精進料理や京料理に使われることが多く、古くから日本で親しまれてきた「湯葉」。手軽に植物性タンパク質を摂取でき、健康・美容食として注目されています。そのまま刺身として食べても美味しいですが、実はさまざまな料理に活用できる万能食材なんです。今回は、湯葉を使ったレシピ【20選】をご紹介します。湯葉とは豆乳を加熱して表面にできる膜をすくい上げたものです。作りたての柔らかい「生湯葉」はなめらかな口当たりで、刺身や和え物などで食べるのがおすすめ。長期保存の効く「乾燥湯葉」は、ほど良い歯ごたえがあり、汁物、煮物、鍋などに活用できます。比較的お手頃価格で購入できるため、ストックしておくと便利ですよ。■湯葉の<刺身>レシピ2選・刺身湯葉 生湯葉を食べやすい大きさに切り、ワサビしょう油やポン酢をかけて召し上がれ。湯葉そのものの美味しさを堪能できる食べ方です。できれば最初のひと口は何もつけずに、大豆の香りと甘みを楽しみましょう。・手づくり湯葉のマグロアボカド和え 湯葉はお店で買わなくても、無調整豆乳があればすぐに作れます。豆乳は沸騰させないように弱めの中火で熱し、膜ができたら箸で手繰り寄せるようにつまみ上げればOK。レシピのようにマグロとアボカドを添えると食卓が華やかになり、飽きずにいただけそうですね。■湯葉の<汁物>レシピ4選・湯葉のお吸い物 お吸い物に湯葉を加えるだけで、料亭のような高級感のある仕上がりに。上品な京風の味つけにほっこり癒され、おもてなしにも喜ばれます。とろみもあって、体が温まる汁物です。・湯葉の豆乳汁 湯葉を煮込んだら、みりん・しょう油・豆乳を加えるだけで完成です。豆乳のコクにより、とろりとした湯葉の美味しさがより感じられます。シンプルな材料でも満足感十分です。・湯葉の白みそ汁 白みその甘い味わいが湯葉と絶妙にマッチ。練りからしをほんの少し入れると、コク深くなって美味しさがワンランクUPします。上品ながらもほのかに辛みがあり、いつもと違ったみそ汁を味わえますよ。・干し湯葉のかきたま汁 ふわっふわの卵×とろりとした湯葉の組み合わせに心落ち着く一品です。ホッとするやさしい味わいで、幅広い世代に喜ばれそうです。そうめんを入れても◎。■湯葉の<副菜>レシピ6選・湯葉のワサビしょうゆ 湯葉とアボカドをワサビしょう油で和えるだけで、おつまみにも最高なメニューが完成。トロトロの生湯葉とまったりとしたアボカドが意外にもよく合い、新しい食感を堪能できますよ。・豆乳湯葉がけ豆腐 温めた豆腐に湯葉入りの豆乳つゆをかける、料亭風の豆腐料理です。白みその上品な甘さにほっこりしますよ。トッピングの刻みのりの香りがいいアクセントに。豆腐は木綿よりも柔らかい絹ごしがおすすめです。・湯葉包み揚げあんかけ 寒い日のあったか小鉢におすすめ。豆腐やエビを使ったタネを生湯葉で包んで揚げ、和風あんかけをかけていただきます。だしの滋味深い味わいがたまりません。日本酒もグイグイ進みますよ。・キャベツと湯葉の和えもの とろりとした湯葉は、甘いキャベツと相性抜群。しょうゆダレにピリッと山椒を効かせれば、食欲をそそられる一品に。キャベツは茹ですぎず、シャキシャキ食感を残すくらいがベスト。箸休めに最適です。・湯葉の梅ダレサラダ いつもの酢の物に湯葉をプラスすれば、さっぱりとした中にもコクが感じられて美味。梅ダレの酸味と旨みもやみつきになりそうです。箸休めのほか、おつまみしても優秀。よ~く冷やしていただきましょう。・小松菜とお湯葉さんの炊いたん 京のおばんざいをおうちで再現! ヘルシーで栄養価が高く、ホッと落ち着く味わいです。しっとりと煮上がった小松菜と湯葉からいいだしが出るため、ぜひ汁ごと味わってください。■湯葉の<主菜>レシピ4選・湯葉のかき揚げ 乾燥湯葉は揚げるとサクサク食感で、かき揚げの材料にぴったり。わずか数秒でサクッと揚がりますよ。玉ネギ、三つ葉、干し桜エビも合わせれば、豪華な一品に。塩や天つゆを添えて召し上がれ。・鶏むね肉とキャベツのさくさく湯葉巻き 湯葉がおしゃれな洋風おかずに変身! 春巻きならぬ湯葉巻きでとってもヘルシーです。鶏むね肉とキャベツのマリネを湯葉で包んだら、オーブンでこんがり焼きます。噛むほどに味わい深く、食べ応えがありますよ。・生湯葉とエビの炊き合わせ 生湯葉、エビ、ニンジン、キヌサヤなどを甘めのつゆで煮含める、彩り鮮やかな料理。素材の美味しさが引き立ち、旨みと栄養が詰まっただしも格別です。季節に合わせて旬の食材で作ってもいいですね。・鶏鍋~酒粕鍋~酒粕湯葉ご飯 鍋を堪能したあとは、ご飯+乾燥湯葉を入れて〆を楽しみましょう。旨みたっぷりのスープと湯葉のコクが相まって、極上の雑炊が完成します。湯葉は鍋の具材としてもおすすめです。■湯葉の<主食>レシピ4選・あんかけ湯葉丼 とろ~りとした湯葉のあんかけが絶品です。三つ葉の香りがアクセントに。練りワサビを混ぜて食べるとまた違った味わいが楽しめます。サラッと食べられて栄養価が高く、ランチや遅い夕食にもぴったりです。・クリーミー湯葉パスタ まろやかな湯葉の美味しさが際立つ、ヘルシーな豆乳クリームパスタです。ベーコンとシメジを入れて旨みたっぷりに。卵黄を混ぜながら食べれば、和風カルボナーラのような味わいを堪能できます。・湯葉の京風あんかけうどん ショウガたっぷりのシンプルなあんかけうどんに、湯葉を入れます。体の内側からポカポカになるため、寒い時期にこそ食べたいですね。京風のやさしい味わいで、風邪気味のときにも良さそうです。・湯葉とユズの雑穀おじや トロッと濃厚な湯葉にユズの爽やかな香りを加える、風味豊かな一杯です。酒粕と豆乳でまろやかに仕上げます。湯葉がご飯や具材にからんで美味しいです。お好みで七味唐辛子をかけても◎。湯葉は大豆100%の食材なので、和食に限らずイタリアンやエスニックとの相性も良く、アレンジは無限大です。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、湯葉を味わってみてくださいね。
2023年11月09日チャイニーズスタンド「チプーン(Chipoon)」が、2018年12月8日(土)、東京・ラフォーレ原宿2階にオープン。「チプーン」は、銀座に店舗を構える中華料理の名店「レンゲ エキュリオシティ(Renge Equriosity)」のオーナーを務めるシェフ西岡英俊がプロデュースするチャイニーズスタンド。化学調味料を使用しない調理法で素材本来の旨味を引き出した、"中華料理の新しいファストフード"を提案していく。メニューは、バーガー2種とヌードル2種の全4種。台湾で親しまれている湯葉を加工した鶏肉のような食感のチャーシューを、ふわふわの特製中華まん風バンズでサンドした「湯葉チャーシューバーガー」や、旬の野菜と豆腐チーズをトッピングし、青山椒や朝天唐辛子、ラー油といった本格的な香辛料で味付けしたピリ辛味の「ベジタブルタンタンヌードル」などを用意する。なお全てのメニューがテイクアウト可能。店名はレンゲを意味する「チャイナスプーン(china spoon)」に由来しており、内装やパッケージには、レンゲの形に似ていることから鮮やかなピンク色のフラミンゴを起用している。【詳細】「チプーン(Chipoon)」オープン日:2018年12月8日(土)所在地:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿2階営業時間:11:00〜21:00TEL:03-6804-2123席数:8席メニュー:・ベジタブルタンタンヌードル 700円+税・ヴィーガンヌードル 600円+税・湯葉チャーシューバーガー 450円+税・チャーシューバーガー 450円+税
2018年11月16日伝統と趣がある店内は新しさも取り入れた粋な空間京都・四条堺町にある「千丸屋(せんまるや)」は、1804年創業の湯葉が堪能できる老舗です。創業当時の建物と同じ風合いにリノベーションされています。2017年4月には内装をリニューアルし、お食事処も新たに展開。伝統や趣がある中に、少し新しい風を入れることをコンセプトに空間づくりをしています。ガラス越しに見える坪庭が日本らしさをより感じさせてくれるでしょう。湯葉一筋で創業当時の技術を継承、京都の老舗「千丸屋」は1804年創業。人を丸に例え、たくさんの人が来るお店になるようにとの願いを込めて「千丸屋」という屋号になりました。厳選した材料と創業時の技術を継承しながら、湯葉一筋で営業しているお店です。長い歴史を持つ老舗で味わう湯葉は、こだわりが感じられる逸品。趣のある洗練された空間で、非日常感を味わえるのも魅力のひとつです。こだわり満載の絶品湯葉を使った「湯葉鍋」京湯葉の原点となる乾燥湯葉を使用した「湯葉鍋」。さまざまな素材の出汁を吸い込んで湯葉自身がおいしくなるのが乾燥湯葉の特徴です。その特徴を生かし、素材のうまみを湯葉に閉じ込めます。乾燥湯葉ならではの食感も楽しめる逸品。そのほか、乾燥湯葉で作った炊き込みご飯もおすすめです。湯葉は贈り物にもおすすめの逸品ぞろい「千丸屋」の店内には売店があり、気に入った湯葉を購入できます。観光旅行で訪れる人が多い京都の老舗ならではのおもてなしでしょう。種類も豊富で、手土産や贈り物にも喜ばれる逸品がそろっています。本店限定品を目当てに訪れる人がいるほどの人気です。多くの人々を魅了し続ける由緒ある湯葉が自慢こだわり伝統製法で作られた湯葉をぜいたくに堪能できるの「千丸屋」。創業当時の思いを大切に受け継ぎ、多くの人に親しまれています。日本庭園を思わせる坪庭や創業当時の建物を再現した店舗は、非日常が味わえる特別な空間です。「千丸屋」は、阪急電鉄京都本線「烏丸駅」から徒歩5分の場所にあります。1804年の創業当時の趣を大切にした建物が目印です。風情のある空間で、絶品の湯葉を味わってみてください。スポット情報スポット名:千丸屋住所:京都府京都市中京区堺町通四条上ル八百屋540電話番号:075-221-0555
2017年11月04日精進料理の老舗「泉仙」大徳寺三内、大慈院のお寺の中に店を構える、精進料理の老舗「泉仙」。伝統の技をいかして造られる自慢の精進料理はどれも絶品。特に、こだわりの国産大豆から作られる”ゆば製品”はすべて滋賀県産のオオツル大豆を使用しています。老舗の豆腐屋がこだわって使うこのオオツル大豆は、普通の豆乳に比べ脂肪分を20%カットでき、タンパク質も豊富な優れもの。自社工場で搾りたての新鮮な豆乳から、職人の手で一枚一枚ていねいに作られる”本物”のゆばは、お取り寄せしてでも食べる価値ありの一品です。絶品コラボ!精進豆乳ゆば鍋今回紹介するのが、そんな泉仙から3月末迄の期間限定販売されている自家製造の生ゆばと豆乳の絶品コラボ鍋のお取り寄せです。自社工場で製造された生ゆば・造り湯葉・豆乳を使い、ゆばの香りと甘みが濃厚に味わえる、湯葉好きにはたまらない一品。 ■泉仙精進豆乳ゆば鍋(二人前)5,400円(送料別)【セット内容】豆乳仕立て出汁、水菜ゆば巻き、造り湯葉、湯葉包み(百合根・銀杏・椎茸)、巻き湯葉、海老芋、蓮根団子、柚子(又はすだち)、しめじ・椎茸、梅人参、花麸、ポン酢・胡麻たれ・にがり(仕入れの都合により多少内容が変わる事があります)食べ方1.お鍋に豆乳出汁を入れてしずかに沸騰させないように沸かします。2.先に火の通りの遅い、海老芋・蓮根がんもどき・椎茸・しめじ・湯葉包みを入れます。3.ひと煮立ちしてから、水菜湯葉巻き・生湯葉・生麩・人参を入れさっと煮ます。4.生湯葉・水菜湯葉巻き・生麩などはあまり煮過ぎないよう早めにお召し上がり下さい。添付のポン酢・胡麻だれや柚子をしぼるなどお好みで。5.すべて食べ終わったら火を切り、にがりを入れ軽く混ぜると豆腐のようになります。お好みでポン酢などで召し上がれ♪一度で二度おいしい♡ 豆乳ゆば鍋、ぜひご賞味あれ。
2017年01月24日だいぶ寒くなって、いよいよ冬到来ですね。冬…といえば、やっぱりクリームシチュー! TVで、夏はカレーだらけだったCMが、シチューのCMばかりになってくると「ああ~もう冬なんだ…」と、こんなとこで季節の移り変わりを感じたりします。しかし、そんなクリームシチュー、毎回じゃがいもやにんじんの入った普通のシチューばかりじゃ、飽きませんか? 今日は、今までのシチューとは二味も三味も違った変わりシチューのご紹介。変わり、といっても、味のほうは自信を持っておすすめしますぞ! 材料(約2人前)・里芋 300g ・玉ねぎ(薄切りにする) 1個・オリーブオイル 大さじ1 ・シメジ(食べやすい大きさに手でほぐす) 80g・酒 1/4カップ・塩 小さじ1・黒胡椒 少々 ・かつおだし 3カップ ・汲みあげ湯葉 170~200g(浸かっている豆乳込み)・生クリーム 100ml ・醤油 小さじ1・挽き割り納豆 1パック・EVオリーブオイル 適量・黒胡椒 適量1. 里芋はよく洗い、皮付きのまま15分ほど下茹でし、皮をむいて、食べやすい大きさに切っておく。2. 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れて炒める。玉ねぎが透きとおってきたらシメジと1の里芋を入れ、酒を回しいれて塩と黒胡椒を入れざっと炒める。3. さらに、かつおだしを入れ、蓋をして弱火にして10分ほど煮る。4. 汲みあげ湯葉と生クリーム、醤油をいれさらに5分ほど煮る。5. 火を止めて挽き割り納豆を入れよく混ぜる。6. 器に盛り、EVオリーブオイルと黒胡椒をかけて完成! 一体どんな味? と思われるかもしれないがこれがまた驚きのおいしさ! 湯葉、豆乳のやさしい風味と、里芋のねっとりした食感。アクセントの挽き割り納豆が、この料理の大事な隠し味です。納豆は粒のものではなく、挽き割りを使うのがポイント! EVオリーブオイルは、風味の良いおいしいものを使おう。シチューが余ったら、ご飯の上にかけて、さらにパン粉・オリーブオイルをかけトースターで狐色になるまで焼けば、お手軽ドリアの完成!これも至福の美味しさ・・・合わせてぜひおためしあれ!
2013年11月25日ファミリーマートは16日、オリジナルファストフードブランド「できたてファミマキッチン」から店内調理の新商品「湯葉巻ちまき」を数量限定で発売する。同商品は、ゴールデンウィークなどの行楽の場でも手軽に食べられるワンハンドタイプの「ちまき」。醤油ベースに味付けしたもち米と、醤油やみりんなどで味付けした鶏肉、野菜(人参、ごぼう、れんこん、枝豆)などを湯葉で包んだ。価格は130円。全国の同社店舗約9,500店にて、65万食限定で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月15日京都、日光に並ぶ湯葉の産地である山梨県・身延町。こちらで、通常日持ちのしない湯葉を、レトルト化や真空・冷凍化で保存を可能にした商品の販売が始まった。身延町のゆば日蓮宗総本山・久遠寺の門前町である身延町は、京都、日光に並ぶ湯葉の産地。そのルーツは約700年前、日蓮上人が身延山に在山している間に、弟子が「栄養食に」と上人に差し出したことによると言われている。現在、旅の宿として修行者や参拝客、観光客などを広く受け入れている「行学院覚林坊」。こちらで展開されている、湯葉をふんだんに使用した創作コース料理「ゆば御膳」の人気のメニュー「ゆばの桜蒸し」を、「持ち帰りたい」という声にこたえる形で、真空冷凍での販売が開始した。ゆばの桜蒸しゆば御膳今後は人気メニュー・豆乳の中に湯葉がたっぷり入った「ゆばと豆乳のグラタン」なども商品化していくとのことで、ますます「保存できる湯葉」から目が離せなくなりそう。お問い合わせ:ゆば工房五大 tel.0556-62-3535山梨県南巨摩郡身延町帯金3705-1 ホームページ
2011年12月30日