JR東日本が作ったネット銀行「JRE BANK」が話題だ。2024年5月9日から営業を始めたが、新規口座開設の手続きが滞るほど申し込みが殺到しているという。「口座の利用状況に応じて、JR東日本圏内の運賃4割引券やSuicaグリーン券などがもらえる特典が大きな魅力です。JR東日本をよく利用する人にとってはお得でしょう」そう話すのはファイナンシャルプランナーの高山一恵さん。最近はJREBANKのほかにも異業種からの金融業界参入が相次いでいるという。「2020年4月に日本航空(JAL)、2022年6月に髙島屋、2022年12月にドコモが銀行サービスを始めました」(高山さん、以下同)■自分の生活圏に無料のATMはある?とはいえ、異業種がイチから銀行システムを立ち上げたわけではない。JRE BANKは楽天銀行、JALなどNEOBANKは住信SBIネット銀行、dスマートバンクは三菱UFJ銀行と協業し、その銀行システムを利用する。ただ新規口座はそれぞれの銀行名で開設されるが、dスマートバンクは三菱UFJ銀行の口座となる点がほかとは異なる。「金利や手数料などは協業元の銀行とほぼ同じで、本業のサービスを独自の特典として集客します。顧客の囲い込みをねらって、今後も新しい銀行が増えるでしょう」イオン銀行や楽天銀行も元々は異業種からの参入だ。メガバンクなどの都市銀行や地方銀行とは違う第三の新銀行が増えて、私たちの新たな選択肢となるだろう。「銀行は、クレジットカードや証券会社などをまとめた“経済圏”の柱です。銀行選びはどの経済圏を利用するか、よく使うサービスはどれかなど、自分のお金の使い方を見極めることが肝心です」ほかの注意点は?「振り込みなどほとんどの手続きはネットバンキングでできますが、現金が欲しいときはATMが必要です。手数料無料で入出金できるATMが自分の生活圏にあるか、チェックしてください」大手銀行でなくても大丈夫?「銀行は万が一破綻しても、普通預金や定期預金なら元本1千万円とその利子まで保護されます。銀行規模の大小は関係ありません」乱立する新銀行のうち、50代主婦がお得な銀行はどこだろう。「金利」「ポイント還元率や特典」「各種手数料や使い勝手」の3項目について、50歳の高山さんを50代まっ盛りの記者が直撃し採点、ランキングを作成した。■髙島屋は“金利”15%?見事、1位はイオン銀行に。金利、手数料&使い勝手が満点だ。「1年ものの定期預金を比較すると、イオン銀行の0.15%がこの中ではもっとも高い。イオンカードセレクトの利用などで普通預金金利が上がるのも高得点です」使い勝手は?「銀行員のいる店舗もあって、ちょっと聞きたいときに助かります。買い物ついでに、いつでも無料で使えるATMは◎です」惜しくも1点差の2位は?「楽天銀行ですね。楽天市場、楽天カード、楽天証券など“楽天経済圏”にいる人には必須でしょう」楽天ポイントがよくたまる?「楽天にサービスを集中すれば、とてもたまりやすいです。楽天ポイントは振込手数料にも使えます」話題のJRE BANKは3位。「特典である4割引券は、たとえばJR東日本を使って長距離の帰省をする人などにはお得ですね。JR東日本の株主優待も同じ4割引券ですが、値動きのリスクがある株より、銀行預金のほうが安全だと選ぶ人が多いようです。駅のATMがいつでも無料という使い勝手のよさも見逃せません」4位の髙島屋NEOBANKと5位のJAL NEOBANKは、同じ住信SBIネット銀行系だ。「普通預金の金利などは同じですが、髙島屋NEOBANKの『スゴ積み』はすごい!『友の会』のネット銀行版です」12カ月の積み立てで13カ月分の満期金が受け取れる。「金利は15%に相当しますが、満期金は髙島屋の買い物にしか使えません。髙島屋のヘビーユーザーにはぜひお勧めしたいです。そして、JAL NEOBANKはマイルをためる人向きです」5位のauじぶん銀行と7位のPayPay銀行はスマホを軸にした経済圏がある。「『auマネ活プラン』などポイントのたまりやすい携帯プランと銀行サービスを組み合わせると、ポイントがよくたまります」8位以下はコンビニ系のローソン銀行とセブン銀行、そしてdスマートバンクという結果に。「コンビニ系は店舗が多くATMは多いのですが、手数料無料時間が7時から19時までに限定されている点がバッドポイント。dスマートバンクもコンビニ系銀行も、今後、ポイント還元率が上がるなどの特典が欲しいですね」「メガバンクなら安心」だった昔と違い、自分の使い方しだいで銀行選びも人それぞれに。特典をよく分析して、自分に合ったお得をゲットしよう。ただし特典は改悪されるケースもあるので、情報収集を忘れずに。
2024年05月29日JR東日本は5月9日、「JRE BANK」を開始します。JRE BANKは楽天銀行と提携し、入出金や振り込み、定期預金などを行うネット銀行です。口座開設などはネットやアプリで行い、紙の通帳は発行しません。「鉄道会社がなぜ銀行を?」と思うかもしれませんが、近年、異業種から金融業への参入が増えています。イオン銀行やセブン銀行などはもうおなじみですが、2023年には第一生命や日本航空、ヤマダ電機なども参入しました。各社が持つクレジットカードやポイントの事業と銀行サービスを合わせて自社の経済圏を構築し、利益の上昇を目指すもの。ものが売れない時代の企業戦略でしょう。JRE BANKは、3つの特典が注目されています。【1】JRE BANK優待割引券口座の残高が50万円以上で、グループ会社のクレジットカードであるビューカード利用額の引き落としがあれば1枚、給与や年金の受け取りがあれば2枚など、4割引券がもらえます。支給枚数を決める時期は年2回あり最大年10枚。JR東日本管内なら新幹線も利用できるのはうれしいですね。■空席を残すより割り引いてでも客が増えたほうが儲かる【2】「どこかにビューーン!」2千ポイント割引クーポン「どこかにビューーン!」とは、ランダムな4つの候補地から1カ所を選択。新幹線の往復チケットを、JREポイントで購入できるサービスです。東京・上野・大宮からの出発なら往復6千ポイントともともと破格ですが、残高50万円以上とクレカの引き落としなどで通常から2千ポイントを割り引きます。支給枚数の決定時期は年4回で最大年12枚の割引クーポンがもらえます。【3】モバイルSuica限定のSuicaグリーン券東海道線など普通列車のグリーン券が、残高50万円以上で1枚もらえます。決定時期は年4回あり、最大年4枚です。これでもかとお得を詰め込んだのは、新規口座を獲得するため。しかも、残高50万円以上や給与や年金の受取り口座に指定する方を優遇して“上客”を獲得したいのでしょう。給料や年金など振り込みのある方は、銀行が振込手数料を定期的に稼げる上客なのです。しかも特典は自社のサービスです。JR東日本としては、空席を残すより割り引いてでも利用客が増えたほうが儲かりますし、「割引があるなら行こう」という潜在客の掘り起こしにもなる。損のないうまい戦略といえるでしょう。口座の開設を考える方は、「なんとなくお得そう」ではなく、特典を何度利用しいくら割引になるかなど、具体的にお得額を試算して検討するといいでしょう。ただ給与などの振込み先変更はよく考えて。光熱費などほかの引き落としも変更できるか、確認を。今後は、新しい銀行や新しい支払い方法など、選択肢がどんどん増えるでしょう。宣伝に惑わされず、自分に合った方法を見極める選択眼を鍛えていきたいものです。
2024年05月03日スーパーマーケット(以下、スーパー)で働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験談だけでなく、読者から寄せられたエピソードも漫画化して投稿しています。対応してくれない上司がいたので銀行で働いていた女性の上司は、いつも客のクレーム対応を人任せにする人だったそうです。そんなある日、女性が思い付いた上司を動かすための『作戦』とは…。「お客様が、あの偉い立場にいる男性を呼びなさいとおっしゃっています」実際は客から「男性を出して」とだけいわれていたのですが、女性はあえて『偉い立場の』と付け加えて上司を呼びました。こういわれてしまったら、上司も悪い気はしませんし、対応せざるを得ないでしょう。女性の機転の利いたひと言に、投稿には「キラーフレーズですね!今度使わせてもらおう」「これは効果的。おだてるって大事だな」「クレーム対応後には、たくさんほめて今後も上司を使い倒しましょう」などの声が寄せられていました。声のかけ方1つで、相手が気持ちよく行動できることもあるでしょう。職場で仕事をスムーズに進めたい時は、このフレーズを参考にしてみてもよさそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月25日スポーツに造詣が深いきらぼし銀行と中央大学が強力タッグを結成。きらぼし銀行は首都圏を基盤とする銀行だ。「金融にも強い総合サービス業」を将来像に掲げ、ブランドスローガン「TOKYOに、つくそう。」のもと、20社を超えるグループの総合力を最大限に発揮して、地域やお客さまの課題解決に取り組んでいる。そして、きらぼし銀行は、スポーツを通じて地域を元気にすること、地域の住民との「つながり」を創出することを目的にスポーツ支援、アスリート支援にも力を入れている。一方の中央大学は、バスケットボール部やサッカー部の一般社団法人を設立、トークンを発行してそこで得た資金を練習設備や寮の環境改善に充てるなど、大学スポーツの新たな運営方法を示す。サッカーのFC東京やラグビーのクボタスピアーズ船橋・東京ベイなど、トップリーグに所属するチームのスポンサーから地域イベントへの協力まで、スポーツに造詣が深い東京きらぼしフィナンシャルグループ(東京きらぼしFG)及びきらぼし銀行と中央大学が「包括連携に関する基本協定」を締結したのは2021年3月のこと。本協定では東京きらぼしFG及びきらぼし銀行と中央大学の人的・知的資源の交流と活用を図り、産学連携のもと教育、研究等の分野において相互に協力し、社会の発展に寄与することを目的としている。中央大学ではソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラムの講座を開講。中央大学商学部の学生が東京都檜原村と連携し、担当講師の指導のもと、きらぼし銀行行員や自治体、地元NPO法人の協力も得て、特産品のゆずワインを活用したボンボンチョコレート「ゆずぼん」を商品開発した。中央大学渡辺岳夫教授渡辺教授は東京きらぼしFGとのかかわりについて、このように語った。「ひとつはソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラムです。奥多摩の檜原村・小菅村・丹波山村の3つの村と提携して、学生たちの主体的な地域活性化への取り組みをご支援いただいています。また個別に私のゼミにご支援いただいたり、またきらぼし銀行さんがスポンサードされているAPOLLO PROJECT(アスリートのキャリア支援に取り組む一般社団法人)と本学の体育会系の学生を結び付けた取り組みをさせていただいています。私の授業をハブにして、きらぼし銀行さんと地域をつなぐ活動をしてきました。ベンチャービジネスプロジェクトにも講師を派遣していただいて、実際起業する際の具体的な手続きやコンセプトの作り方を含めてご指導いただいています。そこを経た学生が奥多摩の村の活性化であったり、スポーツビジネスの道を進んだりして3年が経っています」東京きらぼしFGも「バスケットボール部やサッカー部の指導に関わっていらっしゃり、勝敗だけではないスポーツの意義やアスリートのキャリア支援にも積極的に取り組んでいらっしゃる、中央大学におけるスポーツ分野の中心的な方」と渡辺教授の活動に注目していた。きらぼし銀行と中央大学の連携は多岐にわたる。渡辺教授が具体例を挙げながら説明した。「一昨年スポーツ組織と提携して学生がワンマッチを企画する事業があり、きらぼし銀行さんにご協賛いただきました。関東サッカーリーグ1部リーグ所属である東京23FCと提携したのですが、ホームタウン江戸川区の抱える問題として高齢者が多く、自殺率も高いということがありました。我々はただ集客を伸ばすことを目指すのではなく、サッカークラブが根差したホームタウンの課題解決をすることによって、集客に結び付けることを短期的、長期的に目指していければという考えを持っています。では実際に課題を解決しつつ何か集客につなげられるものがあるか考えた時、江戸川区には銭湯が多いことに気付きました。銭湯もスポーツ観戦で高揚することも精神的にいい効果がありますので、銭湯とスタジアムの相互集客を目指しました。高齢者の方が観戦チケットを見せれば、銭湯が一定期間無料になり、付き添いの方は半額にし、その割引資源をきらぼし銀行さんにスポンサードしていただきました」中央大学にとって東京きらぼしFGはスポンサーではなく、パートナーであると渡辺教授は続けた。「檜原村・小菅村・丹波山村のプロジェクトで、『こういう企画で村に役に立ちたい』という学生たちのプレゼンテーションをやるのですが、そこにきらぼし銀行さんに同席いただき、学生たちにフィードバックしていただいてコミットを深めています。時間は合計10時間にも及びますし、出していただいたお金も学生が作る試作品に振り分けています。パートナーなので、お金を出していただいて終わりではなく、『一緒にプロダクトを作り上げていきましょう』ということで、きらぼし銀行さんは巻き込まれてくださっています」きらぼし銀行も渡辺教授の考えに「私たちも中央大学さんと一緒に地域に根差していきたいと考えています。スポンサーではなくパートナーとして地域とつながっていくことが地方金融機関の役割ですから」と同意する。渡辺教授はスポーツビジネスもソーシャルビジネスも課題を特定することが重要だと断言した。「学生が主体的に課題を見付けて、その課題解決に主体的に取り組む。そのプロセスで実行力やリーダーシップを身に付けていくものですが、おおもとの課題のフォーミュレーションが一番難しく一番の本質です。課題を特定するには現地のリサーチが必要であり、分析力も必要ですが、スポーツビジネスもソーシャルビジネスもそこにいくまでが難しい。でもアインシュタインが言うように『問題の特定が問題の解決より重要だ』と。フォーミュレーションをしっかりやる立て付けにソーシャルビジネスもスポーツビジネスもしています。学生は早く解決に向かいたがりますが、はっきり言ってつまらないので脱落する者も出てきます。しかし、そこが大事だと理解した学生はその後のものの見方が変わったりしています」さらに渡辺教授はステークスホルダーや関わる人が多ければ多いほど、課題の特定を困難にさせると言及した。「檜原村のプロジェクトも村の住人がいれば役場の方もいて、きらぼし銀行さん、NPOの方、地域おこし協力隊の方、ハンター製菓さんと相対的な大学の授業よりステークスホルダーが多い中、課題を見付け、同じ方向を見て、課題解決に向かうのはどれほど難しいか。この経験は絶対必要なので、社会へ出るのに役に立つと思います」実際、檜原村の特産品「ゆずぼん」の開発に携わり、今は戸田建設に勤める中央大学OB藤井拓輝氏は渡辺教授の言葉にうなずく。「檜原村のプロジェクトは2年の期間を与えられていたのが大きかったですね。1年だけだとおそらく檜原村が抱える課題を特定し切れず終わっていたと思います。情報がないと課題が見付けられないので、現地訪問や村から受領したデータの分析を通して課題整理に取り組みました。またOEM委託先のハンター製菓さんとの打ち合わせを繰り返しながら、商品企画を行いました。1期目だった私たちは商品を開発するところまでを行い、具体的な商品化とマーケティングは2期目以降の後輩たちに引き継ぎました。ここで学んだ課題整理を行う思考プロセスや0から1を生み出した経験は今の仕事にも活きていると感じています」中央大学OB藤井拓輝氏またきらぼし銀行がぴあスポーツビジネスプログラム(ぴあSBP)のきらぼし銀行枠1名について渡辺教授に相談した際、教授の推薦を受けたのが藤井氏である。渡辺教授に相談した経緯をきらぼし銀行側はこのように振り返った。「東京きらぼしFGのスポーツに関する協賛先・関係先は複数ありますが、『スポーツビジネスを学ぶことに意欲と目的を持っている人に参加してもらいたい』と考えた時、真っ先に浮かんだのが渡辺先生の存在です。スポーツビジネスの講義も展開されている渡辺先生であれば、ぴあSBPの価値にも共感いただけるのではないかと思いご相談したところ、趣旨や東京きらぼしFGの協賛目的にご賛同いただき、すぐに現役のゼミ生やOB/OGにお声掛けをしてくださいました。複数の候補者の中から藤井さんをご推薦いただいたと聞いています」2023年4月から10月にかけてぴあSBPを受講した藤井氏はこのように講義の感想を口にした。「講師の先生方の熱がすごかったです。どの先生方もスポーツが好きでスポーツ業界を良くしたいという思いで仕事と向き合われているのが印象的でした。現場で戦っている方の人柄や熱意、目力に直接触れられたのはすごく刺激になりました。また授業内容ではスポーツマーケティングが印象に残っています。お客さんをいかに楽しませて体験価値を高めるかという視点が個性的なものが多くて面白かったです。特に常任講師の中村武彦氏の『みんながスタジアムにスポーツ観戦を目的で来ているわけではない』というお話は印象に残っています。競馬場で子供が楽しめる環境を作っていたり、野球場でバーベキューシートを設置していたり、さまざまな層をキャッチするためのスポーツマーケティングの視点の持ち方には驚きました。中でもチケット完売最長記録を持つマイナーリーグのデイトン・ドラゴンズの試合の勝ち負けに頼らない集客術の話は衝撃でした」大学時代陸上競技に打ち込み、今も走り続けている藤井氏は陸上界の課題をこう挙げた。「陸上競技のサステナビリティが問題だと感じています。陸上競技は収益化が難しいスポーツであるが故に運営母体の陸連は学校の先生、競技会の運営は先生や生徒をはじめとしたボランティアで成り立っています。また実業団に行った友人からは『走れなくなった時の将来が心配』という話をよく聞きます。他のプロスポーツと違って実業団選手の給料はサラリーマンとほとんど変わりません。その中で他のスポーツと同様にアスリートのセカンドキャリア問題が降りかかるとなると、陸上競技を続けたい学生が生まれにくくなっているのではないかと思います。これらの課題に対して、私は街づくりに関わる社会人として、陸上競技場を街にとってどのように価値あるものにできるか考えていきたいです。現状では陸上競技場は市民に開いた場所ではなく,競技者のための場所になっており,陸上競技場に行くことのない方も多く存在すると思います。スポーツイベントを通して飲食業や宿泊業が盛り上がるように,陸上競技場でも“街に開けた運動場”という価値を生み出すことができれば、陸上競技の運営にもっと企業や住民を巻き込むことができ、将来的に競技を盛り上げていくことができるのではないかと考えています」競技が異なれば成功体験が通じないのは当然、同じ競技であってもカテゴリーが異なれば同じ手法が通用しないなど、ひと口にスポーツビジネスでは括れない難しさと面白さがあると渡辺教授は指摘した。「チームに関わるいろんな関係者の思いを実現する方向で結び付けつつ、一定のマネタイズをしていかないといけないとここ10年ほど強く思っています。戦うディビジョンが違えば手法が異なってきます。Jリーグのクラブ経験者のやり方が地域リーグでは全然通用しない場合があります。前提としてマイナーリーグはアマチュアなので、どうやれば家族のように応援してもらえるか考える必要があります。Jリーグのようにエンターテインメント性を前面に出す施策が通用しません。成功例が当てはまらない難しさはありますが、スポーツビジネスはディビジョンによってガラッとタイプが変わるのが面白さでもあると思います」渡辺教授は興味を持った他の大学に一般社団法人立ち上げの情報をオープンにしている。その心は?「我々が作った一般社団法人の定款は個人の情報の部分を除いて見られますし、ご相談を受ければトークンを含めてご説明しています。我々は同志を増やしたい。大学スポーツは一部を除いてお金がなく、監督もコーチも手弁当でやっています。収益を出して素晴らしいクラブハウスを作りたいわけではありません。学生の努力と我慢の上に成り立っている状況なので、それをゼロにしてあげて、競技に集中できる環境にしたいと思っています。ステップゼロを目指すためには多くの同志が必要なので、うちの監督、コーチには『関心を持ったところにどんどん説明します』と言っています。相談を受けたある大学ではすでに『HPを作りました』と言ってきたので、今度は我々が見習わせていただくというのがいい関係だと思います」渡辺教授は一般社団法人のさらなる可能性を探っていた。「OB/OGが困った時にキャリア支援できるような機能も一般社団法人にあってもいいかなと思います。いろんなOB/OGの力を借りて、プロ以外のキャリアを進む際のお手伝いができればと思っています」東京きらぼしFGは今後もスポーツを通じた地域活性化に取り組んでいく。「大前提に私たちが地域金融機関グループであるということがあります。東京きらぼしFGのスポーツ支援にはいつも地域の存在があります。スポーツを通じて地域のみなさまと喜怒哀楽を共有でき、一体感が生まれます。アスリートがひたむきに努力し、諦めずに前に進む姿勢は地域を元気にしています。東京きらぼしFGはスポーツの力、アスリートの力を信じて、これからもさまざまな地域スポーツチームや地域スポーツイベントを支援しています」また、ぴあSBP第4期が3月30日よりスタート。きらぼし銀行枠にて渡辺教授のゼミのOBである藤井誠氏がスポーツビジネス概論をはじめ、スポーツマーケティングやパートナーシップセールスの概論や事例、スタジアムビジネスとチケッティングの概論・事例・実践などを10月12日(土)にかけて、受講する。
2024年04月23日子供は、親が困るタイミングで謎な駄々をこねることがよくあります。4人の子供を育てる、グッドスリープ(good.sleep7416)さんも理不尽な駄々の経験者。そのため、よその父親が子供の駄々に手を焼いていると、気になってしまうのです。ある日、銀行で順番待ちをしていると、隣の親子が…。騒ぐほど、眼鏡を外した父親の素顔を見たがっていた娘さん。観念した父親が眼鏡を外すと、娘さんは一転して、何ごともなかったかのように人形遊びを始めました…!胸中で「お疲れ…」とねぎらわずにはいられない光景に、ネット上ではこんな反響が上がっています。・なんて黒々とした瞳…残業後の、光を失った私の目みたい…。・子供って本当に急に冷めるよね。・娘の駄々に参っている、今の私に響くエピソード。・いつもの眼鏡を外したお父さんの顔を見て、安心したかったのかな?大喜びしてくれないと、父親としては残念な気持ちになってしまうかもしれません。しかし、子供としては、親に要望を叶えてもらえた満足感が、確かにあることでしょう。きっと、積み重なったこんなエピソードが、親子の信頼を築いてくれるはずです![文・構成/grape編集部]
2023年11月20日取材・文:ameri撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部仕事もプライベートも楽しみたい。それを叶えて体現しているのが、ソニー銀行でカスタマーサポート企画部とローン営業部を兼務している関根百代さん。兼務というと、忙しくてプライベートの時間が減ってしまいそうというイメージがありますが、趣味は旅行で、仕事とプライベートのオンオフははっきりさせているという関根さん。新しいことに飛び込み“探検”し続ける関根さんの働き方を伺ってきました。■インスピレーションを信じてソニー銀行に入社本日はどうぞよろしくお願いします!関根さんは2013年に入社されたとのことですが、新卒で入社されたんですか?はい。新卒で入社し、最初に配属された先でカスタマーセンターでの顧客対応業務を担当していました。そもそも、ソニー銀行にはなぜ入社しようと思われたのでしょう?就職活動ではあまり業界を絞っていなかったので、いろいろな企業を見ていたのですが、インターネットやニュースで「ソニー銀行、顧客満足度1位」というのを目にしまして。当時はインターネット銀行について何も知らなかったので「何だろうこの銀行?」と興味が湧き、説明会に行ったことがきっかけでした。その時に「社員やお客さまを大切にしている会社だな」と感じ、会社として大切にしている方向とインターネットから入ってきた情報が一致したんですよね。ここであれば肩肘張らず、自分らしく働けるかなと思って、入社を決めました。第一印象でのインスピレーションが大きかったです。大学で金融などを学ばれていたんですか?いえ、大学時代は経営学部で、戦略論を勉強していました。全然違う業界だったのですが、ビビッと来たんですよね。■顧客対応業務をベースに2つの部署を兼任入社から現在まではどういうお仕事を……?最初は実際に顧客対応を電話やメール、チャットで行う部署から始まり、研修チームに異動したので、これまでに自分が教わってきたことを還元しました。その後、相談窓口の資産運用相談業務の立ち上げに関わり、リリース後はアドバイザーとして資産運用・住宅ローンのコンサルティングの役割を担いました。そして、現在はコンサルティング業務の企画・推進やオンラインセミナーや動画などを活用した情報発信を行う業務などを行っています。入社してからずっとカスタマーサポートのお仕事がベースにあるんですね。顧客対応がベースでありつつ、2023年からはローン営業部タイアップ企画課も兼任となり、他企業さんとの提携事業を推進する仕事にも携わるようになりました。二つの部署を兼任されているということで、働き方の比率はどのような形なのでしょう?数字的には、カスタマーサポート企画部が6割、ローン営業部が4割ですが、時期で業務量が変わるので、それに合わせてフレキシブルにペース配分を変えています。ローン営業部の兼任は、自分からチャレンジしたい気持ちがあったのでしょうか?私、部署異動の際に、自分から「ここへ行きたい」と発信したことがあまりなくて。ただ、「やり切ったな」と感じたタイミングで異動の話は巡ってくるものなのだなと感じています。ちょうど「他のこともやってみたいな」というタイミングでふと話が来るので、そんなペースで10年ほど、いろんな部署でいろんな経験をさせてもらっています。どちらの部署のことも分かっているのは強いですよね。そうですね。それはとてもありがたいです。一つの部署にいただけでは分からなかったことも「そういえばあっちの部署でこんなこと言ってたな」と気づくことができるので、こういう環境もいいなとポジティブに捉えられています。■兼務になり自分の気持ちにも変化が兼務されている中で、働く上で大切にしていることはありますか?初めに兼務のことを聞いた時は、それぞれの部署での業務量の兼ね合いなどいろいろなことを考えていたのですが、計画をきっちり立てていても、結局のところ突発的な案件や依頼は来るので、兼ね合いを先に決めても仕方ないと思ったんですよね。週ごとの大体の仕事は把握しつつ、「突発的なものは来る」と思ってゆったり構えていようかなと。兼務が決まった当初とは意識が変わってきたように思います。兼務になって心構えが変わった感じですか?そうですね。昔は、あらかじめきっちり決めて期日までに突き進んでいきたい性格でしたが、兼務してから「そうはいかないな」と思うようになりましたね。目標を決めて突っ走るのも気持ち良かったですが、いろいろフレキシブルに幅広く経験して吸収していくのもいいなと思えるようになりました。■プライベートとのオンオフはきっちり。怖いことも“なんとかなる”精神でチャレンジ周りで働く方たちの雰囲気はどうですか?基本的にみなさん優しくて親切だなと感じています。ただ“親切”という言葉で語りたくないくらい、その“親切”を表現する形がそれぞれ違うので、「あっ、この人、ここが優しいな」と相手の親切なポイントを発見するのも楽しいです(笑)。職場の好きなところはどこですか?自由と責任のバランスが好きです。経験を重ねることで徐々に自由度が高まってきていて、その分責任もついてきますが、そのバランスがいいなと思っています。現在のワークライフバランスはどれくらいだと感じていますか?極端な人間なので、仕事をする時はガッと仕事をするのですが、「今日予定あるから帰ろう」とサッと帰る日もあり……。あとは、遊ぶために一気に働き、ガッツリお休みを取って旅行へ行ったりするので、比率は難しいですが、仕事とプライベートのオンオフはきっちりしていると思います。プライベートをしっかり大切にしているんですね。会社の外に出て、駅までの10分を歩いている間にスイッチがオフになります。少し元気な時は、もう少し先の駅まで歩くこともありますね。休日や仕事後は何をして過ごすことが多いですか?休日は、隙あらばどこかへ行っています。前の連休は、ロサンゼルスに行って来ました!新しい部署への異動も、プライベートでの旅行も、いろいろなところに飛び込むのがお上手ですよね!性格的には最初は躊躇しなくもないのですが、大体“行けば都”と感じられる精神があるかもしれないです。旅行はそもそも躊躇なく楽しめていますが(笑)。関根さんにとって怖いものってないんですか?もちろんあります!怖いことも、嫌だなと感じることもありますが、「なんとかなるかな」と思って過ごしています。ご自身のキャリアを「○○キャリ」と当てはめるとしたら、何だと思いますか?この取材を受ける前に後輩に聞いてみたのですが、「“探検キャリ”ですね」と言われました。「確かに!」と思ったので、それを採用させてもらいます!最後に、今後の展望を教えてください。やり切ったタイミングでいつも新たな仕事を経験させてもらえているので、自分が納得いくまでやり切る精神は今後も大切にしたいなと思っています。それに加え、これまで顧客対応部門の仕事をベースに、現在は商品サービスのキャンペーンの仕事もしている中で、もちろん今もしっかり連携は取れていますが、より最適な形でお客さまに届けられる仕組みを作りたいと考えています。良い商品・サービスの企画は大事ですが、同じくらいその届け方も重要だと思っているので、自分の経験を生かしながら、お客さまに心地よく使ってもらえるような体制作りに貢献していきたいです。
2023年10月25日メガバンクの手数料の値上げや、支店の統廃合、ATMの停止が相次いでいる。そこで注目したいのが、商業施設と連携した銀行や、インターネット専業銀行などの“新たな形態の銀行”だという。「従来どおりに店舗窓口で口座開設したり、郵送による申請や、パソコンやスマホによる操作で口座を開設できる銀行もあります。ネット主体の銀行は、人件費を抑えられることから手数料が安いのが特徴。商業施設と連携している銀行は、買い物するたびにポイントが加算されたりするメリットがあります」ファイナンシャルプランナーの氏家祥美さんも、次のように語る。そこで氏家さんと、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんに、それぞれの生活の形態に応じたおすすめの銀行を教えてもらった。自分にぴたっりの銀行をみつけよう!■都心住まいでコンビニの利用頻度が高い人→セブン銀行、ローソン銀行都心部であれば、メガバンク以上に身近なコンビニの代表格。「セブン銀行の場合、セブン-イレブンの店舗だけでなく、イトーヨーカドーや主要駅などにも設置されているから、都心であればどこにでもあります。セブン銀行、ローソン銀行ともに、7時から19時までなら、自行のATMの出金手数料はかかりません(その他の時間は110円)」(柏木さん)■郊外住まいで、週2回以上スーパーを利用する/対面サービスも欲しい→イオン銀行「イオンや提携店にあるATMで、いつでも手数料無料で出金できます。また、全国展開しているイオンモールなどでは、対面式の銀行窓口があるので、安心感があります。『給与受け取り口座にする』『年金受け取り口座にする』など、取引内容により『イオン銀行Myステージ』のランクを上げることで、他行への振込手数料が無料となる回数(月0回から5回)を増やすこともできます。また、キャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが一枚になった『イオンカードセレクト』で、200円をオートチャージ+利用するごとに、合計2WAONポイントがもらえるので、イオンユーザーにはお得です」(氏家さん)■転勤が多い/地方住まいで、都心の子供へ仕送りをしている→ゆうちょ銀行、イオン銀行「全国、くまなく窓口があるゆうちょ銀行は転勤があっても安心です。ただ、ATMから他行への振込手数料は5万円以上で440円。同様に地方にも多いイオン銀行は、ATMから他行振り込みでも132円とお得です」(柏木さん)■ネットショッピングを多用する→楽天銀行「楽天市場利用者は、楽天銀行がおすすめ。『ハッピープログラム』にエントリーすると、残高や取引回数に応じたランクが与えられ、楽天ポイント獲得倍率が最大3倍になったり、ATMや振込手数料の無料使用回数が増えます」(柏木さん)■ATMで小まめに現金を引き出す/振り込みをする頻度が高い→東京スター銀行、ソニー銀行、SBJ銀行、SBI新生銀行、住信SBIネット銀行「女性の場合、1万円ずつくらいを、複数回にわけてお金を引き出す人が多いです。そういう人は、ATMでの出金手数料が無料の銀行を考慮しましょう。たとえば東京スター銀行は、ゆうちょ銀行、セブン銀行など幅広い銀行のATMで出金でき、手数料は月8回まで実質無料です」(柏木さん)利用時に手数料がかかるが、残高が一定以上あれば、手数料と同額が翌月にキャッシュバックされる仕組みだ。「しかも給与振り込みや年金振り込みにした場合、普通預金の口座の金利が0.1%になります。ほかの銀行も、回数制限や特定のATM利用などの条件はあるものの、手数料が無料に」(柏木さん)■貯金が苦手/計画的にお金を貯めたい→住信SBIネット銀行「メイン口座とは別に、目的別に10個まで口座を作ることができます。旅行のための目的口座に月1万円ずつ自動積立ができたり、1日に100円ずつ、1週間に1千円ずつ貯めることも。また、その達成度も知らせてくれます。さらに月1千円から純金積立もできたりするので、自動的に貯蓄したい人は検討してみてはいかがでしょうか」(柏木さん)■海外旅行によく行く→ソニー銀行「ソニー銀行の口座から引き落とされるVisaデビット付きキャッシュカード『Sony Bank WALLET』を使えば、国内のATMと同じように、海外のATMでも自分の預金口座から現地通貨が引き出せる(ドル、ユーロなど11通貨に対応)」(氏家さん)■ポイントを貯めるのが好きだ→SBI新生銀行通常の銀行サービスを利用するだけで、Tポイントやdポイント、nanacoポイントが貯まる「ポイントプログラム」が特徴。銀行からのメール受信で3ポイント、アンケート回答で5ポイント、口座振替登録で最大100ポイントが付与される■住宅ローンの借り換えを考えている→auじぶん銀行、イオン銀行住宅ローン金利が安いといわれる両行。auじぶん銀行は、au利用者(2回線以上)で0.07%、電気会社をじぶんでんきにすることで0.03%、合計で0.1%が、通常の金利よりも安くなる。「イオン銀行は、ローン完済するまで、イオンでの買い物がいつでも5%引きに」(氏家さん)■少しでも高い利息をもらいたい→あおぞら銀行、楽天銀行「メガバンクでは、普通預金の金利は0・001%ですが、あおぞら銀行の金利は0.2%。5年の定期預金の場合(50万円以上)は、0・25%とさらに上がります」(柏木さん)「楽天銀行は、楽天証券の口座をつなげる『マネーブリッジ』を利用することで、銀行の普通預金の金利が、大手銀行の100倍(0.1%)になります」(氏家さん)■キャッシュカードを持ち運びたくない→セブン銀行、イオン銀行、ローソン銀行キャッシュカードの代わりに、スマホのアプリでATMで入金・出金ができる。自行のATMを使えば、手数料もカードを使った場合と変わらない※5月11日現在。サービスに変更、中止の場合があります。またサービスの利用には条件が設けられている場合があるので、各金融機関に確認してください。
2023年05月18日年金を何歳から受け取ればお得かを考える人は多いけれど、年金をどの銀行で受け取るかについて考える人は少なそう。しかし、銀行選びでも“お得度”がかなり変わってくるのだ!「年金の受け取りによって特典が受けられる銀行が増えています。以前はどこも横並びでしたが、いまは各行独自のサービスでしのぎを削っているんです」そう話すのは元国税庁国税専門官でファイナンシャルプランナーの森本陽子さん。具体的にどんな特典があるのだろうか。「年金の受取口座として指定することで、ATMの利用手数料が無料になったり、普通預金の金利がアップしたり、ポイントが貯まったりします。自分に合ったサービスのある銀行を選べれば、かなりのお得感を得られますよ」(森本さん・以下同)そこで、どの銀行で年金を受け取るのが本誌読者にとって“得”になるのか、ランク付けをしてもらった。「1位のイオン銀行は、イオン銀行ATMがいつでも手数料無料で使えるのが特徴です。イオン系列の商業施設にはATMがあるので、イオンをよく使う方には便利。また、イオンユーザーには電子マネーWAONを月1万円以上使う方も多いでしょう。年金受け取りの指定と合わせると、他行のATM利用手数料が月2回まで無料になり、他行あての振込手数料は月1回無料になります。さらに、普通預金金利が0.03%にアップ。これはメガバンクの普通預金金利0.001%の30倍です」普通預金の金利アップでいうと、7位の東京スター銀行は0.1%に。メガバンクのなんと100倍だ。「東京スター銀行が近くにある方は店舗で口座を開設できますが、近くにない方はネットバンキングで口座を開くことに。スマホの操作に不慣れな方には難しいかもしれません」ネットが苦手な現金派には、メガバンクがおすすめだ。「店舗や窓口のある銀行が安心でしょう。そのなかから、ATMの使い勝手で選ぶといいと思います。条件はATMが身近にあることと、手数料が無料で使える回数が十分なこと。70歳以上なら自社ATMの時間外手数料が無料になる4位の三菱UFJ銀行は、高齢者にはよい選択肢だと思います」ゆうちょ銀行の場合、郵便局内やゆうちょ銀行内に設置されているATMは365日利用手数料が無料。年金受け取り指定による特典は少ないが、現金を引き出す機会の多い人にはよさそうだ。「そのうえでクレジットカードの口座振替などを1つの口座にまとめると、入出金などの管理も簡単です。各行が独自で行うポイント制度のランクも上がるので、特典が増えお得度もアップします」ネット銀行にもメリットがある。「ネット銀行はコンビニATMと提携しており、利用できるATMの台数や各種手数料が無料になる回数も比較的多いのが特徴です。3位の住信SBIネット銀行は銀行アプリとスマホの本人確認情報をひもづけるだけで、ATM利用手数料も他行あて振込手数料も月5回まで無料に。ネットが得意な方にはかなり好条件です」すでに年金を受給している人も銀行を変えられるのだろうか。「年金事務所などに『年金受給権者 受取機関変更届』を提出すれば変更できます。銀行でも相談に乗ってくれると思います」物価高が続く昨今、どんなに小さなお得も見逃せない。ランキングを参考に、お得に年金を受け取れる銀行に切り替えよう。の台数や各種手数料が無料になる回数も比較的多いのが特徴です。3位の住信SBIネット銀行は銀行アプリとスマホの本人確認情報をひもづけるだけで、ATM利用手数料も他行あて振込手数料も月5回まで無料に。ネットが得意な方にはかなり好条件です」すでに年金を受給している人も銀行を変えられるのだろうか。「年金事務所などに『年金受給権者 受取機関変更届』を提出すれば変更できます。銀行でも相談に乗ってくれると思います」物価高が続く昨今、どんなに小さなお得も見逃せない。ランキングを参考に、お得に年金を受け取れる銀行に切り替えよう。
2023年02月13日FC東京のファン・サポーターにとって、きらぼし銀行は馴染み深い存在だろう。旧東京都民銀行がFC東京との連携に合意したのは2010年12月のこと。2018年に東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の3行が合併し、きらぼし銀行となってからも協賛を続け、今もなおクラブスポンサーに名を連ねる。FC東京だけではない。きらぼし銀行は同じサッカー競技、J2を戦うFC町田ゼルビア、J3のSC相模原、関東1部に属すアマチュアチームの東京23FCもサポートする。サッカーだけではない。バスケットボールのBリーグ・サンロッカーズ渋谷にラグビーのリーグワン・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、野球の独立リーグ・BCリーグの神奈川フューチャードリームスもスポンサードしているのだ。さらに東都大学野球連盟、夏季東西東京都高等学校野球大会の中継番組、アスリートの価値向上によるキャリア支援を実施するAPOLLO PROJECT、夢を持つことの大切さをこどもたちに伝えるJFAこころのプロジェクト「夢の教室」、スポーツビジネスの原理原則を講義と実践を通して学ぶぴあスポーツビジネスプログラムなどにも協賛。また2名のトップアスリートを社員として雇用するとともに地域の小学生の少女サッカー大会・バレーボール大会も応援する。きらぼし銀行のスポーツ振興は多岐にわたるのだ。なぜ、きらぼし銀行はありとあらゆるスポーツ振興に協力するのか。きらぼし銀行の執行役員で、FC東京の社外取締役も務める大和田健二氏は次のように答えた。「スポーツは地域を盛り上げる強いコンテンツだと思います。我々地域金融機関には地域を活性化させる、元気づけるというミッションがありますので、スポーツ支援に関してはできる限り継続的に支援していきたいと思っています」FC東京とのクラブスポンサー契約を開始したのはJ2降格となった2011シーズンだった。「昔から『銀行は晴れている時に傘を貸して、雨が降っている時に傘を貸さない』と皮肉を言われますが、お困りの企業や苦しんでいる企業に対してどれだけ力になれるかが我々の存在意義です。我々は地方銀行なので、そこで存在意義を出さないといけません。地元のお客さまに『困った時こそファーストコールをください』という姿勢で業務に当たっています。スポーツ支援においても、通常の業務と同じです。だからこそFC東京さんとは長くいい関係を築けているのだと考えています」当たり前の話だが、スポーツでは勝ち負けが付いて回る。いい時ばかりが続かない不安定さもあるが、負けた時にこそ学びがあると語る。「もちろん勝った方がいいですが、スポーツは勝ち負けだけではありません。負けた時こそ学びが多いものです。負けた時に次の勝利のための課題が見つかります。商売も同じで、なかなか上手くいかないことがありますが、それをいかに支援するかが大事なのではないかと思います。きらぼしグループにはさまざまなネットワークがありますので、我々がハブとなり、企業と企業をつなげることで課題を解決できればと思っております」「地域金融機関は地域を未来へつないでいく活動をしていかないといけません」クボタスピアーズ船橋・東京ベイ公式戦「きらぼし銀行スペシャルマッチマッチ」のMVP表彰トップカテゴリーのチームの支援だけではなく、草の根の活動も大事だと言う。「これからを担う子どもたちが元気になれば地域も元気になりますし、世の中も元気になります。我々がベンチャー企業を支援していることにも通じるところがあると思います。これからを担う人や企業を支援し、地域の未来を守ることが地域金融機関として一番大事です。地域金融機関は地域を未来へつないでいく活動をしていかないといけません」8月21日・府中市で行った車いすラグビーの体験イベントで感じた手応えを大和田氏は口にした。「当初は子どもたちの参加を想定していましたが、高齢の方や主婦の方など男女問わず幅広い層の方に喜んでいただけました。スポーツには人をつなぐ力、人を笑顔にさせる力があります。イベントをやることを目的にするのではなく、イベントを通じて地域の皆さんが笑顔になることを目指していきたいです」クボタスピアーズ船橋・東京ベイとの連携においても、地域への貢献をポイントに挙げた。「クボタスピアーズは江戸川区とSDGs推進に係る連携と協力に関する協定を結び、密接に連携活動をしておられますので、私たちも一緒に地域を盛り上げたいと考えています」APOLLO PROJECTではアスリートに対する教育、キャリア支援事業にも協力するとともに、棒高跳び選手の澤慎吾とスピードスケート選手の岩佐暖のふたりを行員として採用している。「一生安泰のアスリートはごくごく一部です。我々はアスリートのキャリアについてお手伝いしたいと思っています。その一つとして、ぴあさんのスポーツビジネスプログラムにも協力させいただいています」スポーツビジネスにおける即戦力人材の育成を目指すビジネススクール・ぴあスポーツビジネスプログラムについて「まだスタートして間もないですが、続けていくことが大事だと思います。実績を積み上げていくことでスポーツ界も活性化していくのではないでしょうか」引退後のキャリアを求めるアスリートと中小企業のマッチングなど、大和田氏の夢は広がる。「アスリートは礼儀がしっかりしていて、ルール・規律を守ることができます。そして何より努力ができる。そのような人材を求める取引先の声は多くありますので、応えていきたいと思います」9月18日(日)にはFC東京公式戦での冠試合が控える。国立競技場での2022明治安田生命J1リーグ 第30節 vs 京都サンガF.C.(19:00キックオフ)が『きらぼし銀行 Day』として開催されるのだ。「9月18日(日)は大いに盛り上げたいと思います。国立競技場はきらぼし銀行の本店からも近いですし、多くのお客さまにご来場いただける場所だと思うので我々も楽しみにしています。せっかくの機会ですので、きらぼし銀行だけではなく、1月に開業したデジタルバンクのUI銀行やデジタルマネーの決済サービス「ララPay」、「ララPay」を備えたアプリの「ララQ」など、きらぼしグループのことを知ってもらいたいと思っています」2022明治安田生命J1リーグ 第30節 vs 京都サンガF.C.は9月18日(日)19時・国立競技場にてキックオフ。当日は来場者先着2万名にオリジナルコラボ手ぬぐいをプレゼント。『FIREWORKS NIGHT』も行われ、スタジアム屋根上から約1500発の特殊効果花火の打ち上げを行うと同時に、計28台のムービングライトやレーザーによる照明の演出を実施。また特別ゲストとしてLittle Glee Monsterも登場、ミニライブを披露する。チケットはチケットFC東京(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年09月14日ゆうちょ銀行は1月、ゆうちょ銀行の外にある「ゆうちょATM」の利用料金を一部有料化した。ほかの銀行でも、手数料の新設や値上げが続いている。そんな銀行の有料化について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。■銀行のコロナ特需は長くは続かない1月17日から、ゆうちょ銀行は駅やショッピングモール、ファミリーマートなど、ゆうちょ銀行の外にある「ゆうちょATM」の利用料金を一部有料化しました。平日8時45分〜18時と土曜日9時〜14時は無料ですが、それ以外の夜間・休日には利用料金が1回110円かかります。ただし、郵便局やゆうちょ銀行内にあるゆうちょATMは今までどおり、いつでも無料で利用できます。また17日からゆうちょATMでは硬貨の入出金に「硬貨預払料金」が必要です。硬貨の入金は1回100枚まで、1〜25枚だと110円、26〜50枚は220円、51〜100枚が330円。出金は硬貨が1枚でも含まれると110円かかります。さらに、ゆうちょ銀行の窓口でも硬貨の取り扱いに「硬貨取扱料金」がかかります。硬貨は金額に関係なく50枚までは取扱料金が無料ですが、51〜100枚は550円、101〜500枚は825円、501〜1,000枚だと1,100円で、以降500枚ごとに550円加算されます。注意したいのは、窓口に硬貨を持ち込み、枚数算定の後で「料金が高いから預け入れをやめる」と言っても料金がかること。貯金箱いっぱいの硬貨だと、硬貨取扱料金がかさみ、せっかくの貯金が目減りすることもあるでしょう。近年ほかの銀行でも、手数料の新設や値上げが続いています。三菱UFJ銀行は’22年4月以降に18〜69歳の方が新規口座を開設し、紙の通帳を発行する場合は「紙通帳利用手数料」が年550円かかります。これまで三井住友、みずほの両行には紙通帳に関する手数料がありましたが、これで3メガバンクそろって、新規口座の紙通帳が有料になりました。実は今、銀行は“コロナ特需”と呼ばれるほど業績が好調です。コロナ禍で不況に陥った中小企業向けに、国が利子などを補助する実質無利子・無担保の融資が増えているからです。とはいえ、コロナ特需は長く続かないでしょう。銀行はコロナ後、さまざまな取引に手数料をかける「手数料ビジネス」を収益の柱にしたいと考えています。今は無料が当たり前のサービスに、手数料がかかる日が来るかもしれません。銀行は超低金利のうえ手数料が増えると、私たち利用者の負担が大きくなりますが、残念ながらこの流れは変わりません。「ゆうちょATMはいつでもどこでも無料」といった古い間違った情報はさっさと捨て、情報をアップデートし、手数料がかからない方法を知っておくことが大切。手数料で預貯金を目減りさせるなど本末転倒です。それでも私たちが銀行にお金を預けるのは、銀行を信用しているからでしょう。昨年来頻発しているみずほ銀行のシステム障害は、こうした信用を失いかねない大問題です。銀行によって金利や手数料が異なる時代、私たちが銀行との付き合い方を考え直すきっかけにしたいと思います。
2022年01月28日最近、大手銀行を中心に、紙の通帳の発行手数料といった手数料の創設や引き上げが続いている。「大手銀行の普通預金金利は0.001%。100万円を1年預けても、利息はわずか10円ですから、ATMの時間外手数料110円を1回払えば残念ながら損。手数料の安いネット銀行に乗り換えましょう」そう話すのはファイナンシャル・プランナーの西山美紀さん。ネット銀行の一部を次にまとめたが、どう選べばよいのだろう。■おもなネット銀行の提携ATMリストと手数料【ソニー銀行】使えるATM:三菱UFJ/三井住友/ゆうちょ/イオン/コンビニ(※1)ATM利用手数料(※2):月4〜無制限まで無料他行への振込手数料(※2):月1〜11回無料特徴:積立定期預金の金利が高い/1年もので運用0.13%(※3)【住信SBIネット銀行】使えるATM:ゆうちょ/イオン/コンビニ(※1)などATM利用手数料(※2):月2〜20回まで無料他行への振込手数料(※2):月1〜20回無料特徴:定期預金の金利が高い/1年定期0.1%(※3)【PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)】使えるATM:三井住友/ゆうちょ/イオン/コンビニ(※1)ATM利用手数料(※2):3万円以上の出金は無料など他行への振込手数料(※2):本人名義の三井住友へは無料特徴:日本初のネット銀行/セキュリティ面に定評【楽天銀行】使えるATM:三菱UFJ/みずほ/ゆうちょ/イオン/コンビニ(※1) などATM利用手数料(※2):月最大7回無料他行への振込手数料(※2):月0〜3回無料特徴:楽天ポイントが貯まる仕組みアリ【イオン銀行】使えるATM:三菱UFJ/みずほ/ゆうちょ/イオン/ローソンなどATM利用手数料(※2):自行ATMならいつでも無料、平日日中無料の提携ATMも他行への振込手数料(※2):月0〜5回無料特徴:利用状況により、普通預金金利が最大0.1%※1:コンビニATMは、セブン銀行、ローソン銀行、イーネットを指す。※2:手数料は、口座残高などの利用状況により異なる。※3:冬のボーナスシーズン限定金利。「まず、無料でお金を引き出せるATMが、家の近所など使いやすい場所にある銀行を選びましょう」(西山さん・以下同)たとえば近所のコンビニATMが使える銀行で、利用手数料の無料回数が多いところを選ぶと安心だ。ただ無料回数は、口座残高など利用状況によるのでご注意を。「楽天市場をよく使う方は楽天銀行、イオンでの買い物が多い方はイオン銀行など、使い方によって選ぶのもいいと思います。それに、金利も銀行選びの大切な指標です」大手銀行の金利は横並びがほとんどだが、ネット銀行はボーナスシーズンの特別金利などで高利率を競う銀行も多い。「とはいえ、給与の振込口座を変えるのはたいへんでしょう。私は、ネット銀行を貯蓄用口座にするのがよいと思っています」お勧めは赤・青・黄の3口座を作り、自動振替サービスを使うこと。青は給与振込口座として使うが、給料が出たら赤の口座にお金を移す“先取り貯蓄”を。黄は予備用口座として10万〜30万円ほどを入れておく。「赤は貯蓄が目的で、黄もふだんは使わない口座なので、高利率のネット銀行が最適です」ネット銀行には、たとえば給料日の翌日など毎月決まった日に、一定額を、他行の自分の口座からネット銀行に自動で預け替えてくれる「定額自動入金サービス」が無料の銀行もある。これを利用すれば、毎月自動で高利率のネット銀行にお金が貯まっていく。「毎日節約しなくても、自動で貯まる暮らしに乗り換えましょう」
2022年01月26日日本は治安のいい国だとよくいわれています。落とした財布が戻ってきたり、電車の中で警戒心なく居眠りをしたりなど、「平和だな」と思うような出来事や光景を目の当たりにすることもあるでしょう。しかし、だからといって気の抜きすぎは禁物です。川尻こだま(@kakeakami)さんが描いた漫画に、多くの人がヒヤッとさせられました。川尻さんが、銀行の前で見かけた衝撃の光景とは…。『平和な町』平和な町 pic.twitter.com/Pm3T5G0kfn — 川尻こだま☀︎まんがまとめたよ (@kakeakami) May 13, 2021 おじいちゃん、お金を今すぐしまって…!銀行でお金を下ろした後、その場で確認をしていたと思われる、おじいさん。人目の付く場所でお札を数えるなんて、不用心としかいいようがありません…。周囲によからぬことを考える人がいたらと思うと、ゾッとしてしまいますね。投稿には「同様の光景を見た」といった声が相次ぎました。・危険すぎる…!万が一、風が吹いてお札が飛んでいったらどうするんだろうか。・同じような場面を見たことがあります。周りにいたのが善人でよかった。・割とよくある光景。ヒヤヒヤするよね…。犯罪というのは、いつどんなタイミングで巻き込まれるかは誰にも分かりません。もちろん悪いのは犯罪者ですが、危ない目に合わないよう、気を引き締める意識を持っておくことが大切でしょう。おじいさんの平和な日々が続くことを願うばかりですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月14日ATMの削減、通帳の有料化、そして最後のとりでだった“信頼”すら失われつつあるメガバンク。いまこそ、ネット銀行への乗り換えを検討すべき時期だーー。「みずほ銀行は3月12日、外貨建て送金でおよそ300件の遅れが生じた事案を報告しました。2月28日に全国の約8割にあたるATMが動かなくなるなど、わずか約2週間で4度ものシステム障害を起こしました」そう語るのは、ネット銀行のサービスに詳しい金融サービスアナリストの大和田智美さん。「安心だから」「トラブルが少なそうだから」。そんな理由でメガバンクをメインバンクに選んできた人も多かったが、みずほ銀行の事例で、それが“神話”にすぎなかったことが明らかになった。「いまメガバンクでは通帳の有料化やATMや支店の削減が進んでいます。メガバンクを使い続けると、不便どころか、損する時代になりつつあるのです」(大和田さん・以下同)そこで、検討すべきなのが「ネット銀行」に口座を作ることだという。「ネット銀行とは、銀行の店舗を持たず、ウェブ上やスマホで銀行取引ができる銀行のこと。メガバンクが運営しているネットバンキングとは別物です。店舗がないという不自由はありますが、そのぶん運営コスト(設備費、人件費など)が安く抑えられており、ほかのサービスが充実していることが多いのです。他行のATM利用が条件付きで無料になったり、振込手数料が安かったり、無料になるような場合もあるんです」どのネット銀行がおすすめなのだろうか。ライフスタイル別におすすめのネット銀行を教えてもらった。まず、生活の地域からみてみよう。都心に住んでいる人はコンビニを利用する機会が多いだろう。「セブン銀行とローソン銀行は、7〜19時の間、それぞれのコンビニ店内にある専用ATMで引き出し手数料がかかりません。ただし、セブン銀行のキャッシュカードはゆうちょをはじめ、一部メガバンクのATMでも利用可能なのに対し、ローソン銀行のカードはローソン銀行でしか使えません」郊外に住んでいる場合、大型スーパーの利用機会が多いだろう。国内最大のシェアを誇るイオンの店舗を利用している場合、イオン銀行がおすすめだ。「イオン銀行のATMでの引き出し手数料は24時間無料。ATMはイオンの店舗のほか、系列のミニストップにも設置されています。さらに、三菱UFJ銀行とみずほ銀行のATMなら平日の日中、ゆうちょ銀行なら土曜日の一部の時間も含めて、引き出し手数料が無料になります」セブン銀行もイオン銀行も、口座とひもづいた各種カードを作ることで、買い物時のポイント還元率がよくなるという利点もある。■メガバンクよりも住宅ローン金利が低いコロナ禍でネットショッピングの利用が広がった。「楽天銀行は楽天市場で利用すると、ポイントがアップします。また楽天証券など、楽天が提供するサービスの決済に楽天銀行の口座を使うと、預金の金利が上がったり、楽天ポイントがもらえたりと、恩恵がある。もうひとつは、4月5日からPayPay銀行に社名変更される現・ジャパンネット銀行。こちらは、ヤフーオークションの利用口座にすると、決済手続きが簡略化されるほか、Tポイントを同行の預金に交換できます」ネット銀行によっては、住宅ローンを扱っている。「金利はメガバンクよりも低く抑えられていることが多いですね」そんななかおすすめが、もともと金利が低いうえに、系列会社のユーザーであればさらに金利を低くできるauじぶん銀行だという。借り換えにも対応しているので、すでに住宅ローンを組んでいる人は現在の金利と比較してみよう。さまざまな場所でATMを使いたい人や振り込みをする機会が多い人におすすめなのが、ソニー銀行と住信SBIネット銀行だ。「大手コンビニ3社などのATMで、ソニー銀行は月4回まで、住信SBIネット銀行は月2回まで現金引き出しが無料。両行とも月1回、他行宛ての振込手数料が無料になります」住信SBIネット銀行は4月1日からサービス内容が変更になる。「本人確認をスマホで認証する『スマート認証NEO』登録するだけで、月5回までATM利用料と他行宛ての振込手数料が無料となります。セキュリティも向上するので、メリットは多いでしょう」新年度に向けて、あなたの利用の仕方に合ったネット銀行の口座を開設してみては?「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月25日アメリカ・カリフォルニア州にある動物保護団体『ペニンシュラ・ヒューメイン・ソサエティ&SPCA』に1本の電話がかかってきました。「銀行に不審者が侵入しています!」銀行強盗の通報なら普通は警察のはず。しかし『ペニンシュラ・ヒューメイン・ソサエティ&SPCA』のスタッフは詳細を聞いて、「それならここに連絡して正解だ」と納得します。なぜなら…銀行に侵入していたのは野生のアライグマだったからです!Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020この時、銀行はまだ開いておらず、中には誰もいませんでした。銀行の外にあるATMを利用していた男性が、ガラス越しに中にいる2匹のアライグマを発見。男性は初め、机の上にぬいぐるみが置いてあると思ったそうですが、動いていたためびっくりします!よく見ると、本物のアライグマだったということです。Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020男性から連絡を受けた『ペニンシュラ・ヒューメイン・ソサエティ&SPCA』のスタッフが現場に駆け付け、銀行の責任者とともに中に入り、アライグマたちとの追いかけっこがスタート。約10分間追いかけた後で、ようやく2匹を安全に銀行の外に逃がすことができました。アライグマはなかなか銀行から出ようとしなかったのだとか。でも2匹ともケガをすることなく、無事に逃げていったということです。Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020Posted by Mike Nicco on Tuesday, October 20, 2020海外メディア『ABC7 News』の気象予報士、マイク・ニコさんがアライグマの写真をFacebookに投稿すると見た人たちが大笑い。コメントも多く寄せられています。・覆面をしたラスカルだ!・かわいい強盗!・口座を開きたかったんじゃない?・一体どうやって中に入ったんだ?気になるアライグマの侵入方法ですが、銀行の外にある木に土がついた足跡が残っていたそうです。おそらく2匹は木に登り、建物の天井に飛び移って空調用の配管から建物内に侵入。天井裏を歩いていたところ、天井のタイルが抜けて下に落ちたと思われています。『生まれながらの覆面顔』と、まるで映画に出てくる銀行強盗さながらの華麗な侵入方法で、多くの人たちの笑いをさらった2匹のアライグマ。何も盗らずに逃走した彼らにとっては収穫なしでしたが、暗いニュースが多い世の中にちょっぴり楽しい話題を届けてくれました。[文・構成/grape編集部]
2020年10月30日海外銀行口座といってもなじみのない方がほとんどではないでしょうか。富裕層の人々が資産を預ける「お金持ちが持つ口座」というイメージや、漫画「ゴルゴ13」に登場する「スイス銀行」のような怪しいイメージを持たれている人もいるかもしれません。スイスの銀行は機密性・匿名性が高いことは事実ですが、犯罪に関わるようなお金を扱うことはありません(「スイス銀行」という銀行は実在しません)。そもそも海外銀行口座とはどのような口座なのか、口座を開設するメリットはあるのか。口座の作り方や注意点とあわせて解説します。海外銀行口座とは海外銀行口座とは、海外に本店を置く銀行の口座の総称です。一般的に「普通預金口座(Saving Account)」、または「当座預金口座(Checking Account)」が多く利用されています。当座預金口座は利息がつかず、日本では主に「普通預金口座」が利用されていますが、小切手による支払いが多い欧米などでは、「当座預金口座」が生活口座として広く利用されています。単独名義口座と共同名義口座日本では、銀行口座といえば個人ごとに単独の名義で作るものですが、夫婦や親子などがひとつの口座を共同で利用する慣習のある欧米などでは、「共同名義」の口座を作ることができます。海外銀行口座を開設する目的・メリット海外銀行口座を開設する目的には、海外移住や海外赴任、留学などで実際に海外に住むための「生活用口座」としての利用や、日本に住みながら海外へ資産を分散したり、現地で投資したりするための「投資用口座」としての利用などがあります。実際に海外で生活するのであれば、海外銀行口座は必須といえます。また、日本に住んでいる人であっても、海外銀行口座を持つことで次のようなメリットが期待できます。メリット1:高金利で預金(貯金)・外貨への資産分散ができる海外銀行口座では日本の銀行よりも預金金利が高く設定されているケースが多く、より有利な条件で外貨預金を行える可能性があります。資産の一部を外貨で保有することで、リスク分散効果も期待できます。ただし、インフレ率の高い新興国などの現地通貨建て外貨預金の場合、物価の上昇によって通貨自体の価値が目減りし、日本円に換算した場合に損失が出るリスクもあります。金利の高さだけで判断しないことが大切です。メリット2:日本の金融機関では投資できない商品に投資できる日本の金融機関でも主要国の外国株式や債券、ETFへ投資することはできますが、海外の銀行や証券会社でなければ投資できない商品も多くあります。海外銀行口座を開設すれば、このような商品に投資できるメリットがあります。アメリカなど日本と同様に銀行と証券会社が独立している国の場合、現地で投資を行うには証券会社の証券口座を利用しますが、資金の移動のために現地の銀行口座をあわせて開設するのが一般的です。香港やシンガポールなど、いわゆる「タックスヘイブン」と呼ばれる国(地域)では、居住者が株式に投資して得た利益(値上がり益や配当益)は非課税であり、税金面のメリットもあります。メリット3:海外送金や現地での資金のやり取りがスムーズに行える海外送金や現地の投資用不動産の家賃を受け取る場合など、海外銀行口座があれば資金のやり取りがスムーズに行えるメリットがあります。非居住者の外国人が海外銀行口座を開設するのは難しい海外銀行口座を開設したいと思っても、現地に住んでいない外国人では、投資や資産分散を目的で口座開設ができない国も多いのが実情です。これはマネーロンダリング対策が強化された影響によるものです。主な国の状況は次のようになっています(2020年8月現在)。※開設が可能な国や地域でも、銀行によって取り扱いは異なる場合もあります。口座開設を希望する銀行に確認してください。マネーロンダリング:送金などを繰り返すことによって、犯罪によって得られた資金の出所をわからなくする行為。海外銀行口座の作り方海外銀行口座を作るには現地で手続きをするのが原則ですが、ネットで手続きができる銀行もあります。[adsense_middle]アメリカの銀行に口座を作る方法アメリカの銀行に口座を作るには、原則としてアメリカの社会保障番号(SSN)が必要です。社会保障番号はアメリカ国民や長期滞在者に付与されるものであり、日本に住む日本人(非居住者)は原則として銀行口座を作ることができません。ただし、三菱UFJ銀行傘下の「ユニオンバンク」であれば、非居住者でも口座を開設できます。また、アメリカでもハワイ州の銀行であれば、現地で手続きをすることで非居住者でも口座を開設できます。居住者が現地で口座を作る方法アメリカに住んでいる人であれば、銀行の窓口またはインターネットで口座を作れます。口座開設には本人確認書類、社会保障番号(SSN)、アメリカ国内の住所を証明する書類、(銀行により)初回入金用の現金が必要です。本人確認書類としてはパスポート、住所を証明する書類としては公共料金の請求書を使うのが一般的です。口座開設申込書に記入(入力)と必要書類の提出(アップロード)を行い、不備がなければ口座が開設されます。非居住者がアメリカの銀行口座を作るなら「ユニオンバンク」がおすすめ日本に住んでいる日本人(非居住者)がアメリカの銀行口座を作りたいのであれば、三菱UFJ銀行傘下の「ユニオンバンク」がおすすめです。ユニオン銀行であれば、三菱UFJ銀行が口座開設の取り次ぎを行っており、日本にいながら日本語で手続きが可能です。トラブルが起きたり口座を解約したりする場合にも、サポートが充実しているため安心です。香港の銀行に口座を作る方法香港では、居住者に発行されるIDカードがあれば比較的簡単に銀行口座を作れます。居住者ではない場合でも、直接現地の銀行で手続きすれば口座を作ることは可能です。いずれの場合も現地で手続きが必要であり、中国語または英語でコミュニケーションできる最低限の語学力は必要です。口座開設は、本人確認書類(パスポート)と住所確認書類、(必要に応じて)収入や資産を証明する書類などを持って銀行に出向き、対面で申込書類を記入して行います。香港のメジャーな銀行としては「HSBC銀行」や「ハンセンバンク(Hang Seng Bank)」などがあります。シンガポールの銀行に口座を作る方法日本人がシンガポールの銀行に口座を作るには、原則就労ビザ(EP・Sパス)や家族ビザ(DP)、学生ビザによって、シンガポールに居住(滞在)していることを証明しなければなりません。シンガポールにある外資系銀行の支店であれば、非居住者も口座を作れる可能性はありますが、現地在住者の紹介が必要であったり、最低預入額が高額であったりとハードルは高くなっています。シンガポール居住者の口座開設は、本人確認書類(パスポート)と居住(滞在)を証明する書類、住所確認書類、(銀行により)初回入金用の現金を持って銀行に出向き、申込書類を記入して行います。最大手の「DBS銀行」であれば、インターネットでの口座開設にも対応しています。イギリスの銀行に口座を作る方法イギリスでは、非居住者も銀行口座を作ることができます。ただし、非居住者が作れるのは国際口座(インターナショナルアカウント)に限られます。居住者の口座開設は、まず口座を作る銀行のホームページから申し込みに必要な情報を登録し、来店の予約をして銀行に出向き、本人確認書類(パスポート)と住所確認書類を提出して行うのが一般的です。国際口座であれば、日本にいながらインターネットで口座を作ることができます。ただし国際口座は、一般的な口座に比べて最低預入額や口座維持手数料が高額になることが多く、注意が必要です。海外銀行口座を利用する際の注意点海外銀行口座を利用する場合には、次のような点に注意する必要があります。口座維持手数料がかかる日本では口座を持っているだけで手数料を取られることは基本的にありませんが、海外銀行口座では毎月数百円〜数千円程度の「口座維持手数料」がかかるケースも少なくありません。一定以上の預入残高や取引があれば手数料が無料になる場合もありますが、利用する銀行の口座維持手数料はよく確認しておく必要があります。日本に住んでいれば日本の税制が適用される香港やシンガポールをはじめ、投資により得た収益が非課税となったり、日本よりも税率が低い国もあります。このような国に節税目的で口座を開設しようとしているなら要注意です。なぜなら、日本に住んでいると海外で得た収入に対しても日本の税制で課税され、日本で納税する義務があるためです。海外銀行口座を開設して投資をしても、税制面でのメリットは受けられません。トラブル時や口座解約時の対応海外銀行口座の手続きは、基本的に現地語または英語で行う必要があります。トラブルや口座を解約したい場合など、イレギュラーな対応が必要となった場合に自身で対応できるか、サポート体制はしっかりしているか、口座を開設する前によく考えておかなければなりません。代理業者に頼んで口座を開設したものの、口座を解約しようと業者に連絡をしてもつながらない、手続きのために現地に行かなければならなくなったなどのトラブルも起きています。海外銀行口座を開設するメリットに関するまとめ海外銀行口座は、現地で生活するため、あるいは現地で得た収入を受け取るために必要となるほか、高金利の預金や日本の金融機関では投資できない商品にも投資できるといったメリットがあります。その一方で、口座の維持管理にかかる手間やコスト、トラブル時の対応など、リスクやデメリットも少なくありません。リスクやデメリットに見合うメリット、海外銀行口座でなければならない理由はあるのか。海外銀行口座を開設するかは慎重に判断すべきであり、安易に開設するのは控えるべきといえるでしょう。
2020年09月26日金融機関にもいろいろありますが、その中でもよく見かけるのが信用金庫と銀行ではないでしょうか。信用金庫も銀行も預金したり融資を受けたりすることが可能ですが、具体的にどのような違いがあるかご存知でしょうか。本記事では、信用金庫と銀行の違いやそれぞれの特徴、メリット・デメリットなどをわかりやすく解説していきます。信用金庫と銀行の違いとそれぞれの役割・特徴信用金庫と銀行はどのような点で異なり、それぞれどのような役割・特徴があるのでしょうか。信金と地方銀行・都市銀行の違い地域の繁栄目的か、利益優先か金融機関には信用金庫や地方銀行、都市銀行などいくつかの種類があります。この内、信用金庫はどちらかというと地方銀行に近い特徴や役割を持っているといえます。とはいえ、信用金庫と地方銀行を比べてみても、その役割は異なります。具体的には、銀行は株式会社という形態を取るため株主の利益を優先する必要があります。一方、信用金庫は地域に住む人が会員となり、互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的としています。一般的に銀行は利益を優先するため、より利益を大きくしやすい大企業を取引先としたがりますが、信用金庫は地域の繁栄を目的とするため、個人や中小企業でも積極的に話を聞いてもらうことができます。また、銀行は取引先に制限はありませんが、信用金庫においては、特に融資先は原則として地域の会員を対象とする必要があるという違いがあります。信用金庫が必要な理由日本の経済を支える役割を担っている上記通り、銀行は株主の利益を優先する必要があるため、できるだけ大きな取引先と取引をして利益を生み出す必要があります。一方、信用金庫は非営利法人で、地域の発展に寄与するという役割を担っています。存在感の大きい大企業も、企業数で見てみると全体の1割程度にしか満たず、多くの国民の生活を守っているのは中小企業だということもできます。しかし、中小企業を取引先とするのは、大企業を取引先とするのと比べると利益が小さくなりやすく、また倒産のリスクも高くなりやすいでしょう。それでも、信用金庫は地域の発展のために、個人事業主や中小企業と積極的に取引しようとしてくれるのです。信用金庫と取引している中小企業はもちろん、大きな視点で見ると地域経済、引いては日本の経済を支える役割を担っているのが信用金庫だということもできるでしょう。信用金庫のメリット信用金庫を利用するメリットには以下のようなものがあります。個人や小規模事業でも相手をしてくれる銀行より長い目で見てくれやすい銀行よりよい金融商品を取り扱っていることがある個人や小規模事業でも相手をしてくれる先述のとおり、信用金庫は地域経済の発展に寄与するという目的があるため、個人事業主や中小企業であっても積極的に取引しようとしてくれます。もちろん、業績の悪い企業でもすぐに融資してくれるというわけではありませんが、銀行ではそもそも相手さえしてくれないような場合でも、融資や経営アドバイスをしてくれる可能性が高いといえます。銀行より長い目で見てくれやすい信用金庫も銀行も、取引先に融資する際は経営状況や資金計画、業績などを見て融資の可否を判断します。基本的には審査時点での経営状況が思わしくなければ、融資をしてくれる可能性は低いでしょう。一方、信用金庫の場合、仮に現在の業績が思わしくなくとも、経営者の人となりや会社の成長性などを見て判断してくれやすいというメリットがあります。銀行より条件のよい金融商品を取り扱っていることがある信用金庫の中には、銀行より利率のいい定期預金などを扱っているケースもあります。近くにある信用金庫でこうした商品を取り扱っている場合、利用を検討してみるとよいでしょう。信用金庫のデメリット一方、信用金庫のデメリットとしては以下のようなことがあります。営業エリア外では利用できないATMの数が少ないネットバンキングに対応していないケースがあるそれぞれ見ていきましょう。[adsense_middle]営業エリア外では利用できない信用金庫から融資を受けるには原則として会員である必要がありますが、信用金庫の会員になるには地区内に居住地や事業所を持っている必要があります。一方、銀行であれば同じ銀行内で支店ごとの区分があることはあるにしても、営業エリア外から利用できないということはありません。特に転勤の可能性のある仕事に就いている場合、転勤先で信用金庫を利用できないケースもある点に注意が必要です。ATMの数が少ない信用金庫はATMがその地区に集中しており、地区外にはほとんど置かれていないのが一般的です。また、大手の銀行の中にはコンビニのATMで手数料がかからないこともありますが、信用金庫の口座をコンビニATMで利用しようとすると手数料がかかることもデメリットだといえるでしょう。ネットバンキングに対応していないケースがある大手を中心に、銀行はネット上で残高照会や振込も可能なネットバンキングのシステムが充実してきていますが、信用金庫ではこうしたネット対応が不十分なことも少なくありません。普段から金融機関を利用するときはネットバンキングを利用しているという方は、信用金庫の窓口やATMに足を運ばないといけないことを手間に感じてしまうことも多いでしょう。信用金庫と銀行、利用するならどっち?信用金庫と銀行の違いや役割、メリット・デメリットなどをご紹介しましたが、実際のところ利用するならどっちがおすすめなのでしょうか。預金、融資に分けて解説していきます。預金まず、預貯金については信用金庫と銀行で金融サービスに大きな違いがあるわけではありません。両者で違いがあるのは、金利設定です。銀行の中でも大手になると、すでに顧客が多くいてブランド力が高いこともあるため、預金金利は低く設定されているのが一般的です。一方、信用金庫は大手銀行や地方銀行より規模などで見劣りすることが多いことから、金利を高く設定して預金を集める方針を取っているところも多いです。特に定期預金や定期積金の金利が高く設定されていることが多いため、まとまったお金を預ける先として信用金庫を検討してみるとよいでしょう。ネット銀行と信用金庫で比較してみようただし、銀行の中でもネット銀行は店舗を設置していないため経費が小さく、金利を高く設定しても経営が成り立つという理由で高い金利設定となっていることが多いです。金利で選ぶのであれば、信用金庫にするかネット銀行にするかを比較してみるのも一つの方法です。なお、先述のとおり、信用金庫はネットバンキングがなかったりコンビニのATMから入出金するのに手数料がかかったりなど、不便なことが多い点も含めて比較する必要があるでしょう。融資信用金庫の場合、融資先は原則として会員のみが対象で、会員は地区内に居住地や勤め先がある場合に限られてしまいます。その代わり、個人事業主や中小企業が相手でも積極的に融資を検討してくれる側面があるため、特に創業してまもない企業では信用金庫を利用するメリットが大きいといえるでしょう。信用金庫と銀行の違いに関するまとめ信用金庫と銀行の違いについて、それぞれの特徴や役割、メリット・デメリットなどを併せてご紹介しました。信用金庫と銀行の大きな違いは、銀行は株式会社で株主の利益を優先する必要があるのに対し、信用金庫が非営利法人で地域の発展に寄与することを目的にしている点にあります。特に創業間もない中小企業や、売上の小さな個人事業主の方などは、信用金庫を利用する価値は高いといえるでしょう。
2020年09月25日スマホ一つで銀行口座のお金を入出金できる便利なネットバンキングですが、安全性に問題はないのでしょうか?本記事では、ネットバンキングの安全性についてお伝えするとともに、利用する際のメリット・デメリット、注意点などを解説していきます。ネット銀行やネットバンキングの安全性ネットバンキングとはネットバンキングとは、口座開設した金融機関でシステムが導入されている場合、利用申し込みをすることによってオンライン上で残高照会や口座間の振込などが可能になるものです。ネット上でお金を動かすシステムのため、現金を預けたり引き出したりといったことはできませんが、金融機関の口座と紐づけたデビットカードやクレジットカードを持っていれば、金融機関の窓口やATMに行くことなく生活することもできます。しかし、スマートフォン一つで入出金できてしまう手軽さから、セキュリティ面で怖いと感じてしまう方も少なくないようです。ネット銀行とネットバンキングの違いネット銀行とネットバンキングは混同されやすいですが、実際には全く異なるものを指す言葉です。まず、ネット銀行は店舗を持たずネット上でのみサービスを提供する金融機関のことを指します。一方、ネットバンキングとは店舗を持つ従来の金融機関が提供するインターネット取引サービスの総称です。ネットバンキングに関する犯罪被害実際にインターネットバンキングを狙った犯行は多発しており、警察庁によると、2019年10月のインターネットバンキングに係る不正送金事犯の発生件数は397件、被害総額は5億1,900万円です。また、11月の発生件数は573件、被害総額は7億7,600万円だったそうです。ネットバンキングは便利なものですが、こうしたリスクもあることを理解しておくことが大切だといえるでしょう。ネットバンキングのセキュリティ対策上記のようなネットバンキングを狙った犯罪を防止するため、金融機関側もさまざまな方法で対策を講じています。ワンタイムパスワードワンタイムパスワードとは、取引の都度変わるパスワードのことで、これによって他者によるIDやパスワードの悪用を防ぐことができます。ワンタイムパスワードはメールで送られてくるものや、スマホアプリで生成されるものなどさまざまです。ソフトウェアキーボードハードウェアとしてのキーボードからの入力だと、暗証番号やパスワードを盗むスパイウェアに盗まれる危険性があります。その対策として、ソフトウェアキーボードは画面上にキーボードを表示してパスワードを入力させる方法です。自動ログアウトネットバンキングにログインしたまま一定期間操作がない場合に、自動的にログアウトする機能です。ログアウトしないまま離席してしまったようなケースで、他人に操作されることを防ぐことができます。ネットバンキングのメリットネットバンキングを利用するメリットには以下のようなものがあります。時間を節約できる手数料が安いATMが空いていない時間も利用できる小さなことでも確認できる手軽に定期預金を作れる過失がなければ不正引き出しは全額補償されるそれぞれ見ていきましょう。[adsense_middle]時間を節約できるネットバンキングは、インターネット回線につながったスマホやPCがあればどこにいても手続きできます。通常、金融機関の口座からお金を入出金したり、振込したりするには、金融機関の窓口やATMに行ったりする必要があります。これには、まず金融機関の窓口やATMに行くまでの時間がかかってしまいますし、行った先でも自分の番が来るまで並ぶ必要があったり、手続き自体に時間がかかったりします。ネットバンキングであればこうした心配はありません。手数料が安い一般的に、ネットバンキングの手数料は、金融機関の窓口やATMで手続きするのと比べて安く設定されています。これは、金融機関側にとっても人件費を割かなくていいというメリットがあるからです。そもそも、金融機関の窓口で手続きするのとATMで手続きするのとでは、ATMで手続きするほうが手数料が安いのが一般的です。さらにネットバンキングであれば、ATM以上に安い手数料で利用できます。例えば、みずほ銀行の振込手数料(みずほ銀行の同一支店内で3万円以上振込する場合)を見てみると、以下のようになっています。窓口:660円ATM(キャッシュカード):220円ネットバンキング:0円1回の利用は数百円程度ですが、これが月に何回も振込するような場合には、手数料だけでも結構な金額になってしまうでしょう。24時間いつでも利用できる金融機関の窓口の場合、通常は平日9時~15時の間で利用しないといけませんし、ATMであっても利用できない時間帯があることが多いです。一方、ネットバンキングはネットにつながりさえすれば、24時間いつでも利用できます。特に土日休みのサラリーマンの方の場合、平日は仕事でATMに寄りにくいという方も多いでしょうから、この点は大きなメリットになるのではないでしょうか。小さなことでも確認できる通常、口座に入金があるかどうかなどを確認するには、金融機関の窓口やATMに行って通帳を記帳する必要があります。しかし、ネットバンキングであれば、いつでも見たいときに口座の内容を確認することができます。これにより、例えば今日振込の入金があるなど、わざわざ口座を記帳するほどではないけれど内容を確認したいような小さなことでもすぐに確認できる点は、ネットバンキングのメリットの一つだといえるでしょう。手軽に定期預金を作れるネットバンキングのメリットの一つとして、気軽に定期預金を作れることも挙げられます。定期預金は一定期間お金を預けると約束することで、普通預金の金利より高い金利で利用できる口座のことです。ネットバンキングであればオンライン上で気軽に定期預金を作れるため、しばらく使わない予定のお金は定期預金に預けてしまうとよいでしょう。特に、メガバンクや地方銀行など一般的な金融機関の定期預金と比べて、ネット銀行(のネットバンキングで作れる定期預金)は高金利で設定されていることも少なくなく、こうした点からもおすすめです。一定期間預けることを約束するとはいえ、仮に必要となったときは解約も可能で、この場合のペナルティは定期預金の金利を受け取れないということだけです。過失がなければ不正引き出しは全額補償されるネットバンキングでは不正引き出しの犯罪が多発していることをお伝えしました。もちろん、不正に遭わないに越したことはありませんが、仮に不正引き出しに合ったとしても、利用者側に過失がなければ全額補償されるという発表がなされています。ただし、補償を受けるためには銀行へ速やかに通知したうえで内容を説明し、捜査当局に事情説明することが必要です(被害発生日の30日後までに銀行への通知が行われない場合には補償は行われません)。ネットバンキングのデメリットネットバンキングを利用する際のデメリットとしては以下のようなことがあるでしょう。IDやパスワードを忘れると自分でも利用できなくなるIDやパスワードの管理が難しいIDやパスワードの再設定が手間不正送金被害に遭うリスクがある以下でそれぞれ解説します。IDやパスワードを忘れると自分でも利用できなくなるまず、ネットバンキングを利用するにはIDやパスワードを入力する必要がありますが、このIDやパスワードを忘れると自分でも取引できなくなってしまいます。特に複数の金融機関でネットバンキングを利用するようなケースでは、どの金融機関でどのID、パスワードを利用していたかといったことをしっかり分けて管理する必要があります。IDやパスワードの管理が難しいネットバンキングのIDやパスワードを万が一他人に見られてしまったら、口座に預けたお金を出金されてしまうリスクがあるため、慎重に管理する必要があります。先ほど、利用者に過失がない場合の出金については全額補償されるとお伝えしましたが、分かりやすい場所にIDやパスワードを書いていたようなケースでは、利用者側に過失があると見られる可能性もあるでしょう。利用者側に過失があった場合は、どの程度補償を受けられるか個別に判断されることになります。IDやパスワードの再設定が手間IDやパスワードを忘れてしまったり、誤った内容を複数回入力してしまったりしたケースでは、IDやパスワードを再設定する必要があります。ネットバンキングのID、パスワードは慎重に取り扱わないといけないものですので、再設定の際にも金融機関のコールセンターに連絡して本人であることを確認したうえで手続きを進める必要があるなど、何かと手間がかかってしまいます。不正送金被害に遭うリスクがある何度かお伝えしているとおり、ネットバンキングでは不正送金被害に遭うリスクがあり、この点もデメリットだといえるでしょう。もちろん、ほとんどの方がこうした不正に遭わずに普通に利用しているでしょうし、仮に不正に遭ったとしても利用者に過失がなければ全額補償されますが、実際に不正送金があるという事例を見てしまうと不安に感じる方も少なくないはずです。ネットバンキングの注意点ネットバンキングは多くのメリットがありますし、多くの金融機関ではさまざまなセキュリティ対策もしているものですが、利用する際には不正送金されるリスクもあることを留意しておくことが大切です。ここでは、ネットバンキングを利用する際の注意点についてお伝えしていきたいと思います。[adsense_middle]IDやパスワードを盗み見られるリスクに注意ネットバンキングを利用する際にはIDやパスワードを入力する必要がありますが、例えばカフェやレストラン等でスマートフォンからネットバンキングを利用するようなケースでは、不用意に入力してIDやパスワードを盗み見られないように注意が必要です。もちろん、一般的にネットバンキングでは二段階認証が採用されており、IDやパスワードを盗み見られたからといって簡単にログインされるわけではありませんが、他人に知られたらまずいものであることに間違いはないでしょう。できるだけ公の場でネットバンキングのIDやパスワードを取り扱わないように注意するのに加え、仮に入力する際にも画面や手の動きを見られないようにするなどの工夫が大切です。金融機関の偽物のWebサイトに注意フィッシング詐欺とはネットバンキングの不正送金は、フィッシング詐欺による方法で行われるのが一般的です。フィッシング詐欺とは、電子メールやメッセージなどでURLなどを入力させることで、本物のように作られた偽物のサイトに誘導するといったものです。これにより、IDやパスワードといった情報を盗み取られてしまいます。フィッシング詐欺を予防するための対策法これを避けるためには、ネットバンキング利用時には金融機関から通知されたURLを直接入力したり、普段利用しているWebブラウザで正しいURLをブックマークしておき、毎回そのブックマークからアクセスするといったことを心掛けるとよいでしょう。また、ネットバンキングへのログイン画面ではSSLという暗号技術が利用されているのが一般的で、この場合、Webブラウザのアドレスバーが緑色の表示になっているほか、鍵マークが表示されるため、そうなっているかを確認することも有効です。少し専門的な知識にはなりますが、自分を守るためにもこうした習慣を持っていると安心してネットバンキングを利用できます。不特定多数の人が利用するパソコンは使わないネットバンキングを利用する際は、ネットカフェや会社、学校、ホテルなど、不特定多数の方が利用するパソコンは使わないように意識しておきましょう。ネットカフェやホテルのパソコン等では、次の利用者に利用情報が残らないよう設定されているのが普通ですが、パスワードを収集するウイルス等に感染しているリスクがあります。こうしたリスクを回避するためにも、ネットバンキングを利用する際はセキュリティ対策の取られた自分専用のPCやスマートフォンからと決めておくことをおすすめします。ウイルスによるWebブラウザ乗っ取りの不安もある自分専用のPCやスマートフォンであっても、インターネットバンキングを狙ったウイルスに感染してWebブラウザが乗っ取られ、結果としてネットバンキング用のIDやパスワードといった情報が抜き取られてしまうリスクもあります。最近の事例では、正規の金融機関のサイトを見ている際に、口座情報やパスワードの入力を求める画面がポップアップされ、その画面に情報を入力することで、IDやパスワードが盗まれるといったことも起こっています。サイト自体は正規の金融機関のサイトのため、先ほどお伝えしたような、URLを直接入力するといったことや、SSLの画面になっているかを見分けるといったことでは対策できません。これについては、市販のウイルス対策ソフトを導入したり、少しでも怪しいと思ったら金融機関に直接問い合わせたりといったことが求められるでしょう。ネットバンキングはやめたほうがいいのかに関するまとめネットバンキングについてメリット・デメリットや注意点をお伝えしました。ネットバンキングは便利でさまざまなメリットがありますが、一方で不正送金被害に遭う可能性があるなどリスクもあります。実際に被害に遭う方はごく少数であり、かつ仮に不正送金の被害に遭ったとしても、利用者側に過失がなければ全額補償されます。一方で、無用なトラブルに巻き込まれないためにも、どのような被害事例があり、どのように対策しておくとよいかといったことは知っておくとよいでしょう。
2020年09月22日銀行にお金を預けると利息を受け取ることができますが、最近の低金利では「利息はないものといってよい」と感じられている方も少なくないでしょう。一方、金融機関によっては高金利の定期預金を用意しているケースもあります。本記事では、金利の基本的な内容についてお伝えするとともに、特に高金利の定期預金を提供している銀行をランキング形式でご紹介していきたいと思います。低金利時代でも高い利息を受け取れる銀行はある?1990年代にバブルが弾けて以降、日本では長く低金利時代が続いています。金利の底と言われる状態が続く中で、2016年には金融緩和政策としてマイナス金利が導入されるなど、これまでの常識を超えてさらに低金利な時代となりました。この状況がさらに進展すると、利用者は銀行にお金を預けるのに、利息を受け取るのではなく、利息を支払わなければならない可能性もあるといいます。こうした状況の中、高い利息を受け取れる金融機関はあるのでしょうか?利率・利息・利子の違い金利について考えるにあたり、まずは利率や利息、利子など似た言葉の違いについて理解しておくとよいでしょう。それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。金利:預けたお金に利息が付く割合利息:預けたお金に対して支払われるお金のこと利率:利息の割合(基本的には金利と同じ内容)利子:お金を借りた人が貸した人に対して支払うお金のこと上記どおり、基本的に金利と利率は同じ意味で、利息はお金を預けたときに受け取れるもの、利子は融資を受けたときに銀行に支払うものと考えるとよいでしょう。せっかく貯金するなら高金利な銀行を選ぼう金融機関にお金を預けると、利息を受け取ることができます。これは、金融機関がお金を預かって、そのお金を何らかの方法で運用し、増やしているからです。銀行への預金者が銀行に対してお金を貸しており、その対価として利息を受け取っていると考えると分かりやすいのではないでしょうか。この利息の割合、つまり金利はお金を預ける金融機関によって異なります。利用者としては、同じお金を預けるのであればできるだけ高い金利をつけてくれる金融機関がよいと考えるのは当たり前のことでしょう。同じ金融機関でも普通預金より定期預金のほうが金利が高い例えば、みずほ銀行の普通預金金利は2020年8月時点で0.001%となっています。仮に100万円預けたとしても、20%の税金を際引いて8円しか受け取れない計算です。一方、同じみずほ銀行で普通預金ではなく、定期預金として預ける場合は金利が0.002%となり、2倍高い利息を受け取れる計算となります。上記と同じように100万円預けるケースでは、1年間で普通預金の2倍の16円を受け取れます。このように、同じ金融機関でも普通預金より定期預金のほうが金利が高く設定されているのが一般的です。これは、銀行側ができるだけ長くお金を預けてもらいやすい定期預金の金利を上げることで、定期預金の利用を促す効果を期待してのことです。金融機関ごとに金利が異なるまた、金利は金融機関によっても異なります。例えば、住信SBIネット銀行であれば、1年ものの定期預金は0.020%とみずほ銀行のおよそ10倍に設定されています。銀行にお金を預ける際には普通預金より定期預金を選ぶとともに、少しでも高い金利をつけてくれる金融機関を選ぶことが大切です。ネット銀行の金利が高い理由先程みずほ銀行と比較した住信SBIネット銀行は店舗を持たないネット銀行ですが、一般的にネット銀行は店舗のある金融機関と比べて金利が高く設定されています。これは、ネット銀行は店舗を持たないが故に事務所の賃料等支払う必要がなく、結果として高い金利を実現しやすくなっていると考えられます。できるだけ高い利息を受け取りたいと考えるのであれば、ネット銀行を中心に見てみると早いはずです。とはいえ、ネット銀行以外にも金利の低い金融機関もあります。以下で、ネット銀行・都市銀行を含めて定期預金の金利が高い銀行を徹底比較していきたいと思います。【2020年おすすめ】定期預金金利が高いネット・都市銀行ランキングここでは、ネット銀行や都市銀行を中心に、定期預金の金利が高い人気の銀行をランキング形式でご紹介します。(2020年8月時点)第1位:auじぶん銀行【預入期間3カ月/0.50%】第2位:SBJ銀行【預入期間2年/0.35%】第3位:オリックス銀行【預入期間5年/0.30%】第4位:ローソン銀行【預入期間3カ月/0.25%】第5位:GMOあおぞらネット銀行【預入期間6カ月以上2年未満/0.030%】[adsense_middle]第1位:auじぶん銀行【預入期間3カ月/0.50%】auじぶん銀行はKDDIと三菱UFJ銀行の共同出資によるネット銀行で、預入期間3カ月ではありますが、新規口座開設時に限り「3ヶ月もの円定期預金」が0.50%で利用できるようになっています。また、ほかの金融機関からauじぶん銀行に預金を移す場合、その振込金額について預入期間3カ月は0.30%に優遇されます。ただし、3カ月が過ぎると通常の金利適用となり、預入期間3カ月の場合は0.040%という金利設定となります。0.040%でも十分に高い金利ではありますが、預入期間については注意が必要です。auじぶん銀行で定期預金を利用した場合の1年間の利益(税引き前)例えば、100万円を1年間預ける場合、以下のように計算できます。100万円×0.50%×3カ月/12カ月=1,250円(税引き前)100万円×0.040%×9カ月/12カ月=300円(税引き前)合計:1,250円+300円=1,550円(税引き前)auじぶん銀行は1円単位から定期預金できるauじぶん銀行の定期預金は1円単位から預入できるため、ちょっとしたまとまったお金ができたときに小まめに貯めていきたいといった方にもおすすめです。また、auじぶん銀行に300万円以上の資金預けていると、ATM手数料が月に11回、他行宛て振込手数料が月に15回無料になるなど、預入資金によって受けられるサービスが変わります。第2位:SBJ銀行【預入期間2年/0.35%】SBJ銀行はShinhan Bank Japanの略で、韓国の大手銀行である新韓銀行を中核とする「新韓金融グループ」の日本現地法人です。韓国の金融機関のグループ会社ではありますが、韓国の銀行の日本支社という扱いではなく、日本の銀行であり、預金保険機構の対象になっています。SBJ銀行では2020年現在「サンキューキャンペーン」を実施しており、ネットバンキングからの申し込みに限り、預入期間2年、3年の定期預金を0.35%で利用できます(SBJ銀行で新規口座開設する場合)。適用金利こそauじぶん銀行より低いですが、SBJ銀行は預入期間2年、3年で高い金利設定となっているため、長期でお金を預けたいと考えている方におすすめだといえるでしょう。SBJ銀行で定期預金を利用した場合の1年間の利益(税引き前)例えば、預入期間2年で定期預金100万円を預ける場合、その内1年間の利息は以下のように計算できます。100万円×0.35%=3,500円(税引き前)ただし、指定した期間を経過する前に定期預金を解約した場合には、上記金利は適用されない点に注意が必要です。SBJ銀行は提携ATMが多く利用しやすい点も魅力なお、SBJ銀行はセブン銀行やイオン銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行など提携ATMが多い点でも魅力的です。近くのコンビニやゆうちょでも入出金できるため、基本的にはどこに住んでいても利用しやすい金融機関だといえるでしょう。さらに、セブン銀行とイオン銀行のATM手数料が無料、他行宛の振込手数料が月に7回まで無料等、定期預金以外にもお得なポイントが多数あります。第3位:オリックス銀行【預入期間5年/0.30%】オリックス銀行は大手総合リース企業オリックス傘下の銀行で、インターネット専用定期預金「eダイレクト預金」が魅力です。オリックス銀行は預入期間5年で0.30%のほか、1年もの0.12%、3年もの0.27%といずれも高い金利設定となっています。特筆すべきは、いずれも特別キャンペーン金利ではないということでしょう。キャンペーン適用金利の場合、当初の適用期間が経過した後は、低い金利設定になってしまいますが、オリックス銀行であればそうした心配もありません。auじぶん銀行やSBJ銀行より当初の適用金利が低くとも、長期的に見るとオリックス銀行のほうがお得になる可能性は高いでしょう。オリックス銀行で定期預金を利用した場合の1年間の利益(税引き前)例えば、預入期間5年の定期預金を100万円分預けた場合、その内1年間について利息を計算すると以下のようになります。100万円×0.30%=3,000円(税引き前)ちなみに、手間がかかりますし銀行からいい顔はされませんが、例えばauじぶん銀行のキャンペーン適用金利を利用した後、オリックス銀行に預金を移すといったことも可能です。第4位:ローソン銀行【預入期間3カ月/0.25%】ローソン銀行は大手コンビニエンスストアローソンで利用できる銀行で、通常の適用金利は0.030%ですが、キャンペーン実施期間中に限り、預入期間3カ月まで0.25%の適用金利で利用できます。ローソン銀行で定期預金を利用した場合の1年間の利益(税引き前)例えば、ローソン銀行でキャンペーン金利の適用を受けて、100万円を定期預金として1年間預けた場合、利息は以下のように計算できます。100万円×0.25%×3カ月/12カ月=625円(税引き前)100万円×0.030%×9カ月/12カ月=225円(税引き前)合計:625円+225円=850円(税引き前)ローソン銀行は300万円以上の預金で普通預金金利が0.15%なお、ローソン銀行は300万円以上を普通預金で預けると金利が0.15%となる制度も用意されています。普通預金ですからいつでも引き出し可能で、またキャンペーン金利のように期間が過ぎると金利が低くなるわけでもないため、300万円以上のまとまった資金の預け先を探している場合には、定期預金ではなくローソン銀行の普通預金を利用するのも一つの方法です。第5位:GMOあおぞらネット銀行【預入期間6カ月以上2年未満/0.030%】GMOあおぞらネット銀行はあおぞら銀行グループとGMOインターネットグループによるネット銀行で、6カ月以上1年未満と1年以上2年未満の定期預金金利が0.030%となっています。ここでご紹介したほかの銀行と比べると低い金利のようにも見えますが、一般的には十分高金利な設定といっていいでしょう。GMOあおぞらネット銀行で定期預金を利用した場合の1年間の利益(税引き前)仮に1年間、100万円分を定期預金として預ける場合の利息を計算してみると以下のようになります。100万円×0.030%=300円(税引き前)高金利で利用できる地方銀行や信用金庫も比較すべき地方銀行や信用金庫など地方を拠点とする金融機関の中にも、高い定期預金金利で利用できるものがあります。エリアによっては利用できないこともありますが、ここでご紹介する地方金融機関の近くにお住まいの方は利用を検討してみるとよいでしょう。[adsense_middle]最大1.00%で利用できる定期預金以下の信用組合や信用金庫では、最大1.00%で定期預金を預けることができます。富山県医師信用組合長崎県医師信用組合東京都職員信用組合三井住友銀行日興支店城南信用金庫例えば、100万円の資金を金利1%で1年間預けた場合、受け取れる利息を計算すると以下のようになります。100万円×1.00%=1万円(税引き前)1年間で1万円の利息を受け取れると考えると、利用価値は高いと感じる方も多いのではないでしょうか。ただし、医師信用組合は医師限定、東京都職員信用組合は新入東京都職員限定となっているほか、預入額1,000万円以上からなど条件が厳しいことがほとんどです。最大0.50%以上で利用できる定期預金次に、以下のような金融機関では、最大0.50%以上で定期預金を利用できるようになっています。朝銀西信用組合:最大0.80%東京スター銀行:最大0.80%ウリ信用組合:最大0.65%信用組合広島商銀:最大0.60%大同信用組合:最大0.60%例えば、100万円の資金を金利0.60%で1年間預けた場合、受け取れる利息を計算すると以下のようになります。100万円×0.60%=6,000円(税引き前)将来を含めて利用できないか条件を確認しておこう東京スター銀行は東京都の第二地方銀行ですが、この金利で利用できるのは相続専用資金、つまり相続で得た資金を定期預金として預ける場合のみとなっています。また、朝銀西信用組合では、満75歳以上に適用されるシニア定期預金で上記の金利の適用を受けることが可能です。いずれも、条件はありますが、医師信用組合のように特定の職域限定というわけではないため、条件を覚えておくことで将来利用できる可能性があるかもしれません。ここでご紹介したもの以外にも信用金庫や信用組合、地方銀行でも高い金利設定の定期預金は複数あります。これらは、基本的に対象の金融機関の営業エリア内に住んでいる方が対象となりますが、お近くの金融機関でもこうした高金利設定の定期預金を利用できる可能性があるため、確認してみるとよいでしょう。定期預金金利が高い銀行ランキングに関するまとめ定期預金の金利が高い金融機関について、都市銀行やネット銀行をランキング形式でお伝えするとともに、いくつかの地方金融機関についてもご紹介しました。日本では金利が非常に低い時代が続いていますが、こうした中でも資金を集めるために、高い金利設定を打ち出している金融機関はあります。店舗の場所や振込手数料・ATM手数料等、金利以外の利便性等、総合的に判断しながら、より利用しやすい金融機関を探してみるとよいでしょう。
2020年09月19日あなたは普段、ゆうちょ銀行を利用しているのでしょうか?いつもはあまり意識せずにゆうちょ銀行からお金を下ろしていて、ATM利用手数料が無料という恩恵を受けているのですが、ふと「このキャッシュカードを失くしたらどうしよう。口座を増やせないかな」と考えることもありますよね。そこでこの記事では、ゆうちょ銀行で開設できる口座の数や複数口座を持つ場合のポイントについて解説いたします。ゆうちょ銀行の口座はいくつまで開設できるのか?そもそも、ゆうちょ銀行で複数の口座を持つことはできるのでしょうか?大変残念なお知らせですが、ゆうちょ銀行では現在原則一人一口座しか持てないことになっています。ゆうちょ銀行とはもともと郵便局で、ほかの都市銀行やネット銀行とは成り立ちが違っており、双方間でお金のやり取りをすることは不可能ではありませんが少し面倒になっています。したがって、ゆうちょ銀行をメインで利用している人はこちらの口座のみを利用しがちになります。できればゆうちょ銀行の口座を複数持って紛失リスクに備えたい所ですが、原則一人一口座と言われてしまえばどうしようもないでしょうか?いいえ、「原則」一人一口座と申し上げました。ということは、例外もありそうです。ということで、ここではゆうちょ銀行で開設できる口座の数について述べていきます。個人名義では一人につき一口座そもそもこの一人一口座という根拠は、ゆうちょ銀行のホームページの記載にあります。そこには、「個人名義では一人当たり一口座しか開設できない」旨が書かれています。このようにはっきりと書かれていますので、一見すると全く取り付くしまがないように思われます。また、すでに口座を持っていて新たに口座開設を申込んできた場合には、開設を断る場合もあるとまで書かれています。とぼけて二重に申し込んでもダメだということでしょう。ただし、昔は口座を複数持つことも許されていたようです。当時複数口座を持っていた場合も一つにされてしまうのかというと、そこまではされないようです。ちなみに私がゆうちょ銀行で口座を作った際には、すでに複数の都市銀行やネット銀行で口座を持っていました。それでもなぜ追加で口座を作ったのかというと、地方の田舎にある生産工場に数週間泊りがけで作業をすることが決まったからです。そんなところでまともにお金を下ろせるATMは、当時ここしかありませんでした。田舎に住む人は、ゆうちょ銀行で一口座しか持てないと不便であることは想像できます。「氏名・生年月日が同一の総合口座を二口座まで利用できる」とはただし、一人一口座という記載のすき間を突くことはできます。まず「個人名義では」という部分ですが、これは裏を返すと別の名義であれば口座を別に持てることになります。具体的には、家族の名義で口座を作ることができます。「それは問題なのでは」と思われるかもしれません。しかし、例えば子供が生まれて、その子名義で口座を作って学費用の資金を貯金することは少しも問題ではありません。ゆうちょ銀行の口座作成には年齢制限がありませんので、こうしたことも可能になります。また、ゆうちょ銀行のホームページで、ゆうちょ通帳アプリのQ&Aのところに、アプリは「氏名・生年月日が同一の総合口座(通常貯金または通常貯蓄貯金)を、計二口座まで」利用できるとあります。先ほどの記載と矛盾するようでわかりにくいですが、実は通常貯金と通常貯蓄貯金をそれぞれ一口座、計2つ開設することは可能です。これは都市銀行でも普通預金と貯蓄預金の2つを持てる場合があるのと同じことです。二口座利用する場合の注意事項ただしこれは、自分の通常貯金口座を2つ作るわけではありませんので、注意しておかなければいけないポイントもあります。まず家族の口座を作成する際には、自分の本人確認だけではなく、その家族の本人確認も必要になります。本人確認書類を忘れないようにしましょう。また、通常貯金口座と通常貯蓄貯金口座は、全く同じように使えるわけではありません。それぞれの特性を事前に把握して使うようにしましょう。個人事業用の口座なら別に持てる!副業などをしている場合に、管理上どうしても個人事業用の口座を別に持っておきたい、という場合もあるでしょう。さきほども申し上げたように、生活用の口座をゆうちょ銀行に持ち、事業用の口座を都市銀行に持っていると、双方でお金を移動させるのが面倒です。実はゆうちょ銀行では、個人事業用の口座であれば別に持つことが可能です。これは朗報といえるでしょう。ただし、個人事業用の口座の住所には屋号を入れる必要があります。「~商店」「~事務所」といった文言になります。作れる口座の種類と複数作る理由このように、ゆうちょ銀行の口座は原則一人一口座でも2つ持てる場合があります。ただし多くの場合、複数口座は通常貯金と通常貯蓄貯金で持つ、というパターンが多いのではないでしょうか?ここでは通常貯蓄貯金の中身と、通常貯金と通常貯蓄貯金の使い分けについて見ていきましょう。[adsense_middle]通常貯金口座と通常貯蓄貯金口座なぜここで通常貯蓄貯金口座について紹介するかというと、あまりなじみがないと思われるからです。実際、私も通常貯蓄貯金口座については開設していません。ただし通常貯蓄貯金は通常貯金とは違いますので、使い方も少し違ってきます。そこで、通常貯蓄貯金口座にはどのような特徴があるのかについて説明していきます。両者の違い通常貯金口座と通常貯蓄貯金口座の違いを挙げるとすれば、下記のようになります。通常貯蓄貯金口座は主に貯蓄目的で使用給与振り込み・公共料金支払い・年金受取には使用できない10万円以上残高があれば、利子が有利な場合もある通常貯金口座は主に入出金に使うのに対し、通常貯蓄貯金口座は貯蓄に使います。当然、通常貯蓄貯金へのお金の出し入れの回数は比較的少ないです。その性格は、給与振り込み・公共料金支払い・年金受取に使えないことからも特徴づけられます。また、利子に関しては2020年現在両者は全く同じとなっています。通帳の扱いについて通常貯蓄貯金口座でも通常貯金口座と全く同様に別の通帳が発行されます。その通帳は、やはりATMでも使えて同じように引き出しができます。さらに、通帳だけではなくキャッシュカードも別に発行されます。もちろん、通常貯金口座のものと同様に使用できます。複数作る理由・使い分けのポイントとはそれでは、通常貯金口座に加えて通常貯蓄貯金口座を作る理由は何でしょうか?また、この2つをどのように運用していったらよいでしょうか?先ほど述べた両者の違いを考え合わせると、やはりメインでは通常貯金口座を使うのがよいでしょう。ここに給料の振込や生活費の引き出しなど、日々のやり取りを集中させます。そうして家計を運用し、余裕が出たら通常貯蓄貯金口座に移して貯金するというやり方をします。では、通常貯蓄貯金口座に貯金したお金は何に使うのかというと、こちらは余裕資金となりますので、まとめて大きな買い物のときに引き出すとか、投資資金に使うといった運用をしていきましょう。このようにすると、複数の口座をうまく使い分けることができます。ゆうちょ銀行の複数口座開設に関するまとめゆうちょ銀行では、個人名義では原則一口座しか持つことができません。ただし家族の口座を開設したり、通常貯蓄貯金口座を持ったりして、2つ以上の口座を手にすることも可能です。また、通常貯蓄貯金口座は通常貯金口座とは違う点もあり、そこを利用して2つを上手に使い分けることもできます。ゆうちょ銀行をメインに使っていて、紛失などに備えて口座を複数持ちたくても、なかなか難しいものです。しかし、それは決して不可能ではありません。工夫をすることで、2つの口座を上手に運用していきましょう。
2020年07月29日街中やネット上でよさそうな銀行の広告を目にすると、「今持っている銀行以外にも口座を作ってみようかな」と考えが浮かびますよね。新規口座開設でいろいろな特典がもらえるキャンペーンなどもあり、口座を増やしてみたくなるのも頷けます。でも実は、銀行口座を複数持つことを、単なるキャンペーンの特典狙いに終わらせるのはもったいないです。そのほかにも口座を複数持つメリットがありますし、それらを上手に運用していけばお金を増やすこともできます。この記事では、銀行口座を複数開設するメリットと使い分けによる活用法について解説いたします。銀行口座を複数開設する理由とメリットとはそれでは、一体どうして口座を複数持ったほうがよいのでしょうか?それは、銀行口座を複数持っていたほうが安心・安全で、お得にもなるからです!具体的には下記のような理由・メリットがあります。ペイオフ対策リスク分散使い方を分けて用途を明確化都市銀行とネット銀行それぞれのメリットを享受することが可能以下でそれぞれについて説明しながら、複数口座を開設したほうがよい理由と、口座を複数持つメリットについて述べていきます。ペイオフ対策ペイオフとは、ある銀行が破綻した場合、その銀行に預けているお金のうち「1,000万円とその利息」までは保護されて戻ってくる、という仕組みのことです。逆に言えば、それ以上の額を1つの銀行に預けていると、最悪の場合預金の一部は戻ってこない可能性がある、ということです。実は以前は政府により全額払い戻しが保証されていたのですが、2003年4月からはペイオフ解禁ということで、このような状態になっています。ですから、あまりにも多くの金額を1つの銀行に置いておくと、その銀行が経営破綻したときに1,000万円とその利息分までしか戻ってこない可能性があります。そのため、自分の預金をすべて1,000万円以下にしていくつかの銀行に預けておくと、そのような心配がなくなります。私の体験談ここで、恥ずかしながら私の経験をお話ししておきましょう。私は新入社員のときに会社の寮にやってきた銀行員に口座を作らされて以来、長年その口座1つしか持っていませんでした。仕事が忙しく、寮住まいで家賃も安かったのでお金を使う暇がなく預金が膨れ上がっていきました。あまりに預金額が多くなってしまったので「大丈夫ですか?」と銀行から連絡が来たほどです。そこで会社にある同じ銀行のサービスコーナーへ行き、貯蓄用口座を作って一部そちらへお金を移しました。その際、ノベルティでマグカップやスプーンをもらった記憶があります。それでも1,000万円を優に超える預金額がありました。そうこうしているうちに、2003年4月となりペイオフ解禁です。「これはまずい」と慌ててほかに銀行口座を作り、そちらにお金を移動させました。仕事で外出した帰りに、渋谷の支店で移動の手続きをしたんです。多額のお金を動かしたので、ものすごく手数料を取られてしまったことが今でも悔しいです。それはともかく、預金がそれほどないうちから別の銀行にもお金を預けるようにして1つの口座当たりの預金額を抑えるようにすると、ペイオフの対策になります。リスク分散銀行の破綻などという大きな事件がなくても、銀行のシステム障害などによってお金が下ろせないということはたまに起こります。また、キャッシュカードの紛失・盗難によってお金が引き出せないという可能性もあります。この際、あらかじめ複数の口座を持ちキャッシュカードも分散して保管していれば、慌てずに別の銀行からお金を下ろすことができます。ただし、ほかの銀行のキャッシュカードが見当たらなくなった、またはパスワードを忘れてしまったなどということがあると全く意味がありません。ほかの銀行のキャッシュカードやパスワードは一定の場所にキチンと分けて保管するようにしましょう。使い方を分けることにより用途を明確化自営業の人や副業をしている人は、収入・経費を管理するために個人用とビジネス用の口座を分けて持っておきたいものです。なぜなら確定申告などで帳簿を作成する際に、個人の支払いと事業の支払いが混ざっていると、帳簿を作成するのが面倒になるからです。最終的に事業が大きくなれば法人化して普通の口座以外に法人用口座を開設し、ビジネス用の口座からそちらにお金を移すのもよいでしょう。また、一般のサラリーマンであっても、「生活用」と「貯蓄用」に口座を分け、計画的に貯蓄をするという使い分けもできます。都市銀行とネット銀行それぞれのメリットを享受することが可能今ある銀行でよく使うものを大まかに分けると、都市銀行とネット銀行になるでしょう。それぞれに違う特色があり、どちらにも口座を持っておくと両者のメリットを余すところなく受け取ることができます。まず都市銀行ですが、こちらは給料の振込先に対応しており、たいていの口座引き落としも可能です。それに支店も街中に数多くあり、銀行のATMを利用するのに便利です。一方のネット銀行ですが、一般に利息が都市銀行よりも高めに設定されていることが多いです。また、同じネットグループのクレジットカードや証券会社と連携させると、利息がアップしたりポイントを多くもらえたりするなどの特典が得られる場合もあります。上手に貯金するためにおすすめな使い分けについて早速、新しく口座を開設したとします。ただし、ただ口座を複数持っているだけではあまりメリットを活かしているとは言い難いです。口座を上手に使い分けていけば、お金を貯めることができるようになります。そこで、ここではおすすめの使い分けとそれぞれの口座の利用方法について見ていくことにしましょう。[adsense_middle]メイン口座・サブ口座・積立用口座に分けるまず、口座は最低でも3つは開設するようにしましょう。そして、それぞれをメイン口座・サブ口座・積立用口座として設定します。自営業や副業を持つ人は、メイン口座を事業用と個人用に2つ持つのもよいでしょう。そしてそれぞれの口座に役割を持たせ、口座に入れるお金を混ぜてしまわないようにすることが重要です。以下で、それぞれの口座の活用法について説明いたします。メイン口座で家計を管理こちらは、給与や売上の振込先口座として指定し、公共料金などの引き落とし口座としても利用するようにしましょう。いわば、事業や生活の中心となる口座です。この口座の月々の残高の推移で、家計の余裕度を測ることができます。残高が多いときには投資に回し、少なくなると節約を考えるといった具合です。都市銀行で作るのがおすすめそして、この口座は都市銀行で作っておくことが望ましいです。なぜなら、ネット銀行ではまれに振込先や引き落とし元の口座に設定できない場合があるからです。大分昔の話ですが、私がウィークリーマンションを利用したときに、費用を払う口座にネット銀行を設定しようとするとできず、やむをえず都市銀行の口座にしたことがあります。都市銀行のメイン口座は本店の管轄にしておくまた、家を持って一生そこに住み続けるという状況になるまで、都市銀行のメイン口座は本店の管轄にしておいたほうがよいです。なぜなら、たまたま住んだ支店の管轄にしてしまうと、引っ越しをした場合、支店を移すときに通帳や引き落とし元も移す作業が必要になるためです。私は一度支店を移してクレジットカードの引き落としができなかったことがあります。そのため、その後何度か引っ越しをしましたが、いまでもメイン口座の支店は昔住んでいたところから変えていません。サブ口座でリスクに備えるこちらは、メイン口座が使えなくなったときに備えて開設しておくものです。これはネット銀行にしておいたほうがよいでしょう。ただしサブ口座は、あまり使わないとそのまま休眠口座になってお金が活かせない、ということになりがちです。そうならないために、ネット通販は同じグループのクレジットカードで買い、この口座から引き落とすようにしてポイントをもらい、お得に活用しましょう。積立用口座で資産を作るメイン口座に余裕資金ができた場合、こちらの口座に資金を移すようにします。この口座のお金は、積立NISAやiDeCo、または単発の株式やFXの購入に充て、資産運用をしていきます。このように、ここで貯金をしてわかりやすく資産を増やしていきます。こちらは利用するネット証券と同じグループのネット銀行を選ぶようにしましょう。連携させると銀行と証券会社の間の資金移動も簡単ですし、銀行利用で得たポイントを金融商品の購入に充てられるなどのメリットもあります。まとめ:銀行口座を複数持つことについて銀行の口座を2つ以上開設することについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?銀行口座を複数持っていると安心・安全で、お得なこともあります。また、複数の口座をメイン口座・サブ口座・積立用口座に分類して運用すると、資産を増やすことも容易になります。確かに銀行口座を複数持つと管理が面倒に思うかもしれません。でも、普段はメイン口座のキャッシュカードだけ持っておけばよく、残りはたまにケアすれば問題ありません。それよりも複数持ちのメリットを味わいましょう!
2020年07月12日住宅ローンにはさまざまな種類があって、どの住宅ローンを選べばいいか悩むという方は少なくないでしょう。本記事では、これから住宅ローンを利用する予定の方に向けて、住宅ローンの選び方のポイントや人気の金融機関をご紹介していきます。住宅ローンの選び方のポイントここでは、住宅ローンを選ぶ際のポイントとして以下の3つをご紹介したいと思います。金利タイプを決めよう金利を含めたトータルコストを算出しよう審査の通りやすさも確認しようそれぞれについて見ていきましょう。金利タイプを決めよう住宅ローンにはさまざまな種類がありますが、基本的な制度はどれも同じです。中でも重要なのが「変動金利」や「固定期間選択型金利」、「全期間固定金利」といった金利タイプです。これらの金利タイプにはそれぞれ特徴があり、すべての住宅ローンから選ぶとなると大変ですが、最初に金利タイプを決めてしまうと、ある程度絞った中で金融機関を選ぶことができます。それぞれの金利タイプの特徴については、後ほどご紹介していきます。金利を含めたトータルコストを算出しよう住宅ローンの基本的な制度はどの金融機関でも同じなのですから、住宅ローンを比較するときには、より低コストで利用できるかどうかをポイントにすることが重要です。ただし、コストを比較するにあたり、単に金利だけを比較するだけでは十分ではありません。住宅ローンは金利以外にも団体信用生命保険、保証料、事務手数料などさまざまな費用がかかるため、これらのコストを含めたトータルコストで比較検討することが大切です。審査の通りやすさも確認しようお得に利用でき、かつ自分に合った住宅ローンを見つけられたとしても、審査に通らなければ融資を受けることはできません。住宅ローン選びの3つ目のポイントとして、住宅ローン審査の通りやすさも確認しておくとよいでしょう。住宅ローンの3つの金利タイプとそれぞれのポイント住宅ローンには変動金利と固定期間選択型金利、全期間固定金利の3つがあります。変動金利とは金利が変動するリスクのある金利タイプで、金利の変動リスクがある分、3つの金利タイプで最も金利水準が低くなっているのがポイントです。一方、全期間固定金利は住宅ローンの融資を受けた段階で最後の返済日まで返済額が確定する金利タイプで、安心して返済していける代わりに、3つの金利タイプの中で最も金利水準が高くなっています。固定期間選択型金利は、10年間など選択した期間だけ固定金利で、期間経過後はもう一度固定金利を選択するか、変動金利に移行するかを選べる金利タイプです。変動金利と全期間固定金利をミックスさせたようなものだと考えるとよいでしょう。以下、金利タイプごとに向いている人の特徴を見ていきたいと思います。変動金利に向いている人はこんな人変動金利に向いている人の特徴としては以下のようなものが挙げられます。とにかくお得に利用したい方金利水準を定期的にチェックして、場合によっては借り換えも検討できる方いざというときは繰上げ返済できる方変動金利は3つの金利タイプの中で最も金利水準が低いため、とにかくお得に利用したいという方に向いています。ただし、常に金利が変動するリスクがあるため、融資を受けた後に金利が上昇してしまうと、総返済額が高くなってしまう可能性がある点に注意が必要です。金利水準を定期的にチェックできる方で、かつ金利が上がったとき、もしくは上がりそうと感じたときには、ほかの金利タイプに借り換えしたり、一括返済したりできる方にはよりおすすめな金利タイプです。全期間固定金利に向いている人はこんな人全期間固定金利が向いている人は以下のような方です。金利のチェックや借り換えが面倒な方最初から最後まで安心して返済していきたい方全期間固定金利は、住宅ローンの融資を受けた段階で最後の日の返済額まで確定するため、最初から最後まで安心してローンを返済していきたいという方におすすめです。定期的な金利チェックや、金利が変動したときの借り換えなどが面倒という方は、全期間固定金利に向いているといえるでしょう。ただし、3つの金利タイプの中で最も金利水準が高くなってしまうため、借入期間中に金利水準が変わらないか、下がった場合には総返済額が最も高くなってしまう点には注意が必要です。固定期間選択型金利に向いている人はこんな人固定期間選択型金利に向いている人は以下のような方です。将来的に収入の増加が見込める方将来的に出費の減少が見込める方固定期間終了後に金利が高くなる場合、繰上返済できる方固定期間選択型金利は10年間など、当初選択した期間だけ金利が固定されるもので、固定期間終了後は再度固定金利を選ぶか、変動金利に移行するかを選ぶ必要があります。3つの金利タイプの中では、変動金利よりは金利水準が高く、全期間固定金利よりは低いという位置づけです。「キャンペーン金利」に注意当初の固定期間終了後は、仮に店頭金利が変わらない場合でも適用金利が高くなってしまうことが多い点には注意が必要です。金融機関のホームページなどで見られる住宅ローンの金利の多くは「キャンペーン金利」と呼ばれるもので、「住宅ローンの新規融資をする方にだけ適用される金利」です。例えば、10年固定の店頭金利が2.5%の金融機関で、住宅ローンを新規借り入れする場合に限り1.5%の金利優遇を受け、1.0%で借りられるといった形です。固定期間選択型金利で固定期間を再選択するとき、このキャンペーン金利の適用を受けることができない場合が多いです。金利の再選択時には金利優遇幅が小さくなることが多く、例えば上記ケースで金利の再選択時の金利優遇幅が1.0%という金融機関では、例え10年間で金利水準が変わっていなくとも、金利が0.5%上昇してしまうことになります。このため固定期間選択型金利は、当初固定期間終了後に繰上返済できる方におすすめです。また、例えば10年固定金利を選ぶ場合に、「10年後には給料が上がっている可能性が高い」という方や、「10年後は子供が大学を卒業して教育費の負担が小さくなっている」という方にも向いている金利タイプだといえます。[adsense_middle]金利以外の費用を含めたトータルコストで考えよう住宅ローンは金利の差が目につきやすいですが、金融機関を比較するときは金利差だけでなく、その他の費用も含めたトータルコストも見ることが大切です。住宅ローンの金利以外の費用には以下のようなものがあります。団体信用生命保険保証料事務手数料それぞれ見ていきましょう。団体信用生命保険住宅ローンを組むときは、原則として団体信用生命保険に加入する必要があります。団体信用生命保険とは、返済中に債務者が死亡したときに、住宅ローンの残債を0にできる保険のことです。多くの金融機関で、団体信用生命保険の保険料は金利に含まれています。一方、金融機関によっては単に死亡のみを対象とした保険だけでなく、「ガン」や「3大疾病」「8大疾病」などを対象としたものもあることがあります。これら死亡以外を対象とする団信に加入する場合は、金利に0.2%~0.3%加算されるのが一般的ですが、金融機関によっては金利負担なしで借りられるパターンもあります。このため、金利差に加えて、団体信用生命保険の保障内容がどうなっているかも確認しておくことが大切だといえます。保証料住宅ローンを組むときは、金融機関が保証会社をつけることが多いです。保証会社とは、仮に債務者がローンの返済を延滞することが続いたとき、保証会社が金融機関から住宅ローンの債権を買い取るという契約をするもので、その保証料は債務者が負担する必要があります。保証料は利用する金融機関によって、また審査次第で変わります。例えば、みずほ銀行の住宅ローンでは、借入期間35年のとき、借入額1,000万円につき「206,110円~721,470円」となっています。保証料の額に差があるのは、審査によって返済が滞るリスクが低い場合には保証料も低く、リスクが高い場合には保証料が高くなるということです。仮に3,000万円借りるとすると、みずほ銀行では最大で216万円もの保証料がかかってしまうことになります。2つの金融機関で住宅ローンの審査を出したとき、A金融機関ではリスクが高いと判断され保証料が高く、一方のB金融機関ではリスクが低いと判断され保証料が安くなるといったことも珍しくはないため、保証料まで含めた比較が重要となります。また、フラット35やネット銀行は基本的に保証料無料となっています。事務手数料住宅ローンの融資をするには、金融機関の窓口の担当者がさまざまな手続きを行います。そのための手数料として支払うものが事務手数料です。通常3万円~5万円+消費税程度といった形が多いですが、住宅金融支援機構のフラット35やネット銀行等では、借入額の1.5%~2.0%といった形で設定されているのが一般的です。例えば、3,000万円の借入では45万円~60万円ですから、結構な金額となります。こうした理由からも、金利や保証料の額、事務手数料の額等、それぞれ単体で考えるのではなく、トータルコストでどの金融機関がお得かを考えることが大切だといえます。住宅ローンの審査についてお得に利用できる住宅ローンを見つけたとしても、審査に通らなければ利用することはできません。また、先述の通り、住宅ローンの審査次第で保証料が高くなったり安くなったりすることもあります。このため、金融機関を選ぶときは住宅ローンの審査についても考慮することが大切だといえるでしょう。なお、たとえある金融機関で住宅ローンの審査が否決だったとしても、他の金融機関では住宅ローンの審査に通ったといったことはよくあることです。自分に合った金融機関を複数ピックアップしつつ、審査が否決になった場合には別の金融機関への審査に出すことも考えておくとよいでしょう。[adsense_middle]徹底比較!【金利タイプ別】2020年人気の住宅ローンおすすめランキングここからは、変動金利と固定金利、全期間固定金利それぞれについて人気の金融機関ランキングをご紹介していきます。変動金利のおすすめ住宅ローンランキング変動金利の住宅ローンおすすめランキングは以下の通りです。ジャパンネット銀行じぶん銀行住信SBIネット銀行【変動金利:1位】ジャパンネット銀行本記事で、金利だけでなくトータルコストも考えるべきとお伝えしていますが、上位3行については、いずれも低金利かつトータルコストも低く抑えられるようになっています。具体的には、3行とも保証料が0円なのです。その上で、ジャパンネット銀行の変動金利は0.399%と業界最低水準の金利となっています。【変動金利:2位】じぶん銀行じぶん銀行は、上記のとおり保証料0円であることに加え、通常の団信に加えてガン団信と全疾病保障が保険料無料で利用できるようになっています。がん団信や全疾病保障は、金利に0.2%~0.3%程度上乗せする金融機関が多いので、特に保険を手厚くして住宅ローンを借りたいと思っている方にはこれ以上ない住宅ローンだといえるでしょう。なお、じぶん銀行の変動金利は0.41%です。【変動金利:3位】住信SBIネット銀行住信SBIネット銀行も保証料無料に加え、全疾病保障の保険料が無料となっています。かつ、変動金利の金利0.428%と非常に低い金利設定です。なお、3行とも保証料は無料ですが、事務手数料として借入額の2%程度を支払う必要があります。事務手数料を含めても他の金融機関より圧倒的にお得に利用できますが、事務手数料については覚えておくようにしましょう。固定期間選択型金利の住宅ローンおすすめランキング次に、固定期間選択型金利の住宅ローンおすすめランキングは以下の通りです。じぶん銀行りそな銀行新生銀行【固定期間選択型金利:1位】じぶん銀行変動金利と同じく、固定期間選択型金利でもじぶん銀行はお得に利用できるようになっています。先述の通り、じぶん銀行は保証料や団信も含めてのトータルコストを含めてお得で、これは固定期間選択型金利でも同様です。さらに、じぶん銀行の固定期間選択型金利は0.550%と業界最低水準となっています。【固定期間選択型金利:2位】りそな銀行りそな銀行はじぶん銀行などと異なり、店舗のある金融機関ですが、住宅ローンにおいてはネット銀行と同じく保証料無料で利用できるようになっています。ただし、事務手数料は借入額の2.2%を支払う必要があります。さらに、りそな銀行では「事務手数料無料で保証料を一括払いするタイプ」や「事務手数料無料で保証料を金利上乗せにするタイプ」も用意されています。借入時にまとまった支払いができない場合に、保証料金利上乗せタイプを選ぶといった選択も可能なのです。りそな銀行はネット銀行と同じく、手続きをインターネット上で済ませることができる点でも画期的です。なお、りそな銀行の10年固定金利は0.645%と非常に低い金利水準となっています。【固定期間選択型金利:3位】新生銀行新生銀行も店舗のある金融機関としては珍しく、保証料無料で利用できるプランが用意されています。さらに新生銀行では事務手数料についても、借入額×2.2%の定率型や、借入額に関わらず一律55,000円の定額型など、いくつかのパターンから選べるようになっています。10年固定の金利は0.800%と、ネット銀行やりそな銀行と比べるとやや高い水準となっていますが、上記制度と組み合わせることでお得に利用できる可能性があります。また、りそな銀行や新生銀行のように店舗のある金融機関については、何かあれば窓口で相談できる点もポイントとなるでしょう。全期間固定金利はフラット35がおすすめ民間の金融機関でも全期間固定金利が用意されていることもありますが、多くの場合は高い金利設定となっています。全期間固定金利を選ぶのであれば、住宅金融支援機構のフラット35一択と考えてよいでしょう。フラット35は民間の金融機関が窓口となって融資をします。どの金融機関で融資を受けても住宅ローンの内容は変わりませんが、金融機関によって事務手数料の額が変わります。これは単純に比較するだけなので、お住まいの地域で利用できる金融機関数社で比較検討してみるとよいでしょう。例えば、優良住宅ローンのフラット35は通常の物件で事務手数料が借入額×0.8%と、一般的な金融機関と比べて安く利用できるようになっています。おすすめの住宅ローンに関するまとめおすすめの住宅ローンについて、住宅ローンの選び方や金利タイプごとのポイントなどをお伝えするとともに、それぞれ特徴のある金融機関をお伝えしました。住宅ローンを選ぶときは、まずは金利タイプを決めた上で、金利や団信、保証料などを含めたトータルコストで比較することが大切です。これから住宅ローン選びをされるという方は、ぜひ本記事の内容を参考になさってください。
2020年06月03日銀行口座は、社会生活を営む上で欠かすことのできないものです。その口座を開設できる銀行は、昔ながらの大手や地域の銀行以外にも新興のさまざまな銀行があります。その中には調べてみると、意外と知られていないサービスなどもあります。そこで今回は銀行、中でも各種サービスが特徴的なネット銀行の比較ランキングについて記載してみたいと思います。口座開設可能な銀行のタイプ警視庁ホームページ個々の銀行のランキングおよび比較イオン銀行ホームページ金利(利率)利用状況によってステージが決まる「イオン銀行Myステージ」のランクによっては高金利を享受できます。普通預金金利は通常0.001%とメガバンクと同程度ですが、一番上の「プラチナステージ」になると0.10%になり、普通預金金利が通常の100倍までアップします。ATM手数料イオン銀行のATMを利用すれば終日無料で利用できます。提携金融機関ATMを利用した場合は有料ですが、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行など平日日中は無料で利用可能な金融機関も多いです。振込手数料金額面では安くはありませんが、いずれも会員ステージに応じて最大5回/月無料という特典があります。金額としては、インターネットバンキングの自行宛ての振込手数料は0円で他行宛ては220円です。ATM振込手数料は、自行宛ての5万円未満は220円で5万円以上は440円です。他行宛て5万円未満は440円で5万円以上は660円となっています。口座利用の利便性ネットバンキング以外にも各種の銀行やATMが利用でき、利便性に優れています。イオン銀行ATMはイオングループ(ミニストップ、マックスバリュー、ウエルシア等)の各店舗に設置されており、その数は全国に6,000台ほどになります。提携金融機関ATMも入出金手数料無料で使えるATMだけで全国に55,000台あり、たいていの金融機関で利用することが可能です。さらに、セブンイレブン以外の主要なコンビニATMも利用可能です。セキュリティ各方面でバランスよくセキュリティ対策がされています。ホームページではセキュリティ対策セルフ診断が可能です。ログインページには、ログイン後のトップページに過去3回もの「ログイン履歴」が表示され、自動ログアウト機能も備えています。また、イオン銀行そっくりな偽サイトにお客さまを誘導し、ログイン情報を不正に取得しようとするフィッシングサイトを自動閉鎖する24時間365日監視サービスも導入しています。ランキング2位:住信SBIネット銀行ATMや振込の手数料無料特典が充実しており、有料の場合も金額は割安です。ATM利用可能場所が少ないデメリットはありますが、比較的低コストで利用できる点が大きな特徴です。SBI証券との連動サービスもありますので、SBI証券で証券口座をお持ちの方にもおすすめできます。住信SBIネット銀行ホームページ金利(利率)普通預金がイオン銀行と同様に通常は0.001%なところ、最大0.010%までアップ可能です。同グループの証券会社・SBI証券と連携した円預金であるSBIハイブリッド預金を利用すれば、この預金金利がつきます。ATM手数料出金の無料回数の多さに加え、有料な場合も金額が安いところが特徴的です。入金は0円で利用可能です。出金は会員ステージに応じて最大15回/月無料で無料回数がない場合は110円です。振込手数料ATM手数料と同様に無料回数の多さに加え、有料な場合も金額が安いところも特徴的です。自行宛ては0円で利用可能です。他行宛ては会員ステージに応じて最大15回/月無料です。他行宛ては0円で利用な可能な場合もあり、有料でも最大157円です。口座利用の利便性銀行ATMで利用はできません。ここはデメリットですが、全国の主要なコンビニやスーパーでは利用可能です。セキュリティ各方面で充実しています。ホームページではイオン銀行と同様にセキュリティ診断を行うことが可能です。加えて、「今すぐできるセキュリティ対策」として口座利用者が対策しやすい方法をまとめて解説するページがあります。また、銀行として24時間365日体制の振込モニタリングを行っており、第三者が操作した可能性があると思われる取引は一時的に取扱停止し、お客さまへ電話やメールなどをする態勢が整えられています。ランキング3位:楽天銀行どのポイントをとっても大きなマイナスはありません。ただし、無料特典が使えるかどうかで利便性が変化するので、利用する場合に自分がどの会員ステージで利用可能か確認することは必要です。楽天証券で証券口座を利用されている方への連動サービスがあるので、楽天証券を利用されている方には特におすすめです。楽天銀行ホームページ金利(利率)普通預金金利が0.02%と比較的高金利です。さらに、同グループの証券会社である楽天証券との口座連動サービス「マネーブリッジ」を利用すると0.10%にアップします。ATM手数料入金に関しても、金額がかかる場合がある点はデメリットです。具体的には、入金は3万円未満の場合に220円もしくは275円かかります。3万円以上は0円です。出金は220円もしくは275円かかります。ただ、会員ステージに応じて最大7回/月無料になるので、会員ステージの高い方にとってはさほどデメリットではないでしょう。振込手数料自行宛ては0円です。他行宛ては会員ステージに応じて最大3回/月無料です。さらに、給与・賞与・公的年金の受取があれば翌月3回無料(上限5回/月まで)です。このように、利用条件によってはだいぶお得になる点は特徴的です。他行宛てで有料の場合は最大262円です。口座利用の利便性地方銀行などのATMでは利用できず、ここはデメリットになり得ます。ただ、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行では利用可能です。また主要なコンビニATMやイオン銀行なども利用可能です。セキュリティホームページに対策方法についてわかりやすく記載されている点が特徴的です。初心者向けから上級者向けの対策と分かれており、認証強化機能、口座管理機能など観点別の解説もあります。ランキング4位:ソニー銀行外貨関連サービスが特に充実しています。利用可能なATMがやや少ない点や振込手数料の無料回数が少ない点などのデメリットはありますが、海外に関わる仕事をされている方や海外旅行がお好きな方にとっては、デメリットを上回る利便性がありますのでおすすめです。ソニー銀行ホームページ金利(利率)特徴的なのは外貨預金です。取扱外貨の種類が12通貨と豊富で、定期預金にすればほかの銀行と比べ高金利を享受することが可能です。外貨預金の場合、為替手数料が高コストになる場合がありますが、ソニー銀行の場合は会員ステージが上がれば低コストで利用可能です。円普通預金に関しても、同時に円定期と外貨定期を申し込むセット定期という商品があり、この定期で円定期の金利を条件次第では1%以上で利用することも可能です。ATM手数料条件なしの無料利用回数がほかの主要なネット銀行よりも多く、有料の場合も比較的低コストなところは特徴的です。具体的には、入金に関しては0円です。出金に関しては月最大4回まで無料で、優遇プログラム Club S プラチナの利用者は無制限で無料です。料金がかかる場合でも金額は110円です。振込手数料無料回数が少ない点で利用される方次第ではデメリットかもしれません。具体的には、自行宛ては0円で他行宛ては月1回まで無料で、Sony Bank WALLETをお持ちの方なら月2回まで無料です。料金がかかる場合は220円です。口座利用の利便性銀行ATMで利用できる場所が少ないので、利用する方によってはデメリットかもしれません。大手メガバンクのうち三菱UFJ銀行、三井住友銀行が利用できますが、みずほ銀行は利用できません。コンビニ銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行も利用可能です。セキュリティ「3stepセキュリティ講座」というコンテンツがホームページに掲載されており、金融犯罪の手口、万が一の対処法、事前の対策についてよくまとまっています。マイページには自動ログアウト機能がついており、フィッシング対策サービスも利用可能です。個別の観点で特徴的な銀行ジャパンネット銀行ホームページSBJ銀行厳密にはネット銀行ではありませんが、ネットバンキングも利用可能なので記載いたします。この銀行はATM手数料に加え、振込手数料の観点でお得に利用できる可能性があります。利用可能な提携ATMが多く、ATM手数料は少なくとも3回は無料で入出金可能です。ネットバンキング他行宛てで少なくとも3回は無料です。SBJ銀行ホームページauじぶん銀行振込手数料の観点でお得に利用できる可能性があります。また、auユーザー向けの特典があるので、auユーザーはサービス内容を確認してみる余地があります。振込手数料に関しては、三菱UFJ銀行への振込手数料は無料で、三菱UFJ銀行からじぶん銀行へも無料です。auユーザー向けの特典としてはPontaポイントが貯まりやすくなるサービスなどがあります。auじぶん銀行ホームページおすすめのネット銀行&比較に関するまとめサービス内容はネット銀行によって多種多様です。また、お得感や利便性は銀行口座以外のどんなサービスを利用しているかでも異なってきます。ランキングを掲載しましたが、銀行を利用する際に重視したいポイントがあれば、そこを重点的にチェックして利用を検討してみるとよいでしょう。また、各銀行の特徴を生かして銀行口座を複数使い分ける方法もありだと思います。今回の記事も参考に、ぜひ自分に合う銀行を見つけてみてください。
2020年05月21日まとまったお金が必要になって、みずほ銀行カードローンの利用を検討しているのでしょうか?ただし最初に申し上げておきますが、みずほ銀行カードローンの審査は、決して甘くはありません。むしろ厳しい方だといってもいいでしょう。ですが、ローンと審査の仕組みを理解してポイントを抑えて申込を行えば、決して高いハードルとはいえません。そこで、この記事では審査の流れやその基準、さらには口コミと評判について解説してまいります。ぜひ最後までご覧ください。みずほ銀行カードローンの概要そもそも、こちらのカードローンは一体どういうものなのでしょうか?みずほ銀行といえば、誰でも知っているメガバンクですが、実はカードローンでお金の貸し出しも行っています。そして、一般の預金や引き出しとはまた違った側面があるようです。ということで、みずほ銀行カードローンの特徴について、以下でいくつか見ていきましょう。キャッシングよりも有利なカードローンの金利まずは、気になる金利について説明いたします。一般にカードローンの金利は借入限度額によって変動しますが、みずほ銀行カードローンの金利は下表の通りとなっています。上記の金利は基準金利ですが、事前に住宅ローンを申し込んでいる場合には、金利が年0.5%ずつ下がります。ただ、お金を借りるには、カードローン以外にもクレジットカードでお金を借りるキャッシングという方法もあります。すでにクレジットカードを持っているのなら、わざわざカードローンを使わずにキャッシングで借りればいいのでは、という気にもなりますね。それでは、両者の金利を比較してみましょう。みずほ銀行カードローン最大金利JCBクレジットカードキャッシング最大金利年14.0%年18.0%ということで、条件によりますが結果としてはカードローンの方が金利がお得となります。消費者金融との違いまた、消費者金融からお金を借りる、という手もあります。こちらと銀行カードローンを比べると、どのようなことが言えるでしょうか?金利だけを比べますと、消費者金融は年18.0%というものがほとんどですので、みずほ銀行カードローンの方に分があります。ただし、この両者は金利以外にもいろいろと相違があります。まず、みずほ銀行カードローンはメガバンクが主体になっているという信頼感があります。一方、消費者金融の方は手軽さと便利さというメリットがあります。どちらを選ぶかはそのときの状況によって決めればいいでしょう。三種類の返済方法そして、借りたお金を返済するには下記の三種類の方法があります。自動引き落としみずほダイレクトATM返済「自動引き落とし」とは、みずほ銀行の普通預金口座から毎月10日に返済額が引き落とされるというものです。「みずほダイレクト」とは、PC、スマホ、携帯電話などからネット経由で返済する方法です。さらに「ATM返済」とは、コンビニや銀行にあるATMから返済をする、という方法です。手数料について返済方法によっては、返済額以外に手数料がかかってしまうことに注意が必要です。たとえば、ATMから返済を行うと手数料がかかってしまいます。また、みずほダイレクトで返済する場合でも、テレホンバンキングといって電話の自動音声に従って返済を行えば、やはり手数料がかかります。自動引き落としやみずほダイレクトのネット経由で返済を行うと、手数料がかかりませんのでお得です。カードローン審査の流れについて次に、カードローンに申し込んだ後の審査プロセスについて説明いたします。お金を借りる側からしても、何がどのように評価されていくのかを理解しておいた方が通過する方法を考えやすくなります。[adsense_middle]審査の大まかなプロセスまずは、実際に行われる審査について、大まかな過程を追っていきましょう。実は、借りる側がみずほ銀行に口座を持っているかいないかで過程は二つに分かれます。みずほ銀行口座を持っている場合まず、口座を持っている場合には下記のようになります。PCやスマホでみずほ銀行カードローンの公式サイトから申し込む審査が行われる在籍確認が実施される審査結果がメールで通知される必要書類の提出契約手続きとカードローン口座開設キャッシュカードにてATMから借入みずほ銀行口座を持っていない場合口座がない場合のプロセスは下記の通りです。PCやスマホでみずほ銀行カードローンの公式サイトから申し込む審査が行われる在籍確認が実施される審査結果がメールで通知される普通預金口座開設を申し込む通帳を受け取るカードローン口座開設およびキャッシュカードが送付されるキャッシュカードにてATMから借入両者を比較しますと、審査結果の通知までは同じですが、口座がない場合には口座開設というプロセスが入ります。つまり、カードローンを利用するには普通預金口座開設が必須になっているということです。それなら、事前に口座を作成しておいた方が手続きが早く済みますね。審査を申し込むための条件とはただし、残念ながら普通預金口座を作れば誰でもカードローンを利用できる、というわけではありません。条件に適った人だけが審査を申し込むことができます。その条件とは、下記の通りです。安定かつ継続した収入オリコの保証が受けられる20~66歳までの人この条件に外れていますと、審査が受けられない、または受けても落ちるということになってしまいます。年齢などはどうしようもありませんので、対象外の方は他の手段を探すしかありません。審査に通りやすい人・落ちやすい人の特徴そして、通りやすい人と落ちやすい人には、いくつか特徴があります。審査に通りやすい人の特徴まず、通りやすい人の特徴です。申告に嘘がない安定した収入がある返済トラブルがないそれぞれについて説明します。申告に嘘がないまず、申込時に記載した事項に嘘がないということが、審査に通るための絶対条件です。通りたい一心でごまかしたり虚偽の記載をしたりして、それがばれてしまった場合には、まず審査に合格することは難しいでしょう。これは当たり前ですね。安定した収入がある安定した収入があるということは、毎月確実に返済がある、ということです。延滞なども発生しにくいと判断されますので、こういう人は通りやすいですね。返済トラブルがないこれまでに他社で借りていて特に問題なく返済をしていれば、今回もきちんと返済してもらえるだろうという評価を得て、無事借り入れができる可能性が高いです。言い換えると、これまで全く借入をしたことがなければ返済実績がありませんので、かえって審査で不利になります。審査に落ちやすい人の特徴逆に、落ちやすい人とは下記のような人です。他社からも借り入れがある在籍確認が取れない過去に金融事故を起こしている自営業や個人事業主以下でそれぞれについて述べていきます。他社からも借り入れがある過去に他社で借り入れていて現在返済が終わっていれば問題ありませんが、他社からも借り入れがある場合には返済額が上乗せされることになるため、「返すのが苦しくなるのでは」と思われて審査が通りにくくなります。さらに、借入残高の合計が年収の三分の一を超える場合には、自主規制に引っかかるためそもそも借り入れが不可能になります。在籍確認が取れない審査のプロセスの中に、在籍確認があります。これは職場などに電話をかけて、本人が確かに在籍していることを確認するというものです。ここで確認が取れないと、まず不合格となります。過去に金融事故を起こしている延滞や債務整理など、いわゆる金融事故を起こしていた場合、一定年数以上経過しないと信用情報に記載されていますので、借り入れは無理になります。自営業や個人事業主「えっ、職業によって通りにくいとかあるんですか?」と驚くかもしれませんが、定収のある公務員やサラリーマンに比べて、自営業やフリーランスは不利になります。そうした方でも実際には収入が多い場合も多々ありますが、このあたりは堅実性を重んじるのでしょう。審査をスムーズに通過するためのポイントここまで見てきたように、みずほ銀行カードローンの審査に合格するためには色々とハードルがあります。それでも少しでもスムーズに審査に通るための方法を、以下に紹介します。みずほ銀行の普通預金口座を持つみずほ銀行住宅ローンを利用低めの借入額を申請みずほ銀行の普通預金口座を持つみずほ銀行の口座があれば、先ほど見た審査の過程が早くなりますので、かかる期間が短くなります。また、給与振り込み口座に指定していれば安定した返済が見込めますし、貯蓄があった場合には貸し倒れリスクも少ないのでプロセスが早く進むでしょう。みずほ銀行住宅ローンを利用みずほ銀行の住宅ローンを利用していれば、すでに個人情報や返済履歴を審査側が把握しているため評価がしやすくなります。そのため、金利を優遇して利用を促進していると言えるでしょう。低めの借入額を申請さらに、借入金額を少なく申請しておけば、「返済をきちんと考えている」という印象を与えることができて通りやすくなります。もし足りなくなった場合は増額が可能ですので検討しましょう。みずほ銀行カードローンの審査期間は長い?審査方法の特徴についてみずほ銀行カードローンの審査期間は、一般には長めと言われています。実際はどうなのか、期間と審査の特徴について述べていきます。[adsense_middle]審査期間は申込方法によって変わってくるカードローンの申し込み方法には色々な方法があります。そして、方法によって期間は変わってきます。まず、インターネットや店頭での申し込みでは翌々営業日に審査が終わります。また、郵送の場合には書類到着後の翌々営業日となります。さらに、電話で申し込んだ場合には申込受付後翌々日となります。ただし、消費者金融に比べるとやはり審査にかかる時間は長めと言えるでしょう。申込に必要な書類カードローンに申し込むために必要な書類には、どういったものがあるのでしょうか?まず、本人確認書類として運転免許証などの身分を証明するものから1点を提出します。次に、収入証明書類として源泉徴収票などから1点提出する必要があります。銀行カードローンの審査が厳しいと言われる理由とはみずほ銀行のカードローンに限らず、一般に銀行カードローンの審査は厳しいと言われています。でもそれはなぜでしょうか?まず、母体がメガバンクであるため貸し倒れリスクに慎重にならざるを得ないという事情があります。審査を甘くしていると貸し倒れが数多く発生して、信用にかかわることになります。また、上限金利が低いので、貸し倒れが起こった際に利息分が少なく損失が膨らんでしまうという事情もあり、厳しく評価することになります。さらに、みずほ銀行カードローンの審査は、実際には補償会社であるオリコが行います。オリコはみずほ銀行だけではなく、他の様々な銀行カードローンの補償会社になっています。つまり、オリコが補償会社をしている他の銀行カードローンで延滞をしていれば、何年経っても記録が残っているため、みずほ銀行カードローンの審査に通ることはできません。このような事情により、厳しいというイメージになっています。補償会社についてでは、補償会社とは一体どのような役割を持っているのでしょうか?補償会社は申込者の審査や、返済ができなくなった人の代位弁済を行っています。なので、延滞があると補償会社がその分を銀行に支払い、補償会社が延滞分を取り立てることになります。みずほ銀行カードローンにおいては、それをオリコ、正式にはオリエントコーポレーションが担当しています。ということで、申込者は実際にはオリコの審査を受けることになるのです。審査の評判と口コミを紹介それでは、ここで実際にみずほ銀行カードローンを利用した人の口コミを見ていきましょう。審査に落ちた人の口コミ審査に落ちてしまった人の口コミからご紹介します。30代自営業・年収400万円の男性「自営業だったためか、収入証明書に不備があったためか、落ちた原因はわかりませんでした。」20代正社員・年収350万円の男性「他に消費者金融から借金をしていたため落ちたのではないかと分析しています。」審査に受かり満足している人の口コミ次に、審査に合格して利用後も満足している人の口コミです。30代個人事業主・年収400万円~600万円の女性「10万円~30万円の借入で完済しています。ウェブでの申し込みで、手続きも早くサービスに満足しています。」40代個人事業主・年収800万円~1000万円の男性「30万円~50万円の借入を完済。大手銀行の安心感は評価できる点です。」審査に受かったが不満のある人の口コミ最後に、審査には受かったものの利用には少し不満の残った人の口コミです。30代会社員・年収600万円~800万円の男性「50万円~100万円を完済しています。申し込んでから実際に借り入れるまで1週間近くかかりました。」30代会社員・年収600万円~800万円の女性「5万円~10万円を完済しています。ポイントがつかないなどの点は、ネット銀行と比較して便利さに欠けると思います。」口コミから考察するみずほ銀行カードローンの評判やはり他社で借金をしていたり提出書類に不備があったりすると、審査に通ることは難しいようです。ただし、個人事業主であってもお金を借りることに成功している人はいます。これは借入金額を低く抑えたためと思われます。また、審査期間の長さや便利さに欠ける点が課題となっています。みずほ銀行カードローンの審査に関するまとめみずほ銀行カードローンとその審査について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?みずほ銀行カードローンは金利については有利で、返済方法によっては手数料がかかることがあります。なお、審査はみずほ銀行に普通預金口座があるかどうかでプロセスが変わります。貸し倒れリスクに対して慎重なため、審査期間は長く審査も厳しくなりがちです。ただし借入額を低く設定すれば、自営業や個人事業主でも借り入れは可能です。審査が厳しいと言われると、どうしても利用を尻込みしてしまう銀行カードローンですが、金利もお得で信用もあるとなると、余裕があれば利用してみたいものです。また、みずほ銀行カードローンには、住宅ローンを利用していると優遇金利が適用されるメリットもあります。ぜひ利用を検討しましょう!
2020年05月03日こうか(@yoxtuka)さんが、仕事のため銀行を訪れた時のこと。銀行の待合室のソファには、先客が座っていました。先客は、かわいいだけでなく重要な役割を果たしていたのだとか。その時の様子がこちら!仕事で色々な銀行に行くのですが、りそな銀行の先客にほっこり☺️行員さんに許可を取って、他のお客さんの居ない時に撮らせて頂きました #密着防止 #コロナ対策 pic.twitter.com/wGKyEpNcUh — こうか (@yoxtuka) 2020年4月10日 かわいい…!なぜ、すべて座席の中央にぬいぐるみが置かれているかというと、新型コロナウイルス感染症の感染防止策として人と人との距離を離すため。利用者が横並びの席に座らないように、先客をセッティングしていたのです。かわいいながらも、重要な使命を果たしているぬいぐるみに称賛の声が寄せられていました。・この方法はいいね!かわいいし、どかしてまで座ろうとはしないはず。・素晴らしいアイディア。こんな時だからこそこういう光景に癒される。・かわいい対策!これなら揉めることもなさそう!今後、このような対策をとる店が広がっていけば、心が癒される機会も増えそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月17日みなさんがよく利用する金融機関を挙げてみると、ほとんどの方は銀行になるのではないでしょうか?その銀行にて、投資信託を保有されている方や今後保有を検討されている方も多いように思います。そこで今回は、銀行で投資信託を保有する場合にどんなメリットがあるか、反対に保有する際にどんなところがデメリットになり得るかについて記載したいと思います。銀行の評判ソニー銀行ホームページジャパンネット銀行ホームページ三井住友銀行三井住友銀行では、店頭で購入できる投資信託とは別にネット専用で販売している投資信託もあります。各資産別に厳選した商品を取り揃えており、購入時手数料無料の商品も多めに用意されています。また、ロボットアドバイザーを利用し資産の配分を選んで購入できる投資信託もあります。商品数が多いと逆に何を選んでいいか悩んでしまう方にとっては利用する余地があると言えるでしょう。三井住友銀行ホームページ三菱UFJ銀行三菱UFJ銀行では、投資信託を選びやすくする工夫がホームページでなされています。投資信託を選ぶ際に大事にしたい切り口(低コスト、過去の運用成績、投資する資産等)がある方にとっては利用しやすいでしょう。三菱UFJ銀行ホームページイオン銀行イオン銀行はイオングループが運営するショッピングモール内に出店していることもあり、土曜・日曜、祝日、年末年始、ゴールデンウィークを含めて営業しています。店頭での相談を大事にしたい方やイオングループが運営するショッピングモールでよく買い物をする方にとっては利用しやすいでしょう。イオン銀行ホームページ銀行と証券会社との比較投資信託を購入できる金融機関は銀行だけではありません。他には資産運用を専門にしている証券会社が主要な金融機関として挙げられます。次に、その証券会社と比較して銀行で投資信託を保有するメリットとデメリットを検討してみます。[adsense_middle]口コミ上の評価では証券会社インターネットで投資信託について調べると、たいていヒットするのはネット型の証券会社です。銀行で投資信託を保有することに否定的な内容が多いのが一般的です。実際に銀行と証券会社とを比べると、確かに証券会社の方が有利な場合が多いです。ただここの点を見ると、デメリットになる点はそこまでのデメリットではない場合もあります。そこも合わせて以下記載します。取扱商品数証券会社の中でもネット型証券会社の中には、数千種類の投資信託を取扱っている会社もあります。一方で銀行では数百程度の商品しか扱っていないところが多いです。ここは資産運用を専門にしている証券会社を利用するメリットです。ただ、商品数がたくさんあると逆に悩んでしまう方にとっては、逆にデメリットになる点でもあります。経済やマーケットの動きに関する情報証券会社は資産運用を専門にしている分、常に経済やマーケットの動きをチェックしています。加えて、これからどうなっていくかも様々な部分に着目して予想しています。銀行は資産運用以外にも様々なお金に関するサービスを提供する必要がある分、この点ではどうしても劣後してしまいます。ただ、長期投資をするのでリアルタイムのマーケット情報が不要と考えれば、大きなデメリットでもないと考えることも可能です。手数料の高さ一般的に証券会社より銀行が取扱う投資信託の方が手数料は高いと言われます。ここは、銀行や証券会社の種類によります。銀行も証券会社も対面型であれば社員雇用している分高コスト商品が多くなります。そして、対面型金融機関でも低コスト商品がないわけではないので、自分でそういう商品を選ぶことができるならば、そのデメリットを払しょくすることは可能です。社員の資産運用の専門スキル銀行員は資産運用を専門にしていない分、証券会社社員に比べ資産運用に関する専門スキルを同等レベルまで期待するのは難しいです。これは、経済やマーケットの動きをどれだけ追いかけているかという部分が関わってくるので、いたし方がない部分です。逆にそこまで専門的なスキルは必要なく投資に必要な最低限度のことがわかればよいという方、ネットを利用し自分で選ぶという方にとってはあまりデメリットにはならないでしょう。投資信託に銀行がおすすめかどうかに関するまとめ銀行で投資信託を保有するのはデメリットが多いと一般的には言われますが、各部分をデメリットに感じるかどうかはその人次第です。銀行で投資信託を保有することを検討されている方は、自分が投資信託を保有する際に何を大事にしたいかを基準に銀行を調べてみるとよいでしょう。1つ1つのメリットとデメリットが、それぞれ自分にとってどれだけのメリットやデメリットになるか、それぞれ検討してみて下さい。
2020年04月07日住宅ローンにもさまざまなものがありますが、どのような点に注意して銀行を選ぶとよいのでしょうか?本記事では、住宅ローンの種類等にも触れながら、銀行の選び方やポイントをFPが分かりやすく解説していきます。住宅ローンの金利タイプ住宅ローンを選ぶ際には、最初にその分類を知ってしまうと比較がしやすくなります。まず、住宅ローンは大きく以下3つの金利タイプに分けることができます。低金利で利用できる変動金利変動金利とはその名の通り借入期間中変動する金利タイプのことで、半年に1回金利が見直されます。金利が変動した場合でも返済額が変わるのは5年に1回(元金と利息の割合が変わる)、返済額が変わる場合でも前回の返済額の125%以上にはならないといったルールが存在します。また、金利が変動するというリスクを負う代わりに、3つの金利タイプの中で一番低い金利で利用できるのが一般的です。変動金利は銀行が最優良企業に貸し出す最優遇貸出金利の内、1年以内の短期の金利のことを指す「短期プライムレート」に連動しますが、実は短期プライムレートは2009年以降変動がありません。変動金利は3つの金利タイプの中で一番金利が低いということもあり、ここ十数年の間変動金利で住宅ローンを借りた人はもっともお得に住宅ローンを利用できていることになります。金利を細かくチェックできる人におすすめ変動金利は半年に1度金利が変動するということもあり、細かく金利の変動をチェックできる人におすすめです。とはいえ、先述の通り変動金利の指標となる短期プライムレートは十数年動いていません。日本の景気がよくなれば金利も高くなるといった経済の原則や、米国の金利が日本の金利に与える影響など、詳しく勉強していくことも求められるでしょう。最後まで返済額が分かって安心の全期間固定金利全期間固定金利とは、借入期間中金利の変動がなく、借り入れた日から最後の返済日まで返済額が分かるため、計画的に返済を進めていくことができます。金利の変動リスクを負う必要がないため、3つの金利タイプの中最も高い金利が設定されるのが一般的です。ただし、ここ数年は低金利化が進み、当初5~10年間の金利引き下げを受けられるフラット35Sでは、変動金利とそう変わらない金利で利用できることもあります。なお、全期間固定金利は「10年国債利回り」に連動します。面倒なことはお断り!といった方におすすめ全期間固定金利は融資を実行した日に、最後の返済日まで返済額が確定するのが特徴です。このため、借入後は金利の変動に一喜一憂する心配はありません。現状で十分に金利は低いため、欲を張らなければ、ここから多少金利が下がっても大きく損をすることはないでしょう。変動金利と全期間固定金利をミックスした固定期間選択型金利固定期間選択型金利は、5年間や10年間など、当初選択した期間だけ金利が固定されるタイプの金利で、変動金利と全期間固定金利をミックスしたものです。当初期間が終了した後は変動金利に移行するか、再度固定期間を選ぶか決めることができます。このことから、変動金利がベースとなっているといってよいでしょう。金利は変動金利より高く、全期間固定金利よりは低く設定されるのが一般的です。ただし、この金利は「借入時の特別キャンペーン」適用後の金利であるのが一般的で、当初固定期間が終了した後、再度固定期間を選択するときはキャンペーン金利の適用を受けられません。例えば、当初10年固定金利を1.10%で借りた場合、10年経過後に金利水準が全く変わっていなかったとしても、キャンペーン金利の適用を受けられないことから、再度10年固定金利を選ぶと金利が2.00%になる可能性があります。この辺りは利用する金融機関によって異なるため、十分確認したうえで金利タイプを決めるようにしましょう。10年以内に完済することを目指す方におすすめ金融機関にもよりますが、固定期間選択型金利をお得に利用しやすいのは「10年固定金利」であることが多いです。ただし、先述の通り固定期間選択型金利は、当初期間終了後の金利の再選択時にキャンペーン金利の適用を受けられなくなってしまいます。このため、固定期間選択型金利は10年以内、もしくは10数年で完済することを目指す方におすすめです。住宅ローンの借り換えについて3つの金利タイプを見てみると、それぞれ以下のような金利情勢のときに利用しやすくなっています。変動金利:金利の下降局面全期間固定金利:金利の上昇局面固定期間選択型金利:金利の上昇局面金利が下がっているときに変動金利で借りれば、借入後、さらに低い金利で利用できますが、逆に金利が上昇してしまうと返済額も高くなってしまいます。一方、全期間固定金利や固定期間選択型金利については、これから金利が上がりそうなときに利用すれば、借入後に金利が上がってもその影響を受けずに済むことができます。一方、金利が下がり続ければ相対的に損をすることになります。ところで、金利情勢が途中で変わってしまったときに、借り換えすることでそれぞれの金利タイプのデメリットを解消できるのでしょうか?実際、ここ数年で金利が下がっていったこともあり、全期間固定金利から変動金利へ、もしくは全期間固定金利からさらに低い金利の全期間固定金利へ借り換えするようなケースが見られました。このように、金利下降局面では借り換えを有効活用しやすいです。一方、金利の上昇局面では変動金利から全期間固定金利へ借り換えしようとしても、変動金利が上がるタイミングでは全期間固定金利の金利はすでに上がっている可能性が高いと言われています。もちろん、できるだけ早く動くことで損害を少なくすることはできますが、金利の上昇が心配なのであれば最初から全期間固定金利を利用しておいたほうがよいといえるでしょう。住宅ローンの種類を比較次に、住宅ローンの種類をご紹介すると共にそれぞれについて比較してみたいと思います。住宅ローンの種類は大きく以下の2つに分けることができます。民間住宅ローンフラット35他に、財形融資などもありますがここでは取り扱いません。[adsense_middle]民間住宅ローン民間住宅ローンとは、メガバンクや各地方銀行など民間の金融機関で利用できる住宅ローンのことを指します。どの金融機関のどの住宅ローンを利用するかによって内容が変わりますが、いずれの場合でも、基本的には先述の3つの金利タイプの中から住宅ローンを選ぶことになります。このため、先に金利タイプを決めておき、例えば「A銀行の変動金利住宅ローンとB銀行の変動金利住宅ローンを比較する」などすると、たくさんあるように見える住宅ローンも絞って比較検討できるようになります。なお、後述のフラット35との違いとしては、以下のようなことが挙げられます。諸経費まで融資してくれる金融機関がある全期間固定金利はフラット35と比べて金利が高め変動金利や固定期間選択型金利が主力であることが多い諸経費まで融資してくれる金融機関がある戸建やマンションを購入するにあたり、建物や土地の価格以外に各種手数料など経費がかかりますが、民間の住宅ローンの場合、この経費まで融資してくれることが多いです。また、民間の住宅ローンには土地・建物の10割融資してくれる商品が多いですが、フラット35は土地・建物の9割分までしか融資を受けられません。つまり、フラット35の場合自己資金として土地・建物の1割+諸経費分を用意する必要があります。全期間固定金利はフラット35と比べて金利が高め民間の金融機関でも全期間固定金利が用意されていることもありますが、一般的にフラット35と比べて金利が高めに設定されています。全期間固定金利を利用するのであれば、基本的にフラット35を利用することをおすすめします。変動金利や固定期間選択型金利が主力であることが多い上記理由により、多くの金融機関で変動金利や固定期間選択型金利が主力となっています。フラット35フラット35とは住宅金融支援機構の取り扱う住宅ローンで、全期間固定金利タイプのローンとなっています。公的な住宅ローンだといえますが、窓口は民間の金融機関であり、金融機関は金利を得られない分、事務手数料を受け取ることになります。このため、民間金融機関の住宅ローンと比べると事務手数料分、初期費用が高くなってしまいます。一方、一定の基準を満たせば当初5~10年間金利優遇を受けられるフラット35Sがあることもあり、全期間固定金利でありながら民間金融機関の変動金利や固定期間選択型金利とそう変わらない金利で融資を受けることができます。その他、民間の金融機関と比べて以下のような違いがあります。団体信用生命保険に加入せずに住宅ローンを利用することもできる借入可能額を大きくしやすい融資実行まで時間がかかる団体信用生命保険に加入せずに住宅ローンを利用することもできるまず、民間の金融機関の場合、健康に問題があるなどして団体信用生命保険に加入できないと住宅ローンの審査承認を得ることができませんが、フラット35の場合、団体信用生命保険に加入せずとも融資を受けることができます。借入可能額を大きくしやすい「年収に対していくらまで融資を受けられるか」の計算をするにあたり、各金融機関独自に設定された「返済負担率」と「審査金利」を用いて計算がなされますが、フラット35の場合、審査金利が低く設定されているため、借入可能額を大きくしやすくなっています。例えば年収400万円の場合、2020年2月時点のフラット35の金利1.28%で計算すると、3,947万円まで借入できる計算となります。融資実行まで時間がかかるフラット35の融資を受けるには建物について第三者機関のチェックを受ける必要があり、民間住宅ローンと比べると融資まで時間がかかってしまいます。新築住宅の場合だとつなぎ融資を利用するのが一般的で、借入期間が長くなればそれだけ利息負担分も大きくなってしまう点に注意が必要です。銀行の選び方のポイントとは?住宅ローンの金利タイプや種類についてご紹介しましたが、実際に銀行を選ぶにあたり、どのような点に注目するとよいのでしょうか?[adsense_middle]住宅ローンの決め方のポイント住宅ローンを決める際には、まずは3つの金利タイプの内どの金利にするのかを決めるとよいでしょう。その上で、A銀行の変動金利とB銀行の変動金利、C銀行の変動金利はどれがお得かといった決め方をするとスムーズです。金利を選ぶ際には冒頭の金利タイプごとの特徴をご参照ください。民間住宅ローンかフラット35のどちらにするかを決めよう次に、金融機関を選ぶ前に民間金融機関にするか、フラット35にするかを決めましょう。民間住宅ローンとフラット35はそれぞれ特徴が異なります。本記事の住宅ローンの種類の内容を参考に、それぞれの特徴を比較検討してどちらにするか選んでください。金融機関の探し方のポイント住宅ローンの金利タイプと種類を決めたら、どの金融機関で住宅ローンを借りるかを比較します。同じ金利タイプの住宅ローンであれば、金融機関が違っても基本的な部分はそう変わりません。ただ、「借入のしやすさ」や「金利の違い」、「借入可能額」、「団体信用生命保険の充実度」などが金融機関ごとに異なるため、それぞれ返済額のシミュレーションなど算出してもらいながら比較検討していくとよいでしょう。なお、住宅ローンを借りた金融機関とは数十年に及ぶ付き合いとなります。単に商品性だけでなく、相談したことへの対応の良さや、ネットで口コミを見てみるなどすることも大切です。住宅ローンの銀行選びに関するまとめ住宅ローンについて、銀行の選び方やポイントをお伝えしました。住宅ローンはいろいろなものがあるように見えますが、金利タイプや住宅ローンの種類で分類してしまうと、比較すべき点を大きく絞り込むことができます。住宅ローンについて銀行を選ぶ際には本記事の内容を参考に比較検討し、自分の要望に合った住宅ローンを選ぶようにしましょう。
2020年03月07日’16年2月に日銀のマイナス金利政策が始まってから3年半。銀行は収益が悪化し厳しい状況だ。マイナス金利とは、銀行が日銀に資金を預けるとき、一部の口座には金利が付かないばかりか、手数料を取られること。預けた資金は目減りしていく。ただマイナス金利は、日銀と銀行間で行われることで、私たちの預金には適応されないといわれている。大手銀行の普通預金利率も、0.001%とごくわずかですがプラスの金利が付いている。しかし、一部の個人口座に「管理手数料」導入の動きが出てきた。これはまさに、個人向けマイナス金利といえるものだという。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。■口座の棚卸しをして、銀行口座やATMの利用もよく考えて最初の標的は「休眠口座」です。一定期間、入出金などの取引がない口座に、管理手数料の導入を検討する銀行が増えています。実はすでに、りそな銀行では導入されています。対象は入出金が2年以上ない残高1万円未満の口座で、「未利用口座管理手数料」として年1,200円を引き落とし。口座残高が減り、手数料が払えなくなると、自動的に解約されます。たとえば残高9,000円の口座から毎年1,200円が引き落とされると、7年後の残高は600円になります。8年目の手数料は払えないので解約され、預けていたお金も口座自体もなくなってしまうのです。ほかにも、振込み手数料などを引き上げる銀行もあります。たとえば、横浜銀行では、今年5月から他行あてのATM振込み手数料を、振込額が3万円未満なら270円から324円に、3万円以上だと432円から540円に引き上げました。さらに、横浜銀行は硬貨の預け入れに『硬貨整理手数料』を導入しました。硬貨500枚までは無料ですが、501~1,000枚までは432円、1,001~2,000枚までだと864円などと有料化したのです。貯金箱いっぱいの硬貨を預けると手数料がかかり、貯めたお金が目減りしてしまう。預入れ時に限ってですが、これも個人向けマイナス金利の1つといえるでしょう。今後、銀行の収益がもっと悪化すると、手数料の導入も増えるでしょう。たとえば、預け入れの少ない小口口座から管理手数料の徴収などが広がっていくと思います。私たちは今のうちに、銀行との付き合いを見直す必要があります。【1】銀行口座の棚卸し使っていない口座はないか、チェックして、不要な口座は解約しましょう。口座は少ないほうが管理は簡単です。総合口座1つか、せいぜい給与振込み口座と貯金用口座の2つがあれば十分です。【2】インターネットバンキング手数料は銀行口座→銀行ATM→インターネットバンキングの順に安くなります。「インターネットバンキングはムリ~」という方も、慣れれば簡単です。銀行の行列に並ぶことなく、自宅から24時間手続きできて安いのですから、使わない手はありません。今年10月の消費税率引き上げで、銀行手数料も一斉に上がります。口座の整理はお早めに!
2019年09月06日利便性の高さや金利が魅力のネット銀行。便利な反面、セキュリティなどに不安を感じてネット銀行を利用していない人もいるのではないでしょうか。ネット銀行を利用するかは自由ですが、メリットやデメリットを理解した上で利用していないのと、知らないから利用していないのでは大きな違いです。ネット銀行のメリット・デメリットについて確認しておきましょう。ネット銀行はどんな銀行?警察庁・平成30年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について不正引き出しの被害は補償されるネットバンキングで不正引き出し(不正払い戻し)の被害にあった場合、銀行に過失がなくても利用者に責任がなければ被害は全額(※)補償されます。※銀行に被害の通知が行われた日の30日前の日以降になされた払戻しの額に相当する金額利用者に責任が生じるのは、銀行の推奨するセキュリティ対策(ワンタイムパスワード等)を実施していない、パスワードを定期的に変更していない、第三者にID・パスワードを伝えていたようなケースです。このようなケースでは被害額の一部または全部が補償されない可能性があります。利用者がセキュリティ意識を持つことが重要万一不正引き出しなどの被害にあっても補償されます。過度に心配する必要はありませんが、パスワードを適切に管理するなど利用者として最低限のセキュリティ意識は持っておかなければなりません。いくらセキュリティ対策がしっかりしていても、利用者自身がIDやパスワードなどを雑に扱っているようでは意味がありません。【ネット銀行のデメリット③】引落口座(振替口座)に利用できないことがある最近ではネット銀行の口座も引落口座(振替口座)として利用しやすくなりましたが、引落口座に指定できないケースがまだあります。ネット銀行の口座が利用できなければ、別の口座を利用したり、クレジットカードや払込票で支払ったりしなければならず、ひとつの口座で管理できない煩わしさがあります。定期預金や投資信託、住宅ローンなども利用可能楽天銀行住宅ローンの審査は厳しいが低金利ネット銀行の住宅ローンは、従来型銀行より金利が低く設定されている傾向があります。低金利ゆえに審査も厳しくなりますが、借入額が大きく返済期間が長い住宅ローンでは、金利が少し違うだけでも返済総額は大きく変わってきます。ソニー銀行借入金額3,000万円、借入期間30年で住宅ローンを組む場合、たとえば金利が年0.6%と年0.7%、年0.1%違えば返済総額は約48万円変わります(返済期間中金利が変動しなかったと仮定した場合)。申込条件を満たしていて審査に通る可能性があるなら、多少審査が厳しくなるにしてもより低金利なローンにトライしてみるべきといえるでしょう。メリット・デメリットを理解して、ネット銀行を賢く利用しようネット銀行にはデメリットもありますが、パスワードを適切に管理する、他の銀行の口座を併用するなど、自分でできる対策によってそのほとんどは回避できます。メリット・デメリットを理解した上で、あなたにとってメリットがあるならばネット銀行を賢く利用していきましょう。
2019年08月03日本記事ではイオン銀行の投資信託人気ランキング上位のファンドを筆者が考察します。また、最後に筆者の考えるイオン銀行の投資信託の「おすすめ銘柄」をランキング形式でご紹介します。※各数字およびランキング内容は記事執筆時点の内容です。イオン銀行の人気投資信託をランキング形式で学ぶそれでは、イオン銀行の月間購入件数ランキングを見てみましょう。多数あるラインナップの中から多くの方が選んだ銘柄(評判の高い銘柄)は、このようになっていました(取材時)。イオン銀行の人気ランキング5位「ニッセイ グローバル好配当株式プラス(毎月決算型)」はどんなもの?5位の「ニッセイ グローバル好配当株式プラス(毎月決算型)」は、日本を含む世界の株式に広く投資をすることを目的としている投資信託です。また、毎月分配金も支払われます。初心者の方に大変な人気のあるタイプが毎月分配型です。イオン銀行の人気ランキング2位~4位の銘柄「日経225インデックスファンド」はどんなもの?それでは、2位~4位までを見てみましょう。2位:日経225ノーロードオープン3位:iFree日経225インデックス4位:野村 インデックスファンド・日経225『愛称:Funds-i 日経225』2位~4位までは、いずれも次の共通点があります。市場平均と連動することを目指すインデックス型投資信託対象は国内株式で日経平均株価に連動することを目指す買う時と売るときにかかる手数料がゼロ合理的な投資対象は手数料が0.3%以下のインデックス型投資信託2位~4位までが株式主体のインデックス型投資信託であることには、筆者としては大変共感できます。なぜなら、資産運用を考えた場合には、合理的な投資対象は以下のような点が欠かせないからです。手数料が0.3%より低い(より低い方がよい)株式が主体であること市場平均と連動することを目指すインデックス型投資信託であること上記の理由をとてもコンパクトに解説します。手数料は運用成績を押し下げるだけなので手数料は引く方が良い。債券はローリターンなので、同じお金で投資をした場合の期待収益額が株式と比べて低い。市場平均は世界中の機関投資家(専門家)の平均なので、長期的に見るほどに市場平均を超え続けることが難しい、という理由です。イオン銀行の人気ランキング1位の銘柄「SBI 日本株4.3ブル」はどんなもの?取材時の人気ランキング一位の銘柄は「SBI 日本株4.3ブル」という投資信託です。これはどのようなものなのでしょうか。イオン銀行のサイト説明によると、国内株式市場のおおむね4.3倍になる投資成果を目指すもの、という内容が記載されています。ブルは牛のことこの名称「SBI 日本株4.3ブル」 の「ブル」とは何でしょうか?このブルとは牛のことです。牛というのは相手を攻撃するときに、角を下から刺し、上に放り上げるそうです(見たことはありませんが)。その動き(下から上)を指して金融の世界では、ブルと名がつく投資信託は「対象の数倍の値動きをすることを目指す投資信託」を指すことが一般的です(てこの意のレバレッジともいう)。ちなみに、何倍動くかも種類によって異なります。この「SBI 日本株4.3ブル」は日本株式市場の4.3倍の値動きをすることを目指しています。イオン銀行で「SBI 日本株4.3ブル」投資信託を買うと、結果はどうなる?このブル型の投資信託は前述のように、対象の株式市場などが上昇すると数倍の値動きをします。大変に乱暴に言うと、株式市場が上がる前に仕込んでおいて、高くなった時に売却すると通常よりも大きな利益が得られる、というものです。イオン銀行の「SBI 日本株4.3ブル」投資信託購入時の手数料はいくら?ちなみにこの投資信託は、以下のような費用がかかります。持っている間にかかる手数料(年率)0.95%購入時手数料(買うときのみかかる)2.16%[adsense_middle]イオン銀行の投資信託人気ランキングの筆者の評価とデメリット以上5本の人気ランキングのラインナップをざっくりと見て参りました。ただ、どのようなランキングであっても、基本的に「ほとんどあてにならない」という風に考えておくことが重要かと思います。何しろ投資信託を含め、どのような金融商品であっても、過去の値動きは未来を予測するのに役に立たないからです。また、上位に来ているものが必ずしも投資家にとって有利なものとは限りません。イオン銀行の人気投資信託ランキング5位の評価とデメリットはどのようなものか?それでは5位の「ニッセイ グローバル好配当株式プラス(毎月決算型)」から見ていきましょう。結論から申しますと、筆者はこの「毎月分配型」という種類の投資信託は中身がどのようであれ、個人の資産形成に不向きであると考えています。なぜでしょうか。それは、分配金と呼ばれるお金を「毎月受け取れてしまう」ことに原因があります。分配金は利益のこともありますが、運用がうまく行かない時は自分の投資したお金が戻ってくる仕組みです。そのため、長期的に見ると資産形成がうまく行きません。毎月分配型の投資信託は無駄が多く、積立に向かないし、信託報酬も高いわかりやすく言うと、無駄が多いのです。合理的な資産形成とは時間経過とともに利益が利益を生み、雪だるま式に大きくなっていくことを目指します。しかし、分配金を毎月受取れてしまうということは、せっかくのお金を大きくするチャンスを失うことになります。雪だるまが次第に小さくなってしまうのです。イオン銀行の人気投資信託ランキング2位~4位の評価とデメリットはどのようなものか?ランキング2位~4位までは、インデックス型の投資信託なので、個人的には合理的だと思います。2位:日経225ノーロードオープン3位:iFree日経225インデックス4位:野村 インデックスファンド・日経225『愛称:Funds-i 日経225』突然ですが問題です。上記3つの投資信託は「連動を目指す指標が同じ・いずれもインデックス型投資信託」という共通点がありますが、3つのうちどれが理論上合理的でしょうか?信託報酬は同じ対象で同じインデックス型投資信託なら低い方がマシだと考えられる筆者の考える正解は3位の「iFree日経225インデックス」です。なぜでしょうか。それは、3つの中で唯一、持っている間にかかる費用が0.1%台だからです。他の2つは0.4%台、0.8%台とともに高い数値です。同じ日経平均株価に連動することを目指すインデックス型投資信託なら、表面的な運用成果は同じになると考えられます。そして、実質的な運用成果はコストがかかる分だけ下がります。つまり、仮に平均リターン(年率)が3%なら、次のようになります。コストが0.1%→3ー0.1=2.9%(コストが低いと実質的な成績がマシになる)コストが0.8%→3ー0.8=2.2%(コストが高いと実質的な成績が悪くなる)極端に言うと、まったく同じ内容でも名前とコストが違うだけで運用成果に差が出てしまいます。同じ投資対象とインデックス型投資信託であるならば、名前やランキングで選ばずにコストで選ぶことが合理的だと考えます。自国バイアスがかかっているのでは?また、2位~4位までに国内株式のインデックス型投資信託が固まっているのも少し偏りがある気がします。国内株式が悪いわけではありませんが、同じ値動きをするものばかりを選んでも分散効果はそれ以上生まれません。どこの国でも自国の株式や債券を多く保有したがる、という考え方の偏り(自国バイアス)があることが知られていますが、これには注意が必要です。分散投資の効果(リスクを低減させる)をより有効に発揮させるためには、日本株式のみならず、先進国株式も保有することが重要だと考えます。[adsense_middle]イオン銀行の人気投資信託ランキング1位の評価とデメリットはどのようなものか?1位の「SBI 日本株4.3ブル」について見てみましょう。これは「投資」には向きません。「投機」向きの商品です。※投機が悪いわけではありません。投資とは違うという性質の解説です。投機がしたい方にはうってつけの金融商品と言えるでしょう。この商品には以下のようなデメリットがあります。長期保有していると意図しない値動きになる当然だが、対象の価格が下がるとそれに応じて大きく値下がりする手数料が高い(持っている間にかかる手数料(年率)0.95%購入時手数料2.16%)ブル型は短期決戦・投機的に使う?ブル型は対象の値動きを増幅したような値動きをします。そのため、対象が大きく値下がりすれば、大きく含み損を抱えます。つまり、リスク(値動きの幅)が大きいのです。「でも、長期間保有していれば、いつか大儲けできるでしょう」という意見もあるかと思います。その可能性はあります。しかし、このブル型は中身が複雑な金融商品ですので、長期保有していると値動きが予期しない動きをすることがあります。そのため短期的・投機的な運用方法になることが予想されます。しかし、短期的・投機的な運用は結果がランダム・ウォーカー(でたらめ)になります。このような理由から、投資ではなく投機であり、それは老後のための資産形成・運用には向いていないと筆者は考えます。筆者の考える、イオン銀行のおすすめ投資信託ランキングここでのおすすめとは、筆者が合理的だと考えるものです。個別銘柄を推奨する意図はありません。特に儲かるわけでもありませんし、損をしないわけでもありません。運用成果は市場次第です。イオン銀行の投資信託で世界の株式に広く分散投資イオン銀行の投資信託ラインナップから筆者が選んだ銘柄は以下の5つです。いずれも次のような特徴があります。投資対象は株式インデックス型投資信託持っている間にかかる手数料が比較的低い(5位が高いのが残念)買う時と売るときにかかるお金はゼロ分配金は「ない」ブル型では「ない」つみたてニーサでも買えるイオン銀行の投資信託の積立投資のやり方【結果を良くする方法】上記のような投資信託を保有し、65歳や70歳などのお金が必要になる時期まで積立投資に徹するのが良いと筆者は考えます。もちろんまとまった資金で行っても構いませんが、認知的なエラー(高いと買いたくなり、安いと売りたくなる)が起こりやすいので、何も考えなくてもよい積立投資に徹するのが良いやり方だと思います。また、つみたてニーサという税制優遇口座を利用するのも重要です。運用結果を向上させようという意思があるのなら、「何もしない」で数十年間積立投資に徹するのが良いでしょう。そうするだけで認知的なエラーを防ぎ、誰でも市場平均に近い運用成果を得られると考えられるからです。イオン銀行のおすすめ投資信託ランキングに関するまとめランキングは過信しないブル型は長期投資にはいらない「いいな」と思うものにはたいてい大きなデメリットがある本記事ではイオン銀行のおすすめ投資信託について考察してみました。本文内でも触れましたが、ランキングを過信するのは危険です。「売れ筋ランキング」もそうですが、他に「トータルリターンランキング」「利回りランキング」「〇〇賞受賞ファンド一覧」などにも注意が必要です。それらから探しても合理的な運用商品に出会うのは難しくなります。かえって「魅力的すぎる」投資信託に惑わされやすいでしょう。本記事が皆様の合理的な資産運用の一助になれば幸いです。
2019年07月10日銀行カードローンの中でも利用者を大きく伸ばしている楽天銀行カードローン。その審査基準はどのようなものなのか。審査に落ちないためにのコツとともに解説します。楽天銀行カードローンの特徴楽天銀行楽天銀行カードローンを利用するまでの流れ楽天銀行カードローンをはじめて利用する際の流れは以下の通りです。楽天銀行スコアリング審査による仮審査本審査に入る前に、申込者から提供された情報をもとに属性を点数化してスコアリング審査が行われます。この段階で基準に満たなければ審査に落ちてしまいます。スコアリング審査では年齢や職業、収入、勤続年数、家族構成、住居、他社の借入状況などから返済能力を定量的に評価します。勤務先の会社へ在籍確認の電話がある審査段階では利用者本人への契約内容の確認のほか、勤務先への在籍確認が電話で行われます。勤務先へは非通知設定・担当者の個人名(社名を尋ねられた場合は、楽天銀行名)での連絡となり、カードローンの利用がバレないよう配慮されます。専業主婦の人が申し込む際の在籍確認はありません。審査期間は最短翌日〜数日。それ以上時間がかかることも銀行カードローンでは2018年1月以降即日融資ができなくなっています。これは暴力団などの反社会勢力との取引排除を徹底するため、銀行が融資を行う際に借り手の情報を警察庁に照会する仕組みが導入されたことによります。この照会への回答が翌日以降となるため、融資実行は最短で申込翌日以降となります。申込は24時間可能ですが、審査・回答は平日のみ行われ、審査時間外の申込は翌営業日以降に回されます。また、勤務先への在籍確認や証明書類の到着(郵送の場合)までは審査が終わらず、融資が実行されるまでに時間がかかります。審査に通過すると電話で、審査に落ちるとメールで審査結果の連絡がきます。[adsense_middle]審査に落ちないためのコツ信用情報に異動情報が記録されているとカードローンの審査にはまず通りません(いわゆる「ブラック」状態)。異動情報は3ヶ月以上の支払遅延や債務整理など金融事故を起こすと記録され、5年間は記録が残ります。記録が消えるまで自分ではどうしようもありません。ただそのような状態でなければ審査に落ちにくくするため自分で気をつけられるコツもあります。一度に複数の借入を申し込まない利用限度額をなるべく低くして申し込む利用していない融資枠は解約しておく他社の借入(件数・金額)をなるべく減らしておく状況(利用目的など)を正確に伝える(嘘はつかない)返済実績・利用実績を作る【審査に落ちないためのコツ①】一度に複数の借入を申し込まない1ヶ月に3件以上のカードローン申し込みがあると「申し込みブラック」という状態となり、審査に通りにくくなります。審査に通るか不安な気持ちは分かりますが、一度に複数の借入を申し込まないようにしましょう。カードローンの申込履歴は信用情報に6ヶ月間記録されます。楽天銀行カードローンでは、過去6ヶ月以内に楽天銀行カードローンの審査に落ちている場合には申し込みを受付けていません。【審査に落ちないためのコツ②】利用限度額をなるべく低くして申し込む希望する限度額が高いほど審査は厳しくなります。必要以上に高い希望出さず、なるべく低い希望額で申し込むのがコツです。【審査に落ちないためのコツ③】利用していない融資枠は解約しておく利用していない融資枠(カードローンの利用枠やクレジットカードのキャッシング枠)を解約(減額)することで審査に通りやすくなります。融資枠は使っていなくてもいつでも借入ができる状態にあれば、それだけ新規の融資枠を圧迫します。解約(減額)してしまうと、審査に落ちたときにどこからも借りれなくなる問題も生じます。あらかじめ解約するのではなく、審査に通れば解約予定である旨を審査の際に担当者へ伝え、相談してみるのもよいでしょう。【審査に落ちないためのコツ④】他社の借入(件数・金額)をなるべく減らしておく他社の借入件数、借入金額を減らせるなら減らしておくほうが審査に落ちにくくなります。【審査に落ちないためのコツ⑤】状況(利用目的など)を正確に伝える(嘘はつかない)審査の際、利用目的などを詳細に伝えることで事情が考慮され、審査に有利に働く可能性があります。例えば急な医療費が必要で借入を希望している場合、緊急性が考慮され審査に通りやすくなる可能性があります(緊急の医療費の貸付は総量規制が適用されない例外の一つともなっています)。ただし、審査に有利となるよう虚偽の利用目的を申告したりするのは絶対にいけません。審査の段階でほとんどの嘘はバレます。嘘がバレてカードローン会社からの信用を失えば、審査に通るのは難しくなるでしょう。利用目的(ギャンブルなど)によっては不利になるケースもあります。【審査に落ちないためのコツ⑥】返済実績・利用実績を作る審査では収入の属性(収入、職業、勤続年数など)があまりよくない場合でも、他社を含めこれまでの返済実績が審査に有利に働く可能性があります。楽天銀行カードローンの保証会社の1社は「楽天カード株式会社」。楽天カードの履歴を自社で保有しており、これまで問題なく支払いが行われている実績があればプラスに評価される可能性があります。一方支払いの遅延などがあるとマイナス評価となる可能性が高いと言えます。楽天銀行カードローンの審査基準に関するまとめ楽天銀行カードローンの審査基準について正確にはわかりません。しかし、専業主婦や学生の申込を受け入れていたり、楽天会員の審査優遇など融資に積極的な姿勢が伺えます。消費者金融に比べ低金利であり、カードローンを利用する際には候補としておきたいカードローンと言えるでしょう。
2019年06月27日