも経膣で産みたい…!■つらい気持ちを理解してくれて…側についていてくれた助産師さんが、自分の気持ちに寄り添ってくれて…。主人公は帝王切開での出産を決断するのでした。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月27日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ帝王切開の出産をしたことでママ友たちに嘲笑された経験から、主人公は「次は経膣分娩で産みたい」と強く思うようになる。そして数年後、第2子を妊娠し、帝王切開術後でも経膣分娩ができる病院を探すのでした。■陣痛を待つ日々■陣痛はあるものの進まないお産希望の経膣での分娩。ですがなかなかお産が進まず、ついに…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月26日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。その後、マタニティーブルーズに悩まされるぺ子さんですが、無事に退院を迎えます。初めての帝王切開で慣れない育児が始まり、高まった緊張感が体にどっと来て、マタニティーブルーズになっていたぺ子さん。そこへ夫が面会にやって来てくれたのですが……。来て早々にペ子さんのベッドへ横になると、まさかの爆睡! 爆睡した夫に呆れたペ子さんでしたが、帰り際にチョコのお菓子を渡されると、「また絶対来てね」とときめいてしまうのでした。そして、ついに退院の時が……! 帝王切開は“楽なお産”ではないけれど… 術後4日目はスッキリ眠れたペ子さん。点滴も1日1回で、おなかが突っ張るものの痛みもだいぶラクになり、歩けるようにもなって、ようやく人間に戻れたと感じるほどでした。その後はひたすら赤ちゃんのお世話をして入院期間を過ごし、ついに術後8日目……退院の日を迎えることになりました。 帝王切開は決して“楽なお産”ではありません。手術中も手術後もしんどい思いを強いられました。ただ、どのようなお産でも大変な面もあれば、良い面もあります。実際にペ子さんが帝王切開を経験して、最も良いと思ったのは、“命の危険を伴うと判断された子を、無事に取り出してもらえたこと”。 子どもだけではなく、母体も危険な状態になった場合でも対処してもらえる。これは医療の力を借りておこなうからこそ、安心して望めるお産です。出産はあくまで長い育児のスタート地点。いろいろあったけど、このスタートを母子共に無事に切れて、「帝王切開でよかった」と思うペ子さんなのでした。 帝王切開はおなかを切って赤ちゃんを取り出すため、“ラクなお産”だと勘違いしている人もいるかもしれません。しかし、実際には手術中にしんどい思いをする方もいて、さらに産後は傷の痛みもあります。過剰に怖がる必要はありませんが、やはりどのようなお産も命がけ。自然分娩だと子どもや母体の命が危険にさらされることもあるため、手術が必要なのです。ペ子さん親子が無事に退院できて、本当によかったですね! 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年05月26日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ産後しばらくして、娘を連れて子育て支援センターに通い始めた主人公。そこで出会ったママ友たちに帝王切開と打ち明けると、「かわいそう」「楽でよかったね」といった言葉を浴びせられショックを受けるのでした。■夫に話すと…■今度こそ経膣で産みたいママ友たちにとっては些細なことだったかもしれないけれど、主人公にとっては深い傷になった出来事だったのです…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月25日多くのママ友と接していると少なからず「この人と合わないかも…」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか?そこで今回は「ママ友との間で起こったエピソード」を紹介します!出産マウントママ友の間で一度話題に出るのは出産の話。私には子どもが1人居るのですが、帝王切開での出産でした。周りに帝王切開で出産した人がおらず『陣痛経験してないの?』『あの痛み知らないとかいいね』と凄くマウントを取られました。私は『うんうん』と話を聞いて、最後に『高血圧になって管理入院してたのよね。予定日近くに入院するつもりが早くに陣痛がきちゃって…。しかも、無痛分娩で出産する予定だったから、腰の注射の痛みも経験することになったの!無痛分娩の注射打ったのに、子どもが中々おりてこなくて、結局帝王切開で産んだのよね、まじで痛みのフルコースだったわ…』と言うと、マウント取ってきたママ友が黙ってしまいました。こっちの大変さが分かったか…と少しスカッとしました。(女性/主婦)距離感の難しさママ友と毎日のように顔を合わせなければいけないという方もいるのではないでしょうか。トラブルで疲れてしまうということもありますよね。適度な距離感を保ちながら、上手に付き合えるといいですね。(Grapps編集部)※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月24日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ妊婦健診で主人公は、医師から赤ちゃんが大きめかもしれないこと、合併症もあるので「帝王切開で産んだ方が安全かもしれない」と言われる。その後帝王切開で出産、産後の痛みはひどいけれど育児に明け暮れるのでした。■ママ友ができて…■帝王切開はかわいそう!?悪気はないのだろうけど、仲良くなったママ友たちに言われた言葉は残酷で…。思ってもみなかった反応に、主人公は心を深く傷つけられるのでした。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月24日1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、長男くんも無事に生まれました。産後は傷口や胸の痛みなどとの闘いが始まり、それを乗り越えたころに麻酔の管が抜ける驚きの事態に。それがきっかけで、予定より早めに管を抜くことになり、産後初めてシャワーを浴びるチャンスがやって来ました。久しぶりにシャワーを浴びて身も心もスッキリしたぺ子さん。部屋に戻ると、同室の人の夫が面会に来ていました。ぺ子さんの夫は仕事が忙しく、いつも面会時間ギリギリ。「少しの時間でも毎日来てくれるから寂しくない」と自分自身に言い聞かせるぺ子さんでしたが、涙があふれて止まらなくなり……!? ママが涙を流しているところに、夫が登場! ペ子さんは涙の原因について、マタニティーブルーズだったと振り返ります。マタニティーブルーズとは、産後、主にホルモンのバランスの乱れによって涙が止まらなくなったり、イライラしたり落ち込んだりすること。 初めての帝王切開で慣れない育児が始まり、高まった緊張感がペ子さんの体にどっと来たのです。マタニティーブルーズは無縁だと思っていたペ子さんは、帝王切開でもちゃんとホルモンバランスが崩れるんだなぁと泣きながら冷静に分析していました。 そんなとき、面会にやって来た夫はペ子さんのベッドへ横になり、5分後にはまさかの爆睡……。しかし、帰り際に「ほい」と言って夫から渡されたのは、チョコのお菓子。それを受け取ったペコさんは、「また絶対来てね」と夫にときめくのでした。 産後は体もボロボロで、感情の浮き沈みも激しくなりがちですよね。そんなとき、旦那さんとの面会時間が短くて十分なコミュニケーションが取れないと、心細く感じてしまいそうです。でも、ひょんなきっかけで少し元気を取り戻せたようで何よりです。退院まであと少し、踏ん張って乗り越えてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年05月23日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ結婚して数年後、妊娠した主人公は帝王切開で女の子を出産。しかし、産後知り合ったママたちに帝王切開だったと話すと心ない言葉を投げかけられ、「お腹を痛めて産んでこそ母親」と言われているように感じるのでした。■帝王切開の話が出て…■帝王切開での出産を決意赤ちゃんが少し大きめだったこと、そして合併症もあることから帝王切開で出産した主人公。産後の痛みは想像以上で、傷口をかばう余裕すらなく、術後すぐに育児に追われるのでした。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月23日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。 こんにちは、リコロコです。今回は帝王切開のお話です。きっと同じような体験をされた方も少なくはないんじゃないでしょうか?■待望の妊娠、そして出産!■同じ母親からの心ない言葉「かわいそう」「楽でよかったね」「産道通らないと必要な免疫つかないんでしょ?」帝王切開で第一子を産んだ主人公は、周りの母親たちから哀れみの目を向けられてしまうのでした…。次回に続く「帝王切開ってかわいそうなの?」(全9話)は12時更新!本記事はあくまで筆者に寄せられた体験談です。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2023年05月22日一言で生理といっても症状や重さは十人十色。人と比較する機会もそう多くはないので、仮にひどくなってもなかなか気づけないこともありますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Bさんの場合……子宮筋腫および子宮内膜症と診断されました。10代半ばくらいから徐々に生理痛がひどくなり、毎月鎮痛剤を飲まなければ生活できないほどでした。20代後半くらいには、生理のとき血のかたまりが出るようになり、30代前半に第1子を帝王切開で出産した時、子宮筋腫と子宮内膜症だとわかりました。どんな治療を受けましたか?治療は受けていません。帝王切開時に子宮筋腫を摘出するという選択肢もありましたが、多量出血の可能性もあるということで経過観察になりました。その後、別の病院で第2子を帝王切開で出産したのですが、勝手に筋腫を摘出されていました。なかなか出血が止まらなかったそうです。摘出したにも関わらず、再発して現在も生理の量が多い時があります。世の女性陣へ伝えたいことは?私のように経過観察で良いとされる症状でも、毎年検診を受けて、大きさが変わらないかを診てもらっています。病名がわかっていると、「何かあった時もかかりつけ医が対応してくれる」という安心感があります。もし不安な症状があるのなら、安心するためにも1度診てもらいましょう。そして、もし摘出するとなったらセカンドオピニオンを受けた方が良いです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。年に1回は自分の体と向き合うことが大切ひどい生理痛と大きな血のかたまりの原因は、子宮筋腫および子宮内膜症だと判明したBさん。生理の重さは人それぞれですが、日常生活に影響が出てくる程となると何かしらの疾患が隠れている可能性もあるのかもしれません。もし毎月の生理がつらいのなら、近くの婦人科を受診することも検討してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月20日高齢かつ子宮筋腫があり、自分には子どもと共に歩む人生などあり得ないだろうとすっかりあきらめていました。しかし、43歳でまさかの妊娠。以来いくつものまさかを乗り越えて、出産に至った体験談です。妊娠・出産はあきらめていた30歳を過ぎたころに受けた婦人科検診で、子宮筋腫が判明。それ以降、皮肉にも順調に筋腫は成長し、数も増えていきました。一生妊娠や出産、子育てにはご縁がないのだろうな……とあきらめていた43歳の春、まさかの妊娠! 「何がなんでもこの子を産み育てたい!」と心の底から強く思いました。高齢で持病もあったため、かかりつけの産婦人科では手に負えず、近くの大学病院でお世話になることに。 時を前後して、おなかの子の父親とはお別れし、ひとりで子どもを産み育てていく決意を固めました。「そうか、私は子どもが欲しかったけれど、結婚したいわけじゃなかったんだ」とそのとき気づいたのでした。 帝王切開に向け着々と準備妊娠34週の健診の日。筋腫がお産の妨げとなる位置にあり、赤ちゃんの頭が出てこられないとの診断を受け、帝王切開での出産が決まりました。予想はしていたけれど、やっぱりそうなるか……と思いながら話を聞いていました。 手術は妊娠38週の12月17日に決定。出産日に向けて心の準備も入院準備も抜かりなくしました。帝王切開で2人出産した先輩ママに、麻酔のことや術後の痛みなどを教えてもらったり、帝王切開用の産褥ショーツを買ったり、病院で帝王切開の流れのDVDを見たりしました。 「これで準備万全!」のつもりでしたが、思わぬところで苦戦。それは、入院・手術の際の家族の立ち会いです。夫がいれば問題にはならないと思いますが、なにせ私はシングル。高齢の両親は離れた地域に住んでおり、コロナ禍では移動もままなりません。職場の社長の奥様にお願いするところまで考えましたが、ダメ元で母に連絡してみたところ、なんとかきてもらえることになり、ひと安心。事なきを得ました。 おなかの子の生命力に驚きいよいよ手術前日。入院の準備をして母と病院へ。診察を受けると、先生の様子がなにやら変です。「いつごろ帝王切開って言われました?」などと質問しながら超音波検査をしていたのですが、普段の健診よりだいぶ長い気がしました。「どうしたんだろう? 何か異常でも!?」と、不安は膨らむばかり。 ようやく診察が終わり、別室で待機していた母も呼ばれて話を聞くと、衝撃のひと言が!「赤ちゃんの頭が筋腫を乗り越えて下がってきているので、帝王切開をする必要はなくなりました。陣痛が来るのを待って、普通分娩でいきましょう。今日は帰っていいですよ」。 「え……!? そんなことってあるの!?」と、思わず母と顔を見合わせました。おなかの子の生命力、外の世界へと向かおうとする力たるや、どれほど強烈なものなのか!と驚きました。 最高のクリスマスプレゼントに12月25日。何事もなく、自然分娩で娘を出産。私にとって人生で最高のクリスマスプレゼントとなりました。 妊娠・出産にはお母さんと赤ちゃんの数だけドラマがあるんだなと、身をもって実感しました。先輩ママさんたちからはさまざまなエピソードを聞いていましたが、まさか自分の身にもこれほど衝撃的な事件が起きるとは思いませんでした。娘がこの話を理解できる年齢になったら、「あなたは、いくつものまさかを乗り越えて今ここにいるんだよ」と伝えたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:ワダムギコ43歳にして第一子を妊娠・出産したシングルマザー。自称「遅れてきた母ちゃん」。 建築関係の仕事をしており、自分が携わって建てた保育園に娘を通わせるべく、絶賛保活中。
2023年05月05日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、ここから傷口や胸の痛みなどとの闘いが始まります。診察をしてくれた医師から「麻酔の管が背中から抜けてるよ」と告げられたぺ子さん。同時に、ぺ子さんが感じた「ヒンヤリ」は、液がもれている「ヒンヤリ」だったことに気づきます。ですが、そのまま予定より少し早めに管を抜くことになったことで、ひと足早くシャワーを浴びられることに。うれしさのあまり急いでシャワーに向かいますが、そこで思わぬ事実が判明し……!? おなかの肉が…! 入院中、看護師さんが体を拭いてくれていたものの、髪の毛は洗えずにぺったり……。一刻も早くシャワーで洗い流すべく、ルンルンで向かったぺ子さんでしたが、鏡に映った自分の姿を見て、衝撃を受けてしまいます。 「おなかの肉がエグい……」。それは術後の傷口を覆うほどの破壊力でした。しかし、そんなことよりもシャワー!と気持ちを切り替え、至福の時間を味わうぺ子さん。 身も心もスッキリして部屋に戻ると、そこには面会に来ていた同室の人たちの夫の姿がありました。ぺ子さんの夫は仕事が忙しく、いつも面会時間ギリギリ。「たった10分でも毎日来てくれるから寂しくない」と言い聞かせるぺ子さんでしたが、どうしてか涙があふれて止まらなくなってしまうのでした。 産後はホルモンバランスの影響で、気分が落ち込んだり、不安感に押しつぶされたりといった症状が出てくる場合があります。みなさんの中にも、何かしらの不調に悩まされたという人も多いのではないでしょうか。慣れない育児が始まり、目まぐるしい毎日となりますが、ひとりで抱え込まずに助産師さんや家族など頼れる方の力を借りて、一緒に乗り越えていけるといいですね。 監修/助産師 松田玲子このほか、ぺ子さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月30日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、次から次へとトラブルに見舞われます。痛み止めを追加して準備万全で向かったはずの沐浴指導でしたが、赤ちゃんの体を洗っているときに急な痛みに襲われたぺ子さん。どんどん強くなる痛みに耐えられず、超特急で沐浴を終わらせて医師の診察を受けます。そこで告げられたのは……!? つらいことばかりではなかった…! ※看護士→看護師 「麻酔の管が背中から抜けてるよ」。診察をしてくれた医師から告げられたのは、衝撃の事実でした。管は背中にあるため、自分では麻酔が追加されているのかどうか確認ができませんが、看護師さんからは「ヒンヤリすれば大丈夫」と言われていたので、その言葉を信じていました。しかし、実際にぺ子さんが感じた「ヒンヤリ」は、液がもれている「ヒンヤリ」だったのです……。 結局、そのまま予定より少し早めに管を抜くことになり、管が抜けたことによって思いがけないご褒美が……。それは、ついにシャワー解禁! これまでは看護師さんが体をふいてくれていましたが、髪はぺったりしたまま……。うれしさのあまり、急いでシャワーに向かったペ子さんでした。 痛みに耐えてきた分、ひと足先にうれしいご褒美がもらえてよかったですね。お待ちかねのシャワーで心も体もスッキリして、かわいいわが子との時間を過ごせるといいですね。 監修/助産師 松田玲子このほか、ぺ子さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月29日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、次から次へとトラブルに見舞われます。帝王切開での出産を終え、痛みに耐えながらまともに寝られなかったぺ子さん。体を休めるために夜間のおっぱいは看護師さんにミルクをあげてもらい、寝ることにしました。しかし、眠りについたのも束の間……。今度は傷の痛みではなく乳腺炎の痛みで目が覚めてしまい、結局またもや一睡もできませんでした。そんな中でも、どんどん時間は過ぎていき……!? 痛み止めを追加しているはずなのに… ※点滴刺入部は正しくは前腕になります。 ※点滴刺入部は正しくは前腕になります。※赤ちゃんが助産師さんの手から離れていますが、実際は手で抱えています。また、同じ赤ちゃんを2回連続で沐浴することはありません。 一睡もできないまま迎えた朝。看護師さんから沐浴指導があると告げられます。傷の痛みは徐々におさまっているものの、やはりまだ少し痛みます。実際に立ちあがって歩いてみると「ピリ……」という違和感をおなかに覚えました。これまでの経験で、痛み止めは我慢せずに追加してもいいと学んでいたぺ子さんは、念のため追加してから沐浴指導に向かったのでした。看護師さんからひと通りの流れを教えてもらい、いざチャレンジ。沐浴は順調に進みますが、おなかが徐々に痛みだして……ついにギブアップ。 「おなかが死ぬほど痛いです……」 絞り出した声で看護師さんにそう伝えるのが精いっぱいでした。痛み止めも効かないほどの痛さを感じたこともあり、念のため外科の先生に診察してもらうことにしたのでした。 痛み止めを追加して万全の準備だったはずが、まさかの激痛に襲われることになってしまったぺ子さん。沐浴をするときの少し前かがみになる体勢は、術後の体にはつらそうですね……。体のケアをしながら、限られた入院期間に覚えることも多く、産後のママは大変です。気になることは看護師さんや助産師さんに相談して、少しでも不安を払拭したいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月28日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。しかし、次から次へとトラブルに見舞われます。看護師さんにサポートされながら、なんとか初めてのおっぱいタイムもクリアしました。ホニャホニャでもしっかりとおっぱいを吸う赤ちゃんの姿を見て、ぺ子さんの顔も緩みます。しかし、帝王切開直後は一睡もできず、先輩ママさんからよく聞いていた「入院中しか休めない」という言葉を思い出し、夜中のおっぱいは看護師さんにミルクをお願いして、ゆっくり体を休めることにしたのですが……!? いつになったらぐっすり寝られるのか… ※点滴刺入部は正しくは前腕になります。 ※基本的には炎症部位を冷却する処置が施されます。 帝王切開直後の痛みで一睡もできないまま、抱っこ、おっぱいと目まぐるしく過ぎていきました。さすがにゆっくり休みたいと思い、夜中のおっぱいは看護師さんにミルクをお願いして寝ることにしたぺ子さん。しかし、1時間ほどして違和感で目を覚まします。おっぱいが痛い……。そして熱もあるような気がする……。慌ててナースコールで看護師さんを呼んだぺ子さん。不安そうなぺ子さんに対して、ひととおり状態を確認した看護師さんは「初期になる乳腺炎ですね」と伝えます。結局その夜も、ズキズキとした痛みでまともに眠れないまま朝を迎えてしまったのでした……。 やっと傷の痛みがおさまってきたと思っていたのに、今度はおっぱいに痛みを感じたぺ子さん。術後の傷の痛みだけでなく、岩のように張った胸の痛みも出てくるとは、知らなかったという人も多いのではないでしょうか。短期間で体のあちこちに痛みを感じるのは、かわいいわが子のためだとわかっていても、やっぱりつらいですよね。助産師さんを頼りながら、なんとか乗り越えていってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月27日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事に生まれました。そこからも覚えることはたくさんあって……。帝王切開を終えた直後は痛みとの闘いでしたが、なんとか赤ちゃんの初抱っこもクリアしたぺ子さん。次は授乳にチャレンジしてみます。こんなにホニャホニャなのに、飲めるの?と思いながら、恐る恐る赤ちゃんをおっぱいに近づけます。すると赤ちゃんは、何かに目覚めたかのようなすごい勢いでおっぱいを吸おうとしますが、なかなかうまくいきません。そんな様子を見て、看護師さんがサポートをしてくれて……!? 初の授乳は3分であっけなく終了 赤ちゃんが乳首に吸いつきそうになる瞬間を逃さず、看護師さんが力強くサポートしてくれたおかげで、赤ちゃんはちゃんとおっぱいを吸うことができました。「ちゃんと吸えてる……!」。初めての経験に、うれしさのあまり思わず声が出てしまうぺ子さん。 とりあえず最初は、右と左で3分ずつ授乳しましょうと看護師さんから提案されます。しかし、右側を3分あげた結果……赤ちゃんは力尽きて寝てしまったのでした。 ごはんが待っているから部屋に戻っていいと言われたものの、ご飯が五分粥だと思うとあまり気が進みません。「早くちゃんとしたご飯が食べたい……」。そんな風に思っていたぺ子さんの前に運ばれてきたのは、4品もおかずがついているごはんでした。思いがけずちゃんとしたごはんが食べられたペ子さんは「食べられることってこんなに幸せなんだなあ……」と当たり前のことがとてもうれしく感じたと言います。 勢いよくおっぱいを探す姿、そしてたった3分で疲れて寝落ちしてしまう姿……どれも赤ちゃんのときしか見られない愛おしい瞬間ですね。そして、ついに食事もおかずがついてランクアップし、思いがけないご褒美とあって、ぺ子さんのうれしさが伝わってきます。しっかり食べて、これから始まるめまぐるしい日々に向けて、体力をつけてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月26日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。いよいよ初回授乳の瞬間です。帝王切開から一夜明け、痛む体を引きずるようにして会いに行ったわが子を、ドキドキしながらも無事に初抱っこできたペ子さん。小さな手で指をぎゅっと握られて、「本当に生まれたんだなぁ」と実感していると、さらにそのまま初回授乳をすることに。ホニャホニャなわが子は果たして……!? 母も子も未体験のあの瞬間が…! いつでも笑顔の看護師さん、まずは初乳が出るかどうかの乳首チェックを始めます。ここでもまた試練を味わうぺ子さん。 一方、前日に生まれたばかりのホニャホニャの息子くんが、本当におっぱいを飲めるのか心配になるペ子さん。しかし、乳首を近づけると目を見開いてものすごい勢いで乳首を探す赤ちゃんですが、じょうずにくわえることができず、まったく吸えていない様子。無事に授乳できるのかハラハラしてしまいます。 そこへ「ちょっとお手伝いしていいですかー?」と看護師さん。絶妙なタイミングで落ち着いてサポートしてくれる存在が心強いですね。自然分娩・無痛分娩・帝王切開など、産み方にかかわらず、出産したママはこうした痛みにも向き合っているんですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月25日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。痛みで眠れぬ夜も明け、ふらつく体で赤ちゃんを抱っこします。帝王切開後の傷の痛みで眠れぬ一夜も過ぎ、看護師さんのサポートで、ふらふらしながらも新生児室に向かったぺ子さん。そこには、第一印象がお爺ちゃんだったわが子が、かわいらしい赤ちゃんとしてお母さんを待っていました。「命がけで産んだ赤ちゃんを抱っこしてあげてください」と言われ、さっそく抱っこをしてみることに。しかし、新たな試練が……!? そっと抱っこしようとすると…。やっぱりキター!! 赤ちゃんを抱っこしようとした瞬間、やっぱりきました激痛が! 全身震えて「ヤバイヤバイ背中とお腹ヤバイ」と、慌てるぺ子さん。 仕切り直してもう一度挑戦。2度目はうまくいきました。初めての抱っこの感想は、「う…うわー…」。緊張と喜びが混ざったドキドキの瞬間。ぺ子さんも、その小ささにびっくりします。さらに、赤ちゃんなのに強い力でぎゅっと指を握られます。 「ほんとに赤ちゃん、生まれたんだなぁ…」 その後、そのまま授乳をすすめられたペ子さんですが、実は心配なことがあった様子。赤ちゃんを抱っこしつつ、胸が小さくても母乳は出るのかと思わず看護師さんに聞いてしまいました。 鼻息まじりの微笑みが気になるところですが、最終的には「大丈夫ですよ~ 胸の大きさは関係ありませんから」との回答をもらうのでした。 壊れてしまいそうなくらい小さくてやわらかい赤ちゃん。初めてわが子を抱っこしたとき、みなさんもビックリしたのではないでしょうか。赤ちゃんが指を握り返してくる姿は、命の尊さと生きる力強さを感じる瞬間ですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月24日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。痛みで眠れぬ夜も明け、ようやくわが子を抱っこできる日がやって来ます。帝王切開での出産が無事に終わったあと、麻酔が切れてズキズキするおなかを抱え、眠れぬ一夜を過ごしたペ子さん。朝になって子宮収縮剤を手渡されたあと、看護師さんの指示のもと、ふらふらの体に鞭打ってようやく起き上がることができました。そしてついに、第一印象がお爺ちゃんのようだった愛しのわが子と対面するときが……!? お爺ちゃんのようだったわが子は…? ※「つましたよ~」→「つきましたよ~」 ドキドキしながら起き上がり、ゆっくりならやれそう!と気を持ち直したぺ子さん。点滴のスタンドにしがみつきながらも、なんとか立ち上がることもできました。「コレも意外といけるかも」と思っていると、看護師さんから「そのまま新生児室へ行って赤ちゃんに会いましょう!」と言われます。 少しクラっとしながらも、自分の足で歩いてようやく目的地へ到着しました。「お母さんきたよ~」と看護師さんが引き合わせてくれた息子くん。そこで目にしたのは、本当につるんとしたかわいらしい赤ちゃんでした。 思わず「赤ちゃんがいますよ……?」とつぶやいてしまったぺ子さんでしたが、「むくみがとれてより一層かわいらしくなりましたね~」と看護師さんも笑顔。「ぺ子さんが命懸けで産んだ赤ちゃんです」との看護師さんの言葉に、ぺ子さんも無事出産できたことを噛みしめるのでした。 そしていよいよ、待ちに待った初めての抱っこの瞬間。傷の痛みを抱えながらも、愛おしいわが子を抱っこできるなら、ここまで頑張ってきた甲斐がありましたね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月23日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。縫合後のおなかが痛くて眠れない一夜も何とか過ぎたと思いきや、笑顔の看護師さんが次々と恐怖の指令を出してきました。帝王切開での出産後、目が覚めてからズキズキする痛みを抱えていたペ子さん。おなかが裂けてしまいそうでクシャミをするのも怖く、一睡もできない夜がやっと明けたと思ったら、痛み止めはどんどん追加してもよかったと言われてしまいました。そんなぺ子さんに追い打ちをかけるように、看護師さんがにっこり出してきた指令とは!? 眠れぬ一夜が明け、笑顔の看護師さんから次々と指令が…! 笑顔の看護師さんから手渡されたのは、なんと子宮収縮剤でした。「殺す気か!?」と真顔でツッコミを入れてしまったぺ子さん。そして、次なる指令は体を起こすこと。ぺ子さん、すでに「?」マーク状態。さらに追い打ちをかけるように下された指令は、今日から歩くこと……! もはやすぐには理解できなかったペ子さんは、真っ白になってしまいました。「戻ってきて」と看護師さんに心配されても、「ムリです」と返すのが精いっぱい。 看護師さんの指示に従って横向きになり、ベッドの手すりにしがみつきつつ、ゆっくりゆっくり起きてみたところ……。実際にやってみたら、意外と痛くなくてひと安心。寝ているとおなかの傷が引っ張られるからかもしれないと説明を受け、納得していると、そのまま歩行練習に……! 「今日のタスクおしまい!」と宣言するぺ子さんに、「やりますよッッ!!」とあきらめない看護師さんなのでした。 ここでも「それはムリです」と速攻で断るぺ子さんの気持ち、経験者なら「わかる!」という人もいるかもしれませんね。けれど看護師さん、有無を言わさずの様子にさすが、手慣れている感があります……! ともあれ、早くぺ子さんの体力が回復するといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月22日第1子から第3子まで予定帝王切開で出産したぺ子さん。第1子の長男くんは妊娠20週から逆子が直らなかったため、予定帝王切開での出産が決まりましたが、ぺ子さんは帝王切開でのお産にネガティブなイメージがなく、まったく抵抗がありませんでした。実際は予期せぬ痛みなどもあったものの、帝王切開も終了し、息子くんも無事生まれたペ子さん。しかし、麻酔から覚めると激痛との闘いが始まります。帝王切開後、ようやく目が覚めたと思ったら、後陣痛や空手チョップに匹敵する触診の痛みで声が出ないほどの激痛を味わったぺ子さん。無事の出産にほっとする間もなく、麻酔の効き目が薄れた切開後のおなかはズキズキ痛みます。そうして迎えた一夜は、クシャミをするのも怖いくらいで……!? 無事出産も切開後のおなかがズキズキ! クシャミも怖い一夜 「痛かったら痛み止めのボタン押してくださいね~」と朗らかな看護師さん。ですが、ペ子さんは痛みMAX時に薬が終わってしまったらどうしようと怖くて押せませんでした。おまけに元に戻ろうとする子宮と切開した傷の痛みで寝返りを打ちたくても打てず、身動きがとれません。そんなとき、鼻にムズムズとした感覚が……。普段ならなんてことはないですが、今の状況を考えるとクシャミでおなかに力がかかる……それは死を意味すると感じたぺ子さん。しかし、そう簡単にクシャミをコントロールすることはできず……。 「おなか……裂けてない……?」 この苦痛は朝まで続き、一睡もできないまま朝を迎えるのでした。朝になってどんどん痛み止めを入れてもよかったことが判明し、「それを早く言ってほしかった……」と涙するペ子さんでしたが、さらなる「悲報」が待っていたのでした。 ただでさえお産で疲れているのに、一睡もできずに本当につらいですね……。しかも、クシャミによって死を意識する日が来るとは、帝王切開後の苦しみもなかなかに壮絶です。早く体力が回復するといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年04月21日