w-inds.の橘慶太さんが、妻の松浦亜弥さんと結婚10周年を迎えたとのことで、10年前に撮られたウエディングフォトを公開し、話題となっています。「10th wedding anniversary!!」 この投稿をInstagramで見る Keita Tachibana 橘 慶太(@keita_tachibana_1985)がシェアした投稿 「変わらず仲良し。お祝いの言葉ありがとう!#10年前の丸秘写真」の言葉とともに公開されたのは、白いタキシードに身を包んだ橘さんと白いドレスに身を包んだ松浦さんが見つめ合い、ほほ笑んでいるモノトーンの幸せショット。10年前の写真とのことですが、時間が経ったことを感じさせないほど色あせない、ハッピーオーラがあふれ出ている写真となっています。慶太とあややで親しまれるこの2人の素敵な写真に、祝福のいいねが殺到しています。需要しかないこの2人の夫婦ショット。投稿される頻度は高くないですが、またいつかの投稿に期待です♡
2023年08月23日歌手の浜崎あゆみさんといえば、日本の音楽界をけん引してきたことで知られています。ファンの間で『あゆ』の愛称で親しまれてきた浜崎さんの曲に感化され、歌手を目指す人もいるほど。しかし、かつて浜崎さんをプロデュースし、所属事務所『エイベックス株式会社』の代表も務める松浦勝人さんはYouTubeで、「目標が『あゆ』だとつらい」と話しました。松浦勝人が語る『あゆ』松浦さんが訪れた福岡県の屋台で会ったのは、同社が運営するアーティストを育成するアカデミーに通っていたという20代の女性。女性は特待生のオーディションに合格するも、1年ほどで辞めてしまったといいます。松浦さんは、アカデミーのハードな練習内容に対し「ゴールが見えない中でやるからレッスンは大変」と理解を示していました。続けて、レッスン生には「スターになる」という目的がある一方で、松浦さん自身は「もうちょっと上に行こう」といった意識で仕事に取り組んできたといいます。浜崎さんだけでなく、元歌手の安室奈美恵さんも例に挙げて松浦さんはこのようにいいました。あゆになりたいっていう目標があるとつらいね…。だってあゆは誰かになりたい目的がない子だから。あの子は誰にもなりたくないっていってああなったんだよね。やっぱりその方が良い。誰にもなりたくないっていう子がいい。安室もあゆも、誰にもなりたくなかった。松浦勝人【max matsuura】ーより引用松浦さんいわく、浜崎さんや安室さんは、誰かになろうとしていたのではかったからこそ、唯一無二の存在になれたとのこと。女性に対しても、独創的になるようエールを送ったようです。動画の中で松浦さんが語った言葉は、多くの人に感銘を与えました。・言葉や考え方がかっこいいですね!・浜崎さんや安室さんが、人気な理由が分かった気がします!・なるほど!深い言葉だなと思いました。会社や学校などで、『理想とする人』を掲げる人はいることでしょう。もちろん、それを目標に日々頑張るのも大切なことです。実力や結果がある程度伴ってきたら、誰でもない唯一無二の存在を目指すのも大事なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月01日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、4月7日(金)から5月14日(日)まで、「染織品と松浦屏風―織物・染物・刺繍色とりどり―」展を開催いたします。糸を紡ぎ、布を織り、染め、縫う。こうしてできた染織品は、古くより人々の生活を豊かに彩ってきました。日本では、飛鳥・奈良時代に中国の隋・唐時代頃の染織品の影響を受けて技術が発展し、中世から近世にかけては、中国の元・明時代頃の高級織物やインドの更紗などが盛んに輸入されて茶の湯の世界で珍重されるなど、世界の様々な地域と関わりながら、染織の技術や染織への美意識が磨かれてきました。また、桃山から江戸時代には、経済の発展にともない染めや刺繍などの技術が発展し、様々な模様で飾られた衣装が生み出されました。この時期の風俗画には、流行の華やかな衣装が描かれており、その描写が見所の一つとなっています。本展には、飛鳥・奈良時代の貴重な上代裂、祈りが込められた繍仏、茶の湯の世界で尊ばれた名物裂、エキゾチックな趣きのインド・中東の布(久しぶりや初めての展示)、美しい衣装の描かれた日本の近世の風俗画などが並びます。詳細は別紙のとおりです。上代裂帖 大和文華館蔵国宝 婦女遊楽図屏風(松浦屏風)部分 大和文華館蔵4月20日発売(日本郵政株式会社)の特殊切手「切手趣味週間」のデザインに選ばれた屏風です別紙<1> 展覧会について1.名 称 「染織品と松浦屏風―織物・染物・刺繍色とりどり―」2.会 期 2023年4月7日(金)~5月14日(日)月曜日休館3.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)4.入館料 一般 630円 高校・大学生420 円 小学・中学生 無料5.主 催 大和文華館6.出陳品数 43件●=国宝 ◎=重要文化財 ○=重要美術品【古代の技術】・赤地格子連珠花文経錦(蜀江錦) 中国・隋~唐時代または日本・飛鳥時代・上代裂帖 中国・唐時代、日本・飛鳥~奈良時代【祈りが込められた糸】◎刺繍五髻文殊菩薩像 日本・鎌倉時代・刺繍如来像 中国・明時代【憧れの裂】・名物裂手鑑 中国・日本その他・清水裂 中国・明時代●雪中帰牧図 李迪筆 中国・南宋時代【エキゾチックな布】・更紗敷物 インド・19~20世紀・花鳥文刺繍布 中東・18~19世紀【華やかな衣装】・辻が花裂 日本・桃山時代○阿国歌舞伎草紙 日本・桃山時代●婦女遊楽図屏風(松浦屏風) 日本・江戸時代前期○美人図 宮川長春筆 日本・江戸時代中期 など<2> 展覧会会期中のイベントについて1.講演会「描かれた染織―〈松浦屏風〉から浮世絵まで」(1)日時・場所 4月30日(日)午後2時から講堂にて(2)講 師 東京国立博物館 工芸室長 小山弓弦葉氏2.日曜美術講座「こんなのあったの?大和文華館所蔵の染織作品」(1)日時・場所 5月14日(日)午後2時から講堂にて(2)講 師 大和文華館 学芸部課長 宮崎もも3.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日午後2時から(2)解 説 大和文華館 学芸部4.無料招待デー 5月9日(火)何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、状況によっては人数制限や変更になる場合があります。最新情報については、大和文華館ホームページに掲載いたします。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の松浦りょうさんです。迫真の演技が話題に!自身とはかけ離れたシリアスな難役に挑戦。映画『DECEMBER』で福田夏奈を演じた松浦さん。「17歳で殺人を犯し、服役中の役だったので、役作りのために殺人を犯した人の記事を読んだり、刑務所の実態を調べて擬似体験したりしました。スマホも触らずに部屋にこもって刑務所で出てくるような食事を食べたり…。孤独を感じて眠れないこともあったけど、夜だけは好きなことをするようにしたら上手く切り替えられました」。趣味は旅行。「最近は福岡に行きました。今年は台湾や、映画『恋する惑星』の舞台になった香港にもまた行きたいですね」3年前に貰った宝物のレコードをやっと開封。一番好きなバンドのキリンジさんは、ほぼ毎日リピートして聴いています。この2か月で80本ほど映画を観ました!現実味のある作品が好きで、最近は姉弟愛を描く作品にグッときました。特別な日に持ち歩くフィルムカメラ。滅多に撮らないけど、思い入れのある時に撮った写真は宝物です。まつうら・りょう2014年、映画『渇き。』でデビュー。映画『DECEMBER』では物語の鍵を握る福田夏奈役で出演。オフショットが覗けるInstagram(@ryomatsuura)もチェック。※『anan』2023年1月18日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2023年01月17日元『ハロー!プロジェクト』のアイドルであり、『あやや』の愛称で知られる、アーティストの松浦亜弥さん。2020年には第3子を出産し、3人の子供を育てる母親としても活躍しています。そのため、第3子出産後は芸能活動を減らしていましたが、2022年10月27日、松浦さんの新曲の動画が発表されました。松浦亜弥、夫・橘慶太プロデュースの新曲を発表新曲のプロデュースを務めるのは、なんと松浦さんの夫であり、ダンス&ボーカルユニット『w-inds.』に所属する橘慶太さん!作詞や作曲、アレンジを夫の橘さんが担当し、妻の松浦さんが歌い上げるという、夫婦の合作です。動画では、しっとりとしたバラードを松浦さんが持ち前の高い歌唱力で歌い上げています。松浦さんの新曲の発表を受け、ネット上では「ずっと待ってた!」「素敵な曲で、鳥肌が立った」といった声が相次ぎました。今回、動画が公開された新曲『Addicted』は、同年11月25日に配信がスタート予定とのこと。『ハロー!プロジェクト』から脱退しアイドルを卒業した後も、アーティストの『あやや』として多くの人に愛されてきた、松浦さん。新曲を通して、また多くの人に笑顔を届けてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月28日歌手の松浦亜弥が出演する、ネスレ日本「ネスカフェ エクセラ ふわラテ」の新CM「ふわいいね」 編が7日より放送される。新CMでも、第一弾CMに引き続き、松浦がオリジナルCMソングを歌唱。今回の楽曲はピアノアレンジのものになっている。今回のCM撮影は、新たに登場する“ピアノシーン”からスタート。途中、ピアノの音が出ないというトラブルが発生した際には、松浦がアドリブで音階を弾き当てるなど、スタッフをフォローする場面もあった。○■松浦亜弥インタビュー――第一弾「ネスカフェ エクセラ」CM はすでに放送されていますが、周囲からの反応は?周りからも「観たよ」と声をかけてもらえました。娘たちは「うん、いいかんじ!」のフレーズが大好きで、よく真似をしてくれています。あるバージョンとないバージョンどっちもCMが流れるので、ないバージョンの時はコケていました。今回のキーフレーズ「ふわいいね!」も見た人の記憶に残ればいいな、と思っています。――以前のCM撮影の際に、「ママかわいいね」って言われたい、と話されていましたが、いかがでしたか?「ママかわいいね」ってストレートに言ってもらえてない気がしますが、「“松浦亜弥”できるんだ!」とは言われました(笑)。今回こそちゃんと「ママかわいいね!」って言ってもらいたいです。――今回のCM撮影の感想を教えてください。いまは「ネスカフェ」のCMのお仕事だけですが、ずっと緊張は続いていて、なかなか撮影は慣れないです。 なるべく自然にいられるようにと思って意識していましたが、監督から「かわいく! かわいく!」という強い要望があったので、いまできる限りのかわいさを頑張りました。また、前回のCMに続き、今回も監督のOKが早いので、 大丈夫かな、と心配になります……。――新製品「ネスカフェ エクセラ ふわラテ まろやかミルク」の特長“コーヒーとミルクのバランス”にちなんで、松浦さんご自身、オンオフのバランスで大切にしてることは?お仕事と家庭のオンオフはまだ手探りです。例えば家だと、子どもに優しく接してる時と鬼になっている時のバランスは意識してますが、鬼みたいになっちゃうとなかなか戻れないので、「ふわラテ」を飲んでほっと一息つきます(笑)。
2022年10月07日19日に自身のYouTubeチャンネルで、女性タレント約20人の実名を挙げながら、「ブス」などと容姿を中傷する発言を繰り返していたavexの松浦勝人会長(57)。動画はすでに削除されているが、このことが6月22日に『デイリー新潮』によって報じられると大きな話題に。ネット上では、一連の発言をした松浦会長に対して厳しい批判の声が。松浦会長は23日、YouTubeのライブ配信の冒頭で「もしも、あの発言によって(本人が)本当に傷ついてるんだったら謝りますよ」と謝罪した。そんななか、ネットではこんな声も上がっている。《『あんた黙ってて』って言い放った米倉涼子さんの株が私の中で爆上がりしてる》《米倉涼子がかっこ良すぎるエピソードで好き》《米倉さん、最高やわ》問題となった松浦会長の動画で名前を出された女優・米倉涼子(46)の評価が“うなぎ上り”となっているのだ。「松浦会長は動画の中で、かつて米倉さんが和田アキ子さん(72)に怒られていたというエピソードを披露。その際、松浦さんが助け舟を出そうとしたものの、米倉さんは『アンタ黙ってて!』と啖呵を切ったことを明かしました。人気ドラマシリーズ『ドクターX』(テレビ朝日系)の、米倉さん演じる主人公・大門未知子は自分の信念を貫くキャラクターです。そのため、ドラマさながらの毅然とした姿が『かっこいい!』と評判を呼んでいるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)ケンカしたことを明かされた米倉と和田だが、今年3月に開催された『BVLGARI AVRORA AWARDS 2022』の記者会見に2人そろって登壇している。「会見で『久々にお会いしたので緊張する』という米倉さんに対して、和田さんは『緊張しないで!』と気遣っていました。またイベントの後には、和田さんのInstagramに笑顔のツーショット写真もアップされていました。松浦さんの回想シーンとは違い、いまは関係が良好なのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)裏話を暴露されたものの、思わぬ形で株が上がった米倉。現実世界でも“大門未知子”だったようだ。
2022年06月25日歌手の松浦亜弥さんが出演する『ネスカフェ エクセラ』のCMが、全国放送に先駆けて、2022年4月14日、ネット上で公開されました。松浦さんにとって、11年ぶりとなるCM出演とあり、ネット上では早くも話題に。また、松浦さんがCMソングを歌っており、さらに洗練された歌声にも注目が集まっています。松浦亜弥、11年ぶりのCM出演に「歳を重ねたんだなと実感」2013年にダンスボーカルユニット『w-inds.』のメンバーである橘慶太さんと結婚し、3人の子供の母親でもある松浦さん。ネスレ日本株式会社は「明るく前向きで、人々に元気を与えてきた存在であり、現在では妻としても母としても忙しい毎日を過ごされている」という点が今回の起用理由であると語っています。また、松浦さんは撮影を振り返り「久しぶりに緊張しました」と11年ぶりのCM出演への思いを明かしました。松浦亜弥さんコメント久しぶりに、緊張しました!レンズを通した自分を観て、あぁ、歳を重ねたんだなと実感しましたね。子供達に、「ママかわいいね!」といってもらいたくて、追いかけ回ったり、怒ったり、笑ったりの日常を思い出しながら緊張をほぐし、なるべく自然で居られるように心がけました。後は、もう、監督にお任せしました!松浦亜弥の歌声にスタッフも感動の声CMソングのレコーディングでは、松浦さんの歌声に、その場にいたスタッフから「泣いちゃいそう」という声も出たほどだといいます。アイドル時代から、さらに魅力が増した歌声は、ネット上でも話題となり絶賛の声が寄せられました。・見た目も全然変わらない!いつまでも美しく、そしてかわいい。・松浦さん、おかえりなさい!・自分にとって松浦さんは永遠のアイドル。もっと歌声を聴きたいです。Twitterでは『松浦亜弥』が一時トレンド入りするなど、大きな反響を呼んでいる松浦さんのCM出演。『あやや』の愛称で親しまれたアイドル時代と変わらぬ、高い人気を改めて示しました。[文・構成/grape編集部]
2022年04月14日歌手の松浦亜弥が出演する、ネスレ日本・ネスカフェ エクセラの新CM「はずむ気持ち ホットコーヒー」編、「はずむ気持ち アイスコーヒー」編が、14日より公開される。新CMでは、約11年半ぶりのCM出演となる松浦が登場。同商品を飲んで気持ちがはずんでいる様子を、自身の「影」が踊りだす描写で表現している。また、CMソングも松浦が歌っており、毎日をがんばる全ての人にエールを送る。そして、松浦が歌う「ネスカフェ エクセラ『はずむ気持ち』Full song ver.」も合わせて公開される。「緊張しているけれど、楽しんでのぞみたい」と撮影に挑んだ松浦は、カメラが回り始めると自然な演技を見せる。そして歌のレコーディングではさすがの歌声を披露し、スタッフから「泣いちゃいそう」という声も。すぐにOKとなったため、松浦は「本当に大丈夫でした?」と逆に不安になったようでスタッフに話しかけていた。■松浦亜弥インタビュー――今回のCM撮影には、どのような思いで臨まれましたか?「気持ちにはずみを」にとても共感いたしました。私自身、日々の生活の中で意識していることでしたので、そんな私でも、映像を通して皆様にそのメッセージを伝えることができるのであればと、何年ぶりでしょうか? とても久しぶりではありましたが、とにかく楽しもうと撮影に挑みました。――実際に撮影された際の感想は?久しぶりに……緊張しました! レンズを通した自分を見て、あぁ、歳を重ねたんだなと実感しましたね。子供達に、ママかわいいね! と言ってもらいたくて、追いかけ回ったり、怒ったり、笑ったりの日常を思い出しながら緊張をほぐしなるべく自然で居られるように心がけました。後は、もう、監督にお任せしました!――歌の収録にあたっての感想をお願いします。見るだけではなく、何かをしながら、耳だけでCMを聞くことも生活の中ではよくあることなので、皆様のお耳に、記憶に残るようなるべくキャッチーに歌えればと心がけました。――今回のCMを通じて、見た人に感じてもらいたいことは?忙しい日常に、「ネスカフェ エクセラ」でホッと一息できる時間を作りませんか? そしてそこから切り替えて、気持ちを上げることができれば、もっともっと充実した日々が送れるようなそんな気がします。皆様も是非!
2022年04月14日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、4月8日(金)から5月15日(日)まで、「泰西王侯騎馬図屏風と松浦屏風 ―越境する美術―」展を開催いたします。日本にキリスト教が伝えられたのは、16世紀半ばのことです。布教のために、人々の感性に直接訴える音楽や絵画が活用され、やがて日本人信者のなかに、洋楽器や西洋風の絵画を制作する者も現れます。徳川幕府による禁教政策がとられるまでの短い期間に、宣教師の指導を受けて描かれた絵画を〈初期洋風画〉と呼びますが、その代表作が「泰西王侯騎馬図屏風」です。禁教令で〈初期洋風画〉の芽は摘まれますが、それでも、「松浦屏風」に描かれている女性たちが、ロザリオを首飾りにし、カードゲームに興じているように、洋物を愛好する風潮は根強く残りました。本展では、サントリー美術館所蔵の重要文化財「泰西王侯騎馬図屏風」と、当館の国宝「松浦屏風」を軸に、東西の文明圏の境界を越えて行き来し、それぞれの地に根付いた美術工芸の諸相を眺めます。どうぞ、異国趣味あふれる造形の数々をお楽しみください。詳細は別紙のとおりです。泰西王侯騎馬図屏風 サントリー美術館蔵泰西王侯騎馬図屏風 サントリー美術館蔵別紙〈1〉展覧会について1.名称 特別企画展 泰西王侯騎馬図屏風と松浦屏風 ―越境する美術―2.会期 2022年4月8日(金)~5月15日(日)一部展示替あり。3.休館日 毎週月曜日3.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)4.入館料 一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料5.主催 大和文華館6.出陳品数 59件 うち国宝1件、重要文化財2件主な展示作品 ●=国宝 ◎=重要文化財一章 キリシタンの絵画◎泰西王侯騎馬図屏風 桃山~江戸時代初期 サントリー美術館蔵・婦女弾琴図 伝信方筆 桃山時代 大和文華館蔵二章 輸出漆器と禁教下の異国趣味◎南蛮屏風 伝狩野山楽筆 桃山時代 サントリー美術館蔵※展示期間4月26日~5月15日・南蛮屏風 江戸時代初期 サントリー美術館蔵※展示期間4月8日~24日●婦女遊楽図屏風(松浦屏風) 江戸時代前期 大和文華館蔵三章 舶来ガラスとびいどろ・ぎやまん・東印度会社帆船図硝子酒盃 オランダ・18世紀 大和文華館蔵四章 自学自習の洋風画・七里ヶ浜図 司馬江漢筆 江戸時代後期 大和文華館蔵・オランダ海港図 荒木如元筆 江戸時代後期 大和文華館蔵五章 越境する陶磁器とその意匠・色絵菊花文八角瓶 有田(柿右衛門)江戸時代中期 大和文華館蔵・色絵金彩柿右衛門写梅竹虎皿 マイセン窯 18世紀 大和文華館蔵〈2〉会期中のイベントについて1. 特別講演「《泰西王侯騎馬図》から読み解くイメージのグローバルな交通」(1)日時・場所 2022年5月1日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大阪大学大学院人文学研究科教授 岡田裕成氏2. 日曜美術講座「南蛮人のいる風景」(1)日時・場所 2022年4月24日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館学芸部長 泉万里3. 列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日午後2時から(2)解説 大和文華館 学芸部※何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。※講堂の最大定員を100名(先着順)とします。以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月05日「暮しの手帖」元編集長で、文筆家、書店オーナーなど様々な肩書きを持つ松浦弥太郎が初めて監督した劇場用ドキュメンタリー映画『場所はいつも旅先だった』が10月29日(金)より公開決定。監督と、朗読を担当した元「ラーメンズ」小林賢太郎、主題歌を担当したアン・サリーからのコメントが到着した。本作は、創業者・大橋鎭子のもとで「暮しの手帖」の編集長を務めた後にウェブメディア「くらしのきほん」を立ち上げ、「Dean & Deluca」マガジン編集長や、「ユニクロ」の「LifeWear Story 100」責任編集などを手掛ける松浦監督自身が、2011年に著した旅にまつわる自伝的エッセイ集「場所はいつも旅先だった」と同名のタイトル。しかし、内容は映画オリジナルで、松浦監督が世界5か国・6都市を自ら旅して、1本のドキュメンタリー映画としてまとめあげた。ロケ地に選んだのは、サンフランシスコ(アメリカ)、シギリア(スリランカ)、マルセイユ(フランス)、メルボルン(スペイン)、台北・台南(台湾)。いずれも「現地の人々の日常の営みを感じられる」からと、撮影は主に早朝と深夜に行い、そこで起こる出会いとかけがえのない日々を、飾らない言葉でひとつひとつ綴るエッセイ集のような映画に仕上がった。また、朗読で参加したのは脚本家・演出家の小林賢太郎。主題歌にはアン・サリーによる「あたらしい朝」が使用されている。松浦弥太郎(監督)からのコメント「ただいま」と言うと、「どうだった? 旅」と聞かれる。「うん、よかったよ」と答えるけれど、何がよかったのかを話すのはむつかしい。家族や友に、あの日あのときあの場所のひとときを話したいけれど、よかったこととは、目の前で起きたことではなく、僕の心のなかで起きた、静かな安らぎや、ほんのささやかな喜び、やわらかくしなやかな気分とか、そして、すべてへの感謝といういのちの灯火、心地よい風に包まれたほんとうの自由、というような。僕の旅は、そういうなんと言ったらよいか、予定をつくらず、ただちがった街へゆく、何をしにでもなく、何のためでもない、ちがった街のちがった一日のなかにいるだけのしあわせ。忘れていたひとりの自分に出会うために歩く、まるで「針のない時計」のような旅だと思う。そんな旅を伝えたくて、いつものように文章や言葉ではなく、映画という、僕にとって新しい手段で作ってみようと思いました。あなたと一緒に歩いているかのように。旅の終わりの早朝、 その街のいちばん高いところへゆき、遠くかなたにいるあなたへ大きく手を振る僕なのです。小林賢太郎(朗読)からのコメントこんなふうに世界を旅すれば、不安や怖さを感じることもあるはず。けれどこの映画には、常に変わらない安心感がある。それはきっと、松浦監督の視点の軸が、自分じゃなくて相手にあるからだと思った。この安心感をそのまま観る人に手渡す。そんな気持ちで、声を添えさせてもらいました。アン・サリー(主題歌)からのコメント予定を決めず気の向くまま流れに身を任せる旅。大人の身動き取りづらさに加え、さらにコロナの世界になったことで、自由に旅することは夢のようにさえ想える。 そんな今だから一層、かつての松浦さんの美しい旅の日々、早朝と深夜の街歩きを追体験すると、その情景と紡がれる言葉は深く胸に響いてくる。もうコロナ以前の世界に戻ることはないのではないかと、振り返れば無邪気だった日常への胸の疼きもどこかにある。でも映画の最後、夜明けの場面と共に「あたらしい朝」が流れたとき、信じられる気がした。今、この瞬間にもあの旅する日々は地続きで続いているのだと。『場所はいつも旅先だった』は10月29日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年05月26日ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet(ルシアン ペラフィネ)が日本人現代アート作家「松浦 浩之」氏と組み、1月26日~2月1日の1週間、西武渋谷店A館1Fプロモーションスペースにてポップアップストアを開催する。今回のコラボレーションでは、ブランドの代名詞ともいえるカシミアニットのプルオーバーとカーディガンを発表。松浦氏のグラフィックアートを最高級インターシャで表現している。また作品をプリントしたTシャツ2型(各8万8,000円/税込)も展開される予定。ポップアップストア内には、松浦氏の新作シルクスクリーン(11万円/税込)も販売される予定で、蓄光インクにより、暗闇で光るペラフィネ・スカルのコラボレーション作品は必見。その他、貴重なアーカイブ作品の展示や、ソフビフィギュアも販売される。松浦浩之氏は1964 年東京生まれ。幼少期から観ていたテレビアニメーションやキャラクター文化から影響を受け、2005 年に東京画廊で開催された個展『Super Acrylic Skin』でデザイナーからアーティストへと転身。以降、絵画、立体、版画など様々な作品の形式を広げながら、国内外で作家活動を行い、活躍の幅を広げる。2017年、オランダのVolkenkundMuseum(ライデン)とTropenMuseum(アムステルダム)で開催された展覧会『Cool Japan: World Fascination in Focus』では、高さ4 メートルの大作<Uki-uki>(2012)を出品。展覧会のメインビジュアルしても使用された。Text by Tatsuya Noda
2021年01月19日独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と無印良品の住空間事業部門を担う株式会社MUJI HOUSEは、平成24年度より、関西において「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」(※)を開始、平成27年度には首都圏から九州まで全国展開しました。令和2年度はニューノーマルに対応した新プランを9団地13プラン開発し、令和3年1月下旬から順次入居者募集を開始します。また、今年度は、WEB配信にて新プラン発表会を1月16日に開催いたします。(※)「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」については、別添をご覧ください。1 今回新規募集する団地・プラン(9団地13プラン)団地名:北本(首都圏)所在地:埼玉県北本市プラン:1LDK+S Re+066<新規>床面積/戸数:52.35平方メートル /1戸ふすまで可変する多目的スペース。団地名:小金原(首都圏)所在地:千葉県松戸市プラン:1LDK Re+024床面積/戸数:45.81平方メートル /2戸持ち出しキッチンのある広いLDK。団地名:小金原(首都圏)所在地:千葉県松戸市プラン:1LDK Re+061<新規>床面積/戸数:45.71平方メートル /2戸広い中棚ワークデスクがある暮らし。団地名:芝山(首都圏)所在地:千葉県船橋市プラン:1LDK Re+057<新規>床面積/戸数:51.58平方メートル /1戸屋外と繋がる窓向きキッチンがある暮らし。団地名:芝山(首都圏)所在地:千葉県船橋市プラン:1LDK Re+058<新規>床面積/戸数:53.79平方メートル /3戸壁付キッチンを中心に広がるリビングダイニング。団地名:国立富士見台(首都圏)所在地:東京都国立市プラン:2LDK Re+067<新規>床面積/戸数:63.88平方メートル /1戸離れのワークスペースがある暮らし。団地名:香里ヶ丘西(関西)所在地:大阪府枚方市プラン:1R Re+059<新規>床面積/戸数:38.88平方メートル /1戸温熱環境を改善した一室空間の自由な間取。団地名:香里ヶ丘西(関西)所在地:大阪府枚方市プラン:1R Re+060<新規>床面積/戸数:37.56平方メートル /2戸温熱環境を改善した一室空間とアイランドキッチン。団地名:保津川(関西)所在地:京都府亀岡市プラン:2LDK Re+024床面積/戸数:54.37平方メートル /1戸持出しキッチンのある広いLDK。団地名:中登美第3(関西)所在地:奈良県奈良市プラン:2LDK Re+062<新規>床面積/戸数:48.71平方メートル /2戸効率的な家事動線がある暮らし。団地名:平城第2(関西)所在地:奈良県奈良市プラン:2LDK Re+063<新規>床面積/戸数:49.34平方メートル /1戸広いユーティリティがある暮らし。団地名:志徳(九州)所在地:福岡県北九州市プラン:2LDK Re+064<新規>床面積/戸数:56.81平方メートル /2戸アイランドキッチンと押入ワークスペースがある暮らし。団地名:志徳(九州)所在地:福岡県北九州市プラン:2LDK Re+065<新規>床面積/戸数:60.35平方メートル /2戸ライフスタイルに合わせて自由に変化する間取り+押入ワークスペースがある暮らし。※1 Re+:UR都市機構が株式会社MUJI HOUSEとの連携により、リノベーションしたプランの名称。・募集住戸には、調度品等家具小物は含まれません。2 住戸募集スケジュール・受付方法等の詳細は、UR都市機構「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」サイト()をご覧ください。3 新プラン発表会について(WEB配信)○実施概要日時:令和3年1月16日(土) 19:00~21:00配信元:無印良品の家公式YouTubeアカウント配信URL:接続方法:事前のお申し込みは一切不要です。上記リンクより配信画面へ直接遷移が可能です。1月16日(土)19:00以前もアクセスは可能ですが、配信は行われておりません。※当日は、インターネット環境をご準備いただき、PC・スマートフォン・タブレットからご参加ください。※お客様のインターネット環境や回線状況により、画面がフリーズしたりご視聴いただけない場合もございます。予めご了承ください。○当日の流れ第1部 19:00~20:00「2020年度MUJI×UR新プラン発表会」第2部 20:00~21:00対談企画「家の話をしよう」文筆家の松浦弥太郎氏と無印良品のリノベーション開発者である豊田が、これからの生き方や暮らし方について対談を行います。○出演者プロフィール● 松浦 弥太郎東京生まれ。エッセイスト、編集者、クリエーティブディレクター。COWBOOKS主宰。2005年から9年間『暮しの手帖』編集長を務め、その後Webメディア『くらしのきほん』を立ち上げる。現在は、(株)おいしい健康の共同代表、(株)高橋書店顧問、公益財団法人東京子ども図書館監事、『DEAN&DELUCAマガジン』編集長を務める。著書に「今日もていねいに」「伝わる力」「100の基本」など多数。●豊田 輝人(株)MUJI HOUSE。「無印良品のリノベーション」の商品開発担当。無印良品のリノベーションを中心に、マンション・戸建て分譲など、無印良品の住空間新プロジェクトにも携わる。●中山 大樹UR都市機構住宅経営部。UR賃貸住宅ストックの多様な活用に関する全体方針を担当。MUJI×URをはじめとした民間企業との連携方針にも携わる。<別添>「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」について1 プロジェクトのご紹介日本の暮らしのスタンダードを追求してきたUR都市機構と、無印良品事業を行っている株式会社良品計画の住空間事業を担い、愛着を持って永く使える「暮らしの器」としての家を提供する株式会社MUJI HOUSEが連携し、現代の多様化した日本の暮らしに新たな賃貸リノベーションのスタンダードを発信すべく、平成24年6月に「MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、WEB上で展開するコラムなどを通したお客様とのコミュニケーションを踏まえ、団地の持つよき歴史を生かしつつ、これからも多くの方に長く心地よく住みつないでいただけるよう、「こわしすぎず、つくりすぎない」というコンセプトで、リノベーションに取組むプロジェクトです。2 プロジェクト対象団地平成24年度に関西の3団地で募集を開始したMUJI×UR団地リノベーションプロジェクトは、令和2年度は、9団地(13プラン)で実施し、累計で52団地の展開となりました。対象団地については、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」サイトをご覧ください。◆「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」サイトUR都市機構 無印良品の家 MUJI×UR 共同開発パーツについてこのプロジェクトでは、UR都市機構と無印良品が共同で開発したパーツを、自分の暮らしを自分らしく編集するアイテムとして、リノベーション住戸に使用しています。これらの共同開発パーツのうち、麻畳は一部の無印良品店舗にて購入が可能なので、自宅のリノベーションやDIYなどに活用することができます。持出しキッチン壁付け専用のカウンターキッチン。脚がないので、キッチン下が自由に使えます。半透明ふすま圧迫感のない半透明のふすま。空間は仕切り、光はやわらかく通します。洗面化粧台シンプルな洗面化粧台は、どんな空間にも合い、下のスペースを活用することで自由に収納を工夫できます。麻畳(無印良品店舗販売(一部))家具を置いて洋室のように使うこともできる麻を使った畳。柔らかな触れ心地と丈夫さを兼ね備えています。組合せキッチンキッチンとテーブルが同じ高さで組合せが自由なキッチン。ラワン合板フローリングラワン合板をそのままフローリングに。30×180cmの大判サイズで、UV塗装で仕上げました。白樺合板フローリング白樺と杉を使用したハイブリッド合板フローリングです。表面を白樺とし、合板基材を杉材とすることで、無垢材にみられる反りを少なくしました。以 上企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月11日俳優の吉沢亮が24日、都内で行われた高橋書店の「第23回手帳大賞」発表表彰式に登場した。吉沢が出演するTV CM「足跡」編は、24日より放映される。同賞では「思わず手帳にメモしたくなる名言」を募集し、松浦弥太郎、東直子、金原ひとみが審査員を務めた。「優しさって、体力だよな。」が大賞となり、受賞者へはプレゼンターの吉沢からトロフィーが贈られた。新CMは冒険者となった吉沢が雪山を一歩一歩踏み締める壮大な映像となっているが、吉沢が「すごいですね、セットで撮ったとは思えない」と暴露すると、会場からは驚きの声が。「全然暑かった。都内のセットで撮ったんです」と明かす吉沢は、「特殊な素材の何かを使ってましたよ、雪。なんなのかよくわからないけど雪なんですよね。面白かったです」とさらに裏側を説明し、周囲を笑わせていた。2019年を振り返った吉沢は、「朝ドラの『なつぞら』、映画『キングダム』と、大きな作品、代表作と言ってもおかしくないくらいの大きな作品が公開する年で、僕の中でも勝負の年だったんですけど、そういうのがうまくいって、たくさんの方に愛される作品になったというのが、嬉しいなと思います」と喜ぶ。残り2カ月となるが「"グランピング"はやってみたいなと思ってるんです。本当にインドアで、外で何もやらない人間なので、グランピングとかだったら、詳しい人を呼んで一緒に行けば楽しめるかな」と意欲を見せた。さらに「2020年の手帳にスケジュールを書き込んでほしい」と頼まれた吉沢は、2月1日に「誕生日」と書き込む。「この仕事していると、先に何が入るかわからない。そういった中で、誕生日は確実に入れられるので、誕生日を書いてみました」と語った。
2019年10月24日家族で海外旅行に行ったり、毎日世界のニュースを目にする昨今、「外国」に興味を持つ子どもたちはたくさんいるはず。世界にはどんな場所があって、そこには何があり、どんな人たちが住んでいるのでしょうか。そんな興味をさらに掻き立てるのにおすすめなのが、ミロスラフ・サセック作の「子どもの世界旅行シリーズ」、いわゆる“This isシリーズ”です。絵本でありながら、ガイドブックまたは教科書と言ってもいいほどの内容の濃さ、魅力的なイラスト満載の親子で楽しめる名作をご紹介します。ミロスラフ・サセックとThis isシリーズについてサセックは1916年にチェコスロバキアのプラハで生まれました。画家志望でしたが、両親の反対もあり建築を学びます。1948年にプラハを離れてミュンヘンに移った後の1959年に、シリーズ第1作目の「This is Paris」が誕生しました。その後、このシリーズは全18冊が出版され、人気を博します。1959年には「This is London」で、翌1960年には「This is New York」で、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本大賞を連続受賞するなど、絵本作家、イラストレーターとしてのサセックの夢が叶ったのです。サセックは、実際に旅した現地で全ての絵を描いたそうです。愛嬌のある可愛らしいイラストでありながら、細かく書き込まれたディテール、リアリティのある街の風景画は、その光景を目の前にして描かれたものだと思うと納得ですし、そこには建築で学んだスキルも生かされているのでしょう。写真のように正確な描写でありながら、息を吹き込まれたように生き生きと、写真よりも魅力的なイラストなのです。1980年、サセックは旅先のスイスにて亡くなってしまうのですが(享年63歳)、「もっとたくさんの街をサセックの目と筆を通して見てみたかった!」と残念でなりません。This isシリーズの楽しみ方1. “教科書”として読むThis isシリーズの内容は、ひと言でいうと「街の紹介」です。絵本と思って読むと、その本格的な“紹介”に驚かれることでしょう。街の歴史、エリアの特色、観光地、人々の生活に至るまで、実に的確に言葉と絵で説明されています。それぞれの場所の特色は絵の色味にまでこだわって表現されていて、空気感まで伝わってくるように違いがわかります。行ったことがある場所ならなおさらです。文字も多く、絵本と言ってもミニ知識も含め、小学生のお子さんには学びの多い本となるでしょう。だからと言って堅苦しくなく楽しめるのが、最大の魅力です。(※古くなった情報は巻末で最新情報がアップデートされています)2. “自分の「This is どこそこ」をつくる”日本復刻版の日本語訳を担当しているのが、味わいあるエッセイが人気の文筆家・松浦弥太郎氏です。とつとつとした語り口調と心地いい言葉のリズムが、サセックの緻密な描写の風景画と表情豊かな人々の絵と雰囲気に、とてもしっくり馴染んでいます。松浦氏は昔からサセックに愛着を感じていて、復刻版実現の折には大変な尽力をされています。それだけ、子どものみならず大人をも魅了する絵本なのです。その松浦氏がインタビューの中で楽しい提案をされています。わたしの『This is New York』とか、僕の『This is Paris』、あるいは、『This is 中目黒』、『This is 表参道』でもいい、自分なりの『This is どこそこ』を作る。そんな旅をしてみたらどうかな、って。(引用元:ほぼ日刊イトイ新聞|松浦弥太郎さんにきく、旅のはなし)サセックのスタイルをまねて、自分の好きな場所のThis isシリーズを作ってみるのは楽しそうですね!親子で一緒に旅した場所なら一緒に、お父さんお母さんだけが旅したことがある場所なら、サセックの本になぞらえながら子どもに想い出を語る形でも。旅行の計画がある場所なら、「This isプロジェクト」として準備して、帰国後に親子でアルバムを作るようにまとめるのもいいかもしれません。外国でなくても、国内の好きな場所を調べてみるのも楽しい学びにつながりそうですね。本を読んだ後も、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。This isシリーズおすすめ5選1. 『This is Paris』シリーズ第1作目。パリを旅行中だったサセックは「子どものための旅行本を作ろう!」と閃きます。ページを開けて最初の言葉は「さあ、到着しました」。パリの全景とともに、一気にその世界に引き込まれます。エッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館など、パリの街を散策している気分にさせてくれます。サセックが街角で見た光景がそのまま焼き付けられているかのようなイラストにパリの魅力が輝く1冊です。2. 『This is London』シリーズ第2作にしてシリーズ中ベストと言われる1冊(ニューヨークタイムズ最優秀絵本大賞受賞作品)です。始まりは、いきなり「なんにも見えないけれど」と、霧のロンドンの場面。パリに比べると少しどんよりした空気感とグレイッシュな色味が“ロンドン”をよく表しています。「バスに乗るには行列に並ばなければいけません」と、ずらりと並ぶ乱れない列には「日本と同じだね!」などの発見もありそうです。名物の2階建バスに乗って、楽しくロンドン観光しましょう!3. 『This is New York』ニューヨークタイムズ最優秀絵本大賞、アメリカ青少年クラブ児童文学最優秀賞をダブル受賞した、シリーズ代表作です。ニューヨークという都市の起源から始まり、見上げる摩天楼、行き交う車や人々、人種のるつぼならではのエリアごとの特色など、ざわざわと忙しいニューヨークの雰囲気がページから伝わってきます。それもそのはず、サセック本人が後に本の中で語っています。「あんな場所は生まれて初めてだった。毎日とにかく忙しく動き回って、それは本が完成するまで続いたよ。(筆者抄訳)」ヨーロッパで暮らすサセックには、ニューヨークは少し雑然としすぎていたのでしょうか。彼の気ぜわしさも本のエッセンスとなっているようです。4. 『This is Ireland』“現存する本の中で一番緑色の本”!そう、緑はアイルランドの色です。バスもお店も制服も、なんでも緑のイメージです。それがアイルランド。1都市がテーマのものが多いのですが、これは国全体がテーマ。はじめに国の地理、歴史、人口などが解説されていて、アイルランドの概要について知ることができます。郊外には荒涼とした自然が広がり、湖や古城や遺跡などがあり、総じて静かでトーン低めの空気感が漂います。筆者はアイルランドに行ったことがあるのですが、まさに”This is Ireland”が表現された1冊です。5. 『This is United Nations』国ではなく、国連がテーマ。本が書かれた1968年当時は、まだ国連が世界平和の希望の星でした。国連の役割や加盟国(国旗で表示)、国連ビル内部の紹介にいたるまで、国連という組織と世界平和への学びを得るのに素晴らしい教材です。今の世界と国連の現状とを比べて、親子で平和について考えるいい導入になるでしょう。難しいお話も可愛らしいイラストで楽しく学べます。***1960年前後に書かれたシリーズなので、情報など古くなる部分もありますが、その魅力が衰えることはありません。それは、サセックが自分の目で見て感じて、土地の本質を見抜いて忠実に表現しているからなのではないでしょうか。ノスタルジーも加わり、さらに輝きを増している気さえします。読んだらきっとお気に入りの場所が見つかるはず。ぜひ手にとって親子で“世界旅行”を楽しんでみてください。写真◎長野真弓(参考)SPACE SHOWER BOOKS|ミロスラフ・サセック生誕100周年!ほぼ日刊イトイ新聞|松浦弥太郎さんにきく、旅のはなしThis is M.Sasek
2018年11月09日世界中で高い人気を誇る〔スターバックスコーヒー〕。お店に行けないときでも、おうちで手軽に“スタバ”の味を楽しむことができる商品がコンビニやスーパーなどでも販売されていますよね。リニューアルした“MyHome,MyStarbucks”公式サイトでは、1週間毎日の気分にあわせて楽しめるフレーバーが7つ紹介されています♪今回はその中から、新発売の《ライトノートブレンド®》を試飲しました♡“My Home, My Starbucks”の公式サイトがリニューアル!「おうちをスターバックスにして、もっと毎日を楽しもう。」をコンセプトにした、“MyHome,MyStarbucks”公式サイトが、2018年9月14日にリニューアル!1週間毎日、気持ちの変化に合わせてコーヒータイムを楽しめるようにと、おすすめの7つのフレーバーを2名の著名人の日記に見立てた形式で紹介していますよ♪1人目は、メディアブランド〔NEXTWEEKEND〕を主宰する村上萌さん。村上萌さんのコンテンツはこちら♪そしてもう1人は、ウェブメディア〔暮らしの手帖〕を主宰する松浦弥太郎さんです。忙しい日々の中でも、コーヒーを楽しむ時間を自ら工夫して作り出しているお2人のエピソードを、ぜひ読んでみてくださいね♡松浦弥太郎さんのコンテンツはこちら♪おうちで〔スターバックスコーヒー〕の味を楽しもう♡新商品を試飲《STARBUCKS ORIGAMI®ライトノート ブレンド®》さっそく飲んでみたのは、さわやかな酸味と軽やかなコクが薫る《ライトノートブレンド®》。浅めの焙煎がもたらす風味は、口当たりもまろやかで優しい味わいです。また、“MyHome,MyStarbucks”公式サイトには、7種類それぞれのコーヒーとあわせて食べたいフードも紹介されていますよ♪こちらの《ライトノートブレンド®》には、同じく軽い触感のふんわりパンケーキがおすすめ♡週末にはゆったりと、ブランチの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。中身は個包装で5つ入り。コーヒーの香りに心癒やされる、至福の時間をおうちで♡豆タイプもありますが、今回飲んでみたのはドリップタイプの《スターバックスオリガミ®》シリーズ。「気分にあわせて毎日別のフレーバーを楽しみたい!」なんてときにも、コーヒー豆を一袋開けるより保管がしやすいのでおすすめです♪ロゴ入りで気分もちょっぴり上がる♪抽選でオリジナルグッズが当たる♡プレゼントキャンペーンも実施中対象商品を購入し、応募方法に添ってSNSに投稿、またはレシートを公式サイトにアップロードすることで、抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーンに参加できます♡《スターバックス 7DAYS ペアリング BOX》《My Home, My Starbucks オリジナルマグ》賞品は2種類。家庭用コーヒー7種類とそれぞれにあうスイーツをペアリングした《スターバックス7DAYSペアリングBOX》と、7色のうちどれか1色が当たる《MyHome,MyStarbucksオリジナルマグ》です。おいしくコーヒーを飲んで、ステキな賞品をゲットしちゃいましょう!詳しい応募方法や対象商品は、ぜひ公式サイトでチェックしてみてくださいね♪まとめ〔スターバックスコーヒージャパン〕から、リニューアルした“MyHome,MyStarbucks”公式サイトと、新発売の《ライトノートブレンド®》をご紹介しました♪毎日の気分にあわせて、おうちで手軽に“スタバ”の味を楽しめるなんてステキですよね。コーヒーを淹れる時間がなんだか楽しみになりそうです。公式サイトでは、1週間分の日記形式でそれぞれのフレーバーの魅力が紹介されていますよ♡まずは気になるものから試してみてはいかがでしょうか?My Home, My Starbucks
2018年09月27日あの有名雑誌の前編集長も寄稿スターバックスコーヒーが、ウェブサイト「My Home,My Starbucks おうちをスターバックスにして、もっと毎日を楽しもう。」(以下My Home,My Starbucks)を2018年9月14日(金曜日)にリニューアルオープンしました。日記をモチーフにした「My Home,My Starbucks」は毎日の生活に寄りそい、さまざまな場面でのコーヒーの楽しみかたを提案するウェブサイト。「暮しの手帖」前編集長で数多くの著書を執筆している松浦弥太郎さんと、ウェブメディア「NEXTWEEKEND」の編集長をつとめる村上萌さんが「スイッチオン」「気分転換」「リラックス」など曜日ごとのテーマに合うコーヒーを紹介しています。プレゼントキャンペーンは12月まで実施「My Home,My Starbucks」では、リニューアルオープンを記念してプレゼントキャンペーンを開催中。対象商品(スーパー、コンビニ、コストコで販売しているスターバックス商品すべて)を購入して飲んでいる様子を撮影し、ハッシュタグ「#わたし流スターバックス」をつけてSNSに投稿すれば応募完了。レシートの撮影でも応募可能です。抽選でA賞(スターバックス7DAYSペアリングBOX)、B賞(オリジナルマグカップ)がプレゼントされます(レシートでの応募はB賞のみ)。(画像はプレスリリースより)【参考】※「My Home,My Starbucks」PR事務局のプレスリリース/@Press※「My Home,My Starbucks」※スターバックスコーヒージャパン 株式会社
2018年09月23日9月3日、元モーニング娘。の後藤真希(32)が自身のブログを更新。前日の2日に出演した日本テレビ系『誰だって波瀾爆笑』で松浦亜弥(32)と不仲だったことを告白していたが、当時の状況や現在の関係について改めて説明した。番組のなかで、後藤は松浦とのエピソードを披露。中野サンプラザのライブで同じ楽屋になった際、松浦に直接「私さ、あなたの事が嫌い」と2人しかいないときに伝えたと明かした。また松浦にも「私も嫌い」と言われ、お互い嫌いなところを言い合ったという。だが嫌いながらも互いの仕事に対しては尊敬していることが分かると、その後は意気投合。「何故か知らないけど仲良くなっちゃった」と明かし、松浦との仲の良さを強調。結婚などの報告もいち早く知らされたという。そうした放送が話題となるなか、後藤は3日にブログを更新。「あややとの事がたくさんニュースになっている。。。誤解なきように、、、」と前置きしつつ、「当時本人とはなかなか話す機会もなかったし、お互い近寄らない感覚な2人でした」と当時の2人の関係性について説明した。そのうえで「そのうち一緒に居る機会も増え、あややの仕事に対する真面目な姿勢も感じ、思っていた事を言い合えて仲良くなる事が出来ました」とつづった後藤。「こんな風に良くも悪くも気持ちを伝えたハローのメンバーってまっつー位しかいないかも」と続け、特別な存在であることを明かした。
2018年09月03日歌手の松浦亜弥(32)が第2子を出産したことが31日、わかった。夫で3人組ユニット・w-inds.の橘慶太(32)が、自身のインスタグラムで発表した。橘は、家族4人の手を重ねた写真を添えて、「家族が増えました」と報告。「父親として沢山の事を学び、成長して良い音楽を届けられる様に頑張ります」と決意をつづり、「これからもどうぞよろしくお願い致します」と呼びかけた。2人は2013年8月に結婚し、2014年12月に第1子となる長女が誕生。今月7日に、橘は自身のツイッターで「私もうすぐ二児の父親になります」と、松浦の第2子妊娠を明かしていた。
2018年07月31日歌手の松浦亜弥(32)が第2子を妊娠していることがわかった。夫で3人組ユニット・w-inds.の橘慶太(32)が7日、自身のツイッターで「私もうすぐ二児の父親になります」と明かした。松浦亜弥橘は「w-inds. Fes お陰様でめちゃめちゃ盛り上がりました!出演アーティストが皆んなスキルが高くてかっこ良くていい子達過ぎでさらに大好きになりました!足を運んでくれた皆様、本当にありがとうございました!」と、7日に開催した「w-inds. Fes」について参加アーティストやファンに感謝。続けて、「そして、私もうすぐ二児の父親になります。今後もどうぞよろしくお願い致します」と妻・松浦の妊娠を報告した。2人は2013年8月に結婚し、2014年12月に第1子となる長女が誕生した。
2018年07月08日ニューバランス(New Balance)のシューズカスタマイズサービス「NB1」が日本上陸。2017年8月31日(木)よりニューバランス原宿・六本木19:06にて、9月7日(木)よりニューバランス銀座・札幌・大阪・藤井大丸各店舗にてサービスの提供がスタートする。ニューバランス本社があるボストンでは2011年からスタートしているシューズカスタマイズサービス「NB1」が、アジア初のサービス導入国として日本に上陸。シーズンごとに刷新されるカラー、素材のパレットの中から、部位ごとに好みのものを選択出来るほか、踵にメッセージ刺繍を添えることも可能となっている。カスタムのベースに選べるのは、ニューバランスのシューズの中でもプレミアムな「Made in U.S.A.」コレクションから「998」「574」「990v3」の3つのモデル。シューズのベースの素材と色、メッシュ、バンプ、ヒール、サドル、タン、ステッチなど、約18の部位をカスタマイズ可能だ。オーダーしたシューズは、メイン州、マサチューセッツ州のニューイングランド地方にあるニューバランスの5つの工場で製造され、約4~7週間(※工場の生産都合により前後する場合あり)でデリバリーされる。なお、サービス開始にあたり、モデル・秋元梢、俳優・野村周平、エッセイスト&編集者の松浦弥太郎の3人がカスタマイズシューズを製作。原宿・六本木19:06・銀座・札幌では、この3名がデザインしたシューズが展示される。【詳細】ニューバランス シューズカスタマイズサービス「NB1」サービス開始日:2017年8月31日(木) ニューバランス原宿・六本木19:062017年9月7日(木) ニューバランス銀座・札幌・大阪・藤井大丸2017年9月末 ニューバランス公式オンラインストア<対象モデル・価格・サイズ>■US990v3価格:29,800円+税サイズ:メンズD,2E/25.0~31.0,32.0,33.0,34.0cm/ウイメンズB,D/22.0~29.0,30.0cm■US998価格:29,800~33,000円+税 ※US998は、カスタマイズによって価格が異なる。サイズ:メンズD/25.0~30.0,31.0cm/ウイメンズB/22.0~29.0cm■US574価格:26,000円+税 サイズ:メンズD,2E/24.5~30.0,31.0,32.0,33.0cm/ウイメンズB,D/22.0~27.0,28.0cm【問い合わせ先】ニューバランス ジャパンお客様相談室TEL:0120-85-0997
2017年08月27日元モーニング娘。の藤本美貴(32)が自身の公式ブログに歌手の松浦亜弥(31)とのやりとりを公開し、自身の妊娠説を否定した。Google検索ランキング2位に「藤本美貴」がランクインするなどして話題となっている。 17日、藤本は「あややとミキティ」というタイトルでブログを更新。松浦から「妊娠してたの?おめでと~!」とメールが来たという藤本は、「してねーよ」と返信。 「なんかネットニュースでみたけど!?」と松浦からの質問に対し藤本は「ちょっとお腹出てる感じになっただけだよ」とツッコミ。その返しに松浦も「出てただけかよ!」と返ってきたというコミカルなやり取りが公開された。続いて、藤本は「妊娠していません」と妊娠説を否定し、「いつ何時もお腹出るように見えないように気をつけます」と誓っている。 藤本は数日前に自身のインスタグラムに投稿した写真から妊娠説が浮上しており、一部のネットニュースなどに取り上げられていた。 藤本と松浦はハロー!プロジェクトからソロ歌手としデビューし、2006年にはアイドルユニットGAMを結成していた。
2017年08月18日“美しい女性の生き方”や“しあわせの引き寄せ術”といったテーマに焦点を当てた書籍が、いま女性たちから絶大な支持を受けている。「引き寄せのヒントになる本に好きなフレーズがあると書き留めて、心にも刻みつけます」(作家・ブロガー・はあちゅうさん)そう語る作家・ブロガーのはあちゅうさんも、これまで本からたくさん気づきを得てきた。たとえば、人は「過去がこうだったから、未来もこの程度だろう」としあわせに妥協しがち。「でもそれは自らの夢や可能性にブレーキをかけているのと同じ。こうなりたいという憧れに向かって、いまどう行動するかが本当に未来を作るし、そう信じることが大切なんです。それを教えてくれたのも本でした」そんなはあちゅうさんが、心を揺さぶられたという言葉の数々を、その理由とともにご紹介します。■『最低で最高の本屋』松浦弥太郎著(集英社文庫)より“日々の過ごし方、そこにある考え方、眼差し、胸のなかで大切にしていることなど、そういったことがカタチとなって今の仕事と生活になっているんだということを、この一冊から知っていただきたい。”(P.12)「松浦さんのエッセイは何を読んでも癒されます。この本からは『好きなことを突き詰めて淡々と歩いていくところに人生の醍醐味がある』と教わりました。彼も順風満帆だったわけではない。そこから『人生にとって何が大切なのか』を教わった気がします。さらっと書かれているちょっとしたフレーズが自分への問いかけになって、内面を深掘りしている自分がいます」(はあちゅうさん)■『一瞬で自分を変える法』アンソニー・ロビンズ著、本田 健訳・解説(三笠書房)より“自分でも試してみるといい。動揺して泣いている時、泣くのをやめようと思ったら、顔を上げることだ。胸を張って、視覚に頼ることで、ほとんど一瞬にして気分が変わる。”(P.130)「怒りや悲しみを引きずるのは、“立ち直るよりそうしてしくしく泣いている方が楽だから”、ということもあると思います。けれど、本にもあるように、泣いたときも、顔を上げて歩き出せば、いつの間にか気持ちは変わっているものです。私は、人は感情に引っ張られて生きていると思っていたけれど、『行動することで心を変えられるのだ』と気づかせてくれました」■『出逢う力』浅見帆帆子著(宝島社)より“……すべてはそこにかけるあなたのエネルギー次第なのです。(中略)つまり、そこに『気が乗らない』というのは、『それをしてもうまくいかない』というなによりの証拠です。逆に、『理由がないけれどそこにワクワクする』というのは、なによりも『それをする理由』になります。私たちは、自分自身の感覚にもっともっと素直になればいいのです。” (P.69~70)「決定的な何かもないのに、気づけば距離ができている人がいたり、違和感を覚えつつ仕事していたりすることがあります。うまくいかないとつい自分が悪いのではないかと考えがちですが、この本で言語化してもらった気がします。浅見さん曰く、罪悪感は持たなくていい、いまの互いの波動が違うから違和感を持つのだと。悩んでしまいがちな関係がラクになる本です」◇『最低で最高の本屋』松浦弥太郎著。高校をドロップアウト後、渡米。帰国してから始めた移動本屋時代、中目黒の古書店『カウブックス』を誕生させるまで、編集者としての仕事についてなど、著者の来歴や思いを綴った自伝的エッセイ。集英社文庫540円◇『一瞬で自分を変える法』アンソニー・ロビンズ著、本田 健訳・解説。人は自分の人生を、それまでの価値観の延長線上で考えやすい。リミッターを取り払い、自分の可能性を最大限に引き出すコツとは。コーチング界のカリスマのアドバイスを人気コンサルタントが解説。三笠書房1400円◇『出逢う力』浅見帆帆子著。“引き寄せる”テーマの第一人者である著者の最新刊。がむしゃらに人脈を作るよりも、自分の精神レベルと合った人たちを引き寄せていい出会いにつなげる心構えなど、人間関係に悩む人へ。宝島社1400円◇『小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法』はあちゅう、村上 萌著。オンラインサロン運営や週末野心手帳のプロデュースなどを一緒に手掛ける二人。それぞれの視点で綴る、小さな野心を叶え続けるために大切にしていることとは。ディスカヴァー・トゥエンティワン1400円◇はあちゅうさん1986年生まれ、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。在学中よりカリスマブロガーとして活躍。『疲れた日は頑張って生きた日』(小社刊)など著書多数。ツイッターは@ha_chu※『anan』2016年10月26日号より。写真・中島慶子取材、文・三浦天紗子
2016年10月20日マガジンハウスはこのほど、「ストーリーのあるモノと暮らし」をコンセプトにしたライフスタイル誌「ku:nel(クウネル)」のリニューアルを実施することを発表した。○"かわいいものに、トキメキたい"、新しい50代のカタチを提案今回は、同誌の2003年創刊以来初の大幅リニューアルとなる。"かわいいものに、トキメキたい"を新たなテーマに掲げ、新しい50代のカタチを提案するべく、誌面を一新した。新生「ku:nel」の編集長には、社会現象にもなった「Olive少女」を生み出したライフスタイル誌「Olive」の全盛期を創り上げ、その後も「anan」を80万部を売り上げる人気雑誌に育てあげるなど、まさに同社の雑誌を根底から支え続けてきた淀川美代子氏が就任する。「年齢を重ねても、心は青春のまま」と感じている50代女性に向け、ファッション、ビューティー、インテリア、料理、旅行など、人生にトキメキを与える、幅広い情報を提供。誌面は、読み物的要素を中心に展開を予定している。新生「ku:nel」3月号は、2016年1月20日発売となる。リニューアル号の第一特集「フランス女性の生活の知恵」では、フランス女性の80%が「自分は幸せ」と考えているのに対し、日本人女性で「自分のことが幸せ」と感じているのは30%に満たないというデータより、フランス女性の取材を通して、その理由と幸せのためのヒントを提案する。第二特集は、「コウケンテツの韓国料理&インタビュー」。そのほか、連載として吉本ばななさん、松浦弥太郎さんのエッセイを掲載する。
2015年12月06日ライフスタイル誌『クウネル(ku:nel)』が、2016年1月20日に発売される3月号を機に、創刊以来初の大幅リニューアルを果たす。『クウネル』は「ストーリーのあるモノと暮らし」をコンセプトにマガジンハウスから03年に創刊されたライフスタイル誌。テーマを「かわいいものに、トキメキたい」と一新し、生まれ変わった新生『クウネル』では、「年齢を重ねても、心は青春のまま」と感じている50代女性に向けて、ファッションからビューティー、インテリア、料理、旅行まで人生にトキメキを与える様々な情報を提供する。新編集長には、社会現象にもなった“Olive少女”を生み出したライフスタイル誌『オリーブ(Olive)』の全盛期を創り上げ、その後は『アンアン(anan)』や『ギンザ(GINZA)』の編集長も務めた淀川美代子が就任した。1月20日発売の3月号では、フランス女性の生活の知恵を紹介。自分は幸福だと思う人の割合が日本女性は30%に満たないのに対し、フランス人女性は80%が幸福だと思っているという。同誌では、フランス人女性への取材を通じて、その理由や幸せのヒントについて探る。その他、料理研究家のコウケンテツによる韓国料理の紹介やインタビュー、吉本ばななや松浦弥太郎のエッセイなども収録される。
2015年12月02日クックパッドはこのたび、同社のビッグデータ解析のノウハウや事例をまとめた書籍『「少し先の未来」を予測する クックパッドのデータ分析力(日本実業出版社)』の出版を記念したイベントを開催した。イベントでは、雑誌「暮らしの手帖」前編集長で現在はクックパッドのサービス「くらしのきほん」の編集長を務める松浦弥太郎氏を聞き手に、本の著者であり同社のトレンド調査ラボで法人向けデータサービス「たべみる」の事業責任者を務める中村耕史氏が、同データサービスを活用したデータ解析の面白さを語った。○クックパッドの検索データを活用した、"食"のデータディスカバリー中村氏が手がける「たべみる」は、日々膨大に蓄積されるクックパッドの検索キーワードを分析することで、食のトレンドを知ることができる法人向けサービスだ。季節性の高いキーワードの動きからトレンドを把握したり、指定期間のキーワードをランキング形式で見ることができるだけでなく、キーワードを組み合わせた検索の動きから傾向を把握したり、年単位・地域・性別による比較といった高度な分析も可能。主に食品メーカーや小売店、飲食チェーンなどで活用されている。一般的なWeb検索のキーワード分析と比べ、たべみるは、"料理をするために調べる"というユーザーの目的意識が明確なため、キーワードからユーザーの意図を読み取りやすいのが特徴。「たべみるを使えば、週単位での食のトレンドや季節性の高いキーワードの変化が分かるほか、テレビで取り上げられたキーワードの急上昇なども把握できる」と中村氏は説明する。また中村氏は、実際のデータを挙げて食に関する関心のトレンド動向の事例を紹介。例えば、「ミニオン」というキーワードは人気アニメの名前で食とは無関係に見えるが、そこからクックパッドの検索結果を参照するとミニオンのキャラクターをあしらったお弁当のレシピが多く登場し、ユーザーがミニオンの"デコ弁"に関心を持っていることが分かる。また、「基本」というキーワードが複合検索でどのように使われているかを分析すると、ユーザーがどのような料理や調理方法に挑戦したいかが分かってくるという。ちなみに中村氏によると、クックパッドで最も検索されているキーワードは「簡単」とのこと。つまり、ユーザーは、作りたい料理を簡単に実現できるレシピを求めているということだ。さらに、年単位でキーワードのトレンドを追っていくと、面白い発見があるのだという。例えば、「ダイエット」というキーワードが最も検索されるのは"夏の前"というイメージが強いが、実際クックパッドでは"年初に最も検索数が上昇する"のだという。中村氏は「年末の飲み会シーズンが終わり、"今年こそダイエットを実現したい!"というユーザーからのニーズが高いのではないか」と説明する。加えて、「シチュー」というキーワードは冬季に検索数が上昇するが、中でも2月のバレンタインデー過ぎに急上昇する傾向があるという。これは、バレンタインチョコを手作りした際に余った生クリームを使ってシチューを作ろうと考える人が多いからではないかと説明する。そして、地域によるキーワードの傾向を比較すると、同じ「カレー」というキーワードでも北海道・東京・沖縄でカレーに対するニーズの特徴や傾向の違いが見えてくるのだという。このように、クックパッドの検索キーワードにより、世の中のイメージとは異なる"食に関する生活者の生のニーズ"を知ることができる。中村氏は「検索キーワードを調べると、予想外のキーワードが上位にいたり、ニュアンスを表す言葉が多かったり、思いつかないようなキーワードが検索されたりしている」とその面白さを語った。「たべみるは、クックパッドの持つ膨大なデータを再価値化したものと言えます。生活者が何を求めているのかをデータから知り、商品や売場、メニューを考えるために活用してほしいなと思います」(中村氏)○「データこそが真実」その過信が失敗をよぶ一方で、中村氏は「データは常に疑わなければならない」と、意思決定をデータに完全に依存することに懐疑的な見方を示した。つまり、あるキーワードが上位に出現したからといってその結果を過信するのではなく、なぜそのデータが上位に挙がったのかを分析することで、信頼できるものかどうかを検証する必要があるということだ。また、「データ」と「直感(フィーリング)」のバランスをどう取るべきかという点については、「人によってどちらに比重を掛けるかは違ってくるが、直感をデータによって補正していくというのが(データと人の)良い付き合い方ではないか」と語った。最後に、今後の展開について中村氏は、「膨大に蓄積されるデータの中で、まだ見えていないもののほうが多い」と語り、クックパッドのビッグデータを活用したサービスの開発や機能の拡充を進めていくという考えを明らかにした。「例えば、"キャベツ"というキーワードを検索したあとに、ユーザーはどのようなレシピを見て料理をしているのでしょうか。こういった、素材のキーワードを検索した結果何を作ったのか、それが季節によってどのように変化したのかというところまでは、まだ見えていないんです。ジャガイモと玉ねぎを検索したユーザーが、肉じゃがを作ったのか、カレーを作ったのか ―― このような傾向が分析できれば、食材に対してどのような料理が競合関係にあるのかが見えてくると思います」(中村氏)また直近では、テレビに取り上げられた料理や食材を、急上昇キーワードとして番組名と併せてスマホから確認ができる「たべみるニュース」を年内にリリースするとのこと。タイムリーなデータを提供することで、小売店の売場で掲出する商品のPOP作りなどをサポートしたい考えだ。
2015年11月27日(c)Merje Shawネットの掲示板などでは時折「お前は俺か」という言葉を目にしますが、SOLO読者のみなさまはこの言葉、使うことありますか?ちなみに、私はけっこう(心のなかで)使います。自分の考え、自分の経験、自分のかんじたこと、悲しいけれどそれらはどれもそんなに特別なことじゃありません。大半は、すでに誰かが考えたものだったり、すでに誰かが経験済みのことだったり、すでに誰かがかんじていたことだったりします。インターネットの大海か、会社帰りの居酒屋か、はたまた古今東西の小説の主人公かはわかりませんが、「この人は私と同じだ」ーー「お前は俺か」と思ってしまうような人を、おそらくみなさんも行く先々で見つけていることでしょう。「お前は俺か」を小説の登場人物に見つける日々の100(集英社文庫) 松浦 弥太郎(著)今回は、そんな「お前は俺か」を、小説の登場人物のなかに見つけると、ちょっといいことがあるかもしれないという話です。先日、「暮しの手帖」前編集長の松浦弥太郎さんの『日々の100』という本を読んでいたのですが、こちらの本では、アンティークの定規とか、水彩絵の具セットとか、オリーブオイルとか、松浦弥太郎さんが日常生活で使っているモノが、100個紹介されているんです。そして、そういったこだわりの雑貨や調味料のなかに、松浦弥太郎さんが愛読する「小説」が混じっているんですね。『日々の100』のなかに登場していた小説はジャック・ケルアックの『路上』とヘンリー・ミラーの『北回帰線』だったのですが、松浦弥太郎さんはこの2冊を17歳から愛読していたそうです。自由であること、自分らしくあること、独りであること、創造すること、夢を持つこと、誇りを持つこと、そんなことを教えてくれたのがこれらの小説だったのだといいますが、ちょっとお値段が張りそうな雑貨たちのなかにさり気なく登場する2冊の文庫本を、私はなんだか「いいなあ」と思ってしまったのでした。旅先のフリーマーケットで見つけた洗濯ばさみとか、取引先でいただいて以来贔屓にしているお菓子とか、モノには物語がある。そして、本には思想がある。面白かったとか、感動したとか、勉強になったとか、そういう本だってもちろんあっていいのだけど、自分はこの物語と、この思想と共に生きてるんだ!という強固な1冊2冊があると、おひとりさま女性である我々も、もっと逞しく日々を乗り越えていけるのではないでしょうか。そして、そんなふうに思える小説の登場人物はきっと、「お前は俺か」とつぶやいてしまうレベルで共感してしまうヤツらだと思うんですよね。で、じゃあそういうあんたの「お前は俺か小説」は何かといいますと、私の場合はフランツ・カフカの『断食芸人』です。一転して「暗っ!」というかんじになってしまったと思うのですが、心の底から共感できて、自分はこの本の思想と共に生きていくんだと決めている1冊ですから、嘘はつけません。『断食芸人』の主人公はタイトルのとおり、食事を取らないことを見世物にしている芸人なのですが、この人物がなぜ断食芸人になったのかという理由が、物語の最後の最後で語られるんです。いわく、自分は断食なしではいられないのだ、ほかのことはできないのだ、なぜできないのかというと、うまいと思う食べものを見つけることができなかったからだというんですね。もしうまいと思うものを見つけられていたら、きっとほかの人と同じように、腹いっぱいになるまで食べものを口に運んでいただろうと。この最後の最後の部分が、私にとっては涙ちょちょ切れる共感の嵐なわけですが、おそらくみなさんは「はっ?」と思いながらポカーンとしていることでしょう。いいんです、それが「お前は俺か小説」なのですから。物語は自分よりも雄弁に、自分のことを語ってくれる『断食芸人』について語りだすと私の孤独と世の中へのルサンチマンが溢れでて収拾がつかなくなるので話をまとめますと、自分が心の底から共感できる小説の登場人物や、自分の生きる上での思想がまとめられているかのような本があると、他人に自分のことを伝えやすくなります。私自身の口から孤独や世の中への絶望を語るより、そこはプロ、というか文学史に名を残した巨匠の力を借りたほうが、おそらくより多くのことを相手に伝えられるでしょう。そして何より、「私の考えていることは、この本のなかに書いてあるよ」と、そんなふうにある1冊を知人に紹介してもらえたら、たとえその人と合わなくても、表面上はうまく友達になれなくても、なんだか互いに通じ合えたような気になりませんか。こだわりの「モノ」を並べるように、私は自分の思想を本棚に並べたい。30歳付近の大人になったらそんな目線で、まるで自分のことが書いてあるかのような「お前は俺か小説」を見つけて、ぜひみなさんもいろんな人に紹介してあげて欲しいなと思うのです。Text/ チェコ好き
2015年11月05日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『くいしんぼう』、『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』松浦弥太郎雑誌『暮しの手帖』で長年編集長を務め、15年4月より日本最大の料理レシピサービスを展開するクックパッドに移籍。現在は、クック・パッドのウェブメディア「くらしのきほん」編集主幹である松浦弥太郎の新刊2書が発刊された。『くいしんぼう』と題された1冊は、町歩きの達人としても知られる松浦弥太郎が長年愛してきた東京の名店を、完全店データ付きで51軒紹介する。甘いもの好きの松浦弥太郎定番の中目黒「ヨハン」のチーズケーキを始め、銀座「洋菓子舗ウエスト」のトーストサンド、日本橋「神茂」の手取り半ぺんなど、とっておきの逸品を集約した同書は“男の手土産”バイブルともいえる。『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』と題された1冊は、「男にとって一流、上質とはなにか」をテーマとした、本当の上質を知るための100の一流品カタログ&エッセイ集。クックパッドに所属を移したばかりの新鮮な気持ちを綴ったエッセイや、親交のあったイラストレーターの故・安西水丸から贈られた手作りの本『日々』なども収録されている。今回この2冊の発刊を記念し、9月20日に蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、松浦弥太郎を招き『くいしんぼう』、『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』発刊記念トークイベント「松浦弥太郎解体図鑑」が開催される。「おいしいものってどういうもの?」「男にとっての一流ってどういうこと?」を議題に、長年愛用してきたもの、食べてきたものを踏まえたもの選びの視点の話から、松浦氏が考える「くらしのきほん」、そして春以降の新たな挑戦についてを語る。イベントには、本書を代官山蔦屋書店で購入するともらえる参加券で参加が可能。現在、店頭・オンラインストアで申し込みを受付中。(※定員70名に達し次第受付終了、なお、参加券は1,620円で購入することもできる)【書籍情報】『くいしんぼう』著者:松浦弥太郎出版社:マガジンハウス115ページ/188×13×14mm発刊:2015年8月29日言語:日本語価格:税込1,199円『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』著者:松浦弥太郎出版社:マガジンハウス115ページ/258×182×8mm発刊:2015年8月17日言語:日本語価格:税込1,944円【イベント情報】『くいしんぼう』『松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」』発刊記念トークイベント 松浦弥太郎解体図鑑会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:9月20日時間:19:30~20:30(イベント開始15分前から入場可)
2015年09月11日間もなく秋の旅行シーズン。Apple Store表参道では26日、旅行プランをシェアできるお出かけアプリ「Holiday」を紹介するストアイベントが開催され、タレントの高橋真麻さんらがアプリの面白さやおススメのプランなどを紹介した。○休日の過ごし方が人生を豊かにする始めに、Holidayのコミュニティマーネージャーを務める谷里穂氏と、クックパッドのWebメディア『くらしのきほん』編集長 松浦弥太郎氏が登壇し、Holidayの機能や面白さを紹介した。Holidayは、旅行や散歩の「おでかけプラン」を投稿・共有できるサービスとして昨年9月にクックパッドが提供を始めたサービス。ユーザーは自分が行った旅行のプランや、地元の店・名所等を紹介するプランを投稿する他、他のユーザーの投稿を「お気に入り」に入れたり、「フォトレポ」で行った報告を送ることができる。松浦氏はクックパッド入社以前から「週末の過ごし方をシェアするサービスを作りたい」と考えていたことから、先にそれを実現していたHolidayに積極的に関わり、自身もヘビーユーザーであるという。松浦氏 「昔から出かけた時には気に入った店やスポットなどを個人的にメモしていたんですけど、Holidayではそれをみんなに見てもらえて、『いいね』をもらったりフォトレポを送ってもらうのがすごく楽しい。みんなと分かち合うのはいいですよね」Holidayのワークショップ開催などで全国を飛び回っている谷氏にとっては、それぞれの地元でプランを探すことが楽しみとなっている。谷氏 「現在地から検索をすると近くのスポットを含むプランが出てきます。日本中にいるユーザーさんが、自分の地元や楽しかった旅行プランを投稿してくれるので、それを見るのが楽しいですね」Holidayのプランのプランは、実際の旅行経験や、地元の人が自分の知る地元の良さを紹介する、価値ある一次情報が集まったもの。信憑性が高いし、すごく豊かな気持ちになると松浦氏は評価した。店や観光名所ばかりでなく、ちょっとした「自分のお気に入りの場所」を紹介できるのもHolidayの特徴だ。「1時間でも30分でも、近所を散歩するだけでも出会いがあり、それが人生を豊かにする。そんな時に行きたいところがたくさん見つかるサービスにしたい」と、谷氏は語った。○誰かと思い出を共有するおでかけを続いて、タレントの高橋真麻さんが登壇し、おでかけについてのトークやおススメのおでかけプランが紹介された。高橋さんがおでかけを楽しむポイントは「誰かと思い出を共有すること」。高橋さん 「人生は思い出の数で決まると言った人がいて、そんなものかなと思っていましたけど、ここへきて私もそう思うようになりました」最近は「好き」という気持ちをほとんど忘れてしまい、"婚活キャラ"をやめようかとも思ったという高橋さん。どうしたら恋ができるかと『スッキリ!!』コメンテーターの生物学者の方に聞いたところ、「人は何かを共有すると恋が芽生えやすい。中でも一番効果的なのは味覚なので、食事を共にするのは理にかなっている。まず一人飯をやめることだね」と言われたそうだ。そんな高橋さんがHolidayを使って作成したのは『忙しい彼に合わせた理想の新婚旅行プラン ♥ (国内編)』。大自然の中のリゾート旅館や指宿の砂蒸し風呂など、国内ながら現実逃避気分に浸れるのがおススメのポイント。役者さんであるご両親の出演作に縁のある地でもあるとのこと。もう一つは、行きつけのスポットを巡る『お一人様を満喫っ ♥ オトナの休日おでかけプラン♪』。こちらは休日によく行く場所ばかりで「この通りに巡ると、多分私に会います」というほど。家族や友人と行くことも多いそうだ。Holidayを使ったおでかけプラン作成について感想を訊ねられると、「改めて自分の行動が分かる、自分を見つめ直す要素もありますね」と回答。また、「このプランで誰かが楽しんでくれたらうれしいです」とも。最後に、Holidayから高橋さんへ贈るプランとして「高橋真麻さんが週刊誌に撮影された場所をめぐる!」が紹介された。タイトル通り、高橋さんが週刊誌にプライベートを撮影された現場を集めたもの。友人との食事、元カレとのデートから一人飯まで、これには高橋さんも「すごい、こんなに撮られてるのか! 思い出が蘇りますね」と驚きの様子だった。高橋さん 「今まではお一人様を満喫していたんですけど、最近は誰かと思い出を共有することが楽しいです。人生一度きりですから、みなさんもHolidayの色々なプランを巡ってぜひ思い出を作っていただきたいと思います」イベントで紹介されたプランは、HolidayのWebサイトまたはアプリから閲覧が可能だ。「お気に入り」やフォトレポ機能を使うには会員登録が必要となっている。
2015年08月27日モデル、女優、ラジオパーソナリティーなどマルチに活動する桐島かれんは、自らが手掛けるセレクトショップ「ハウスオブロータス(House of Lotus)」の期間限定ショップを伊勢丹新宿店本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5で7月23日から8月12日までオープンする。同氏は昨年、東京・広尾にアジア・アフリカ雑貨を中心に扱うセレクトショップ「ハウスオブロータス」をオープン。同ショップでは世界各国を旅しながら育んできた彼女独自のセンスによってセレクトした手工芸品や民具、雑貨などライフスタイルアイテムを紹介する。今回のテーマは、“My Room(私の部屋)”“My Closet(私のクローゼット)”“My Favorite(私のお気に入り)”。これらをそれぞれ3ゾーンに分けて提案する。桐島が自宅でインテリアとして使用している北欧やヨーロッパの家具、アートなど、ハウスオブロータスでは通常紹介されていないアイテムを集積し、会場に“自宅部屋”を再現した。“My Room”コーナーは、同氏が好む北欧家具やビンテージ食器、アジアやアフリカの雑貨やアートなど、時代と国境を越えたミックスカルチャーのインテリアを提案。今回のイベントのために初紹介としてブータン製バスケット(1万2,000円から)を用意。また、『暮らしの手帖』編集長であり「カウブックス(COW BOOKS)」店主の松浦弥太郎がセレクトした和洋古書の書棚も展示。“My Closet”コーナーは、岡山県のアパレルメーカー「キャピタル(KAPITAL)」とコラボレーションしたデニム地のサルエルパンツ(2万4,000円)が登場。 その他、「ミナクシ(Minakusi)」「村澤麻由美」「キジマタカユキ(KIJIMATAKAYUKI)」の個性あふれるブランドも紹介する。“My Favorite”からは、タイで古くから好まれている「青花」の染め付け技法を使った焼き物を使用したキャンドル(2,000円から)を紹介する。担当バイヤーは「桐島さんのお店では、アジア系雑貨の取り扱いが中心だが、今回は特別にご自宅からヨーロッパ系アイテムをお持ち頂いたり、伊勢丹としても彼女の世界観に合うように、入念に相談しながら北欧インテリアや雑貨を買い付けた。会場では、普段見ることのできない桐島さんの(アジアではない)ヨーロッパに対する価値観や思い入れを新たに発見できる貴重な場となる」と語る。
2014年07月22日