新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』が、日本テレビ系金曜ロードショーにて、本編ノーカットで地上波初放送が決定した。本作は、少女・すずめの解放と成長を描く、現代の冒険物語。2022年に公開され、興行収入149.4億円【(一社)日本映画製作者連盟調べ】のメガヒットを記録。日本以外に199の国と地域で公開され、「第73回ベルリン国際映画祭」コンペティション部門や「第81回ゴールデン・グローブ賞」アニメーション映画賞に選出されるなど、世界的にも大きな注目を浴びた。災いの元となる扉を閉めていくために、日本各地の廃墟を巡る旅に出る主人公の女子高校生・岩戸鈴芽を演じたのは、「ナンバMG5」や大河ドラマ「どうする家康」などに出演した原菜乃華。1,700人を超えるオーディションから抜擢された。また、彼女が出会う「閉じ師」を名乗る不思議な青年・宗像草太を、「SixTONES」の松村北斗が演じ、声優に初挑戦。さらに、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花澤香菜、神木隆之介ら豪華キャストが参加。音楽は、「RADWIMPS」と映画音楽作曲家・陣内一真が担当した。今回、エンディング部分は、新海監督が本作の企画書に描き込んだイラストを使った特別映像を初公開する。なお「Hulu」では、3月22日(金)より、新海監督の『君の名は。』『天気の子』を配信する。新海誠監督コメント『すずめの戸締まり』は現代日本を舞台にした冒険エンターテインメント映画であり、同時に、災害によって失われてしまった日常を取り戻すまでの物語でもあります。13年前に起きた東日本大震災の、未だ胸の中で収まらないその巨大な揺れを感じながら、私たちはこの映画を作りました。今回の「金曜ロードショー」での放送によって、より多くの方に作品が届くこととなれば幸いです。また、あらゆる災害の被災者の方が一日も早くあたたかな日常を取り戻せることを、心から願っております。金曜ロードショー『すずめの戸締まり』は4月5日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2024年03月01日グラニフ(graniph)から、アニメーション監督・新海誠とのコラボレーションコレクション「新海誠Works」が登場。2023年6月20日(火)に発売される。グラニフ×アニメ監督・新海誠のコラボコレクション個人制作の短編作品「ほしのこえ」で商業デビュー以降、独自の光の表現を用いた映像美と繊細な心理描写・ストーリーを組み合わせたアニメーションでファンを魅了している新海誠。今回のコラボレーションでは、全3話の短編連作『秒速5センチメートル』(07年)、初めての「恋」の物語と銘打った『言の葉の庭』(13年)、社会現象を巻き起こした『君の名は。』(16年)、最新作『すずめの戸締まり』(22年)など、全6作品の世界観を落とし込んだアイテムが展開される。シアーシャツ「かたわれ時(君の名は。)」アニメファンを超えてより多くの人々に新海誠の名を知らしめた『君の名は。』からは、ティアマト彗星が迫り来る“かたわれ時”、三葉と瀧の時間が交差したシーンがシアーシャツとして登場。美しくも切ない決意のシーンが、さらっとした肌触りとゆったりとしたシルエットのシャツにプリントされている。中村佑介とのスペシャルコラボTシャツまた、人気イラストレーター・中村佑介が『君の名は。』の世界を描いたスペシャルコラボレーションTシャツもラインナップ。瀧と三葉それぞれの時間と空間を引き裂く隕石、それでも2人を繋いだ運命の組紐など、作品に登場するモチーフを中村ならではのタッチで描いた特別なデザインとなっている。半袖シャツ「雨が降ったら(言の葉の庭)」さらりとした肌触りのタイプライター生地を採用した半袖シャツには、『言の葉の庭』に登場する美しい日本庭園をデザイン。主人公・タカオと謎めいた女性・ユキノが出会い、雨の日にだけ逢瀬を重ねる庭園の様々な風景をコラージュで表現した一着だ。『すずめの戸締まり』のワンピース、『天気の子』の折り畳み傘このほか、『すずめの戸締まり』より主人公・鈴芽が開けてしまった“扉”のパターン柄をサイドスリットにデザインしたワンピース、『天気の子』より晴れた空のコラージュと帆高と陽菜のシルエットを配置した折り畳み傘など、全23種類の多彩なアイテムが用意されている。商品情報グラニフ×新海誠 コラボレーションコレクション「新海誠Works」発売日:2023年6月20日(火)販売店舗:グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストア短編作品「ほしのこえ」 (C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films映画『秒速5センチメートル』 (C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films映画『言の葉の庭』 (C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films映画『君の名は。』 (C) 2016「君の名は。」製作委員会映画『天気の子』 (C) 2019「天気の子」製作委員会映画『すずめの戸締まり』 (C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
2023年06月10日アーティスト 新海至人の初の個展「Sunkissed」が2023年5月27日(土)から6月22日(木)まで、中国・北京の北京当代潮流芸術画廊 42 Art Spaceにて開催されています。雑誌「月刊アートコレクターズ」の最新号でインタビュー記事も掲載され、いま注目のアーティスト 新海至人。自身が幼少期から親しんだいけばなの経験に加え、オタク文化やニューペインティングなどのイメージが作品に落とし込まれています。瞬発的に見える線は、実に精緻に計算されて画面を構成しています。自身のこれまでで最大の作品となる130号を含む新作の絵画が会場を彩ります。プロデュースとキュレーションは中華圏のアート市場でオンラインとオフラインを組み合わせた新たな手法を駆使し、積極的に日本人アーティストの活動を支援するHRD ART株式会社(本社:東京都中央区)が担当。Sunkissed会場風景(1)会場風景(2)会場風景(3)■新海至人個展「Sunkissed」開催概要展覧会名:新海至人個展「Sunkissed」会期 :2023年5月27日(土)から6月22日(木)まで会場 :北京当代潮流芸術画廊 42 Art Space主催 :HRD Artist Label(HRD ART株式会社)■展示作品(一部)《Sunkissed XXX》194×162cm、キャンバスに油彩、2023年《Sunkissed XXIV》145.5×112cm、キャンバスに油彩、2023年作品に関するお問い合わせは、HRD ART株式会社までお知らせください。メール: info@hrdart.co.jp ■新海至人 プロフィール1996年 東京都生まれ 東京都在住2022年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業様々な距離を憶測させる他者像を描いている。シューゲイザーが音を歪め、歌詞を囁いたように、像を歪め、何かを囁くような絵画を作りたい。草月流いけばなを習っていた経験が抽象性や身体性に影響しており、オタク文化、ニューペインティングなどがイメージとして現れている。・2022年6月 グループ展「蝉鳴」台北/ホテル「美寓meistay」・2022年8月 グループ展「Moment to Last」東京/代官山ヒルサイドフォーラム・2022年9月 グループ展「Intermission 幕間休憩」上海/Lyceum Theatre・2022年10月 招待制展示会 「GINZA COLLECTOR’S CLUB」東京/銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM・2022年10月 アートフェア「ART TAIPEI2022」台北/台北世界貿易センター・2022年10月 グループ展「Intermission」東京/銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM・2022年11月 グループ展「シブヤスタイル vol.16」東京/西武渋谷店 美術画廊・2023年2月 グループ展「StarT.」東京/aL BASE・2023年3月 アートフェア「アートフェア東京2023」東京/東京国際フォーラムURL: ■HRD Artist Label(HRD)についてHRDは、アジアで急速に人気が高まっている現代アート市場を中心として、日本人アーティストの海外展開を支援してきました。具体的には、美術館やギャラリーでの作品展開催や作品のライセンス展開、ファッションブランドや映画俳優とのコラボレーション等、従来の枠にとらわれない方法によりアーティストのファン層の裾野を広げ、認知拡大を進めてきました。日本では2022年8月、代官山ヒルサイドフォーラムで大規模作品展「Moment to Last」を開催しました。2023年は丸山純奈とアシックス中国のコラボレーションなどを発表しました。今後は中華圏・日本ならびに、アジア圏での展開を加速してまいります。■会社概要会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月01日グラビアアイドルの新海まきさん(25)は上品な顔立ちとグラビア映えするダイナマイトボディから、“令和のボディコンお姉さん”や、“令和版きれいなおねえさん”とのキャッチフレーズで人気に。先日、自身のインスタグラムにサイズの小さなビキニショットを公開し注目を浴びているようです。早速チェックしてみましょう!今にもGカップバストがこぼれ出そうなビキニに視線集中 この投稿をInstagramで見る 新海まき / Maki Shinkai(@shinkai_maki)がシェアした投稿 青い空に青い海。海辺にシートを広げビキニ姿で座ってこちらを見て微笑むまきさん。彼女感満載な構図や、少し小さめなビキニなど見どころも満載です。コメント欄には「セクシー♡」「ビキニコーデ可愛い」「日本にこんな女神がいるって?」と称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。また、Tiktokのリスナーに海外の方が多いこともあり日本人以外からの書き込みも多く見られました。事務所の先輩でもある壇蜜さんに似た色っぽさをも感じるまきさん。今後の活躍からも目が離せないですね!あわせて読みたい🌈“乳テロ”「セクシーすぎ」「エロかわ」車内でセクシーランジェリー露わ、グラビア芸人・高田千尋さんに反響
2023年05月30日新海誠監督によるアニメーション映画『すずめの戸締まり』のテーマカフェが、2023年3月23日(木)から4月22日(土)までの期間、大阪・心斎橋にオープンする。新海誠『すずめの戸締まり』のカフェが大阪・心斎橋に日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描いた長編アニメーション映画『すずめの戸締まり』。『君の名は。』『天気の子』などで知られるアニメーション監督、新海誠による注目の最新作だ。作品の世界観を落とし込んだオリジナルメニュー作品の世界観を落とし込んだ装飾で彩った店内では、新海作品ならではの印象的なビジュアルを再現した「扉のアサイーボウル」、物語のキーアイテムの一つである“すずめの椅子”を再現したサンドウィッチ、謎の白猫ダイジンと黒猫サダイジンをモチーフにしたフロートなど、フォトジェニックなメニューの数々が楽しめる。物販コーナーもまた、東京・新宿にオープンしたテーマカフェと同様に、心斎橋店でも物販コーナーを設置。扉の向こうに広がる常世(とこよ)をイメージした金平糖、デフォルメしたキャラクターをデザインしたアクリルスタンドやスマホリング、インスタントフィルム風ステッカーと、多彩なオリジナルグッズが用意されている。店舗情報『すずめの戸締まり』カフェオープン期間:2023年3月23日(木)〜4月22日(土)開催場所:カワラ カフェ&ダイニング(kawara CAFE&DINING) 心斎橋店住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋 1-4-3 心斎橋オーパ 9階予約方法:カフェ公式WEBサイト※2023年3月6日(月)12:00オープン。3月7日(火)18:00〜予約開始。予約金:550円※予約特典付き。カフェオリジナルグッズ オンラインショップ販売期間:2023年3月23日(木)12:00〜4月22日(土)23:59※完売し次第、終了。©️2022「すずめの戸締まり」製作委員会
2023年03月09日新海誠監督によるアニメーション映画『すずめの戸締まり』のテーマカフェが、2023年3月23日(木)から4月22日(土)までの期間、大阪・心斎橋にオープンする。新海誠『すずめの戸締まり』のカフェが大阪・心斎橋に日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描いた長編アニメーション映画『すずめの戸締まり』。『君の名は。』『天気の子』などで知られるアニメーション監督、新海誠による注目の最新作だ。作品の世界観を落とし込んだオリジナルメニュー作品の世界観を落とし込んだ装飾で彩った店内では、新海作品ならではの印象的なビジュアルを再現した「扉のアサイーボウル」、物語のキーアイテムの一つである“すずめの椅子”を再現したサンドウィッチ、謎の白猫ダイジンと黒猫サダイジンをモチーフにしたフロートなど、フォトジェニックなメニューの数々が楽しめる。物販コーナーもまた、東京・新宿にオープンしたテーマカフェと同様に、心斎橋店でも物販コーナーを設置。扉の向こうに広がる常世(とこよ)をイメージした金平糖、デフォルメしたキャラクターをデザインしたアクリルスタンドやスマホリング、インスタントフィルム風ステッカーと、多彩なオリジナルグッズが用意されている。店舗情報『すずめの戸締まり』カフェオープン期間:2023年3月23日(木)〜4月22日(土)開催場所:カワラ カフェ&ダイニング(kawara CAFE&DINING) 心斎橋店住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋 1-4-3 心斎橋オーパ 9階予約方法:カフェ公式WEBサイト※2023年3月6日(月)12:00オープン。3月7日(火)18:00〜予約開始。予約金:550円※予約特典付き。カフェオリジナルグッズ オンラインショップ販売期間:2023年3月23日(木)12:00〜4月22日(土)23:59※完売し次第、終了。
2023年03月08日新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』の展覧会、新海誠監督作品「すずめの戸締まり」展が、松屋銀座にて、2023年4月19日(水)から5月8日(月)まで開催される。その後、札幌、大阪、金沢、福岡などに巡回する。新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』の本格展覧会映画『すずめの戸締まり』は、2022年11月11日の劇場公開から大ヒットを記録、国内のみならず世界中から注目を集めた新海誠監督の最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく主人公・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語だ。作画や絵コンテなど制作資料を展示新海誠監督作品「すずめの戸締まり」展では、作画や絵コンテ、美術背景などの貴重な制作資料を展示。さらに、展覧会限定で特設展示も設置する。旅の中ですずめたちが出会った人々や風景、直面した困難の数々など、その足跡を辿りながら『すずめの戸締まり』の世界観を堪能することができる。バリエーション豊かなグッズもまた、本展を記念したグッズも見逃せない。東京会場限定のご当地キーホルダーや、バルセロナ発祥のキャンディショップ・パパブブレ(PAPABUBBLE)とコラボレーションしたキャンディ「ミミズのロリポップ」、キャラクターをモチーフにしたミニタオル、ノート、ダイカットクッションなどバリエーション豊かにラインナップする。【詳細】新海誠監督作品「すずめの戸締まり」展会期:2023年4月19日(水)~5月8日(月)会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1時間:10:00~20:00※4月23日(日)、5月7日(日)は19:30まで。※最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで。入場料:一般 1,300円、高校生 900円、中学生 700円、小学生 500円※当日券は会場、ローソンチケットにて販売。■グッズ例・ご当地キーホルダー(東京会場限定) 650円・ミミズのロリポップ 1,200円・ミニタオル 各900円・ツバメノート 680円・ダイカットクッション 各3,000円■巡回予定札幌・サッポロファクトリー期間:2023年5月26日(金)~6月18日(日)大阪・大丸梅田店期間:2023年6月22日(木)~7月16日(日)金沢・金沢エムザ期間:2023年7月20日(木)~8月20日(日)福岡・福岡三越期間:2023年9月8日(金)~10月1日(日)※そのほか全国を巡回予定。※諸事情により、会期が変更になる場合あり。【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2023年02月25日新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』が、『君の名は。』『天気の子』に続き3作連続で観客動員数1000万人突破を記録したことが分かった。オーディションで選ばれた原菜乃華が演じる主人公・すずめが日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅を描く本作。2022年11月11日に全国420館(IMAX41館含む)にて公開され、2月5日までの87日間で観客動員数1000万人、興行収入134億円を突破している。1月28日より配布開始された入場者プレゼント第4弾・新海監督書き下ろし「小説 すずめの戸締まり~芹澤のものがたり~」(全国50万名限定)も好評で、ベルリン国際映画祭「コンペティション部門」への選出、世界199の国と地域での配給決定など、世界からも熱い注目が注がれている。“すずめの旅”の躍進はまだまだ続きそうだ。『すずめの戸締まり』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2023年02月06日『すずめの戸締まり』が公開中のアニメーション監督・新海誠が、12月12日(月)に放送する「クローズアップ現代」に出演する。11月に劇場公開された『すずめの戸締まり』で原作・脚本も務めた新海監督。17歳の少女・鈴芽が日本各地で発生する「災い」を鎮めていく冒険物語で、興行収入は公開24日で75.9億円を突破した(※12月9日現在)。エンターテインメント性が高く多くの支持を受けているが、実は東日本大震災を真正面に描いた意欲作であると話題を呼んでいる。番組では、なぜ監督が東日本大震災に向き合い続けるのかを探るべく、東北での舞台挨拶の裏側にも密着。映画製作の不安を告白しながら被災した当事者たちと交流する姿を追った。「いま、“物語”に何ができるのか?」日本を代表するアニメーション監督の思いの真相に迫る。新海誠監督新海監督は出演に寄せて、「映画を一本作って公開すると、様々な声が届きます。それらの言葉にずっと励まされたり教えられたりしてきました。しかし、監督である自分に向かっては決して語られないような言葉、僕からは見えてこないような声をずっと聞きたかったのです」とコメント。「番組の取材と桑子(真帆アナウンサー)さんとの対話は、その声の一端を聞かせてくださいました。心から感謝しています」と明かしている。「クローズアップ現代」は12月12日(月)19時30分~NHK総合にて放送。※再放送は13日(火)17時30分~NHK BS1にて。12月19日(月)までNHKプラスにて見逃し配信(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年12月12日映画『すずめの戸締まり』(公開中)大ヒット舞台挨拶が28日に都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、山根あん、新海誠監督が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会い、日本各地で次々に開き始める、災いが訪れてしまうという扉を閉めるための旅がはじまる。この日はSNSで募集した質問に答えると言うことで、作中の貴重な話も飛び出す。「草太さんが扉を閉じる時のセリフの現代語訳は?」という質問には、新海監督が「元ネタは特にないんですけど、いわゆる祝詞について簡単に調べた上で自分で作った言葉」と回答。「『かけまくしもかしこき』は『何度も言ったけど』で、『ヒミズの神』はひとつは"火と水"という世界の全て、さらに『日が見えない』で日不見、地下にいるみみずのことを表して、イコール大地そのものですよね。大地そのものに呼びかけています」と解説する。続けて「『遠つ御祖の産土よ』の『産土』も土地そのものなので、ともに僕達の先祖、土地そのものに呼びかけ、『久しく拝領つかまつったこの山河』からは、ずっと人間が通って住んでいたこの土地を謹んでお返し申す、と。人がいなくなってしまったので、僕達はこの場所にいることができません。あなたたちにお返しします。そのことで大地に鎮まってくださいと言っているというイメージです」と語った。また「ダイジン」について聞かれると、新海監督は「こんなに愛していただけると思ってなかった。猫の姿を借りてるけど神様ですからね。でもみんな完全に猫として『猫ちゃん頑張れ』とか『かわいそう』とか言ってて」と苦笑。「子供の神様みたいなイメージがあったので、たくさん遊びたい、すずめ大好きという気持ちがある。ある種わがままというか、人間から見たらどういう気持ちかわからない気まぐれな自然のイメージが、気まぐれな猫に結びついて、ダイジンになった」とキャラのイメージについても述べる。さらに「芹澤朋也の車で移動中に流れる懐かし音楽、選曲の基準は?」という質問には、新海監督が「芹澤が『ゲストに合わせて選んでいるんだけどなあ』と言うように、シチュエーションに合わせて和ませようと、彼なりの不器用な思いやりなんです」と「SWEET MEMORIES」「ルージュの伝言」「夢の中へ」といった曲の理由を説明する。しかし新海監督は「芹澤は、環さんが自分より年長だからちょっと懐かしのメロディーをかけたら好きなんじゃないかなという感じでかけたと思うんですけど、昭和の名曲って、40歳という設定の環からしてもちょっと上なんですよ、実は」と明かす。「でもその辺の感覚ってよくわからなくて『自分より大人はこれくらいの曲を聴いてたのかな』という解像度の低さで、芹澤のパーソナリティーを表して、あの曲を選んでみました」と、キャラクター演出の意図を表した。実際に芹澤役の神木隆之介も歌を披露したが、新海監督は「フルコーラスで歌ってもらったけどちょっとしか使わなかった」とニヤリ。「『けんかをやめて』とか古い曲だから、神木くんもよく知らないわけじゃないですか。だから音程があやふやで、使えるテイクだけ使った感じです」と収録を振り返った。
2022年11月28日新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』から、本作の音楽について監督と野田洋次郎、陣内一真が語り尽くす鼎談の模様が公開された。本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。公開から11日間(11月21日まで)で観客動員数300万人、興行収入43億円を突破している。圧倒的な映像美と、豪華キャスト陣の熱演、アクションシーンなど見どころあふれる本作だが、作品を彩るもうひとつの大きな要素が音楽といっても過言ではない。本作では、新海作品3作連続でタッグを組むRADWIMPSが、世界で活躍する映画音楽作曲家・陣内一真と共作で音楽を担当するという、新たな座組で数々の楽曲が生み出された。今回はそんな音楽について、3人が語り尽くす鼎談が実現。彼らの紡ぐ音楽を新海監督は「どの映画もそうかもしれませんけど、この映画に音楽がなかったとしたら観客は何を受け取ったのか、何を受け取っていい映画なのか整理がつかなかったかもしれないなと思いました。ポジティブにも取れるし、逆にすごく重いものとしても受け取ってしまうような内容も含んでいるから、僕たちが思っていること――出来れば世界をこういう風に感じてほしい、ということを音楽が伝えてくれているとは思います」と語っており、全幅の信頼を寄せていた様子。更に、今作で主題歌「すずめ」を歌ったのはオーディションで見出された十明(とあか)。彼女の魅力的な声について野田は“インタビューで「なんで十明さんの声だったんですか?”って聞かれて思ったんですけど、(オーディションの時に)うまい人はいっぱいいたじゃないですか。こう歌ってと言われたら歌える器用な人もいっぱいいて。でも、十明はどっちかって言うとまったく器用ではなかった。それでも“なんで彼女だったんだろう”って思ったときに、たぶん探してた声って、時代性がない声というか、時代を超える声だったというか。100年前もこの人はたぶん歌ってたんじゃないかな、100年後もこの声がどっかで歌われてるんじゃないかと感じるような声だったんだと思います」と、新時代の歌姫についてコメントした。そして、楽曲制作から本編のダビング作業を経て、陣内は「監督がよく耳に届く音っておっしゃっていたのが印象的で、耳に届くものっていうのは面白い一音だったり、メロディーだったり、そこはコード進行ではなくて、主張のしっかりあるキャラクターになれるものということなんですよね。今までそこまで求められることが自分はなかったので、そういった意味で自分にとってはちょっと今までにない制作っていう感じでした」と語り、今作ならではの制作を振り返った。なお、鼎談の全文は映画公式サイト、映像は映画公式YouTube・東宝MOVIEチャンネルにて公開中。『すずめの戸締まり』公開中映画公式サイト()映画公式YouTube・東宝MOVIEチャンネル()
2022年11月22日新海誠監督の最新作映画『すずめの戸締まり』をテーマにしたカフェが2022年12月1日(木)から2023年2月5日(日)まで東京・新宿ミロードにオープンする。新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』のテーマカフェ『すずめの戸締まり』は、『君の名は。』『天気の子』でヒットを飛ばした新海誠監督が手掛ける最新作・長編アニメーション映画。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語だ。2022年11月11日(金)の全国公開から3日間で観客動員133万人、興行収入18億円を突破するなど、人気を博している。そんな映画『すずめの戸締まり』の世界観を体感できるテーマカフェが、新宿ミロードに期間限定オープン。店内では、作中に登場するキャラクターやビジュアルをイメージしたメニューの数々を楽しめる。“扉”のアサイーボウル中でも注目したいのは、映画『すずめの戸締まり』の印象的なビジュアルを再現した「扉のアサイーボウル」。ベリーソースを挟んだスポンジケーキを扉に見立て、アサイーヨーグルトで水面を表現した。「スナック はぁばぁ」でアレンジした“ポテサラ焼うどん”フードは、「すずめの椅子」をイメージしたサンドウィッチや、要石から着想を得ただし茶漬けのほか、作中に登場する「スナック はぁばぁ」ですずめがアレンジした“ポテサラ焼うどん”も用意する。“常世の空”イメージのドリンクドリンクは、小さな白猫・ダイジンをイメージしたアプリコットミルクフロート「ダイジンフロート」、大きな黒猫・サダイジンをイメージしたほうじ茶ミルクフロート「サダイジンフロート」、扉の向こうに広がる常世(トコヨ)の空をイメージして美しいグラデーションカラーに仕上げたピーチレモン風味のドリンク「常世ドリンク」などが揃う。“ダイジン”のマスコットなどオリジナルグッズさらに、物販コーナーも用意し、ダイジンのマスコットキーホルダーや、すずめのアクリルスタンド、劇中のシーンをプリントしたステッカーなどオリジナルグッズを充実のラインナップで取り揃える。【詳細】『すずめの戸締まり』カフェ期間:2022年12月1日(木)~2023年2月5日(日)場所:BOX cafe&space 新宿ミロード1号店住所:東京都新宿区西新宿1-1-3 新宿ミロード 7階予約方法:・カフェサイトオープン:2022年11月18日(金)12:00 (予約18:00~)・予約金:550円※予約特典付きメニュー例:・すずめのまかないポテサラ焼うどん 1,320円・すずめの椅子のサンドウィッチ 1,540円・要石のだし茶漬け 1,430円・災いのミミズ 戸締まりクレープ 1,430円・扉のアサイーボウル 1,430円・ダイジンフロート 1,100円・サダイジンフロート 1,100円・常世ドリンク 990円グッズ例:・マスコット(ダイジン・ぬこ駅長) 1,540円・レイヤーアクリルスタンド 2,420円・インスタントフィルム風ステッカー(全20種) 各220円※画像はすべてイメージ。
2022年11月21日現在公開中の新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』の公開を記念して、明日11月19日(土)に新海監督が手掛けた4作品を「ABEMA」にて一挙配信することが決定した。美しく緻密な風景描写からなる、圧倒的な映像美で数々の作品を生み出してきた新海監督。今回「ABEMA」では、初の長編作品『雲のむこう、約束の場所』(’04)、連作アニメーション『秒速5センチメートル』(’07)、本格ジュブナイル・アニメーション『星を追う子ども』(’11)。入野自由と花澤香菜が演じる、男子高校生・タカオと年上の女性・ユキノの淡い“孤悲”の物語『言の葉の庭』(’13)がラインアップされている。絶賛公開中の新海監督最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。原菜乃華、松村北斗(SixTONES)、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花澤香菜、神木隆之介らが出演、公開3日間で興行収入18億円を超える好スタートを切っている。「映画『すずめの戸締まり』公開記念!新海誠監督過去作4作品無料一挙放送」は11月19日(土)13時~ABEMAアニメ2チャンネルにて配信。※1週間無料配信(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開星を追う子ども 2011年5月、全国にて公開© Makoto Shinkai/CMMMY言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Filmsすずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年11月18日新海誠監督3年ぶりとなる新作『すずめの戸締まり』が11月11日に公開。13日までで観客動員133万1081人、興行収入18億8421万5620円を記録したことが分かった(IMAX先行上映を含む)。本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。女子高生・すずめは、オーディションで選ばれた原菜乃華、“閉じ師”宗像草太役で「SixTONES」松村北斗が出演しているほか、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花澤香菜、神木隆之介がすずめの旅を鮮やかに彩る。また音楽は、新海作品3度目のタッグとなる「RADWIMPS」。共作として陣内一真が参加し、壮大かつ繊細な冒険映画の機微を表現している。公開前から話題となっていた本作。公開3日間で『君の名は』(興収250.3億円)対比で観客動員数138.7%、興行収入147.4%を、『天気の子』(興収141.9億円)対比で観客動員114.9%、興行収入114.7%を記録しており、新海監督作品史上No.1のロケットスタートを記録。また、新海監督作品史上最多となる世界199の国と地域での配給も決定しており、今後も世界をまたにかけた息の長い興行が期待される。『すずめの戸締まり』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年11月14日映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の公開初日舞台挨拶が11日に都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、深津絵里、染谷将太、花瀬琴音、新海誠監督が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会い、日本各地で次々に開き始める、災いが訪れてしまうという扉を閉めるための旅がはじまる。声優初挑戦となった深津は「とっても怖かったです。だけど新海監督があたたかく粘り強く導いてくださったおかげでなんとか完成することができたのかなと思っています」と心境を表す。「思い通りにできなくてどん底まで落ち込んで、でも次の収録が待ってるから、なんとか気分を変えようとあてもなく街を歩き続けたり、あてもなく新幹線に乗って京都のお寺で心を沈めてみたりとか、本当に初めてのことにこの年齢でトライできるチャンスをいただけたのは、監督に感謝を申しあげたいと思います」と語った。新海「僕は、環というキャラクターはとても難しいと思ったんです。嘘のない叫びのようなものを聞かせてもらわないとキャラクターとして成立しにくいかな思って、そこで深津さんが頭に思い浮かんで」とオファーの理由を明かす。深津は「脚本やビデオコンテを見て、個人的な感想ですけど、監督が次のところへ向かおうとされてるのかなということを受け取りまして。もちろん日本国内のみならず、世界中のファンの皆さんに届くように作品を作られていると思うんですけど、今回はたった1人のその人だけに届けばいいというような、ピュアなものを感じて」と変化を読み取ったという。「こんな経験のない私に監督がやってほしいと思ってることには何かがあるんだろうと思って、下手くそながらぶつかろうと思いました」と決意の裏側を話した。
2022年11月11日映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の公開初日舞台挨拶が11日に都内で行われ、原菜乃華、松村北斗、深津絵里、染谷将太、花瀬琴音、新海誠監督が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(原)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太(松村)に出会い、日本各地で次々に開き始める、災いが訪れてしまうという扉を閉めるための旅がはじまる。椅子になってしまう青年・草太を演じた松村は「予想を超えた時間、椅子でいつづけたでしょう?」と苦笑。「インタビューで原さんがおっしゃっててそうだなと思ったのが、草太は椅子になってからすごく感情が見えたり人となりが見えたり。表情がなくなった方が表情が見えるという、すごく不思議で魅力的なところも深海監督の作戦ではあるんですか?」と監督に問いかける。新海監督は「僕も2人のインタビューを聞いていて、あ、良く出来た話だなと思ったんです。草太って、非現実的なくらいに美しい男性として描きたいなと思ったんです。そのキャラクターが椅子になってしまって可愛らしくちょこちょこ歩き日本全国をうごきまわるのもコミカルだし、どこか物悲しくワクワクするものになると考えたんです」と振り返る。「実際にできあがった映画を見てみると、人間の時の草太だと想像できないコミカルなお芝居の声だったと思うんです。あの椅子というビジュアルが、草太という人間のもっと楽しい部分、普段見えない部分を引き出してくれてたんだなと思ったりしました」と想定以上だったことを明かした。原は今回共演した松村について「実写版草太さんだなと思っていて。お声はそうですし、上品な雰囲気だったり仕草だったり、私なんかに対しても丁寧に敬語で接してくださるところがが草太さんのままだなと思います」と称賛。さらに原が「聡明さというか、いろんなところでお話する機会が増えてきて、私がうまく言語化できなくて詰まってしまったりする時に、思いを汲み取ってくださって、言葉にしていつもフォローしてくださる」と感謝すると、松村は「本当に言葉が上手な19歳ですよね。まいっちゃいます」と照れ笑い。逆に原について、松村は「強烈ですよ。すずめって、かっこいいセリフの言い回しにキュンときません? そういうかっこよさを持ってる方って、なかなか多いわけではなさそうだなというか」と表す。「予告でも使われてましたけど、『私は草太さんがいない世界が怖いです』というセリフとか、悲しいんだけどかっこよさがあるというか、そこに心抉られるような強さがある。そういう力を持ってる方だなという印象です」と語った。
2022年11月11日auスマートパスプレミアムは11日、映画『すずめの戸締まり』の劇場公開を記念し、新海誠監督作品の特集を公開した。新海監督の最新作となる同作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・鈴芽の解放と成長を描いた現代の冒険物語。同特集では、『すずめの戸締まり』本編冒頭12分間の映像を会員向けに無料公開しているほか、『君の名は。』、『天気の子』など新海監督の過去作品も追加料金なしで観ることができる。なお、auスマートパスプレミアムでは、全国のTOHOシネマズで毎週月曜に1,100円で鑑賞できる「auマンデイ」、ユナイテッドシネマやシネプレックスなどで毎日1,400円で鑑賞できる「auシネマ割」など、映画鑑賞キャンペーンも実施中だ。
2022年11月11日日本のみならず、世界中が待望する新海誠監督の新作アニメーション映画『すずめの戸締まり』が、間もなく公開。制作の大詰め作業真っ最中の新海監督と、今作で主人公の声を演じる原菜乃華さんに、物語の始まりから制作中のエピソードまで、たっぷりとお話をお聞きしました。新海 誠×原 菜乃華 特別対談!『すずめの戸締まり』が描く、心揺さぶる旅と冒険。2019年の『天気の子』から3年、新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』がいよいよ公開されます。ananは、『君の名は。』のときは、’16年の年末に、作品がヒットした一年を振り返っていただくインタビューを、そして前作『天気の子』公開時には28ページの大特集を制作。そして今回は、主人公の岩戸鈴芽を演じた原菜乃華さんとの対談取材を敢行。監督が作品に込めた思い、そして1700人以上の中から選ばれた原さんの気持ちなどを伺いました。原さんの声との出会いで、物語が動き出した。――原さんは声の演技は初めてだったと伺っています。今回のオーディションは、どんな気持ちで挑戦されたんですか?原菜乃華:新海監督の存在を知ったのは、中学生のときに『君の名は。』を観たのがきっかけです。映画館で我を忘れるくらい号泣し、あの映画を観たことがきっかけで、アニメーションが大好きになったんです。今作のオーディションの話を聞いたときには、たくさんの方が受けるだろうし、なかには声優さんもいるわけですから、無理…と思っていましたが、監督の作品が大好きだったので、当たって砕けろ精神で挑戦しました。――1700人以上の中から原さんが抜擢されたと伺っていますが、監督的には、原さんの声や演技のどこに惹かれたのでしょう?新海誠:どの作品もそうなんですが、物語が出来上がっても、そのキャラクターの声を持っている人が見つからなかったら、話は始まらないんです。だから、「もし最適な人に出会えず、鈴芽がどこにもいなかったらどうしよう…」とすごく不安になっていたんですが、菜乃華さんの声を、そして芝居を聞いたとき、「あ、ちゃんと鈴芽はいたんだ」と思えたんですよ。原:えええ…。私はオーディションのときに初めて監督にお会いしたんですが、終わったあとにものすごくたくさん褒めてくださって、しかもスタッフの紹介もしてくださって。“なんて親切な方なんだ…”と感動すると同時に、“きっとみんなに言ってるんだ、うぬぼれちゃいけない!!”と、自分を戒めたことを覚えています(笑)。新海:いや、僕はあの時点でもう、「この作品は大丈夫だ」と、ものすごく安心してたんですよ(笑)。――この作品は、高校生の鈴芽が、宗像草太という青年と、そして“ダイジン”という猫と出会い、ある目的のために日本を旅していくストーリーです。原さんは、物語についてどんな印象がありますか?原:鈴芽を演じた私にとっては、この物語は〈鈴芽の成長物語〉です。人との出会いが連鎖していく中で、最終的に彼女は大切なものに気がついていくわけですが、随所に温かさが感じられる、そんなお話だと思います。――監督としては、物語の糸口はどんなところにあったのですか?新海:映画って、1つの出発点から物語が広がるというよりは、長い時間をかけて考えて出てきた小さなアイデアの断片をいくつも並べていくと、「これだけ揃ったら、映画になる!」と思える瞬間が来るんです。今回もそんな作業の中から生まれてきたのですが、あえて言うならば、〈場所〉を悼む物語を作ってみたいと思ったのは、一つのきっかけかもしれません。原:それはどういう意味ですか?新海:人が亡くなると、お葬式などでその人を悼みますよね。でも例えば災害があって街がなくなる、あるいはかつて誰かが住んでいた場所が空き地になったりしたとき、その場所は弔われることなく、なんとなく現実からフェードアウトしていく印象があって。前作の『天気の子』の公開時に全国各地を回った際、あちこちにそういった場所があるのを見たことや、長野に帰省するたびに「ここも空き地になったのか」という気持ちになるのが、心に引っかかっていて…。これから日本は忘れられる土地が増えるのではないかと思い、土地を悼むような職業の人がいたら…と考えたのが、一番最初の起点かもしれません…って、原さん、こんな話、大丈夫?原:はい!アフレコ期間にも聞けなかったお話なので、すごく興味深いし、楽しいです(笑)。新海:確かにこういう話って、あまりしてなかったですね(笑)。――タイトルにもある〈戸締まり〉という行動は、なにかのメタファーなのですか?新海:いえいえ。というよりは、アニメーションの、しかもエンタメ映画を作る場合、なにかポイントになるアクションが必要だと思い、今回は〈鎮める〉という意味のアクションを入れたかったんです。“椅子に座って鎮める”とかも考えたんですが、ちょっと画(え)になりにくい。いろいろ考えていく中で、“人がいなくなった場所に取り残されたドアを閉める”という画が見えてきて。合言葉を言いながらカギをかけるのが、大きなアクションになるかなと思い、決めました。戸締まりのシーンのセリフは聞きどころ!?――なるほど。原さんは扉を閉めるシーンで、なにか印象に残っていることはありますか?原:私自身ではないのですが、一緒に旅をする草太さんが、扉を閉めるときに必ず「お返し申す」と祝詞を上げるんですが、それが戦隊モノみたいでかっこよくて、うらやましかったです。このセリフ、絶対気持ちいいだろうなぁと思っていました(笑)。――草太さんといえば椅子に姿を変えられてしまうわけですが、歩いたり走ったり、とてもかわいいキャラクターでした。原:私もそう思っていました。歩くときの“カランコロン”という音、かわいくてとっても好きです。新海:コロナ禍での制作だったこともあり、あの頃みんなが感じていたはずの“狭いところに閉じ込められている理不尽さ”を取り込みたかったんです。ただ、シリアスなものを書くと、油断するとすぐ暗い雰囲気になるというクセがあって(笑)。考えた結果、閉じ込められてしまうのがかわいい椅子の中であれば、コミカルな雰囲気が出せるかなと思い、椅子にしました。――中身は草太さんとはいえ、“動く椅子”とお芝居をするのは、難しくなかったのでしょうか…?原:私も最初は、椅子になったら感情が見えなくなってしまうのでは…と思っていたのですが、逆でした。陰があってミステリアスな草太さんが椅子になるからこそ、コミカルな内面がたくさん出てきた印象がありましたね。なので、お芝居はすごく楽しかったです。新海:あまり詳しくは言えませんが、相手が椅子だからこそ成立する、というシーンがあるんですよ。原:あ、確かに。そうですね(笑)。新海:あのシーンを書いたときに、“草太さんを椅子にしてよかったな”と思いました(笑)。ぜひ映画館で観てほしいです。――また、この作品に旅の要素を盛り込んだのには、なにか理由がありますか?新海:こことは違う場所に行きたいとか、誰かに会いに行きたいといった〈移動への欲求〉は、普遍的な感情だと思うんです。先ほども言いましたが、僕が脚本や絵コンテを作っていた時期はまさにコロナ禍真っ最中で、移動に関しては本当に不自由でした。当時は、公開されるときに世の中がどうなっているのか、想像がつかなかったので、日本列島を旅する物語がどう響くのか、懸念はしなくもなかったのですが…。でもこの作品を観て、「やっぱり旅っていいよね」と思ってもらえたら嬉しいし、共感してもらえると信じたいです。――監督は旅好きですか?新海:若い頃、ちょうど今の菜乃華さんくらいの年齢のときは、ちょくちょく一人旅に出てましたよ。青春18きっぷを買って、宿も決めずに知らない土地を1週間ぶらぶら…とか、やってました。菜乃華さんは一人旅とかされますか?原:長い時間一人でお散歩とかは好きなんですが、一人旅はしたことはないですね…。あと、プランを決めずにぶらぶらする、みたいなゆったり旅は、私には無理かもしれないって、今お話を聞いていて思いました。というのも、私は旅行先ではとにかくあれこれ楽しみたい派で、出発前に完璧なスケジュール表を作って、それに沿って行動したくなっちゃうタイプなので…(笑)。ちなみに一番最近の旅行だと、家族で秩父に、ラフティングをしに行きました。楽しかった!新海:なるほど(笑)。一人旅に出ているときって、ずっと自分の内面と対話している感じで、若いときはそれがとても楽しかったんですよね。でも僕くらいの年齢になると、そろそろ自分自身にも飽きてくるんで(笑)、誰かと一緒のほうが楽しい。今の僕にとっては、みんなと映画を作ることが旅みたいなものかな。今作が完成間近の今の気持ちとしては、2年半ほどの長旅の終わりがそろそろ見えてきた…という感じですね。フィクションだからこそ、嘘のない感情を描きたい。――監督は、毎回新しいストーリーを生み出しているわけですが、〈物語を作る〉ことに対して、新たに思ったことはありますか?新海:映画なのでフィクションではありますが、キャラクターの感情という意味では、作り手の都合で動くのではない、嘘のない感情を描きたいと思いました。感情の部分に〈本物のなにか〉を込めることができれば、きっと観た人に「私も同じ行動をとるかもしれない」と思ってもらえると信じているので。それと、フィクションなんだけど、作り物の世界ではあるのだけれども、その中で語られている世界観は、感覚的な意味で、「あぁ、なんか分かるな」と共感してもらえる物語にしたかった。たぶん神話や昔話といった長く語り継がれてきたストーリーには、奥底に、感覚で誰もが共感できるなにかがあると思うんですよね。『すずめの戸締まり』もそんな世界観にするべく、物語を組み立てました。そうやって一瞬一瞬を作り込んでいくのがアニメーション映画というものなんですけど…。原:私は、フィクションを作り込むことで出来上がる“アニメーション”というものが大好きで、そんなアニメーションだからこそ没入感が味わえると思っています。新海:自粛期間中に、生活をただただ配信するいわゆる“日常系動画”をいろいろ見て、その“作り上げない日常”がコンテンツになることにすごく驚かされたし、実は結構おもしろかったんですよね。それと比べると、僕たちが時間と労力をかけて作っている映画は、コスパ悪いなぁ、なんて、少し思ったりもして(笑)。でも、映画はオールドファッションなコンテンツだけれども、YouTubeやTikTokにはない、力強いなにかがあると信じているので、ぜひ映画館でこの作品を観て、「そうそう、映画ってこうだった、こういうの好き!」と思ってもらえると嬉しいです。『すずめの戸締まり』九州の静かな町で暮らす17歳の少女・岩戸鈴芽(すずめ)は、宗像草太という旅の青年と出会う。「扉を探している」と言う彼のあとを追う鈴芽が廃墟の中で見つけたのは、ぽつんと佇む古い扉。惹きつけられるように鈴芽が扉に手をのばすと、やがて日本各地に存在する〈扉〉が次々に開いていき…。原作・脚本・監督/新海誠出演/原菜乃華、松村北斗ほか11月11日全国ロードショー。©2022「すずめの戸締まり」製作委員会しんかい・まことアニメーション監督。1973年2月9日生まれ、長野県出身。『君の名は。』(’16年)は国内外で大ヒット、『天気の子』(’19年)では米国アカデミー賞国際長編映画部門の日本代表に。はら・なのか俳優。2003年8月26日生まれ、東京都出身。映画やドラマを中心に活躍。これまでの出演作に映画『3月のライオン』(’17年)、『罪の声』(’20年)、ドラマ『ナンバMG5』(’22年)など。トップス¥7,890(Treat Urself/RAINBOW SHAKE PRESS ROOM TEL:03・6778・0920)スカート¥46,200(ADELLY/Office surprise TEL:03・6228・6477)※『anan』2022年10月26日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・野田さやか(原さん)ヘア&メイク・石邑麻由(原さん)(by anan編集部)
2022年10月19日『君の名は。』(2016年公開)、『天気の子』(2019年公開)に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』が11月11日(金)に公開となる。この度、本作の音楽を新海作品3度目のタッグとなるRADWIMPS、さらに陣内一真が共同で務めることが決定。さらに謎に包まれていた主題歌「すずめ」の歌い手も解禁された。本作は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。ヒロイン・岩戸鈴芽役のキャスト・原菜乃華が発表となり、圧倒的かつ神秘的なビジュアルに惹きつけられる最新予告映像では日本各地の風景や“すずめの声”が解禁され話題となった。さらに宗像草太の声を務めるのは松村北斗。役どころは「閉じ師」として“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とし、日本各地の扉を探す旅をしている青年だが、とある出来事をきっかけに小さな椅子に姿を変えられてしまう。果たして、どの様な物語が展開するのだろうか。予告編での神秘的な音楽が話題を呼んでいたが、本作はRADWIMPSと映画音楽作曲家・陣内一真の共作となる。製作発表会見で「今作では映画館に足を運ぶ理由になるような作品作りをしたい」、「映画館のスクリーンで、人間の持っている“物語に没入する能力”を最も発揮できる絵作り、音作りをやっていきたい」と語った新海監督。そこで本作ならではの新たなる挑戦として、シアトルを拠点としながらハリウッド映画の音楽も手掛け、日米で活躍している映画音楽作曲家の陣内にRADWIMPSとの共作をオファーしたもようだ。これについて野田洋次郎(RADWIMPS)は、「映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました」とコメント。一方の陣内は「RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽としてひとつの形を示せているのではないかと感じています」と話す。また、アクションシーンの音楽は「ハリウッドでの音楽制作のアイデアを活かした」とも語り、“新海作品におけるアクションシーン”とは一体どのようなシーンになっているのか、期待が高まる。さらにレコーディングの一部は、新海作品初となる海外で行われ、これまでビートルズをはじめ、数多くのミュージシャンがレコーディングを行っている歴史的なアビー・ロード・スタジオ(ロンドン)でも実施された。野田と陣内が話し合いながら、演奏担当の海外オーケストラグループに英語で指示をしているシーンもあり、まさに、これまでと違う新しい劇場体験を創るための最強体制での音楽制作が進んでいるという。さらに予告映像で流れている主題歌「すずめ」を歌う、唯一無二の声の正体は神秘的な雰囲気と透き通る繊細な歌声が魅力的な、十明(とあか)。TikTokでその歌声を届けていた原石ともいえる存在だ。野田の希望もあり、楽曲の世界を表現するに相応しい歌声を探していた制作陣が様々な声を聴き、実際にオーディションも行ったなかで、新海監督とRADWIMPSの心を掴んだのだという。十明は「RADWIMPSさんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことを嬉しく思います」と初々しく喜びを語った。「この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない結びつきを感じた」と野田が称する印象的な声、そして繊細に歌い上げる歌声が、本作に新たな感動をもたらすだろう。コメント全文<野田洋次郎(RADWIMPS)>最初にお話をいただいたのは2020年春ごろでした。日本がその後2年以上に渡り困惑と不自由に突入するまさにそのタイミングで脚本を頂き、想像力と空想を存分に羽ばたかせて音楽で何ができるかをひたすら考えはじめたのを覚えています。陣内さんとは、つい先日ロンドンのアビーロードスタジオで合流し、オーケストラをはじめとしたレコーディングをさせていただきました。映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました。この先彼ともっと仕事がしてみたい、どんなクリエイティブが共にできるか一人勝手に楽しみにしています。女性ボーカルは、何人もの方にオーディションをさせていただきました。主題歌の『すずめ』冒頭の「ルールルルルルールー」を十明が歌い出した瞬間、彼女の声でこの歌は歌われなければいけないと感じました。瞬時に。この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない強い結びつきを感じたのです。きっと新海監督も同じように感じられたと思います。彼女が今の年齢で、今の姿だからこそ響かせられる声を、今この楽曲の中に収められたことを嬉しく思います。<陣内一真>『君の名は。』と『天気の子』での新海監督とRADWIMPSさんのタッグは、とても良い親和性を既に感じていましたので、『すずめの戸締まり』でお声かけいただいた時は正直驚いたのと同時に、「なぜ自分に声がかかったのだろうか」と素直に疑問が湧いていました。顔合わせミーティングで新海監督と川村プロデューサーのお話を伺った時、自分の役割は音楽を通して新海ワールドの体験を一歩先へ後押しする役割なのだと感じました。RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽として1つの形を示せているのではないかと感じています。作品を俯瞰した時、ふたりがそれぞれ独自にメロディを次々と作っていくとテーマ性が薄れてしまいます。洋次郎さんが担当されたシーンにも、私が担当したシーンにも、それぞれ音楽的なテーマが必要でした。洋次郎さんの楽曲をアレンジさせていただく機会もありましたが、ビジュアルとメロディが自然と目的地へ連れて行ってくれるような感覚でした。こちらのアイデアにもとてもオープンに接していただき、音楽的なキャッチボールができたことは、作品の色を決める過程で重要な作業になったと感じていますし、今後の可能性も見えてくるような瞬間でした。また、今作のレコーディングやミキシングには数々の名作映画の音を作ってきた素晴らしい音楽チームに参加していただき、『すずめの戸締まり』ならではの音楽体験になっていると思います。ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。<十明>主題歌を歌わせて頂けることになったと聞いた時、信じられませんでした。驚きと喜びと不安が同時に押し寄せてきて、頭がぼーっとしてしまう日が続きました。オーディションでは、初めてのレコーディングだったこともあり、不安と緊張で声が震え、ほとんど息の音のようになってしまったことを覚えています。この『すずめ』という楽曲を受け取った時、すんなりと自分がどう歌いたいのかイメージが湧いてきました。その感覚に頼り、本番レコーディングでは、音と言葉が一番響くようにのびのびと自分らしく歌うことが出来たように思います。予告映像から流れる自分の歌を初めて聴いた時は、今まで味わったことない震えを感じました。RADWIMPSさんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことをとても嬉しく思います。『すずめの戸締まり』11月11日(金)公開
2022年09月20日『君の名は。』『天気の子』に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』にて「RADWIMPS」が音楽を担当することが決定。世界で活躍する映画音楽作曲家・陣内一真との共作も実現した。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語となる本作。すでに公開されている予告編での神秘的な音楽が話題を呼んでいたが、『君の名は。』『天気の子』と2作続けて新海作品の音楽を担当してきた「RADWIMPS」が、今作で3度目のタッグ!新海監督は以前、製作発表会見で「今作では映画館に足を運ぶ理由になるような作品作りをしたい」「映画館のスクリーンで、人間の持っている“物語に没入する能力”を最も発揮できる絵作り、音作りをやっていきたい」と、これまでと違う新しい劇場体験を創り出すことへの並々ならぬ決意を語っていたが、新海監督と制作陣の本作ならではの新たなる挑戦として、シアトルを拠点としながら『名探偵ピカチュウ』や『ジュマンジ/ネクスト・レベル』などハリウッド映画の音楽も手掛け、日米で活躍している映画音楽作曲家の陣内一真氏に「RADWIMPS」との共作をオファー。陣内一真陣内さんとのタッグについて野田洋次郎(RADWIMPS)は、「映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました」と刺激を受けており、陣内さんは本作への参加について「RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽として1つの形を示せているのではないかと感じています」とコメント。RADWIMPSまた、アクションシーンの音楽はハリウッドでの音楽制作のアイディアを活かしたとも話しており、果たして“新海作品におけるアクションシーン”がどのようなシーンになっているのか、期待が高まる。さらにレコーディングの一部は、新海作品初となる海外で行われ、これまで「ビートルズ」をはじめ、数多くのミュージシャンがレコーディングを行っている歴史的なアビー・ロード・スタジオ(ロンドン)でも実施。野田さんと陣内さんが2人で話し合いながら、演奏担当の海外オーケストラグループに英語で指示をしており、まさに、これまでと違う新しい劇場体験を創るための最強体制での音楽制作が進んでいるようだ。予告映像で流れている主題歌「すずめ」を歌う、唯一無二の声の正体も今回、野田さんの希望もあり、主題歌「すずめ」の楽曲の世界を表現するに相応しい歌声を探していた制作陣。様々な声を聴き、実際にオーディションも行った中で、新海監督と「RADWIMPS」の心を掴んだのはTikTokでその歌声を届けていた原石・十明(とあか)。「この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない結びつきを感じた」と野田さんが評する印象的な声、そして繊細に歌い上げる十明の歌は本作に新たな感動をもたらす。主題歌「すずめ」を担当することが決まった十明さんは「RADWIMPSさんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことをとても嬉しく思います」と初々しく喜びを語っている。野田洋次郎&陣内一真&十明&新海監督コメント全文■野田洋次郎(RADWIMPS)最初にお話をいただいたのは2020年春ごろでした。日本がその後2年以上に渡り困惑と不自由に突入するまさにそのタイミングで脚本を頂き、想像力と空想を存分に羽ばたかせて音楽で何ができるかをひたすら考えはじめたのを覚えています。陣内さんとは、つい先日ロンドンのアビーロードスタジオで合流し、オーケストラをはじめとしたレコーディングをさせていただきました。映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました。この先彼ともっと仕事がしてみたい、どんなクリエイティブが共にできるか一人勝手に楽しみにしています。女性ボーカルは、何人もの方にオーディションをさせていただきました。主題歌の『すずめ』冒頭の「ルールルルルルールー」を十明が歌い出した瞬間、彼女の声でこの歌は歌われなければいけないと感じました。瞬時に。この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない強い結びつきを感じたのです。きっと新海監督も同じように感じられたと思います。彼女が今の年齢で、今の姿だからこそ響かせられる声を、今この楽曲の中に収められたことを嬉しく思います。■陣内一真(じんのうち かづま)『君の名は。』と『天気の子』での新海監督とRADWIMPSさんのタッグは、とても良い親和性を既に感じていましたので、『すずめの戸締まり』でお声かけいただいた時は正直驚いたのと同時に、「なぜ自分に声がかかったのだろうか」と素直に疑問が湧いていました。顔合わせミーティングで新海監督と川村プロデューサーのお話を伺った時、自分の役割は音楽を通して新海ワールドの体験を一歩先へ後押しする役割なのだと感じました。RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽として1つの形を示せているのではないかと感じています。作品を俯瞰した時、2人がそれぞれ独自にメロディを次々と作っていくとテーマ性が薄れてしまいます。洋次郎さんが担当されたシーンにも、私が担当したシーンにも、それぞれ音楽的なテーマが必要でした。洋次郎さんの楽曲をアレンジさせていただく機会もありましたが、ビジュアルとメロディが自然と目的地へ連れて行ってくれるような感覚でした。こちらのアイデアにもとてもオープンに接していただき、音楽的なキャッチボールができたことは、作品の色を決める過程で重要な作業になったと感じていますし、今後の可能性も見えてくるような瞬間でした。また、今作のレコーディングやミキシングには数々の名作映画の音を作ってきた素晴らしい音楽チームに参加していただき、『すずめの戸締まり』ならではの音楽体験になっていると思います。ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。■十明(とあか)主題歌を歌わせて頂けることになったと聞いた時、信じられませんでした。驚きと喜びと不安が同時に押し寄せてきて、頭がぼーっとしてしまう日が続きました。オーディションでは、初めてのレコーディングだったこともあり、不安と緊張で声が震え、ほとんど息の音のようになってしまったことを覚えています。この「すずめ」という楽曲を受け取った時、すんなりと自分がどう歌いたいのかイメージが湧いてきました。その感覚に頼り、本番レコーディングでは、音と言葉が一番響くようにのびのびと自分らしく歌うことが出来たように思います。予告映像から流れる自分の歌を初めて聴いた時は、今まで味わったことない震えを感じました。「RADWIMPS」さんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことをとても嬉しく思います。十明■新海誠監督『すずめの戸締まり』の脚本の第1稿を書き上げた後、迷わずすぐに洋次郎さんに送りました。過去二作とははっきりと違う音楽が必要になる映画だと思いましたし、今までよりもずっと鮮烈な音楽体験を観客に与えたかったのです。そのための方法を一緒に探してくれるのは、やはり「RADWIMPS」だと思いました。二年以上の制作期間中に、十明さんの無二の歌声と出会い、どこまでも頼もしい陣内さんと出会いました。二人とも、映画の形をさらに大きく変えてくれました。音楽体験と呼ぶにふさわしいものを、劇場で体感していただけると確信しています。どうか楽しみにしていただけますように。新海誠監督『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年09月20日原菜乃華、松村北斗(SixTONES)が出演する、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』が、IMAX同時公開決定。併せて、「新海誠IMAX映画祭」の開催も発表された。本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。すずめが「扉の向こう側」で目にした広大な草原や、星と夕陽と朝が溶け合ったような不思議な空、日本各地の風景などの美しい色彩、透き通る印象的な歌声で耳に残る楽曲「すずめ」――。いま注目を集めるこの戸締まりの旅を、現代最新鋭の技術を結集したIMAXスクリーンで公開初日より同時公開。また、「新海誠IMAX映画祭」と銘打ち、『君の名は。』(’16)、『天気の子』(’19)、『秒速5センチメートル』(’07)もIMAXスクリーンにて期間限定上映が決定。『秒速5センチメートル』は、今回が初のIMAX上映だ。そして、そんな3作品の魅力が凝縮されたポスタービジュアルと予告映像も公開。ポスターと予告映像は、9月9日(金)よりIMAX上映を予定している劇場にて掲出&上映される。また、「新海誠IMAX映画祭」来場者への入場者特典配布が決定。『すずめの戸締まり』は全国公開に先駆けて、11月7日(月)19時よりIMAX版先行上映を開催。その抽選販売の応募に必要なシリアルコード付きポストカードを、全国合計20万部限定で配布する。『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年09月07日原菜乃華、松村北斗が声優を務める『すずめの戸締まり』が公開初日よりIMAX上映されることが決定した。そしてこれに合わせて『新海誠IMAX映画祭』の開催も発表された。本作は『君の名は。』、『天気の子』に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語だ。主人公・岩戸鈴芽役を原、宗像草太役を松村北斗が務める。先日、「閉じ師」として日本各地の“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とし、日本各地に現れる扉を探す旅をしている宗像は、とある出来事をきっかけに“すずめの椅子”に姿を変えられてしまうという予想できない物語の一端が発表され、その後の展開にますます大きな注目が集まっている。この度、本作が通常上映に加えIMAXでも同時公開されることが決定した。特報や予告映像が公開されるなり話題となったのは、本作の圧倒的な映像と音楽の美しさ。すずめが「扉の向こう側」で目にした広大な草原や、星と夕陽と朝が溶け合ったような不思議な空、日本各地の風景などの美しい色彩。透き通る印象的な歌声で耳に残る楽曲「すずめ」。日本全国を舞台に繰り広げられる、”戸締まりの旅”を、現代最新鋭の技術を結集したIMAXスクリーンで堪能することができる。あわせて『新海誠IMAX映画祭』の開催も決定。社会現象を巻き起こした2016年公開の『君の名は。』と2019年公開の『天気の子』に加えて、2007年公開の『秒速5センチメートル』が初めてIMAX上映されることとなった。今回、この『新海誠IMAX映画祭』のポスタービジュアルと30秒の予告映像が公開された。ポスターは『君の名は。』、『天気の子』、『秒速5センチメートル』のビジュアルがレイアウトされたデザインになっており、予告映像は3作品の魅力が凝縮され、胸が高鳴る“新海ワールド満開”の映像となっている。3作は9月30日(金)より全国41館のIMAXスクリーンにて期間限定で上映される。また、『新海誠IMAX映画祭』では、特典のシリアルコード付きポストカードが全国合計20万部限定で配布される。ポストカードの表面は『新海誠IMAX映画祭』のポスタービジュアルと同じデザインになっており、ここでしか手に入らない貴重なもの。シリアルコードは11月7日(月)19:00より開催される『すずめの戸締まり』世界最速IMAX上映の抽選販売応募の際に必要な重要アイテムとなっている。【『すずめの戸締まり』公開記念新海誠IMAX映画祭】上映作品:『君の名は。』、『天気の子』、『秒速5センチメートル』公開表記:2022年9月30日(金)~3作品期間限定上映※『秒速5センチメートル』は初のIMAX上映となります※詳細は映画公式HPをご覧ください。入場者特典:新海誠IMAX映画祭・公開記念ポストカード「すずめの戸締まり」IMAX先行上映 抽選販売申し込み用シリアルコード付き配布期間:9月30日(金)~配布方法:9月30日(金)~より『君の名は。』、『天気の子』、『秒速5センチメートル』のいずれかをご観賞いただいたお1人様につき、1つプレゼント配布数量:全国合計20万部限定※「すずめの戸締まり」IMAX先行上映は、11月7日(月) 19:00から全国のIMAXスクリーンにて開催(予定)です。※数量限定のため、劇場により数に限りがございます。※IMAX上映期間内でも無くなり次第終了となりますのであらかじめご了承ください。※特典は非売品です。転売、内容の複写・複製・転用・SNSなどでの配信等の行為は一切禁止となります。※詳細は映画公式HPをご覧ください。公式サイト: 『すずめの戸締まり』11月11日(金)公開(c)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年09月07日松村北斗が『君の名は。』『天気の子』に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』にて、すずめと旅をする「閉じ師」の青年・宗像草太役に決定。監督自身がオーディションから声を聴き、見出したという。先日、ヒロイン・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)役のキャストに原菜乃華が発表となり、最新予告映像では日本各地の風景や“すずめの声”が初解禁され、さらに本作のキーワード「旅の青年」・「白い猫」・「小さな椅子」のキャラクターの詳細が明かされて関心と注目を集めている本作。宗像草太は“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」で、日本各地に現れる扉を探す旅をしている青年。九州にて扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会い、突如扉から現れた災いに立ち向かうことになる。新海監督の描く「宗像草太」は、“閉じ師”という浮世離れしている存在でありながらも等身大な青年。そのイメージを具現化するために、監督がオーディションで実力派から有名俳優まで数多くの声を直接聴いたうえで見出したのは、今作が声優初挑戦となる松村北斗。松村さんは初めてのアフレコに対し、「アフレコは初めての経験なので最初は緊張しましたし、声だけで表情と感情を出さないといけない難しさもあり、いくら練習しても出来ない事もいっぱいありましたが、監督やスタッフの方々のおかげで変わっていくことができました」と、新しい一面をのぞかせる。「身近にある現実や日常がベースで、その中にファンタジーとユーモアが織り交ざっている、監督の今までの細胞のすべてが集まった作品だと思います。おもしろくないわけがないんです。僕自身、この物語に触れて、今まで解釈していたものの幅が広がり、自分の人生やこの世界が更に興味深いものになりました」と魅了された様子で、「映画でしか、アニメでしか描けない作品で、観た方すべてがこの日常の中で奇跡を味わえると思うので、多くの方にこの体験を味わってもらいたいなと思います」と今作への期待を語る。非常に難しい役どころを演じるにあたり、「僕が演じる宗像草太は、監督の作品では観たことが無いキャラクターだったので、僕としても聞いたことのない声色が出せたらいいなと考えて、監督とも色々お話させていただきました。草太は神と人間の融合体みたいなイメージと監督がおっしゃっていたので、いつもよりは少し低い声を当てています」と話している。そして本編の鍵となる大きな秘密も明らかに。なんと草太は、ある出来事をきっかけに“すずめの椅子”に姿を変えられてしまう、という。“すずめの椅子”とは、すずめが幼い頃に使っていた脚が1本欠けた子ども用の椅子で予告映像でも、カタカタと動きすずめを驚かす姿や、すずめと一緒に坂道を駆け上がる姿など、そのコミカルな動作が話題になっていたが、その正体は実は、椅子に変えられた草太!“閉じ師の青年”、そして”“椅子になってしまう青年”を、新海監督と松村さんがどう作りあげていくのか、注目だ。新海監督は、「表現への追及と、絶え間ない内省と、切実な使命感。北斗くんのそういう精神性が、草太というキャラクターにぴったりと重なりました。彼の声の芝居は鮮烈です」と語っており、草太にぴったり重なる声に感銘を受けたことを明かす。なお、本日9月6日(火)21時よりYouTube特別配信「In Front Of The Door」が東宝公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開することも決定。岩戸鈴芽役の原さん、宗像草太役の松村さん、新海監督の3名が登場し本作について語る。アフレコの感想や新海監督からみた原さん、松村さんの印象など、ここでしか聞けない話が盛りだくさんで、初解禁となる宗像草太の紹介映像も公開。草太が“すずめの椅子”の姿に変わってしまう重要なシーンも盛り込まれているかもしれない。『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年09月06日新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』から特報、予告映像でも登場し、謎に包まれていたキーワード「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」が明らかになった。4月にはヒロイン・岩戸すずめのビジュアルや特報映像が圧倒的かつ神秘的な雰囲気を纏ったビジュアルで話題となり、さらに、すずめ役のキャストに原菜乃華が発表された本作。最新予告映像では日本各地の風景や“すずめの声”が初解禁されていた。突き抜ける晴天の下ですずめとすれ違い、鍵を用いて廃墟に佇む扉を閉める旅の青年は、宗像草太。“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」である草太は、日本各地に現れる扉を探す旅をしていて、扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会う。予告映像ではすずめと共に懸命に扉を閉めようとする様子が描かれているが、草太が今後すずめとどのように関わっていくのだろうか。そして、すずめの前に突如現れた、謎の白い猫。カメラの前で様々なポーズをとり、SNSでもその存在が拡散されているミステリアスな猫の名はダイジン。なんと人の言葉を話すことができ、扉が開く場所に度々出没してはすずめたちを翻弄する。その正体や目的とは果たして!?さらに予告映像でもひと際目を引くのが、まるで生きているかのように3本脚で駆け回るすずめの椅子。すずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた子供用の椅子で、ある出来事をきっかけになぜか“動き出す”ように。港を離れるフェリーの中で動く姿、すずめと一緒に坂道を駆け上がる姿などが明かされており、謎が深まる。「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています」と新海監督は語る。日本各地で開いてしまう“災い”の扉を閉める旅をする、すずめを取り巻く本作の重要なキャラクターにも注目だ。『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年08月03日11月11日(金)に公開される映画『すずめの戸締まり』のヒロイン・すずめ役の声優が原菜乃華に決定した。本作は、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く。4月にはヒロイン・すずめのビジュアルや特報映像が公開され、圧倒的かつ神秘的な雰囲気を纏ったビジュアルで話題となり、さらに本作の4つのキーワード、「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」が発表されると、大きな関心を集めた。1700人を超えるオーディション参加者の全ての声を聴き、新海監督が自ら探し出した「すずめ」役は、フレッシュな魅力あふれる原菜乃華に決定。原が声を吹き込む岩戸鈴芽は、九州の静かな町で、叔母とふたりで暮らす17歳の女子高校生。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見る少女で、今作はそんなすずめが日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく、すずめの解放と成長を描いた現代の冒険物語となる。以前から大好きだったという新海監督から直接、最終選考と称したサプライズという形ですずめ役に決定したことを告げられた原は、号泣しながらも「頑張ります!」と力強く宣言。 「中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感がわきません」と戸惑いを感じつつも、「不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています」と、喜びの気持ちと抱負を語っている。新海監督が語る原の稀有な才能とは「感情と声の距離が、誰よりも近い」ところ。「分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」と語っている。「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています。」と新海監督が語る最新作『すずめの戸締まり』。果たしてどのような物語が紡がれていくのか。コメント全文●原菜乃華いまもまだ夢なんじゃないかと気持ちが落ち着きません。中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません。でも何か物凄い事が動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています。「すずめの戸締まり」は、今の世の中で少しずつ薄れてしまった、人と人との繋がりや温かさ、本当に大切なものに気づかせてくれる物語だと思います。映画館を出た時、目に映る全てが前より鮮明に輝くような、自分の周りの人達も、自分の事も、大切にしたいと思えるような素敵な作品です。新海監督作品の大ファンであるが故に、不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています。●新海誠監督感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません。『すずめの戸締まり』11月11日(金)公開
2022年07月05日ホテルニューオータニ(東京)は、新海誠の映画『言の葉の庭』とコラボレーションした「Cinematic Stay 言の葉の庭コラボレーションプラン」を2022年6月1日(水)から7月31日(日)までの期間、1日1室限定で実施する。新海誠『言の葉の庭』の世界観に浸る宿泊プラン「Cinematic Stay 言の葉の庭コラボレーションプラン」は、新海誠が監督を務めたアニメーション映画『言の葉の庭』の新緑をイメージした客室など、滞在を通して作品の世界観を楽しめる宿泊プラン。2021年も実施され、3日間で完売するほどの人気を博した。印象的なシーンのパネル展示&物語とリンクした景色『言の葉の庭』の風景をイメージしたコラボレーションルームには、作品の美術を装飾。また、作中の印象的なシーンがパネル展示されている。また、客室内の窓からは映画の舞台である新宿方面の景色を眺めることができ、作品の世界とリンクさせながら、景観を楽しむことが可能だ。みずみずしい樹々が広がる日本庭園、おすすめフォトスポットも加えて、ホテルニューオータニが誇る4万平方メートルもの広さの日本庭園もあわせて楽しめる。初夏の瑞々しく青々とした樹々や色鮮やかな紫陽花、サルビアを眺めながら、『言の葉の庭』の世界に思いを馳せることができる。客室には物語に登場する「傘」とイメージ写真を撮って楽しめるおすすめフォトスポットを案内した限定「庭園マップ」も用意されており、登場人物の気分で日本庭園散策を楽しめる。作中のメニューをイメージしたオムライス&サンドイッチさらに、作中に登場するメニューをイメージしたコラボレーションメニューを楽しめる「軽食付プラン」や「夕食付プラン」も提供。「夕食」が含まれるプランでは、プラン限定オリジナルオムライスとフルーティーなオリジナルカクテルのセットをルームサービスで用意する。「軽食」を含むプランでは、作中に登場するメニューをイメージし、アレンジしたサンドイッチが登場する。宿泊者全員にメロンゼリー&「言の葉の庭」フォトクリアカードまた、「Cinematic Stay 言の葉の庭コラボレーションプラン」の宿泊者全員に、パティスリーSATSUKIの透き通った緑が爽やかな「ピュアメロンゼリー」と、「言の葉の庭」フォトクリアカードを用意する。【詳細】Cinematic Stay 言の葉の庭コラボレーションプラン開催期間:2022年6月1日(水)~7月31日(日)場所:ホテルニューオータニ(東京)住所:東京都千代田区紀尾井町4-1料金:・朝食付 1名 36,000円~、2名 42,000円~・朝食・軽食付 1名 39,000円~、2名 48,000円~・朝食・夕食付 1名 42,000円~、2名 54,000円~・朝食・軽食・夕食付 1名 45,000円~、2名 60,000円~※1日1室限定。※料金には、1泊室料、サービス料込。※軽食はオリジナルサンドイッチ、夕食はオリジナルオムライスとオリジナルカクテルをルームサービスで提供。※カクテルはノンアルコールでの提供も可能。【問い合わせ先】TEL:03-3234-5678(客室予約)※予約はウェブ限定
2022年05月26日新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』が11月11日(金)に公開となる。この度、本作より場面カットが解禁となった。本作は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。『君の名は。』(2016年公開)、『天気の子』(2019年公開)に続く話題作の情報が解禁となるやいなや、日本国内はもちろん、海外メディアからも大きな注目を浴びたことは記憶に新しい。先日ベールに包まれていたヒロイン・すずめのビジュアル、そして特報映像が連続で解禁。特報映像では、すずめの表情や煌めく海や空、廃墟の描写、そして壮大な幕開けを感じさせる民俗情緒漂う音楽など、圧倒的かつ神秘的な雰囲気の映像美となっていた。今回解禁となったのは、よく晴れた空の下、きれいな海が見渡せる九州の田舎町の坂道を自転車で下るすずめと、その先から歩いてくる旅の青年、くりくりとした大きな目を持つ白い猫、すずめが抱えている三本脚の古ぼけた小さな椅子、そして、不思議な紋様を浮かべた鍵穴に差し込まれる扉の鍵の場面カット。このなかに、すずめの旅を読み解くキーワードが含まれているのかもしれない。新海監督が「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています」と語る本作。今後の情報解禁にも注目しよう。『すずめの戸締まり』11月11日(金)公開
2022年05月10日『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』の特報映像が、4月10日(日)20時にYouTube「東宝MOVIEチャンネル」にてプレミア公開されることが決定。さらに公開日が11月11日(金)に決定し、ヒロイン・すずめが描かれたビジュアルが解禁された。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語であることと、水面にぽつんと佇む扉のビジュアルのみが昨年12月15日に実施された製作発表会見にて解禁されてから約4か月、ついに新海監督が描き出すヒロイン・すずめのビジュアルが初公開。旅の始まりを予感させる「行ってきます。」というコピーとともに、廃墟の扉を前に小さな木製の椅子を両手に抱え、こちらを振り向くポニーテールの少女・すずめ。足元に広がる静かな波紋、ほんの少しだけ開いた扉。いまにも「何か」が起こりそうな、神秘的なビジュアルに仕上がった。さらに、4月10日に迫る特報のプレミア公開に先駆けて、1枚の場面カットも到着。そこに描かれているのは、かつて小さな温泉街だったと思われる集落。崩れかけた旅館、ツタの絡まった家屋、錆びた看板など、人がいなくなって廃れてしまった場所を歩くすずめの後ろ姿。新海監督が語る“閉じていく物語”とは一体どのような物語なのか。『すずめの戸締まり』の世界に、期待が高まる。新海誠監督コメントあちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています。笑顔と昂ぶりを、観終えた後に残せるような映画にしたいのです。『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開予定Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年04月09日新海誠監督最新作・長編アニメーション映画『すずめの戸締まり』が、2022年11月11日(金)に全国で公開される。新海誠最新作は“少女の成長”を描くロードムービー映画『すずめの戸締まり』は、『君の名は。』『天気の子』でヒットを飛ばした新海誠監督が手がける最新作。少年少女の物語を鮮やかな色彩と美しい音楽で紡ぎ出す“新海ワールド”の新たな舞台は、“日本各地の廃墟”。災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーだ。“迷い込んだその先には、ぜんぶの時間が溶け合ったような、空があった”見たこともない風景、人々との出会いと別れ、驚きと困難の数々...過去と現在と未来をつなぐ“戸締まり”の物語を描く。物語の舞台となる、かつて小さな温泉街だったと思われる集落には、崩れかけた旅館、ツタの絡まった家屋、錆びた看板など、すっかり廃れてしまった風景が広がる。人のいない集落をぽつんと1人歩くすずめの後ろ姿に、扉を“閉じていく物語”の断片が垣間見られるようだ。ヒロイン岩戸鈴芽には原菜乃華を抜擢■ヒロイン・岩戸鈴芽(いわとすずめ)...原菜乃華九州の静かな町で、叔母と二人で暮らす17歳の女子高校生。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見る少女。ヒロインの声優キャストに抜擢されたのは、1700人を超えるオーディション参加者の全ての声を聴き、新海誠監督が自ら探し出した原菜乃華(はらなのか)。これまでドラマ「真犯人フラグ」「ナイト・ドクター」「ナンバMG5」などに出演してきたが、アニメ声優は初挑戦となる。原菜乃華は、「中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感がわきません」と驚きを隠せない様子ながらも、「不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています」と意気込みを語っている。すずめを取り巻く「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」映画『すずめの戸締まり』の物語を紐解く鍵は、4つのキーワード。すずめが出会うことになる「旅の青年」、くりくりとした大きな目を持つ「白い猫」、すずめが抱えている三本脚の古ぼけた「小さな椅子」、そして、不思議な紋様を浮かべた鍵穴に差し込まれる「扉の鍵」が、すずめの旅を読み解くヒントになりそうだ。■旅の青年...宗像草太(むなかたそうた)...松村北斗鍵を用いて、廃墟に佇む扉を閉める旅の青年。“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」である草太は、日本各地に現れる扉を探す旅をしており、扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会う。浮世離れした存在だが、等身大の青年で、新海誠監督は「草太は神と人間の融合体みたいなイメージ」と話す。宗像草太に声を吹き込んだのは松村北斗。新海誠監督がオーディションで声を聴きいて抜擢した。アフレコ(出来上がっている映像に声を吹き込む)は初めての経験だったそう。■白い猫...ダイジンすずめの前に突如現れた、謎の白い猫。カメラの前で様々なポーズをとり、SNSでもその存在が拡散されているミステリアスな猫。人の言葉を話すことができ、扉が開く場所に度々出没しては、すずめたちを翻弄する。■小さな椅子まるで生きているかのように、3本脚で駆け回るすずめの椅子。すずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた子供用の椅子で、ある出来事をきっかけになぜか“動き出す”ように。この椅子の正体は宗像草太で、彼は、ある出来事をきっかけに“すずめの椅子”に姿を変えられてしまう。すずめと一緒に坂道を駆け上がったりと独特な動作に注目。『君の名は。』のスタッフが集結『すずめの戸締まり』のキャラクターデザインは、『君の名は。』『天気の子』に引き続き、田中将賀が担当。作画監督は、『言の葉の庭』『君の名は。』にも参加した土屋堅一、美術監督は『君の名は。』の丹治匠と、新海誠が信頼を寄せるスタッフが集結している。<映画『すずめの戸締まり』あらすじ>17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。すずめは彼の後を追って山中の廃墟でぽつんとたたずむ、古ぼけた扉に出会う。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが...やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった――不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。作品詳細アニメ映画『すずめの戸締まり』公開時期:2022年11月11日(金) 全国東宝系公開監督:新海誠脚本:新海誠原作:新海誠声の出演:原菜乃華、松村北斗キャラクターデザイン:田中将賀製作:「すずめの戸締まり」製作委員会配給:東宝
2021年12月18日映画『すずめの戸締まり』(2022年秋公開)の製作発表が15日に都内で行われ、新海誠監督、上白石萌音、森七菜が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。不思議な扉に導かれ、すずめの"戸締まりの旅"がはじまる。会見では、新作と過去の作品とのつながりにも質問が及ぶ。新海監督は「そういう『アベンジャーズ』的なことを期待している方がいらっしゃるのも知ってはいるんですけど、そんなに直接つながっていないです」と回答。「過去のキャラクターが出てくるかどうかというのはちょっとわからないという風にさせていただきたいんですけど、別に世界線はつながっていない新しい物語です」と明かした。まだヒロインのオーディションが行われていないため、この日は『君の名は。』ヒロイン役の上白石萌音、『天気の子』ヒロイン役の森七菜も登場し、新海ファミリーとしてトークを繰り広げた。
2021年12月15日