俳優の広瀬すず(23)が8日、WEBマガジン『VOGUE GIRL』の公式ツイッターに登場。ミニスカ美脚ショットが公開された。「広瀬すずが纏う『ジョーダンブランド』の大人なスポーツスタイル」と紹介し、写真をアップ。ミニスカートにスニーカーをあわせたコーディネートで、美麗な太ももがあらわ。前髪は“オールバック”で新鮮な印象の1枚となっている。スポーティーでありながら、ヘルシーな肌見せが色っぽいスタイル。広瀬は「スニーカーはメンズっぽくはきがちなので、今日みたいな可愛い組み合わせは真似したい!」とコメントしている。
2022年06月08日2022年4月に内閣府が公表した、『恋愛に関する研究資料』がネット上で議論になっています。資料では、恋愛に奥手な人への支援として、『壁ドン』や告白の方法、プロポーズの練習などを教育に組み込む策を提案していました。『壁ドン』とは、少女漫画を中心に描かれるシチュエーション。主に男性側が手を壁につき、女性に迫るシーンで描かれます。※写真はイメージ内閣府の資料に対し、ネットからは「ジョークかと思った」「何を考えているんだ」といった批判が続出しています。山之内すず、内閣府提案の『壁ドン支援』にズバリ同年5月7日に放送された情報番組『今田耕司のネタバレMTG』(読売テレビ)では、内閣府の恋愛支援について特集。コメンテーターとして出演する俳優の山之内すずさんは、男性の出演者に意見を求められると、このようにコメントをしました。『壁ドン』とか、あれは少女漫画の中の話であって、それを『イケメン俳優』と呼ばれる方たちが実写でやってはるから、キュンとするものなんですよ。好きでもない人からリアルで『壁ドン』されたら「怖い」しかないですから!今田耕司のネタバレMTGーより引用「あれはフィクションです!」と、強く念を押した山之内さん。続いて、「『壁ドン』は喜ばれるという、勘違いをする人が増えるのではないか」という不安を明らかにしました。ネットでも同様に、多くの女性から「フィクションだからいいのであって、現実でされたら怖い」という声が続出していた、『壁ドン』。力の差がある相手から迫られるシチュエーションは、たとえ好きな人が相手であっても、恐怖を感じる人は多いでしょう。番組を見た人からは、山之内さんの意見に共感する声が上がっています。・本当にそれ!恐怖を感じる人が多いと思うよ…。・まだ若いのに、ハッキリと意見を述べていて好感を持った。的も射ている。・全文同意です。恋愛支援策の『そうじゃない感』がすごい。少子高齢化が深刻な社会問題となっている、現代日本。また、結婚をしたり、子供を産み育てたりする人も減少しているといいます。とはいえ、「結婚をしたい」「子供を産み育てたい」と思う人を増やすために政府がとるべき行動は、本当に恋愛支援なのでしょうか。政府に対し、その点をもう一度考えてほしいと多くの人が思っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年05月07日モデルでタレントの山之内すず(20)が4月20日、都内で「『1 PICTURE 1 STORY』“あの子になりたい”トークライブ」に登壇した。「1 PICTURE 1 STORY」とは、イラスト・ストーリー・音楽など多方面で活躍するクリエイターがコラボレーションして、1つの作品群を創作するプロジェクト。山之内は、ファッション誌「bis」で掲載されたイラスト×超短編小説の第3弾作品を元に作られたインスパイアソング『あの子になりたい(feat.40mP/山之内すず)』にボーカルとして参画。原案となったイラストをモチーフとした白のワンピース姿で報道陣の前に登場した。自身初となるデジタルシングルのリリースにでもある今作。「昔から歌が大好きで、歌に救われてきたので、素敵な機会をいただけて嬉しいです」と喜びを語る。「これまで、何度かボーカルのオファーを受けたことはあったんですけど、お断りさせていただいていたんです。私は楽器が得意なわけでもないし、作詞作曲ができるわけでもない。歌も上手ではないから、知名度が上がってきたからというだけで、大好きな歌を歌わせていただいていいのかなと。でも、今回の『1 PICTURE 1 STORY』は、最初にお話をいただいたときに直感でお受けしたいと思いました。女の子同士の、他人を羨む気持ちや嫉妬する気持ちを描いたイラストやストーリーに共感したからです。ありのままの私が歌うからこそ伝わるものがあればいいなと思います」今作は「生きづらさ」を描くことが大きなテーマ。山之内が生きづらさを感じた瞬間は?「自分を好きになれなかった時期があって、以前はせっかく褒めてもらっても『どうせ、すずなんか…』と自信が持てませんでした。でも年齢を重ねたこともあって、少しずつ自分を受け止められるようになりました。自分を好きになることで、コンプレックスを抱えていた過去の自分も好きになれました」同イベントには、ほかに『あの子になりたい』の作詞・作曲をしたボカロPで音楽プロデューサーの40mPや、楽曲の原作ストーリー『私たちの友情は永久不滅★』を執筆したフォロワー150万人超の人気YouTuberエミリンが登壇。作品のスタートとなるイラストを描いた、イラストレーターの寺田てらもリモートで出演した。
2022年04月21日山之内すずがボーカルを担当したデジタルシングル「あの子になりたい(feat.40mP / 山之内すず)」の配信リリースを記念したトークライブイベント「『1 PICTURE 1 STORY』“あの子になりたい”トークライブ」が、4月20日に都内で開催された。『1 PICTURE 1 STORY』は、多方面で活躍中のクリエイターが1枚のイラストを軸に1つのストーリー(プロット)を考案し、2つを掛け合わせることで『原案・原作』IPを創造するプロジェクト。その第3弾として制作された同曲は、Adoの「阿修羅ちゃん」MVイラストなどを手がける寺田てらが原案のイラスト、チャンネル登録者数154万人超えの人気YouTuber・エミリンこと大松絵美がストーリー作家を担当した原作『私たちの友情は永久不滅★』のインスパイアソング。完成した原作をもとに、ボカロP・音楽プロデューサーとして活躍中の40mPが作詞作曲を、山之内がボーカルを担当した。進行MCにニッポン放送の吉田尚記アナウンサーを迎えたイベントでは、ステージ中央のスクリーンで同曲のMVを初公開。会場が作品の世界観に包まれたところで、吉田アナウンサーより『1 PICTURE 1 STORY』のプロジェクト概要について説明。その後、40mP、山之内、エミリン、寺田の4人の参加クリエイターが登場し(寺田のみオンライン出演)、“ほとんど初対面”という少し緊張感も漂う雰囲気の中、「イラストとストーリーがどんな風につくられたのか今日お聞きできることを楽しみにしてきました」(40mP)、「初めてボーカルを務めて素敵な楽曲を担当させていただき、 皆様とお話できることが楽しみです!」(山之内)、「普段はYoutuberとして活動しているので物語を作るのは初めて。企画に参加できてとても嬉しかったです」(エミリン)、「イラストから作品を作っていただく経験がなく、イラストのどういう点に注目いただいたのかお聞きしたいです」(寺田)とそれぞれ一言ずつ挨拶を述べた。山之内すず続いて、同プロジェクトから制作された楽曲の原案にあたるイラストがスクリーンに映し出され、そのイラストにストーリーが掛け合わさり誕生した原作について4名でトークセッション。イラスト原案を担当した寺田は、「生きづらさを4人の女の子とツタや糸で表現し、華やかなイラストに落とし込みました。4人の女性はそれぞれ“嫉妬や妨害”をイメージ」と深いモチーフを明かした。この寺田のイラストの世界観を軸にストーリーを考案したエミリンは、「イラストを見て一番に感じたのが“人間関係のしんどさ”や“生きづらさ”でした。女と女のどろどろの世界観や本音をできるだけいやらしく書けたらという思いでストーリーを作らせていただきました」とお互いの解釈が一致していたことを改めて喜び合った。またインスパイアソングについて、作詞作曲を担当した40mPは「曲を作るとき、何をメッセージとして伝えるかに一番悩み時間を割くが、今回は伝えたいことが決まっていたので湧いてくるまま書けました。イラストとストーリーの解釈は男性でも共感できると思います」と話し、山之内が歌唱することについては、「すずさんは、バンドサウンドが似合いそうという印象を抱いていた。完成した音源を聞いて、想像以上に素晴らしく、もっとアレンジを加えられないか試行錯誤したが、結果として声の素朴さや魅力が伝わる今の形に落ち着きました」と創作秘話を語った。40mP楽曲の歌唱を担当した山之内は、「小学生の頃から40mPさんの曲を聞いていたので、今回お名前を聞いて「まじか」と、もう一度40mPさんの曲を聞きなおしました」と音楽好きを感じるエピソードを披露。「めちゃくちゃかわいい曲で一晩聞いていたら翌日には歌えるようになるくらい頭に残る音楽。シンプルにめっちゃ好きです。歌詞をきれいに心地よく聞いてもらうにはどうしたらいいか悩みながらも、ボイトレからレコーディングまで全部楽しかったです!」と明るく話した。さらに、山之内にとって初となるデジタルシングルのリリースについて、「昔からずっと音楽が好きで音楽は人生の中で大切なもの。これまでもお仕事の声はかけてもらっていたけど、本気で音楽の道を目指している方に対して他から来た自分がその道を奪ってしまうことに責任をもてないとお断りをしていました。今回は、“みんなで作り上げる”企画と聞き、自分に務まるか分からないけど直観でやりたいと思った。結果として、歌うことが好きだなと改めて感じたし、私が歌うからこそ通じるものがあれば良いなと気負い過ぎないように意識しました」と音楽にかける思いを熱く語った。山之内×エミリンによるダンスも披露続いてのトークテーマは、楽曲タイトル「あの子になりたい(feat.40mP / 山之内すず)」にちなみ、「自身がコンプレックスに感じていること」や「そのコンプレックスを乗り越えるために実践していること」へ。40mPは「昔から話すのは得意ではない。乗り越えたかと言われると疑問だけど、今は“それでもいいかな”と思えるように変わってきました。しゃべるのが苦手でも一緒にいてくれている人を大事にしたい」とポジティブエピソードを披露。寺田は「SNSを見て生き方すべてにコンプレックスを感じてしまいがち……。乗り越え方としてはSNSを見ないようにする努力をしている」と話し共感を呼んだ。寺田てらエミリンは「容姿が好きじゃないけど、かわいいイヤリングを付けてみたり少し変えるだけで“昨日よりちょっとだけかわいい私”と思い込み、自分を卑下することが少なくなった」と、より具体的なエピソードを。山之内は「自分を好きになれなくて、かわいいと言われても遮断してしまっていた。年を重ねて“今この瞬間の自分が好き”と思えることが増えて、実はネガティブな感情に自分からフォーカスを合わせていたことに気づきました。今の自分を受け入れられた瞬間に楽になれた」と前向きに力強く話した。エミリンまた4月22日にYouTubeで公開される同曲の踊ってみた動画の話題では、山之内は「TikTokなどでマネしてほしい」と話し、ステージで山之内とエミリンがダンスの一部を披露。同曲に合わせたという2人の白い衣装がユニット感を生み出し、「つくった曲で踊ってもらえるのはすごく嬉しい」(40mP)、「“めっちゃかわいい”の一言。楽しい雰囲気が伝わってきました。早く全編見たい!」(寺田)とそれぞれ感想を伝えた。最後に「作品に対するそれぞれの思いを聞けて、一致する部分もあれば異なる部分もあり、その点がコラボレーションの醍醐味だと感じました」(40mP)、「ボーカルを務めさせていただくことに不安があったけど、今日クリエイターの方々とお話できてこの作品に関われてよかったと改めて感じました」(山之内)、「ここまで自然な流れでそれぞれの作品がつながり本日を迎えることができました。ぜひ多くの方に楽曲を聞いてほしいです!」(エミリン)、「それぞれのクリエイティブに対する向き合い方やイラストの解釈が新鮮で面白くてとても刺激的でした。できあがる過程を楽しみました」(寺田)と登壇者1人1人が本日の感想を話し、イベントは幕を閉じた。<リリース情報>「あの子になりたい(feat.40mP / 山之内すず)」Now On Sale1 PICTURE 1 STORY #03「あの子になりたい(feat.40mP / 山之内すず)」関連リンク1 PICTURE 1 STORY Twitter: PICTURE 1 STORY YouTube:
2022年04月20日女優の広瀬すずが出演する、富士フイルム・プリントデイズ by FUJICOLORの新CM「プリントデイズ OF 広瀬すず」編が、16日より放送される。新CMでは、広瀬がさまざまな写真をプリントして毎日を楽しむ姿を描いており、ビルの屋上からスマホで撮影した街並の写真を部屋に飾ったり、自作のフォトレシピを見ながら大好物のニラ鍋を作る様子を披露している。■広瀬すずインタビュー――今回の撮影はいかがでしたか? お気に入りのシーンなどあれば教えてください。全体通して写真を撮りに行く旅をしているような気分でした。すごく色々な洋服を着て、色々な景色を見ることができて、ずっと楽しい撮影でした。もっとふんだんにドラマにしたいくらいでした。キャンプのシーンがあるのですが、普段は結構インドアなので、新鮮でした。(撮影では)おいしそうな料理がいっぱい作ってあったり、テントがあったり、用意してもらうとこんなに楽しいんだと思いました(笑)。――「写真と。もっと。」というナレーションが印象的なCMとなっていますが、今年でデビュー10年を迎え、これまでさまざまなことに挑戦してきた広瀬さんが、“もっと極めたい”ことは何ですか?キックボクシングです。練習って言うと選手みたいですけど……ジムに行っている時に、もっと本格的(な練習)に耐えられる身体になりたいんです。スパーリングをよくやります。だから、今はケガをしないようにとか含め、私だけが攻めをできるように、トレーナーさんが受けてくれるんです。トレーナーさんが軽くこの辺りに当てるとかだけだと、どんどんどんどん物足りなくなってきて(笑)。もっと耐えられるお腹とか、足とかお尻とか、あたっても大丈夫な筋肉を付けてもっと強くなりたいです。最近少し飽き始めて全然行ってないので、今年はトレーニングをいっぱいしたいな、運動したいなって思っています。――料理をするシーンがありますが、広瀬さんのオリジナルのレシピ本を出すとしたらどんなメニューを入れたいですか?最近料理をちょくちょくするんですけど、基本的に作るものがだいたいおつまみみたいなご飯ばっかりで(笑)。でもおいしいし、私お酒も好きなので、食べたり飲んだりしながらだらだら過ごすのが最近結構癒しというか。だからおつまみメニュー、健康的でもありつつ、バター炒めだったりとかきんぴらみたいなのとか煮魚みたいなものをメニューに入れたいです。(広瀬家で)毎回これは定番っていうのはないのですが、母がなんでも作れる人で、ずっと外食をほぼせず、ずっと三食、母のご飯を食べて育ってきたのでこういう食材使ってこういう味食べたいって言ったら、なんとなく色んなもの混ぜて作ってくれたりとかします。お店で食べたとしても、結果的に母の味が一番好きなんだなと思います。――ご自身の猫の写真をハーフサイズプリントにしてコレクションをつくるシーンがありますが、広瀬さんがプライベートでコレクションしているものはありますか?今回の撮影が楽しいことの1つでもあるんですけど、洋服がすごく好きで……。その中でもアウターとシャツとパンツが好きなんです。家に遊びに来た友達に量をみて驚かれます。だからコレクションというより、好きすぎてどんどんどんどん集まっていくっていう。その中でも、人にあまりあげず、着なくても結構自分で持っているものがアウターとかです。私がすごく好きなブランドがあって、そのブランドはどなたに話してもあまり伝わったことがなかったのですが、今回のスタイリストさんには伝わって。衣装の中に、そのブランドのものがあって。好きなテイストの服がたくさんあって楽しいです。――ビルの屋上から撮影するシーンがりますが、広瀬さんがウォールデコにして飾りたい写真を教えてください。やっぱり猫です。自分の携帯のカメラロールを見てもほとんど猫なので、いっぱい飾りたいです。猫ちゃんの部屋を作るのが夢なので、かわいらしい猫の為だけの部屋・空間を作って飾りたいです。
2022年04月13日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじすずが夫と出会ったのは高3の春、アルバイト先で声をかけられたことがきっかけでした。イケメンで大人の男性ということもあり、あっという間に恋に落ちたのでした。■年上で大人な彼の魅力にハマっていく■彼との結婚を夢見て進学を諦め…大人の魅力にどんどんハマっていくすず。結婚を意識している彼のために進学もあっさり諦め就職を決意。その後すぐ妊娠しましたが、果たして彼の反応は…?次回に続く「2人目妊娠中に不倫発覚!」(全18話)は21時更新!
2022年03月09日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。美内すずえ先生の登場も今回でひと区切り。最終回となる第4回は、長期連載ゆえの時代との難しい関係、そしてヒロインと同じくらい人気のあの人のお話です。普遍性と流行、そのバランスに悩んだ結果…。私は、雑誌は時代を反映する“生き物”のような存在だと思うので、雑誌で連載されている以上、マンガも時代を取り込むべきものだと思っています。でも『ガラスの仮面』が10年続いたとき、流行を取り入れることで逆に作品が古くなると思い、10年後、20年後に面白いと思ってもらうために、時代性を一切排除することを決めました。でもどうしても抗えなかったのが、携帯電話問題(笑)。私もすごく悩みましたが、いつまでも公衆電話では、新しい読者さんは違和感があり物語に入れませんよね。結果、42巻で初めて携帯電話を描き、今はスマホも登場しています。マヤはいまだにアパートの黒電話ですが(笑)、ピンク色の公衆電話、カード式、折りたたみの携帯、そしてスマホ。改めて考えてみると、電話は本当に時代の影響を受けていますよね。なるべく違和感なくその変化を描くよう工夫はしているつもりなので、そういったところも楽しんでもらえたら嬉しいです。仇討ち以降、亜弓さんの人気は高まるばかり。『ガラスの仮面』は、ルックスは平凡ながら天才肌の北島マヤと、恵まれた環境に美しい容姿を持つ姫川亜弓、演劇を志す2人の女優の物語です。作者としてはどのキャラクターも好きで、誰を描いても楽しいのですが、どちらかというと私はマヤのボケボケした感じと重なるところがあるので、ライバルである亜弓さんは、まったく別人格のキャラにしたんです。なので、キリッと凛々しい亜弓さんを描くのはマヤを描くのとは別の楽しさがありますね。そういえば、マヤを陥れた乙部のりえに亜弓さんが仇討ちをする『カーミラの肖像』のエピソードを描いたあと、亜弓さんのファンが一気に増えてしまい、主人公であるマヤの人気を回復しなきゃ!と焦ったこともありました(笑)。最近でも、作品を読んでくれている大人に聞くと、亜弓さんの人気が高いんですよね。今を生きる人たちには、実は努力家で一生懸命生きている亜弓さんの姿勢が響くのかもしれません。みうち・すずえマンガ家。1951年生まれ、大阪府出身。’67年デビュー。代表作に『妖鬼妃伝』『ガラスの仮面』など。公式サイト「オリーブの葉っぱ」内のキャラクターインタビューは必読。※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2021年12月31日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。美内すずえ先生といえばやはり『ガラスの仮面』。いまだ続く物語、その裏側には何があるのか。第3回は、そんな『ガラスの仮面』のお話、そしてアイデアの源についても伺いました!45年経ってもまだ物語が終わらない理由は…。1976年に連載を始めた『ガラスの仮面』ですが、実は最初は2年程度で終わるつもりでした。もともと私は描きたいことがいろいろ浮かんでしまうタイプで、『ガラス~』に関しては演劇の話なので、いわゆる“劇中劇”がたくさん出てくる。実は私、劇中劇は脚本から書き、舞台装置や美術、そして“いつライトが暗転して…”などの演出を考えてから、マンガの中に落とし込んでいるんです。そんなことをやってたら、とても2年じゃ終わらないですよね…(苦笑)。連載が始まって10年目あたりで、「これはやばいぞ」と、ペースの遅さにやっと気が付きました。この間も、「自分はもう70歳なので、そろそろ完結してください」というお便りをいただき、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、結末も決めてますし、最後のシーンのセリフや絵は浮かんでいます。少しずつですが描き進めていますし、必ず単行本は出しますので、もう少し待っていてください!壁を越えた先に、物語が待っている。物語を考えるときに大切なのは、集中力。私はよく“壁を1枚越える”と言うんですが、頭の中にある雑念を取り払い、頭が空っぽになると、目の前の壁が消えて、その向こう側にずんっと入れる瞬間がくる。そうすると映像が見えてきて、主人公たちが勝手に動いたり、喋ったりしてくれるんです。あとはもう、自動書記のようにそれを描き写せばいいだけ。また突然脈絡もなく一枚の絵が浮かぶこともあります。例えば、“大勢が出演する劇なのにみんなが出られなくなり、一人で舞台に立つと決めた主人公の目の前で幕が開きそうになっている”絵が突然出てきたり…。「なにこの絵、面白そう!」と、その絵を描きたいがために前後の物語を考えることもあります。いいアイデアが浮かんだときの私は、アスリートの方の“ゾーンに入る”状態に近いかもしれません。ただ、そこにたどり着くのがなかなか大変。昔は10時間以上喫茶店で粘るなんてこともザラでした(笑)みうち・すずえマンガ家。1951年生まれ、大阪府出身。’67年デビュー。代表作に『妖鬼妃伝』『ガラスの仮面』など。公式サイト「オリーブの葉っぱ」内のキャラクターインタビューは必読。※『anan』2021年12月22日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2021年12月18日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。12月のゲストはマンガ家の美内すずえ先生です。そう、『ガラスの仮面』の作者ですよ~!!第1回は、「マンガを禁止されたからこそ、今の私がある」です。私がマンガ家になろうと心に決めたのは、10歳のとき。当時は今と違い、“マンガを読むのは悪い子”的な風潮があったんですが、うちの親は比較的寛容だったので、貸本屋を回っては借りたり立ち読みしたり(笑)、とにかくマンガを読みまくっていました。でも読みたいものが多すぎてお小遣いではまかないきれず、“ツケ”で読むようになってしまい、月末になると親に「おたくのお嬢さんのツケが溜まってるので、払ってください」と連絡がいくわけです。怒った母はお小遣いを止め、“マンガ禁止令”を出しました。でも私は、どうしてもマンガが読みたい。どうしたら読めるかを考えに考え、「じゃあ自分で描いて、それを読めばいい!」と(笑)。ノートが1冊あれば描けるし、別にお金もかからない。それがマンガを描き始めたきっかけですね。もし母親が「いいよいいよ、いくらでも読みなさい」という人だったら、私はマンガ家になっていなかったと思いますよ、きっと。絶対マンガ家になれると信じ、突き進んだ高校時代。描くことは楽しかったんですが、いかんせん隠れて描いているので、親の気配がすると、インクやらペンやらを隠さなきゃいけない。これがなかなか辛かった。もうその頃には“絶対マンガ家になる”と決めていたので、高校1年のとき母親に、「16歳の12月31日までにデビューできなかったらマンガ家の道は諦める。だからその日まで思い切り描かせてほしい」とお願いをしたんです。母親も納得してくれ、そこからはデビューを目指して投稿作をひたすら執筆。結果、高校2年生の秋に『別冊マーガレット』で金賞をいただき、デビューが決定。そのときはデビューよりも、正々堂々とマンガを描けることのほうが嬉しかったですね。当時は、女性は25歳までに結婚するのが当たり前で、仕事を持って生きていくほうが珍しかった。ただ私は、当時からあまり“女だからこう”みたいなことを考えていなかったんです。だからこそ、迷いなくマンガの道に入れたのかもしれません。みうち・すずえマンガ家。1951年生まれ、大阪府出身。’67 年デビュー。代表作に『妖鬼妃伝』『ガラスの仮面』など。公式サイト「オリーブの葉っぱ」内のキャラクターインタビューは必読。※『anan』2021年12月8日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2021年12月05日女優の広瀬すずが出演する、富士フイルム・instax“チェキ”の新CM「クリスマスプレゼント 2021」編が、12月3日より放送される。新CMでは、真っ赤な衣装に身を包み、サンタクロースを演じる広瀬が登場。ほっこりする海外映画のワンシーンのような世界観や、広瀬演じるサンタクロースと無邪気な子どもたちの掛け合いにも注目だ。○■広瀬すずインタビュー――今回の撮影はいかがでしたか?サンタさんみたいな不思議な存在感がある去年からのシリーズで、冬の景色を描いている昔の映画を思い出すような映像で、私自身も完成が楽しみだなと思いながら撮影させていただきました。子供たちがとにかくかわいくて……ちょっぴりお調子者な二人に癒されながら撮影することができました。――サンタクロース風の衣装でしたがお気に入りポイントはありますか?本編ではジャケットを着て、前をリボンで結んだり、オーバーサイズでありつつ、真っ赤というところがとても印象的だなと思っていました。この大きいパールのピアスとのバランスがすごく好きです。――今年のクリスマスにチェキで撮りたいものは何ですか?家の中をよく模様替えするので、その度にインテリアとして飾れるような雑貨を集めていて、おしゃれに それを撮りたいです。小物が増えてしまって……でも、このinstax mini Evo(チェキ)はすごくオシャレに写真が撮れるので、撮ったチェキプリントを貼ったりして、またインテリアにできたらいいなと思います。撮ったものが一緒に飾ってあると、そのバランス感もかわいいかな〜と。――憧れのクリスマスの過ごし方を教えてください。家族と過ごす機会が少なくなったので、家族と過ごしたいなって思います。友達といたり、現場だったり、その二択だったので、改めて子供の時に一緒に過ごした家族と、久々に過ごせたらいいなと思います。
2021年11月30日女優の広瀬すずが、7月31日にフォスターの公式YouTubeチャンネルで公開された動画「【広瀬すずとキスシーン鑑賞】わくの濃厚ベッドキスに、、全員大興奮。」で、事務所の後輩・京典和玖のキスシーンを鑑賞した。京典が出演するABEMAの恋愛バラエティ『恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~』を、京典、鈴鹿央士、岐洲匠と共に視聴する動画シリーズ。京典の誕生日にプレミア公開された今回の動画では、冒頭に広瀬が登場し「仕事ないんですか!?」と驚く3人に「マッハで終わらせてきたよ」と頼もしい一言を告げる。相手役の久保乃々花と“同棲ハウス”で過ごす動画内で課せられた「ベッドの中で向かい合い『愛してるゲーム』をしてください」というミッションに、広瀬は「ねぇ! そんなことできるの!?」「どこまで愛せばいいの!?」と京典に詰め寄る。実際にゲームが始まると「マネージャーさんたち、これいいんですか?」と確認し、突然のキスシーンにはアクリル板を持ち上げ、足をジタバタさせて「何今の! 何よ!」「キュンキュンする!」と大興奮。さらについばむように何度もキスをする京典の様子を見た鈴鹿が「鳥がいました!」と報告すると、岐洲が「これは『キチュチュキ』です」と命名。広瀬は「久しぶりにこんなに笑った!」「お腹痛い」と涙を拭って爆笑した。終始「本当に無理……」と恥ずかしがっていた京典へ、最後は広瀬から「ポーカーフェイスなイメージもあったから、こんなに楽しそうに自由にしている和玖くんは、すごく良かった」とメッセージが送られた。コメント欄には「マッハで仕事を終わらせるすず様かっこいい」「先輩の広瀬すず新鮮」「すずちゃんのお姉ちゃん感がいい」と貴重な広瀬の姿に喜ぶ声が寄せられている。
2021年08月03日女優の広瀬すずが、25日から全国で放送されるソフトバンクのテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ最新作「ドラミ登場」篇で、ドラミちゃんを演じている。俳優のブルース・ウィリスがドラえもんを演じている同シリーズ。最新作では、広瀬がドラミちゃん役として登場。白戸家の壁を豪快に突き破り登場するドラミは、兄・ドラえもんと予想外の再会を果たす。さらに、どこでもドアから堺雅人演じる未来ののび太も登場し、次から次に起こる出来事に白戸家のメンバーも困惑。ドラえもんとドラミのツーショット姿や、ドラえもんキャストと白戸家メンバーとの愉快な掛け合いを通じて、5G(第 5 世代移動通信システム)の普及を描く。一番の見どころは、広瀬演じるドラミちゃんのインパクト抜群の登場シーン。テレビCM シリーズ第1回で、天井を突き破って出てきたドラえもんに勝るとも劣らない、白戸家メンバーとの衝撃の初対面シーンに。さらには、広瀬自身、「どうやって演じればいいんだろうと、今まで演じた役の中で一番思いました」と悩んだ末に作り上げたドラミちゃんのキャラクターや、黄色いボディに大きな赤いリボン、花のしっぽ、鈴のペンダント、チェック柄の四次元ポケットなど、ドラミちゃんのトレードマークを再現したチャーミングな姿にも注目だ。また、ドラミちゃんとドラえもんの再会シーンでは、ドラミちゃんが「お兄ちゃん!」と喜ぶと、「ドラミ!」と驚くドラえもん。そんな2人に、お父さんが「本当に兄妹か?」と疑いのまなざしを向けると、「どう見ても兄妹だろ」「そっくりでしょ」と仲良く肩を組むドラえもんとドラミ。そして、「全然ニテナイデス」とお兄ちゃん(ダンテ)が否定する。広瀬は「ドラミちゃん自体がかわい過ぎるので、うれしいけど、ちょっぴり恥ずかしい気持ちもあります」と心境を告白。「本当にすてきな衣装を作ってくださったので、個人的には全然違和感がなくて、すごくかわいらしいなと思いました。でも、映像を見ると、『あれ、こんな感じになってるんだ』と思って、いまだに大丈夫かなという思いもありつつ、パンチのあるテレビCMになりそうだったので、完成が楽しみです」と語った。ドラえもんのひみつ道具で使ってみたいものは「どこでもドア」とのこと。「ドラマや映画を撮っている時は遠いロケ地も多く、現場に2時間かけて行って、そこからまた1時間かけて移動して、3時間かけて帰ってくるみたいなことが何カ月も続くと、やっぱり『どこでもドア欲しい!』ってなります。マネージャーさんも運転が大変ですし」と話した。(C)Fujiko-Pro
2021年06月24日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、みんなで回し読みした漫画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「幼いころからアニメや漫画が大好き。アニメは主題歌の歌詞を、ノートに書き写したりして歌っていました。漫画雑誌は、付録も魅力でよく買ってもらっていたんですよね。紙を切り抜いて組み立てるカセットテープケースや、全員がもらえるキャラクターが描かれたポシェットに応募したりしました。4〜5年前、『弥生美術館』(東京都文京区)に寄贈したほど、当時の付録は大事に持っていました」こう幼少期を振り返るのは、落語家の林家きく姫さん(51)。漫画好きがさらに高じたのは、’79年、9歳のときに母親を亡くしたことが関係しているという。「膵臓がんでした。見つかったときはかなり進行していたようで、診断時に『あと半年くらいの命』と宣言されたそうです。悪化のスピードが本当に速くて、病院にお見舞いに行くたびに、ふくよかだった母は痩せていき、ついにはものが食べられなくなって、管につながれるように。“本当のことを言うとショックを受ける”と父や親戚が配慮したため、私は当時、病状を聞かされていなかったのですが、知っていれば、もっと母のそばにいることもできたって思うと……」母の死後、夜に父親が帰宅するまでの時間を、近所のいとこの家で過ごすようになった。「10歳以上も年上のいとこは漫画好きで、本棚にはたくさんの単行本がありました。それを学校から帰って夜まで、ずっと読むんですね。パラフィン紙に包まれてきれいに保存されていたから、汚さないように、指先に気をつけながら丁寧に読んでいました。母がいない寂しさを忘れるため、孤独を癒してもらうために、漫画を読んでいた部分はあります」夢中になった作品は、数知れない。「美内すずえ先生のホラー作品『妖鬼妃伝』(’81年)は、終電後に走る謎の地下鉄に乗ってたどり着いた異世界にまつわる話。現実に地下鉄に乗ったとき、路線の奥に続く暗闇を見て、“どこかに迷い込んでしまうんじゃないか”と怖くなったりしました。庄司陽子先生、里中満智子先生、池田理代子先生の作品もよく読みました。漫画家の先生のことを、小学生当時から“先生”と呼んで尊敬していました」同時期の漫画の中では、いとこの本棚にあった『パタリロ!』も忘れられない作品だったという。架空の島国であるマリネラの国王・パタリロが繰り広げるギャグ漫画だがーー。「ときにイギリスの敏腕諜報部員のバンコランとともに悪者と戦うスパイアクションも、見応えがありました。とにかく“パタリロ”という名前がユニークでインパクトがあるし、見た目のかわいさ、柔らかさも好き。ギャグのシーンと、シリアスなシーンではパタリロの顔がガラリと変わる。そのギャップも面白さのひとつでした」作中に織り込まれたギャグ「クックロビン音頭」は、アニメ化された際にレコードになっている。「片足立ちで、もう片方の足と両手をピンと一直線に伸ばし、体を前方に倒してTの字を作るため、かなりの体幹がないとできない踊りでしたけど、よく学校ではマネをしていました」
2021年06月07日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、みんなで回し読みした漫画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「幼いころからアニメや漫画が大好き。アニメは主題歌の歌詞を、ノートに書き写したりして歌っていました。漫画雑誌は、付録も魅力でよく買ってもらっていたんですよね。紙を切り抜いて組み立てるカセットテープケースや、全員がもらえるキャラクターが描かれたポシェットに応募したりしました。4〜5年前、『弥生美術館』(東京都文京区)に寄贈したほど、当時の付録は大事に持っていました」こう幼少期を振り返るのは、落語家の林家きく姫さん(51)。夢中になった作品は、数知れない。「美内すずえ先生のホラー作品『妖鬼妃伝』(’81年)は、終電後に走る謎の地下鉄に乗ってたどり着いた異世界にまつわる話。現実に地下鉄に乗ったとき、路線の奥に続く暗闇を見て、“どこかに迷い込んでしまうんじゃないか”と怖くなったりしました。庄司陽子先生、里中満智子先生、池田理代子先生の作品もよく読みました。漫画家の先生のことを、小学生当時から“先生”と呼んで尊敬していました」同時期の漫画の中では、『パタリロ!』も忘れられない作品だったという。架空の島国であるマリネラの国王・パタリロが繰り広げるギャグ漫画だがーー。「ときにイギリスの敏腕諜報部員のバンコランとともに悪者と戦うスパイアクションも、見応えがありました。とにかく“パタリロ”という名前がユニークでインパクトがあるし、見た目のかわいさ、柔らかさも好き。ギャグのシーンと、シリアスなシーンではパタリロの顔がガラリと変わる。そのギャップも面白さのひとつでした」漫画、アニメにのめり込んだきく姫さんだが、中学卒業後、それらを楽しむ心の余裕がなくなってしまったという。「ミュージシャンの友人もいた(9歳の時に亡くなった)母の影響もあって、ジャズのアルトサックスプレーヤーになりたいって思って音楽高校に進学したんです。でも、私は基礎ができていなかったし、周囲の競争意識の高さにもついていけず、1年で中退してしまいました」何もやることがない日々を送って精神的にも暗い気持ちになっていたとき、父親が勧めてくれたのが落語の世界。「それまでは落語をちゃんと聴いたことがなかったし、何も知らなかった私ですが、でも『笑点』(’66年〜・日本テレビ系)は大好きで、毎週見ていたんです。とくに師匠(林家木久扇、当時は林家木久蔵)のことは親子そろって好きだったので、父から『木久蔵さんのところに行きなさい』と」突拍子もない言葉に、普通なら聞き流してしまいそうなものだが、木久扇師匠に、大好きなパタリロのような親近感を感じたのかもしれない。「少しジャズを勉強していたことで、師匠の歌う『いやんばか〜ん』(’78年)が、セントルイス・ブルースというジャズのスタンダードが原曲だったことがわかり、“すごい”って思って。師匠はギャグもダジャレも面白いし、カッコつけないところも素敵だけど、決めるときは決める。しかも黄色ーー。あ、パタリロみたいですね(笑)」16歳のとき、オーディション雑誌の編集部に電話をして木久扇師匠の住所を教えてもらい、アポなし訪問をした。「たまたま事務所のスタッフさんは出払っていたのですが、ドアの向こうから『いませんよ〜』と、笑点でいつも聞くあの声がして……。直接『弟子入りさせてください!』ってお願いしたんです」まだ女性落語家の少なかった時代であったが、木久扇師匠は受け入れてくれたのだ。「落語は、お客さんと噺家がともに空気を作り上げて楽しむもの。話の世界を想像してもらえるように、強弱をつけたり、見せ場を作ったりするのですが、幼いころから漫画の場面展開、カット割りなどに親しんできたことは、落語にすごく生きていると思います。なによりパタリロには、人生は真面目に過ごすばかりでなく、ときには笑い飛ばすくらいの余裕も必要なんだって教えられました」
2021年06月07日映画『いのちの停車場』完成披露試写会が4月14日(水)、都内にて行われ、主演の吉永小百合ほか、共演の松坂桃李、広瀬すずらが登場した。吉永小百合&西田敏行が松坂桃李&広瀬すずを称賛初共演の松坂さん&広瀬さんの感想を聞かれた吉永さんは、「すずちゃんは本当にすずやかで、かわいくて。桃李さんは素敵で、きりんのようにすくすくと成長されていて、格好よくて…。そんなおふたりを毎日見ていて楽しかったです」と笑顔で若手俳優たちの印象を語っていた。同じく印象を尋ねられた西田敏行は、「すずちゃんの活躍ぶりを見ていると、本当にのびのび生き生き、はっきり物事を言うし、立派に仕事をこなしておられる。桃李くんも、素晴らしい仕事をずっと続けておられるし、作品もみんな話題になってる。大変な作品ばかり出ていて、日本の映画界をけん引しているひとりに思っています」と惜しみない賛辞を送り、松坂さん&広瀬さんは恐縮しながらもうれしそうに微笑んでいた。吉永小百合、初の医師役をふり返る『いのちの停車場』は、在宅医療に携わる医師、患者、その家族を通していのちに正面から向き合い、生きる力を照らし出す物語。吉永さんは救命救急医として活躍していたが、故郷の金沢に戻り、「まほろば診療所」の在宅医として患者と寄り添っていく医師の白石咲和子を、松坂さんはそんな咲和子を慕い、診療所の運転手兼スタッフとして働く野呂聖二を演じた。映画出演122本目にして、初の医師役に挑戦することになった吉永さん。「初めてのドクター役だったので、わからないことばかりでしたが、監督がどうすればいいかを指示してくださいました。ドクターとしての咲和子が、少しずつ大変な思いをしながら成長していければいいと思っていました」と胸の内を明かした。成島出監督は、「吉永小百合が映画に対してものすごい努力して、もういいじゃないかと思うくらい。今回の役は、努力して成長していく。その吉永さんを本当に撮りたいと思った」と、その思いに応える。松坂さんと広瀬さんは、「太陽のような存在でいてほしい」と成島監督から言われていたと話し、松坂さんは「吉永さんが月なら太陽は君たちふたりだから、って。そうなれるようにしっかりと努めようと向き合っていました」と真摯に役に向き合っていたようだ。そのほか、同試写会には、南野陽子、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、中山忍、石田ゆり子、田中泯が登壇した。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(取材・文・写真:赤山恭子)(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月14日女優の広瀬すずが、15日より全国で放送される味の素冷凍食品の新CM「『ギョーザ』いいんじゃない」編に出演することが5日、分かった。本CMでは広瀬が母役の堀内敬子とキッチンで真剣にギョーザを焼き、「いいんじゃない?」と自信満々に聞かれ、「いいんじゃない!」と納得。食卓では、パクリと食べて幸せそうな表情を浮かべる。弟があまりのおいしさに「日本一じゃね?」と漏らすと、広瀬と堀内は「いいんじゃない!」と声を揃える。また、5日から味の素YouTube公式チャンネルで公開されるWEBムービーでは、広瀬が初めて1人で餃子を焼く姿が。ギョーザをフライパンに並べ、ワクワクしながらひっくり返したり、焼き上がりに大満足する広瀬の様子をおさめた。CMの台詞にちなみ、最近「いいんじゃない?」と感じたことを聞かれた広瀬は、「洋服を断捨離しながらクローゼットを整理したこと」を挙げる。「(畳む収納をやめて)お洋服を色や種類に分けて全部ラックに収納しました」と話すと、堀内は「(服が)全部見えるの!?」と驚き。「パンツ、スカート、白Tシャツ、黒Tシャツ、柄のTシャツ、全部出ています。衣替えの必要もなくなりました。お洋服大好きなので、着替えを選ぶ時に、すごく楽しい! 鏡まで買っちゃいました」と広瀬はテンション高く解説。また、「これに関しては私が日本一!」と自慢できる特技について「最近、ドラマの撮影もあって、ベッドに入った瞬間から記憶がほぼ毎日なくて……。『いつベッドに入ったっけ!?』となっていて、『横になった瞬間から寝るまでのスピード』に関しては尋常じゃなく、自分でもびっくりするくらい早いので、ここ数週間は私が日本一なんじゃないかなって思ってます」と、多忙なスケジュールを感じさせるエピソードを披露した。
2021年04月05日女優の広瀬すずが14日、所属事務所・フォスターのYouTube公式チャンネルにて公開された「初夢は? 新年のコーデは? 質問リレーで新年のご挨拶!」に登場した。フォスター所属のタレントたちが、リレー形式で昨年の振り返りや今ほしいものについて話す今回の動画。女優の山口香緒里から「すずちゃんの今年の初夢はなんですか?」とバトンを託された広瀬は、まず「新年あけましておめでとうございます」と挨拶し、今年の目標を語り始める。「個人的には、2021年すごく楽しみなんです」と切り出すと「お仕事とか、出会う作品、役が」と身振り手振りでその興奮を伝える。「楽しみながらお仕事できたらいなというか……まだ皆さんにお伝えできてないものがたくさんあるので、ぜひ楽しみに報告を待っていただければ」と呼びかけた。2月放送のWOWOWドラマ『あんのリリック -桜木杏、俳句はじめてみました-』や5月公開予定の映画『いのちの停車場』などすでに告知されている出演作もあるが、まだまだ新しい発表でファンを楽しませてくれそうだ。また、質問されていた初夢については、「本当にごめんなさい、本当に申し訳ないです」と謝罪しながら「覚えてません。もはや見たかどうかも覚えていない」と告白。その代わりに「これからでっかい夢を見ようと思います」と宣言し、笑顔を見せた。そのほか動画には、広瀬アリス、鈴鹿央士、北乃きい、勝地涼、鈴木杏など錚々たるメンバーが出演。鈴木杏は、この正月に『鬼滅の刃』のアニメを一気見したことを明かしている。
2021年01月15日女優の広瀬すずが、所属事務所のフォスター/フォスター・プラスの公式YouTubeチャンネルで5日に公開された動画に出演した。「【広瀬すず】登録者数10万人突破で【〇〇】を公約!好きなYouTuberについても語ります!」と題した動画で、フォスター/フォスター・プラスチャンネルリニューアルに伴い、事務所の後輩でモデルの安藤ニコに突撃訪問された広瀬。安藤に「もっとコンテンツをガンガン作って載せたい思いますので、ご協力いただけますでしょうか?」と言われ、広瀬は「いいんですか? 私で」と返した。さらに安藤から「(チャンネル)登録者数が10万人を突破したら出てくださいますか?」とお願いされると、広瀬は「ぜひ。10万人いったら」と応じ、「ちょっとやってみたい。5万人いったらちゃんと考え始めましょう」と意欲を見せた。広瀬は普段からYouTubeをよく視聴するといい、「私、結構おうち見るのが好きなので。家具とか部屋。モーニングルーティンとかルームツアーとかみんなやってるじゃん。それ観ますよ」と明かした。さらに「(『なこなこチャンネル』の)なごみちゃんの顔がすごいタイプで。かわいいと思って、最近見ました」と明かした広瀬。また、兄と妹のきょうだいYouTuberが出演する動画でお気に入りのものがあるとのこと。安藤から「きょうだいのYouTuberを観ているということは、(広瀬)アリスさんともYouTubeに出たいっていうことですよね?」と聞かれると、広瀬は「15万人ぐらいいったら(笑)」と笑い、「お姉ちゃんも『やりたい』って言うと思う」と語っていた。
2020年12月10日コロナの感染を発表した、広瀬すず、中川大志、阿部サダヲ広瀬すず、中川大志、阿部サダヲ……10月に入ってからもなお続く、有名芸能人の新型コロナ感染の発表。「ニュースで発表されるたび、“え、この人も!?”という衝撃はもちろんあるのですが、“あぁ〜あ、かわいそうに”程度で、春先に比べると、恐怖感のようなものは薄くなってきていますね」」と言うのは、あるスポーツ紙記者。芸能界でいうと3月に森三中の黒沢かずこの感染が判明し、同月末には志村けんさんが亡くなった。翌月には宮藤官九郎の感染と、岡江久美子さんが亡くなった。緊急事態宣言と前後し、大物芸能人が亡くなったことで、コロナの脅威は大きく広がり人々を不安にさせた。■「感染=悪者」感がなくなってきた「日本で流行する新型コロナウイルスは、途中で型が変異し、現在のものは春先に比べ、症状が軽くなったという見方があります。さらに有名人の感染発表を聞くたびに、コロナ感染への恐怖が麻痺し、志村さんや岡江さんが亡くなったときの衝撃も薄れはじめ、死への恐怖も薄れてきているのではないでしょうか」と、医療健康系メディアのライターは言う。また、有名人の感染の判明に関しては、仕事柄、症状がなくても検査する、という構造を指摘する。「芸能人はドラマや映画の撮影開始にあたり、症状の有無にかかわらず関係者が一斉にPCR検査を行うため、広瀬すずさんように、自覚症状がなくても感染が判明する人がいます。6月に感染がわかった、巨人の坂本勇人選手も無自覚のままPCRで判明しています」相次ぐ有名人の感染により、濃厚接触者の把握や自宅待機などもあり、現場は撮影が遅れるため、その対応に困惑している。が、そこに“恐怖”はあまり感じてはないという。「政府などの発表や、世の中の動きに合わせて仕事をしていますが、恐怖感みたいなものは徐々に薄まっている気がします。現場も自分たちで考えて積極的な対策をするよりも、局が決めたガイドラインに沿って収録しています。タレントが触ったものなどは、こまめに消毒し、やりすぎではというレベルの対策は続いていますよ。万が一、番組内で感染者が出ても、これだけ対策はしていた、と言えるようにしています」多くの人が関わるテレビ撮影などの現場は、万全な対策で挑んでいるが、感染は完全に防ぐことはできない。たとえ感染しても、クラスターが発生したという現場にいたなら経路は明確だが、そうでない限り感染ルートを追うことは不可能に近い。「少し前まで、報道ステーションの富川悠太アナが感染したえときのように、感染者=悪者として見られていました。しかし今は、石田純一や山本圭壱、遠藤章造など、軽率な行動での感染でなければ叩くこともなくなり、ようやく“誰が感染しても仕方ない”という風向きに変わったと思います」(前出・スポーツ紙記者)とはいえ、人の命を奪う可能性もあるウイルス。ウィズコロナのもとでの新しい生活様式に馴染むことはいいけれど、決して軽視してはいけない。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2020年10月10日2020年10月6日、俳優の広瀬すずさんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)であることを所属事務所が公式サイトで発表しました。本日10月6日、弊社所属の広瀬すずが新型コロナウイルス感染症のPCR検査を行ったところ、陽性との検査結果が出ましたので報告させて頂きます。撮影に参加している作品の集団検査を受け、本日6日に感染と診断された次第です。現在、本人には体調の異常や症状は出ておりません。今後は、保健所の指示に従い適切に対処をする所存です。仕事関係者、共演者の皆様、応援してくださっているファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛け致しますことを、心よりお詫び申し上げます。株式会社フォスターーより引用広瀬さんは、2021年公開予定の映画『いのちの停車場』に訪問看護師役で出演。撮影中は野外ロケで換気対策がしっかりと行われているほか、集団検査を定期的に実施しています。体調に変化はなかったものの、同月6日に受けた検査の結果が陽性だと当日の夜に判明。当面の間は撮影を休むことになりました。サンケイスポーツによると、広瀬さんは姉で同じく俳優の広瀬アリスさんと同居していますが、最近はコロナウイルス対策として姉妹別々に暮らしていたとのこと。発表に対し、ファンからは「マジか」「無症状でよかった」「早い回復を祈ります」など心配する声が上がっています。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日女優の広瀬すず(ひろせ・すず)さんが、2020年9月6日にインスタグラムを更新。普段より大人っぽさを感じる写真を投稿し、反響を集めています。広瀬すずのショットに「思わず見惚れてしまう…」2020年1月からブランド『ルイ・ヴィトン』のアンバサダーを務めている広瀬すずさん。同年9月2日に東京国際クルーズターミナルで開催された『ルイ・ヴィトン 2021春夏メンズ・ファッションショー』に参加し、その時に撮影されたと思われるアーティスティックな写真を投稿しています。 この投稿をInstagramで見る とっても素敵だったなぁ、、 #louisvuitton #LVMenSS21 広瀬すず (@suzu.hirose.official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月6日午前4時26分PDT広瀬すずさんは同ブランドのロゴが入ったブラウスと、フリルのたっぷり入ったスカートを身に着け、クールな表情でカメラにポーズ。普段とは雰囲気が違う広瀬すずさんに姿にファンは「最高!」「めっちゃかわいい」とのコメントを寄せています。・すずちゃん、めちゃくちゃ素敵!・いつもより大人っぽい雰囲気で、ドキッとした。・かっこよすぎます。服も見事に着こなしてる!!・テンションが上がるショットをありがとう。美しすぎる…。広瀬すずさんは2020年8月31日にもインスタグラムで同ブランドをPR。バッグと水鉄砲を持ったハイセンスな1枚で注目を集めました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る COMMONS&SENSE×LV 広瀬すず (@suzu.hirose.official)がシェアした投稿 - 2020年 8月月31日午前7時34分PDT今回、新鮮な姿でファンを驚かせた広瀬すずさん。これからもさまざまな魅力を見せてほしいですね。広瀬すずの『かわいい写真』をまとめてみた性格には「最高!」「最低!」の声が?[文・構成/grape編集部]
2020年09月07日2020年5月現在、緊急事態宣言が解除されたため、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行によって休校措置を取っていた学校が次々と再開しています。しかし、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、コロナウイルスが終息したわけではありません。感染防止を心がけながら、日々を過ごしていくことになります。広瀬すずが出身地の小学校にプレゼント同月28日、静岡県の静岡市立由比小学校(以下、由比小学校)がウェブサイトを更新。俳優の広瀬すずさんから、アルコールジェル12本の寄付があったことを報告しました。広瀬さんは静岡市出身。そのため、「静岡市の子供たちのために少しでも役に立ちたい」という思いから、市内の学校にアルコールジェルを寄付しているようです。また由比小学校は、隅にクローバー柄があしらわれた、広瀬さんからの手紙の画像も公開しています。手紙につづられた、広瀬さんからのメッセージがこちら。当たり前のように登校できる日が1日でも早く訪れることを願っていました。学校が再開して楽しい時間を過ごせているといいなと思いますが、まだこの先も、油断せず、感染を防ぐためにも、あなたの大切な人を守るためにも是非、このアルコールジェルで除菌を続けていって下さい。皆で頑張ろうね。勉強、部活動、応援しております。ご自愛下さいね。広瀬すず静岡市立由比小学校ーより引用子供たちに向けた温かなメッセージですね。広瀬さんの行いを知った人々からは、感謝の言葉が続々と上がっています。・地元の出来事だ!嬉しい!・優しい人でないとこんなことできない。好きにならない人、いる?・今回のことを長女が喜んでいました。ありがとうございます!・大女優の階段を駆け上がっていく広瀬さんが、こんな人格者に成長していたなんて感動。「広瀬さんから寄付されたアルコールジェルだよ」と知らされたら、子供たちは喜んで手指を消毒しそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月31日AbemaTVオリジナルドラマ『奪い愛、夏』囲み取材での水野美紀(’19年)水野美紀の怪演に、ますます磨きがかかっている。『M 愛すべき人がいて』第2話(テレビ朝日系)ではヒロインを猛特訓するボーカルトレーナー役で登場。「イノシシをやれるくらいのパンチを!」などの奇抜な台詞と見た目で、ゲスト出演ながらも強烈な印象を残した。かと思えば『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系)では明るくパワフルな「お母さん」を好演中。昨秋から今春まで放送されたNHKの朝ドラ『スカーレット』で女を捨てた(?)新聞記者役をこなしたのに続き、さまざまなキャラを見事に演じ分けている。■水野美紀が現在に至るまでしかし、彼女はもともと、こういう怪演タイプの女優ではなかった。ブレークしたのは’92年、唐沢寿明と共演した『KOSE LECHERI(コーセー ルシェリ)』のCMだ。おしゃれなキスシーンと「チューして」という台詞が話題になった。その2年後、大手事務所のバーニングに移籍して、’01年には月9ドラマ『女子アナ。』(フジテレビ系)で連ドラ初主演。「生体肝」を「性感帯」と読み間違えるようなドジだがまっすぐなヒロインを演じた。そんな正統派路線だった彼女が転機を迎えたのは、31歳になった’05年のこと。独立して個人事務所を作り、舞台活動に力を入れ始めた。身体を張り、振り切った芝居が評判を呼び、さまざまな役のオファーが舞い込むことに。そこで次々と結果を出していったわけだ。ただ、独立やイメチェンは失敗することも多い。彼女が成功できたのは、一匹狼的な生き方が性に合っていたからだろう。ちなみに「本性は”おっさん”」という自己分析もしている。そのぶん、重視しがちな同調性にとらわれることなく、我が道を行くことができたのだ。そんな性格は思春期の経験によるところが大きいようだ。5月13日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)では、中学1年生でCMオーディションに応募したきっかけについて、夏休みに東京に行きたかったから、としつつ、こんな告白もした。「転校生で、ちょっとイジメに遭ったりとかもしていて、小6から」つまり、学校生活での鬱屈が溜まり、そこから抜け出したいという渇望もあったのだろう。このオーディションで準グランプリとなり、芸能界入り。他人と合わせるより、自分のやりたいことをやって未来を切り拓いたという経験が、のちの独立やイメチェンにもつながったと考えられる。さらに、この番組ではこんな話もしていた。「『ガラスの仮面』に影響受けてたからね。そういう意味で、お芝居に興味はあったんだけど」美内すずえのマンガ『ガラスの仮面』(白泉社)は演劇と出会って覚醒する少女の物語。ヒロインはイジメなどを乗り越えながら、役に憑依する才能を持つ女優へと成長していく。水野もその姿に自身を重ね、未来を夢見たりしたのだろう。また、小6から中1にかけて彼女は少林寺拳法を習い、それがのちにアクションに取り組むきっかけとなった。舞台で身体を張り、振り切った芝居をするようになる原点がこの時期だったのである。そんな怪演女優としての資質を見抜いたのが、放送作家で脚本家の鈴木おさむだ。舞台を見て「普通の女優だったらやらないことをやる」と感心。’17年の『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)で、クローゼットに隠れて夫の浮気現場を押さえ「ここにいるよー!見てたよ~!」と言いながら飛び出すシーンなどを演じさせた。出演当時、彼女が妊娠中だったことも話題になったものだ。そして、昨年の『坂の途中の家』(WOWOW)には、生後8か月のわが子を風呂に落として虐待死させた母親役で登場。平凡な女性像にこだわらないからこそ、そこから逸脱した女や人間の妄執のようなものも彼女は表現できるのだ。その怪演がさまざまな人の心を揺さぶるゆえんだろう。とはいえ、昨年には子育て本も出版するなど、よき家庭人の一面も。その演じ分けも見事だ。今回のドラマ『M』での怪演については、「驚くほどの反響をいただき、おののいております」と、コメントしている。彼女がおののく以上に、視聴者をおののかせるような怪演をこれからも期待するとしよう。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2020年05月16日戸田恵梨香、広瀬すず撮影/伊藤和幸現在放送中の『スカーレット』でヒロインを務める戸田恵梨香(31)と、前作『なつぞら』で主人公を演じた広瀬すず(21)。“朝ドラ女優”のツヤツヤ肌は、どうやってつくられている……⁉■内面の充実VS健康オタク『ランコム 新製品およびグローバル アンバサダーお披露目会』発表会に登場した戸田。乾燥肌で悩んでいたが、同社の美容液を使うようになってから、あまり感じなくなったと話す。「化粧品によって自分の肌が底上げされるのを実感しました」また美の秘訣については、「自分の内面を充実させること。空を見上げたり、自然のある場所へ行くことが、内面を輝かせるいちばん大切な時間です」と大人の回答を。一方、資生堂『d プログラム新ミューズ就任発表会』では広瀬すずが、「メイクしない日はお湯で時間をかけて洗い流すだけ。この半年くらい“保湿”の大切さを知ったので、乾燥を感じたときは、ビショビショになっても、(肌に)入らなくなるまで化粧水を入れてます(笑)」と“すず流敏感肌スキンケア”を明かし、さらに“腸活”をしたり、皮膚科の先生と情報交換をするなど、健康オタクな一面も。吸いつくように潤ったお肌。ますます美しくなっていく彼女たちから、目が離せない……!
2020年01月24日女優の広瀬すずが17日、都内で行われた映画『ラストレター』初日舞台あいさつで、一途に思われることについて「そんな経験がない」と明かす場面があった。本作は『Love Letter』や『スワロウテイル』などで知られる岩井俊二監督のオリジナル作品で、岩井監督の出身地でもある宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女の恋愛とそれぞれの心の再生と成長を描く。イベントには広瀬のほか、俳優の福山雅治、女優の松たか子、森七菜、岩井俊二監督が登壇した。広瀬は、松たか子演じる主人公・裕里の姉・未咲の高校生時代と、未咲の娘(裕里の姪)である遠野鮎美の“母娘”を一人二役で演じており、司会者から「一途にずっと思われてお手紙やラブレターももらう役。そういうふうに一途に思われるのはどういう気分ですか?」と心境を探られると、「はぁ……」と困り顔。その反応に観客から笑いが起こる中、「ごめんなさい(笑)」と恥ずかしそうにし、「役としては鮎美の気持ちの方が常に大きかったので、役を見ても恥ずかしいなと思うんですけど、儚い何かを思い続けているものがどこかにあると思うと、すてきだなと思います」と役柄と照らし合わせた。「自分の文字、文章で書いたものに込められているからこそ、手紙はいいなと思います」と語り、「そんな経験がないので、うらやましいです」と吐露した広瀬。司会者から「きっと密かに思っている人はいると思います」とフォローされると、「はい……」と再び困った表情を見せて笑いを誘っていた。
2020年01月18日広瀬すず“100作目”や“平成最後”など、放送前から大きな期待のかかった連続テレビ小説『なつぞら』でヒロイン・なつを見事に演じた広瀬すず。最終回目前の今、約1年3か月に及ぶ撮影を振り返ったホヤホヤの気持ちを広瀬に語ってもらいました!■“体力VS私”!“朝ドラはすごく大変”と、いろんな人から聞いていたんですが、私はとにかく“楽しんだ者勝ち”と常に思うようにしていて。ひとりの女の子の長い人生を演じさせていただける機会もなかなかないですし、21歳のタイミングで学生時代から大人になってからも演じられるというのはある意味、女優として試されているような気持ちもあって。これまでにも大変な現場や精神的に追いつめられる現場は経験したことがあったので、今回は精神的な大変さというよりも“体力VS私”のような環境だったように思います。最初はいろんな方から“大丈夫?”と聞かれていたのが、途中から“大丈夫そうだね”と言われるくらいになりました(笑)。■家でゆっくりしたいですこれだけ年齢に幅のある役をやらせていただけて、年齢によって変わる話し方のトーンとか、今までは意識したことがなかったような部分もお芝居で経験できて女優としての幅を広げていただけたなと思っています。撮影を終えた今だからこそしたいことですか?う~ん……、家でゆっくりしたいです(笑)。家が大好きなんですけど、撮影が続くとどうしても家で過ごせる時間も少なくなってしまって。あと朝ドラが始まってからは、撮影が始まる前の早朝にジムに行ってから現場に行っていたのですが、これからはしっかりと寝てから通えるようになりたいなと。また、撮影の後半からは心の余裕も出てきたのか、週1くらいで友達やキャストの方とご飯に行っていたので、終わった今、ぜひみんなで集まって美味しいご飯屋さんに行けたらいいな。■演じていく中でわかったことなつの妊娠がわかった後に“私は仕事を辞めるわけにはいかないし、辞めたくない”と言っているシーンがあるんですが、そのとき私はなつに100%共感できていたわけではなくて。客観的に見たら“なつ、それは自分のやりたいことを優先しすぎじゃない?”って思う気持ちがあったんです。でも演じていく中で、これからの人生で自分よりも大切な子どもという存在ができるのは頭ではわかっているんだけど、実際に生まれてからじゃないと実感できない部分もたくさんあって。子ども第一優先だけど、自分の時間も仕事も大切というなつの葛藤が、すごく胸に刺さって。私自身は、小さいころから子どもが大好きで、早く結婚したいと思っていたんです。それはきっと、私の両親がつくってくれた環境、見せてくれた景色がすごく温かくて幸せだったから、自分も早くそんな家族をつくりたいなと、自然と考えていたんだと思うんです。でも、今回の作品で実際に結婚する、家族をもつ、子どもを育てるということをお芝居上ですが経験して、自分がすごく甘く考えていたなと。今は、人生で初めて結婚願望が弱まっています(笑)。“家族をつくる”にはたくさんの葛藤がついてくる中、全国のお母さんたちは本当にすごいなと改めて感じました。アニメーターから陶芸家へ!来週からは朝ドラ『スカーレット』がスタート!ヒロインも『なつぞら』の広瀬すずから、戸田恵梨香(31)へバトンタッチ。女性陶芸家を目指す、川原喜美子を演じる戸田は「苦しくても幸せで、見ている方々に安心と優しさを与えるヒロインです!」と太鼓判。なっちゃんに会えなくなるのは寂しいけど、喜美ちゃんも早く見たいな~!連続テレビ小説『なつぞら』NHK総合(月)~(土)、朝8時~ほか
2019年09月27日女優の広瀬すずが20日、都内で行われたソフトバンクのスマートフォン「iPhone 11 Pro」「iPhone 11」発売セレモニーに出席した。最新のiPhoneを手にした広瀬は、気になるポイントを尋ねられると「(手にしている)パープルもそうですけど、6色くらいあるのでカラフルで、持っているだけでオシャレなので、そこが今までのiPhoneとは違うなって印象ですね」と声を弾ませ、「あとはバッテリーの持ちがいいと聞いたんですけど、私は動画を見たりするので、そういう部分は気持ち良く、何も気にせず見られるなというのが大きいですね」とニッコリ。そんな同iPhoneの新CMでは、広瀬がハシゴを登って月へ行く姿が描かれているが、撮影でもハシゴに登ったそうで「けっこう高くて"はあ、これを登るんだ…"って(笑)。けっこう長いハシゴをずっと登っていました」と打ち明け、「インナーマッスルを使う撮影でした。(CM自体は)しっとりしたものになっているんですけど、意外と私だけひんやり汗をかきながらって感じでした」と苦労を明かした。また、同CMでパジャマ姿を披露している広瀬だが、とある作品でパジャマ姿で撮影するシーンが多かったことがきっかけで、プライベートでもパジャマにハマったそうで「小学校のときは毎日着ていたのに、なんで着なくなったんだろうと思って、ちょうどその機会に着たら“これだ!”みたいな(笑)。睡眠の質も上がるような気がして、パジャマを着て寝ることが増えました」と打ち明け、どんなタイプのパジャマが好きか追求されると「パジャマといえば正直なんでもいいですけど(笑)、やっぱり柔らかい生地のもののほうがいいなと思います」と笑顔を見せた。スマホにどんな機能があったらいいなと思うかとの問いに、広瀬は「やっぱり私は動画をすごい見たりするので、充電がずっと持てばいいなって(笑)」といい、「動画を見たり、バッテリーが減るものって寝る前だったり、家にいるときにしようかなって考えたりしちゃうんですけど、(電池残量を)気にしなくていいのが1番嬉しいですかね」とコメント。また、プライベートでもApple Watchを使用し、1日に何歩歩いたか確認するそうで、普段は何歩くらい歩いているのか聞かれると「ちょっと前の休みの日に登山をしたんですけど、何歩か忘れちゃったんですけど、見たことのない数字を見て、スクリーンショットをしてお母さんに送りました。『ヤバくないっですか!』って敬語で送りました(笑)」とエピソードを明かした。さらに、現在放送中の朝ドラ『なつぞら』の撮影を終えた広瀬は、もしどこかに出かけるなら、どこに誰と行きたいか質問されると「朝ドラ中は人と外に出ることは多くなかったので、改めてキャストの皆さんと、景色が見えるところで集まって、ご飯したいなって思います」と目を輝かせ、「"朝ドラは家族になる"って入る前から聞いていて、確かに未だに終わってからも皆さんと連絡を取ったりして、ご飯に行ったりすることが多いので、いつもとは違う場所で景色を見ながら、鍋とか囲みたいなって思いますね。憧れというか理想で勝手に思っているだけですけど(笑)」と願望を吐露した。
2019年09月20日この秋上演の舞台、NODA・MAP『Q』:A Night At The Kabukiで2人のジュリエットとして共演する松たか子さんと広瀬すずさん。役者同士の相性を伺いました。昨年撮影の映画で共演。そして、この秋上演の野田秀樹さんの舞台『Q』:A Night At The Kabukiに共に出演する松たか子さんと広瀬すずさん。松:昨年、映画の撮影現場でお会いしたことがありましたが、すずちゃんってどの現場でも、軽やかな感じで順応されている印象があります。広瀬:よく、現場にスッといるよねとは言われます(笑)。松さんも、カメラの前でも自然にすとーんとしていらっしゃいますよね。力が入っていないようなんだけれど、立っているだけですごく意味を感じさせるので、自然と役のことを知りたくなるというか。松:今度の舞台に向けて、去年から何度か野田さんのワークショップがおこなわれていたんですが、すずちゃんがセンターに立った時、広い空間の中でそこにピントが合う感じがあって、それだけで私は「好き」って思っちゃった(笑)。そういう空気を纏えるってすごいことだし、誰にでもできることじゃないから。広瀬:あの時は、初めてのことばかりで戸惑いしかなかったです。歩き方や声の出し方から教えていただいて、映像とは違うんだって…。松:私もまだ戸惑うことも多いですよ。ただ、本稽古の前に失敗を恐れずにいろいろ試せるし、野田さんに役と自分との相性を見極めてもらうためにも、ワークショップの時間を有意義に感じています。広瀬:確かに、その場で渡されたテキストに書かれた役で、共演の皆さんと即興でお芝居をしたんですけれど、声を聞いたり、触れ合ったりするだけで、相手の方との距離感とか温度差が掴めるんですよね。私は人見知りなので、お芝居を通して共演者の皆さんとコミュニケーションをとれたことで安心感がありました。松:私も冷めているのかもしれないけれど、現場を無理に盛り上げなくてもいいのかなと。結局のところ、作品を面白くしたいという思いで集まっている人たちですし、やるべきことに真摯に向かっていれば、作品は自然と面白くなるし、それが現場にいい空気を運んでくれると思うんです。今日はなんかいい感じかもっていう空気を、現場にいる全員が落とさずに上手くパスし合えたなって瞬間がたまにあって。それはすごく嬉しい。広瀬:その感じ、わかります。でもこれが姉(広瀬アリスさん)のように近い距離感の人が相手だと、自分の情が入って役として共有しにくかったりするんですけれど。松:(笑)。ひとりひとりの考え方や、アプローチの仕方が違っても、作品の前では全員がフェア。そこがとてもいいなって思っているんです。まつ・たかこ1977年6月10日生まれ。東京都出身。ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)に出演中。11月に吹き替えを担当した映画『アナと雪の女王2 』が公開。来年には主演映画『Last Letter』が公開に。トップス¥68,000スカート¥55,000ネックレス¥39,000靴¥83,000(以上MM6 Maison Margiela/MM6 Maison Margiela Omotesando TEL:03・3408・8681)ひろせ・すず1998年6月19日生まれ。静岡県出身。放送中の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)で主演。初舞台となるNODA・MAP『Q』:A Night At The Kabukiは10月から東京、大阪、北九州で上演。ドレス¥48,000(バウム ウント フェルガーデン/ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店 TEL:03・5778・4003)リング、人さし指・中指¥105,000薬指¥75,000(共にSHIHARA/SHIHARA Lab TEL:03・3486・1922)シューズはスタイリスト私物※『anan』2019年9月4日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・梅山弘子(KiKi inc/松さん)佐藤里沙(bNm/広瀬さん)ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER/松さん)河北裕介(広瀬さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年08月31日■『有閑倶楽部』一条ゆかりさんによる人気作(連載中!)。超大金持ちで美男美女の生徒会役員が、いろいろな事件に首を突っ込んでは、力を合わせて問題解決に励むという内容。連載開始は『りぼん』。小学生の頃は、クラスの女子の多くが『りぼん』派か『なかよし』派に分かれてて、私は断然『りぼん』派だったな。■『ときめきトゥナイト』池野恋さんによる80年代を代表するラブコメ少女漫画。これは今の時代に読んでも十分楽しめる。蘭世と真壁くんの壮大なラブストーリーで、とくに学生の頃が好きだったなぁ。あと、イモトアヤコさんの眉毛はヨーコ犬を意識してるよね?■『天は赤い河のほとり』篠原千絵さんの代表作。中学生の主人公が紀元前14世紀の架空の国「ヒッタイト帝国」にタイムスリップしてしまうというスペクタクルなお話。魅力的な登場人物と起伏に富んだストーリーに引き込まれたものだった。とくに、正義感があって公平で朗らか、さらに運動神経もよくて美人な主人公には、今も憧れる!■『天使なんかじゃない』矢沢あいさんの出世作で、新設された高校の生徒会を舞台にした学園もの。キュンとする名シーンが多く、「言われてみたい!」と思わせるセリフがてんこ盛りです。展開を全部知っているのに、何回読んでもドキドキしちゃうし、泣いてしまう!■『生徒諸君!』庄司陽子さんによる学園漫画。お姉さんたちが読んでたのを真似て、少し背伸びして読んでいた。主人公のナッキーみたいになりたくて、中学ではソフトボール部、高校ではバスケットボール部、その後は中学教師を目指した。■『なな色マジック』『なかよし』の看板作家だった、あさぎり夕さんの作品。ハイスペックな主人公の女の子に自分を投影してたなぁ。思えば、私の中の“いい男”像って、この漫画で作られた気がする。現実世界でなかなか出会えないのはこのためか。■『いつもポケットにショパン』これを読んでピアノに目覚めたんだった。鼻息荒げて「ピアノ習いたい!」とせがんだものの、新聞配達して自分で月謝を稼げと言われ、すぐに朝刊を配り始めたものの、結局、漫画代に消えた(笑)。■『ガラスの仮面』少女漫画の金字塔ともいうべき、美内すずえさんによる大ベストセラー。おばあちゃんの書棚から取り出して、お母さんが読んでたボロボロのを私も読んでた。まだ連載が続いているってすごい。
2019年07月14日講談社の少女漫画雑誌『なかよし』の原画展が、2019年10月4日(金)から12月25日(水)まで、東京・文京区の弥生美術館にて開催される。日本で現存するマンガ雑誌の中で最も長い歴史を持つ1954年創刊の『なかよし』は、2020年1月号で65周年を迎える。今回の原画展は、この創刊65周年を記念して開催されるものだ。会場にはこれまで『なかよし』に掲載された、手塚治虫『リボンの騎士』、武内直子『美少女戦士セーラームーン』、CLAMP『魔法騎士レイアース』および連載中の『カードキャプターさくら クリアカード編』、安野モヨコ『シュガシュガルーン』などの貴重な原画を展示。その他、美内すずえ『妖鬼妃伝』、あさぎり夕『なな色マジック』、猫部ねこ『きんぎょ注意報!』、PEACH-PIT『しゅごキャラ!』など、名作の原画を並べる。また、2018年に逝去したあさぎり夕のスペシャル追悼コーナーや、上北ふたご 原作/東堂いづみ『プリキュアシリーズ』など現在の『なかよし』連載陣を紹介する展示コーナーも設置。立川恵『怪盗セイント・テール』、征海未亜 シナリオ/吉田玲子『東京ミュウミュウ』など懐かしの付録展示も行う。原画展限定のオリジナルグッズや、弥生美術館とのコラボレーションカフェメニューにも注目だ。展示は、前・中・後期の3期制。会場構成、出展作家は変わらないが、カラー原画が入れ替わるので、ファンにはぜひ足を運んでほしい。なお、この原画展で展示される原画を収録したスペシャル図録が、2019年9月頃に発売される予定だ。【詳細】講談社『なかよし』創刊65周年記念 原画展会期:2019年10月4日(金)~12月25日(水)※月曜休館 ただし10/14、11/4(祝月)開館、翌10/15、11/5(火)休館※作品保護のためカラー原画の展示替えがある。前・中・後期の3期展示で、会場構成、出展作家は変わらず、原画のみが入れ替わる。会場:弥生美術館(東京都文京区弥生2-4-3)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円※隣接の竹久夢二美術館も観覧可能。※団体料金、他割引サービスあり。詳細は、弥生美術館公式サイト等を確認。【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012(10:00~17:00)
2019年07月06日